JPH09207220A - 防水シートの接合構造 - Google Patents
防水シートの接合構造Info
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- JPH09207220A JPH09207220A JP2148696A JP2148696A JPH09207220A JP H09207220 A JPH09207220 A JP H09207220A JP 2148696 A JP2148696 A JP 2148696A JP 2148696 A JP2148696 A JP 2148696A JP H09207220 A JPH09207220 A JP H09207220A
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- layer film
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- laminated film
- waterproof sheet
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大掛かりな機械や設備を施工現場に設置する
ことなく、安価に施工でき、また外観も良好で、融着強
度にムラが生ずることがなく、極めて信頼性の高い接合
構造とすることが出来る防水シートの接合構造を提供す
る。 【解決手段】 防水シート1は、熱可塑性ポリオレフィ
ン樹脂等の熱可塑性樹脂,ポリオレフィン系熱可塑性エ
ラストマー等の熱可塑性シート1a,1bの端末部を熱
融着させて防水シートとしたものである。前記熱可塑性
シート1a,1bの接合部2上には、最下層フィルム3
aと最上層フィルム3bとの融点の異なる少なくとも2
層以上積層した積層フィルム3を載置させて熱融着によ
り一体的に形成してある。前記積層フィルム3の最下層
フィルム3aの融点は、最上層フィルム3bの融点によ
りも低い温度の材料により形成されている。
ことなく、安価に施工でき、また外観も良好で、融着強
度にムラが生ずることがなく、極めて信頼性の高い接合
構造とすることが出来る防水シートの接合構造を提供す
る。 【解決手段】 防水シート1は、熱可塑性ポリオレフィ
ン樹脂等の熱可塑性樹脂,ポリオレフィン系熱可塑性エ
ラストマー等の熱可塑性シート1a,1bの端末部を熱
融着させて防水シートとしたものである。前記熱可塑性
シート1a,1bの接合部2上には、最下層フィルム3
aと最上層フィルム3bとの融点の異なる少なくとも2
層以上積層した積層フィルム3を載置させて熱融着によ
り一体的に形成してある。前記積層フィルム3の最下層
フィルム3aの融点は、最上層フィルム3bの融点によ
りも低い温度の材料により形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防水シートの接
合構造に係わり、更に詳しくは熱可塑性シートを防水シ
ートとして使用する場合において、熱可塑性シートの接
合端末部の熱融着部における止水処理構造に関するもの
である。
合構造に係わり、更に詳しくは熱可塑性シートを防水シ
ートとして使用する場合において、熱可塑性シートの接
合端末部の熱融着部における止水処理構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート等の建築物の屋上等
に使用される防水シートとしては、例えば、熱可塑性ポ
リオレフィン樹脂、ポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マーの熱可塑性シートの端末部を熱融着により接合させ
たものが使用されている。そして、熱可塑性シートの端
末部同志の接合部分は、接合部の段差をなくし、熱融着
のムラによる水漏れを防止するため、.熱可塑性シー
トの接合部分に熱可塑性シートと同材質の材料を溶融押
し出し、熱可塑性シートに融着する方法、 .熱可塑性シートの接合部分に熱可塑性シートと同材
質の溶接棒を、熱風を当てながら溶融し、熱可塑性シー
トに融着する方法、等が行われている。
に使用される防水シートとしては、例えば、熱可塑性ポ
リオレフィン樹脂、ポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マーの熱可塑性シートの端末部を熱融着により接合させ
たものが使用されている。そして、熱可塑性シートの端
末部同志の接合部分は、接合部の段差をなくし、熱融着
のムラによる水漏れを防止するため、.熱可塑性シー
トの接合部分に熱可塑性シートと同材質の材料を溶融押
し出し、熱可塑性シートに融着する方法、 .熱可塑性シートの接合部分に熱可塑性シートと同材
質の溶接棒を、熱風を当てながら溶融し、熱可塑性シー
トに融着する方法、等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、熱可塑性
シートと同材質の材料を溶融押し出し、熱可塑性シート
に融着する場合、外観が汚く、また溶融押し出しのため
の大型の機械や設備を施工現場に設置しなければならな
いため、大掛かりとなり、コストアップとなる問題があ
る。
シートと同材質の材料を溶融押し出し、熱可塑性シート
に融着する場合、外観が汚く、また溶融押し出しのため
の大型の機械や設備を施工現場に設置しなければならな
いため、大掛かりとなり、コストアップとなる問題があ
る。
【0004】また、溶接棒を熱風を当てながら溶融し、
熱可塑性シートに融着する場合には、融着強度にムラが
生じ、止水処理構造としては信頼性に欠けると言う問題
があった。この発明は、かかる従来の課題に着目して案
出されたもので、大掛かりな機械や設備を施工現場に設
置することなく、安価に施工でき、また外観も良好で、
融着強度にムラが生ずることがなく、極めて信頼性の高
い接合構造とすることが出来る防水シートの接合構造を
提供することを目的とするものである。
熱可塑性シートに融着する場合には、融着強度にムラが
生じ、止水処理構造としては信頼性に欠けると言う問題
があった。この発明は、かかる従来の課題に着目して案
出されたもので、大掛かりな機械や設備を施工現場に設
置することなく、安価に施工でき、また外観も良好で、
融着強度にムラが生ずることがなく、極めて信頼性の高
い接合構造とすることが出来る防水シートの接合構造を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、熱可塑性シートの接合部上に、融点の異な
るフィルムを少なくとも2層以上積層した積層フィルム
を載置させて熱融着により一体的に形成し、前記積層フ
ィルムの最下層フィルムの融点を最上層フィルムの融点
によりも低い温度に設定したことを要旨とするものであ
る。
成するため、熱可塑性シートの接合部上に、融点の異な
るフィルムを少なくとも2層以上積層した積層フィルム
を載置させて熱融着により一体的に形成し、前記積層フ
ィルムの最下層フィルムの融点を最上層フィルムの融点
によりも低い温度に設定したことを要旨とするものであ
る。
【0006】前記積層フィルムの最下層フィルムの融点
を80℃〜290℃、好ましくは100℃〜270℃で
あり、また最上層フィルムの融点を90℃〜300℃、
好ましくは110℃〜280℃に設定し、また前記積層
フィルムの総厚さが、30μm〜500μm、好ましく
は50μm〜300μmであり、更に積層フィルムの幅
を、5mm〜150mm、好ましくは15mm〜100mmに設
定するものである。
を80℃〜290℃、好ましくは100℃〜270℃で
あり、また最上層フィルムの融点を90℃〜300℃、
好ましくは110℃〜280℃に設定し、また前記積層
フィルムの総厚さが、30μm〜500μm、好ましく
は50μm〜300μmであり、更に積層フィルムの幅
を、5mm〜150mm、好ましくは15mm〜100mmに設
定するものである。
【0007】この発明は上記のように構成され、熱可塑
性樹脂,熱可塑性エラストマー等の熱可塑性シートの端
末部を熱融着させて防水シートとして使用する場合、熱
融着させた熱可塑性シートの接合端末部上に、融点の低
い最下層フィルムを下にして2層以上積層した積層フィ
ルムを載置させ、加熱手段により加熱,加圧して最下層
フィルムを熱可塑性シートの接合端末部に熱融着させて
一体的に成形するものである。
性樹脂,熱可塑性エラストマー等の熱可塑性シートの端
末部を熱融着させて防水シートとして使用する場合、熱
融着させた熱可塑性シートの接合端末部上に、融点の低
い最下層フィルムを下にして2層以上積層した積層フィ
ルムを載置させ、加熱手段により加熱,加圧して最下層
フィルムを熱可塑性シートの接合端末部に熱融着させて
一体的に成形するものである。
【0008】従って、施工現場では大掛かりな設備や機
械を用いることなく、簡単に接合作業を行うことが出
来、また最上層フィルムは、溶融しないので仕上がり面
も綺麗であり、また融着強度にムラが生ずることがな
く、極めて信頼性の高い接合構造とすることが出来るも
のである。また、積層フィルムで接合した防水シートの
接合部上に、複数枚の他の防水シートを重ねて熱融着に
より積層させて構成することも可能である。
械を用いることなく、簡単に接合作業を行うことが出
来、また最上層フィルムは、溶融しないので仕上がり面
も綺麗であり、また融着強度にムラが生ずることがな
く、極めて信頼性の高い接合構造とすることが出来るも
のである。また、積層フィルムで接合した防水シートの
接合部上に、複数枚の他の防水シートを重ねて熱融着に
より積層させて構成することも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1は、この発明の第1実施
形態を示す接合した防水シート1の斜視図、図2は図1
のAーA矢視拡大断面図、図3は積層フィルムの一部切
欠した斜視図を示し、前記防水シート1は、熱可塑性ポ
リオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂,ポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー等の熱可塑性シート1a,1bの
端末部を熱融着させて接合させたものである。
明の実施形態を説明する。図1は、この発明の第1実施
形態を示す接合した防水シート1の斜視図、図2は図1
のAーA矢視拡大断面図、図3は積層フィルムの一部切
欠した斜視図を示し、前記防水シート1は、熱可塑性ポ
リオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂,ポリオレフィン系
熱可塑性エラストマー等の熱可塑性シート1a,1bの
端末部を熱融着させて接合させたものである。
【0010】前記熱可塑性シート1a,1bの接合部2
上には、最下層フィルム3aと最上層フィルム3bとの
融点の異なるフィルムを少なくとも2層以上積層した積
層フィルム3を載置させて熱融着により一体的に形成し
てある。前記積層フィルム3の最下層フィルム3aの融
点は、最上層フィルム3bの融点によりも低い温度の材
料により形成され、例えば、最下層フィルム3aの融点
を80℃〜290℃、好ましくは100℃〜270℃で
あり、また最上層フィルム3bの融点を90℃〜300
℃、好ましくは110℃〜280℃に設定してある。
上には、最下層フィルム3aと最上層フィルム3bとの
融点の異なるフィルムを少なくとも2層以上積層した積
層フィルム3を載置させて熱融着により一体的に形成し
てある。前記積層フィルム3の最下層フィルム3aの融
点は、最上層フィルム3bの融点によりも低い温度の材
料により形成され、例えば、最下層フィルム3aの融点
を80℃〜290℃、好ましくは100℃〜270℃で
あり、また最上層フィルム3bの融点を90℃〜300
℃、好ましくは110℃〜280℃に設定してある。
【0011】また前記積層フィルム3の総厚さtは、3
0μm〜500μm、好ましくは50μm〜300μm
であり、更に積層フィルム3の幅Hを、5mm〜150m
m、好ましくは15mm〜100mmに設定するものであ
る。なお、積層フィルム3の最下層フィルム3a及び最
上層フィルム3bの材料の融点を、80℃〜300℃の
範囲に設定する理由としては、夏場の屋上では、防水シ
ート1の温度が80℃に達することがあり、従って、8
0℃以下では積層フィルム3が溶融してしまうことから
80℃以上に設定するのが好ましく、また積層フィルム
3を300℃以上の融点にした場合には、熱可塑性シー
ト1a,1bに融着するのが困難となる。また、作業
上、最下層フィルム3aと最上層フィルム3bとの融点
の差は、少なくとも10℃以上設けるのが更に好まし
い。
0μm〜500μm、好ましくは50μm〜300μm
であり、更に積層フィルム3の幅Hを、5mm〜150m
m、好ましくは15mm〜100mmに設定するものであ
る。なお、積層フィルム3の最下層フィルム3a及び最
上層フィルム3bの材料の融点を、80℃〜300℃の
範囲に設定する理由としては、夏場の屋上では、防水シ
ート1の温度が80℃に達することがあり、従って、8
0℃以下では積層フィルム3が溶融してしまうことから
80℃以上に設定するのが好ましく、また積層フィルム
3を300℃以上の融点にした場合には、熱可塑性シー
ト1a,1bに融着するのが困難となる。また、作業
上、最下層フィルム3aと最上層フィルム3bとの融点
の差は、少なくとも10℃以上設けるのが更に好まし
い。
【0012】また、積層フィルム3の総厚さtを30μ
m未満にした場合、フィルム強度が低く、実用性に耐え
ることが出来ず、500μmより厚いと、積層フィルム
3と熱硬化性シート1a,1bとの段差が大きくなり、
信頼性を損なうことになる。更に、フィルム幅Hは、5
mm未満であると、積層フィルム3と熱可塑性シート1
a,1bとが融着し難くなり、また150mmより広幅で
あると、融着面積が広くなり、作業性及び信頼性が乏し
くなるものである。
m未満にした場合、フィルム強度が低く、実用性に耐え
ることが出来ず、500μmより厚いと、積層フィルム
3と熱硬化性シート1a,1bとの段差が大きくなり、
信頼性を損なうことになる。更に、フィルム幅Hは、5
mm未満であると、積層フィルム3と熱可塑性シート1
a,1bとが融着し難くなり、また150mmより広幅で
あると、融着面積が広くなり、作業性及び信頼性が乏し
くなるものである。
【0013】なお、積層フィルム3の最下層フィルム3
aと最上層フィルム3bとのフィルム材の選定例として
は、例えば、下記のような組合せが考えられる。 (1).ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(PP
/EPDM)の場合 .最上層フィルム:ポリプロピレン樹脂(ホモポリマ
ー) 最下層フィルム:エチレン・プロピレンランダム共重合
樹脂(ランダムコポリマー) .最上層フィルム:エチレン・プロピレンブロック共
重合樹脂(ブロックコポリマー) 最下層フィルム:エチレン・プロピレンランダム共重合
樹脂(ランダムコポリマー) .最上層フィルム:高密度ポリエチレン(HDPE) 最下層フィルム:低密度ポリエチレン(LDPE) (2)熱可塑性ポリオレフィン樹脂(HDPE) 最上層フィルム:高密度ポリエチレン(HDPE) 最下層フィルム:低密度ポリエチレン(LDPE) 次に、この発明の実施例と、その試験結果を、以下の表
1に示す。 〔試験方法〕表1に示す実施例1〜実施例4は、下記の
試験方法により試験を行った。
aと最上層フィルム3bとのフィルム材の選定例として
は、例えば、下記のような組合せが考えられる。 (1).ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(PP
/EPDM)の場合 .最上層フィルム:ポリプロピレン樹脂(ホモポリマ
ー) 最下層フィルム:エチレン・プロピレンランダム共重合
樹脂(ランダムコポリマー) .最上層フィルム:エチレン・プロピレンブロック共
重合樹脂(ブロックコポリマー) 最下層フィルム:エチレン・プロピレンランダム共重合
樹脂(ランダムコポリマー) .最上層フィルム:高密度ポリエチレン(HDPE) 最下層フィルム:低密度ポリエチレン(LDPE) (2)熱可塑性ポリオレフィン樹脂(HDPE) 最上層フィルム:高密度ポリエチレン(HDPE) 最下層フィルム:低密度ポリエチレン(LDPE) 次に、この発明の実施例と、その試験結果を、以下の表
1に示す。 〔試験方法〕表1に示す実施例1〜実施例4は、下記の
試験方法により試験を行った。
【0014】エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合
体(EPDM)と、ポリプロピレン(PP)とを混練機
を用いて均一に混和し、得られたポリマーアロイ状の熱
可塑性エラストマー(モンサント社のサントプレーン2
01−64)を押し出し機にて、厚み1.5mm、幅40
0mmでシート状に押し出し、タテ,ヨコが150mm×1
50mmになるように切断する。上記シートの端末部を5
0mm重合させて、熱風発生機(ライスター・ハンド式熱
風溶接機)で熱融着させる。接合部の上から、〔実施例
1〕では、ポリプロピレン樹脂(ホモポリマー)/エチ
レン・プロピレンランダムコポリマーからなる、厚み1
00μm、幅25mm、長さ150mmの積層フィルムを、
エチレン・プロピレンランダムコポリマーが下側(シー
ト側)になるように敷設し、ポリプロピレン樹脂側から
アイロン(温度150℃)にて熱をかけ、エチレン・プ
ロピレンランダムコポリマーとシート50mmだけ残して
熱融着する。
体(EPDM)と、ポリプロピレン(PP)とを混練機
を用いて均一に混和し、得られたポリマーアロイ状の熱
可塑性エラストマー(モンサント社のサントプレーン2
01−64)を押し出し機にて、厚み1.5mm、幅40
0mmでシート状に押し出し、タテ,ヨコが150mm×1
50mmになるように切断する。上記シートの端末部を5
0mm重合させて、熱風発生機(ライスター・ハンド式熱
風溶接機)で熱融着させる。接合部の上から、〔実施例
1〕では、ポリプロピレン樹脂(ホモポリマー)/エチ
レン・プロピレンランダムコポリマーからなる、厚み1
00μm、幅25mm、長さ150mmの積層フィルムを、
エチレン・プロピレンランダムコポリマーが下側(シー
ト側)になるように敷設し、ポリプロピレン樹脂側から
アイロン(温度150℃)にて熱をかけ、エチレン・プ
ロピレンランダムコポリマーとシート50mmだけ残して
熱融着する。
【0015】オートグラフにて、引張速度50mm/min
で180°剥離試験を行った(積層フィルムとシートの
ハクリ)。〔実施例2〕では、エチレンプロピレンブロ
ックコポリマー/エチレンプロピレンランダムコポリマ
ーからなる、積層フィルムをエチレンプロピレンランダ
ムコポリマーが下側(シート側)になるように敷設し、
上記と同じ方法で試験した。〔実施例3〕では、高密度
ポリエチレン/低密度ポリエチレンからなる積層フィル
ム(サイズは実施例1と同じ)を低密度ポリエチレンが
下側(シート側)になるように敷設し、アイロン温度が
120℃にてシートに融着し、上記と同じ方法で試験を
実施した。〔実施例4〕では、高密度ポリエチレンシー
ト(横浜ゴム(株)製,ジ・プロス/PE)で、実施例
1と同じ要領にてサンプルを作成し、実施例3と同じ積
層フィルムを使用し、同じ試験法で試験を実施した。
で180°剥離試験を行った(積層フィルムとシートの
ハクリ)。〔実施例2〕では、エチレンプロピレンブロ
ックコポリマー/エチレンプロピレンランダムコポリマ
ーからなる、積層フィルムをエチレンプロピレンランダ
ムコポリマーが下側(シート側)になるように敷設し、
上記と同じ方法で試験した。〔実施例3〕では、高密度
ポリエチレン/低密度ポリエチレンからなる積層フィル
ム(サイズは実施例1と同じ)を低密度ポリエチレンが
下側(シート側)になるように敷設し、アイロン温度が
120℃にてシートに融着し、上記と同じ方法で試験を
実施した。〔実施例4〕では、高密度ポリエチレンシー
ト(横浜ゴム(株)製,ジ・プロス/PE)で、実施例
1と同じ要領にてサンプルを作成し、実施例3と同じ積
層フィルムを使用し、同じ試験法で試験を実施した。
【0016】また、実施例5及び実施例6は、図4に示
すように、熱可塑性シート1a,1bの接合部2上に、
最下層フィルム3aと最上層フィルム3bとの少なくと
も2層以上積層した積層フィルム3を載置させて熱融着
により一体的に形成し、更にその上に熱可塑性シート1
cを載置させて熱融着により一体的に形成してある。こ
の実施例5の場合には、熱可塑性シート1a,1b,1
cとして、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーを使
用し、積層フィルム3の最下層フィルム3aと最上層フ
ィルム3bとの組合せとしては、上記実施例1〜実施例
3と同様に、ポリプロピレン樹脂(ホモポリマー)/エ
チレン・プロピレンランダムコポリマー,エチレンプロ
ピレンブロックコポリマー/エチレンプロピレンランダ
ムコポリマー,高密度ポリエチレン/低密度ポリエチレ
ンを用いた。
すように、熱可塑性シート1a,1bの接合部2上に、
最下層フィルム3aと最上層フィルム3bとの少なくと
も2層以上積層した積層フィルム3を載置させて熱融着
により一体的に形成し、更にその上に熱可塑性シート1
cを載置させて熱融着により一体的に形成してある。こ
の実施例5の場合には、熱可塑性シート1a,1b,1
cとして、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーを使
用し、積層フィルム3の最下層フィルム3aと最上層フ
ィルム3bとの組合せとしては、上記実施例1〜実施例
3と同様に、ポリプロピレン樹脂(ホモポリマー)/エ
チレン・プロピレンランダムコポリマー,エチレンプロ
ピレンブロックコポリマー/エチレンプロピレンランダ
ムコポリマー,高密度ポリエチレン/低密度ポリエチレ
ンを用いた。
【0017】また、実施例6の場合には、熱可塑性シー
ト1a,1b,1cとして、熱可塑性ポリオレフィン樹
脂を使用し、積層フィルム3の最下層フィルム3aと最
上層フィルム3bとの組合せとしては、高密度ポリエチ
レン/低密度ポリエチレンを用いた。また、実施例5及
び実施例6の試験方法は、上記第1実施例〜第4実施例
と同様な方法により行うものである。融着手段として
は、熱風発生機(ライスター)で熱融着させるものであ
る。
ト1a,1b,1cとして、熱可塑性ポリオレフィン樹
脂を使用し、積層フィルム3の最下層フィルム3aと最
上層フィルム3bとの組合せとしては、高密度ポリエチ
レン/低密度ポリエチレンを用いた。また、実施例5及
び実施例6の試験方法は、上記第1実施例〜第4実施例
と同様な方法により行うものである。融着手段として
は、熱風発生機(ライスター)で熱融着させるものであ
る。
【0018】
【表1】 以上の各実施例1〜実施例6の試験結果としては、熱可
塑性シート1a,1bが破断(材破)し、積層フィルム
3を積層させて融着した部分の界面剥離はなかった。
塑性シート1a,1bが破断(材破)し、積層フィルム
3を積層させて融着した部分の界面剥離はなかった。
【0019】
【発明の効果】この発明は、上記のように熱可塑性シー
トの接合部上に、融点の異なるフィルムを少なくとも2
層以上積層した積層フィルムを載置させて熱融着により
一体的に形成し、前記積層フィルムの最下層フィルムの
融点を最上層フィルムの融点によりも低い温度に設定し
たので、以下のような優れた効果を奏するものである。 .施工現場にて大掛かりな機械や設備を施工現場に設
置することなく、安価に施工できる。 .加熱した際に、積層フィルムの最下層フィルムのみ
を溶融し、防水シートに融着するので、最上層フィルム
は溶融せず、仕上がりが綺麗である。 .熱可塑性シートを複数層積層させる場合には、最上
層フィルムも熱可塑性シートと熱融着出来るので、接合
構造の信頼性を高めることが出来る。 .融着ムラが生じ難く、また仮に融着ムラが生じたと
しても目視により確認することが出来る。 .積層フィルムと防水シートとの融着強度は、材料破
壊であり、界面剥離はなく接合構造の信頼性を高めるこ
とが出来る。
トの接合部上に、融点の異なるフィルムを少なくとも2
層以上積層した積層フィルムを載置させて熱融着により
一体的に形成し、前記積層フィルムの最下層フィルムの
融点を最上層フィルムの融点によりも低い温度に設定し
たので、以下のような優れた効果を奏するものである。 .施工現場にて大掛かりな機械や設備を施工現場に設
置することなく、安価に施工できる。 .加熱した際に、積層フィルムの最下層フィルムのみ
を溶融し、防水シートに融着するので、最上層フィルム
は溶融せず、仕上がりが綺麗である。 .熱可塑性シートを複数層積層させる場合には、最上
層フィルムも熱可塑性シートと熱融着出来るので、接合
構造の信頼性を高めることが出来る。 .融着ムラが生じ難く、また仮に融着ムラが生じたと
しても目視により確認することが出来る。 .積層フィルムと防水シートとの融着強度は、材料破
壊であり、界面剥離はなく接合構造の信頼性を高めるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す接合した防水シ
ートの斜視図である。
ートの斜視図である。
【図2】図1のAーA矢視拡大断面図である。
【図3】積層フィルムの一部切欠した斜視図である。
【図4】他の実施例を示す防水シートの接合部の断面図
である。
である。
1 防水シート 1a,1b 熱可塑性シート 1c 熱可塑性シート 2 接合部 3 積層フィルム 3a 最下層フィルム 3b 最上層フィルム
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性シートの端末部を熱融着させて
防水シートとして使用する防水シートの接合構造におい
て、前記熱可塑性シートの接合部上に、融点の異なるフ
ィルムを少なくとも2層以上積層した積層フィルムを載
置させて熱融着により一体的に形成し、前記積層フィル
ムの最下層フィルムの融点を最上層フィルムの融点によ
りも低い温度に設定したことを特徴とする防水シートの
接合構造。 - 【請求項2】 前記積層フィルムの最下層フィルムの融
点を80℃〜290℃、最上層フィルムの融点を90℃
〜300℃に設定する請求項1に記載の防水シートの接
合構造。 - 【請求項3】 前記積層フィルムの総厚さが、30μm
〜500μmである請求項1または請求項2に記載の防
水シートの接合構造。 - 【請求項4】 前記積層フィルムの幅が、5mm〜150
mmである請求項1ないし請求項3に記載の防水シートの
接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2148696A JPH09207220A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 防水シートの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2148696A JPH09207220A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 防水シートの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207220A true JPH09207220A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12056314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2148696A Pending JPH09207220A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 防水シートの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207220A (ja) |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP2148696A patent/JPH09207220A/ja active Pending
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