JPH09210694A - 超音波ファイバー・ジャイロ・センサ - Google Patents

超音波ファイバー・ジャイロ・センサ

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JPH09210694A
JPH09210694A JP8017764A JP1776496A JPH09210694A JP H09210694 A JPH09210694 A JP H09210694A JP 8017764 A JP8017764 A JP 8017764A JP 1776496 A JP1776496 A JP 1776496A JP H09210694 A JPH09210694 A JP H09210694A
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JP
Japan
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vibration
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angular velocity
wire
generating means
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Withdrawn
Application number
JP8017764A
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English (en)
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Yoshiro Tomikawa
義朗 富川
Kazuhiro Kimura
和博 木村
Sumio Sugawara
澄夫 菅原
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光ファイバー・レーザー・ジャイロで
は、ファイバーが長く、また複雑な構成となっているの
で全体構造が大きくなってしまう。 【解決手段】 振動発生手段1(圧電セラミックス)と
振動検出手段2a,2b(圧電セラミックス)とが線材
(カーボンファイバー)3a,3bによりそれぞれ接続
され、線材3a,3bはその途中にて互いに相反する方
向(α0又はβ0方向)に巻き付けられ超音波ファイバー
・ジャイロ・センサ(UFG)が形成されている。UF
G全体が回転系内に置かれると、線材3a,3b内を伝
搬する信号(縦波)にサグナック効果が発生し、角速度
等を検出することができる。また、振動発生手段1の信
号の周波数は、光に比べ低い周波数とすることができる
ので線材(伝搬経路)の長さを非常に短くすることがで
きる。また、複雑な構成とする必要がなく全体構造を小
さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラの手
振れ防止、自動車用ナビゲーション・システムなど回転
運動を伴う電子機器に搭載されるジャイロに係り、特に
カーボン・ファイバーに超音波を伝搬させた超音波ファ
イバー・ジャイロ・センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、コマの原理を利用した機械式の
ジャイロが存在し、特に姿勢制御センサとして使用され
ていた。しかし、起動時間、高直線性、低消費電力、耐
振性などを考慮した場合、また微小な角速度の測定をす
るには機械式な可動部があるジャイロは必ずしも最適で
はなかった。そこで、最近では、圧電振動ジャイロ、あ
るいは光を利用したリング・レーザー・ジャイロ(以
下、「RLG」という。)、光ファイバー・レーザー・
ジャイロ(以下、「FOG」という。)などが使用され
ている。
【0003】圧電振動ジャイロには、音叉型振動子を用
いるものと、音片振動子を用いるものなどが存在する。
共に振動子に圧電素子を張り付け、所定の共振周波数で
振動させた状態で回転系内に置くことにより、回転軸及
び振動方向に垂直な方向に発生するコリオリ力を検出す
ることができる。このコリオリ力から回転軸の角速度を
求めるものである。
【0004】RLGは、ループ状のリング共振器にHe
−Neガスのレーザー媒質を満たし、リング共振器に設
けられたアノードとカソード間に適当な電圧を印加する
と、光路を右回り、左回りに伝搬する2本のレーザー光
の発振が得られる。このRLG全体が回転系内に置かれ
ると、サグナック(サニャック)効果により左右両回り
の光の間に光路差が生じるため、発振周波数に差が発生
する。これらの両発振光を重ね合わせ、それらのビート
信号を受光素子で検出することにより、発振周波数差が
測定され角速度を求めることができる。
【0005】また、FOGもサグナック効果を利用した
ものであり、リング干渉系の光路を長尺の低損失単一光
ファイバーで置き換えた構成である。すなわち、光ファ
イバーを左右逆方向にループを形成し、その中をレーザ
光が伝搬するようにしたものである。FOGでは、回転
系内に置いた場合の左右両回りの光路差により生じた位
相差等を検出し、角速度を求めるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】圧電振動ジャイロは、
小型かつ低価格な点で優れており、最近では数多くの民
生用の電子機器に応用される。しかしながら、圧電素子
から検出される信号成分には、コリオリ力以外の振動成
分、温度変化や経時変化によるドリフト成分などのノイ
ズが混在されており、検出精度に問題があった。また、
振動子を中空状態で、又は片持ち状態で振動させなけれ
ばならないので衝撃に弱く、所定許容量を越える衝撃が
加わった場合には、コリオリ力が検出されない場合があ
るばかりではなく、最悪の場合には振動子が折れてしま
う場合があった。また、コリオリ力は、地球の自転に起
因して発生するので北半球と南半球とでは逆方向に出力
される。したがって、この場合に備えた処置を施した別
途手段が必要であり、複雑な構成となっていた。
【0007】RLGやFOGは、航空機などにも使用さ
れる高精度で信頼性に優れたジャイロである。しかしな
がら、RLGでは、低速回転時に両発振光が互いに結合
し、発振周波数差がゼロになるロックイン現象を有し、
角速度が検出できない等の問題があった。また、FOG
では、単に光路を光ファイバーに置き換えただけでは、
2光波間の干渉出力が{1+cosω0(ただしω0は角
速度)}に比例して変化するため、微小回転時の回転検
出が困難である等の問題があった。これらの他にも、光
学的帰還によるレーザ雑音、光回路素子のフレネル反射
や光ファイバーのレーリー散乱によるスペックル雑音等
の問題があった。
【0008】RLGやFOGでは、これらの問題を解決
するために種々の方法が開発され非常に複雑な構成とな
り、ジャイロ自体も非常に高価なものとなっていた。ま
た、レーザ光の波長は、例えば632.8nm程度と短
いので、精度を向上するためには光路をできるだけ長く
設定する必要がある。例えば、FOGにおいては、光フ
ァイバーが数km程度必要であり、そのために光ファイ
バーを何重にも巻き付けなければならず大型なものとな
ってしまっていた。したがって、RLGやFOGは小型
のビデオカメラなどに搭載するには適したものではな
く、専ら航空機や船舶などの高価で大型なものに搭載さ
れていた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するための
ものであり、超音波を利用することにより、安価で小型
であり、しかも精度の高い角速度を検出できる超音波フ
ァイバー・ジャイロ・センサを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波ファイバ
ー・ジャイロ・センサは、振動発生手段と、第1及び第
2の振動検出手段と、前記振動発生手段と前記第1の振
動検出手段とを接続する線材と、前記振動発生手段と前
記第2の振動検出手段とを接続する線材と、前記第1及
び第2の振動検出手段から出力されるそれぞれの振動成
分を検出する振動成分検出手段とを有し、前記両線材は
互いに逆方向で且つ同一長に巻かれていることを特徴と
するものである。
【0011】上記において、前記両線材は、同軸上に巻
かれているものとすることが好ましい。
【0012】また、振動発生手段および第1と第2の振
動検出手段は圧電素子で構成でき、線材は、カーボン・
ファイバーで構成できる。
【0013】本発明における超音波ファイバー・ジャイ
ロ・センサ(UFG)では、振動発生手段と2つの振動
検出手段とが線材によりそれぞれ接続されている。ま
た、線材は、その途中において互いに相反する方向に巻
き付けられている。よって、このUFGが回転系内に置
かれた場合には、線材内を伝搬する信号(縦波)にサグ
ナック効果を発生させることができる。また、同一長、
かつ同軸上に巻かれていると、相対的に同じ大きさのサ
グナック効果を得ることができる。
【0014】また、線材がカーボン・ファイバーである
と、信号(縦波)における減衰量が最低となる周波数
(約34kHz)を低く設定することができる。よっ
て、振動発生手段及び振動検出手段として、圧電素子
(圧電セラミックス)等を使用することができる。
【0015】さらに周波数を低く設定することができる
ので、短い伝搬経路(線材)でサグナック効果を得るこ
とが可能となり、角速度を検出することができものとな
る。よって、振動検出手段での信号の減衰量も小さなも
のとなり、また全体の構成も小さくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明である超音波ファイバー
・ジャイロ・センサ(Ultrasonic waveFiber Gyro senso
r 以下、「UFG」という。)の構成例を示す概略図で
ある。図1において、符号1は振動発生手段、符号2
a,2bは第1と第2の振動検出手段を示しており、例
えば圧電セラミックスなどで構成される。圧電セラミッ
クスは、多結晶性の金属化合物であり、一定の方向に力
を加えると誘電分極を起こして電圧を発生し、またこれ
らの結晶に電圧を加えると歪みを引き起こす。すなわ
ち、電気的エネルギーを機械的エネルギーに、またその
反対に機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する
ことができるものである。圧電セラミックスとしては、
例えば強誘電体であるBaTiO3、これとPbTiO3
やCaTiO3との固溶体、またはPbZrO3とPbT
iO3との固溶体(略称PZT)を主体としたものが存
在する。
【0017】振動発生手段1と振動検出手段2a,2b
の間は、符号3a,3bで示す線材によって各々接続さ
れている。線材3a,3bは、振動を伝搬することがで
きる線材、例えばカーボン・ファイバー、光ファイバー
などを使用することができる。ただし、光ファイバー
は、被覆を付けたまま振動を伝搬させると、振動の減衰
率が大きく、また被覆を外した状態で使用した場合には
折れ易い欠点がある。さらに、圧電セラミックスなどの
トランスデューサとの接合がしにくいなどの欠点があ
り、振動伝搬用の線路としては、カーボン・ファイバー
を使用することが好ましい。
【0018】カーボン・ファイバーは、レーヨンやポリ
アクリロニトリルなどの有機繊維や精製した石油ピッチ
を紡糸した繊維を、不活性気体中で熱処理し炭化して作
られる繊維である。高強度、高弾性、耐熱性、耐酸化
性、耐薬品性などに優れ、金属、樹脂、セラミックスな
どの強化用繊維として使用される。また、丸棒状だけで
はなく帯状構成とすることもできるので圧電トランスデ
ューサとの接合も容易である。
【0019】線材3a,3bは、振動発生手段1と振動
検出手段2a,2bの間において、互いに逆方向に巻か
れてリング3が形成されている。例えば、同図に示すよ
うに線材3aがα0方向に巻かれているとすると、線材
3bはその反対方向であるβ0方向に巻かれたものとな
っている。また、線材3aと3bとは、同じ長さに設定
されており、巻き数はそれぞれ数ターンである。すなわ
ち、振動が伝わる伝搬線路の距離は同一であり、上記F
OGに比べ非常に短い振動伝搬線路となっている。な
お、線材3a,3bは、例えば台座等に固定された筒体
(ボビン)などに巻き付けることにより、確実に且つ所
定の張力で固定しておくことが好ましい。
【0020】図2は、振動発生手段1及び振動検出手段
2aまたは2bと、線材3aまたは3bとの接続構成例
の1つとして、圧電セラミックスとカーボン・ファイバ
ーとの接続を示す構成図である。図2(A)は側面図、
図2(B)はその左端面図である。入力側となる振動発
生手段1では、線材(カーボン・ファイバー)3a(又
は3b)が、分極方向を同一方向とした2枚の圧電セラ
ミックス1a,1bの間に挟持され接合されている。ま
た、同様に出力側となる振動検出手段2a,2bでも2
枚の圧電セラミックスに線材(カーボン・ファイバー)
3a(又は3b)が挟持されている。入力側において圧
電セラミックス1aと1bとの間に、外部から所定の交
流電圧が印加されると、圧電セラミックス1a,1bは
同一方向に伸縮を繰り返して歪みを生じ、線材3a(又
は3b)に縦波を重畳することができる。この縦波は線
材(カーボン・ファイバー)3a(又は3b)中を伝搬
し、出力側に設けられた圧電セラミックスに伝えられ
る。圧電セラミックスでは、この縦波を受けることによ
り歪みが発生する。
【0021】この歪みにより振動検出手段2a,2bの
圧電セラミックスに誘電分極が引き起され、各々電圧を
発生することができる。また、この場合において横波も
一緒に重畳されることになるが、上記したように筒体
(ボビン)などにカーボン・ファイバー3a(又は3
b)が巻き付けられ固定されることにより、横波は打ち
消されるので出力側に伝搬されることはない。
【0022】上記において、例えばUFGが回転軸O−
Oを中心としてα0方向に角速度+Ω、又はβ0方向に角
速度−Ωで回転した場合、以下の現象が生じる。振動発
生手段1で発生される縦波S0は、常に一定の周波数,
波長等で、同一の長さの線材3a,3b中を振動検出手
段2a,2bに伝搬される。しかし、UFG全体が回転
軸O−Oのまわりを角速度+Ωで回転すると、回転と同
一方向(例えば、α0方向)上に伝搬する縦波S0は、静
止しているときよりも見掛け上長い距離を進むことにな
る。また、逆に反対方向(例えば、β0方向)に伝搬す
る縦波S0は短い距離を進むことになる。したがって、
線材3aと3bを進む縦波には伝搬線路に差(線路差)
が生じ、振動検出手段2a,2bで検出される縦波S1
とS2の間には位相差が生じる。この現象が、いわゆる
サグナック(サニャック)効果と呼ばれるものである。
この位相差を検出すれば回転角速度Ωを測定することが
でき、そのデータを積分などの処理を施すことにより回
転角や方位の測定も可能となる。
【0023】以下に、上記の原理に基いた本発明である
UFGに付いて説明する。図3は、図1の本発明である
UFGにおける測定結果であり、(a)は角速度−振幅
特性、(b)は角速度−位相差特性を示している。図3
に示した測定結果は、UFG全体をターンテーブル(図
示せず)の上に設置することにより行われたものであ
る。例えば、UFGをα0方向((+)方向)又はβ0方
向((−)方向)に一定の回転速度(等速円運動)に設
定することにより、既知の角速度とすることができる。
図3(a)及び(b)では、この既知の角速度の設定を
変え、各角速度に対する差電圧(図中においては、振幅
Eout)およびこの時の位相差の測定を行った結果であ
る。
【0024】入力電圧は、振動発生手段1に20Vp-p
(33.94KHz)の交流信号電圧S0を印加し、振
動検出手段2a(信号出力S1),2b(信号出力S2)
によって検出される差電圧(S2−S1)の大きさ(振幅
Eout)、並びに位相差を測定したものである。また、
この時の線材(カーボン・ファイバー)は、直径0.1
5μmの素ファイバーを1.0×0.15(mm2)の
帯状縒線構造、リング3の径を40mm、線材3a,3
bともに巻き数を1ターン、入力側−出力側間隔63m
m、ファイバーの全長200mmとして測定したもので
ある。なお、交流信号電圧の周波数(33.94KH
z)は、線材(カーボン・ファイバー)のアドミッタン
スを測定することにより、縦波の減衰量が最低となるよ
うに、共振ピークよりも少し高い周波数に設定したもの
である。
【0025】図3(a)に示されるように、UFGをα
0方向((+)方向)又はβ0方向((−)方向)に角速
度を与えることにより、その回転方向((+)又は
(−))及び角速度に反応して差電圧(S2−S1)が検
出されることがわかる。同様に、図3(b)では回転方
向((+)又は(−))及び角速度に反応して位相差が
検出されることがわかる。これらの結果は、多少測定上
の誤差が含まれてはいるものの回転角速度による効果で
あることがわかる。
【0026】図4は、同期検波出力による回転方向の判
別結果を示している。すなわち、上記図3と同様の構成
において、ターンテーブルの回転速度を120(°/s
ec)一定とし回転方向をα0方向(+)又はβ0方向
(−)に1秒間隔で反転させた結果である。また、同図
において、(ア)はターンテーブルからの回転信号出
力、(イ)はロックインアンプによる同期検波出力をそ
れぞれ示している。すなわち、振動検出手段2a(S
1),2b(S2)から出力される電圧をロックインアン
プによって、同期検波出力として示したものである。
【0027】図4において、回転信号出力(ア)に同期
して、同期検波出力(イ)が変化することが確認でき
る。すなわち、回転信号出力(ア)がα0回転の場合に
は、同期検波出力(イ)では、基線(ウ)に対して信号
(+)側に位置している。また、回転信号出力(ア)が
β0回転に反転した場合には、これに追従して同期検波
出力(イ)は信号(−)側に変化することがわかる。そ
して、この現象は繰り返し再現されることを確認するこ
とができる。すなわち、このUFGは、ロックインアン
プによる同期検波出力を見ることによって、回転方向の
判別が可能であると判断することができる。
【0028】上記、図3(a)及び(b)において、振
動検出手段2a,2bで出力される各電圧は、以下に示
す方法で差電圧として検出したものである。図1におい
て、線材3a及び線材3bを伝搬して、振動検出手段2
a,2bから出力される縦波S1及びS2の出力電圧をそ
れぞれ数1とする。
【0029】
【数1】
【0030】ただし、ES1:線材3aの縦波、ES2:線
材3bの縦波、E1,E2:入力電圧の振幅、ω:入力電
圧を発生するコイルの回転角速度、t:時間、φ1,φ
2:位相のずれをそれぞれ示している。また、これらは
以下のように表わすことができる。
【0031】
【数2】
【0032】
【数3】
【0033】また、ここで数2と数3との差をとると、
【0034】
【数4】
【0035】の差信号を得ることができる。なお、
【0036】
【数5】
【0037】E0:超音波ファイバーの入力信号振幅、
α:減衰定数、L:超音波ファイバーの全長である。ま
た数4において、
【0038】
【数6】
【0039】とする。ここで、図示α0方向回転におい
て、位相変化を
【0040】
【数7】
【0041】と仮定する。ただし、aは比例定数であ
る。また、
【0042】
【数8】
【0043】であるから、
【0044】
【数9】
【0045】を得ることができる。以上より出力信号さ
れる差電圧は、
【0046】
【数10】
【0047】とすることができる。また、上記図4にお
いて、ロックインアンプで検出した場合には、入力信号
【0048】
【数11】
【0049】であるので、同期検波の原理より、
【0050】
【数12】
【0051】又は、
【0052】
【数13】
【0053】が導かれる。これらより、数13の直流項
のうち以下の数14
【0054】
【数14】
【0055】により、その方向と大きさが検出すること
ができる。また、回転方向の検出は、数6により
【0056】
【数15】
【0057】数9により
【0058】
【数16】
【0059】となるので、数15び数16の符号によ
り、回転方向が示される。したがって、ロックインアン
プで検出することにより、その同期検波の出力
【0060】
【数17】
【0061】を測定すればよいことがわかる。上記にお
いて、差電圧又は同期検波出力を得るためには、OPア
ンプ等を用いて差動増幅器や乗算回路を構成することに
より検出することが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、振動検出
手段からそれぞれ出力される信号電圧の振幅や位相差に
より、回転方向、その大きさを検出することができる。
また、この位相差を検出すれば回転角速度Ωを測定する
ことができ、そのデータを積分などの処理を施すことに
より回転角や方位の測定も可能となる。
【0063】さらに、光ファイバー・レーザー・ジャイ
ロよりも、極めて短いファイバーで構成することができ
るので、全体の構成も小さなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、超音波ファイバー・ジャイロ
・センサ(UFG)の構成例を示す概略図
【図2】圧電セラミックスとカーボン・ファイバーとの
接続を示す構成図、
【図3】図1のUFGにおける測定結果として(a)は
角速度−振幅特性、(b)は角速度−位相差特性を示す
図、
【図4】同期検波出力による回転方向の判別結果を示す
図、
【符号の説明】
1 振動発生手段 1a,1b 圧電セラミックス 2a,2b 振動検出手段(圧電セラミックス) 3 リング 3a,3b 線材(カーボン・ファイバー) S1 振動検出手段2aの信号出力 S2 振動検出手段2bの信号出力 +Ω α0方向(+)の角速度 −Ω β0方向(−)の角速度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生手段と、第1及び第2の振動検
    出手段と、前記振動発生手段と前記第1の振動検出手段
    とを接続する線材と、前記振動発生手段と前記第2の振
    動検出手段とを接続する線材と、前記第1及び第2の振
    動検出手段から出力されるそれぞれの振動成分を検出す
    る振動成分検出手段とを有し、前記両線材は互いに逆方
    向で且つ同一長に巻かれていることを特徴とする超音波
    ファイバー・ジャイロ・センサ。
  2. 【請求項2】 前記両線材は、同軸上に巻かれている請
    求項1記載の超音波ファイバー・ジャイロ・センサ。
  3. 【請求項3】 振動発生手段および第1と第2の振動検
    出手段は圧電素子である請求項1または2記載の超音波
    ファイバー・ジャイロ・センサ。
  4. 【請求項4】 線材は、カーボン・ファイバーである請
    求項1ないし3のいずれかに記載の超音波ファイバー・
    ジャイロ・センサ
JP8017764A 1996-02-02 1996-02-02 超音波ファイバー・ジャイロ・センサ Withdrawn JPH09210694A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103048039A (zh) * 2012-12-18 2013-04-17 北京航天易联科技发展有限公司 分布式宽光谱光纤干涉振动传感系统的频响标定装置
US10281277B1 (en) * 2016-01-15 2019-05-07 Hrl Laboratories, Llc Phononic travelling wave gyroscope

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