JPH09208718A - 不燃シートまたは不燃成形体 - Google Patents
不燃シートまたは不燃成形体Info
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- JPH09208718A JPH09208718A JP3315496A JP3315496A JPH09208718A JP H09208718 A JPH09208718 A JP H09208718A JP 3315496 A JP3315496 A JP 3315496A JP 3315496 A JP3315496 A JP 3315496A JP H09208718 A JPH09208718 A JP H09208718A
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Abstract
水無機化合物と炭酸塩を多量に含有するシ−トの場合、
特定の硬化特性を有する熱硬化性樹脂を用いることによ
り、該熱硬化性樹脂以外に、たとえば合成ゴム等を配合
して熱成形前のシ−ト強度が向上せずとも、特定の硬化
特性を有する熱硬化性樹脂を用いるだけで熱成形前のシ
−ト強度を十分に高め、かつ熱成形後の強度発現にも優
れること、すなわち、高度の不燃性及び成形性と、熱成
形前及び熱成形後の所要強度を併せ持たせることにあ
る。 【解決手段】 本発明に係る不燃シ−トは、含水無機化
合物を固形分で60〜95重量%と、セルロ−ス繊維を
固形分で2〜30重量%と、無機繊維を固形分で0〜2
0重量%と、熱硬化性樹脂を固形分で1〜20重量%と
を含有する湿式抄造による不燃シ−トであって、前記熱
硬化性樹脂の全部または一部はキュラストメ−タによる
175℃での硬化速度が0.4〜1.2kg/分なる硬
化特性を有するものである。
Description
燃成形体に関し、更に詳しくは高度の不燃性を有し、か
つ機械的強度あるいは成形性に優れた不燃シ−トまたは
不燃成形体に関する。
に不燃性を付与する不燃性基材として、水酸化アルミニ
ウム粉体を多量に含有せしめた基材が使用されている。
この水酸化アルミニウム粉体を多量に含有せしめた基材
は水酸化アルミニウムの200〜300℃における脱水
吸熱反応によって不燃化が図られている。
アルミニウムの如き含水無機化合物を多量に含有せしめ
た基材は、一般に強度がきわめて弱いという難点を有し
ていた。該不燃性基材の強度を増大させるためには、熱
硬化性樹脂、熱可塑性樹脂あるいは合成ゴムなどの合成
高分子を含有せしめる方法が考えられるが、該不燃性基
材中に前記合成高分子を含有せしめた場合、その含有率
の増加と共に急激に不燃性能が低下する。従って、高度
の不燃性を保つためには、該不燃性基材中に含有せしめ
得る合成高分子の含有量はごく少量に制限され、この程
度の合成高分子含有量では依然として、該不燃性基材の
強度はきわめて不十分なものであった。
12659号公報で、含水無機化合物と炭酸塩を特定配
合比率範囲で併用することによる発煙量の低減効果によ
り、含有し得る合成高分子の量を増加せしめ、かかる不
燃性基材の強度を向上できることを提案したところであ
る。かかる技術により、比較的高度の不燃性を確保しつ
つ、たとえば熱硬化性樹脂と合成ゴムを併用し、熱成形
前のシ−ト強度は合成ゴムにより与え、熱成形後の最終
強度は熱硬化性樹脂の硬化に伴う強度発現により確保す
るといった対応が可能となった。
度向上に対する要求はさらに強いものがあり、より高度
の不燃性を確保するために合成高分子の配合量を少なく
すると強度の低下は避けられない。かかる場合、熱成形
前の強度及び熱成形後の強度共に低下するが、相対的に
熱成形前の強度はきわめて弱いものとなる。特に、成形
性及び熱成形後の最終強度への寄与率の少ない合成ゴム
等の配合率を減じたり、全く配合しなかった場合には、
熱成形前の強度は極端に低下し、運搬あるいは成形型へ
の挿入等の際に、シ−トが破断したりくずれるなどの支
障を来しやすくなる。従って、湿式抄造で得た不燃シ−
トを熱成形して不燃成形体を得る際には、熱成形後の最
終強度とともに熱成形前のシ−トの強度もできるだけ強
くする必要がある。
60〜100℃の熱硬化性樹脂を用いることにより、湿
式抄造工程の乾燥行程で、前記した熱硬化性樹脂を溶融
せしめて強度向上を図る技術が開示されている。しか
し、本発明者の実験によれば、含水無機化合物あるいは
含水無機化合物と炭酸塩が多量に含有され、熱硬化性樹
脂の含有率が少ない場合、たとえ、湿式抄造工程におけ
る乾燥温度より低い融点を有する熱硬化性樹脂を用いて
も、抄造シ−トの強度向上効果はきわめて不十分であ
る。
ころ、含水無機化合物あるいは含水無機化合物と炭酸塩
を多量に含有するシ−トの場合、特定の硬化特性を有す
る熱硬化性樹脂を用いることにより、該熱硬化性樹脂以
外に、たとえば合成ゴム等を配合して熱成形前のシ−ト
強度を向上せずとも、前記した特定の硬化特性を有する
熱硬化性樹脂を用いるだけで熱成形前のシ−ト強度を十
分に高め、かつ熱成形後の強度発現にも優れること、す
なわち、高度の不燃性及び成形性と、熱成形前及び熱成
形後の所要強度を併せ持たせることができることを見い
だし本発明を完成した。
は、含水無機化合物を固形分で60〜95重量%と、セ
ルロ−ス繊維を固形分で2〜30重量%と、無機繊維を
固形分で0〜20重量と熱硬化性樹脂を固形分で1〜2
0重量%とを含有する湿式抄造による不燃シ−トであっ
て、前記熱硬化性樹脂の全部または一部はキュラストメ
−タによる175℃での硬化速度が0.4〜1.2kg
/分なる硬化特性を有するものである。
機化合物と炭酸塩を固形分で合計60〜95重量%と、
セルロ−ス繊維を固形分で2〜30重量%と、無機繊維
を固形分で0〜20重量%と、熱硬化性樹脂を固形分で
1〜20重量%とを含有し、かつ含水無機化合物/炭酸
塩が固形分重量比で50/50より含水無機化合物過多
側である湿式抄造によるシ−トであって、前記熱硬化性
樹脂の全部または一部はキュラストメ−タによる175
℃での硬化速度が0.4〜1.2kg/分なる硬化特性
を有するものである。
物を固形分で60〜95重量%と、セルロ−ス繊維を固
形分で2〜30重量%と、無機繊維を固形分で0〜20
重量%と、熱硬化性樹脂を固形分で1〜20重量%とを
含有する湿式抄造による不燃シ−トを熱成形してなる不
燃成形体であって、前記熱硬化性樹脂の全部または一部
はキュラストメ−タによる175℃での硬化速度が0.
4〜1.2kg/分なる硬化特性を有するものである。
機化合物と炭酸塩を固形分で合計60〜95重量%と、
セルロ−ス繊維を固形分で2〜30重量%と、無機繊維
を固形分で0〜20重量%と、熱硬化性樹脂を固形分で
1〜20重量%とを含有し、かつ含水無機化合物/炭酸
塩が固形分重量比で50/50より含水無機化合物過多
側である湿式抄造による不燃シ−トを熱成形してなる不
燃成形体であって、前記熱硬化性樹脂の全部または一部
はキュラストメ−タによる175℃での硬化速度が0.
4〜1.2kg/分なる硬化特性を有するものである。
アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウ
ム、二水和石こう及びアルミン酸化カルシウム等を挙げ
ることができる。これらの化合物は何れも分子内に結晶
水を持ち化学的に類似した構造を有する。また、含水無
機化合物は、その種類によって分解温度及び吸熱量に幾
分差があるが、高温加熱時に分解して吸熱作用により不
燃化効果を示すという点では全く共通している。従っ
て、基本的に前記した含水無機化合物のいずれを用いて
もよいが入手価格等の経済性をも考慮すると水酸化アル
ミニウムが最適である。
ルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸スト
ロンチウム、炭酸ベリリウム、炭酸亜鉛等の中から少な
くとも1種類を選択して使用する。これらの炭酸塩はそ
の種類により、分解温度等に幾分差があるが、高温加熱
時に分解して吸熱作用により難燃効果を示すという点で
は全く共通している。従って、基本的に前記した炭酸塩
のいずれを用いてもよいが、価格の面から炭酸カルシウ
ムが最適である。なお、炭酸塩配合によるもう1つの重
要な効果として本発明者が特開平5−112659号公
報で指摘したところの発煙量低減効果を挙げることが出
来る。
中の含水無機化合物あるいは含水無機化合物と炭酸塩の
合計の含有率範囲は固形分で60〜95重量%である。
その含有率が60重量%未満では十分な不燃性が得られ
ない。反対に、95重量%を超えた場合は含水無機化合
物あるいは含水無機化合物と炭酸塩の合計量の過多によ
り十分な機械的強度あるいは成形性が得られず不適であ
る。また、含水無機化合物/炭酸塩の含有重量比率は固
形分で50/50よりも含水無機化合物過多側としなけ
ればならない。50/50よりも含水無機化合物過少側
とした場合、不燃性が低下することがあり不適である。
系あるいは広葉樹系の化学パルプ、機械パルプ、セミケ
ミカルパルプ等の木材パルプあるいは木綿パルプ、麻パ
ルプ、各種古紙などの中から選ばれる1種類あるいは2
種類以上を併用して使用すればよい。木材パルプは供給
量および品質が安定しており価格も比較的安価であるこ
とから最も使いやすいセルロ−ス繊維原料である。木綿
パルプ及び麻パルプは供給量が不安定であり価格も高価
であるが、本発明におけるような含水無機化合物あるい
は含水無機化合物と炭酸塩を多量に含有する不燃シ−ト
または不燃成形体においては、必要に応じて該木綿パル
プあるいは麻パルプを使用することによりシ−トまたは
成形体の機械的強度の低下を最小限にとどめることがで
きる。
ルロ−ス繊維の含有率範囲は固型分で2〜30重量%で
ある。その含有率が2重量%未満ではセルロ−ス繊維の
過少により十分な抄紙性あるいは機械的強度が得られ
ず、また30重量%を超えた場合は有機物質の過多によ
り十分な不燃性を得ることができない。本発明で使用す
る熱硬化性樹脂は、その全部または一部をキュラストメ
−タによる175℃での硬化速度が0.4〜1.2kg
/分なる硬化特性を有するものとしなければならない。
熱硬化性樹脂の全量が、前記硬化速度0.4kg/分未
満のものの場合、熱成形前のシ−トの機械的強度が不十
分となる。また、熱硬化性樹脂の全量が前記硬化速度
1.2kg/分超のものの場合、熱成形後の強度が不十
分となる。
ル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、尿素
メラミン樹脂及び不飽和ポリエステル樹脂など(繊維状
のものも含む)の中から少なくとも1種類を選択して使
用する。これらの熱硬化性樹脂はその種類により硬化温
度等に幾分差があるが、加熱処理に伴う流動硬化作用に
より不燃性素材に各種成形賦形効果もしくは諸強度の発
現効果または含水無機化合物あるいは炭酸塩の脱落防止
効果等を与えるという点では全く共通している。従っ
て、基本的には前記した熱硬化性樹脂のいずれを用いて
もよいが、好ましくは使用する熱硬化性樹脂の硬化温度
が併用する含水無機化合物あるいは炭酸塩の分解温度よ
りも低くなるようにすべきである。更に入手価格等の経
済性をも考慮するとフェノ−ル樹脂、メラミン樹脂、尿
素メラミン樹脂が最適である。
熱硬化性樹脂の含有率範囲は固形分で1〜20重量%で
ある。その含有率が1重量%未満では十分な機械的強度
あるいは成形性が得られず、また20重量%を超えた場
合は有機物質の過多により十分な不燃性を得ることがで
きない。使用する熱硬化性樹脂の全量に占める前記硬化
特性を有する熱硬化性樹脂の割合は固形分で30重量%
以上とするのが好ましい。30重量%未満では熱成形前
の強度及び熱成形後の強度のどちらか一方あるいは両方
が不十分となることがある。
いが、JIS A1321の表面試験での亀裂の発生を
回避するには、無機繊維を含有せしめるのが好ましい。
この場合、ガラス繊維、ロックウ−ル繊維、セラミック
繊維、炭素繊維などの中から少なくとも1種類を選択し
て使用する。本発明の不燃シ−トまたは不燃成形体中の
無機繊維の含有率範囲は固形分で0〜20重量%であ
る。20重量%を超えると十分な抄紙性が得られない。
は、上記配合のもとに含水無機化合物あるいは含水無機
化合物と炭酸塩/セルロ−ス繊維/熱硬化性樹脂もしく
は含水無機化合物あるいは含水無機化合物と炭酸塩/セ
ルロ−ス繊維/無機繊維/熱硬化性樹脂という構成であ
り、その製造方法としては湿式抄造法が好適である。以
下において、製造方法にも言及しながらさらに詳述す
る。
は含水無機化合物または炭酸塩の歩留を向上させるため
の各種歩留向上剤あるいは必要に応じて合成繊維あるい
は熱可塑性樹脂もしくはごく少量の合成ゴムまたは着色
のための合成染料などを含有していてもよい。また、用
途によっては機械的強度もしくは後加工適性の改善等を
図るべく乾燥または湿潤紙力増強剤、サイズ剤、耐水化
剤、撥水剤等を含有せしめるべきことは言うまでもな
い。
硬化性樹脂を含有せしめる方法としては、熱硬化性樹脂
の液状物、繊維状物あるいは粒状物等を原料中に内添し
たり、紙層形成後に塗布または含浸するなどすればよ
い。含水無機化合物または炭酸塩を含有せしめる方法と
しては、含水無機化合物または炭酸塩を含有する塗料を
基材に塗布あるいは含浸せしめるなどの方法も考えられ
るが、所定の含浸量を確保し、あるいは厚さ方向での品
質の均一化を図るためには、原料スラリ−中に含水無機
化合物または炭酸塩を粉体状あるいはスラリ−状にて内
添する方法が最も好ましい。この場合、含水無機化合
物、炭酸塩、セルロ−ス繊維、無機繊維及び熱硬化性樹
脂の添加方法及び添加順序などは任意であり、必要に応
じて叩解処理等を施してもよい。
に係る不燃シ−トまたは不燃成形体を製造するには、通
常の抄造法及び熱成形法によればよい。すなわち抄造に
ついては長網、円網あるいは傾斜網等の抄造網上に前記
スラリ−を供給し、濾過、脱水した後、圧搾、乾燥すれ
ばよい。また、必要により各種コンビネ−ション網や多
槽円網及び各種ラミネ−タ−などにより紙層を2層以上
重ね合わせてもよい。熱成形については、従来慣用の熱
圧プレス成形、高周波加熱成形などを単独であるいは2
種以上組み合わせて適用すればよい。
−トまたは不燃成形体に各種塗料の吹付けもしくは塗布
あるいは印刷等の表面処理を施したり、化粧紙、レザ
−、合成樹脂膜等を貼り合わせるなどして該不燃シ−ト
または不燃成形体の付加価値を一段と高めることができ
ることは言うまでもない。
含水無機化合物または含水無機化合物と炭酸塩を含有す
るだけで優れた不燃性を発揮するが、従来慣用の難燃剤
の使用を妨げるものではない。併用可能な難燃剤として
は、有機リン化合物、含リン含窒素有機化合物、スルフ
ァミン酸グアニジン等のスルファミン酸塩、無機リン酸
塩、含ハロゲン化合物及びアンチモン系化合物等の公知
の難燃剤を挙げることができる。また、該難燃剤の使用
方法としては、原料スラリ−中に内添せしめるか抄造工
程中もしくは抄造後または成形後に塗布または含浸せし
める等の方法が挙げられる。ただし、この場合、含水無
機化合物または含水無機化合物と炭酸塩の含有率等を考
慮して難燃剤の含有量を定めるべきことは当然である。
る熱硬化性樹脂を用いることにより、含水無機化合物あ
るいは含水無機化合物と炭酸塩を多量に含有し、熱硬化
性樹脂の含有率の少ない湿式抄造シ−トにおいて、熱成
形前及び熱成形後の両方で優れた機械的強度が得られる
点にある。以下、後述する実施例での実験結果に基づき
説明する。
含水無機化合物と炭酸塩/セルロ−ス繊維/熱硬化性樹
脂もしくは含水無機化合物あるいは含水無機化合物と炭
酸塩/セルロ−ス繊維/無機繊維/熱硬化性樹脂からな
る湿式抄造による不燃シ−トまたは不燃成形体におい
て、高度の不燃性を確保するには、有機物質であるセル
ロ−ス繊維の含有量を減ずるとともに同じく有機物質で
ある熱硬化性樹脂の含有量もできるだけ減少せしめる必
要がある。
後の強度に比べかなり弱いため、あまりに熱硬化性樹脂
の含有量を減ずると熱成形後の強度は何とか確保できて
も、熱成形前の強度が弱すぎて運搬あるいは成形型への
挿入等の際にシ−トが破断したり崩れるなどの支障を来
しやすくなる。たとえば、後述する比較例1及び比較例
4を参照。これらの実験例では、熱成形前の強度がきわ
めて弱く、シ−トが折れやすいため、所定サイズのシ−
トを一人で持ち運ぶことが困難であった。
熱成形前のシ−ト強度を、ある程度強化せしめることが
考えられるが、反面、不燃性は大きく低下する。たとえ
ば、後述する比較例3を参照。比較例1と比較し、SB
R系ラテックスを配合した比較例3では熱成形前の裂断
長及び曲げ強度が共に約2.5倍に向上しているが、反
面、発煙量は12〜24倍にも増大し不燃性が大きく低
下している。
工程においてシ−ト中に含有せしめた熱硬化性樹脂を溶
融せしめてシ−ト強度の向上を図る技術が開示されてい
る。しかし、比較例1及び比較例4で使用した熱硬化性
樹脂の融点は74℃、湿式抄造段階での乾燥温度は11
0℃あるいは110〜120℃であり、乾燥温度よりも
熱硬化性樹脂の融点が十分に低いにもかかわらず熱成形
前(湿式抄造での乾燥後)の強度はきわめて弱い。すな
わち、本発明に係るような含水無機化合物あるいは含水
無機化合物と炭酸塩を多量に含有し、熱硬化性樹脂の含
有率の少ない場合は、たとえ湿式抄造工程における乾燥
温度より低い融点を有する熱硬化性樹脂を用いても抄造
シ−トの強度向上効果はきわめて不十分であると判断さ
れるのである。
いは含水無機化合物と炭酸塩を多量に含有し、熱硬化性
樹脂の含有率の少ない湿式抄造シ−トにおいて、熱成形
前及び熱成形後の両方で優れた機械的強度を得るべく、
多数次の実験を行ったところ、特定の硬化特性を有する
熱硬化特性を用いることによりかかる目的を達成できる
ことを見出した。すなわち、キュラストメ−タによる1
75℃での硬化速度(以下において、この意味で単に硬
化速度と言うことがある。)が0.4〜1.2kg/分
なる硬化特性を有する熱硬化特性を有する熱硬化性樹脂
がかかる目的に適うことを見出したのである。
及び比較例4で用いた熱硬化性樹脂の硬化速度は0.2
1kg/分であるが、後述するように熱硬化性樹脂の硬
化速度を0.53kg/分(実施例2)、0.71kg
/分(実施例1及び実施例11)及び0.92(実施例
3)とした場合、対応する比較例1あるいは比較例4に
比べ熱成形前の諸強度が裂断長で2.1〜2.9倍、曲
げ強度で2.5〜3.1倍に大きく向上し、同時に熱成
形後の諸強度も裂断長で1.6〜2.2倍、曲げ強度で
1.4〜1.6倍とかなり向上している。また、比較例
4では強度が弱すぎて折れやすく所定サイズのシ−トを
一人で持ち運ぶことが困難であったのに対し、実施例1
1では一人で支障なく持ち運ぶことができる。一方、熱
硬化性樹脂の硬化速度を1.40(比較例2)とした場
合、熱成形前の諸強度の向上効果はある程度発揮される
ものの、熱成形後の最終強度が弱すぎて実用上十分な強
度を有する成形体を得ることができなかった。なお、実
施例1、2、3、11及び比較例1、2、4に係る不燃
シ−トの組成はほとんど同一であり、不燃性もほとんど
差はなかった。
機化合物と炭酸塩を多量に含有し、熱硬化性樹脂の含有
率の少ない湿式抄造シ−トにおいては、使用する熱硬化
性樹脂の硬化速度を0.4〜1.2kg/分の範囲に特
定することによりはじめて、熱成形前及び熱成形後の両
方で優れた機械的強度を有し、かつ高度の不燃性を兼ね
備えた不燃シ−トまたは不燃成形体を得ることができ
る。
硬化性樹脂を用いた場合に、かかる好結果の得られる作
用・機構の詳細は未だ不明であるが、湿式抄造での乾燥
工程及びその後の熱成形によりシ−トが受ける熱履歴
が、硬化速度が0.4〜1.2kg/分なる熱硬化性樹
脂に対しては、該熱硬化性樹脂の架橋・硬化反応にきわ
めて好都合に作用するものと推定される。
130℃程度で圧力はかからない。一方、熱硬化性樹脂
の熱成形条件は一般に温度130〜250℃程度で圧力
は数〜数百kg/cm2 である。
未満の場合、乾燥工程では、熱硬化性樹脂の架橋が発生
しにくいため、熱成形前の強度が極めて弱いものと考え
られる。反対に、硬化速度が1.2kg/分を超えた場
合、乾燥工程で架橋が進行するとともに、何らかの影響
でその後の熱成形時に発現すべき熱硬化性樹脂の硬化反
応性が疎外され、熱成形による十分な硬化が不可能にな
るために熱成形による強度発現性が低下してしまうもの
と考えられる。
0.4〜1.2kg/分の範囲の場合、乾燥工程で適度
に熱硬化性樹脂の架橋が進行し、熱成形前のシ−ト強度
が確保され、その後熱成形することにより該熱硬化性樹
脂の架橋が十分に進行し硬化が完結するものと考えられ
る。すなわち、硬化速度が0.4〜1.2kg/分のと
き、熱硬化性樹脂の架橋・硬化作用が乾燥工程と熱成形
の各段階において好都合にかつ遺憾なく発揮され、結果
的に熱成形前と熱成形後の両方で優れた強度が達成され
るものと推定される。
明する。本実施例中の各項目の測定は次の方法によっ
た。 厚さ及び密度;JIS P−8118による。 発煙性(発煙係数);JIS A−1321の表面試
験による。 不燃性1;JIS A−1322による。 不燃性2;JIS A−1321の表面試験による。 裂断長;JIS A−8113による。 曲げ強度;JIS A−5907による。 また、熱硬化性樹脂のキュラストメ−タによる175℃
での硬化速度は硬化曲線上の最大応力の10%に達した
点(応力F10(kg)、時間T10(分))と最大応力の
90%に達した点(応力F90(kg)、時間T
90(分))とを結んだ直線の傾き、すなわち、(F90−
F10)/(T90−T10)kg/分で与えられる。
3μmである。以下同じ)を離解機にて離解して得たセ
ルロ−ス繊維とガラス繊維の混合分散液の所定量を取
り、これに水酸化アルミニウム粉体(平均粒径5.7μ
mである。以下同じ)、炭酸カルシウム粉体(平均粒径
1.5μmである。以下同じ)及びキュラストメ−タに
よる175℃での硬化速度が0.71kg/分であるフ
ェノ−ル樹脂(以下、フェノ−ル樹脂aと略称する。)
を添加し、撹拌機にて十分に分散混合後、角型テスト抄
紙機にて抄造し、圧搾後、110℃の熱風乾燥機で乾燥
しシ−トAを得た。シ−トAについて、各成分の含有率
を表1に示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強
度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を
表1に示した。次に、シ−トAを熱プレスにて加熱処理
(温度175℃、圧力5kg/cm2、時間3分)した
後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃
性をそれぞれ測定し、その結果を表1に併せて示した。
ストメ−タによる175℃での硬化速度が0.53kg
/分であるフェノ−ル樹脂(以下、フェノ−ル樹脂bと
略称する。)を用いた以外は実施例1と同様にしてシ−
トBを得た。シ−トBについて各成分の含有率を表1に
示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係
数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に示し
た。次にシ−トBを実施例1と同様にして熱プレスにて
加熱処理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙
係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に併
せて示した。
ストメ−タによる175℃での硬化速度が0.92kg
/分であるフェノ−ル樹脂(以下、フェノ−ル樹脂cと
略称する。)を用いた以外は実施例1と同様にしてシ−
トCを得た。シ−トCについて、各成分の含有率を表1
に示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙
係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に示
した。次にシ−トCを実施例1と同様にして熱プレスに
て加熱処理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発
煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に
併せて示した。
ストメ−タによる175℃での硬化速度が0.21kg
/分で融点が74℃であるフェノ−ル樹脂(以下、フェ
ノ−ル樹脂dと略称する。)を用いた以外は実施例1と
同様にしてシ−トDを得た。シ−トDについて各成分の
含有率を表1に示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲
げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結
果を表1に示した。次にシ−トDを実施例1と同様にし
て熱プレスにて加熱処理した後の厚さ、密度、裂断長、
曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その
結果を表1に併せて示した。
ストメ−タによる175℃での硬化速度が1.40kg
/分であるフェノ−ル樹脂(以下、フェノ−ル樹脂eと
略称する。)を用いた以外は実施例1と同様にしてシ−
トEを得た。シ−トEについて、各成分の含有率を表1
に示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙
係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に示
した。次にシ−トEを実施例1と同様にして熱プレスに
て加熱処理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発
煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に
併せて示した。
た以外は実施例1と同様にしてシ−トFを得た。シ−ト
Fについて、各成分の含有率を表1に示すとともに、厚
さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を表1に示した。次にシ−トF
を比較例1と同様にして熱プレスにて加熱処理した後の
厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性を
それぞれ測定し、その結果を表1に併せて示した。
維(繊維長7mmである。以下同じ。)を用いた以外は
実施例1と同様にしてシ−トGを得た。シ−トGについ
て、各成分の含有率を表1に示すとともに、厚さ、密
度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ
測定し、その結果を表1に示した。次にシ−トGを実施
例1と同様にして熱プレスにて加熱処理した後の厚さ、
密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞ
れ測定し、その結果を表1に併せて示した。
dをフェノ−ル樹脂a/フェノ−ル樹脂b=3/2なる
固形分重量比率で配合した以外は実施例1と同様にして
シ−トHを得た。シ−トHについて、各成分の含有率を
表1に示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、
発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1
に示した。次にシ−トHを実施例1と同様にして熱プレ
スにて加熱処理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強
度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を
表1に併せて示した。
維を用いた以外は実施例5と同様にしてシ−トIを得
た。シ−トIについて、各成分の含有率を表1に示すと
ともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び
不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に示した。次
にシ−トIを実施例1と同様にして熱プレスにて加熱処
理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及
び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に併せて示
した。
bをフェノ−ル樹脂a/フェノ−ル樹脂b=1/1なる
固形分重量比率で配合した以外は実施例1と同様にして
シ−トJを得た。シ−トJについて、各成分の含有率を
表1に示すとともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、
発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1
に示した。次にシ−トJを実施例1と同様にして熱プレ
スにて加熱処理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強
度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を
表1に併せて示した。
酸化マグネシウム粉体(平均粒径10μmである。以下
同じ)を用いた以外は実施例1と同様にしてシ−トKを
得た。シ−トKについて、各成分の含有率を表1に示す
とともに、厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及
び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に示した。
次にシ−トKを実施例1と同様にして熱プレスにて加熱
処理した後の厚さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数
及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果を表1に併せて
示した。
外は実施例1と同様にしてシ−トLを得た。シ−トLに
ついて、各成分の含有率を表1に示すとともに、厚さ、
密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞ
れ測定し、その結果を表1に示した。次にシ−トLを実
施例1と同様にして熱プレスにて加熱処理した後の厚
さ、密度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を表1に併せて示した。
例1と同様にしてシ−トMを得た。シ−トMについて、
各成分の含有率を表1に示すとともに、厚さ、密度、裂
断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定
し、その結果を表1に示した。次にシ−トMを実施例1
と同様にして熱プレスにて加熱処理した後の厚さ、密
度、裂断長、曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ
測定し、その結果を表1に併せて示した。
−にて離解し、これに水酸化アルミニウム粉体、炭酸カ
ルシウム粉体及びフェノ−ル樹脂aを添加し十分に分散
混合後、長網/ワインドアップロ−ル構成の巻取板紙抄
紙機にてシ−ト層を30層積層させて抄造し圧搾、11
0〜120℃の熱風で乾燥し、大きさが930mm(繊
維配向方向)×2440mmのシ−トNを得た。シ−ト
Nについて、各成分の含有率を表1に示すとともに、厚
さ、密度、繊維配向方向の裂断長、繊維配向方向の曲げ
強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、その結果
を表1に示した。シ−トNは一人で支障なく持ち運ぶこ
とができた。次にシ−トNを熱プレスにて加熱処理(温
度175℃、圧力10kg/cm2、時間10分)した
後の厚さ、密度、繊維配向方向の裂断長、繊維配向方向
の曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞれ測定し、そ
の結果を表1に併せて示した。
−ル樹脂dを用いた以外は実施例11と同様にして大き
さが930mm(繊維配向方向)×2440mmのシ−
トOを得た。シ−トOについて、各成分の含有率を表1
に示すとともに、厚さ、密度、繊維配向方向の裂断長、
繊維配向方向の曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそれぞ
れ測定し、その結果を表1に示した。シ−トOは強度が
弱すぎるため折れやすく一人で持ち運ぶことは困難であ
った。二人で持ち運ぶことは何とか可能であったが、こ
の場合にもシ−トに折れ等を生じやすく作業性はかなり
悪い。次にシ−トOを実施例11と同様にして熱プレス
にて加熱処理した後の厚さ、密度、繊維配向方向の裂断
長、繊維配向方向の曲げ強度、発煙係数及び不燃性をそ
れぞれ測定し、その結果を表1に併せて示した。
る2枚積層による積層成形(金型温度200℃、圧力2
0kg/cm2 、時間10分)を行い、2層が強固に接
着した良好な一体成形体を得た。得られた成形体(ただ
し、厚さは9.0mm)の形状を図1に示す。
2と同様にして金型による積層成形を行い、2層が強固
に接着した良好な一体成形体を得た。得られた成形体
(ただし、厚さは7.6mm)の形状を図2に示す。
は含水無機化合物あるいは含水無機化合物と炭酸塩/セ
ルロ−ス繊維/熱硬化性樹脂もしくは含水無機化合物あ
るいは含水無機化合物と炭酸塩/セルロ−ス繊維/無機
繊維/熱硬化性樹脂という構成で各成分を特定量含有
し、かつ熱硬化性樹脂の全部または一部をキュラストメ
−タによる175℃での硬化速度が0.4〜1.2kg
/分なる硬化特性を有するものとしたので、高度の不燃
性及び成形性を有し、かつ熱成形前及び熱成形後の両方
で優れた機械的強度を有する不燃シ−トまたは不燃成形
体が得られる。
べく、含有せしめる熱硬化性樹脂の量をごく少量にとど
めた場合も、熱成形前のシ−トが堅牢であり、所定サイ
ズのシ−トを一人で支障なく持ち運んだり成形型に挿入
することが可能であるとともに、熱成形により優れた機
械的強度を具備する不燃成形体が得られる。
すことにより、2層以上のシ−トを強固に固着一体化す
ることができるばかりか、わん曲形状、L字形状等の各
種形状をした、高度の不燃性を有し、かつ機械的強度に
優れた不燃成形体を容易に得ることができる。
示す不燃成形体の斜視図である。
す不燃成形体の斜視図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 含水無機化合物を固形分で60〜95重
量%と、セルロ−ス繊維を固形分で2〜30重量%と、
無機繊維を固形分で0〜20重量%と、熱硬化性樹脂を
固形分で1〜20重量%とを含有する湿式抄造による不
燃シ−トであって、前記熱硬化性樹脂の全部または一部
はキュラストメ−タによる175℃での硬化速度が0.
4〜1.2kg/分なる硬化特性を有することを特徴と
する不燃シ−ト。 - 【請求項2】 含水無機化合物と炭酸塩を固形分で合計
60〜95重量%と、セルロ−ス繊維を固形分で2〜3
0重量%と、無機繊維を固型分で0〜20重量%と、熱
硬化性樹脂を固型分で1〜20重量%とを含有し、かつ
含水無機化合物/炭酸塩が固形分重量比で50/50よ
り含水無機化合物過多側である湿式抄造による不燃シ−
トであって、前記熱硬化性樹脂の全部または一部はキュ
ラストメ−タによる175℃での硬化速度が0.4〜
1.2kg/分なる硬化特性を有することを特徴とする
不燃シ−ト。 - 【請求項3】 含水無機化合物を固形分で60〜95重
量%と、セルロ−ス繊維を固形分で2〜30重量%と、
無機繊維を固形分で0〜20重量%と、熱硬化性樹脂を
固形分で1〜20重量%とを含有する湿式抄造による不
燃シ−トを熱成形してなる不燃成形体であって、前記熱
硬化性樹脂の全部または一部はキュラストメ−タによる
175℃での硬化速度が0.4〜1.2kg/分なる硬
化特性を有することを特徴とする不燃成形体。 - 【請求項4】 含水無機化合物と炭酸塩を固形分で合計
60〜95重量%と、セルロ−ス繊維を固形分で2〜3
0重量%と、無機繊維を固形分で0〜20重量%と、熱
硬化性樹脂を固形分で1〜20重量%とを含有し、かつ
含水無機化合物/炭酸塩が固形分重量比で50/50よ
り含水無機化合物過多側である湿式抄造による不燃シ−
トを熱成形してなる不燃成形体であって、前記熱硬化性
樹脂の全部または一部はキュラストメ−タによる175
℃での硬化速度が0.4〜1.2kg/分なる硬化特性
を有することを特徴とする不燃成形体。 - 【請求項5】 含水無機化合物は水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、二水和石こう
及びアルミン酸化カルシウムの中から選ばれた少なくと
も1種類からなる請求項1または2記載の不燃シ−ト。 - 【請求項6】 含水無機化合物は水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、二水和石こう
及びアルミン酸化カルシウムの中から選ばれた少なくと
も1種類からなる請求項3または4記載の不燃成形体。 - 【請求項7】 熱硬化性樹脂の内、固形分で30重量%
以上がキュラストメ−タによる175℃での硬化速度が
0.4〜1.2kg/分なる硬化特性を有するものであ
る請求項1、2または5記載の不燃シ−ト。 - 【請求項8】 熱硬化性樹脂の内、固形分で30重量%
以上がキュラストメ−タによる175℃での硬化速度が
0.4〜1.2kg/分なる硬化特性を有するものであ
る請求項3、4、または6記載の不燃成形体。 - 【請求項9】 熱硬化性樹脂はフェノ−ル樹脂、メラミ
ン樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、尿素メラミン樹脂及
び不飽和ポリエステル樹脂の中から選ばれた少なくとも
1種類からなる請求項1、2、5または7記載の不燃シ
−ト。 - 【請求項10】 熱硬化性樹脂はフェノ−ル樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、尿素メラミン樹脂
及び不飽和ポリエステル樹脂の中から選ばれた少なくと
も1種類からなる請求項3、4、6または8記載の不燃
成形体。 - 【請求項11】 炭酸塩は炭酸カルシウムである請求項
1、2、5、7または9記載の不燃シ−ト。 - 【請求項12】 炭酸塩は炭酸カルシウムである請求項
3、4、6、8または10記載の不燃成形体。 - 【請求項13】 無機繊維はガラス繊維、ロックウ−ル
繊維及びセラミック繊維の中から選ばれた少なくとも1
種類からなる請求項1、2、5、7、9または11記載
の不燃シ−ト。 - 【請求項14】 無機繊維はガラス繊維、ロックウ−ル
繊維及びセラミック繊維の中から選ばれた少なくとも1
種類からなる請求項3、4、6、8、10、または12
記載の不燃成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3315496A JP3664192B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 不燃シートまたは不燃成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3315496A JP3664192B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 不燃シートまたは不燃成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09208718A true JPH09208718A (ja) | 1997-08-12 |
| JP3664192B2 JP3664192B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=12378664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3315496A Expired - Fee Related JP3664192B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 不燃シートまたは不燃成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3664192B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6259394B1 (en) | 1998-09-04 | 2001-07-10 | Tdk Corporation | Electric wave absorber |
| JP2003041758A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 床仕上げ材用基材 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP3315496A patent/JP3664192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6259394B1 (en) | 1998-09-04 | 2001-07-10 | Tdk Corporation | Electric wave absorber |
| JP2003041758A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 床仕上げ材用基材 |
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| JP3664192B2 (ja) | 2005-06-22 |
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