JPH09210683A - 傾斜センサとそれを搭載した電子機器 - Google Patents
傾斜センサとそれを搭載した電子機器Info
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- JPH09210683A JPH09210683A JP8018868A JP1886896A JPH09210683A JP H09210683 A JPH09210683 A JP H09210683A JP 8018868 A JP8018868 A JP 8018868A JP 1886896 A JP1886896 A JP 1886896A JP H09210683 A JPH09210683 A JP H09210683A
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- Japan
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- tilt sensor
- magnetic
- tilt
- magnetic core
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜センサの小型化と傾斜センサの腕時計へ
の搭載と多機能化を課題とする。 【解決手段】 磁性流体2と磁心9と該磁心9に巻回さ
れた励磁コイル7と傾斜角を検出する検出コイル8から
成る傾斜センサ1において、該傾斜センサ1は、非磁性
容器3に注入かつ密閉された磁性流体2を有し、前記磁
心9は、前記容器の外周面を囲むような3個の狭路45
a、46a、56aでつながった左右および中央の3個
の磁極4、6、5を有し、容器3の中心と中央の磁極5
に結合する中央の磁心部を結ぶ線分XーX’に対して左
右対称の形状であり、励磁コイル7は該中央の磁心部1
0に巻回され、検出コイル8は、左右の磁極に流入する
(あるいは、流出する)磁束の差を検出するように左右
の磁極に結合する左下の磁心部64と右下の磁心部68
に連続して巻回されていることを特徴とするものであ
り、この傾斜センサを電子機器に組み込んである。
の搭載と多機能化を課題とする。 【解決手段】 磁性流体2と磁心9と該磁心9に巻回さ
れた励磁コイル7と傾斜角を検出する検出コイル8から
成る傾斜センサ1において、該傾斜センサ1は、非磁性
容器3に注入かつ密閉された磁性流体2を有し、前記磁
心9は、前記容器の外周面を囲むような3個の狭路45
a、46a、56aでつながった左右および中央の3個
の磁極4、6、5を有し、容器3の中心と中央の磁極5
に結合する中央の磁心部を結ぶ線分XーX’に対して左
右対称の形状であり、励磁コイル7は該中央の磁心部1
0に巻回され、検出コイル8は、左右の磁極に流入する
(あるいは、流出する)磁束の差を検出するように左右
の磁極に結合する左下の磁心部64と右下の磁心部68
に連続して巻回されていることを特徴とするものであ
り、この傾斜センサを電子機器に組み込んである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性流体を採用し
て傾斜角を検出するための検出コイルを有する傾斜セン
サの構造、およびこの傾斜センサを組み込んだ電子機器
の機能に関する。
て傾斜角を検出するための検出コイルを有する傾斜セン
サの構造、およびこの傾斜センサを組み込んだ電子機器
の機能に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々のセンサ技術が開発され、こ
のようなセンサ技術を適用した電子機器が種々製品化さ
れている。その中に、傾斜角を測定して、防犯用に使用
されるものも出現してきた。この傾斜センサは磁性流体
を応用して作られるもので、その開発の一例として、特
開昭61ー207915号公報に開示されたようなもの
がある。
のようなセンサ技術を適用した電子機器が種々製品化さ
れている。その中に、傾斜角を測定して、防犯用に使用
されるものも出現してきた。この傾斜センサは磁性流体
を応用して作られるもので、その開発の一例として、特
開昭61ー207915号公報に開示されたようなもの
がある。
【0003】特開昭61−207915号公報に開示さ
れている傾斜センサを図12に示す。該傾斜センサ50
は、容器52に入った磁性流体51、該磁性流体51に
接する足53a、53bと該足をつなぐ胴53cを有す
る開磁路磁心53、該開磁路磁心53の胴53cに巻回
した励磁コイル56、該開磁路磁心53の足53a、5
3bに各々巻回し、両足の磁束の差を検出する検出コイ
ル54、55から構成される。
れている傾斜センサを図12に示す。該傾斜センサ50
は、容器52に入った磁性流体51、該磁性流体51に
接する足53a、53bと該足をつなぐ胴53cを有す
る開磁路磁心53、該開磁路磁心53の胴53cに巻回
した励磁コイル56、該開磁路磁心53の足53a、5
3bに各々巻回し、両足の磁束の差を検出する検出コイ
ル54、55から構成される。
【0004】ここで、2個の傾斜センサから得られるX
軸とY軸方向への傾斜角に基づいて、傾斜方向とXY水
平面に対する傾斜角を算出する方法を説明する。図13
は傾斜方向とXY水平面に対する傾斜角を算出する方法
を説明するベクトル図である。図13(a)に示すよう
に、Z軸上の単位ベクトルez (0,0,1)は、Z軸
からX軸方向にθ、さらにY軸方向にφだけ傾斜すると
ez ’に、あるいは図13(b)に示すように、Z軸か
らY軸方向にφ、さらにX軸方向にθだけ傾斜するとも
う1個のez ’になる。よって前記単位ベクトルez は
数1、数2に示すように2個のez ’ に変換される。
ここで、θ、φはそれぞれ2個の傾斜センサから得られ
るX軸とY軸方向への傾斜角となる。
軸とY軸方向への傾斜角に基づいて、傾斜方向とXY水
平面に対する傾斜角を算出する方法を説明する。図13
は傾斜方向とXY水平面に対する傾斜角を算出する方法
を説明するベクトル図である。図13(a)に示すよう
に、Z軸上の単位ベクトルez (0,0,1)は、Z軸
からX軸方向にθ、さらにY軸方向にφだけ傾斜すると
ez ’に、あるいは図13(b)に示すように、Z軸か
らY軸方向にφ、さらにX軸方向にθだけ傾斜するとも
う1個のez ’になる。よって前記単位ベクトルez は
数1、数2に示すように2個のez ’ に変換される。
ここで、θ、φはそれぞれ2個の傾斜センサから得られ
るX軸とY軸方向への傾斜角となる。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】数1、数2により、図13に示す傾斜方向
αとZ軸からの傾斜角βを算出すると、数3、数4に示
すようになり、XY水平面からの傾斜角はπ/2ーβと
なる。ただし、傾斜方向αは、2値となるので平均をと
る。
αとZ軸からの傾斜角βを算出すると、数3、数4に示
すようになり、XY水平面からの傾斜角はπ/2ーβと
なる。ただし、傾斜方向αは、2値となるので平均をと
る。
【0008】
【数3】
【0009】
【数4】
【0010】図12に示す従来の傾斜センサの平面図に
より、傾斜センサ50の傾斜の測定原理について図13
を参考にして説明する。傾斜センサ50が、図13に示
すように、XY水平面からez ’方向(ez ’が傾斜セ
ンサ50の傾斜測定方向になる)に傾斜角π/2ーβ傾
斜すると、図12に示すように、開磁路磁心53の足5
3a、53bに対して磁性流体51の液面51aが傾斜
し、この時、励磁コイル56に交流の励磁電流を流して
励磁コイル56を励磁すると、磁性流体51の液面51
aに接する開磁路磁心53の両足53a、53b付近の
お互いの、磁束の通りにくさを表わす磁気抵抗は、接す
る磁性流体51の量に応じて異なるため、両足53a、
53bを通る磁束には、差が生じ、検出コイル54、5
5を貫く磁束にも差が生じて、該検出コイル54、55
に発生する電圧に差が生じることになるので、この電圧
の差を傾斜角π/2ーβとして検出できる。以上によ
り、傾斜センサ50が傾斜を測定する傾斜測定面は紙面
になる。
より、傾斜センサ50の傾斜の測定原理について図13
を参考にして説明する。傾斜センサ50が、図13に示
すように、XY水平面からez ’方向(ez ’が傾斜セ
ンサ50の傾斜測定方向になる)に傾斜角π/2ーβ傾
斜すると、図12に示すように、開磁路磁心53の足5
3a、53bに対して磁性流体51の液面51aが傾斜
し、この時、励磁コイル56に交流の励磁電流を流して
励磁コイル56を励磁すると、磁性流体51の液面51
aに接する開磁路磁心53の両足53a、53b付近の
お互いの、磁束の通りにくさを表わす磁気抵抗は、接す
る磁性流体51の量に応じて異なるため、両足53a、
53bを通る磁束には、差が生じ、検出コイル54、5
5を貫く磁束にも差が生じて、該検出コイル54、55
に発生する電圧に差が生じることになるので、この電圧
の差を傾斜角π/2ーβとして検出できる。以上によ
り、傾斜センサ50が傾斜を測定する傾斜測定面は紙面
になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
傾斜センサ50には小型化が難しいという問題がある。
つまり、小型化するために磁性流体51の入った容器5
2を小さくしようとすると、開磁路磁心53の両足53
a、53b間距離が小さくなり、励磁コイル56によっ
て発生する磁束は、磁性流体51を通らずに開磁路磁心
53の両足53a、53b間を通ってしまうので該傾斜
センサの検出コイルの出力差が減小してしまうという問
題が発生する。
傾斜センサ50には小型化が難しいという問題がある。
つまり、小型化するために磁性流体51の入った容器5
2を小さくしようとすると、開磁路磁心53の両足53
a、53b間距離が小さくなり、励磁コイル56によっ
て発生する磁束は、磁性流体51を通らずに開磁路磁心
53の両足53a、53b間を通ってしまうので該傾斜
センサの検出コイルの出力差が減小してしまうという問
題が発生する。
【0012】また、従来の傾斜センサ50を、例えば小
型の電子機器である腕時計に搭載するため、図12に示
すt方向が文字板に垂直になるように腕時計内に設置し
ようとすると、磁性流体容器52、検出コイル54、5
5、励磁コイル56がt方向に重なっているため、傾斜
センサ50のt方向の厚みが厚く、腕時計はかなり厚く
なるので、腕時計として使いにくくなるという問題があ
った。
型の電子機器である腕時計に搭載するため、図12に示
すt方向が文字板に垂直になるように腕時計内に設置し
ようとすると、磁性流体容器52、検出コイル54、5
5、励磁コイル56がt方向に重なっているため、傾斜
センサ50のt方向の厚みが厚く、腕時計はかなり厚く
なるので、腕時計として使いにくくなるという問題があ
った。
【0013】一方、腕時計内に傾斜センサを収めようと
するには文字板に平行になるように配置すればよいが、
そこで図12に示すt方向が文字板と平行になるよに腕
時計内に設置すると、腕時計は厚くならないが、傾斜を
測定するときに、図12に示す傾斜の測定方向を傾斜面
に向けなければならないので、毎回、腕時計を腕からは
ずさなければならないという使いにくさの問題があっ
た。
するには文字板に平行になるように配置すればよいが、
そこで図12に示すt方向が文字板と平行になるよに腕
時計内に設置すると、腕時計は厚くならないが、傾斜を
測定するときに、図12に示す傾斜の測定方向を傾斜面
に向けなければならないので、毎回、腕時計を腕からは
ずさなければならないという使いにくさの問題があっ
た。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、(1)小型化の容易な傾斜センサ(2)腕につけた
状態でも傾斜角を容易に測定できる多機能傾斜センサ付
電子機器を提供することを目的とする。
で、(1)小型化の容易な傾斜センサ(2)腕につけた
状態でも傾斜角を容易に測定できる多機能傾斜センサ付
電子機器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】磁性流体と磁心と該磁心
に巻回された励磁コイルと傾斜角を検出する検出コイル
から成る傾斜センサにおいて、該傾斜センサは、非磁性
容器に注入かつ密閉された磁性流体を有し、前記磁心
は、前記容器の外周面を囲むような2個の狭路でつなが
った左右および中央の少なくとも3個の磁極を有し、容
器の中心と中央の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線
分に対して左右ほぼ対称の形状であり、励磁コイルは該
中央の磁心部に巻回され、検出コイルは左右の磁極に流
入する(あるいは、流出する)磁束の差を検出するよう
に巻回されていることを特徴とする。
に巻回された励磁コイルと傾斜角を検出する検出コイル
から成る傾斜センサにおいて、該傾斜センサは、非磁性
容器に注入かつ密閉された磁性流体を有し、前記磁心
は、前記容器の外周面を囲むような2個の狭路でつなが
った左右および中央の少なくとも3個の磁極を有し、容
器の中心と中央の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線
分に対して左右ほぼ対称の形状であり、励磁コイルは該
中央の磁心部に巻回され、検出コイルは左右の磁極に流
入する(あるいは、流出する)磁束の差を検出するよう
に巻回されていることを特徴とする。
【0016】前記磁心は、略L字型をしており、該略L
字型の一方には、磁性流体が注入された容器が配置さ
れ、もう一方には、前記励磁コイルと検出コイルが巻回
されていることを特徴とする。
字型の一方には、磁性流体が注入された容器が配置さ
れ、もう一方には、前記励磁コイルと検出コイルが巻回
されていることを特徴とする。
【0017】前記傾斜センサは、前記容器の中心と中央
の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線分に対する、前
記磁心の左右磁気抵抗アンバランスを零に補正する手段
を有することを特徴とする
の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線分に対する、前
記磁心の左右磁気抵抗アンバランスを零に補正する手段
を有することを特徴とする
【0018】傾斜センサは、傾斜測定面が電子機器の表
示板面に垂直になるように、電子機器に設置されている
ことを特徴とする。
示板面に垂直になるように、電子機器に設置されている
ことを特徴とする。
【0019】傾斜センサを有する電子機器は、それぞれ
の傾斜センサ出力の検出手段、水平面(あるいは、地平
面)に対する傾斜角を算出する演算手段と、該水平面
(あるいは、地平面)に対する傾斜角を表示する表示手
段を有すること特徴とする。
の傾斜センサ出力の検出手段、水平面(あるいは、地平
面)に対する傾斜角を算出する演算手段と、該水平面
(あるいは、地平面)に対する傾斜角を表示する表示手
段を有すること特徴とする。
【0020】2個の傾斜センサは、同一面内にお互いの
傾斜測定面が直交するように電子機器に設置されている
ことを特徴とする。
傾斜測定面が直交するように電子機器に設置されている
ことを特徴とする。
【0021】電子機器は、傾斜センサを対象物に照準す
る照準器を有することを特徴とする。
る照準器を有することを特徴とする。
【0022】電子機器は、対象物と測定点までの距離を
入力、あるいは、対象物の高さを入力する手段、対象物
の高さ、あるいは、対象物と測定点までの距離を算出す
る演算手段と、該対象物の高さ、あるいは、対象物と測
定点までの距離を表示する表示手段を有することを特徴
とする。
入力、あるいは、対象物の高さを入力する手段、対象物
の高さ、あるいは、対象物と測定点までの距離を算出す
る演算手段と、該対象物の高さ、あるいは、対象物と測
定点までの距離を表示する表示手段を有することを特徴
とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面に基づいて詳述する。初めに本発明の傾斜センサの
構造を説明する。図1は本発明の傾斜センサの斜視図で
ある。
図面に基づいて詳述する。初めに本発明の傾斜センサの
構造を説明する。図1は本発明の傾斜センサの斜視図で
ある。
【0024】傾斜センサの構成は以下のようである。傾
斜センサ1は、円板状の非磁性容器3に注入かつ密閉さ
れた磁性流体2を有し、磁心9は、該容器の円筒面を囲
むような3個の狭路45a、46a、56aでつながっ
た左右および中央の3個の磁極4、6、5と中央の磁極
5に結合する中央の磁心部10と左の磁極6に結合する
左上の磁心部63、該左上の磁心部63に結合する左中
央の磁心部62、該左中央の磁心部62に結合しかつ端
部69で中央の磁心部10に結合する左下の磁心部64
を有する左の磁心部61と、右の磁極6に結合する右上
の磁心部67、該右上の磁心部67に結合する右中央の
磁心部66、該右中央の磁心部66に結合しかつ端部6
9で中央の磁心部10に結合する右下の磁心部68を有
する右の磁心部65から構成されている。磁心9は、容
器3の中心と中央の磁極5に結合する中央の磁心部を結
ぶ線分XーX’に対して左右対称の形状であり、励磁コ
イル7は中央の磁心部10に巻回され、検出コイル8
は、左右の磁極に流入する(あるいは、流出する)磁束
の差を検出するように左右の磁極6、4に結合する左下
の磁心部64と右下の磁心部68に連続して巻回されて
いる。
斜センサ1は、円板状の非磁性容器3に注入かつ密閉さ
れた磁性流体2を有し、磁心9は、該容器の円筒面を囲
むような3個の狭路45a、46a、56aでつながっ
た左右および中央の3個の磁極4、6、5と中央の磁極
5に結合する中央の磁心部10と左の磁極6に結合する
左上の磁心部63、該左上の磁心部63に結合する左中
央の磁心部62、該左中央の磁心部62に結合しかつ端
部69で中央の磁心部10に結合する左下の磁心部64
を有する左の磁心部61と、右の磁極6に結合する右上
の磁心部67、該右上の磁心部67に結合する右中央の
磁心部66、該右中央の磁心部66に結合しかつ端部6
9で中央の磁心部10に結合する右下の磁心部68を有
する右の磁心部65から構成されている。磁心9は、容
器3の中心と中央の磁極5に結合する中央の磁心部を結
ぶ線分XーX’に対して左右対称の形状であり、励磁コ
イル7は中央の磁心部10に巻回され、検出コイル8
は、左右の磁極に流入する(あるいは、流出する)磁束
の差を検出するように左右の磁極6、4に結合する左下
の磁心部64と右下の磁心部68に連続して巻回されて
いる。
【0025】前記3個の磁極、すなわち、中央の磁極
5、左右の磁極6、4がお互いに狭路でつながっている
のは、該狭路の磁気抵抗を大きくし、励磁コイルによっ
て発生した磁束ができるだけ磁性流体2を通るようにし
て、傾斜センサ1が傾斜したときに、中央の磁極から左
右の磁極に分かれる磁束の変化を大きくして、傾斜セン
サ1の傾斜感度をあげるためである。よって、励磁コイ
ルによって発生される磁束を傾斜角の検出に有効に利用
するには、容器3の内径(磁性流体の可動径)を中央の
磁極5に結合する中央の磁心部10の幅と同程度とする
ことが望ましいことがわかる。また、同様に、円筒状の
容器3を非磁性にするのは、傾斜センサ1の傾斜感度を
生じさせるために、励磁コイル7によって発生された磁
束に円筒状の容器3に遮られることがなく、磁性流体2
を通過させるためである。また、励磁コイル7で発生す
るする磁束の1/2以上が左右の磁極に接続する左右の
磁心部に流入することから、該磁心部が磁気飽和して傾
斜センサ1の傾斜検出性能を落とさないためには、該左
右の磁心部の断面積は、励磁コイル7が巻回されている
磁心部の断面積の1/2よりも大きいことが望ましい。
さらに、本実施例において、前記容器の形状は、円板状
であるが、傾斜センサの傾斜角の検出精度を落とさない
かぎりにおいては、正多角形状でもよく、円板状にこだ
わるものでない。ただし、容器はX−X’に対して左右
対称になる位置に配置される必要がある。
5、左右の磁極6、4がお互いに狭路でつながっている
のは、該狭路の磁気抵抗を大きくし、励磁コイルによっ
て発生した磁束ができるだけ磁性流体2を通るようにし
て、傾斜センサ1が傾斜したときに、中央の磁極から左
右の磁極に分かれる磁束の変化を大きくして、傾斜セン
サ1の傾斜感度をあげるためである。よって、励磁コイ
ルによって発生される磁束を傾斜角の検出に有効に利用
するには、容器3の内径(磁性流体の可動径)を中央の
磁極5に結合する中央の磁心部10の幅と同程度とする
ことが望ましいことがわかる。また、同様に、円筒状の
容器3を非磁性にするのは、傾斜センサ1の傾斜感度を
生じさせるために、励磁コイル7によって発生された磁
束に円筒状の容器3に遮られることがなく、磁性流体2
を通過させるためである。また、励磁コイル7で発生す
るする磁束の1/2以上が左右の磁極に接続する左右の
磁心部に流入することから、該磁心部が磁気飽和して傾
斜センサ1の傾斜検出性能を落とさないためには、該左
右の磁心部の断面積は、励磁コイル7が巻回されている
磁心部の断面積の1/2よりも大きいことが望ましい。
さらに、本実施例において、前記容器の形状は、円板状
であるが、傾斜センサの傾斜角の検出精度を落とさない
かぎりにおいては、正多角形状でもよく、円板状にこだ
わるものでない。ただし、容器はX−X’に対して左右
対称になる位置に配置される必要がある。
【0026】次に、傾斜センサ1の傾斜測定の原理を説
明する。まず、励磁コイル7に正弦波状の励磁電流を印
加する。ここで、傾斜センサ1が、図13に示すよう
に、XY水平面からez ’方向に傾斜角π/2ーβ傾斜
すると、容器3に注入かつ密閉された磁性流体2は、該
磁性流体2の、容器3に接触していない面が水平になる
ように、容器3の内部を移動し、その結果、左右の磁極
6、4に接する磁性流体の量が異なり、左右の磁極6、
4付近の磁束の通りにくさを表わす磁気抵抗は異なり、
左右の磁極6、4を結合する左右の磁心部へ流出するあ
るいは、左右の磁心6、4から流入する磁束には差が生
じ、検出コイル8を貫く該磁束にも差が生じて、該検出
コイル8に電圧が生じるので、該電圧を傾斜角π/2ー
βとして検出できる。
明する。まず、励磁コイル7に正弦波状の励磁電流を印
加する。ここで、傾斜センサ1が、図13に示すよう
に、XY水平面からez ’方向に傾斜角π/2ーβ傾斜
すると、容器3に注入かつ密閉された磁性流体2は、該
磁性流体2の、容器3に接触していない面が水平になる
ように、容器3の内部を移動し、その結果、左右の磁極
6、4に接する磁性流体の量が異なり、左右の磁極6、
4付近の磁束の通りにくさを表わす磁気抵抗は異なり、
左右の磁極6、4を結合する左右の磁心部へ流出するあ
るいは、左右の磁心6、4から流入する磁束には差が生
じ、検出コイル8を貫く該磁束にも差が生じて、該検出
コイル8に電圧が生じるので、該電圧を傾斜角π/2ー
βとして検出できる。
【0027】図15は傾斜測定面の説明図である。図1
5により、傾斜センサ1が傾斜を測定する傾斜測定面を
説明する。傾斜測定面は、図15に示すように紙面とな
り、容器3の円板面13と平行な面となる。傾斜センサ
1がXY水平面150に置かれたときには、測定される
傾斜角は零度になり、傾斜センサ1が斜面a153上に
置かれたときには傾斜センサ1はXY水平面150から
ez 1’方向に傾斜角π/2−β1 で傾斜し、測定され
る傾斜角は傾斜角151、π/2−β1 となる。同様
に、傾斜センサ1が斜面b154に置かれたときには傾
斜センサ1はXY水平面150からez 2 ’方向に傾斜
角π/2−β2 で傾斜し、測定される傾斜角は傾斜角1
52、π/2−β2 となる。
5により、傾斜センサ1が傾斜を測定する傾斜測定面を
説明する。傾斜測定面は、図15に示すように紙面とな
り、容器3の円板面13と平行な面となる。傾斜センサ
1がXY水平面150に置かれたときには、測定される
傾斜角は零度になり、傾斜センサ1が斜面a153上に
置かれたときには傾斜センサ1はXY水平面150から
ez 1’方向に傾斜角π/2−β1 で傾斜し、測定され
る傾斜角は傾斜角151、π/2−β1 となる。同様
に、傾斜センサ1が斜面b154に置かれたときには傾
斜センサ1はXY水平面150からez 2 ’方向に傾斜
角π/2−β2 で傾斜し、測定される傾斜角は傾斜角1
52、π/2−β2 となる。
【0028】傾斜センサ1が水平のときは、以上の説明
より、左右の磁極6、4に接する磁性流体の量が同じに
なり、かつ、磁心9の形状は、容器3の中心と中央の磁
心部10の中央を結ぶ線分XーX’に対して、左右対称
なので、検出コイル8を貫く左右の磁心6、4から流入
する磁束に差が生じないので、検出コイル8には、出力
が生じない。よって、検出コイル8の出力が零の時を、
傾斜が零と定義できる。ここで、励磁電流が、逆向きに
励磁コイル7に印加された場合も、前記磁束の方向が逆
方向になるだけで同様であり説明を省略する。
より、左右の磁極6、4に接する磁性流体の量が同じに
なり、かつ、磁心9の形状は、容器3の中心と中央の磁
心部10の中央を結ぶ線分XーX’に対して、左右対称
なので、検出コイル8を貫く左右の磁心6、4から流入
する磁束に差が生じないので、検出コイル8には、出力
が生じない。よって、検出コイル8の出力が零の時を、
傾斜が零と定義できる。ここで、励磁電流が、逆向きに
励磁コイル7に印加された場合も、前記磁束の方向が逆
方向になるだけで同様であり説明を省略する。
【0029】図14は本発明の他の傾斜センサの斜視図
であり、検出コイルを巻回する磁心部の位置のみが図1
に示す傾斜センサと異なり他は同じである。検出コイル
80は傾斜センサ110の磁心9の左中央の磁心部62
と右中央の磁心部66に連続して巻回されている。な
お、検出コイル80の巻回する磁心部の位置は、図1に
限らず、左右の磁極に流入する(あるいは、流出する)
磁束の差を検出できる磁心部であればどの位置でもよ
い。
であり、検出コイルを巻回する磁心部の位置のみが図1
に示す傾斜センサと異なり他は同じである。検出コイル
80は傾斜センサ110の磁心9の左中央の磁心部62
と右中央の磁心部66に連続して巻回されている。な
お、検出コイル80の巻回する磁心部の位置は、図1に
限らず、左右の磁極に流入する(あるいは、流出する)
磁束の差を検出できる磁心部であればどの位置でもよ
い。
【0030】加工、組み立て誤差により磁心の形状が容
器と中央の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線分Xー
X’に対して左右対称にならず、左右磁気抵抗アンバラ
ンスを生ずる本発明の他の傾斜センサの実施形態につい
て説明する。図2に示すように、傾斜センサ111の磁
心90のXーX’断面は、略L字型をしており、直角に
折り曲げられて2個の部分に分けられる該略L字型の一
方の部分には、磁性流体2が注入された円板状容器3が
配置され、もう一方の部分には、前記励磁コイル7と検
出コイル8が巻回されている。また、左中央の磁心部6
20と右中央の磁心部660に、容器3の中心と中央の
磁極500に結合する中央の磁心部100を結ぶ線分X
ーX’に対し左右対称に左の切欠き90b、右の切欠き
90cが形成されるのが最良である。他の構成は、図1
に示す本発明の傾斜センサ1と同一なので、説明を省略
する。なお、図1に示す傾斜センサ1にも上記の構造を
付加できることは言うまでもない。
器と中央の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線分Xー
X’に対して左右対称にならず、左右磁気抵抗アンバラ
ンスを生ずる本発明の他の傾斜センサの実施形態につい
て説明する。図2に示すように、傾斜センサ111の磁
心90のXーX’断面は、略L字型をしており、直角に
折り曲げられて2個の部分に分けられる該略L字型の一
方の部分には、磁性流体2が注入された円板状容器3が
配置され、もう一方の部分には、前記励磁コイル7と検
出コイル8が巻回されている。また、左中央の磁心部6
20と右中央の磁心部660に、容器3の中心と中央の
磁極500に結合する中央の磁心部100を結ぶ線分X
ーX’に対し左右対称に左の切欠き90b、右の切欠き
90cが形成されるのが最良である。他の構成は、図1
に示す本発明の傾斜センサ1と同一なので、説明を省略
する。なお、図1に示す傾斜センサ1にも上記の構造を
付加できることは言うまでもない。
【0031】次に、前記アンバランスの調整方法を説明
する。傾斜センサ111を水平に設置して傾斜を測定し
たときに、コマ90aを前記右の切欠き90cに対して
矢印90d方向に移動して検出コイル8の出力が零にな
るように位置調節し、コマ90aを切欠き90cに対し
て固定する。これは、前記線分XーX’に対し、右の磁
心部650の閉磁路磁気抵抗が左の磁心部610の閉磁
路磁気抵抗に較べ大きい場合であるが、左の磁心部61
0の閉磁路磁気抵抗が右の磁心部650の閉磁路磁気抵
抗に較べ大きい場合は、コマ90aを前記左の切欠き9
0cに対して矢印90d方向に移動し、検出コイル8の
出力が零になるように位置調節し、コマ90aを切欠き
90bに対して固定する。
する。傾斜センサ111を水平に設置して傾斜を測定し
たときに、コマ90aを前記右の切欠き90cに対して
矢印90d方向に移動して検出コイル8の出力が零にな
るように位置調節し、コマ90aを切欠き90cに対し
て固定する。これは、前記線分XーX’に対し、右の磁
心部650の閉磁路磁気抵抗が左の磁心部610の閉磁
路磁気抵抗に較べ大きい場合であるが、左の磁心部61
0の閉磁路磁気抵抗が右の磁心部650の閉磁路磁気抵
抗に較べ大きい場合は、コマ90aを前記左の切欠き9
0cに対して矢印90d方向に移動し、検出コイル8の
出力が零になるように位置調節し、コマ90aを切欠き
90bに対して固定する。
【0032】以上の説明により、本発明の傾斜センサの
厚みを決めるのは、磁性流体の可動径であることがわか
る。磁性流体の可動径を中央の磁極に結合する中央の磁
心部の幅まで小さくすることによって、傾斜センサの薄
型化、小型化が達成できる。
厚みを決めるのは、磁性流体の可動径であることがわか
る。磁性流体の可動径を中央の磁極に結合する中央の磁
心部の幅まで小さくすることによって、傾斜センサの薄
型化、小型化が達成できる。
【0033】次に本発明の傾斜センサを電子機器に採用
した構成について説明する。電子機器として携帯型の最
も代表的な例である腕時計を用いて説明する。
した構成について説明する。電子機器として携帯型の最
も代表的な例である腕時計を用いて説明する。
【0034】図3は傾斜センサ111を1個腕時計へ組
み込んだ図を示す。まず、図3の構成を説明する。傾斜
センサX11は、磁性流体2が注入された円板状容器3
の円板面13が文字板16に垂直(傾斜センサX11の
傾斜測定面が文字板16に垂直になる)に、またバンド
32の長さ方向に平行になるように時計ケース30内に
設置される。傾斜センサX11は略L字型をしているた
め、時計ケース30を厚くすることはない。
み込んだ図を示す。まず、図3の構成を説明する。傾斜
センサX11は、磁性流体2が注入された円板状容器3
の円板面13が文字板16に垂直(傾斜センサX11の
傾斜測定面が文字板16に垂直になる)に、またバンド
32の長さ方向に平行になるように時計ケース30内に
設置される。傾斜センサX11は略L字型をしているた
め、時計ケース30を厚くすることはない。
【0035】図4に示す傾斜角測定ブロック図により、
本発明の傾斜センサによる傾斜角の測定を説明する。ま
ず、傾斜センサドライバ20は傾斜センサX11の励磁
コイルに正弦波状の交流励磁電流を印加する。傾斜セン
サX11の出力を増幅する入力アンプ21a、傾斜セン
サドライバ20の発生する交流励磁電流の周波数のみを
選別する狭帯域フィルタ21bとアナログ信号をディジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ21cから構成さ
れる検出手段21は、傾斜センサドライバ20に接続さ
れ、傾斜方向が正負どちらなのかを割り出すために必要
な、交流励磁電流の正負に対応するディジタル信号をA
/Dコンバータ21cへ出力する励磁電流検出手段20
1からの出力により、傾斜センサX11の検出コイルの
ピーク出力に対応する正負付検出データ(正負は傾斜方
向に対応する)を演算手段22に出力する。該検出デー
タを記憶するメモリー22aと該メモリー22aとメモ
リー手段1、23のそれぞれのメモリーデータから傾斜
角を算出する演算回路22bから構成される演算手段2
2は、該検出データとメモリー手段1、23にすでにメ
モリーされた傾斜角データ(検出データに対応するデー
タと傾斜角の対応テーブル)を参照して傾斜角を算出
し、液晶ドライバ24に出力する。該液晶ドライバ24
は、液晶表示体25に水平面に対する傾斜角26(この
場合、15度)を表示する。
本発明の傾斜センサによる傾斜角の測定を説明する。ま
ず、傾斜センサドライバ20は傾斜センサX11の励磁
コイルに正弦波状の交流励磁電流を印加する。傾斜セン
サX11の出力を増幅する入力アンプ21a、傾斜セン
サドライバ20の発生する交流励磁電流の周波数のみを
選別する狭帯域フィルタ21bとアナログ信号をディジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ21cから構成さ
れる検出手段21は、傾斜センサドライバ20に接続さ
れ、傾斜方向が正負どちらなのかを割り出すために必要
な、交流励磁電流の正負に対応するディジタル信号をA
/Dコンバータ21cへ出力する励磁電流検出手段20
1からの出力により、傾斜センサX11の検出コイルの
ピーク出力に対応する正負付検出データ(正負は傾斜方
向に対応する)を演算手段22に出力する。該検出デー
タを記憶するメモリー22aと該メモリー22aとメモ
リー手段1、23のそれぞれのメモリーデータから傾斜
角を算出する演算回路22bから構成される演算手段2
2は、該検出データとメモリー手段1、23にすでにメ
モリーされた傾斜角データ(検出データに対応するデー
タと傾斜角の対応テーブル)を参照して傾斜角を算出
し、液晶ドライバ24に出力する。該液晶ドライバ24
は、液晶表示体25に水平面に対する傾斜角26(この
場合、15度)を表示する。
【0036】次に、本発明の傾斜センサを電子機器に組
み込んだ他の構造について説明する。なお、図5は2個
の傾斜センサを腕時計へ組み込んだ図である。まず、図
5の構成を説明する。傾斜センサX11と傾斜センサY
12の2個の傾斜センサは、磁性流体2が注入された円
板状容器3の円板面13が文字板16に垂直(傾斜セン
サX11と傾斜センサY12の傾斜測定面が文字板16
に垂直になる)に、また傾斜センサX11の円板面11
がバンド32の長さ方向に平行(傾斜センサX11の傾
斜測定面がバンド32の長さ方向に平行になる、傾斜セ
ンサY12の傾斜測定面がバンド32の長さ方向に垂直
になる)になるように、時計ケース30内に設置され
る。
み込んだ他の構造について説明する。なお、図5は2個
の傾斜センサを腕時計へ組み込んだ図である。まず、図
5の構成を説明する。傾斜センサX11と傾斜センサY
12の2個の傾斜センサは、磁性流体2が注入された円
板状容器3の円板面13が文字板16に垂直(傾斜セン
サX11と傾斜センサY12の傾斜測定面が文字板16
に垂直になる)に、また傾斜センサX11の円板面11
がバンド32の長さ方向に平行(傾斜センサX11の傾
斜測定面がバンド32の長さ方向に平行になる、傾斜セ
ンサY12の傾斜測定面がバンド32の長さ方向に垂直
になる)になるように、時計ケース30内に設置され
る。
【0037】図6に示す他の実施形態である傾斜角測定
ブロック図により、本発明の傾斜センサによる傾斜角の
測定原理ならびに構成を説明する。まず、傾斜センサド
ライバ200は傾斜センサX11、傾斜センサY12の
励磁コイルに正弦波状の交流励磁電流を印加する。傾斜
センサX11と傾斜センサY12の出力を選択するセレ
クタ210dと傾斜センサX11と傾斜センサY12の
出力を増幅する入力アンプ210a、傾斜センサドライ
バ200の発生する交流励磁電流の周波数のみを選別す
る狭帯域フィルタ210bとアナログ信号をディジタル
信号に変換するA/Dコンバータ210cから構成され
る検出手段210は、傾斜センサドライバ200に接続
され、傾斜方向が正負どちらなのかを割り出すために必
要な、交流励磁電流の正負を対応するディジタル信号を
A/Dコンバータ210cへ出力する励磁電流検出手段
202からの出力により、傾斜センサX11、傾斜セン
サY12のそれぞれの検出コイルのピーク出力に対応す
る正負付検出データを演算手段220に出力する。該演
算手段220は、該検出データとメモリー手段1、23
にすでにメモリーされた傾斜角データ(傾斜センサX1
1と傾斜センサY12に対応する2個の、検出データに
対応するデータと傾斜角の対応テーブル)を参照し、さ
らに数3と数4を使用して、傾斜方向と水平面に対する
傾斜角を算出し、液晶ドライバ240に出力する。該液
晶ドライバ240は、液晶表示体250にX軸から55
度の傾斜方向27と水平面に対する傾斜角26(この場
合、15度)を表示する。
ブロック図により、本発明の傾斜センサによる傾斜角の
測定原理ならびに構成を説明する。まず、傾斜センサド
ライバ200は傾斜センサX11、傾斜センサY12の
励磁コイルに正弦波状の交流励磁電流を印加する。傾斜
センサX11と傾斜センサY12の出力を選択するセレ
クタ210dと傾斜センサX11と傾斜センサY12の
出力を増幅する入力アンプ210a、傾斜センサドライ
バ200の発生する交流励磁電流の周波数のみを選別す
る狭帯域フィルタ210bとアナログ信号をディジタル
信号に変換するA/Dコンバータ210cから構成され
る検出手段210は、傾斜センサドライバ200に接続
され、傾斜方向が正負どちらなのかを割り出すために必
要な、交流励磁電流の正負を対応するディジタル信号を
A/Dコンバータ210cへ出力する励磁電流検出手段
202からの出力により、傾斜センサX11、傾斜セン
サY12のそれぞれの検出コイルのピーク出力に対応す
る正負付検出データを演算手段220に出力する。該演
算手段220は、該検出データとメモリー手段1、23
にすでにメモリーされた傾斜角データ(傾斜センサX1
1と傾斜センサY12に対応する2個の、検出データに
対応するデータと傾斜角の対応テーブル)を参照し、さ
らに数3と数4を使用して、傾斜方向と水平面に対する
傾斜角を算出し、液晶ドライバ240に出力する。該液
晶ドライバ240は、液晶表示体250にX軸から55
度の傾斜方向27と水平面に対する傾斜角26(この場
合、15度)を表示する。
【0038】次に、照準器を使った対象物に対する仰角
の測定を説明する。図7は傾斜センサと照準器を有する
腕時計の構成を説明する平面図である。図7に示すよう
に、傾斜センサを対象物に照準する照準器31は、傾斜
センサX11の傾斜感度方向33と該照準器の軸方向3
8が一致するように時計ケース300に取り付けられ
る。
の測定を説明する。図7は傾斜センサと照準器を有する
腕時計の構成を説明する平面図である。図7に示すよう
に、傾斜センサを対象物に照準する照準器31は、傾斜
センサX11の傾斜感度方向33と該照準器の軸方向3
8が一致するように時計ケース300に取り付けられ
る。
【0039】図8は照準器の使い方の説明図である。図
9は照準器使用時の傾斜角測定ブロック図である。図1
0は対象物の高さと距離を求めるための説明図である。
図11は対称物の高さあるいは距離を求めるときの操作
手順と腕時計の状態図である。次に、図7〜図10を用
い、図11のフローに従って、対象物の高さあるいは対
象物までの距離の測定方法を説明する。最初にボタン3
4をプッシュする。すると、S1の如く、高さ、距離測
定モード状態が選択される。次に、図8(a)に示すよ
うに、まず高さあるいは距離を測定しようとする対象物
に照準器31の軸方向38を向ける。つぎに、高さある
いは距離を測定しようとする対象物を目40を通して図
(b)で示す照準器31の十字線43の交点に合わせ
る。すると、S2の如く、測定可能状態になるので、ボ
タン35をプッシュと、S3の如く、測定開始になる。
ここで、図9に示す傾斜角測定ブロック図にそって一連
の測定を説明する。
9は照準器使用時の傾斜角測定ブロック図である。図1
0は対象物の高さと距離を求めるための説明図である。
図11は対称物の高さあるいは距離を求めるときの操作
手順と腕時計の状態図である。次に、図7〜図10を用
い、図11のフローに従って、対象物の高さあるいは対
象物までの距離の測定方法を説明する。最初にボタン3
4をプッシュする。すると、S1の如く、高さ、距離測
定モード状態が選択される。次に、図8(a)に示すよ
うに、まず高さあるいは距離を測定しようとする対象物
に照準器31の軸方向38を向ける。つぎに、高さある
いは距離を測定しようとする対象物を目40を通して図
(b)で示す照準器31の十字線43の交点に合わせ
る。すると、S2の如く、測定可能状態になるので、ボ
タン35をプッシュと、S3の如く、測定開始になる。
ここで、図9に示す傾斜角測定ブロック図にそって一連
の測定を説明する。
【0040】まず、傾斜センサドライバ200は傾斜セ
ンサX11、傾斜センサY12の励磁コイルに正弦波状
の交流励磁電流を印加する。検出手段210は、傾斜セ
ンサドライバ200に接続され、傾斜方向が正負どちら
なのかを割り出すために必要な、交流励磁電流の正負を
対応するディジタル信号をA/Dコンバータ210cへ
出力する励磁電流検出手段202からの出力により、傾
斜センサX11、傾斜センサY12のそれぞれの検出コ
イルのピーク出力に対応する正負付検出データを演算手
段221に出力し、S4の如く、測定終了になる。
ンサX11、傾斜センサY12の励磁コイルに正弦波状
の交流励磁電流を印加する。検出手段210は、傾斜セ
ンサドライバ200に接続され、傾斜方向が正負どちら
なのかを割り出すために必要な、交流励磁電流の正負を
対応するディジタル信号をA/Dコンバータ210cへ
出力する励磁電流検出手段202からの出力により、傾
斜センサX11、傾斜センサY12のそれぞれの検出コ
イルのピーク出力に対応する正負付検出データを演算手
段221に出力し、S4の如く、測定終了になる。
【0041】次に、図10に示す対象物までの距離lを
求めるときは、ボタン36をプッシュすることによっ
て、対象物の高さを選択しボタン37で既知の対象物の
高さhを入力し、対象物の高さhを求めるときは、同様
にボタン36をプッシュすることによって、対象物まで
の距離を選択しボタン37で既知の対象物までの距離l
を入力する。すると、対象物の高さhあるいは、対象物
までの距離lは、メモリー手段2、29にメモリーさ
れ、S5の如く、距離あるいは高さの演算可能状態にな
るので、ボタン35をプッシュする。演算手段221
は、前記検出データとメモリー手段1、23にすでにメ
モリーされた傾斜角データとメモリー手段2、29にメ
モリーされた対象物の高さhあるいは、対象物までの距
離lを参照し、以下に示す、数5あるいは数6を使っ
て、それぞれ対象物までの距離l、対象物の高さhを算
出し、算出結果を液晶ドライバ241へ出力する。
求めるときは、ボタン36をプッシュすることによっ
て、対象物の高さを選択しボタン37で既知の対象物の
高さhを入力し、対象物の高さhを求めるときは、同様
にボタン36をプッシュすることによって、対象物まで
の距離を選択しボタン37で既知の対象物までの距離l
を入力する。すると、対象物の高さhあるいは、対象物
までの距離lは、メモリー手段2、29にメモリーさ
れ、S5の如く、距離あるいは高さの演算可能状態にな
るので、ボタン35をプッシュする。演算手段221
は、前記検出データとメモリー手段1、23にすでにメ
モリーされた傾斜角データとメモリー手段2、29にメ
モリーされた対象物の高さhあるいは、対象物までの距
離lを参照し、以下に示す、数5あるいは数6を使っ
て、それぞれ対象物までの距離l、対象物の高さhを算
出し、算出結果を液晶ドライバ241へ出力する。
【0042】
【数5】
【0043】
【数6】
【0044】ここで、図10に示すように、傾斜センサ
Xで測定される傾斜角は、測定点45から対象物41に
対する視線の地平線とのなす仰角θとなる。S6の如
く、距離あるいは高さの液晶表示状態になり、液晶ドラ
イバ241は、液晶表示板251に対象物までの距離あ
るいは対象物の高さを表示する。該液晶表示体251に
表示される対象物の高さ28は、対象物41が高層ビル
の場合で高層ビルまでの距離lを入力して求めた高層ビ
ルの高さh(この場合、120m)である。次に、ボタ
ン35をさらにプッシュすることによって、S7の如
く、測定方向と直交する方向の傾斜表示状態になり、測
定時の傾斜センサYの傾斜測定方向の傾斜を表示でき
る。次に、ボタン34をプッシュして一連の操作を終了
する。
Xで測定される傾斜角は、測定点45から対象物41に
対する視線の地平線とのなす仰角θとなる。S6の如
く、距離あるいは高さの液晶表示状態になり、液晶ドラ
イバ241は、液晶表示板251に対象物までの距離あ
るいは対象物の高さを表示する。該液晶表示体251に
表示される対象物の高さ28は、対象物41が高層ビル
の場合で高層ビルまでの距離lを入力して求めた高層ビ
ルの高さh(この場合、120m)である。次に、ボタ
ン35をさらにプッシュすることによって、S7の如
く、測定方向と直交する方向の傾斜表示状態になり、測
定時の傾斜センサYの傾斜測定方向の傾斜を表示でき
る。次に、ボタン34をプッシュして一連の操作を終了
する。
【0045】本発明の実施の形態の以上の説明におい
て、液晶ドライバによって測定で得られた傾斜角を液晶
表示体に表示したが、該傾斜角を指針でも表示できるこ
とは言うまでもない
て、液晶ドライバによって測定で得られた傾斜角を液晶
表示体に表示したが、該傾斜角を指針でも表示できるこ
とは言うまでもない
【0046】
【発明の効果】以上の詳細な説明によって示されたよう
に、請求項1、2、3に記載の本発明によれば、傾斜セ
ンサの薄型化、小型化が可能であり、請求項4、5、6
に記載の本発明によれば、本発明の傾斜センサは腕時計
に搭載可能であり、腕時計を腕につけた状態で、傾斜を
測定できるので、傾斜センサ付腕時計の使い易さに効果
がある。また、請求項7、8に記載の本発明によれば、
対象物の高さ、対象物までの距離を測定できるので、傾
斜センサ付電子機器の多機能化に効果がある。
に、請求項1、2、3に記載の本発明によれば、傾斜セ
ンサの薄型化、小型化が可能であり、請求項4、5、6
に記載の本発明によれば、本発明の傾斜センサは腕時計
に搭載可能であり、腕時計を腕につけた状態で、傾斜を
測定できるので、傾斜センサ付腕時計の使い易さに効果
がある。また、請求項7、8に記載の本発明によれば、
対象物の高さ、対象物までの距離を測定できるので、傾
斜センサ付電子機器の多機能化に効果がある。
【図1】本発明の傾斜センサの斜視図である。
【図2】本発明の他の傾斜センサの斜視図である。
【図3】1個の傾斜センサを有する腕時計の構成を説明
する平面図でる。
する平面図でる。
【図4】傾斜角測定ブロック図である。
【図5】2個の傾斜センサを有する腕時計の構成を説明
する平面図でる。
する平面図でる。
【図6】他の傾斜角測定ブロック図である。
【図7】傾斜センサと照準器を有する腕時計の構成を説
明する平面図でる。
明する平面図でる。
【図8】照準器の使い方の説明図である。
【図9】照準器使用時の傾斜角測定ブロック図である。
【図10】対象物の高さと距離を求めるための説明図で
ある。
ある。
【図11】対称物の高さあるいは距離を求めるときの操
作手順と腕時計の状態図である。
作手順と腕時計の状態図である。
【図12】従来の傾斜センサの平面図である。
【図13】傾斜方向とXY水平面に対する傾斜角を算出
する方法を説明するベクトル図である。
する方法を説明するベクトル図である。
【図14】本発明の他の傾斜センサの斜視図である。
【図15】傾斜測定面の説明図である。
1 110 111 50 傾斜センサ 2 51 磁性流体 4 400 右の磁極 6 600 左の磁極 5 500 中央の磁極 7 56 励磁コイル 8 80 54 55 検出コイル 9 90 磁心 10 100 中央の磁心部 61 610 左の磁心部 65 650 右の磁心部 11 傾斜センサX 12 傾斜センサY 31 照準器
Claims (8)
- 【請求項1】 磁性流体と磁心と該磁心に巻回された励
磁コイルと傾斜角を検出する検出コイルから成る傾斜セ
ンサにおいて、該傾斜センサは、非磁性容器に注入かつ
密閉された磁性流体を有し、前記磁心は、前記容器の外
周面を囲むような2個の狭路でつながった左右および中
央の少なくとも3個の磁極を有し、容器の中心と中央の
磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線分に対して左右ほ
ぼ対称の形状であり、励磁コイルは該中央の磁心部に巻
回され、検出コイルは左右の磁極に流入する(あるい
は、流出する)磁束の差を検出するように巻回されてい
ることを特徴とする傾斜センサ。 - 【請求項2】 前記磁心は、略L字型をしており、該略
L字型の一方には、磁性流体が注入された容器が配置さ
れ、もう一方には、前記励磁コイルと検出コイルが巻回
されていることを特徴とする請求項1に記載の傾斜セン
サ。 - 【請求項3】 前記傾斜センサは、前記容器の中心と中
央の磁極に結合する中央の磁心部を結ぶ線分に対する、
前記磁心の左右磁気抵抗アンバランスを零に補正する手
段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の
傾斜センサ。 - 【請求項4】 請求項1に記載の傾斜センサは、傾斜測
定面が電子機器の表示板面に垂直になるように、電子機
器に設置されていることを特徴とする傾斜センサ付電子
機器。 - 【請求項5】 傾斜センサを有する電子機器は、それぞ
れの傾斜センサ出力の検出手段、水平面(あるいは、地
平面)に対する傾斜角を算出する演算手段と、該水平面
(あるいは、地平面)に対する傾斜角を表示する表示手
段を有する請求項4に記載の傾斜センサ付電子機器。 - 【請求項6】 2個の傾斜センサは、同一面内にお互い
の傾斜測定面が直交するように電子機器に設置されてい
ることを特徴とする請求項5に記載の傾斜センサ付電子
機器。 - 【請求項7】 電子機器は、傾斜センサを対象物に照準
する照準器を有することを特徴とする請求項5に記載の
傾斜センサ付電子機器。 - 【請求項8】 電子機器は、対象物と測定点までの距離
を入力、あるいは、対象物の高さを入力する手段、対象
物の高さ、あるいは、対象物と測定点までの距離を算出
する演算手段と、該対象物の高さ、あるいは、対象物と
測定点までの距離を表示する表示手段を有することを特
徴とする請求項7に記載の傾斜センサ付電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8018868A JPH09210683A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 傾斜センサとそれを搭載した電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8018868A JPH09210683A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 傾斜センサとそれを搭載した電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210683A true JPH09210683A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11983529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8018868A Pending JPH09210683A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 傾斜センサとそれを搭載した電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210683A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101398946B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-05-27 | 서울시립대학교 산학협력단 | 스마트 시계 제어 장치, 방법 및 기록매체 |
| CN112833860A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-05-25 | 佛山市中研非晶科技股份有限公司 | C型磁芯的水平检测装置及应用其的c型磁芯研磨系统 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8018868A patent/JPH09210683A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101398946B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-05-27 | 서울시립대학교 산학협력단 | 스마트 시계 제어 장치, 방법 및 기록매체 |
| CN112833860A (zh) * | 2021-02-26 | 2021-05-25 | 佛山市中研非晶科技股份有限公司 | C型磁芯的水平检测装置及应用其的c型磁芯研磨系统 |
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