JPH092107A - コンパウンド式カテナリ架線方式 - Google Patents

コンパウンド式カテナリ架線方式

Info

Publication number
JPH092107A
JPH092107A JP14760795A JP14760795A JPH092107A JP H092107 A JPH092107 A JP H092107A JP 14760795 A JP14760795 A JP 14760795A JP 14760795 A JP14760795 A JP 14760795A JP H092107 A JPH092107 A JP H092107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
catenary
suspension
overhead wire
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14760795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Oura
泰 大浦
Shiyouzou Tominaka
昭三 冨中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP14760795A priority Critical patent/JPH092107A/ja
Publication of JPH092107A publication Critical patent/JPH092107A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 架線系の構成を基本的に変更し、振動の発生
を極力抑えることができるコンパウンド式カテナリ架線
方式を提供する。 【構成】 鉄道線路に沿って建植した支持柱によって架
線を支持するための支持点21に架けられる吊架線22
と、この吊架線22に架けられる補助吊架線24と、こ
の補助吊架線24に架けられるトロリ線26とを備える
コンパウンド式カテナリ架線方式において、前記支持点
21の吊架線22と補助吊架線24間に取り付けられる
剛体からなる束23と、1径間に吊架線22と補助吊架
線24とを結合する結合点25を設け、前記束23の上
端23aと下端23bと結合点25により3角形が形成
されるとともに、吊架線22と補助吊架線24には十分
な張力を加え、架線中間部付近における押上力によるト
ロリ線26の高さの変動に伴うトロリ線26の振動を抑
制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気鉄道における電気
車への電力供給のための架空電車線路のコンパウンド式
カテナリ架線方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気鉄道における電気車に電力を供給す
る方式には、線路を走行する電気車の上部にトロリ線を
架設し、これに給電を行い、加圧し、電気車のパンタグ
ラフで集電する方式としたもの、線路を走行する電気車
の集電靴で集電する方式などがある。
【0003】本発明は、トロリ線により給電する方式に
関するものであるが、このトロリ線を架設する方法に
は、従来から図5及び図6に示されるようなものがあっ
た。 (1)図5に示す架線方式は、一般にシンプルカテナリ
架線方式と呼ばれているものであり、1は可動ブラケッ
ト又は固定ビームにおける吊架線支持点、2は吊架線で
あり、二つの吊架線支持点1で吊るされ、いわゆる懸垂
曲線(カテナリ曲線)になっている。
【0004】3はトロリ線であり、電気車のパンタグラ
フ(図示なし)がこれを摺動する。4はハンガであり、
トロリ線3を吊架線2に吊るためのものである。5はハ
ンガイアであり、ハンガ4をトロリ線3に取り付けるた
めのもので、これにより、ハンガ4はトロリ線3に固定
される。走行する電気車のパンタグラフがトロリ線に密
着して集電するためには、トロリ線の高さが一定である
ことが必要であるため、各ハンガの長さは吊架線の曲線
に合わせて計算し、適切なものとされている。
【0005】(2)図6に示す架線方式は、一般にコン
パウンドカテナリ架線方式と呼ばれているものであり、
トロリ線の高さの設備精度を高めるために、図5におけ
る吊架線の他に、補助吊架線13が設けられている。す
なわち、図6において、11は吊架線支持点であり、図
5の吊架線支持点1と同様のものである。12は吊架線
であり、図5の吊架線2と同様のものである。13は補
助吊架線、14はドロッパであり、補助吊架線13を吊
るためのもので、ほぼ等間隔に設けられている。15は
ドロッパクリップであり、ドロッパ14を補助吊架線1
3に取り付けるためのもので、これによりドロッパ14
は補助吊架線13に固定される。16はトロリ線であ
り、図5のトロリ線3と同様のものである。17はハン
ガであり、トロリ線16を補助吊架線13に吊るための
もので、各ドロッパ14間にはぼ等間隔に同じ長さのも
のがそれぞれ2個づつ設けられている。18はハンガイ
アであり、ハンガ17をトロリ線16に取り付けるため
のもで、これによりハンガ17はトロリ線16に固定さ
れている。
【0006】以上が代表的な架線方式であるが、電流容
量や高速性能を高めるために、シンプルカテナリ架線を
平行に2組設けたツインシンプルカテナリ架線方式と呼
ばれるもの、1条の吊架線に2条のトロリ線を吊るした
ものなどがあるが、これらは図5あるいは図6の方式が
基本になっているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の架
線方式は、シンプルカテナリ架線方式、またはコンパウ
ンドカテナリ架線方式が基本となっているが、これら従
来の架線方式で共通の問題点は、走行中の電気車のパン
タグラフの押上力等による吊架線、補助吊架線、トロリ
線(以下、これらを架線系という)及びパンタグラフの
振動現象である。
【0008】シンプルカテナリ架線方式及びコンパウン
ドカテナリ架線方式のいずれにおいても、2点で吊るさ
れた吊架線が基本となっており、電気車が走行していな
い状態では吊架線はいわゆるカテナリ曲線に近い形状を
保ち、トロリ線の高さも直線性を保っているが、電気車
のパンタグラフでトロリ線が持ち上げられると、吊架線
の形状は変化し、これに伴いトロリ線の高さも一様でな
くなってしまう。
【0009】このように、トロリ線の高さが変化する
と、走行中の電気車のパンタグラフは振動することにな
り、パンタグラフが振動すれば、架線系の振動を更に助
長することになる。これら架線系の振動が激しくなる
と、遂にはトロリ線とパンタグラフが離れるいわゆる離
線が生じ、スパークが発生することになる。スパークが
発生すると正常な給電が出来ないばかりでなく、パンタ
グラフすり板の溶損、トロリ線の断線等の事故を起こす
ことにもなる。
【0010】これらの架線系の振動現象は、電気車の走
行速度が大きくなるに従って大きくなるので、高速運転
をするためには、これら振動の問題を解決する必要があ
るが、現在の架線方式では十分に解決されていない。し
かしながら、最近の鉄道では、より高い速度で運転する
ことが望まれているにも関わらず、架線系の振動を抑制
することが極めて困難な問題となっており、電気車の速
度向上の大きな障害となっている。
【0011】この問題はシンプルカテナリ架線方式も、
コンパウンドカテナリ架線方式のいずれも、架線全体が
いわゆるカテナリ曲線の吊架線に吊り下げられているこ
とによるものであり、いかに張力を増しても振動を抑制
することは困難である。ピアノの弦の振動のように、張
力によって固有振動数は変化するが、振動を止めること
はできない。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するために、
これら架線系の構成を基本的に変更し、振動の発生を極
力抑えることができるコンパウンド式カテナリ架線方式
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)鉄道線路に沿って建植した支持柱によって架線を
支持するための支持点に架けられる吊架線と、この吊架
線に架けられる補助吊架線と、この補助吊架線に架けら
れるトロリ線とを備えるコンパウンド式カテナリ架線方
式において、前記支持点の吊架線と補助吊架線間に取り
付けられる剛体からなる束と、1径間に前記吊架線と補
助吊架線とを結合する結合点を設け、前記束の上端及び
下端ならびに前記結合点により3角形が形成されるとと
もに、前記吊架線と補助吊架線には十分な張力を加え、
架線中間部付近における押上力による前記トロリ線の高
さの変動に伴うトロリ線の振動を抑制するようにしたも
のである。
【0014】(2)上記(1)記載のコンパウンド式カ
テナリ架線方式において、前記結合点を1径間に2個所
設け、この各結合点からトロリ線へハンガを架けるよう
にしたものである。 (3)上記(2)記載のコンパウンド式カテナリ架線方
式において、前記結合点を1径間に2個所設け、これら
の結合点間の中間部付近に補助吊架線とトロリ線間にハ
ンガを架けるようにしたものである。
【0015】(4)上記(2)記載のコンパウンド式カ
テナリ架線方式において、前記結合点を1径間に2個所
設け、その結合点間を複数に区分して各区分された点の
補助吊架線とトロリ線間にハンガを架けるようにしたも
のである。 (5)上記(1)乃至(4)の何れか1項記載のコンパ
ウンド式カテナリ架線方式において、前記束の上端及び
下端ならびに前記結合点により形成される3角形の領域
内の前記吊架線と補助吊架線間に前記束と平行になるよ
うに、ドロッパを設けるようにしたものである。
【0016】
【作用】
(1)請求項1記載のコンパウンド式カテナリ架線方式
によれば、鉄道線路に沿って建植した支持柱によって架
線を支持するための支持点に架けられる吊架線と、この
吊架線に架けられる補助吊架線と、この補助吊架線に架
けられるトロリ線とを備えるコンパウンド式カテナリ架
線方式において、前記支持点(21)の吊架線(22)
と補助吊架線(24)間に取り付けられる剛体からなる
束(23)と、1径間に前記吊架線(22)と補助吊架
線(24)とを結合する結合点(25)を設け、前記束
(23)の上端(23a)及び下端(23b)ならびに
前記結合点(25)により3角形が形成されるととも
に、前記吊架線(22)と補助吊架線(24)には十分
な張力を加え、架線中間部付近における押上力によるト
ロリ線(26)の高さの変動に伴うトロリ線(26)の
振動を抑制するようにしたので、架線中間部付近におけ
る押上力による前記トロリ線(26)の高さの変動に伴
うトロリ線(26)の振動を抑制することができる。
【0017】すなわち、吊架線と補助吊架線には十分な
張力を加え、束と吊架線、補助吊架線で形成する三角形
が容易に変形しないようにする。トロリ線はパンタグラ
フの通過により一旦は押し上げられるが、三角形の節点
の高さは殆ど変化しないので、トロリ線の振動を小さく
することができる。このように、架線系の振動が大幅に
抑制できるので、パンタグラフの上下変化も小さく、離
線も少なくなり安定した集電が可能となり、電気車運転
の高速化を図ることができる。
【0018】(2)請求項2記載のコンパウンド式カテ
ナリ架線方式によれば、前記結合点(25a,25b)
を1径間に2個所設け、これらの各結合点(25a,2
5b)からトロリ線(26)へハンガを架けるようにし
たので、1径間が長くなっても架線中間部付近における
押上力によるトロリ線(26)の高さの変動に伴うトロ
リ線(26)の振動を抑制することができる。
【0019】(3)請求項3記載のコンパウンド式カテ
ナリ架線方式によれば、前記結合点(25a,25b)
を1径間に2個所設け、これらの結合点(25a,25
b)間の中間部付近に補助吊架線(24)とトロリ線
(26)間にハンガ(27A)を架けるようにしたの
で、1径間が長くなっても架線中間部付近における結合
点(25a,25b)間の中間点の押上力によるトロリ
線(26)の高さの変動に伴うトロリ線(26)の振動
を抑制することができる。
【0020】(4)請求項4記載のコンパウンド式カテ
ナリ架線方式によれば、前記結合点(25a,25b)
を1径間に2個所設け、これらの結合点(25a,25
b)間を複数に区分して各区分された点の補助吊架線
(24)とトロリ線(26)間にハンガ(27B〜27
E)を架けるようにしたので、1径間が長くなっても、
架線中間部付近における結合点(25a,25b)間は
複数のハンガ(27B〜27E)によってトロリ線(2
6)が支持されるので、ハンガの取付間隔を短縮でき、
トロリ線の直線性が高められ、トロリ線(26)の振動
が抑制される。
【0021】(5)請求項5記載のコンパウンド式カテ
ナリ架線方式において、束の下端(23b)と接合点
(25,25a,25b)との間の補助吊架線(24)
にハンガ(27)を取付ける場合、前記束(23)の上
端(23a)及び下端(23b)ならびに前記結合点
(25,25a,25b)により形成される3角形の領
域内の前記吊架線(22)と補助吊架線(24)間に、
前記束(23)と平行になるようにドロッパ(31)を
設けるようにしたので、前記束(23)と、吊架線(2
2)と補助吊架線(24)との結合点(25,25a,
25b)で形成される三角形状の変形に対する抗力が増
大し、トロリ線(26)の押上げ力による押上げ量を更
に低減することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の第1実施例を示す基本的なコ
ンパウンド式カテナリ架線方式の構成図である。この図
において、21は吊架線支持点であり、図5の場合と同
様に可動ブラケットあるいは固定ビームにおける吊架線
の支持点である。22は吊架線、23は束(ツカ)であ
り、剛体(例えば、金属棒)からなる。この束23の上
端23aはブラケットあるいはビームにおける吊架線支
持点21と同じ位置に取り付ける。24は補助吊架線で
あり、束23の下端23bに固定する。25は結合点、
26はトロリ線であり、電気車のパンタグラフ(図示な
し)がこれを摺動する。27はハンガであり、トロリ線
26を吊るためのものである。28はハンガイアであ
り、図5のハンガイア5と同様のものである。
【0023】そこで、吊架線22と補助吊架線24には
十分な張力を加え、束23と吊架線22、補助吊架線2
4で三角形状となるように構成し、その形成された三角
形が容易に変形しないようにする。ここで固定された束
23の上端23a、束23の下端23bおよび結合点2
5を節点と呼ぶ。このように構成されたコンパウンド式
カテナリ架線方式において、トロリ線26はパンタグラ
フの通過により一旦は押し上げられるが、これらの節点
(束23の上端23a、束23の下端23bおよび結合
点25)の高さは殆ど変化しないので、トロリ線26の
振動は小さくなる。
【0024】図1においては、結合点25は各支持柱間
に一箇所としており、三角形による効果を有効にするた
めには、支持柱の間隔を狭くする必要があり、工事費が
かさみ、実用上の問題が考えられる。したがって、上記
した基本形を拡張した、以下のような実施例を挙げるこ
とができる。
【0025】図2は本発明の第2実施例を示すコンパウ
ンド式カテナリ架線方式の構成図である。なお、第1実
施例と同じ部分については、同じ番号を付してそれらの
説明は省略する。この実施例では、1径間(スパン:支
持柱間)に結合点25a,25bを二個所設けるように
したものであるが、この場合もハンガ27の取付点は原
理的に固定されており、振動は抑制されることになる。
なお、結合点25a,25b間は吊架線22と補助吊架
線24とが合わせられた架線29となっている。
【0026】図3は本発明の第3実施例を示すコンパウ
ンド式カテナリ架線方式の構成図である。なお、第1実
施例と同じ部分については、同じ番号を付してそれらの
説明は省略する。この実施例では、1径間に結合点25
a,25bを二箇所設けるほか、二つの結合点25aと
25bの中間点において補助吊架線24にハンガ27A
を取り付けることにより、ハンガ間隔を縮小している。
なお、更にこの応用として、部分的な小さな振動を許容
するならば、以下のような変形が考えられる。
【0027】図4は本発明の第4実施例を示すコンパウ
ンド式カテナリ架線方式の構成図である。なお、この図
において、図3と同じ部分については、同じ番号を付し
てそれらの説明は省略している。この実施例では、1径
間に2つの結合点25a,25bを設け、その結合点2
5a,25b以外にも補助吊架線24から複数のハンガ
27B〜27Eを取り付けることにより、ハンガの取付
間隔を短縮してトロリ線26の直線性を高めるようにし
たものである。
【0028】この方式では、補助吊架線24の中間にハ
ンガ27が取り付けられているため、その部分において
は従来のカテナリ架線方式と同様な振動が生ずることが
考えられるが、この場合は束23と結合点25aとの
間、あるいは2つの結合点25a,25b間に挟まれた
短い線の振動であり、振幅も小さい。また、束23と、
吊架線22と補助吊架線24との結合点25a,25b
で形成される三角形状が得られる部分に、ドロッパ31
が形成される。すなわち、吊架線22と補助吊架線24
間に、束23と平行になるように、ドロッパ31を設け
るようにしている。
【0029】このように、束の下端と結合点25a,2
5bとの間に補助吊架線にハンガを取付ける場合、ドロ
ッパ31を設けると、束23と、吊架線22と補助吊架
線24との結合点25a,25bで形成される三角形状
の変形に対する抗力が増大し、トロリ線26の押上げ力
による押上げ量を更に低減することができる。また、架
線系全体の振幅の大きい振動に対しては、束23および
結合点25a,25bで形成される三角形に抑制する作
用があり、実用上の問題は小さい。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、鉄道線路に沿って
建植した支持柱によって架線を支持するための支持点に
架けられる吊架線と、この吊架線に架けられる補助吊架
線と、この補助吊架線に架けられるトロリ線とを備える
コンパウンド式カテナリ架線方式において、前記支持点
の吊架線と補助吊架線間に取り付けられる剛体からなる
束と、1径間に前記吊架線と補助吊架線とを結合する結
合点を設け、前記束の上端及び下端ならびに前記結合点
により3角形が形成されるとともに、前記吊架線と補助
吊架線には十分な張力を加え、架線中間部付近における
押上力による前記トロリ線の高さの変動に伴うトロリ線
の振動を抑制するようにしたので、架線中間部付近にお
ける押上力によるトロリ線の高さの変動に伴うトロリ線
の振動を抑制することができる。すなわち、吊架線と補
助吊架線には十分な張力を加え、束と吊架線、補助吊架
線で形成する三角形が容易に変形しないようにする。ト
ロリ線はパンタグラフの通過により一旦は押し上げられ
るが、三角形の節点の高さは殆ど変化しないので、トロ
リ線の振動を小さくすることができる。
【0032】このように、架線系の振動が大幅に抑制で
きるので、パンタグラフの上下変化も小さく、離線も少
なくなり安定した集電が可能となり、電気車運転の高速
化を図ることができる。 (2)請求項2記載の発明によれば、前記結合点を1径
間に2個所に設け、この各結合点からトロリ線へハンガ
を架けるようにしたので、1径間が長くなっても架線中
間部付近における押上力によるトロリ線の高さの変動に
伴うトロリ線の振動を抑制することができる。
【0033】(3)請求項3記載の発明によれば、1径
間が長くなっても架線中間部付近における結合点間の中
間点の押上力によるトロリ線の高さの変動に伴うトロリ
線の振動を抑制することができる。 (4)請求項4記載の発明によれば、前記結合点を1径
間に2個所設け、この結合点間を複数に区分して各区分
された点の補助吊架線とトロリ線間にハンガを架けるよ
うにしたので、1径間が長くなっても架線中間部付近に
おける結合点間は複数のハンガによってトロリ線が支持
されるので、トロリ線の直線性が高められ、トロリ線の
振動が抑制される。
【0034】(5)請求項5記載の発明によれば、束の
下端と結合点との間の補助吊架線にハンガを取付ける場
合、前記束の上端及び下端ならびに前記結合点により形
成される3角形の領域内の前記吊架線と補助吊架線間に
前記束と平行になるようにドロッパを設けるようにした
ので、束と、吊架線と補助吊架線との結合点で形成され
る三角形状の変形に対する抗力が増大し、トロリ線の押
上げ力による押上げ量を更に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す基本的なコンパウン
ド式カテナリ架線方式の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すコンパウンド式カテ
ナリ架線方式の構成図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すコンパウンド式カテ
ナリ架線方式の構成図である。
【図4】本発明の第4実施例を示すコンパウンド式カテ
ナリ架線方式の構成図である。
【図5】従来のシンプルカテナリ架線方式の構成図であ
る。
【図6】従来のコンパウンド式カテナリ架線方式の構成
図である。
【符号の説明】
21 吊架線支持点 22 吊架線 23 束(ツカ) 23a 束の上端 23b 束の下端 24 補助吊架線 25,25a,25b 結合点 26 トロリ線 27,27A,27B〜27E ハンガ 28 ハンガイア 29 吊架線と補助吊架線とが合わせられた架線 31 ドロッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道線路に沿って建植した支持柱によっ
    て架線を支持するための支持点に架けられる吊架線と、
    該吊架線に架けられる補助吊架線と、該補助吊架線に架
    けられるトロリ線とを備えるコンパウンド式カテナリ架
    線方式において、(a)前記支持点の吊架線と補助吊架
    線間に取り付けられる剛体からなる束と、(b)1径間
    に前記吊架線と補助吊架線とを結合する結合点を設け、
    (c)前記束の上端及び下端ならびに前記結合点により
    3角形が形成されるとともに、前記吊架線と補助吊架線
    には十分な張力を加え、架線中間部付近における押上力
    による前記トロリ線の高さの変動に伴うトロリ線の振動
    を抑制するようにしたことを特徴とするコンパウンド式
    カテナリ架線方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンパウンド式カテナリ
    架線方式において、前記結合点を1径間に2個所設け、
    該各結合点からトロリ線へハンガを架けてなることを特
    徴とするコンパウンド式カテナリ架線方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンパウンド式カテナリ
    架線方式において、前記結合点を1径間に2個所設け、
    該結合点間の中間部付近における前記補助吊架線とトロ
    リ線間にハンガを架けてなることを特徴とするコンパウ
    ンド式カテナリ架線方式。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のコンパウンド式カテナリ
    架線方式において、前記結合点を1径間に2個所設け、
    該結合点間を複数に区分して各区分された点の補助吊架
    線とトロリ線間にハンガを架けてなることを特徴とする
    コンパウンド式カテナリ架線方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1項記載のコン
    パウンド式カテナリ架線方式において、前記束の上端及
    び下端ならびに前記結合点により形成される3角形の領
    域内の前記吊架線と補助吊架線間に前記束と平行になる
    ように、ドロッパを設けるようにしたことを特徴とする
    コンパウンド式カテナリ架線方式。
JP14760795A 1995-06-14 1995-06-14 コンパウンド式カテナリ架線方式 Withdrawn JPH092107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14760795A JPH092107A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 コンパウンド式カテナリ架線方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14760795A JPH092107A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 コンパウンド式カテナリ架線方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH092107A true JPH092107A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15434161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14760795A Withdrawn JPH092107A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 コンパウンド式カテナリ架線方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH092107A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125973A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Railway Technical Res Inst 電気鉄道におけるカテナリちょう架式架空電車線のプレサグの設定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125973A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Railway Technical Res Inst 電気鉄道におけるカテナリちょう架式架空電車線のプレサグの設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO1996031658A1 (ja) 吊り橋における橋桁の吊持方法
ATE235605T1 (de) Erhöhte seilbahn
JPH092107A (ja) コンパウンド式カテナリ架線方式
EP3699022B1 (en) Dampening support for a rigid catenary element of a rigid catenary system of a railway line
KR100733976B1 (ko) 터널용 가선 브래킷 및 이를 이용한 터널 가선 시스템
EP0044625B1 (en) Lambda type suspension system for an overhead contact wire
JP3388804B2 (ja) 低騒音型パンタグラフ
CN223729353U (zh) 一种跨坐式单轨车辆底架线槽结构
JPH0568304A (ja) チエムニパンタグラフ
US1055691A (en) Electric-line structure.
JPS5841208B2 (ja) 天秤吊り型トロリ線直接吊架装置
JP2549021B2 (ja) 低空頭施設構造物下の電車線吊架法
NL2030886B1 (en) Holder for a catenary carrier cable supporting an overhead contact wire
JP3932187B2 (ja) 架空電車線の支持構造
JPS5832987Y2 (ja) 天秤吊り型トロリ−線直接吊架装置
JP3878947B2 (ja) わたり線装置
JP4774301B2 (ja) カテナリ式電車線
JP2602968Y2 (ja) 車両のケーブル支持装置
JP2001270348A (ja) 架線の支持装置
JP2020062974A (ja) き電分岐装置
CN109631816B (zh) 中低速磁浮f型轨位移检测装置
RU1784514C (ru) Переходный пролет цепной подвески троллейбуса
JP6630172B2 (ja) 電車線路の架線構造
SU588326A1 (ru) Траверса дл опор линии электропередачи
JPH07211169A (ja) ヨ−ク金具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020903