JPH09211155A - 運針検査装置 - Google Patents

運針検査装置

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JPH09211155A
JPH09211155A JP1510496A JP1510496A JPH09211155A JP H09211155 A JPH09211155 A JP H09211155A JP 1510496 A JP1510496 A JP 1510496A JP 1510496 A JP1510496 A JP 1510496A JP H09211155 A JPH09211155 A JP H09211155A
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JP
Japan
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polarity
signal
rotor
detection
movement
Prior art date
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JP1510496A
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English (en)
Inventor
Akira Yoshino
吉野  彰
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Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時計ムーブメントを囲むカバーの透明度が低
い場合であっても検査可能であるとともに、小型化され
かつ低コストで、多種類の時計ムーブメントに対応可能
な運針検査装置を提供する。 【解決手段】ステータ、ロータ、コイルからなるステッ
ピングモータによって駆動される時計ムーブメントMが
正常に動作するか否かを検査する運針検査装置であっ
て、ロータRから発生される磁気を検出する磁気センサ
1と、磁気センサ1からの検出信号Sをもとに、ロータ
Rの磁極の極性を検出しかつ、検出した極性に対応する
極性信号を出力する極性検出回路2と、極性検出回路2
からの検出信号(POLE,STS)をもとに、時計ム
ーブメントMが正常に動作しているか否かを判別する判
別装置3とを備えるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計ムーブメント
が正常に動作するか否かを検査する運針検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、時計を組み立てる際、時計の時
針、分針、秒針等を駆動する時計ムーブメント単体につ
いて正常に動作するか否かを検査する運針検査が行われ
ている。従来、時計ムーブメントの運針検査は、例え
ば、時計ムーブメントを囲むカバーが透明なプラスチッ
ク等である場合には、画像処理装置を用いて行われる。
すなわち、時計ムーブメントを囲むカバーの外部から時
計ムーブメント内部に設けられた歯車列等の動きを画像
処理装置によって撮像し、この画像データから歯車列等
が正常に動いているか否かを判別する。
【0003】また、時計ムーブメントの駆動源がステッ
ピングモータのような電気的なものである場合には、時
計ムーブメントの消費電流を検出することにより、消費
電流が所定の値であれば正常動作していると判定するこ
とによって、時計ムーブメントの運針検査を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような時計ムーブメントの運針検査方法では、次のよう
な問題がある。すなわち、画像処理装置を用いて時計ム
ーブメントの運針検査を行った場合には、時計ムーブメ
ントを囲むカバーの透明度が高くなければ、時計ムーブ
メントの内部の歯車列等を撮像することができない。し
たがって、時計ムーブメントを囲むカバーの透明度が低
い、あるいはカバーが黒色のような場合には時計ムーブ
メントの運針検査を行うことができないという問題があ
った。また、時計ムーブメントを囲むカバーの透明度が
高い場合であっても、歯車の動きを検出するためには、
歯車に何らかの目印を記す必要があり、工数の増加を伴
うという問題もあった。さらに、運針検査に用いる画像
処理装置は比較的大きく、相当広い設置スペースを要す
るという問題もあった。
【0005】一方、時計ムーブメントの消費電流を検出
する運針検査方法においては、時計ムーブメントの設計
変更によりIC部品等の構成部品が変更されると、時計
ムーブメントの消費電流が変わってしまうため、再度消
費電流の測定等を行って所定の消費電流を求める必要が
あり、即座に対応することが難しい。また、時計ムーブ
メントの消費電流は通常非常に小さく、かつパルス状で
あるため、この値を正確に検出するのは難しく、運針検
査をスムースに行うことができないという問題もあっ
た。
【0006】本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなさ
れたものであって、時計ムーブメントが正常に動作する
か否かを検査する運針検査を行う際に、時計ムーブメン
トを囲むカバーの透明度が低い場合であっても検査可能
であるとともに、小型化されかつ低コストで、多種類の
時計ムーブメントに対応可能な運針検査装置を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る運針検査装
置は、制御信号に応じて励磁の状態が変化するごとに一
定の角度だけ回転し、励磁の状態が変化しなければ一定
の位置を保持し静止するステッピングモータによって駆
動される時計ムーブメントが正常に動作するか否かを検
査する運針検査装置であって、前記モータのロータから
発生する磁気を検出する磁気検出手段と、前記磁気検出
手段からの検出信号をもとに、前記ロータの磁極の極性
を検出し、かつ検出した極性に対応する極性信号を出力
する極性検出手段と、前記極性検出手段からの複数の検
出信号をもとに、前記ロータが正常に動作しているか否
かを判別する判別手段とを有する。
【0008】本発明に係る運針検査装置では、前記極性
検出手段は、前記磁気検出手段からの検出信号の値と所
定の値の正のしきい値および負のしきい値とを比較し
て、前記磁気検出手段からの検出信号の値が前記しきい
値を越えるか否かを示す前記極性信号に対応する極性安
定信号を出力し、前記判別手段は、前記極性検出手段か
ら出力された複数の極性信号の極性の変化が所定の順序
で変化している場合に、前記時計ムーブメントが正常に
動作していると判別し、かつ前記極性検出手段から出力
された極性安定信号情報が前記しきい値を越えないこと
を示す場合には、対応する極性信号を判別の対象から除
外する。
【0009】本発明に係る運針検査装置では、時計ムー
ブメントを駆動するステッピングモータを動作させる
と、ステッピングモータを構成するロータが回転し、ロ
ータの磁極が回転して磁界が変化する。このとき、磁界
の変化を磁気検出手段によって検出する。そして、検出
された磁界の変化情報をもとに極性検出手段によってロ
ータの磁極が何れであるかを検出する。判別手段では、
この磁極の極性の変化情報から、極性の変化の順序が所
定の順序の場合には、ロータが正常に回転していると判
断し、時計ムーブメントの運針検査が完了する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る運針検査装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明に係る運針検査装置の一実
施形態を示す説明図である。図1に示す運針検査装置
は、時計ムーブメントM内に設けられたステッピングモ
ータを構成するロータの磁気を検出する磁気センサ1
と、磁気センサ1から出力された信号をもとにロータの
磁極の極性を検出する極性検出回路2と、極性検出回路
2から出力される極性信号POLEおよび極性安定信号
STSをもとに時計ムーブメントMの動作が正常か否か
を判別し、例えば、マイクロプロセッサ等により構成さ
れる判別装置3とを備えている。
【0012】ここで、時計ムーブメントMは、歯車列機
構、ステッピングモータ等から構成されており、時計ム
ーブメントM内のステッピングモータは、歯車列機構を
介して時計の時針、分針、秒針等を駆動するものであ
る。このステッピングモータはステータ、ロータ、コイ
ル等から構成されている。
【0013】また、ステッピングモータの構成部品であ
るロータは、例えば、図2に示すように、N極およびS
極が180°位置に着磁されたものが用いられる。した
がって、図2に示すロータRは180°毎に回転する。
【0014】このような時計ムーブメントMに内蔵され
たロータRが回転したとき、時計ムーブメントMの外側
に磁気センサ1のプローブ1aを設置することによっ
て、ロータRの磁界の変化を検出する。
【0015】ここで、時計ムーブメントMが正常に動作
するとき、すなわちロータRが正常に動作するとき、磁
気センサ1によって検出される検出信号は、例えば図3
に示す検出信号Sのように、ロータRの回転に伴って正
弦波状に変化するものとなる。
【0016】そして、図3に示した検出信号Sは、極性
検出回路2に出力される。極性検出回路2は、例えば、
図4に示すような回路によって構成される。図4に示す
極性検出回路2において、非反転入力に磁気センサ1の
検出信号Sが入力され、反転入力が接地されたコンパレ
ータ11の出力は、ダイオードD1のアノードおよびダ
イオードD2 のカソードに接続されている。
【0017】ダイオードD1 のカソードは、コンパレー
タ12の非反転入力に接続されており、このコンパレー
タ12の反転入力には、後に説明する正のしきい値Vre
f が入力されている。そして、コンパレータ12の出力
は、ダイオードD3 およびノンインバータ回路N1 を介
して排他的OR回路14の一方の入力に接続され、さら
に、ノンインバータ回路N3 を介してAND回路15の
一方の入力に接続されている。
【0018】一方、ダイオードD2 のアノードは、コン
パレータ13の反転入力に接続されており、このコンパ
レータ13の非反転入力には、後に説明する負のしきい
値Vref が入力されている。そして、コンパレータ13
の出力は、ダイオードD4 およびノンインバータ回路N
2 を介して排他的OR回路14の他方の入力に接続さ
れ、さらに、インバータ回路INV1 を介してAND回
路15の他方の入力に接続されている。
【0019】次に、このように構成される極性判別回路
の動作について説明する。磁気センサ1の検出信号Sが
コンパレータ11に入力されると、コンパレータ11の
電流出力は、ダイオードD1 またはD2 のいずれか一方
が導通する。すなわち、検出信号Sのレベルが接地レベ
ルより高い値をとるときは、ダイオードD1 を通じて検
出信号Sのレベルと接地レベルとに応じた信号がコンパ
レータ12に出力され、検出信号Sのレベルが接地レベ
ルより低い値をとるときは、ダイオードD2 を通じて検
出信号Sのレベルと接地レベルとに応じた信号がコンパ
レータ13に出力される。
【0020】そして、コンパレータ12おいては、正の
しきい値Vref と上記のダイオードD1 からの入力との
比較を行う。一方、コンパレータ13おいては、負のし
きい値−Vref と上記のダイオードD2 からの入力との
比較を行う。
【0021】ここで、正のしきい値Vref および負のし
きい値−Vref は図3に点線で示すように、予め求めら
れた所定の値である。したがって、磁気センサ1の検出
信号Sの値が正のしきい値Vref または負のしきい値−
Vref を越える場合には、ロータRの磁極の極性はN極
またはS極と判断することができるものとして取り扱
う。
【0022】一方、ロータRの回転に伴い、極性の変化
する過渡状態にある場合、すなわち磁気センサ1の検出
信号Sの値が正のしきい値Vref または負のしきい値−
Vref を越えない範囲にある場合には、ロータRの磁極
の極性を判断することができない領域として扱う。
【0023】検出信号Sのレベルが正のしきい値Vref
を越えるレベルの場合には、コンパレータ12におい
て、コンパレータ11の出力レベルと正のしきい値Vre
f のレベルとの差に応じたレベルの出力がダイオードD
3 を通じてノンインバータ回路N1 に入力され、ノンイ
ンバータ回路N1 は排他的OR回路14の一方の入力お
よびノンインバータ回路N3 に”H”レベルの信号を出
力する。ノンインバータ回路N3 は、入力された”H”
レベルの信号をそのままAND回路15の一方ノ入力に
出力する。
【0024】コンパレータ13の出力は、ダイオードD
2 からの入力がないため、”L”レベルの信号となり、
この”L”信号がノンインバータ回路N2 を通じて排他
的OR回路14の他方の入力およびインバータ回路IN
V1 に入力される。インバータ回路INV1 は”L”レ
ベルの信号を”H”レベルの信号としてAND回路15
の他方の入力に出力する。
【0025】したがって、排他的OR回路14の入力に
は”H”および”L”レベルの信号が入力されることに
なるため、排他的OR回路14の出力信号である極性安
定信号STSは”H”レベルの信号となる。一方、AN
D回路15には、”H”および”H”レベルの信号が入
力されることになるため、AND回路15の出力信号で
ある極性信号POLEは”H”レベルの信号となる。
【0026】以上から、検出信号Sのレベルが正のしき
い値Vref を越えるレベルの場合、すなわちロータRの
磁極の極性がN極の場合には、極性安定信号STSが”
H”レベルおよび極性信号POLEが”H”レベルとな
る。
【0027】次に、検出信号Sのレベルが負のしきい値
−Vref を越えるレベルの場合には、コンパレータ13
において、コンパレータ11の出力レベルと負のしきい
値−Vref のレベルとの差に応じたレベルの出力がダイ
オードD4 を通じてノンインバータ回路N2 に入力さ
れ、ノンインバータ回路N2 は排他的OR回路14の他
方の入力およびインバータ回路INV1 に”H”レベル
の信号を出力する。インバータ回路INV1 は、入力さ
れた”H”レベルの信号を逆転して”L”レベルとし、
これをAND回路15の他方の入力に出力する。
【0028】コンパレータ12の出力は、ダイオードD
1 からの入力がないため、”L”レベルの信号となり、
この”L”レベル信号がノンインバータ回路N1 を通じ
て排他的OR回路14の一方の入力およびインバータ回
路INV1 に入力される。
【0029】したがって、排他的OR回路14の入力に
は”H”および”L”レベルの信号が入力されることに
なるため、排他的OR回路14の出力信号である極性安
定信号STSは”H”レベルの信号となる。
【0030】一方、AND回路15には、”L”およ
び”H”レベルの信号が入力されることになるため、A
ND回路15の出力信号である極性信号POLEは”
L”レベルの信号となる。
【0031】以上から、検出信号Sのレベルが負のしき
い値−Vref を越えるレベルの場合、すなわちロータR
の磁極の極性がS極の場合には、極性安定信号STS
が”H”レベルおよび極性信号POLEが”L”レベル
となる。
【0032】さらに、磁気センサ1の検出信号Sが、正
のしきい値Vref および負のしきい値−Vref を越えな
いレベル範囲にある場合には、コンパレータ12および
13の出力は、いずれも負の出力となるため、ダイオー
ドD3 およびD4 によって、ノンインバータ回路N1 お
よびノンインバータ回路N2 への信号の入力は行われな
い。
【0033】したがって、ノンインバータ回路N1 およ
びノンインバータ回路N2 の出力はそれぞれ”L”レベ
ルの信号となり、排他的OR回路14の入力には”L”
および”L”レベルの信号が入力されることになるた
め、排他的OR回路14の出力信号である極性安定信号
STSは”L”レベルの信号となる。
【0034】一方、AND回路15には、”L”およ
び”H”レベルの信号が入力されることになるため、A
ND回路15の出力信号である極性信号POLEは”
L”レベルの信号となる。
【0035】以上から、検出信号Sのレベルが正のしき
い値Vref および負のしきい値−Vref を越えないレベ
ル範囲にある場合、すなわちロータRの磁極の極性が一
方の極から他方の極に移り変わる過渡状態の場合には、
極性安定信号STSが”L”レベルおよび極性信号PO
LEが”L”レベルとなる。
【0036】なお、上記の磁気センサ1からの検出信号
Sを極性検出回路2によってサンプリングする際、その
サンプリング間隔は、例えば、1秒間隔とし、このとき
50msecの間隔で2度のサンプリングを行う。これ
は、パルス状の信号を検出して後述する判別装置3で誤
判別するのを防止するためである。また、過渡状態にお
ける信号検出を得た場合には0.1SEC後に再度サン
プリングを行い、そのデータを判別データとすることと
する。
【0037】このようにして得られた極性信号POLE
および極性安定信号STSは、判別装置3に入力され
る。
【0038】この判別装置3においては、極性信号PO
LEおよび極性安定信号STSに基づいてロータRが正
常に回転しているか否かを判別する。
【0039】ここで、上述したように、(A)ロータR
の磁極の極性がN極の場合、(B)ロータRの磁極の極
性がS極の場合、(C)ロータRの磁極の極性が一方の
極から他方の極に移り変わる過渡状態の場合の極性信号
POLEと極性安定信号STSとの組み合わせ(POL
E,STS)は、以下のようになっている。 (A)(POLE,STS)=(”H”,”H”) (B)(POLE,STS)=(”L”,”H”) (C)(POLE,STS)=(”L”,”L”)
【0040】したがって、判別装置3においては、(P
OLE,STS)データが(A)〜(C)のいずれの組
み合わせにあるかを調べれば、ロータRの回転状態を知
ることができる。
【0041】また、ロータRが正常に回転しているか否
かを判断するには、(POLE,STS)データを、連
続的にサンプリングし、(A)〜(C)の状態の順列
が、例えば以下の(1),(2)の下線で示す順序で交
互に(A)および(B)が変化する場合を有するときに
は、ロータRが正常に回転していると判断する。すなわ
ち、ロータRは正常に回転していれば、180度毎に回
転するため、交互にN極とS極とが検出されるはずであ
るからである。 (1) {(A),(A),(B),(A),} (2) {(B),(B),(A),(B),}
【0042】一方、次の(3)ように(C)の状態が
(POLE,STS)データの順列中に含まれるときに
は、(C)の状態を判別の対象から除外し、0.1SE
C後再度サンプリングし、新たに、4番目の(POL
E,STS)データを読み込み、さらに5番目のデータ
とにより判別し、この結果、下線に示す交互に(A)お
よび(B)が変化する場合を有するときにはロータRが
正常に回転していると判断する。すなわち、ロータRの
磁極の極性が一方の極から他方の極に移り変わる過度状
態の場合の(POLE,STS)データを除外すること
により、誤判別を極力なくすためである。 (3) {(A),(B),(C),(A),(B)
【0043】また、上記した交互に(A)および(B)
が変化する場合が連続するデータからなる順列に全く含
まれていないときには、ロータRが異常であると判断す
る。
【0044】このようにして正常に動作するか否かを判
別された時計ムーブメントMのうち、正常に動作するも
のだけが時計本体に組み込まれることになる。なお、実
際の運針検査の一例として、従来の方法による運針検査
においては、誤判定率が1.93%であったが、本発明
に係る運針検査装置を用いた場合には、0.11%とな
った。このうち、従来においては良品のムーブメントM
を不良品と判断する割合が1.58%であったが、本発
明では0.11%に減少した。また、従来においては不
良品のムーブメントMを良品と判断する割合が0.35
%であったが、本発明では0%となり、不良品のムーブ
メントMを良品と判断することがなくなった。
【0045】以上のように、本実施形態によれば、運針
検査装置が磁気センサ1,極性検出回路2および判別装
置3から構成されているため、比較的運針検査装置を小
型化することができ、運針検査装置を低コスト化するこ
とができる。
【0046】また、時計ムーブメントMの外部から非接
触にロータRの回転状況を検出することができるため、
時計ムーブメントMの種類等によらず、ステッピングモ
ータを内蔵した時計ムーブメントMであれば、対応可能
となる。
【0047】さらに、判別装置3において、交互に
(A)および(B)が変化する場合を有するときにはロ
ータRが正常に回転していると判断し、かつロータRの
磁極の極性が一方の極から他方の極に移り変わる過渡状
態の場合の(POLE,STS)データを判別対象から
除外することにより、判別装置3における誤判別の割合
が著しく減少する。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る運針検査装置によれば、簡
単な構成により運針検査装置を構成することができるた
め、運針検査装置を小型化することができ、かつ、運針
検査装置の低コスト化が可能となる。
【0049】また、時計ムーブメントの外部から非接触
に運針検査を行うことが可能であるため、多種の時計ム
ーブメントに対応することができ、同様に、従来のよう
に時計ムーブメントのカバーが透明でなければならない
という制約がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運針検査装置の一実施形態を示す
構成説明図である。
【図2】図1に示す極性判別回路の一構成例を示す説明
図である。
【図3】磁気センサの検出した検出データの一例を示す
説明図である。
【図4】本発明に係る極性検出回路の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 磁気センサ 1a プローブ 2 極性検出回路 3 判別装置 11,12,13 コンパレータ 14 排他的OR回路 15 AND回路 D1 〜D4 ダイオード N1 〜N3 ノンインバータ回路 INV1 インバータ回路 R ロータ M 時計ムーブメント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号に応じて励磁の状態が変化する
    ごとに一定の角度だけ回転し、励磁の状態が変化しなけ
    れば一定の位置を保持し静止するステッピングモータに
    よって駆動される時計ムーブメントが正常に動作するか
    否かを検査する運針検査装置であって、 前記モータのロータから発生される磁気を検出する磁気
    検出手段と、 前記磁気検出手段からの検出信号をもとに、前記ロータ
    の磁極の極性を検出し、検出した極性に対応する極性信
    号を出力する極性検出手段と、 前記極性検出手段からの複数の検出信号をもとに、前記
    時計ムーブメントが正常に動作しているか否かを判別す
    る判別手段とを有する運針検査装置。
  2. 【請求項2】 前記極性検出手段は、前記磁気検出手段
    からの検出信号の値と所定の値の正のしきい値および負
    のしきい値とを比較して、前記磁気検出手段からの検出
    信号の値が前記しきい値を越えるか否かを示す前記極性
    信号に対応する極性安定信号を出力し、 前記判別手段は、前記極性検出手段から出力された複数
    の極性信号の極性の変化が所定の順序で変化している場
    合に、前記時計ムーブメントが正常に動作していると判
    別し、かつ前記極性検出手段から出力された極性安定信
    号情報が前記しきい値を越えないことを示す場合には、
    対応する極性信号を判別の対象から除外する請求項1に
    記載の運針検査装置。
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