JPH09210671A - 絶対位置検出装置 - Google Patents
絶対位置検出装置Info
- Publication number
- JPH09210671A JPH09210671A JP8013660A JP1366096A JPH09210671A JP H09210671 A JPH09210671 A JP H09210671A JP 8013660 A JP8013660 A JP 8013660A JP 1366096 A JP1366096 A JP 1366096A JP H09210671 A JPH09210671 A JP H09210671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- code
- absolute position
- slit plate
- incremental encoder
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロボットアームのように駆動部に減速器を有
する機構に対し出力軸側の絶対位置を検出する装置にお
いて、定期交換必要な電池等を使用せずモータ1回転と
いう微少な移動量で信頼性高く絶対位置検出を完了する
絶対検出装置を提供する。 【解決手段】 インクメンタルエンコーダ2と、減速器
3の減速比に対応して減速手段の出力軸の絶対位置領域
を区別する符号化スリット板5と、前記符号化スリット
板の符号を検出するフォトセンサ6を備え、インクリメ
ンタルエンコーダのZ相信号を検出した後、インクリメ
ンタルエンコーダの設定パルスカウント値毎に符号化ス
リット板の符号を取り込んでいき減速器出力軸4の絶対
位置領域を認知する。
する機構に対し出力軸側の絶対位置を検出する装置にお
いて、定期交換必要な電池等を使用せずモータ1回転と
いう微少な移動量で信頼性高く絶対位置検出を完了する
絶対検出装置を提供する。 【解決手段】 インクメンタルエンコーダ2と、減速器
3の減速比に対応して減速手段の出力軸の絶対位置領域
を区別する符号化スリット板5と、前記符号化スリット
板の符号を検出するフォトセンサ6を備え、インクリメ
ンタルエンコーダのZ相信号を検出した後、インクリメ
ンタルエンコーダの設定パルスカウント値毎に符号化ス
リット板の符号を取り込んでいき減速器出力軸4の絶対
位置領域を認知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットアームの
ように駆動部に減速器を有する機構に対し出力軸側の絶
対位置を検出する装置に関するものである。
ように駆動部に減速器を有する機構に対し出力軸側の絶
対位置を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボット等の駆動手段としてモー
タが主として使用され、その回転位置の検出にはインク
リメンタルエンコーダを使用するのが一般的である。こ
のインクリメンタルエンコーダは、互いに90度位相の
ずれたA相、B相信号と1回転に1パルスのZ相信号を
有し、モータ1回転以内にモータの基準位置すなわち原
点位置を検出することができる。しかしモータ軸に減速
機構を接続した場合、モータは多回転するため電源投入
時モータが何回転した位置で停止しているかがわからな
い。減速機構出力軸の絶対位置を認知するためには、減
速機構の出力軸側に設けられた出力軸原点位置検出機構
等とあわせて原点位置を検出する原点復帰動作が必要と
なる。
タが主として使用され、その回転位置の検出にはインク
リメンタルエンコーダを使用するのが一般的である。こ
のインクリメンタルエンコーダは、互いに90度位相の
ずれたA相、B相信号と1回転に1パルスのZ相信号を
有し、モータ1回転以内にモータの基準位置すなわち原
点位置を検出することができる。しかしモータ軸に減速
機構を接続した場合、モータは多回転するため電源投入
時モータが何回転した位置で停止しているかがわからな
い。減速機構出力軸の絶対位置を認知するためには、減
速機構の出力軸側に設けられた出力軸原点位置検出機構
等とあわせて原点位置を検出する原点復帰動作が必要と
なる。
【0003】図3は従来の絶対位置検出装置の構成図で
あり、図4は出力軸原点位置検出用スリット板の1例で
ある。図3において7は駆動手段であるモータ、8はイ
ンクリメンタルエンコーダ、9は減速手段である減速
器、10は減速器の出力軸、11は出力軸原点位置検出
用スリット板、12は出力軸原点位置信号を検出するフ
ォトセンサである。原点復帰動作において、モータ7は
出力軸原点位置の方向へ回転を開始し減速器9を介して
出力軸10を移動させる。出力軸原点位置検出用スリッ
ト板11とフォトセンサ12より出力原点位置信号が検
出されるまでモータ7は一定速で回転し、出力原点位置
信号が検出された時点で減速する。原出力軸原点位置信
号が出力されている間でインクリメンタルエンコーダ8
のZ相信号が検出された所を減速器の出力軸10の原点
と判定し、原点復帰動作を完了する。図5にインクリメ
ンタルエンコーダ8のA相、B相、Z相信号及び出力軸
原点位置信号の関係図を示す。
あり、図4は出力軸原点位置検出用スリット板の1例で
ある。図3において7は駆動手段であるモータ、8はイ
ンクリメンタルエンコーダ、9は減速手段である減速
器、10は減速器の出力軸、11は出力軸原点位置検出
用スリット板、12は出力軸原点位置信号を検出するフ
ォトセンサである。原点復帰動作において、モータ7は
出力軸原点位置の方向へ回転を開始し減速器9を介して
出力軸10を移動させる。出力軸原点位置検出用スリッ
ト板11とフォトセンサ12より出力原点位置信号が検
出されるまでモータ7は一定速で回転し、出力原点位置
信号が検出された時点で減速する。原出力軸原点位置信
号が出力されている間でインクリメンタルエンコーダ8
のZ相信号が検出された所を減速器の出力軸10の原点
と判定し、原点復帰動作を完了する。図5にインクリメ
ンタルエンコーダ8のA相、B相、Z相信号及び出力軸
原点位置信号の関係図を示す。
【0004】また上記の構成では、電源投入時に毎回原
点復帰動作を必要とし、電源遮断時のモータの位置によ
っては原点復帰時の移動量及び移動時間が大きくなるた
め、特許昭62−1666412号公報に示されるよう
なモータの多回転情報を電池でバックアップしておく絶
対値エンコーダ方式がある。
点復帰動作を必要とし、電源遮断時のモータの位置によ
っては原点復帰時の移動量及び移動時間が大きくなるた
め、特許昭62−1666412号公報に示されるよう
なモータの多回転情報を電池でバックアップしておく絶
対値エンコーダ方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記インクリメンタル
エンコーダと出力軸原点位置検出用スリットを組み合わ
せた方式では、原点復帰時の移動量が大きくなり所要時
間も大きいという問題を有していた。また上記絶対値エ
ンコーダ方式に関しては、部品の増大、高価格化及び電
池の寿命による定期的部品交換が必要という問題を有し
ていた。
エンコーダと出力軸原点位置検出用スリットを組み合わ
せた方式では、原点復帰時の移動量が大きくなり所要時
間も大きいという問題を有していた。また上記絶対値エ
ンコーダ方式に関しては、部品の増大、高価格化及び電
池の寿命による定期的部品交換が必要という問題を有し
ていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、定
期交換必要な電池等を使用せずモータ1回転という微少
な移動量で信頼性高く絶対位置検出を完了する絶対検出
装置を提供することを目的とする。
期交換必要な電池等を使用せずモータ1回転という微少
な移動量で信頼性高く絶対位置検出を完了する絶対検出
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
インクリメンタルエンコーダと、減速器の減速比に対応
して減速器出力軸の絶対位置領域を区別する符号化スリ
ット板と、符号化スリット板の符号を検出する符号検出
手段を備え、インクリメンタルエンコーダのZ相信号検
出後、設定されたパルスカウント値毎に符号化スリット
板の符号を取り込んでいくことを特徴とするものであ
る。
インクリメンタルエンコーダと、減速器の減速比に対応
して減速器出力軸の絶対位置領域を区別する符号化スリ
ット板と、符号化スリット板の符号を検出する符号検出
手段を備え、インクリメンタルエンコーダのZ相信号検
出後、設定されたパルスカウント値毎に符号化スリット
板の符号を取り込んでいくことを特徴とするものであ
る。
【0008】更に、本発明の第2の発明は、符号化スリ
ット板の符号に符号検出誤りを検出するための符号を付
加したものである。
ット板の符号に符号検出誤りを検出するための符号を付
加したものである。
【0009】更に、本発明の第3の発明は、インクリメ
ンタルエンコーダのZ相信号検出後、符号化スリット板
の符号取り込みに際し、設定された符号検出位置の補正
値をインクリメンタルエンコーダのパルスカウント値で
記憶しておく符号検出位置補正値記憶手段を付加するも
のである。
ンタルエンコーダのZ相信号検出後、符号化スリット板
の符号取り込みに際し、設定された符号検出位置の補正
値をインクリメンタルエンコーダのパルスカウント値で
記憶しておく符号検出位置補正値記憶手段を付加するも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、駆動手段の駆動軸に接続されたインクリメンタルエ
ンコーダと、前記駆動軸に接続された減速手段と、前記
減速手段の減速比に対応して前記減速手段の出力軸の絶
対位置領域を区別する符号化スリット板と、前記符号化
スリット板の符号を検出する符号検出手段を備え、前記
インクリメンタルエンコーダの設定された検出位置毎に
前記符号化スリットの符号を取り込むことを特徴とする
絶対位置検出装置としたものであり、最初に駆動手段で
設定方向に駆動軸を回転させインクリメンタルエンコー
ダのZ相信号を検出した後、上記設定方向と逆方向に駆
動軸を回転させ、インクリメンタルエンコーダの設定パ
ルスカウント値毎に符号化スリット板の符号を取り込ん
でいくことで、減速手段出力軸の減速比分割されたどの
絶対位置領域であるかを判定できることとなる。これに
より、駆動手段出力軸1回転以内の微少動作で短時間に
減速手段出力軸の絶対位置が検出され原点復帰動作を完
了することができ、また機構の簡素化、低価格化、およ
び電池等の短寿命部品の削減が図れるという作用を有す
る。
は、駆動手段の駆動軸に接続されたインクリメンタルエ
ンコーダと、前記駆動軸に接続された減速手段と、前記
減速手段の減速比に対応して前記減速手段の出力軸の絶
対位置領域を区別する符号化スリット板と、前記符号化
スリット板の符号を検出する符号検出手段を備え、前記
インクリメンタルエンコーダの設定された検出位置毎に
前記符号化スリットの符号を取り込むことを特徴とする
絶対位置検出装置としたものであり、最初に駆動手段で
設定方向に駆動軸を回転させインクリメンタルエンコー
ダのZ相信号を検出した後、上記設定方向と逆方向に駆
動軸を回転させ、インクリメンタルエンコーダの設定パ
ルスカウント値毎に符号化スリット板の符号を取り込ん
でいくことで、減速手段出力軸の減速比分割されたどの
絶対位置領域であるかを判定できることとなる。これに
より、駆動手段出力軸1回転以内の微少動作で短時間に
減速手段出力軸の絶対位置が検出され原点復帰動作を完
了することができ、また機構の簡素化、低価格化、およ
び電池等の短寿命部品の削減が図れるという作用を有す
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記符号化スリ
ット板の符号に符号検出誤りを検出するための符号を付
加した請求項第1記載の絶対位置検出装置としたもので
あり、符号化スリット板の符号に符号検出誤りを検出す
るための符号を付加することで、原点復帰時に符号スリ
ット板や符号検出手段の異常を即座に判断でき、より高
信頼化が図れるという作用を有する。
ット板の符号に符号検出誤りを検出するための符号を付
加した請求項第1記載の絶対位置検出装置としたもので
あり、符号化スリット板の符号に符号検出誤りを検出す
るための符号を付加することで、原点復帰時に符号スリ
ット板や符号検出手段の異常を即座に判断でき、より高
信頼化が図れるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記符号化スリ
ット板の符号検出位置の補正値を前記インクリメンタル
エンコーダのパルスカウント値で記憶しておく符号検出
位置補正値記憶手段を付加した請求項第1記載の絶対位
置検出装置としたものであり、記憶された補正値分だけ
補正された位置から符号を取り込んで行くことでソフト
データのでの微調が可能となり、組立時のインクリメン
タルエンコーダのZ相信号と、符号化スリット板の基準
位置の固定調整時間の短縮が図れるという作用を有す
る。
ット板の符号検出位置の補正値を前記インクリメンタル
エンコーダのパルスカウント値で記憶しておく符号検出
位置補正値記憶手段を付加した請求項第1記載の絶対位
置検出装置としたものであり、記憶された補正値分だけ
補正された位置から符号を取り込んで行くことでソフト
データのでの微調が可能となり、組立時のインクリメン
タルエンコーダのZ相信号と、符号化スリット板の基準
位置の固定調整時間の短縮が図れるという作用を有す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例における絶対位置
検出装置の構成図である。図1において1は駆動手段で
あるモータ、2はインクリメンタルエンコーダ、3は減
速手段である減速器、4は減速器3の出力軸、5は出力
軸4に取り付けられた符号化スリット板、6は符号検出
手段である光学式のフォトセンサである。
検出装置の構成図である。図1において1は駆動手段で
あるモータ、2はインクリメンタルエンコーダ、3は減
速手段である減速器、4は減速器3の出力軸、5は出力
軸4に取り付けられた符号化スリット板、6は符号検出
手段である光学式のフォトセンサである。
【0015】ここでは減速器3の減速比を1/50、イ
ンクリメンタルエンコーダ2の1回転のパルスカウント
数を1000として絶対位置検出の流れの説明を進め
る。モータ1の出力軸の片側に接続されたインクリメン
タルエンコーダ2は、A相、B相信号を出力し、それら
の信号をカウントすることでモータ1の回転角が検出さ
れる。またZ相信号を用いてそのカウント値をクリア
し、モータ1回転以内の基準位置を検出することができ
る。
ンクリメンタルエンコーダ2の1回転のパルスカウント
数を1000として絶対位置検出の流れの説明を進め
る。モータ1の出力軸の片側に接続されたインクリメン
タルエンコーダ2は、A相、B相信号を出力し、それら
の信号をカウントすることでモータ1の回転角が検出さ
れる。またZ相信号を用いてそのカウント値をクリア
し、モータ1回転以内の基準位置を検出することができ
る。
【0016】まず最初にモータ1を設定された方向に回
転させ、インクリメンタルエンコーダ2の信号をもと
に、Z相信号検出位置まで移動させる。インクリメンタ
ルエンコーダ2のカウント値をP1とすると、Z相信号
を検出した時点でP1は0となり、以後Z相信号を検出
してもカウント値のクリアは行わない。次に減速器3の
出力軸4の絶対位置の検出を行うため、Z相信号検出時
に回転させた方向と逆の方向に回転させる。この回転の
なかで、インクリメンタルエンコーダ2から検出される
パルスが設定されたパルスに達する毎に符号化スリット
板5の符号をフォトセンサ6を通して取り込んで行き、
出力軸4がどの絶対位置領域にあるかを認知する。Z相
信号検出後逆方向に回転させる意味は、一連の絶対位置
検出工程でモータ1の一回転以内の移動量で動作を完了
させるためである。
転させ、インクリメンタルエンコーダ2の信号をもと
に、Z相信号検出位置まで移動させる。インクリメンタ
ルエンコーダ2のカウント値をP1とすると、Z相信号
を検出した時点でP1は0となり、以後Z相信号を検出
してもカウント値のクリアは行わない。次に減速器3の
出力軸4の絶対位置の検出を行うため、Z相信号検出時
に回転させた方向と逆の方向に回転させる。この回転の
なかで、インクリメンタルエンコーダ2から検出される
パルスが設定されたパルスに達する毎に符号化スリット
板5の符号をフォトセンサ6を通して取り込んで行き、
出力軸4がどの絶対位置領域にあるかを認知する。Z相
信号検出後逆方向に回転させる意味は、一連の絶対位置
検出工程でモータ1の一回転以内の移動量で動作を完了
させるためである。
【0017】出力軸4の絶対位置領域認知工程に関して
以下に詳細を説明する。減速器3の減速比が1/50で
あるので符号化スリット板5は50の領域を区別する必
要がある。符号検出用のフォトセンサ6が1個の場合、
1回の符号取り込みで1か0の2通りの区別が可能であ
る。そのため50の領域を区別するためには、 2×2×2×2×2×2=64>50 (1) 上式のように1つの領域に最低6個の符号があれば50
の内のどの絶対位置領域であるかを認知できることとな
る。フォトセンサ6が複数個の場合は、1つの領域の符
号数が少なくて済むことは明白であるが、本実施例では
フォトセンサ6が1個として説明を進める。この場合モ
ータ1一回転で6回符号を取り込むので1回転1000
パルスのインクリメンタルエンコーダ6で1000/6
パルスカウント値毎に符号を取り込んで行けば良いこと
になる。すなわち符号取り込みのタイミングはカウント
値P1が、 (1000/60)×N (N=0〜5 :Nは整数)) (2) 上式の値に達した時点と言うことになる。この際、符号
化スリット板5の1つの符号化スリット幅は、 360°÷50÷6=(6/5)° (3) 上式のように(6/5)°刻みに配置される必要があ
る。図2に符号化スリット板6の1例を示す。
以下に詳細を説明する。減速器3の減速比が1/50で
あるので符号化スリット板5は50の領域を区別する必
要がある。符号検出用のフォトセンサ6が1個の場合、
1回の符号取り込みで1か0の2通りの区別が可能であ
る。そのため50の領域を区別するためには、 2×2×2×2×2×2=64>50 (1) 上式のように1つの領域に最低6個の符号があれば50
の内のどの絶対位置領域であるかを認知できることとな
る。フォトセンサ6が複数個の場合は、1つの領域の符
号数が少なくて済むことは明白であるが、本実施例では
フォトセンサ6が1個として説明を進める。この場合モ
ータ1一回転で6回符号を取り込むので1回転1000
パルスのインクリメンタルエンコーダ6で1000/6
パルスカウント値毎に符号を取り込んで行けば良いこと
になる。すなわち符号取り込みのタイミングはカウント
値P1が、 (1000/60)×N (N=0〜5 :Nは整数)) (2) 上式の値に達した時点と言うことになる。この際、符号
化スリット板5の1つの符号化スリット幅は、 360°÷50÷6=(6/5)° (3) 上式のように(6/5)°刻みに配置される必要があ
る。図2に符号化スリット板6の1例を示す。
【0018】上記工程で、出力軸4の1回転360°を
50分割した領域の内どの絶対位置領域であるかが決定
され、各領域の範囲が360°/50であることから、
仮に領域25内におけるインクリメンタルエンコーダ2
のZ相信号検出位置を出力軸4の原点とすると、その決
定された領域NO.がNの場合、領域オフセットパルス
カウント値P2は、 P2=(N−25)×1000 (4) と表すことができる。すなわち上式P2が求められた時
点で、モータ1の多回転情報が得られたこととなる。よ
って減速器3の出力軸4の絶対位置は、インクリメンタ
ルエンコーダ2のパルスカウント値P1と、(4)式の
領域オフセットパルスカウント値P2の和として表さ
れ、絶対位置認知が完了したことになる。
50分割した領域の内どの絶対位置領域であるかが決定
され、各領域の範囲が360°/50であることから、
仮に領域25内におけるインクリメンタルエンコーダ2
のZ相信号検出位置を出力軸4の原点とすると、その決
定された領域NO.がNの場合、領域オフセットパルス
カウント値P2は、 P2=(N−25)×1000 (4) と表すことができる。すなわち上式P2が求められた時
点で、モータ1の多回転情報が得られたこととなる。よ
って減速器3の出力軸4の絶対位置は、インクリメンタ
ルエンコーダ2のパルスカウント値P1と、(4)式の
領域オフセットパルスカウント値P2の和として表さ
れ、絶対位置認知が完了したことになる。
【0019】したがって上記構成のように、インクリメ
ンタルエンコーダの設定されたパルスカウント値毎に、
減速器の減速比に対応して減速器出力軸の絶対位置領域
を区別する符号化スリット板の符号を取り込み、モータ
の多回転情報を得、インクリメンタルエンコーダのパル
スカウント値と合わせることで、減速器出力軸の原点位
置検出をモータ1回転以内の移動量で完了することがで
きる。
ンタルエンコーダの設定されたパルスカウント値毎に、
減速器の減速比に対応して減速器出力軸の絶対位置領域
を区別する符号化スリット板の符号を取り込み、モータ
の多回転情報を得、インクリメンタルエンコーダのパル
スカウント値と合わせることで、減速器出力軸の原点位
置検出をモータ1回転以内の移動量で完了することがで
きる。
【0020】また本実施例では、減速手段に回転型減速
器を用いたが、ボールネジの様な直線型の減速手段を用
いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
器を用いたが、ボールネジの様な直線型の減速手段を用
いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0021】次に符号化スリット板5の符号検出異常の
判定方法について説明する。上記(1)式より符号化ス
リット板5の1つの領域に6個の符号があれば50の内
のどの絶対位置領域であるかを認知できることを述べた
が、仮に符号化スリット板の1つのスリットが異物等で
遮蔽された場合、その領域での絶対位置領域認知を誤っ
てしまうことになる。そこで上記6個の符号に誤り検出
用の符号を1個追加し1つの領域に7個の符号を挿入
し、0か1である各符号の合計が奇数になるかあるいは
偶数になるよう誤り検出用符号を設定することで、符号
取り込み時に符号検出誤りを検出する。例えば各符号の
合計を奇数と設定し、ある領域の符号が101010で
あった場合、各符号の合計は3であるので誤り検出用の
符号は0となり、1010100という符号になるよう
その領域のスリットを作成すればよいことになる。これ
によりこの領域の符号取り込みを行った時、1つのスリ
ットが遮蔽され1000100と検出された場合、各符
号の合計が偶数であるので即座に符号取り込みの異常が
判定できる。また符号検出手段であるフォトセンサ6が
異常の場合も考えられるが、符号化スリット板5の各絶
対位置領域の符号が全て1あるいは全て0という構成が
無いように作成しておくことで、そのような符号が取り
込まれた時フォトセンサ6の異常と判定することができ
る。ここで上記の様に1つの領域の符号を7個にした場
合、符号化スリット板5の1つの符号化スリット幅は、 360°÷50÷7=(36/35)° (5) 上式のように(36/35)°刻みに配置される必要が
あり、またモータ1一回転で7回符号を取り込むので1
回転1000パルスのインクリメンタルエンコーダ6で
1000/7パルス毎に符号を取り込んで行けば良いこ
とになる。
判定方法について説明する。上記(1)式より符号化ス
リット板5の1つの領域に6個の符号があれば50の内
のどの絶対位置領域であるかを認知できることを述べた
が、仮に符号化スリット板の1つのスリットが異物等で
遮蔽された場合、その領域での絶対位置領域認知を誤っ
てしまうことになる。そこで上記6個の符号に誤り検出
用の符号を1個追加し1つの領域に7個の符号を挿入
し、0か1である各符号の合計が奇数になるかあるいは
偶数になるよう誤り検出用符号を設定することで、符号
取り込み時に符号検出誤りを検出する。例えば各符号の
合計を奇数と設定し、ある領域の符号が101010で
あった場合、各符号の合計は3であるので誤り検出用の
符号は0となり、1010100という符号になるよう
その領域のスリットを作成すればよいことになる。これ
によりこの領域の符号取り込みを行った時、1つのスリ
ットが遮蔽され1000100と検出された場合、各符
号の合計が偶数であるので即座に符号取り込みの異常が
判定できる。また符号検出手段であるフォトセンサ6が
異常の場合も考えられるが、符号化スリット板5の各絶
対位置領域の符号が全て1あるいは全て0という構成が
無いように作成しておくことで、そのような符号が取り
込まれた時フォトセンサ6の異常と判定することができ
る。ここで上記の様に1つの領域の符号を7個にした場
合、符号化スリット板5の1つの符号化スリット幅は、 360°÷50÷7=(36/35)° (5) 上式のように(36/35)°刻みに配置される必要が
あり、またモータ1一回転で7回符号を取り込むので1
回転1000パルスのインクリメンタルエンコーダ6で
1000/7パルス毎に符号を取り込んで行けば良いこ
とになる。
【0022】したがって上記構成のように、符号化スリ
ット板の符号に符号検出誤りを検出するための符号を付
加することで、原点位置検出時に符号スリット板や符号
検出手段の異常を即座に判断でき、より高信頼化が図れ
る。
ット板の符号に符号検出誤りを検出するための符号を付
加することで、原点位置検出時に符号スリット板や符号
検出手段の異常を即座に判断でき、より高信頼化が図れ
る。
【0023】次にインクリメンタルエンコーダ2のZ相
信号と符号化スリット板5の取り付け調整方法について
述べる。上記のようにインクリメンタルエンコーダ2の
Z相信号検出位置を起点として符号化スリット5の符号
を取り込んで減速器3の出力軸絶対位置領域を認知しよ
うとした時、各領域の最初の符号スリット内でZ相信号
が検出される必要がある。またスリット端面ではフォト
センサ6の感度や温度変化等による検出誤差も存在する
ため、符号スリットの中心位置でZ相信号が検出される
よう取り付け調整されることが望ましい。しかし、符号
化スリット板の微小なスリット幅の中心位置にインクリ
メンタルエンコーダ2のZ相検出位置を取り付け調整す
ることは困難であり、調整に時間がかかる。そこで符号
化スリット板5の符号を取り込むタイミングを補正する
符号検出位置補正パルスカウント値P3を記憶しておく
メモリ等の記憶手段を設け、符号取り込み時のタイミン
グをインクリメンタルエンコーダ2のカウント値P1が (1000/60)×N+P3 (N=0〜5 :Nは整数)) (6) 上式の値に達した時点とする。これにより取り付け後、
ソフトデータでの微調が可能となり、組み立て時の取り
付け調整時間の短縮が図れる。
信号と符号化スリット板5の取り付け調整方法について
述べる。上記のようにインクリメンタルエンコーダ2の
Z相信号検出位置を起点として符号化スリット5の符号
を取り込んで減速器3の出力軸絶対位置領域を認知しよ
うとした時、各領域の最初の符号スリット内でZ相信号
が検出される必要がある。またスリット端面ではフォト
センサ6の感度や温度変化等による検出誤差も存在する
ため、符号スリットの中心位置でZ相信号が検出される
よう取り付け調整されることが望ましい。しかし、符号
化スリット板の微小なスリット幅の中心位置にインクリ
メンタルエンコーダ2のZ相検出位置を取り付け調整す
ることは困難であり、調整に時間がかかる。そこで符号
化スリット板5の符号を取り込むタイミングを補正する
符号検出位置補正パルスカウント値P3を記憶しておく
メモリ等の記憶手段を設け、符号取り込み時のタイミン
グをインクリメンタルエンコーダ2のカウント値P1が (1000/60)×N+P3 (N=0〜5 :Nは整数)) (6) 上式の値に達した時点とする。これにより取り付け後、
ソフトデータでの微調が可能となり、組み立て時の取り
付け調整時間の短縮が図れる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インクリ
メンタルエンコーダと、減速手段の減速比に対応して減
速手段の出力軸の絶対位置領域を区別する符号化スリッ
ト板と、前記符号化スリット板の符号を検出する符号検
出手段を備え、インクリメンタルエンコーダのZ相信号
を検出した後、インクリメンタルエンコーダの設定パル
スカウント値毎に符号化スリット板の符号を取り込んで
行くことで、駆動手段出力軸1回転以内の微少動作で短
時間に減速手段出力軸の絶対位置検出を完了することが
でき、また機構の簡素化、低価格化、および電池等の短
寿命部品の削減が図れるという有利な効果が得られる。
メンタルエンコーダと、減速手段の減速比に対応して減
速手段の出力軸の絶対位置領域を区別する符号化スリッ
ト板と、前記符号化スリット板の符号を検出する符号検
出手段を備え、インクリメンタルエンコーダのZ相信号
を検出した後、インクリメンタルエンコーダの設定パル
スカウント値毎に符号化スリット板の符号を取り込んで
行くことで、駆動手段出力軸1回転以内の微少動作で短
時間に減速手段出力軸の絶対位置検出を完了することが
でき、また機構の簡素化、低価格化、および電池等の短
寿命部品の削減が図れるという有利な効果が得られる。
【0025】また、本発明の第2の発明によれば、符号
化スリット板の符号に符号検出誤りを検出するための符
号を付加することで、絶対位置検出時に符号スリット板
や符号検出手段の以上を即座に判断でき、より高信頼化
が図れるという有利な効果が得られる。
化スリット板の符号に符号検出誤りを検出するための符
号を付加することで、絶対位置検出時に符号スリット板
や符号検出手段の以上を即座に判断でき、より高信頼化
が図れるという有利な効果が得られる。
【0026】さらに、本発明の第3の発明によれば、符
号化スリット板の符号検出位置の補正値をインクリメン
タルエンコーダのパルスカウント値で記憶しておく符号
検出位置補正値記憶手段を付加し、記憶された補正値分
だけ補正された位置から符号を取り込んでいくことでソ
フトデータでの微調が可能となり、組み立て時のインク
リメンタルエンコーダのZ相信号と、符号化スリット板
の基準位置の固定調整時間の短縮が図れるという有利な
効果が得られる。
号化スリット板の符号検出位置の補正値をインクリメン
タルエンコーダのパルスカウント値で記憶しておく符号
検出位置補正値記憶手段を付加し、記憶された補正値分
だけ補正された位置から符号を取り込んでいくことでソ
フトデータでの微調が可能となり、組み立て時のインク
リメンタルエンコーダのZ相信号と、符号化スリット板
の基準位置の固定調整時間の短縮が図れるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における絶対位置検出装置の
構成図
構成図
【図2】符号化スリット板の1例を示す図
【図3】従来の絶対位置検出装置の構成図
【図4】出力軸原点位置検出用スリット板の1例を示す
図
図
【図5】インクリメンタルエンコーダのA相、B相、Z
相信号及び出力軸原点位置信号の関係図
相信号及び出力軸原点位置信号の関係図
1 モータ 2 インクリメンタルエンコーダ 3 減速器 4 減速器出力軸 5 符号化スリット板 6 フォトセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 康博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動手段の駆動軸に接続されたインクリ
メンタルエンコーダと、前記駆動軸に接続された減速手
段と、前記減速手段の減速比に対応して前記減速手段の
出力軸の絶対位置領域を区別する符号化スリット板と、
前記符号化スリット板の符号を検出する符号検出手段を
備え、前記インクリメンタルエンコーダの設定された検
出位置毎に前記符号化スリットの符号を取り込むことを
特徴とする絶対位置検出装置。 - 【請求項2】 前記符号化スリット板の符号に符号検出
誤りを検出するための符号を付加した請求項1記載の絶
対位置検出装置。 - 【請求項3】 前記符号化スリット板の符号検出装置の
補正値を前記インクリメンタルエンコーダのパルスカウ
ント値で記憶しておく符号検出位置補正値記憶手段を付
加した請求項1記載の絶対位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8013660A JPH09210671A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 絶対位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8013660A JPH09210671A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 絶対位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210671A true JPH09210671A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11839365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8013660A Pending JPH09210671A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 絶対位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210671A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112923953A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-08 | 北京比得机器人科技有限公司 | 一种机器人电机的定位方法 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8013660A patent/JPH09210671A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112923953A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-08 | 北京比得机器人科技有限公司 | 一种机器人电机的定位方法 |
| CN112923953B (zh) * | 2021-01-28 | 2022-01-04 | 北京比得机器人科技有限公司 | 一种机器人电机的定位方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8154427B2 (en) | Multiturn rotary encoder and method of operating a multiturn rotary encoder | |
| US5128536A (en) | Abnormality processing circuit for an encoder | |
| US4978848A (en) | Suspension control system for a motor vehicle | |
| US7012704B2 (en) | Position detecting device | |
| JP2009243992A (ja) | 多回転型アブソリュートエンコーダ | |
| EP0273052B1 (en) | Device for detecting the rotational position of rotor of motor | |
| JPH06288791A (ja) | エンコーダ装置 | |
| JP3370845B2 (ja) | アブソリュートエンコーダ | |
| JPH09210671A (ja) | 絶対位置検出装置 | |
| JPH0850034A (ja) | 多回転アブソリュートエンコーダ | |
| KR940000366B1 (ko) | 로보트의 위치검출방법 | |
| JPH06258099A (ja) | 多回転アブソリュートエンコーダ | |
| JP3171485B2 (ja) | 高分解能アブソリュート信号の作成方法 | |
| JP2546323B2 (ja) | 多回転アブソリュートエンコーダ | |
| JP3448664B2 (ja) | 多回転アブソリュートエンコーダ | |
| JPH09218054A (ja) | 多回転形アブソリュートエンコーダ | |
| JPH095114A (ja) | ロータリーエンコーダ | |
| JP3357934B2 (ja) | アブソリュートエンコーダ | |
| JP4408673B2 (ja) | 変倍機能付き撮像装置 | |
| JP3326849B2 (ja) | 多回転式アブソリュートエンコーダ | |
| JP3772662B2 (ja) | エンコーダ異常検出装置 | |
| JPH05126599A (ja) | エンコーダ | |
| JP4419225B2 (ja) | ロータリーエンコーダ | |
| JP2007101396A (ja) | エンコーダ | |
| JPH0460708A (ja) | 物体の回転移動装置及びその物体の位置検出方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040210 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |