JPH09208335A - 炭素複合化部材及び複合化方法 - Google Patents
炭素複合化部材及び複合化方法Info
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- JPH09208335A JPH09208335A JP8020908A JP2090896A JPH09208335A JP H09208335 A JPH09208335 A JP H09208335A JP 8020908 A JP8020908 A JP 8020908A JP 2090896 A JP2090896 A JP 2090896A JP H09208335 A JPH09208335 A JP H09208335A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】等方性黒鉛部材及び炭素繊維炭素複合材と金属
等の他の部材との健全な複合体を得る複合化方法を提供
する。 【解決手段】Cu−MnまたはCu−P−Tiを主成分
とする組成物によって炭素部材同士または炭素部材と他
の部材とが金属的に接合される炭素複合化部材とその複
合化方法。
等の他の部材との健全な複合体を得る複合化方法を提供
する。 【解決手段】Cu−MnまたはCu−P−Tiを主成分
とする組成物によって炭素部材同士または炭素部材と他
の部材とが金属的に接合される炭素複合化部材とその複
合化方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は航空宇宙機器及び核
融合装置用や高温ガス炉用の炉壁体をはじめ、炭素部材
を使用する工業製品に関する。
融合装置用や高温ガス炉用の炉壁体をはじめ、炭素部材
を使用する工業製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炭素部材同士または他の材料と接
合する方法は、Ag−Cu合金またはCuにTiを添加
した活性金属法(USA特許 第2739375号),Fe−N
i−Ti合金ろう(日本特許広報:290561号),Ti−
Zr−Be合金ろう(Wel.J.,Vol 41,No.68),
Ni−Cr−Pd−Si合金ろう(特開平1−178399
号),Mo−Ni−Cr−Fe合金ろう(特開昭62−2176
8号),V−Ti合金箔(特開平2−23499号)などのろ
う材や箔によって炭素部材を他の部材に直接接合する方
法などが開示されている。
合する方法は、Ag−Cu合金またはCuにTiを添加
した活性金属法(USA特許 第2739375号),Fe−N
i−Ti合金ろう(日本特許広報:290561号),Ti−
Zr−Be合金ろう(Wel.J.,Vol 41,No.68),
Ni−Cr−Pd−Si合金ろう(特開平1−178399
号),Mo−Ni−Cr−Fe合金ろう(特開昭62−2176
8号),V−Ti合金箔(特開平2−23499号)などのろ
う材や箔によって炭素部材を他の部材に直接接合する方
法などが開示されている。
【0003】一方、炭素部材の表面に金属化層を形成後
ろう付けする方法として、特許公報平3−54182号では、
MoまたはWとZrとの共晶合金をグラファイトとの表
面に配置して、非酸化性雰囲気中で加熱する方法が開示
されている。
ろう付けする方法として、特許公報平3−54182号では、
MoまたはWとZrとの共晶合金をグラファイトとの表
面に配置して、非酸化性雰囲気中で加熱する方法が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来方法によっ
て炭素部材同士または炭素部材と他の部材とを接合する
方法は、次のような問題点がある。
て炭素部材同士または炭素部材と他の部材とを接合する
方法は、次のような問題点がある。
【0005】炭素部材を銅または銅合金に接合する場
合、AgとCuを主成分とするろう材によって接合する
方法が公知である。しかし、核融合炉部材の接合にこの
方法を採用した場合、接合部の中にAgが含まれている
と核融合炉の運転中に中性子照射を受けて接合部中のA
gはCdに変換される。Cdは融点が低く、かつ、蒸気
圧が高いため、核融合炉の運転中にプラズマ中に拡散し
てプラズマの純度を低下する。このため、プラズマ温度
が低下して核融合炉の運転が不可能になる。従って、核
融合炉内に適用される部材を接合するためには接合部に
Agを含まない接合方法が必要である。
合、AgとCuを主成分とするろう材によって接合する
方法が公知である。しかし、核融合炉部材の接合にこの
方法を採用した場合、接合部の中にAgが含まれている
と核融合炉の運転中に中性子照射を受けて接合部中のA
gはCdに変換される。Cdは融点が低く、かつ、蒸気
圧が高いため、核融合炉の運転中にプラズマ中に拡散し
てプラズマの純度を低下する。このため、プラズマ温度
が低下して核融合炉の運転が不可能になる。従って、核
融合炉内に適用される部材を接合するためには接合部に
Agを含まない接合方法が必要である。
【0006】一方、接合部の中にAgを含まない接合方
法として、例えば、Ni−Cr系ろう材またはCu−T
i系ろう材などで接合する方法が公知である。しかし、
前記ろう材で炭素部材をCuまたはCu合金などに接合
する場合、次のような問題点がある。
法として、例えば、Ni−Cr系ろう材またはCu−T
i系ろう材などで接合する方法が公知である。しかし、
前記ろう材で炭素部材をCuまたはCu合金などに接合
する場合、次のような問題点がある。
【0007】(1)ろう材は、Cuの融点に近いか、また
は、それ以上に高いため、CuまたはCu合金の接合は
困難である。(2)ろう材は、剛性が高いために接合用の
箔にすることが困難である。(3)ろう材は、一般に剛性
が高いため、接合部の残留応力が高くなり、信頼性の高
い接合部が得られない。(4)前述のように、剛性の高い
ろう材の場合は、炭素部材が複雑形状の場合に前記ろう
材を前記炭素部材の接合面に密着できない。このため、
健全な接合体が得られない。などの問題点がある。
は、それ以上に高いため、CuまたはCu合金の接合は
困難である。(2)ろう材は、剛性が高いために接合用の
箔にすることが困難である。(3)ろう材は、一般に剛性
が高いため、接合部の残留応力が高くなり、信頼性の高
い接合部が得られない。(4)前述のように、剛性の高い
ろう材の場合は、炭素部材が複雑形状の場合に前記ろう
材を前記炭素部材の接合面に密着できない。このため、
健全な接合体が得られない。などの問題点がある。
【0008】本発明の目的は、等方性炭素部材同士また
は炭素繊維炭素複合化部材同士及び前記炭素部材と金属
などの他の部材との信頼性の高い複合化部材並びに前記
複合化部材を得るための接合方法を提供することにあ
る。
は炭素繊維炭素複合化部材同士及び前記炭素部材と金属
などの他の部材との信頼性の高い複合化部材並びに前記
複合化部材を得るための接合方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述のように、核融合炉
部材を接合するためには接合部にAgを含まない接合方
法が必要である。本発明は、接合部にAgを含まない炭
素部材同士または炭素部材と金属との接合体を得るため
の複合化方法を提供するものである。さらに、本発明で
は、接合部にAgを含まず、かつ、融点の比較的低いC
u及びCu合金に炭素部材を容易に接合するための接合
方法を提供する。
部材を接合するためには接合部にAgを含まない接合方
法が必要である。本発明は、接合部にAgを含まない炭
素部材同士または炭素部材と金属との接合体を得るため
の複合化方法を提供するものである。さらに、本発明で
は、接合部にAgを含まず、かつ、融点の比較的低いC
u及びCu合金に炭素部材を容易に接合するための接合
方法を提供する。
【0010】接合部にAgを含まない接合用の組成物と
して、CuとMnを主成分とする合金または粉末状の混
合物が望ましいことを発明した。
して、CuとMnを主成分とする合金または粉末状の混
合物が望ましいことを発明した。
【0011】CuとMnを主成分とする組成物は、15
〜45wt%のMnと残部がCuとからなる組成物が望
ましい。Mn量が15〜45wt%の範囲の組成におい
て、この合金の融点(液相線)は870〜950℃であ
り、CuまたはCu合金の接合に適用できる温度範囲で
ある。望ましくは、Cu−35wt%Mnの組成におい
て融点を870℃まで低下できる。このため、Cuの融
点に比べて200℃低いため、CuまたはCu合金と炭
素部材を容易に接合できる。
〜45wt%のMnと残部がCuとからなる組成物が望
ましい。Mn量が15〜45wt%の範囲の組成におい
て、この合金の融点(液相線)は870〜950℃であ
り、CuまたはCu合金の接合に適用できる温度範囲で
ある。望ましくは、Cu−35wt%Mnの組成におい
て融点を870℃まで低下できる。このため、Cuの融
点に比べて200℃低いため、CuまたはCu合金と炭
素部材を容易に接合できる。
【0012】さらに、CuとMnを主成分とする組成物
に、1〜10wt%のTiを添加することにより、炭素
部同士または炭素部材と他の部材とを容易に接合でき
る。前記組成物は、CuとMnを主成分とするCu−M
n−Tiの合金の状態でも、Cu−Mn−Tiの粉末の
状態でも本目的を達成できる。さらに、Cu−Mnから
なる合金箔の表面にTi膜を形成したろう材でも本目的
を達成できる。
に、1〜10wt%のTiを添加することにより、炭素
部同士または炭素部材と他の部材とを容易に接合でき
る。前記組成物は、CuとMnを主成分とするCu−M
n−Tiの合金の状態でも、Cu−Mn−Tiの粉末の
状態でも本目的を達成できる。さらに、Cu−Mnから
なる合金箔の表面にTi膜を形成したろう材でも本目的
を達成できる。
【0013】一方、組成物によって炭素部材同士及び炭
素部材と金属と接合する方法を次に説明する。
素部材と金属と接合する方法を次に説明する。
【0014】(1)炭素部材同士または炭素部材と金属部
材との間にCuとMnを主成分とする組成物またはCu
とMnとの合金箔の表面にTi膜が形成された合金箔を
配置し、これを非酸化性雰囲気中で前記組成物の融点以
上に加熱する。
材との間にCuとMnを主成分とする組成物またはCu
とMnとの合金箔の表面にTi膜が形成された合金箔を
配置し、これを非酸化性雰囲気中で前記組成物の融点以
上に加熱する。
【0015】(2)炭素部材の表面に予めTi膜を形成
後、その上にCuとMnからなる組成物を配置し、この
上に炭素部材または金属部材を配置して、これを非酸化
性雰囲気中で組成物の融点以上に加熱する。
後、その上にCuとMnからなる組成物を配置し、この
上に炭素部材または金属部材を配置して、これを非酸化
性雰囲気中で組成物の融点以上に加熱する。
【0016】(3)炭素部材の表面に、CuとMnまたは
Cu−Mn−Tiを主成分とする組成物を印刷または塗
布する。これを非酸化性雰囲気中で組成物の融点以上に
加熱することにより、炭素部材の表面に、予め、金属化
層を形成する。金属化層が形成された炭素部材をAgを
含まないCu−P合金ろう材などで金属などと接合す
る。
Cu−Mn−Tiを主成分とする組成物を印刷または塗
布する。これを非酸化性雰囲気中で組成物の融点以上に
加熱することにより、炭素部材の表面に、予め、金属化
層を形成する。金属化層が形成された炭素部材をAgを
含まないCu−P合金ろう材などで金属などと接合す
る。
【0017】一方、Cu−P−Tiからなる組成物によ
っても本目的を達成できる。組成物は、Pが4〜6wt
%、Tiが1〜10wt%残部がCuからなる組成物が
望ましい。つまり、CuにPを4〜6wt%添加するこ
とにより、この組成物の融点(固相点)は約710℃と
なる。これに、1〜10wt%のTiを添加することに
より、Cu及びCu合金に炭素部材をCu及びCu合金
の融点以下で接合できる。
っても本目的を達成できる。組成物は、Pが4〜6wt
%、Tiが1〜10wt%残部がCuからなる組成物が
望ましい。つまり、CuにPを4〜6wt%添加するこ
とにより、この組成物の融点(固相点)は約710℃と
なる。これに、1〜10wt%のTiを添加することに
より、Cu及びCu合金に炭素部材をCu及びCu合金
の融点以下で接合できる。
【0018】なお、組成物はCu−P−Tiの合金の状
態でもまたは粉末の状態でも本目的を達成できる。さら
に、4〜6wt%Pと残部Cuからなる合金箔の表面に
Ti膜を形成した合金箔は加工性の点でより望ましい。
態でもまたは粉末の状態でも本目的を達成できる。さら
に、4〜6wt%Pと残部Cuからなる合金箔の表面に
Ti膜を形成した合金箔は加工性の点でより望ましい。
【0019】組成物を利用して炭素部材同士または炭素
部材と金属と接合する方法は、(1)〜(3)と同様であ
る。
部材と金属と接合する方法は、(1)〜(3)と同様であ
る。
【0020】CuとMnを主成分とした組成物を炭素部
材または金属との間に配置して非酸化性雰囲気中で組成
物の融点以上に加熱すると組成物中のMnが炭素と反応
して、その接合部にマンガン炭化物が生成され、接合層
を形成する。さらに、Cu−Mn合金または粉末中にT
iを添加した組成物の場合は、接合部にマンガン炭化物
の他にチタン炭化物が生成され、より望ましい接合層を
形成する。また、Mnは炭化物を形成するばかりでな
く、Cu−Mn組成物の融点を低下する。
材または金属との間に配置して非酸化性雰囲気中で組成
物の融点以上に加熱すると組成物中のMnが炭素と反応
して、その接合部にマンガン炭化物が生成され、接合層
を形成する。さらに、Cu−Mn合金または粉末中にT
iを添加した組成物の場合は、接合部にマンガン炭化物
の他にチタン炭化物が生成され、より望ましい接合層を
形成する。また、Mnは炭化物を形成するばかりでな
く、Cu−Mn組成物の融点を低下する。
【0021】一方、Cu−P−Tiの場合は、Pは合金
中の融点を低下する。Tiは炭素と反応して接合部にチ
タン炭化物を生成し、接合層を形成する。
中の融点を低下する。Tiは炭素と反応して接合部にチ
タン炭化物を生成し、接合層を形成する。
【0022】
(実施例1)等方性黒鉛及び炭素繊維炭素複合材とCu
部材との接合をCuとMnとの合金ろう材により接合す
る場合の実施例について説明する。本実施例では、炭素
部材とCu部材との間に35wt%Mnと残部Cuから
なる厚さ100μmの合金ろう箔を配置し、これを非酸
化性雰囲気内でろう箔の融点より50℃高い920℃で
3分間加熱する。
部材との接合をCuとMnとの合金ろう材により接合す
る場合の実施例について説明する。本実施例では、炭素
部材とCu部材との間に35wt%Mnと残部Cuから
なる厚さ100μmの合金ろう箔を配置し、これを非酸
化性雰囲気内でろう箔の融点より50℃高い920℃で
3分間加熱する。
【0023】前述の方法により接合された接合体のせん
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等の高いせん断強度が得られ、信頼性
の高い炭素複合化部材が得られた。
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等の高いせん断強度が得られ、信頼性
の高い炭素複合化部材が得られた。
【0024】(実施例2)接合面が半径15mmの円弧状
の形状を有する30mm角の等方性黒鉛及び炭素繊維炭素
複合化部材の接合面の表面にTi粉末を有機溶剤と混合
してペースト状にしたものを10〜30μmの厚さに塗
布する。この上に35wt%Mnと残部Cuからなる厚
さ100μmの合金ろう箔を、その上に直径14.8mm
の銅パイプを配置する。これを非酸化性雰囲気内でろう
箔の融点より30℃高い900℃の温度で3分間加熱す
る。
の形状を有する30mm角の等方性黒鉛及び炭素繊維炭素
複合化部材の接合面の表面にTi粉末を有機溶剤と混合
してペースト状にしたものを10〜30μmの厚さに塗
布する。この上に35wt%Mnと残部Cuからなる厚
さ100μmの合金ろう箔を、その上に直径14.8mm
の銅パイプを配置する。これを非酸化性雰囲気内でろう
箔の融点より30℃高い900℃の温度で3分間加熱す
る。
【0025】前述の方法により接合された接合体のせん
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。なお、等方性黒鉛及び炭
素繊維炭素複合材の接合面の表面に蒸着法により、厚さ
5μmのTi膜を形成して上記と同様の方法で接合した
場合も同様の結果が得られた。
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。なお、等方性黒鉛及び炭
素繊維炭素複合材の接合面の表面に蒸着法により、厚さ
5μmのTi膜を形成して上記と同様の方法で接合した
場合も同様の結果が得られた。
【0026】(実施例3)接合面が半径15mmの円弧状
の形状を有する30mm角の等方性黒鉛及び炭素繊維炭素
複合化部材の接合面の表面にTi粉末を有機溶剤と混合
してペースト状にしたものを10〜50μmの厚さに塗
布する。この上に35wt%Mnと残部Cuからなる厚
さ100μmの合金ろう箔を、その上に厚さ1mm銅箔を
配置する。これを非酸化性雰囲気内でろう箔の融点より
40℃高い910℃の温度で3分間加熱する。これによ
って、炭素部材の接合面に厚さ約1mmからなるCuの金
属化層が形成される。
の形状を有する30mm角の等方性黒鉛及び炭素繊維炭素
複合化部材の接合面の表面にTi粉末を有機溶剤と混合
してペースト状にしたものを10〜50μmの厚さに塗
布する。この上に35wt%Mnと残部Cuからなる厚
さ100μmの合金ろう箔を、その上に厚さ1mm銅箔を
配置する。これを非酸化性雰囲気内でろう箔の融点より
40℃高い910℃の温度で3分間加熱する。これによ
って、炭素部材の接合面に厚さ約1mmからなるCuの金
属化層が形成される。
【0027】金属化層が形成された炭素部材の接合面に
厚さ100μmのCu−5wt%Pからなるリン銅ろう
とその上に直径14.8mm の銅パイプを配置する。これ
を大気中でろう箔の固相点より50℃高い800℃の温
度で3分間加熱する。
厚さ100μmのCu−5wt%Pからなるリン銅ろう
とその上に直径14.8mm の銅パイプを配置する。これ
を大気中でろう箔の固相点より50℃高い800℃の温
度で3分間加熱する。
【0028】前述の方法により接合された接合体のせん
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。
【0029】(実施例4)35wt%Mnと残部がCu
からなる厚さ150μmの合金箔の表面に厚さ5μmの
Ti膜を物理的蒸着法によって形成する。合金箔のTi
膜の形成された面側を被接合材の炭素繊維炭素複合化部
材になるようにCu部材と間に配置する。これを非酸化
性雰囲気内で合金箔の融点より50℃高い920℃の温
度で3min間加熱する。
からなる厚さ150μmの合金箔の表面に厚さ5μmの
Ti膜を物理的蒸着法によって形成する。合金箔のTi
膜の形成された面側を被接合材の炭素繊維炭素複合化部
材になるようにCu部材と間に配置する。これを非酸化
性雰囲気内で合金箔の融点より50℃高い920℃の温
度で3min間加熱する。
【0030】前述の方法により接合された接合体のせん
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。
【0031】(実施例5)等方性黒鉛及び炭素繊維炭素
複合化部材の一方の表面にTi粉末を有機溶剤と混合し
てペースト状にしたものを10〜20μmの厚さに塗布
する。この上に5wt%Pと残部Cuからなる厚さ10
0μmの合金ろう箔を、その上に銅ブロックを配置す
る。これを非酸化性雰囲気内でろう箔の固相線より10
0℃高い800℃で3分間加熱する。
複合化部材の一方の表面にTi粉末を有機溶剤と混合し
てペースト状にしたものを10〜20μmの厚さに塗布
する。この上に5wt%Pと残部Cuからなる厚さ10
0μmの合金ろう箔を、その上に銅ブロックを配置す
る。これを非酸化性雰囲気内でろう箔の固相線より10
0℃高い800℃で3分間加熱する。
【0032】前述の方法により接合された接合体のせん
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。
断試験を行った結果、黒鉛部材または炭素繊維炭素複合
材の剪断強度と同等のせん断強度が得られ、信頼性の高
い炭素複合化部材が得られた。
【0033】(実施例6)5wt%のPと残部がCuか
らなる厚さ150mの合金箔の表面にペースト状のTi
を20μmの厚さに形成する。合金箔を被接合材の炭素
繊維炭素複合化部材とCu部材との間に配置する。これ
を非酸化製雰囲気内で合金箔の融点より50℃高い80
0℃の温度で3min 間加熱する。前述の方法により接合
された接合体のせん断試験を行った結果、黒鉛部材また
は炭素繊維炭素複合材の剪断強度と同等のせん断強度が
得られ、信頼性の高い炭素複合化部材が得られた。
らなる厚さ150mの合金箔の表面にペースト状のTi
を20μmの厚さに形成する。合金箔を被接合材の炭素
繊維炭素複合化部材とCu部材との間に配置する。これ
を非酸化製雰囲気内で合金箔の融点より50℃高い80
0℃の温度で3min 間加熱する。前述の方法により接合
された接合体のせん断試験を行った結果、黒鉛部材また
は炭素繊維炭素複合材の剪断強度と同等のせん断強度が
得られ、信頼性の高い炭素複合化部材が得られた。
【0034】(実施例7)厚さ20mm,30mm角の炭素
繊維炭素複合材の一方の面を半径10.5mm の円弧状に
加工する。この円弧状に加工された炭素複合材の面にペ
ースト状のTi粉末を厚さ20μm塗布したものを20
箇作製する。
繊維炭素複合材の一方の面を半径10.5mm の円弧状に
加工する。この円弧状に加工された炭素複合材の面にペ
ースト状のTi粉末を厚さ20μm塗布したものを20
箇作製する。
【0035】次にペースト状のTi粉末が塗布された炭
素複合化部材の円弧状の部分に、外径20mm,内径16
mm,長さ1000mmの銅パイプをその間に厚さ100μ
mの65wt%Cu−35wt%Mnの合金箔を配置す
る。次にこれを非酸化性雰囲気中でろう材の融点より、
50℃高い920℃に3分間加熱する。これにより、炭
素繊維炭素複合化部材と銅パイプとの接合部には、Ti
及びMnと炭素との反応により形成されたチタン炭化物
及びマンガン炭化物によって強固に結合される。前述の
方法により、接合された接合体を核融合装置用の受熱板
とした。この受熱板の銅パイプ内面を流速2m/sの冷
却水で冷却しながら、熱流束20MW/m2 の水素イオ
ンビ−ムを周的に照射した結果、受熱板は健全であっ
た。なお、前述の方法によって炭素繊維複合材をAl2
O3によって分散強化されたCu合金に接合した核融合
炉用の受熱板の場合も同様の結果が得られた。
素複合化部材の円弧状の部分に、外径20mm,内径16
mm,長さ1000mmの銅パイプをその間に厚さ100μ
mの65wt%Cu−35wt%Mnの合金箔を配置す
る。次にこれを非酸化性雰囲気中でろう材の融点より、
50℃高い920℃に3分間加熱する。これにより、炭
素繊維炭素複合化部材と銅パイプとの接合部には、Ti
及びMnと炭素との反応により形成されたチタン炭化物
及びマンガン炭化物によって強固に結合される。前述の
方法により、接合された接合体を核融合装置用の受熱板
とした。この受熱板の銅パイプ内面を流速2m/sの冷
却水で冷却しながら、熱流束20MW/m2 の水素イオ
ンビ−ムを周的に照射した結果、受熱板は健全であっ
た。なお、前述の方法によって炭素繊維複合材をAl2
O3によって分散強化されたCu合金に接合した核融合
炉用の受熱板の場合も同様の結果が得られた。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、複雑形状の及び大型の
炭素部材の接合が容易にできるため、核融合装置用炉壁
体などの大型構造物も容易に製作できる。
炭素部材の接合が容易にできるため、核融合装置用炉壁
体などの大型構造物も容易に製作できる。
Claims (11)
- 【請求項1】CuとMnを主成分とする組成物によって
炭素部材同士または炭素部材と他の部材とが金属的に接
合されていることを特徴とする炭素複合化部材。 - 【請求項2】CuとMnを主成分とし、これに1〜10
wt%のTiを含む組成物によって炭素部材同士または
炭素部材と他の部材が金属的に接合されていることを特
徴とする炭素複合化部材。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のCuとMn主成
分とする組成物は、15〜45wt%のMnと残部がCu
からなる炭素複合化部材。 - 【請求項4】請求項1,2または3に記載の組成物によ
って炭素部材の表面に金属化層が形成されている炭素複
合化部材。 - 【請求項5】Cu−P−Tiからなる組成物によって炭
素部材同士または炭素部材と他の部材が金属的に接合さ
れていることを特徴とする炭素複合化部材。 - 【請求項6】請求項5に記載の組成物は、Pが4〜6w
t%,Tiが1〜5wt%残部がCuからなる組成物で
ある炭素複合化部材。 - 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6に記載
の炭素複合化部材は、等方性黒鉛及び炭素繊維炭素複合
化部材である炭素複合化部材。 - 【請求項8】炭素部材の表面に予めTi膜を形成する工
程、次に前記Ti膜の表面にCuとMnまたはCuとP
を主成分とする組成物を配置する工程、次に炭素部材ま
たは金属部材を配置する工程、これを非酸化性雰囲気中
で前記組成物の融点以上に加熱する工程によって炭素部
材同士または炭素部材と他の部材とを金属的に複合化す
ることを特徴とする炭素部材の複合化方法。 - 【請求項9】炭素部材の表面に予めTi膜を形成する工
程、次に前記Ti膜の表面にCuとMnまたはCuとP
を主成分とする組成物を配置する工程、次にこれを非酸
化性雰囲気中で前記組成物の融点以上に加熱する工程に
よって前記炭素部材の表面に金属化層を形成することを
特徴とする炭素部材の複合化方法。 - 【請求項10】CuとMnまたはCuとPを主成分とす
る合金箔の表面に厚さ1〜10μmのTi膜が形成され
ていることを特徴とする炭素部材の接合用のろう材。 - 【請求項11】請求項1,2,3,4,5,6,7,
8,9または10に記載の方法によって炭素部材が冷却
機能を有する金属部材にタイル状に複数個金属的に接合
されている核融合装置用の炉壁体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8020908A JPH09208335A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 炭素複合化部材及び複合化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8020908A JPH09208335A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 炭素複合化部材及び複合化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09208335A true JPH09208335A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12040335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8020908A Pending JPH09208335A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 炭素複合化部材及び複合化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09208335A (ja) |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8020908A patent/JPH09208335A/ja active Pending
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