JPH09206699A - カプセル検出装置 - Google Patents

カプセル検出装置

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JPH09206699A
JPH09206699A JP8329725A JP32972596A JPH09206699A JP H09206699 A JPH09206699 A JP H09206699A JP 8329725 A JP8329725 A JP 8329725A JP 32972596 A JP32972596 A JP 32972596A JP H09206699 A JPH09206699 A JP H09206699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め決められた重量範囲から外れたカプセルを
正確に排除できるカプセル検出装置の提供。 【解決手段】 カプセル検出装置はトランスデューサ4
2を利用して、カプセル流における各カプセルの容量及
び速度を検出し、重量をチェックする。容量の測定値と
速度の測定値はそれぞれ予設定値の範囲と比較される。
この比較によってどちらかの測定値が予設定値の範囲外
であることがわかれば、カプセルはカプセル流から機械
的に偏向される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カプセルを製造
し充填するプロセスにおいてカプセルを比較的速い処理
速度で選別し、分級するのに利用されるカプセル検出装
置に関する。またこの発明は、1980年9月23日に
特許された”薬剤カプセルを分級するための高速容量装
置”という名称の米国特許第4,223,751 号に関連してお
り、この特許に記載されている装置の性能向上と改良を
行って非常に高い作動精度を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した特許に記載されている装置は、
医薬品業界で一般的に使われているタイプや寸法のカプ
セル供給源を保持するためのホッパを有している。ホッ
パ内のカプセルはターンテーブル装置まで運ばれる。タ
ーンテーブル装置はその周辺に沿って接線方向に配置さ
れたシュートを有している。カプセルは連続した流れと
してこのシュートの中に供給される。カプセルはこのシ
ュートによってエアージェット機構まで運ばれ、エアー
ジェット機構はカプセルを容量式の検出装置の中へ通
す。容量式検出装置は、カプセルが検出装置の中へ通さ
れるときに、各カプセルの容量を測定することによって
カプセルの重量の変動を検出する。予め決められた重量
の許容範囲から外れたカプセルを、機械式の偏向装置を
駆動することによって”良品”のカプセルの軌道とは異
なる軌道へ偏向させる。それぞれの軌道は収集用のリセ
プタクルへとつながっており、リセプタクルの中で”良
品”のカプセルと”不良品”のカプセルは別々に集めら
れる。この装置はかなり高速で動作するように設計され
ており、1 分当り2,500 個以上の速度でカプセルを処理
して重量を測定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置は高速の
処理速度で作動することが可能であるが、一方では特定
のカプセルあるいはカプセルのバッチによって生じるい
くつかの問題があり、装置が作動させた際のシステムエ
ラーにつながる可能性がある。重量測定を行い、それに
よって重量に基づいてカプセルを分級するときにこの装
置が利用している基本的な方法は、容量センサ方式であ
る。この方法は、カプセルの容量測定値がカプセルの質
量によって直線的に変化するという事実を利用してい
る。従って、センサの中を通されるカプセル流の容量測
定値によって、カプセルの重量に対応した一連の重量測
定値が提供される。この方法は、カプセルが同じ寸法と
形状を有していること、また均一な誘電体定数を有して
いることを仮定している。こうした仮定のもとでは、こ
の装置は非常にうまく動作する。
【0004】一般的環境の影響で、カプセルのあるバッ
チ内における誘電体的性質の不均一性が生じ、またこの
ような不均一性はカプセル材料の誘電体定数におけるバ
ラツキの結果としても生じる。環境の変化は、特に相対
湿度や水蒸気によって引き起こされる1次的な影響であ
る。材料の変動によって引き起こされる誘電体定数の変
動は、製造プロセスの初期のステージにおいて制御が可
能であり、従って比較的まれである。カプセルに対する
一般的環境の影響は、材料の分析と、カプセルの機能が
わかれば非常に理解しやすい。カプセルの外側のシェル
は固体のゼラチン材料から形成されている。ゼラチンは
体内において溶解あるいは融解すると考えられ、従って
非常に吸湿性に富んでいる。ゼラチン材料は相対湿度
(RH)がおよそ60%〜70%において吸湿し溶解し始め
るように設計されている。
【0005】本発明の譲受人はこれまでに行った研究に
おいて、重量法で重量を測定するとともに容量測定法を
用いて重量を測定したカプセルを、異なるRH平衡状態
において比較した。これらの研究の結果は、カプセルの
容量測定値は、RHが20%〜60%RHで変化するときに
は一般に直線的に変化することを示している。容量測定
によって予測される検出重量は、この範囲のRHにおい
ては約30%増大する。カプセルのRHがおよそ60%以上
に増大すると、検出される重量はかなり急激に増大す
る。これは、おそらくカプセルが溶解を始めるという事
実と同じくらいに、他の要因によっても引き起こされ
る。カプセル及び/あるいは周囲環境のRHがおよそ60
%以上のときには、前述した装置をカプセルのスクリー
ニング及び重量測定装置として使用することができない
ことをこの研究は示している。カプセル及び/あるいは
周囲環境のRHがおよそ60%以下であるときには、簡単
な校正手続きを用いることによって、容量に基づいた測
定を実際の重量法による測定に対応するように修正する
ことができる。カプセルは一般に大気中で保存されるこ
とから、作動させているときの装置近傍における大気の
RHを測定することによって簡単にこうした修正を行う
ことができる。一般的な運転においては、装置を使用し
ているときに大体1日に1回校正手続きを行えばこの問
題を適切に処理することができる。
【0006】誘電体定数のバラツキの影響は単一のバッ
チの一部としてカプセルを製造するときには滅多に問題
とはならない。変動がもっとも頻繁に生じるのは、異な
るバッチで製造されたカプセルを比較した場合である。
一つのカプセルバッチの中に、誘電体定数が異なるよう
ないくつかのカプセルが含まれていることがときどきあ
る。これは、通常は貯蔵条件あるいはプリソート(preso
rt) 条件によって生じる。プリソートにおいては、カプ
セルの入った異なるドラムが一体にされ、いっしょに混
合される。あるいは一つのバッチで製造されたカプセル
が部分的に充填されているドラム(partial drum)の中
に、別のバッチによって製造されたカプセルドラムから
再充填されたりする。こうした影響は比較的まれではあ
るが、ここではこの発明のためにこうした影響を考慮す
ることが可能である。
【0007】同じバッチの中のカプセル間における湿度
のバラツキに対する別の原因は、ユーザが小さな吸水性
バッグを収容したドラムの中にカプセルを貯蔵する場合
に起きる。この場合には、バッグに近いカプセルはドラ
ムの中の他のカプセルよりも水分含有量が少なく、従っ
て他のカプセルよりも誘電体係数が小さくなる。その結
果、容量の測定値は小さくなる。このため、重量を測定
するために容量測定を利用している装置で測定した場合
には、明かに重量が減少する。
【0008】
【課題を解決するための手段】容量測定装置の中を通過
するカプセルはすべて同じ初期力で推進されることが観
察されたが、重量の重いカプセルは平均速度が小さく、
重量が軽いカプセルは平均速度が大きくなるであろう。
カプセルの速度は、カプセルが二つの決められた点の間
を通過するのに必要な時間を測定することによって計算
することができるから、カプセルの質量(重量)はこれ
らの時間計測をもとにして即座に計算することができ
る。従って、この発明は、速度を測定するため、従って
重量を測定するために時間測定を利用している。この時
間計測は、前述した従来の特許の中に記載されている装
置に対する性能向上と改善を実現するために使用され
る。速度計測は容量測定の補助的な測定として用いら
れ、装置全体の信頼性を改善するためにカプセル重量の
二つのチェックが行われる。カプセル重量に対して公表
されている仕様よりも重かったり軽かったりするカプセ
ルをすべて排除するようになっている。それぞれの方法
はある程度の精度を有していることから、これら二つの
方法をいっしょに用いることによって、どちらかの測定
がうまくいかなかった場合にもカプセルを排除すること
ができるであろう。もっとも、実際にはこれらの方法が
有するそれ自身の精度限界のために、どちらかが間違っ
て排除を行うこともあろう。工業規格によれば、不正確
な測定によってときたまカプセルが排除される方が、重
量仕様の許容範囲から外れたカプセルをときたま許容し
てしまうよりもましである。
【0009】この発明は、装置の中を端から端まで速度
が制御された形で通されるカプセルの流れについてカプ
セル重量を測定するための装置を提供するものである。
カプセルの流れは1組のコンデンサープレートの中をエ
アージェットによって流される。そして、各カプセルが
容量センサの中を通過するときに電気信号が発生され
る。この電気信号の振幅を測定することによって、容量
測定原理を利用した重量の測定値を得る。また電気信号
の幅を測定することによって、速度測定原理を利用した
重量の測定値を得る。カプセル重量の許容範囲を定義す
るために、振幅の許容範囲を予め決めておく。また、カ
プセル重量の許容範囲を定義するために、パルス幅の許
容範囲を予め決めておく。カプセルの測定値がこれらの
範囲のどちらかの範囲から外れれば、そのカプセルは仕
様に対して重すぎるか、あるいは軽すぎるとして排除さ
れる。この排除機構は機械式のフリッパーアームを有し
ている。フリッパーアームはカプセルがセンサを離れる
ときにカプセルの飛行経路側へ偏向して、カプセルの飛
行経路を排除収集用ビンの方に向けることができるよう
になっている。
【0010】この発明の主な目的及び利点は、容量測定
と速度測定の両方を利用してカプセルの重量を検出する
とともに、予め決められた重量範囲から外れたカプセル
を排除することである。この発明の別の目的及び利点
は、計測ステーションを通過させられるカプセル流の中
の各カプセルについてカプセルの重量を検出することで
ある。この発明のさらに別の目的及び利点は、1 分当り
およそ2,500 カプセルの速度で移動しているカプセル流
の中のカプセルについて重量チェック機能を提供するこ
とである。この発明のさらに他の目的及び利点は、重量
の測定値がデータとして収集され、このデータに対して
統計計算を行ってカプセル重量測定データについての統
計的に正確な履歴記録を提供できる、カプセル流につい
てのカプセル重量測定機能を提供することである。この
発明のその他の目的及び利点は、以下の説明や特許請求
の範囲及び添付図面を参照すると明かになろう。
【0011】
【実施の形態】以下、添付図面に基づいてこの発明の実
施の形態を説明する。まず図1を参照すると、同図には
この発明による装置が描かれている。流入用のシュート
22がホッパあるいはコンベヤからのカプセル14を受
け取る。カプセルは矢印16で示されている方向で搬送
される。カプセル14はシュート22を通ってエアージ
ェット装置24に落下する。エアージェット装置24は
ハウジング26を有している。ハウジング26はシュー
ト22の端部と整列した中央通路28と、傾斜して設け
られた複数のエアージェット通路32を有している。エ
アージェット通路32は中央通路28とマニホールド3
0との間を連結している。マニホールド30はエアーラ
イン34を介して圧縮空気源36へ連結されている。
【0012】中央通路28の出口は誘電体からなるチュ
ーブ40へ接続されている。チューブ40はプラスチッ
クかガラスから形成されていることが好ましい。チュー
ブ40は互いに離間された一対のコンデンサープレート
44、46の間を通過しており、その末端は排除機構5
1の近くで開口した出口端部となっている。排除機構5
1はフリッパーアーム52を有している。フリッパーア
ーム52は揺動するシャフト54の上に取り付けられて
いる。シャフト54はモータ56(図5参照)へ連結さ
れている。モータ56はステッピングモータか、あるい
はトルクモータでよい。モータ56の駆動は、制御回路
100からの排除信号によって制御される。
【0013】図1は、曲線状の偏向部材48までほぼ水
平の経路を辿り、そのあとコンテナ50までは曲線経路
を辿る一連のカプセル14aを示している。これらのカ
プセル14aの移動経路はフリッパーアーム52が駆動
されていないときに辿るものである。図1はまた、曲線
状の偏向部材58まで斜め上方に延びる経路を辿り、、
そのあとコンテナ60までは曲線経路を辿る一連のカプ
セル14bも示している。これらのカプセル14bの移
動経路はこれらを上方へ偏向させるためにフリッパーア
ームが駆動された場合に辿るものである。図2は、セン
サと、このセンサの中を矢印で表されている方向にカプ
セルが通過するときに発生する電気波形20を示してい
る。斜線が施された領域45は、コンデンサープレート
44、46の領域を表している。下側の電気波形20は
カプセルがプレート44、46の間を通過するときの電
気波形を示している。図から明かなように、電気波形2
0は、カプセルがプレート44、46の間の領域に流入
するときの急激に上昇する端部19と、カプセルがプレ
ート44、46の間の領域を離れるときの急激に下降す
る端部21を有している。電気波形20の振幅23によ
ってカプセルの重量が代表される。
【0014】図3はいくつかの異なる測定条件のもとで
のカプセルの電気波形を示している。いずれの場合に
も、最初の電圧波形レベル70は”ゼロ”レベル、すな
わち信号が存在しないことを表している。各カプセルが
センサを通過すると、電圧がだんだん増大する電圧パル
スが検出される。この電圧パルスはカプセルの見かけ重
量を表す振幅に達し、そのあとカプセルがセンサを完全
に通過すると”ゼロ”レベルまで低下する。所定のトリ
ガーレベル78を選択することによって、カプセルがセ
ンサを通過するのに必要な時間、すなわちこの波形が最
初にトリガーレベル78を横切ったときから、波形が”
ゼロ”レベルの方へ下降するときに次にトリガーレベル
78を横切るまでの時間を測定するための時間ベースが
提供される。そして、所定の許容時間範囲が選択され、
この範囲は、システムが合格させるカプセルの許容重量
範囲を考慮して、カプセルの最大速度及び最小速度を表
すように実験的に決められる。図3においては、所定の
許容時間範囲はライン79とライン80の間の領域とし
て表されている。所定の許容振幅範囲もシステムが合格
させる見かけ重量の範囲を表すように選択される。図3
においては、この振幅範囲はライン76とライン77の
間の領域として示されている。従って、センサの中を通
過するカプセル毎に見かけ重量(振幅)の測定と、速度
(時間)の測定が行われ、これら両方の測定値は、各パ
ラメータに対して予め決められている許容測定値範囲と
比較される。
【0015】図3に示されているいくつかの波形は、典
型的なカプセルが有している様々なカプセルパラメータ
を表している。例えば、波形73(破線)は、許容範囲
内におさまる重量を有する許容可能なカプセルを表して
いる。波形73の振幅はライン76、77の間の領域に
ある。波形がトリガーレベル78を最初に横切るときか
ら波形が次にトリガーレベル78を横切るまでを測定し
た時間は、ライン79、80の間の領域にある。波形7
2(破線)は、波形の振幅がライン77の下方にあるこ
とから、軽すぎて許容できない見かけ重量を有するカプ
セルを示している。またトリガーレベル78を2回目に
横切る点がライン79の前に生じており、カプセルの速
度が大きすぎることを示していることから、このカプセ
ルはタイミングも早い。測定されたこれらのパラメータ
は両方とも、このタイプのカプセルに対して予め選択さ
れた許容重量範囲から外れる軽いカプセルであることを
示している。
【0016】波形71(実線)は、振幅が許容範囲内に
おさまるような見かけ重量を有するカプセルを示してい
る。しかし、トリガーレベル78を2回目に横切る点は
許容範囲よりもずっと早く生じていることから速度は許
容範囲よりもずっと大きい。これらの測定値は、このタ
イプのカプセルに対する通常の誘電体係数よりもおよそ
5 %高い大きな誘電体係数を有する軽いカプセルである
ことを示している。波形74(実線)は、振幅が許容範
囲内におさまるような見かけ重量を有するカプセルを示
している。しかし、トリガーレベル78を2回目に横切
る点は許容範囲よりもあとで生じていることから速度は
許容範囲よりも小さい。これらの測定値は、このタイプ
のカプセルに対する通常の誘電体係数よりもおよそ5 %
低い小さな誘電体係数を有する重いカプセルであること
を示している。
【0017】波形75(破線)は振幅が許容範囲から外
れるような見かけ重量を有するカプセルを示している。
トリガーレベル78を2回目に横切る点は許容範囲のあ
とで生じていることから、速度も許容範囲から外れてい
る。これらの測定値は、このタイプのカプセルに対する
通常の誘電体係数を有するか、あるいはおそらく小さい
誘電体係数を有する重いカプセルであることを示してい
る。図4及び図5はこの発明に関連して使用される制御
回路100を示している。これらの図には、この発明の
部材のいくつかを示す記号が描かれている。容量式のト
ランスデューサ42は電気的に接地されたプレート46
と、導電性のプレート44を有している。プレート44
は、ダイオード176、178を介してトランス66の
二次巻線170、172へ接続されている。トランス6
6の一次巻線171は一般的な構成の正弦波発振器62
へ接続されている。発振器62は、様々な負荷条件に対
して、一定周波数、一定振幅の出力を発生する。発振器
62や制御回路100のその他の部材には、直流の定電
圧電源64から電力が供給される。
【0018】発振器62とトランス66は、一定の振
幅、周波数、位相の正弦波信号をトランスデューサ42
へ加え、電圧が正の方向に増大するときにはダイオード
176を介してプレート44を充電する。このとき、ダ
イオード178は逆バイアスになる。電圧が極性を変え
たときには、プレート44はダイオード178を介して
放電する。従って、トランスデューサ42は各サイクル
で1度だけ充電及び放電を行う。交流電流はダイオード
176、178によってパルス状の直流電流へと整流さ
れる。この電流はトランスデューサ42の容量にほぼ比
例しており、カプセル14がその中を通過することによ
って生じる容量の変動を反映している。この信号は増幅
器180への入力になる。この信号は増幅器180で増
幅され、以下で詳しく説明するように制御回路100の
三つの異なる部分へ送られる。
【0019】制御回路100はラッチ可能な三つのコン
パレータ104、106、108を有している。図3に
示した振幅検出に関して、コンパレータ104は”存
在”回路と考えることができ、コンパレータ106は”
下限(low) ”回路と考えることができ、コンパレータ1
08は”上限(high)”回路と考えることができる。各コ
ンパレータ104、106、108は外部信号あるいは
外部コマンドの制御によって以下で説明するようにし
て、抑制すなわちラッチされる。それぞれは、増幅器1
80から入ってきて入力端子104a、106a、10
8aへ印加されるアナログ信号が、入力アナログ信号が
予め設定されたラッチ動作設定点を越えたときに各出力
端子104c、106c、108cに出力信号を発生す
るように設定されている。ポテンショメータ118を調
節してコンパレータ104に対する設定点を設定する。
ポテンショメータ118は入力端子104bに接続され
ている。ポテンショメータ120を調節してコンパレー
タ106に対する設定点を設定する。ポテンショメータ
120は入力端子106bに接続されている。ポテンシ
ョメータ122を調節してコンパレータ108に対する
設定点を設定する。ポテンショメータ122は入力端子
108bに接続されている。ポテンショメータ118、
120、122は電源64に接続されている。
【0020】ポテンショメータ118を調節して、図3
に示されているトリガーレベル78に対応する非常に低
い電圧設定点を設定する。この結果、(増幅器180に
よって増幅された)トランスデューサ信号がトリガーレ
ベル78よりも高いレベルにまで上昇すると、コンパレ
ータ104は出力端子104cにラッチされた出力信号
を発生する。この出力信号は、リセット入力端子104
dを介して遅延回路152からクリア信号を受信するま
で維持される。ポテンショメータ120を調節して、図
3に示されている下限電圧を表すライン77に対応する
電圧設定レベルを設定する。この結果、(増幅器180
によって増幅された)トランスデューサ信号が下限電圧
を表すライン77よりも高いレベルにまで上昇すると、
コンパレータ106は出力端子106cにラッチされた
出力信号を発生する。この出力信号は、リセット入力端
子106dを介して遅延回路152からクリア信号を受
信するまで維持される。
【0021】ポテンショメータ122を調節して、図3
に示されている上限電圧を表すライン76に対応する電
圧設定レベルを設定する。この結果、(増幅器180に
よって増幅された)トランスデューサ信号が上限電圧を
表すレベル76よりも高いレベルにまで上昇すると、コ
ンパレータ108は出力端子108cにラッチされた出
力信号を発生する。この出力電圧は、リセット入力端子
108dを介して遅延回路152からクリア信号を受信
するまで維持される。コンパレータ104、106、1
08に対して選択される各設定点は、この装置によって
チェックされる特定のタイプのカプセルのに関する重量
基準によって定められることが理解されるであろう。つ
まり、これらのポテンショメータはチェックされるカプ
セルのタイプが新しくなるたびにリセットされる。
【0022】コンパレータ104の出力端子104cは
それぞれのAND論理回路130、132、134の入
力端子130a、入力端子132a、入力端子134a
へ接続されている。コンパレータ106の出力端子10
6cはAND論理回路130の入力端子130bへ接続
されており、インバータ回路139を介してAND論理
回路132の入力端子132cへ接続されており、かつ
AND論理回路134の入力端子134bへ接続されて
いる。コンパレータ108の出力端子108cは、AN
D論理回路130の入力端子130cへ接続されてお
り、インバータ回路137を介してAND論理回路13
2の入力端子132bへ接続されており、かつAND論
理回路134の入力端子134cへ接続されている。イ
ンバータ回路137、139はそれぞれ、受信した信号
を論理的な意味で反転させる機能を有している。AND
論理回路130、132、134の各々は、三つの入力
端子すべてで信号を受信したときに、各出力端子130
d、132d、134dに出力信号を発生する。従っ
て、AND論理回路130は、すべてのコンパレータ1
04、106、108から信号が送られると出力信号を
発生する。AND論理回路132は、コンパレータ10
4によって信号が送られ、コンパレータ106、108
からは信号が送られないときに出力信号を発生する。A
ND論理回路134は、コンパレータ104、106に
よって信号が送られ、コンパレータ108によっては信
号が送られないときに出力信号を発生する。
【0023】AND論理回路130からの出力はカプセ
ルが排除されるべきであることを示すものである。なぜ
なら、カプセルの波形はトリガーレベル78を越えてお
り、下限電圧のライン77を越えており、上限電圧のラ
イン76を越えているからである。AND論理回路13
2からの出力信号もカプセルが排除されるべきであるこ
とを示すものである。なぜなら、カプセルの波形はトリ
ガーレベル78を越えており、下限電圧のライン77を
越えておらず、上限電圧のライン76を越えていないか
らである。AND論理回路134からの出力信号はこの
カプセルが許容されるべきであることを示すものであ
る。なぜなら、このカプセルの波形はトリガーレベル7
8を越えており、下限電圧のライン77を越えており、
上限電圧のライン76を越えていないからである。
【0024】AND論理回路の各々はそれぞれカウンタ
160、162、164へ接続されており、論理回路の
各々が記録する各事象をカウントするようになってい
る。AND論理回路130、132からの出力はそれぞ
れOR論理回路136の入力端子136a、136bへ
も接続されている。OR論理回路136は、一つあるい
は複数の入力信号が存在しているときにはいつでも、そ
の出力端子136dに出力信号を発生する。OR論理回
路136からの出力信号は、カプセルが排除されるべき
であることを示す。
【0025】再びコンパレータ104を参照すると、そ
の出力信号の別の機能は、タイマ回路185の駆動を制
御することである。タイマ回路185はカプセルの信号
波形が図3に示されているトリガーレベル78を越える
時間を測定するために利用される。コンパレータ104
からの出力信号は、カプセルの波形がトリガーレベル7
8を最初に横切るときから、カプセルの波形が次にトリ
ガーレベル78を横切るときまでの間の時間だけ存在す
る。この時間は、トランスデューサ42を通過するカプ
セルの速度を表す。予設定される”上限(high)”時間は
ポテンショメータ190か、あるいはそれと同等の予設
定装置によってカウンタ186に設定される。予設定さ
れる”下限(low) ”時間はポテンショメータ192か、
あるいはそれと同等の予設定装置によってカウンタ18
8に設定される。これら二つの値は許容可能な速度の上
限及び下限を表している。カウンタ186、188の予
設定値は比較回路200へ接続されている。タイマ回路
185の中に蓄積されている値も比較回路200へ接続
されている。比較回路200はタイマの値を上限及び下
限の予設定値の両方と比較して、タイマの値が上限と下
限の間に入るかどうかを判断する。もし入るのであれ
ば、比較回路200はインバータ回路202へ出力信号
を発生する。インバータ回路202はOR論理回路13
6の入力端子136cへ接続されており、カプセルが排
除されるべきか否かを表す第3の信号を発生する。イン
バータ回路202からの出力信号は、タイマ回路の値が
上限と下限の範囲から外れること、従ってそのカプセル
の速度は許容されないことを示している。ここで説明し
た速度測定や比較を行うための回路の機能は、適切にプ
ログラミングされたコンピュータプロセッサや、その他
の同等の装置によっても同じように行うことができるこ
とに留意すべきである。
【0026】光学式トランスデューサを利用した速度検
出の別の形態が図2に示されている。これは先の容量式
トランスデューサとは独立に作動する。この場合には光
学式のトランスデューサ90はカプセルが流れる移動経
路に隣接して配置されている。トランスデューサ90は
移動経路を横切るような視界を有している。この第1の
トランスデューサの下流には第2の光学式トランスデュ
ーサ92が配置されている。このトランスデューサ92
も移動経路を横切るような視界を有している。各カプセ
ルが経路を移動するとき、カプセルは第1の光学式トラ
ンスデューサ90の視界を第1の瞬間に遮り、第2の光
学式トランスデューサ92の視界を第2の瞬間に遮る。
二つの光学式トランスデューサ90,92はこれらの瞬
間を表す信号をそれぞれ発生する。これらの信号を時間
測定装置へ接続して、二つのトランスデューサ90,9
2の間の移動時間を記録することができる。次に、この
走行時間を予設定された上限及び下限と比較する。も
し、この比較によって測定時間が予設定された上限と下
限の範囲外であることがわかれば、カプセル排除信号を
発生する。
【0027】再び増幅器180を参照する。増幅器18
0からの出力信号が提供する別の機能は、カプセル排除
機構の駆動とタイミングを制御することである。増幅器
180からの出力はコンパレータ140の入力端子14
0aへ接続されている。この増幅器180からの出力信
号は、ポテンショメータ142から取り出される入力端
子140bにおける参照入力信号と比較される。増幅器
180の出力信号がこの参照入力信号を越えると、乗算
器144へ接続されている出力端子140cに出力信号
が発生される。
【0028】乗算器144は入力信号のパルス幅を広げ
るためのパルスストレッチャとして機能する。乗算器1
44はトリガ回路146に接続されており、トリガ回路
146は乗算器144からくる広げられたパルスの端で
トリガ信号を発生する。トリガ回路146は遅延回路1
52へ接続されている。遅延回路152は直列に接続さ
れた二つのマルチバイブレータ回路152a、152b
からなっている。また、トリガ回路146はAND論理
回路138の入力端子138bにも接続されている。二
つのマルチバイブレータ回路152a、152bは遅延
した”クリア”信号を発生する。このクリア信号は戻さ
れてコンパレータ104、106、108をリセット
し、トランスデューサ42を通過する次のカプセルに対
する動作状態へそれらを戻す。
【0029】入力端子138bにおける信号は入力端子
138aにおける信号とANDが取られ、両方の信号が
存在するときには出力端子138cに出力信号を発生す
る。出力端子138cからの出力信号はパルスジェネレ
ータ148へ接続されている。パルスジェネレータ14
8は増幅器150を介して排除機構51へ接続されるパ
ルス信号を発生する。このパルス信号はモータ56へ印
加されてモータを駆動し、フリッパーアーム52を偏向
させる。フリッパーアーム52の偏向のタイミングは、
カプセルがトランスデューサを離れるときのカプセルの
位置と一致するように実験的に決められ、カプセルの移
動経路を排除用のコンテナ60の方へ偏向させる。
【0030】運転にあたって、カプセルがシュート22
の入口へ供給される。エアージェット装置24の入口に
おいてカプセルは端部同士が接触している。エアージェ
ット装置24は一連の互いに離間したエアージェットを
供給して、カプセルをチューブ40とトランスデューサ
42の中へ次々と押し込む。各カプセルがトランスデュ
ーサ42を通過するときに前述した測定が行われ、カプ
セルが排除機構51へ到達するまえに、カプセルが排除
されるべきかどうかに関しての判断が行われる。カプセ
ルが排除されるべきである場合には、カプセルが排除機
構51へ到着する時間に一致させてフリッパーアーム5
2が駆動され、カプセルの移動経路を上方へ偏向させ
て、曲線状の偏向部材58と、そのあとのコンテナ60
へ送る。もしカプセルが排除されるべきでない場合に
は、フリッパーアーム52は駆動されず、従ってカプセ
ルの移動経路は引続きほぼ水平のままにされて、曲線状
の偏向器48と、そのあとのコンテナ50へ送る。
【0031】上述した実施の形態はこの発明を実現する
ための一つの形態ではあるが、他の実施の形態もこの発
明にかなったものである。例えば、ここで説明した論理
回路やトランスデューサに関して受け取ったデータを処
理するための種々の回路は、プログラミングされたコン
ピュータプロセッサによって同じように行うことができ
る。コンピュータ技術者であれば、ここで説明したこの
発明の目的を実現するためのソフトウェアプログラムを
作成することは十分に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カプセル検出装置を示す図である。
【図2】カプセルがセンサを通過するときに発生する電
気波形を示す図である。
【図3】いくつかの異なる測定条件のもとでのカプセル
の電気波形を示す図である。
【図4】この発明の信号処理回路を示す回路図である。
【図5】この発明の信号処理回路を示す回路図である。
【符号の説明】
20 電気信号 24 エアジェット装置 40 チューブ 42 トランスデューサ 52 フリッパーアーム 90,92 光学式トランスデューサ 100 制御回路 104,106,108 コンパレータ 118,120,122 ポテンショメータ 120 122 136 OR論理回路 136b,136c 入力端子 146 トリガ回路 150 増幅器 162,164 カウンタ 185 タイマ 186,188 カウンタ 200 比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・ダブリュー・メイヤー アメリカ合衆国 55112 ミネソタ,セン ト・ポール,ストーウェ・アベニュー 2056 (72)発明者 ロジャー・シー・オーストライチ アメリカ合衆国 54022 ウィスコンシン, リヴァー・フォールズ,カウンティー・ロ ード・イースト,ノース 6327

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の移動経路に沿って移動するカプセ
    ルの流れにおける各カプセルを検出し、各カプセルの重
    量を測定して、各カプセルの速度を測定するためのカプ
    セル検出装置であって、 a)前記移動経路に隣接して配置された容量センサ42
    であって、各カプセルが該容量センサ42を通過すると
    きに各カプセルの容量を表す電気信号20を発生する装
    置100を有する容量センサ42と、 b)前記移動経路に隣接して配置された速度センサ42
    であって、各カプセルが該速度センサ42を通過すると
    きに各カプセルの速度を表す電気信号を発生する手段1
    85を有する速度センサ42と、 c)前記カプセルに関する容量値の許容範囲を表す予設
    定値を発生するための手段118、120、122と、 d)前記カプセルに関する速度値の許容範囲を表す予設
    定値を発生するための手段186、188と、 e)各カプセルの容量を表す前記電気信号を容量値の許
    容範囲を表す前記予設定値と比較し、前記電気信号が前
    記許容範囲の外であれば第1の排除信号136、136
    bを発生する比較手段104、106、108と、 f)各カプセルの速度を表す前記電気信号を速度値の許
    容範囲を表す前記予設定値と比較し、前記電気信号が前
    記許容範囲の外であれば第2の排除信号136cを発生
    する比較手段200と、 g)前記移動経路に隣接して配置された可動式のフリッ
    パーアーム52であって、前記移動経路を遮るような駆
    動位置を有するとともに、前記第1及び第2の排除信号
    の組み合わせによって当該フリッパーアーム52を駆動
    するための手段150を有しているフリッパーアーム5
    2と、 を有するカプセル検出装置。
  2. 【請求項2】 前記速度センサが、前記移動経路に沿っ
    て互いに離間して配置された第1及び第2の光学式セン
    サ90、92を有している請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記速度センサが前記容量センサへ接続
    されたトリガ回路146を有し、このトリガ回路146
    は、前記容量センサの信号が所定の第1の値を越えると
    第1のトリガ信号を発生する手段104と、前記第1の
    トリガ信号に続いて、前記容量センサの信号が前記所定
    の第1の値よりも小さくなると第2のトリガ信号を発生
    する手段とを有するものであり、さらに前記第1及び第
    2のトリガ信号から速度信号を発生する手段185を有
    する請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 移動するカプセルの流れにおける各カプ
    セルを検出し、容量検出と速度計測によってカプセルの
    重量を測定するためのカプセル検出装置であって、 a)前記カプセルを搬送するための細長いチューブ40
    及び、このチューブのまわりに固定された容量センサ4
    2と、 b)前記カプセルの各々を均一な状態で前記チューブの
    中に通し前記容量センサを通過させるために前記チュー
    ブへ接続されているエアージェット装置24と、 c)前記容量センサへ接続され、該容量センサを通過す
    る各カプセルに関する測定容量を表す振幅と、各カプセ
    ルの速度を表す時間間隔とを表す電気信号を発生するた
    めの電子センサ回路100と、 d)最大振幅値と最小振幅値を表す信号をマニュアル入
    力により蓄積するための手段118、120、122及
    び、最大時間値と最小時間値を表す信号をマニュアル入
    力により蓄積するための手段186、188と、 e)前記センサ回路と、最大振幅値と最小振幅値を表す
    信号をマニュアル入力により蓄積するための前記手段と
    に接続されていて、前記センサ信号の振幅を前記最大振
    幅値及び最小振幅値と比較し、もし前記振幅が前記最大
    振幅値及び最小振幅値によって限定される範囲から外れ
    ていれば第1の排除信号を発生する第1の比較手段10
    4、106、108と、 f)前記センサ回路と、最大時間値及び最小時間値を表
    す信号をマニュアル入力により蓄積するための前記手段
    とに接続されていて、前記センサ信号の時間間隔を前記
    最大時間値及び最小時間値と比較し、もし前記時間間隔
    が前記最大時間値及び最小時間値によって限定される範
    囲から外れていれば第2の排除信号を発生する第2の比
    較手段200と、 g)前記容量センサの下流において前記カプセルの流れ
    の経路に隣接して配置された機械式の排除用のアーム5
    2であって、前記カプセルの流れを遮る作動位置を有し
    ていてカプセルを異なる第2の流れの方へ偏向させるア
    ーム52と、 h)前記第1及び第2の比較手段へ接続されており、前
    記第1の排除信号あるいは第2の排除信号のどちらかが
    存在すると作動する、排除用の前記アームを駆動するた
    めの手段150と、 を有するカプセル検出装置。
  5. 【請求項5】 前記センサ回路に接続されたトリガ回路
    146が設けられ、このトリガ回路が、前記センサ信号
    の振幅が所定の第1の値を越えると第1のトリガ信号を
    発生し、前記センサ信号の振幅がそのあと所定の第2の
    値よりも小さくなると第2のトリガ信号を発生し、前記
    第2の比較手段が、前記第1のトリガ信号及び第2のト
    リガ信号との間の時間間隔を前記最大時間値及び最小時
    間値と比較するための手段200を有している請求項4
    記載のカプセル検出装置。
  6. 【請求項6】 所定の前記第1及び第2の値が等しいも
    のである請求項5記載のカプセル検出装置。
  7. 【請求項7】 前記電子センサ回路へ接続された第1の
    カウンタ装置164が設けられており、この第1のカウ
    ンタ装置が前記センサ回路によって検出されたカプセル
    の数を累積する請求項4記載のカプセル検出装置。
  8. 【請求項8】 排除用の前記アームを駆動するための前
    記手段へ接続された第2のカウンタ装置162が設けら
    れており、この第2のカウンタ装置が排除用の前記アー
    ムが駆動された回数を累積する請求項7記載のカプセル
    検出装置。
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