JPH09209432A - 雨水利用の便器洗浄水供給装置 - Google Patents

雨水利用の便器洗浄水供給装置

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JPH09209432A
JPH09209432A JP8020740A JP2074096A JPH09209432A JP H09209432 A JPH09209432 A JP H09209432A JP 8020740 A JP8020740 A JP 8020740A JP 2074096 A JP2074096 A JP 2074096A JP H09209432 A JPH09209432 A JP H09209432A
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Fumio Uchida
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ故障時においても、トイレを使用する
ことができる雨水利用の便器洗浄水供給装置を提供しよ
うとするものである。 【解決手段】 雨水を回収して貯留し、その貯留した雨
水を利用する雨水利用手段(10)と、上水を利用する上水
利用手段(11)とを備えた雨水利用の便器洗浄水供給装置
であって、前記雨水利用手段(10)は、建物の屋根(20)に
降る雨水を回収する回収手段(30)と、その回収手段(30)
により回収した雨水を貯留する雨水貯留タンク(40)と、
その雨水貯留タンク(40)の水を建物内に送水する送水ポ
ンプ(50)と、その送水ポンプ(50)の送給管を水洗タンク
(61)に連結した雨水用配管(70)とを備え、前記上水利用
手段(11)は、上水を水洗タンク(61)内に導く上水用配管
(80)を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は雨水を回収したも
のと上水との両方を利用することができる便器洗浄水供
給装置に関するものである。
【0002】
【先行技術】図4は、従来の雨水利用の便器洗浄水供給
装置の概略模式図を示すものである。従来の雨水利用の
便器洗浄水供給装置は、建物の屋根120に降る雨水を回
収する回収手段130と、その回収手段130により回収した
雨水を貯留する雨水貯留タンク140と、その雨水貯留タ
ンク140の水を建物内に送水する送水ポンプ150と、その
送水ポンプ150から送り出される水を水洗トイレ160の水
洗タンク161に送給する雨水用配管170とを備えていた。
【0003】具体的には、前記回収手段130は、屋根120
の軒側端部に沿って設置された縦断面U字形状の軒樋13
1と、その軒樋131により回収した雨水を建物の下方に向
かって流す縦樋132と、その縦樋132の下部に位置して降
り始めの塵等が混入した雨水を下水へ流す分流器133と
を備えていた。前記雨水貯留タンク140は、建物の周囲
に位置して地面の上に載置されている一次タンク141
と、その一次タンク141に連結されるとともに地面に埋
設されている二次タンク142とから形成されていた。前
記一次タンク141は、回収した雨水の中の塵や埃等の混
入した固形物を沈殿させるために使用するものであっ
た。そして、二次タンク142は、一次タンク141から回収
した雨水が送り込まれ、回収した大量の雨水を貯留する
ものであった。そして、この二次タンク142は、雨水が
天候により充分回収されず貯留量が少ない場合に上水を
供給可能な上水補充栓143と、貯留する水量が所定の量
を超えるときに外部の下水に雨水を流すオーバーフロー
栓144とが形成されていた。
【0004】前記雨水用配管170の途中には、送給量の
調節が可能なバルブ171が形成されていた。また、前記
水洗タンク161は、便器163の後方上部に形成されてお
り、その内部にボールタップ162からなる水位調節装置
が形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の雨水利用の便器洗浄水供給装置は、送水ポンプ150が
故障すると、水洗タンク161への水の供給が停止し、ト
イレを使用することができなくなるという問題点があっ
た。そこで、請求項1記載の発明は、上記した従来の技
術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、ポンプ故障時においても、トイレを
使用することができる雨水利用の便器洗浄水供給装置を
提供しようとするものである。
【0006】これに加え、請求項2記載の発明は、上水
又は雨水のいずれかを選択して使用することができる上
に水洗タンクに接続する水供給用の配管を一本とするこ
とができて、水洗タンクの構造を簡単にすることができ
る雨水利用の便器洗浄水供給装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項1記載の発明は、
雨水を回収して貯留し、その貯留した雨水を利用する雨
水利用手段(10)と、上水を利用する上水利用手段(11)と
を備えた雨水利用の便器洗浄水供給装置であって、前記
雨水利用手段(10)は、建物の屋根(20)に降る雨水を回収
する回収手段(30)と、その回収手段(30)により回収した
雨水を貯留する雨水貯留タンク(40)と、その雨水貯留タ
ンク(40)の水を建物内に送水する送水ポンプ(50)と、そ
の送水ポンプ(50)の送給管を水洗タンク(61)に連結した
雨水用配管(70)とを備え、前記上水利用手段(11)は、上
水を水洗タンク(61)内に導く上水用配管(80)を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】本発明において、上水を使用した上水利用
手段(11)は、上水用配管(80)が水洗タンク(61)に連結さ
れているため、送水ポンプ(50)が故障して雨水貯留タン
ク(40)の内部に回収手段30により回収した雨水をトイレ
の水洗タンク(61)に送給することができなくても、上水
用配管(80)から上水を水洗タンク(61)に供給することが
できる。これにより、送水ポンプ(50)が故障等により作
動しなくなってもトイレの使用が可能となる。
【0009】なお、本発明において、雨水用配管(70)か
らの雨水が上水用配管(80)の中に逆流して上水の中に雨
水が入り込まないようにするためには、請求項2に記載
した外、雨水用配管(70)と上水用配管(80)とを、水洗タ
ンク(61)にそれぞれ別個独立に配管して使用すれば良
い。請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の特
徴点に加え、雨水用配管(70)と上水用配管(80)とは、水
洗タンク(61)の前の部分(例えば合流点91)で合流して
一本の配管(例えば共通配管90)となって水洗タンク(6
1)に連結され、上水用配管(80)は、前記合流点(91)の上
水側に位置して上水側に向かって逆流を阻止する逆止弁
(83)を備えたことを特徴とする。
【0010】上水用配管(80)は、雨水用配管(70)と上水
用配管(80)とが合流した合流点(91)の上水側に逆止弁(8
3)が形成されているため、雨水用配管(70)から水洗タン
ク(61)内に向かって送給される回収された雨水が、上水
用配管(80)の反水洗タンク(61)側に入り込んでいくのを
阻止することができる。これにより、回収された雨水が
逆流して上水に混入することを阻止し、上水の品質を保
つことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて、更に詳しく説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態を示すものであり、雨水利用の便器洗浄
水供給装置の概略模式図を示すものである。本実施の形
態に係る雨水利用の便器洗浄水供給装置は、雨水を回収
して貯留し、その貯留した雨水を利用する雨水利用手段
10と、上水を利用する上水利用手段11とを備えたもので
ある。
【0012】前記雨水利用手段10は、建物の屋根20に降
る雨水を回収する回収手段30と、その回収手段30により
回収した雨水を貯留する雨水貯留タンク40と、その雨水
貯留タンク40の水を建物内に送給する送水ポンプ50と、
その送水ポンプ50の送給管を水洗タンク61に連結した雨
水用配管70とを備えている。前記回収手段30は、建物の
屋根20の軒側端部に沿って設置された縦断面U字形状の
軒樋31と、その軒樋31により回収した雨水を建物の下方
に向かって流す縦樋32と、その縦樋32の下部に位置して
降り始めの塵等が混入した雨水を下水へ流す分流器33と
を備えている。
【0013】前記雨水貯留タンク40は、建物の周囲に位
置して地面の上に載置されている一次タンク41と、その
一次タンク41に連結されるとともに地面に埋設されてい
る二次タンク42とから形成されている。前記一次タンク
41は、回収した雨水の中の塵や埃等の混入した固形物を
沈殿させるために使用するものである。そして、二次タ
ンク42は、一次タンク41から回収した雨水が送り込ま
れ、回収した大量の雨水を貯留するものである。そし
て、この二次タンク42は、雨水が天候により充分回収さ
れず貯留量が少ない場合に上水を供給可能な上水補充栓
43と、貯留する水量が所定の量を超えるときに外部の下
水に雨水を流すオーバーフロー栓44とを備えている。
【0014】前記雨水用配管70の途中には、送給量の調
節が可能なバルブ71が形成されている。また、前記水洗
タンク61は、便器63の後方上部に形成されており、その
内部にボールタップ62からなる水位調節装置が形成され
ている。前記上水利用手段11は、上水を水洗タンク61内
に導く上水用配管80を備えている。その上水用配管80の
途中には、送給量の調節が可能なバルブ81と、水又はお
湯をトイレ使用後の体に直接噴射して洗浄可能な水噴射
式洗浄装置82に送給する連結管85とが形成されている。
【0015】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態において、屋根20の上
に雨が降り注ぐと、屋根20の傾斜に沿って雨水が軒側に
流れ、軒端部から軒樋31に向かって流れ落ちる。軒樋31
に流れ落ちた雨水は軒樋31に連結された縦樋32に沿って
下方に向かって流れ落ちる。そして、流れ落ちた雨水は
縦樋32の下部において分流器33の内部に入り込むと、分
流器33は、屋根20、軒樋31及び縦樋32の表面に付着した
塵や埃を多量に含む降り始めの雨量が少ないときに回収
した雨水を分別して下水に向かって流す。そして、分流
器33は、多量の雨水が降ったときに回収した雨水を分流
して雨水貯留タンク40の一次タンク41に向かって流し込
む。この一次タンク41において、塵や埃等を下方に向か
って沈殿させて、回収した雨水の中に含まれる塵や埃を
分別することができる。この一次タンク41から二次タン
ク42に雨水が送給され、この二次タンク42において大量
の雨水を貯留することができる。その際、降雨量が多く
て二次タンク42に貯留される雨水が所定の量を超える場
合には、所定の量を超える雨水をオーバーフロー栓44か
ら下水に向かって流すことができる。また、降雨量が少
なくて二次タンク42に貯留される雨水が少ない場合に
は、上水補充栓43から二次タンク42内に上水を補給する
ことができる。そして、送水ポンプ50により二次タンク
42内に貯留した雨水をトイレの水洗タンク61の内部に送
給する。これにより、雨水を便器の洗浄水に利用するこ
とができて、使用する上水の量を減らすことができる。
【0016】そして、本実施の形態において、上水を使
用した上水利用手段11は、上水用配管80が水洗タンク61
に連結されているため、送水ポンプ50が故障して雨水貯
留タンク40に貯留された雨水をトイレの水洗タンク61に
送給することができなくても、上水用配管80から上水を
水洗タンク61に供給することができる。これにより、送
水ポンプ50が故障等により作動しなくなってもトイレの
使用が可能となる。この上水利用手段11には電動で可動
するものは使用していないため、ポンプの故障時だけで
はなく、停電時においてポンプが作動しないような場合
においてもトイレを使用することができる。
【0017】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図2は、本発明の第2の実施の形態を示すものであ
り、雨水利用の便器洗浄水供給装置の概略模式図を示す
ものである。本実施の形態は、雨水用配管70と上水用配
管80とは、水洗タンク61の前の部分の合流点91において
合流して一本の共通配管90となって水洗タンク61に連結
されているものである。そして、上水と雨水とを併用す
ることができるとともに水洗タンク61の水位を調節する
ために1個のボールタップ62を備えたものである。ま
た、上水用配管80には、雨水用配管70と上水用配管80と
が合流した合流点91の上水側に位置して上水側に向かっ
て逆流を阻止する逆止弁83を備えている。その他の構成
は、第1の実施の形態とほぼ同様であって同様の部品に
は同一の部品番号を付与して説明を省略する。また、回
収手段30及び雨水貯留タンク40等は第1の実施の形態と
同様であって、図面及び説明を省略している。
【0018】上水用配管80は、雨水用配管70と上水用配
管80とが合流した合流点91の上水側にに逆止弁83が形成
されているため、雨水用配管70から水洗タンク61内に向
かって送給される回収された雨水が、上水用配管80の上
水側に入り込んでいくのを阻止することができる。これ
により、回収された雨水が上水に逆流して混入すること
を阻止することができ、上水の品質を保つことができ
る。
【0019】また、水洗タンク61に連結する雨水用配管
70及び上水用配管80が共通の配管を使用しているため、
水洗タンク61内に設けるボールタップ62が一個で済む。
このため、水洗タンク61内の水位調節装置を、雨水と上
水とを併用可能な特別のものを使用することなく、通常
のトイレの水洗タンク61として使用する一般用のものと
共通の簡単な構造のものを使用することができる。
【0020】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図3は、本発明の第3の実施の形態を示すものであ
り、雨水利用の便器洗浄水供給装置の概略模式図を示す
ものである。本実施の形態は、第2の実施の形態におい
て使用した雨水用バルブ71の代わりに雨水用配管70と上
水用配管80とが合流する合流点91に電動により任意の三
方向の開閉が自由に設定できる電動可動弁84と、この電
動可動弁84の開閉動作を制御する制御スイッチ86とを備
えたものである。その他の構成は第2の実施の形態とほ
ぼ同様であって、同様の部品には同一の部品番号を付与
して説明を省略する。本実施の形態によれば、制御スイ
ッチ86を操作することにより、面倒な雨水用バルブ71
(図2)の開閉作業をすることなく、雨水用配管70の開
閉及び上水用配管80の開閉作業を電動によりすることが
でき、雨水利用及び上水利用の切り替え作業を容易にす
ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、ポンプ故障時においても、トイレ
を使用することができる雨水利用の便器洗浄水供給装置
を提供することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、上水又は雨
水のいずれかを選択して使用することができる上に水洗
タンクに接続する水供給用の配管を一本とすることがで
きて、水洗タンクの構造を簡単にすることができる雨水
利用の便器洗浄水供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すものであり、
雨水利用の便器洗浄水供給装置を示す概略模式図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すものであり、
雨水利用の便器洗浄水供給装置を示す概略斜視図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すものであり、
雨水利用の便器洗浄水供給装置を示す概略斜視図であ
る。
【図4】従来の雨水利用の便器洗浄水供給装置を示す概
略模式図である。
【符号の説明】
10 雨水利用手段 11 上水利用手段 20 屋根 30 回収手段 31 軒樋 32 縦樋 33 分流器 40 雨水貯留タン
ク 41 一次タンク 42 二次タンク 43 上水補充栓 44 オーバーフロ
ー栓 50 送水ポンプ 60 水洗トイレ 61 水洗タンク 62 ボールタップ 63 便器 70 雨水用配管 71 雨水用バルブ 80 上水用配管 81 上水用バルブ 82 水噴射式洗浄
装置 83 逆止弁 84 電動可動弁 85 連結管 86 制御スイッチ 90 共通配管 91 合流点 110 雨水利用手段 120 屋根 130 回収手段 131 軒樋 132 縦樋 133 分流器 140 雨水貯留タンク 141 一次タンク 142 二次タンク 143 上水補充栓 144 オーバーフロー栓 150 送水ポンプ 160 水洗トイレ 161 水洗タンク 162 ボールタップ 163 便器 170 雨水用配管 171 バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨水を回収して貯留し、その貯留した雨
    水を利用する雨水利用手段と、上水を利用する上水利用
    手段とを備えた雨水利用の便器洗浄水供給装置であっ
    て、 前記雨水利用手段は、建物の屋根に降る雨水を回収する
    回収手段と、 その回収手段により回収した雨水を貯留する雨水貯留タ
    ンクと、 その雨水貯留タンクの水を建物内に送水する送水ポンプ
    と、 その送水ポンプの送給管を水洗タンクに連結した雨水用
    配管とを備え、 前記上水利用手段は、上水を水洗タンク内に導く上水用
    配管を備えたことを特徴とする雨水利用の便器洗浄水供
    給装置。
  2. 【請求項2】 雨水用配管と上水用配管とは、水洗タン
    クの前の部分で合流して一本の配管となって水洗タンク
    に連結され、上水用配管は、前記合流点の上水側に位置
    して上水側に向かって逆流を阻止する逆止弁を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の雨水利用の便器洗浄水供
    給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299355A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Jasufaado:Kk 住宅用水循環システム
CN103074917A (zh) * 2013-01-31 2013-05-01 河海大学 一种雨水收集与利用装置
CN103541414A (zh) * 2013-10-21 2014-01-29 邵宏 节水型双进水踩踏释洁厕水箱

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