JPH09210965A - 液体クロマトグラフ質量分析装置 - Google Patents
液体クロマトグラフ質量分析装置Info
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- JPH09210965A JPH09210965A JP8015920A JP1592096A JPH09210965A JP H09210965 A JPH09210965 A JP H09210965A JP 8015920 A JP8015920 A JP 8015920A JP 1592096 A JP1592096 A JP 1592096A JP H09210965 A JPH09210965 A JP H09210965A
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- JP
- Japan
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- lid
- orifice
- chamber
- atmospheric pressure
- liquid chromatograph
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
- H01J49/04—Arrangements for introducing or extracting samples to be analysed, e.g. vacuum locks; Arrangements for external adjustment of electron- or ion-optical components
- H01J49/0495—Vacuum locks; Valves
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
- H01J49/24—Vacuum systems, e.g. maintaining desired pressures
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 真空機器への負担を低減し、寿命を延ばした
液体クロマトグラフ質量分析装置を提供する。 【解決手段】 大気圧イオン化室(2)とこれに隣接す
る中間排気室(3)との間の壁に設けられたイオンが通
過するためのオリフィス(8)に、このオリフィス
(8)を開閉するための蓋(10)と、蓋(10)の開
閉手段(11〜18)とを設け、蓋(10)をオリフィ
スの軸方向に移動する手段(14、15)、およびオリ
フィスの面方向に移動する手段(17、18)とから構
成したので、スプレーノズルとの狭い間隔においても有
効な蓋機構により、中間排気室(3)の粗引排気系を含
む真空機器への負担を軽減することができ、真空機器の
寿命を延ばすことができる。
液体クロマトグラフ質量分析装置を提供する。 【解決手段】 大気圧イオン化室(2)とこれに隣接す
る中間排気室(3)との間の壁に設けられたイオンが通
過するためのオリフィス(8)に、このオリフィス
(8)を開閉するための蓋(10)と、蓋(10)の開
閉手段(11〜18)とを設け、蓋(10)をオリフィ
スの軸方向に移動する手段(14、15)、およびオリ
フィスの面方向に移動する手段(17、18)とから構
成したので、スプレーノズルとの狭い間隔においても有
効な蓋機構により、中間排気室(3)の粗引排気系を含
む真空機器への負担を軽減することができ、真空機器の
寿命を延ばすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体クロマトグラ
フ質量分析装置(以下LC/MSという)に関し、さら
に詳しくはLC/MSの液体クロマトグラフ部と質量分
析部とのインタフェースに関する。
フ質量分析装置(以下LC/MSという)に関し、さら
に詳しくはLC/MSの液体クロマトグラフ部と質量分
析部とのインタフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】LC/MSでは、液体クロマトグラフ部
で分離された成分をイオン化して質量分析部に導入す
る。したがって、分離成分をイオン化するインタフェー
スが必要である。LC/MSに一般的に用いられるイン
タフェースとしては、近年、エレクトロスプレイインタ
フェース(ESI)や大気圧化学イオン化インタフェー
ス(APCI)等の大気圧下でのイオン化を行う方法が
用いられるようになっている。一方、これらのインター
フェースの後段に設けられる質量分析計は一般に高真空
状態下で用いられる。したがって、大気圧イオン化法に
よるLC/MSでは通常、液体クロマトグラフ部から導
入される液体を大気圧下でイオン化するための大気圧イ
オン化室と、質量分析計を内蔵する質量分析室との間に
少なくとも1つの壁を設けて複数室を有する構成とし、
この壁の前後において別々の真空排気系を設けて、前段
側から後段側になるにつれて段階的に高真空状態になる
ようにしてある。図3はこのようなLC/MS装置の従
来例の概略構成図である。図において、1はエレクトロ
スプレーイオン化手段のスプレーノズルであり、液体ク
ロマトグラフ部からの試料導入管として機能している。
2は大気圧イオン化室、3は油回転ポンプ(RP)によ
り粗引排気される第1排気室、4は内部にレンズ機構5
を備え、ターボ分子ポンプ(TMP1)により第1排気
室より高真空に排気される第2排気室、6は質量分析計
7を内蔵し、高性能なターボ分子ポンプ(TMP2)に
より第2排気室よりさらに高真空に排気される質量分析
室である。大気圧イオン化室2と第1排気室3との間に
壁には小径のオリフィス8が、また第1排気室3と第2
排気室4との間には小径のスキマー9があり、これらの
みによって互いの室間が連通するようにされているの
で、それぞれの室に独立して排気系を設けることによ
り、前段から後段になるにつれて高真空状態になるよう
にしてある。
で分離された成分をイオン化して質量分析部に導入す
る。したがって、分離成分をイオン化するインタフェー
スが必要である。LC/MSに一般的に用いられるイン
タフェースとしては、近年、エレクトロスプレイインタ
フェース(ESI)や大気圧化学イオン化インタフェー
ス(APCI)等の大気圧下でのイオン化を行う方法が
用いられるようになっている。一方、これらのインター
フェースの後段に設けられる質量分析計は一般に高真空
状態下で用いられる。したがって、大気圧イオン化法に
よるLC/MSでは通常、液体クロマトグラフ部から導
入される液体を大気圧下でイオン化するための大気圧イ
オン化室と、質量分析計を内蔵する質量分析室との間に
少なくとも1つの壁を設けて複数室を有する構成とし、
この壁の前後において別々の真空排気系を設けて、前段
側から後段側になるにつれて段階的に高真空状態になる
ようにしてある。図3はこのようなLC/MS装置の従
来例の概略構成図である。図において、1はエレクトロ
スプレーイオン化手段のスプレーノズルであり、液体ク
ロマトグラフ部からの試料導入管として機能している。
2は大気圧イオン化室、3は油回転ポンプ(RP)によ
り粗引排気される第1排気室、4は内部にレンズ機構5
を備え、ターボ分子ポンプ(TMP1)により第1排気
室より高真空に排気される第2排気室、6は質量分析計
7を内蔵し、高性能なターボ分子ポンプ(TMP2)に
より第2排気室よりさらに高真空に排気される質量分析
室である。大気圧イオン化室2と第1排気室3との間に
壁には小径のオリフィス8が、また第1排気室3と第2
排気室4との間には小径のスキマー9があり、これらの
みによって互いの室間が連通するようにされているの
で、それぞれの室に独立して排気系を設けることによ
り、前段から後段になるにつれて高真空状態になるよう
にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のL
C/MSで大気圧イオン化室と第1排気室との間はオリ
フィス8により常に連通している。そのため、装置稼働
中は常に第1排気室の真空排気装置に負荷がかかってい
た。したがって、真空機器の寿命を短くし、消耗部品の
交換時期を早める原因となっていた。
C/MSで大気圧イオン化室と第1排気室との間はオリ
フィス8により常に連通している。そのため、装置稼働
中は常に第1排気室の真空排気装置に負荷がかかってい
た。したがって、真空機器の寿命を短くし、消耗部品の
交換時期を早める原因となっていた。
【0004】このような問題を解決するために、オリフ
ィス部分に蓋を取り付けることが考えられる。しかし、
大気圧イオン化手段の場合、通常、大気圧イオン化手段
がイオンを噴霧するスプレーノズルを有しており、この
スプレーノズル部分とオリフィスとの間は数mm程度の
間隔しかあけていないため、この部分に一般的な蓋を取
り付けることは空間的な問題から困難であった。そし
て、もしも蓋を取り付けようとするとスプレーノズルを
後退させて蓋を取り付けやすくする必要があり、このよ
うにスプレーノズル部分を前進後退することによりイオ
ン化手段とオリフィスとの間隔が変動することとなって
測定の再現性が悪化するなどの新たな問題を発生させる
こととなった。したがって、再現性を重視する場合には
オリフィス8の部分には蓋を設けることはなされず、必
要な場合には第1排気室と第2排気室の間のスキマー9
の部分に蓋機構を取り付けることがなされていた。この
場合、第2排気室以降の真空機器については問題が解決
されるが第1排気室の粗引排気系についての負荷は従来
と同じで大きいものであった。
ィス部分に蓋を取り付けることが考えられる。しかし、
大気圧イオン化手段の場合、通常、大気圧イオン化手段
がイオンを噴霧するスプレーノズルを有しており、この
スプレーノズル部分とオリフィスとの間は数mm程度の
間隔しかあけていないため、この部分に一般的な蓋を取
り付けることは空間的な問題から困難であった。そし
て、もしも蓋を取り付けようとするとスプレーノズルを
後退させて蓋を取り付けやすくする必要があり、このよ
うにスプレーノズル部分を前進後退することによりイオ
ン化手段とオリフィスとの間隔が変動することとなって
測定の再現性が悪化するなどの新たな問題を発生させる
こととなった。したがって、再現性を重視する場合には
オリフィス8の部分には蓋を設けることはなされず、必
要な場合には第1排気室と第2排気室の間のスキマー9
の部分に蓋機構を取り付けることがなされていた。この
場合、第2排気室以降の真空機器については問題が解決
されるが第1排気室の粗引排気系についての負荷は従来
と同じで大きいものであった。
【0005】したがって、本発明は、大気圧イオン化室
直後の粗引排気を行う室の排気系についても過大な負荷
を与えることを極力防止し、真空機器の寿命を延ばし得
るようにしたLC/MSを提供することを目的とする。
直後の粗引排気を行う室の排気系についても過大な負荷
を与えることを極力防止し、真空機器の寿命を延ばし得
るようにしたLC/MSを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた本発明の液体クロマトグラフ質量分析装置
(LC/MS)は、 液体クロマトグラフ部から与えら
れる液体試料を大気圧イオン化室にてイオン化し、生成
されたイオンを後段の質量分析室に導入する液体クロマ
トグラフ質量分析装置において、前記大気圧イオン化室
と質量分析室との間に少なくとも1つの中間排気室を設
けるとともに、前記大気圧イオン化室とこれに隣接する
中間排気室との間の壁に設けられたイオンが通過するた
めのオリフィスに、このオリフィスを開閉するための蓋
と、蓋の開閉手段とを設け、前記開閉手段は蓋をオリフ
ィスの軸方向と面方向とに移動する手段または斜め方向
に移動する手段により構成したことを特徴とする。
になされた本発明の液体クロマトグラフ質量分析装置
(LC/MS)は、 液体クロマトグラフ部から与えら
れる液体試料を大気圧イオン化室にてイオン化し、生成
されたイオンを後段の質量分析室に導入する液体クロマ
トグラフ質量分析装置において、前記大気圧イオン化室
と質量分析室との間に少なくとも1つの中間排気室を設
けるとともに、前記大気圧イオン化室とこれに隣接する
中間排気室との間の壁に設けられたイオンが通過するた
めのオリフィスに、このオリフィスを開閉するための蓋
と、蓋の開閉手段とを設け、前記開閉手段は蓋をオリフ
ィスの軸方向と面方向とに移動する手段または斜め方向
に移動する手段により構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のLC/MSでは、大気圧
イオン化室と、大気圧イオン化室に隣接する中間排気室
との間にイオンが通過するためのオリフィスが設けてあ
る。このオリフィス部分には蓋があり、この蓋はオリフ
ィスの軸方向とオリフィスの面方向とに移動可能にして
ある。したがって、この蓋はオリフィスと、大気圧イオ
ン化手段のイオン化のためのスプレーノズルとのわずか
な隙間においてオリフィスの開閉を可能にしている。す
なわち、この蓋によりオリフィスを閉じることによって
大気圧イオン化室に隣接する中間排気室の排気系の負荷
をなくし、その寿命を延ばすことができる。また、蓋を
する際にいちいちスプレーノズルを移動させる必要がな
いので、スプレーノズルの移動によって生じる再現性の
問題もない。
イオン化室と、大気圧イオン化室に隣接する中間排気室
との間にイオンが通過するためのオリフィスが設けてあ
る。このオリフィス部分には蓋があり、この蓋はオリフ
ィスの軸方向とオリフィスの面方向とに移動可能にして
ある。したがって、この蓋はオリフィスと、大気圧イオ
ン化手段のイオン化のためのスプレーノズルとのわずか
な隙間においてオリフィスの開閉を可能にしている。す
なわち、この蓋によりオリフィスを閉じることによって
大気圧イオン化室に隣接する中間排気室の排気系の負荷
をなくし、その寿命を延ばすことができる。また、蓋を
する際にいちいちスプレーノズルを移動させる必要がな
いので、スプレーノズルの移動によって生じる再現性の
問題もない。
【0008】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すLC/MSの要部を
示す断面構成図であり、図2は、大気圧イオン化室側か
ら蓋機構を見たときの構成図である。なお、従来例と同
じものについては図3と同符号を付することにより説明
を省略する。
る。図1は本発明の一実施例を示すLC/MSの要部を
示す断面構成図であり、図2は、大気圧イオン化室側か
ら蓋機構を見たときの構成図である。なお、従来例と同
じものについては図3と同符号を付することにより説明
を省略する。
【0009】図に示すように大気圧イオン化室2と第1
排気室3との間の壁面にはオリフィス8があり、このオ
リフィス8はスプレーノズル1の先端に対向している。
これらの間の間隔は5〜20mm程度、より好ましくは
5〜10mm程度の狭いものである。この間隙内に蓋1
0が設けられる。蓋10は支持棒11により固定され、
支持棒11は支点12により、支持棒11がオリフィス
軸方向およびオリフィス面方向に回動できるように保持
してある。そして支持棒11に取り付けられた凸部13
に対向するように軸方向用電磁石14が取り付けてあ
る。また、支持棒11の端部付近には軸方向用バネ15
が取り付けてあり、この軸方向用バネ15と軸方向用電
磁石14とで蓋10をオリフィス8を閉じたり、開いた
りするようにしている。すなわち、軸方向用電磁石14
に通電することにより、凸部13が電磁石14に引き付
けられて蓋10が閉じられ(図1中実線で示す位置)、
軸方向用電磁石14の通電を止めることにより軸方向用
バネ15が付勢することにより、蓋10が開くようにな
っている(図1中一点鎖線で示す位置)。なお、このオ
リフィス軸方向の移動は、開状態のときに蓋10がオリ
フィス8から非接触になりさえすればよく、微小な移動
でよい。
排気室3との間の壁面にはオリフィス8があり、このオ
リフィス8はスプレーノズル1の先端に対向している。
これらの間の間隔は5〜20mm程度、より好ましくは
5〜10mm程度の狭いものである。この間隙内に蓋1
0が設けられる。蓋10は支持棒11により固定され、
支持棒11は支点12により、支持棒11がオリフィス
軸方向およびオリフィス面方向に回動できるように保持
してある。そして支持棒11に取り付けられた凸部13
に対向するように軸方向用電磁石14が取り付けてあ
る。また、支持棒11の端部付近には軸方向用バネ15
が取り付けてあり、この軸方向用バネ15と軸方向用電
磁石14とで蓋10をオリフィス8を閉じたり、開いた
りするようにしている。すなわち、軸方向用電磁石14
に通電することにより、凸部13が電磁石14に引き付
けられて蓋10が閉じられ(図1中実線で示す位置)、
軸方向用電磁石14の通電を止めることにより軸方向用
バネ15が付勢することにより、蓋10が開くようにな
っている(図1中一点鎖線で示す位置)。なお、このオ
リフィス軸方向の移動は、開状態のときに蓋10がオリ
フィス8から非接触になりさえすればよく、微小な移動
でよい。
【0010】一方、支持棒11には凸部13と直角方向
に別の凸部16が設けてあり、これに対向するように面
方向磁石17が取り付けてある。また、支持棒11の端
部付近に面方向用バネ18が取り付けてあり、この面方
向用電磁石17と面方向バネ18とにより蓋10が面方
向に移動するようになっている。すなわち、面方向電磁
石17に通電することにより、蓋10がオリフィス8か
ら外れた位置に引きつけられ(図2中一点鎖線で示
す)、電磁石17の通電を止めることにより面方向用バ
ネ18によりオリフィス8上に蓋10がくるようになっ
ている(図2中実線の位置)。
に別の凸部16が設けてあり、これに対向するように面
方向磁石17が取り付けてある。また、支持棒11の端
部付近に面方向用バネ18が取り付けてあり、この面方
向用電磁石17と面方向バネ18とにより蓋10が面方
向に移動するようになっている。すなわち、面方向電磁
石17に通電することにより、蓋10がオリフィス8か
ら外れた位置に引きつけられ(図2中一点鎖線で示
す)、電磁石17の通電を止めることにより面方向用バ
ネ18によりオリフィス8上に蓋10がくるようになっ
ている(図2中実線の位置)。
【0011】そして、軸方向用電磁石17と面方向用電
磁石18とはいずれか一方を通電されるようにしておく
ことにより、オリフィス8が蓋10により閉じられた状
態と、蓋10がオリフィス8から外れた位置にきてオリ
フィス8が開かれた状態との2つが選択される。
磁石18とはいずれか一方を通電されるようにしておく
ことにより、オリフィス8が蓋10により閉じられた状
態と、蓋10がオリフィス8から外れた位置にきてオリ
フィス8が開かれた状態との2つが選択される。
【0012】なお、この選択はLC/MSの操作部のコ
ンピュータからのスイッチ信号により電磁石17、18
の通電制御を行うことにより行えるようにしてある。
ンピュータからのスイッチ信号により電磁石17、18
の通電制御を行うことにより行えるようにしてある。
【0013】次にこのLC/MSの動作を説明する。L
C/MSを運転することにより、液体クロマトグラフ部
から液体試料が送られてきて、大気圧イオン化室2内の
大気圧イオン化手段によりイオン化が行われ、そのスプ
レーノズル1からイオンが放出される。このとき、面方
向用電磁石18が通電されており、軸方向用電磁石14
は通電されていないので、蓋10は面方向電磁石17に
より、オリフィス8から外れた位置に移動されている。
したがって、スプレーノズルから放出されたイオンはオ
リフィス8を通って第1排気室内に送られ、つづく、第
2排気室を介して質量分析室6に導入されて質量分析計
による測定および分析が行われる。
C/MSを運転することにより、液体クロマトグラフ部
から液体試料が送られてきて、大気圧イオン化室2内の
大気圧イオン化手段によりイオン化が行われ、そのスプ
レーノズル1からイオンが放出される。このとき、面方
向用電磁石18が通電されており、軸方向用電磁石14
は通電されていないので、蓋10は面方向電磁石17に
より、オリフィス8から外れた位置に移動されている。
したがって、スプレーノズルから放出されたイオンはオ
リフィス8を通って第1排気室内に送られ、つづく、第
2排気室を介して質量分析室6に導入されて質量分析計
による測定および分析が行われる。
【0014】分析が終了すると、もはやオリフィス8か
ら大気圧イオン化室の気体を吸引する必要がないので、
面方向電磁石18の通電を止めるとともに、軸方向電磁
石17の通電を行うことにより、蓋10でオリフィス8
を閉じるようにする。これにより、第1排気室3は大気
圧イオン化室2から遮断され、真空機器(RP)への負
荷はなくなる。したがって、分析に必要なときのみ、蓋
10を開ければよいので真空機器への負担が低減され、
これら機器の寿命がのびる。
ら大気圧イオン化室の気体を吸引する必要がないので、
面方向電磁石18の通電を止めるとともに、軸方向電磁
石17の通電を行うことにより、蓋10でオリフィス8
を閉じるようにする。これにより、第1排気室3は大気
圧イオン化室2から遮断され、真空機器(RP)への負
荷はなくなる。したがって、分析に必要なときのみ、蓋
10を開ければよいので真空機器への負担が低減され、
これら機器の寿命がのびる。
【0015】操作部を全自動操作が可能なものとして、
全自動分析を行えるようにしたLC/MSの場合に本発
明は非常に有効なものになる。すなわち、大気圧イオン
化手段は装着されたままで手作業により前進後退あるい
は脱着させる必要がなくなるので、LC/MS制御用の
CPUにより開閉制御される上述の蓋機構を用いること
により、自動分析終了後に蓋を自動的に閉じることがで
き、真空機器の負荷を軽減することができ、長時間の完
全な無人運転が可能となる。
全自動分析を行えるようにしたLC/MSの場合に本発
明は非常に有効なものになる。すなわち、大気圧イオン
化手段は装着されたままで手作業により前進後退あるい
は脱着させる必要がなくなるので、LC/MS制御用の
CPUにより開閉制御される上述の蓋機構を用いること
により、自動分析終了後に蓋を自動的に閉じることがで
き、真空機器の負荷を軽減することができ、長時間の完
全な無人運転が可能となる。
【0016】本実施例では、蓋の開閉を軸方向用の駆動
機構と面方向用の駆動機構とを組み合わせた機構によっ
て行うこととしたが、これに限るものではない。構造は
複雑になるが、軸方向の移動と面方向の移動を一体的に
行う機構として、斜め移動させるようにしてもよい。い
ずれにせよスプレーノズル先端とオリフィスとの間の5
〜20mm程度の間隙において蓋の開閉が行える機構に
すればよい。
機構と面方向用の駆動機構とを組み合わせた機構によっ
て行うこととしたが、これに限るものではない。構造は
複雑になるが、軸方向の移動と面方向の移動を一体的に
行う機構として、斜め移動させるようにしてもよい。い
ずれにせよスプレーノズル先端とオリフィスとの間の5
〜20mm程度の間隙において蓋の開閉が行える機構に
すればよい。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のLC/M
Sでは、大気圧イオン化手段のスプレーノズルと、オリ
フィスとの間において開閉可能な蓋機構を設けたので、
粗引き排気系を含む真空機器への負担を軽減することが
でき、真空機器の寿命を延ばすことができ、かつ、完全
無人運転を連続的に行うことが可能となる。しかも、ス
プレーノズルの移動をする必要がないので再現性のよい
分析が可能となる。
Sでは、大気圧イオン化手段のスプレーノズルと、オリ
フィスとの間において開閉可能な蓋機構を設けたので、
粗引き排気系を含む真空機器への負担を軽減することが
でき、真空機器の寿命を延ばすことができ、かつ、完全
無人運転を連続的に行うことが可能となる。しかも、ス
プレーノズルの移動をする必要がないので再現性のよい
分析が可能となる。
【図1】本発明の一実施例である液体クロマトグラフ質
量分析装置の要部の断面構成図。
量分析装置の要部の断面構成図。
【図2】図1の装置の蓋機構を大気圧イオン化室側から
みた構成図。
みた構成図。
【図3】従来からの液体クロマトグラフ質量分析装置の
構成図。
構成図。
【符号の説明】 1:スプレーノズル 2:大気圧イオン化室 3:第1排気室(中間排気室) 6:質量分析室 8:オリフィス 10:蓋 11:支持棒 12:支点 13:凸部 14:軸方向用電磁石 15:軸方向用バネ 16:凸部 17:面方向用電磁石 18:面方向用バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 液体クロマトグラフ部から与えられる液
体試料を大気圧イオン化室にてイオン化し、生成された
イオンを後段の質量分析室に導入する液体クロマトグラ
フ質量分析装置において、前記大気圧イオン化室と質量
分析室との間に少なくとも1つの中間排気室を設けると
ともに、前記大気圧イオン化室とこれに隣接する中間排
気室との間の壁に設けられたイオンが通過するためのオ
リフィスに、このオリフィスを開閉するための蓋と、蓋
の開閉手段とを設け、前記開閉手段は蓋をオリフィスの
軸方向と面方向とに移動する手段または斜め方向に移動
する手段により構成したことを特徴とする液体クロマト
グラフ質量分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015920A JPH09210965A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 液体クロマトグラフ質量分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8015920A JPH09210965A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 液体クロマトグラフ質量分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210965A true JPH09210965A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11902227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8015920A Withdrawn JPH09210965A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 液体クロマトグラフ質量分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210965A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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