JPH09206874A - 歯車の製造方法 - Google Patents

歯車の製造方法

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JPH09206874A
JPH09206874A JP4205496A JP4205496A JPH09206874A JP H09206874 A JPH09206874 A JP H09206874A JP 4205496 A JP4205496 A JP 4205496A JP 4205496 A JP4205496 A JP 4205496A JP H09206874 A JPH09206874 A JP H09206874A
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JP
Japan
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tooth
rough
forming
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land
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JP4205496A
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English (en)
Inventor
Katsumi Sanpei
勝巳 三瓶
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠肉の発生を防止しかつ成形荷重の低減をは
かる。 【解決手段】 据込み成形を2工程に分けて行い、第1
の工程において、荒地14の突出部14bを、完成歯形
の歯幅より狭い一定の幅で、かつ完成歯形の歯丈とほぼ
同じ歯丈hに形成するため、荒地成形時に型と粗材との
摩擦抵抗を小さく抑えられ、比較的小さな荷重で荒地1
4を成形できるとともに、荒地14の突出部14bの歯
丈hが完成歯形の歯丈とほぼ同じに成形されているた
め、第2の工程においては、歯先部まで容易にフィルア
ップできるため歯先部の欠肉の発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鍛造歯車の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱間または冷間鍛造によって円板状の歯
車用鍛造粗材を成形した後、この歯車用粗材を、冷却
し、焼鈍し、さらにショットブラストおよび潤滑処理し
た後、冷間鍛造によって歯形の成形を行うのが一般的で
あり、この歯形の成形方法の一つに据込み成形がある。
【0003】この据込み成形は、例えば図6ないし図8
に示すように、歯車の歯形の小径aより小さい外径のワ
ーク(ブランク)1を、歯形に合わせた歯形賦形部3a
が内周部に凹設されたダイ3の内側に配置し(図7の状
態)、このワーク1をポンチ4によって軸方向に圧縮す
ることによりワーク1の肉を拡径方向に塑性流動させ
て、前記各歯形賦形部3a内にフィルアップさせて1工
程で所定の歯車形状に仕上げる方法である。
【0004】この歯車の据込み成形は、ワーク1の外周
部に多数の歯部を形成させるため、ワーク1の肉を塑性
流動させる距離が長く、また、各歯部の形状が歯元から
歯先に向けて漸次幅狭となるため、歯形賦形部3aへの
フィルアップが進むのに伴って自由面が急速に減少し、
その結果、ワーク1と型間の摩擦抵抗が増加して成形に
必要な荷重を増大させていた。したがって、ワーク1の
大きさに比べて大型の加工設備が必要とされるという問
題があった。
【0005】そこで、必要とされる成形荷重を小さくす
る方法として、予備成形と仕上げ成形との2つの工程に
分けて成形することによって必要とされる成形荷重を低
減する歯車の製造方法が行われている。
【0006】図9は、特開平6−226391号公報に
記載されている従来の2工程に分けて鍛造加工する歯車
の製造方法を示すもので、荒地工程において、歯部の幅
が基端から先端に向けて漸次幅狭となる形状の荒地5を
鍛造加工し、ついで仕上げ工程において完成品形状の型
を用いて鍛造加工することによって、荒地5の歯部5a
とダイ6との接触が、点または線接触となって荒地5と
ダイ6との接触抵抗が小さくなるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の歯車の製造方法においては、荒地形状を、外周部に多
数の歯部5aを備えた完成形状より一回り小さいほぼ相
似形に形成したので、この荒地5を用いることによって
仕上げ工程における成形荷重を低減することができる
が、荒地工程において完成品の歯車より小さい相似形に
形成する際に大きな成形荷重を必要とされ、そのため製
造設備も製品の大きさの割りに大型のものが必要とされ
た。また、歯丈の大きな歯車を成形する場合には、歯先
部まで肉を充満させ難く、歯先部に欠肉が生じ易いとい
う問題があった。
【0008】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、歯車の鍛造加工において発生し易い歯先部の欠肉
を防止して歯丈の高い歯車も、比較的小さい荷重で成形
可能とすることを目的としている。
【0009】この目的は、荒地の歯丈を、完成歯形の歯
丈とほぼ同じ歯丈に形成し、この荒地を用いて仕上げ工
程を行うことによって達成される。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の課
題を解決するための手段としてこの発明の歯車の製造方
法は、ほぼ円板状の粗材の外周部に、放射方向に突出す
る多数の歯部を鍛造加工する歯車の製造方法において、
前記粗材を、歯丈が完成歯形の歯丈とほぼ同じで、かつ
歯元から歯先までが完成歯形の歯幅より狭いほぼ一定の
歯幅を有する形状の荒地に成形する第1の工程と、この
第1の工程で得られた荒地を、完成歯形に合わせて形成
された金型を用いて据込み成形する第2の工程との2つ
の工程を有することを特徴としている。
【0011】したがって、この発明の歯車の製造方法に
よれば、第1の工程において、荒地の歯部を、完成歯形
の歯幅より狭い一定の幅で、かつ完成歯形の歯丈とほぼ
同じ歯丈に形成するため、荒地成形時に型と粗材との摩
擦抵抗を小さく抑えられ、比較的小さな荷重で荒地を成
形できるとともに、荒地の歯丈が完成歯形の歯丈とほぼ
同じに成形されているため、第2の工程においては、歯
先部まで容易にフィルアップでき、また歯先部の欠肉の
発生が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の歯車の製造方法
を、冷間鍛造加工によって歯車を製造する場合に適用し
た一実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図3は、この製造方法の第1の
工程である荒地成形工程を示すもので、図1に示すよう
に、先ず、荒地成形用の鍛造型11の内側に、完成形状
の歯車の小径より若干小さい外径の円板状に形成された
ブランク12を配置する。
【0014】これに用いる前記鍛造型11は、その内周
面に複数の歯形成形部13が凹設されており、この各歯
形成形部13は、鍛造型11の内周面に臨む部位に位相
合せ段部形成溝13aが、完成歯形(図5参照)の基端
部と同じ幅の浅い溝状に形成されるとともに、この位相
合せ段部成形溝13aの底部中央には、完成歯形(図5
参照)の歯先部の幅w1 と等しい間隔w1 でランド部1
3b,13bが設けられて両ランド部13b,13b間
に幅w1 のスリット13cが形成されている。さらにス
リット13cの内部は、漸次拡幅された後、一定幅に形
成されてスリット13cの幅w1 より広い幅w2 の拡幅
空間13dとなっている。
【0015】そして、この鍛造型11を用いてブランク
12を据込み成形すると、ポンチ(図示せず)によって
軸方向に圧縮されたブランク12の材料が拡径方向に塑
性流動を起こして図2に示すように、鍛造型11の位相
合せ段部形成溝13a内に充満した後、各歯形成形部1
3内に流入する。この時、流入口となるスリット13c
の開口幅が、両側のランド部13b,13bによって幅
w1 に形成されているため、このスリット13cを通過
することによって、基端に位相合せ段部14aを備えた
幅w1 で歯丈hの多数の突出部14bを有する荒地14
が形成される(図3参照)。
【0016】このように、荒地14の成形時に、据込み
成形を行う鍛造型11の歯形成形部13の形状を、流入
口となるスリット13cの幅w1 より内部を広げて幅w
2 の拡幅空間13dとしたので、突出部14bが幅w1
で形成されるため、この突出部14bが鍛造型11と接
触するのは、その歯元部において両ランド部13b,1
3bのみであるため、突出部14bの成形進行に伴う鍛
造型11内の自由面の減少が起こらず、また、突出部1
4dと鍛造型11との摩擦抵抗による成形荷重の上昇も
起きない。したがって、荒地成形時の成形荷重を小さく
抑えることができる。
【0017】そして、上記のようにして成形された荒地
14を、完成歯形に合わせて形成された仕上げ成形用の
鍛造型15内に配置する。この時、荒地14の各突出部
14bが、完成歯形の歯先の幅と等しい幅w1 で、かつ
完成歯形の歯丈と等しい歯丈hに形成され、さらに位相
合せ段部14aの幅を完成歯形の歯元部の幅と等しく形
成したので、図4に示すように、荒地14の各位相合せ
段部14aが、仕上げ用の鍛造型15に凹設された歯形
賦形部15aの歯元部に係合して位相合せされるととも
に、各突出部14bの先端が、前記鍛造型15の歯形賦
形部15aの最奥部に当接した状態に配置される。
【0018】したがって、この状態で据込み成形すれ
ば、仕上げ用の鍛造型15の歯形賦形部15aの歯先部
には、荒地14の突出部14bの先端が配置されて予め
材料が充満しているため、この歯先部のフィルアップ不
足は生じない。また、荒地14に形成された位相合せ段
部14aが、鍛造型15の歯形賦形部15aの最も広い
歯元部に嵌合した状態で材料が塑性流動を起こすため、
各歯形賦形部15a内への材料の流入抵抗が小さく、し
たがって、比較的小さな成形荷重によって、円滑に仕上
げ成形することができ、歯部16aに欠肉等の鍛造欠陥
のない歯車の完成品16に成形することができる。
【0019】以上のように、この実施例の歯車の製造方
法は、歯車を荒地成形工程と仕上げ成形工程との2工程
で製造するとともに、荒地14の形状を、歯丈が完成歯
形の歯丈とほぼ同じで、かつ歯元から歯先までが完成歯
形の歯幅より狭いほぼ一定の歯幅を有する用に形成した
ので、荒地成形に必要な成形荷重を低減でき、また、仕
上げ成形時においては、荒地14の突出部14bがフィ
ルアップしにくい歯先部に配置されるため、歯先部まで
容易に充満して欠肉等の発生を防止することができる。
特に、歯丈の高い歯車を成形する際には、従来において
欠肉の生じ易い歯先部に、荒地の突出部の先端が予め配
設されているため、欠肉等の鍛造欠陥のない精度の高い
歯車の製造が可能となる。
【0020】なお、上記実施例においては、荒地成形工
程と仕上げ成形工程との2つの工程を連続して行う場合
について説明したが、複雑な歯形状の歯車を成形する場
合には、例えば荒地成形工程の前または後に予備成形工
程等を行って、より容易に成形できるようにしても良
い。
【0021】また上記実施例は、冷間鍛造加工の場合に
付いて説明したが、熱間あるいは温間鍛造加工の場合に
も同様の作用効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、ほぼ円板状の粗材
の外周部に、放射方向に突出する多数の歯部を鍛造加工
する歯車の製造方法において、前記粗材を、歯丈が完成
歯形の歯丈とほぼ同じで、かつ歯元から歯先までが完成
歯形の歯幅より狭いほぼ一定の歯幅を有する形状の荒地
に成形する第1の工程と、この第1の工程で得られた荒
地を、完成歯形に合わせて形成された金型を用いて据込
み成形する第2の工程との2つの工程を行うので、第1
の工程においては、荒地成形に必要な成形荷重を低減で
きるため設備の小型化が可能となる。また第2の工程で
は、歯先部へのフィルアップが容易となり、欠肉の発生
を防止することができる。また、成形荷重が低減される
ため、成形時の型の変形量が減少し、成形品の精度が向
上する等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の歯車の製造方法の一実施例で使用す
る荒地成形用の鍛造型とブランクとの関係を示す一部省
略断面平面図である。
【図2】荒地工程における荒地成形用の鍛造型と荒地と
の関係を示す断面平面図である。
【図3】荒地の一部省略平面図である。
【図4】仕上げ成形用の鍛造型と荒地との関係を示す一
部省略断面平面図である。
【図5】仕上げ成形用の鍛造型内で成形された歯車の完
成品を示す一部省略断面平面図である。
【図6】据込み成形に用いる一般の鍛造型とブランクと
の関係を示す一部省略断面平面図である。
【図7】据込み成形前の鍛造型とブランクとを示す一部
省略断面側面図である。
【図8】据込み成形後の鍛造型と成形品とを示す一部省
略断面側面図である。
【図9】据込み成形を行う従来の鍛造型と荒地とを示す
断面平面図である。
【符号の説明】
11 荒地成形用の鍛造型 12 ブランク 13 歯形成形部 13b 位相合せ段部 13c 拡幅空間 14 荒地 14a 位相合せ段部 14b 突出部 15 仕上げ成形用の鍛造型 15a 歯形賦形部 16 完成品 16a 歯部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ円板状の粗材の外周部に、放射方向
    に突出する多数の歯部を鍛造加工する歯車の製造方法に
    おいて、 前記粗材を、歯丈が完成歯形の歯丈とほぼ同じで、かつ
    歯元から歯先までが完成歯形の歯幅より狭いほぼ一定の
    歯幅を有する形状の荒地に加工する第1の工程と、この
    第1の工程で得られた荒地を、完成歯形に合わせて形成
    された金型を用いて据込み成形する第2の工程との2つ
    の工程を有することを特徴とする歯車の製造方法。
JP4205496A 1996-02-05 1996-02-05 歯車の製造方法 Pending JPH09206874A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001334342A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Honda Motor Co Ltd 等速ジョイント内輪およびその鍛造金型装置
JP2007155120A (ja) * 2005-11-14 2007-06-21 Nsk Ltd 潤滑機械要素の油溜り形成方法、潤滑機械要素、ピニオン、歯車、ラック、ねじ軸、スプライン軸およびステアリング装置
WO2021069001A1 (de) * 2019-10-08 2021-04-15 Neumayer Tekfor Engineering Gmbh Verfahren zum erzeugen von erhebungen in einem werkstück, vorrichtung und produkt

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