JPH09208546A - 新規置換ベンジルアミンの付加塩及びその光学分割法 - Google Patents
新規置換ベンジルアミンの付加塩及びその光学分割法Info
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- JPH09208546A JPH09208546A JP7331457A JP33145795A JPH09208546A JP H09208546 A JPH09208546 A JP H09208546A JP 7331457 A JP7331457 A JP 7331457A JP 33145795 A JP33145795 A JP 33145795A JP H09208546 A JPH09208546 A JP H09208546A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C217/00—Compounds containing amino and etherified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C217/02—Compounds containing amino and etherified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having etherified hydroxy groups and amino groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton
- C07C217/48—Compounds containing amino and etherified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having etherified hydroxy groups and amino groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being unsaturated and containing rings
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- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/82—Purification; Separation; Stabilisation; Use of additives
- C07C209/86—Separation
- C07C209/88—Separation of optical isomers
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07C213/00—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C213/10—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラセミ体の置換ベンジルアミンから光学活
性体を製造する。 【解決手段】 ラセミ体の置換ベンジルアミンを光学
活性N−アシル−フェニルアラニンまたは−アスパラギ
ン酸もしくは−グルタミン酸と溶媒中で混合し、生成す
る2種のジアステレオマー塩相互間の溶解度差を利用し
て光学分割する。
性体を製造する。 【解決手段】 ラセミ体の置換ベンジルアミンを光学
活性N−アシル−フェニルアラニンまたは−アスパラギ
ン酸もしくは−グルタミン酸と溶媒中で混合し、生成す
る2種のジアステレオマー塩相互間の溶解度差を利用し
て光学分割する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】光学活性置換ベンジルアミン
類は、ラセミ体のカルボン酸から光学活性体を得る光学
分割剤として重要な物質である。中でも、フェニル基と
メチルまたはエチル基から成るα−アリールアルキルア
ミンは光学分割剤として多用されている。さらには、そ
のアリール基が種々の芳香族化合物から誘導される基で
SまたはR体のアミンは下記一般式(2)で表されるア
スパルチルジペプチド誘導体及びその塩(α−L−アス
パルチル−D−トレオニン(S)−α−エチルベンジル
アミド、α−L−アスパルチル−DL−フリルグリシン
(S)−α−エチルベンジルアミド、α−L−アスパル
チル−DL−フリルグリシン(S)−α−メトキシメチ
ルベンジルアミド、α−L−アスパルチル−α−アミノ
シクロペンタンカルボン酸(S)−α−エチルベンジル
アミド、α−L−アスパルチル−α−アミノシクロヘキ
サンカルボン酸(S)−α−エチルベンジルアミド、α
−L−アスパルチル−D−バリン(R)−α−メトキシ
メチルベンジルアミド、α−L−アスパルチル−D−α
−アミノ酪酸(R)−α−メトキシメチルベンジルアミ
ド他:特願平7−42818)及び下記一般式(3)で
表されるアスパルチルジペプチドアミド誘導体及びその
塩(α−L−アスパルチル−D−α−アミノ酪酸(S)
−α−エチル−p−ヒドロキシベンジルアミド、α−L
−アスパルチル−D−α−アミノ酪酸(R)−α−メト
キシメチル−p−ヒドロキシベンジルアミド、α−L−
アスパルチル−D−バリン(S)−α−エチル−p−ヒ
ドロキシベンジルアミド、α−L−アスパルチル−D−
バリン(R)−α−メトキシメチル−p−ヒドロキシベ
ンジルアミド、α−L−アスパルチル−D−バリン
(S)−α−エチル−p−クロロベンジルアミド他:特
願平7−144844)等の強甘味物質の原料として重
要な物質である。
類は、ラセミ体のカルボン酸から光学活性体を得る光学
分割剤として重要な物質である。中でも、フェニル基と
メチルまたはエチル基から成るα−アリールアルキルア
ミンは光学分割剤として多用されている。さらには、そ
のアリール基が種々の芳香族化合物から誘導される基で
SまたはR体のアミンは下記一般式(2)で表されるア
スパルチルジペプチド誘導体及びその塩(α−L−アス
パルチル−D−トレオニン(S)−α−エチルベンジル
アミド、α−L−アスパルチル−DL−フリルグリシン
(S)−α−エチルベンジルアミド、α−L−アスパル
チル−DL−フリルグリシン(S)−α−メトキシメチ
ルベンジルアミド、α−L−アスパルチル−α−アミノ
シクロペンタンカルボン酸(S)−α−エチルベンジル
アミド、α−L−アスパルチル−α−アミノシクロヘキ
サンカルボン酸(S)−α−エチルベンジルアミド、α
−L−アスパルチル−D−バリン(R)−α−メトキシ
メチルベンジルアミド、α−L−アスパルチル−D−α
−アミノ酪酸(R)−α−メトキシメチルベンジルアミ
ド他:特願平7−42818)及び下記一般式(3)で
表されるアスパルチルジペプチドアミド誘導体及びその
塩(α−L−アスパルチル−D−α−アミノ酪酸(S)
−α−エチル−p−ヒドロキシベンジルアミド、α−L
−アスパルチル−D−α−アミノ酪酸(R)−α−メト
キシメチル−p−ヒドロキシベンジルアミド、α−L−
アスパルチル−D−バリン(S)−α−エチル−p−ヒ
ドロキシベンジルアミド、α−L−アスパルチル−D−
バリン(R)−α−メトキシメチル−p−ヒドロキシベ
ンジルアミド、α−L−アスパルチル−D−バリン
(S)−α−エチル−p−クロロベンジルアミド他:特
願平7−144844)等の強甘味物質の原料として重
要な物質である。
【0002】
【化2】 式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基或いは炭素数2
〜7のアルコキシメチル基を、R2はフェニル基、ベン
ジル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基
を、*位の炭素を含む構造は、R1がアルキル基の場合
(S)を、R1がアルコキシメチル基の場合は(R)を
表す。XはR1がアルキル基の場合、D−ノルロイシ
ン、D−ロイシン、D−イソロイシン、D−アロイソロ
イシン、D−トレオニン、D−O−メチルトレオニン、
D−アロトレオニン、D−O−メチルアロトレオニン、
D−或いはDL−フリルグリシン等のD−α−アミノ酸
残基或いはDL−α−アミノ酸残基、炭素数が3〜6の
環状或いは非環状α、α−ジアルキルアミノ酸残基を、
R1がアルコキシメチル基の場合は、D−アラニン、D
−αーアミノ酪酸、D−ノルバリン、D−バリン、D−
ノルロイシン、D−ロイシン、D−イソロイシン、D−
アロイソロイシン、D−t−ロイシン、D−セリン、D
−O−メチルセリン、D−トレオニン、D−O−メチル
トレオニン、D−アロトレオニン、D−O−メチルアロ
トレオニン、D−フェニルグリシン、D−或いはDL−
フリルグリシン等のD−α−アミノ酸残基或いはDL−
α−アミノ酸残基、炭素数が3〜6の環状或いは非環状
α、α−ジアルキルアミノ酸残基を表す。L−Aspと
Xの結合はα結合であることを表す。
〜7のアルコキシメチル基を、R2はフェニル基、ベン
ジル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基
を、*位の炭素を含む構造は、R1がアルキル基の場合
(S)を、R1がアルコキシメチル基の場合は(R)を
表す。XはR1がアルキル基の場合、D−ノルロイシ
ン、D−ロイシン、D−イソロイシン、D−アロイソロ
イシン、D−トレオニン、D−O−メチルトレオニン、
D−アロトレオニン、D−O−メチルアロトレオニン、
D−或いはDL−フリルグリシン等のD−α−アミノ酸
残基或いはDL−α−アミノ酸残基、炭素数が3〜6の
環状或いは非環状α、α−ジアルキルアミノ酸残基を、
R1がアルコキシメチル基の場合は、D−アラニン、D
−αーアミノ酪酸、D−ノルバリン、D−バリン、D−
ノルロイシン、D−ロイシン、D−イソロイシン、D−
アロイソロイシン、D−t−ロイシン、D−セリン、D
−O−メチルセリン、D−トレオニン、D−O−メチル
トレオニン、D−アロトレオニン、D−O−メチルアロ
トレオニン、D−フェニルグリシン、D−或いはDL−
フリルグリシン等のD−α−アミノ酸残基或いはDL−
α−アミノ酸残基、炭素数が3〜6の環状或いは非環状
α、α−ジアルキルアミノ酸残基を表す。L−Aspと
Xの結合はα結合であることを表す。
【0003】
【化3】 式中、Xは、D−アラニン、D−α−アミノ酪酸、D−
ノルバリン、D−バリン、D−ノルロイシン、D−ロイ
シン、D−イソロイシン、D−アロイソロイシン、D−
t−ロイシン、D−セリン、D−O−メチルセリン、D
−トレオニン、D−O−メチルトレオニン、D−アロト
レオニン、D−O−メチルアロトレオニン、D−フェニ
ルグリシン、D−或いはDL−フリルグリシン等のD−
α−アミノ酸残基或いはDL−α−アミノ酸残基、炭素
数が3〜6の環状或いは非環状α、α−ジアルキルアミ
ノ酸残基を表す。R1は炭素数1〜6のアルキル基或い
は炭素数2〜7のアルコキシメチル基を、R2は2、3
又は4位にF、Cl、Br、I、ヒドロキシ基、炭素数
1〜6のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル
基、アミノ基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基を
有するフェニル基、或いは2、3又は4位にメチレンジ
オキシ基、トリメチレン基又はテトラメチレン基を有す
るフェニル基、或いは2、3又は4−ピリジル基、2又
は3−フリル基、或いは2又は3−チエニル基を、*位
の炭素を含む構造は、R1がアルキル基の場合(S)又
は(RS)を、R1がアルコキシメチル基の場合は
(R)、(S)又は(RS)を表す。す。L−Aspと
Xの結合はα結合であることを表す。
ノルバリン、D−バリン、D−ノルロイシン、D−ロイ
シン、D−イソロイシン、D−アロイソロイシン、D−
t−ロイシン、D−セリン、D−O−メチルセリン、D
−トレオニン、D−O−メチルトレオニン、D−アロト
レオニン、D−O−メチルアロトレオニン、D−フェニ
ルグリシン、D−或いはDL−フリルグリシン等のD−
α−アミノ酸残基或いはDL−α−アミノ酸残基、炭素
数が3〜6の環状或いは非環状α、α−ジアルキルアミ
ノ酸残基を表す。R1は炭素数1〜6のアルキル基或い
は炭素数2〜7のアルコキシメチル基を、R2は2、3
又は4位にF、Cl、Br、I、ヒドロキシ基、炭素数
1〜6のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル
基、アミノ基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基を
有するフェニル基、或いは2、3又は4位にメチレンジ
オキシ基、トリメチレン基又はテトラメチレン基を有す
るフェニル基、或いは2、3又は4−ピリジル基、2又
は3−フリル基、或いは2又は3−チエニル基を、*位
の炭素を含む構造は、R1がアルキル基の場合(S)又
は(RS)を、R1がアルコキシメチル基の場合は
(R)、(S)又は(RS)を表す。す。L−Aspと
Xの結合はα結合であることを表す。
【0004】
【従来の技術】光学活性置換ベンジルアミンをラセミ体
から光学分割して得る方法としては、各種光学活性カル
ボン酸との塩を形成させ、生成した2つのジアステレオ
マー塩の溶解度差を利用して分割する方法が一般的に用
いられる。例えば、光学活性酒石酸あるいはリンゴ酸を
用いる方法(J.Chem.Soc.,1940,33
6)、光学活性N−アセチル−3、5−ジブロモ−チロ
シンを用いる方法(J.Am.Chem.Soc.,7
3,5782(1951))、光学活性2−ベンズアミ
ドシクロヘキサンカルボン酸を用いる方法(Bull.
Chem.Soc.Jpn.,61,1395(198
8))等が知られている。
から光学分割して得る方法としては、各種光学活性カル
ボン酸との塩を形成させ、生成した2つのジアステレオ
マー塩の溶解度差を利用して分割する方法が一般的に用
いられる。例えば、光学活性酒石酸あるいはリンゴ酸を
用いる方法(J.Chem.Soc.,1940,33
6)、光学活性N−アセチル−3、5−ジブロモ−チロ
シンを用いる方法(J.Am.Chem.Soc.,7
3,5782(1951))、光学活性2−ベンズアミ
ドシクロヘキサンカルボン酸を用いる方法(Bull.
Chem.Soc.Jpn.,61,1395(198
8))等が知られている。
【0005】しかしながら、酒石酸、リンゴ酸を用いる
方法では、光学精製能が低く、得られたジアステレオマ
ー塩を何度も再結晶させて精製しなければならないこと
が多い。また、酒石酸、リンゴ酸は比較的安価ではある
ものの、この分割操作から効率よく回収することは困難
であり、工業化させるに際しては問題点となる。また、
光学活性N−アセチル−3、5−ジブロモ−チロシン
は、この物質の製造が煩雑であるのみならず、光学精製
能はそれほど高くない。光学活性2−ベンズアミドシク
ロヘキサンカルボン酸を用いた場合は、1回の晶析で高
い光学純度のアミンが得られることが多いが、晶析収率
がそれほど高くない。またこの物質は比較的高価である
ことも欠点の1つである。これらの理由により、従来知
られていた分割剤は実験室的には優れたものであるもの
の、工業的には何がしかの問題点を有していた。
方法では、光学精製能が低く、得られたジアステレオマ
ー塩を何度も再結晶させて精製しなければならないこと
が多い。また、酒石酸、リンゴ酸は比較的安価ではある
ものの、この分割操作から効率よく回収することは困難
であり、工業化させるに際しては問題点となる。また、
光学活性N−アセチル−3、5−ジブロモ−チロシン
は、この物質の製造が煩雑であるのみならず、光学精製
能はそれほど高くない。光学活性2−ベンズアミドシク
ロヘキサンカルボン酸を用いた場合は、1回の晶析で高
い光学純度のアミンが得られることが多いが、晶析収率
がそれほど高くない。またこの物質は比較的高価である
ことも欠点の1つである。これらの理由により、従来知
られていた分割剤は実験室的には優れたものであるもの
の、工業的には何がしかの問題点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、ラセミ体の置換ベンジルアミンから光学分割により
光学活性置換ベンジルアミンを製造するにあたり、効率
的且つ安価な工業的製法を見出すことにある。
は、ラセミ体の置換ベンジルアミンから光学分割により
光学活性置換ベンジルアミンを製造するにあたり、効率
的且つ安価な工業的製法を見出すことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討した結果、驚くべきことに、ラセミ体の置換
ベンジルアミンと光学活性N−アシル−フェニルアラニ
ン(以下、フェニルアラニンをPheと略す)とを適当
な溶媒中で混合することで光学活性N−アシル−Phe
と光学活性置換ベンジルアミンとの塩が析出することを
見出した。また同様の光学分割効果が光学活性N−アシ
ル−アスパラギン酸(以下、アスパラギン酸をAspと
略す)及びN−アシル−グルタミン酸(以下、グルタミ
ン酸をGluと略す)にもあることがわかり本発明を完
成するに至った。
に鋭意検討した結果、驚くべきことに、ラセミ体の置換
ベンジルアミンと光学活性N−アシル−フェニルアラニ
ン(以下、フェニルアラニンをPheと略す)とを適当
な溶媒中で混合することで光学活性N−アシル−Phe
と光学活性置換ベンジルアミンとの塩が析出することを
見出した。また同様の光学分割効果が光学活性N−アシ
ル−アスパラギン酸(以下、アスパラギン酸をAspと
略す)及びN−アシル−グルタミン酸(以下、グルタミ
ン酸をGluと略す)にもあることがわかり本発明を完
成するに至った。
【0008】即ち本発明の方法によればラセミ体の置換
ベンジルアミンと光学活性N−アシル−Phe(または
−Aspもしくは−Glu)とを適当な溶媒中で混合す
ると、R体のアミンと光学活性N−アシル−Phe
(または−Aspもしくは−Glu)との塩と、S体
のアミンと光学活性N−アシルーPhe(または−As
pもしくは−Glu)との塩、すなわち2種のジアステ
レオマー塩が生成し、これらジアステレオマー塩の溶解
度差を利用して、より難溶性である方のジアステレオマ
ー塩を晶析分離、すなわち光学分割し、次いでこれをア
ルカリで処理するなどの方法で目的とする光学活性置換
ベンジルアミンを容易にかつ高純度で単離しうるので、
工業的にきわめて有利に光学活性置換ベンジルアミンの
製造を実施することが可能である。
ベンジルアミンと光学活性N−アシル−Phe(または
−Aspもしくは−Glu)とを適当な溶媒中で混合す
ると、R体のアミンと光学活性N−アシル−Phe
(または−Aspもしくは−Glu)との塩と、S体
のアミンと光学活性N−アシルーPhe(または−As
pもしくは−Glu)との塩、すなわち2種のジアステ
レオマー塩が生成し、これらジアステレオマー塩の溶解
度差を利用して、より難溶性である方のジアステレオマ
ー塩を晶析分離、すなわち光学分割し、次いでこれをア
ルカリで処理するなどの方法で目的とする光学活性置換
ベンジルアミンを容易にかつ高純度で単離しうるので、
工業的にきわめて有利に光学活性置換ベンジルアミンの
製造を実施することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の光学活性N−アシル−P
heあるいは−Aspもしくは−Gluのアシル基とし
ては、アセチル基、ベンジルオキシカルボニル基、ベン
ゾイル基、ベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホ
ニル基(以下、それぞれAc,Z,Bz,Bs,Tsと
略す)などが挙げられる。これらの物質を製造するに
は、対応する塩化物(例えば、ベンジルオキシカルボニ
ルクロリド、塩化ベンゾイルなど)と光学活性アミノ酸
とをSchotten−Baumann反応させること
等で、簡便に且つ高収率で得ることができる。
heあるいは−Aspもしくは−Gluのアシル基とし
ては、アセチル基、ベンジルオキシカルボニル基、ベン
ゾイル基、ベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホ
ニル基(以下、それぞれAc,Z,Bz,Bs,Tsと
略す)などが挙げられる。これらの物質を製造するに
は、対応する塩化物(例えば、ベンジルオキシカルボニ
ルクロリド、塩化ベンゾイルなど)と光学活性アミノ酸
とをSchotten−Baumann反応させること
等で、簡便に且つ高収率で得ることができる。
【0010】分割剤の原料となる光学活性Phe、As
p、Glu、はD体もL体も、いずれでも使用できる
が、目的とする光学異性体の置換ベンジルアミンによ
り、使い分ける必要がある。なかでもL体のAsp、G
luは、酵素法または発酵法により工業的に容易に且つ
安価に製造されている。
p、Glu、はD体もL体も、いずれでも使用できる
が、目的とする光学異性体の置換ベンジルアミンによ
り、使い分ける必要がある。なかでもL体のAsp、G
luは、酵素法または発酵法により工業的に容易に且つ
安価に製造されている。
【0011】光学活性N−アシル−アミノ酸と混合する
置換ベンジルアミンは、光学活性α−メトキシメチルベ
ンジルアミンまたは一般式(1)で示す、α−置換フェ
ニルアルキルアミンまたはα−置換フェニルアルコキシ
メチルアミンである。
置換ベンジルアミンは、光学活性α−メトキシメチルベ
ンジルアミンまたは一般式(1)で示す、α−置換フェ
ニルアルキルアミンまたはα−置換フェニルアルコキシ
メチルアミンである。
【0012】
【化4】 式中、R1は 2、3または4位のF、Cl、Br、I、
ヒドロキシ基、保護ヒドロキシ基、炭素数1〜6のアル
コキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル基、アミノ
基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基、R2及びR3
は水素または炭素数1〜6のアルキル基或いは炭素数2
〜7のアルコキシメチル基を (但しR2≠R3)、*位
の炭素は不斉炭素であることを表す。
ヒドロキシ基、保護ヒドロキシ基、炭素数1〜6のアル
コキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル基、アミノ
基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基、R2及びR3
は水素または炭素数1〜6のアルキル基或いは炭素数2
〜7のアルコキシメチル基を (但しR2≠R3)、*位
の炭素は不斉炭素であることを表す。
【0013】置換ベンジルアミンの不斉炭素に結合する
基としては、アリール基にはフェニル、p−ベンジルオ
キシフェニル、p−クロロフェニルなど、また、メチ
ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、i−ブチル
基、メトキシメチル、エトキシメチル基などが挙げられ
る。
基としては、アリール基にはフェニル、p−ベンジルオ
キシフェニル、p−クロロフェニルなど、また、メチ
ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、i−ブチル
基、メトキシメチル、エトキシメチル基などが挙げられ
る。
【0014】使用する溶媒としては、水または親水性有
機溶媒(例えば、メタノール、エタノールなどのアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル
類、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルスルホキシドなど)、またはこれらの
混合溶媒が好ましい。
機溶媒(例えば、メタノール、エタノールなどのアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル
類、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルスルホキシドなど)、またはこれらの
混合溶媒が好ましい。
【0015】N−アシル−Pheまたは−Aspもしく
は−Gluと置換ベンジルアミンとを混合する際の温度
は溶媒の沸点以下であれば問題ないが通常、0〜100
゜C、好ましくは、0〜80゜Cの範囲である。また、
晶析の温度は高い収率を得るために、60゜C以下にす
ることが望ましい。
は−Gluと置換ベンジルアミンとを混合する際の温度
は溶媒の沸点以下であれば問題ないが通常、0〜100
゜C、好ましくは、0〜80゜Cの範囲である。また、
晶析の温度は高い収率を得るために、60゜C以下にす
ることが望ましい。
【0016】分割剤である光学活性N−アシル−Phe
または−Aspもしくは−Gluの使用量はラセミ体の
置換ベンジルアミンに対して、0.2〜4倍モル、望ま
しくは0.3〜1.5倍モルあればよい。また場合によ
っては、目的とする光学異性体のアミンをN−アシル−
Pheまたは−Aspもしくは−Gluとの難溶性の塩
として析出させ、反対の光学異性体のアミンを溶解度の
極めて高い塩酸塩として母液側に除くことを狙い、ラセ
ミ体のアミンに対し、光学活性N−アシル−Pheまた
は−Aspもしくは−Gluのみならず塩酸などの酸を
も添加して晶析する方法も経済的である。また、分割さ
れるラセミ体の置換ベンジルアミンは必ずしもR体とS
体との等量混合物である必要はなく、いずれか一方の光
学異性体を等量以上に含む混合物も使用できる。
または−Aspもしくは−Gluの使用量はラセミ体の
置換ベンジルアミンに対して、0.2〜4倍モル、望ま
しくは0.3〜1.5倍モルあればよい。また場合によ
っては、目的とする光学異性体のアミンをN−アシル−
Pheまたは−Aspもしくは−Gluとの難溶性の塩
として析出させ、反対の光学異性体のアミンを溶解度の
極めて高い塩酸塩として母液側に除くことを狙い、ラセ
ミ体のアミンに対し、光学活性N−アシル−Pheまた
は−Aspもしくは−Gluのみならず塩酸などの酸を
も添加して晶析する方法も経済的である。また、分割さ
れるラセミ体の置換ベンジルアミンは必ずしもR体とS
体との等量混合物である必要はなく、いずれか一方の光
学異性体を等量以上に含む混合物も使用できる。
【0017】晶析により得られたジアステレオマー塩
は、必要に応じ、再結晶などの方法でさらに光学活性ア
ミンの光学純度を上げることも可能である。
は、必要に応じ、再結晶などの方法でさらに光学活性ア
ミンの光学純度を上げることも可能である。
【0018】このようにして目的のジアステレオマー塩
を得た後、これを適当な方法で分解することによって、
光学活性アミンと分割剤を単離することができる。ジア
ステレオマー塩の分解方法は任意である。例えばジアス
テレオマー塩を入れた水性溶液をアルカリ性にし、光学
活性アミンを水と分層する適当な有機溶媒で抽出し、有
機溶媒を留去することで光学活性アミンを得ることがで
きる。また、アミンを抽出した後の水層を酸性にしてか
ら適当な有機溶媒で抽出した後、有機溶媒を留去するこ
とでN−アシル−アミノ酸を単離することができる。こ
のN−アシル−アミノ酸は分割剤としてリサイクル利用
可能である。
を得た後、これを適当な方法で分解することによって、
光学活性アミンと分割剤を単離することができる。ジア
ステレオマー塩の分解方法は任意である。例えばジアス
テレオマー塩を入れた水性溶液をアルカリ性にし、光学
活性アミンを水と分層する適当な有機溶媒で抽出し、有
機溶媒を留去することで光学活性アミンを得ることがで
きる。また、アミンを抽出した後の水層を酸性にしてか
ら適当な有機溶媒で抽出した後、有機溶媒を留去するこ
とでN−アシル−アミノ酸を単離することができる。こ
のN−アシル−アミノ酸は分割剤としてリサイクル利用
可能である。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。尚、置換ベンジルアミンの光学純度は、光学活
性HPLCカラム(クラウンパックCR(+))を用い
て分析した。
明する。尚、置換ベンジルアミンの光学純度は、光学活
性HPLCカラム(クラウンパックCR(+))を用い
て分析した。
【0020】(実施例1)(R)−α−メトキシメチル
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Z−
L−Asp 0.67g(2.5mmol)を水3ml
に加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧下
に濃縮して得られるシロップに酢酸エチル5mlを加え
て室温で1時間放置した。析出した結晶を吸引濾過分離
し、結晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥し
た。結晶重量 0.84g。HPLC分析の結果、本結
晶中にはZ−L−Aspが516mg(1.93mmo
l)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが3
21mg(2.12mmol)含まれていた。
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Z−
L−Asp 0.67g(2.5mmol)を水3ml
に加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧下
に濃縮して得られるシロップに酢酸エチル5mlを加え
て室温で1時間放置した。析出した結晶を吸引濾過分離
し、結晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥し
た。結晶重量 0.84g。HPLC分析の結果、本結
晶中にはZ−L−Aspが516mg(1.93mmo
l)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが3
21mg(2.12mmol)含まれていた。
【0021】(実施例2)(R)−α−メトキシメチル
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Bz
−L−Glu 0.63g(2.5mmol)を水3m
lに加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧
下に濃縮して得られるシロップにイソプロピルアルコー
ル10mlを加えて減圧下に濃縮した。この操作により
析出した結晶に酢酸エチル10mlを加えて吸引濾過分
離し、結晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥
した。結晶重量 0.86g。HPLC分析の結果、本
結晶中にはBz−L−Gluが516mg(2.05m
mol)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミン
が344mg(2.27mmol)含まれていた。
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Bz
−L−Glu 0.63g(2.5mmol)を水3m
lに加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧
下に濃縮して得られるシロップにイソプロピルアルコー
ル10mlを加えて減圧下に濃縮した。この操作により
析出した結晶に酢酸エチル10mlを加えて吸引濾過分
離し、結晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥
した。結晶重量 0.86g。HPLC分析の結果、本
結晶中にはBz−L−Gluが516mg(2.05m
mol)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミン
が344mg(2.27mmol)含まれていた。
【0022】(実施例3)(R)−α−メトキシメチル
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Ts
−L−Glu 0.75g(2.5mmol)を水3m
lに加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧
下に濃縮して得られるシロップにヘキサン30mlを加
えてスパチュラで擦り結晶化させた。減圧化に濃縮した
後、酢酸エチル10mlを加えて吸引濾過分離し、結晶
を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥した。結晶
重量 0.58g。HPLC分析の結果、本結晶中には
Ts−L−Gluが375mg(1.24mmol)、
(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが207m
g(1.37mmol)含まれていた。
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Ts
−L−Glu 0.75g(2.5mmol)を水3m
lに加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧
下に濃縮して得られるシロップにヘキサン30mlを加
えてスパチュラで擦り結晶化させた。減圧化に濃縮した
後、酢酸エチル10mlを加えて吸引濾過分離し、結晶
を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥した。結晶
重量 0.58g。HPLC分析の結果、本結晶中には
Ts−L−Gluが375mg(1.24mmol)、
(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが207m
g(1.37mmol)含まれていた。
【0023】(実施例4)(R)−α−メトキシメチル
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Z−
L−Glu 0.70g(2.5mmol)を酢酸エチ
ル10mlに加え、50゜Cに加熱し溶解した後、室温
で4時間放置した。析出した結晶を吸引濾過分離し、結
晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥した。結
晶重量 0.86g。HPLC分析の結果、本結晶中に
はZ−L−Gluが535mg(1.90mmol)、
(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが322m
g(2.13mmol)含まれていた。
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Z−
L−Glu 0.70g(2.5mmol)を酢酸エチ
ル10mlに加え、50゜Cに加熱し溶解した後、室温
で4時間放置した。析出した結晶を吸引濾過分離し、結
晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾燥した。結
晶重量 0.86g。HPLC分析の結果、本結晶中に
はZ−L−Gluが535mg(1.90mmol)、
(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが322m
g(2.13mmol)含まれていた。
【0024】(実施例5)(R)−α−メトキシメチル
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Bs
−L−Glu 0.72g(2.5mmol)を水3m
lに加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧
下に濃縮して得られるシロップにヘキサン30mlを加
え、氷冷しながらスパチュラで擦り結晶化させた。減圧
化に濃縮した後、酢酸エチル10mlを加えて吸引濾過
分離し、結晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾
燥した。結晶重量 0.90g。HPLC分析の結果、
本結晶中にはBs−L−Gluが578mg(2.01
mmol)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミ
ンが325mg(2.15mmol)含まれていた。
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Bs
−L−Glu 0.72g(2.5mmol)を水3m
lに加え、60゜Cに加熱し溶解した。この溶液を減圧
下に濃縮して得られるシロップにヘキサン30mlを加
え、氷冷しながらスパチュラで擦り結晶化させた。減圧
化に濃縮した後、酢酸エチル10mlを加えて吸引濾過
分離し、結晶を少量の酢酸エチルで洗浄した後、減圧乾
燥した。結晶重量 0.90g。HPLC分析の結果、
本結晶中にはBs−L−Gluが578mg(2.01
mmol)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミ
ンが325mg(2.15mmol)含まれていた。
【0025】(実施例6)(R)−α−メトキシメチル
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Ac
−L−Phe 0.52g(2.5mmol)をメタノ
ール水(水13ml+メタノール7ml)に加え、60
゜Cに加熱し溶解した。冷蔵庫内に一晩静置して析出し
た結晶を吸引濾過分離し、結晶を少量の冷水で洗浄した
後、減圧乾燥した。結晶重量 0.71g。HPLC分
析の結果、本結晶中にはAc−L−Pheが394mg
(1.90mmol)、(R)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが316mg(2.09mmol)含まれ
ていた。
ベンジルアミン 0.38g(2.5mmol)、Ac
−L−Phe 0.52g(2.5mmol)をメタノ
ール水(水13ml+メタノール7ml)に加え、60
゜Cに加熱し溶解した。冷蔵庫内に一晩静置して析出し
た結晶を吸引濾過分離し、結晶を少量の冷水で洗浄した
後、減圧乾燥した。結晶重量 0.71g。HPLC分
析の結果、本結晶中にはAc−L−Pheが394mg
(1.90mmol)、(R)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが316mg(2.09mmol)含まれ
ていた。
【0026】(実施例7)(R)−α−メトキシメチル
−p−ベンジルオキシベンジルアミン 0.26g
(1.0mmol)、Z−L−Asp 0.27g
(1.0mmol)をメタノール3mlに加え、40゜
Cに加熱して溶解した後、室温で30分静置した。析出
した結晶を吸引濾過分離し、結晶を少量の冷メタノール
で洗浄した後、減圧乾燥した。結晶重量 0.45g。
この結晶をメタノール30mlに溶解し、含水率50%
の5%Pd−炭素0.15gと酢酸0.1mlを加え、
水素気流下に50゜Cで4時間還元した。触媒を濾過に
より除き、濾液を減圧下に濃縮して得られる残渣をHP
LC分析した結果、L−Aspが109mg(0.82
mmol)、(R)−α−メトキシメチル−p−ヒドロ
キシベンジルアミンが150mg(0.90mmol)
含まれていた。
−p−ベンジルオキシベンジルアミン 0.26g
(1.0mmol)、Z−L−Asp 0.27g
(1.0mmol)をメタノール3mlに加え、40゜
Cに加熱して溶解した後、室温で30分静置した。析出
した結晶を吸引濾過分離し、結晶を少量の冷メタノール
で洗浄した後、減圧乾燥した。結晶重量 0.45g。
この結晶をメタノール30mlに溶解し、含水率50%
の5%Pd−炭素0.15gと酢酸0.1mlを加え、
水素気流下に50゜Cで4時間還元した。触媒を濾過に
より除き、濾液を減圧下に濃縮して得られる残渣をHP
LC分析した結果、L−Aspが109mg(0.82
mmol)、(R)−α−メトキシメチル−p−ヒドロ
キシベンジルアミンが150mg(0.90mmol)
含まれていた。
【0027】(実施例8)(RS)−α−メトキシメチ
ルベンジルアミン 0.77g(5.1mmol)、Z
−L−Glu 0.70g(2.5mmol)を水4m
lに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83ml
(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置した
後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量 8
46mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはZ−L−
Gluが280mg(0.99mmol)、(R)−α
−メトキシメチルベンジルアミンが133mg(0.8
8mmol)、(S)−α−メトキシメチルベンジルア
ミンが25.2mg(0.17mmol)含まれてい
た。R体収率 34.3% 対 投入R体アミン、光学
純度68.0%ee。
ルベンジルアミン 0.77g(5.1mmol)、Z
−L−Glu 0.70g(2.5mmol)を水4m
lに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83ml
(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置した
後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量 8
46mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはZ−L−
Gluが280mg(0.99mmol)、(R)−α
−メトキシメチルベンジルアミンが133mg(0.8
8mmol)、(S)−α−メトキシメチルベンジルア
ミンが25.2mg(0.17mmol)含まれてい
た。R体収率 34.3% 対 投入R体アミン、光学
純度68.0%ee。
【0028】(実施例9)(RS)−α−メトキシメチ
ルベンジルアミン 0.78g(5.1mmol)、T
s−L−Glu 0.75g(2.5mmol)を水4
mlに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83ml
(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置した
後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量 5
63mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはTs−L
−Gluが231mg(0.77mmol)、(R)−
α−メトキシメチルベンジルアミンが174mg(1.
15mmol)、(S)−α−メトキシメチルベンジル
アミンが29.4mg(0.19mmol)含まれてい
た。R体収率 44.7% 対 投入R体アミン、光学
純度71.1%ee。
ルベンジルアミン 0.78g(5.1mmol)、T
s−L−Glu 0.75g(2.5mmol)を水4
mlに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83ml
(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置した
後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量 5
63mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはTs−L
−Gluが231mg(0.77mmol)、(R)−
α−メトキシメチルベンジルアミンが174mg(1.
15mmol)、(S)−α−メトキシメチルベンジル
アミンが29.4mg(0.19mmol)含まれてい
た。R体収率 44.7% 対 投入R体アミン、光学
純度71.1%ee。
【0029】(実施例10)(RS)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン 0.76g(5.0mmol)、
Bz−L−Glu 0.63g(2.5mmol)を水
4mlに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83m
l(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置し
た後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量
588mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはBz−
L−Gluが347mg(1.38mmol)、(R)
−α−メトキシメチルベンジルアミンが193mg
(1.28mmol)、(S)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが24.9mg(0.17mmol)含ま
れていた。R体収率 51.8% 対 投入R体アミ
ン、光学純度77.2%ee。
チルベンジルアミン 0.76g(5.0mmol)、
Bz−L−Glu 0.63g(2.5mmol)を水
4mlに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83m
l(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置し
た後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量
588mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはBz−
L−Gluが347mg(1.38mmol)、(R)
−α−メトキシメチルベンジルアミンが193mg
(1.28mmol)、(S)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが24.9mg(0.17mmol)含ま
れていた。R体収率 51.8% 対 投入R体アミ
ン、光学純度77.2%ee。
【0030】(実施例11)(RS)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン 0.76g(5.0mmol)、
Bs−L−Glu 0.72g(2.5mmol)を水
4mlに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83m
l(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置し
た後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量
181mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはBs−
L−Gluが110mg(0.38mmol)、(R)
−α−メトキシメチルベンジルアミンが52.8mg
(0.35mmol)、(S)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが12.6mg(0.083mmol)含
まれていた。R体収率 14.0% 対 投入R体アミ
ン、光学純度61.5%ee。
チルベンジルアミン 0.76g(5.0mmol)、
Bs−L−Glu 0.72g(2.5mmol)を水
4mlに加えた。この溶液に3N−HCl 0.83m
l(2.5mmol)を添加した。5゜Cで一晩静置し
た後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量
181mg。HPLC分析の結果、本結晶中にはBs−
L−Gluが110mg(0.38mmol)、(R)
−α−メトキシメチルベンジルアミンが52.8mg
(0.35mmol)、(S)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが12.6mg(0.083mmol)含
まれていた。R体収率 14.0% 対 投入R体アミ
ン、光学純度61.5%ee。
【0031】(実施例12)(RS)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン 0.76g(5.0mmol)、
Ac−L−Phe 1.04g(5.0mmol)をメ
タノール水(水24ml+メタノール15ml)に加
え、60゜Cに加熱し溶解した。5゜Cで一晩静置後、
析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量 0.4
5g。HPLC分析の結果、本結晶中にはAc−L−P
heが236mg(1.14mmol)、(R)−α−
メトキシメチルベンジルアミンが196mg(1.29
mmol)、(S)−α−メトキシメチルベンジルアミ
ンが6.1mg(0.040mmol)含まれていた。
R体収率 51.8% 対 投入R体アミン、光学純度
93.9%ee。
チルベンジルアミン 0.76g(5.0mmol)、
Ac−L−Phe 1.04g(5.0mmol)をメ
タノール水(水24ml+メタノール15ml)に加
え、60゜Cに加熱し溶解した。5゜Cで一晩静置後、
析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量 0.4
5g。HPLC分析の結果、本結晶中にはAc−L−P
heが236mg(1.14mmol)、(R)−α−
メトキシメチルベンジルアミンが196mg(1.29
mmol)、(S)−α−メトキシメチルベンジルアミ
ンが6.1mg(0.040mmol)含まれていた。
R体収率 51.8% 対 投入R体アミン、光学純度
93.9%ee。
【0032】(実施例13)(RS)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン 1.51g(10mmol)、T
s−L−Asp 1.44g(5.0mmol)を水8
mlに加えた。この溶液に3N−HCl 1.67ml
(5.0mmol)を添加した。室温で1時間攪拌した
後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量
4.50g。HPLC分析の結果、本結晶中にはTs−
L−Aspが1.32g(4.60mmol)、(S)
−α−メトキシメチルベンジルアミンが633mg
(4.19mmol)、(R)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが268mg(1.77mmol)含まれ
ていた。S体収率 83.7% 対 投入S体アミン、
光学純度40.5%ee。
チルベンジルアミン 1.51g(10mmol)、T
s−L−Asp 1.44g(5.0mmol)を水8
mlに加えた。この溶液に3N−HCl 1.67ml
(5.0mmol)を添加した。室温で1時間攪拌した
後、析出した結晶を吸引濾過分離した。湿結晶重量
4.50g。HPLC分析の結果、本結晶中にはTs−
L−Aspが1.32g(4.60mmol)、(S)
−α−メトキシメチルベンジルアミンが633mg
(4.19mmol)、(R)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが268mg(1.77mmol)含まれ
ていた。S体収率 83.7% 対 投入S体アミン、
光学純度40.5%ee。
【0033】(実施例14)(RS)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン151.2g(1.0mol)、B
z−L−Glu 125.6g(O.5mol)を水7
00mlに加え60゜Cに加熱した。この溶液に3N−
HCl 167ml(0.5mol)を添加した。5゜
Cで一晩静置した後、析出した結晶を吸引濾過分離し
た。湿結晶重量138.3g。HPLC分析の結果、本
結晶中にはBz−L−Gluが67.8g(0.27m
ol)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが
38.2g(0.25mol)、(S)−αーメトキシ
メチルベンジルアミンが4.6g(0.030mol)
含まれていた。R体アミン収率 50.5% 対 投入
R体アミン、光学純度78.3%ee。この湿結晶 1
00gを水3000mlに加え60゜Cに加熱溶解し
た。微量の不溶物を濾過で除去した後、濾液を5゜Cで
一晩静置して再結晶させた。析出した結晶を吸引濾過分
離した。湿結晶重量 65.3g。HPLC分析の結
果、本結晶中には、(R)−α−メトキシメチルベンジ
ルアミンが18.9g、(S)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが0.60g含まれていた。R体アミンの
再結晶収率 50.1%、光学純度 93.8%ee。
この結晶60gを水150mlに分散させておき、25
%NaOHを加えることで溶液のpHを12にし、エー
テル 200mlで2回抽出した。エーテル層を集め、
飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。硫酸ナトリウムを濾過で除いた濾液から減圧下エー
テルを留去することで、油状の(R)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン 16.8gを得た。原料(RS)
−アミン中のR体アミンからの収率は22.2%。
チルベンジルアミン151.2g(1.0mol)、B
z−L−Glu 125.6g(O.5mol)を水7
00mlに加え60゜Cに加熱した。この溶液に3N−
HCl 167ml(0.5mol)を添加した。5゜
Cで一晩静置した後、析出した結晶を吸引濾過分離し
た。湿結晶重量138.3g。HPLC分析の結果、本
結晶中にはBz−L−Gluが67.8g(0.27m
ol)、(R)−α−メトキシメチルベンジルアミンが
38.2g(0.25mol)、(S)−αーメトキシ
メチルベンジルアミンが4.6g(0.030mol)
含まれていた。R体アミン収率 50.5% 対 投入
R体アミン、光学純度78.3%ee。この湿結晶 1
00gを水3000mlに加え60゜Cに加熱溶解し
た。微量の不溶物を濾過で除去した後、濾液を5゜Cで
一晩静置して再結晶させた。析出した結晶を吸引濾過分
離した。湿結晶重量 65.3g。HPLC分析の結
果、本結晶中には、(R)−α−メトキシメチルベンジ
ルアミンが18.9g、(S)−α−メトキシメチルベ
ンジルアミンが0.60g含まれていた。R体アミンの
再結晶収率 50.1%、光学純度 93.8%ee。
この結晶60gを水150mlに分散させておき、25
%NaOHを加えることで溶液のpHを12にし、エー
テル 200mlで2回抽出した。エーテル層を集め、
飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。硫酸ナトリウムを濾過で除いた濾液から減圧下エー
テルを留去することで、油状の(R)−α−メトキシメ
チルベンジルアミン 16.8gを得た。原料(RS)
−アミン中のR体アミンからの収率は22.2%。
【0034】
【発明の効果】本発明の方法によれば、安価な物質を分
割剤として用い、簡便な操作でありながら高収率で置換
ベンジルアミンの光学分割を行うことが出来る。
割剤として用い、簡便な操作でありながら高収率で置換
ベンジルアミンの光学分割を行うことが出来る。
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【化3】 式中、Xは、D−アラニン、D−α−アミノ酪酸、D−
ノルバリン、D−バリン、D−ノルロイシン、D−ロイ
シン、D−イソロイシン、D−アロイソロイシン、D−
t−ロイシン、D−セリン、D−O−メチルセリン、D
−トレオニン、D−O−メチルトレオニン、D−アロト
レオニン、D−O−メチルアロトレオニン、D−フェニ
ルグリシン、D−或いはDL−フリルグリシン等のD−
α−アミノ酸残基或いはDL−α−アミノ酸残基、炭素
数が3〜6の環状或いは非環状α、α−ジアルキルアミ
ノ酸残基を表す。R1は炭素数1〜6のアルキル基或い
は炭素数2〜7のアルコキシメチル基を、R2は2、3
又は4位にF、Cl、Br、I、ヒドロキシ基、炭素数
1〜6のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル
基、アミノ基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基を
有するフェニル基、或いは2、3又は3、4位にメチレ
ンジオキシ基、トリメチレン基又はテトラメチレン基を
有するフェニル基、或いは2、3又は4−ピリジル基、
2又は3−フリル基、或いは2又は3−チエニル基を、
*位の炭素を含む構造は、R1がアルキル 基の場合
(S)又は(RS)を、R1がアルコキシメチル基の場
合は(R)、( S)又は(RS)を表す。す。L−A
spとXの結合はα結合であることを表す。
ノルバリン、D−バリン、D−ノルロイシン、D−ロイ
シン、D−イソロイシン、D−アロイソロイシン、D−
t−ロイシン、D−セリン、D−O−メチルセリン、D
−トレオニン、D−O−メチルトレオニン、D−アロト
レオニン、D−O−メチルアロトレオニン、D−フェニ
ルグリシン、D−或いはDL−フリルグリシン等のD−
α−アミノ酸残基或いはDL−α−アミノ酸残基、炭素
数が3〜6の環状或いは非環状α、α−ジアルキルアミ
ノ酸残基を表す。R1は炭素数1〜6のアルキル基或い
は炭素数2〜7のアルコキシメチル基を、R2は2、3
又は4位にF、Cl、Br、I、ヒドロキシ基、炭素数
1〜6のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル
基、アミノ基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基を
有するフェニル基、或いは2、3又は3、4位にメチレ
ンジオキシ基、トリメチレン基又はテトラメチレン基を
有するフェニル基、或いは2、3又は4−ピリジル基、
2又は3−フリル基、或いは2又は3−チエニル基を、
*位の炭素を含む構造は、R1がアルキル 基の場合
(S)又は(RS)を、R1がアルコキシメチル基の場
合は(R)、( S)又は(RS)を表す。す。L−A
spとXの結合はα結合であることを表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 211/49 8828−4H C07C 211/49 213/10 7457−4H 213/10 217/48 7457−4H 217/48 217/64 7457−4H 217/64 225/16 7457−4H 225/16 225/28 7457−4H 225/28 233/43 9547−4H 233/43 233/82 9547−4H 233/82 255/58 9357−4H 255/58 271/22 9451−4H 271/22 311/19 7419−4H 311/19 // C07M 7:00
Claims (6)
- 【請求項1】 光学活性α−メトキシメチルベンジルア
ミンまたは一般式(1)で示す、α−置換フェニルアル
キルアミンまたはα−置換フェニルアルコキシメチルア
ミンと、光学活性N−アシル−フェニルアラニン、−ア
スパラギン酸、または−グルタミン酸とから形成される
塩。 【化1】 (式において、R1は 2、3または4位のF、Cl、B
r、I、ヒドロキシ基、保護ヒドロキシ基、炭素数1〜
6のアルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、アセチル基、
アミノ基、アセチルアミノ基から選ばれる置換基、R2
及びR3は水素または炭素数1〜6のアルキル基或いは
炭素数2〜7のアルコキシメチル基を(但しR2≠
R3)、*位の炭素は不斉炭素であることを表す。) - 【請求項2】 光学活性N−アシル−フェニルアラニ
ン、−アスパラギン酸、または−グルタミン酸のアシル
基がアセチル基、ベンジルオキシカルボニル基、ベンゾ
イル基、ベンゼンスルホニル基、またはp−トルエンス
ルホニル基である請求項1の塩。 - 【請求項3】 (R)−α−メトキシメチルベンジルア
ミンとN−アセチル−L−フェニルアラニンとから成る
請求項1の塩。 - 【請求項4】 (R)−α−メトキシメチル−p−ベン
ジルオキシ−ベンジルアミンとN−ベンジルオキシカル
ボニル−L−アスパラギン酸とから成る請求項1の塩。 - 【請求項5】 ラセミ体α−メトキシメチベンジルアミ
ン、α−置換フェニルアルキルアミン、またはα−置換
フェニルアルコキシメチルアミンと光学活性N−アシル
−フェニルアラニン、−アスパラギン酸、または−グル
タミン酸とを溶媒中で混合し、生成する2種のジアステ
レオマー塩相互間の溶解度差を利用して分別することを
特徴とするアミンの光学分割法。 - 【請求項6】 (RS)−α−メトキシメチルベンジル
アミンとN−アセチル−L−フェニルアラニンとを溶媒
中で混合し、生成する2種のジアステレオマー塩相互間
の溶解度差を利用して分別し、(R)−α−メトキシメ
チルベンジルアミンを得ることを特徴とする光学分割
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331457A JPH09208546A (ja) | 1995-11-29 | 1995-12-20 | 新規置換ベンジルアミンの付加塩及びその光学分割法 |
| US08/732,860 US5856579A (en) | 1995-11-29 | 1996-10-15 | Adduct salts of novel substituted benzylamines and a process for optically resolving them |
| EP96118405A EP0776883A1 (en) | 1995-11-29 | 1996-11-15 | Adduct salts of substituted benzylamine and a process for optically resolving them |
| CA002191685A CA2191685A1 (en) | 1995-11-29 | 1996-11-29 | Adduct salts of novel substituted benzylamine and a process for optically resolving them |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-310368 | 1995-11-29 | ||
| JP31036895 | 1995-11-29 | ||
| JP7331457A JPH09208546A (ja) | 1995-11-29 | 1995-12-20 | 新規置換ベンジルアミンの付加塩及びその光学分割法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09208546A true JPH09208546A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=26566288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331457A Pending JPH09208546A (ja) | 1995-11-29 | 1995-12-20 | 新規置換ベンジルアミンの付加塩及びその光学分割法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5856579A (ja) |
| EP (1) | EP0776883A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09208546A (ja) |
| CA (1) | CA2191685A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515844A (ja) * | 2002-11-18 | 2006-06-08 | セルジーン・コーポレーション | (−)−3−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−プロピオンアミドの使用方法およびそれを含む組成物 |
| JP2010529187A (ja) * | 2007-06-11 | 2010-08-26 | ハンミ ファーム. シーオー., エルティーディー. | ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体 |
| US8399655B2 (en) | 2005-03-07 | 2013-03-19 | Shire Canada Inc. | Process and methods for the preparation of optically active cis-2-hydroxymethyl-4-(cytosin-1′-yl)-1,3-oxathiolane or pharmaceutically acceptable salts thereof |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10259194A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-09-29 | Ajinomoto Co Inc | 新規ジペプチド誘導体及び甘味剤 |
| BR9811437A (pt) * | 1997-09-03 | 2000-08-22 | Merck & Co Inc | Processo para aumentar a pureza óptica do r-amino álcool |
| US6342636B1 (en) * | 1997-11-06 | 2002-01-29 | Yamakawa Chemical Industry Co., Ltd. | Process for preparing optically active amines and optically active carboxylic acids, and intermediates for preparation |
| CA2355266C (en) * | 1999-12-14 | 2009-11-10 | Showa Denko K.K. | Process for producing salt of cyanobenzylamines |
| FR2870537A1 (fr) * | 2004-05-19 | 2005-11-25 | Servier Lab | Nouveau procede de synthese du (1s)-4,5-dimethoxy-1-(methyl aminomethyl-)-benzocyclobutane et de ses sels d'addition, et application a la synthese de l'ivabradine et de ses sels d'addition a un acide pharmaceutiquement acceptable |
| FR2927900B1 (fr) * | 2008-02-27 | 2010-09-17 | Clariant Specialty Fine Chem | Procede de preparation d'alpha-aminoacetals optiquement actifs. |
| CN112457204B (zh) * | 2020-11-26 | 2022-09-06 | 诚达药业股份有限公司 | 一种s构型苯乙胺盐酸盐化合物的制备方法 |
| CN115184529B (zh) * | 2022-06-29 | 2023-05-02 | 河北广祥制药有限公司 | 一种n-甲基苄胺有关物质的检测方法 |
Family Cites Families (3)
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|---|---|---|---|---|
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| JPH083120A (ja) * | 1994-06-21 | 1996-01-09 | Ajinomoto Co Inc | アシル−アミノ酸とα−アリールアミンとの付加塩及びα−アリールアミンの光学分割法 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7331457A patent/JPH09208546A/ja active Pending
-
1996
- 1996-10-15 US US08/732,860 patent/US5856579A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-15 EP EP96118405A patent/EP0776883A1/en not_active Withdrawn
- 1996-11-29 CA CA002191685A patent/CA2191685A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515844A (ja) * | 2002-11-18 | 2006-06-08 | セルジーン・コーポレーション | (−)−3−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−プロピオンアミドの使用方法およびそれを含む組成物 |
| US8399655B2 (en) | 2005-03-07 | 2013-03-19 | Shire Canada Inc. | Process and methods for the preparation of optically active cis-2-hydroxymethyl-4-(cytosin-1′-yl)-1,3-oxathiolane or pharmaceutically acceptable salts thereof |
| JP2010529187A (ja) * | 2007-06-11 | 2010-08-26 | ハンミ ファーム. シーオー., エルティーディー. | ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0776883A1 (en) | 1997-06-04 |
| CA2191685A1 (en) | 1997-05-30 |
| US5856579A (en) | 1999-01-05 |
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