JPH09207655A - 車輌用灯具の照射範囲制御装置 - Google Patents
車輌用灯具の照射範囲制御装置Info
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- JPH09207655A JPH09207655A JP3710696A JP3710696A JPH09207655A JP H09207655 A JPH09207655 A JP H09207655A JP 3710696 A JP3710696 A JP 3710696A JP 3710696 A JP3710696 A JP 3710696A JP H09207655 A JPH09207655 A JP H09207655A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
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- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車輌旋回時の角速度に応じて灯具の照射範囲
の広狭を制御して、旋回時の視認性を向上させる。 【解決手段】 車輌用灯具の照射範囲制御装置1におい
て、車輌の旋回角の角速度を検出する角速度検出手段2
と、角速度と基準値とを比較して角速度が所定の範囲に
あるか否かに応じた信号を出力する角速度比較手段3と
を設ける。そして、角速度比較手段3からの信号により
角速度が所定範囲外にある場合に制御手段4が灯具5の
照射範囲を主に水平方向に拡大し、角速度が所定範囲内
である場合に制御手段4が灯具5の照射範囲を所定の範
囲に限定する。
の広狭を制御して、旋回時の視認性を向上させる。 【解決手段】 車輌用灯具の照射範囲制御装置1におい
て、車輌の旋回角の角速度を検出する角速度検出手段2
と、角速度と基準値とを比較して角速度が所定の範囲に
あるか否かに応じた信号を出力する角速度比較手段3と
を設ける。そして、角速度比較手段3からの信号により
角速度が所定範囲外にある場合に制御手段4が灯具5の
照射範囲を主に水平方向に拡大し、角速度が所定範囲内
である場合に制御手段4が灯具5の照射範囲を所定の範
囲に限定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌旋回時の角速
度に応じて灯具の照射範囲の広狭方向を制御することが
できる車輌用灯具の照射範囲制御装置に関するものであ
る。
度に応じて灯具の照射範囲の広狭方向を制御することが
できる車輌用灯具の照射範囲制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車輌の旋回時において灯具の照射範囲の
拡がり具合を制御することができる装置が知られてお
り、例えば、特開昭62−115603号公報に示され
る灯具では、反射鏡を固定反射鏡と可動反射鏡とによっ
て構成して可動反射鏡を回動させてその照射方向を変化
させることで、可動反射鏡による照射光と固定反射鏡に
よる照射光を合成して水平方向に照射範囲を拡大するこ
とができる。
拡がり具合を制御することができる装置が知られてお
り、例えば、特開昭62−115603号公報に示され
る灯具では、反射鏡を固定反射鏡と可動反射鏡とによっ
て構成して可動反射鏡を回動させてその照射方向を変化
させることで、可動反射鏡による照射光と固定反射鏡に
よる照射光を合成して水平方向に照射範囲を拡大するこ
とができる。
【0003】よって、車輌の操舵角に応じて可動反射鏡
の回動角を変化させれば、車輌の操舵角が大きいとき
程、灯具の照射範囲を広くすることができる。
の回動角を変化させれば、車輌の操舵角が大きいとき
程、灯具の照射範囲を広くすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な装置にあっては、車輌の旋回の速さを考慮していない
ため、灯具の照射範囲が必ずしも車輌の旋回状態に適し
た範囲にならない状況が起きうるという問題がある。
な装置にあっては、車輌の旋回の速さを考慮していない
ため、灯具の照射範囲が必ずしも車輌の旋回状態に適し
た範囲にならない状況が起きうるという問題がある。
【0005】例えば、車輌が左方又は右方にゆっくりと
方向を変える場合と車輌が左方又は右方に素早く方向を
変える場合でも、操舵角が同じ場合には灯具の照射範囲
が同じことになるが、前者の場合には、照射範囲をそれ
程拡大する必要がないのに対して、後者の場合には照射
範囲を拡大して広い視野角を確保する方が視認性の向上
の観点からで好ましい。
方向を変える場合と車輌が左方又は右方に素早く方向を
変える場合でも、操舵角が同じ場合には灯具の照射範囲
が同じことになるが、前者の場合には、照射範囲をそれ
程拡大する必要がないのに対して、後者の場合には照射
範囲を拡大して広い視野角を確保する方が視認性の向上
の観点からで好ましい。
【0006】そこで、本発明は、車輌旋回時の角速度に
応じて灯具の照射範囲の広狭を制御して、旋回時の視認
性を向上させて車輌走行の安全性を保証することを課題
とする。
応じて灯具の照射範囲の広狭を制御して、旋回時の視認
性を向上させて車輌走行の安全性を保証することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、車輌の旋回角の変化に応じて灯具の
照射範囲の広狭の度合を変化させるようにした車輌用灯
具の照射範囲制御装置であって、車輌の旋回角の角速度
を検出する角速度検出手段と、角速度と基準値とを比較
して角速度が所定の範囲にあるか否かに応じた信号を出
力する角速度比較手段と、角速度比較手段からの信号に
より角速度が所定範囲外にある場合に灯具の照射範囲を
主に水平方向に拡大し、角速度が所定範囲内である場合
に灯具の照射範囲を所定の範囲に限定する制御手段とを
備えたものである。
を解決するために、車輌の旋回角の変化に応じて灯具の
照射範囲の広狭の度合を変化させるようにした車輌用灯
具の照射範囲制御装置であって、車輌の旋回角の角速度
を検出する角速度検出手段と、角速度と基準値とを比較
して角速度が所定の範囲にあるか否かに応じた信号を出
力する角速度比較手段と、角速度比較手段からの信号に
より角速度が所定範囲外にある場合に灯具の照射範囲を
主に水平方向に拡大し、角速度が所定範囲内である場合
に灯具の照射範囲を所定の範囲に限定する制御手段とを
備えたものである。
【0008】従って、本発明によれば、車輌の旋回角に
係る角速度を検出してこれを基準値と比較し、比較結果
に応じて灯具の照射範囲を拡大したり又は所定の範囲に
限定することができる。
係る角速度を検出してこれを基準値と比較し、比較結果
に応じて灯具の照射範囲を拡大したり又は所定の範囲に
限定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明車輌用灯具の照射
範囲制御装置について説明する。
範囲制御装置について説明する。
【0010】図1は本発明の基本構成を示すものであ
り、照射範囲制御装置1は、角速度検出手段2、角速度
比較手段3、制御手段4、灯具5から構成されている。
り、照射範囲制御装置1は、角速度検出手段2、角速度
比較手段3、制御手段4、灯具5から構成されている。
【0011】角速度検出手段2は、車輌の旋回角に係る
角速度を検出するものであり、その検出信号は角速度比
較手段3に送出され、ここで所定の基準値と比較され
る。
角速度を検出するものであり、その検出信号は角速度比
較手段3に送出され、ここで所定の基準値と比較され
る。
【0012】即ち、角速度に係る検出信号のレベルが基
準値以上であるか否かに応じて2値化された信号が角速
度比較手段3により得られ、これが制御手段4に送出さ
れる。尚、基準値の設定数については、一般には所定範
囲の上下限を示す2つの基準値、あるいは比較演算にヒ
ステリシス特性を付与する場合には複数個の基準値を設
定することができる。
準値以上であるか否かに応じて2値化された信号が角速
度比較手段3により得られ、これが制御手段4に送出さ
れる。尚、基準値の設定数については、一般には所定範
囲の上下限を示す2つの基準値、あるいは比較演算にヒ
ステリシス特性を付与する場合には複数個の基準値を設
定することができる。
【0013】また、基準値の設定値については、車輌が
左旋回をする場合と右旋回をする場合とで同じ値にする
こともできるが、自動車のように各国の道路交通法規上
左側通行又は右側通行が定められている場合には、左旋
回時の基準値と右旋回時の基準値とを異なる値にするこ
とが好ましい。例えば、左側通行の場合において、基準
値を車輌の旋回方向に無関係な一定値としたときには、
旋回時における灯具の照射範囲の変化が左旋回時と右旋
回時とで同じになってしまうが、交差点での右折時等で
は灯具の照射範囲を拡大して視野角を大きくすることが
好ましく、そのためには、右旋回時の基準値を左旋回時
の基準値よりも小さな値にするのが効果的である。
左旋回をする場合と右旋回をする場合とで同じ値にする
こともできるが、自動車のように各国の道路交通法規上
左側通行又は右側通行が定められている場合には、左旋
回時の基準値と右旋回時の基準値とを異なる値にするこ
とが好ましい。例えば、左側通行の場合において、基準
値を車輌の旋回方向に無関係な一定値としたときには、
旋回時における灯具の照射範囲の変化が左旋回時と右旋
回時とで同じになってしまうが、交差点での右折時等で
は灯具の照射範囲を拡大して視野角を大きくすることが
好ましく、そのためには、右旋回時の基準値を左旋回時
の基準値よりも小さな値にするのが効果的である。
【0014】また、曲路の繰り返しが継続するような道
路、例えば、図2に示すように、S字状をした道路Rd
を車輌が走行する場合には、点P、Pのように車輌がコ
ーナーにさしかかって旋回方向が切り換わる場所におい
て角速度がゼロ又はゼロ近傍の小さな値となるため、そ
れまで拡がっていた灯具の照射範囲が所定範囲にいきな
り限定されるため、そのままでは視認性に問題が生じる
ことになる。そこで、このような不都合を避けるには基
準値について適切な値を模索するか、又は、角速度がゼ
ロ又は小さな値である時間を検出してこれが所定時間以
上であった場合にのみ灯具の照射範囲を所定の範囲に限
定する制御方法を用いることができる。
路、例えば、図2に示すように、S字状をした道路Rd
を車輌が走行する場合には、点P、Pのように車輌がコ
ーナーにさしかかって旋回方向が切り換わる場所におい
て角速度がゼロ又はゼロ近傍の小さな値となるため、そ
れまで拡がっていた灯具の照射範囲が所定範囲にいきな
り限定されるため、そのままでは視認性に問題が生じる
ことになる。そこで、このような不都合を避けるには基
準値について適切な値を模索するか、又は、角速度がゼ
ロ又は小さな値である時間を検出してこれが所定時間以
上であった場合にのみ灯具の照射範囲を所定の範囲に限
定する制御方法を用いることができる。
【0015】即ち、S字路のような曲路の走行時には、
角速度がゼロ又は小さい値である時間が短いため、当該
時間が所定時間未満である場合には灯具の照射範囲が所
定範囲に限定されることがなく、旋回方向の切り換わり
点において視野角が変化することがなくなる。
角速度がゼロ又は小さい値である時間が短いため、当該
時間が所定時間未満である場合には灯具の照射範囲が所
定範囲に限定されることがなく、旋回方向の切り換わり
点において視野角が変化することがなくなる。
【0016】制御手段4は、上記角速度比較手段3から
の信号を受けて、角速度が所定範囲を越えた場合に灯具
5の照射範囲を主に水平方向に拡大し(場合によっては
鉛直方向への拡大を含む。)、角速度が所定値以内の場
合には灯具5の照射範囲を所定の範囲に限定する。
の信号を受けて、角速度が所定範囲を越えた場合に灯具
5の照射範囲を主に水平方向に拡大し(場合によっては
鉛直方向への拡大を含む。)、角速度が所定値以内の場
合には灯具5の照射範囲を所定の範囲に限定する。
【0017】制御手段4による灯具5の照射範囲の制御
方法については、大別して下記に示す2方法を挙げるこ
とができる。
方法については、大別して下記に示す2方法を挙げるこ
とができる。
【0018】1)複数の灯具による照射範囲を組み合せ
る方法 2)灯具の構成部分の一部を移動させることによって照
射範囲を変化させる方法。
る方法 2)灯具の構成部分の一部を移動させることによって照
射範囲を変化させる方法。
【0019】先ず、方法1)については、例えば、照射
範囲を異にする2つの灯具を車輌に設けておき、図3に
示すように、その一方の灯具による照射パターン6と、
他方の灯具による照射パターン7とを合成することによ
り、照射範囲を左右方向に拡大すれば良い。即ち、角速
度が所定値以上である場合には、両方の灯具を点灯させ
て照射範囲を拡大し、また、角速度が所定値未満の場合
には照射パターン6に係る灯具のみを点灯させて照射範
囲を所定の範囲に限定すれば良い。尚、図3において
「H−H」は水平線を示し、「V−V」は鉛直線を示し
ている。
範囲を異にする2つの灯具を車輌に設けておき、図3に
示すように、その一方の灯具による照射パターン6と、
他方の灯具による照射パターン7とを合成することによ
り、照射範囲を左右方向に拡大すれば良い。即ち、角速
度が所定値以上である場合には、両方の灯具を点灯させ
て照射範囲を拡大し、また、角速度が所定値未満の場合
には照射パターン6に係る灯具のみを点灯させて照射範
囲を所定の範囲に限定すれば良い。尚、図3において
「H−H」は水平線を示し、「V−V」は鉛直線を示し
ている。
【0020】方法1)によれば、照射範囲を異にする複
数の灯具のうちの幾つかを選択することによって所望の
照射範囲を得ることができるが、灯具を含む装置が大掛
かりなものとなるので、構成の簡単化を図る必要がある
場合には方法2)を用いれば良い。
数の灯具のうちの幾つかを選択することによって所望の
照射範囲を得ることができるが、灯具を含む装置が大掛
かりなものとなるので、構成の簡単化を図る必要がある
場合には方法2)を用いれば良い。
【0021】即ち、灯具の一般的な構成として、反射
鏡、レンズ、光源、時としてシェードが含まれ、これら
によって光学系が形成されることから明らかなように、
これらの構成部品のいずれか又は幾つかを移動させると
によって灯具の照射範囲を変化させることができる。
鏡、レンズ、光源、時としてシェードが含まれ、これら
によって光学系が形成されることから明らかなように、
これらの構成部品のいずれか又は幾つかを移動させると
によって灯具の照射範囲を変化させることができる。
【0022】例えば、図4に示すように、反射鏡8を固
定反射鏡9と可動反射鏡10とから構成して、制御手段
4によって可動反射鏡10を水平面内で光源を中心とし
て回動させることによって照射範囲を変更する(図3に
おける照射パターン6が固定反射鏡9によるパターンに
相当し、照射パターン7が可動反射鏡10によるパター
ンに相当する。)ようにした構成を挙げることができ
る。
定反射鏡9と可動反射鏡10とから構成して、制御手段
4によって可動反射鏡10を水平面内で光源を中心とし
て回動させることによって照射範囲を変更する(図3に
おける照射パターン6が固定反射鏡9によるパターンに
相当し、照射パターン7が可動反射鏡10によるパター
ンに相当する。)ようにした構成を挙げることができ
る。
【0023】また、レンズの移動を利用する方法とし
て、例えば、2枚のレンズの相対的な位置関係を調整し
得るように構成してレンズの駆動制御により照射光の拡
散の度合を自在に制御するようにした灯具(例えば、特
開平7−37405号公報参照。)を挙げることができ
る。
て、例えば、2枚のレンズの相対的な位置関係を調整し
得るように構成してレンズの駆動制御により照射光の拡
散の度合を自在に制御するようにした灯具(例えば、特
開平7−37405号公報参照。)を挙げることができ
る。
【0024】さらにまた、光源の光の一部を遮るために
設けられるシェードを制御手段4によって移動させるこ
とによって、灯具の照射範囲を変化させるようにしても
良い。
設けられるシェードを制御手段4によって移動させるこ
とによって、灯具の照射範囲を変化させるようにしても
良い。
【0025】この他、光源のみを移動させたり、反射鏡
及び光源、レンズ及び反射鏡、あるいはレンズ及びシェ
ードを一緒に移動させることによって照射光の向きを左
右及び/又は上下方向に変化させる等、灯具の光学的な
構成部材の組み合わせの如何に応じて各種の実施形態が
可能である。
及び光源、レンズ及び反射鏡、あるいはレンズ及びシェ
ードを一緒に移動させることによって照射光の向きを左
右及び/又は上下方向に変化させる等、灯具の光学的な
構成部材の組み合わせの如何に応じて各種の実施形態が
可能である。
【0026】
【実施例】図5は本発明車輌用灯具の照射範囲制御装置
の実施の一例を示すものであり、図1に示す照射範囲制
御装置1における角速度検出手段2及び角速度比較手段
3の回路構成例を示すものである。
の実施の一例を示すものであり、図1に示す照射範囲制
御装置1における角速度検出手段2及び角速度比較手段
3の回路構成例を示すものである。
【0027】上記した角速度検出手段2として車輌に設
けられるジャイロセンサー11には、定電圧回路12か
らの安定した電源電圧が供給されるようになっており、
該ジャイロセンサー11の出力信号、つまり車輌旋回時
の角速度を示す検出信号が、上記角速度比較手段3に対
応する2つのコンパレータ13、14に送出される。
けられるジャイロセンサー11には、定電圧回路12か
らの安定した電源電圧が供給されるようになっており、
該ジャイロセンサー11の出力信号、つまり車輌旋回時
の角速度を示す検出信号が、上記角速度比較手段3に対
応する2つのコンパレータ13、14に送出される。
【0028】即ち、ジャイロセンサー11の出力端子は
抵抗15を介して接地されるとともに、該抵抗15に対
して並列に接続された抵抗16及びコンデンサ17を介
して接地されており、コンデンサ17の端子電圧がコン
パレータ13のプラス入力端子及びコンパレータ14の
マイナス入力端子に入力されるようになっている。
抵抗15を介して接地されるとともに、該抵抗15に対
して並列に接続された抵抗16及びコンデンサ17を介
して接地されており、コンデンサ17の端子電圧がコン
パレータ13のプラス入力端子及びコンパレータ14の
マイナス入力端子に入力されるようになっている。
【0029】そして、コンパレータ13のマイナス入力
端子やコンパレータ14のプラス入力端子には定電圧回
路12による生成電圧を抵抗18、19、20によって
分圧した基準電圧がそれぞれ供給されており、コンパレ
ータ13のマイナス入力端子が抵抗18と抵抗19との
間に接続され、コンパレータ14のプラス入力端子が抵
抗19と抵抗20との間に接続されている。
端子やコンパレータ14のプラス入力端子には定電圧回
路12による生成電圧を抵抗18、19、20によって
分圧した基準電圧がそれぞれ供給されており、コンパレ
ータ13のマイナス入力端子が抵抗18と抵抗19との
間に接続され、コンパレータ14のプラス入力端子が抵
抗19と抵抗20との間に接続されている。
【0030】これらのコンパレータ13、14の出力は
ダイオード21、22によるOR(和)回路を介してエ
ミッタ接地のNPNトランジスタ23のベースに供給さ
れ、該トランジスタ23のコレクタ出力がダイオード2
4、24′を介して2つの出力信号として出力端子2
5、25′から各別に取り出されるように構成されてい
る。つまり、2つの出力信号が車輌に付設された左右の
灯具の照射範囲をそれぞれ制御するための信号として制
御手段4に送出される。
ダイオード21、22によるOR(和)回路を介してエ
ミッタ接地のNPNトランジスタ23のベースに供給さ
れ、該トランジスタ23のコレクタ出力がダイオード2
4、24′を介して2つの出力信号として出力端子2
5、25′から各別に取り出されるように構成されてい
る。つまり、2つの出力信号が車輌に付設された左右の
灯具の照射範囲をそれぞれ制御するための信号として制
御手段4に送出される。
【0031】図6は上記した回路の動作について説明す
るためのものであり、上段に示す図がジャイロセンサー
11による検出電圧(これを「Vgy」と記す。)の時
間的変化及びコンパレータ13、14における比較基準
値(これらをそれぞれ「Vref1」、「Vref2」
(<Vref1)とする。)を示しており、下段に示す
図が上記検出電圧Vgyの時間的変化に対応したトラン
ジスタ23のオン/オフ状態(これを「Tr(23)」
と記す。)を示している。
るためのものであり、上段に示す図がジャイロセンサー
11による検出電圧(これを「Vgy」と記す。)の時
間的変化及びコンパレータ13、14における比較基準
値(これらをそれぞれ「Vref1」、「Vref2」
(<Vref1)とする。)を示しており、下段に示す
図が上記検出電圧Vgyの時間的変化に対応したトラン
ジスタ23のオン/オフ状態(これを「Tr(23)」
と記す。)を示している。
【0032】図5に示したように、ジャイロセンサー1
1の検出電圧Vgyは、抵抗16及びコンデンサ17か
らなるフィルタ回路を経てコンパレータ13、14に入
力され、ここで基準電圧Vref1、Vref2と比較
される。つまり、Vref2≦Vgy≦Vref1の場
合には、コンパレータ13、14の出力信号がともにL
(ロー)信号になるためトランジスタ23がオフ状態と
なる。また、Vgy<Vref2の場合にはコンパレー
タ13の出力信号がL信号、コンパレータ14の出力信
号がH(ハイ)信号となって、トランジスタ23がオン
状態となり、Vgy>Vref1の場合にはコンパレー
タ13の出力信号がH信号、コンパレータ14の出力信
号がL信号となって、トランジスタ23がオン状態とな
る。このように検出電圧Vgyが所定の範囲内にあると
きにトランジスタ23がオフ状態となり、検出電圧Vg
yが所定の範囲から逸脱した場合にトランジスタ23が
オン状態となる。
1の検出電圧Vgyは、抵抗16及びコンデンサ17か
らなるフィルタ回路を経てコンパレータ13、14に入
力され、ここで基準電圧Vref1、Vref2と比較
される。つまり、Vref2≦Vgy≦Vref1の場
合には、コンパレータ13、14の出力信号がともにL
(ロー)信号になるためトランジスタ23がオフ状態と
なる。また、Vgy<Vref2の場合にはコンパレー
タ13の出力信号がL信号、コンパレータ14の出力信
号がH(ハイ)信号となって、トランジスタ23がオン
状態となり、Vgy>Vref1の場合にはコンパレー
タ13の出力信号がH信号、コンパレータ14の出力信
号がL信号となって、トランジスタ23がオン状態とな
る。このように検出電圧Vgyが所定の範囲内にあると
きにトランジスタ23がオフ状態となり、検出電圧Vg
yが所定の範囲から逸脱した場合にトランジスタ23が
オン状態となる。
【0033】よって、灯具の照射範囲の制御手段4はト
ランジスタ23のオン期間において照射範囲を拡大し、
トランジスタ23のオフ期間において照射範囲を所定の
範囲に限定するように制御すれば、車輌旋回時の角速度
が大きい場合に視野角が拡がることになる。
ランジスタ23のオン期間において照射範囲を拡大し、
トランジスタ23のオフ期間において照射範囲を所定の
範囲に限定するように制御すれば、車輌旋回時の角速度
が大きい場合に視野角が拡がることになる。
【0034】尚、図5において分圧抵抗18、20の抵
抗値の設定により基準電圧Vref1やVref2のレ
ベルを上下にずらすことによって、トランジスタ23が
オン状態となるときの角速度が車輌の左旋回時と右旋回
時とで異なる大きさとなるように設定を変えることがで
き、これによって曲路走行時に旋回方向の相違に応じて
灯具の照射範囲の広狭の切り換わり時点を変化させるこ
とができるので、道路交通法規上規定されている左側走
行又は右側走行に対応して適正な照射範囲の制御を行う
ことができる。
抗値の設定により基準電圧Vref1やVref2のレ
ベルを上下にずらすことによって、トランジスタ23が
オン状態となるときの角速度が車輌の左旋回時と右旋回
時とで異なる大きさとなるように設定を変えることがで
き、これによって曲路走行時に旋回方向の相違に応じて
灯具の照射範囲の広狭の切り換わり時点を変化させるこ
とができるので、道路交通法規上規定されている左側走
行又は右側走行に対応して適正な照射範囲の制御を行う
ことができる。
【0035】また、図7に示すような回路26を用いる
ことによって前記した車輌の曲路走行時における灯具の
照射範囲の変化を適正に制御することができる。
ことによって前記した車輌の曲路走行時における灯具の
照射範囲の変化を適正に制御することができる。
【0036】同図において、ジャイロセンサー11から
コンパレータ13、14等を経てトランジスタ23に至
るまでの回路構成は図5に示した構成と同じであるが、
トランジスタ23のコレクタは抵抗27を介して定電圧
回路12の出力端子に接続されるとともに、抵抗28及
びコデンサ29を介して接地されており、抵抗28に対
して並列に接続されたダイオード30のカソードがコレ
クタに接続され、そのアノードが抵抗28とコンデンサ
29との間に接続されている。
コンパレータ13、14等を経てトランジスタ23に至
るまでの回路構成は図5に示した構成と同じであるが、
トランジスタ23のコレクタは抵抗27を介して定電圧
回路12の出力端子に接続されるとともに、抵抗28及
びコデンサ29を介して接地されており、抵抗28に対
して並列に接続されたダイオード30のカソードがコレ
クタに接続され、そのアノードが抵抗28とコンデンサ
29との間に接続されている。
【0037】そして、コンデンサ29の端子電圧が抵抗
31を介してエミッタ接地のNPNトランジスタ32の
ベースに供給される。トランジスタ32のコレクタは抵
抗33を介して定電圧回路12の出力端子に接続される
とともに後段に設けられたエミッタ接地のNPNトラン
ジスタ34のベースに接続されており、該トランジスタ
34のコレクタ出力がダイオード35、35′を介して
2つの出力信号として出力端子36、36′から各別に
取り出されるように構成されている。
31を介してエミッタ接地のNPNトランジスタ32の
ベースに供給される。トランジスタ32のコレクタは抵
抗33を介して定電圧回路12の出力端子に接続される
とともに後段に設けられたエミッタ接地のNPNトラン
ジスタ34のベースに接続されており、該トランジスタ
34のコレクタ出力がダイオード35、35′を介して
2つの出力信号として出力端子36、36′から各別に
取り出されるように構成されている。
【0038】従って、この回路26では、トランジスタ
23がオン状態になったときにコンデンサ29に貯えら
れている電荷がダイオード30を通して速やかに放電さ
れるため、トランジスタ32がオフし、トランジスタ3
4がオン状態となる。また、トランジスタ23がオフ状
態になったときには、抵抗28を介してコンデンサ29
の充電が行われるため、所定時間の経過後にトランジス
タ32がオン状態となるため、トランジス23のオフ時
点から時間の遅れを伴ってトランジスタ34がオフ状態
となる。
23がオン状態になったときにコンデンサ29に貯えら
れている電荷がダイオード30を通して速やかに放電さ
れるため、トランジスタ32がオフし、トランジスタ3
4がオン状態となる。また、トランジスタ23がオフ状
態になったときには、抵抗28を介してコンデンサ29
の充電が行われるため、所定時間の経過後にトランジス
タ32がオン状態となるため、トランジス23のオフ時
点から時間の遅れを伴ってトランジスタ34がオフ状態
となる。
【0039】この回路において、トランジスタ34のオ
フ状態からオン状態への変化、つまり灯具の照射範囲が
所定の範囲に限定されている状態から照射範囲が拡大す
る状態への遷移は速やかに行われ、トランジスタ34の
オン状態からオフ状態への変化、つまり灯具の照射範囲
が拡がっている状態から照射範囲が所定の範囲に限定さ
れる状態への遷移には時間的な遅延を伴う。
フ状態からオン状態への変化、つまり灯具の照射範囲が
所定の範囲に限定されている状態から照射範囲が拡大す
る状態への遷移は速やかに行われ、トランジスタ34の
オン状態からオフ状態への変化、つまり灯具の照射範囲
が拡がっている状態から照射範囲が所定の範囲に限定さ
れる状態への遷移には時間的な遅延を伴う。
【0040】従って、S字路のような曲路の走行時にお
いて、車輌の左右旋回を短時間で頻繁に繰り返すような
状況では、旋回方向の切り換わる場所において、灯具の
照射範囲が直ちに狭まることがなくなるため、走行に必
要な視野角を確保することができる。
いて、車輌の左右旋回を短時間で頻繁に繰り返すような
状況では、旋回方向の切り換わる場所において、灯具の
照射範囲が直ちに狭まることがなくなるため、走行に必
要な視野角を確保することができる。
【0041】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、車輌の旋回角に係る
角速度を検出してこれを基準値と比較し、比較結果に応
じて灯具の照射範囲を拡大したり又は所定の範囲に限定
することができるので、車輌の旋回の速度に応じて灯具
の照射範囲を適正に制御することができる。
に、請求項1に係る発明によれば、車輌の旋回角に係る
角速度を検出してこれを基準値と比較し、比較結果に応
じて灯具の照射範囲を拡大したり又は所定の範囲に限定
することができるので、車輌の旋回の速度に応じて灯具
の照射範囲を適正に制御することができる。
【0042】請求項2に係る発明によれば、角速度比較
手段の基準値を、車輌の左方への旋回時と車輌の右方へ
の旋回時とでは異なる値に設定することによって、車輌
が道路の左側又は右側を走行する場合に、旋回時の角速
度の大きさが同じ場合でも旋回方向に応じて灯具の照射
範囲が変化する時点を変えることで、旋回方向に応じて
適正な照射範囲を得ることができる。
手段の基準値を、車輌の左方への旋回時と車輌の右方へ
の旋回時とでは異なる値に設定することによって、車輌
が道路の左側又は右側を走行する場合に、旋回時の角速
度の大きさが同じ場合でも旋回方向に応じて灯具の照射
範囲が変化する時点を変えることで、旋回方向に応じて
適正な照射範囲を得ることができる。
【0043】請求項3に係る発明によれば、角速度比較
手段によって、角速度がゼロ又はその近傍の所定範囲内
にある時間が所定時間以上であるとされた場合にのみ、
該角速度比較手段から制御手段に送出される信号によっ
て灯具の照射範囲が所定範囲に限定されるようにし、こ
れによって曲路走行時における旋回方向の変更時点で照
射範囲が無闇に変化しないようにし、走行の安全性を保
証することができる。
手段によって、角速度がゼロ又はその近傍の所定範囲内
にある時間が所定時間以上であるとされた場合にのみ、
該角速度比較手段から制御手段に送出される信号によっ
て灯具の照射範囲が所定範囲に限定されるようにし、こ
れによって曲路走行時における旋回方向の変更時点で照
射範囲が無闇に変化しないようにし、走行の安全性を保
証することができる。
【図1】本発明に係る車輌用灯具の照射範囲制御装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】曲路走行時における照射範囲の制御について説
明するための概略図である。
明するための概略図である。
【図3】灯具の照射範囲の拡大について説明するための
概略図である。
概略図である。
【図4】可動反射鏡による灯具の照射範囲の制御につい
て説明するための概略図である。
て説明するための概略図である。
【図5】図6とともに本発明に係る実施の一例を示すも
のであり、本図は回路図である。
のであり、本図は回路図である。
【図6】動作説明のためのグラフ図である。
【図7】図5の回路に遅延手段を付設した構成例を示す
回路図である。
回路図である。
1…照射範囲制御装置、2…角速度検出手段、3…角速
度比較手段、4…制御手段、5…灯具
度比較手段、4…制御手段、5…灯具
Claims (3)
- 【請求項1】 車輌の旋回角の変化に応じて灯具の照射
範囲の広狭の度合を変化させるようにした車輌用灯具の
照射範囲制御装置であって、 車輌の旋回角の角速度を検出する角速度検出手段と、 角速度と基準値とを比較して角速度が所定の範囲にある
か否かに応じた信号を出力する角速度比較手段と、 角速度比較手段からの信号により角速度が所定範囲外に
ある場合に灯具の照射範囲を主に水平方向に拡大し、角
速度が所定範囲内である場合に灯具の照射範囲を所定の
範囲に限定する制御手段とを備えたことを特徴とする車
輌用灯具の照射範囲制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車輌用灯具の照射範囲
制御装置において、 角速度比較手段の基準値が、車輌の左方への旋回時と車
輌の右方への旋回時とでは異なる値とされていることを
特徴とする車輌用灯具の照射範囲制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯
具の照射範囲制御装置において、 角速度比較手段によって、角速度がゼロ又はその近傍の
所定範囲内である時間が所定時間以上であるとされた場
合にのみ、角速度比較手段から制御手段に送出される信
号によって灯具の照射範囲が所定の範囲に限定されるよ
うにしたことを特徴とする車輌用灯具の照射範囲制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08037106A JP3128607B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 車輌用灯具の照射範囲制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08037106A JP3128607B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 車輌用灯具の照射範囲制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207655A true JPH09207655A (ja) | 1997-08-12 |
| JP3128607B2 JP3128607B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=12488353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08037106A Expired - Fee Related JP3128607B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 車輌用灯具の照射範囲制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128607B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103863175A (zh) * | 2012-12-12 | 2014-06-18 | 黑拉许克联合股份有限公司 | 用于减少可运动的光源的光运动的方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0569106U (ja) * | 1992-03-02 | 1993-09-17 | 鐘紡株式会社 | パンティストッキング |
-
1996
- 1996-02-01 JP JP08037106A patent/JP3128607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103863175A (zh) * | 2012-12-12 | 2014-06-18 | 黑拉许克联合股份有限公司 | 用于减少可运动的光源的光运动的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3128607B2 (ja) | 2001-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |