JPH09208738A - 廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法 - Google Patents
廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法Info
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- JPH09208738A JPH09208738A JP4067796A JP4067796A JPH09208738A JP H09208738 A JPH09208738 A JP H09208738A JP 4067796 A JP4067796 A JP 4067796A JP 4067796 A JP4067796 A JP 4067796A JP H09208738 A JPH09208738 A JP H09208738A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃プラスチック材よりポリエチレン、ポリプ
ロピレン及びポリスチレンを粉末状態で回収し、これら
のプラスチック原料の多用途化を図ると共に、その取扱
性を高めることができる方法を提供する。 【解決手段】 原料混合槽11で廃プラスチック材に炭
化水素油を添加した後高温で加熱溶解し、その後、分離
槽12で不溶解分を除去して、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチック溶液を
抽出し、該プラスチック溶液中に、ポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンとの相溶性が劣る貧溶媒を
混合してポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレ
ンを析出・粉砕し、前記プラスチック溶液をろ過してポ
リエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなる
プラスチック粉末を回収する。
ロピレン及びポリスチレンを粉末状態で回収し、これら
のプラスチック原料の多用途化を図ると共に、その取扱
性を高めることができる方法を提供する。 【解決手段】 原料混合槽11で廃プラスチック材に炭
化水素油を添加した後高温で加熱溶解し、その後、分離
槽12で不溶解分を除去して、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチック溶液を
抽出し、該プラスチック溶液中に、ポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンとの相溶性が劣る貧溶媒を
混合してポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレ
ンを析出・粉砕し、前記プラスチック溶液をろ過してポ
リエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなる
プラスチック粉末を回収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃プラスチック材
からプラスチック粉末を回収する方法、特に、廃プラス
チック材から抽出されたポリエチレン、ポリプロピレン
及びポリスチレンを溶解したプラスチック溶液から粉末
状のポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを
回収する方法に関する。
からプラスチック粉末を回収する方法、特に、廃プラス
チック材から抽出されたポリエチレン、ポリプロピレン
及びポリスチレンを溶解したプラスチック溶液から粉末
状のポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを
回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特願平7−24801
6号において、廃プラスチック材と炭化水素油からなる
抽出溶媒とを混合してポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンを回収する方法を提示した。図3にかか
る方法に好適に用いることができる廃プラスチック材油
化処理設備Cの全体構成を示す。図示するように、この
方法では、まず、破砕品、フラフ、粉砕品の形態を有す
る廃プラスチック材を、温度が100℃〜200℃に加
熱された炭化水素油の入った原料混合槽51に供給して
攪拌混合する。この操作によって、廃プラスチック材中
のポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンのみ
は、他のプラスチックに比べて比較的融点が低く100
℃以上で液化するため、炭化水素油へ溶解しやすくな
る。一方、他のプラスチックは、融点に達していないた
め、液状化せずに固体のままであり、溶解しにくい。
6号において、廃プラスチック材と炭化水素油からなる
抽出溶媒とを混合してポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンを回収する方法を提示した。図3にかか
る方法に好適に用いることができる廃プラスチック材油
化処理設備Cの全体構成を示す。図示するように、この
方法では、まず、破砕品、フラフ、粉砕品の形態を有す
る廃プラスチック材を、温度が100℃〜200℃に加
熱された炭化水素油の入った原料混合槽51に供給して
攪拌混合する。この操作によって、廃プラスチック材中
のポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンのみ
は、他のプラスチックに比べて比較的融点が低く100
℃以上で液化するため、炭化水素油へ溶解しやすくな
る。一方、他のプラスチックは、融点に達していないた
め、液状化せずに固体のままであり、溶解しにくい。
【0003】その後、混合攪拌して生成したプラスチッ
ク溶解物を分離槽52に送り、該分離槽52によって、
プラスチック溶解物から不溶解分を除去して、生成油と
溶解分とからなるプラスチック溶液を抽出する。このよ
うにして抽出されたプラスチック溶液は、熱分解部と蒸
留部とからなる油化処理部の分解蒸留塔53に送られ、
プラスチック溶液は熱分解される。なお、この分解蒸留
塔53には、熱分解油加熱炉54と残渣処理機55が接
続されている。分解蒸留塔53の熱分解部における熱分
解によって発生した熱分解ガスは、分解蒸留塔53の蒸
留部により芳香族留分、灯油・軽油留分、ワックス留分
に蒸留分離され、その後、灯油や軽油等の製品として用
いられる。また、得られた油は、燃料としてあるいは受
槽56に入れてブレンドし、抽出工程に使用する炭化水
素油として用いられる。
ク溶解物を分離槽52に送り、該分離槽52によって、
プラスチック溶解物から不溶解分を除去して、生成油と
溶解分とからなるプラスチック溶液を抽出する。このよ
うにして抽出されたプラスチック溶液は、熱分解部と蒸
留部とからなる油化処理部の分解蒸留塔53に送られ、
プラスチック溶液は熱分解される。なお、この分解蒸留
塔53には、熱分解油加熱炉54と残渣処理機55が接
続されている。分解蒸留塔53の熱分解部における熱分
解によって発生した熱分解ガスは、分解蒸留塔53の蒸
留部により芳香族留分、灯油・軽油留分、ワックス留分
に蒸留分離され、その後、灯油や軽油等の製品として用
いられる。また、得られた油は、燃料としてあるいは受
槽56に入れてブレンドし、抽出工程に使用する炭化水
素油として用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンの回収方法
は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即ち、
上記方法で回収されたポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンは、プラスチック溶液に溶解された状態
で回収されるため、その後、プラスチック溶液は、全
量、油化処理され、灯油や軽油等への製品化のみに用い
られている。なお、ポリエチレン、ポリプロピレン及び
ポリスチレンを溶解した回収プラスチック溶液を上記し
た油化処理を行うことなく、他の種類のリサイクル製品
を生産するための原料として用いることも考えられる。
しかし、そのためには、プラスチック溶液をリサイクル
設備まで輸送しなければならず、かかる輸送は、プラス
チック溶液が常温では凝固する性質があることを考慮す
ると、常時加熱する必要がある等、きわめて煩雑かつ危
険な作業となり、また、輸送費用も高くつくことにな
る。
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンの回収方法
は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即ち、
上記方法で回収されたポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンは、プラスチック溶液に溶解された状態
で回収されるため、その後、プラスチック溶液は、全
量、油化処理され、灯油や軽油等への製品化のみに用い
られている。なお、ポリエチレン、ポリプロピレン及び
ポリスチレンを溶解した回収プラスチック溶液を上記し
た油化処理を行うことなく、他の種類のリサイクル製品
を生産するための原料として用いることも考えられる。
しかし、そのためには、プラスチック溶液をリサイクル
設備まで輸送しなければならず、かかる輸送は、プラス
チック溶液が常温では凝固する性質があることを考慮す
ると、常時加熱する必要がある等、きわめて煩雑かつ危
険な作業となり、また、輸送費用も高くつくことにな
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、廃プラスチック材よりポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンを粉末状態で回収すること
により、これらのプラスチック原料の多用途化を図ると
共に、その取扱性を高めることができる廃プラスチック
材からプラスチック粉末を回収する方法を提供すること
を目的とする。
ものであり、廃プラスチック材よりポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンを粉末状態で回収すること
により、これらのプラスチック原料の多用途化を図ると
共に、その取扱性を高めることができる廃プラスチック
材からプラスチック粉末を回収する方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収す
る方法は、原料混合槽で廃プラスチック材に炭化水素油
を添加した後高温で加熱溶解し、その後、分離槽で不溶
解分を除去して、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポ
リスチレンを溶解したプラスチック溶液を抽出し、該プ
ラスチック溶液中に、前記ポリエチレン、ポリプロピレ
ン及びポリスチレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合して
ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを析出
・粉砕し、前記プラスチック溶液をろ過してポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプラスチ
ック粉末を回収する。請求項2記載の廃プラスチック材
からプラスチック粉末を回収する方法は、請求項1記載
の廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方
法において、前記ろ過によって生成されたろ液を蒸留分
離して分留品を前記貧溶媒として再利用すると共に、蒸
留分離後の残液を前記炭化水素油として再利用する。
記載の廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収す
る方法は、原料混合槽で廃プラスチック材に炭化水素油
を添加した後高温で加熱溶解し、その後、分離槽で不溶
解分を除去して、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポ
リスチレンを溶解したプラスチック溶液を抽出し、該プ
ラスチック溶液中に、前記ポリエチレン、ポリプロピレ
ン及びポリスチレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合して
ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを析出
・粉砕し、前記プラスチック溶液をろ過してポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプラスチ
ック粉末を回収する。請求項2記載の廃プラスチック材
からプラスチック粉末を回収する方法は、請求項1記載
の廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方
法において、前記ろ過によって生成されたろ液を蒸留分
離して分留品を前記貧溶媒として再利用すると共に、蒸
留分離後の残液を前記炭化水素油として再利用する。
【0007】請求項3記載の廃プラスチック材からプラ
スチック粉末を回収する方法は、原料混合槽で廃プラス
チック材に炭化水素油を添加した後高温で加熱溶解し、
その後、分離槽で不溶解分を除去して、ポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチッ
ク溶液を抽出し、該プラスチック溶液中に、前記ポリエ
チレン及びポリプロピレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混
合してポリエチレンとポリプロピレンを析出・粉砕し、
前記プラスチック溶液について前段ろ過を行ってポリエ
チレンとポリプロピレンからなるプラスチック粉末を回
収すると共に、前記ろ過によって生成されかつポリスチ
レンを溶解するプラスチック溶液中に、前記ポリスチレ
ンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合してポリスチレンを析
出・粉砕し、前記プラスチック溶液について後段ろ過を
行ってポリスチレンからなるプラスチック粉末を回収す
ることを特徴とする廃プラスチック材からプラスチック
粉末を回収する。
スチック粉末を回収する方法は、原料混合槽で廃プラス
チック材に炭化水素油を添加した後高温で加熱溶解し、
その後、分離槽で不溶解分を除去して、ポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチッ
ク溶液を抽出し、該プラスチック溶液中に、前記ポリエ
チレン及びポリプロピレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混
合してポリエチレンとポリプロピレンを析出・粉砕し、
前記プラスチック溶液について前段ろ過を行ってポリエ
チレンとポリプロピレンからなるプラスチック粉末を回
収すると共に、前記ろ過によって生成されかつポリスチ
レンを溶解するプラスチック溶液中に、前記ポリスチレ
ンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合してポリスチレンを析
出・粉砕し、前記プラスチック溶液について後段ろ過を
行ってポリスチレンからなるプラスチック粉末を回収す
ることを特徴とする廃プラスチック材からプラスチック
粉末を回収する。
【0008】請求項4記載の廃プラスチック材からプラ
スチック粉末を回収する方法は、請求項3記載の廃プラ
スチック材からプラスチック粉末を回収する方法におい
て、前記後段ろ過によって生成されたろ液を蒸留分離し
て二つの異なる分留品を前記二つの貧溶媒としてそれぞ
れ再利用すると共に、蒸留分離後の残液を前記炭化水素
油として再利用するようにしたことを特徴とする。
スチック粉末を回収する方法は、請求項3記載の廃プラ
スチック材からプラスチック粉末を回収する方法におい
て、前記後段ろ過によって生成されたろ液を蒸留分離し
て二つの異なる分留品を前記二つの貧溶媒としてそれぞ
れ再利用すると共に、蒸留分離後の残液を前記炭化水素
油として再利用するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る廃プラスチック材からプラスチック粉末を
回収する方法に好適に用いることができる廃プラスチッ
ク材処理設備の全体構成を示すブロック図であり、図2
は本発明の第2の実施の形態に係る廃プラスチック材か
らプラスチック粉末を回収する方法に好適に用いること
ができる廃プラスチック材処理設備の全体構成を示すブ
ロック図である。まず、第1の実施の形態に係る廃プラ
スチック材からプラスチック粉末を回収する方法に好適
に用いることができる廃プラスチック材処理設備Aの構
成について、図1を参照して説明する。図1に示すよう
に、廃プラスチック材処理設備Aは、図3を参照して説
明した廃プラスチック材油化処理設備Cと同一構成を有
する廃プラスチック材油化処理設備A1に、プラスチッ
ク溶液から粉末化したポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンを生成するプラスチック粉末化処理設備
A2を付加したことに構成上の特徴を有する。即ち、図
1において、廃プラスチック材油化処理設備A1は、廃
プラスチック材油化処理設備Cと同様に配置された原料
混合槽11と、分離槽12と、分解蒸留塔13と、熱分
解油加熱炉14と、残渣処理機15と、受槽16とから
なる。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る廃プラスチック材からプラスチック粉末を
回収する方法に好適に用いることができる廃プラスチッ
ク材処理設備の全体構成を示すブロック図であり、図2
は本発明の第2の実施の形態に係る廃プラスチック材か
らプラスチック粉末を回収する方法に好適に用いること
ができる廃プラスチック材処理設備の全体構成を示すブ
ロック図である。まず、第1の実施の形態に係る廃プラ
スチック材からプラスチック粉末を回収する方法に好適
に用いることができる廃プラスチック材処理設備Aの構
成について、図1を参照して説明する。図1に示すよう
に、廃プラスチック材処理設備Aは、図3を参照して説
明した廃プラスチック材油化処理設備Cと同一構成を有
する廃プラスチック材油化処理設備A1に、プラスチッ
ク溶液から粉末化したポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンを生成するプラスチック粉末化処理設備
A2を付加したことに構成上の特徴を有する。即ち、図
1において、廃プラスチック材油化処理設備A1は、廃
プラスチック材油化処理設備Cと同様に配置された原料
混合槽11と、分離槽12と、分解蒸留塔13と、熱分
解油加熱炉14と、残渣処理機15と、受槽16とから
なる。
【0010】一方、図1に示すように、プラスチック粉
末化処理設備A2は、分離槽12と分解蒸留塔13とを
接続するプラスチック溶液送給管17から分岐した分岐
配管18と、分岐配管18の下流側に接続した混合槽1
9と、混合槽19の下流側に接続したろ過前処理機20
と、ろ過前処理機20の下流側に接続したろ過機21
と、流入口をろ過機21のろ液流出口に接続すると共
に、その分留品流出口を混合槽19の貧溶媒流入口に接
続し、さらに、残液流出口を原料混合槽11の炭化水素
油流入口に接続した蒸留器22とからなる。上記構成に
おいて、混合槽19は、分岐配管18を通して送給され
てきたポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレン
を溶解したプラスチック溶液に貧溶媒の一例であるエタ
ノールを混合するため設けたものである。かかる混合に
おいて、プラスチック溶液中の溶媒は貧溶媒であるエタ
ノールに溶けるが、ポリエチレン、ポリプロピレン及び
ポリスチレンからなるプラスチックはエタノールとの相
溶性に劣るのでエタノールに溶けず、ポリエチレン、ポ
リプロピレン及びポリスチレンのみが分離・析出される
ことになる。
末化処理設備A2は、分離槽12と分解蒸留塔13とを
接続するプラスチック溶液送給管17から分岐した分岐
配管18と、分岐配管18の下流側に接続した混合槽1
9と、混合槽19の下流側に接続したろ過前処理機20
と、ろ過前処理機20の下流側に接続したろ過機21
と、流入口をろ過機21のろ液流出口に接続すると共
に、その分留品流出口を混合槽19の貧溶媒流入口に接
続し、さらに、残液流出口を原料混合槽11の炭化水素
油流入口に接続した蒸留器22とからなる。上記構成に
おいて、混合槽19は、分岐配管18を通して送給され
てきたポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレン
を溶解したプラスチック溶液に貧溶媒の一例であるエタ
ノールを混合するため設けたものである。かかる混合に
おいて、プラスチック溶液中の溶媒は貧溶媒であるエタ
ノールに溶けるが、ポリエチレン、ポリプロピレン及び
ポリスチレンからなるプラスチックはエタノールとの相
溶性に劣るのでエタノールに溶けず、ポリエチレン、ポ
リプロピレン及びポリスチレンのみが分離・析出される
ことになる。
【0011】ところで、このように分離・析出されたポ
リエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンは、溶媒
に均一に分散していたプラスチックが析出したものであ
るため、多孔質の脆い塊状となっている。ろ過前処理機
20は、これらに超音波振動等を与え、微粉砕化するた
めに設けたものである。なお、このプラスチックの微粉
砕化は、攪拌等の機械的力をポリエチレン、ポリプロピ
レン及びポリスチレンに付与することによって行うこと
もできる。ろ過機21は、上記したプラスチック溶液か
ら微粉砕化されたポリエチレン、ポリプロピレン及びポ
リスチレンからなるプラスチック粉末をろ過するための
ものであり、かかるプラスチック粉末は30〜2000
μmという微細な粒径の微粉末となっている。蒸留器2
2は、ろ過機21によってポリエチレン、ポリプロピレ
ン及びポリスチレンからなるプラスチック粉末をろ過し
た後の残液であるろ液を蒸留するものであり、この蒸留
によってエタノールを分離し、このエタノールを貧溶媒
として混合槽19に還流して、循環使用することができ
る。また、蒸留器22によってエタノールを分離した後
の残液である炭化水素油は原料混合槽11内に還流し
て、再度廃プラスチック材に混入され、同様に循環使用
されることになる。
リエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンは、溶媒
に均一に分散していたプラスチックが析出したものであ
るため、多孔質の脆い塊状となっている。ろ過前処理機
20は、これらに超音波振動等を与え、微粉砕化するた
めに設けたものである。なお、このプラスチックの微粉
砕化は、攪拌等の機械的力をポリエチレン、ポリプロピ
レン及びポリスチレンに付与することによって行うこと
もできる。ろ過機21は、上記したプラスチック溶液か
ら微粉砕化されたポリエチレン、ポリプロピレン及びポ
リスチレンからなるプラスチック粉末をろ過するための
ものであり、かかるプラスチック粉末は30〜2000
μmという微細な粒径の微粉末となっている。蒸留器2
2は、ろ過機21によってポリエチレン、ポリプロピレ
ン及びポリスチレンからなるプラスチック粉末をろ過し
た後の残液であるろ液を蒸留するものであり、この蒸留
によってエタノールを分離し、このエタノールを貧溶媒
として混合槽19に還流して、循環使用することができ
る。また、蒸留器22によってエタノールを分離した後
の残液である炭化水素油は原料混合槽11内に還流し
て、再度廃プラスチック材に混入され、同様に循環使用
されることになる。
【0012】次に、上記した構成を有する廃プラスチッ
ク材処理設備Aを用いてプラスチック粉末を回収する方
法について、図1を参照して説明する。まず、原料混合
槽11で、廃プラスチック材に炭化水素油を添加した後
高温で加熱溶解して溶解物を生成する。その後、分離槽
12において、この溶解物から不溶解分を除去してポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解した
プラスチック溶液を生成する。このプラスチック溶液を
分岐配管18を通して混合槽19内に流入する。そし
て、初期動作においては、予め混合槽19内に張り込み
していた貧溶媒としてのエタノールと、プラスチック溶
液とを混合して、プラスチック溶液中のポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンを析出する。さらに、
このプラスチック溶液をろ過前処理機20に送り、ろ過
前処理機20において、プラスチック溶液に超音波振動
や機械的振動を付与する。この操作によってプラスチッ
ク溶液中の析出したポリエチレン、ポリプロピレン及び
ポリスチレンが微粉末化される。
ク材処理設備Aを用いてプラスチック粉末を回収する方
法について、図1を参照して説明する。まず、原料混合
槽11で、廃プラスチック材に炭化水素油を添加した後
高温で加熱溶解して溶解物を生成する。その後、分離槽
12において、この溶解物から不溶解分を除去してポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解した
プラスチック溶液を生成する。このプラスチック溶液を
分岐配管18を通して混合槽19内に流入する。そし
て、初期動作においては、予め混合槽19内に張り込み
していた貧溶媒としてのエタノールと、プラスチック溶
液とを混合して、プラスチック溶液中のポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンを析出する。さらに、
このプラスチック溶液をろ過前処理機20に送り、ろ過
前処理機20において、プラスチック溶液に超音波振動
や機械的振動を付与する。この操作によってプラスチッ
ク溶液中の析出したポリエチレン、ポリプロピレン及び
ポリスチレンが微粉末化される。
【0013】その後、ろ過機21によってプラスチック
溶液をろ過して、粒径が30〜2000μmであるポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプ
ラスチック粉末を回収する。前記したろ過によって生成
されたろ液は蒸留器22に送給され、エタノールを分離
する。そして、このエタノールは混合槽19に還流さ
れ、貧溶媒として、混合槽19内に送給されてきたポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解した
プラスチック溶液に混入され、再利用されることにな
る。また、ろ液を蒸留後の残液である炭化水素油は、原
料混合槽11に還流され、原料混合槽11内に送給され
てきた廃プラスチック材に混入され、再使用されること
になる。一方、廃プラスチック材から抽出されたプラス
チック溶液を灯油や軽油として製品化したい場合は、廃
プラスチック材から抽出されたプラスチック溶液を、熱
分解部と蒸留部とからなる油化処理部の分解蒸留塔13
に送給して熱分解する。そして、分解蒸留塔13の熱分
解部における熱分解によって発生した熱分解ガスは、蒸
留部にて、芳香族留分、灯油・軽油(灯・軽油ともい
う。)留分、ワックス留分に分離され、その後、灯油や
軽油等として製品化されることになる。
溶液をろ過して、粒径が30〜2000μmであるポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプ
ラスチック粉末を回収する。前記したろ過によって生成
されたろ液は蒸留器22に送給され、エタノールを分離
する。そして、このエタノールは混合槽19に還流さ
れ、貧溶媒として、混合槽19内に送給されてきたポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解した
プラスチック溶液に混入され、再利用されることにな
る。また、ろ液を蒸留後の残液である炭化水素油は、原
料混合槽11に還流され、原料混合槽11内に送給され
てきた廃プラスチック材に混入され、再使用されること
になる。一方、廃プラスチック材から抽出されたプラス
チック溶液を灯油や軽油として製品化したい場合は、廃
プラスチック材から抽出されたプラスチック溶液を、熱
分解部と蒸留部とからなる油化処理部の分解蒸留塔13
に送給して熱分解する。そして、分解蒸留塔13の熱分
解部における熱分解によって発生した熱分解ガスは、蒸
留部にて、芳香族留分、灯油・軽油(灯・軽油ともい
う。)留分、ワックス留分に分離され、その後、灯油や
軽油等として製品化されることになる。
【0014】このように、第1の実施の形態に係る廃プ
ラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法にお
いては、廃プラスチック材から抽出されたプラスチック
溶液に、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレ
ンに対して貧溶媒であるエタノールを混合させ、ポリエ
チレン、ポリプロピレン及びポリスチレンが溶解したプ
ラスチック溶液からそれらのプラスチックを析出させ粉
砕すると共に、これをろ過してポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンからなるプラスチック粉末を回
収するようにしている。従って、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン及びポリスチレンを油化処理して灯油や軽油等
を生産するのみならず、これらのプラスチック原料の多
用途化を図ることができ、しかも、その取扱性を高める
ことができると共に、安全性も高めることができる。ま
た、本実施の形態に係る廃プラスチック材からプラスチ
ック粉末を回収する方法においては、ろ液を蒸留分離し
て生成した貧溶媒及び炭化水素油を、それぞれ、プラス
チック溶液からのプラスチックの析出及び原料混合槽1
1での廃プラスチック材への混合に再利用することがで
きるので、プラスチック粉末の製造における経済性も高
めることができる。
ラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法にお
いては、廃プラスチック材から抽出されたプラスチック
溶液に、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレ
ンに対して貧溶媒であるエタノールを混合させ、ポリエ
チレン、ポリプロピレン及びポリスチレンが溶解したプ
ラスチック溶液からそれらのプラスチックを析出させ粉
砕すると共に、これをろ過してポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンからなるプラスチック粉末を回
収するようにしている。従って、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン及びポリスチレンを油化処理して灯油や軽油等
を生産するのみならず、これらのプラスチック原料の多
用途化を図ることができ、しかも、その取扱性を高める
ことができると共に、安全性も高めることができる。ま
た、本実施の形態に係る廃プラスチック材からプラスチ
ック粉末を回収する方法においては、ろ液を蒸留分離し
て生成した貧溶媒及び炭化水素油を、それぞれ、プラス
チック溶液からのプラスチックの析出及び原料混合槽1
1での廃プラスチック材への混合に再利用することがで
きるので、プラスチック粉末の製造における経済性も高
めることができる。
【0015】次に、本発明の第2の実施の形態に係る廃
プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法に
好適に用いることができる廃プラスチック材処理設備B
の構成について、図2を参照して説明する。図2に示す
ように、廃プラスチック材処理設備Bは、図1及び図3
を参照して説明した廃プラスチック材油化処理設備A、
Cと同一構成を有する廃プラスチック材油化処理設備B
1に、プラスチック溶液から粉末化したポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンを分離して生成するプ
ラスチック粉末化処理設備B2を付加したことに構成上
の特徴を有する。即ち、図2において、前段としての廃
プラスチック材油化処理設備B1は、廃プラスチック材
油化処理設備A1、Cと同様に配置された原料混合槽3
1と、分離槽32と、分解蒸留塔33と、熱分解油加熱
炉34と、残渣処理機35と、受槽36とからなる。
プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法に
好適に用いることができる廃プラスチック材処理設備B
の構成について、図2を参照して説明する。図2に示す
ように、廃プラスチック材処理設備Bは、図1及び図3
を参照して説明した廃プラスチック材油化処理設備A、
Cと同一構成を有する廃プラスチック材油化処理設備B
1に、プラスチック溶液から粉末化したポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンを分離して生成するプ
ラスチック粉末化処理設備B2を付加したことに構成上
の特徴を有する。即ち、図2において、前段としての廃
プラスチック材油化処理設備B1は、廃プラスチック材
油化処理設備A1、Cと同様に配置された原料混合槽3
1と、分離槽32と、分解蒸留塔33と、熱分解油加熱
炉34と、残渣処理機35と、受槽36とからなる。
【0016】一方、図2に示すように、後段のプラスチ
ック粉末化処理設備B2は、分離槽32と分解蒸留塔3
3とを接続するプラスチック溶液送給管37から分岐し
た分岐配管38と、分岐配管38の下流側に接続した第
1の混合槽39と、第1の混合槽39の下流側に接続し
た第1のろ過前処理機40と、第1のろ過前処理機40
の下流側に接続した第1のろ過機41と、第1のろ過機
41のろ液流出口に接続した第2の混合槽42と、第2
の混合槽42の下流側に接続した第2のろ過前処理機4
3と、第2のろ過前処理機43の下流側に接続した第2
のろ過機44と、流入口を第2のろ過機44のろ液流出
口に接続すると共に、その分留品流出口を第1及び第2
の混合槽39、42の貧溶媒流入口にそれぞれ接続し、
さらに、残液流出口を原料混合槽31の炭化水素油流入
口に接続した蒸留器45とからなる。
ック粉末化処理設備B2は、分離槽32と分解蒸留塔3
3とを接続するプラスチック溶液送給管37から分岐し
た分岐配管38と、分岐配管38の下流側に接続した第
1の混合槽39と、第1の混合槽39の下流側に接続し
た第1のろ過前処理機40と、第1のろ過前処理機40
の下流側に接続した第1のろ過機41と、第1のろ過機
41のろ液流出口に接続した第2の混合槽42と、第2
の混合槽42の下流側に接続した第2のろ過前処理機4
3と、第2のろ過前処理機43の下流側に接続した第2
のろ過機44と、流入口を第2のろ過機44のろ液流出
口に接続すると共に、その分留品流出口を第1及び第2
の混合槽39、42の貧溶媒流入口にそれぞれ接続し、
さらに、残液流出口を原料混合槽31の炭化水素油流入
口に接続した蒸留器45とからなる。
【0017】上記構成において、第1の混合槽39は、
分岐配管38を通して送給されてきたポリエチレン、ポ
リプロピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチック
溶液に貧溶媒の一例であるキシレンを混合するため設け
たものである。かかる混合において、プラスチック溶液
中の溶媒及びポリスチレンはキシレンに溶けるが、ポリ
エチレンとポリプロピレンはキシレンとの相溶性に劣る
のでキシレンに溶けず、ポリエチレンとポリプロピレン
のみが分離・析出されることになる。第1のろ過前処理
機40は、このように分離・析出されたポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンが溶解されているプラ
スチック溶液に超音波振動等を与え、析出されたポリエ
チレンとポリプロピレンとを微粉砕化するために設けた
ものである。なお、微粉砕化は、攪拌等の機械的力をポ
リエチレンとポリプロピレンに付与することによって行
うこともできる。
分岐配管38を通して送給されてきたポリエチレン、ポ
リプロピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチック
溶液に貧溶媒の一例であるキシレンを混合するため設け
たものである。かかる混合において、プラスチック溶液
中の溶媒及びポリスチレンはキシレンに溶けるが、ポリ
エチレンとポリプロピレンはキシレンとの相溶性に劣る
のでキシレンに溶けず、ポリエチレンとポリプロピレン
のみが分離・析出されることになる。第1のろ過前処理
機40は、このように分離・析出されたポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンが溶解されているプラ
スチック溶液に超音波振動等を与え、析出されたポリエ
チレンとポリプロピレンとを微粉砕化するために設けた
ものである。なお、微粉砕化は、攪拌等の機械的力をポ
リエチレンとポリプロピレンに付与することによって行
うこともできる。
【0018】第1のろ過機41は、上記したプラスチッ
ク溶液から微粉砕化されたポリエチレンとポリプロピレ
ンからなるプラスチック粉末をろ過するためのものであ
り、かかるプラスチック粉末は30〜2000μmとい
う微細な粒径の微粉末となっている。第2の混合槽42
は、第1のろか機41から送給されてきたろ液、即ち、
ポリスチレンを溶融状態に含有するプラスチック溶液に
エタノールを混合するため設けたものである。かかる混
合において、プラスチック溶液中の溶媒はエタノールに
溶けるが、ポリスチレンはエタノールとの相溶性に劣る
のでエタノールに溶けず、ポリスチレンのみが分離・析
出されることになる。第2のろ過前処理機43は、この
ように分離・析出されたポリスチレンを溶解したプラス
チック溶液に超音波振動等を与え、析出されたポリスチ
レンを微粉砕化するために設けたものである。なお、微
粉砕化は、攪拌等の機械的力をポリスチレンに付与する
ことによって行うこともできる。
ク溶液から微粉砕化されたポリエチレンとポリプロピレ
ンからなるプラスチック粉末をろ過するためのものであ
り、かかるプラスチック粉末は30〜2000μmとい
う微細な粒径の微粉末となっている。第2の混合槽42
は、第1のろか機41から送給されてきたろ液、即ち、
ポリスチレンを溶融状態に含有するプラスチック溶液に
エタノールを混合するため設けたものである。かかる混
合において、プラスチック溶液中の溶媒はエタノールに
溶けるが、ポリスチレンはエタノールとの相溶性に劣る
のでエタノールに溶けず、ポリスチレンのみが分離・析
出されることになる。第2のろ過前処理機43は、この
ように分離・析出されたポリスチレンを溶解したプラス
チック溶液に超音波振動等を与え、析出されたポリスチ
レンを微粉砕化するために設けたものである。なお、微
粉砕化は、攪拌等の機械的力をポリスチレンに付与する
ことによって行うこともできる。
【0019】第2のろ過機44は、上記したプラスチッ
ク溶液から微粉砕化されたポリスチレンからなるプラス
チック粉末をろ過するためのものであり、かかるプラス
チック粉末は30〜2000μmという微細な粒径の微
粉末となっている。蒸留器45は、第2のろ過機44に
よってポリスチレンからなるプラスチック粉末をろ過し
た後の残液であるろ液を蒸留するものであり、この蒸留
によってキシレンとエタノールを分離し、このキシレン
とエタノールを貧溶媒としてそれぞれ第1、第2の混合
槽39、42に還流して、循環使用することができる。
また、蒸留器45によってキシレンとエタノールを蒸留
分離した後の残液である炭化水素油は原料混合槽31内
に還流して、再度廃プラスチック材に混入され、同様に
循環使用されることになる。
ク溶液から微粉砕化されたポリスチレンからなるプラス
チック粉末をろ過するためのものであり、かかるプラス
チック粉末は30〜2000μmという微細な粒径の微
粉末となっている。蒸留器45は、第2のろ過機44に
よってポリスチレンからなるプラスチック粉末をろ過し
た後の残液であるろ液を蒸留するものであり、この蒸留
によってキシレンとエタノールを分離し、このキシレン
とエタノールを貧溶媒としてそれぞれ第1、第2の混合
槽39、42に還流して、循環使用することができる。
また、蒸留器45によってキシレンとエタノールを蒸留
分離した後の残液である炭化水素油は原料混合槽31内
に還流して、再度廃プラスチック材に混入され、同様に
循環使用されることになる。
【0020】次に、上記した構成を有する廃プラスチッ
ク材処理設備Bを用いてプラスチック粉末を回収する方
法について、図2を参照して説明する。まず、原料混合
槽31で、廃プラスチック材に炭化水素油を添加した後
高温で加熱溶解して溶解物を生成する。その後、分離槽
32において、この溶解物から不溶解分を除去してポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解した
プラスチック溶液を生成する。このプラスチック溶液を
分岐配管38を通して第1の混合槽39内に流入する。
そして、初期動作においては、予め第1の混合槽39内
に張り込みしていた貧溶媒としてのキシレンと、プラス
チック溶液とを混合して、プラスチック溶液中のポリエ
チレンとポリプロピレンを析出する。さらに、このプラ
スチック溶液をろ過前処理機40に送り、同ろ過前処理
機40において、プラスチック溶液に超音波振動や機械
的振動を付与する。この操作によってプラスチック溶液
中の析出したポリエチレンとポリプロピレンが微粉末化
される。
ク材処理設備Bを用いてプラスチック粉末を回収する方
法について、図2を参照して説明する。まず、原料混合
槽31で、廃プラスチック材に炭化水素油を添加した後
高温で加熱溶解して溶解物を生成する。その後、分離槽
32において、この溶解物から不溶解分を除去してポリ
エチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解した
プラスチック溶液を生成する。このプラスチック溶液を
分岐配管38を通して第1の混合槽39内に流入する。
そして、初期動作においては、予め第1の混合槽39内
に張り込みしていた貧溶媒としてのキシレンと、プラス
チック溶液とを混合して、プラスチック溶液中のポリエ
チレンとポリプロピレンを析出する。さらに、このプラ
スチック溶液をろ過前処理機40に送り、同ろ過前処理
機40において、プラスチック溶液に超音波振動や機械
的振動を付与する。この操作によってプラスチック溶液
中の析出したポリエチレンとポリプロピレンが微粉末化
される。
【0021】その後、第1のろ過機41によってプラス
チック溶液をろ過して、粒径が30〜2000μmであ
るポリエチレンとポリプロピレンからなるプラスチック
粉末を回収する。前記ろ過によって生成されたろ液であ
るポリスチレンが溶解されているプラスチック溶液を第
2の混合槽42内に流入する。そして、初期動作におい
ては、予め第2の混合槽42内に張り込みしていた貧溶
媒としてのエタノールと、プラスチック溶液とを混合し
て、プラスチック溶液中のポリスチレンを析出する。さ
らに、このプラスチック溶液を第2のろ過前処理機43
に送り、第2のろ過前処理機43において、プラスチッ
ク溶液に超音波振動や機械的振動を付与する。この操作
によってプラスチック溶液中の析出したポリスチレンが
微粉末化される。その後、第2のろ過機44によってプ
ラスチック溶液をろ過して、粒径が30〜2000μm
であるポリスチレンからなるプラスチック粉末を回収す
る。
チック溶液をろ過して、粒径が30〜2000μmであ
るポリエチレンとポリプロピレンからなるプラスチック
粉末を回収する。前記ろ過によって生成されたろ液であ
るポリスチレンが溶解されているプラスチック溶液を第
2の混合槽42内に流入する。そして、初期動作におい
ては、予め第2の混合槽42内に張り込みしていた貧溶
媒としてのエタノールと、プラスチック溶液とを混合し
て、プラスチック溶液中のポリスチレンを析出する。さ
らに、このプラスチック溶液を第2のろ過前処理機43
に送り、第2のろ過前処理機43において、プラスチッ
ク溶液に超音波振動や機械的振動を付与する。この操作
によってプラスチック溶液中の析出したポリスチレンが
微粉末化される。その後、第2のろ過機44によってプ
ラスチック溶液をろ過して、粒径が30〜2000μm
であるポリスチレンからなるプラスチック粉末を回収す
る。
【0022】前記した第2のろ過機44によって生成さ
れたろ液は蒸留器45に送給され、キシレンとエタノー
ルを蒸留分離する。そして、これらのキシレンとエタノ
ールとは、それぞれ、第1、第2の混合槽39、42に
還流され、貧溶媒として、第1の混合槽39内に送給さ
れてきたポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレ
ンを溶解したプラスチック溶液、及び第2の混合槽42
に送給されてきたポリスチレンを溶解したプラスチック
溶液に混入され、再利用されることになる。また、蒸留
器45によってろ液を蒸留分離後の残液である炭化水素
油は、原料混合槽31に還流され、原料混合槽31内に
送給されてきた廃プラスチック材に混入され、再使用さ
れることになる。
れたろ液は蒸留器45に送給され、キシレンとエタノー
ルを蒸留分離する。そして、これらのキシレンとエタノ
ールとは、それぞれ、第1、第2の混合槽39、42に
還流され、貧溶媒として、第1の混合槽39内に送給さ
れてきたポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレ
ンを溶解したプラスチック溶液、及び第2の混合槽42
に送給されてきたポリスチレンを溶解したプラスチック
溶液に混入され、再利用されることになる。また、蒸留
器45によってろ液を蒸留分離後の残液である炭化水素
油は、原料混合槽31に還流され、原料混合槽31内に
送給されてきた廃プラスチック材に混入され、再使用さ
れることになる。
【0023】一方、廃プラスチック材から抽出されたプ
ラスチック溶液を灯油や軽油として製品化したい場合
は、抽出されたプラスチック溶液を、熱分解部と蒸留部
とからなる油化処理部の分解蒸留塔33に送給して熱分
解する。そして、分解蒸留塔33の熱分解部における熱
分解によって発生した熱分解ガスは、蒸留部にて、芳香
族留分、灯油・軽油留分、ワックス留分に分離され、そ
の後、灯油や軽油等として製品化されることになる。
ラスチック溶液を灯油や軽油として製品化したい場合
は、抽出されたプラスチック溶液を、熱分解部と蒸留部
とからなる油化処理部の分解蒸留塔33に送給して熱分
解する。そして、分解蒸留塔33の熱分解部における熱
分解によって発生した熱分解ガスは、蒸留部にて、芳香
族留分、灯油・軽油留分、ワックス留分に分離され、そ
の後、灯油や軽油等として製品化されることになる。
【0024】このように、第2の実施の形態に係る廃プ
ラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法にお
いては、廃プラスチック材から抽出されたプラスチック
溶液にポリエチレン及びポリプロピレンに対して貧溶媒
であるキシレンを、かつ、ポリスチレンに対して貧溶媒
であるエタノールを順次混合して、ポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチック溶
液中のプラスチックを別個に析出させ粉砕すると共に、
これをろ過してポリエチレンとポリプロピレンとからな
るプラスチック粉末及びポリスチレンからなるプラスチ
ック粉末をそれぞれ別個に回収するようにしている。従
って、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレン
を油化処理して灯油や軽油等を生産するのみならず、こ
れらのプラスチック原料の多用途化をさらに図ることが
でき、しかも、その取扱性を高めることをできると共
に、安全性も高めることができる。
ラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法にお
いては、廃プラスチック材から抽出されたプラスチック
溶液にポリエチレン及びポリプロピレンに対して貧溶媒
であるキシレンを、かつ、ポリスチレンに対して貧溶媒
であるエタノールを順次混合して、ポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンを溶解したプラスチック溶
液中のプラスチックを別個に析出させ粉砕すると共に、
これをろ過してポリエチレンとポリプロピレンとからな
るプラスチック粉末及びポリスチレンからなるプラスチ
ック粉末をそれぞれ別個に回収するようにしている。従
って、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレン
を油化処理して灯油や軽油等を生産するのみならず、こ
れらのプラスチック原料の多用途化をさらに図ることが
でき、しかも、その取扱性を高めることをできると共
に、安全性も高めることができる。
【0025】また、本実施の形態に係る廃プラスチック
材からプラスチック粉末を回収する方法においても、ろ
液を蒸留分離して生成した貧溶媒及び炭化水素油を、そ
れぞれ、プラスチック溶液からのプラスチックの析出及
び原料混合槽での廃プラスチック材への混合に再利用す
ることができるので、プラスチック粉末の製造における
経済性も高めることができる。
材からプラスチック粉末を回収する方法においても、ろ
液を蒸留分離して生成した貧溶媒及び炭化水素油を、そ
れぞれ、プラスチック溶液からのプラスチックの析出及
び原料混合槽での廃プラスチック材への混合に再利用す
ることができるので、プラスチック粉末の製造における
経済性も高めることができる。
【0026】以上、本発明を、複数の実施の形態を参照
して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態
に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範
囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の
実施の形態や変容例も含むものである。例えば、上記し
た実施の形態では、貧溶媒としてエタノールとキシレン
とを用いたが、その他の貧溶媒も用いることができるも
のである。
して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態
に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範
囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の
実施の形態や変容例も含むものである。例えば、上記し
た実施の形態では、貧溶媒としてエタノールとキシレン
とを用いたが、その他の貧溶媒も用いることができるも
のである。
【0027】
【発明の効果】請求項1及び2記載の廃プラスチック材
からプラスチック粉末を回収する方法においては、廃プ
ラスチック材から抽出されたプラスチック溶液に貧溶媒
を混合させ、プラスチック溶液中のポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンからなるプラスチックを析
出させ粉砕すると共に、これをろ過してポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプラスチック
粉末を回収するようにしている。従って、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンを油化処理して灯
油や軽油等を生産するのみならず、これらのプラスチッ
ク原料の多用途化を図ることができ、しかも、その取扱
性を高めることをできると共に、安全性も高めることが
できる。特に、請求項2記載の廃プラスチック材からプ
ラスチック粉末を回収する方法においては、ろ液を蒸留
分離して生成した貧溶媒及び炭化水素油を、それぞれ、
プラスチック溶液の凝結及び原料混合槽での廃プラスチ
ック材への混合に再利用することができるので、プラス
チック粉末の製造における経済性も高めることができ
る。請求項3、4記載の廃プラスチック材からプラスチ
ック粉末を回収する方法においては、原料混合槽で廃プ
ラスチック材に炭化水素油を添加した後高温で加熱溶解
し、その後、分離槽で不溶解分を除去して、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解したプラス
チック溶液を抽出し、このプラスチック溶液中に、ポリ
エチレン及びポリプロピレンとの相溶性が劣る貧溶媒を
混合してポリエチレンとポリプロピレンを析出し粉砕し
た後、プラスチック溶液について前段ろ過を行ってポリ
エチレンとポリプロピレンからなるプラスチック粉末を
回収すると共に、前記ろ過によって生成されかつポリス
チレンが溶解されているプラスチック溶液中に、ポリス
チレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合してポリスチレン
を析出し粉砕した後、プラスチック溶液について後段ろ
過を行ってポリスチレンからなるプラスチック粉末を回
収するようにしている。従って、ポリエチレンとポリプ
ロピレンとからなるプラスチック粉末及びポリスチレン
からなるプラスチック粉末をそれぞれ別個に回収するこ
とができ、これらのプラスチック原料の多用途化をさら
に図ることができる。特に、請求項4記載の廃プラスチ
ック材からプラスチック粉末を回収する方法において
は、後段ろ過によって生成されたろ液を蒸留分離して二
つの異なる分留品を二つの貧溶媒としてそれぞれ再利用
すると共に、分離後の残液を炭化水素油として再利用す
るようにしたので、プラスチック粉末の製造における経
済性も高めることができる。
からプラスチック粉末を回収する方法においては、廃プ
ラスチック材から抽出されたプラスチック溶液に貧溶媒
を混合させ、プラスチック溶液中のポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリスチレンからなるプラスチックを析
出させ粉砕すると共に、これをろ過してポリエチレン、
ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプラスチック
粉末を回収するようにしている。従って、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンを油化処理して灯
油や軽油等を生産するのみならず、これらのプラスチッ
ク原料の多用途化を図ることができ、しかも、その取扱
性を高めることをできると共に、安全性も高めることが
できる。特に、請求項2記載の廃プラスチック材からプ
ラスチック粉末を回収する方法においては、ろ液を蒸留
分離して生成した貧溶媒及び炭化水素油を、それぞれ、
プラスチック溶液の凝結及び原料混合槽での廃プラスチ
ック材への混合に再利用することができるので、プラス
チック粉末の製造における経済性も高めることができ
る。請求項3、4記載の廃プラスチック材からプラスチ
ック粉末を回収する方法においては、原料混合槽で廃プ
ラスチック材に炭化水素油を添加した後高温で加熱溶解
し、その後、分離槽で不溶解分を除去して、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンを溶解したプラス
チック溶液を抽出し、このプラスチック溶液中に、ポリ
エチレン及びポリプロピレンとの相溶性が劣る貧溶媒を
混合してポリエチレンとポリプロピレンを析出し粉砕し
た後、プラスチック溶液について前段ろ過を行ってポリ
エチレンとポリプロピレンからなるプラスチック粉末を
回収すると共に、前記ろ過によって生成されかつポリス
チレンが溶解されているプラスチック溶液中に、ポリス
チレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合してポリスチレン
を析出し粉砕した後、プラスチック溶液について後段ろ
過を行ってポリスチレンからなるプラスチック粉末を回
収するようにしている。従って、ポリエチレンとポリプ
ロピレンとからなるプラスチック粉末及びポリスチレン
からなるプラスチック粉末をそれぞれ別個に回収するこ
とができ、これらのプラスチック原料の多用途化をさら
に図ることができる。特に、請求項4記載の廃プラスチ
ック材からプラスチック粉末を回収する方法において
は、後段ろ過によって生成されたろ液を蒸留分離して二
つの異なる分留品を二つの貧溶媒としてそれぞれ再利用
すると共に、分離後の残液を炭化水素油として再利用す
るようにしたので、プラスチック粉末の製造における経
済性も高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る廃プラスチッ
ク材からプラスチック粉末を回収する方法に好適に用い
ることができる廃プラスチック材処理設備の全体構成を
示すブロック図である。
ク材からプラスチック粉末を回収する方法に好適に用い
ることができる廃プラスチック材処理設備の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る廃プラスチッ
ク材からプラスチック粉末を回収する方法に好適に用い
ることができる廃プラスチック材処理設備の全体構成を
示すブロック図である。
ク材からプラスチック粉末を回収する方法に好適に用い
ることができる廃プラスチック材処理設備の全体構成を
示すブロック図である。
【図3】従来の廃プラスチック材からプラスチックを回
収する方法に好適に用いることができる廃プラスチック
材油化処理設備の全体構成を示すブロック図である。
収する方法に好適に用いることができる廃プラスチック
材油化処理設備の全体構成を示すブロック図である。
A 廃プラスチック材処理設備 A1 廃プラスチック材油化処理設備 A2 プラスチ
ック粉末化処理設備 B 廃プラスチック材処理設備 B1 廃プラスチック材油化処理設備 B2 プラスチ
ック粉末化処理設備 11 原料混合槽 12 分離槽 13 分解蒸留塔 14 熱分解油
加熱炉 15 残渣処理機 16 受槽 17 プラスチック溶液送給管 18 分岐配管 19 混合槽 20 ろ過前処
理機 21 ろ過機 22 蒸留器 31 原料混合槽 32 分離槽 33 分解蒸留塔 34 熱分解油
加熱炉 35 残渣処理機 36 受槽 37 プラスチック溶液送給管 38 分岐配管 39 第1の混合槽 40 第1のろ
過前処理機 41 第1のろ過機 42 第2の混
合槽 43 第2のろ過前処理機 44 第2のろ
過機 45 蒸留器
ック粉末化処理設備 B 廃プラスチック材処理設備 B1 廃プラスチック材油化処理設備 B2 プラスチ
ック粉末化処理設備 11 原料混合槽 12 分離槽 13 分解蒸留塔 14 熱分解油
加熱炉 15 残渣処理機 16 受槽 17 プラスチック溶液送給管 18 分岐配管 19 混合槽 20 ろ過前処
理機 21 ろ過機 22 蒸留器 31 原料混合槽 32 分離槽 33 分解蒸留塔 34 熱分解油
加熱炉 35 残渣処理機 36 受槽 37 プラスチック溶液送給管 38 分岐配管 39 第1の混合槽 40 第1のろ
過前処理機 41 第1のろ過機 42 第2の混
合槽 43 第2のろ過前処理機 44 第2のろ
過機 45 蒸留器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 23:00 25:00
Claims (4)
- 【請求項1】 原料混合槽で廃プラスチック材に炭化水
素油を添加した後高温で加熱溶解し、その後、分離槽で
不溶解分を除去して、ポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンを溶解したプラスチック溶液を抽出し、
該プラスチック溶液中に、前記ポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合
してポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンを
析出・粉砕し、前記プラスチック溶液をろ過してポリエ
チレン、ポリプロピレン及びポリスチレンからなるプラ
スチック粉末を回収することを特徴とする廃プラスチッ
ク材からプラスチック粉末を回収する方法。 - 【請求項2】 前記ろ過によって生成されたろ液を蒸留
分離して分留品を前記貧溶媒として再利用すると共に、
蒸留分離後の残液を前記炭化水素油として再利用するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の廃プラスチッ
ク材からプラスチック粉末を回収する方法。 - 【請求項3】 原料混合槽で廃プラスチック材に炭化水
素油を添加した後高温で加熱溶解し、その後、分離槽で
不溶解分を除去して、ポリエチレン、ポリプロピレン及
びポリスチレンを溶解したプラスチック溶液を抽出し、
該プラスチック溶液中に、前記ポリエチレン及びポリプ
ロピレンとの相溶性が劣る貧溶媒を混合してポリエチレ
ンとポリプロピレンを析出させた後粉砕し、前記プラス
チック溶液について前段ろ過を行ってポリエチレンとポ
リプロピレンからなるプラスチック粉末を回収すると共
に、前記ろ過によって生成されかつポリスチレンを溶解
するプラスチック溶液中に、前記ポリスチレンとの相溶
性が劣る貧溶媒を混合してポリスチレンを析出・粉砕
し、前記プラスチック溶液について後段ろ過を行ってポ
リスチレンからなるプラスチック粉末を回収することを
特徴とする廃プラスチック材からプラスチック粉末を回
収する方法。 - 【請求項4】 前記後段ろ過によって生成されたろ液を
蒸留分離して二つの異なる分留分を前記二つの貧溶媒と
してそれぞれ再利用すると共に、蒸留分離後の残液を前
記炭化水素油として再利用するようにしたことを特徴と
する請求項3記載の廃プラスチック材からプラスチック
粉末を回収する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4067796A JPH09208738A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4067796A JPH09208738A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09208738A true JPH09208738A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12587170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4067796A Pending JPH09208738A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 廃プラスチック材からプラスチック粉末を回収する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09208738A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0897968A3 (en) * | 1997-08-13 | 1999-07-28 | Kawasaki Steel Corporation | Method for treating plastics and solid fuel obtained by the same method |
| US6225360B1 (en) | 1998-06-20 | 2001-05-01 | Kwang Kim | Method and system for recovering polyethylene from waste resin-compounds |
| KR100836957B1 (ko) * | 2007-01-03 | 2008-06-12 | 주식회사 젠트로 | 폐합성수지의 분말화 방법 |
| JP2013072043A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 溶剤廃液に含まれる樹脂組成物及び凝集分離剤の分離回収装置、及びその分離回収方法 |
| KR102021118B1 (ko) * | 2018-12-28 | 2019-09-11 | 안민규 | 난연성 스티로폼의 재활용을 위한 폴리스틸렌 추출방법 |
| CN112362526A (zh) * | 2020-11-24 | 2021-02-12 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种聚丙烯原料组分的定量检测方法 |
| US11427471B2 (en) | 2017-11-14 | 2022-08-30 | Korea Institute Of Science And Technology | Method for preparing carbon material using polyolefin-based plastic and carbon material prepared therefrom |
-
1996
- 1996-02-01 JP JP4067796A patent/JPH09208738A/ja active Pending
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