JPH09209652A - スイングドア用センサ - Google Patents

スイングドア用センサ

Info

Publication number
JPH09209652A
JPH09209652A JP8038824A JP3882496A JPH09209652A JP H09209652 A JPH09209652 A JP H09209652A JP 8038824 A JP8038824 A JP 8038824A JP 3882496 A JP3882496 A JP 3882496A JP H09209652 A JPH09209652 A JP H09209652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
swing door
value
detection area
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8038824A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsutsumi
幸司 堤
Masumitsu Kanou
増光 叶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabco Ltd filed Critical Nabco Ltd
Priority to JP8038824A priority Critical patent/JPH09209652A/ja
Priority to EP97101384A priority patent/EP0789127A3/en
Priority to US08/790,914 priority patent/US5963000A/en
Priority to CA002196377A priority patent/CA2196377C/en
Publication of JPH09209652A publication Critical patent/JPH09209652A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/40Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
    • E05F15/42Detection using safety edges
    • E05F15/43Detection using safety edges responsive to disruption of energy beams, e.g. light or sound
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/70Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation
    • E05F15/73Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation responsive to movement or presence of persons or objects
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/40Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
    • E05F15/42Detection using safety edges
    • E05F15/43Detection using safety edges responsive to disruption of energy beams, e.g. light or sound
    • E05F2015/434Detection using safety edges responsive to disruption of energy beams, e.g. light or sound with cameras or optical sensors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/40Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
    • E05F15/42Detection using safety edges
    • E05F2015/483Detection using safety edges for detection during opening
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2600/00Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
    • E05Y2600/40Mounting location; Visibility of the elements
    • E05Y2600/46Mounting location; Visibility of the elements in or on the wing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Type of wing
    • E05Y2900/132Doors

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイングドアの安定した動作を確保する。 【解決手段】 スイングドア1にそれぞれ取り付けら
れ、床面に光線を投光する投光器E1乃至E5、E10 乃至E1
3 と、前記床面からの反射光を受光して検知エリアを形
成する受光器R1乃至R5、R10 乃至R13 とを、具えたスイ
ングドア用センサ100 、200 において、検知エリアの床
面形状をスイングドアの幅を含む矩形状とし、前記検知
エリアを、前記スイングドアに接近した主検知エリアS
1と、この主検知エリアに沿った副検知エリアS2とに
よって形成し、副検知エリアS2をスイングドア1の作
動時に無効とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイングドアに取
り付けられ、スイングドアのスイングする経路及びその
近傍に、人体等の移動物体や、植木鉢やマット等の静止
物体が存在するか否かを検知するスイングドア用センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】スイングドアは、ドア開口にこれを閉じ
るように設けられ、その一方の側に設けた回転中心の回
りに回転可能に形成されている。スイングドアの一方の
面側(アプローチ側)に設定したドア開用の検出エリア
に、人体等の移動物体が進入した際に、スイングドアは
上記一方の面とは反対側の面側(スイング側)に回転さ
せられる。移動物体がドア開口を通過した後、スイング
ドアは、ドア開口を閉じるために、アプローチ側に回転
させられる。スイング側及びアプローチ側いずれに回転
するときも、回転する方向に物体が存在すると、この物
体がスイングドアと衝突する。これを防止するために、
スイングドアには、アプローチ側及びスイングドア側
に、センサが設けられ、安全用の検知エリアを設定す
る。安全用の検知エリアに物体が存在する場合、スイン
グドアの回転を停止させたり、スイングドアの移動速度
を低速にしたり、反転動作させる。
【0003】このような目的のセンサとしては、例えば
米国特許第4560912号に開示されているように、
投光器と受光器とを使用して、スイングドアから空中に
延びる領域を検知エリアとする空中放射式のものがあ
る。また、ドイツ特許第4415401号に開示されて
いるように、スイングドアの上方に複数のセンサを設
け、これらセンサは、投光器と受光器とを具え、これら
センサから床面に到達する複数の検知エリアを形成する
ものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スイングド
アの移動経路の近傍に、ガイドレールが設けられること
がある。ドイツ特許第4415401号の技術では、床
面近傍の小さな物体を検知することはできるが、ガイド
レールを検知して、スイングドアが不要なときに停止す
る可能性が大きい。従って、不要な物体を検知しない
で、スイングドアの安定した動作を確保することが望ま
しい。
【0005】また、検知エリア内に、ガイドレールの他
に、移動物体も進入した場合、ガイドレールを検知せず
に、移動物体のみを検知することが、移動物体の速やか
な通行を促進する上から望ましい。米国特許第4560
912号の技術では、その検知エリアの設定位置を工夫
することによって、ガイドレールをセンサが検知して、
スイングドアが停止したりすることを防止することが可
能である。しかし、床面の近傍に小さな物体、例えば幼
児等が存在する場合、これを検知できない可能性があ
る。従って、不要な物体を検知せずに、必要とする物体
のみを検知できるようにすることが望ましい。
【0006】スイングドアが設置される環境は千差万別
である。従って、スイングドアを設置する際、その環境
に応じた状態にセンサの投光量や受光量を調整しなけれ
ば、スイングドアの正常な動作を期待できない。このよ
うな調整は自動的に行えることが望ましい。また、スイ
ングドアが設置されている環境は、時間の経過と共に変
化することがある。このように変化した環境に対応して
センサを自動的に調整することも望まれる。
【0007】また、スイングドアがスイングする際、回
転中心側から離れている戸先側の周速度は回転中心側よ
りも速い。従って、この戸先側に人体等の物体が衝突し
た場合、物体が大きな損傷を受ける可能性がある。戸先
側の検知エリアでは、物体が存在するか否か、綿密に検
知することが望ましい。
【0008】本発明は、スイングドアの安定した動作を
確保することを目的とする。また、本発明は、移動物体
のみを検知することを目的とする。さらに、本発明は、
検知エリアの環境の相違や変化に対応することを目的と
する。また、本発明は、スイングドアの周速度の高速の
部分の検知状態を改善することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
スイングドアにそれぞれ取り付けられた投光器と受光器
とを具えている。投光器は、床面に光線を投光し、受光
器は、前記床面からの反射光を受光して検知エリアを形
成する。前記検知エリアの床面形状は前記スイングドア
の幅を含む矩形状とされている。前記検知エリアは、前
記スイングドアに接近した主検知エリアと、この主検知
エリアに沿った副検知エリアとによって形成されてい
る。前記副検知エリアは前記スイングドアの作動時に無
効とされる。
【0010】請求項1記載の発明によれば、副検知エリ
アは、スイングドアが作動したとき、無効とされる。従
って、スイングドアが動作しているときに、副検知エリ
アが不要な物体を検知することを防止することができ、
スイングドアの安定した動作を確保できる。しかも、ス
イングドアが開位置または閉位置にあるときには、主及
び副検知エリアは有効であるので、広い範囲に渡って物
体の有無を検知することができ、物体がスイングドアに
衝突することを防止でき、物体の安全を確保することが
できる。
【0011】請求項2記載の発明は、前記主検知エリア
と前記副検知エリアとを、複数個の小検知エリアでそれ
ぞれ形成し、前記スイングドアの幅に対応して前記小検
知エリアの一部を無効にしたものである。
【0012】請求項2記載の発明によれば、主及び副検
知エリアを構成する小検知エリアの一部を無効にできる
ので、例えばドア幅が異なるスイングドアに、この発明
によるセンサを使用しても、センサをドア幅に応じた検
知エリアを持つものとすることができ、ドア幅を超えた
領域をセンサが検知することを防止でき、センサが不要
なものを検知することがなく、スイングドアの安定した
動作を確保できる。
【0013】請求項3記載の発明は、前記主検知エリア
における前記スイングドアに対して垂直方向の幅を、物
体が検出されたときに前記スイングドアを制動し得る長
さとしたものである。
【0014】請求項3記載の発明によれば、主検知エリ
アによって物体が検知されると、スイングドアが制動、
例えば停止または減速が行われるが、その制動の効果
は、物体がスイングドアに衝突する前に現れる。従っ
て、物体の安全を確保することができる。
【0015】請求項4記載の発明は、前記スイングドア
のスイング側の面に取り付けられたスイングドア用セン
サにおいて、前記主検知エリアを複数個の小検知エリア
で形成し、これら小検知エリアを、前記スイングドアの
開作動時に、前記スイングドアの回転中心に近い側から
順次無効とするものである。
【0016】請求項4記載の発明によれば、スイング側
の主検知エリアを構成する小検知エリアを、スイングド
アの開作動時に、スイングドアの回転中心に近い側から
順に無効にしているので、この検知エリアの大きさは、
スイングドアの作動に応じて、スイングドアが開位置ま
たは閉位置にあるときの大きさよりも順に、小さくなっ
ていく。従って、不要な物体をセンサが検知することが
なく、スイングドアの安定した動作を確保することがで
きる。
【0017】請求項5記載の発明は、前記スイングドア
のアプローチ側に取り付けられたスイングドア用センサ
において、前記スイングドアの開位置において前記副検
知エリアと前記主検知エリアとを有効にすると共に、前
記スイングドアの閉作動時において前記副検知エリアを
無効にするものである。
【0018】請求項5記載の発明によれば、開位置にお
いて主及び副検知エリアを有効としているので、広い検
知エリアを確保することができ、物体の安全を確保する
ことができる。しかも、スイングドアの閉作動時に、副
検知エリアを無効としているので、ドアと衝突する可能
性のない物体を検知することがなく、不要なドアの停
止、減速、反転等を防止でき、スイングドアの安定した
動作を確保することができる。
【0019】請求項6記載の発明は、前記スイングドア
のアプローチ側に取り付けられたスイングドア用センサ
において、前記スイングドアの開位置において前記副検
知エリアと前記主検知エリアの双方または一方の戸先側
に前記小検知エリアを増加させるものである。
【0020】請求項6記載の発明によれば、スイングド
アの開位置において、小検知エリアを増加させているの
で、開位置において、広い検知エリアを確保することが
できるので、物体の安全を確保することができる。
【0021】請求項7記載の発明は、両開きの2つのス
イングドアのアプローチ側にそれぞれ取り付けられたス
イングドア用センサにおいて、前記両スイングドアが開
位置から閉位置へ移動する閉行程の全域または閉位置付
近に接近したとき、前記両センサそれぞれの前記主検知
エリアにおける戸先側の前記小検知エリアの一部を無効
としたものである。
【0022】両開きのスイングドアを閉動作させたと
き、両者が完全に同期して作動することはなく、一方の
スイングドアの戸先が、他方のスイングドアに設けたセ
ンサによって検知されることがある。しかし、請求項7
記載の発明によれば、戸先側の小検知エリアの一部を無
効としているので、上述したようなことを防止でき、ス
イングドアの安定した動作を確保することができる。
【0023】請求項8記載の発明は、前記センサが前記
スイングドアの一か所に取り付けられると共に、前記検
知エリアをその床面形状が矩形状となる四角錐に近似し
た形状としたものである。
【0024】請求項8記載の発明によれば、センサから
床面までに1つのセンサによって形成される検知エリア
が四角錐状であるので、1つのセンサによって空中から
床面までの領域を検知エリアとすることができ、漏れの
ない検知を行うことができ、物体の安全を確保すること
ができる。
【0025】請求項9記載の発明は、スイングドアにそ
れぞれ取り付けられた投光器と受光器とを具えている。
投光器は、床面に向けて光線を投光する。受光器は、前
記床面からの反射光線を受光して検知エリアを形成す
る。前記スイングドアの各作動位置に対応した受光器の
受光量を受光値とし、この受光値のうち、前記検知エリ
ア内に移動物体が存在しない状態での受光値によって基
準値を作成し、この基準値と前記スイングドアの各作動
位置における受光器の受光値とを比較する。
【0026】請求項9記載の発明によれば、移動物体が
存在しない状態、言い換えれば静止物体が存在する状態
において検知した受光値を基準値としているので、静止
物体を検知することなく、移動物体のみを検知すること
ができ、ドアの不要な反転、停止、または減速を生じる
ことがなく、スイングドアの安定した動作を確保でき
る。
【0027】請求項10記載の発明は、前記投光器から
所定回数の光線を投光し、この光線の検知エリアからの
反射光線を受光する受光器の受光量の平均値を前記受光
値とするものである。
【0028】一般に投光器及び受光器等の回路のばらつ
きに起因して、受光値が常に一定になることは少ない。
そこで、請求項10記載の発明によれば、一度測定した
受光値を基準値とするのではなく、所定回数にわたって
測定した受光値の平均値を基準値とすることによって、
基準値の測定誤差を修正し、基準値の精度を高め、精度
よく移動物体のみを検知している。
【0029】請求項11記載の発明は、前記投光器から
所定回数の光線を投光し、この光線の検知エリアからの
反射光線を受光する受光器の受光量のうち、最大値と最
小値のいずれか一方または双方を除いた平均値を受光値
とするものである。
【0030】受光値には、太陽光等の外乱やノイズ等に
起因して最大値や最小値が発生することがあり、これら
が基準値の精度を悪化させる。請求項11記載の発明に
よれば、受光器の受光量のうち、最大値と最小値のうち
いずれか一方または双方を除いた受光量の平均値を受光
値としているので、更に精度よく移動物体のみを検知す
ることができる。
【0031】請求項12記載の発明は、前記投光器から
所定回数の光線を投光し、この光線の前記検知エリアか
らの反射光線を受光する受光器の受光量のうち、最初の
投光光線の検知エリアからの反射光線による受光器の受
光量を無効とし、他の受光量に基づいて前記受光値を演
算するものである。
【0032】最初の投光光線による受光量は、投光器や
受光器等の回路の不安定性によって、精度が低いことが
多い。そこで、請求項12記載の発明によれば、最初の
受光量を無視することによって、基準値の精度を高める
ことができ、移動物体のみを高精度に検知することがで
きる。
【0033】請求項13記載の発明は、前記投光器から
所定回数の投光光線を投光し、この投光光線の前記検知
エリアからの反射光線を受光する受光器の受光量のう
ち、最大値と最小値のいずれか一方または双方を除くと
共に、前記投光器が投光する投光光線の投光周期を、他
のセンサの投光器の投光周期と相違させたものである。
【0034】複数台のスイングドアを作動させた場合、
これらにそれぞれ設けられているセンサが干渉を起こ
し、一方のセンサからの投光光線の検知エリアからの反
射光線を他のスイングドアのセンサの受光器が受光する
ことがある。このようなことを防止するために、請求項
13記載の発明では、投光光線の投光周期を、他のセン
サの投光器の投光周期と相違させ、さらに受光値の最大
値と最小値とを除去して求めた平均値を規準値としてい
るので、相互干渉の影響を除去できる。
【0035】請求項14記載の発明は、前記投光器から
所定回数の投光光線を投光し、前記投光器が投光する投
光光線の投光周期を他のセンサのセンサの投光器の投光
周期と相違させると共に、この投光光線の前記検知エリ
アからの反射光線を受光する受光器の受光量の最大値と
最小値との差が所定値以上の場合、その受光量を無効と
するものである。
【0036】請求項14記載の発明によれば、このセン
サを具えたスイングドアを起動しようとしたとき、受光
器の受光量の最大値と最小値との差が所定値以上の場
合、他のスイングドアのセンサが起動しており、これと
干渉を起こしている可能性あるので、規準値の作成また
は検知を中止し、センサの誤動作を防止する。また、請
求項13と同様に2台以上のセンサが干渉している可能
性もあるので、データを無効とすることによって干渉を
防止する。
【0037】請求項15記載の発明は、前記投光器と受
光器のうち、一方または双方を複数とし、前記検知エリ
アを、前記投光器または受光器の複数個設けたものの数
に応じた小検知エリアによって形成し、前記受光値を前
記小検知エリアごとに演算するものである。
【0038】請求項15記載の発明によれば、受光値を
小検知エリアごとに演算しているので、基準値及び物体
の有無を検知するための受光値それぞれを小検知エリア
ごとに得られ、検知エリアの状況に細かく対応すること
ができ、より高精度に物体のみを検知することができ
る。
【0039】請求項16記載の発明は、前記投光器と受
光器を多数個設け、前記検知エリアを、前記投光器また
は受光器の数に応じた小検知エリアで形成し、前記多数
の受光器のうち、複数個の受光器を選択して同時に受光
可能な状態としたものである。
【0040】請求項16記載の発明によれば、選択され
た複数の受光器によって順に受光量を測定しようとした
場合、後の方に測定する受光器は既に選択されたもので
あるので、受光器の動作は安定しており、しかも受光器
の受光量は選択に伴う過渡現象等の影響が収まっている
ので、直ちに測定に移っても高精度に測定することがで
き、測定時間を短縮することができる。
【0041】請求項17記載の発明は、前記投光器と受
光器のうち一方または双方を複数とし、前記検知エリア
を、前記投光器または受光器の複数個設けたものの数に
応じた小検知エリアで形成し、これら小検知エリアを順
次切り換えるものである。
【0042】請求項17記載の発明によれば、同時刻に
全ての投光器及び受光器が作動しないので、小検知エリ
アの検出に要する電力を少なくすることができる。
【0043】請求項18記載の発明は、前記投光器と受
光器のうち、少なくとも受光器を複数とし、前記検知エ
リアを、前記受光器の数に応じた小検知エリアで形成
し、前記小検知エリアの接近した複数の小検知エリアの
受光値を平均した値を、それぞれの受光値として記憶す
るものである。
【0044】請求項18記載の発明によれば、小検知エ
リアの接近した複数の小検知エリアの受光値を平均した
値を、これら接近した小検知エリアの受光値としている
ので、これを基準値として使用する場合、複数の小検知
エリアに共通に1つの規準値を使用でき、同じメモリ容
量でより細かく設定したドア作動位置ごとに基準値を設
定できる。
【0045】請求項19記載の発明は、スイングドアに
それぞれ取り付けられた投光器と受光器とを具えてい
る。投光器は、床面に光線を投光し、受光器は、前記床
面からの反射光線を受光して検知エリアを形成する。前
記検知エリア内に移動物体が存在しない状態での前記各
スイングドアの各作動位置に対応した前記受光器の受光
値が基準値とされ、この基準値の上下の一方又は双方に
不感帯を形成する限定値が設けられている。
【0046】請求項19記載の発明によれば、不感帯が
形成されているので、この不感帯の幅を調整することに
よってセンサの感度と安定性を調整することができる。
【0047】請求項20記載の発明は、前記スイングド
アの作動時に得た前記受光値が前記不感帯内にあると
き、前記スイングドアの作動時に得た前記受光値と前記
基準値とが比較され、前記スイングドアの作動時に得た
受光値に対応して前記限定値が補正される。
【0048】スイングドアの作動時の受光値が不感帯内
にあると、物体は検知されていないと見なされている。
このとき、センサの設置環境、例えば天候の変化がある
のに、これを放置しておくと、物体を検知していないの
に、物体が存在すると誤検知して、スイングドアが動作
することがある。そこで、請求項20の発明では、スイ
ングドアの作動時の受光値を基準値と比較することによ
って、環境の変化があった否かを検査する。環境の変化
があると、不感帯の幅を調整することによってスイング
ドアの誤動作を防止するために、スイングドアの作動時
の受光値に対応して限定値が補正される。なお、受光値
に対応した限定値の補正としては、受光値と基準値との
比較結果として得られる、例えば両者の差分だけ限定値
を変更するものがある。
【0049】請求項21記載の発明は、前記スイングド
アの作動時に得た前記受光値が前記不感帯内にあると
き、その受光値に応じて前記限定値を補正するものであ
る。
【0050】請求項21記載の発明も、請求項20記載
の発明と同様に動作する。なお、受光値に応じた限定値
の補正としては、例えば受光値に所定の比率を乗算した
値を新たな基準値とし、これに予め定めた値を加算、減
算または加減算した値を限定値とするものがある。
【0051】請求項22記載の発明は、前記スイングド
アの閉行程の各作動位置において得た受光器の受光値に
基づいて前記限定値を補正するものである。
【0052】スイングドアの閉行程では、検知エリア内
に移動物体が存在しない可能性が高く、誤った補正をす
る可能性が少ない。そこで、請求項22記載の発明で
は、スイングドアの閉行程において、限定値の補正を行
っている。
【0053】請求項23記載の発明は、前記スイングド
アの閉位置における前記受光器の受光値が前記不感帯内
にあるとき、前記スイングドアの閉位置において得た前
記受光器の受光値と前記基準値とを比較し、この比較し
た値に応じて前記ドアの各作動位置における前記限定値
を補正するものである。
【0054】請求項23記載の発明によれば、閉位置に
おける受光値と基準値を比較した結果、閉位置において
環境の変化があると判断される場合、当然に他のドアの
作動位置においても環境の変化があると予測して、他の
ドアの各作動位置の限定値も速やかに補正する。なお、
スイングドアは、閉位置に存在している時間が、閉行
程、開行程及び開位置に存在している時間よりも長いの
で、最も環境の変化がよくわかる。従って、閉位置で環
境の変化があると、他のドアの各作動位置においても環
境の変化があったと推測できるので、各ドアの作動位置
の限界値も補正している。
【0055】請求項24記載の発明は、前記スイングド
アが閉位置にあるときに前記受光器が受光した受光値が
前記不感帯内にあるとき、その受光値に応じて閉位置に
おける前記限定値を補正するものである。
【0056】請求項24記載の発明によれば、スイング
ドアの閉位置における限定値が補正される。スイングド
アは、開行程、閉行程、開位置に存在している時間より
も閉位置に存在している時間が非常に長い。従って、閉
位置における限定値のみを補正すれば、充分な場合があ
るので、閉位置のみにおいて限定値を補正する。
【0057】請求項25記載の発明は、前記投光器が投
光する投光光線の前記検知エリアからの反射光線を受光
する前記受光器の受光値が前記不感帯外にあって、その
状態が所定時間継続したとき、前記限定値を補正するも
のである。
【0058】請求項25記載の発明において、受光器の
受光値が不感帯外にあるとき、なんらかの物体が検知エ
リア内に存在していると判断される。例えばスイングド
アが物体を検知したときに、停止するものであれば、所
定時間にわたって物体が検知エリア内に存在する状態が
続くと、物体が検知エリア内に存在すると判断できるの
で、このような物体が存在する状態での受光値が、不感
帯内に含まれるように、限定値を補正して、円滑にスイ
ングドアが動作するようにしている。
【0059】請求項26記載の発明は、前記投光器が投
光する投光光線の前記検知エリアからの反射光線を受光
する前記受光器の受光値が前記不感帯外にあって、その
受光値がほぼ同一値を所定時間継続したとき、前記限定
値を補正するものである。
【0060】請求項26記載の発明によれば、不感帯外
である受光値がほぼ同一値を所定時間継続する場合に
は、検知されたものは、例えばマットや植木鉢のような
静止物体と判断されるので、請求項25と同様に限定値
を補正し、円滑にスイングドアが動作するようにして、
スイングドアの安定した動作を確保している。
【0061】請求項27記載の発明は、前記スイングド
アが閉位置または各作動位置にあるとき、前記スイング
ドアがほぼ同一位置にあって、かつ前記受光器の受光値
が前記不感帯外にある状態が、所定回数継続したとき
に、前記限定値を補正するものである。
【0062】受光器の受光値が不感帯外にあるとき、な
んらかの物体が検知エリア内に存在していると判断され
る。例えばスイングドアが物体を検知したときに、反転
したり、減速しながら回転するものであれば、同じドア
の作動位置でドアが反転したり、減速したりすることが
所定回数にわたって繰り返されると、静止物体が検知エ
リア内に存在すると判断できるので、請求項29の発明
では、このような物体が存在する状態での受光値が、不
感帯内に含まれるように、限定値を補正して、円滑にス
イングドアが作動するようにして、スイングドアの安定
した動作を確保している。
【0063】請求項28記載の発明は、スイングドアに
それぞれ取り付けられた投光器と受光器とを有してい
る。投光器は、床面に光線を投光し、受光器は、前記床
面からの反射光線を受光して検知エリアを形成する。さ
らに、前記投光器と前記受光器とを制御する制御器が設
けられている。前記検知エリア内に移動物体が存在しな
い状態で、前記受光値から生じる限定値が前記制御器の
反応領域外にあるとき、前記制御器は、前記限定値を前
記反応領域内に位置させる値に制御する。
【0064】制御器は、受光値が受光器の受光量に対応
した値となる反応領域を有し、受光量が大きすぎると、
受光値は反応領域の上限値に固定され、受光量が小さす
ぎると、受光値は反応領域の下限値に固定される。従っ
て、センサが設置される環境によっては、受光量に基づ
いて設定される限定値が反応領域外となる可能性があ
る。この様な場合、正確に物体を検知できなくなるの
で、限定値が反応領域内に位置するように制御する。こ
の制御法としては、例えば投光器の投光量を調整するも
の、受光器の受光量を調整するもの、受光器の受光量を
増幅して制御器に供給する増幅部の利得を調整するもの
等がある。
【0065】請求項29記載の発明は、前記制御器が、
前記投光器の投光量を調整して、前記限定値を前記反応
領域内に位置させる値に制御するものである。
【0066】請求項29記載の発明では、投光器の投光
量を調整することによって、限定値を反応領域内に位置
させている。
【0067】請求項30記載の発明は、スイングドアの
上方の一か所に取り付けられたセンサであって、床面に
向けて光線を投光する投光器と、前記床面からの反射光
線を受光して検知エリアを形成する受光器とを、具えて
いる。前記投光器の投光光線または前記床面から前記受
光器へ向かう前記反射光線の前記センサから前記床面ま
での長さを、前記スイングドアの回転中心側よりも戸先
側で短くしている。
【0068】検知エリアの床面での大きさを同じにし
て、投光光線または反射光線のセンサから床面までの長
さを等しくした場合、或いは、投光光線または反射光線
のセンサから床面までの長さを戸先側よりも回転中心側
を長くした場合、戸先側における検知エリアの縁であっ
て、床面から予め定めた高さとなる位置は、戸先側から
回転中心側によった位置となる。従って、検知エリアの
戸先側における検知エリアの高さは、低くなり、戸先側
において検知可能な高さが制限される。しかし、請求項
30記載の発明によれば、投光光線または反射光線のセ
ンサから床面までの長さを、スイングドアの回転中心側
よりも戸先側よりも短くしているので、戸先側における
検知エリアの縁であって、床面から予め定めた高さとな
る位置は、戸先側に近くなる。従って、戸先側において
検知可能な高さが高くなり、戸先側の外側から戸先側の
高さ方向の中途に人が顔を突き出したりしても、これを
検知することが可能となり、周速度の速い戸先側での安
全性を高められる。
【0069】請求項31記載の発明は、スイングドアの
上方の一か所に取り付けられたセンサーであって、床面
に向けて光線を投光する投光器と、前記床面からの反射
光線を受光して検知エリアを形成する受光器とを、具え
ている。前記投光器の投光光線または前記床面から前記
受光器へ向かう前記反射光線のうち、戸先側の光線を、
前記スイングドアの戸先側先端のほぼ中央位置で、前記
スイングドアと交差させている。
【0070】請求項31記載の発明によれば、前記投光
器の投光光線または前記床面から前記受光器へ向かう前
記反射光線を、前記スイングドアの戸先側先端のほぼ中
央位置で、前記スイングドアと交差させているので、戸
先側において検知可能な高さが高くなり、戸先側の外側
から戸先側の高さ方向の中途に人が顔を突き出したりし
ても、これを検知することが可能となり、周速度の速い
戸先側での安全性を高められる。
【0071】請求項32記載の発明は、前記投光器と受
光器の一方または双方を複数とし、前記投光器の投光光
線または前記床面から前記受光器へ向かう前記反射光線
の一方または双方の単位面積当たりの本数を、前記スイ
ングドアの回転中心側から戸先側に向かうに従って多く
してある。
【0072】請求項32記載の発明によれば、投光光線
または反射光線の一方または双方の単位面積当たりの本
数が、戸先側で多いので、戸先側での物体の検出精度を
上げることができ、周速度の速い戸先側での安全を確保
することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】スイングドアについて 本願発明によるスイングドア用センサは、スイングドア
に取り付けられる。スイングドアには片開きのものと両
開きのものがある。図6に示すように、例えば、片開き
のスイングドア1は、ドアフレーム2によって規定され
た矩形のドア開口3を開閉する矩形のもので、図2
(b)、(c)に示すようにスイングドア1の一方の側
縁側に設けた回転中心4の回りに回転する。スイングド
ア1の一方の側の面(アプローチ側の面)側に設けたド
ア開用の検知エリア(図示せず)に人体等の移動物体が
進入したとき、他方の側の面(スイング側の面)側に向
かってスイングドア1は回転して、ドア開口3を開く。
その後、スイングドア1は、反対側(アプローチ側)に
回転して、ドア開口3を閉じる。なお、ドア開口3のス
イング側の両側には、スイングドア1がスイング側に回
転した際に、ドア開口3を通行しようとする以外の者
が、スイングドア1の移動経路に侵入するのを防止する
ためにガイドレール7、7が設けられている。
【0074】検知エリアについて このようにスイングする際に、スイングドア1の移動経
路またはその近辺に人体等が存在すると、スイングドア
1に人体等が衝突する。これを防止するために、スイン
グ側及びアプローチ側にスイングドア1の回転と共に移
動する安全用の検知エリア(以下、検知エリアと称す
る。)4、5が形成され、これら検知エリア4、5内で
物体を検知すると、スイングドア1を停止させたり、減
速させたり、或いは反転させたりする。
【0075】検知エリア4、5を形成するために、スイ
ングドア1のスイング側及びアプローチ側の上方の戸先
(回転中心4と反対側の側縁)側に、本願発明によるス
イングドア用センサからなるスイング側センサ100、
アプローチセンサ200がそれぞれ設けられている。
【0076】検知エリア4、5は、図2(a)に示すよ
うに、スイングドア1に接近して形成された矩形状の主
検知エリアS1、A1 と、これより若干離れた位置に形
成された矩形状の副検知エリアS2、A2とからそれぞ
れ構成されている。これら主検知エリアS1、A1と、
副検知エリアS2、A2は、センサ100、200を頂
点とし、床面を底面とする四角錐状にそれぞれ形成され
ている。なお、主検知エリアS1、A1と、副検知エリ
アS2、A2との間にはそれぞれ隙間があるが、これら
隙間に人体等が存在したとしても、副検知エリアS2、
A2それぞれの上方の部分で検知されるので、この人体
を検知しないということはない。主検知エリアS1、A
1及び副検知エリアS2、A2は、すべて床面を検知エ
リアに含んでいるので、荷物運搬用の台車のような背の
低い物体でも検知できる。
【0077】主検知エリアS1、A1、副検知エリアS
2、A2は、図3(a)に示すようにそれぞれ複数の矩
形状の小検知エリアから構成されている。主検知エリア
S1は、回転中心4側から戸先側に向かって並ぶ小検知
エリアsa1乃至sa5から構成され、副検知エリアS
2は、同じくsa10乃至sa13から構成されてい
る。また、主検知エリアA1は、回転中心4側から戸先
側に向かって並ぶ小検知エリアaa9乃至aa6から構
成され、副検知エリアA2は、同じく回転中心4から戸
先側に向かって並ぶaa16乃至aa13から構成され
ている。なお、主検知エリアS1、副検知エリアS2
は、いずれも矩形状としたが、1つの矩形の対角線で分
割した形状とすることもできる。主検知エリアA1、副
検知エリアA2も同様である。
【0078】センサ100、200の構成について センサ100、200は、同一の構成であり、小検知エ
リアを形成するために、図4、図5に示すように16個
の投光器、例えば赤外線発光ダイオードE1乃至E16
と、受光器、例えば赤外線受光ダイオードR1乃至R1
6とを有している。投光器E1乃至E16は、床面側に
向かって赤外線を投光するように設けられている。投光
器E1乃至E9からの光線は、図5に示すように2つの
反射板104、105によって反射され、レンズ106
を介して床面に向かう。投光器E10乃至E16からの
光線は、反射板105によって反射され、レンズ106
を介して床面に向かう。
【0079】同様に、受光器R1乃至R9は、床面から
の反射光線をレンズ107、反射板105に対応する反
射板108及び反射板104に対応する反射板(図示せ
ず)を介して受光する。また、受光器R10乃至R16
は、床面からの反射光線をレンズ107及び反射板10
8を介して受光する。
【0080】各投光器E1乃至E16では、光線を投光
できる投光領域が定められており、受光器R1乃至R1
6も、光線を受光できる受光領域が定められている。そ
して、例えば対となる投光器と受光器の投光領域と受光
領域とが重なりあって1つの概略四角錐状の小検知エリ
アが形成される。
【0081】スイング側センサ100の場合、投光器E
1と受光器R1とによって、小検知エリアsa1が形成
され、投光器E2と受光器R2とによって、小検知エリ
アsa2が形成され、・・・・投光器E4と受光器R4
とによって、小検知エリアsa4が形成されている。ま
た、投光器E10と受光器R10とによって、小検知エ
リアsa10が形成され、・・・投光器E13と受光器
R13とによって小検知エリアsa13が形成されてい
る。即ち、スイング側センサ100の場合、投光器E1
乃至E5、受光器R1乃至R5によって主検知エリアS
1が形成され、投光器E10乃至E13、受光器R10
乃至R13によって副検知エリアS2が形成される。他
の投光器、受光器は使用されていない。
【0082】アプローチ側センサ200の場合、投光器
E9と受光器R9によって小検知エリアaa9が形成さ
れ、・・・投光器E5と受光器R5によって小検知エリ
アaa5が形成されている。また、投光器E16と受光
器R16とによって小検知エリアaa16が形成され、
・・・投光器E13と受光器R13とによって小検知エ
リアaa13が形成されている。即ち、アプローチ側セ
ンサ200の場合、投光器E9乃至E5、受光器R9乃
至R5によって主検知エリアA1が形成され、投光器E
16乃至E13、受光器R16乃至R13によって副検
知エリアA2が形成されている。他の投光器、受光器は
使用されていない。
【0083】なお、図4は、ドア1側からセンサ100
または200側を見た図である。また、図3等におい
て、主検知エリアS1、A2の小検知エリアss1、a
a1等を、スイングドア2の幅方向に沿って2分割して
示したのは、図5に示すように反射板104、105に
よって投光光線が2分割して投光されていることを表す
ためである。なお、投光器と受光器とは、対で使用して
いるが、必要な数の小検知エリアが形成できるなら、投
光器と受光器との数は同数とする必要はなく、投光器及
び受光器の一方の台数を、他方の台数よりも少なくする
ことができ、極端な場合、受光器及び投光器の一方を1
台とし、他方を必要とする小検知エリアの数に等しい複
数台とすることもできる。
【0084】ドア幅に応じた検知エリアの変更について センサ100、200を使用するスイングドア1の大き
さは、一定ではなく図3(a)乃至(c)に示すように
様々なものがある。それにもかかわらず、主検知エリア
S1、A1、副検知エリアS2、A2のスイングドア1
の幅方向に沿う長さを一定にしておくと、検出不要なも
のまでも検知する可能性がある。そこで、図3(a)乃
至(c)に示すように、主検知エリアS1、A1、副検
知エリアS2、A2では、センサ100、200を使用
するスイングドア1のドア幅に応じて、スイングドア1
の幅方向に沿う長さが調整可能となるように、戸先側で
使用する小検知エリアの数を変更している。
【0085】即ち、図3(b)の場合、主検知エリアS
1、A1をそれぞれ4つの小検知エリアで構成するた
め、スイング側センサ100及びアプローチ側センサ2
00では、投光器E5、受光器R5の使用がそれぞれ中
止されている。副検知エリアS2、A2をそれぞれ3つ
の小検知エリアで構成するため、スイング側センサ10
0、アプローチ側センサ200では、投光器E13、受
光器R13の使用が中止されている。
【0086】さらに、図3(c)の場合、主検知エリア
S1、A1のみとし、しかもそれぞれ2つの小検知エリ
アで形成するため、スイング側センサ100では、投光
器E1、E2、受光器R1、R2以外の投光器、受光器
の使用が中止されている。同様に、アプローチ側センサ
200では、投光器E9、E8、受光器R9、R8以外
の投光器の使用が中止されている。なお、図3(c)の
場合、副検知エリアを全く使用していないので、スイン
グドア1に垂直な方向にも検知エリアを縮小することが
できる。
【0087】センサ100、200の取付位置について 図2(b)、(c)に示すように、センサ100、20
0は、戸先側に偏って取り付けられている。従って、セ
ンサ100、200から床面に向かう投光光線及び床面
からセンサ100、200に向かう反射光線の、センサ
100、200から床面までの距離は、図2(b)に示
すように戸先側の方が、回転中心4側よりも短くなって
いる。検知エリア5、6の床面での面積を同じとして、
例えば、一点鎖線で示すように、センサ100、200
をスイングドア1の中央側に設けた場合、上記2つの距
離はほぼ等しくなる。床面からの或る高さHの位置、例
えばガードレール7の上端を考えた場合、センサ10
0、200を中央側に設けた場合、符号aで示すように
中央側に寄った位置でしか高さHの場所を検知できな
い。しかし、戸先側にセンサを設けることによって、上
記のように2つの距離を設定した場合、ガードレール7
に近い位置bまでも検知することができ、安全性を確保
することができる。
【0088】さらに、使用していない投光器と受光器、
例えばスイング側の場合、投光器E6、受光器R6、投
光器E14、受光器R14を使用して、符号cで示すよ
うに投光光線及び受光光線が、戸先の高さ方向の中間位
置でスイングドア1と交差するようにすれば、さらに高
い位置までも検知することができ、例えばガードレース
7の外側からスイングドア側に顔を突き出した人間も検
知可能となり、安全性が確保される。アプローチ側で
も、同様にできる。
【0089】スイングドア1の移動に伴う検知エリアの
変化について 図1(a)に示すように、スイングドア1がドア開口3
を閉じている閉位置では、主検知エリアS1、A1、副
検知エリアS2、A2が有効であり、スイング側及びア
プローチ側それぞれに広い検知エリアが確保されてい
る。
【0090】図1(b)に示すようにスイングドア1が
スイング側に所定角度、例えば2度開くと、副検知エリ
アS2、A2がそれぞれ無効とされる。副検知エリアS
2、A2を有効としたままであると、例えば図7(a)
に示すように、スイングドア1の移動経路よりもかなり
離れた位置にあり、スイングドア1と衝突の可能性のな
い人体m1、m2のような物体までも副検知エリアS
2、A2が検知する。これによって、スイングドア1が
停止、減速または反転し、アプローチ側から通行しよう
とする者が円滑に通行できなくなる。これを防止するた
め、副検知エリアS2、A2を無効としている。
【0091】この場合、図7(a)に示すようにスイン
グ側の主検知エリアS1の小検知エリアsa1の部分は
有効であるので、例えば回転中心4側のガイドレール7
の近傍に立っている人体等がある場合、これを検知する
ことができ、スイングドア1を停止、減速または反転さ
せることができる。従って、この人体がガイドレール7
を超えて顔を出し、スイングドア1と衝突することを未
然に防止できる。
【0092】但し、例えば、スイングドア1の設置場所
において、回転中心4側のガイドレール7の外方に壁が
あるような場合、ガイドレール7から外側を検知する必
要性は少ない。そのような場合、図8に示すように、ス
イングドア1の回転に従って回転中心側の小検知エリア
から順に小検知エリアを無効にする。例えば、スイング
ドア1が閉位置に対して約40度の角度をなしたとき、
小検知エリアsa1が無効とされ、50度の角度のと
き、さらに小検知エリアsa2が無効にされ、60度の
とき、さらに小検知エリアsa3が無効とされ、70度
のとき小検知エリアsa4が無効とされ、80度のと
き、小検知エリアsa5が無効とされる。なお、この回
転角度に応じた検知エリアの無効は、後述するエリア無
効設定が行われている場合に後述するエリア制御処理に
おいて行われる。
【0093】スイングドア1が90度回転した場合、即
ち、ドア開位置に到達すると、図7(b)に示すよう
に、アプローチ側の副検知エリアA2が有効となる。こ
れは、ドア開位置において、回転中心4とは反対側のガ
ードレール7付近までも検知可能とし、例えばアプロー
チ側からの通行者が回転中心4とは反対側のガードレー
ルの付近に立ち止まっているような場合にも、これを検
知するためである。このとき、同時にアプローチ側セン
サ200の投光器E4、受光器R4を動作させ、スイン
グドア1の戸先側に新たな小検知エリアaa4、aa1
2を形成する。このように副検知エリアA2の復活と共
に小検知エリアaa4、aa12の形成により、ドア開
位置においてアプローチ側の検知エリアを広くすること
ができ、より安全を確保することができる。
【0094】なお、図7(b)は、エリア無効設定が行
われていない場合を示しているので、スイング側の主検
知エリアS1は有効となっているが、エリア無効設定が
行われている場合には、主検知エリアS1も無効となっ
ている。小検知エリアaa4、aa12を形成したが、
いずれか一方のみを形成するようにしてもよい。
【0095】スイングドア1が開位置から閉位置に戻る
ときは、上記とは逆の動作が行われ、図1(a)に示す
状態となる。即ち、アプローチ側では、副検知エリアA
2が再び無効とされ、閉位置において再び有効となる。
このとき、副検知エリアA2が有効であると、例えば図
7(a)に示すように戸先側のガイドレール7の近辺に
立ち止まっている人体m2を副検知エリアA2が検知
し、人体m2が立ち退かない限り、スイングドア1が開
位置に反転し、再び閉位置に向かって回転したとき、ま
たも人体m2を検知し反転するという動作を繰り返す。
しかし、副検知エリアA2を無効にしているので、この
ようなことは生じない。
【0096】スイング側では、エリア無効設定が行われ
ていると、ドア1の閉位置に対する角度が小さくなるに
従って、無効とされていた主検知エリアが回転中心4側
に向かって順に有効となり、開位置では全てが有効とな
る。また、無効とされていた副検知エリアS2が開位置
において有効となる。
【0097】上記の各説明は、片開きのスイングドア1
によって開閉する場合である。図9に示すように1つの
ドア開口3aを、2枚のスイングドア1a、1bによっ
て開閉する両開きの場合もある。ドア1a、1bを同時
に閉じるように指令が与えられたとしても、風圧等の影
響によって両ドア1a、1bが完全に同期して回転しな
いことがある。この場合、一方のドアの少なくとも戸先
側の小検知エリアが他方のドアを検知し、そのドアが停
止または反転する可能性がある。これを防止するため、
ドアの角度が一定角度、例えば2度にまで閉じると、両
ドア1a、1bの戸先側の小検知エリアaa5を無効に
する。ドア1a、1bを開く場合には、ドア1a、1b
の戸先は互いに離れる方向に回転するので、上述したよ
うな誤検知は生じない。
【0098】なお、この無効は、後述する両開き設定が
されている場合に行われる。無効にするのは小検知エリ
アaa5だけでなくてもよく、図9の場合、小検知エリ
アaa6、aa7等も無効にすることもある。また、ド
アの角度が2度まで閉じると、戸先側の小検知エリアを
無効としたが、ドア2が開位置から閉じ始めると、直ち
に戸先側の小検知エリアを無効としてもよい。各小検知
エリアの有効、無効は、例えば投光器の投光を中止させ
ることや、後述する受光器での受光値を後述する制御部
で無視することによって行われる。
【0099】検知エリアのスイングドアに垂直な方向の
幅について なお、各主検知エリアS1、A1のスイングドア1に垂
直な方向の幅Wは、物体がこの検知エリアS1またはA
1によって検知されたことによって、ドア1に制動、例
えば停止または減速の制御が開始されて、実際にその制
動によって停止または減速される前に、スイングドア1
が物体に衝突しないように設定されている。例えば、主
検知エリアS1、A1におけるスイングドア1に平行で
あって、スイングドア1から遠い縁で物体が検知され
て、停止させるように、制動がかけられる。ドア1は停
止されるまで、移動を継続し、物体に近づくが、物体に
衝突する前に停止させられるように幅W(図3(a)参
照)が選択されている。この幅Wは、ドアを駆動してい
るモータに設けられているブレーキのブレーキ力の大き
さ、ドアの重量、モータに設けられている減速機部分で
の遊びに応じて設定される。この実施の形態では、主検
知エリア及び副検知エリアを合わせた、ドア1に垂直な
方向の幅を1400mmと設定してあり、その半分の7
00mmにWを設定してある。
【0100】物体の検知について 検知エリア内に物体が存在するか否かは、スイングドア
1の各回転位置(作動位置またはドア位置とも称す
る。)で各小検知エリアごとに得た受光値が、不感帯内
に入らなければ物体が存在すると判断され、不感帯内に
入ると物体が存在しないと判断される。なお、この不感
帯の幅を調整することによって、このセンサの感度を調
整することができる。最も感度を高くしたい場合には、
不感帯の幅を0とすればよい。
【0101】不感帯は、例えば図10に示すように、各
小検知エリアごとの各回転位置ごとに定めた基準値Nに
予め定めた値K/2を加算することによって不感帯の限
定値、例えば上限値を、基準値NからK/2を減算する
ことによって不感帯の限定値、例えば下限値を定めてい
る。
【0102】基準値の作成法について 例えばスイングドア1の移動経路及びその近辺に人体等
の移動物体が存在しない状態において、スイングドア1
を例えば開位置から閉位置まで移動させた場合に、各小
検知エリアごとに受光器によって得られる受光値を基に
して、基準値が決定される。このように移動物体が存在
しない状態における受光値を規準値としているので、例
えばガイドレール7が存在していても、これを検知エリ
ア内に侵入した物体と誤検知することがない。
【0103】例えば、図11に示すようにどの回転位置
でも、1つの投光器から所定回数、例えば5回の投光が
行われると、これに対応して受光器では5つの受光信号
が得られる。これら受光信号は、受光器での受光量を表
している。これらを平均することによって各回転位置で
の或る小検知エリアの受光値が求められ、これをこの回
転位置のこの小検知エリアの基準値とする。平均するの
は、受光器、投光器及びこれらに付随する回路の特性の
ばらつきや測定誤差の影響を除去するためである。
【0104】但し、平均する場合、5つの受光信号のう
ち最大値と最小値とを除いて平均するのが望ましい。こ
れは、太陽光等の外部光線や上記付随回路に乗ったノイ
ズ等の影響を除去するためである。なお、最大値及び最
小値のいずれか一方のみを排除してもよい。
【0105】実際には、5回の投光ではなく、6回の投
光を行い、その最初の投光に伴う受光信号(図11の符
号f参照)を無視する。これは、後述するように、投光
を行う際や受光を行う際に、受光器の切換が行われるの
で、この切換の際に生じた過渡現象の影響が、最初の投
光に対応した受光信号に生じており、過渡現象の影響の
なくなった2回目からの投光に対応した受光信号を用い
た方が、基準値の精度を向上させることができるからで
ある。
【0106】なお、基準値の測定の場合について説明し
たが、物体が存在するか否かを判断するために、受光信
号を処理して、受光値を得る場合も上記と同様に処理が
行われている。
【0107】規準値の補正について 規準値を予め定めたとしても、例えば時間の経過と共
に、天候が規準値を決定したときから変化することがあ
る。この場合、規準値を固定したままにしておくと、人
体等が実際には存在していないのに人体が存在すると誤
検知したり、逆に人体が存在しているのに存在していな
いと誤検知することがある。この誤検知を防止するた
め、規準値が不感帯内にあるとき(物体を検知していな
いとき)に規準値の補正が行われる。
【0108】この規準値の補正としては、ドア1が開位
置から閉位置まで回転するとき、即ち閉行程にあると
き、その回転位置に対応する各規準値を補正することが
ある。これは、ドア1の閉行程では、検知エリア内に物
体が存在しない状況が多いので、環境の変化のみを測定
でき、高精度に各規準値を補正できるからである。
【0109】また、ドア1が閉位置にあるとき、閉位置
における規準値のみを補正することもある。例えば閉位
置においてスイングドア1のアプローチ側が屋外に面
し、スイング側が屋内に面している場合、天候等の変化
によって大きく規準値が変化するのは閉位置のみであ
り、スイングドア1がスイング側に変化した場合には、
余り規準値の変化がないので、閉位置の規準値のみを補
正する。
【0110】さらに、閉位置における受光値を参照し
て、他の角度位置における規準値も補正する方法もあ
る。これは、閉位置における環境の変化が他のドア1の
角度位置においても同様に生じていると考えられる環境
の場合に使用する。一般にスイングドア1は、閉位置に
位置している時間が比較的長いので、環境の変化に最も
対応した補正を行える。これら補正は、後述する不感帯
内規準値補正処理によって行われる。
【0111】また、規準値を定めた後に、例えばスイン
グドア1の移動経路及びその近辺の検知エリアによって
検知される領域内にマットや植木鉢のような静止物体が
配置されることがある。この場合、物体検知用の受光値
は不感帯外となる。スイングドア1が直ちに停止するよ
うに制御されていると、静止物体を検知しているので、
予め定めた時間(静止体検知時間)にわたって、ほぼ同
じ受光値が継続する。従って、この場合には、規準値を
マットや植木鉢を考慮したものに補正する。
【0112】スイングドア1が、物体を検知した場合、
ドア1の速度を遅くするように制御されていると、スイ
ングドア1が開閉されるたびに、同じ回転位置で物体が
検知される度に、減速される。或いは、物体を検知した
位置、例えば閉位置においてアプローチ側で物体を検知
した場合には、ドアは反転され、この反転動作が何度も
繰り返される。従って、予め定めた回数に渡って同一回
転位置で物体が検知されると、静止物体が置かれている
と判断して、これを考慮した値に規準値が補正される。
この補正は、後述するように不感帯外規準値補正処理と
上述した不感帯内規準値補正処理とを利用して行われ
る。
【0113】なお、この補正を行うモードを限定静止検
知モードといい、この補正を行わないで、植木鉢等を検
出した場合、検出し続けるモードを完全静止検知モード
という。いずれのモードを使用するかは、使用者が後述
するようにして設定することができる。
【0114】投光量調整について スイングドア1が設置される環境は一律ではなく、例え
ば黒っぽい床に設置される場合もあれば、白っぽい床に
設置されることもある。いずれの場合にも予め定めた投
光量で各投光器から投光させると、規準値や物体検知用
の受光値が、センサの制御器の反応領域内に収まらない
ことがある。
【0115】受光器からの受光信号は、A/D変換器に
よってA/D変換されて、制御器に入力される。しか
し、受光信号の値が大きすぎると、A/D変換器は、こ
れに設けられている規準電圧の値の関係から、或る値以
上の受光信号は特定の値にしか変換しなくなる。例え
ば、受光信号の値が3Vまでは、受光信号の値に比例し
た、例えば255という数値に対応したディジタル信号
に変換するが、3Vを超えてしまうと、全て255とい
う数値のディジタル信号に変換する。同様なことが例え
ば受光信号の値が小さい場合にも生じ、或る受光信号以
下の値は全て0という数値に対応するディジタル信号に
変換する。この0乃至255の範囲を、反応領域と名付
ける(図10参照)。
【0116】従って、反応領域内に規準値や不感帯の上
下限値や物体検知用の受光値が収まらない事態を放置し
ておくと、高精度に物体を検知することができない。そ
こで、規準値や物体検知用の受光値が反応領域内に収ま
るように、特に規準値が反応領域のほぼ中央に位置する
ように、投光量の調整を行っている。この調整は、後述
する投光量調整処理によって行われる。
【0117】複数台使用の場合について スイングドア1は、常に1台で使用されるとは限らず、
例えば上述した両開きドアの場合、接近してスイング側
センサが2台、アプローチ側センサが2台使用される。
この場合、或るセンサの投光器からの投光光線の反射光
線が他のセンサの受光器によって受光されて、相互干渉
が生じる可能性がある。これを防止するために、図12
に示すように接近している2つのセンサの投光周期を一
方をT1、他方をT2というように異ならせてある。こ
の場合、完全に同時に両投光器が投光した場合には、最
初の投光により干渉の可能性があるが、上述したように
投光器は1度に6回の投光を行い、対応する受光器は、
その最初の投光に対応する受光信号を無視しているの
で、干渉は生じることはない。なお、各センサ100、
200は、それぞれ3.5KHz乃至4KHzの範囲内
のA乃至Dの4種類の周期のいずれかによって投光する
ように使用者によって選択される。
【0118】さらに、周期をずらせた上に、上述したよ
うに規準値決定用及び物体検知用の受光値は、最大値と
最小値の双方を除去している。
【0119】例えば図12に示すように、2つのセンサ
の投光周期T1、T2(T2>T1)と異ならせていて
も、図12における他のセンサの受光器は、他のセンサ
の投光器からの投光光線の反射光線の他に、或るセンサ
の投光器からの投光光線も同時に受光することがある。
この場合の他のセンサの受光信号が点線で示すように最
大値になる。
【0120】他のセンサの受光器は、本来の受光タイミ
ングよりも速いタイミングに或るセンサの投光器からの
投光光線の反射光線を受光することがある。この場合、
受光信号の周期T3は、本来の周期T2よりも短くな
る。即ち、受光信号に含まれる周波数成分は、本来の周
波数1/T2よりも高い1/T3となる。この受光信号
は、後述する増幅部314に供給される。この増幅部3
14には、上述した4種類の周期の信号を通過させられ
るように、3.5KHz乃至4KHz(この範囲に周期
T1、T2の逆数である周波数が含まれている。)を通
過させるように通過帯域が設定されているバンドパスフ
ィルタが設けられている。従って、上述した本来の周波
数よりも高い周波数成分を含んだ受光信号は、大きく減
衰される。これが最小値となる。
【0121】このように周期をずらせて、センサの相互
干渉を防止しようとしても、これだけでは不十分なこと
があり、周期をずらせたことにより、受光信号に最大値
と最小値とが生じることがある。そこで、これら最大値
と最小値とを除いて、平均値を求め、これを規準値また
は物体検知用の受光値として使用する。
【0122】また、これら最大値と最小値の差が所定
値、例えば25(これは受光器が受光目標受光量を10
0とした場合の1/4の値である。)以上であると、最
大値と最小値との差が大きすぎて、かなり大きな相互干
渉が生じていると判断して、受光信号の平均値を求める
ことを中止する。この中止は、規準値作成の場合にも、
物体検知用の受光値の作成の場合にも適用する。上記所
定値の値を小さくすると、干渉防止の精度が高くなり、
所定値を大きくすると、干渉防止の精度が低くなる。上
記25という値は実験的に定めたものである。
【0123】ハード全体構成について スイング側センサ100、アプローチ側センサ200
は、図13に示すように、ドアコントローラ400、エ
ンコーダ402、モータ403と共に、自動ドア装置を
構成している。ドアコントローラ402は、スイング側
センサ100、アプローチ側センサ200からの物体検
知信号に応じて、スイングドア1を駆動するモータ40
3を制御する。エンコーダ402は、スイングドア1の
回転位置及び回転方向を示す信号をドアコントローラ4
00、アプローチ側センサ200、スイング側センサ1
00に供給する。
【0124】センサの構成について アプローチ側センサ200、スイング側センサ100は
同一構成であり、その詳細を図14に示す。このセンサ
は、投光器E1乃至E16、受光器R1乃至R16の他
に、CPU302、ディップスイッチユニット304、
エンコーダ入力部305、出力部307、データメモリ
部306、駆動部300、受光器切換部301、増幅部
314で構成された制御器を有している。CPU302
に、ディップスイッチユニット304が接続されてい
る。ディップスイッチユニット304は、図15に示す
ように、2つのディップスイッチSW1とSW2とを有
し、スイッチSW1は1乃至6と名づけられた6個のオ
ン・オフスイッチを有し、スイッチSW2は、7乃至1
2と名づけられた6個のオン・オフスイッチを有してい
る。
【0125】ディップスイッチSW1、SW2の設定に
ついて スイッチSW1のオン・オフスイッチ1は、このセンサ
をアプローチ側センサ200またはスイング側センサ1
00のいずれに使用するか設定するもので、オンに設定
されたとき、CPU302がアプローチ側センサとして
制御を行い、オフに設定されたとき、CPU302がス
イング側センサとして制御を行う。
【0126】SW1のオン・オフスイッチ2は、このセ
ンサが片開きスイングドアに取り付られるのか、両開き
スイングドアに取り付けられるかを設定するもので、こ
のオン・オフスイッチ2がオンに設定されたとき、片開
きモードとCPU302が認識する。このスイッチ2が
オフに設定されると、CPU302は、両開きモードと
認識し、その結果、CPU302はアプローチ側に設定
されているとき、戸先の検知エリアを無効にする。
【0127】SW1のスイッチ3、4は、本発明とは直
接に関連しないので、説明を省略する。SW1のオン・
オフスイッチ5、6は、図3に関連して説明したよう
に、センサが取り付けられるスイングドアのドア幅に応
じて検知エリアの幅を変更するためのもので、図3では
3種類の検知エリア幅しか示さなかったが、実際にはA
乃至Dの4種類の幅が準備されており、オン・オフスイ
ッチ5、6が共にオンの場合、エリア幅Aが設定され、
スイッチ5がオンで、6がオフの場合、エリア幅Bが設
定され、スイッチ5がオフで、スイッチ6がオンの場
合、エリア幅Cが設定され、スイッチ5、6共にオフの
場合、エリア幅Dが設定される。CPU302は、この
スイッチ5、6の設定に応じて戸先側で使用する投光器
及び受光器を決定する。
【0128】SW2のオン・オフスイッチ7は、上述し
た限定静止/完全静止検知モードを設定するためのもの
で、このスイッチ7がオンに設定された場合、限定静止
検知モードと、オフに設定された場合、完全静止検知モ
ードと、CPU302が認識する。
【0129】SW2のオン・オフスイッチ8、9は、限
定静止検知モードにおいて使用する上述した静止体検知
時間を設定するもので、オン・オフスイッチ8、9が共
にオンのとき、15秒に設定され、オン・オフスイッチ
8がオンで、同9がオフのとき、30秒に設定され、オ
ン・オフスイッチ8がオフで、同9がオンのとき、90
秒に設定され、オン・オフスイッチ8、9が共にオフの
とき、300秒に設定される。
【0130】SW2のオン・オフスイッチ10は、上述
したエリア無効設定とするかエリア有効設定にするかを
決定するもので、これがオンのとき、エリア無効設定と
CPU302が認識し、オフのときエリア有効設定とC
PU302が認識する。
【0131】SW2のオン・オフスイッチ11、12
は、相互干渉防止設定において、このセンサの投光周期
をA乃至Dの4つの周期のいずれにするかを設定するも
ので、オン・オフスイッチ11、12が共にオンのと
き、周期Aとされ、オン・オフスイッチ11がオンで、
同12がオフのとき、周期Bとされ、オン・オフスイッ
チ11がオフで、同12がオンの場合、周期Cに設定さ
れる。またオン・オフスイッチ11、12が共にオフの
場合、周期Dに設定される。
【0132】CPU302には、エンコーダ入力部30
5を介してエンコーダ402から、このセンサが取り付
けられたドアがドア開位置を0度として何度の角度にあ
るか、また開位置に向かって回転しているのか、閉位置
に向かって回転しているのかを表す信号が入力されてい
る。このエンコーダ402からの信号は、例えば後述す
るエリア制御に使用される。
【0133】投光器の投光について CPU302は、アプローチ側に設定されたか、スイン
グ側に設定されたかによって使用すると決定された投光
器の投光を制御する。そのため、各投光器E1乃至E1
6のアノードには、負荷抵抗器310を介して正の電圧
が供給されており、カソードは駆動部300の各スイッ
チングトランジスタのエミッタ・コレクタ導電路を介し
てグラウンドに接続されている。これらスイッチングト
ランジスタの各ベースは、CPU302のポートP1乃
至P16に接続され、これらポートから駆動信号を供給
されたスイッチングトランジスタに接続されている投光
器が投光する。
【0134】いずれの回転位置でも、CPU302は、
使用すると決定された投光器を順に投光させる。原則と
して、投光器E1の投光及び消灯させた後、E3を投光
及び消灯させ、以下、E2、E4、E5、E13、E
6、E8、E10、E12、E11、E15、E14、
E16の順に投光、消灯させる。但し、例えば、スイン
グ側センサとして使用する場合で、閉位置にドアがある
場合には、小検知エリアsa1乃至sa5、sa10乃
至sa13だけを形成するので、実際に使用する投光器
は、E1乃至E5、E10乃至E13だけである。従っ
て、これら以外の投光器の投光の順番になっても、E1
乃至E5、E10乃至E13以外の投光器に対応するス
イッチングトランジスタに駆動信号を供給しない。
【0135】また、E1乃至E5、E10乃至E13で
あっても、後述するエリア制御によって無効にすると決
定された検知エリアの投光器に対応するスイッチングト
ランジスタには投光の順番になっても駆動信号は供給さ
れない。
【0136】従って、いずれのドア回転位置において
も、使用すると定めた投光器が全て同時に投光すること
はない。投光器が同時に1つしか投光しないので、投光
に使用される消費電力が削減される。なお、1つの投光
器における投光は、図11に示すように周期が例えば8
0μ秒の6発のパルス信号を駆動信号としてスイッチン
グトランジスタに供給することによって行われる。
【0137】受光器の受光について CPU302は、投光された投光光線の反射光線を、投
光した投光器と対をなす受光器が受光した受光信号を、
受光器切換器、例えばマルチプレクサ301を、ポート
P17乃至P19から供給する受光器切換信号によって
切換える。即ち、各受光器R1乃至R16のアノード
に、各負荷抵抗器312を介して正の電圧が印加され、
カソードはグラウンドに接続されている。各受光器に反
射光線が到来することにより、その受光量に応じて受光
器に流れる電流が変化する。これら電流は、受光器切換
器301に供給され、受光器切換信号によって選択され
た受光器からの電流(受光信号)が増幅部314に供給
される。
【0138】受光器切換信号は、例えば図16に示すよ
うな順で、図11に示すように例えば2m秒ごとに切換
えられる。図16に示すように、受光器切換器301
は、受光器R1乃至R16のうち、隣り合わないが、接
近している2つの受光器、例えばR1、R3からの受光
信号を同時に増幅部314に供給している。これは、受
光器切換部301を受光器切換信号によって切換えるこ
とによって、1つの受光器からの受光信号だけ増幅部3
14に供給した場合、この受光信号には、受光器切換部
301を切換えた際に発生した過度現象に伴うノイズが
含まれている。従って、このノイズが収まった後に、C
PU302が受光信号を取り込むようにしなければ、正
確な受光信号をCPU302に供給できず、測定に時間
がかかる。これを防止するために、上述したようにして
いる。また、隣り合った受光器からの受光信号を同時に
増幅部314に供給した場合、投光した投光器と対でな
い受光器が、反射光線を受光する可能性があるので、隣
り合っていない受光器からの受光信号を同時に増幅部3
14に供給している。
【0139】なお、図11から明らかなように、投光器
の投光は、対になっている受光器が受光器切換信号によ
って増幅部304に受光信号を供給可能な状態になって
から行われている。また、図16に示すように受光器R
15は、受光器R11と同時に選択されるが、このセン
サをスイング側センサとして使用する場合、受光器R1
5は使用しないので、対応する投光器E15に駆動信号
が供給されず、受光器R15は受光信号を発生しない。
また投光器R6、R8と、R7、R9と、R14、R1
6は、このセンサをスイング側センサとして使用する場
合、使用しないので、これらの受光信号を増幅部314
に供給する受光器切換信号をCPU302は発生しな
い。同様な処理がアプローチ側センサとして使用する場
合にも行われる。
【0140】増幅部314に供給された受光信号は、増
幅された後、上述したように内蔵するバンドパスフィル
タによって通過帯域外の信号を減衰させて、CPU30
2に供給される。CPU302は、内部にA/D変換器
を備え、これによって受光信号がディジタル化され、上
述したように同一の受光器からの5つのディジタル信号
の平均化等の処理が行われ、受光値が、各ドアの回転位
置ごとに各小検知エリアごとに算出される。上述したよ
うに、このA/D変換器において変換可能な受光信号に
上下限があるので、後述する投光量調整が行われる。
【0141】基準値データの記憶について 移動物体が存在しない状態において、上述したようにし
て、各ドアの回転位置において各小検知エリアごとに、
受光値がCPU302で算出されると、これらが基準値
としてデータメモリ部306に記憶される。図17
(a)はスイング側センサ100の副検知エリアS2に
属する各小検知エリアsa10乃至sa13用のドアの
各回転位置における基準値(受光器R10、R11、R
12、R13によって得た受光値の平均値)を示したも
のである。同図(a)から明らかなように、副検知エリ
アに属する小検知エリアでは、閉位置(0乃至2度の回
転位置)と、開位置(89乃至90度の回転位置)の基
準値しか記憶していない。これは、上述したように、副
検知エリアS2は、2度開いた後に無効とされるからで
ある。また、開位置でも、副検知エリアS2は、無効と
されたままであるので、開位置での基準値は記憶されて
いるが、使用しない。
【0142】図17(b)は、スイング側センサ100
の主検知エリアS1の小検知エリアsa1、sa 2、s
a3、sa4、sa5用のドアの各回転位置における基
準値を示したものである。同図(b)から明らかなよう
に小検知エリアsa5用として、受光器R5の各ドア回
転位置の受光値が全て記憶されている。しかし、小検知
エリアsa1乃至sa4については、閉位置及び開位置
については、それぞれ個別に受光器R1乃至R4の受光
値が記憶させてあるが、他のドア回転位置では、増幅部
314に同時に受光信号を供給した受光器R1とR3の
受光値の平均値が、これら小検知エリアsa1とsa3
に共通の基準値として記憶され、増幅部314に同時に
受光信号を供給したとされた受光器R2とR4の受光値
の平均値が、小検知エリアsa2とsa4に共通の基準
値として記憶されている。
【0143】これは、データメモリ部306の容量を節
約するためである。データメモリ部308の容量が予め
定められている場合、これら各小検知エリアsa1乃至
sa4個々に基準値を記憶させると、1つの基準値に対
応させるドア回転位置の範囲が広くなる。例えば図15
(b)では、閉位置以後、1度間隔で基準値を記憶させ
られるが、各小検知エリアsa1乃至sa4それぞれに
基準値を記憶させた場合、この角度間隔を例えば2倍の
2度間隔にしなければならない。従って、広い角度範囲
にわたって同一の基準値を使用しなければならず、物体
検知精度が低下する。
【0144】なお、図17(a)、(b)に示すエンコ
ーダパルス数の欄は、各ドア回転角度に対応するエンコ
ーダパルスの数を示したものである。図には示していな
いが、アプローチ側でも、同様に各小検知エリア用の基
準値が記憶されている。
【0145】このようにして求めた基準値、予め定めた
しきい値と物体検知用の受光値とを用いて、CPU30
2が物体が存在すると判断すると、CPUは、図14に
示す出力部307を介してドアコントローラ400にそ
の旨を報知する。
【0146】投光量調整プログラム 以下、CPU302が行う処理を説明する。まずドアコ
ントローラ400に電源が供給されると、ドアコントロ
ーラ400は、スイングドアを閉位置に移動させ、併せ
てセンサに電源を供給する。この電源供給によってCP
U306は、図18に示す投光量調整プログラムを実行
する。投光量調整プログラムでは、まず待機時間の経過
を待つ(ステップS30)。投光量の調整が行われた
後、基準値を作成するために、ドアを開位置まで移動さ
せる。この移動の際に、使用者等がドアに衝突するのを
避けるため、使用者等が待避する時間を確保するため
に、ステップS30を実行する。
【0147】次に、各投光器の投光量が、最大投光量の
約1/3となるように設定する(ステップS32)。こ
れは、例えば駆動信号のデュティ比を調整することによ
って行われる。最大投光量の1/3に投光量を設定する
のは、この値であると、受光値が比較的反応領域のほぼ
中央あたりの値、即ち目標値になることが多いからであ
る。
【0148】そして、このセンサがスイング側に使用さ
れるのか、アプローチ側に使用されるのかに従って使用
すると決定された各投光器と受光器との対のうち1つを
選択する(ステップS34)。次に選択された受光器の
受光信号が増幅部314に供給されるように、受光器切
換信号を受光器切換器301に供給する(ステップS3
6)。更に、選択された投光器から投光が行われるよう
に、駆動信号を駆動部300に供給する(ステップS3
8)。
【0149】次に、受光器によって受光された信号が増
幅部314を介してCPU302に供給され、A/D変
換される(ステップS40)。このディジタル信号、即
ち受光値が上記目標値に等しいか判断され(ステップS
42)、等しくないと、受光値と目標値との差に応じて
投光量の調整、例えばデュティ比の調整が行われ(ステ
ップS44)、ステップS38に戻り、ステップS42
において受光値が目標値に等しくなるまで、ステップS
38、S40、S42が繰り返される。受光値が目標値
に等しくなると、予定された投光器と受光器の選択が全
て終了したか判断され(ステップS46)、終了してい
ないとステップS34に戻る。
【0150】予定された投光器と受光器の選択が全て終
了すると、使用予定の投光器の投光量の調整が全て終了
したので、各基準値の準備段階としてドアを開位置まで
移動させるため、ドア開動作を行う指令をドアコントロ
ーラ400に供給する(ステップS48)。そして、エ
ンコーダ402からの出力に基づいて開位置にドアがあ
るか判断し(ステップS50)、開位置でなければ、開
位置になるまで、ステップS48、S50を繰り返す。
開位置になると、ドアの各回転位置で基準値を記憶させ
るのに必要な領域をデータメモリ部306内に確保する
(ステップS52)。
【0151】基準値作成プログラム 投光量の調整に続いて、図19に示すように、基準値作
成プログラムが実行される。図18のステップS34、
S36、S38、S40と同様なステップS4、S6、
S8、S10が実行されて、スイング側またはアプロー
チ側の設定に応じて使用すると定められた投光器及び受
光器の各対のうち1対によって1度の投光及び受光が行
われ、その受信信号をディジタル化した受光値が得られ
る。そして、5つの受光値が得られたか判断し、得られ
ていないと、得られるまで、ステップS8、S10、S
12が繰り返される。なお、5つの受光値は、上述した
ように、最初に得られた受光値を無視した後に得たもの
である。5つの受光値が得られると、これらを平均す
る。この平均値を基準値Nとする(ステップS14)。
【0152】これに続いて、エンコーダ402の出力に
基づいてドアの回転位置(ドア位置)を計算する(ステ
ップS16)。次に、計算したドア位置に対応するデー
タメモリ部306の領域に基準値Nを記憶させる(ステ
ップS18)。なお、ステップS14、S16、S18
は、例えば図17(b)に示すスイング側の小検知エリ
アsa5の全ドア位置、小検知エリアsa1乃至sa
4、sa10乃至sa13の閉位置及び開位置に対する
ものであり、図示は省略したが、小検知エリアsa1乃
至sa4の他の回転位置では、小検知エリアsa1とs
a3とで得られた基準値の平均値、小検知エリアsa2
とsa4の基準値の平均値がそれぞれ各回転位置に対応
する領域に記憶させるようにプログラムが実行される。
【0153】ステップS18に続いて、ドアが閉位置ま
で移動したか判断し(ステップS20)、閉位置まで移
動していないと、ステップS4に戻り、ドアが閉位置に
戻るまでステップS4乃至S20が実行される。これに
よって、各ドア位置における各小検知エリア用の基準値
がデータメモリ部306に記憶される。
【0154】なお、ステップS14に代えて、図20に
示すような処理を行うこともできる。即ち、5つの受光
値から最大値と最小値とを検索する(ステップS2
2)。そして、最大値と最小値の差が所定値以上である
か判断する。所定値以上であると、上述したように他の
センサと干渉を起こしている可能性があるので、これら
5つの受光値を無視して(ステップS26)、ステップ
S20を実行する。即ち、干渉を起こしている検知エリ
アについて基準値の作成を行わない。また最大値と最小
値との差が所定値以上でなければ、最大値と最小値を除
いた3つの受光値で平均値を求め、ステップS16を実
行する。
【0155】物体の検知プログラム 図21に示すように、物体検知プログラムでは、図19
のステップS4、S6、S8、S10、S12と同様な
ステップS54、S56、S58、S60、SS62が
実行され、或る小検知エリアに対して、最初の1つの受
光値を無視した残りの5つの受光値が求められる。そし
て、その平均値N′を求める(ステップS64)。な
お、図20に示したのと同様に、最大値と最小値とを検
索し、最大値と最小値との差が所定値以上の場合には、
この小検知エリアでの物体検知を中止し、最大値と最小
値との差が所定値以上でなければ、最大値と最小値とを
除いた3つの受光値で平均値N′を求めてもよい。
【0156】次に、エンコーダ402からの出力に基づ
いてドアの回転位置を求める(ステップS66)。そし
て、後述するエリア制御を行い(ステップS68)、そ
の後、ステップS54で指定された投光器と受光器で決
まる小検知エリアに対してステップS68で定めたドア
回転位置に応じた基準値Nを呼び出す(ステップS7
0)。
【0157】そして、N′とNの差の絶対値を求め、こ
れが予め定めたしきい値Kの1/2よりも小さいか判断
する(ステップS72)。即ち、図10に実線で示した
不感帯にN′が存在するか否かを判断する。上記絶対値
がK/2よりも小さければ、不感帯内にN′が存在する
ので、物体が検知されていないと判断して、物体非検知
出力を出力部307を介してドアコントローラ400に
出力する(ステップS74)。そして、後述する不感帯
内基準値補正を行い(ステップS76)、ステップS5
4に戻り、次の投光器と受光器とを選択する。
【0158】上記絶対値がK/2よりも大きければ、不
感帯外にN′が存在するので、物体が検知されたと判断
して、物体検知出力を出力部307を介してドアコント
ローラ400に出力する(ステップS78)。これによ
ってドアコントローラ400は、ドアを停止または減速
させるか、ドア位置によってはドアを反転させる等の処
理を行い、物体がドアに衝突しないようにする。
【0159】これに続いて、上述した限定静止モードか
否か判断し(ステップS80)、限定静止モードでなけ
れば、ステップS54に戻り、次の受光器と投光器とを
選択する。限定静止モードであれば、後述する不感帯外
基準値補正を行い(ステップS82)、ステップS54
に戻り、次の投光器と受光器とを選択する。
【0160】なお、図21において、ステップS66の
ドア回転位置の計算とS68のエリア制御とはステップ
S54の前に行ってもよい。
【0161】エリア制御のプログラム エリア制御は、図22に示すスイング側エリア制御と図
24に示すアプローチ側エリア制御とからなる。
【0162】スイング側エリア制御のプログラム スイング側エリア制御では、まずドアが閉位置にあるか
エンコーダ402の出力に基づいて判断する(ステップ
S84)。閉位置にあると、スイング側の主及び副検知
エリアを有効にする(ステップS86)。即ち、スイン
グ側の主及び副検知エリアを構成する小検知エリアに対
応する投光器の投光の順番になったとき、駆動信号をそ
の投光器に供給する様にし、スイング側の主及び副検知
エリアを構成する小検知エリアに対応する受光器の受光
信号をCPU302に取り込んで、これらの平均値をC
PU302によって演算するようにする。
【0163】ドアが閉位置にないとき、エンコーダ40
2の出力に基づいてドアが角度2度まで開いたか判断す
る(ステップS88)。2度開いていると、副検知エリ
アを無効にする(ステップS90)。即ち、副検知エリ
アを構成する小検知エリアに対応する投光器が投光する
順番になっても、駆動信号を供給しないようにするか、
或いは副検知エリアを構成する小検知エリアに対応する
受光器の受光信号をCPU302に取り込んでも、これ
ら受光信号の平均値をCPU302によって演算しない
様にする。
【0164】ドアが角度2度開いていないと、エリア無
効設定があるか否かを判断する(ステップS92)。エ
リア無効設定があると、後述するエリア無効処理を行い
(ステップS94)、アプローチ側エリア制御を行う。
また、エリア無効設定がないと、直ちにアプローチ側エ
リア制御を行う。
【0165】エリア無効処理のプログラム エリア無効処理では、図23に示すように、エンコーダ
402の出力に基づいて開動作中であるか閉動作中であ
るかを判断する(ステップS96)。開動作中であると
判断されると、ドアが40度以上開いているか(ステッ
プS98)、50度以上開いているか(ステップS10
2)、60度以上開いているか(ステップS106)、
70度以上開いているか(ステップS110)、80度
以上開いているか(ステップS112)順に判断する。
【0166】40度以上開いていると、小検知エリアs
a1を無効にし(ステップS100)、50度以上開い
ていると、小検知エリアsa2を無効にし(ステップS
104)、60度以上開いていると、小検知エリアsa
3を無効にし(ステップS108)、70度以上開いて
いると、小検知エリアsa4を無効にし(ステップS1
12)、80度以上開いていると、小検知エリアsa5
を無効にする(ステップS116)。なお、ステップS
98、S102、S106、S110、S114におい
てそれぞれ比較される角度以上に開いていない場合、エ
リア無効処理を終了する。これによって、図8に矢印で
示す順に主検知エリアの小検知エリアが無効とされる。
なお、無効にする方法は、上述した副検知エリアを無効
にするものと同様である。
【0167】ステップS96において、開動作中でない
と判断されると、ドアが80度以下に閉じたか(ステッ
プS118)、ドアが70度以下に閉じたか(ステップ
S122)、ドアが60度以下に閉じたか(ステップS
126)、ドアが50度以下に閉じたか(ステップS1
30)、ドアが40度以下に閉じたか(ステップS13
4)を順に判断する。
【0168】ドアが80度以下に閉じていると、小検知
エリアsa5を有効にし(ステップS120)、ドアが
80度以下に閉じていると、小検知エリアsa5を有効
にし(ステップS120)、ドアが70度以下に閉じて
いると、小検知エリアsa4を有効にし(ステップS1
24)、ドアが60度以下に閉じていると、小検知エリ
アsa3を有効にし(ステップS128)、ドアが50
度以下に閉じていると、小検知エリアsa2を有効にし
(ステップS132)、ドアが40度以下に閉じている
と、小検知エリアsa1を有効にする(ステップS13
6)。従って、図8に示す矢印と逆の方向にドア1が閉
じていくに従って、有効となる小検知エリアの数が回転
中心4側から戸先側に向かって増加する。なお、小検知
エリアを有効にするのは、その小検知エリアに対応する
投光器の投光の順番になったとき、この投光器が投光す
るように駆動信号を供給し、かつその小検知エリアに対
応する受光器の受光信号をCPU302に取り込み、上
述した平均値N′を計算することによって行う。なお、
ステップS118、S122、S126、S130、S
132において、比較される角度以下にドア角度が到達
していない場合、エリア無効処理を終了する。
【0169】アプローチ側エリア制御のプログラム アプローチ側エリア制御では、図24に示すように、両
開き設定であるか判断する(ステップS138)。両開
き設定でないと、ドアが閉位置にあるか判断する(ステ
ップS140)。閉位置にあると、主検知エリアと副検
知エリアとを有効にし(ステップS142)、アプロー
チ側エリア制御を終了する。この有効にする技術は、ス
テップS86と同様なものである。ドアが閉位置でない
と、ドアが角度2度開いたか判断する(ステップS14
4)。2度開いていると、副検知エリアを無効にし(ス
テップS146)、アプローチ側エリア制御を終了す
る。この副検知エリアを無効にする技術はステップS9
0と同様なものである。
【0170】ドアが角度2度開いていないと、ドアが開
位置であるか判断する(ステップS148)。ドアが開
位置であると、図7(b)に示すように、副検知エリア
を有効とし、戸先側に主及び副検知エリアaa4、aa
12を追加する(ステップS150)。即ち、主及び副
検知エリアaa4、aa12に対応する投光器を投光す
るために選択される投光器に加え、これと他の副検知エ
リアに対応する投光器とがそれぞれ投光の順番になった
とき、投光するように駆動信号を供給する。そして、主
及び副検知エリアaa4、aa12に対応する受光器、
他の副検知エリアの受光器からの受光信号がCPU30
2に供給されたとき、これらによってそれぞれN′を演
算をするようにする。ステップS150が終了すると、
アプローチ側エリア制御を終了する。
【0171】ドアが開位置でないと、ドアが閉行程であ
るか判断する(ステップS154)。ドアが閉行程であ
ると、副検知エリア(開位置において追加した戸先側の
主検知エリア及び副検知エリアを含む)を無効にする
(ステップS154)。この無効は、ステップS146
と同様に行われる。ステップS154が終了した後、ま
たはドアが閉行程でないと、アプローチ側エリア制御を
終了する。
【0172】ステップS138において両開き設定でな
いと判断されると、ドアが閉位置付近まで閉じている
か、例えば角度2度以下に閉じているか判断する(ステ
ップS156)。ドアが閉位置付近まで閉じていると、
戸先側の小検知エリアを無効とし、アプローチ側エリア
制御を終了する。この無効処理は、ステップS146と
同様に行われる。
【0173】不感帯内基準値補正のプログラム 不感帯内規準値制御としては、例えば図25(a)に示
すようなものがある。即ち、ドアが閉行程にあるか(ス
テップS156)または閉位置にあるか(ステップS1
58)を判断し、これらのいずれかであると、物体検知
用に求めた平均値N′を新たな規準値Nとする(ステッ
プS160)。これによって、図10に一点鎖線で示す
ように、各回転位置における規準値Nが天候等の変化に
応じたものに変更される。また、これに併せて不感帯の
上下限値も天候等の変化に応じたものに変更される。
【0174】また、規準値Nの補正としては、同図
(b)のステップS162に示すように物体検知用に求
めた平均値N′に所定の割合を乗算した値を規準値Nと
するものもある。或いは、N′からNを減算した値αに
所定の割合を乗算した値をNに加算したものを新たな規
準値Nとするものもある。
【0175】或いは、同図(c)に示すように、閉位置
にあるか判断し(ステップS164)、閉位置にある場
合のみ、N′を閉位置の新たな規準値Nとする(ステッ
プS166)ものもある。即ち、これは、閉位置の規準
値のみを環境の変化に応じて調整するもので、例えばア
プローチ側において使用される。この場合も、物体検知
用に求めた平均値N′に所定の割合を乗算した値を新た
な規準値Nとしたり、N′からNを減算した値αに所定
の割合を乗算した値をNに加算したものを新たな規準値
Nとすることもできる。
【0176】これ以外にも、図26に示すように、ドア
が閉位置にあるか判断し(ステップS166)、ドアが
閉位置にあると判断されると、閉位置におけるN′から
閉位置におけるNを減算した値αを、ドアの各回転位置
の規準値Nに加算する(ステップS168)ものもあ
る。即ち、図26に示す不感帯内規準値補正では、閉位
置における環境の変化が他のドアの回転位置においても
生じていると予測して、ドアの各回転位置の規準値Nを
補正している。この規準値Nの補正法としては、閉位置
において物体検知用に求めた平均値N′に所定の割合を
乗算した値をドアの各回転位置の規準値に加算したり、
閉位置におけるN′から閉位置におけるNを減算した値
αに所定の割合を乗算した値を、各回転位置のNに加算
したりすることもできる。
【0177】なお、この実施の形態では、物体検知用の
受光値の平均値N′が不感帯内にあるか判断する際、図
21のステップS72に示すように、N′と規準値Nと
の差の絶対値がK/2よりも小さいか大きいか判断して
いるので、図25、図26に示すように環境の変化に応
じて規準値Nを補正している。しかし、物体検知用の受
光値の平均値N′が不感帯内にあるか否かの判断法とし
て、例えば不感帯の上限値と下限値との間に、物体検知
用の受光値の平均値N′が存在するか否かの判断法に変
更した場合には、規準値を補正するのではなく、上述し
たのと同様にして不感帯の上下限値を補正する。
【0178】不感帯外規準値補正のプログラム 不感帯外規準値補正では、図27に示すように、或るド
ア回転位置における物体検知用の受光値の平均値N′が
同じ値で不感帯外である状況が所定時間(この時間は、
ディップスイッチSW2のオン・オフスイッチ9、10
によって設定された静止体検知時間である。)以上継続
しているか判断する(ステップS170)。これは、セ
ンサが物体を検知したとき、スイングドアを停止させる
停止制御をドアコントローラ400が行う場合に対応す
るためである。或いは、物体検知用の受光値の平均値が
不感帯外となる状況が、同じドア回転位置で所定回数、
例えば2回生じたか判断する(ステップS172)。こ
れは、センサが物体を検知したとき、スイングドアを減
速させる減速制御をドアコントローラ400が行う場合
や、スイングドア1が反転するのに対応するためであ
る。
【0179】物体検知用の受光値の平均値N′が同じ値
で不感帯外である状況が所定時間以上継続したとき、ま
たは物体検知用の受光値の平均値が不感帯外となる状況
が、同じドア回転位置で所定回数生じたとき、K/2に
所定値の絶対値、例えば50を加算したものを新たなK
/2とする(ステップS174)。これによって、例え
ば図29(a)に示すように不感帯外にあったN′が、
同図(b)に示すように不感帯の幅が広げられたことに
より、不感帯内に入る。K/2に所定値の絶対値、例え
ば50を加算しているので、この不感帯の幅の拡張は、
各小検知エリアのドアの各回転位置の不感帯に対しても
行われている。
【0180】従って、例えば図28に示すように、スイ
ングドア1が開行程にあるとき、例えば植木鉢等の静止
物体m3がスイング側で検知され、停止制御によってス
イングドア1が或るドア角度位置にDにおいて所定時間
にわたって停止したとすると、ステップS174におい
て、各小検知エリアのドアの各回転位置に対する不感帯
の幅が広げられたので、ドア1は、開位置まで移動す
る。次に、ドア1は閉行程に移るが、この際に図25
(a)または(b)に示した不感帯内規準値補正が行わ
れて、図29(c)に示すように静止物体を検知したド
ア回転位置Dの規準値が、静止物体m3を考慮した値に
修正される。この場合、ステップS72で使用するK/
2は元の値に修正される。また、減速制御の場合、スイ
ングドア1が開行程にあるとき、静止物体m3を検知す
ると、スイングドア1は減速した状態で開位置まで回転
する。そして、閉位置まで戻る。この動作が所定回数行
われると、上述したのと同様にして規準値の補正が行わ
れる。
【0181】図29(a)乃至(c)では、静止物体m
3を検知したドア回転位置よりも閉位置に近い各ドア回
転位置(規準値Nがそれぞれ測定されるドア回転位置)
で得られた規準値は、説明の便宜上、全て同じ値と示し
てあるので、各ドア回転位置の規準値は直線で示されて
いるが、物体を検知したドア回転位置Dにおいて規準値
Nが変化するので、その1つ前のドア回転位置D−1の
規準値Nからドア回転位置Dの規準値Nへの変化は斜線
によって示されている。上限値及び下限値の変化も同様
である。
【0182】また、例えば図30に示すように、スイン
グドア1が閉位置にあるとき、アプローチ側に静止物
体、例えばマットMが配置されると、主検知エリアA1
及び副検知エリアA2によってマットMが検知される。
この際、ドアコントローラ400は、スイングドア1を
開くように制御する。そして、スイングドア1が閉位置
に戻ったとき、再びマットMが検知され、スイングドア
1は再開放される。このようなスイングドア1の開放が
所定回数行われたことが、ステップS172によって検
出されると、ステップS174が実行され、不感帯の幅
が広げられ、スイングドア1は、閉位置に止まる。その
後に、別の物体が検知されてスイングドア1が開いて閉
じるとき、図25(a)または(b)に示した不感帯内
規準値補正が行われて、図28に示したのと同様に、閉
位置において物体Mを考慮した規準値Nが作成される。
【0183】別の実施の形態 上述した以外にも種々の実施の形態が考えられる。スイ
ング側センサ100、アプローチ側センサ200を、上
記の実施の形態と同様に戸先側に設け、その各投光器か
らの投光光線と、床面で反射され各受光器に受光される
受光光線のセンサから床面までの距離を戸先側で回転中
心4側よりも短くした上で、例えば、図31に示すよう
に、スイング側の主検知エリアS1で代表させて示すよ
うに、各小検知エリアのうち、戸先側の小検知エリアs
a5乃至sa3の床面積を同じにし、回転中心4側の小
検知エリアsa2、sa1の床面積を等しくし、小検知
エリアsa5乃至sa3の床面積を小検知エリアsa
2、sa1の床面積よりも小さくしてある。このように
各小検知エリアを構成するのは、例えば各投光器及び受
光器の床面に対する角度及び(または)投光及び受光に
使用するレンズの選択によって可能である。同様な投光
器及び受光器の角度の選択及び(または)レンズの選択
によって、各投光器は、投光する光線の本数を同じに調
整している。
【0184】この構成で、各投光器から投光される光線
の本数を同じに調整しているので、小検知エリアsa
5、sa4の単位面積当たりの光線の本数は、小検知エ
リアsa2、sa1よりも多くなる。従って、戸先側の
単位面積当たりの光線数が多いので、周速度が速い戸先
側の検出精度を向上できる。なお、図31では、スイン
グ側の主検知エリアS1のみを示したが、スイング側の
副検知エリアS2、アプローチ側の主及び副検知エリア
においても同様にできる。また、小検知エリアsa5よ
りも外側に、小検知エリアsa1と同様な面積のもう1
つの小検知エリアを形成し、この小検知エリアへの投光
光線が、戸先の高さ方向のほぼ中央でスイングドアと交
差するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態のスイングドア用センサ
におけるドアが閉位置にある状態と開き始めた状態とに
おける検知エリアを示す平面図である。
【図2】同センサをスイングドアに取り付けた状態の側
面図、正面図及び背面図である。
【図3】同センサにおけるドア幅に応じて検知エリアの
幅を変化させた状態を示す図である。
【図4】同センサの縦断背面図である。
【図5】図4におけるVI−VI線に沿う断面図であ
る。
【図6】同センサをスイングドアに取り付けた状態の斜
視図である。
【図7】同センサにおけるスイングドアが開行程にある
状態と、スイングドアが開位置にある状態での検知エリ
アの状態を示す平面図である。
【図8】同センサにおけるスイング側の主検知エリアの
ドアの回転に伴う変化を示す平面図である。
【図9】同センサを両開きドアに使用した際の閉行程に
おける検知エリアの変化状態を示す平面図である。
【図10】同センサにおける基準値としきい値との関係
を示す図である。
【図11】同センサにおける駆動信号、受光信号、受光
器切換信号を示す図である。
【図12】同センサを複数台同時に使用する際の各セン
サの投光周期を示す図である。
【図13】同センサを使用した自動ドア装置のブロック
図である。
【図14】同センサのブロック図である。
【図15】同センサで使用するディップスイッチの切換
状態を示す図である。
【図16】同センサの受光器切換信号の変化状態を示す
図である。
【図17】同センサのデータメモリ部の基準値の記憶状
態を示す図である。
【図18】同センサの投光量調整のフローチャートであ
る。
【図19】同センサの基準値作成のフローチャートであ
る。
【図20】同センサの基準値作成の一部の変形例のフロ
ーチャートである。
【図21】同センサの物体検知のフローチャートであ
る。
【図22】同センサにおけるスイング側エリア制御のフ
ローチャートである。
【図23】同センサにおけるエリア無効処理のフローチ
ャートである。
【図24】同センサにおけるアプローチ側エリア制御の
フローチャートである。
【図25】同センサにおける不感帯内基準値補正のフロ
ーチャートである。
【図26】同センサにおける不感帯内基準値補正の他の
例のフローチャートである。
【図27】同センサにおける不感帯外基準値補正のフロ
ーチャートである。
【図28】同センサにおける或る状態での不感帯外基準
値補正の説明図である。
【図29】同センサにおける不感帯外基準値補正による
基準値及び不感帯の変化の説明図である。
【図30】同センサにおける別の状態での不感帯外基準
値補正の説明図である。
【図31】別の実施の形態における検知エリアを示す図
である。
【符号の説明】
1 スイングドア S1 A1 主検知エリア S2 A2 副検知エリア sa1乃至sa5 sa10乃至sa13 スイング側
小検知エリア aa9乃至aa5 aa13乃至aa16 アプローチ
側小検知エリア 100 スイング側センサ 200 アプローチ側センサ

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングドアにそれぞれ取り付けられ、
    床面に光線を投光する投光器と、前記床面からの反射光
    を受光して検知エリアを形成する受光器とを、具えたス
    イングドア用センサにおいて、 前記検知エリアの床面形状を前記スイングドアの幅を含
    む矩形状とし、前記検知エリアを、前記スイングドアに
    接近した主検知エリアと、この主検知エリアに沿った副
    検知エリアとによって形成し、前記副検知エリアを前記
    スイングドアの作動時に無効とすることを特徴とするス
    イングドア用センサ。
  2. 【請求項2】 前記主検知エリアと前記副検知エリアと
    を、複数個の小検知エリアでそれぞれ形成し、前記スイ
    ングドアの幅に対応して前記小検知エリアの一部を無効
    にすることを特徴とする請求項1記載のスイングドア用
    センサ。
  3. 【請求項3】 前記主検知エリアにおける前記スイング
    ドアに対して垂直方向の幅を、物体が検出されたときに
    前記スイングドアを制動し得る長さとしたことを特徴と
    する請求項1記載のスイングドア用センサ。
  4. 【請求項4】 前記スイングドアのスイング側の面に取
    り付けられたスイングドア用センサにおいて、前記主検
    知エリアを複数個の小検知エリアで形成し、これら小検
    知エリアを、前記スイングドアの開作動時に、前記スイ
    ングドアの回転中心に近い側から順次無効とすることを
    特徴とする請求項1記載のスイングドア用センサ。
  5. 【請求項5】 前記スイングドアのアプローチ側の面に
    取り付けられたスイングドア用センサにおいて、前記ス
    イングドアの開位置において前記副検知エリアと前記主
    検知エリアとを有効にすると共に、前記スイングドアの
    閉作動時において前記副検知エリアを無効にすることを
    特徴とする請求項1記載のスイングドア用センサ。
  6. 【請求項6】 前記スイングドアのアプローチ側に取り
    付けられたスイングドア用センサにおいて、前記スイン
    グドアの開位置において前記副検知エリアと前記主検知
    エリアの双方または一方の戸先側に前記小検知エリアを
    増加させることを特徴とする請求項1記載のスイングド
    ア用センサ。
  7. 【請求項7】 両開きの2つのスイングドアのアプロー
    チ側にそれぞれ取り付けられたスイングドア用センサに
    おいて、前記両スイングドアが開位置から閉位置へ移動
    する閉行程の全域または閉位置付近に接近したとき、前
    記両センサそれぞれの前記主検知エリアにおける戸先側
    の前記小検知エリアの一部を無効にすることを特徴とす
    る請求項1記載のスイングドア用センサ。
  8. 【請求項8】 前記センサが前記スイングドアの一か所
    に取り付けられると共に、前記検知エリアをその床面形
    状が矩形状となる四角錐に近似した形状としたことを特
    徴とする請求項1乃至7いずれか記載のスイングドア用
    センサ。
  9. 【請求項9】 スイングドアにそれぞれ取り付けられ、
    床面に向けて光線を投光する投光器と、前記床面からの
    反射光線を受光して検知エリアを形成する受光器とを具
    えたスイングドア用センサにおいて、 前記スイングドアの各作動位置に対応した受光器の受光
    量を受光値とし、この受光値のうち、前記検知エリア内
    に移動物体が存在しない状態での受光値によって基準値
    を作成し、この基準値と前記スイングドアの各作動位置
    における受光器の受光値とを比較することを特徴とする
    スイングドア用センサ。
  10. 【請求項10】 前記投光器から所定回数の光線を投光
    し、この光線の検知エリアからの反射光線を受光する受
    光器の受光量の平均値を前記受光値とすることを特徴と
    する請求項9記載のスイングドア用センサ。
  11. 【請求項11】 前記投光器から所定回数の光線を投光
    し、この光線の検知エリアからの反射光線を受光する受
    光器の受光量のうち、最大値と最小値のいずれか一方ま
    たは双方を除いた平均値を受光値とすることを特徴とす
    る請求項9記載のスイングドア用センサ。
  12. 【請求項12】 前記投光器から所定回数の光線を投光
    し、この光線の前記検知エリアからの反射光線を受光す
    る受光器の受光量のうち、最初の投光光線の検知エリア
    からの反射光線による受光器の受光量を無効とし、他の
    受光量に基づいて前記受光値を演算することを特徴とす
    る請求項10または11記載のスイングドア用センサ。
  13. 【請求項13】 前記投光器から所定回数の投光光線を
    投光し、この投光光線の前記検知エリアからの反射光線
    を受光する受光器の受光量のうち、最大値と最小値のい
    ずれか一方または双方を除くと共に、前記投光器が投光
    する投光光線の投光周期を、他のセンサの投光器の投光
    周期と相違させることを特徴とする請求項10記載のス
    イングドア用センサ。
  14. 【請求項14】 前記投光器から所定回数の投光光線を
    投光し、前記投光器が投光する投光光線の投光周期を他
    のセンサのセンサの投光器の投光周期と相違させると共
    に、この投光光線の前記検知エリアからの反射光線を受
    光する受光器の受光量の最大値と最小値との差が所定値
    以上の場合、その受光量を無効とすることを特徴とする
    請求項10記載のスイングドア用センサ。
  15. 【請求項15】 前記投光器と受光器のうち、一方また
    は双方を複数とし、前記検知エリアを、前記投光器また
    は受光器の複数個設けたものの数に応じた小検知エリア
    によって形成し、前記受光値を前記小検知エリアごとに
    演算することを特徴とする請求項9記載のスイングドア
    用センサ。
  16. 【請求項16】 前記投光器と受光器を多数個設け、前
    記検知エリアを、前記投光器または受光器の数に応じた
    小検知エリアで形成し、前記多数の受光器のうち、複数
    個の受光器を選択して同時に受光可能な状態としたこと
    を特徴とする請求項9記載のスイングドア用センサ。
  17. 【請求項17】 前記投光器と受光器のうち、一方また
    は双方を複数とし、前記検知エリアを、前記投光器また
    は受光器の複数個設けたものの数に応じた小検知エリア
    で形成し、これら小検知エリアを順次切り換えることを
    特徴とする請求項9記載のスイングドア用センサ。
  18. 【請求項18】 前記投光器と受光器のうち、少なくと
    も受光器を複数とし、前記検知エリアを、前記受光器の
    数に応じた小検知エリアで形成し、前記小検知エリアの
    接近した複数の小検知エリアの受光値を平均した値を、
    それぞれの受光値として記憶することを特徴とする請求
    項9記載のスイングドア用センサ。
  19. 【請求項19】 スイングドアにそれぞれ取り付けら
    れ、床面に光線を投光する投光器と、前記床面からの反
    射光線を受光して検知エリアを形成する受光器とを具え
    たスイングドア用センサにおいて、 前記検知エリア内に移動物体が存在しない状態での前記
    各スイングドアの各作動位置に対応した前記受光器の受
    光値を基準値とし、この基準値の上下の一方又は双方に
    不感帯を形成する限定値を設けたことを特徴とするスイ
    ングドア用センサ。
  20. 【請求項20】 前記スイングドアの作動時に得た前記
    受光値が前記不感帯内にあるとき、前記スイングドアの
    作動時に得た前記受光値と前記基準値とを比較し、前記
    スイングドアの作動時に得た受光値に対応して前記限定
    値を補正することを特徴とする請求項19記載のスイン
    グドア用センサ。
  21. 【請求項21】 前記スイングドアの作動時に得た受光
    値が前記不感帯内にあるとき、その受光値に応じて限定
    値を補正することを特徴とする請求項19記載のスイン
    グドア用センサ。
  22. 【請求項22】 前記スイングドアの閉行程の各作動位
    置において得た受光器の受光値に基づいて前記限定値を
    補正することを特徴とする請求項20または21記載の
    スイングドア用センサ。
  23. 【請求項23】 前記スイングドアの閉位置における前
    記受光器の受光値が前記不感帯内にあるとき、前記スイ
    ングドアの閉位置において得た前記受光器の受光値と前
    記基準値とを比較し、この比較した値に応じて前記ドア
    の各作動位置における前記限定値を補正することを特徴
    とする請求項19記載のスイングドア用センサ。
  24. 【請求項24】 前記スイングドアが閉位置にあるとき
    に前記受光器が受光した受光値が前記不感帯内にあると
    き、その受光値に応じて閉位置における前記限定値を補
    正することを特徴とする請求項19記載のスイングドア
    用センサ。
  25. 【請求項25】 前記投光器が投光する投光光線の前記
    検知エリアからの反射光線を受光する前記受光器の受光
    値が前記不感帯外にあって、その状態が所定時間継続し
    たとき、前記限定値を補正することを特徴とする請求項
    19記載のスイングドア用センサ。
  26. 【請求項26】 前記投光器が投光する投光光線の前記
    検知エリアからの反射光線を受光する前記受光器の受光
    値が前記不感帯外にあって、その受光値がほぼ同一値を
    所定時間継続したとき、前記限定値を補正することを特
    徴とする請求項19記載のスイングドア用センサ。
  27. 【請求項27】 前記スイングドアが閉位置または各作
    動位置にあるとき、前記スイングドアがほぼ同一位置に
    あって、かつ前記受光器の受光値が前記不感帯外にある
    状態が、所定回数継続したときに、前記限定値を補正す
    ることを特徴とする請求項19記載のスイングドア用セ
    ンサ。
  28. 【請求項28】 スイングドアにそれぞれ取り付けら
    れ、床面に光線を投光する投光器と、前記床面からの反
    射光線を受光して検知エリアを形成する受光器と、前記
    投光器と前記受光器とを制御する制御器とを、具えたス
    イングドア用センサにおいて、 前記検知エリア内に移動物体が存在しない状態で、前記
    受光器の受光量から生じる限定値が前記制御器の反応領
    域外にあるとき、前記制御器は、前記限定値を前記反応
    領域内に位置させる値に制御することを特徴とするスイ
    ングドア用センサ。
  29. 【請求項29】 前記制御器は、前記投光器の投光量を
    調整して、前記限定値を前記反応領域内に位置させる値
    に制御することを特徴とする請求項28記載のスイング
    ドア用センサ。
  30. 【請求項30】 スイングドアの上方の一か所に取り付
    けられ、床面に向けて光線を投光する投光器と、前記床
    面からの反射光線を受光して検知エリアを形成する受光
    器とを、具えたスイングドア用センサにおいて、 前記投光器の投光光線または前記床面から前記受光器へ
    向かう前記反射光線の前記センサから前記床面までの長
    さを、前記スイングドアの回転中心側よりも戸先側で短
    くすることを特徴とするスイングドア用センサ。
  31. 【請求項31】 スイングドアの上方の一か所に取り付
    けられ、床面に向けて光線を投光する投光器と、前記床
    面からの反射光線を受光して検知エリアを形成する受光
    器とを、具えたスイングドア用センサにおいて、 前記投光器の投光光線または前記床面から前記受光器へ
    向かう前記反射光線のうち、戸先側の光線を、前記スイ
    ングドアの戸先側先端のほぼ中央位置で、前記スイング
    ドアと交差させることを特徴とするスイングドア用セン
    サ。
  32. 【請求項32】 前記投光器と受光器の一方または双方
    を複数とし、前記投光器の投光光線または前記床面から
    前記受光器へ向かう前記反射光線の一方または双方の単
    位面積当たりの本数を、前記スイングドアの回転中心側
    から戸先側に向かうに従って多くすることを特徴とする
    請求項30または31記載のスイングドア用センサ。
JP8038824A 1996-01-31 1996-01-31 スイングドア用センサ Withdrawn JPH09209652A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8038824A JPH09209652A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 スイングドア用センサ
EP97101384A EP0789127A3 (en) 1996-01-31 1997-01-29 Object sensor system for automatic swing door
US08/790,914 US5963000A (en) 1996-01-31 1997-01-29 Object sensor system for automatic swing door
CA002196377A CA2196377C (en) 1996-01-31 1997-01-30 Object sensor system for automatic swing door

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8038824A JPH09209652A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 スイングドア用センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09209652A true JPH09209652A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12536001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8038824A Withdrawn JPH09209652A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 スイングドア用センサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5963000A (ja)
EP (1) EP0789127A3 (ja)
JP (1) JPH09209652A (ja)
CA (1) CA2196377C (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193573A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Otis Elevator Co 検知ゾーン内にある物体を検知する方法およびシステム
US6970085B2 (en) 2002-07-09 2005-11-29 Optex Co., Ltd. Door sensor and door equipped with such door sensor
JP2010209550A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Bunka Shutter Co Ltd 開閉扉装置
WO2018043511A1 (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 ナブテスコ株式会社 自動ドア、自動ドアセンサおよび自動ドアの開閉方法
JP2019151996A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 ナブテスコ株式会社 自動ドアシステムおよび自動ドアセンサの制御方法
JP2021127638A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 三和シヤッター工業株式会社 開閉制御システム
JP2023084329A (ja) * 2021-12-07 2023-06-19 ナブテスコ株式会社 自動ドア装置、自動ドア装置の制御方法、自動ドア装置の制御プログラム、及び自動ドア装置用センサ
JP2023536826A (ja) * 2020-07-28 2023-08-30 ビーイーエー エス.エー. 自動スイングドア及びセンサ

Families Citing this family (91)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6194851B1 (en) * 1999-01-27 2001-02-27 Hy-Security Gate, Inc. Barrier operator system
US7042492B2 (en) 1999-12-10 2006-05-09 The Stanley Works Automatic door assembly with video imaging device
US6678999B2 (en) * 2000-09-28 2004-01-20 Nabco Limited Object sensing system for use with automatic swing door
DE10129230C1 (de) * 2001-06-19 2002-06-20 Dorma Gmbh & Co Kg Sensoranordnung
US8225458B1 (en) 2001-07-13 2012-07-24 Hoffberg Steven M Intelligent door restraint
JP3591510B2 (ja) * 2001-12-21 2004-11-24 日産自動車株式会社 車両用開閉体制御装置
US20040124972A1 (en) * 2002-12-27 2004-07-01 Lear Corporation Window anti-pinch and intrusion alarm
US7042183B2 (en) * 2003-07-18 2006-05-09 The Chamberlain Group, Inc. Barrier movement operator speed control
US6967587B2 (en) * 2003-09-22 2005-11-22 Sanidoor, Llc Hands-free door opener and method
JP2006118281A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Optex Co Ltd 自動ドア開閉検知システム及び自動ドアの開閉検知方法
JP4736017B2 (ja) * 2004-10-22 2011-07-27 オプテックス株式会社 スイングドア開閉検知システム
ITTV20040128A1 (it) * 2004-11-10 2005-02-10 Nice Spa Metodo e dispositivo per sistemi automatici di movimentazione di ante mobili.
US20060162254A1 (en) * 2005-01-21 2006-07-27 Optex Co., Ltd. Sensor device for automatic door assembly
JP2008537040A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 セデス・アーゲー 可動部材(例えば、ドア)を制御する装置
US7354097B2 (en) * 2005-05-25 2008-04-08 Gm Global Technology Operations, Inc. Power-actuated closure system
US7762022B2 (en) * 2005-07-08 2010-07-27 Bea, Inc. Automatic door opening and closing system and method of control thereof
ITTV20050169A1 (it) * 2005-11-07 2007-05-08 Nice Spa Dispositivo di sicurezza per avvolgibili, tende solari, cancelli o simili.
JP2007308929A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドア開閉制御装置
WO2008131398A1 (en) * 2007-04-23 2008-10-30 Max Technology Capital Ltd Baby gate
US7557525B2 (en) * 2007-06-18 2009-07-07 Gto, Inc. Dual swing gate control system
CA2715757A1 (en) * 2008-02-27 2009-09-03 Sensotech Inc. Presence detector for a door assembly
GB2473375B (en) * 2008-05-21 2012-06-20 Otis Elevator Co Door zone protection
CA2725364C (en) * 2008-06-05 2015-04-07 Wabtec Holding Corp. Ultrasonic passenger detection
US8284018B2 (en) * 2009-10-07 2012-10-09 Fadi Ibsies Automated bathroom-stall door
US8407937B2 (en) * 2009-10-22 2013-04-02 Yale Security Inc. Door operator
US8350714B2 (en) * 2009-11-12 2013-01-08 Matthew Ian Trim Collision alert system
US9163446B2 (en) 2010-03-17 2015-10-20 Yale Security Inc. Door control apparatus
US8283800B2 (en) 2010-05-27 2012-10-09 Ford Global Technologies, Llc Vehicle control system with proximity switch and method thereof
US8390219B2 (en) 2010-07-29 2013-03-05 Yale Security Inc. Door operator with electrical back check feature
US20120060720A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 Matthias Ebert Rail Vehicle with Trapping Protection Apparatus
EP2453254B1 (de) * 2010-11-15 2013-01-16 Cedes AG Vorrichtung zur Überwachung einer Tür mit einem 3-D-Sensor
CA2819574C (en) * 2010-12-03 2016-01-19 Nabtesco Corporation Sensor for use with automatic door
CA2819409A1 (en) * 2010-12-03 2012-06-07 Sensotech Inc. Adaptive ultrasound detecting system for a door assembly
WO2012088248A1 (en) * 2010-12-23 2012-06-28 Veritas Medical Solutions Llc Rotating radiation shielded entrance assembly
US8928336B2 (en) 2011-06-09 2015-01-06 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch having sensitivity control and method therefor
US8975903B2 (en) 2011-06-09 2015-03-10 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch having learned sensitivity and method therefor
US20120324791A1 (en) * 2011-06-24 2012-12-27 Maximum Controls, L.L.C. System and method for sensing a gate obstruction
US10004286B2 (en) 2011-08-08 2018-06-26 Ford Global Technologies, Llc Glove having conductive ink and method of interacting with proximity sensor
US9143126B2 (en) 2011-09-22 2015-09-22 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch having lockout control for controlling movable panel
US8994228B2 (en) 2011-11-03 2015-03-31 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch having wrong touch feedback
US10112556B2 (en) 2011-11-03 2018-10-30 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch having wrong touch adaptive learning and method
US8878438B2 (en) 2011-11-04 2014-11-04 Ford Global Technologies, Llc Lamp and proximity switch assembly and method
US9219472B2 (en) 2012-04-11 2015-12-22 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and activation method using rate monitoring
US9184745B2 (en) 2012-04-11 2015-11-10 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and method of sensing user input based on signal rate of change
US8933708B2 (en) 2012-04-11 2015-01-13 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and activation method with exploration mode
US9065447B2 (en) 2012-04-11 2015-06-23 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and method having adaptive time delay
US9944237B2 (en) 2012-04-11 2018-04-17 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly with signal drift rejection and method
US9197206B2 (en) 2012-04-11 2015-11-24 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch having differential contact surface
US9559688B2 (en) 2012-04-11 2017-01-31 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having pliable surface and depression
US9287864B2 (en) 2012-04-11 2016-03-15 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and calibration method therefor
US9831870B2 (en) 2012-04-11 2017-11-28 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and method of tuning same
US9660644B2 (en) 2012-04-11 2017-05-23 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and activation method
US9531379B2 (en) 2012-04-11 2016-12-27 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having groove between adjacent proximity sensors
US9520875B2 (en) 2012-04-11 2016-12-13 Ford Global Technologies, Llc Pliable proximity switch assembly and activation method
US9568527B2 (en) 2012-04-11 2017-02-14 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly and activation method having virtual button mode
US9136840B2 (en) 2012-05-17 2015-09-15 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having dynamic tuned threshold
US8981602B2 (en) 2012-05-29 2015-03-17 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having non-switch contact and method
US9337832B2 (en) 2012-06-06 2016-05-10 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch and method of adjusting sensitivity therefor
US9641172B2 (en) 2012-06-27 2017-05-02 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having varying size electrode fingers
US8922340B2 (en) 2012-09-11 2014-12-30 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch based door latch release
EP2896025A1 (en) * 2012-09-13 2015-07-22 MBDA UK Limited Room occupancy sensing apparatus and method
US8796575B2 (en) 2012-10-31 2014-08-05 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having ground layer
US9311204B2 (en) 2013-03-13 2016-04-12 Ford Global Technologies, Llc Proximity interface development system having replicator and method
US10257470B2 (en) 2013-03-18 2019-04-09 Fadi Ibsies Automated door
US10612289B2 (en) 2013-03-18 2020-04-07 Fadi Ibsies Automated door
US9475369B2 (en) * 2013-07-17 2016-10-25 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door opening and closing apparatus and method of controlling the same
FR3009837B1 (fr) * 2013-08-23 2016-01-22 Sodispro Portail automatique exterieur avec au moins un scanner detectant la presence d'au moins un objet a proximite du portail
WO2015045588A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 株式会社アルファ 車両用反射型光センサ
US9359795B1 (en) 2014-04-07 2016-06-07 Luis A. Gutierrez Motion sensing combination lock
DE102014113567B4 (de) * 2014-09-19 2023-01-12 Bode - Die Tür Gmbh Türsystem mit Sensoreinheit zur berührungslosen Fahrgastraumüberwachung
US10038443B2 (en) 2014-10-20 2018-07-31 Ford Global Technologies, Llc Directional proximity switch assembly
US9654103B2 (en) 2015-03-18 2017-05-16 Ford Global Technologies, Llc Proximity switch assembly having haptic feedback and method
US9548733B2 (en) 2015-05-20 2017-01-17 Ford Global Technologies, Llc Proximity sensor assembly having interleaved electrode configuration
JP6306551B2 (ja) * 2015-10-01 2018-04-04 ファナック株式会社 開閉速度を変更可能なドアを有する加工機械
GB2549782A (en) * 2016-04-29 2017-11-01 Integrated Design Ltd Monitoring passage through motorised gates
CN105952306A (zh) * 2016-05-24 2016-09-21 宁波欧尼克科技有限公司 一种智能方向传感器
RU2764845C2 (ru) * 2017-04-10 2022-01-21 Асса Аблой Энтранс Системс АБ Управляющее устройство для входной системы, имеющей один или несколько подвижных дверных элементов
DE102017208716B3 (de) 2017-05-23 2018-09-06 Geze Gmbh Verfahren und vorrichtung zur automatischen positionsbestimmung von sensoren
CA3096560A1 (en) * 2018-04-16 2019-10-24 Assa Abloy Entrance Systems Ab Finger pinch protection for an entrance system
US11066276B2 (en) 2018-04-30 2021-07-20 Otis Elevator Company Enhanced door detection
US10837215B2 (en) * 2018-05-21 2020-11-17 Otis Elevator Company Zone object detection system for elevator system
DE102018215513A1 (de) * 2018-09-12 2020-03-12 Zf Friedrichshafen Ag Anordnung von TOF-Sensoren zur Erfassung eines Passagierraums eines Peoplemovers, Auswerteeinrichtung zum Wahrnehmen eines Passagierraums eines Peoplemovers und Wahrnehmungssystem zum Wahrnehmen eines Blockierens einer Passagiertür eines Peoplemovers, einer Anzahl von Passagieren in dem Peoplemover und von Positionen, Körperposen und Aktivitäten der Passagiere
CN113518846B (zh) * 2019-03-08 2022-10-25 因温特奥股份公司 具有移动门和可见化的状态信息的访问控制系统
EP3966414A1 (en) * 2019-05-10 2022-03-16 ASSA ABLOY Entrance Systems AB A swing door operator for moving a swing door leaf between a closed and an open position, a swing door system and a method of regulating a swing door operator for moving a swing door leaf between a closed and an open position
CN113825886B (zh) 2019-05-13 2024-01-02 亚萨合莱自动门系统有限公司 用于在开启位置和关闭位置之间的摆动路径上移动摆动门扇的摆动门操作器、摆动门及具有摆动门的房间
CN210374267U (zh) * 2019-06-11 2020-04-21 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱
CN110286627A (zh) * 2019-07-24 2019-09-27 南京火眼金睛文化创意产业有限公司 室内人员存在状态的监控方法、装置、设备和系统
CN114627637A (zh) * 2020-12-11 2022-06-14 罗伯特·博世有限公司 用于安装路旁监测设备的方法和装置
US11594089B2 (en) * 2021-04-16 2023-02-28 Essex Electronics, Inc Touchless motion sensor systems for performing directional detection and for providing access control
GB2610414B (en) * 2021-09-03 2024-08-14 Integrated Design Ltd Anti-climb system
EP4242386B1 (en) * 2022-03-07 2025-10-29 Yanmar Holdings Co., Ltd. Work machine control system, work machine, work machine control method, and work machine control program

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3852592A (en) * 1973-06-07 1974-12-03 Stanley Works Automatic door operator
US4272921A (en) * 1978-12-21 1981-06-16 Kawneer Company, Inc. Traffic responsive control system for automatically operated doors
SE428250B (sv) * 1979-05-31 1983-06-13 Bert Jonsson Fotoelektrisk anordning for avkenning av foremal
US4564029A (en) * 1983-09-13 1986-01-14 Hauni-Werke Korber & Co. Kg Method and apparatus for assembling plain cigarettes with filter rod section
US4565029A (en) * 1983-11-28 1986-01-21 The Stanley Works Traffic responsive control system for automatic swinging door
US4698937A (en) * 1983-11-28 1987-10-13 The Stanley Works Traffic responsive control system for automatic swinging door
DE3344576C1 (de) * 1983-12-09 1985-06-27 Geze Gmbh, 7250 Leonberg Sensoranordnung zur Überwachung des Schwenkbereiches von Türflügeln
US4669218A (en) * 1984-03-08 1987-06-02 The Stanley Works Traffic responsive control system
US4577437A (en) * 1984-11-26 1986-03-25 Lanson Electronics, Inc. Automatic door object sensing system
GB8527277D0 (en) * 1985-11-06 1985-12-11 Formula Systems Ltd Proximity detector
US4851746A (en) * 1987-04-15 1989-07-25 Republic Industries, Inc. Sensing apparatus for automatic door
US4823010A (en) * 1987-05-11 1989-04-18 The Stanley Works Sliding door threshold sensor
US4967083A (en) * 1989-04-14 1990-10-30 The Stanley Works Door sensor system
DE4415401C1 (de) * 1994-05-03 1995-07-27 Dorma Gmbh & Co Kg Vorrichtung zur Überwachung von motorisch angetriebenen Drehflügeltüren

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193573A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Otis Elevator Co 検知ゾーン内にある物体を検知する方法およびシステム
US6970085B2 (en) 2002-07-09 2005-11-29 Optex Co., Ltd. Door sensor and door equipped with such door sensor
JP2010209550A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Bunka Shutter Co Ltd 開閉扉装置
WO2018043511A1 (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 ナブテスコ株式会社 自動ドア、自動ドアセンサおよび自動ドアの開閉方法
JPWO2018043511A1 (ja) * 2016-08-29 2019-06-24 ナブテスコ株式会社 自動ドア、自動ドアセンサおよび自動ドアの開閉方法
JP2019151996A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 ナブテスコ株式会社 自動ドアシステムおよび自動ドアセンサの制御方法
JP2021127638A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 三和シヤッター工業株式会社 開閉制御システム
JP2023536826A (ja) * 2020-07-28 2023-08-30 ビーイーエー エス.エー. 自動スイングドア及びセンサ
US12497819B2 (en) 2020-07-28 2025-12-16 Bea Sa Automatic swing door and sensor
JP2023084329A (ja) * 2021-12-07 2023-06-19 ナブテスコ株式会社 自動ドア装置、自動ドア装置の制御方法、自動ドア装置の制御プログラム、及び自動ドア装置用センサ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2196377C (en) 2000-04-18
US5963000A (en) 1999-10-05
EP0789127A2 (en) 1997-08-13
EP0789127A3 (en) 1998-03-11
CA2196377A1 (en) 1997-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09209652A (ja) スイングドア用センサ
US12226909B2 (en) Robotic device with time-of-flight proximity sensing system
US10747229B2 (en) Environment arrangement robot and control program thereof
US5637040A (en) Infrared object detector
US10059292B2 (en) Obstruction detection method for mobile body, system for same, mobile body, structural member and bumper
US8875441B2 (en) Adaptive ultrasound detecting system for a door assembly
EP0991581B1 (en) A safety system for detecting small objects approaching closing doors
US20040239915A1 (en) Baseball pitch speed measurement and strike zone detection devices
KR100638220B1 (ko) 주행로봇의 위치감지장치 및 그를 구비한 로봇청소기
CA2358023A1 (en) Object sensing system for use with automatic swing door
CN101855420A (zh) 控制垂直或水平运动的门并相对于障碍物对门关闭平面加以保护的方法和装置
JP2017181105A (ja) レーザレーダ装置
WO2019165860A1 (zh) 清洁机器人及其运行控制方法
US12386074B2 (en) Object detection device
US7253890B2 (en) Door obstacle sensor
JP2001032625A (ja) 自動ドアの安全装置
JPS6270709A (ja) 反射型光電スイツチ
JP2013228343A (ja) 物体検出装置、物体検出方法、及び駐車場の管理システム
JP3090354B2 (ja) 測距式侵入者検知器
JP3099248B2 (ja) 測距式侵入者検知器
JP7405620B2 (ja) 機械式駐車場管理システム、機械式駐車場管理装置、および機械式駐車場管理方法
TWI834782B (zh) 移動架裝置
JP2597636Y2 (ja) 光学式物体検知装置
JP2000095497A (ja) 無人フォークリフト
JPH06307928A (ja) 検知エリア限定型の赤外線式検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401