JPH09208709A - 複合硬化シリコーン粉末およびその製造方法 - Google Patents
複合硬化シリコーン粉末およびその製造方法Info
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- JPH09208709A JPH09208709A JP8335021A JP33502196A JPH09208709A JP H09208709 A JPH09208709 A JP H09208709A JP 8335021 A JP8335021 A JP 8335021A JP 33502196 A JP33502196 A JP 33502196A JP H09208709 A JPH09208709 A JP H09208709A
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Abstract
シリコーン粉末、およびこの複合硬化シリコーン粉末を
製造する方法を提供する。 【解決手段】 平均粒子径が0.1〜500μmであ
り、非架橋のオイルを含有する硬化シリコーン粉末の表
面が無機質微粉末により被覆されていることを特徴とす
る複合硬化シリコーン粉末、および平均粒子径が0.1
〜500μmであり、非架橋のオイルを含有する硬化シ
リコーン粉末を機械的剪断下で無機質微粉末と混合する
ことを特徴とする、上記複合硬化シリコーン粉末の製造
方法。
Description
末の表面を無機質微粉末により被覆してなる複合硬化シ
リコーン粉末およびその製造方法に関し、詳しくは、優
れた流動性および撥水性を有する複合硬化シリコーン粉
末、およびこの複合硬化シリコーン粉末を製造する方法
に関する。
インキ、熱硬化性有機樹脂、熱可塑性有機樹脂等の添加
剤として使用されており、特に、熱硬化性有機樹脂の内
部応力緩和剤や有機樹脂フィルムの表面潤滑剤として好
適に使用されている。
方法としては、例えば、シリコーンゴムをグラインダー
により粉砕する方法、液状シリコーンゴム組成物をスプ
レードライヤー等により噴霧した状態で硬化させる方法
(特開昭59−68333号公報参照)、液状シリコー
ンゴム組成物を水中に分散させた状態で硬化させる方法
(特開昭62−243621号公報、特開昭63−77
942号公報、特開昭63−202658号公報、およ
び特開昭64−70558号公報参照)が挙げられる。
コーン粉末は凝集性が強いために、その流動性が乏し
く、また、これを熱硬化性有機樹脂や熱可塑性有機樹脂
等の有機樹脂に均一に分散させることができないという
問題があった。
機質微粉末により被覆して、この流動性を向上させてな
る複合硬化シリコーン粉末が提案されている(特開平4
−348143号公報、特開平5−179144号公
報、および特開平7−102075号公報参照)。
シリコーン粉末は撥水性が乏しく、これを有機樹脂に配
合した場合には、有機樹脂に対する親和性が乏しいとい
う問題があった。
題について鋭意検討した結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明の目的は、優れた流動性および撥水性を有
する複合硬化シリコーン粉末、およびこの複合硬化シリ
コーン粉末を製造する方法を提供することにある。
ーン粉末は、平均粒子径が0.1〜500μmであり、
非架橋のオイルを含有する硬化シリコーン粉末の表面が
無機質微粉末により被覆されていることを特徴とする。
また、本発明の複合硬化シリコーン粉末を製造する方法
は、平均粒子径が0.1〜500μmであり、非架橋の
オイルを含有する硬化シリコーン粉末を機械的剪断下で
無機質微粉末と混合することを特徴とする。
コーン粉末を詳細に説明する。この複合硬化シリコーン
粉末とは、表面を無機質微粉末により被覆してなる硬化
シリコーン粉末のことである。この硬化シリコーン粉末
の平均粒子径は0.1〜500μmの範囲内であり、好
ましくは、0.1〜200μmの範囲内であり、特に好
ましくは、0.1〜100μmの範囲内である。これ
は、平均粒子径がこの範囲より小さい硬化シリコーン粉
末の表面に無機質微粉末を被覆することが困難となる傾
向があり、一方、この範囲より大きい硬化シリコーン粉
末を用いてなる複合硬化シリコーン粉末は有機樹脂に対
する分散性が乏しくなる傾向があるためである。この硬
化シリコーン粉末としては、例えば、シリコーンゲル粉
末、シリコーンゴム粉末、シリコーンレジン粉末が挙げ
られ、特に、シリコーンゴム粉末であることが好まし
い。また、この硬化シリコーン粉末としては、例えば、
付加反応、縮合反応、有機過酸化物、紫外線等により硬
化して得られたものであり、特に、付加反応や縮合反応
により得られた硬化シリコーン粉末であることが好まし
い。また、この硬化シリコーン粉末の物理的特性は特に
限定されず、これがシリコーンゴム粉末である場合に
は、このJIS A硬度が90未満であることが好まし
く、特には、50以下であることが好ましい。
非架橋のオイルは、この硬化シリコーン粉末中に単に含
まれており、この粉末から自然に滲み出たり、また、有
機溶剤により抽出可能なオイルのことである。このオイ
ルとしては、例えば、非架橋のシリコーンオイル、非架
橋の有機オイルが例示される。このシリコーンオイルと
しては、この硬化シリコーン粉末を形成するための硬化
反応に関与しなかったシリコーンオイルであり、この分
子構造としては、例えば、直鎖状、一部分岐を有する直
鎖状、環状、分岐鎖状が挙げられ、特に、直鎖状である
ことが好ましい。このようなシリコーンオイルとして
は、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポ
リシロキサン、このジメチルポリシロキサンのメチル基
の一部をメチル基以外のアルキル基、フェニル基、3,
3,3−トリフルオロプロピル基に置換したポリシロキ
サン等の非反応性シリコーンオイルが一般的である。ま
た、この硬化シリコーン粉末を形成する反応が付加反応
である硬化性シリコーン組成物中に、非架橋のシリコー
ンオイルを予め含ませておく場合には、上記の非反応性
シリコーンオイル以外に、分子鎖両末端シラノール基封
鎖ジメチルポリシロキサン、このジメチルポリシロキサ
ンのメチル基の一部をメチル基以外のアルキル基、フェ
ニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基に置換し
たポリシロキサン等のシリコーンオイル、さらには、こ
の付加反応に関与し得るが、未反応として残った分子鎖
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロ
キサン、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチ
ルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体、分子
鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキ
サン共重合体、これらのポリシロキサンのメチル基の一
部をメチル基以外のアルキル基、フェニル基、3,3,
3−トリフルオロプロピル基に置換したポリシロキサン
等のシリコーンオイルが例示される。また、この硬化シ
リコーン粉末を形成する反応が縮合反応である硬化性シ
リコーン組成物中に、非架橋のシリコーンオイルを予め
含ませておく場合には、上記の非反応性シリコーンオイ
ル以外に、この非反応性シリコーンオイルのメチル基の
一部をアルケニル基に置換したポリシロキサン等のシリ
コーンオイル、さらには、この縮合反応に関与し得る
が、未反応として残った分子鎖両末端シラノール基封鎖
ジメチルポリシロキサン、このポリシロキサンのメチル
基の一部をメチル基以外のアルキル基、アルケニル基、
フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基に置
換したシリコーンオイルが例示される。また、硬化シリ
コーン粉末に後から非架橋のシリコーンオイルを含浸す
る場合には、このシリコーンオイルの種類は特に限定さ
れない。
パラフィン、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチ
ル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸
イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ステ
アリン酸ブチル、オレイン酸デシル、オレイン酸2−オ
クチルドデシル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、酢酸ラ
ノリン、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコ
ール、オレイルアルコール、アボガド油、アルモンド
油、オリブ油、カカオ油、ホホバ油、ゴマ油、サフラワ
ー油、大豆油、ツバキ油、スクワラン、パーシック油、
ヒマシ油、ミンク油、綿実油、ヤシ油、卵黄油、牛脂、
豚脂、ポリプロピレングリコールモノオレート、ネオペ
ンチルグリコール−2−エチルヘキサノエート等のグリ
コールエステル油;イソステアリン酸トリグリセライ
ド、椰子油脂肪酸トリグリセライド等の多価アルコール
エステル油;ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポ
リオキシプロピレンセチルエーテル等のポリオキシアル
キレンエーテル油が例示される。これらの有機オイル
は、硬化シリコーン粉末を形成するための硬化性シリコ
ーン組成物中に予め含ませておくこともできるが、硬化
シリコーン粉末に含浸することもできる。
の25℃における粘度としては、例えば、1〜100,
000センチポイズの範囲内であることが好ましく、さ
らには、5〜50,000センチポイズの範囲内である
ことが好ましく、特には、5〜10,000センチポイ
ズの範囲内であることが好ましい。これは、25℃にお
ける粘度がこの範囲より小さいオイルは揮発性があり、
得られる複合硬化シリコーン粉末に継続的な撥水性を付
与しにくくなる傾向があり、一方、この範囲より大きい
オイルによると、平均粒子径が100μm以下である硬
化シリコーン粉末を形成しにくくなる傾向があったり、
硬化シリコーン粉末に含浸しにくくなる傾向があるため
である。このような非架橋のオイルとしては、硬化シリ
コーン粉末との親和性が優れ、継続的な撥水性を複合硬
化シリコーン粉末に付与することができることから、上
記のシリコーンオイルであることが好ましい。
非架橋のオイルの含有量は0.5〜80重量%の範囲内
であることが好ましく、特に、10〜50重量%の範囲
内であることが好ましい。これは、この硬化シリコーン
粉末中の非架橋のオイルの含有量がこの範囲より少なく
なると、得られる複合硬化シリコーン粉末に十分な撥水
性を付与しにくくなる傾向があり、一方、この範囲より
多くなると、硬化シリコーン粉末の機械的強度が低下し
たり、得られる複合硬化シリコーン粉末から非架橋のオ
イルが常態においても滲み出てしまう傾向があるためで
ある。
シリコーン粉末を調製する方法としては、例えば、一分
子中に少なくとも2個のアルケニル基を有するオルガノ
ポリシロキサン、一分子中に少なくとも2個のケイ素原
子結合水素原子を有するオルガノポリシロキサン、非架
橋性のオイル、および白金系化合物からなる付加反応硬
化性シリコーン組成物、一分子中に少なくとも2個のケ
イ素原子に結合する水酸基またはアルコキシ基、オキシ
ム基、アセトキシ基、アミノキシ基等の加水分解性基を
有するオルガノポリシロキサン、一分子中に少なくとも
3個のケイ素原子に結合するアルコキシ基、オキシム
基、アセトキシ基、アミノキシ基等の加水分解性基を有
するシラン系架橋剤、非架橋性のオイル、および有機錫
化合物、有機チタン化合物等の縮合反応触媒からなる縮
合反応硬化性シリコーン組成物、一分子中に少なくとも
1個のアルケニル基を有するジオルガノポリシロキサ
ン、非架橋性のオイル、および有機過酸化物からなる有
機過酸化物硬化性シリコーン組成物等の硬化性シリコー
ン組成物を硬化させて得られたシリコーン硬化物をグラ
インダー等の粉砕機により粉砕する方法、これらの硬化
性シリコーン組成物をスプレードライヤ等の噴霧機によ
り噴霧して硬化させる方法、これらの硬化性シリコーン
組成物を水または界面活性剤水溶液中に分散させて硬化
させる方法が挙げられる。
法の中でも、有機樹脂に対する分散性が優れた球状の硬
化シリコーン粉末を得ることができることから、これら
の硬化性シリコーン組成物を水または界面活性剤水溶液
中に分散させて硬化させる方法が特に好ましい。一般
に、水中で調製され、界面活性剤を付着しているよう
な、非架橋のオイルを含有しない硬化シリコーン粉末は
親水性があり、この表面を無機質微粉末で被覆しても撥
水性を付与することが困難であるが、本発明の複合硬化
シリコーン粉末のように、非架橋のオイルを含有する硬
化シリコーン粉末を用いることにより、得られる複合硬
化シリコーン粉末に著しい撥水性を付与することができ
る。この硬化性シリコーン組成物の水分散液を調製する
ためには、例えば、ホモジナイザー、コロイドミル等の
撹拌装置や超音波振動機等の混合装置を用いることがで
きる。この際、これらの硬化性シリコーン組成物を用い
て水系分散液を調製する前に、これらの硬化性シリコー
ン組成物を予め冷却して、これらの硬化性を制御するこ
とが好ましい。また、この水分散液中で、これらの硬化
性シリコーン組成物を粒子状として安定させるためには
界面活性剤の水溶液を用いることが好ましい。この界面
活性剤の添加量としては硬化性シリコーン組成物100
重量部に対して0.1〜20重量部であることが好まし
く、特に、0.5〜10重量部であることが好ましい。
また、水の添加量としては、硬化性シリコーン組成物1
00重量部に対して40〜2000重量部であることが
好ましく、特に、40〜1000重量部であることが好
ましい。これは、水の添加量が硬化性シリコーン組成物
100重量部に対して40重量部未満であると均一な硬
化性シリコーン組成物の水系分散液を形成することが困
難であり、また、これが2000重量部をこえると、硬
化シリコーン粉末の生産性が著しく悪化するためであ
る。また、使用する水は硬化性シリコーン組成物の水系
分散液が安定しやすいことから、金属イオンやハロゲン
イオンが少なく、この電気伝導度が1μS/cm以下で
あることが好ましく、特に、この電気伝導度が0.5μ
S/cm以下であるイオン交換水であることが好まし
い。
性シリコーン組成物の水系分散液を、加熱または室温で
放置することにより、この水系分散液中の硬化性シリコ
ーン組成物を硬化させて、硬化シリコーン粉末の水分散
液を調製することができる。この硬化性シリコーン組成
物の水系分散液を加熱する場合には、その加熱温度は1
00℃以下であることが好ましく、特に、10〜95℃
であることが好ましい。また、この硬化性シリコーン組
成物の水系分散液を加熱する方法としては、例えば、こ
の水系分散液を直接加熱する方法、この水系分散液を熱
水中へ添加する方法が挙げられる。次いで、この硬化シ
リコーン粉末の水分散液から水を除去することにより硬
化シリコーン粉末を調製することができる。この硬化シ
リコーン粉末の水系分散液から水を除去する方法として
は、例えば、真空乾燥機、熱風循環式オーブン、スプレ
ードライヤーが挙げられる。
覆するための無機質微粉末としては、例えば、酸化ケイ
素、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化アンチモン等の金属酸化物微粉末;窒化ホウ
素、窒化アルミニウム等の金属窒化物微粉末;その他、
硫化物微粉末、塩化物微粉末が挙げられ、特に、金属酸
化物微粉末であることが好ましい。また、これらの無機
質微粉末の表面をオルガノアルコキシシラン、オルガノ
クロロシラン、オルガノシラザン等の有機ケイ素化合物
により予め疎水化処理したものを用いてもよい。
硬化シリコーン粉末の表面を被覆するのに十分な粒子径
であり、具体的には、硬化シリコーン粉末の平均粒子径
に対して1/10以下の粒子径であることが好ましく、
具体的には、この比表面積が10m2/g以上であるこ
とが好ましい。
製造する方法を詳細に説明する。本発明の製造方法は、
平均粒子径が0.1〜500μmであり、非架橋のオイ
ルを含有する硬化シリコーン粉末を機械的剪断下で無機
質微粉末と混合することを特徴とする。この機械的剪断
下でこれらの粉末を混合する装置としては、例えば、ヘ
ンシェルンミキサー、スーパーミキサーが挙げられる。
また、これらの粉末を混合する際の温度としては特に限
定されず、例えば、室温下で行うこともできる。また、
この混合時間としては、流動性の乏しい硬化シリコーン
粉末が、この表面に無機質微粉末を被覆することにより
流動性を示すようになるので、この状態の変化を観察す
ることにより適宜求めることが必要である。
の添加量としては、この硬化シリコーン粉末の表面を被
覆するに十分な量でであればよく、また、硬化シリコー
ン粉末に含有されている非架橋のオイルの含有量によっ
ても異なるが、一般には、硬化シリコーン粉末100重
量部に対して0.1〜100重量部であることが好まし
く、特に、1〜50重量部であることが好ましい。
た流動性および撥水性を有するために有機化合物や有機
樹脂に対する親和性や分散性が優れているので、塗料や
有機樹脂等の添加剤や改質剤として利用することができ
る。
製造方法を実施例により詳細に説明する。なお、実施例
中の粘度は25℃において測定した値である。また、硬
化シリコーン粉末および複合硬化シリコーン粉末の特性
は次のようにして測定した。 [硬化シリコーン粉末のJIS A硬さ]硬化性シリコ
ーン組成物をシート状に硬化させて、この硬さをJIS
K 6301に規定されるJIS A硬度計により測
定した。 [硬化シリコーン粉末中の非架橋のオイルの含有量]硬
化シリコーン粉末100gにトルエン1000gを加え
て分散液を調製し、この分散液を攪拌機、例えば、ホモ
ディスパーを用いて1000rpmで10分間、さらに
500rpmで10分間攪拌した後、これを室温で12
時間静置した。その後、この分散液を再びホモディスパ
ーを用いて500rpmで10分間攪拌した。この分散
液を濾紙により濾過して濾液を採取した。そして、濾紙
上に残った硬化シリコーン粉末にトルエン750gを加
えて分散液を調製し、この分散液をホモディスパーを用
いて1000rpmで10分間攪拌した。この分散液を
濾紙により濾過して濾液を採取した。この濾液を先に採
取した濾液と合わせて、エバポレータを用いて80℃で
70mmHgの条件下でトルエンを留去した。得られた
オイルの粘度、および重量を測定した。また、このオイ
ルをプロトン核磁気共鳴スペクトル分析、ゲルパーミエ
ーションクロマトグラフ分析、および赤外分光分析し
て、このオイルの成分を特定した。 [硬化シリコーン粉末の平均粒子径]光学顕微鏡に接続
した画像処理装置により硬化シリコーン粉末の平均粒子
径を測定した。 [硬化シリコーン粉末または複合硬化シリコーン粉末の
流動性]硬化シリコーン粉末または複合硬化シリコーン
粉末をアルパイン社製エアジェットシーブふるい機を使
用して、100メッシュ(目開き=150μm)にてメ
ッシュオンした、これらの粉末の重量%を測定すること
により評価した。 [硬化シリコーン粉末または複合硬化シリコーン粉末の
撥水性]100mlの水に硬化シリコーン粉末または複
合硬化シリコーン粉末1gを加えて、これを撹拌機で混
合した。硬化シリコーン粉末または複合硬化シリコーン
粉末が水になじまず、水面に浮いたままでいるものを撥
水性として(○)で示し、また、水になじんで水中に沈
降したり、水中で浮遊しているものを親水性として
(×)で示した。
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基当量
=8000)28重量部、粘度が20センチポイズであ
る、式:
シ基封鎖ジメチルシロキシサン・メチルハイドロジェン
シロキサン共重合体7重量部、および粘度が100セン
チポイズである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖
ジメチルポリシロキサン15重量部を均一に混合して組
成物(I)を調製した。また、上記の分子鎖両末端ジメチ
ルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン33重
量部、粘度が100センチポイズである分子鎖両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン16重
量部、および塩化白金酸のイソプロパノール溶液(上記
の分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチル
ポリシロキサンの100重量部に対して白金金属として
重量単位で20ppmとなる量)を均一に混合して組成
物(II)を調製した。次に、上記の組成物(I)と組成物
(II)の全量を5℃において均一に混合してシリコーン
ゴム組成物を調製して、これを25℃の純水(電気伝導
度=0.2μS/cm)200重量部およびポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(HLB=13.1)
4重量部からなる水溶液に速やかに混合して、これをホ
モジナイザー(300kgf/cm2)により混合し
て、均一なシリコーンゴム組成物の水系エマルジョンを
調製した。このシリコーンゴム組成物の水系エマルジョ
ンを30℃で6時間静置して、このシリコーンゴム組成
物を硬化させることにより、シリコーンゴム粉末の水分
散液を調製した。このシリコーンゴム粉末の水分散液を
80℃で1時間加熱した後、これをスプレードライヤー
により乾燥することにより平均粒子径が5μmである球
状のシリコーンゴム粉末(A)を調製した。このシリコー
ンゴム粉末(A)はJIS A硬さが20であり、粘度1
00センチポイズの非架橋のオイルを30重量%含有し
ており、このオイルは分子鎖両末端トリメチルシロキシ
基封鎖ジメチルポリシロキサンからなっていた。このシ
リコーンゴム粉末(A)の特性を表1に示した。
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基当量
=4000)20重量部、粘度が20センチポイズであ
る、式:
シ基封鎖ジメチルシロキシサン・メチルハイドロジェン
シロキサン共重合体11重量部、および粘度が30セン
チポイズである分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖
ジメチルポリシロキサン30重量部を均一に混合して組
成物(III) を調製した。また、上記の分子鎖両末端
ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン
50重量部および塩化白金酸のイソプロパノール溶液
(上記の分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサンの100重量部に対して白金金属
として重量単位で20ppmとなる量)を均一に混合し
て組成物(IV)を調製した。次に、上記の組成物(II
I)と組成物(IV)の全量を5℃において均一に混合し
てシリコーンゴム組成物を調製して、これを25℃の純
水(電気伝導度=0.2μS/cm)200重量部およ
びポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB
=13.1)4重量部からなる水溶液中に速やかに混合
して、これをホモジナイザー(300kgf/cm2)
により混合して、均一なシリコーンゴム組成物の水系エ
マルジョンを調製した。このシリコーンゴム組成物の水
系エマルジョンを30℃で6時間静置して、このシリコ
ーンゴム組成物を硬化させることにより、シリコーンゴ
ム粉末の水分散液を調製した。その後、このシリコーン
ゴム粉末の水分散液を80℃で1時間加熱して、これを
120℃のオーブンにより乾燥することにより平均粒子
径が4μmである球状のシリコーンゴム粉末(B)を調製
した。このシリコーンゴム粉末(B)はJIS A硬さが
25であり、粘度30センチポイズの非架橋のオイルを
28重量%含有しており、このオイルは分子鎖両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンからな
っていた。このシリコーンゴム粉末(B)の特性を表1に
示した。
シロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ビニル基当量
=8000)28重量部および粘度が20センチポイズ
である、式:
シ基封鎖ジメチルシロキシサン・メチルハイドロジェン
シロキサン共重合体7重量部を均一に混合して組成物
(V)を調製した。また、上記の分子鎖両末端ジメチルビ
ニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン33重量部
および塩化白金酸のイソプロパノール溶液(上記の分子
鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシ
ロキサンの100重量部に対して白金金属として重量単
位で20ppmとなる量)を均一に混合して組成物(V
I)を調製した。次に、上記の組成物(V)と組成物(V
I)の全量を5℃において均一に混合してシリコーンゴ
ム組成物を調製して、これを25℃の純水(電気伝導度
=0.2μS/cm)200重量部およびポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル(HLB=13.1)4
重量部からなる水溶液に速やかに混合して、これをホモ
ジナイザー(300kgf/cm2)により混合して、
均一なシリコーンゴム組成物の水系エマルジョンを調製
した。このシリコーンゴム組成物の水系エマルジョンを
30℃で6時間静置して、このシリコーンゴム組成物を
硬化させることにより、シリコーンゴム粉末の水分散液
を調製した。このシリコーンゴム粉末の水分散液を80
℃で1時間加熱した後、これをスプレードライヤーによ
り乾燥することにより平均粒子径が5μmである球状の
シリコーンゴム粉末(C)を調製した。このシリコーンゴ
ム粉末(C)を念のためトルエンにより洗浄した。このシ
リコーンゴム粉末(C)はJIS A硬さが40であり、
非架橋のオイルを含有していなかった。このシリコーン
ゴム粉末(C)の特性を表1に示した。
ンゴム粉末(A)100重量部と非晶質シリカ微粉末(比
表面積=130m2/g)4重量部とをヘンシェルミキ
サーにより2000rpmで20分間混合して、表面を
非晶質シリカ微粉末により被覆した複合シリコーンゴム
粉末(D)を調製した。この複合シリコーンゴム粉末(D)
の特性を表1に示した。
ンゴム粉末(A)100重量部とヘキサメチルジシラザン
により表面処理された疎水性酸化チタン微粉末(粒子径
=0.03〜0.05μm、比表面積=30〜40m2
/g)8重量部とをヘンシェルミキサーにより2000
rpmで20分間混合して、表面を疎水性酸化チタン微
粉末により被覆した複合シリコーンゴム粉末(E)を調製
した。この複合シリコーンゴム粉末(E)の特性を表1に
示した。
ンゴム粉末(B)100重量部と非晶質シリカ微粉末(比
表面積=130m2/g)4重量部とをヘンシェルミキ
サーにより2000rpmで20分間混合して、表面を
非晶質シリカ微粉末により被覆した複合シリコーンゴム
粉末(F)を調製した。この複合シリコーンゴム粉末(F)
の特性を表1に示した。
ンゴム粉末(C)100重量部と非晶質シリカ微粉末(比
表面積=130m2/g)4重量部とをヘンシェルミキ
サーにより2000rpmで20分間混合して、表面を
非晶質シリカ微粉末により被覆した複合シリコーンゴム
粉末(G)を調製した。この複合シリコーンゴム粉末(G)
の特性を表1に示した。
ンゴム粉末(C)100重量部とジメチルジクロロシラン
により表面処理された疎水性非晶質シリカ粉末(表面の
シラノール基密度=1.2個/100Å2、一次粒子径
=16mμ、比表面積=120m2/g)5重量部とを
ヘンシェルミキサーにより2000rpmで20分間混
合して、表面を疎水性非晶質シリカ微粉末により被覆し
た複合シリコーンゴム粉末(H)を調製した。この複合シ
リコーンゴム粉末(H)の特性を表1に示した。
た流動性および撥水性を有するという特徴がある。ま
た、本発明の製造方法は、このような複合硬化シリコー
ン粉末を製造することができるという特徴がある。
Claims (7)
- 【請求項1】 平均粒子径が0.1〜500μmであ
り、非架橋のオイルを含有する硬化シリコーン粉末の表
面が無機質微粉末により被覆されていることを特徴とす
る複合硬化シリコーン粉末。 - 【請求項2】 非架橋のオイルがシリコーンオイルであ
ることを特徴とする、請求項1記載の複合硬化シリコー
ン粉末。 - 【請求項3】 硬化シリコーン粉末中の非架橋のオイル
の含有量が0.5〜80重量%であることを特徴とす
る、請求項1記載の複合硬化シリコーン粉末。 - 【請求項4】 無機質微粉末が金属酸化物微粉末である
ことを特徴とする、請求項1記載の複合硬化シリコーン
粉末。 - 【請求項5】 無機質微粉末の比表面積が10m2/g
以上であることを特徴とする、請求項1記載の複合硬化
シリコーン粉末。 - 【請求項6】 硬化シリコーン粉末がシリコーンゴム粉
末であることを特徴とする、請求項1記載の複合硬化シ
リコーン粉末。 - 【請求項7】 平均粒子径が0.1〜500μmであ
り、非架橋のオイルを含有する硬化シリコーン粉末を機
械的剪断下で無機質微粉末と混合することを特徴とす
る、請求項1記載の複合硬化シリコーン粉末を製造する
方法。
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