JPH09207643A - コンソールボックスの容器ホルダ - Google Patents

コンソールボックスの容器ホルダ

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JPH09207643A
JPH09207643A JP3717396A JP3717396A JPH09207643A JP H09207643 A JPH09207643 A JP H09207643A JP 3717396 A JP3717396 A JP 3717396A JP 3717396 A JP3717396 A JP 3717396A JP H09207643 A JPH09207643 A JP H09207643A
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JP
Japan
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lid
console
container holder
hollow space
sub
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Application number
JP3717396A
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English (en)
Inventor
Masao Ikuta
昌夫 生田
Tatsuo Shiraki
達男 白木
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンソールリッドに設けた容器ホルダに収容
保持した飲料容器内の飲料を適温に保持する。 【解決手段】 コンソールリッド16は、主リッド22
と副リッド24に分割され、円筒状の枢支軸26を介し
てコンソール本体14に個別に枢支される。副リット2
4は、その内部に中空空間27を形成すると共に、裏面
に該中空空間27に突設する容器ホルダ36が設けられ
る。この容器ホルダ36の内部は前記中空空間27に連
通されると共に、該中空空間27は前記枢支軸26を介
して空調機器に連通接続した供給ダクト20に連通され
る。前記中空空間27に供給ダクト20からの調温空気
を供給することにより、前記容器ホルダ36に収容した
飲料容器36の温度保持をなす。また、容器ホルダ36
にはシャッター40が設けられ、調温空気の吹出しを任
意に遮断し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンソールボック
スの容器ホルダに関し、更に詳細には、車両の運転席に
設けたコンソールボックスに、コーヒーカップ等の飲料
容器を収容保持する容器ホルダを配設し、車両に搭載し
た空調機器からの調温された空気(冷気・暖気)をこの容
器ホルダに供給して、容器中の飲料の温度保持を行なう
ようにした提案に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば乗用車の運転席と助手席との間に
は、一般にコンソールボックスが設けられている。この
コンソールボックスは、内部に各種の小間物を収納する
ための物品収納部を画成したコンソール本体と、このコ
ンソール本体に開閉自在に枢支されて、前記物品収納部
における上方開口部を常には閉成するコンソールリッド
とから基本的に構成されている。
【0003】また乗用車を含む車両は、車内温度の調節
を行なう空調機器(エアコンディショナー)を多くの場合
に搭載するが、この空調機器からの調温された空気(冷
気・暖気)の吹出し口は一般に運転席のダッシュボードに
取付けられている。このため、例えば運転席と後方側の
客席とに分かれる乗用車では、客席側での空調の効きは
余り充分でないことが多い。そこで客席での空調を効果
的なものとするために、空調機器から導出されて前記ダ
ッシュボードに向かう調温空気用ダクトを分岐し、その
分岐側ダクトを運転席や助手席の裏面に開口させること
により、調温空気を客席側に効果的に供給する提案が一
部でなされている。更に同じ効果を狙ったものとして、
前記空調機器からの分岐側ダクトを前記コンソールボッ
クスの背面側に開口させるようにした提案もなされてい
る。
【0004】更に、車内でコーヒーその他の飲料を飲用
する場合に、その飲料を入れた容器、例えばコーヒーカ
ップやアルミ缶を安定的に保持する手段として容器ホル
ダが広く使用されている。この容器ホルダは、例えば硬
質プラスチックを材質とするカゴ状円筒体であって、一
例として運転席のダッシュボードに両面テープ等の接着
手段を介して取付けられる。また前記コンソールボック
スに隣接して、複数本の飲料容器を立て置きする容器ホ
ルダが予め配設されているケースも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した如き現況にお
いて、前記容器ホルダに飲料容器を収容保持させた場
合、次の如き難点が指摘される。例えば、冷えたコーラ
缶を自動販売機から購入して車内で飲用に供する場合、
運転中は該コーラ缶を前記容器ホルダに保持させること
になるが、夏場等にはコーラの温度が次第に上昇し呈味
変化を来すことがある。また車内でホットコーヒーを飲
む場合には、同じくコーヒーカップを容器ホルダに保持
させることになるが、冬場等にはコーヒーの温度が次第
に低下してしまう欠点がある。
【0006】このような場合に対応するものとして、蓄
冷剤を入れた冷蔵ボックスや化学反応による発熱を利用
した温蔵ボックスが知られているが、蓄冷剤や化学反応
剤の補充が面倒であり、また効果の持続時間が短かい等
の難点がある。また車載用の小型冷蔵庫や温蔵庫が存在
するが、これらは一般に高価であり車載バッテリーに大
きな負担が加わる等の難点がある。しかも前述の何れの
手段であっても、飲用中の飲料容器を簡単かつ安定的に
保持したり、また保持状態から簡単に取り出し得る等の
設計にはなっていないので、容器ホルダを別途設置しな
ければならない、という不都合も指摘される。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した欠点に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、車両の
運転席に設けたコンソールボックスに、コーヒーカップ
等の飲料容器を収容保持する容器ホルダを配設し、車両
に搭載した空調機器からの調温された空気(冷気・暖気)
をこの容器ホルダに供給することにより、該容器中の飲
料を適温に保持し得る手段を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係るコンソール
ボックスの容器ホルダは、車両の運転席に設けられ、内
部に物品収納部を画成したコンソール本体と、このコン
ソール本体に開閉自在に枢支され、前記物品収納部の上
方開口部を閉成するコンソールリッドと、前記コンソー
ル本体の適所に配設され、前記車両に搭載した空調機器
に連通接続する調温空気の供給ダクトとからなるコンソ
ールボックスにおいて、前記コンソールリッドの内部に
中空空間を形成すると共に、該コンソールリッドの裏面
に飲料容器を収容保持し得る容器ホルダを設け、前記容
器ホルダの内部は前記中空空間に連通させると共に、該
中空空間は前記供給ダクトに連通させ、前記中空空間に
供給ダクトからの調温空気を供給することにより、該容
器ホルダに収容した飲料容器の温度保持をなし得るよう
構成したことを特徴とする。
【0009】また同じく前記課題を克服し、所期の目的
を好適に達成するために本願の別の発明に係るコンソー
ルボックスの容器ホルダは、車両の運転席に設けられ、
内部に物品収納部を画成したコンソール本体と、このコ
ンソール本体に開閉自在に枢支され、前記物品収納部の
上方開口部を閉成するコンソールリッドと、前記コンソ
ール本体の適所に配設され、前記車両に搭載した空調機
器に連通接続する調温空気の供給ダクトとからなるコン
ソールボックスにおいて、前記コンソールリッドを主リ
ッドと副リッドの2つに分割し、一方の主リッドは、コ
ンソール本体に画成した物品収納部の上方開口部を開放
自在に閉成し、他方の副リッドは、その内部に中空空間
を形成すると共に、該副リッドの裏面に飲料容器を収容
保持し得る容器ホルダを設け、前記容器ホルダの内部は
前記中空空間に連通させると共に、該中空空間は前記供
給ダクトに連通させ、前記中空空間に供給ダクトからの
調温空気を供給することにより、該容器ホルダに収容し
た飲料容器の温度保持をなし得るよう構成したことを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るコンソールボッ
クスの容器ホルダにつき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。図7は、本発明が好
適に実施されるコンソールボックス10の外観を斜視状
態で示し、該ボックス10は例えば乗用車の運転席と助
手席との間に設けられている。このコンソールボックス
10は、図8に示すように、内部に物品収納部12を画
成したコンソール本体14と、このコンソール本体14
に開閉自在に枢支されて、該コンソール本体14の上方
を全面的に被蓋するコンソールリッド16とから基本的
に構成されている。またコンソール本体14の内部に、
前記乗用車に搭載した図示しない空調機器(エアコンデ
ィショナー)に連通接続する調温空気の供給ダクト20
が配設されている。
【0011】前記コンソールリッド16は、図7および
図8に示すように、前記物品収納部12の上方開口部1
8を開放自在に閉成する主リッド22と、この主リッド
22より後方側に位置する副リッド24の2つに分割さ
れている。すなわち一方の主リッド22の後方下端部
は、コンソール本体14における上部後方端に円筒状の
枢支軸26(後述)を介して開閉自在に枢支されると共
に、他方の副リッド24の後方下端部も、該コンソール
本体14の上部後方端に該枢支軸26を介して開閉自在
に枢支されている。
【0012】そして図7に示す如く、副リッド24の閉
成時に後方に指向する背面には調温空気の第1吹出口2
8が開設され、この第1吹出口28は前記供給ダクト2
0に連通して、前記空調機器の運転時に調温空気を車両
後方の客席側へ吹出し得るようになっている。なお図1
および図4に示す如く、副リッド24には、その閉成時
に前方に指向する前面に第2吹出口30が開設され、こ
の第2吹出口30も供給ダクト20に連通している。す
なわち第1吹出口28および第2吹出口30は、その何
れも供給ダクト20に連通しているが、後述する副リッ
ド24の閉成姿勢および開放姿勢に対応して、図1の如
く実質的に第1吹出口28からだけの吹出しと、図4の
如く実質的に第2吹出口30からだけの吹出しとが選択
されるようになっている。また第1吹出口28と第2吹
出口30には既存の可動ルーバー32が配設され、空気
の吹出し方向を任意に設定し得るようになっている。
【0013】副リッド24は、図4および図9に示す如
く、その裏面に飲料容器34を挿脱自在に収容保持する
容器ホルダ36が設けられている。この容器ホルダ36
は、例えば飲料缶を若干の隙間を保持した状態で直立的
に収容し得る円筒状凹部として構成され、図示例では並
列に2つ配設されている。すなわち容器ホルダ36を構
成する円筒状凹部は、図1において前記副リッド24に
おける内部の中空空間27に倒立状態で突出している。
なお副リッド24の中空空間27は、後述の枢支軸26
を介して供給ダクト20に常に連通しているので、前記
空調機器の運転中は該中空空間27に調温空気が常に充
満していることになる。また容器ホルダ36の内側面に
は、図11に関して後述する如くスリット状の開口部3
8が形成されているので、前記供給ダクト20から副リ
ッド24の中空空間27に到来した調温空気は、この開
口部38を介して容器ホルダ36に供給されることにな
る。なお前記開口部38には、同じく後述するシャッタ
ー40が開閉自在に配設され、該シャッター40の操作
により容器ホルダ36と供給ダクト20の連通を任意に
遮断し得るようになっている。
【0014】前記枢支軸26は、図3および図6に示す
ように中空円筒状に形成され、コンソール本体14にお
ける上部後端の隅角部に左右方向に延在し回動不能に固
定されている。そして前記主リッド22は、その後方下
端部の両側に係止部23,23が形成されており、この
係止部23,23を前記枢支軸26に外装することによ
り、コンソール本体14の上面に対して閉成状態と開成
状態とに回動可能となっている。また前記副リッド24
は、後方下端部に円筒状の係止部25が一体的に成形さ
れており、この係止部25を前記枢支軸26に外装する
ことより、コンソール本体14に対して回動可能となっ
ている。なお副リッド24と主リット22とは、前記コ
ンソール本体14に対して個別に開閉自在に枢支されて
いるが、図示しない手段により副リッド24を主リッド
22に軽く係着させるようになっている。従って、主リ
ッド22をコンソール本体14に対して開成する際に
は、図8に示すように、副リッド24も併せて回動する
ようになっているが、副リッド24のみをコンソール本
体14に対して開成させる際には、前記図示しない手段
による係着を解除して該副リッド24のみを開成するこ
とができ、図9に示すように、主リッド22はコンソー
ル本体14に対して閉成状態に保持されるようになって
いる。
【0015】また枢支軸26は、図1〜図6に示すよう
に、長さ方向(コンソール本体14の幅方向)に延在する
合計3個の開口部26a,26b,26cが、所定の間隔
で形成されている。すなわち開口部26aは、コンソー
ル本体14に開口した連通口15と整合する位置に形成
されており、この連通口15に接合した前記供給ダクト
20から送り出される調温空気を、枢支軸26の内部に
導入し得るようになっている。また開口部26bは、図
1,図2および図3に示すように、前記副リッド24が
コンソール本体14に対して閉成した状態において連通
口25aと整合する位置に形成されており、該副リッド
24の中空空間27と枢支軸26の内部とが連通状態と
なるようになっている。更に開口部26cは、図4,図
5および図6に示すように、副リッド24がコンソール
本体14から開成した状態において前記連通口25aと
整合する位置に形成されており、この状態においても該
副リッド24の中空空間27と枢支軸26の内部とが連
通状態となるようになっている。
【0016】一方、副リッド24の後方下端部に形成さ
れた円筒状の前記係止部25は、前記連通口25aを介
して該副リッド24の中空空間27と連通していると共
に、副リッド24の幅方向に延在する2個の開口部25
b,25cが所定の間隔で形成されている。開口部25
bは、図1,図2および図3に示すように、副リッド2
4がコンソール本体14に対して閉成した状態におい
て、前記連通口15および枢支軸26の開口部26aと
整合する位置に形成されている。また開口部25cは、
図4,図5および図6に示すように、副リッド24がコ
ンソール本体14から開成した状態において、前記連通
口15および枢支軸26の開口部26aと整合する位置
に形成されている。
【0017】従って、副リッド24がコンソール本体1
4に閉成した状態では、図2および図3に示すように、
連通口15と係止部25の開口部25bおよび枢支軸2
6の開口部26aが夫々整合すると共に、連通口25a
と枢支軸26の開口部26bとが夫々整合した状態とな
り、図1に示すように、供給ダクト20を介して送られ
る図示しない空調機器からの調温空気が、副リッド24
の中空空間27に取り入れられる。このとき、第2吹出
口30と容器ホルダ36の開口部は主リッド22の後端
面等に略密着的に接しているので、副リッド24の中空
空間27に取り入れられた調温空気は第1吹出口28か
ら後方へ吹出すこととなる。
【0018】また、容器ホルダ36に飲料容器34を収
容保持するために、副リッド24をコンソール本体14
から開成した状態では、図5および図6に示すように、
連通口15と係止部25の開口部25cおよび枢支軸2
6の開口部26aが夫々整合すると共に、連通口25a
と枢支軸26の開口部26cとが夫々整合した状態とな
り、図4に示すように、供給ダクト20を介して送られ
る図示しない空調機器からの調温空気が、副リッド24
の中空空間27に取り入れられる。このとき図4および
図10に示すように、第1吹出口28はコンソール本体
14の後端面に略密着的に接しているので、副リッド2
4の中空空間27に取り入れられた調温空気は第2吹出
口30から後方へ吹出すと共に、開口部38を介して容
器ホルダ36の円筒状凹部内に吹出すこととなる。
【0019】容器ホルダ36に配設された前記シャッタ
ー40は、所要位置に形成された合計4個の前記開口部
38を開閉して、副リッド24の内部と容器ホルダ36
との連通を任意に遮断し得るようになっている。すなわ
ち、このシャッター40には、図11および図12に示
すように、前記各開口部38と同一の位置関係で開口部
42が形成してあると共に、中央上面に円筒状凹部の側
方に延出するレバー44が立設してあり、このレバー4
4を手指で移動させることにより、円筒状凹部の下端部
外周に沿って形成されたガイドレール46に沿って円周
方向にスライド移動するようになっている。そして図1
1に示すように、シャッター40を左方へ移動した状態
では、各開口部38と各開口部42とが非整合状態とな
り、副リッド24の中空空間27と容器ホルダ36とが
遮断される。また、シャッター40を右方へ移動した状
態では、図12に示すように、各開口部38と各開口部
42とが整合状態となり、副リッド24の中空空間27
に送り込まれた調温空気が該容器ホルダ36内に吹出す
ようになる。
【0020】
【実施例の作用】次に、本発明に係るコンソールボック
スの容器ホルダの作用につき説明する。コンソールボッ
クス10における物品収納部12への小間物の収納や、
該物品収納部12からの小間物の取出しは、図8に示す
ように、主リッド22を開成することによりなされる。
このとき、副リッド24は主リッド22と共通的に枢支
されているので、該副リッド24は主リッド22と共に
開成する。また、主リッド22を閉成する場合は、図示
しない手段により副リッド24を主リッド22に軽く係
着させておくことにより、副リッド24は主リッド22
と共に同じく閉成する。
【0021】容器ホルダ36を使用しない場合は、図7
に示すように、副リッド24をコンソール本体14に閉
成状態にしておく。このとき、乗用車の車内を空調する
ために図示しない空調機器を運転した場合は、調温空気
の一部が運転席のダッシュボードの吹出口から運転席側
へ吹出されると共に、残りは供給ダクト20へ送出され
る。この供給ダクト20へ送出された調温空気は、図1
に示すように、枢支軸26を介して副リッド24の中空
空間27に取り入れられ、該副リッド24の第1吹出口
28から客席(後席)側へ吹出し、車内後方が空調され
る。
【0022】一方、容器ホルダ36を使用する場合は、
図9に示すように、副リッド24をコンソール本体14
から開成して、飲料容器34を該容器ホルダ36内に収
容保持させる。このとき、前記供給ダクト20から副リ
ッド24の中空空間27に取り入れられた調温空気は、
図4に示すように、第2吹出口30から客席(後席)側へ
吹出され、副リッド24を閉成した状態と略同一の空調
効果が得られる。また、容器ホルダ36内に収容保持し
た飲料容器34の保温を必要とする場合は、図12に示
すように、レバー44を右側へスライドさせて開口部3
8および開口部42を整合させ、調温空気を該容器ホル
ダ36内に吹出し得るよう調整すればよい。なお、シャ
ッター40をスライドさせて開口部38と開口部42と
で形成される開口面域の大きさを変位させることによ
り、容器ホルダ36内へ吹出す調温空気の量を調整し得
る。
【0023】一方、容器ホルダ36内に収容保持した飲
料容器34の保温を必要としない場合は、図11に示す
ように、レバー44を左側へスライドさせて開口部38
および開口部42を完全な非整合状態にすることによ
り、副リッド24の中空空間27と容器ホルダ36内と
が遮断され、調温空気は吹出ない。
【0024】なお、容器ホルダ36に配設したシャッタ
ー40は、実施例に示した円周方向へのスライド移動式
に限らず、例えば上下方向へのスライド移動式等として
もよい。また実施例では、容器ホルダ36に合計4個の
開口部38を形成したものを示したが、この開口部38
の数はこれに限るものではなく、収容保持する飲料容器
34の保持を好適になし得るよう設定される。
【0025】
【変更例】図13および図14は、本発明に係るコンソ
ールボックスの容器ホルダが実施される別形態のコンソ
ルボックスを示したものである。このコンソールボック
ス50は、コンソールリッド16がコンソール本体14
の上部全面に亘って一体に開閉するようになっており、
裏側に飲料容器を収容保持する容器ホルダ36が前後に
形成されていると共に、前後端部に第1吹出口28およ
び第2吹出口30が配設されている。そして、コンソー
ル本体14にコンソールリッド16を閉成した状態で
は、供給ダクト20から送られた調温空気が前述した形
態の枢支軸26を介して該コンソールリット16の中空
空間27に送り込まれ、前記第1吹出口28と第2吹出
口30の両方から吹出し得るようになっている。なお、
第1吹出口28には図示しないシャッター機構が配設し
てあり、前席側への調温空気の吹出しを任意に調整し得
るようになっている。
【0026】また、容器ホルダ36を使用する場合は、
コンソールリッド16を開成して該容器ホルダ36内に
飲料容器を収容保持させる。このとき、前記第2吹出口
30はコンソール本体14の後部端面に略密着的に接す
るので、調温空気は後席側を指向した前記第1吹出口2
8と容器ホルダ36の開口部38から吹出すようにな
る。なお、容器ホルダ36には前記実施例と同様にシャ
ッターが配設されており、コンソールリッド16の中空
空間27と容器ホルダ36の円筒状凹部との連通を任意
に遮断し得るようになっている。
【0027】図15は、図13および図14に示したコ
ンソールボックス50のコンソールリッド16の内部構
造と枢支軸26の構造とを変更した例を示し、コンソー
ル本体14にコンソールリッド16を閉成した状態で
は、第1吹出口28および第2吹出口30からのみ調温
空気を吹出すようにし、物品収納部18を指向した容器
ホルダ36の開口部38からの調温空気の吹出しを遮断
し得るようにしたものである。すなわち、コンソールリ
ッド16の中空空間27が、容器ホルダ36,36を囲
繞する隔壁48で形成された第1空間47aと、この隔
壁48と該コンソールリッド16の外郭ケースとにより
形成される第2空間47bとに画成してあり、第1空間
47aは領域Bで連通口25aと連通していると共に、
第2空間47bは領域A,Aで該連通口25aに連通し
ている。従って、コンソール本体14からコンソールリ
ッド16を開成した状態では、図16(b)および図17
(b)に示すように、供給ダクト20から送り込まれた調
温空気が前記連通口25aを介して各空間47a,47
b内に取り入れられる。このとき、第1空間47aに取
り入れられた調温空気は容器ホルダ36の開口部38か
ら吹出すことになり、第2空間47bに取り入れられた
調温空気は第1吹出口28から吹出すこととなる。
【0028】一方前記枢支軸26は、図16および図1
7に示すように、開口部26bが前記領域A,Aの範囲
にのみ形成されており、領域Bは単に壁面となってい
る。従って、コンソール本体14にコンソールリッド1
6を閉成した状態において、前記領域Aでは、図16
(a)に示すように、供給ダクト20と前記第2空間47
bとが開口部26bを介して連通状態となり、該供給ダ
クト20から送り込まれた調温空気が前記第1吹出口2
8または第2吹出口30から吹出し得るようになる。一
方、前記領域Bでは、図17(a)に示すように、供給ダ
クト20と前記第1空間47aとが非連通状態となり、
開口部38から容器ホルダ36内への調温空気の吹出し
が遮断される。
【0029】また図18および図19は、更に別の変更
例を略示した説明図であり、前記図13および図14に
示したコンソールボックス50におけるコンソールリッ
ド16の内部後端に隔壁49,49を形成することによ
り、連通口25aと第2吹出口30,30とを直接的に
連通した第1空間52aと、容器ホルダ36,36およ
び第1吹出口28,28に連通した第2空間52bとに
画成されている。そして枢支軸26は、その開口部26
bが前述と同様に、領域A,Aの範囲に形成してあり、
前記第1空間52a,52aは該領域A,Aで前記連通口
25aに臨んでいる。従って、コンソール本体14から
コンソールリッド16を開成した状態では、図18およ
び図19(b)に示すように、第2吹出口30がコンソー
ル本体14の後部端面に略密着的に接しているので、供
給ダクト20から送り込まれた調温空気は前記連通口2
5aを介して空間52bへのみ取り入れられ、容器ホル
ダ36の開口部38および第1吹出口28から吹出すこ
ととなる。
【0030】一方、コンソール本体14にコンソールリ
ッド16を閉成した状態において、前記領域Aでは、図
19(a)に示すように、前記開口部26bを介して供給
ダクト20と前記第1空間52a,52aとが連通状態
となり、該供給ダクト20から送り込まれた調温空気が
前記第2吹出口30から吹出し得るようになる。一方、
前記領域Bでは、図17(a)と同様な状態となり、供給
ダクト20と前記第2空間52bとが非連通状態とな
り、第1吹出口28および開口部38からの調温空気の
吹出しが遮断されることとなる。従って、コンソール本
体14にコンソールリッド16が閉成した状態では、後
方を指向した第2吹出口30,30からのみ調温空気が
吹出すようになる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るコン
ソールボックスの容器ホルダによれば、車両に搭載した
空調機器からの調温された空気(冷気・暖気)をこの容器
ホルダに供給するよう構成したことにより、該容器ホル
ダ内に収納保持した飲料容器内の飲料を適温に保持し得
ることができる。また、空調しながら容器ホルダを使用
する場合において、収容保持した飲料容器内の飲料の保
温を必要としない場合には、該容器ホルダに設けたシャ
ッターを調整することにより、調温された空気の吹出し
を遮断することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るコンソールボック
スの容器ホルダの非使用時において、副リッドの第1吹
出口から調温空気が吹出す状態を一部省略して示した側
断面図である。
【図2】コンソール本体に副リッドが閉成した状態にお
いて、該コンソール本体と副リッドおよび枢支軸との連
通状態を拡大して示した側断面図である。
【図3】コンソール本体に副リッドが閉成した状態にお
いて、該コンソール本体と副リッドおよび枢支軸との連
通状態を拡大して示した断面斜視図である。
【図4】本発明の好適な実施例に係るコンソールボック
スの容器ホルダの使用時において、副リッドの第2吹出
口および容器ホルダから調温空気が吹出す状態を一部省
略して示した側断面図である。
【図5】コンソール本体から副リッドが開成した状態に
おいて、該コンソール本体と副リッドおよび枢支軸との
連通状態を拡大して示した側断面図である。
【図6】コンソール本体から副リッドが閉成した状態に
おいて、該コンソール本体と副リッドおよび枢支軸との
連通状態を拡大して示した断面斜視図である。
【図7】本発明の好適な実施例に係るコンソールボック
スを概略で示す斜視図である。
【図8】実施例に係るコンソールボックスにおいて、主
リッドおよび副リッドが開成した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】実施例に係るコンソールボックスにおいて、副
リッドが開成した状態を示す斜視図である。
【図10】副リッドを開成して容器ホルダに飲料容器を
収容保持し、空調している状態を示す斜視図である。
【図11】副リッドの内部と円筒状凹部とが遮断した状
態で示す容器ホルダの斜視図である。
【図12】副リッドの内部と円筒状凹部とが連通した状
態で示す容器ホルダの側断面図である。
【図13】本発明に係る容器ホルダが実施される別形態
のコンソールボックスを概略で示す斜視図である。
【図14】前記別形態のコンソールボックスを、コンソ
ールリッドを開成した状態で示す斜視図である。
【図15】本発明に係る容器ホルダが実施される更に別
形態のコンソールボックスにおいて、コンソールリッド
が開成した状態を示す概略斜視図である。
【図16】図15に示したコンソールリッドの領域Aに
おける枢支部を、該コンソールリッドの開成状態および
閉成状態で示した縦断側面図である。
【図17】図15に示したコンソールリッドの領域Bに
おける枢支部を、該コンソールリッドの開成状態および
閉成状態で示した縦断側面図である。
【図18】本発明に係る容器ホルダが実施される更に別
形態のコンソールボックスにおいて、コンソールリッド
の一部が開成した状態を示す概略斜視図である。
【図19】図18に示したコンソールリッドの領域Aに
おける枢支部を、該コンソールリッドの開成状態および
閉成状態で示した縦断側面図である。
【符号の説明】
10 コンソールボックス 12 物品収納
部 15 連通口(開口部) 16 コンソー
ルリッド 18 上部開口部 20 供給ダク
ト 22 主リッド 24 副リッド 25a 連通口(開口部) 25b,25c
開口部 26 枢支軸 26a,26b,
26c 開口部 27 中空空間 34 飲料容器 36 容器ホルダ 40 シャッタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転席に設けられ、内部に物品収
    納部(12)を画成したコンソール本体(14)と、このコンソ
    ール本体(14)に開閉自在に枢支され、前記物品収納部(1
    2)の上方開口部(18)を閉成するコンソールリッド(16)
    と、前記コンソール本体(14)の適所に配設され、前記車
    両に搭載した空調機器に連通接続する調温空気の供給ダ
    クト(20)とからなるコンソールボックス(10,50)におい
    て、 前記コンソールリッド(16)の内部に中空空間(27)を形成
    すると共に、該コンソールリッド(16)の裏面に飲料容器
    (34)を収容保持し得る容器ホルダ(36)を設け、 前記容器ホルダ(36)の内部は前記中空空間(27)に連通さ
    せると共に、該中空空間(27)は前記供給ダクト(20)に連
    通させ、 前記中空空間(27)に供給ダクト(20)からの調温空気を供
    給することにより、該容器ホルダ(36)に収容した飲料容
    器(34)の温度保持をなし得るよう構成したことを特徴と
    するコンソールボックスの容器ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記コンソールリッド(16)をコンソール
    本体(14)に円筒状の枢支軸(26)を介して開閉自在に枢着
    すると共に、この枢支軸(26)に開設した開口部(26a,26
    b,26c)を介して前記コンソールリッド(16)の中空空間(2
    7)と前記供給ダクト(20)とを連通させ得るようになって
    いる請求項1に記載のコンソールボックスの容器ホル
    ダ。
  3. 【請求項3】 前記容器ホルダ(36)と前記コンソールリ
    ッド(16)の中空空間(27)との連通部にシャッター(40)を
    開閉自在に配設し、該コンソールリッド(16)をコンソー
    ル本体(14)に対し開放しても、該シャッター(40)の操作
    により該容器ホルダ(36)と中空空間(27)との連通を任意
    に遮断し得るよう構成してなる請求項1に記載のコンソ
    ールボックスの容器ホルダ。
  4. 【請求項4】 車両の運転席に設けられ、内部に物品収
    納部(12)を画成したコンソール本体(14)と、このコンソ
    ール本体(14)に開閉自在に枢支され、前記物品収納部(1
    2)の上方開口部(18)を閉成するコンソールリッド(16)
    と、前記コンソール本体(14)の適所に配設され、前記車
    両に搭載した空調機器に連通接続する調温空気の供給ダ
    クト(20)とからなるコンソールボックス(10)において、 前記コンソールリッド(16)を主リッド(22)と副リッド(2
    4)の2つに分割し、 一方の主リッド(22)は、コンソール本体(14)に画成した
    物品収納部(12)の上方開口部(18)を開放自在に閉成し、 他方の副リッド(24)は、その内部に中空空間(27)を形成
    すると共に、該副リッド(24)の裏面に飲料容器(34)を収
    容保持し得る容器ホルダ(36)を設け、 前記容器ホルダ(36)の内部は前記中空空間(27)に連通さ
    せると共に、該中空空間(27)は前記供給ダクト(20)に連
    通させ、 前記中空空間(27)に供給ダクト(20)からの調温空気を供
    給することにより、該容器ホルダ(36)に収容した飲料容
    器(34)の温度保持をなし得るよう構成したことを特徴と
    するコンソールボックスの容器ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記主リッド(22)と副リッド(24)は前記
    コンソール本体(14)に個別に開閉自在に枢支され、 前記主リッド(22)をコンソール本体(14)から開放すると
    前記副リッド(24)も併せて開放され、 前記副リッド(24)をコンソール本体(14)から開放した際
    は、前記主リッド(22)は開放されることなく閉成状態に
    保持される請求項4記載のコンソールボックスの容器ホ
    ルダ。
  6. 【請求項6】 前記副リッド(24)とコンソール本体(14)
    は、円筒状の枢支軸(26)を介して開閉自在に枢支され、 この枢支軸(26)に所要間隔で開設した開口部(26a,26b,2
    6c)に、前記副リッド(24)の中空空間(27)と供給ダクト
    (20)の各開口部(25a,25b,25c,15)を対応的に臨ませるこ
    とにより、これら中空空間(27)と供給ダクト(20)の連通
    がなされる請求項4に記載のコンソールボックスの容器
    ホルダ。
  7. 【請求項7】 前記副リッド(24)の中空空間(27)と容器
    ホルダ(36)の連通部にシャッター(40)を開閉自在に配設
    し、前記副リッド(24)をコンソール本体(14)に対し開放
    しても、該シャッター(40)の操作により該容器ホルダ(3
    6)と中空空間(27)との連通を任意に遮断し得るよう構成
    してなる請求項4に記載のコンソールボックスの容器ホ
    ルダ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10327464A1 (de) * 2003-06-18 2005-01-05 Volkswagen Ag Vorrichtung für die Aufnahme eines Gegenstandes in einem Kraftfahrzeug
JP2010241316A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Kanto Auto Works Ltd 車両用カップホルダー構造
JP2015222162A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 コトブキシーティング株式会社 観覧席用空調システム
WO2019105498A3 (de) * 2017-11-29 2019-08-01 Gentherm Gmbh Getränkehalter für ein fahrzeug

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