JPH09206194A - 吸着保持装置 - Google Patents
吸着保持装置Info
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- JPH09206194A JPH09206194A JP4078696A JP4078696A JPH09206194A JP H09206194 A JPH09206194 A JP H09206194A JP 4078696 A JP4078696 A JP 4078696A JP 4078696 A JP4078696 A JP 4078696A JP H09206194 A JPH09206194 A JP H09206194A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 垂直な磁性体面に磁着した吸着保持装置に、
あらゆる方向からかなりの荷重がかかっても剥離するこ
とのない優れた吸着力を発揮する吸着保持装置を提供す
る。 【解決手段】 可撓性を有する所謂マグネットシートと
称される磁石シート体2の下方部分に、軟質塩化ビニル
等の合成樹脂材からなる状差し状の収納体3を溶着、接
着等の固着手段により取付ける。磁石シート体2に取付
けられた収納体3の上端部3aと、磁石シート体2の外
周縁2aとの間に全周的に余域部4を形成し、収納体3
の上端部3aに対応する磁石シート体2部分が吸盤作用
を発揮し得るようにする。
あらゆる方向からかなりの荷重がかかっても剥離するこ
とのない優れた吸着力を発揮する吸着保持装置を提供す
る。 【解決手段】 可撓性を有する所謂マグネットシートと
称される磁石シート体2の下方部分に、軟質塩化ビニル
等の合成樹脂材からなる状差し状の収納体3を溶着、接
着等の固着手段により取付ける。磁石シート体2に取付
けられた収納体3の上端部3aと、磁石シート体2の外
周縁2aとの間に全周的に余域部4を形成し、収納体3
の上端部3aに対応する磁石シート体2部分が吸盤作用
を発揮し得るようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直なスチール等
の磁性体面に状差し、ゴミ箱等の各種収納体、あるいは
フック等の吊り下げ部材を取付けてなる磁石シートを着
脱自在に磁着させて使用する吸着保持装置に係り、特に
前記各種収納体あるいはフック等の吊り下げ部材にあら
ゆる方向からかなりの荷重がかかっても剥離することの
ない優れた吸着力を発揮する吸着保持装置に関する。
の磁性体面に状差し、ゴミ箱等の各種収納体、あるいは
フック等の吊り下げ部材を取付けてなる磁石シートを着
脱自在に磁着させて使用する吸着保持装置に係り、特に
前記各種収納体あるいはフック等の吊り下げ部材にあら
ゆる方向からかなりの荷重がかかっても剥離することの
ない優れた吸着力を発揮する吸着保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性粉を混入した合成樹脂シートに対し
N極とS極とを細かな帯状に交互に着磁した、所謂異方
性磁石からなる可撓性を有するマグネットシートは、好
適な磁着力を有し扱い易いことから各種用途に使用され
ている。そのひとつとして、図6に示す如く、マグネッ
トシートからなる磁石シート体11に軟質塩化ビニルか
らなる上部開口で有底の収納体12を取付けてなる状差
し13が存在する。
N極とS極とを細かな帯状に交互に着磁した、所謂異方
性磁石からなる可撓性を有するマグネットシートは、好
適な磁着力を有し扱い易いことから各種用途に使用され
ている。そのひとつとして、図6に示す如く、マグネッ
トシートからなる磁石シート体11に軟質塩化ビニルか
らなる上部開口で有底の収納体12を取付けてなる状差
し13が存在する。
【0003】この状差し13は、スチール等の磁性体面
であればどこでも容易に着脱自在に取り付けることがで
きるとともに、釘、接着剤、粘着テープ等の止着部材を
用いないことから、被着面を損傷しないという有用なも
のである。
であればどこでも容易に着脱自在に取り付けることがで
きるとともに、釘、接着剤、粘着テープ等の止着部材を
用いないことから、被着面を損傷しないという有用なも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した磁石シ
ート体を用いた状差し13にあっては、図7に示す如
く、多くの書状14を入れた場合に、書状14が自重に
より前傾して収納体12上部を前方に押し出し、これに
より収納体12上部に対応する磁石シート体11の略中
央部分11aが磁性体面から持ち上がって剥離する虞れ
があった。
ート体を用いた状差し13にあっては、図7に示す如
く、多くの書状14を入れた場合に、書状14が自重に
より前傾して収納体12上部を前方に押し出し、これに
より収納体12上部に対応する磁石シート体11の略中
央部分11aが磁性体面から持ち上がって剥離する虞れ
があった。
【0005】そこで、本発明の吸着保持装置にあって
は、収納体にかなりの荷重がかかっても磁性体面から剥
離することのない優れた吸着力を発揮する吸着保持装置
を提供することを目的とする。
は、収納体にかなりの荷重がかかっても磁性体面から剥
離することのない優れた吸着力を発揮する吸着保持装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明の吸着保持装置は、可撓性を有する磁石シー
ト体に状差し、ゴミ箱等の各種収納体あるいはフック等
の吊り下げ部材等を取付けてなる吸着保持装置におい
て、磁石シート体に取付けられてなる前記収納体あるい
は吊り下げ部材等の取付物の取付部上端部と磁石シート
体の外周縁との間に余域部を形成したことを特徴とする
ものである。
く、本発明の吸着保持装置は、可撓性を有する磁石シー
ト体に状差し、ゴミ箱等の各種収納体あるいはフック等
の吊り下げ部材等を取付けてなる吸着保持装置におい
て、磁石シート体に取付けられてなる前記収納体あるい
は吊り下げ部材等の取付物の取付部上端部と磁石シート
体の外周縁との間に余域部を形成したことを特徴とする
ものである。
【0007】また、磁石シート体における各種収納体あ
るいは吊り下げ部材から成る取付物の取付け位置の水平
方向の幅径は前記取付物の水平方向の幅径よりも大径と
してもよい。
るいは吊り下げ部材から成る取付物の取付け位置の水平
方向の幅径は前記取付物の水平方向の幅径よりも大径と
してもよい。
【0008】また、収納体あるいは吊り下げ部材等の取
付物の取付部下端部を磁石シート体の外周縁と同一位置
若しくは近傍に位置させてもよい。
付物の取付部下端部を磁石シート体の外周縁と同一位置
若しくは近傍に位置させてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の吸着保持
装置の第1の実施例についての3つの形態を示し、本実
施例にあっては、吸着保持装置として磁石シート体を用
いた状差しについて説明する。この状差し1は、N極と
S極が細かな帯状に交互に着磁されてなる可撓性を有す
る所謂マグネットシートと称される磁石シート体2の下
方部分に、軟質塩化ビニル等の合成樹脂材からなる例え
ば状差しの如く上部開口で有底の収納体3を溶着、接着
等の固着手段により取付けて構成されている。
装置の第1の実施例についての3つの形態を示し、本実
施例にあっては、吸着保持装置として磁石シート体を用
いた状差しについて説明する。この状差し1は、N極と
S極が細かな帯状に交互に着磁されてなる可撓性を有す
る所謂マグネットシートと称される磁石シート体2の下
方部分に、軟質塩化ビニル等の合成樹脂材からなる例え
ば状差しの如く上部開口で有底の収納体3を溶着、接着
等の固着手段により取付けて構成されている。
【0010】そして、磁石シート体2に取付けられる収
納体3の上端部3aと、磁石シート体2の外周縁2a、
特に磁石シート体2の側端縁との間に余域部4を形成す
る。すなわち、収納体3の水平方向の幅径よりも、この
収納体3の上端部3aが取付けられる磁石シート体2に
おける水平方向の幅径を大径とする。本実施例にあって
は、磁石シート体2の水平方向の幅径を、収納体3の幅
径よりも左右それぞれ10〜20mm程度幅広とする。
また、収納体3の上端部3aに対応する磁石シート体2
部分に後述する吸盤作用を発揮させるためには、収納体
3の上端部3aの周囲に一定程度の幅(例えば、10〜
20mm)で磁石シート体2が存在する必要があること
から、収納体3の上端部3aの水平方向以外の上下方向
についても、従来の状差しと同様に余域部4が形成され
ているものである。
納体3の上端部3aと、磁石シート体2の外周縁2a、
特に磁石シート体2の側端縁との間に余域部4を形成す
る。すなわち、収納体3の水平方向の幅径よりも、この
収納体3の上端部3aが取付けられる磁石シート体2に
おける水平方向の幅径を大径とする。本実施例にあって
は、磁石シート体2の水平方向の幅径を、収納体3の幅
径よりも左右それぞれ10〜20mm程度幅広とする。
また、収納体3の上端部3aに対応する磁石シート体2
部分に後述する吸盤作用を発揮させるためには、収納体
3の上端部3aの周囲に一定程度の幅(例えば、10〜
20mm)で磁石シート体2が存在する必要があること
から、収納体3の上端部3aの水平方向以外の上下方向
についても、従来の状差しと同様に余域部4が形成され
ているものである。
【0011】図1は、磁石シート体2が矩形のもので、
図2は磁石シート体2の上方部分が半円形状で、図3は
上半分が長円で下半分が収納体3と略同一幅径の長方形
としたものであり、このように磁石シート体2の形状が
各種変化しても、いずれも収納体3の上端部3aと磁石
シート体2の側端縁との間に余域部4が形成されている
点が特徴となっている。
図2は磁石シート体2の上方部分が半円形状で、図3は
上半分が長円で下半分が収納体3と略同一幅径の長方形
としたものであり、このように磁石シート体2の形状が
各種変化しても、いずれも収納体3の上端部3aと磁石
シート体2の側端縁との間に余域部4が形成されている
点が特徴となっている。
【0012】このような構成からなる本発明の状差し1
を垂直な磁性体面に磁着させて書状等を収納すると、そ
の荷重は収納体3の底面とともに多くの場合書状等が前
傾することにより上端部3aにも印加される。これによ
り、収納体3の上端部3aが磁性体面から持ち上がって
剥離する方向に付勢されるのであるが、このとき収納体
3の上端部3aの周囲には吸盤作用に不可欠な磁性体面
に吸着している磁石シート体2が全周的に存在している
ことから、牽引付勢される磁石シート体2部分と磁性体
面との間に真空に近い低圧空間が生じ、これにより磁石
シート体2自体が吸盤作用を発揮して磁性体面に強固に
磁着保持するものである。
を垂直な磁性体面に磁着させて書状等を収納すると、そ
の荷重は収納体3の底面とともに多くの場合書状等が前
傾することにより上端部3aにも印加される。これによ
り、収納体3の上端部3aが磁性体面から持ち上がって
剥離する方向に付勢されるのであるが、このとき収納体
3の上端部3aの周囲には吸盤作用に不可欠な磁性体面
に吸着している磁石シート体2が全周的に存在している
ことから、牽引付勢される磁石シート体2部分と磁性体
面との間に真空に近い低圧空間が生じ、これにより磁石
シート体2自体が吸盤作用を発揮して磁性体面に強固に
磁着保持するものである。
【0013】また、一旦磁性体面に吸着させた本発明の
状差し1を、移動させる等の目的で磁性体面から剥離す
るには、磁性体面に吸着した磁石シート体を端縁から捲
り上げるのであるが、磁着した薄い磁石シート体を剥離
することは困難を極め、また無理に爪で磁石シート体の
端縁を摘もうとすると、軟質の磁石シート体を損傷する
虞れがあった。しかし、本実施例にあっては収納体3の
下端3bを磁石シート体2の下端に位置させて取付けて
いるので、磁性体面に吸着した状差し1における収納体
3の下端3bを磁石シート体2の磁着力以上の力で牽引
付勢すると、収納体3と一緒に牽引される磁石シート体
2の下端は低圧域を確保できず吸盤作用を発揮すること
ができないので、状差し1は磁性体面から剥離されるも
のである。このような収納体3の基端部下端3bを手前
に牽引付勢するという操作は、状差しを剥離させるとい
う意識をもって行うとき以外には、状差しに書状等を出
し入れする際に通常行わないことから、本発明の状差し
はかなりの荷重がかかっても剥離し難く、且つ剥離した
いときには容易に剥離させることができるという特徴を
備えるものである。
状差し1を、移動させる等の目的で磁性体面から剥離す
るには、磁性体面に吸着した磁石シート体を端縁から捲
り上げるのであるが、磁着した薄い磁石シート体を剥離
することは困難を極め、また無理に爪で磁石シート体の
端縁を摘もうとすると、軟質の磁石シート体を損傷する
虞れがあった。しかし、本実施例にあっては収納体3の
下端3bを磁石シート体2の下端に位置させて取付けて
いるので、磁性体面に吸着した状差し1における収納体
3の下端3bを磁石シート体2の磁着力以上の力で牽引
付勢すると、収納体3と一緒に牽引される磁石シート体
2の下端は低圧域を確保できず吸盤作用を発揮すること
ができないので、状差し1は磁性体面から剥離されるも
のである。このような収納体3の基端部下端3bを手前
に牽引付勢するという操作は、状差しを剥離させるとい
う意識をもって行うとき以外には、状差しに書状等を出
し入れする際に通常行わないことから、本発明の状差し
はかなりの荷重がかかっても剥離し難く、且つ剥離した
いときには容易に剥離させることができるという特徴を
備えるものである。
【0014】図4は、上述した状差しの他の態様を示
し、この状差し1にあっては、磁石シート体2の幅径を
収納体3の幅径と略同一とするものの、収納体3の左右
内方にはある程度の剛性を有する合成樹脂板製の背板5
をそれぞれ取付け、その上でこの背板5を磁石シート体
2に接着等により取り付けている。そして、背板5と磁
石シート体2との接着領域となる取付部6は、磁石シー
ト体2の左右方向の外周縁から10〜20mm離間した
内側部分のみとする。このような構成とすることで、背
板5と磁石シート体2との取付部6上端部と磁石シート
体2の外周縁2aとの間に余域部4が形成され、上述し
た態様の状差し1と同様に確実強固な吸盤作用を発揮す
ることとなる。
し、この状差し1にあっては、磁石シート体2の幅径を
収納体3の幅径と略同一とするものの、収納体3の左右
内方にはある程度の剛性を有する合成樹脂板製の背板5
をそれぞれ取付け、その上でこの背板5を磁石シート体
2に接着等により取り付けている。そして、背板5と磁
石シート体2との接着領域となる取付部6は、磁石シー
ト体2の左右方向の外周縁から10〜20mm離間した
内側部分のみとする。このような構成とすることで、背
板5と磁石シート体2との取付部6上端部と磁石シート
体2の外周縁2aとの間に余域部4が形成され、上述し
た態様の状差し1と同様に確実強固な吸盤作用を発揮す
ることとなる。
【0015】図5は、本発明の吸着保持装置の第2の実
施例を示し、図5(A)は円形状の磁石シート体8の一
方面に金属製の鉤部材9を接着等により取付け、図5
(B)は角丸の方形状の磁石シート体8の一方面に鉤部
材9を接着等により取付けて構成されたフック体7を示
している。磁石シート体8は、第1の実施例と同様に可
撓性を有するマグネットシートからなるものである。そ
して、このフック体7にあっては、鉤部材9の基端部上
端9aと磁石シート体8の外周縁8aとの間に余域部4
を形成している。
施例を示し、図5(A)は円形状の磁石シート体8の一
方面に金属製の鉤部材9を接着等により取付け、図5
(B)は角丸の方形状の磁石シート体8の一方面に鉤部
材9を接着等により取付けて構成されたフック体7を示
している。磁石シート体8は、第1の実施例と同様に可
撓性を有するマグネットシートからなるものである。そ
して、このフック体7にあっては、鉤部材9の基端部上
端9aと磁石シート体8の外周縁8aとの間に余域部4
を形成している。
【0016】このような構成からなる本発明のフック体
7の磁石シート体8を垂直な磁性体面に磁着し、鉤部材
9に荷重を掛けると、荷重は鉤部材9のU字部の最下端
から下方向に加わる。そして、鉤部材9のU字部の最下
端が磁性体面から離間していることから、鉤部材9の基
端部上端9aに加わる力をベクトル化すると、ここには
下方向の力とともに、磁性体面から持ち上がって離間す
る方向の力が加わる。これにより、鉤部材9の基端部上
端9aが取付けられる磁石シート体8の略中央部分が磁
性体面から持ち上がって離間する方向に付勢されるが、
このとき鉤部材9の基端部上端9aの周囲には磁性体面
に吸着している磁石シート体8が全周的に存在している
ことから、牽引付勢される磁石シート体8部分と磁性体
面との間に真空に近い低圧空間が生じ、これにより磁石
シート体8自体が吸盤作用を発揮して磁性体面に強固に
磁着保持するものである。
7の磁石シート体8を垂直な磁性体面に磁着し、鉤部材
9に荷重を掛けると、荷重は鉤部材9のU字部の最下端
から下方向に加わる。そして、鉤部材9のU字部の最下
端が磁性体面から離間していることから、鉤部材9の基
端部上端9aに加わる力をベクトル化すると、ここには
下方向の力とともに、磁性体面から持ち上がって離間す
る方向の力が加わる。これにより、鉤部材9の基端部上
端9aが取付けられる磁石シート体8の略中央部分が磁
性体面から持ち上がって離間する方向に付勢されるが、
このとき鉤部材9の基端部上端9aの周囲には磁性体面
に吸着している磁石シート体8が全周的に存在している
ことから、牽引付勢される磁石シート体8部分と磁性体
面との間に真空に近い低圧空間が生じ、これにより磁石
シート体8自体が吸盤作用を発揮して磁性体面に強固に
磁着保持するものである。
【0017】また、前述した第1の実施例の状差しと同
様に、一旦磁性体面に吸着させた本発明のフック体7
を、移動させる等の目的で磁性体面から剥離し易くする
ために、本実施例にあっては鉤部材9の基端部下端9b
が磁石シート体8の下端の近傍に取付けられているの
で、磁性体面に吸着したフック体7における鉤部材9の
基端部下端9bを手前に牽引付勢すると、鉤部材9と一
緒に牽引される磁石シート体8の下端はあまり吸盤作用
を発揮することができないので、フック体7は磁性体面
から容易に剥離されるものである。このような鉤部材9
の基端部下端9bを手前に牽引付勢するという操作は、
フック体を剥離させるという意識をもって行うとき以外
には、鉤部材9に対して吊り下げ物を係脱する際には通
常行わないことから、本発明のフック体はかなりの荷重
がかかっても剥離し難く、且つ剥離したいときには容易
に剥離させることができるという特徴を備えるものであ
る。
様に、一旦磁性体面に吸着させた本発明のフック体7
を、移動させる等の目的で磁性体面から剥離し易くする
ために、本実施例にあっては鉤部材9の基端部下端9b
が磁石シート体8の下端の近傍に取付けられているの
で、磁性体面に吸着したフック体7における鉤部材9の
基端部下端9bを手前に牽引付勢すると、鉤部材9と一
緒に牽引される磁石シート体8の下端はあまり吸盤作用
を発揮することができないので、フック体7は磁性体面
から容易に剥離されるものである。このような鉤部材9
の基端部下端9bを手前に牽引付勢するという操作は、
フック体を剥離させるという意識をもって行うとき以外
には、鉤部材9に対して吊り下げ物を係脱する際には通
常行わないことから、本発明のフック体はかなりの荷重
がかかっても剥離し難く、且つ剥離したいときには容易
に剥離させることができるという特徴を備えるものであ
る。
【0018】尚、前述した第1の実施例にあっては、本
発明の吸着保持装置として状差しについて説明したが、
これを筆入れとしたり、収納体を大きくしてダストボッ
クスとすることもできるものであり、すなわち特定の用
途に限定されるものではない。
発明の吸着保持装置として状差しについて説明したが、
これを筆入れとしたり、収納体を大きくしてダストボッ
クスとすることもできるものであり、すなわち特定の用
途に限定されるものではない。
【0019】また、第2の実施例にあっては、磁石シー
ト体8に対し磁石シート体8より小径な鉤部材9の基端
部の全面を固着した場合について説明したが、鉤部材9
の基端部を磁石シート体8と略同一形状とすることも考
えられる。ただしこの場合には、磁石シート体8に対し
て鉤部材9の基端部の全面を取付部分とするのではな
く、鉤部材9の基端部の略中央部分、若しくは中央下方
寄りに磁石シート体8よりも小径な取付部分を形成(接
着等による)し、この取付部分上端と磁石シート体の外
周縁との間に全周的に余域部を形成する必要がある。
ト体8に対し磁石シート体8より小径な鉤部材9の基端
部の全面を固着した場合について説明したが、鉤部材9
の基端部を磁石シート体8と略同一形状とすることも考
えられる。ただしこの場合には、磁石シート体8に対し
て鉤部材9の基端部の全面を取付部分とするのではな
く、鉤部材9の基端部の略中央部分、若しくは中央下方
寄りに磁石シート体8よりも小径な取付部分を形成(接
着等による)し、この取付部分上端と磁石シート体の外
周縁との間に全周的に余域部を形成する必要がある。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の吸着保持装
置によれば、可撓性を有する磁石シート体に状差し、ゴ
ミ箱等の各種収納体あるいはフック等の吊り下げ部材等
を取付けてなる吸着保持装置において、磁石シート体に
取付けられてなる前記収納体あるいは吊り下げ部材等の
取付物の取付部上端部と磁石シート体の外周縁との間に
余域部を形成したことで、磁石シート体に取付けられる
収納体あるいは吊り下げ部材等の取付物の取付部上端部
が磁性体面から持ち上がって剥離する方向に付勢された
場合、取付部上端部の周囲には吸盤作用を発揮させるの
に不可欠な磁性体面に吸着している磁石シート体が全周
的に存在することから、牽引付勢される磁石シート体部
分と磁性体面との間に真空に近い低圧空間が生じて、磁
石シート体自体が吸盤作用を発揮して磁性体面に強固に
磁着保持するものである。これにより、本発明の吸着保
持装置は、確実強固で好適な収納物掛止効果あるいは吊
り下げ物掛止効果を発揮することができる。
置によれば、可撓性を有する磁石シート体に状差し、ゴ
ミ箱等の各種収納体あるいはフック等の吊り下げ部材等
を取付けてなる吸着保持装置において、磁石シート体に
取付けられてなる前記収納体あるいは吊り下げ部材等の
取付物の取付部上端部と磁石シート体の外周縁との間に
余域部を形成したことで、磁石シート体に取付けられる
収納体あるいは吊り下げ部材等の取付物の取付部上端部
が磁性体面から持ち上がって剥離する方向に付勢された
場合、取付部上端部の周囲には吸盤作用を発揮させるの
に不可欠な磁性体面に吸着している磁石シート体が全周
的に存在することから、牽引付勢される磁石シート体部
分と磁性体面との間に真空に近い低圧空間が生じて、磁
石シート体自体が吸盤作用を発揮して磁性体面に強固に
磁着保持するものである。これにより、本発明の吸着保
持装置は、確実強固で好適な収納物掛止効果あるいは吊
り下げ物掛止効果を発揮することができる。
【0021】また、収納体あるいは吊り下げ部材等の取
付物の取付部下端部を磁石シート体の外周縁と同一位置
若しくは近傍に位置させた場合には、一旦磁性体面に吸
着させた本発明の吸着保持装置を、移動させる等の目的
で磁性体面から剥離し易くする際に、磁性体面に吸着し
た吸着保持装置の取付物下端を手前に牽引付勢すると、
取付物と一緒に牽引される磁石シート体の下端は吸盤作
用を発揮することができないので、吸着保持装置を磁性
体面から容易に剥離することができる。
付物の取付部下端部を磁石シート体の外周縁と同一位置
若しくは近傍に位置させた場合には、一旦磁性体面に吸
着させた本発明の吸着保持装置を、移動させる等の目的
で磁性体面から剥離し易くする際に、磁性体面に吸着し
た吸着保持装置の取付物下端を手前に牽引付勢すると、
取付物と一緒に牽引される磁石シート体の下端は吸盤作
用を発揮することができないので、吸着保持装置を磁性
体面から容易に剥離することができる。
【図1】本発明の吸着保持装置の第1の実施例の1形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明の吸着保持装置の第1の実施例の他の形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図3】本発明の吸着保持装置の第1の実施例の更に他
の形態を示す斜視図である。
の形態を示す斜視図である。
【図4】本発明の吸着保持装置の第1の実施例の更に他
の形態を示す斜視図である。
の形態を示す斜視図である。
【図5】本発明の吸着保持装置の第2の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】従来の磁石シート体を用いた状差しを示す斜視
図である。
図である。
【図7】従来の磁石シート体を用いた状差しの使用状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
1 状差し 2 磁石シート体 2a 外周縁 3 収納体 3a 上端部 3b 下端部 4 余域部 5 背板 6 取付部 7 フック体 8 磁石シート体 8a 外周縁 9 鉤部材 9a 基端部上端 9b 基端部下端
Claims (3)
- 【請求項1】 可撓性を有する磁石シート体に状差し、
ゴミ箱等の各種収納体あるいはフック等の吊り下げ部材
等を取付けてなる吸着保持装置において、磁石シート体
に取付けられてなる前記収納体あるいは吊り下げ部材等
の取付物の取付部上端部と磁石シート体の外周縁との間
に余域部を形成したことを特徴とする吸着保持装置。 - 【請求項2】 磁石シート体における各種収納体あるい
は吊り下げ部材から成る取付物の取付け位置の水平方向
の幅径は前記取付物の水平方向の幅径よりも大径として
なることを特徴とする請求項1記載の吸着保持装置。 - 【請求項3】 収納体あるいは吊り下げ部材等の取付物
の取付部下端部を磁石シート体の外周縁と同一位置若し
くは近傍に位置させてなることを特徴とする請求項1記
載の吸着保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078696A JPH09206194A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 吸着保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4078696A JPH09206194A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 吸着保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09206194A true JPH09206194A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12590314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4078696A Pending JPH09206194A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 吸着保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09206194A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017120322A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社マグエックス | マグネット式固定具および滑止めシート |
| JP2023064503A (ja) * | 2021-10-26 | 2023-05-11 | ニチレイマグネット株式会社 | 磁性壁取付け物品および磁性壁取付けシステム |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP4078696A patent/JPH09206194A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017120322A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社マグエックス | マグネット式固定具および滑止めシート |
| JP2023064503A (ja) * | 2021-10-26 | 2023-05-11 | ニチレイマグネット株式会社 | 磁性壁取付け物品および磁性壁取付けシステム |
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