JPH09209786A - 内燃機関における可変バルブタイミング制御方法 - Google Patents
内燃機関における可変バルブタイミング制御方法Info
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- JPH09209786A JPH09209786A JP8017382A JP1738296A JPH09209786A JP H09209786 A JPH09209786 A JP H09209786A JP 8017382 A JP8017382 A JP 8017382A JP 1738296 A JP1738296 A JP 1738296A JP H09209786 A JPH09209786 A JP H09209786A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 14
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関の吸気系への吹き返しを無くすと共
に、内部EGRによってエミッションの低減と、燃費の
向上及び機関出力の上昇を図る。 【解決手段】 少なくとも部分負荷域の運転状態におい
て、排気弁と吸気弁のバルブオーバラップ期間BOV’
を上死点(TDC)よりも後に設定することによって、
ピストンが上昇する排気行程におけるバルブオーバラッ
プ期間を皆無とする可変バルブタイミング制御方法。
に、内部EGRによってエミッションの低減と、燃費の
向上及び機関出力の上昇を図る。 【解決手段】 少なくとも部分負荷域の運転状態におい
て、排気弁と吸気弁のバルブオーバラップ期間BOV’
を上死点(TDC)よりも後に設定することによって、
ピストンが上昇する排気行程におけるバルブオーバラッ
プ期間を皆無とする可変バルブタイミング制御方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に用いら
れる可変バルブタイミング機構におけるバルブタイミン
グ制御方法に関するものである。
れる可変バルブタイミング機構におけるバルブタイミン
グ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の内燃機関に用いられてい
る可変バルブタイミング機構におけるタイミング制御で
は、図3のバルブリフト線図(横軸はクランクアング
ル)に示すように、吸気弁の開弁時期及び閉弁時期の双
方を同時に同量だけ変化させるような制御を行ってい
る。図3における曲線Lipは部分負荷域の運転状態にお
ける吸気弁のリフト曲線を示すものであり、曲線Lihは
高回転高負荷域の運転状態における吸気弁のリフト曲線
を示すものである。また曲線Le は排気弁のリフト曲線
を示すものである。
る可変バルブタイミング機構におけるタイミング制御で
は、図3のバルブリフト線図(横軸はクランクアング
ル)に示すように、吸気弁の開弁時期及び閉弁時期の双
方を同時に同量だけ変化させるような制御を行ってい
る。図3における曲線Lipは部分負荷域の運転状態にお
ける吸気弁のリフト曲線を示すものであり、曲線Lihは
高回転高負荷域の運転状態における吸気弁のリフト曲線
を示すものである。また曲線Le は排気弁のリフト曲線
を示すものである。
【0003】この従来例の部分負荷域では、排気弁の開
弁期間と吸気弁の開弁期間との間のバルブオーバラップ
の期間が増大するように、吸気弁のバルブタイミングを
進角方向(矢印Aの方向)に変更することによって、拡
大されたバルブオーバラップの期間OVにおいて比較的
多量の内部EGRを行わせて、燃焼温度を低下させるこ
とによりNOx の排出を抑える(エミッションの低減を
図る)と共に、ポンピングロスを低減させて燃費の向上
を図っている。これに対して高回転高負荷域において
は、吸気弁の閉弁時期Cihが最適の値となるようなタイ
ミング制御をすることにより充填効率の向上と出力の上
昇を図っている。
弁期間と吸気弁の開弁期間との間のバルブオーバラップ
の期間が増大するように、吸気弁のバルブタイミングを
進角方向(矢印Aの方向)に変更することによって、拡
大されたバルブオーバラップの期間OVにおいて比較的
多量の内部EGRを行わせて、燃焼温度を低下させるこ
とによりNOx の排出を抑える(エミッションの低減を
図る)と共に、ポンピングロスを低減させて燃費の向上
を図っている。これに対して高回転高負荷域において
は、吸気弁の閉弁時期Cihが最適の値となるようなタイ
ミング制御をすることにより充填効率の向上と出力の上
昇を図っている。
【0004】他の従来例としては、図4のバルブリフト
線図(横軸はクランクアングル)に示すように、吸気弁
の最大リフト量を可変にすることによって開弁時期及び
閉弁時期のタイミング制御を行っているものがある。例
えば、特公平5−85724号公報に記載された吸排気
弁のリフト制御装置では、基本的には部分負荷域におけ
る吸気弁の最大リフト量Lip-xよりも高回転高負荷域に
おける吸気弁の最大リフト量Lih-xの方が大きくなるよ
うに制御している。つまり、高回転高負荷域になるほど
吸気弁の最大リフト量を増大させて、吸気抵抗の低減と
吸気弁の閉弁時期Cihを遅くすることによって充填効率
を向上させて出力上昇を図っている。
線図(横軸はクランクアングル)に示すように、吸気弁
の最大リフト量を可変にすることによって開弁時期及び
閉弁時期のタイミング制御を行っているものがある。例
えば、特公平5−85724号公報に記載された吸排気
弁のリフト制御装置では、基本的には部分負荷域におけ
る吸気弁の最大リフト量Lip-xよりも高回転高負荷域に
おける吸気弁の最大リフト量Lih-xの方が大きくなるよ
うに制御している。つまり、高回転高負荷域になるほど
吸気弁の最大リフト量を増大させて、吸気抵抗の低減と
吸気弁の閉弁時期Cihを遅くすることによって充填効率
を向上させて出力上昇を図っている。
【0005】しかし、この従来技術の特徴は、通常の自
動車用内燃機関の常用運転領域、即ち、頻繁に使用され
る特定の部分負荷域の運転状態における、吸気弁の最大
リフト量を、それよりも高回転高負荷域の最大リフト量
よりも更に大きくして、その特定の部分負荷域の内部E
GR量を増大させている点にあり、それによって、その
特定の運転状態におけるエミッションの低減を図るとい
う特別の制御を行うものである。
動車用内燃機関の常用運転領域、即ち、頻繁に使用され
る特定の部分負荷域の運転状態における、吸気弁の最大
リフト量を、それよりも高回転高負荷域の最大リフト量
よりも更に大きくして、その特定の部分負荷域の内部E
GR量を増大させている点にあり、それによって、その
特定の運転状態におけるエミッションの低減を図るとい
う特別の制御を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバルブタイミン
グ制御によれば、図3及び図4に示すバルブオーバラッ
プの期間が長くなる運転状態におけるオーバラップの期
間OVの中でも、上死点(TDC)よりも前の期間O
V’ではピストンが上昇しつつある状態であることと、
吸気通路内の圧力が排気通路内の圧力よりも低くなって
いることから、排気通路から吸気通路に向かって多量の
排気ガスや未燃HC等の逆流が生じる。図5はその状況
を示したもので、内燃機関の気筒1の燃焼室2に開口す
る吸気通路3及び排気通路4は、それぞれ吸気弁5及び
排気弁6によって開閉されるが、燃料噴射弁7が設けら
れた吸気通路3には、吸気弁5及び排気弁6が共に開弁
しているバルブオーバラップの期間に、矢印のように排
気通路4から排気ガスや未燃のHC等が燃焼室2を介し
て逆流する。
グ制御によれば、図3及び図4に示すバルブオーバラッ
プの期間が長くなる運転状態におけるオーバラップの期
間OVの中でも、上死点(TDC)よりも前の期間O
V’ではピストンが上昇しつつある状態であることと、
吸気通路内の圧力が排気通路内の圧力よりも低くなって
いることから、排気通路から吸気通路に向かって多量の
排気ガスや未燃HC等の逆流が生じる。図5はその状況
を示したもので、内燃機関の気筒1の燃焼室2に開口す
る吸気通路3及び排気通路4は、それぞれ吸気弁5及び
排気弁6によって開閉されるが、燃料噴射弁7が設けら
れた吸気通路3には、吸気弁5及び排気弁6が共に開弁
しているバルブオーバラップの期間に、矢印のように排
気通路4から排気ガスや未燃のHC等が燃焼室2を介し
て逆流する。
【0007】通常、このような排気ガス等の逆流現象を
「吹き返し」と呼んでいるが、燃料噴射弁7から噴射さ
れた燃料が吸気通路3へ多量に吹き返えされると、蒸発
しない燃料が吸気通路3の壁面に付着して濡れたように
なり、比較的厚い燃料の液膜を形成するので、過渡期の
運転状態ではその液膜の生成によって空燃比が大きく変
動して、実際の空燃比が制御目標値から外れるような状
態が生じ、噴射量の制御が非常に困難になる。また、排
気ガス成分が吸気系に堆積して所謂デポジットを形成
し、何らかのトラブルの原因になるという懸念もある。
「吹き返し」と呼んでいるが、燃料噴射弁7から噴射さ
れた燃料が吸気通路3へ多量に吹き返えされると、蒸発
しない燃料が吸気通路3の壁面に付着して濡れたように
なり、比較的厚い燃料の液膜を形成するので、過渡期の
運転状態ではその液膜の生成によって空燃比が大きく変
動して、実際の空燃比が制御目標値から外れるような状
態が生じ、噴射量の制御が非常に困難になる。また、排
気ガス成分が吸気系に堆積して所謂デポジットを形成
し、何らかのトラブルの原因になるという懸念もある。
【0008】本発明は、従来技術における前述のような
問題に対処して、比較的簡単な手段によってそれらの問
題を解消し、吸気系への吹き返しを無くすと共に、従来
技術と同様に、部分負荷域では十分な量の内部EGRを
行ってエミッションの低減を図り、且つポンピングロス
の低減によって燃費も向上させる一方、高回転高負荷域
の運転状態においては、充填効率を向上させて機関の出
力を上昇させることができるバルブタイミング制御方法
を提供することを目的としている。
問題に対処して、比較的簡単な手段によってそれらの問
題を解消し、吸気系への吹き返しを無くすと共に、従来
技術と同様に、部分負荷域では十分な量の内部EGRを
行ってエミッションの低減を図り、且つポンピングロス
の低減によって燃費も向上させる一方、高回転高負荷域
の運転状態においては、充填効率を向上させて機関の出
力を上昇させることができるバルブタイミング制御方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するための手段として請求項1に記載された内燃機
関における可変バルブタイミング制御方法を提供する。
この方法によれば、少なくとも部分負荷域の運転状態に
おいては、ピストンが上昇する排気行程におけるバルブ
オーバラップ期間を、可変バルブタイミング機構を備え
ていない機関と同程度、もしくは皆無とし、その状態に
おける排気系から吸気系への吹き返しを防止する。それ
によって、吸気通路の壁面への燃料の付着を防止し、過
渡期の運転状態における空燃比の変動を抑えると共に、
デポジットの生成をも抑制することができる。
解決するための手段として請求項1に記載された内燃機
関における可変バルブタイミング制御方法を提供する。
この方法によれば、少なくとも部分負荷域の運転状態に
おいては、ピストンが上昇する排気行程におけるバルブ
オーバラップ期間を、可変バルブタイミング機構を備え
ていない機関と同程度、もしくは皆無とし、その状態に
おける排気系から吸気系への吹き返しを防止する。それ
によって、吸気通路の壁面への燃料の付着を防止し、過
渡期の運転状態における空燃比の変動を抑えると共に、
デポジットの生成をも抑制することができる。
【0010】その反面で、上死点よりも後の吸入行程に
おいて必要な長さの排気弁開弁期間をとるので、必要な
量の内部EGRが行われてエミッションの低減を図るこ
とができ、ポンピングロスの低減による燃費の向上をも
図ることができる。また、高回転高負荷域においては、
吸気弁の閉弁時期を任意の時期にとることによって、充
填効率の向上を図り、機関の出力を上昇させることがで
きる。
おいて必要な長さの排気弁開弁期間をとるので、必要な
量の内部EGRが行われてエミッションの低減を図るこ
とができ、ポンピングロスの低減による燃費の向上をも
図ることができる。また、高回転高負荷域においては、
吸気弁の閉弁時期を任意の時期にとることによって、充
填効率の向上を図り、機関の出力を上昇させることがで
きる。
【0011】請求項2の制御方法においては、少なくと
も部分負荷域の運転状態において、実質的に長さが零で
あるバルブオーバラップの期間を、気筒の吸気行程が始
まる上死点よりも遅角側となるように制御することによ
って、その運転状態におけるピストンが上昇する排気行
程におけるバルブオーバラップ期間を皆無とし、機関の
排気通路から吸気通路への吹き返しも皆無とすることが
できる。
も部分負荷域の運転状態において、実質的に長さが零で
あるバルブオーバラップの期間を、気筒の吸気行程が始
まる上死点よりも遅角側となるように制御することによ
って、その運転状態におけるピストンが上昇する排気行
程におけるバルブオーバラップ期間を皆無とし、機関の
排気通路から吸気通路への吹き返しも皆無とすることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図2
に全体の概略構成を示すと共に、図1のバルブリフト線
図にバルブタイミングの制御方法を示す。図2に示すよ
うに、内燃機関の本体に取り付けられたエアフローセン
サ8から送られる吸入空気量信号と、回転数センサ9か
ら送られる回転数信号が入力されて演算処理される制御
用のコンピュータ10によって、運転状態の判定が常時
行われる。そしてコンピュータ10はバルブタイミング
可変機構11に対して、その時の運転状態に適したバル
ブタイミングを指令してバルブタイミングの変更を行わ
せる。
に全体の概略構成を示すと共に、図1のバルブリフト線
図にバルブタイミングの制御方法を示す。図2に示すよ
うに、内燃機関の本体に取り付けられたエアフローセン
サ8から送られる吸入空気量信号と、回転数センサ9か
ら送られる回転数信号が入力されて演算処理される制御
用のコンピュータ10によって、運転状態の判定が常時
行われる。そしてコンピュータ10はバルブタイミング
可変機構11に対して、その時の運転状態に適したバル
ブタイミングを指令してバルブタイミングの変更を行わ
せる。
【0013】図1に例示しているバルブタイミング制御
方法においては、回転数センサ9とエアフローセンサ8
が検出する回転数信号と吸入空気量信号から、機関の運
転状態が部分負荷域に入ったとコンピュータ10が判断
したときに、高回転高負荷域における排気弁6の開弁時
期Oeh及び同排気弁6の閉弁時期Cehと、吸気弁5の開
弁時期Oih及び同吸気弁5の閉弁時期Cihを、同時に遅
角側(矢印D方向)へ変更することによって、排気弁6
及び吸気弁5の開閉タイミングの特性がリフト曲線Lep
及びリフト曲線Lipの形になるようにしている。
方法においては、回転数センサ9とエアフローセンサ8
が検出する回転数信号と吸入空気量信号から、機関の運
転状態が部分負荷域に入ったとコンピュータ10が判断
したときに、高回転高負荷域における排気弁6の開弁時
期Oeh及び同排気弁6の閉弁時期Cehと、吸気弁5の開
弁時期Oih及び同吸気弁5の閉弁時期Cihを、同時に遅
角側(矢印D方向)へ変更することによって、排気弁6
及び吸気弁5の開閉タイミングの特性がリフト曲線Lep
及びリフト曲線Lipの形になるようにしている。
【0014】この制御例では、高回転高負荷域のタイミ
ングにおける基本的なバルブオーバラップ量BOV(吸
気弁5の開弁時期Oihから排気弁6の閉弁時期Cehまで
のバルブオーバラップ期間の長さ)は、可変バルブタイ
ミング機構を備えていない通常の内燃機関と同程度の大
きさに設定している。そして、部分負荷域において遅角
調整されたバルブタイミングのバルブオーバラップ量B
OV’(吸気弁5の開弁時期Oipから排気弁6の閉弁時
期Cepまでのバルブオーバラップ期間の長さ)も、基本
的なバルブオーバラップ量BOVと同程度の長さとして
おり、特に、この期間が上死点(TDC)よりも後にな
るようにしているため、排気通路4から吸気通路3への
吹き返しを抑えることが可能になる。
ングにおける基本的なバルブオーバラップ量BOV(吸
気弁5の開弁時期Oihから排気弁6の閉弁時期Cehまで
のバルブオーバラップ期間の長さ)は、可変バルブタイ
ミング機構を備えていない通常の内燃機関と同程度の大
きさに設定している。そして、部分負荷域において遅角
調整されたバルブタイミングのバルブオーバラップ量B
OV’(吸気弁5の開弁時期Oipから排気弁6の閉弁時
期Cepまでのバルブオーバラップ期間の長さ)も、基本
的なバルブオーバラップ量BOVと同程度の長さとして
おり、特に、この期間が上死点(TDC)よりも後にな
るようにしているため、排気通路4から吸気通路3への
吹き返しを抑えることが可能になる。
【0015】このように、吸気弁5及び排気弁6のバル
ブタイミングを共に遅角させて、吸気行程(IS)にお
いて排気弁6を開弁し続ける期間EOを設けることによ
り、燃焼室2内へ排気ガスや未燃焼HCの一部吸い戻し
を行う。部分負荷域の運転状態においては、吸気行程に
おいて排気弁6を開く期間EOの長さを重視した最適な
バルブタイミングに合わせることによって、エミッショ
ンの低減を図ることができると共に、吸気弁5の閉弁時
期CihをCipまで遅角させるので、ポンピングロスの低
減による燃費向上の効果もある。
ブタイミングを共に遅角させて、吸気行程(IS)にお
いて排気弁6を開弁し続ける期間EOを設けることによ
り、燃焼室2内へ排気ガスや未燃焼HCの一部吸い戻し
を行う。部分負荷域の運転状態においては、吸気行程に
おいて排気弁6を開く期間EOの長さを重視した最適な
バルブタイミングに合わせることによって、エミッショ
ンの低減を図ることができると共に、吸気弁5の閉弁時
期CihをCipまで遅角させるので、ポンピングロスの低
減による燃費向上の効果もある。
【0016】高回転高負荷域においては、充填効率を向
上させるために、吸気弁5の閉弁時期Cipの位置を重視
したバルブタイミング判断による出力向上を図る。この
ような制御により、吹き返しを確実に抑えながらも、従
来技術による場合と同等の機関性能を確保することが可
能となる。
上させるために、吸気弁5の閉弁時期Cipの位置を重視
したバルブタイミング判断による出力向上を図る。この
ような制御により、吹き返しを確実に抑えながらも、従
来技術による場合と同等の機関性能を確保することが可
能となる。
【0017】図6のバルブリフト線図は、前述の実施形
態とは異なる別の制御例を示すものである。この例で
は、高回転高負荷域のバルブタイミングにおける同排気
弁6の閉弁時期Cehと吸気弁5の開弁時期Oihは実質的
に同時であって、その時期を上死点(TDC)と一致さ
せている。部分負荷域において遅角調整された後のバル
ブタイミングにおける排気弁6の閉弁時期Cepと、吸気
弁5の開弁時期Oipは実質的に同時であって、その時期
が上死点(TDC)よりも十分後になるようにしてい
る。
態とは異なる別の制御例を示すものである。この例で
は、高回転高負荷域のバルブタイミングにおける同排気
弁6の閉弁時期Cehと吸気弁5の開弁時期Oihは実質的
に同時であって、その時期を上死点(TDC)と一致さ
せている。部分負荷域において遅角調整された後のバル
ブタイミングにおける排気弁6の閉弁時期Cepと、吸気
弁5の開弁時期Oipは実質的に同時であって、その時期
が上死点(TDC)よりも十分後になるようにしてい
る。
【0018】このようにして、この制御例によれば、部
分負荷域において遅角調整されたバルブオーバラップの
時期だけではなく、高回転高負荷域におけるバルブオー
バラップの時期についても、上死点(TDC)よりも先
ではなく、しかも、バルブオーバラップがあるとは言っ
てもその長さが実質的に零に近い値であるから、吹き返
しが全くなくなると共に、従来の内燃機関と同等の機関
性能を確保することが可能になる。
分負荷域において遅角調整されたバルブオーバラップの
時期だけではなく、高回転高負荷域におけるバルブオー
バラップの時期についても、上死点(TDC)よりも先
ではなく、しかも、バルブオーバラップがあるとは言っ
てもその長さが実質的に零に近い値であるから、吹き返
しが全くなくなると共に、従来の内燃機関と同等の機関
性能を確保することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施形態としての制御例を示す
バルブリフト線図である。
バルブリフト線図である。
【図2】本発明方法を実施する内燃機関の全体の概略構
成を示す全体構成図である。
成を示す全体構成図である。
【図3】従来の制御例を示すバルブリフト線図である。
【図4】従来の他の制御例を示すバルブリフト線図であ
る。
る。
【図5】従来技術の問題点を説明するための機関の縦断
正面図である。
正面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示すバルブリフト線図
である。
である。
1…内燃機関の気筒 2…燃焼室 3…吸気通路 4…排気通路 5…吸気弁 6…排気弁 7…燃料噴射弁 8…エアフローセンサ 9…回転数センサ 10…コンピュータ 11…バルブタイミング可変機構 Leh…高回転高負荷域における排気弁のリフト曲線 Lep…部分負荷域における排気弁のリフト曲線 Lih…高回転高負荷域における吸気弁のリフト曲線 Lip…部分負荷域における吸気弁のリフト曲線 TDC…上死点 O…開弁時期 C…閉弁時期 OV…バルブオーバラップ期間(量) OV’…上死点よりも前のバルブオーバラップ期間
(量) BOV…基本的なバルブオーバラップ量 BOV’…上死点よりも後へ遅角調整されたバルブオー
バラップ期間(量)
(量) BOV…基本的なバルブオーバラップ量 BOV’…上死点よりも後へ遅角調整されたバルブオー
バラップ期間(量)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今竹 信夫 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 渡辺 聖彦 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気弁及び排気弁の開閉のタイミングを
変更することができる機構を備えた内燃機関において、
同一の気筒の前記吸気弁の開弁期間の一部と前記排気弁
の開弁期間の一部が重なるバルブオーバラップ期間の全
域が、少なくとも部分負荷域の運転状態において前記気
筒の吸気行程が始まる上死点よりも遅角側となるように
制御することを特徴とする内燃機関における可変バルブ
タイミング制御方法。 - 【請求項2】 少なくとも部分負荷域の運転状態におい
て、排気弁の閉弁時期と吸気弁の開弁時期が実質的に同
時であって、実質的に長さが零であるバルブオーバラッ
プの期間を、同一の気筒の吸気行程が始まる上死点より
も遅角側となるように制御することを特徴とする内燃機
関における可変バルブタイミング制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017382A JPH09209786A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 内燃機関における可変バルブタイミング制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017382A JPH09209786A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 内燃機関における可変バルブタイミング制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09209786A true JPH09209786A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11942465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8017382A Pending JPH09209786A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 内燃機関における可変バルブタイミング制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09209786A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083123A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Hitachi Unisia Automotive Ltd | 内燃機関の制御装置 |
| US6886532B2 (en) | 2001-03-13 | 2005-05-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Intake system of internal combustion engine |
| US7669563B2 (en) | 2005-05-12 | 2010-03-02 | Fujitsu Ten Limited | Variable valve control apparatus |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8017382A patent/JPH09209786A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6886532B2 (en) | 2001-03-13 | 2005-05-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Intake system of internal combustion engine |
| JP2003083123A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Hitachi Unisia Automotive Ltd | 内燃機関の制御装置 |
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