JPH09208604A - ゴム混練方法及び当該方法で得られたゴム組成物 - Google Patents

ゴム混練方法及び当該方法で得られたゴム組成物

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JPH09208604A
JPH09208604A JP4079096A JP4079096A JPH09208604A JP H09208604 A JPH09208604 A JP H09208604A JP 4079096 A JP4079096 A JP 4079096A JP 4079096 A JP4079096 A JP 4079096A JP H09208604 A JPH09208604 A JP H09208604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
acid amide
fatty acid
kneading
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP4079096A
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English (en)
Inventor
Kyozo Fujita
恭三 藤田
Saburo Ono
三郎 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUGO GOMME KOGYO KK
Original Assignee
MARUGO GOMME KOGYO KK
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Publication date
Application filed by MARUGO GOMME KOGYO KK filed Critical MARUGO GOMME KOGYO KK
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 ゴム混練工程における作業効率の向上を図
る。 〔解決手段〕 ゴムの練り生地に0.5重量部以上、5
重量部未満の脂肪酸アマイドを添加して混練を行うこと
を特徴とするゴム混練方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム混練方法及び当該
方法で得られたゴム組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴムの練り生地には粘着性があるから、
ミキサーやロールによるゴム混練工程で、ゴムがこれら
の機材に粘着し、混練作業が不能になるといった事態が
生ずることがある。特に、ブチルゴム等は粘着性が強い
から、この傾向が強い。ゴム混練工程でゴムがこれらの
機材に粘着すると、作業を止め、機材に粘着したゴムを
取り除かなければならない。又、作業不能にはならない
までも、ゴムの粘着によって著しく作業性を低下させる
といったこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この対策として、ミキ
サーやロールの表面にテフロン加工等の非粘着加工を施
したり、離型剤を塗布したりすることが行われている。
しかし、非粘着加工は、使用に伴って表面が劣化するこ
とから、恒久的な効果が得られない。又、離型剤の使用
は、離型剤は一般にゴムとの相溶性が悪いことから、ゴ
ムの特性を害するおそれがある。
【0004】ところで、本出願人は、先に、混練工程の
ゴムに脂肪酸アマイドを添加すると、練り生地を基に成
型されたゴム製品の表面にこの脂肪酸アマイドが滲出し
て摩擦係数を減ずることを見い出し、これを要旨とする
「摩擦音の発生し難いゴム製支持部品及びその製造方
法」なる特許出願を行っている(特開平5−25551
9号)。
【0005】而して、先の出願において、脂肪酸アマイ
ドの添加量は5〜30重量部が適するとしている。即
ち、5重量部以下では脂肪酸アマイドが早期に消費され
てしまい、30重量部以上ではゴムの特性を悪化させる
割りには目立つほどの潤滑性の向上が図られないとして
いる。又、脂肪酸アマイドを添加すると、その添加量に
応じて引っ張り強さ等の機械的強度が低下することも指
摘している。
【0006】本発明は、これらのことに鑑み、完成品で
あるゴム製品の特性を問題にするのではなく、混練工程
におけるゴムに脂肪酸アマイドを使用することで、混練
工程の作業効率の向上が図られるのではないかというこ
とに着目し、この点について鋭意研究した結果、一定の
事柄を見い出し、ここに提案したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ゴムの
練り生地に0.5重量部以上、5重量部未満の脂肪酸ア
マイドを添加してゴム混練を行うことを特徴とするゴム
混練方法が効果的であることを見い出したものである。
この場合、脂肪酸アマイドとしてオレイン酸アマイドが
適すること、原料ゴムとしてはブチルゴム等に適用した
場合に効果的であることを見い出したものである。更
に、本発明は、前記の方法によって得られたゴム組成物
が有用であることも見い出した。
【0008】脂肪酸アマイドは、脂肪酸とアミド基が結
合したものであり、水には不溶であるが、有機溶剤には
よく溶解する。本発明で使用する脂肪酸アマイドはモノ
アマイドタイプが望ましく、その中でも、オレイン酸ア
マイドがもっとも適する。理由は、融点が比較的低く
(約74℃)、ゴムとの相溶性が良く、且つ、適度の滲
出性を有するからである。
【0009】以上の性状を持つ脂肪酸アマイドをゴムの
練り生地に添加すると、脂肪酸アマイドはゴムの内部に
取り込まれるが、その一定成分は表面に滲出し、これが
一種の潤滑剤的働きをする。従って、ゴムがミキサーや
ロールに粘着するのを防ぐとともに、滑りを良くし、作
業効率を向上させる。
【0010】尚、機材との接触によってゴムの表面から
剥ぎ取られた脂肪酸アマイドは混練作業によって再度ゴ
ムの内部に侵入させられ、結局、練り上がった生地及び
これから成型される半成品や完成品のゴム組成物にも含
有されることになる。従って、このときの脂肪酸アマイ
ドの存在がこれらの成型操作を容易にしたり、でき上が
った製品の潤滑特性を高めたりする副次的な効果も期待
できる。
【0011】この場合、脂肪酸アマイドの添加割合の下
限を0.5重量部以上としたのは、これより少ないと脂
肪酸アマイドを添加した効果が現れないからであり、上
限を5重量部未満としたのは、これより多くても効果に
それほど差がない上、コストアップにつながるからであ
る。
【0012】この他、ゴムには原料ゴムに添加する添加
剤の種類や量に応じて種々の呼び名のゴムがあるが、以
上の効果はすべてのゴムに顕れる。しかし、ブチルゴム
等は特に粘着性が強いから、脂肪酸アマイドを添加する
意義は大きい。
【0013】
【発明の実施の形態】ゴムの混練は、練り生地中にゴム
配合薬品を均一に分散させるために行うものであるが、
本発明に係る脂肪酸アマイドの添加はこの混練工程にお
いて他の配合薬品と同時に添加すればよい。脂肪酸アマ
イドの分散が均一化するからである。
【0014】
【実施例】混練中のゴムに各種の配合薬品と共にオレイ
ン酸アマイドを種々の重量割合で添加したものを実施例
1〜3とし、これらがミキサーやロールにどの程度粘着
して作業効率を低下させるか(以下、加工性という)を
調べたものをその機械的強度等と併せて以下の表1に示
す。尚、参考までにオレイン酸アマイドの無添加のもの
を比較例として示した。
【0015】この場合、加工性の評価は次の方法で行っ
た。即ち、厚さ4mmの試料ゴムシートを固定し、ゴム
シートの上から練りロールの代用として直径70mm、
幅20mmの金属製リングをゴムシートが種々の変位だ
け潰れるそれぞれの予圧で押し付けるとともに、直後に
金属製リングを引き上げてこのときの剥離荷重を粘着力
とした。尚、金属製リングの押付け、剥離とも、5mm
/min.の速度で行った。
【0016】
【表1】
【0017】実施例1はオレイン酸アマイドの添加量を
本発明における添加割合の最小のものとした例である
が、機材への若干の粘着は見られたが、少なくとも、加
工性は改善されることが確認された。
【0018】実施例2はオレイン酸アマイドの添加量を
本発明における添加割合の中間のものとした例である
が、機材への粘着はほとんど見られず、加工性は大いに
改善された。
【0019】実施例3はオレイン酸アマイドの添加量を
本発明における添加割合の最大のものとした例である
が、加工性の改善は実施例2のものよりも更に向上し
た。
【0020】尚、実施例1〜3を通して、オレイン酸ア
マイドの添加量を多くするほどTBの値は若干低下する
が、いずれも実用上は問題のない範囲である。
【0021】
【発明の効果】以上、本発明は、混練中のゴムに脂肪酸
アマイドを少量添加するだけで、その加工性を向上さ
せ、作業効率を高める。この場合、脂肪酸アマイドの添
加量は0.5重量部以上、5重量部未満と非常に少量で
あるから、材料費の高騰も低く抑えられるし、練り上げ
られたゴム練り生地の機械的強度等もほとんど低下させ
ない。
【0022】又、添加した脂肪酸アマイドは練り上がっ
た生地及びこれから成型される半成品や完成品のゴム組
成物にも含有されることになり、この存在がこれらの成
型操作を容易にしたり、でき上がった製品の潤滑特性を
高めたりする効果も期待できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムの練り生地に0.5重量部以上、5
    重量部未満の脂肪酸アマイドを添加して混練を行うこと
    を特徴とするゴム混練方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の脂肪酸アマイドとしてオ
    レイン酸アマイドを採択することを特徴とするゴム混練
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の原料ゴムとしてブ
    チルゴム等を採択することを特徴とするゴム混練方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載のゴム混練
    方法によって得られたゴム組成物。
JP4079096A 1996-02-01 1996-02-01 ゴム混練方法及び当該方法で得られたゴム組成物 Pending JPH09208604A (ja)

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JP4079096A JPH09208604A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 ゴム混練方法及び当該方法で得られたゴム組成物

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ID=12590425

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JP4079096A Pending JPH09208604A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 ゴム混練方法及び当該方法で得られたゴム組成物

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JP (1) JPH09208604A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10179479B2 (en) 2015-05-19 2019-01-15 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Plant oil-containing rubber compositions, tread thereof and race tires containing the tread

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10179479B2 (en) 2015-05-19 2019-01-15 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Plant oil-containing rubber compositions, tread thereof and race tires containing the tread

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