JPH09207260A - 表面保護粘着シート - Google Patents

表面保護粘着シート

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JPH09207260A
JPH09207260A JP1687096A JP1687096A JPH09207260A JP H09207260 A JPH09207260 A JP H09207260A JP 1687096 A JP1687096 A JP 1687096A JP 1687096 A JP1687096 A JP 1687096A JP H09207260 A JPH09207260 A JP H09207260A
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JP
Japan
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sensitive adhesive
polyolefin film
pressure
sheet
adhesive sheet
Prior art date
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Application number
JP1687096A
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English (en)
Inventor
Isamu Miyoshi
勇 三好
Kenji Koga
健二 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawakami Sangyo KK
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Kawakami Sangyo KK
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被着体に対して有効な緩衝作用を示し、かつ
使用後に被着体から剥離した際、緩衝材の破壊がなくそ
の全部が剥離され、被着体表面に粘着剤が残っていない
ような表面保護粘着シートを提供する。 【解決手段】 基材としてのポリオレフィンフィルムの
片面に、粘着力が0.7〜25(N/50mm)である
粘着剤層を有し、他面に熱可塑性樹脂からなる緩衝材シ
ートを有する表面保護粘着シートである。この緩衝材シ
ートは、ポリオレフィンフィルムからなり、かつ基材で
あるポリオレフィンフィルムと当該ポリオレフィンフィ
ルムとの間で含気泡構造を構成し得る形状を有している
か、または発泡プラスチックシートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃に脆い物品
(以下、被着体という)において、緩衝効果をもたらし
得る緩衝材を付加した表面保護粘着シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】衝撃に脆い被着体の養生時および運搬時
の保護用として、 従来より、片面に粘着剤を有するプラ
スチックフィルムや緩衝材(含気泡構造、発泡体、ダン
ボール等)を用い、これらを物品の数箇所端末に仮止め
する方法が採用されていた。しかし、 片面に粘着剤を有
するプラスチックフィルムを用いた場合、養生用途に関
しては特に問題は生じないが、 被着体の運搬・施工時の
衝撃に対しては保護する機能が殆どなく被着体の損傷は
免れなかった。一方、 緩衝材を用いた場合、被着体の衝
撃からの保護は充分であるが、緩衝材が被着体からずれ
て隙間が生じ、この隙間から異物が混入して表面を傷付
ける場合があり、従って、小規模の被着体の表面保護用
としては殆ど機能を果たさなかった。また、上記問題を
解決する保護材として、緩衝材に粘着剤層を設けた構造
のものがあるが、緩衝材が被着体に強固に接着されてい
る為、被着体の保護用としての使用後に被着体からの剥
離が困難となり、剥離できず緩衝材が破壊して緩衝材の
一部が被着体に接着されたままであったり、また剥離で
きても被着体表面に粘着剤が残っているという問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点を
解決しようとするものであり、その目的は、被着体に対
して有効な緩衝作用を示し、かつ使用後に被着体から剥
離した際、緩衝材の破壊がなくその全部が剥離され、被
着体表面に粘着剤が残っていないような表面保護粘着シ
ートを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材としての
ポリオレフィンフィルムの片面に、粘着力が0.7〜2
5(N/50mm)である粘着剤層を有し、他面に熱可
塑性樹脂からなる緩衝材シートを有する表面保護粘着シ
ートである。好適な実施態様は、上記緩衝材シートは、
ポリオレフィンフィルムからなり、かつ基材であるポリ
オレフィンフィルムと当該ポリオレフィンフィルムとの
間で含気泡構造を構成し得る形状を有しており、当該ポ
リオレフィンフィルムの平均膜厚が0.02〜0.1m
mで緩衝材シートを構成している。また上記緩衝材シー
トは、500〜30000個/m2 の割合で気泡を含有
し、この気泡の直径は5〜20mmであり、かつ厚さは
2〜8mmである。また好適な実施態様は、上記緩衝材
シートが、発泡プラスチックシートであり、発泡プラス
チックシートの発泡倍率が10〜50倍であり、発泡プ
ラスチックシートの厚さが0.5〜10.0mmであ
る。また好適な実施態様は、上記緩衝材シートが熱賦活
性樹脂を介して基材としてのポリオレフィンフィルムに
熱融着されてなることである。また好適な実施態様は、
上記粘着剤層の厚さが、0.003〜0.030mmで
ある。
【0005】次に、図面を参照しながら、本発明を詳細
に説明する。図1は、本発明の表面保護粘着シートの一
例の断面図であり、図2は、図1に示す表面保護粘着シ
ートの斜視図である。図1、図2において、10は緩衝
材シートとしてのポリオレフィンフィルム、11は熱賦
活性樹脂層、20は気泡、31は基材としてのポリオレ
フィンフィルム、32は粘着剤層である。
【0006】本発明の表面保護粘着シートは、基材とし
てのポリオレフィンフィルム31の片面に粘着剤層32
を有する。本発明において、ポリオレフィンフィルム3
1用のポリオレフィンとしては、熱可塑性樹脂であれば
特に限定はなく、その例としては、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレンおよびこれらの樹脂のブレンド物が
挙げられる。
【0007】このポリオレフィンフィルム31は、上記
ポリオレフィンを用いて従来公知の方法によりフィルム
に成型される。このポリオレフィンフィルム31の厚さ
は0.03〜0.2mmであることが好ましい。厚さが
0.03mm未満の場合、基材としての役割を果たせ
ず、強度が不充分となり、逆に厚さが0.2mmを超え
る場合、本発明の表面保護粘着シートを折り曲げて使用
すると反撥が生じやすく被着体から剥れる恐れがある。
【0008】粘着剤層32は、その粘着力が0.7〜2
5(N/50mm)、好ましくは1.0〜20(N/5
0mm)、より好ましくは2.0〜7.0(N/50m
m)である。この粘着力は、次のような方法により測定
したものである。まず試料をSUS430BAに貼付
し、試料50mm巾の上から2kgゴムローラーを1往
復させた後、テンシロン万能引張試験機RTM−100
((株)オリエンテック製)を用いて0.3(m/分)
の速度で剥離(剥離角度180°)した時の抵抗値を求
め、これを粘着力とした。この粘着力が0.7N/50
mm未満の場合、特に表面粗度が大きい被着体に対して
は表面保護粘着シートを粘着できず、逆にこの粘着力が
25N/50mmを超える場合、粘着力が経時において
上昇しうるので表面保護粘着シートの剥離が困難とな
る。
【0009】この粘着剤層32は粘着剤を主成分とする
ものであり、この粘着剤は、通常使用されるものであれ
ば特に限定されないが、例えば天然ゴム系粘着剤、合成
ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤等が挙げられる。粘着
剤層32の粘着力を上記範囲のものとするには、例えば
以下の方法が採用される。 1)上記の粘着性を有する重合体に使用されるモノマー
に、他のモノマーを配合して重合する方法である。この
粘着性を有する重合体に使用されるモノマーの配合量
は、上記の粘着力を有するためには、全モノマーに対し
て好ましくは5〜100重量%、より好ましくは10〜
70重量%である。粘着性モノマーとしては、例えばア
クリル酸エステル類等が挙げられ、配合される他のモノ
マーとしては、例えばアクリル酸、メタクリル酸等が挙
げられる。 2)上記の粘着性を有する重合体に粘着付与剤を配合す
る方法である。この粘着付与剤の配合量は、上記の粘着
力を有するためには、重合体に対して好ましくは5〜1
00重量%、より好ましくは10〜50重量%である。
配合される粘着付与剤としては、例えばロジン、ロジン
エステル、テルペンフェノール、脂肪族系石油樹脂、芳
香族系石油樹脂、キシレン樹脂等が挙げられる。 3)粘着剤層32の厚さを調整する方法である。この粘
着剤層32の厚さは、好ましくは0.003〜0.03
0mm、より好ましくは0.01〜0.02mmであ
る。粘着剤層の厚さが0.003mm未満の場合、被着
体の表面粗度にもよるが表面保護粘着シートを被着体に
充分に粘着することができない場合があり、逆に0.0
30mmを超える場合、被着体への粘着面積が大きくな
って、剥離時に被着体表面に粘着剤が残る場合があり、
被着体の美観が損なわれる。
【0010】上記ポリオレフィンフィルム31および粘
着剤層32は、必要に応じてDOP等の可塑剤、充填
剤、安定剤、老化防止剤、紫外線吸収剤等の公知の添加
剤が配合されていてもよい。
【0011】ポリオレフィンフィルム31の粘着剤層3
2の形成面と反対面に緩衝材シートが形成されている。
この緩衝材シートは、熱可塑性樹脂からなるものであ
り、好ましくは図1、図2に示すように、ポリオレフィ
ンフィルム10からなり、かつポリオレフィンフィルム
31(または熱賦活性樹脂層11)とポリオレフィンフ
ィルム10との間で気泡20を含有するような構造を構
成し得る形状を有している。
【0012】このポリオレフィンフィルム10用のポリ
オレフィンは、熱可塑性樹脂であれば特に限定はなく、
その例としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン
およびこれらの樹脂のブレンド等が挙げられる。
【0013】このポリオレフィンフィルム10の平均膜
厚は、好ましくは0.020〜0.100mm、より好
ましくは0.04〜0.07mmである。この膜厚が
0.020mm未満である場合、ポリオレフィンフィル
ム10が破れ易くなって本発明の表面保護粘着シートの
緩衝機能が発揮できなくなる恐れがあり、逆に膜厚が
0.100mmを超える場合、本発明の表面保護粘着シ
ートの緩衝機能は充分であるが、折り曲げて使用する際
に反撥して被着体から剥がれる恐れがある。
【0014】気泡20は、本発明の表面保護粘着シート
に緩衝機能を付与するためにポリオレフィンフィルム3
1(または熱賦活性樹脂層11)とポリオレフィンフィ
ルム10との間に含有させたものであり、好ましくは5
00〜30000個/m2 、より好ましくは2500〜
20000個/m2 、特に好ましくは3000〜170
00個/m2 の割合で存在している。この割合が500
個/m2 未満の場合、本発明の表面保護粘着シートの緩
衝機能が不十分となり、逆に30000個/m 2 を超え
る場合、気泡密度が大きくなり、折り曲げ使用する際反
撥して被着体から剥れる恐れがある。
【0015】また各気泡20の大きさは、直径が好まし
くは5〜20mm、より好ましくは7〜10mmであ
り、厚さは好ましくは2〜8mm、より好ましくは4〜
6mmである。直径が5mm未満の場合や高さが2mm
未満の場合、本発明の表面保護粘着シートの緩衝機能が
不十分となり、逆に直径が20mmを超える場合や高さ
が8mmを超える場合、全体的に容積が増すので使用し
難い。
【0016】ポリオレフィンフィルム10は、上記ポリ
オレフィンを用いて上記範囲の密度、大きさ、高さの気
泡20をポリオレフィンフィルム31(または熱賦活性
樹脂層11)との間で構成し得るような形状に成型され
るが、その成型方法としては、連続生産できる点から真
空成型が好ましい。
【0017】また図1、図2に示すように、ポリオレフ
ィンフィルム10のポリオレフィンフィルム31への接
着性を良好とするためにこれらの間に熱賦活性樹脂層1
1を形成してもよく、ポリオレフィンフィルム10の接
着時に加熱して熱融着させる。
【0018】この熱賦活性樹脂層11用の熱賦活性樹脂
としては、ポリオレフィンフィルム31およびポリオレ
フィンフィルム10と熱融着し得る熱可塑性樹脂であれ
ば特に限定はなく、その例としては、例えばポリオレフ
ィン系樹脂、ビニル系樹脂等が挙げられ、好適にはポリ
オレフィン系樹脂が挙げられ、例えばポリエチレン等が
挙げられる。
【0019】この熱賦活性樹脂層11の厚さは、好まし
くは0.02〜0.1mm、より好ましくは0.04〜
0.07mmである。この厚さが0.02mm未満であ
る場合、ポリオレフィンフィルム10の接着性が不十分
となり、逆に厚さが0.1mmを超える場合、折り曲げ
て使用する際に反撥して被着体から剥がれる恐れがあり
好ましくない。
【0020】図1、図2に示すような構成の表面保護粘
着シートは、例えば次のように作成される。まず粘着剤
を含有する粘着剤層塗布液を調製する。この時使用され
る溶媒としては、例えばトルエン、酢酸エチル、ヘキサ
ン、メチルエチルケトン等が挙げられる。この粘着剤層
塗布液を基材であるポリオレフィンフィルム31の片面
に塗布・乾燥して粘着剤層32を形成する。次いで熱賦
活性樹脂塗布液を調製する。この時使用される溶媒とし
ては、例えばトルエン、酢酸エチル、ヘキサン、メチル
エチルケトン等が挙げられる。次いでこの塗布液をポリ
オレフィンフィルム31の粘着剤層形成面と反対面上に
塗布・乾燥して熱賦活性樹脂層11を形成する。次に予
め所定の形状に成型された緩衝材シートとしてのポリオ
レフィンフィルム10を熱賦活性樹脂層11上に熱融着
させる。または粘着剤層32を有する基材であるポリオ
レフィンフィルム31に、予め所定の形状に成型された
緩衝材シートを熱賦活性樹脂を介して熱融着せしめても
よい。
【0021】図3は、本発明の表面保護粘着シートの他
の例の断面図である。図3において、12はポリオレフ
ィンフィルムであり、緩衝材シートとしてのポリオレフ
ィンフィルム10を保護してその強度を維持するため
に、その上にさらに積層したものである。図4は、図3
に示す表面保護粘着シートの斜視図であり、上面のポリ
オレフィンフィルム12を切り欠いて内部の含気泡構造
を示している。
【0022】このポリオレフィンフィルム12用のポリ
オレフィン系樹脂は、熱可塑性樹脂であれば特に限定は
なく、その例としては、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレンおよびポリエチレンとポリプロピレンとのブレン
ド物等が挙げられる。
【0023】このポリオレフィンフィルム12の厚さ
は、好ましくは0.02〜1.0mm、より好ましくは
0.04〜0.07mmである。この厚さが0.02m
m未満である場合、ポリオレフィンフィルム10の保護
が不十分となり、逆に厚さが1.0mmを超える場合、
本発明の表面保護粘着シートを折り曲げて使用する際に
反撥して被着体から剥がれる恐れがある。
【0024】図3、図4に示すような構成の表面保護粘
着シートは、図1、図2に示す表面保護粘着シートのポ
リオレフィンフィルム10上にポリオレフィンフィルム
12を積層することにより作成される。
【0025】また、図5に示すような、緩衝材シートと
してのポリオレフィンフィルム10が保護用のポリオレ
フィンフィルム12と気泡20を含有するような構造を
構成するような表面保護粘着シートであってもよい。こ
のような表面保護粘着シートは、例えば次のように作成
してもよい。まず、予め所定の形状に成型された緩衝材
シートとしてのポリオレフィンフィルム10を保護用の
ポリオレフィンフィルム12と熱融着させて含気泡構造
を形成する。一方、上記の方法にてポリオレフィンフィ
ルム31の片面に粘着剤層32を形成し、このポリオレ
フィンフィルム31と、上記の含気泡構造のポリオレフ
ィンフィルム10とを熱賦活性樹脂層11を介して熱融
着させる。
【0026】図6は、本発明の表面保護粘着シートの他
の例の断面図である。図6において、40は発泡プラス
チックシートである。発泡プラスチックシート40は、
熱可塑性樹脂であれば特に限定はなく、その例として
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタ
ン等が挙げられる。
【0027】この発泡プラスチックシート40の厚さ
は、好ましくは0.5〜10.0mm、より好ましくは
2〜5mmである。この厚さが0.5mm未満の場合、
本発明の表面保護粘着シートの緩衝機能が不十分とな
り、逆に厚さが10.0mmを超える場合、本発明の表
面保護粘着シートを折り曲げて使用すると反撥が生じ易
く被着体から剥がれる恐れがある。
【0028】またこの発泡プラスチックシート40の発
泡倍率は、好ましくは10〜50倍、より好ましくは2
0〜40倍である。この発泡倍率が10倍未満の場合、
本発明の表面保護粘着シートの緩衝機能が不十分とな
り、また折り曲げて使用すると反撥が生じ易く被着体か
ら剥がれる恐れがある。逆に発泡倍率が50倍を超える
場合、発泡プラスチックシートの強度が不充分となって
破壊する恐れがある。
【0029】図6に示すような構成の表面保護粘着シー
トは、例えば次のように作成される。図1、図2の表面
保護粘着シートの作成と同様にして基材であるポリオレ
フィンフィルム31の片面に粘着剤層32を形成する。
次いでこの上に、下記の方法により予め作成された発泡
プラスチックシート40を熱賦活性樹脂層11を介して
熱融着させる。最後にこの上にポリオレフィンフィルム
12を熱融着させる。
【0030】発泡プラスチックシート40は、例えば熱
可塑性樹脂に発泡剤を配合し、これを発泡剤が発泡する
温度以上に加熱成型することにより作成してもよい。使
用される発泡剤としては、分解性発泡剤であれば限定は
なく、そのような例として、例えばアゾジカルボンアミ
ド(アゾビスホルムアミド等)、バリウムアゾジカルボ
キシレート等が挙げられる。発泡剤の配合量は、上記の
発泡倍率、厚さとするためには熱可塑性樹脂に対して好
ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは1〜15
重量%である。
【0031】また、図7に示すようなポリオレフィンフ
ィルム12が積層されていない表面保護粘着シートであ
ってもよい。
【0032】
【作用】本発明の表面保護粘着シートは、その表面に緩
衝材シートを有しているので、被着体に接触させて使用
でき被着体に対して有効な緩衝作用を示す。また粘着力
が0.7〜25(N/50mm)である粘着剤層を有し
ているので、被着体に対する粘着力が充分である。また
使用後被着体から剥離する際に、緩衝材の破壊がなく、
粘着剤残りが生じることなく、容易に剥離することがで
きる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらにより限定されるものでは
ない。 〈測定方法〉 (1)粘着力 まず試料をSUS430BAに貼付し、試料50mm巾
の上から2kgゴムローラーを1往復させた後、テンシ
ロン万能引張試験機RTM−100((株)オリエンテ
ック製)を用いて0.3(m/分)の速度で剥離した時
の抵抗値を求め、これを粘着力とした。またSUS43
0BAに貼付した試料を50℃で30日間放置したもの
についても同様の方法で粘着力を測定した。 (2)衝撃性試験 各種の試料をSUS430BA 0.4(mmt )上に
貼合せ、 これに荷重0.3kgを0.3mの位置から落
下させた時の、SUS430BA 0.4(mmt )の
歪み、 キズ等を調べて以下の3段階に評価した。 ○:SUS430BA 0.4(mmt )に歪み、キズ
がない。 △:SUS430BA 0.4(mmt )に目視で確認
できる程度の歪み、キズがある。 ×:SUS430BA 0.4(mmt )に窪みがあ
る。 (3)剥離試験 テンシロン型万能試験機により剥離速度0.3m/分、
剥離角度180°で測定した。 (4)折り曲げ等による反撥試験 90°に曲げられたSUS430BAの被着体に、50
mm幅の表面保護粘着シートを10mm突き出して貼り
合わせ、1時間後、その突出した部分の反撥の有無を調
べた。
【0034】実施例1 基材として厚さ0.06mmのポリエチレンフィルムを
使用し、このフィルムの片面に100重量部のアクリル
酸ブチルと3重量部のアクリル酸からなる重合体をトル
エンに溶解した粘着剤層塗布液を塗布・乾燥して厚さ
0.015mmの粘着剤層を形成した。一方、厚さ0.
06mmのポリエチレンフィルムを直径10mm、高さ
4mmの気泡を約10000個/m2 の割合で形成し得
る形状に真空成型した緩衝材シートを作成し、熱賦活性
樹脂としてポリエチレン樹脂を使用して、上記の粘着剤
層を有するフィルムに緩衝材シートを熱賦活性樹脂を介
して熱融着した。さらにこの上に厚さ0.06mmのポ
リエチレンフィルムを熱融着させて表面保護粘着シート
を得た。
【0035】実施例2 実施例1において、粘着剤層の重合体の組成を100重
量部のアクリル酸ブチルと5重量部のアクリル酸とし、
粘着剤層の厚さを0.02mmとしたこと以外は、実施
例1と同様の方法で表面保護粘着シートを得た。
【0036】比較例1 実施例1において、粘着剤層の重合体の組成を粘着剤層
の重合体の組成を100重量部のアクリル酸ブチル、5
重量部のアクリル酸、テルペンフェノール樹脂(スミラ
イトレジン、住友デュレッツ製、PR−12603N)
30重量部とし、粘着剤層の厚さを0.02mmとした
こと以外は、実施例1と同様の方法で表面保護粘着シー
トを得た。
【0037】実施例3 基材として厚さ0.06mmのポリエチレンフィルムを
使用し、このフィルムの片面に100重量部のアクリル
酸ブチルと5重量部のアクリル酸からなる重合体をトル
エンに溶解した粘着剤層塗布液を塗布・乾燥して厚さ
0.02mmの粘着剤層を形成した。一方、ポリエチレ
ンと熱分解性発泡剤としてのアゾジカルボンアミド(ポ
リエチレンに対して15重量%)を成分として加熱成型
した発泡倍率30倍、厚さ3mmの発泡ポリエチレンシ
ートを作成した。熱賦活性樹脂としてポリエチレン樹脂
を使用し、上記の粘着剤層を有するフィルムに発泡ポリ
エチレンシートを熱賦活性樹脂を介して熱融着した。さ
らにこの上に厚さ0.02mmのポリエチレンフィルム
を熱融着させて表面保護粘着シートを得た。
【0038】実施例4 実施例3において、粘着剤層の重合体の組成を100重
量部のアクリル酸ブチルと5重量部のアクリル酸とし、
厚さ8mmの発泡ポリエチレンシートを用いたこと以外
は、実施例3と同様の方法で表面保護粘着シートを得
た。
【0039】比較例2 実施例3において、粘着剤層の重合体の組成を100重
量部のアクリル酸ブチル、5重量部のアクリル酸、テル
ペンフェノール樹脂(スミライトレジン、住友デュレッ
ツ製、PR−12603N)30重量部とし、厚さ13
mmの発泡ポリエチレンシートを用いたこと以外は、実
施例3と同様の方法で表面保護粘着シートを得た。
【0040】比較例3 実施例3において、粘着剤層の厚さを0.0015mm
としたこと以外は、実施例3と同様の方法で表面保護粘
着シートを得た。
【0041】実施例1〜4および比較例1〜3で作成さ
れた表面保護粘着シートについて、粘着力、衝撃性試
験、剥離試験および折り曲げ等による反撥試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1より、実施例1〜4の表面保護粘着シ
ートは、粘着力が0.7〜25(N/50mm)の範囲
であるため、粘着力が充分でかつ剥離性も良好であり、
かつ耐衝撃性も良好で、折り曲げ等による反撥もなかっ
た。しかし、比較例1の表面保護粘着シートは、粘着力
が高すぎて剥離時に含気泡構造を構成するポリエチレン
フィルムが破壊した。比較例2の表面保護粘着シート
は、粘着力が高すぎて剥離性が不良であった。比較例3
の表面保護粘着シートは、折り曲げ等による反撥があっ
た。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、被着体に対して有効な緩衝作用を示し、被着体
に対する粘着力が充分であり、また使用後被着体から剥
離する際に、緩衝材の破壊がなく、粘着剤残りが生じる
ことなく、容易に剥離することができるような表面保護
粘着シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面保護粘着シートの一例の断面図で
ある。
【図2】図1に示す表面保護粘着シートの斜視図であ
る。
【図3】本発明の表面保護粘着シートの他の例の断面図
である。
【図4】図3に示す表面保護粘着シートの斜視図であ
る。
【図5】本発明の表面保護粘着シートの他の例の斜視図
である。
【図6】本発明の表面保護粘着シートの他の例の断面図
である。
【図7】本発明の表面保護粘着シートの他の例の断面図
である。
【符号の説明】
10 ポリオレフィンフィルム 11 熱賦活性樹脂層 12 ポリオレフィンフィルム 20 気泡 31 ポリオレフィンフィルム 32 粘着剤層 40 発泡ポリオレフィンシート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材としてのポリオレフィンフィルムの
    片面に、粘着力が0.7〜25(N/50mm)である
    粘着剤層を有し、他面に熱可塑性樹脂からなる緩衝材シ
    ートを有することを特徴とする表面保護粘着シート。
  2. 【請求項2】 緩衝材シートが、ポリオレフィンフィル
    ムからなり、かつ基材であるポリオレフィンフィルムと
    当該ポリオレフィンフィルムとの間で含気泡構造を構成
    し得る形状を有していることを特徴とする請求項1に記
    載の表面保護粘着シート。
  3. 【請求項3】 緩衝材シートを構成するポリオレフィン
    フィルムの平均膜厚が0.020〜0.100mmであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の表面保護粘着シー
    ト。
  4. 【請求項4】 緩衝材シートが、500〜30000個
    /m2 の割合で気泡を含有することを特徴とする請求項
    2または3に記載の表面保護粘着シート。
  5. 【請求項5】 気泡の直径が5〜20mm、かつ厚さが
    2〜8mmであることを特徴とする請求項2〜4のいず
    れかに記載の表面保護粘着シート。
  6. 【請求項6】 緩衝材シートが、発泡プラスチックシー
    トであることを特徴とする請求項1に記載の表面保護粘
    着シート。
  7. 【請求項7】 発泡プラスチックシートの発泡倍率が1
    0〜50倍であることを特徴とする請求項6に記載の表
    面保護粘着シート。
  8. 【請求項8】 発泡プラスチックシートの厚さが0.5
    〜10.0mmであることを特徴とする請求項6または
    7に記載の表面保護粘着シート。
  9. 【請求項9】 緩衝材シートが熱賦活性樹脂を介して基
    材としてのポリオレフィンフィルムに熱融着されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の表面
    保護粘着シート。
  10. 【請求項10】 粘着剤層の厚さが、0.003〜0.
    030mmであることを特徴とする請求項1〜9のいず
    れかに記載の表面保護粘着シート。
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