JPH09207919A - 折畳みカートンの取出し開口方法および装置 - Google Patents

折畳みカートンの取出し開口方法および装置

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JPH09207919A
JPH09207919A JP4047896A JP4047896A JPH09207919A JP H09207919 A JPH09207919 A JP H09207919A JP 4047896 A JP4047896 A JP 4047896A JP 4047896 A JP4047896 A JP 4047896A JP H09207919 A JPH09207919 A JP H09207919A
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carton
suction
opening
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moving
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Atsuya Yogo
篤也 余吾
Nariaki Takumi
成昭 宅見
Kuniyoshi Kuroda
邦芳 黒田
Masahiro Umitsuke
正広 海附
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種型式のカートンをカートンマガジンに安
定姿勢で集積し、品種切替設定に要する時間の短縮化を
図って稼働率を向上させる。 【解決手段】 折畳み状態のカートン10を、開口部側
が側方を向く姿勢で立てた状態でカートンマガジンBに
整列集積する。カートンマガジンBから受取り位置に取
出した折畳み状態のカートン10の側方を把持して下方
へ移送する。受渡し位置まで移送した折畳み状態のカー
トン10を吸着保持して90°方向変換して、開口部側
が上下を向く姿勢とする。折畳み状態のカートン10を
後方へ移動する際に、折込みフラップを移動規制して補
助開口を行なうと共に、側方から進行するカートンプッ
シャ100によりカートン10を筒状に開口成形する。
筒状に開口されたカートン10の開口状態をカートンプ
ッシャ100で維持した状態で、前方のカートン搬送装
置Gに送出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状に折畳
まれているカートンを、カートンマガジンから1枚づつ
取出して開口成形し、小箱詰め機等に設けられるカート
ン搬送装置等に向けて送出す折畳みカートンの取出し開
口方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート状に折畳んだカートンを、カート
ンマガジンから1枚づつ取出すと共に、その取出し過程
で該カートンを角筒状に開口して立体箱に成形するため
のカートン取出し成形装置として、例えば特開昭63−
191725号に開示の装置が存在する。この装置は、
折畳まれている多数の折畳みカートンを立てた状態で水
平方向に集積貯留するカートンマガジンの前端近傍に、
鉛直軸によって水平に回転する数本の腕と、各腕の先端
に夫々取付けられて吸引装置に接続する吸引パッドとを
備えたピッカーが配設されている。そして、ピッカーの
吸引パッドでカートンの一部を吸着した後に、鉛直軸の
回りに腕を回転することによってカートンを引き開いて
開口成形するよう構成されている。また取出し成形装置
は、ピッカーによるカートンの開口成形に先立ち、シリ
ンダで作動されるサブ吸引パッドによりカートンの開口
部近辺の折込みフラップを吸着して開口部を若干開かせ
ると共に、この開口部にカートン開封ナイフを挿入する
ことで、ピッカーによるカートンのスムーズな開口成形
を行なわせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した取出し成形装
置では、カートンマガジンには折畳みカートンが、その
開口部側が上下を向く姿勢で立てた状態で整列集積され
るようになっている。この場合において、折畳みカート
ンの開口部側に位置する折込みフラップが略同じ長さで
突出している型式のカートンであれば、安定姿勢で集積
状態を維持できるが、一部の折込みフラップが他のフラ
ップよりも突出しているような型式のカートンでは、安
定姿勢での集積状態を維持することはできず、使用可能
な型式のカートンが限定される難点があった。
【0004】また消費者ニーズの多様化に伴い、多品種
の製品が製造提供される今日においては、箱詰めされる
品種に応じたカートンの品種切替えに要する時間を短縮
して、生産ラインの停止時間をできる限り最小限に抑え
る要請がある。しかしながら、前記取出し成形装置で
は、高さ、長さ、幅の各々の寸法が異なる複数種のカー
トンサイズに対応した品種切替設定時には、カートンサ
イズに応じて吸引パッドやサブ吸引パッドの吸着位置等
の位置調節を行なったり、鉛直軸に設けられている数本
の腕の長さを変更する等の各設定変更や部品交換等、煩
雑な作業を行なう必要があり、切替作業に多くの時間が
掛かって稼働率が低下するばかりでなく、極めて煩雑で
熟練を要する作業となる問題があった。
【0005】なお、前記カートンの外面に、印字装置に
より製造年月日等を印字することが行なわれるが、従来
この印字はカートンを角筒状に開口成形した後に行なわ
れるようになっていたため、印字装置で印字される外面
と対応する内面を支持することは難しく、不安定な状態
での印字となる難点があった。またカートンサイズの変
更に際しては、印字装置を複数方向に位置調節する必要
を生じ、調節手段が複雑となる問題も指摘される。
【0006】また前記取出し成形装置では、折込みフラ
ップを吸着して開口部を若干開かせる補助開口手段に関
し、サブ吸引パッドをシリンダにより一気に開口させる
構成が採用されている。このため開口の際にカートン内
部が一時的に真空状態となるのを防止するよう、この開
口部に挿入するカートン開封ナイフを別途設けることで
スムーズな開口を手助けする必要があり、部品点数が多
くなると共に構成が複雑になる難点があった。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、一部の折込みフラップが突出し
ている折畳み状態のカートンをカートンマガジンに安定
姿勢で集積すると共に、高さ、長さ、幅の各々の寸法が
異なる複数種のカートンサイズに対応した品種切替設定
に要する時間の短縮化を図って稼働率を向上させ、また
折畳み状態のカートンを補助開口する手段の構成を簡略
化して装置のコンパクト化を図り、更にはカートンへの
製造年月日等の印字を確実に行なうと共に、カートンサ
イズに応じて印字手段の位置調節を行なう調節手段の構
成を簡略化し得る折畳みカートンの取出し開口方法およ
び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明に係る折畳みカートンの取
出し開口方法は、整列集積されているカートン群からシ
ート状に折畳まれているカートンを1枚づつ取出して筒
状に開口成形する方法であって、前記カートンを、その
開口部側が側方を向く姿勢で立てた状態でカートンマガ
ジンに整列集積し、前記カートンマガジンに整列集積さ
れているカートン群からカートンを1枚づつ吸着して受
取り位置に取出し、前記受取り位置に取出されたカート
ンの側方を把持して下方へ移送し、下方の受渡し位置ま
で把持移送されたカートンの胴部を吸着保持すると共
に、カートン側方の把持を解除した後に該カートンを9
0°方向変換することにより開口部側が上下を向く姿勢
とし、前記胴部が吸着保持されたカートンを受渡し位置
に対して前記把持移送方向と交差する吸着移動方向の後
方へ移動する際に、カートンの開口部側に突出する折込
みフラップの移動規制を行なって補助開口を行なうと共
に、吸着移動方向と交差する方向からカートンプッシャ
をカートンに向けて進行して当接状態でカートンを押圧
することで該カートンを筒状に開口成形し、筒状に開口
されたカートンの開口状態を前記カートンプッシャによ
り維持したもとで、該カートンを吸着移動方向の前方へ
移動させてカートン搬送装置のカートン保持部まで送出
すようにしたことを特徴とする。
【0009】また、前述の方法を好適に実施するため本
願の別の発明に係る折畳みカートンの取出し開口装置
は、整列集積されているカートン群からシート状に折畳
まれているカートンを1枚づつ取出して筒状に開口成形
する装置であって、前記カートンが立てられた状態で整
列供給されるカートンマガジンと、前記カートンマガジ
ンからカートンを折畳み状態のまま1枚づつ吸着して取
出す吸着取出し手段と、取出されたカートンの一側面を
吸着保持した状態で進退移動自在な吸着パッドを備え、
前記カートンを吸着保持した吸着パッドを所要量後退し
た後、この吸着パッドを前進することで筒状に開口成形
された後のカートンを所定位置まで送出す吸着移動手段
と、前記吸着移動手段によるカートンの吸着移動経路に
配設され、吸着移動手段がカートンを吸着保持して後退
移動する際に、該カートンの開口部側に突出する折込み
フラップに当接してカートンの開口補助を行なう規制部
材と、前記吸着移動手段の吸着移動方向と交差する方向
に進退移動自在に配設され、吸着移動手段の後退移動に
同調してカートンに向けて前進移動することで、僅かに
開口されたカートンを側方から押圧して該カートンを筒
状に開口成形するカートンプッシャと、前記吸着移動手
段を進退移動させる正逆可能な移動用モータとを備え、
前記移動用モータは、吸着移動手段がカートンを吸着保
持して後退移動する際には、比較的低速な第1の速度で
回転制御され、筒状に開口成形されたカートンを前進さ
せて所定位置まで送出す際には、第1の速度より速い高
速で送出しがなされるように逆転駆動されるよう設定さ
れ、更に第1の速度制御においては、徐々に加速して定
速に達した後停止されるよう速度制御され、かつカート
ンの開口部側に突出する折込みフラップが前記規制部材
に当接するタイミングが、第1の速度制御の加速立上が
り期間中であるよう設定されることを特徴とする。
【0010】また、前述の方法を好適に実施するため本
願の更に別の発明に係る折畳みカートンの取出し開口装
置は、整列集積されているカートン群からシート状に折
畳まれているカートンを1枚づつ取出して筒状に開口成
形する装置であって、前記カートンが、その開口部側が
側方を向く姿勢で立てられた状態で整列集積されるカー
トンマガジンと、前記カートンマガジンからカートンを
折畳み状態のまま1枚づつ吸着して取出す吸着取出し手
段と、前記吸着取出し手段により取出されたカートンを
受取って把持し、このカートンをカートンサイズに応じ
た移動量分下方へ把持移送する把持移送手段と、前記把
持移送手段により受渡し位置まで把持移送されたカート
ンの一側面を吸着保持した状態で該カートンを90°方
向変換し得ると共に、把持移送手段によるカートン把持
移送方向と交差する吸着移動方向に進退移動自在な吸着
パッドを備え、前記カートンを90°方向変換した状態
で吸着パッドをカートンサイズに応じた移動量分後退し
た後、筒状に開口成形された後のカートンをカートンサ
イズに応じた移動量分前進させてカートン搬送装置にカ
ートンを送出す吸着移動手段と、前記吸着移動手段によ
るカートンの吸着移動経路に、高さ調節機構を介して昇
降調節自在に配設され、吸着移動手段がカートンを吸着
保持して後退移動する際に、該カートンの開口部側に突
出する折込みフラップに当接してカートンの開口補助を
行なう規制部材と、前記吸着移動手段の吸着移動方向と
交差する方向に進退移動自在に配設され、吸着移動手段
の後退移動に同調してカートンサイズに応じた量だけカ
ートンに向けて前進移動することで、折畳まれているカ
ートンを側方から押圧して該カートンを筒状に開口成形
するカートンプッシャと、前記把持移送手段、吸着移動
手段およびカートンプッシャの各々を独立して駆動する
駆動手段と、前記規制部材の高さ調節機構を駆動する駆
動手段とから構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】カートンマガジンから受取り位置に取出された
カートンは、下方の受渡し位置まで把持移送された後
に、その胴部が吸着保持された状態で90°方向変換さ
れる。すなわち、カートンマガジンには、シート状に折
畳まれたカートンを、その開口部側が側方を向く姿勢で
立てた状態で整列集積することができるから、開口部側
における一部の折込みフラップが突出する型式のカート
ンも安定姿勢で集積状態が維持される。前記姿勢が90
°変換されて開口部側が上下を向く姿勢となったカート
ンは、受渡し位置に対して後方へ移動する際に、折込み
フラップの移動が規制されることにより、カートンの補
助開口がなされる。また吸着移動方向と交差する方向か
らカートンプッシャをカートンに向けて進行して当接状
態でカートンを押圧することにより、該カートンは筒状
に開口成形される。そして、筒状に開口されたカートン
の開口状態を前記カートンプッシャにより維持したもと
で、該カートンを吸着移動方向前方に移動させることに
より、カートン搬送装置のカートン保持部まで送出され
る。
【0012】前記カートンマガジンから取出したカート
ンを下方の受渡し位置まで把持移送する間に、該カート
ンに印字される。すなわち、折畳み状態のカートンに印
字することができるので確実な印字が達成される。ま
た、折畳み状態のカートンを受渡し位置に対して後方へ
移動する際に、比較的低速な第1の速度まで徐々に加速
すると共に、その加速中に折込みフラップの移動規制を
行なうよう設定したことにより、折畳み状態のカートン
の補助開口および開口成形が良好になされる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る折畳みカート
ンの取出し開口方法につき、これを好適に実施し得る装
置との関係において、添付図面を参照しながら以下説明
する。
【0014】先ず実施例に係る装置の説明に先立ち、該
装置の取扱い対象となるカートンの概略構成につき簡単
に説明する。図28(a)に示す如く、本実施例に使用さ
れるカートン10は、矩形状の前板11,側板12,後板
13および側板14を横方向に連続的に設けることによ
り上下に開口する矩形状の胴部が構成されると共に、各
側板12,14の開口部側の両端部には短かい側部折込
みフラップ12a,14aが折畳み可能に夫々形成され
ている。また前板11の開口部側の上端に長尺な前折込
みフラップ11aが折畳み可能に形成され、後板13の
開口部側の上端に短尺な後折込みフラップ13aが折畳
み可能に形成されると共に、その下端には長尺な後折込
みフラップ13bが折畳み可能に形成されている。そし
て、カートン10の前板11および後板13に形成され
る長尺な折込みフラップ11a,13bは、図28(b)
に示すように、該カートン10をシート状に折畳んだ際
に、胴部開口側から側部折込みフラップ12a,14a
よりも外方に突出することとなる。
【0015】図1は、取出し開口装置Aの側面を示し、
その機枠15の上部に、シート状に折畳んだ前記折畳み
状態のカートン10を、その開口部側が側方を向く姿勢
で立てた状態で整列集積するカートンマガジンBが配設
されている。なお、このカートンマガジンBには、該マ
ガジンBにおけるカートン搬送方向下流側を前板11が
指向する状態で折畳み状態のカートン10が集積貯留さ
れる。カートンマガジンBは、図7に示す如く、折畳み
状態のカートン10の整列集積方向と交差する方向に離
間する一対の支持フレーム16,16を備え、両支持フ
レーム16,16間に無端ベルト17が自由走行可能に
配設されている。そして無端ベルト17上に、ベルト走
行方向と交差しかつ下流側に前傾する姿勢で折畳み状態
のカートン10が集積貯留される。なお、折畳み状態の
カートン群は、図示しない押送手段により上流側から押
送されることで、下流端側の折畳み状態のカートン10
を取出し位置に搬送するよう構成される。
【0016】前記無端ベルト17を挟む走行方向と交差
する両側に、案内部材18,18が走行方向と平行に延
在するよう配設され、この案内部材18,18は、無端
ベルト17上を搬送される折畳み状態のカートン群の左
右端部を案内すると共に、カートン群の左右方向の不整
列を規制するべく機能する。また案内部材18,18
は、オーダ変更に伴うカートンサイズの変更に際して、
図示しない調節手段を介して図27に示す折り線Lを基
準とした左右寸法を基に位置決め調節される。なお、調
節手段は図示しない制御装置での品種切替設定により作
動制御されて、案内部材18,18を自動的に位置決め
調節するよう構成されている。また支持フレーム16,
16のカートン搬送方向下流側に、折畳み状態のカート
ン10の前面下端を支持する支持棒19,19が、ベル
ト面より所要高さだけ上方に臨むよう配設されている
(図7参照)。
【0017】前記カートンマガジンBの配設位置よりカ
ートン搬送方向下流側には、図3に示す如く、該マガジ
ンBを挟んで搬送方向と交差する方向に離間して一対の
側板20,21が対向的に配設されると共に、一方の側
板20の外側には所定間隔離間して補助側板22が平行
に配設されている。この補助側板22の内面(側板20
と対向する面)には、図6に示す如く、上下に離間する
と共にカートン搬送方向に偏位して対向する一対のホル
ダ23,24が配設され、両ホルダ23,24の間に、上
部側が搬送方向下流側に傾斜する状態でねじ軸25が回
動自在に配設されている。ねじ軸25に移動ブロック2
6が螺合されると共に、この移動ブロック26には、無
端ベルト17の搬送面と平行な保持バー27が片持ちで
配設され、この保持バー27に配設したシャフト28
に、軸方向に離間して複数の規制ローラ29が回転自在
に配設されている(図7参照)。この規制ローラ29は、
カートンマガジンBに集積貯留されている折畳み状態の
カートン群の前面上端部を支持して、該カートン群を前
記支持棒19,19と協働して前傾姿勢に保持するべく
機能する。また規制ローラ29は、後述する吸着取出し
装置Cの吸着パッド30,30を取出し位置から受取り
位置に移動させる際に、該吸着パッド30,30で吸着
保持した折畳み状態のカートン10の上端部の移動を規
制することにより、該カートン10における下端部の折
畳み状態のカートン群からの引き離しを確実に行なう機
能も兼ねる。なお、ねじ軸25は補助側板22に配設し
た調節用モータ31にチェン−スプロケット伝達系41
を介して連結されており、該モータ31を正逆駆動する
ことにより規制ローラ29の高さ位置を調節し得るよう
になっている。また調節用モータ31は、オーダ変更に
伴うカートンサイズの変更に際して前記制御装置での品
種切替設定により作動制御されて、前記規制ローラ29
の高さ位置を自動的に調節するよう構成される。
【0018】前記補助側板22が配設される側板20
に、カートンマガジンBに集積貯留されている折畳み状
態のカートン群から折畳み状態のカートン10を1枚づ
つ取出す吸着取出し手段としての吸着取出し装置Cが配
設されている。すなわち、図7に示す如く、側板20の
内面側に水平に延出するようハウジング32が配設さ
れ、このハウジング32にレバー軸33が回動自在に枢
支されている。このレバー軸33におけるハウジング3
2の自由端から外方に延出する前端部に、レバー34の
上端が一体回転可能に取付けられると共に、その下端に
は折畳み状態のカートン10の略搬送中心を挟む左右に
対称的に吸着パッド30,30が配設され、両吸着パッ
ド30,30の吸引口は、前記無端ベルト17上の折畳
み状態のカートン群を指向している。
【0019】前記レバー軸33の側板20から外方に突
出する後端部に、作動レバー35の一端が一体回転可能
に連結されており、該作動レバー35の他端は、側板2
0の外面に取付台36を介して配設したエアシリンダ3
7のピストンロッド37aに回転自在に連結してある。
すなわち、エアシリンダ37を正逆付勢することによ
り、前記レバー34はレバー軸33を中心としてカート
ン搬送方向に揺動し、これに伴って前記吸着パッド3
0,30は、折畳み状態のカートン10の取出し位置(図
16)と受取り位置(図17)との間を移動するよう設定
される。また吸着パッド30,30は、図示しない真空
吸引源に接続され、該吸引源を適宜のタイミングでON
−OFF制御することにより、両吸着パッド30,30
による折畳み状態のカートン10の吸着保持と吸着解除
とが行なわれるようになっている。
【0020】前記吸着取出し装置Cにより取出されて受
取り位置に臨む折畳み状態のカートン10より下方に、
後述する把持移送装置Dにより把持移送される折畳み状
態のカートン10に、製造年月日等を印字する印字手段
としての印字装置Eが配設されている。この印字装置E
は、前記両側板20,21間に架設したガイドレール3
8に摺動自在に配設した印字ホルダ39を備え、この印
字ホルダ39は、調節手段としての調節機構44によっ
て折畳み状態のカートン10の把持移送方向と交差する
方向に水平移動するよう構成される。すなわち調節機構
44は、両側板20,21間に回動自在に架設されて印
字ホルダ39に螺挿されたねじ軸40を備え、該ねじ軸
40は、図7に示す如く、側板21に配設した調節用モ
ータ42に歯付きベルトと歯付きプーリ等からなるベル
ト−プーリ伝達系43を介して連結されている。そし
て、調節用モータ42を正逆駆動することにより、印字
ホルダ39をガイドレール38に沿って水平移動するこ
とで、当該印字装置Eによる折畳み状態のカートン10
への印字位置を変更し得るようになっている。
【0021】前記印字ホルダ39には、図9に示す如
く、その自由端部側にねじ軸40と平行な第1シャフト
45が回動自在に枢支され、この第1シャフト45にお
ける印字ホルダ39の一側から突出する端部に印字ロー
ラ46が一体回転可能に配設される。また、印字ホルダ
39の上部にブラケット48を介して第2シャフト49
が回動自在に枢支され、この第2シャフト49の印字ロ
ーラ46と対応する端部にインクローラ50が一体回転
可能に配設されている。そして、印字ローラ46とイン
クローラ50とは、印字ホルダ39に回転自在に配設し
た転写ローラ51を介して当接している。前記インクロ
ーラ50は、インクを含浸させた多孔質ゴムや硬質スポ
ンジ等を材質として形成され、転写ローラ51に当接し
て回転することで該転写ローラ51にインクを均一に塗
布するよう構成される。また転写ローラ51は、その表
面がシリコンゴム等の素材で形成されて、インクローラ
50から塗布されたインクを印字ローラ46に転写する
ようになっている。なお、印字ローラ46の外周面には
金属製の所要の印字片46aが配設され、該印字片46
aに転写されたインクで折畳み状態のカートン10に製
造年月日等を印字するよう構成されている。
【0022】前記把持移送装置Dによる折畳み状態のカ
ートン10の把持移送経路を挟んで印字ローラ46と反
対側に、印字ホルダ39と同期して移動する金属ローラ
52が回転自在に配設され、図19に示すように、該金
属ローラ52と印字ローラ46の印字片46aとで折畳
み状態のカートン10を挟持することにより印字を行な
うよう構成される。なお、金属ローラ52を回転自在に
支持するローラホルダ53には、図8に示す如く、把持
移送経路に沿って上下に延在する一対のガイド板54,
54が平行に配設され、該ガイド板54により折畳み状
態のカートン10の把持移送を案内するようになってい
る。
【0023】前記印字ホルダ39にスライドメタル55
が回動自在に配設されると共に、このスライドメタル5
5には、図9に示す如く、前記両側板20,21間にね
じ軸40と平行で回動自在に架設した回動軸56が挿通
されている。回動軸56に対してスライドメタル55
は、回動軸56に配設したキー56aを介して軸方向へ
の移動を許容した状態で一体的に回動するよう構成され
る。またスライドメタル55にスプロケット57が配設
され、このスプロケット57には、前記第1シャフト4
5および第2シャフト49に配設したスプロケット5
8,59に巻掛けられている無端チェン60が共通的に
巻掛けられている。そして、後述する駆動用モータ61
を駆動して回動軸56を所要方向に回動することによ
り、印字ローラ46が回転するようになっている。なお
印字ローラ46は、一方向にのみ回転するよう構成され
ている。
【0024】すなわち両側板20,21間には、図3に
示す如く、その下端近傍に駆動軸62が回動自在に架設
され、この駆動軸62は、機枠下部に配置した正逆回転
可能な駆動用モータ61に歯付きベルトと歯付きプーリ
等からなるベルト−プーリ伝達系63を介して連結され
ている。また駆動軸62は、側板21に配設した歯付き
ベルトと歯付きプーリ等からなるベルト−プーリ伝達系
64およびクラッチ・ブレートユニット105を介して
回動軸56に連結されている。従って、駆動用モータ6
1を駆動すると共にクラッチ・ブレートユニット105
を後述するタイミングでON・OFF作動させることに
より、伝達系63,64およびクラッチ・ブレートユニ
ット105を介して印字装置Eの回動軸56が回転して
印字ローラ46が一方向に間欠回転される。なお駆動用
モータ61は、把持移送装置Dの駆動手段として共用さ
れるようになっており、これにより印字ローラ46の周
速と折畳み状態のカートン10の把持移送速度とが同期
して、該カートン10に適正に印字されるよう構成され
る。
【0025】前記吸着取出し装置Cが配設される側板2
0に、該取出し装置Cにより受取り位置まで取出された
折畳み状態のカートン10を把持して、該カートン10
を下方の受渡し位置まで把持移送する把持移送手段とし
ての把持移送装置Dが配設されている。把持移送装置D
は、図5に示す如く、側板20の外面に上下方向に延在
するよう配設したガイドレール65に摺動自在に配設し
た昇降体66を備え、該昇降体66は、側板20の上下
に離間して配設した一対のプーリ67,67に巻掛けら
れている無端ベルト68の適宜位置に連結されている。
また下方のプーリ67は、前記駆動軸62の端部に一体
回転可能に配設されており、従って駆動用モータ61を
正逆駆動することにより、無端ベルト68を介して昇降
体66はガイドレール65に沿って昇降移動する。な
お、プーリ67,67および無端ベルト68としては、
歯付きのものが好適に使用される。
【0026】前記昇降体66には、側板20の内側に延
出するブケット69を介してチャック70が配設され、
このチャック70は、吸着取出し装置Cの吸着パッド3
0,30で吸着保持されている折畳み状態のカートン1
0の一方の開口部側に近接する側部を把持するよう構成
される。そして、このチャック70は、前記駆動用モー
タ61の正逆駆動により上方の受取り位置と、下方の受
渡し位置との間を昇降移動されるよう設定してある(図
18参照)。そして、吸着取出し装置Cにより取出され
た折畳み状態のカートン10の側部をチャック70で把
持し、吸着取出し装置Cによる吸着保持を解除した後に
チャック70が受渡し位置に移動することにより、折畳
み状態のカートン10を、後述する吸着移動装置Fに受
渡し得る位置に移送するよう構成される。なお、チャッ
ク70は、前記印字装置Eと干渉しない位置を移動する
よう設定されている。
【0027】また、前記駆動軸62にパルスカウントユ
ニット102が接続され、該ユニット102により検出
される把持移送装置Dの作動量の信号が、前記制御装置
に入力されるようになっている。そして、制御装置にカ
ートン10のサイズ(図28(a)に示すようにカートン
10を立てて開口成形した状態での左右寸法)に対応し
たデータを設定入力することにより、該データに基づい
て駆動用モータ61が回転制御されてチャック70の下
降位置制御が行なわれるよう構成されている。すなわ
ち、オーダ変更に伴うカートンサイズの変更による品種
切替設定は、制御装置のデータを変更するだけで短時間
で自動的に行なうことができ、稼働率を向上させ得るも
のである。ここで、前記印字装置Eにおけるクラッチ・
ブレーキユニット105は、前記パルスカウントユニッ
ト102からの検出信号によりカートンサイズに応じた
タイミングでクラッチがON作動しブレーキがOFF作
動して、これにより印字ローラ46が回転して折畳み状
態のカートン10におけるカートンサイズに対応する印
字位置に印字するようになっている。また印字片46a
が、折畳み状態のカートン10の金属ローラ52と印字
ローラ46との間の通過を許容する適宜位置に到来した
タイミングで、クラッチ・ブレーキユニット105のク
ラッチがOFF作動しブレーキがON作動して、印字ロ
ーラ46の回転を停止させるよう設定される。
【0028】前記吸着取出し装置Cの下方に、図2に示
す如く、前記把持移送装置Dにより受渡し位置まで把持
移送された折畳み状態のカートン10を開口成形する吸
着移動手段としての吸着移動装置F、および開口成形さ
れたカートン10を搬送するカートン搬送装置Gが配設
されている。なお吸着移動装置Fでは、箱状に開口され
たカートン10をカートン搬送装置Gに向けて送出すよ
うになっているが、この場合の送出し方向は、前記カー
トンマガジンBによる折畳み状態のカートン10の取出
し位置への搬送方向とは逆方向となるよう設定されてい
る。
【0029】前記一方の側板21の内面に、把持移送装
置Dによる折畳み状態のカートン10の把持移送方向と
交差する水平な吸着移動方向に離間して一対のサポート
71,71が配設されると共に、両サポート71,71間
に回動自在に枢支されたねじ軸72に、移動体73が螺
合されている。なお移動体73は、両サポート71,7
1の間に臨む側板21に配設したガイドレール74に、
回動が規制された状態で摺動自在に配設される。またね
じ軸72は、図11に示す如く、側板21に配設された
駆動手段としての移動用モータ75に歯付きベルトと歯
付きプーリ等からなるベルト−プーリ伝達系76を介し
て連結されており、移動用モータ75を正逆駆動するこ
とによって、移動体73をガイドレール74に沿って吸
着移動方向に進退移動させるようになっている。
【0030】前記移動体73には、把持移送装置Dによ
る折畳み状態のカートン10の把持移送中心に向けて延
出するブラケット77が配設され、このブラケット77
の自由端部に、カートン受渡し位置から離間する後面側
にロータリアクチュエータ78が配設される。図11に
示す如く、ロータリアクチュエータ78の前面側に延出
する回転軸79にレバー80の一端が一体回転可能に配
設され、このレバー80の他端に矩形状の吸着チャンバ
ー81が一体回転可能に配設されている。吸着チャンバ
ー81の前面側には、該チャンバー81を介して真空吸
引源(図示せず)に連通接続する複数(実施例では4個)の
吸着パッド82が上下および左右に離間して配設され、
前記把持移送装置Dにより受渡し位置まで把持移送され
た折畳み状態のカートン10の胴部における前板11を
吸着保持し得るよう構成されている。また吸着チャンバ
ーは、ロータリアクチュエータ78を正逆駆動すること
により、90°方向変換するよう設定される。これによ
り、受渡し位置の折畳み状態のカートン10を吸着パッ
ド82で吸着保持した状態で、ロータリアクチュエータ
78を正方向に駆動することにより、折畳み状態のカー
トン10の姿勢を90°変換するようになっている。な
お実施例では、開口部側を側方に向けた姿勢の折畳み状
態のカートン10を、開口部側が上下を向くと共に後板
13の後折込みフラップ13bが下側となる姿勢に変換
される(図20,図21参照)。
【0031】また、前記移動用モータ75を正逆駆動し
て移動体73を進退移動することにより、吸着パッド8
2は、カートン受渡し位置と、該受渡し位置から後方に
離間する開口位置および開口成形されたカートン10を
カートン搬送装置Gに送出す送出し位置との間を進退移
動するよう構成される。なお、ねじ軸72の回転数は、
前記ベルト−プーリ伝達系76に接続するパルスカウン
トユニット104(図10参照)により検出され、その回
転数が前記制御装置にフィードバックされることで移動
用モータ75の回転量を決定し、吸着パッド82の位置
制御が行なわれるようになっている。すなわち、吸着パ
ッド82の受渡し位置から開口位置までの移動量および
開口位置から送出し位置までの移動量は、前記制御装置
により移動用モータ75を回転制御することによって、
折畳み状態のカートン10のサイズ変更に応じて変更調
節される。なお、吸着パッド82が開口位置から送出し
位置まで前進移動する速度(第2の速度)は、受渡し位置
から開口位置まで後退移動する速度(第1の速度)より高
速となるよう設定されている。また吸着パッド82は、
受渡し位置から開口位置まで徐々に加速して第1の速度
に達して開口位置で停止するよう設定される。
【0032】前記側板21には、図4に示す如く、吸着
移動装置Fの吸着パッド82を受渡し位置から開口位置
に移動した際に、折畳み状態のカートン10の後折込み
フラップ13bの移動規制を行なってカートン10の補
助開口を行なわせる規制部材90が、高さ調節機構10
3を介してカートンサイズに応じて高さ調節可能に配設
されている。すなわち側板21には、図12および図1
3に示す如く、上下に離間して一対のサポート83,8
3が配設されると共に、両サポート83,83間に回動
自在に枢支された高さ調節機構103を構成するねじ軸
84に、移動体85が螺合されている。なお移動体85
は、両サポート83,83の間に臨む側板21に配設し
たガイドレール86に、回動が規制された状態で摺動自
在に配設されている。またねじ軸84は、側板21に配
設された駆動手段としての調節用モータ87にチェン−
スプロケット伝達系88を介して連結されており、調節
用モータ87を正逆駆動することによって、移動体85
はガイドレール86に沿って昇降移動するようになって
いる。
【0033】前記移動体85には、把持移送装置Dによ
る折畳み状態のカートン10の把持移送経路を水平に横
切る規制部材90が水平に配設されている。この規制部
材90は、前記カートン受渡し位置より後方(開口位置
に臨む吸着移動装置側)に臨み(図23参照)、吸着移動
装置Fの吸着パッド82で折畳み状態のカートン10を
吸着保持した状態で90°方向変換した際に、下方の開
口部側から突出する後折込みフラップ13bの前面に当
接し得るよう位置決めされる。これにより、吸着移動装
置Fの吸着パッド82を受渡し位置から開口位置に移動
した際に、折畳み状態のカートン10の後折込みフラッ
プ13bの移動規制を行なってカートン10の補助開口
を行なう。なお、規制部材90の現在位置は、チェン−
スプロケット伝達系88に接続するパルスカウントユニ
ット89により検出され、この検出値が前記制御装置に
フィードバックされることにより、前記調節用モータ8
7が回転制御されて規制部材90の位置制御が行なわれ
る。すなわち、折畳み状態のカートン10のサイズ変更
に際して、後折込みフラップ13bの高さ位置が変わっ
た場合は、前記制御装置により調節用モータ87の回転
制御を行なうことにより、規制部材90を後折込みフラ
ップ13bの高さ位置に応じて調節することができる。
また規制部材90は、前記吸着パッド82が受渡し位置
から開口位置まで後退移動する際の加速中に、後折込み
フラップ13bに当接するよう位置決めされている。
【0034】前記吸着移動装置Fの配設位置より下方
に、該移動装置Fによるカートン吸着移動方向と交差す
る方向に延在するプレート91が側板20,21に配設
され、図15に示す如く、このプレート91の長手方向
に離間して一対のサポート92,92が配設されると共
に、両サポート92,92間に回動自在に枢支されたね
じ軸93に、移動体94が螺合されている。なお移動体
94は、両サポート92,92の間に臨むプレート91
に配設したガイドレール95に、回動が規制された状態
で摺動自在に配設されている。またねじ軸93は、側板
21に配設された駆動手段としての移動用モータ96に
歯付きベルトと歯付きプーリ等からなるベルト−プーリ
伝達系97を介して連結されており、移動用モータ96
を正逆駆動することによって、移動体94はガイドレー
ル95に沿って水平移動する。
【0035】前記移動体94に支持バー99が上方に延
出するよう垂直に配設されると共に、この支持バー99
の上部に、カートン吸着移動方向と平行な一対のカート
ンプッシャ100,100が上下に離間して配設されて
いる。このカートンプッシャ100は、受渡し位置にお
いて吸着移動装置Fに吸着保持された折畳み状態のカー
トン10における側板12と後板13との連設部に当接
するよう位置決めされている。そして、前記移動用モー
タ96を正逆駆動して移動体94を、受渡し位置から離
間する待機位置から近接する作動位置に移動することに
より、カートンプッシャ100,100は、折畳み状態
のカートン10における側板12と後板13との連設部
に吸着移動方向と交差する側方から当接して吸着移動中
心方向に押圧して、カートン10を開口するよう構成さ
れる(図23参照)。なお、作動位置に臨むカートンプッ
シャ100,100は、図25に示す如く、吸着移動装
置Fと協働して開口成形したカートン10をカートン搬
送装置Gに向けて送出す際に、カートン10の側板12
に当接して案内する機能も兼ねる。またカートンプッシ
ャ100の現在位置は、図14に示す如く、ベルト−プ
ーリ伝達系97に接続するパルスカウントユニット98
により検出され、この検出値が前記制御装置にフィード
バックされることにより、移動用モータ96が回転制御
されてカートンプッシャ100の位置制御が行なわれ
る。すなわち、オーダ変更に伴うカートンサイズの変更
に際しては、前記制御装置により移動用モータ96を回
転制御することで、カートンプッシャ100,100の
待機位置から作動位置までの移動量が変更調節されて、
該プッシャ100,100が常にカートン10の側板1
2に当接して案内するようになっている。
【0036】前記吸着移動装置Fにおける吸着パッド8
2の吸着移動方向前方に、図1に示す如く、開口成形さ
れたカートン10を、吸着移動方向と交差する方向に水
平搬送するカートン搬送装置Gが配設されている。この
カートン搬送装置Gは、カートン10を把持するカート
ン保持部としての把持部材101を複数備え、各把持部
材101を水平方向に間欠的に移動させるよう構成され
る。そして、吸着移動装置Fから送出されたカートン1
0を、把持部材101で把持した状態で下流側に搬送す
るようになっている。なお把持部材101は、カートン
10のサイズ変更に対応して調節されて、各種サイズの
カートン10を把持し得るよう構成されている。
【0037】
【実施例の作用】次に、実施例に係る折畳みカートンの
取出し開口装置の作用につき、取出し開口方法との関係
において説明する。なお、カートンマガジンBには、シ
ート状に折畳まれた複数の折畳み状態のカートン10
が、その開口部側を側方に向けた姿勢で立てた状態で無
端ベルト17上に整列載置されているものとする(図2
7参照)。また最下流側の折畳み状態のカートン10
は、その下端が支持棒19,19に当接すると共に、上
端が規制ローラ29に当接して、上端部を搬送方向に前
傾させた状態で折畳み状態のカートン群が載置されてい
る。
【0038】前記取出し開口装置Aの待機状態では、吸
着取出し装置Cは、その吸着パッド30,30がカート
ンマガジンBに整列集積されている最下流側の折畳み状
態のカートン10から離間する受取り位置に臨んでい
る。また、把持移送装置Dのチャック70は下方の受渡
し位置に待機し、吸着移動装置Fの吸着パッド82は開
口位置に待機し、カートンプッシャ100,100は待
機位置に臨んでいる。
【0039】この状態で取出し開口装置Aを稼動させる
と、図16に示す如く、吸着取出し装置Cのエアシリン
ダ37が付勢されて吸着パッド30,30を受取り位置
から取出し位置に移動し、カートンマガジンBの最下流
側に位置する折畳み状態のカートン10の下端近傍を吸
着保持する。次にエアシリンダ37が逆付勢され、吸着
パッド30,30を取出し位置から受取り位置に移動す
ることにより、折畳み状態のカートン10は、図17に
示すように折畳み状態のカートン群から分離されて受取
り位置に取出される。なお、折畳み状態のカートン10
の上端部近傍は前記規制ローラ25により移動規制さ
れ、また下端部は支持棒19,19により移動が規制さ
れているので、折畳み状態のカートン10の吸着パッド
30,30で吸着される部位は、後続の折畳み状態のカ
ートン群から確実に分離される。
【0040】前記吸着パッド30,30が受取り位置へ
到来する適宜のタイミングに合わせて、前記把持移送装
置Dの駆動用モータ61が駆動され、受渡し位置に位置
するチャック70は受取り位置まで上昇して吸着取出し
装置Cにより吸着保持されている折畳み状態のカートン
10の側部を把持する。チャック70によりカートン1
0が把持されると、吸着パッド30,30による折畳み
状態のカートン10の吸着を解除すると共に、駆動用モ
ータ61が逆駆動されてチャック70は受取り位置から
受渡し位置まで下降する(図18参照)。なお、受取り位
置から受渡し位置まで把持移送される折畳み状態のカー
トン10は、図19に示す如く、前記印字装置Eにおけ
る印字ローラ46と金属ローラ52との間を通過し、こ
のとき印字片46aによりカートン10の胴部(実施例
では前板11)に製造年月日等が印字される。この印字
ローラ46は、前述した如く、把持移送装置Dの駆動用
モータ61により回転されるから、折畳みカートン10
の把持移送速度と印字ローラ46の周速とが一致して正
確な印字がなされる。また折畳みカートン10を印字ロ
ーラ46の印字片46aと金属ローラ52とで挟持する
ので、常に安定した状態で印字される。なお印字装置E
は、調節機構44を介して折畳み状態のカートン10の
胴部に沿って水平方向に移動調整自在に構成されている
から、オーダ変更によるカートンサイズの変更に応じて
左右方向の印字位置を変えることができる。また、前記
クラッチ・ブレートユニット105のON・OFF作動
のタイミングを変えることで、カートンサイズに応じて
上下方向の印字位置も変更し得るよう設定されている。
【0041】前記把持移送装置Dにより受渡し位置まで
把持移送された折畳み状態のカートン10は、図20に
示す如く、開口位置で待機している吸着移動装置Fの吸
着パッド82の前側に前板11を対向させた状態で位置
決めされる。なお、オーダ変更によりカートンサイズ
(図28(a)に示すようにカートン10を立てて開口成
形した状態での左右寸法)が変更されることで、チャッ
ク70で把持している状態での折畳み状態のカートン1
0の上下方向の長さが変わった場合は、前記制御装置で
のデータの設定変更により駆動用モータ61が回転制御
されて、チャック70の下降位置制御が自動的になされ
て、カートン10は前板11が吸着パッド82の前面に
常に臨むよう位置決めされる。
【0042】前記受渡し位置に折畳み状態のカートン1
0が到来すると、吸着移動装置Fの移動用モータ75が
駆動され、開口位置に待機している吸着パッド82を前
進移動して受渡し位置の折畳み状態のカートン10の胴
部を吸着保持する。次に、前記チャック70による把持
を解除した後、前記ロータリアクチュエータ78が駆動
されて、図21および図27に示す如く、折畳み状態の
カートン10の姿勢を90°変換する。すなわち、開口
部側を側方に向けた姿勢の折畳み状態のカートン10
は、開口部側が上下を向くと共に後板13の後折込みフ
ラップ13bが下側となる姿勢に変換される。またこの
とき、前記規制部材90は、図22に示す如く、姿勢変
換された折畳み状態のカートン10の後折込みフラップ
13bの前面側(開口位置側)に位置している。
【0043】前記折畳み状態のカートン10の姿勢変換
が完了すると、移動用モータ75が比較的低速な第1の
速度により逆転駆動されて吸着パッド82を受渡し位置
から開口位置まで後退移動する。このとき、前記規制部
材90により後折込みフラップ13bの移動は規制さ
れ、前後に位置している板11,12と13,14とが分
離する際に内部が真空状態となることを防止して確実に
分離させることができ、カートン10の補助開口が達成
される。また図23および図24に示す如く、受渡し位
置の側方に待機しているカートンプッシャ100,10
0の移動用モータ96が駆動されて、該プッシャ10
0,100を作動位置に向けて前進移動させる。これに
より、カートンプッシャ100,100は、折畳み状態
から僅かに開口されたカートン10における側板12と
後板13との連設部に吸着移動方向と交差する側方から
当接して吸着移動中心方向に押圧して、カートン10は
開口される。なお、カートンプッシャ100,100
は、開口成形されたカートン10の側板12と当接する
作動位置で停止保持される。
【0044】前記吸着パッド82を受渡し位置から開口
位置まで移動する際の速度は、徐々に加速して第1の速
度に達して開口位置で停止するよう設定されると共に、
その加速中に規制部材90に後折込みフラップ13bが
当接するタイミング設定となっているので、一層良好な
補助開口および開口成形が達成される。なお、受渡し位
置に到来した折畳み状態のカートン10を吸着保持する
ために、前記吸着パッド82が開口位置から受渡し位置
まで移動する際の速度は、第1の速度と略同一に設定さ
れるが、これに限られるものではない。
【0045】次いで、吸着移動装置Fの吸着パッド82
がカートンサイズに応じた量だけ後退して開口位置に到
来すると、前記移動用モータ75が吸着パッド82の後
退移動速度(第1の速度)よりも速い第2の速度で逆転駆
動され、規制部材90およびカートンプッシャ100,
100の協働により筒状に開口されたカートン10を、
受渡し位置を越えて前記カートン搬送装置Gの把持部材
101に向けて高速で送出す。このとき、開口成形され
たカートン10の側板12は、図25および図26に示
すように、カートンプッシャ100,100に当接支持
されるから、該カートン10の開口状態は維持される。
カートン搬送装置Gの把持部材101により筒状のカー
トン10が把持されると、吸着移動装置Fによるカート
ン10の吸着保持が解除されると共に吸着パッド82は
開口位置まで後退する。そして、該吸着パッド82の開
口位置への復帰を確認すると、前記吸着取出し装置Cに
よる次の折畳み状態のカートン10の取出しが行なわれ
る。また筒状のカートン10は、把持部材101で把持
された状態で下流側に水平に搬送される。
【0046】なお、オーダ変更によりカートンサイズが
変更された場合は、前述した把持移送装置Dにおけるチ
ャック70の下降位置調節と同様に、吸着移動装置Fの
吸着パッド82、規制部材90およびカートンプッシャ
100,100の位置調節が自動的に行なわれる。ま
た、前記カートンマガジンBにおける案内部材18,1
8の位置調節も自動的に行なわれる。これにより、複数
種のカートンサイズに対応した品種切替設定に要する時
間の短縮化を図って稼働率を向上させ得る。
【0047】実施例に係るカートンの取出し開口装置で
は、印字装置と把持移送装置とを共通の駆動手段により
駆動するようにしたが、別々の駆動手段により同期的に
駆動するようにしてもよい。また印字装置としては、実
施例の型式に限定されるものでなく、例えばインクリボ
ンを用いる型式やインクジェット型式等の各種の型式の
ものが使用可能である。更に、把持移送装置においてカ
ートンを保持状態で移送する手段としては、実施例のよ
うなチャックに限らず、吸着パッド等によりカートンを
吸着保持した状態で移送したり、あるいは1対のベルト
によりカートンを挟持して移送する方式を採用すること
ができる。更にまた、実施例ではカートンマガジンから
吸着取出し装置を介して取出した折畳み状態のカートン
を、把持移送装置により受渡し位置まで移送するように
したが、把持移送装置を省略して吸着取出し装置で吸着
保持している折畳み状態のカートンを自然落下させるこ
とにより受渡し位置に臨ませるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る折畳み
カートンの取出し開口方法および装置によれば、カート
ンマガジンでの折畳み状態のカートンの集積を、折込み
フラップが位置する開口部側が側方を向く姿勢で行なう
ようにし、該マガジンから取出して開口成形する際に姿
勢を90°変換することで、開口部側が上下を向く姿勢
で筒状の開口状態にしてカートン搬送装置に送出すよう
にしたので、折込みフラップの一部が突出している折畳
み状態のカートンであっても、カートンマガジンに安定
姿勢で整列集積することができる。また、カートンサイ
ズの変更に伴う品種切替設定に際しては、品種に対応す
るデータ設定のみで各手段が自動調節され、熟練度を必
要としないと共に、品種切替作業時間を著しく短縮でき
るので稼働率が格段に向上する。
【0049】更に、吸着移動手段における折畳み状態の
カートンを吸着保持した吸着パッドを後退移動させる際
に、比較的低速な第1の速度まで徐々に加速すると共
に、その加速中に規制部材に折込みフラップを当接させ
るよう設定したことにより、折畳み状態のカートンの補
助開口および開口成形を良好に行ない得る。
【0050】カートンマガジンから取出した折畳み状態
のカートンを把持して移送する経路に印字手段を設け、
折畳み状態のカートンに製造年月日等を印字するように
したので、筒状に開口形成された後に印字するものに比
べて確実な印字ができる。また、印字手段のカートンサ
イズの変更に対する印字位置の調節機構は、折畳みカー
トンの把持移送方向に対して交差する方向にのみ移動す
るよう構成すれば足りるから、カートンサイズに対応し
た印字位置の調節機構を簡略化し得る。更に、印字手段
をカートン取出し位置と受渡し位置との間に形成される
空間に配置することで、装置全体の小型化を図り得る利
点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る折畳みカートンの取出し開口装置
の全体構成を示す概略側面図である。
【図2】実施例に係る折畳みカートンの取出し開口装置
の全体構成を示す概略正面図である。
【図3】実施例に係る折畳みカートンの取出し開口装置
の要部を示す概略正面図である。
【図4】実施例に係る折畳みカートンの取出し開口装置
の要部を示す概略側面図である。
【図5】実施例に係る折畳みカートンの取出し開口装置
の要部を示す概略側面図である。
【図6】実施例に係る吸着取出し装置の配設部を示す要
部概略側面図である。
【図7】実施例に係る吸着取出し装置の配設部を示す要
部概略正面図である。
【図8】実施例に係る印字装置を示す概略側面図であ
る。
【図9】実施例に係る印字装置を示す概略平面図であ
る。
【図10】実施例に係る吸着移動装置を示す概略正面図
である。
【図11】実施例に係る吸着移動装置を示す概略側面図
である。
【図12】実施例に係る規制部材の配設部を示す概略正
面図である。
【図13】実施例に係る規制部材の配設部を示す概略側
面図である。
【図14】実施例に係るカートンプッシャの配設部を示
す概略側面図である。
【図15】実施例に係るカートンプッシャの配設部を示
す概略背面図である。
【図16】吸着取出し装置により折畳み状態のカートン
を取出す状態を示す説明図である。
【図17】吸着取出し装置により取出した折畳み状態の
カートンを把持移送装置で受取る状態を示す説明図であ
る。
【図18】把持移送装置により折畳み状態のカートンを
取出し位置から受渡し位置へ把持移送する状態を示す説
明図である。
【図19】把持移送装置により把持移送される折畳み状
態のカートンに印字装置により印字を施す状態を示す説
明図である。
【図20】吸着移動装置の前面側に折畳み状態のカート
ンが把持移送装置により把持移送された状態を示す説明
図である。
【図21】吸着移動装置で吸着保持された折畳み状態の
カートンの姿勢を90°変換した状態を示す説明図であ
る。
【図22】吸着移動装置により姿勢が90°変換された
折畳み状態のカートンと規制部材との関係を示す説明図
である。
【図23】吸着移動装置により姿勢が90°変換された
折畳み状態のカートンとカートンプッシャとの関係を示
す説明図である。
【図24】吸着移動装置とカートンプッシャとによりカ
ートンが開口成形された状態を示す説明図である。
【図25】開口成形されたカートンをカートン搬送装置
に向けて送出す状態を示す説明図である。
【図26】開口成形されたカートンをカートン搬送装置
に向けて送出す状態を示す説明図である。
【図27】取出し開口装置により取出し開口されるカー
トンの各工程での状態を示す説明図である。
【図28】取出し開口装置の取扱い対象となるカートン
の開口状態と折畳み状態を示す概略図である。
【符号の説明】
10 カートン 13b 後折込みフラップ 44 調節機構(調節手段) 61 駆動用モータ(駆動手段) 75 移動用モータ(駆動手段) 82 吸着パッド 87 調節用モータ(駆動手段) 90 規制部材 96 移動用モータ(駆動手段) 100 カートンプッシャ 101 把持部材(カートン保持部) 103 高さ調節機構 B カートンマガジン C 吸着取出し装置(吸着取出し手段) D 把持移送装置(把持移送手段) E 印字装置(印字手段) F 吸着移動装置(吸着移動手段) G カートン搬送装置
フロントページの続き (72)発明者 海附 正広 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380番 地 株式会社フジキカイ名古屋工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整列集積されているカートン群からシー
    ト状に折畳まれているカートン(10)を1枚づつ取出して
    筒状に開口成形する方法であって、 前記カートン(10)を、その開口部側が側方を向く姿勢で
    立てた状態でカートンマガジン(B)に整列集積し、 前記カートンマガジン(B)に整列集積されているカート
    ン群からカートン(10)を1枚づつ吸着して受取り位置に
    取出し、 前記受取り位置に取出されたカートン(10)の側方を把持
    して下方へ移送し、 下方の受渡し位置まで把持移送されたカートン(10)の胴
    部を吸着保持すると共に、カートン側方の把持を解除し
    た後に該カートン(10)を90°方向変換することにより
    開口部側が上下を向く姿勢とし、 前記胴部が吸着保持されたカートン(10)を受渡し位置に
    対して前記把持移送方向と交差する吸着移動方向の後方
    へ移動する際に、カートン(10)の開口部側に突出する折
    込みフラップ(13b)の移動規制を行なって補助開口を行
    なうと共に、吸着移動方向と交差する方向からカートン
    プッシャ(100)をカートン(10)に向けて進行して当接状
    態でカートン(10)を押圧することで該カートン(10)を筒
    状に開口成形し、 筒状に開口されたカートン(10)の開口状態を前記カート
    ンプッシャ(100)により維持したもとで、該カートン(1
    0)を吸着移動方向の前方へ移動させてカートン搬送装置
    (G)のカートン保持部(101)まで送出すようにしたことを
    特徴とする折畳みカートンの取出し開口方法。
  2. 【請求項2】 前記カートン(10)の側方を把持して下方
    へ把持移送する際に、折畳み状態のカートン(10)に印字
    するようにした請求項1記載の折畳みカートンの取出し
    開口方法。
  3. 【請求項3】 整列集積されているカートン群からシー
    ト状に折畳まれているカートン(10)を1枚づつ取出して
    筒状に開口成形する装置であって、 前記カートン(10)が立てられた状態で整列供給されるカ
    ートンマガジン(B)と、 前記カートンマガジン(B)からカートン(10)を折畳み状
    態のまま1枚づつ吸着して取出す吸着取出し手段(C)
    と、 取出されたカートン(10)の一側面を吸着保持した状態で
    進退移動自在な吸着パッド(82)を備え、前記カートン(1
    0)を吸着保持した吸着パッド(82)を所要量後退した後、
    この吸着パッド(82)を前進することで筒状に開口成形さ
    れた後のカートン(10)を所定位置まで送出す吸着移動手
    段(F)と、 前記吸着移動手段(F)によるカートン(10)の吸着移動経
    路に配設され、吸着移動手段(F)がカートン(10)を吸着
    保持して後退移動する際に、該カートン(10)の開口部側
    に突出する折込みフラップ(13b)に当接してカートン(1
    0)の開口補助を行なう規制部材(90)と、 前記吸着移動手段(F)の吸着移動方向と交差する方向に
    進退移動自在に配設され、吸着移動手段(F)の後退移動
    に同調してカートン(10)に向けて前進移動することで、
    僅かに開口されたカートン(10)を側方から押圧して該カ
    ートン(10)を筒状に開口成形するカートンプッシャ(10
    0)と、 前記吸着移動手段(F)を進退移動させる正逆可能な移動
    用モータ(75)とを備え、 前記移動用モータ(75)は、吸着移動手段(F)がカートン
    (10)を吸着保持して後退移動する際には、比較的低速な
    第1の速度で回転制御され、筒状に開口成形されたカー
    トン(10)を前進させて所定位置まで送出す際には、第1
    の速度より速い高速で送出しがなされるように逆転駆動
    されるよう設定され、更に第1の速度制御においては、
    徐々に加速して定速に達した後停止されるよう速度制御
    され、かつカートン(10)の開口部側に突出する折込みフ
    ラップ(13b)が前記規制部材(90)に当接するタイミング
    が、第1の速度制御の加速立上がり期間中であるよう設
    定されることを特徴とする折畳みカートンの取出し開口
    装置。
  4. 【請求項4】 整列集積されているカートン群からシー
    ト状に折畳まれているカートン(10)を1枚づつ取出して
    筒状に開口成形する装置であって、 前記カートン(10)が、その開口部側が側方を向く姿勢で
    立てられた状態で整列集積されるカートンマガジン(B)
    と、 前記カートンマガジン(B)からカートン(10)を折畳み状
    態のまま1枚づつ吸着して取出す吸着取出し手段(C)
    と、 前記吸着取出し手段(C)により取出されたカートン(10)
    を受取って把持し、このカートン(10)をカートンサイズ
    に応じた移動量分下方へ把持移送する把持移送手段(D)
    と、 前記把持移送手段(D)により受渡し位置まで把持移送さ
    れたカートン(10)の一側面を吸着保持した状態で該カー
    トン(10)を90°方向変換し得ると共に、把持移送手段
    (D)によるカートン把持移送方向と交差する吸着移動方
    向に進退移動自在な吸着パッド(82)を備え、前記カート
    ン(10)を90°方向変換した状態で吸着パッド(82)をカ
    ートンサイズに応じた移動量分後退した後、筒状に開口
    成形された後のカートン(10)をカートンサイズに応じた
    移動量分前進させてカートン搬送装置(G)にカートン(1
    0)を送出す吸着移動手段(F)と、 前記吸着移動手段(F)によるカートン(10)の吸着移動経
    路に、高さ調節機構(103)を介して昇降調節自在に配設
    され、吸着移動手段(F)がカートン(10)を吸着保持して
    後退移動する際に、該カートン(10)の開口部側に突出す
    る折込みフラップ(13b)に当接してカートン(10)の開口
    補助を行なう規制部材(90)と、 前記吸着移動手段(F)の吸着移動方向と交差する方向に
    進退移動自在に配設され、吸着移動手段(F)の後退移動
    に同調してカートンサイズに応じた量だけカートン(10)
    に向けて前進移動することで、折畳まれているカートン
    (10)を側方から押圧して該カートン(10)を筒状に開口成
    形するカートンプッシャ(100)と、 前記把持移送手段(D)、吸着移動手段(F)およびカートン
    プッシャ(100)の各々を独立して駆動する駆動手段(61,7
    5,96)と、 前記規制部材(90)の高さ調節機構(103)を駆動する駆動
    手段(87)とから構成したことを特徴とする折畳みカート
    ンの取出し開口装置。
  5. 【請求項5】 前記把持移送手段(D)によるカートン把
    持移送経路に配設され、把持移送手段(D)により把持移
    送される折畳み状態のカートン(10)に印字する印字手段
    (E)を備える請求項4記載の折畳みカートンの取出し開
    口装置。
  6. 【請求項6】 前記印字手段(E)は、カートン把持移送
    経路と交差する水平方向に移動自在に配設され、調節手
    段(44)によりカートンサイズに応じて印字位置を自動調
    節し得るよう構成される請求項5記載の折畳みカートン
    の取出し開口装置。
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