JPH09207917A - 包装材供給装置 - Google Patents

包装材供給装置

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JPH09207917A
JPH09207917A JP1358196A JP1358196A JPH09207917A JP H09207917 A JPH09207917 A JP H09207917A JP 1358196 A JP1358196 A JP 1358196A JP 1358196 A JP1358196 A JP 1358196A JP H09207917 A JPH09207917 A JP H09207917A
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JP
Japan
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packaging material
tape
adhesive
supply device
feeding body
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JP1358196A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwakawa
隆 岩川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装材を貯留部から付着によって取出すとと
もに付着力低下を回避する。 【解決手段】 包装材繰出し体7の包装材付着部17a
を、テープコイル12から繰り出される粘着テープTに
よって粘着部に形成する。包装材繰出し体7が包装材を
取り出すべく移動操作されるに伴い、テープ回収装置4
0の操作レバー45が操作機構50のカム部材52に当
接して操作される。これにより、巻取りドラム41が回
動操作されて粘着テープTを巻取り、包装材付着部17
aに対応する粘着テープTの粘着部分を使用済みのもの
から未使用のものに切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装材を積み重ね
て貯留する包装材貯留部、包装材を付着させて支持する
包装材繰出し体、この包装材繰出し体が包装材を前記包
装材貯留部から取り出して供給位置に移送するように前
記包装材繰出し体を作動させる操作機構を備えている包
装材供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記包装材供給装置において、従来、包
装材繰出し体の包装材支持部にコンプレッサーを接続し
たり、真空ポンプを接続したりして吸引力を発揮させ、
包装材を吸着によって支持させるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、コンプレッサー
が必要であるとか、真空ポンプが必要であるとかのため
に、さらには、包装材繰出し体に吸引力を発揮させる空
気回路が必要であるためにコスト高になっていた。本発
明の目的は、比較的安価に得られ、その割には、包装材
繰出し回数の多少にかかわらず包装材の付着による支持
が確実に行われる包装材供給装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕包装材を積み重ねて貯留する包装
材貯留部、包装材を付着させて支持する包装材繰出し
体、この包装材繰出し体が包装材を前記包装材貯留部か
ら取り出して供給位置に移送するように前記包装材繰出
し体を作動させる操作機構を備えている包装材供給装置
において、前記包装材繰出し体の包装材付着部を粘着部
に形成する複数の粘着部分を有した粘着部形成手段を、
前記複数の粘着部分を択一的に作用させる状態で備えて
いる。
【0006】〔作用〕粘着部形成手段として粘着テープ
が巻き重られたテープコイルを採用する場合、テープコ
イルから繰り出す粘着テープのうちの包装材付着部に対
応するテープ部分が包装材付着部を粘着部に形成し、粘
着力によって包装材を付着させる。そして、テープコイ
ルから粘着テープを人為的に繰り出し操作するとか、自
動的に繰り出し操作させるとかによって包装材付着部に
対応するテープ部分を包装材の取り出しを行った使用済
みのものから未使用のものに変更して、粘着力を包装材
が付着しやすいものに維持して行ける。粘着部形成手段
として粘着部が外周囲に周設されたロール体を採用する
場合、複数の粘着部分のうちの一部の粘着部分が包装材
繰出し体の所定箇所に位置して包装材付着部を形成し、
粘着力によって包装材を付着させる。そして、ロール体
を人為的に回転操作するとか、自動的に回転操作させる
とかによって包装材付着部を形成する粘着部分を包装材
の取り出しを行った使用済みのものから未使用のものに
変更して、粘着力を包装材が付着しやすいものに維持し
て行ける。
【0007】〔効果〕包装材を粘着によって付着させる
ことにより、テープコイルやロール体などの粘着部形成
手段を採用するだけで済み、従来の吸着式に比して安価
に得られるようになった。しかも、粘着部分の変更によ
って粘着力を包装材が付着しやすいものに維持できるこ
とにより、包装材の取り出し回数の多少にかかわらず包
装材が付着ミスや脱落の生じにくいように付着して確実
に取り出されるように信頼性の高いものになった。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記包装材繰出し体が包装材取り出しを行う前に前
記粘着部形成手段が前記包装材付着部に作用させる粘着
部分の変更作動を行うように、前記粘着部形成手段を自
動的に作動させる操作機構を備えている。
【0010】〔作用〕粘着部形成手段が操作機構のため
に自動的に変更作動して使用済みの粘着部分を未使用の
粘着部分に変更して行く。
【0011】〔効果〕粘着力が包装材の付着しやすいも
のに自動的に維持されることにより、包装材の取り出し
が確実に行われるように一層信頼性の高いものになる。
【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項1または2による発明の構
成において、前記粘着部形成手段が、粘着部分を外周囲
に周設したロール体である。
【0014】〔作用〕ロール体が回動するに伴ってその
外周囲の粘着部分が択一的に包装材繰出し体の所定箇所
に位置して包装材付着部を形成することにより、包装材
繰出し体が包装材を粘着によって付着させるようになる
とともに粘着力を維持できるようになる。
【0015】〔効果〕ロール体を包装材繰出し体に回動
自在に支持させるだけの比較的簡単な構造で済み、一層
安価に得られる。
【0016】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項1または2による本発明の
構成において、前記粘着部形成手段が、粘着テープを巻
き重ねたテープコイルである。
【0018】〔作用〕テープコイルから繰り出される粘
着テープを包装材付着部に巻き掛けることにより、包装
材付着部に対応するテープ部分が包装材付着部を粘着部
に形成して包装材を粘着力によって付着させる。そし
て、テープコイルから粘着テープを繰り出させることに
より、包装材付着部に対応するテープ部分を包装材の取
り出しを行った使用済みのものから未使用のものに変更
して、粘着力を包装材が付着しやすいものに維持して行
ける。
【0019】〔効果〕テープコイルを採用することによ
り、一つのテープコイルを装着するだけで長期にわたっ
て粘着力を所望どおりのものに維持でき、しかも、その
割りには安価で済む。
【0020】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕請求項4による本発明の構成にお
いて、前記テープコイルから繰り出される粘着テープを
巻取りドラムに回収するテープ回収装置を備えている。
【0022】〔作用〕巻取りドラムの回動操作により、
テープコイルから粘着テープを繰り出して包装材付着部
を形成する粘着部分を使用済みのものから未使用のもに
変更して行けるとともに、使用済みの粘着テープを巻き
取り回収して行ける。
【0023】〔効果〕巻取りドラムを回動させるだけの
簡単な操作だけで粘着部形成用のテープ部分を変更でき
るように操作面や構造面で優れたものになる。また、使
用済みのテープを巻取り状態で容易に取り扱って除去で
きるようになる。
【0024】請求項6による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0025】〔構成〕請求項5による発明の構成におい
て、前記テープ回収装置を回収作動させる操作レバーを
前記包装材繰出し体に取り付け、前記包装材繰出し体が
包装材取出しのために移動するに伴って前記操作レバー
に当接してこの操作レバーを操作するカム部材を前記操
作機構に備えてある。
【0026】〔作用〕包装材繰出し体が包装材取り出し
のために移動すると、操作レバーがカム部材に当接し、
この当接と包装材繰出し体の移動力とのために操作され
てテープ回収装置を回収作動させる。
【0027】〔効果〕包装材繰出し体の移動力によって
粘着テープが自動的に繰り出し操作されることにより、
粘着部分の自動変更が構造簡単にできる。
【0028】請求項7による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0029】〔構成〕請求項4,5または6による発明
の構成において、前記包装材付着部を前記粘着テープが
巻掛けられるローラで形成してある。
【0030】〔作用〕粘着テープがテープコイルから繰
り出し操作される際、ローラが粘着テープとの摩擦で転
動してテープを容易に移動させる。
【0031】〔効果〕ローラの転動により、テープを切
れるなどのトラブルが発生しにくいようにスムーズに移
動させて粘着部分の変更が軽くスムーズにできるように
なる。
【0032】請求項8による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0033】〔構成〕請求項5,6または7による発明
の構成において、前記巻取りドラムを前記テープ回収装
置に着脱自在に備えてある。
【0034】〔作用〕巻取りドラムに回収されたテープ
を巻取りドラムと共にテープ回収装置から取り外し、テ
ープや巻取りドラムを装置外箇所で容易に取り扱ってテ
ープを巻取りドラムから取り除くことができる。
【0035】〔効果〕巻取り回収されたテープを巻取り
ドラムから取り除くに当たり、回収装置から取り外した
作業しやすい箇所で容易に能率よく行える。
【0036】請求項9による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0037】〔構成〕請求項5,6,7または8による
発明の構成において、前記巻取りドラムに巻取り回収さ
れた粘着テープに作用させるテープカッターを挿入する
カッター溝を前記巻取りドラムの巻取り周面に備えてあ
る。
【0038】〔作用〕テープカッターをカッター溝に挿
入することにより、巻取りドラムに巻き付いてリング形
状になっているテープにその内周側から切断箇所を形成
し、テープリングを周方向に分断して巻取りドラムから
容易に除去することができる。
【0039】〔効果〕カッター溝を利用することによ
り、巻取りドラムに回収されたテープを巻取りドラムか
ら容易に能率よく除去できるように、テープ除去作業の
面で優れたものになる。
【0040】請求項10による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0041】〔構成〕請求項5,6,7,8または9に
よる発明の構成において、前記巻取りドラムのテープ巻
取り周面が凹凸面である。
【0042】〔作用〕巻取りドラムに回収されたテープ
はテープ巻取り面の凹凸面のために巻取りドラムから比
較的容易に剥がすことができる。
【0043】〔効果〕回収されたテープを巻取りドラム
から除去するに当たり、巻取りドラムから比較的容易に
剥がして楽に能率よく除去できる。
【0044】
【発明の実施の形態】図1に示すように、台座1、この
台座1の上面側に立設した横断面コ字形状の第1支柱
2、丸棒製の第2支柱3、横断面L字形状のチェーンフ
レーム4、これら支柱2,3およびチェーンフレーム4
の上端側どうしを連結している連結フレーム5によって
機体フレームを構成し、前記台座1の上面側の前記第1
支柱2と第2支柱3との間に包装材貯留部6を設け、包
装材支持部17を表面側の下部に備えた包装材繰出し体
7を前記第1支柱2と第2支柱3とにわたって取り付け
た支持部材8の表面側に支持させるとともに、前記チェ
ーンフレーム4の上端部に取り付けた電動モータMを備
えた操作機構20によって前記包装材繰出し体7を作動
させるように構成して、包装材供給装置を構成してあ
る。この包装材供給装置は、ホウレン草をビニール袋F
で包装するなどの包装作業を行う際に使用するものであ
り、たとえばそのホウレン草包装の場合には、前記電動
モータMの制御装置9に備えてある足踏み式の始動スイ
ッチSWを操作することにより、その都度、図4に示す
如く包装材繰出し体7がビニール袋Fを1枚、包装材貯
留部6から取り出して袋口が開口する状態で持ち上げ支
持し、包装作業者に対して手で包装材繰出し体7から取
り外すように供給するのであり、詳しくはつぎの如く構
成してある。
【0045】図1および図2に示すように、包装材貯留
部6は、底板6aと、この底板6aの周囲に位置する側
壁とを備えた受け皿型に形成するとともに、前記ビニー
ル袋Fの場合には、折りたたみ状態のビニール袋Fを袋
口側が前記側壁のうちの前側壁6bの方に位置する載置
向きで底板6a上に積み重ねて載置することによって貯
留するように構成してある。そして、包装材貯留部6の
後端側の裏面側に突出する連結ブラッケット部6cを台
座1の上面側に突出する取付けブラケット10に機体横
方向の軸芯まわりで回動自在に連結し、包装材貯留部6
の前端側をコイルばね11を介して昇降自在に台座1に
受け止め支持させることにより、台座1に対して後端側
の軸芯まわりで前端側が昇降するように取り付けてあ
る。すなち、包装材繰出し体7が袋取出しを行う際、包
装材貯留部6の残留袋数が少なくなっていても、コイル
ばね11が包装材貯留部6の押し上げによってビニール
袋Fを包装材繰出し体7の包装材支持部17に押し付
け、この包装材支持部17にビニール袋Fが確実に付着
することを可能にしている。
【0046】図1および図6に示すように、前記包装材
支持部17は、包装材繰出し体7の下端部に付設した支
持ピン18が回動自在に支持しているローラによって形
成してある。そして、セロハンテープとか布テープなど
の粘着テープTがリング状態に巻き重ねられたテープコ
イル12を支持させるテープホルダー31を有したテー
プ保持装置30を包装材繰出し体7の表面側の一端側に
備え、粘着テープTを巻き取り回収する巻取りドラム4
1を有したテープ回収装置40を包装材繰出し体7の表
面側の他端側に備えてある。テープホルダー31が支持
するテープコイル12から引き出して巻取りドラム41
に回収させる粘着テープTの途中を前記ローラ17の外
周面のうちの下側部分17aに巻き掛けるとともに、こ
のローラ下端側部分17aには粘着テープTの粘着面側
とは反対側を接触させるようにしてある。すなわち、ロ
ーラ17の下端部分17aが包装材繰出し体7の包装材
付着部17aを形成しており、粘着テープTの包装材付
着部17aに対応している粘着部分が包装材付着部17
aを粘着部に形成しており、包装材繰出し体7は包装材
付着部17aにビニール袋Fを粘着によって付着させる
ことにより、ビニール袋Fの包装材貯留部6からの取り
出しと保持とを行う。
【0047】前記テープ保持装置30は、テープホルダ
ー31の支軸部31aの一端側を回動自在および取外し
自在に係止するように構成して包装材繰出し体7に付設
したホルダー支持部(図示せず)、前記支軸部31aの
他端側を回動自在および取外し自在に係止するように構
成して包装材繰出し体7から延出したホルダー支持アー
ム32とを備え、このホルダー支持アーム32と前記ホ
ルダー支持部とでテープホルダー31を回動自在に支持
することによってテープコイル12を回動自在に保持す
るように、テープホルダー31を着脱することによって
テープコイル12の着脱を行うようにしてある。
【0048】図1に示すように、前記支持部材8は、こ
れの一端側に回動自在に取り付けた上下一対の取付けロ
ーラ14,14を第1支柱2の溝内に転動可能に入り込
ませ、他端側に備えた取り付け筒部8aを第2支柱3に
摺動自在に外嵌させることにより、第1支柱2と第2支
柱3とにわたって両支柱2,3に沿って昇降するように
取り付けてある。包装材繰出し体7は、これの上端側の
裏面側に突出する左右一対の連結ブラケット部7c,7
cを支持部材8の表面側に突出する左右一対の取付けブ
ラケット部8b,8bに各別に同一の機体横方向の軸芯
Xまわりで回動するように連結することにより、支持部
材8に前記軸芯Xまわりで上下に揺動するように支持さ
せてある。これにより、支持部材8を両支柱2,3に対
して昇降操作することによって、包装材繰出し体7を機
体フレームに対して昇降操作でき、包装材繰出し体7の
裏面側から延出している第1操作アーム部7dや、包装
材繰出し体7から第2支柱3の方に延出している第2操
作アーム部7eを操作することによって、包装材繰出し
体7を支持部材8に対して軸芯Xまわりで機体上下方向
に揺動操作したり、機体前後方向に揺動操作したりでき
る。
【0049】図1に示すように、前記チェーンフレーム
4に取り付けた上下一対のチェーンスプロケット21a
と21bとにわたって巻回した無端回動チェーン22、
前記一対のチェーンスプロケット21a,21bのうち
の上側のチェーンスプロケット21aに連動させてチェ
ンーフレーム4の上端部に取り付けた前記電動モータ
M、前記連結フレーム5の中間部に取り付けた板カム2
3により、前記操作機構20を構成してある。そして、
図5に示すように、前記制御装置9は前記チェーンフレ
ーム4の下端側に取り付けた第1検出スイッチS1、お
よび、チェンフレーム4の上端側に取り付けた第2検出
スイッチS2に連係してあるとともに、これら両検出ス
イッチS1,S2および前記始動スイッチSWからの情
報に基づいて自動的に前記電動モータMを操作するよう
に構成してある。これにより、操作機構20は、電動モ
ータMを制御装置9によって操作させ、電動ーモMの駆
動力によって包装材繰出し体7を上下に移動操作する。
【0050】すなわち、前記始動スイッチSWを入り操
作すると、この始動スイッチSWからの情報に基づいて
自動的に前記制御装置9が電動モータMを正回転方向に
回動操作する。すると、チェーンスプロケット21aが
電動モータMの駆動力によって正回転方向に回動して無
端チェーン22を図1に示す移動方向Dに回動操作する
ことにより、そして、支持部材8の前記取付け筒部8a
から支持部材8の裏面側に突出している操作アーム部8
cが無端チェーン22に連結していることにより、無端
チェーン22が支持部材8を下降操作し、包装材繰出し
体7を図4(ロ)に示す供給位置から下降操作する。包
装材繰出し体7が下降するに伴い、前記第2操作アーム
部7eの延出端部に取り付けてあるカムローラ24が台
座1の上面側に立設してあるガイド部材25の第2支柱
3に平行な機体上下方向のガイド溝26に入り込む。こ
の後、図3(イ)に示すように、ガイド溝26に沿って
さらに下降してこのガイド溝26の下端箇所26aに到
達すると、包装材繰出し体7は包装材取出し位置にな
る。すると、包装材支持部17が包装材貯留部6に到達
してビニール袋Fの袋口に近い部分を包装材付着部17
aに付着させる。この後も電動モータMは回動を継続
し、無端チェーン22は包装材繰出し体7をさらに下降
操作する。この時、図3(ロ)に示すように、包装材繰
出し体7は包装材貯留部6を前記コイルばね11に抗し
て押し下げ操作しながら下降する。この下降のため、前
記カムローラ24がガイド部材25の前記ガイド溝26
に連通しているカム溝27に入り込んでこのカム溝27
の下端部に到達すると、包装材繰出し体7は最下降位置
になる。すると、このことを検出するための前記第1検
出スイッチS1の操作部に前記操作アーム部8cが当接
してこの第1検出スイッチS1が検出状態になり、この
第1検出スイッチS1からの情報に基づいて自動的に前
記制御装置9が電動モータMをそれまでの正回転駆動か
ら逆回転駆動に切り換え操作する。すると、チェーンス
プロケット21aが電動モータMの駆動力によって逆回
転方向に回動して無端チェーン22を図1に示す移動方
向Uに回動操作することにより、無端チェーン22が支
持部材8を上昇移動させて包装材繰出し体7を上昇操作
する。図4(イ)に示すように、包装材繰出し体7が上
昇すると、ビニール袋Fの一辺側のみを包装材支持部1
7の付着部17aに付着させて持ち上げる。そして、図
4(ロ)に示すように包装材繰出し体7が上昇するに伴
い、前記第1操作アーム部7dが前記板カム23に当接
し、この板カム23が第1操作アーム部7dに押圧作用
して包装材繰出し体7を支持部材8に対して上昇揺動さ
せて包装材支持部17に付着しているビニール袋Fを空
中で振り動かす。このため、ビニール袋Fを包装材貯留
部6から繰り出すとともにその袋口を開口させる。図4
(ロ)に示す取り付けレベルまで支持部材8が上昇する
とともに第1操作アーム部7dが揺動すると、包装材繰
出し体7は供給位置になる。すると、このことを検出す
るための前記第2検出スイッチS2の操作部に前記操作
アーム部8cが当接してこの第2検出スイッチS2が検
出状態になり、この第2検出スイッチS2からの情報に
基づいて自動的に前記制御装置9が電動モータMを停止
操作するため、無端チェーン22が支持部材8を介して
包装材繰出し体7を供給位置に維持する。
【0051】前記カムローラ24と、前記ガイド部材2
6のカム溝27とにより、包装材分離機構28を構成し
てある。すなわち、包装材繰出し体7はカムローラ24
が前記ガイド溝26の下端箇所26aに位置する包装材
取出し位置になった後にも前記最下降位置まで下降操作
され、この下降時には、カムローラ24が前記カム溝2
7に入り込む。図1に示す如くカム溝27は、下端側ほ
ど包装材貯留部6の後端側の方に位置ずれするように傾
斜する傾斜溝に形成し、図3に示すように、カムローラ
24がカム溝27の下端側に至るに伴い、カム溝27の
内壁面27aのカムローラ24に対する押圧作用によっ
てカムローラ24を包装材貯留部6の後方側に移動操作
することにより、包装材繰出し体7を支持部材8に対し
て軸芯Xまわりで揺動操作するように構成してある。こ
れにより、包装材分離機構26は、包装材繰出し体7が
前記包装材取出し位置になって包装材支持部17にビニ
ール袋Fを付着させた後、包装材繰出し体7が前記包装
材取出し位置から上昇してビニール袋Fを包装材貯留部
6から取り出すまでの間に、包装材貯留部6と包装材支
持部17とがビニール袋Fの表面方向に前記カム溝27
の入口と底との位置ずれ距離に相当するストロークだけ
相対移動するように、包装材貯留部6をビニール袋Fの
表面方向には移動しないように静止させながら、包装材
支持部17を包装材貯留部6の後方側に移動させる。こ
のために、包装材繰出し体7が袋取り出しを行う際、包
装材支持部17に付着している取り出し対象のビニール
袋Fや、これの下側に位置する非取り出し対象のビニー
ル袋Fに捌きが掛かり、取り出し対象のビニール袋Fを
非取り出し対象のビニール袋Fと分離しやすくしなが
ら、かつ、取り出し対象のビニール袋Fの袋口が開口し
やすくしながら取り出す。
【0052】図2に示すように、包装材貯留部6のビニ
ール袋Fに対してこれに傷を付けないで作用するように
スポンジまたは軟質ゴムなどの弾性材で形成した押し作
用部13aを下端側に備えた押し具13を、前記支持部
材8の表面側に突出する上下一対の取付けブラケット1
4a,14bに昇降自在に取り付けるとともに、押し具
13が一体昇降自在に備えているばね受け具15と、前
記一対の取付けブラケット14a,14bのうちの上側
の取付けブラケット14aとの間に位置させて押し具1
3に外嵌してある押しばね16が上側の取り付けブラケ
ット14aを反力部材として押し具14を下降付勢する
ように構成してある。そして、図3(ロ)に示すよう
に、前記包装材分離機構28が作用する際、押し具13
が支持部材8の機体フレームに対する下降と、押しばね
16による下降付勢とのために押し作用部13aを包装
材貯留部6の取り出し対象のビニール袋Fの上面側に、
包装材支持部7aに対してこれが包装材分離機構28の
ために移動する方向での下手側で接触させるとともに押
圧作用させることにより、全てのビニール袋F・・を包
装材貯留部6の底板6aに押圧操作する。すなわち、包
装材支持部7aが包装材分離機構28によって操作され
る際、押し具13がビニール袋Fを包装材貯留部6に対
してずれ動かないように固定し、捌き効果を向上させ
る。
【0053】図6に示すように、前記巻取りドラム41
を回動操作するようにこの巻取りドラム41の奥端側に
一体回動可能に取り付けた巻取りギヤ42、この巻取り
ギヤ42の歯に係止して巻取りドラム41のテープ巻取
り方向とは逆方向の回転を阻止するように包装材繰出し
体7に支持ピン43aを介して揺動自在に取り付けた逆
転止め爪43、この逆転止め爪43を巻取りギヤ42の
歯に係止するように揺動付勢している爪ばね43b、巻
取りドラム41の歯に作用する送り爪44を一端側に支
持ピン44aを介して揺動自在に支持しているとともに
包装材繰出し体7に揺動自在に取り付けた操作レバー4
5、この操作レバー45を包装材繰出し体7に付設の第
1ストッパーピン46aに当接する下降待機位置に揺動
付勢するように操作レバー45と包装材繰出し体7とに
わたって取り付けたリターンばね47などを前記テープ
回収装置40に備えてある。図7に示すように、前記台
座1の表面側に立設した支持フレーム51の上端側に支
持ピン52aを介してカム部材52を上下揺動自在に取
り付けるとともに、このカム部材52と支柱51とにわ
たって取り付けた操作力付与ばね53により、カム部材
52を前記支持フレーム51が支持するストッパーピン
54に当接する上昇操作位置に揺動付勢するように構成
して、前記テープ回収装置40のための操作機構50を
構成してある。これにより、包装材繰出し体7が包装材
の取り出しのために供給位置から下降移動すると、これ
に伴って操作レバー45が操作機構50により操作され
てテープ回収装置40を回収作動させる。
【0054】すなわち、包装材繰出し体7が供給位置か
ら下降操作されると、前記包装材取り出し位置に到達す
るまでの途中において、図7(イ),(ロ)に示すよう
に、操作レバー45の遊端側にローラで形成してある被
操作部45aが操作機構50の前記上昇操作位置にある
カム部材52に当接する。操作力付与ばね53がカム部
材52に操作レバー45を押し上げ操作するに足る揺動
抵抗を付与しているため、図8(イ),(ロ)に示す如
く包装材繰出し体7がさらに下降するに伴い、操作レバ
ー45が支持ピン45bのまわりで前記下降待機位置か
らリターンばね47に抗して上昇揺動する。すると、送
り爪44が爪ばね44bによる揺動付勢のために巻取り
ギヤ42の歯に係止していて操作レバー45の作動力を
巻取りギヤ42に伝達するため、巻取りギヤ42が逆転
止め爪43を爪ばね43bに抗して押し逃がし操作しな
がら回動方向Aに回動し、巻取りドラム41を粘着テー
プTの巻き取り方向に回動させる。この巻取り回収のた
めに粘着テープTの未使用の粘着部分Taが包装材付着
部17aに進んでこの包装材付着部17aを粘着部に形
成すると、操作レバー45は包装材繰出し体7に付設の
第2ストッパーピン46bに当接する巻取り終了位置に
なる。この後、包装材繰出し体7がさらに最下降位置ま
で下降して行くと、図8(ロ)に示すように、操作レバ
ー45は巻取り終了位置になったままでカム部材52を
支持ピン52aのまわりで操作力付与ばね54に抗して
押し下げ揺動させながら包装材繰出し体7と共に下降し
て行く。そして、包装材繰出し体7が包装材貯留部6か
ら上昇操作されて操作レバー45がカム部材52から離
れると、これに伴い、カム部材52は操作力付与ばね5
3のためにストッパーピン54に当接する元の上昇操作
位置に自動的に復帰し、操作レバー45はリターンばね
47のために送り爪44を爪ばね44bに抗して巻取り
ギヤ42の歯から逃がし揺動させながら下降して元の下
降待機位置に自動的に復帰する。これにより、包装材繰
出し体7が次に下降操作された際の粘着テープTの巻取
り回収が可能になる。
【0055】したがって、テープコイル12は包装材付
着部17aを粘着部に形成するための粘着部分Taを多
数、粘着テープTの長手方向に連続する状態で有し、包
装材繰出し体7が包装材取り出しのために供給位置から
下降移動する毎に、包装材繰出し体7が取出し位置にな
るまでに、先の包装材取出し時に包装材付着部17aを
粘着部に形成していて使用した粘着部分Taが包装材付
着部17aから外れて巻取りドラム41の方に移動し、
この使用済み粘着部分Taに対してテープ繰り出し方向
上手側に続く後続の未使用の粘着部分Taが包装材付着
部17aに対応してこれを粘着部に形成するように、粘
着テープTをテープ回収装置40による回収作動のため
に自動的に繰り出して行く。つまり、多数の粘着部分T
a・・がテープ繰り出し方向下手側に位置するものから
一つずつ順次に包装材付着部17aに対応してこれを粘
着部に形成して行くように、かつ、一度包装材Fの取り
出しを行った粘着部分Taは再度包装材Fの取り出しを
行うことがないように形成して行く。
【0056】図9(イ)に示すように、前記巻取りドラ
ム41のテープ巻取り周面41aの両横側に位置するド
ラム部分の外径をテープ巻取り周面41aの外径よりも
大径にすることによってテープ巻取り周面41aの両横
側に形成したテープ位置決め側面41b、巻取りドラム
41の回転軸芯方向での全長にわたるカッター溝41c
を巻取りドラム41に備えてある。すなわち、図9
(ロ)に示すように、巻き取りドラム41が巻取り回収
した粘着テープTを除去するに当たり、テープカッター
Cを巻取りドラム41の一端側からカッター溝41cに
挿入してテープ巻取り面41aにリング形状に巻き重な
っている粘着テープTにその内周側から作用させ、その
リング形の粘着テープTを巻取りドラム41から容易に
取り外せるように周方向に分断する切断箇所を形成する
ことを可能にしてある。そして、巻取り周面41aに回
収される粘着テープTは、巻取り周面41aから外れに
くいようにテープ位置決め側面41bによって位置決め
される。これにより、粘着テープTが巻取りドラム41
から外側に外れるとか、巻き取りギヤ42に引っ掛かる
とかの巻き取り不良の発生を回避しながら巻取り回収で
きる。また、粘着テープTが巻取り周面41aにこれか
ら位置ずれしないで巻取りドラム41の径方向に精度よ
く巻き重なり、テープカッターCでの切断が行いやすく
なる。
【0057】〔別実施形態〕図10および図11は、別
実施形態のテープ回収装置40を示し、つぎの如く構成
してある。巻取りドラム41を前記巻取りギヤ42とは
別部品に形成してある。巻取りドラム41の一端側に取
付けねじ軸部41dを備えるとともに、巻取りドラム4
1の取付けねじ軸部41dとは反対側の端部に備えてあ
るハンドル部41eによって巻取りドラム41を回動操
作することにより、取付けねじ軸部41dを巻取りギヤ
42の取付けねじ孔42aに装着して巻取りドラム41
を巻取りギヤ42に一体回動自在に組み付けたり、取付
けねじ部41dをねじ孔42aから外して巻取りドラム
41を巻取りギヤ42から取り外したりするように構成
してある。つまり、巻取りドラム41が回収した粘着テ
ープTを巻取りドラム41と共にテープ回収装置40か
ら取り外し、装置外の箇所で巻取りドラム41から除去
することを可能にしてある。
【0058】巻取りドラム41の巻取り周面41aをカ
ッター溝41cを備えた周面に形成するとともに、ねじ
形成の加工によって凹凸面に形成してある。凹凸面とし
ては、前記ねじ型凹凸面に替え、突起が巻取りドラム4
1の周方向や回転軸芯方向に並ぶ凹凸面を採用したり、
巻取りドラム41の回転軸芯方向に沿う突条が巻取りド
ラム41の周方向に並ぶ凹凸面を採用したりしてもよ
い。
【0059】図12および図13は、別実施形態の包装
材支持部70を示し、つぎの如く構成してある。包装材
繰出し体7の下端部に取付けピン71を介して前後一対
のテープガイド72,72を固定し、両テープガイド7
2,72の下端部どうしの間にローラ73を支持ピン7
4を介してテープガイド72で回動自在に支持されるよ
うに構成して設けてある。テープコイル12から繰り出
されて巻取りドラム41に回収される粘着テープTをロ
ーラ73に巻き掛けるように構成し、ローラ73の下端
部部分73aにより、包装材繰出し体7の包装材付着部
73aを形成してある。テープコイル12とローラ73
との間およびローラ73と巻取りドラム41との間にお
いて、一対のテープガイド72,72がそれらの内側面
で成るガイド作用面72aによって粘着テープTを挟ん
でローラ73に確実に掛かるとともにローラ73から外
れないように案内するように構成してある。
【0060】これにより、巻取りドラム41が粘着テー
プTの回収を行う際、粘着テープTを包装材付着部73
aから外れないようにしながら軽く巻き取り回収できる
ように、ローラ73が転動して粘着テープTの移動を容
易にするとともに、テープガイド72が粘着テープTを
ローラ73に案内する。
【0061】図14は、別実施形態のテープ回収装置8
0を示し、つぎの如く構成してある。前記巻取りギヤ4
2に咬合する出力ピニオンギヤ81aを備えた電動モー
タ81を包装材繰出し体7に取り付け、この電動モータ
81に連係させたテープ回収制御機構82を、前記制御
装置9に連係している移動検出センサー83、および、
包装材繰出し体7に取り付けた巻取り量センサー84に
連係させてある。
【0062】移動検出センサー83は、前記制御装置9
が包装材繰出し体7の供給位置からの下降操作を行う
と、その情報を入力して包装材繰出し体7が包装材Fを
取り出すべく移動したと検出し、この検出結果をテープ
回収制御機構82に出力するように構成してある。巻取
り量センサー84は、巻取りドラム41がリング形に巻
き取り回収する粘着テープTの外周囲に遊端側が接触す
るように揺動付勢した操作レバー84aを備えた回転操
作式のポテンショメータで成り、巻取りドラム41が設
定角度を回動することによって巻き取り回収することと
なる粘着テープTの長さを、操作レバー84aの揺動角
に基づいて検出するように構成するとともに、この検出
結果をテープ回収制御機構82に出力するように構成し
てある。すなわち、巻取りドラム41のテープ巻取り量
が増大すると、操作レバー84aが回収粘着テープTに
よる押圧操作のために巻取りドラム41から離れる方向
に揺動操作される角度が大になる。このため、操作レバ
ー84aの揺動角を知ることにより、巻取りドラム41
の設定角度の回動による粘着テープTの巻き取り長さを
検出できる。テープ回収制御機構82は、移動検出セン
サー83による検出結果を入力すると、巻取り量センサ
ー84からの情報に基づいて電動モータ81を駆動する
べき時間を自動的に設定するとともに、この設定駆動時
間だけ電動モータ81を駆動されるように自動的に操作
する。前記設定駆動時間としては、センサー84による
検出巻取り長さが長くなるほど短時間のモータ駆動時間
を設定する。すなわち、電動モータ81の一度の駆動に
よって巻取りドラム41が実際に巻き取り回収する粘着
テープTの長さが巻取りドラム41のテープ巻取り量の
変化にかかわらず一定になるとともに、包装材付着部1
7aに未使用の粘着部分を過不足なく送り込むことがで
きるものになるモータ駆動時間を設定する。
【0063】つまり、包装材繰出し体7が包装材Fを取
り出すべく移動操作されると、テープ回収制御機構82
が電動モータ81を前記設定駆動時間だけ自動的に駆動
操作し、巻取りギヤ42が電動モータ81の駆動力で回
動して巻取りドラム41を巻取り回動させる。そして、
巻取りドラム41はテープ巻取り量の変化にかかわず、
粘着テープTを包装材付着部17aに未使用の粘着部分
を過不足なく送り込むに相当する一定の長さだけ巻き取
って行く。
【0064】尚、このテープ回収装置80の場合、包装
材繰出し体7が包装材取り出しに移動操作される回数を
計測するカウント手段、このカウント手段による計測回
数が包装材付着部17aに対応するテープ粘着部分を未
使用のものに交換する必要があるものとして予め設定し
た回数に達すると、電動モータ81を駆動操作するよう
に構成して実施してもよい。すなわち、包装材の取り出
しを一度行っただけでは粘着力が余り低下しない場合、
包装材付着部17aを粘着部に形成するテープ粘着部分
の使用済みと未使用との切り換えを包装材取り出しが一
度行われる毎に行わせるのではなく、包装材取り出しが
複数回行われた後に行わせてもよいのである。
【0065】図15および図16は、別実施形態の包装
材供給装置を示し、包装材貯留部6、包装材繰出し体7
を昇降自在に支持する構造、包装材繰出し体7が包装材
Fを包装材貯留部6から取り出して供給位置に移送する
ように包装材繰出し体7を作動させる操作機構50は図
1に示す包装材供給装置と同様に構成してある。包装材
繰出し体7に包装材Fを支持させる構造が図1に示す包
装材供給装置のものとは異なり、つぎの如く構成してあ
る。
【0066】包装材繰出し体7の表面側に支軸90を介
してロール体91を取り付けてある。このロール体91
の外周囲に粘着テープTを巻き付け、この粘着テープT
の長手方向に並ぶ粘着部分により、ロール体91の外周
囲に周設する複数の粘着部分91a・・を形成してあ
る。
【0067】前記支軸90を包装材繰出し体7に回転自
在に支持させるとともに、ロール体91の支軸90に対
する取付け孔と、この取付け孔に入り込んでいる支軸9
0のロール体取付け軸部分とが互いに係合し合う非円形
に形成することにより、ロール体91が支軸90と共に
包装材繰出し体7に対して支軸90の軸芯まわりで回動
するようにしてある。前記支軸90の基端側に一体回動
自在に取り付けたロール体駆動ギヤ92、このロール体
駆動ギヤ92の歯に係止してロー体91の逆回転を阻止
するように包装材繰出し体7に揺動自在に取り付けた逆
転止め爪93、この逆転止め爪93をロール体駆動ギヤ
92の歯に係止するように揺動付勢している爪ばね93
a、ロール体駆動ギヤ92の歯に作用する送り爪94を
一端側に揺動自在に支持しているとともに包装材繰出し
体7に揺動自在に取り付けた操作レバー95、この操作
レバー95を包装材繰出し体7に付設の第1ストッパー
ピン96aに当接する下降待機位置に揺動付勢するよう
に操作レバー95と包装材繰出し体7とにわたって取り
付けたリターンばね97などにより、ロール体92を回
動操作する第1操作機構98を構成してある。前記台座
1の表面側に立設した支持フレーム99、この支持フレ
ーム99の上端側に支持ピン100aを介して上下揺動
自在に取り付けたカム部材100、このカム部材100
を前記支持フレーム99が支持するストッパーピン10
1に当接する上昇操作位置に揺動付勢するようにカム部
材100と支柱99とにわたって取り付けた操作力付与
ばね102などにより、前記操作機構98を作動させる
第2操作機構103を構成してある。これにより、包装
材繰出し体7が包装材の取り出しのために供給位置から
下降移動すると、これに伴って操作レバー95が第2操
作機構103により操作されて第1操作機構98を作動
させる。
【0068】すなわち、包装材繰出し体7が供給位置か
ら下降操作されると、前記包装材取り出し位置に到達す
るまでの途中において、操作レバー95の遊端側にロー
ラで形成してある被操作部95aが第2操作機構102
の前記上昇操作位置にあるカム部材100に当接する。
操作力付与ばね102がカム部材100に操作レバー9
5を押し上げ操作するに足る揺動抵抗を付与しているた
め、包装材繰出し体7がさらに下降するに伴い、操作レ
バー95が前記下降待機位置からリターンばね97に抗
して上昇揺動する。すると、送り爪94が爪ばね94a
による揺動付勢のためにロール体回動ギヤ92の歯に係
止していて操作レバー95の作動力をロール体回動ギヤ
92に伝達するため、ロール体回動ギヤ92が逆転止め
爪93を爪ばね93aに抗して押し逃がし操作しながら
回動方向Bに回動し、ロール体91を回動操作する。す
なわち、ロール体91の前記複数の粘着部分91a・・
が順次に択一的にロール体91の最下端箇所に位置する
ように回動操作する。このロール体回動のためにロール
体91の最下端箇所に位置する粘着部分91aが切り換
わると、操作レバー95は包装材繰出し体7に付設の第
2ストッパーピン96bに当接する回動操作終了位置に
なる。この後、包装材繰出し体7がさらに最下降位置ま
で下降して行くと、操作レバー95は回動操作終了位置
になったままでカム部材100を支持ピン100aのま
わりで操作力付与ばね102に抗して押し下げ揺動させ
ながら包装材繰出し体7と共に下降して行く。そして、
包装材繰出し体7が包装材貯留部6から上昇操作されて
操作レバー95がカム部材100から離れると、これに
伴い、カム部材100は操作力付与ばね102のために
ストッパーピン101に当接する元の上昇操作位置に自
動的に復帰し、操作レバー95はリターンばね97のた
めに送り爪94を爪ばね94aに抗してロール体駆動ギ
ヤ92の歯から逃がし揺動させながら下降して元の下降
待機位置に自動的に復帰する。これにより、包装材繰出
し体7が次に下降操作された際のロール体91の回動操
作が可能になる。
【0069】したがって、ロール体91の複数の粘着部
分91a・・のうちのロール体最下端箇所に位置する粘
着部分91aが包装材繰出し体7の包装材Fを付着させ
るための包装材付着部を形成するとともにこの包装材付
着部を粘着部に形成する。そして、ロール体91は、包
装材付着部を粘着部に形成するための粘着部分91aを
複数箇所に有し、包装材繰出し体7が包装材取り出しの
ために供給位置から下降移動する毎に、包装材繰出し体
7が取出し位置になるまでに、先の包装材取り出し時に
包装材付着部を粘着部に形成していて使用した粘着部分
91aがロール体91の上方側に移動し、この使用済み
粘着部分91aに対してロール体回動方向上手側に続く
後続の未使用の粘着部分91aが包装材付着部を形成す
るとともにこの包装材付着部を粘着部に形成するよう
に、第2操作機構103による第1操作機構98の自動
操作のために自動的に回動して行く。つまり、複数の粘
着部分91a・・がロータ回動方向下手側に位置するも
のから一つずつ順次に包装材付着部を粘着部に形成して
行くように、かつ、一度包装材Fの取り出しを行った粘
着部分91aは再度包装材Fの取り出しを行うことがな
いように形成して行く。
【0070】本発明の供給装置には、ビニール袋Fに替
え、紙袋、あるいは、セロハンや紙などの各種素材でな
る包装シートを使用することもできる。したがって、こ
れらを総称して包装材Fと呼称する。
【0071】本発明は、包装材を作業者に手で取り外す
ように供給するように包装材供給装置を構成する他、自
動包装装置の包装部に自動的に供給するように構成する
包装材供給装置を構成する場合にも適用できる。
【0072】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装材供給装置全体の斜視図
【図2】包装材繰出し体の包装材取出し位置の説明図
【図3】包装材分離機構の作動説明図
【図4】包装材繰出し体の包装材取り出しを示す説明図
【図5】包装材繰出し体移動制御のブロック図
【図6】包装材繰出し体の正面図
【図7】テープ回収装置の作動説明図
【図8】テープ回収装置の作動説明図
【図9】巻取りドラムと回収テープ除去要領の説明図
【図10】別実施形態の巻取りドラムの断面図
【図11】別実施形態の巻取りドラムの斜視図
【図12】別実施形態の包装材繰出し体の正面図
【図13】別実施形態の包装材繰出し体における包装材
付着部の断面図
【図14】別実施形態のテープ回収装置の正面図
【図15】別実施形態の包装材供給装置における包装材
支持部の断面図
【図16】別実施形態の包装材供給装置における包装材
支持部用操作機構の説明図
【符号の説明】
6 包装材貯留部 7 包装材繰出し体 12 テープコイル 17a 包装材付着部 40 テープ回収装置 41 巻取りドラム 41a 巻取り周面 41c カッター溝 20 操作機構 45 操作レバー 50,103 操作機構 52 カム部材 91 ロール体 91a,Ta 粘着部分 F 包装材 C カッター T 粘着テープ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材(F)を積み重ねて貯留する包装
    材貯留部(6)、包装材(F)を付着させて支持する包
    装材繰出し体(7)、この包装材繰出し体(7)が包装
    材(F)を前記包装材貯留部(6)から取り出して供給
    位置に移送するように前記包装材繰出し体(7)を作動
    させる操作機構(20)を備えている包装材供給装置で
    あって、 前記包装材繰出し体(7)の包装材付着部(17a)を
    粘着部に形成する複数の粘着部分(Ta,91a)を有
    した粘着部形成手段(12,91)を、前記複数の粘着
    部分(Ta,91a)を択一的に作用させる状態で備え
    ている包装材供給装置。
  2. 【請求項2】 前記包装材繰出し体(7)が包装材取り
    出しを行う前に前記粘着部形成手段(12,91)が前
    記包装材付着部(17a)に作用させる粘着部分(T
    a,91a)の変更作動を行うように、前記粘着部形成
    手段(12,91)を自動的に作動させる操作機構(5
    0,103)を備えている請求項1記載の包装材供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記粘着部形成手段(91)が、粘着部
    分(91a)を外周囲に周設したロール体である請求項
    1または2記載の包装材供給装置。
  4. 【請求項4】 前記粘着部形成手段(12)が、粘着テ
    ープ(T)を巻き重ねたテープコイルである請求項1ま
    たは2記載の包装材供給装置。
  5. 【請求項5】 前記テープコイル(12)から繰り出さ
    れる粘着テープ(T)を巻取りドラム(41)に回収す
    るテープ回収装置(40)を備えている請求項4記載の
    包装材供給装置。
  6. 【請求項6】 前記テープ回収装置(40)を回収作動
    させる操作レバー(45)を前記包装材繰出し体(7)
    に取り付け、前記包装材繰出し体(7)が包装材取出し
    のために移動するに伴って前記操作レバー(45)に当
    接してこの操作レバー(45)を操作するカム部材(5
    2)を前記操作機構(50)に備えてある請求項5記載
    の包装材供給装置。
  7. 【請求項7】 前記包装材付着部(17a)を前記粘着
    テープ(T)が巻掛けられるローラで形成してある請求
    項4,5または6記載の包装材供給装置。
  8. 【請求項8】 前記巻取りドラム(41)を前記テープ
    回収装置(40)に着脱自在に備えてある請求項5,6
    または7記載の包装材供給装置。
  9. 【請求項9】 前記巻取りドラム(41)に巻取り回収
    された粘着テープ(T)に作用させるテープカッター
    (C)を挿入するカッター溝(41c)を前記巻取りド
    ラム(41)の巻取り周面(41a)に備えてある請求
    項5,6,7または8記載の包装材供給装置。
  10. 【請求項10】 前記巻取りドラム(41)のテープ巻
    取り周面が凹凸面である請求項5,6,7,8または9
    記載の包装材供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046146A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Hanshin Doryoku Kikai Kk 袋詰装置
JP2016210479A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 四国化工機株式会社 袋状容器供給装置
CN113998217A (zh) * 2021-10-08 2022-02-01 浙江工贸职业技术学院 一种物流运输用打包封口装置

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