JPH09207334A - 液体噴射記録ヘッド - Google Patents
液体噴射記録ヘッドInfo
- Publication number
- JPH09207334A JPH09207334A JP1730596A JP1730596A JPH09207334A JP H09207334 A JPH09207334 A JP H09207334A JP 1730596 A JP1730596 A JP 1730596A JP 1730596 A JP1730596 A JP 1730596A JP H09207334 A JPH09207334 A JP H09207334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- ink
- thermal energy
- recording
- pixel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2値記録と多値記録とを安定して効率よく行
う。 【解決手段】 流路5内のオリフィス4に近い方の側に
第1の熱エネルギーを発生する発熱体9aを、遠い方の
側に第2の熱エネルギーを発生する発熱体9bを設け
る。2値記録を行う場合は、発熱体9aと発熱体9bと
を各々の熱エネルギー密度が一定になるようなパルスに
より同時駆動し、多値記録時には、第1の熱エネルギー
発生部である発熱体9aを、微小なパルス幅の1又は連
続パルスにより、画素の大きさに比例したパルス数で駆
動する。
う。 【解決手段】 流路5内のオリフィス4に近い方の側に
第1の熱エネルギーを発生する発熱体9aを、遠い方の
側に第2の熱エネルギーを発生する発熱体9bを設け
る。2値記録を行う場合は、発熱体9aと発熱体9bと
を各々の熱エネルギー密度が一定になるようなパルスに
より同時駆動し、多値記録時には、第1の熱エネルギー
発生部である発熱体9aを、微小なパルス幅の1又は連
続パルスにより、画素の大きさに比例したパルス数で駆
動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体噴射記録ヘッ
ドに関し、より詳細には、ほぼ一定の質量のインク滴を
噴射し、被記録体上に1滴で1画素を形成する手段と、
それぞれ分離独立して飛翔する1滴乃至複数滴のインク
滴を、被記録体上における同一箇所へ付着させ、同一箇
所に付着するインク滴の数を変えることにより画素径が
異なる1画素を形成する手段とを有し、2値,多値(多
階調)両方の記録が可能である液体噴射記録ヘッドに関
する。
ドに関し、より詳細には、ほぼ一定の質量のインク滴を
噴射し、被記録体上に1滴で1画素を形成する手段と、
それぞれ分離独立して飛翔する1滴乃至複数滴のインク
滴を、被記録体上における同一箇所へ付着させ、同一箇
所に付着するインク滴の数を変えることにより画素径が
異なる1画素を形成する手段とを有し、2値,多値(多
階調)両方の記録が可能である液体噴射記録ヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録方法は、記録時にお
ける騒音の発生が無視できる程度に極めて小さいという
点で、オフィス用等に好適な記録方法として注目されて
いる。その中で、高速記録が可能であり、しかも、普通
紙に特別の定着処理を必要とせずに記録を行うことがで
きる、所謂、インクジェット記録方法は極めて有力な記
録方法であり、これまでにも様々な方式が提案され、又
は、既に製品化,実用化されている。このようなインク
ジェット記録方法は、所謂インクと称される記録液体の
小液滴(インク滴)を飛翔させ、このインク滴を被記録
体に付着させることによって記録を行うものであり、例
えば、本出願人が特公昭56−9429号公報において
開示している。
ける騒音の発生が無視できる程度に極めて小さいという
点で、オフィス用等に好適な記録方法として注目されて
いる。その中で、高速記録が可能であり、しかも、普通
紙に特別の定着処理を必要とせずに記録を行うことがで
きる、所謂、インクジェット記録方法は極めて有力な記
録方法であり、これまでにも様々な方式が提案され、又
は、既に製品化,実用化されている。このようなインク
ジェット記録方法は、所謂インクと称される記録液体の
小液滴(インク滴)を飛翔させ、このインク滴を被記録
体に付着させることによって記録を行うものであり、例
えば、本出願人が特公昭56−9429号公報において
開示している。
【0003】特公昭56−9429号公報に記載のイン
クジェット記録装置は、液室内のインクを加熱して気泡
を発生させることにより、インクに圧力上昇を生じさ
せ、このインクを微細なノズル先端のインク吐出口から
吐出させて記録を行うものである。この後、この原理を
利用して多くの発明がなされ、その一つとして、例え
ば、特開昭59−207265号公報に開示された発明
が知られている。
クジェット記録装置は、液室内のインクを加熱して気泡
を発生させることにより、インクに圧力上昇を生じさ
せ、このインクを微細なノズル先端のインク吐出口から
吐出させて記録を行うものである。この後、この原理を
利用して多くの発明がなされ、その一つとして、例え
ば、特開昭59−207265号公報に開示された発明
が知られている。
【0004】特開昭59−207265号公報に記載の
インクジェット記録方法は、階調記録を行うための方法
を示しており、一つのヒータに一群のパルス信号を加え
て一個のインク滴を放出するようにしたものである。つ
まり、この発明では、加えられたパルス信号の数に応じ
て吐出するインク滴の数が変化するが、これらのインク
滴は互いに結合した状態で飛翔し、被記録体上の同一箇
所に付着するものであり、パルス信号の数に応じて画素
径を変えることができる。又、この考えを受け継ぎ、こ
のような画素径を変える方法について具体的、かつ詳細
な条件を明らかにしたものとして、特開平6−2977
17号公報に開示された発明がある。
インクジェット記録方法は、階調記録を行うための方法
を示しており、一つのヒータに一群のパルス信号を加え
て一個のインク滴を放出するようにしたものである。つ
まり、この発明では、加えられたパルス信号の数に応じ
て吐出するインク滴の数が変化するが、これらのインク
滴は互いに結合した状態で飛翔し、被記録体上の同一箇
所に付着するものであり、パルス信号の数に応じて画素
径を変えることができる。又、この考えを受け継ぎ、こ
のような画素径を変える方法について具体的、かつ詳細
な条件を明らかにしたものとして、特開平6−2977
17号公報に開示された発明がある。
【0005】特開平6−297717号公報に記載のイ
ンクジェット記録方法は、一つの画素を形成するために
吐出されるインク滴の数を画像濃度情報に応じて変える
ことにより、画素の大きさを変えて階調記録を行う記録
方法である。しかしながら、特開昭59−207265
号公報,特開平6−297717号公報に開示された発
明は、複数パルスのパルス数に応じて画素径を変えて階
調記録を行う技術を開示しているだけであり、このよう
な技術では、階調表現を必要とするイメージ記録につい
ては効果を発揮するが、階調表現を必要としない文字な
どの記録を行う際には、記録速度の点で問題がある。
ンクジェット記録方法は、一つの画素を形成するために
吐出されるインク滴の数を画像濃度情報に応じて変える
ことにより、画素の大きさを変えて階調記録を行う記録
方法である。しかしながら、特開昭59−207265
号公報,特開平6−297717号公報に開示された発
明は、複数パルスのパルス数に応じて画素径を変えて階
調記録を行う技術を開示しているだけであり、このよう
な技術では、階調表現を必要とするイメージ記録につい
ては効果を発揮するが、階調表現を必要としない文字な
どの記録を行う際には、記録速度の点で問題がある。
【0006】このような問題を解決する技術として、例
えば、特開平1−242258号公報,特開平1−24
2259号公報に開示された技術がある。ここに開示さ
れた技術は、要約すると、上記のような複数パルスによ
って画素径を変えることのできる手段と、画素径を変え
る必要のない通常のインクジェット技術とを2つ組み合
せた液体噴射記録ヘッド(記録ヘッド)を提案し、階調
表現の必要なイメージ記録と、階調表現を必要としない
文字などの記録の両方に適するような記録ヘッドとした
ものである。
えば、特開平1−242258号公報,特開平1−24
2259号公報に開示された技術がある。ここに開示さ
れた技術は、要約すると、上記のような複数パルスによ
って画素径を変えることのできる手段と、画素径を変え
る必要のない通常のインクジェット技術とを2つ組み合
せた液体噴射記録ヘッド(記録ヘッド)を提案し、階調
表現の必要なイメージ記録と、階調表現を必要としない
文字などの記録の両方に適するような記録ヘッドとした
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平1
−242258号公報,特開平1−242259号公報
に開示された記録ヘッドは、複数のパルスにより駆動さ
れ、該複数のパルスのパルス数に応じて画素径を変える
ことのできる手段と、画素径を変える必要のない通常の
手段とを有し、階調記録は可能であるが、階調幅を大き
くとることができず、より高画質の記録を行うには充分
でないという課題がある。
−242258号公報,特開平1−242259号公報
に開示された記録ヘッドは、複数のパルスにより駆動さ
れ、該複数のパルスのパルス数に応じて画素径を変える
ことのできる手段と、画素径を変える必要のない通常の
手段とを有し、階調記録は可能であるが、階調幅を大き
くとることができず、より高画質の記録を行うには充分
でないという課題がある。
【0008】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、第1の目的は、画素径がほぼ一定の2値記
録と、画素径が可変の多値記録(面積階調記録)が可能
な、新規な構成の液体噴射記録ヘッドを提供すること、
第2の目的は、多値記録が安定に行えるような記録ヘッ
ドの構成を明確にすること、第3の目的は、多値記録
が、さらに安定に、かつ効率良く行えるような記録ヘッ
ドの構成を提供すること、第4の目的は、2値記録が安
定に行えるような熱エネルギー作用部へのエネルギー入
力の仕方を提供すること、にある。
れたもので、第1の目的は、画素径がほぼ一定の2値記
録と、画素径が可変の多値記録(面積階調記録)が可能
な、新規な構成の液体噴射記録ヘッドを提供すること、
第2の目的は、多値記録が安定に行えるような記録ヘッ
ドの構成を明確にすること、第3の目的は、多値記録
が、さらに安定に、かつ効率良く行えるような記録ヘッ
ドの構成を提供すること、第4の目的は、2値記録が安
定に行えるような熱エネルギー作用部へのエネルギー入
力の仕方を提供すること、にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、1つ
の吐出口および該吐出口につらなるインクの流路と、該
流路内に設けられた第1および第2の熱エネルギー作用
部と、該第1および第2の熱エネルギー作用部をともに
作動させ、ほぼ一定質量の第1のインク滴を噴射し、該
第1のインク滴の1滴により被記録体上に1画素を形成
する第1の画素形成手段と、前記第1又は第2の熱エネ
ルギー作用部のみを作動させ、前記第1のインク滴より
小さい質量の第2のインク滴を噴射し、該第2のインク
滴の1乃至複数により被記録体上に1画素を形成する第
2の画素形成手段を有するものである。
の吐出口および該吐出口につらなるインクの流路と、該
流路内に設けられた第1および第2の熱エネルギー作用
部と、該第1および第2の熱エネルギー作用部をともに
作動させ、ほぼ一定質量の第1のインク滴を噴射し、該
第1のインク滴の1滴により被記録体上に1画素を形成
する第1の画素形成手段と、前記第1又は第2の熱エネ
ルギー作用部のみを作動させ、前記第1のインク滴より
小さい質量の第2のインク滴を噴射し、該第2のインク
滴の1乃至複数により被記録体上に1画素を形成する第
2の画素形成手段を有するものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の液体
噴射記録ヘッドにおいて、前記第2のインク滴を噴射す
る熱エネルギー作用部を、前記吐出口に近い位置に配置
したものである。
噴射記録ヘッドにおいて、前記第2のインク滴を噴射す
る熱エネルギー作用部を、前記吐出口に近い位置に配置
したものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載の液体
噴射記録ヘッドにおいて、前記第1と第2の熱エネルギ
ー作用部が配置された配置位置の境界近傍の流路断面積
を小さくしたものである。
噴射記録ヘッドにおいて、前記第1と第2の熱エネルギ
ー作用部が配置された配置位置の境界近傍の流路断面積
を小さくしたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かに記載の液体噴射記録ヘッドにおいて、前記第1と第
2の熱エネルギー作用部の発熱能力を異ならしめ、該発
熱能力の違いに応じて、前記第1と第2の熱エネルギー
作用部への入力エネルギーが異なる記録を可能にしたも
のである。
かに記載の液体噴射記録ヘッドにおいて、前記第1と第
2の熱エネルギー作用部の発熱能力を異ならしめ、該発
熱能力の違いに応じて、前記第1と第2の熱エネルギー
作用部への入力エネルギーが異なる記録を可能にしたも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】図3は、本発明が適用されるバブ
ルジェットヘッドの動作を説明するための図、図4は、
バブルジェットヘッドの一例を示す斜視図、図5は、図
4に示したバブルジェットヘッドを構成する蓋基板(図
5(A))と、発熱体基板(図5(B))に分解した時
の斜視図、図6は、図5(A)に示した蓋基板を裏側か
ら見た斜視図で、図中、1は蓋基板、2は発熱体基板、
3は記録液体流入口、4はオリフィス、5は流路、6は
液室を形成するための領域、7は個別(独立)電極、8
は共通電極、9は発熱体(ヒータ)、10は記録液(イ
ンク)、11は気泡、12は飛翔インク滴で、本発明
は、斯様なバブルジェットヘッドに適用するものであ
る。以下、本発明による液体噴射記録ヘッドをバブルジ
ェットヘッドにより説明する。
ルジェットヘッドの動作を説明するための図、図4は、
バブルジェットヘッドの一例を示す斜視図、図5は、図
4に示したバブルジェットヘッドを構成する蓋基板(図
5(A))と、発熱体基板(図5(B))に分解した時
の斜視図、図6は、図5(A)に示した蓋基板を裏側か
ら見た斜視図で、図中、1は蓋基板、2は発熱体基板、
3は記録液体流入口、4はオリフィス、5は流路、6は
液室を形成するための領域、7は個別(独立)電極、8
は共通電極、9は発熱体(ヒータ)、10は記録液(イ
ンク)、11は気泡、12は飛翔インク滴で、本発明
は、斯様なバブルジェットヘッドに適用するものであ
る。以下、本発明による液体噴射記録ヘッドをバブルジ
ェットヘッドにより説明する。
【0014】最初に、図3を参照しながらバブルジェッ
トヘッドによるインク噴射について説明すると、(A)
は定常状態であり、オリフィス面でインク10の表面張
力と外圧とが平衡状態にある。(B)は、ヒータ9が加
熱されて、ヒータ9の表面温度が急上昇し、隣接インク
層に沸騰現象が起きるまで加熱され、微小気泡11が点
在している状態にある。(C)は、ヒータ9の全面で急
激に加熱された隣接インク層が瞬時に気化し、沸騰膜を
作り、この気泡11が生長した状態である。この時、ノ
ズル内の圧力は、気泡の生長した分だけ上昇し、オリフ
ィス面での外圧とのバランスがくずれ、オリフィスより
インク柱が生長し始める。(D)は気泡が最大に生長し
た状態であり、オリフィス面より気泡の体積に相当する
分のインク10が押し出される。この時、ヒータ9には
電流が流れていない状態にあり、ヒータ9の表面温度は
降下しつつある。気泡11の体積の最大値は、電気パル
ス印加のタイミングからやや遅れる。(E)は、気泡1
1がインクなどにより冷却されて収縮を開始し始めた状
態を示す。インク柱の先端部では、押し出された速度を
保ちつつ前進し、後端部では、気泡の収縮に伴って、ノ
ズル内圧の減少によりオリフィス面からノズル内へイン
クが逆流してインク柱にくびれが生じている。(F)
は、さらに気泡11が収縮し、ヒータ面にインクが接
し、ヒータ面がさらに急激に冷却される状態にある。オ
リフィス面では、外圧がノズル内圧より高い状態になる
ため、メニスカスがノズル内に大きく入り込んで来てい
る。インク柱の先端部は液滴になり、記録紙の方向へ5
〜10m/secの速度で飛翔している。(G)は、オ
リフィスにインクが毛細管現象により再び供給(リフィ
ル)されて(A)の状態に戻る過程で、気泡は完全に消
滅している。本発明は、上述のごとく作動するバブルジ
ェットヘッドに適用されるものである。
トヘッドによるインク噴射について説明すると、(A)
は定常状態であり、オリフィス面でインク10の表面張
力と外圧とが平衡状態にある。(B)は、ヒータ9が加
熱されて、ヒータ9の表面温度が急上昇し、隣接インク
層に沸騰現象が起きるまで加熱され、微小気泡11が点
在している状態にある。(C)は、ヒータ9の全面で急
激に加熱された隣接インク層が瞬時に気化し、沸騰膜を
作り、この気泡11が生長した状態である。この時、ノ
ズル内の圧力は、気泡の生長した分だけ上昇し、オリフ
ィス面での外圧とのバランスがくずれ、オリフィスより
インク柱が生長し始める。(D)は気泡が最大に生長し
た状態であり、オリフィス面より気泡の体積に相当する
分のインク10が押し出される。この時、ヒータ9には
電流が流れていない状態にあり、ヒータ9の表面温度は
降下しつつある。気泡11の体積の最大値は、電気パル
ス印加のタイミングからやや遅れる。(E)は、気泡1
1がインクなどにより冷却されて収縮を開始し始めた状
態を示す。インク柱の先端部では、押し出された速度を
保ちつつ前進し、後端部では、気泡の収縮に伴って、ノ
ズル内圧の減少によりオリフィス面からノズル内へイン
クが逆流してインク柱にくびれが生じている。(F)
は、さらに気泡11が収縮し、ヒータ面にインクが接
し、ヒータ面がさらに急激に冷却される状態にある。オ
リフィス面では、外圧がノズル内圧より高い状態になる
ため、メニスカスがノズル内に大きく入り込んで来てい
る。インク柱の先端部は液滴になり、記録紙の方向へ5
〜10m/secの速度で飛翔している。(G)は、オ
リフィスにインクが毛細管現象により再び供給(リフィ
ル)されて(A)の状態に戻る過程で、気泡は完全に消
滅している。本発明は、上述のごとく作動するバブルジ
ェットヘッドに適用されるものである。
【0015】図1は、本発明が適用されたバブルジェッ
トヘッドの要部(発熱体,電極部)の実施の形態例を説
明するための構成図で、図1(A)は、発熱体,電極パ
ターンの一例を示すオリフィス部平面図、図1(B)
は、オリフィス部断面図(ただし、電極及び保護層等は
省略してある)であり、図中、9aはオリフィスに近い
発熱体、(第1の熱エネルギー作用部)9bはオリフィ
スから遠い発熱体(第2の熱エネルギー作用部)、7a
は発熱体9aの制御電極、7bは発熱体9bの制御電
極、8は共通電極である。図1に示したバブルジェット
ヘッドは、基板1と、該基板1と対向離間して設けられ
た発熱体基板2とにより、インク10の流路5を構成
し、流路5の一方端部が開口してオリフィス4を形成し
ている。発熱体基板2には、オリフィス4に近い発熱体
9aと、オリフィス4から遠い発熱体9bを有し、共に
共通電極8に接続され、各々は単独に制御電極7a,7
bに接続され、1つのオリフィス4に対し発熱体が2つ
あり、それらは独立に駆動できるようになっている。
トヘッドの要部(発熱体,電極部)の実施の形態例を説
明するための構成図で、図1(A)は、発熱体,電極パ
ターンの一例を示すオリフィス部平面図、図1(B)
は、オリフィス部断面図(ただし、電極及び保護層等は
省略してある)であり、図中、9aはオリフィスに近い
発熱体、(第1の熱エネルギー作用部)9bはオリフィ
スから遠い発熱体(第2の熱エネルギー作用部)、7a
は発熱体9aの制御電極、7bは発熱体9bの制御電
極、8は共通電極である。図1に示したバブルジェット
ヘッドは、基板1と、該基板1と対向離間して設けられ
た発熱体基板2とにより、インク10の流路5を構成
し、流路5の一方端部が開口してオリフィス4を形成し
ている。発熱体基板2には、オリフィス4に近い発熱体
9aと、オリフィス4から遠い発熱体9bを有し、共に
共通電極8に接続され、各々は単独に制御電極7a,7
bに接続され、1つのオリフィス4に対し発熱体が2つ
あり、それらは独立に駆動できるようになっている。
【0016】図2は、図1に示したバブルジェットヘッ
ドの動作原理を説明するための図で、図2(A)は、発
熱体9a,9bを略同時に駆動したときの動作、図2
(B)は、図1(A)においてオリフィス4から近い発
熱体9aを駆動した時の動作を示す図で、図中、12,
121〜124はインク滴、13,131〜134はインク
滴による画素、14a,14b,14a1〜14a4は駆
動パルスである。
ドの動作原理を説明するための図で、図2(A)は、発
熱体9a,9bを略同時に駆動したときの動作、図2
(B)は、図1(A)においてオリフィス4から近い発
熱体9aを駆動した時の動作を示す図で、図中、12,
121〜124はインク滴、13,131〜134はインク
滴による画素、14a,14b,14a1〜14a4は駆
動パルスである。
【0017】まず、図2(A)に示す、発熱体9a,9
bを略同時に駆動するときの動作について説明する。オ
リフィス4に近い側の発熱体9aにはパルス14aを、
オリフィス4から遠い側の発熱体9bには前記パルス1
4aと略同期した等しいパルス幅で所定の一定波高値の
パルス14bを印加する。このとき、発熱体9aと9b
とは、発熱体9aと発熱体9bとを加えた1つの大きな
発熱体9として動作するようになっている。すなわち、
発熱体9aにパルス14a,発熱体9bにパルス14b
を同時に加えたとき、各々のパルスエネルギーにより、
別々の気泡が発生するのではなく、1つの大きな気泡1
1として発生する。
bを略同時に駆動するときの動作について説明する。オ
リフィス4に近い側の発熱体9aにはパルス14aを、
オリフィス4から遠い側の発熱体9bには前記パルス1
4aと略同期した等しいパルス幅で所定の一定波高値の
パルス14bを印加する。このとき、発熱体9aと9b
とは、発熱体9aと発熱体9bとを加えた1つの大きな
発熱体9として動作するようになっている。すなわち、
発熱体9aにパルス14a,発熱体9bにパルス14b
を同時に加えたとき、各々のパルスエネルギーにより、
別々の気泡が発生するのではなく、1つの大きな気泡1
1として発生する。
【0018】1つの大きな気泡により、オリフィス4か
ら噴射される1つのインク滴12は、気泡の大きさに応
じて質量も大きく、このインク滴12により被記録体上
に形成される画素13も大面積となる。又、インク滴1
2の質量はほぼ一定であり、従って、インク滴12によ
り形成される円形の画素13の径も殆ど同じ大きさであ
る。なお、パルス14a,14bのパルス周波数は、5
〜15kHz程度に選ばれる。画素13は面積が大き
く、しかも、面積が略一定であるから階調表現を必要と
しない、例えば、文字等の印写や全面をぬりつぶすよう
な場合の印写に使用される。
ら噴射される1つのインク滴12は、気泡の大きさに応
じて質量も大きく、このインク滴12により被記録体上
に形成される画素13も大面積となる。又、インク滴1
2の質量はほぼ一定であり、従って、インク滴12によ
り形成される円形の画素13の径も殆ど同じ大きさであ
る。なお、パルス14a,14bのパルス周波数は、5
〜15kHz程度に選ばれる。画素13は面積が大き
く、しかも、面積が略一定であるから階調表現を必要と
しない、例えば、文字等の印写や全面をぬりつぶすよう
な場合の印写に使用される。
【0019】次に、図2(B)に示した発熱体9aを駆
動したときの動作について説明する。オリフィス4に近
い側の発熱体9aに細かい間隔で、パルス14aに比べ
て、同じか短かいパルス幅で波高値一定の1つ以上のパ
ルス14an(n:整数、ただし、以下n=4として説
明する)が入力される。ここで、パルス14a1はパル
スが1個、14anはn個のパルス列を意味する。1つ
のパルス14a1のパルスエネルギーにより1個の微小
インク滴121が形成され、パルス14a4の4個のパル
スエネルギーにより4個のインク滴121〜124が形成
される。
動したときの動作について説明する。オリフィス4に近
い側の発熱体9aに細かい間隔で、パルス14aに比べ
て、同じか短かいパルス幅で波高値一定の1つ以上のパ
ルス14an(n:整数、ただし、以下n=4として説
明する)が入力される。ここで、パルス14a1はパル
スが1個、14anはn個のパルス列を意味する。1つ
のパルス14a1のパルスエネルギーにより1個の微小
インク滴121が形成され、パルス14a4の4個のパル
スエネルギーにより4個のインク滴121〜124が形成
される。
【0020】この場合のインク滴の形成も原理的には、
図3で説明したように、入力パルスエネルギーに応じて
気泡が発生し、それに応じてインク滴が飛翔するわけで
あるが、この場合、入力するパルスのエネルギーは図2
(A)のパルス14aと同等あるいはそれ以下とされ
る。又、気泡発生からインク滴噴射に関わる発熱体は、
発熱体9aのみであり、図2(A)の場合のように発熱
体9aプラス発熱体9bに比べて、発熱能力,発熱面
積,入力エネルギー等が小さいので、必然的に発生する
気泡は小さくなる。このため、噴射されるインク滴(1
21〜124)の質量も小さい。従って、1滴のインク滴
121だけで形成される画素131は、いうまでもなく、
図2(A)に示した画素13よりはるかに小さくなる。
図3で説明したように、入力パルスエネルギーに応じて
気泡が発生し、それに応じてインク滴が飛翔するわけで
あるが、この場合、入力するパルスのエネルギーは図2
(A)のパルス14aと同等あるいはそれ以下とされ
る。又、気泡発生からインク滴噴射に関わる発熱体は、
発熱体9aのみであり、図2(A)の場合のように発熱
体9aプラス発熱体9bに比べて、発熱能力,発熱面
積,入力エネルギー等が小さいので、必然的に発生する
気泡は小さくなる。このため、噴射されるインク滴(1
21〜124)の質量も小さい。従って、1滴のインク滴
121だけで形成される画素131は、いうまでもなく、
図2(A)に示した画素13よりはるかに小さくなる。
【0021】また、図2(B)に示したパルス14a1
〜14a4は、図2(A)に示したパルス14aより高
い周波数、例えば、10〜50kHzで、発熱体9aに
1乃至複数のパルスが加えられるため、図2(B)に示
したように、1個の微小インク滴121又は微小インク
滴121〜124が連続的に吐出飛翔し、記録用紙に付着
し画素131〜134を形成する。これらの微小インク滴
は、短い時間に紙に付着するので、複数個のインク滴で
1画素形成する。又、飛翔中に複数のインク滴121〜
124が合体して大きい質量の1個のインク滴として紙
に付着することもある。つまり、インク滴の数nに応じ
て画素径が変えられ、階調表現を必要とするようなイメ
ージの印写に使用される。
〜14a4は、図2(A)に示したパルス14aより高
い周波数、例えば、10〜50kHzで、発熱体9aに
1乃至複数のパルスが加えられるため、図2(B)に示
したように、1個の微小インク滴121又は微小インク
滴121〜124が連続的に吐出飛翔し、記録用紙に付着
し画素131〜134を形成する。これらの微小インク滴
は、短い時間に紙に付着するので、複数個のインク滴で
1画素形成する。又、飛翔中に複数のインク滴121〜
124が合体して大きい質量の1個のインク滴として紙
に付着することもある。つまり、インク滴の数nに応じ
て画素径が変えられ、階調表現を必要とするようなイメ
ージの印写に使用される。
【0022】以上の説明より明らかなように、本発明に
よる液体噴射記録ヘッドでは、微小インク滴(121〜
124)の複数滴印写による階調記録(図2(B))を
オリフィスに近い側の発熱体9aで行い、画素径がほぼ
一定で大きい2値記録(図2(A))を発熱体9aと9
bの協同作業によって行っている。一方、図1に示すよ
うな構成の記録ヘッドで、例えば、特開平1−4225
8号公報に記載された液体噴射記録ヘッドのように、上
記の階調記録を発熱体9aで行い、2値記録を9bで行
うという技術もあるが、本発明の方が、2値記録を行う
場合の発熱体が、発熱体9aプラス発熱体9bであるた
め、その発熱能力,発熱体面積が大きく、大きな気泡,
大きなインク滴を発生,噴射することができる。従っ
て、画素151だけで印写される非常に淡い画素から、
画素13で印写される最も濃い画素までの変化幅が大き
くとれる。特開平1−42258号公報に記載されたバ
ブルジェットヘッドの技術と比較した場合、本発明によ
るバブルジェットヘッドは、階調の変化レベルを大きく
とれるという利点がある。
よる液体噴射記録ヘッドでは、微小インク滴(121〜
124)の複数滴印写による階調記録(図2(B))を
オリフィスに近い側の発熱体9aで行い、画素径がほぼ
一定で大きい2値記録(図2(A))を発熱体9aと9
bの協同作業によって行っている。一方、図1に示すよ
うな構成の記録ヘッドで、例えば、特開平1−4225
8号公報に記載された液体噴射記録ヘッドのように、上
記の階調記録を発熱体9aで行い、2値記録を9bで行
うという技術もあるが、本発明の方が、2値記録を行う
場合の発熱体が、発熱体9aプラス発熱体9bであるた
め、その発熱能力,発熱体面積が大きく、大きな気泡,
大きなインク滴を発生,噴射することができる。従っ
て、画素151だけで印写される非常に淡い画素から、
画素13で印写される最も濃い画素までの変化幅が大き
くとれる。特開平1−42258号公報に記載されたバ
ブルジェットヘッドの技術と比較した場合、本発明によ
るバブルジェットヘッドは、階調の変化レベルを大きく
とれるという利点がある。
【0023】上述のように、パルス14a1〜14a4を
発熱体9aに入力して駆動することにより、オリフィス
4から1個のインク滴121又はパルス数に比例しイン
ク滴121と等しい微小質量のインク滴121〜124が
噴射されるが、このインク滴121〜124は、通常の2
値記録に使用される図2(A)に示した大きなインク滴
12に比べて噴射および噴射後の飛翔安定性を確保する
ことが難しいという課題がある。これは、発熱体9aの
面積が小さく、従って滴噴射能力がやや弱いということ
に起因してインク滴を噴射しにくいという問題と、イン
ク滴が非常に微小であるために、外乱、例えば、周囲の
空気流等の影響を受けてインク滴の飛翔が不安定とな
り、紙面上へのインク滴の着紙位置の位置精度が悪くな
り、画像品質が悪くなるという問題を起こす。この問題
を解決するために飛翔する微小なインク滴121〜124
を充分な初速度で噴射してやればよい。これを解決する
ためのヘッドの構造を以下に説明する。
発熱体9aに入力して駆動することにより、オリフィス
4から1個のインク滴121又はパルス数に比例しイン
ク滴121と等しい微小質量のインク滴121〜124が
噴射されるが、このインク滴121〜124は、通常の2
値記録に使用される図2(A)に示した大きなインク滴
12に比べて噴射および噴射後の飛翔安定性を確保する
ことが難しいという課題がある。これは、発熱体9aの
面積が小さく、従って滴噴射能力がやや弱いということ
に起因してインク滴を噴射しにくいという問題と、イン
ク滴が非常に微小であるために、外乱、例えば、周囲の
空気流等の影響を受けてインク滴の飛翔が不安定とな
り、紙面上へのインク滴の着紙位置の位置精度が悪くな
り、画像品質が悪くなるという問題を起こす。この問題
を解決するために飛翔する微小なインク滴121〜124
を充分な初速度で噴射してやればよい。これを解決する
ためのヘッドの構造を以下に説明する。
【0024】図7は、本発明による液体噴射記録ヘッド
の、他の実施の形態を説明するための流路平断面図であ
り、図中、5aは流路絞り込み部である。
の、他の実施の形態を説明するための流路平断面図であ
り、図中、5aは流路絞り込み部である。
【0025】図7に示した液体噴射記録ヘッドは、発熱
体9aによって発生する気泡によるインク噴射の作用力
が、効率よくオリフィス4の方向に向くようにしたもの
で、発熱体9aの近傍、より厳密には、発熱体9aのや
や後方の流路5をストレートにしないで流路絞り込み部
5aにより絞り、この部分の流路5の断面積を小さくな
る構造にした。このような流路構造は、特開昭56−1
23869号公報に開示されているような感光性樹脂を
利用した流路作製法によって実現することができる。
体9aによって発生する気泡によるインク噴射の作用力
が、効率よくオリフィス4の方向に向くようにしたもの
で、発熱体9aの近傍、より厳密には、発熱体9aのや
や後方の流路5をストレートにしないで流路絞り込み部
5aにより絞り、この部分の流路5の断面積を小さくな
る構造にした。このような流路構造は、特開昭56−1
23869号公報に開示されているような感光性樹脂を
利用した流路作製法によって実現することができる。
【0026】図8は、図7に示した液体噴射記録ヘッド
の、更に他の実施の形態を説明するための流路側断面図
であり、図中、1aは突起部である。
の、更に他の実施の形態を説明するための流路側断面図
であり、図中、1aは突起部である。
【0027】図8に示した流路断面の絞り部は、流路5
の天井に突起部1aを流路5内に突起するように形成し
てこの部分の流路5の流路断面を小さくしたもので、突
起1aは流路5を構成する蓋基板1の発熱体9aの位置
からやや後方の位置に設けてある。このような構造は、
図6に示した流路の蓋基板1を、例えば、プラスチック
成形等で製作する際に、蓋基板1の流路5の天井部分に
所定の突部形状となるような金型を用いて容易に製作す
ることができる。
の天井に突起部1aを流路5内に突起するように形成し
てこの部分の流路5の流路断面を小さくしたもので、突
起1aは流路5を構成する蓋基板1の発熱体9aの位置
からやや後方の位置に設けてある。このような構造は、
図6に示した流路の蓋基板1を、例えば、プラスチック
成形等で製作する際に、蓋基板1の流路5の天井部分に
所定の突部形状となるような金型を用いて容易に製作す
ることができる。
【0028】このように、発熱体9aの後方近傍の流路
断面が小さくなるような流路構造とすることにより、流
路絞り部の部分が適度な流体抵抗を発生するようになる
ため、発熱体9aで発生した気泡12が、通常の2値記
録を行うときの気泡に比べて微小であっても、噴射作用
力を後方に逃がしにくくするので効率よくインク滴噴射
を行うことができる。このため、噴射される微小なイン
ク滴(121〜124)も、充分大きな初速度、例えば、
8〜15(m/s)の速度で噴射することができる。こ
の結果、インク滴(121〜124)は飛翔中も外乱に強
く、紙面上の目的とする噴射位置に画素を形成して高画
質の画像を確保することができる。
断面が小さくなるような流路構造とすることにより、流
路絞り部の部分が適度な流体抵抗を発生するようになる
ため、発熱体9aで発生した気泡12が、通常の2値記
録を行うときの気泡に比べて微小であっても、噴射作用
力を後方に逃がしにくくするので効率よくインク滴噴射
を行うことができる。このため、噴射される微小なイン
ク滴(121〜124)も、充分大きな初速度、例えば、
8〜15(m/s)の速度で噴射することができる。こ
の結果、インク滴(121〜124)は飛翔中も外乱に強
く、紙面上の目的とする噴射位置に画素を形成して高画
質の画像を確保することができる。
【0029】また、図2(A)に示すように、2値記録
を行う場合は、発熱体9aにパルス14aを、発熱体9
bにパルス14bを同時に入力して入力エネルギーを加
える。入力するパルス14aと14bの波高値が違って
いるのは、発熱体9aと発熱体9bの発熱能力が異なっ
ているためで、入力エネルギーの相違は各々の発熱体9
a,9bの発熱能力の違いにより定められたものであ
る。このように、発熱体9aと発熱体9bに入力する入
力エネルギー量を発熱能力に応じて入力する理由は、発
熱体9aと発熱体9bとは、独立に駆動可能に構成され
た発熱体であり、各々独立に気泡を発生し、2つの気泡
となるためである。
を行う場合は、発熱体9aにパルス14aを、発熱体9
bにパルス14bを同時に入力して入力エネルギーを加
える。入力するパルス14aと14bの波高値が違って
いるのは、発熱体9aと発熱体9bの発熱能力が異なっ
ているためで、入力エネルギーの相違は各々の発熱体9
a,9bの発熱能力の違いにより定められたものであ
る。このように、発熱体9aと発熱体9bに入力する入
力エネルギー量を発熱能力に応じて入力する理由は、発
熱体9aと発熱体9bとは、独立に駆動可能に構成され
た発熱体であり、各々独立に気泡を発生し、2つの気泡
となるためである。
【0030】もし、2つの気泡の発生タイミングのずれ
や、気泡の成長力のずれ等があると、インク滴の噴射が
不安定になる。本願発明においては、発熱体9aと発熱
体9bとが各々独立したものであるが、発熱体9aと発
熱体9bとは、あたかも1つの発熱体9=(9a+9
b)として作動し1つの共通した気泡12が発生するよ
うにしたものである。このため、発熱体9aと発熱体9
bとは、それぞれの発熱能力に応じた入力エネルギーを
もったパルス14a,14bで駆動して、上述のような
気泡発生タイミングのずれにより不安定なインク滴を発
生しないようにしたものである。以下、具体的な例をあ
げて、これを説明する。
や、気泡の成長力のずれ等があると、インク滴の噴射が
不安定になる。本願発明においては、発熱体9aと発熱
体9bとが各々独立したものであるが、発熱体9aと発
熱体9bとは、あたかも1つの発熱体9=(9a+9
b)として作動し1つの共通した気泡12が発生するよ
うにしたものである。このため、発熱体9aと発熱体9
bとは、それぞれの発熱能力に応じた入力エネルギーを
もったパルス14a,14bで駆動して、上述のような
気泡発生タイミングのずれにより不安定なインク滴を発
生しないようにしたものである。以下、具体的な例をあ
げて、これを説明する。
【0031】(実施例1)製作したバブルジェットヘッ
ドは、図1に示した構成のもので、発熱体9a,発熱体
9bおよび相対位置関係は下記の通りである。
ドは、図1に示した構成のもので、発熱体9a,発熱体
9bおよび相対位置関係は下記の通りである。
【0032】
【表1】
【0033】まず、最初に発熱体9aのみを以下の条件
で駆動させた。 駆動電圧Vo=20V 駆動パルス幅Pw=3μs 駆動周波数Fo=30kHz この条件で得られたインク滴は非常に微小で、上記イン
クを使用して、紙面上(三菱製紙製マットコート紙N
M)に1画素形成したところ、約φ50μmの画素径が
得られた。次に、2滴,3滴,4滴と重ね打ち(図2
(B)参照)したところ、得られた画素径は、それぞ
れ、φ72μm,φ81μm,φ88μmとなった。な
お、この時のインク滴の飛翔速度は約7.5m/sであ
った。
で駆動させた。 駆動電圧Vo=20V 駆動パルス幅Pw=3μs 駆動周波数Fo=30kHz この条件で得られたインク滴は非常に微小で、上記イン
クを使用して、紙面上(三菱製紙製マットコート紙N
M)に1画素形成したところ、約φ50μmの画素径が
得られた。次に、2滴,3滴,4滴と重ね打ち(図2
(B)参照)したところ、得られた画素径は、それぞ
れ、φ72μm,φ81μm,φ88μmとなった。な
お、この時のインク滴の飛翔速度は約7.5m/sであ
った。
【0034】次に、発熱体9a,発熱体9bそれぞれを
以下の条件で駆動させた。駆動パルスは、それぞれ駆動
電圧,パルス幅とも上記の場合と同じであるが、別々の
駆動回路から独立に入力した。 駆動電圧Vo=17V(発熱体9a,9bとも) 駆動パルス幅Pw=5μs( 〃 ) 駆動周波数Fo=12kHZ( 〃 ) この条件で上記の透明液体を使用し、発生する気泡を観
察したところ、図9に示すように、発熱体9a,発熱体
9bは、あたかも1つの発熱体であるかのように大きな
1つの安定した気泡11aが発生していた。
以下の条件で駆動させた。駆動パルスは、それぞれ駆動
電圧,パルス幅とも上記の場合と同じであるが、別々の
駆動回路から独立に入力した。 駆動電圧Vo=17V(発熱体9a,9bとも) 駆動パルス幅Pw=5μs( 〃 ) 駆動周波数Fo=12kHZ( 〃 ) この条件で上記の透明液体を使用し、発生する気泡を観
察したところ、図9に示すように、発熱体9a,発熱体
9bは、あたかも1つの発熱体であるかのように大きな
1つの安定した気泡11aが発生していた。
【0035】この条件で上記のインクを使用し、紙面上
で画素を形成したところ、φ85μmの画素径であっ
た。又、インク滴飛翔速度は9m/sで安定していた。
なお、この時、発熱体9a,発熱体9bには、それぞ
れ、 (17V2/98Ω)×5μs(≒14.7μJ) (17V2/51Ω)×5μs(≒28.3μJ) の入力エネルギーが入力されており、発熱体の単体面積
あたりのエネルギーは、ほぼ等しくなっている。
で画素を形成したところ、φ85μmの画素径であっ
た。又、インク滴飛翔速度は9m/sで安定していた。
なお、この時、発熱体9a,発熱体9bには、それぞ
れ、 (17V2/98Ω)×5μs(≒14.7μJ) (17V2/51Ω)×5μs(≒28.3μJ) の入力エネルギーが入力されており、発熱体の単体面積
あたりのエネルギーは、ほぼ等しくなっている。
【0036】(比較例)上記実施例1のヘッドを用い、
発熱体9a,9bをそれぞれ以下の条件で駆動した。 発熱体9a 発熱体9b 駆動電圧Vo=23.6V 駆動電圧Vo=17V 駆動パルス幅Pw=5μs 駆動パルス幅Pw=5μs 駆動周波数Fo=12kHz 駆動周波数Fo=12kHz この条件では、発熱体9a,9bへの入力エネルギー
は、ほぼ同じ(約28.3〜28.4μJ)となるが、発
熱体9a,9bの単位面積あたりのエネルギーは、発熱
体9aの方が、発熱体9bの約2倍となっている。
発熱体9a,9bをそれぞれ以下の条件で駆動した。 発熱体9a 発熱体9b 駆動電圧Vo=23.6V 駆動電圧Vo=17V 駆動パルス幅Pw=5μs 駆動パルス幅Pw=5μs 駆動周波数Fo=12kHz 駆動周波数Fo=12kHz この条件では、発熱体9a,9bへの入力エネルギー
は、ほぼ同じ(約28.3〜28.4μJ)となるが、発
熱体9a,9bの単位面積あたりのエネルギーは、発熱
体9aの方が、発熱体9bの約2倍となっている。
【0037】この条件で、透明液体を使用して、気泡発
生の様子を観察したところ、図10に示す気泡のよう
に、発熱体9aと発熱体9bとは、独立の気泡挙動が見
られ、発熱体9aの領域の気泡が、図9に示す場合と比
べてかなり大きく、一応、発熱体9a,発熱体9bの領
域の2つの気泡は合体して1つにはなっているものの、
その形状は、図9の場合に比べていびつであった。又、
発熱体9a,発熱体9bでは、気泡発生〜消滅のタイミ
ングが一致せず、3〜5μsの時間ずれが生じていた。
この条件による液滴の噴射飛翔条件を観察したところ、
飛翔速度が5〜10m/sの間で変動し、安定して同じ
速度で飛翔するということがなかった。
生の様子を観察したところ、図10に示す気泡のよう
に、発熱体9aと発熱体9bとは、独立の気泡挙動が見
られ、発熱体9aの領域の気泡が、図9に示す場合と比
べてかなり大きく、一応、発熱体9a,発熱体9bの領
域の2つの気泡は合体して1つにはなっているものの、
その形状は、図9の場合に比べていびつであった。又、
発熱体9a,発熱体9bでは、気泡発生〜消滅のタイミ
ングが一致せず、3〜5μsの時間ずれが生じていた。
この条件による液滴の噴射飛翔条件を観察したところ、
飛翔速度が5〜10m/sの間で変動し、安定して同じ
速度で飛翔するということがなかった。
【0038】(実施例2)実施例1のバブルジェットヘ
ッドで、流路5を、図7に示すように、発熱体9aと発
熱体9bの近傍で絞り込んだ形状とした絞り込み部5a
のおおよその寸法は、オリフィス部で22μm幅、発熱
体9a部で25μm幅、発熱体9a,発熱体9bの絞り
込んだ領域で20μm幅、発熱体9b後方では25μm
幅とし、流路高さは22μmとした。この記録ヘッドを
使用し、実施例1との場合と同様に、発熱体9aのみを
駆動したところ(条件は実施例1の場合と同じ)、微少
インク滴の飛翔速度は、約10m/sとなり、実施例1
の場合よりも速い速度となり、又、飛翔も非常に安定し
ていた。なお、得られた画素径は、実施例1の場合とほ
ぼ同じであり、1滴で1画素形成した場合、約φ52μ
mの画素径であった。次に、実施例1の場合と同様に、
発熱体9a,発熱体9bを駆動させたとしたところ(条
件は実施例1と同じ)、飛翔インク滴(2値記録用の大
きいインク滴)の飛翔速度は、約9m/sで、又、画素
径もφ86μmとなり、実施例1とほとんど同じ2値記
録ができることがわかった。
ッドで、流路5を、図7に示すように、発熱体9aと発
熱体9bの近傍で絞り込んだ形状とした絞り込み部5a
のおおよその寸法は、オリフィス部で22μm幅、発熱
体9a部で25μm幅、発熱体9a,発熱体9bの絞り
込んだ領域で20μm幅、発熱体9b後方では25μm
幅とし、流路高さは22μmとした。この記録ヘッドを
使用し、実施例1との場合と同様に、発熱体9aのみを
駆動したところ(条件は実施例1の場合と同じ)、微少
インク滴の飛翔速度は、約10m/sとなり、実施例1
の場合よりも速い速度となり、又、飛翔も非常に安定し
ていた。なお、得られた画素径は、実施例1の場合とほ
ぼ同じであり、1滴で1画素形成した場合、約φ52μ
mの画素径であった。次に、実施例1の場合と同様に、
発熱体9a,発熱体9bを駆動させたとしたところ(条
件は実施例1と同じ)、飛翔インク滴(2値記録用の大
きいインク滴)の飛翔速度は、約9m/sで、又、画素
径もφ86μmとなり、実施例1とほとんど同じ2値記
録ができることがわかった。
【0039】
【発明の効果】請求項1に対応する効果:1つの吐出口
および該吐出口につらなるインクの流路と、該流路内に
設けられた第1および第2の熱エネルギー作用部と、該
第1および第2の熱エネルギー作用部をともに作動さ
せ、ほぼ一定質量の第1のインク滴を噴射し、該第1の
インク滴の1滴により被記録体上に1画素を形成する第
1の画素形成手段と、前記第1又は第2の熱エネルギー
作用部のみを作動させ、前記第1のインク滴より小さい
質量の第2のインク滴を噴射し、該第2のインク滴の1
乃至複数により被記録体上に1画素を形成する第2の画
素形成手段を有するので、画素径がほぼ一定の2値記録
と、微小インク滴を1乃至複数滴ほぼ同一箇所に打ち込
み、その滴数を変えることにより画素径を変えて多値記
録(面積階調記録)が可能な、新規な構成の液体噴射記
録ヘッドを提供することができる。また、画素径を変え
る多値記録を行う場合は、第1又は第2の1つの熱エネ
ルギー作用部を使用し、画素径がほぼ一定の2値記録を
行う場合は、第1と第2の2つの熱エネルギー作用部を
ともに作動させるようにしているので、例えば、多値記
録を行う場合は、単一の熱エネルギー作用部を使用し、
画素径がほぼ一定の2値記録を行う場合は、異なる単一
の熱エネルギー作用部を使用するというようなもの(特
開平1−242258号公報に開示されている液体噴射
記録ヘッド)に較べて、最も小さい画素径(画素径を変
える多値記録手段で1滴だけで記録した場合)から、最
も大きい画素径(画素径がほぼ一定の2値記録手段で記
録した場合)までの違いを大きくとることが可能であ
り、階調幅が大きく、より高画質の記録が行えるように
なった。
および該吐出口につらなるインクの流路と、該流路内に
設けられた第1および第2の熱エネルギー作用部と、該
第1および第2の熱エネルギー作用部をともに作動さ
せ、ほぼ一定質量の第1のインク滴を噴射し、該第1の
インク滴の1滴により被記録体上に1画素を形成する第
1の画素形成手段と、前記第1又は第2の熱エネルギー
作用部のみを作動させ、前記第1のインク滴より小さい
質量の第2のインク滴を噴射し、該第2のインク滴の1
乃至複数により被記録体上に1画素を形成する第2の画
素形成手段を有するので、画素径がほぼ一定の2値記録
と、微小インク滴を1乃至複数滴ほぼ同一箇所に打ち込
み、その滴数を変えることにより画素径を変えて多値記
録(面積階調記録)が可能な、新規な構成の液体噴射記
録ヘッドを提供することができる。また、画素径を変え
る多値記録を行う場合は、第1又は第2の1つの熱エネ
ルギー作用部を使用し、画素径がほぼ一定の2値記録を
行う場合は、第1と第2の2つの熱エネルギー作用部を
ともに作動させるようにしているので、例えば、多値記
録を行う場合は、単一の熱エネルギー作用部を使用し、
画素径がほぼ一定の2値記録を行う場合は、異なる単一
の熱エネルギー作用部を使用するというようなもの(特
開平1−242258号公報に開示されている液体噴射
記録ヘッド)に較べて、最も小さい画素径(画素径を変
える多値記録手段で1滴だけで記録した場合)から、最
も大きい画素径(画素径がほぼ一定の2値記録手段で記
録した場合)までの違いを大きくとることが可能であ
り、階調幅が大きく、より高画質の記録が行えるように
なった。
【0040】請求項2に対応する効果:請求項1に記載
の液体噴射記録ヘッドにおいて、前記第2のインク滴を
噴射する熱エネルギー作用部(第1の熱エネルギー作用
部)を、前記吐出口に近い位置に配置するようにしたの
で、多値記録を行うための第1の熱エネルギー作用部
は、2値記録を行うための第1,第2の熱エネルギー作
用部の熱エネルギーの和より発熱能力が小さく(第1の
熱エネルギー作用部単独で作動させるから)、インク滴
吐出の作用力も弱いため、第1の熱エネルギー作用部を
第2の熱エネルギー作用部よりも吐出口に近い位置に配
置することにより、安定して微小インク滴吐出(多値記
録を行うためのインク滴吐出)を行うことができるよう
になった。
の液体噴射記録ヘッドにおいて、前記第2のインク滴を
噴射する熱エネルギー作用部(第1の熱エネルギー作用
部)を、前記吐出口に近い位置に配置するようにしたの
で、多値記録を行うための第1の熱エネルギー作用部
は、2値記録を行うための第1,第2の熱エネルギー作
用部の熱エネルギーの和より発熱能力が小さく(第1の
熱エネルギー作用部単独で作動させるから)、インク滴
吐出の作用力も弱いため、第1の熱エネルギー作用部を
第2の熱エネルギー作用部よりも吐出口に近い位置に配
置することにより、安定して微小インク滴吐出(多値記
録を行うためのインク滴吐出)を行うことができるよう
になった。
【0041】請求項3に対応する効果:請求項2に記載
の液体噴射記録ヘッドにおいて、前記第1と第2の熱エ
ネルギー作用部が配置された配置位置の境界近傍の流路
断面積を小さくしたので、インク滴吐出の作用力を、吐
出口側に効率良く作用させ、安定かつ効率良く微小イン
ク滴吐出(多値記録を行うためのインク滴吐出)を行う
ことができるようになった。
の液体噴射記録ヘッドにおいて、前記第1と第2の熱エ
ネルギー作用部が配置された配置位置の境界近傍の流路
断面積を小さくしたので、インク滴吐出の作用力を、吐
出口側に効率良く作用させ、安定かつ効率良く微小イン
ク滴吐出(多値記録を行うためのインク滴吐出)を行う
ことができるようになった。
【0042】請求項4に対応する効果:請求項1乃至3
に記載の液体噴射記録ヘッドは、2値記録を行うための
第1と第2の熱エネルギー作用部の発熱能力が違うた
め、ともに作動させた場合、気泡発生のタイミング等が
微妙に異なり、第1と第2の熱エネルギー作用部を同時
駆動した1つの熱エネルギー作用部として、1滴のイン
ク滴を吐出させるための安定した気泡発生ができなくな
ることがある。そのため、請求項4の発明においては、
前記第1と第2の熱エネルギー作用部の発熱能力を異な
らしめ、該発熱能力の違いに応じて、前記第1と第2の
熱エネルギー作用部への入力エネルギーが異なる記録を
可能にし、もって、発熱能力の違いに応じて、第1と第
2の2つの熱エネルギー作用部への入力エネルギーを変
えて、第1と第2の2つの熱エネルギー作用部が、あた
かも1つの熱エネルギー作用部として作用し、1滴のイ
ンク滴を吐出させるようにしたので、大きな気泡発生を
安定してうることができる。これによって、発生する気
泡は、第1と第2の2つの熱エネルギー作用部によるバ
ラバラの気泡ではなく、安定した1つの気泡となり、イ
ンク滴吐出も安定化でき、安定した画質が得られるよう
になった。
に記載の液体噴射記録ヘッドは、2値記録を行うための
第1と第2の熱エネルギー作用部の発熱能力が違うた
め、ともに作動させた場合、気泡発生のタイミング等が
微妙に異なり、第1と第2の熱エネルギー作用部を同時
駆動した1つの熱エネルギー作用部として、1滴のイン
ク滴を吐出させるための安定した気泡発生ができなくな
ることがある。そのため、請求項4の発明においては、
前記第1と第2の熱エネルギー作用部の発熱能力を異な
らしめ、該発熱能力の違いに応じて、前記第1と第2の
熱エネルギー作用部への入力エネルギーが異なる記録を
可能にし、もって、発熱能力の違いに応じて、第1と第
2の2つの熱エネルギー作用部への入力エネルギーを変
えて、第1と第2の2つの熱エネルギー作用部が、あた
かも1つの熱エネルギー作用部として作用し、1滴のイ
ンク滴を吐出させるようにしたので、大きな気泡発生を
安定してうることができる。これによって、発生する気
泡は、第1と第2の2つの熱エネルギー作用部によるバ
ラバラの気泡ではなく、安定した1つの気泡となり、イ
ンク滴吐出も安定化でき、安定した画質が得られるよう
になった。
【図1】 本発明が適用されたバブルジェット型インク
ジェットヘッドの要部(発熱体,電極部)の実施の形態
例を説明するための構成図である。
ジェットヘッドの要部(発熱体,電極部)の実施の形態
例を説明するための構成図である。
【図2】 図1に示したバブルジェットヘッドの動作原
理を説明するための図である。
理を説明するための図である。
【図3】 図1に示したバブルジェットヘッドの動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図4】 本発明が適用されたバブルジェットヘッドの
一例を示す斜視図である。
一例を示す斜視図である。
【図5】 図4に示したバブルジェットヘッドを構成す
る蓋基板(図5(A))と、発熱体基板(図5(B))
分解した時の斜視図である。
る蓋基板(図5(A))と、発熱体基板(図5(B))
分解した時の斜視図である。
【図6】 図5(A)に示した蓋基板を裏側から見た斜
視図である。
視図である。
【図7】 本発明による液体噴射記録ヘッドの、他の実
施の形態を説明するための流路平断面図である。
施の形態を説明するための流路平断面図である。
【図8】 図7に示した液体噴射記録ヘッドの、更に他
の実施の形態を説明するための流路側断面図である。
の実施の形態を説明するための流路側断面図である。
【図9】 第1の発熱体と第2の発熱体のエネルギー密
度を等しくした場合の発生気泡の形状を示す図である。
度を等しくした場合の発生気泡の形状を示す図である。
【図10】 第1の発熱体のエネルギー密度を第2の発
熱体のエネルギー密度の2倍とした場合の発生気泡の形
状を示す図である。
熱体のエネルギー密度の2倍とした場合の発生気泡の形
状を示す図である。
1…蓋基板、1a…突起部、2…発熱体基板、3…記録
液体流入口、4…オリフィス、5…流路、5a…流路絞
りこみ部、6…液室を形成するための領域、7…個別
(独立)電極、7a…発熱体9aの制御電極、7b…発
熱体9bの制御電極、8…共通電極、9…発熱体(ヒー
タ)、9a…オリフィスに近い発熱体、9b…オリフィ
スから遠い発熱体、10…記録液(インク)、11…気
泡、12…飛翔インク滴、13…インク滴12による画
素、14…駆動パルス、15…インク滴121〜124に
よる画素。
液体流入口、4…オリフィス、5…流路、5a…流路絞
りこみ部、6…液室を形成するための領域、7…個別
(独立)電極、7a…発熱体9aの制御電極、7b…発
熱体9bの制御電極、8…共通電極、9…発熱体(ヒー
タ)、9a…オリフィスに近い発熱体、9b…オリフィ
スから遠い発熱体、10…記録液(インク)、11…気
泡、12…飛翔インク滴、13…インク滴12による画
素、14…駆動パルス、15…インク滴121〜124に
よる画素。
Claims (4)
- 【請求項1】 1つの吐出口および該吐出口につらなる
インクの流路と、該流路内に設けられた第1および第2
の熱エネルギー作用部と、該第1および第2の熱エネル
ギー作用部をともに作動させ、ほぼ一定質量の第1のイ
ンク滴を噴射し、該第1のインク滴の1滴により被記録
体上に1画素を形成する第1の画素形成手段と、前記第
1又は第2の熱エネルギー作用部のみを作動させ、前記
第1のインク滴より小さい質量の第2のインク滴を噴射
し、該第2のインク滴の1乃至複数により被記録体上に
1画素を形成する第2の画素形成手段を有することを特
徴とする液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記第2のインク滴を噴射する熱エネル
ギー作用部が、前記吐出口に近い位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録ヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記第1と第2の熱エネルギー作用部が
配置された配置位置の境界近傍の流路断面積を小さくし
たことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射記録ヘッ
ド。 - 【請求項4】 前記第1と第2の熱エネルギー作用部は
各々発熱能力が異なり、該発熱能力の違いに応じて、前
記第1と第2の熱エネルギー作用部への入力エネルギー
が異なることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
載の液体噴射記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1730596A JPH09207334A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 液体噴射記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1730596A JPH09207334A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 液体噴射記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207334A true JPH09207334A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11940305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1730596A Pending JPH09207334A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 液体噴射記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7588317B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus, printhead, and driving method therefor |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP1730596A patent/JPH09207334A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7588317B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-09-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus, printhead, and driving method therefor |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3339724B2 (ja) | インクジェット記録方法及びその装置 | |
| JP3738041B2 (ja) | サーマル・インキ・ジェット・プリンタ・システム | |
| JP4323947B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
| JPH0640031A (ja) | インクジェット印刷ヘッドの駆動方法 | |
| JP3071869B2 (ja) | 液体噴射記録装置及び記録方法 | |
| JP2708769B2 (ja) | 液体噴射記録ヘッド | |
| JPH09141873A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、および記録方法 | |
| JP3165717B2 (ja) | インク滴噴射記録ヘッド及びそれを用いる記録方法 | |
| JPH09254413A (ja) | 階調記録に用いるインクジェットヘッド、インクジェットヘッドカートリッジ、インクジェット装置およびインクジェット記録方法 | |
| JPS63139749A (ja) | インクジエツト記録ヘツド | |
| JPH09207334A (ja) | 液体噴射記録ヘッド | |
| JPH06198914A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3678315B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3302401B2 (ja) | インクジェットの駆動装置及びインクジェットの駆動方法 | |
| JP3093322B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置 | |
| US20020024560A1 (en) | Liquid discharging head, method for manufacturing liquid discharging head, and liquid discharging apparatus | |
| JP3165706B2 (ja) | インクジェット記録方法及び該方法を利用したインクジェット記録装置 | |
| JP3215134B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
| JPH05169678A (ja) | 液体噴射記録装置及び記録方法 | |
| JPH021317A (ja) | 液体噴射記録ヘッド | |
| JPH05185592A (ja) | 液体噴射ヘッド | |
| JPH0550612A (ja) | 液体噴射記録方法 | |
| JP2002210973A (ja) | インクジェットプリントヘッド | |
| JPH02276648A (ja) | 液体噴射記録ヘッド | |
| JPS6342869A (ja) | 液体噴射記録方法 |