JPH09210042A - 吸盤の離脱方法 - Google Patents
吸盤の離脱方法Info
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- JPH09210042A JPH09210042A JP24464296A JP24464296A JPH09210042A JP H09210042 A JPH09210042 A JP H09210042A JP 24464296 A JP24464296 A JP 24464296A JP 24464296 A JP24464296 A JP 24464296A JP H09210042 A JPH09210042 A JP H09210042A
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- displacement
- suction
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 頻繁に着脱を行う用途に関し、吸盤を簡便か
つ確実に離脱させる方法を提供すること。 【解決手段】 吸盤10の中央柱状部分12上部の、又
は吸盤10によって固定された被固定部材(22)の、
平行移動又は傾斜変位によって吸盤10の中央柱状部分
12を傾斜させることにより、該中央柱状部分12に取
り付けられた変位伝達部材14を傾かせ、該変位伝達部
材14の先端部と吸盤端部18に設けられた突起20と
の連結点を引き上げて、吸盤内部の減圧状態を解放し吸
盤10を離脱させることである。
つ確実に離脱させる方法を提供すること。 【解決手段】 吸盤10の中央柱状部分12上部の、又
は吸盤10によって固定された被固定部材(22)の、
平行移動又は傾斜変位によって吸盤10の中央柱状部分
12を傾斜させることにより、該中央柱状部分12に取
り付けられた変位伝達部材14を傾かせ、該変位伝達部
材14の先端部と吸盤端部18に設けられた突起20と
の連結点を引き上げて、吸盤内部の減圧状態を解放し吸
盤10を離脱させることである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸盤の離脱方法に関
し、詳しくは、吸盤によって固定された被固定部材の平
行移動、回転、傾斜等によって容易に離脱させることの
できる、吸盤の離脱方法に関する。
し、詳しくは、吸盤によって固定された被固定部材の平
行移動、回転、傾斜等によって容易に離脱させることの
できる、吸盤の離脱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面等の平面体に固定する方法と
しては、マグネットや粘着剤や吸盤の使用が知られてい
るが、比較的頻繁に離脱を行う使い方、例えば、携帯用
傘や杖やハンドバック等々を、外出先の電車内や食堂で
一時的に保持するための固定具や、サンシェ−ドの固定
のように自動車内で用いる固定具や、平面ディスプレ−
板の固定具等々に付いては、いずれも一長一短で満足で
きるものはなかった。
しては、マグネットや粘着剤や吸盤の使用が知られてい
るが、比較的頻繁に離脱を行う使い方、例えば、携帯用
傘や杖やハンドバック等々を、外出先の電車内や食堂で
一時的に保持するための固定具や、サンシェ−ドの固定
のように自動車内で用いる固定具や、平面ディスプレ−
板の固定具等々に付いては、いずれも一長一短で満足で
きるものはなかった。
【0003】すなわち、マグネットは壁面を滑りやすい
ので、固定位置が安定しないという問題があるし、固定
する力と外す力とが等しいため、固定力を大きくすると
外すのが困難になるという問題点があった。また、粘着
剤を使用すれば、剥がして外す時に壁面を傷付けたり、
粘着剤が壁面に付着したまま残って壁面を汚したりする
問題があった。
ので、固定位置が安定しないという問題があるし、固定
する力と外す力とが等しいため、固定力を大きくすると
外すのが困難になるという問題点があった。また、粘着
剤を使用すれば、剥がして外す時に壁面を傷付けたり、
粘着剤が壁面に付着したまま残って壁面を汚したりする
問題があった。
【0004】また、従来の吸盤についても次のような問
題があった。すなわち、吸盤を用いて固定する方法は滑
らかな面でさえあれば良く、水平面にでも垂直面にでも
強固に固定できるので非常に有効な方法であるが、柔ら
かい材質のため傷付きやすくて吸着性能が長持ちしない
という問題や、外観が冷たく凹凸があってスマ−トでな
い等々の問題である。
題があった。すなわち、吸盤を用いて固定する方法は滑
らかな面でさえあれば良く、水平面にでも垂直面にでも
強固に固定できるので非常に有効な方法であるが、柔ら
かい材質のため傷付きやすくて吸着性能が長持ちしない
という問題や、外観が冷たく凹凸があってスマ−トでな
い等々の問題である。
【0005】これらの問題は、吸盤にカバ−を被せれば
一応解決するが、新たに吸盤離脱の対策が必要になる。
すなわち、従来行ってきた、指による吸盤の減圧解放
が、カバ−に邪魔されて指が挿入出来ず実行できなくな
り、吸盤を離脱させられなくなってしまうからである。
一応解決するが、新たに吸盤離脱の対策が必要になる。
すなわち、従来行ってきた、指による吸盤の減圧解放
が、カバ−に邪魔されて指が挿入出来ず実行できなくな
り、吸盤を離脱させられなくなってしまうからである。
【0006】吸盤の端部を直接指で変形させなければ離
脱させられないために、従来の離脱方法では多くの用途
展開が阻まれてきた。例えば、大面積のディスプレ−用
平板を吸盤で取り付けようとしても、吸盤に指が届かな
いため取り外すことができず、結局使用できないことに
なっていた。
脱させられないために、従来の離脱方法では多くの用途
展開が阻まれてきた。例えば、大面積のディスプレ−用
平板を吸盤で取り付けようとしても、吸盤に指が届かな
いため取り外すことができず、結局使用できないことに
なっていた。
【0007】したがって、吸盤に直接指を触れなくても
吸盤を離脱させられる方法の開発が強く期待され、次の
ような提案が成されてきた。
吸盤を離脱させられる方法の開発が強く期待され、次の
ような提案が成されてきた。
【0008】例えば、実開平1−102510、実開平
2−14819、実開平5−14620、実開平6−8
5924等は、いずれも吸盤の中央部に外部とつながる
細孔を設け、これを開閉することで吸盤の離脱を行うこ
とを提案している。しかしながら、開閉機構の磨耗の問
題や外観上の問題が十分に解決されていない。また、特
開平4−92108と実出平6−7431とは、吸盤を
引き上げて離脱することを提案しているが、機構が複雑
であることや、製作コストが高くなることなどのため実
用に至っていない。
2−14819、実開平5−14620、実開平6−8
5924等は、いずれも吸盤の中央部に外部とつながる
細孔を設け、これを開閉することで吸盤の離脱を行うこ
とを提案している。しかしながら、開閉機構の磨耗の問
題や外観上の問題が十分に解決されていない。また、特
開平4−92108と実出平6−7431とは、吸盤を
引き上げて離脱することを提案しているが、機構が複雑
であることや、製作コストが高くなることなどのため実
用に至っていない。
【0009】あるいはまた、実公昭51−26199、
実開昭50−42174、実公平7−5797等は、い
ずれも吸盤の端部と被固定部材とを連結し、被固定部材
の一端を持ち上げて、連結点の吸盤端部を吸着面から上
方に離すことによって吸盤を離脱することを提案してい
るが次のような問題がある。すなわち、この方法では梃
の原理を使って吸盤の片側を引き上げようとするので、
梃の支点となる被固定部材の部分が吸盤から離れている
と、吸盤全体を持ち上げるように力が働いて離脱させる
ことができない。被固定部材の端に近い所に吸盤を用い
る時だけにしか実用できないのである。
実開昭50−42174、実公平7−5797等は、い
ずれも吸盤の端部と被固定部材とを連結し、被固定部材
の一端を持ち上げて、連結点の吸盤端部を吸着面から上
方に離すことによって吸盤を離脱することを提案してい
るが次のような問題がある。すなわち、この方法では梃
の原理を使って吸盤の片側を引き上げようとするので、
梃の支点となる被固定部材の部分が吸盤から離れている
と、吸盤全体を持ち上げるように力が働いて離脱させる
ことができない。被固定部材の端に近い所に吸盤を用い
る時だけにしか実用できないのである。
【0010】さらに、連結点の吸盤端部を吸着面から上
方に離すことによって吸盤を離脱させる上述の方法には
次ぎの課題がある。すなわち、本方法によって離脱可能
なのは、1個又は1列に並んだ吸盤によって固定された
被固定部材に限られ、例えば、大面積平板の四隅に4個
の吸盤を使って固定するような場合には、この方法によ
る離脱は不可能である。何故なら、被固定部材の一端を
持ち上げて傾斜させ、連結された吸盤端部を吸着面から
上方に離すことを、2列に並んだ吸盤全部に対して同時
に実行することはできないからである。
方に離すことによって吸盤を離脱させる上述の方法には
次ぎの課題がある。すなわち、本方法によって離脱可能
なのは、1個又は1列に並んだ吸盤によって固定された
被固定部材に限られ、例えば、大面積平板の四隅に4個
の吸盤を使って固定するような場合には、この方法によ
る離脱は不可能である。何故なら、被固定部材の一端を
持ち上げて傾斜させ、連結された吸盤端部を吸着面から
上方に離すことを、2列に並んだ吸盤全部に対して同時
に実行することはできないからである。
【0011】2列に並んだ吸盤に対して同時に変形応力
を及ぼすことができるのは、被固定部材の平行移動だけ
である。被固定部材の傾斜や回転によっては不可能であ
る。被固定部材の平行移動によって離脱させられる方法
が開発されれば、従来、吸盤を使うことができなかった
様々な用途での展開が期待される。
を及ぼすことができるのは、被固定部材の平行移動だけ
である。被固定部材の傾斜や回転によっては不可能であ
る。被固定部材の平行移動によって離脱させられる方法
が開発されれば、従来、吸盤を使うことができなかった
様々な用途での展開が期待される。
【0012】平行移動による離脱に関し、実公昭48−
1100には吸盤の中央円柱状部分と端部とを連結紐に
よって一体的に連結した吸盤が提案されている。本提案
によれば、中央円柱状部分に取り付けた被固定部材の平
行移動で吸盤の離脱が出来るとされてるが、実用するに
は次の課題を解決しなければならない。すなわち、離脱
時には図38に示される状態であるが、吸着時には図3
9に示されるように吸着部16がつぶれて低くなるため
に連結紐46が緩み、緩んだ分以上の変位を中央円柱状
部分48に加えなければ吸盤端部18へは変位が伝達さ
れず変形応力は生じない。また、中央円柱状部分48を
十分変位させたとしても、吸盤材料と同一の軟質体であ
る連結紐46が柔らかく長いため、連結紐46自身が伸
びてしまい吸盤端部に対して十分な変形応力を伝達でき
ないことになる。したがって、被固定部材の平行移動に
よって中央柱状部分48を変形し、図40に示されるよ
うな、吸盤端部18の変形を生じさせるためには、中央
円柱状部分48は大変形しなければならない。しかしな
がら、吸盤の構造を極端に柔軟にして大変形を可能にす
れば、被固定材の固定そのものが不安定になって実用が
難しくなってしまう。
1100には吸盤の中央円柱状部分と端部とを連結紐に
よって一体的に連結した吸盤が提案されている。本提案
によれば、中央円柱状部分に取り付けた被固定部材の平
行移動で吸盤の離脱が出来るとされてるが、実用するに
は次の課題を解決しなければならない。すなわち、離脱
時には図38に示される状態であるが、吸着時には図3
9に示されるように吸着部16がつぶれて低くなるため
に連結紐46が緩み、緩んだ分以上の変位を中央円柱状
部分48に加えなければ吸盤端部18へは変位が伝達さ
れず変形応力は生じない。また、中央円柱状部分48を
十分変位させたとしても、吸盤材料と同一の軟質体であ
る連結紐46が柔らかく長いため、連結紐46自身が伸
びてしまい吸盤端部に対して十分な変形応力を伝達でき
ないことになる。したがって、被固定部材の平行移動に
よって中央柱状部分48を変形し、図40に示されるよ
うな、吸盤端部18の変形を生じさせるためには、中央
円柱状部分48は大変形しなければならない。しかしな
がら、吸盤の構造を極端に柔軟にして大変形を可能にす
れば、被固定材の固定そのものが不安定になって実用が
難しくなってしまう。
【0013】また実公昭49−9389では、、吸盤上
部にハンドル盤を設け、ハンドル盤と吸盤との間を伸縮
膜で連結し、ハンドル盤の引き起こし又は回動を、伸縮
膜を介して吸盤に伝達し、吸盤を離脱させようとしてい
る。伸縮膜の緩みの問題及び軟質材であるために伸縮膜
自身が変形してしまう問題は実公昭48−1100の場
合と同じであり、本提案の実施を困難にしているが、ハ
ンドル盤が軟質材であることも、本技術の汎用性を制限
している。すなわち、ハンドル盤に取り付けられた被固
定部材を引き起こしたり回動させたりして、その変位を
吸盤に伝達しようとしても、ハンドル盤が柔軟なために
ハンドル盤自身が変形してしまい、伸縮膜及び吸盤端部
に対して十分な変形応力を伝達出来なくなるのである。
部にハンドル盤を設け、ハンドル盤と吸盤との間を伸縮
膜で連結し、ハンドル盤の引き起こし又は回動を、伸縮
膜を介して吸盤に伝達し、吸盤を離脱させようとしてい
る。伸縮膜の緩みの問題及び軟質材であるために伸縮膜
自身が変形してしまう問題は実公昭48−1100の場
合と同じであり、本提案の実施を困難にしているが、ハ
ンドル盤が軟質材であることも、本技術の汎用性を制限
している。すなわち、ハンドル盤に取り付けられた被固
定部材を引き起こしたり回動させたりして、その変位を
吸盤に伝達しようとしても、ハンドル盤が柔軟なために
ハンドル盤自身が変形してしまい、伸縮膜及び吸盤端部
に対して十分な変形応力を伝達出来なくなるのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の如き
実情に対処し、吸盤に直接指を触れないでも、吸盤によ
って固定された被固定部材を、平行移動又は回転又は傾
斜させることによって、簡単に離脱させることのできる
吸盤の離脱方法を提供しようとするものである。
実情に対処し、吸盤に直接指を触れないでも、吸盤によ
って固定された被固定部材を、平行移動又は回転又は傾
斜させることによって、簡単に離脱させることのできる
吸盤の離脱方法を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の手段を取るものである。すなわち、吸
盤の中央柱状部分上部の、又は吸盤によって固定された
被固定部材の、平行移動又は傾斜変位によって吸盤の中
央柱状部分を傾斜させることにより、中央柱状部分に取
り付けられた変位伝達部材を傾かせ、その先端部と吸盤
端部に設けられた突起との連結点を引き上げて、吸盤内
部の減圧状態を解放し吸盤を離脱させることである。
成するために次の手段を取るものである。すなわち、吸
盤の中央柱状部分上部の、又は吸盤によって固定された
被固定部材の、平行移動又は傾斜変位によって吸盤の中
央柱状部分を傾斜させることにより、中央柱状部分に取
り付けられた変位伝達部材を傾かせ、その先端部と吸盤
端部に設けられた突起との連結点を引き上げて、吸盤内
部の減圧状態を解放し吸盤を離脱させることである。
【0016】あるいは、吸盤の中央柱状部分上部の、又
は吸盤によって固定された被固定部材の、平行移動又は
回転変位を、低伸度の部材からなる変位伝達部材の平行
移動又は回転変位を介して吸盤端部に設けられた突起に
伝達し、吸盤端部を変形させ、吸盤内部の減圧状態を解
放して吸盤を離脱させることである。
は吸盤によって固定された被固定部材の、平行移動又は
回転変位を、低伸度の部材からなる変位伝達部材の平行
移動又は回転変位を介して吸盤端部に設けられた突起に
伝達し、吸盤端部を変形させ、吸盤内部の減圧状態を解
放して吸盤を離脱させることである。
【0017】さらに、固くて低伸度の部材からなる変位
伝達部材の先端部を、吸盤端部に設けられた突起の横方
向に位置させ、変位伝達部材の先端部に連結されて設け
られた可撓性の紐状又はテグス状の連結部材と該突起と
を連結させることである。
伝達部材の先端部を、吸盤端部に設けられた突起の横方
向に位置させ、変位伝達部材の先端部に連結されて設け
られた可撓性の紐状又はテグス状の連結部材と該突起と
を連結させることである。
【0018】またさらに、前記吸盤端部に設けられた突
起と変位伝達部材とを、互いに取り外し自在に連結する
ことである。
起と変位伝達部材とを、互いに取り外し自在に連結する
ことである。
【0019】さらに、前記吸盤端部に設けられた突起と
変位伝達部材とを、互いに連結させないことである。
変位伝達部材とを、互いに連結させないことである。
【0020】またさらに、吸盤の中央柱状部分上部の、
又は吸盤によって固定された被固定部材の、前記平行移
動又は回転変位を回転変位とすることである。
又は吸盤によって固定された被固定部材の、前記平行移
動又は回転変位を回転変位とすることである。
【0021】あるいは、吸盤によって固定された被固定
部材の平行移動に伴って、変位伝達部材を吸盤の外側か
ら吸盤の中心に向かって移動させて吸盤端部に突き当
て、吸盤端部を変形させることによって吸盤内部の減圧
状態を解放し吸盤を離脱させることである。
部材の平行移動に伴って、変位伝達部材を吸盤の外側か
ら吸盤の中心に向かって移動させて吸盤端部に突き当
て、吸盤端部を変形させることによって吸盤内部の減圧
状態を解放し吸盤を離脱させることである。
【0022】さらに、固い部材からなる前記変位伝達部
材を、吸盤の中央柱状部分に取り付けて吸盤の盤周近く
まで延長することである。
材を、吸盤の中央柱状部分に取り付けて吸盤の盤周近く
まで延長することである。
【0023】またさらに、前記中央柱状部分に設けられ
た断面多角形の孔と、前記変位伝達部材の断面多角形の
棒状部分との嵌合によって、変位伝達部材を吸盤の中央
柱状部分に取り付けることである。
た断面多角形の孔と、前記変位伝達部材の断面多角形の
棒状部分との嵌合によって、変位伝達部材を吸盤の中央
柱状部分に取り付けることである。
【0024】また、前記吸盤を、吸着面を外向きにして
上下に2個の吸盤が重ねられてなる両面吸盤とすること
である。
上下に2個の吸盤が重ねられてなる両面吸盤とすること
である。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明に関わる吸盤の離脱
方法の実施の形態について詳しく説明する。
方法の実施の形態について詳しく説明する。
【0026】本発明で用いられる吸盤の形状、材質は特
に限定されない。形状は円形であることが好ましく、材
質は塩化ビニル、酢酸ビニル、ポリウレタン等々の通常
吸盤の材料として用いられている軟質の樹脂を使うこと
ができる。また、成形は射出成形が好ましく、異材質射
出成形によって、材質の異なる突起や変位伝達部材や被
固定部材と一体的に成形することもできる。突起を備え
た吸盤の成型では、いわゆるヒケと呼ばれる凹部が発生
しないようにする注意が必要である。
に限定されない。形状は円形であることが好ましく、材
質は塩化ビニル、酢酸ビニル、ポリウレタン等々の通常
吸盤の材料として用いられている軟質の樹脂を使うこと
ができる。また、成形は射出成形が好ましく、異材質射
出成形によって、材質の異なる突起や変位伝達部材や被
固定部材と一体的に成形することもできる。突起を備え
た吸盤の成型では、いわゆるヒケと呼ばれる凹部が発生
しないようにする注意が必要である。
【0027】本発明でいう被固定部材とは、吸盤によっ
て固定される対象物を意味し、最終使用形態で固定され
る物又はフックや吊り紐等々を備えた固定用具又は吸盤
カバ−等々を含む。被固定部材と吸盤との連結は、接
着、嵌合、一体成形等々の通常の方法によって実施され
る。
て固定される対象物を意味し、最終使用形態で固定され
る物又はフックや吊り紐等々を備えた固定用具又は吸盤
カバ−等々を含む。被固定部材と吸盤との連結は、接
着、嵌合、一体成形等々の通常の方法によって実施され
る。
【0028】また、被固定部材の平行移動とは、被固定
部材の、吸盤吸着面に沿った直線的移動を意味し、被固
定部材の傾斜変位とは、被固定部材の一部が、吸盤吸着
面から離すように引き上げられて、吸着面に対して被固
定部材が傾斜させられる変位を意味する。さらに、被固
定部材の回転変位とは、被固定部材の、吸盤吸着面に沿
った吸盤中心軸回りの回転による変位をいう。
部材の、吸盤吸着面に沿った直線的移動を意味し、被固
定部材の傾斜変位とは、被固定部材の一部が、吸盤吸着
面から離すように引き上げられて、吸着面に対して被固
定部材が傾斜させられる変位を意味する。さらに、被固
定部材の回転変位とは、被固定部材の、吸盤吸着面に沿
った吸盤中心軸回りの回転による変位をいう。
【0029】変位伝達部材は、被固定部材の変位を吸盤
の端部に伝達する部材であればよく、種々の構成が可能
であり特に限定されないが、伸度の大きい材料は好まし
くない。何故なら、被固定部材の変位を吸盤端部の突起
に伝達する時、変位伝達部材自身が伸長してしまえば、
変位伝達量が減少しいてしまい、吸盤を変形して減圧状
態を解放させることができなくなるからである。
の端部に伝達する部材であればよく、種々の構成が可能
であり特に限定されないが、伸度の大きい材料は好まし
くない。何故なら、被固定部材の変位を吸盤端部の突起
に伝達する時、変位伝達部材自身が伸長してしまえば、
変位伝達量が減少しいてしまい、吸盤を変形して減圧状
態を解放させることができなくなるからである。
【0030】したがって、変位伝達部材には固い材料ま
たは伸度の小さな紐状体を用いるのが好ましい。固いと
は吸盤本体材料より曲げ剛性が大きく伸度が小さいこと
を意味する。一般的な吸盤の材料は軟質塩化ビニルやポ
リウレタン等の弾性体であるから、通常の成形用汎用樹
脂は、ここでいう固い材料の範囲に含まれることにな
る。また伸度の小さな紐状体とは、吸盤本体材料より伸
度の小さな編み紐やプラスチックからなる細い紐状成形
品等々をいう。
たは伸度の小さな紐状体を用いるのが好ましい。固いと
は吸盤本体材料より曲げ剛性が大きく伸度が小さいこと
を意味する。一般的な吸盤の材料は軟質塩化ビニルやポ
リウレタン等の弾性体であるから、通常の成形用汎用樹
脂は、ここでいう固い材料の範囲に含まれることにな
る。また伸度の小さな紐状体とは、吸盤本体材料より伸
度の小さな編み紐やプラスチックからなる細い紐状成形
品等々をいう。
【0031】また、吸盤端部に設ける突起の材質や形状
は特に限定されない。材質は吸盤と同一でもよいし、も
っと固い材質を用いることもできる。形状は棒状突起で
もよいしル−プ状突起でもよいし他の形状でもよいが、
ル−プ状突起が好ましい。ル−プ状突起を用いること
は、変位伝達部材との連結においてより確実な方法であ
る。すなわち、ル−プに挿入された変位伝達部材はル−
プから抜け出すことなく把持されるので連結が外れるこ
とがない。また、ル−プ状突起であれば、突起を薄くす
ることもできてヒケの発生を抑えることもできるので、
特に優れた方法である。
は特に限定されない。材質は吸盤と同一でもよいし、も
っと固い材質を用いることもできる。形状は棒状突起で
もよいしル−プ状突起でもよいし他の形状でもよいが、
ル−プ状突起が好ましい。ル−プ状突起を用いること
は、変位伝達部材との連結においてより確実な方法であ
る。すなわち、ル−プに挿入された変位伝達部材はル−
プから抜け出すことなく把持されるので連結が外れるこ
とがない。また、ル−プ状突起であれば、突起を薄くす
ることもできてヒケの発生を抑えることもできるので、
特に優れた方法である。
【0032】変位伝達部材と突起との連結は、直接でも
よいし連結部材を介してでもよい。また、固定された連
結であってもル−ズな連結であってもよい。ここでいう
連結とは、突起の、吸着面垂直方向への移動に対して実
質的に連結されていることを意味する。
よいし連結部材を介してでもよい。また、固定された連
結であってもル−ズな連結であってもよい。ここでいう
連結とは、突起の、吸着面垂直方向への移動に対して実
質的に連結されていることを意味する。
【0033】変位伝達部材の設計において最も考慮され
なければならないことは、吸盤端部と被固定部材との距
離が吸着時と離脱時とで異なることへの十分な対応であ
る。すなわち、吸着時には吸盤体カップ状の吸着部がつ
ぶれて高さが低くなるので、吸盤端部と吸盤上部に位置
する被固定部材との距離は短くなる。逆に、離脱時には
吸着部が高くなるので、吸盤端部と被固定部材との距離
は長くなる。
なければならないことは、吸盤端部と被固定部材との距
離が吸着時と離脱時とで異なることへの十分な対応であ
る。すなわち、吸着時には吸盤体カップ状の吸着部がつ
ぶれて高さが低くなるので、吸盤端部と吸盤上部に位置
する被固定部材との距離は短くなる。逆に、離脱時には
吸着部が高くなるので、吸盤端部と被固定部材との距離
は長くなる。
【0034】吸盤端部に設けられた突起と変位伝達部材
とが連結されている時、もし、変位伝達部材の長さを離
脱時の距離を基準にして定め、吸盤を吸着させたとする
と、固い変位伝達部材の場合には、変位伝達部材が吸盤
に接触してカップ状の吸着部の潰れを邪魔することにな
り吸着できなくなる。また、柔軟な変位伝達部材の場合
には、変位伝達部材が弛んで吸着され、離脱する時には
この弛みを伸ばす分だけ変形伝達量を大きくしなければ
ならないという問題が発生する。
とが連結されている時、もし、変位伝達部材の長さを離
脱時の距離を基準にして定め、吸盤を吸着させたとする
と、固い変位伝達部材の場合には、変位伝達部材が吸盤
に接触してカップ状の吸着部の潰れを邪魔することにな
り吸着できなくなる。また、柔軟な変位伝達部材の場合
には、変位伝達部材が弛んで吸着され、離脱する時には
この弛みを伸ばす分だけ変形伝達量を大きくしなければ
ならないという問題が発生する。
【0035】またもし、変位伝達部材の長さを吸着時の
距離を基準にして定め、吸盤を離脱させたとすると、吸
盤端部に設けられた突起が変位伝達部材に引っ張られ
て、カップ状の吸着部の潰れが完全に回復しないままに
残り、歪んだ形の吸着部となって離脱される。そして、
そのまま放置しておけば、クリ−プ現象によって、歪ん
だ形が固定され元のカップ状には戻らなくなり、吸盤と
して機能しなくなるので再使用できなくなる。
距離を基準にして定め、吸盤を離脱させたとすると、吸
盤端部に設けられた突起が変位伝達部材に引っ張られ
て、カップ状の吸着部の潰れが完全に回復しないままに
残り、歪んだ形の吸着部となって離脱される。そして、
そのまま放置しておけば、クリ−プ現象によって、歪ん
だ形が固定され元のカップ状には戻らなくなり、吸盤と
して機能しなくなるので再使用できなくなる。
【0036】上述したように、吸盤端部と被固定部材と
の距離が吸着時と離脱時とで異なることによって様々な
課題が発生する。本発明の成果の1つは、これら課題を
解決して、簡単・確実な吸盤の離脱方法を考案したこと
にある。
の距離が吸着時と離脱時とで異なることによって様々な
課題が発生する。本発明の成果の1つは、これら課題を
解決して、簡単・確実な吸盤の離脱方法を考案したこと
にある。
【0037】次ぎに、本発明の吸盤の離脱方法の実施の
形態について、図面に基づき詳細に説明する。
形態について、図面に基づき詳細に説明する。
【0038】図1及び図2(a)、(b)、(c)は請
求項1による吸盤の離脱方法を実施するための吸盤の一
例を示すものであり、吸着状態を示している。吸盤10
の中央柱状部分12には変位伝達部材14が取り付けら
れ、その先端が、吸着部16の端部18に設けられたフ
ック状の突起20の中に挿入されることによって変位伝
達部材14と端部18とが緩く連結されている。
求項1による吸盤の離脱方法を実施するための吸盤の一
例を示すものであり、吸着状態を示している。吸盤10
の中央柱状部分12には変位伝達部材14が取り付けら
れ、その先端が、吸着部16の端部18に設けられたフ
ック状の突起20の中に挿入されることによって変位伝
達部材14と端部18とが緩く連結されている。
【0039】図3、図4は、本発明の吸盤の離脱方法を
説明する模式図である。すなわち、図3において被固定
部材22を矢印の方向に平行移動させて中央柱状部分1
2を傾斜させ、中央柱状部分12に取り付けられている
変位伝達部材14を傾かせる。すると、変位伝達部材1
4の先端部と吸着部16の端部18に設けられた突起2
0との連結点24が、吸着面から引き離されるように引
っ張られるので、端部18はめくれるように変形し、吸
着部16内の減圧状態が解放されて離脱することにな
る。
説明する模式図である。すなわち、図3において被固定
部材22を矢印の方向に平行移動させて中央柱状部分1
2を傾斜させ、中央柱状部分12に取り付けられている
変位伝達部材14を傾かせる。すると、変位伝達部材1
4の先端部と吸着部16の端部18に設けられた突起2
0との連結点24が、吸着面から引き離されるように引
っ張られるので、端部18はめくれるように変形し、吸
着部16内の減圧状態が解放されて離脱することにな
る。
【0040】同様に、図4において被固定部材22の端
部分を矢印の方向に引き上げて被固定部材22を傾斜さ
せると、中央柱状部分12も傾斜して変位伝達部材14
の先端部と突起20との連結点24が引き上げられて吸
盤は離脱させられる。
部分を矢印の方向に引き上げて被固定部材22を傾斜さ
せると、中央柱状部分12も傾斜して変位伝達部材14
の先端部と突起20との連結点24が引き上げられて吸
盤は離脱させられる。
【0041】上述の説明から明らかなように、変位伝達
部材14は、被固定部材22の変位を伝達し吸盤の端部
18を引き上げて変形させる役割を担うものであるか
ら、この端部18を変形させる力で自分自身が変形して
はならない。したがって、変位伝達部材14は、固い棒
状部材であるのが好ましいがこれに限定されるものでは
ない。例えば、中央柱状部分12から吸盤の盤周近くま
で延長された固い棒材と、棒材と吸着部16の突起20
とを繋ぐ紐とで構成されていても良い。
部材14は、被固定部材22の変位を伝達し吸盤の端部
18を引き上げて変形させる役割を担うものであるか
ら、この端部18を変形させる力で自分自身が変形して
はならない。したがって、変位伝達部材14は、固い棒
状部材であるのが好ましいがこれに限定されるものでは
ない。例えば、中央柱状部分12から吸盤の盤周近くま
で延長された固い棒材と、棒材と吸着部16の突起20
とを繋ぐ紐とで構成されていても良い。
【0042】本請求項の発明においては、被固定部材2
2の比較的小さな変位で、変位伝達部材14と吸着部1
6の端部18との連結点24を大きく引き上げることが
できる。テコの原理が利用されているため、被固定部材
22を長くして吸盤の盤周に近付けるほど、連結点24
の引き上げられる距離が長くなり容易に離脱させられる
ようになる。したがって、径の大きな吸盤に対しても、
盤周近くに延長された変位伝達部材14を用いれば簡単
に離脱させることができる。
2の比較的小さな変位で、変位伝達部材14と吸着部1
6の端部18との連結点24を大きく引き上げることが
できる。テコの原理が利用されているため、被固定部材
22を長くして吸盤の盤周に近付けるほど、連結点24
の引き上げられる距離が長くなり容易に離脱させられる
ようになる。したがって、径の大きな吸盤に対しても、
盤周近くに延長された変位伝達部材14を用いれば簡単
に離脱させることができる。
【0043】被固定部材の平行移動又は傾斜変位を特定
方向に優先的に行わせるには、中央柱状部分に偏平なく
びれを設けるとよい。中央柱状部分を曲げやすくするた
め、断面円形のまま直径を細くすれば、曲げ特性だけで
なく圧縮特性や引っ張り特性も大きく低下する。平行移
動又は傾斜変位の方向へだけは曲がりやすいがその他の
力学特性はあまり低下させないようにするためには、平
行移動又は傾斜変位の方向が短い偏平断面の、くびれを
中央柱状部分の少なくとも一部に設けるのがよい。
方向に優先的に行わせるには、中央柱状部分に偏平なく
びれを設けるとよい。中央柱状部分を曲げやすくするた
め、断面円形のまま直径を細くすれば、曲げ特性だけで
なく圧縮特性や引っ張り特性も大きく低下する。平行移
動又は傾斜変位の方向へだけは曲がりやすいがその他の
力学特性はあまり低下させないようにするためには、平
行移動又は傾斜変位の方向が短い偏平断面の、くびれを
中央柱状部分の少なくとも一部に設けるのがよい。
【0044】図5(a)は、本発明の他の一例を示す縦
断面図であり、同図(b)は、くびれ44のA−A断面
図である。本例の吸盤においては、矢印方向の平行移動
又は傾斜変位が優先的に行われる。図6は変位伝達部材
14が中央柱状部分12に取り付けられている時に、く
びれ44を設けた例である。
断面図であり、同図(b)は、くびれ44のA−A断面
図である。本例の吸盤においては、矢印方向の平行移動
又は傾斜変位が優先的に行われる。図6は変位伝達部材
14が中央柱状部分12に取り付けられている時に、く
びれ44を設けた例である。
【0045】連結点24は、図1、図2に示された、ル
−プ状突起を用いた例に限定されない。図7に、案内溝
26を備えた突起20と、同じく案内溝28を備えた変
位伝達部材14の先端部とからなる連結点24の構成例
を示した。同図中の破線に沿って移動させ、案内溝同志
を嵌合させることにより取り外し自在の連結点24を形
成することができる。本例の連結点24を設けた吸盤の
一例を図8(a)、(b)に示す。
−プ状突起を用いた例に限定されない。図7に、案内溝
26を備えた突起20と、同じく案内溝28を備えた変
位伝達部材14の先端部とからなる連結点24の構成例
を示した。同図中の破線に沿って移動させ、案内溝同志
を嵌合させることにより取り外し自在の連結点24を形
成することができる。本例の連結点24を設けた吸盤の
一例を図8(a)、(b)に示す。
【0046】本請求項1における連結点24は、変位伝
達部材14の先端部が吸着部16から離れる方向に移動
する変位が、吸着部16の端部18に伝達するように連
結されていればよく、様々な態様を取ることができる
が、取り外し自在に連結されていることが好ましい態様
である。何故なら、吸盤端部と被固定部材との距離が吸
着時と離脱時とで異なることに対応して、離脱時には変
位伝達部材14と突起20との連結を外すことができる
からである。
達部材14の先端部が吸着部16から離れる方向に移動
する変位が、吸着部16の端部18に伝達するように連
結されていればよく、様々な態様を取ることができる
が、取り外し自在に連結されていることが好ましい態様
である。何故なら、吸盤端部と被固定部材との距離が吸
着時と離脱時とで異なることに対応して、離脱時には変
位伝達部材14と突起20との連結を外すことができる
からである。
【0047】請求項2は、吸盤の中央柱状部分の、又は
被固定部材の、平行移動又は回転変位によって吸盤を離
脱させる方法に関する。請求項1における離脱方法で
は、回転変位によって離脱させることはできなかった。
被固定部材の、平行移動又は回転変位によって吸盤を離
脱させる方法に関する。請求項1における離脱方法で
は、回転変位によって離脱させることはできなかった。
【0048】図9は本請求項の吸盤の離脱方法に関わる
吸盤の一例を示すものである。本図では吸着状態が示さ
れているが、被固定部材22と吸着部16に設けられた
突起20とは、伸度の低い紐からなる変位伝達部材14
によって連結されている。図10に示されるように、固
定部材22を矢印の方向に平行移動すれば、突起20は
吸盤の中心方向に引っ張られ、端部18はめくれるよう
に変形し、吸着部16の減圧状態は解放されて離脱に至
る。また、図11(a)、(b)に示されるように、被
固定部材22(図中省略)を吸盤の中心軸回りに回転す
れば、端部18は変位伝達部材14によって横に引っ張
られて変形し、吸盤は離脱させられる。
吸盤の一例を示すものである。本図では吸着状態が示さ
れているが、被固定部材22と吸着部16に設けられた
突起20とは、伸度の低い紐からなる変位伝達部材14
によって連結されている。図10に示されるように、固
定部材22を矢印の方向に平行移動すれば、突起20は
吸盤の中心方向に引っ張られ、端部18はめくれるよう
に変形し、吸着部16の減圧状態は解放されて離脱に至
る。また、図11(a)、(b)に示されるように、被
固定部材22(図中省略)を吸盤の中心軸回りに回転す
れば、端部18は変位伝達部材14によって横に引っ張
られて変形し、吸盤は離脱させられる。
【0049】請求項3は、可撓性の連結部材を用いて、
吸着時と離脱時とにおける、吸盤の高さの差異に対応し
ようとするものである。図12において、突起20と変
位伝達部材14とは可撓性の連結部材40によって横方
向に連結されている。変位伝達部材14を平行移動した
り回転変位させたりすることによって突起20を引っ張
ることにより、吸盤10を簡単に離脱させることができ
る。しかしながら、離脱に伴い吸盤の高さが多少変わっ
ても突起20を引っ張ったり潰したりする力は発生しな
いから、吸盤はいつでも正常な形を保つことができる。
可撓性材料は特に限定されないが、低伸度で柔軟な紐や
プラスチックのテグス状物等が好ましい材料である。変
位伝達部材14と一体的に成形することもできる。
吸着時と離脱時とにおける、吸盤の高さの差異に対応し
ようとするものである。図12において、突起20と変
位伝達部材14とは可撓性の連結部材40によって横方
向に連結されている。変位伝達部材14を平行移動した
り回転変位させたりすることによって突起20を引っ張
ることにより、吸盤10を簡単に離脱させることができ
る。しかしながら、離脱に伴い吸盤の高さが多少変わっ
ても突起20を引っ張ったり潰したりする力は発生しな
いから、吸盤はいつでも正常な形を保つことができる。
可撓性材料は特に限定されないが、低伸度で柔軟な紐や
プラスチックのテグス状物等が好ましい材料である。変
位伝達部材14と一体的に成形することもできる。
【0050】請求項4は変位伝達部材と、吸盤端部に設
けられた突起との連結方法に関する。請求項1の説明に
おいて上述したように、変位伝達部材と、吸盤端部に設
けられた突起との連結点は、取り外し自在に連結されて
いることが好ましい態様である。何故なら、吸盤端部と
被固定部材との距離が吸着時と離脱時とで異なることに
対応して、離脱時には連結を外して吸着部に変形応力が
掛からないようにできるからである。
けられた突起との連結方法に関する。請求項1の説明に
おいて上述したように、変位伝達部材と、吸盤端部に設
けられた突起との連結点は、取り外し自在に連結されて
いることが好ましい態様である。何故なら、吸盤端部と
被固定部材との距離が吸着時と離脱時とで異なることに
対応して、離脱時には連結を外して吸着部に変形応力が
掛からないようにできるからである。
【0051】取り外し自在の連結方法としては、図1、
図2又は図7に示された例以外にも、例えば図13に示
されるように、変位伝達部材14の先端に設けられたス
トッパ−30とル−プ状の突起20とを組み合わる方法
もある。ストッパ−30は、屈曲自在の細い紐状体32
によって変位伝達部材14の先端に接続されているT字
形部材であり、ル−プ状の突起20に挿入されれば、T
字形部材が引っ掛かって突起20から抜けないようにな
っている。ル−プ状の突起20への抜き差しはT字形を
I字形に変形させて行う。
図2又は図7に示された例以外にも、例えば図13に示
されるように、変位伝達部材14の先端に設けられたス
トッパ−30とル−プ状の突起20とを組み合わる方法
もある。ストッパ−30は、屈曲自在の細い紐状体32
によって変位伝達部材14の先端に接続されているT字
形部材であり、ル−プ状の突起20に挿入されれば、T
字形部材が引っ掛かって突起20から抜けないようにな
っている。ル−プ状の突起20への抜き差しはT字形を
I字形に変形させて行う。
【0052】請求項5は、吸盤端部に設けられた突起と
変位伝達部材とが連結されてない吸盤における離脱方法
に関するものである。離脱の操作の時だけ連結され、そ
の他の時に連結されていなければ、吸着時と離脱時とに
おける吸盤高さの違いに基づく、吸盤変形の問題は解消
される。
変位伝達部材とが連結されてない吸盤における離脱方法
に関するものである。離脱の操作の時だけ連結され、そ
の他の時に連結されていなければ、吸着時と離脱時とに
おける吸盤高さの違いに基づく、吸盤変形の問題は解消
される。
【0053】図14、図15は、吸盤端部18に1個の
突起20を設け、吸盤カバ−34に突起状の変位伝達部
材14を設けた例を示したものである。吸盤の中央柱状
部分12の柔軟性を利用して矢印Aの方向に吸盤カバ−
34を平行移動すれば、変位伝達部材14は突起20に
突き当たり、吸盤端部18を横からめくるように変形さ
せ、減圧状態を解放して、吸盤10を吸着面36から離
脱させることができる。また、吸盤カバ−34を矢印B
の方向に回転させても、同様の作用により離脱させるこ
とができる。
突起20を設け、吸盤カバ−34に突起状の変位伝達部
材14を設けた例を示したものである。吸盤の中央柱状
部分12の柔軟性を利用して矢印Aの方向に吸盤カバ−
34を平行移動すれば、変位伝達部材14は突起20に
突き当たり、吸盤端部18を横からめくるように変形さ
せ、減圧状態を解放して、吸盤10を吸着面36から離
脱させることができる。また、吸盤カバ−34を矢印B
の方向に回転させても、同様の作用により離脱させるこ
とができる。
【0054】1個の突起20と1個の突起状変位伝達部
材14の組み合わせでは、右回りか左回りかの一方向回
転での離脱となるが、どちらかを2個にすれば左右どち
らの回転でも離脱させられる。例えば、図16に示され
るように突起20と突起状変位伝達部材14とを配置す
れば、左右のどちらの回転によっても離脱させられる。
また、矢印方向の平行移動によっても吸盤を離脱させる
ことができる。
材14の組み合わせでは、右回りか左回りかの一方向回
転での離脱となるが、どちらかを2個にすれば左右どち
らの回転でも離脱させられる。例えば、図16に示され
るように突起20と突起状変位伝達部材14とを配置す
れば、左右のどちらの回転によっても離脱させられる。
また、矢印方向の平行移動によっても吸盤を離脱させる
ことができる。
【0055】図17には、回転によっては離脱させるこ
とができないが、平行移動によって離脱させることので
きる例を示した。すなわち、突起20の外側、吸盤の中
心から離れる方向、吸盤カバ−34の内壁にフック形の
変位伝達部材14を設けた。被固定部材である吸盤カバ
−34を吸盤の中心方向に矢印方向に平行移動させれ
ば、変位伝達部材14が突起20に突き当たり、吸盤端
部を変形させ、吸盤を離脱させることができる。
とができないが、平行移動によって離脱させることので
きる例を示した。すなわち、突起20の外側、吸盤の中
心から離れる方向、吸盤カバ−34の内壁にフック形の
変位伝達部材14を設けた。被固定部材である吸盤カバ
−34を吸盤の中心方向に矢印方向に平行移動させれ
ば、変位伝達部材14が突起20に突き当たり、吸盤端
部を変形させ、吸盤を離脱させることができる。
【0056】図18は、吸盤端部18に設けられたル−
プ状突起20と先端の尖った変位伝達部材14とを組み
合わせた例である。通常は、同図(a)に示されるよう
に突起20と変位伝達部材14とは離れていて連結され
ていない。吸盤を離脱させる時には、吸盤カバ−34
(図中省略)を回転又は平行移動することにより、同図
(b)に示されるように、矢印の向きに変位伝達部材1
4を移動させ、その先端を突起20に侵入させて引っ掛
け、横に引っ張り、吸盤端部18を変形させて離脱させ
ることができる。
プ状突起20と先端の尖った変位伝達部材14とを組み
合わせた例である。通常は、同図(a)に示されるよう
に突起20と変位伝達部材14とは離れていて連結され
ていない。吸盤を離脱させる時には、吸盤カバ−34
(図中省略)を回転又は平行移動することにより、同図
(b)に示されるように、矢印の向きに変位伝達部材1
4を移動させ、その先端を突起20に侵入させて引っ掛
け、横に引っ張り、吸盤端部18を変形させて離脱させ
ることができる。
【0057】図14〜図18に示されたいずれの例も、
吸着時や離脱時には、突起20と変位伝達部材14とは
連結されていないで、離脱させる時だけ連結され、変形
応力が吸盤端部に伝達される機構である。したがって、
吸着時にも離脱時にも、吸盤を変形させようとする力を
一切受けないので、吸盤の形状は正しく維持され、吸着
能力が低下することはない。
吸着時や離脱時には、突起20と変位伝達部材14とは
連結されていないで、離脱させる時だけ連結され、変形
応力が吸盤端部に伝達される機構である。したがって、
吸着時にも離脱時にも、吸盤を変形させようとする力を
一切受けないので、吸盤の形状は正しく維持され、吸着
能力が低下することはない。
【0058】請求項6は、吸盤を離脱させる手段とし
て、回転変位が特に有効であるとの発見に基づく。すな
わち、図19(a)で示されるように吸盤の中央柱状部
分12の変位量をdとする時、平行移動の場合には、吸
盤端部に投影される変位量Dもまたdに等しい。一方、
同図(b)に示されるように、回転変位の場合には変位
量Dは中央柱状部分12の回転変位量dが数倍に拡大さ
れて大きくなる。したがって、中央柱状部分12の変位
量を同じにしても、回転変位のほうが吸盤端部を変形さ
せやすいことになる。また、通常の円柱状の中央柱状部
分12においては、平行移動よりも回転変位のほうが容
易である、等々の発見である。したがって、平行移動に
よるよりも、回転変位を行うことにより、きわめて簡単
に吸盤を離脱させることができる。
て、回転変位が特に有効であるとの発見に基づく。すな
わち、図19(a)で示されるように吸盤の中央柱状部
分12の変位量をdとする時、平行移動の場合には、吸
盤端部に投影される変位量Dもまたdに等しい。一方、
同図(b)に示されるように、回転変位の場合には変位
量Dは中央柱状部分12の回転変位量dが数倍に拡大さ
れて大きくなる。したがって、中央柱状部分12の変位
量を同じにしても、回転変位のほうが吸盤端部を変形さ
せやすいことになる。また、通常の円柱状の中央柱状部
分12においては、平行移動よりも回転変位のほうが容
易である、等々の発見である。したがって、平行移動に
よるよりも、回転変位を行うことにより、きわめて簡単
に吸盤を離脱させることができる。
【0059】回転変位による離脱においては、右回転だ
けによる離脱、左回転だけによる離脱、左右どちらでも
の離脱等を、自由に設計することができる。棒状突起2
0の場合については図14〜図16において説明した。
図18を用いて説明した、ル−プ状突起20と先端の尖
った変位伝達部材14との組み合わせにおいても同様に
して設計・製作することができる。すなわち、変位伝達
部材14をどちらの方向から突起20に近付けるか、あ
るいは突起20と変位伝達部材14との組み合わせを1
組とするか2組とするかによるのである。
けによる離脱、左回転だけによる離脱、左右どちらでも
の離脱等を、自由に設計することができる。棒状突起2
0の場合については図14〜図16において説明した。
図18を用いて説明した、ル−プ状突起20と先端の尖
った変位伝達部材14との組み合わせにおいても同様に
して設計・製作することができる。すなわち、変位伝達
部材14をどちらの方向から突起20に近付けるか、あ
るいは突起20と変位伝達部材14との組み合わせを1
組とするか2組とするかによるのである。
【0060】紐等の変位伝達部材14で被固定部材と吸
盤端部の突起とが連結されている場合にも、離脱させる
回転方向を特定することができる。図20(a)におけ
るように、突起20と被固定部材22とを左右対称的に
連結すれば、回転方向がA方向でもB方向でも同じよう
に離脱できる。しかしながら、同図(b)のように非対
称的に連結される場合には、A方向の回転では直ち突起
20が引っ張られて吸盤は離脱されるが、B方向の回転
では、変位伝達部材14が緩む方向なのでなかなか離脱
されない。すなわち、離脱の回転方向を特定させること
ができる。
盤端部の突起とが連結されている場合にも、離脱させる
回転方向を特定することができる。図20(a)におけ
るように、突起20と被固定部材22とを左右対称的に
連結すれば、回転方向がA方向でもB方向でも同じよう
に離脱できる。しかしながら、同図(b)のように非対
称的に連結される場合には、A方向の回転では直ち突起
20が引っ張られて吸盤は離脱されるが、B方向の回転
では、変位伝達部材14が緩む方向なのでなかなか離脱
されない。すなわち、離脱の回転方向を特定させること
ができる。
【0061】図13で説明した連結方法においても同様
にして回転方向を特定させることができる。図21
(a)で示されるようにすればB方向の回転で離脱さ
れ、同図(b)ではA方向、同図(c)ではA、B両方
向で離脱される。
にして回転方向を特定させることができる。図21
(a)で示されるようにすればB方向の回転で離脱さ
れ、同図(b)ではA方向、同図(c)ではA、B両方
向で離脱される。
【0062】請求項7は、吸盤の突起を不要とする離脱
方法である。図22において、吸盤カバ−34の下端に
変位伝達部材である爪状突起38を内側に向けて備えて
おり、吸盤カバ−34を吸盤10の中心に向けて矢印の
向きに平行移動させると、爪状突起38が吸盤10の端
部18に突き当たり、端部18を変形させ、吸盤内部の
減圧状態を解放して離脱に至るのである。爪状突起38
の先端は吸盤端部18をめくりやすくするために尖って
いることが好ましく、特に爪状又は錐状であることが好
ましい。本請求項による発明の方式によれば、通常の市
販の吸盤をそのまま使うことができるので、コストの低
減が期待できる。
方法である。図22において、吸盤カバ−34の下端に
変位伝達部材である爪状突起38を内側に向けて備えて
おり、吸盤カバ−34を吸盤10の中心に向けて矢印の
向きに平行移動させると、爪状突起38が吸盤10の端
部18に突き当たり、端部18を変形させ、吸盤内部の
減圧状態を解放して離脱に至るのである。爪状突起38
の先端は吸盤端部18をめくりやすくするために尖って
いることが好ましく、特に爪状又は錐状であることが好
ましい。本請求項による発明の方式によれば、通常の市
販の吸盤をそのまま使うことができるので、コストの低
減が期待できる。
【0063】請求項8は、変位伝達部材が一体化された
吸盤の離脱方法に関し、被固定部材に、離脱のための特
別の細工を必要としないので、、経済的かつ広範囲の用
途展開が期待されるものである。すなわち、吸盤の材料
より固い部材からなり、吸盤の盤周近くまで延長されて
いる変位伝達部材を、吸盤の中央柱状部分に取り付ける
ことを特徴とする離脱方法である。
吸盤の離脱方法に関し、被固定部材に、離脱のための特
別の細工を必要としないので、、経済的かつ広範囲の用
途展開が期待されるものである。すなわち、吸盤の材料
より固い部材からなり、吸盤の盤周近くまで延長されて
いる変位伝達部材を、吸盤の中央柱状部分に取り付ける
ことを特徴とする離脱方法である。
【0064】本発明の離脱機構を説明する。中央柱状部
分の上部に被固定部材が連結されている場合、被固定部
材を回転すれば、中央柱状部分が捩じれ、中央柱状部分
の各部位は、その高さ位置に応じた大きさの回転をす
る。同じように、被固定部材を平行移動させれば中央柱
状部分は傾斜し、中央柱状部分の各部位は、その高さ位
置に応じた大きさの平行移動をする。したがって、中央
柱状部分に変位伝達部材を取り付けても、被固定部材の
変位を伝達するという機能を十分に発揮できるのであ
る。
分の上部に被固定部材が連結されている場合、被固定部
材を回転すれば、中央柱状部分が捩じれ、中央柱状部分
の各部位は、その高さ位置に応じた大きさの回転をす
る。同じように、被固定部材を平行移動させれば中央柱
状部分は傾斜し、中央柱状部分の各部位は、その高さ位
置に応じた大きさの平行移動をする。したがって、中央
柱状部分に変位伝達部材を取り付けても、被固定部材の
変位を伝達するという機能を十分に発揮できるのであ
る。
【0065】図23、図24は本請求項の実施態様の一
例を示すものであり、図23は吸着していないときの、
図24は吸着しているときの側面図である。被固定部材
22は吸盤10の中央柱状部分12の上部に連結されて
いて、中央柱状部分12には固い棒状体である変位伝達
部材14が取り付けられ、紐状の連結部材40によって
吸盤端部18に設けられたル−プ状突起20と連結され
ている。
例を示すものであり、図23は吸着していないときの、
図24は吸着しているときの側面図である。被固定部材
22は吸盤10の中央柱状部分12の上部に連結されて
いて、中央柱状部分12には固い棒状体である変位伝達
部材14が取り付けられ、紐状の連結部材40によって
吸盤端部18に設けられたル−プ状突起20と連結され
ている。
【0066】図24で示されるように、吸盤が吸着する
と連結部材40は緩んで弛むが、固い変位伝達部材14
が盤周まで伸びているため、その弛み量は比較的小さく
てすむ。図39に示される従来の例に比べれば、その長
さは大幅に短くなる。したがって、離脱にいたるまで
の、中央柱状部分12の変形量は著しく軽減され、吸盤
端部18は容易にめくれて、簡単に離脱できるようにな
る。紐状の連結部材40の伸度が小さければ小さいほ
ど、さらに望ましい結果が得られる。図25は吸着して
いるときの平面図であるが、被固定部材22(図中省
略)を矢印の方向に平行移動すれば、図26において示
されるように、吸盤の端部18は横方向に引っ張られて
めくれ、吸盤10は離脱に至る。
と連結部材40は緩んで弛むが、固い変位伝達部材14
が盤周まで伸びているため、その弛み量は比較的小さく
てすむ。図39に示される従来の例に比べれば、その長
さは大幅に短くなる。したがって、離脱にいたるまで
の、中央柱状部分12の変形量は著しく軽減され、吸盤
端部18は容易にめくれて、簡単に離脱できるようにな
る。紐状の連結部材40の伸度が小さければ小さいほ
ど、さらに望ましい結果が得られる。図25は吸着して
いるときの平面図であるが、被固定部材22(図中省
略)を矢印の方向に平行移動すれば、図26において示
されるように、吸盤の端部18は横方向に引っ張られて
めくれ、吸盤10は離脱に至る。
【0067】本発明の効果は、被固定部材の回転によっ
て吸盤を離脱させるときにさらに顕著である。図24、
図25に示す吸着状態から中央柱状部分12を軸にして
変位伝達部材14を90°回転させた時の平面図を図2
7に模式的に示す。吸盤端部18の連結点24は、盤周
近くまで伸びている変位伝達部材14の回転に引かれ
て、吸盤10の外周に沿って横向きに円周の1/4の回
転に相当する距離だけ大きく引っ張られる。比較のた
め、図38に示した従来例の場合に、90°回転させた
時の状態を模式的に図28に示す。連結点24が引っ張
られる長さは、吸盤中央に向けての、たかだか中央柱状
部分12の半径相当分だけであり、吸盤10の端部18
を変形させる力は小さい。本発明によれば、吸盤10の
端部18を変形させる作用が飛躍的に向上するので、回
転による離脱が著しく容易になることが明らかであろ
う。
て吸盤を離脱させるときにさらに顕著である。図24、
図25に示す吸着状態から中央柱状部分12を軸にして
変位伝達部材14を90°回転させた時の平面図を図2
7に模式的に示す。吸盤端部18の連結点24は、盤周
近くまで伸びている変位伝達部材14の回転に引かれ
て、吸盤10の外周に沿って横向きに円周の1/4の回
転に相当する距離だけ大きく引っ張られる。比較のた
め、図38に示した従来例の場合に、90°回転させた
時の状態を模式的に図28に示す。連結点24が引っ張
られる長さは、吸盤中央に向けての、たかだか中央柱状
部分12の半径相当分だけであり、吸盤10の端部18
を変形させる力は小さい。本発明によれば、吸盤10の
端部18を変形させる作用が飛躍的に向上するので、回
転による離脱が著しく容易になることが明らかであろ
う。
【0068】さらに、本発明の効果は、請求項1に基づ
く離脱方法に関して顕著である。本離脱方法は、吸盤の
中央柱状部分を支点として回転傾斜する変位伝達部材の
先端が、吸盤端部に設けられた突起を引き上げる機構で
あるから、固い変位伝達部材の先端が支点から離れるほ
ど、すなわち、盤周近くにあるほど、先端の変位量は大
きくなり、突起を引き上げ易くなる。また、突起を引き
上げる方向が、吸着面に対して垂直方向に近くなり、吸
盤端部をめくるように変形させるのに、最も適した方向
になるという特別の効果を得ることもできる。
く離脱方法に関して顕著である。本離脱方法は、吸盤の
中央柱状部分を支点として回転傾斜する変位伝達部材の
先端が、吸盤端部に設けられた突起を引き上げる機構で
あるから、固い変位伝達部材の先端が支点から離れるほ
ど、すなわち、盤周近くにあるほど、先端の変位量は大
きくなり、突起を引き上げ易くなる。また、突起を引き
上げる方向が、吸着面に対して垂直方向に近くなり、吸
盤端部をめくるように変形させるのに、最も適した方向
になるという特別の効果を得ることもできる。
【0069】また、本発明には次のようなメリットがあ
る。被固定部材に変位伝達部材を設けた場合、吸盤と被
固定部材とがペアとなった設計であり、商品であるた
め、吸盤単独では他への転用がきかずに限定された生産
になってしまう。これに対し、吸盤と変位伝達部材とが
一体化されていれば、吸盤と被固定部材とは別々の独立
した商品であり、お互いの連結方法さえ工夫すれば、汎
用部品あるいは汎用商品として広く展開できるし生産量
の拡大も期待できるのである。
る。被固定部材に変位伝達部材を設けた場合、吸盤と被
固定部材とがペアとなった設計であり、商品であるた
め、吸盤単独では他への転用がきかずに限定された生産
になってしまう。これに対し、吸盤と変位伝達部材とが
一体化されていれば、吸盤と被固定部材とは別々の独立
した商品であり、お互いの連結方法さえ工夫すれば、汎
用部品あるいは汎用商品として広く展開できるし生産量
の拡大も期待できるのである。
【0070】以下に、本請求項に係わる、吸盤の離脱方
法の実施の態様につき、図面に基づいてさらに詳しく説
明する。
法の実施の態様につき、図面に基づいてさらに詳しく説
明する。
【0071】請求項1に関して説明した図1、図2の例
は、本請求項の実施の態様を示す例でもある。
は、本請求項の実施の態様を示す例でもある。
【0072】図29(a)、(b)において、変位伝達
部材14は棒状の固い部材からなり、中央柱状部分12
に設けられた孔と嵌合して貫通することにより中央柱状
部分12に固定され、その先端部は吸盤10の盤周まで
伸びている。中央柱状部分12に固定された被固定部材
22を回転させるに伴い、変位伝達部材14が回転し、
その先端部が吸盤10の端部18に設けられた突起20
に突き当たり、突起20を曲げ、吸盤端部18をめくる
ように変形させ、吸盤を離脱させるに至る。被固定部材
22を矢印の方向に平行移動させても、同様にして吸盤
端部18が変形され吸盤が離脱される。
部材14は棒状の固い部材からなり、中央柱状部分12
に設けられた孔と嵌合して貫通することにより中央柱状
部分12に固定され、その先端部は吸盤10の盤周まで
伸びている。中央柱状部分12に固定された被固定部材
22を回転させるに伴い、変位伝達部材14が回転し、
その先端部が吸盤10の端部18に設けられた突起20
に突き当たり、突起20を曲げ、吸盤端部18をめくる
ように変形させ、吸盤を離脱させるに至る。被固定部材
22を矢印の方向に平行移動させても、同様にして吸盤
端部18が変形され吸盤が離脱される。
【0073】図30は2個のル−プ状突起20と、中央
柱状部分12に固定された山の字形の変位伝達部材14
とを組み合わせた例である。ル−プ状突起20には変位
伝達部材14の細い先端部が抜き外し自在に挿入されて
いて、離脱時には抜き外しておく。被固定部材22(図
中省略)または吸盤10の中央柱状部分12を矢印方向
に平行移動するか左右どちらかに回転させることにより
ル−プ状突起20が横に引かれて吸盤端部18が変形
し、吸盤は離脱させられる。
柱状部分12に固定された山の字形の変位伝達部材14
とを組み合わせた例である。ル−プ状突起20には変位
伝達部材14の細い先端部が抜き外し自在に挿入されて
いて、離脱時には抜き外しておく。被固定部材22(図
中省略)または吸盤10の中央柱状部分12を矢印方向
に平行移動するか左右どちらかに回転させることにより
ル−プ状突起20が横に引かれて吸盤端部18が変形
し、吸盤は離脱させられる。
【0074】また、図31は、L字形の変位伝達部材1
4を中央柱状部分12に取り付け、爪状に尖らしたその
先端部で、吸盤10の端部18をめくるように変形させ
ようとするものである。本方法においては、回転によっ
ては離脱させられず、矢印方向の平行移動によってのみ
離脱させることができる。
4を中央柱状部分12に取り付け、爪状に尖らしたその
先端部で、吸盤10の端部18をめくるように変形させ
ようとするものである。本方法においては、回転によっ
ては離脱させられず、矢印方向の平行移動によってのみ
離脱させることができる。
【0075】固い変位伝達部材14を吸盤10の中央柱
状部分12に取り付ける方法は特に限定されない。異材
質射出成形機によって吸盤と一体的に成形されてもよい
し、後工程で吸盤に取り付けてもよい。中央柱状部分1
2に設けられた穴に変位伝達部材14の一部を挿入する
方法、中央柱状部分12の外側に設けられた溝を案内に
して、変位伝達部材14のU字形部分で中央柱状部分1
2を挟み込む方法等々が可能である。
状部分12に取り付ける方法は特に限定されない。異材
質射出成形機によって吸盤と一体的に成形されてもよい
し、後工程で吸盤に取り付けてもよい。中央柱状部分1
2に設けられた穴に変位伝達部材14の一部を挿入する
方法、中央柱状部分12の外側に設けられた溝を案内に
して、変位伝達部材14のU字形部分で中央柱状部分1
2を挟み込む方法等々が可能である。
【0076】請求項9は、変位伝達部材を中央柱状部分
に取り付ける方法に関し、変位伝達部材と吸盤端部との
位置関係を正しく維持しようとするものである。中央柱
状部分に設けられた穴に変位伝達部材の一部を挿入する
方法は、吸盤及び変位伝達部材の成形が容易であるし組
み立ても簡単であるから好ましい方法である。しかしな
がら、中央柱状部分に設けられた断面円形の孔に、変位
伝達部材の円柱状部分を挿入することによって固定する
としたら、わずかの外力を受けるだけで、変位伝達部材
は、その挿入部を軸に回転してしまう。そして、変位伝
達部材の先端部と吸盤端部に設けられた突起との位置関
係がずれてしまい、上述した離脱の仕組みが機能しなく
なってしまう。したがって、変位伝達部材を取り付ける
部分での回転を防止しなければならない。
に取り付ける方法に関し、変位伝達部材と吸盤端部との
位置関係を正しく維持しようとするものである。中央柱
状部分に設けられた穴に変位伝達部材の一部を挿入する
方法は、吸盤及び変位伝達部材の成形が容易であるし組
み立ても簡単であるから好ましい方法である。しかしな
がら、中央柱状部分に設けられた断面円形の孔に、変位
伝達部材の円柱状部分を挿入することによって固定する
としたら、わずかの外力を受けるだけで、変位伝達部材
は、その挿入部を軸に回転してしまう。そして、変位伝
達部材の先端部と吸盤端部に設けられた突起との位置関
係がずれてしまい、上述した離脱の仕組みが機能しなく
なってしまう。したがって、変位伝達部材を取り付ける
部分での回転を防止しなければならない。
【0077】図32に、本請求項に係わる吸盤の例を示
した。同図(a)には断面四角形、同図(b)には断面
三角形、同図(c)には断面六角形の孔42が設けられ
た吸盤10が示されている。これらの吸盤10に固定さ
れる変位伝達部材には、それぞれ、断面四角形、断面六
角形、断面三角形の棒状部が用意され、孔42に挿入さ
れることによって、変位伝達部材は中央柱状部分12に
固定される。
した。同図(a)には断面四角形、同図(b)には断面
三角形、同図(c)には断面六角形の孔42が設けられ
た吸盤10が示されている。これらの吸盤10に固定さ
れる変位伝達部材には、それぞれ、断面四角形、断面六
角形、断面三角形の棒状部が用意され、孔42に挿入さ
れることによって、変位伝達部材は中央柱状部分12に
固定される。
【0078】このようにして、断面多角形の孔と断面多
角形の棒状部分とを嵌め合せて固定させれば、変位伝達
部材が回転して動くことはなくなるので、変位伝達部材
の先端部と吸盤端部に設けられた突起との位置関係が正
しく維持され、離脱に関するトラブルは発生しない。多
角形とは三角形以上の多角形を意味するが、実質的に有
効なのは三角形以上八角形以下であり、それ以上の多角
形では円形断面体との有意差を確認できなかった。
角形の棒状部分とを嵌め合せて固定させれば、変位伝達
部材が回転して動くことはなくなるので、変位伝達部材
の先端部と吸盤端部に設けられた突起との位置関係が正
しく維持され、離脱に関するトラブルは発生しない。多
角形とは三角形以上の多角形を意味するが、実質的に有
効なのは三角形以上八角形以下であり、それ以上の多角
形では円形断面体との有意差を確認できなかった。
【0079】請求項10は、変位伝達部材を備えた両面
吸盤に関する。両面吸盤は、その片方の吸盤で被固定部
材を吸着し、他方の吸盤で吸着面に吸着して用いられる
ものである。したがって、被固定部材には滑らかな平面
を用意するだけでよく、吸盤との連結のための特別の細
工や加工を必要としないので、被固定部材の製造コスト
を低減できるメリットがある。また、シ−トや平板のよ
うに、片面吸盤の取り付けが難しい物にも簡単に取り付
けられるので、広い範囲の用途展開が期待されている。
吸盤に関する。両面吸盤は、その片方の吸盤で被固定部
材を吸着し、他方の吸盤で吸着面に吸着して用いられる
ものである。したがって、被固定部材には滑らかな平面
を用意するだけでよく、吸盤との連結のための特別の細
工や加工を必要としないので、被固定部材の製造コスト
を低減できるメリットがある。また、シ−トや平板のよ
うに、片面吸盤の取り付けが難しい物にも簡単に取り付
けられるので、広い範囲の用途展開が期待されている。
【0080】図33は、図1、図2に示された片面吸盤
に対応する両面吸盤の例であり、図34は図23に、図
35は図29に、図36は図30に、図37は図31に
示された片面吸盤に対応する両面吸盤の例である。
に対応する両面吸盤の例であり、図34は図23に、図
35は図29に、図36は図30に、図37は図31に
示された片面吸盤に対応する両面吸盤の例である。
【0081】次に、本発明に関する実施例を説明する。
【0082】実施例1 図1及び図2に示すのと同様の吸盤を製作した。直径3
0mmの吸盤10は軟質塩ビ製で、その端部には厚さ2
mm、高さ4mmの突起20が設けられ、中央柱状部分
12は直径7mm、高さ7mmの円柱状である。変位伝
達部材14は3.5mm角の棒材からなり中央柱状部分
12に設けた3mm角の孔に挿入されて中央柱状部分1
2に取り付けられている。変位伝達部材14の先端は直
径1.5mm、長さ10mmの丸棒状であり、ル−プ状
突起20に設けられた直径2.5mmの孔に緩やかに挿
入されている。
0mmの吸盤10は軟質塩ビ製で、その端部には厚さ2
mm、高さ4mmの突起20が設けられ、中央柱状部分
12は直径7mm、高さ7mmの円柱状である。変位伝
達部材14は3.5mm角の棒材からなり中央柱状部分
12に設けた3mm角の孔に挿入されて中央柱状部分1
2に取り付けられている。変位伝達部材14の先端は直
径1.5mm、長さ10mmの丸棒状であり、ル−プ状
突起20に設けられた直径2.5mmの孔に緩やかに挿
入されている。
【0083】本例の吸盤の中央柱状部分12の上側にカ
バ−を接着して、図3に示される方向に平行移動すると
簡単に吸盤を離脱させることができた。また図4に示さ
れるように、カバ−の端部を引き上げることでも簡単に
離脱させることができるのを確認することができた。し
かしながら、図3または図4の矢印以外の方向に変位さ
せた場合、あるいは、中央柱状部分12を中心とした回
転によっては離脱させることができなかった。離脱保管
時には、変位伝達部材14の先端部をル−プ状突起20
から抜き外して、吸盤が変形しないようにした。
バ−を接着して、図3に示される方向に平行移動すると
簡単に吸盤を離脱させることができた。また図4に示さ
れるように、カバ−の端部を引き上げることでも簡単に
離脱させることができるのを確認することができた。し
かしながら、図3または図4の矢印以外の方向に変位さ
せた場合、あるいは、中央柱状部分12を中心とした回
転によっては離脱させることができなかった。離脱保管
時には、変位伝達部材14の先端部をル−プ状突起20
から抜き外して、吸盤が変形しないようにした。
【0084】本例のカバ−付き吸盤を用いてフック付き
固定具を製作した。フックの取り付け位置は突起20の
方向に合わしてある。このフック付き固定具を垂直なガ
ラス面に吸着させてテストしたところ、約500gの重
りまで安定に吊り下げることができた。また、吸盤がカ
バ−によって完全に覆われていて外観がスマ−トなうえ
着脱が容易なので、風呂場や洗面所や台所だけでなく、
自動車の中や居間や子供部屋等々に使うことができた。
固定具を製作した。フックの取り付け位置は突起20の
方向に合わしてある。このフック付き固定具を垂直なガ
ラス面に吸着させてテストしたところ、約500gの重
りまで安定に吊り下げることができた。また、吸盤がカ
バ−によって完全に覆われていて外観がスマ−トなうえ
着脱が容易なので、風呂場や洗面所や台所だけでなく、
自動車の中や居間や子供部屋等々に使うことができた。
【0085】また、本例のカバ−付き吸盤2個を紐で繋
いで開き扉の安全ロック具を製作した。カバ−の突起側
に紐を取り付けているので、吸盤を引き離そうとする方
向の力では吸盤は離脱しない。すなわち、両開き扉を跨
いで本安全ロック具を吸着させれば、両開き扉を開く力
に対しては抵抗して開かないように作用し安全ロックと
して機能した。また、扉を開きたい時には、カバ−の端
を持ち上げるか、外方向に平行移動するだけで簡単に吸
盤を外すことができた。地震対策や幼児対策に有効な安
全ロック具であることが確認できた。
いで開き扉の安全ロック具を製作した。カバ−の突起側
に紐を取り付けているので、吸盤を引き離そうとする方
向の力では吸盤は離脱しない。すなわち、両開き扉を跨
いで本安全ロック具を吸着させれば、両開き扉を開く力
に対しては抵抗して開かないように作用し安全ロックと
して機能した。また、扉を開きたい時には、カバ−の端
を持ち上げるか、外方向に平行移動するだけで簡単に吸
盤を外すことができた。地震対策や幼児対策に有効な安
全ロック具であることが確認できた。
【0086】また、本例の吸盤を用いて、着脱頻度が比
較的多い用途について検討した。すなわち、自動車内使
われる各種アクセサリ−、お守り、飲料缶ホルダ−、ハ
ンガ−、サンシェ−ド、ミラ−、消臭剤容器、芳香剤容
器等々、風呂場やトイレ等で使われる消臭剤容器、芳香
剤容器、防カビ剤容器、洗濯ロ−プ、浴槽注水の満タン
警報器等々、熱帯魚飼育用水槽に使われる給餌器、各種
アクセサリ−等々について検討したところ、いずれの用
途においても簡単に吸盤を取り外すことができ、て便利
であり、吸盤を完全に覆うデザインを採用することによ
って、従来に無い優れた外観を得ることができた。
較的多い用途について検討した。すなわち、自動車内使
われる各種アクセサリ−、お守り、飲料缶ホルダ−、ハ
ンガ−、サンシェ−ド、ミラ−、消臭剤容器、芳香剤容
器等々、風呂場やトイレ等で使われる消臭剤容器、芳香
剤容器、防カビ剤容器、洗濯ロ−プ、浴槽注水の満タン
警報器等々、熱帯魚飼育用水槽に使われる給餌器、各種
アクセサリ−等々について検討したところ、いずれの用
途においても簡単に吸盤を取り外すことができ、て便利
であり、吸盤を完全に覆うデザインを採用することによ
って、従来に無い優れた外観を得ることができた。
【0087】実施例2 図33に示される両面吸盤を製作した。直径30mmの
吸着部16を2面に増やしたが、その他の仕様は実施例
1と同じである。上方の吸着部17に吸着させたカバ−
体(図中省略)を、平行移動又は傾斜させることにより
下方の吸着部16を簡単に離脱させることができた。
吸着部16を2面に増やしたが、その他の仕様は実施例
1と同じである。上方の吸着部17に吸着させたカバ−
体(図中省略)を、平行移動又は傾斜させることにより
下方の吸着部16を簡単に離脱させることができた。
【0088】本例の両面吸盤2個を用いて、営業中と準
備中の表示を表裏に書いてある表示板をガラス戸に固定
した。表示板の表裏を簡単に変えることができて非常に
便利であった。また、本例の両面吸盤4個を用いて、ポ
スタ−の書かれている80cm角の塩ビ板をガラス戸に
固定した。用済み後に、塩ビ板の下端を持ち上げるよう
に上にずらすと4個の吸盤が外れて、塩ビ板を簡単に取
り外すことができた。
備中の表示を表裏に書いてある表示板をガラス戸に固定
した。表示板の表裏を簡単に変えることができて非常に
便利であった。また、本例の両面吸盤4個を用いて、ポ
スタ−の書かれている80cm角の塩ビ板をガラス戸に
固定した。用済み後に、塩ビ板の下端を持ち上げるよう
に上にずらすと4個の吸盤が外れて、塩ビ板を簡単に取
り外すことができた。
【0089】実施例3 実施例2において、変位伝達部材14の先端部を図13
に示されるように変更した。紐状体32は、太さ0.5
mm、長さ15mm、ストッパ−30は、太さ1mm、
長さ5mmであり、変位伝達部材14と一体的に射出成
形した。材料はポリエチレンである。本例の両面吸盤
は、中央柱状部分12を軸にした回転で離脱されるが、
平行移動や傾斜によっては離脱されなかった。また、離
脱保管時には、T字形ストッパ−30をル−プ状突起2
0から抜き外さなくても、吸盤が変形することはなかっ
た。
に示されるように変更した。紐状体32は、太さ0.5
mm、長さ15mm、ストッパ−30は、太さ1mm、
長さ5mmであり、変位伝達部材14と一体的に射出成
形した。材料はポリエチレンである。本例の両面吸盤
は、中央柱状部分12を軸にした回転で離脱されるが、
平行移動や傾斜によっては離脱されなかった。また、離
脱保管時には、T字形ストッパ−30をル−プ状突起2
0から抜き外さなくても、吸盤が変形することはなかっ
た。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の離脱方法
によれば、被固定物の外観になんらの制限も受けるこな
く吸盤の離脱を行うことができるので、美しいカバ−等
を採用することにより、台所や洗面所や風呂場等々で一
般的に使われている固定具の外観向上に役立つことがで
きる。また、離脱が非常に容易になることから、頻繁に
着脱を繰り返す用途、すなわち、携帯用の固定具や自動
車々内用の種々の固定具、あるいは、風呂場や洗面所や
トイレや台所で使われる緒用途、一般家庭での家具や電
化製品の安全ロック等々の使用に有効である。さらにま
た、離脱の方法が見付からなくて従来実用できなかっ
た、吸盤による大面積の平板固定が可能となるので、遮
光やデスプレ−等々の多くの分野における新しい製品展
開の有効な手段となるであろう。
によれば、被固定物の外観になんらの制限も受けるこな
く吸盤の離脱を行うことができるので、美しいカバ−等
を採用することにより、台所や洗面所や風呂場等々で一
般的に使われている固定具の外観向上に役立つことがで
きる。また、離脱が非常に容易になることから、頻繁に
着脱を繰り返す用途、すなわち、携帯用の固定具や自動
車々内用の種々の固定具、あるいは、風呂場や洗面所や
トイレや台所で使われる緒用途、一般家庭での家具や電
化製品の安全ロック等々の使用に有効である。さらにま
た、離脱の方法が見付からなくて従来実用できなかっ
た、吸盤による大面積の平板固定が可能となるので、遮
光やデスプレ−等々の多くの分野における新しい製品展
開の有効な手段となるであろう。
【図1】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1の説明図であり、図(a)は平面図、図
(b)は正面図、図(c)は側面図である。
(b)は正面図、図(c)は側面図である。
【図3】本発明の離脱方法に係わり、離脱の機構を説明
する模式図である。
する模式図である。
【図4】本発明の離脱方法に係わり、離脱の他の機構を
説明する模式図である。
説明する模式図である。
【図5】本発明の離脱方法に係わり、吸盤の中央柱状部
分の形状を説明するものであり、図(a)は縦断面図、
図(b)は図(a)のA−A断面図である。
分の形状を説明するものであり、図(a)は縦断面図、
図(b)は図(a)のA−A断面図である。
【図6】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の他
の一例を示す斜視図である。
の一例を示す斜視図である。
【図7】本発明の離脱方法に係わり、変位伝達部材と吸
盤端部に設けた突起との連結方法の一例を模式的に説明
する斜視図である。
盤端部に設けた突起との連結方法の一例を模式的に説明
する斜視図である。
【図8】本発明の離脱方法に係わり、変位伝達部材と吸
盤端部に設けた突起との連結方法の一例を説明するもの
であり、図(a)は平面図、図(b)は側面図である。
盤端部に設けた突起との連結方法の一例を説明するもの
であり、図(a)は平面図、図(b)は側面図である。
【図9】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の他
の一例を示す側面図である。
の一例を示す側面図である。
【図10】本発明の離脱方法に係わり、離脱の他の機構
を説明する模式図である。
を説明する模式図である。
【図11】本発明の離脱方法に係わり、離脱の他の機構
を説明する模式図であり、図(a)は平面図、図(b)
は正面図である。
を説明する模式図であり、図(a)は平面図、図(b)
は正面図である。
【図12】本発明の離脱方法に係わり、変位伝達部材と
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の一例を模式的
に示す説明図である。
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の一例を模式的
に示す説明図である。
【図13】本発明の離脱方法に係わり、変位伝達部材と
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の一例を模式的
に示す斜視図である。
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の一例を模式的
に示す斜視図である。
【図14】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す縦断面図である。
他の一例を示す縦断面図である。
【図15】図14に示される吸盤の横断面図である。
【図16】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す断面図である。
他の一例を示す断面図である。
【図17】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す断面図である。
他の一例を示す断面図である。
【図18】本発明の離脱方法に係わり、変位伝達部材と
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の一例を模式的
に示す説明図であり、図(a)は通常時の、図(b)は
離脱させる時の状態図である。
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の一例を模式的
に示す説明図であり、図(a)は通常時の、図(b)は
離脱させる時の状態図である。
【図19】本発明の離脱方法に係わり、離脱方法を模式
的に説明するものであり、図(a)は平行移動によるも
の、図(b)は回転変位によるものである。
的に説明するものであり、図(a)は平行移動によるも
の、図(b)は回転変位によるものである。
【図20】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の例を示すものであり、図(a)は左右どちらの回転
でも離脱する吸盤、図(b)は一方向の回転だけで離脱
する吸盤を示す。
他の例を示すものであり、図(a)は左右どちらの回転
でも離脱する吸盤、図(b)は一方向の回転だけで離脱
する吸盤を示す。
【図21】本発明の離脱方法に係わり、変位伝達部材と
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の例を模式的に
説明するものであり、図(a)、図(b)は一方向の回
転だけで離脱する連結方法、図(c)は両方向の回転で
離脱する連結方法を示す。
吸盤端部に設けた突起との連結方法の他の例を模式的に
説明するものであり、図(a)、図(b)は一方向の回
転だけで離脱する連結方法、図(c)は両方向の回転で
離脱する連結方法を示す。
【図22】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す断面図である。
他の一例を示す断面図である。
【図23】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す側面図であり、離脱時の状態である。
他の一例を示す側面図であり、離脱時の状態である。
【図24】図23に示される吸盤の吸着時における側面
図である。
図である。
【図25】図24の平面図である。
【図26】図24、図25、に示される吸盤の、離脱の
機構を説明する模式図である。
機構を説明する模式図である。
【図27】本発明の離脱方法に係わり、離脱の他の機構
を説明する模式図である。
を説明する模式図である。
【図28】従来の離脱方法に係わり、離脱の機構を説明
する模式図である。
する模式図である。
【図29】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示すものであり、図(a)は縦断面図、図
(b)は横断面図である。
他の一例を示すものであり、図(a)は縦断面図、図
(b)は横断面図である。
【図30】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す平面図である。
他の一例を示す平面図である。
【図31】本発明に係わる離脱方法を可能とする吸盤の
他の一例を示す側面図である。
他の一例を示す側面図である。
【図32】本発明の離脱方法に係わり、中央柱状部分に
設ける孔の形状を説明する模式図であり、図(a)は断
面四角形、図(b)は断面三角形、図(c)は断面六角
形の孔を示す。
設ける孔の形状を説明する模式図であり、図(a)は断
面四角形、図(b)は断面三角形、図(c)は断面六角
形の孔を示す。
【図33】本発明に係わる離脱方法を可能とする両面吸
盤の一例を示す側面図である。
盤の一例を示す側面図である。
【図34】本発明に係わる離脱方法を可能とする両面吸
盤の他の一例を示す側面図である。
盤の他の一例を示す側面図である。
【図35】本発明に係わる離脱方法を可能とする両面吸
盤の他の一例を示す側面図である。
盤の他の一例を示す側面図である。
【図36】本発明に係わる離脱方法を可能とする両面吸
盤の他の一例を示す側面図である。
盤の他の一例を示す側面図である。
【図37】本発明に係わる離脱方法を可能とする両面吸
盤の他の一例を示す側面図である。
盤の他の一例を示す側面図である。
【図38】従来技術に係わる吸盤の一例を示す側面図で
あり、離脱時の状態を示す。
あり、離脱時の状態を示す。
【図39】従来技術に係わり、図38に示される吸盤
の、吸着時の状態を示す側面図である。
の、吸着時の状態を示す側面図である。
【図40】従来技術に係わり、図39に示される吸盤の
離脱機構を説明する模式図である。
離脱機構を説明する模式図である。
10:吸盤 12:中央柱状部分 14:変位伝達部材 16、17:吸着部 18:端部 20:突起 22:被固定部材 24:連結点 26、28:案内溝 30:ストッパ− 32:紐状体 34:吸盤カバ− 36:吸着面 38:爪状突起 40:連結部材 42:孔 44:くびれ 46:連結紐 48:中央円柱状部分
Claims (10)
- 【請求項1】 吸盤の中央柱状部分上部の、又は吸盤に
よって固定された被固定部材の、平行移動又は傾斜変位
によって吸盤の中央柱状部分を傾斜させることにより、
該中央柱状部分に取り付けられた変位伝達部材を傾か
せ、該変位伝達部材の先端部と吸盤端部に設けられた突
起との連結点を引き上げて、吸盤内部の減圧状態を解放
し吸盤を離脱させることを特徴とする吸盤の離脱方法。 - 【請求項2】 吸盤の中央柱状部分上部の、又は吸盤に
よって固定された被固定部材の、平行移動又は回転変位
を、低伸度の部材からなる変位伝達部材の平行移動又は
回転変位を介して吸盤端部に設けられた突起に伝達し、
吸盤端部を変形させ、吸盤内部の減圧状態を解放して吸
盤を離脱させることを特徴とする吸盤の離脱方法。 - 【請求項3】 固くて低伸度の部材からなる前記変位伝
達部材の先端部が、前記吸盤端部に設けられた突起の横
方向に位置し、該変位伝達部材の先端部に連結されて設
けられた可撓性の紐状又はテグス状の連結部材が、該突
起と連結されていることを特徴とする請求項2に記載の
吸盤の離脱方法。 - 【請求項4】 前記吸盤端部に設けられた突起と変位伝
達部材とが、互いに取り外し自在に連結されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸盤の離
脱方法。 - 【請求項5】 前記吸盤端部に設けられた突起と変位伝
達部材とが、互いに連結されていないことを特徴とする
請求項2に記載の吸吸盤の離脱方法。 - 【請求項6】 吸盤の中央柱状部分上部の、又は吸盤に
よって固定された被固定部材の、前記平行移動又は回転
変位が、回転変位であることを特徴とする請求項2〜5
のいずれかに記載の吸盤の離脱方法。 - 【請求項7】 吸盤によって固定された被固定部材の平
行移動に伴って、変位伝達部材を吸盤の外側から吸盤の
中心に向かって平行移動させて吸盤端部に突き当て、該
吸盤端部を変形させることによって吸盤内部の減圧状態
を解放し吸盤を離脱させることを特徴とする吸盤の離脱
方法。 - 【請求項8】 前記変位伝達部材が吸盤材料より固い部
材からなり、吸盤の中央柱状部分に取り付けられて吸盤
の盤周近くまで延長されていることを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載の吸盤の離脱方法。 - 【請求項9】 前記中央柱状部分に設けられた断面多角
形の孔と、前記変位伝達部材の断面多角形の棒状部分と
の嵌合によって、変位伝達部材が吸盤の中央柱状部分に
取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載の
吸盤の離脱方法。 - 【請求項10】 前記吸盤が、吸着面を外向きにして上
下に2個の吸盤が重ねられてなる両面吸盤であることを
特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の吸盤の離
脱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24464296A JPH09210042A (ja) | 1995-09-18 | 1996-09-17 | 吸盤の離脱方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23797195 | 1995-09-18 | ||
| JP7-308621 | 1995-11-28 | ||
| JP7-237971 | 1995-11-28 | ||
| JP30862195 | 1995-11-28 | ||
| JP24464296A JPH09210042A (ja) | 1995-09-18 | 1996-09-17 | 吸盤の離脱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210042A true JPH09210042A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=27332522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24464296A Pending JPH09210042A (ja) | 1995-09-18 | 1996-09-17 | 吸盤の離脱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210042A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2430908A (en) * | 2005-10-04 | 2007-04-11 | Carglass Luxembourg Sarl Zug | Suction device |
| JP2007303664A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Yuuko Furuno | 吸盤革命 |
| DE102015009998A1 (de) | 2014-08-01 | 2016-02-04 | Technische Universität Ilmenau | Sauggreifer für Objekte mit glatten Oberflächen sowie dazugehöriges Verfahren und Verwendung desselben |
| JP2017069312A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 富士機械製造株式会社 | 基板支持装置 |
| KR20190004982A (ko) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | 박규섭 | 넘어지지 않는 텀블러 홀더 |
| JP2021141417A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | シャープ株式会社 | スタンド |
| KR20220071414A (ko) * | 2020-11-24 | 2022-05-31 | 강소영 | 거치대 |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP24464296A patent/JPH09210042A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2430908A (en) * | 2005-10-04 | 2007-04-11 | Carglass Luxembourg Sarl Zug | Suction device |
| GB2430908B (en) * | 2005-10-04 | 2011-08-03 | Carglass Luxembourg Sarl Zug | Suction device |
| JP2007303664A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Yuuko Furuno | 吸盤革命 |
| DE102015009998A1 (de) | 2014-08-01 | 2016-02-04 | Technische Universität Ilmenau | Sauggreifer für Objekte mit glatten Oberflächen sowie dazugehöriges Verfahren und Verwendung desselben |
| DE102015009998B4 (de) | 2014-08-01 | 2021-09-16 | J. Schmalz Gmbh | Sauggreifer für Objekte mit glatten Oberflächen sowie dazugehöriges Verfahren und Verwendung desselben |
| JP2017069312A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 富士機械製造株式会社 | 基板支持装置 |
| KR20190004982A (ko) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | 박규섭 | 넘어지지 않는 텀블러 홀더 |
| JP2021141417A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | シャープ株式会社 | スタンド |
| KR20220071414A (ko) * | 2020-11-24 | 2022-05-31 | 강소영 | 거치대 |
| WO2022114668A1 (ko) * | 2020-11-24 | 2022-06-02 | 강소영 | 거치대 |
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