JPH09211321A - レトロフォーカス型レンズ - Google Patents
レトロフォーカス型レンズInfo
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- JPH09211321A JPH09211321A JP8020120A JP2012096A JPH09211321A JP H09211321 A JPH09211321 A JP H09211321A JP 8020120 A JP8020120 A JP 8020120A JP 2012096 A JP2012096 A JP 2012096A JP H09211321 A JPH09211321 A JP H09211321A
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- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 2
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 前玉径が小さく、レンズ枚数の少ない収差の
よく補正されたコンパクトなレトロフォーカス型レンズ
を提供する。 【解決手段】 物体側より順に、物体側に凸面を向けた
メニスカス状の負の第1レンズL1、正の第2レンズL
2、第3レンズL3、物体側面よりも像側の面の曲率が
強い正の第4レンズL4から成る前群と、第5レンズL
5、第6レンズL6、第7レンズL7から成る後群とで
構成され、 2.2<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 L/f<5.8 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の条件を満たす。
よく補正されたコンパクトなレトロフォーカス型レンズ
を提供する。 【解決手段】 物体側より順に、物体側に凸面を向けた
メニスカス状の負の第1レンズL1、正の第2レンズL
2、第3レンズL3、物体側面よりも像側の面の曲率が
強い正の第4レンズL4から成る前群と、第5レンズL
5、第6レンズL6、第7レンズL7から成る後群とで
構成され、 2.2<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 L/f<5.8 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の条件を満たす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レトロフォーカス
型レンズに係わり、さらに詳しくは高性能広角撮影用で
近距離物体へのフォーカシング時に生ずる像面湾曲、非
点収差の変化を抑えたリアフォーカス式のレトロフォー
カス型レンズに関する。
型レンズに係わり、さらに詳しくは高性能広角撮影用で
近距離物体へのフォーカシング時に生ずる像面湾曲、非
点収差の変化を抑えたリアフォーカス式のレトロフォー
カス型レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にテレビカメラ用などに使われるレ
ンズなどには、その焦点距離に比べ数倍ものバックフォ
ーカスが要求されるために、前群に負の屈折力、後群に
正の屈折力の配置から成るレトロフォーカス型レンズが
用いられている。この種のレトロフォーカス型レンズの
フォーカシングには、レンズ全体繰り出しを行うことが
一般に行われている。ところが、レンズ全体繰り出しを
行う方法は、移動群の重量が重く、繰り出し時にレンズ
系の全長も大きくなるという欠点を持っている。このた
め、レンズ駆動部への負担軽減のために、フォーカシン
グ部の重量の小さいものが望まれ、レトロフォーカス型
の広角レンズでは、前群はかなりの重量があるため、レ
ンズの後群のみを動かしてフォーカシングするものが用
いられている。このようにレンズの後群のみを動かして
フォーカシングする方式の広角レンズとしては、特開平
2−167515号や特開平5−34592号に開示さ
れている。
ンズなどには、その焦点距離に比べ数倍ものバックフォ
ーカスが要求されるために、前群に負の屈折力、後群に
正の屈折力の配置から成るレトロフォーカス型レンズが
用いられている。この種のレトロフォーカス型レンズの
フォーカシングには、レンズ全体繰り出しを行うことが
一般に行われている。ところが、レンズ全体繰り出しを
行う方法は、移動群の重量が重く、繰り出し時にレンズ
系の全長も大きくなるという欠点を持っている。このた
め、レンズ駆動部への負担軽減のために、フォーカシン
グ部の重量の小さいものが望まれ、レトロフォーカス型
の広角レンズでは、前群はかなりの重量があるため、レ
ンズの後群のみを動かしてフォーカシングするものが用
いられている。このようにレンズの後群のみを動かして
フォーカシングする方式の広角レンズとしては、特開平
2−167515号や特開平5−34592号に開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−167515号は、前群の最も物体側のレンズが正
レンズのため前玉径が大きく、一方、特開平5−345
92号では、収差補正のため後群のレンズの枚数が多
く、レンズ駆動部への負担が大きくなってしまうという
問題があることが分かった。
2−167515号は、前群の最も物体側のレンズが正
レンズのため前玉径が大きく、一方、特開平5−345
92号では、収差補正のため後群のレンズの枚数が多
く、レンズ駆動部への負担が大きくなってしまうという
問題があることが分かった。
【0004】本発明は上記の問題点の少なくとも1つを
解決すべくなされたもので、前玉径が小さく、レンズ枚
数が少なく、収差のよく補正されたコンパクトなレトロ
フォーカス型レンズを提供することを目的としている。
解決すべくなされたもので、前玉径が小さく、レンズ枚
数が少なく、収差のよく補正されたコンパクトなレトロ
フォーカス型レンズを提供することを目的としている。
【0005】
〔1〕物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカ
ス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、物体側に凸面
を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、物体側面より
も像側の面の曲率が強い正の第4レンズから成る前群
と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レンズ、正の第
7レンズから成る後群とで構成され、第5、第6レンズ
は貼り合わされている6群7枚構成のレンズ系であっ
て、 2.2<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 (1) L/f<5.8 (2) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の(1),(2)条件式を満足することを特徴とするレ
トロフォーカス型レンズである。
ス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、物体側に凸面
を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、物体側面より
も像側の面の曲率が強い正の第4レンズから成る前群
と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レンズ、正の第
7レンズから成る後群とで構成され、第5、第6レンズ
は貼り合わされている6群7枚構成のレンズ系であっ
て、 2.2<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 (1) L/f<5.8 (2) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の(1),(2)条件式を満足することを特徴とするレ
トロフォーカス型レンズである。
【0006】〔2〕物体側より順に、物体側に凸面を向
けたメニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、
物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、
物体側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズか
ら成る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レン
ズ、正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、
第6レンズは貼り合わされている6群7枚構成のレンズ
系であって、 9.0<(ra+rb)/(ra−rb)<20.0 (3) L/f<5.6 (4) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の(3),(4)条件式を満足することを特徴とするレ
トロフォーカス型レンズである。
けたメニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、
物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、
物体側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズか
ら成る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レン
ズ、正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、
第6レンズは貼り合わされている6群7枚構成のレンズ
系であって、 9.0<(ra+rb)/(ra−rb)<20.0 (3) L/f<5.6 (4) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の(3),(4)条件式を満足することを特徴とするレ
トロフォーカス型レンズである。
【0007】〔3〕物体側から順に発散系と弱い収れん
系とから成る前群と、後群とから成るレトロフォーカス
型レンズ系において、前記後群を移動してフォーカシン
グを行い、且つ f/|f1|<0.4 (5) 0.31<d/f<1.8 (6) L/f<5.8 (7) 但し、f:全系の焦点距離 f1:前群の焦点距離 d:前群の発散系と弱い収れん系との間隔 L:レンズ系の全長 の(5),(6),(7)条件式を満足することを特徴
とするレトロフォーカス型レンズである。
系とから成る前群と、後群とから成るレトロフォーカス
型レンズ系において、前記後群を移動してフォーカシン
グを行い、且つ f/|f1|<0.4 (5) 0.31<d/f<1.8 (6) L/f<5.8 (7) 但し、f:全系の焦点距離 f1:前群の焦点距離 d:前群の発散系と弱い収れん系との間隔 L:レンズ系の全長 の(5),(6),(7)条件式を満足することを特徴
とするレトロフォーカス型レンズである。
【0008】〔4〕物体側から順に発散系と弱い収れん
系とから成る前群と、後群とから成るレトロフォーカス
型レンズ系において、前記後群を移動してフォーカシン
グを行い、且つ −0.26<f/f1<0 (8) 0.8<d/f<1.2 (9) L/f<5.6 (10) 但し、f:全系の焦点距離 f1:前群の焦点距離 d:前群の発散系と弱い収れん系との間隔 L:レンズ系の全長 の(8),(9),(10)条件式を満足することを特
徴とするレトロフォーカス型レンズである。
系とから成る前群と、後群とから成るレトロフォーカス
型レンズ系において、前記後群を移動してフォーカシン
グを行い、且つ −0.26<f/f1<0 (8) 0.8<d/f<1.2 (9) L/f<5.6 (10) 但し、f:全系の焦点距離 f1:前群の焦点距離 d:前群の発散系と弱い収れん系との間隔 L:レンズ系の全長 の(8),(9),(10)条件式を満足することを特
徴とするレトロフォーカス型レンズである。
【0009】〔5〕〔3〕記載のレトロフォーカス型レ
ンズにおいて、前記前群の発散系の最も物体側が、物体
側面が凸の負メニスカスレンズであることを特徴とする
レトロフォーカス型レンズである。
ンズにおいて、前記前群の発散系の最も物体側が、物体
側面が凸の負メニスカスレンズであることを特徴とする
レトロフォーカス型レンズである。
【0010】〔6〕また、〔5〕記載のレトロフォーカ
ス型レンズにおいて、前記前群の最も像側のレンズが 8.0<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 (11) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 の(11)条件式を満足することが望ましい。
ス型レンズにおいて、前記前群の最も像側のレンズが 8.0<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 (11) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 の(11)条件式を満足することが望ましい。
【0011】〔7〕物体側より順に、物体側に凸面を向
けたメニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、
物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、
物体側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズか
ら成る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レン
ズ、正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、
第6レンズは張り合わされている6群7枚構成のレンズ
系であって少なくとも第3レンズと第4レンズをプラス
チックレンズとすることを特徴とするレトロフォーカス
型レンズである。
けたメニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、
物体側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、
物体側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズか
ら成る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レン
ズ、正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、
第6レンズは張り合わされている6群7枚構成のレンズ
系であって少なくとも第3レンズと第4レンズをプラス
チックレンズとすることを特徴とするレトロフォーカス
型レンズである。
【0012】〔8〕また〔7〕記載のレトロフォーカス
型レンズにおいて、前記第3レンズと第4レンズの屈折
面の内、少なくとも1面を光軸からレンズ周辺部に向か
うに従い、レンズの屈折力が小さくなるような非球面と
したことを特徴とするレトロフォーカス型レンズであ
る。
型レンズにおいて、前記第3レンズと第4レンズの屈折
面の内、少なくとも1面を光軸からレンズ周辺部に向か
うに従い、レンズの屈折力が小さくなるような非球面と
したことを特徴とするレトロフォーカス型レンズであ
る。
【0013】本発明に係わるレンズ系のレンズ構成例と
フォーカス移動態様を表す図1において、レンズ系は第
1レンズL1から第7レンズL7で構成され、前群は固定
群G1とG2からなり、固定群G1は合成焦点距離が負の
レンズ群、固定群G2は弱い正レンズ、また後群は移動
群G3の正の屈折力を持つレンズ群である。フォーカシ
ングを行う際には、移動群G3を前後に移動させる。無
限遠から至近距離にフォーカシングを行うときは、移動
群G3を物体側に移動させ、固定群G1、G2と移動群G3
との空気間隔を減少させる。
フォーカス移動態様を表す図1において、レンズ系は第
1レンズL1から第7レンズL7で構成され、前群は固定
群G1とG2からなり、固定群G1は合成焦点距離が負の
レンズ群、固定群G2は弱い正レンズ、また後群は移動
群G3の正の屈折力を持つレンズ群である。フォーカシ
ングを行う際には、移動群G3を前後に移動させる。無
限遠から至近距離にフォーカシングを行うときは、移動
群G3を物体側に移動させ、固定群G1、G2と移動群G3
との空気間隔を減少させる。
【0014】さらに、このフォーカシングに際して本発
明では、前群の固定群G1に発散系のレンズ群を用いる
ことにより前玉径を小さくおさえ、前群の固定群G2に
弱い収れん系のレンズを用いることにより、フォーカシ
ングに伴う無限遠から至近距離までの諸収差を補正する
ことができる。
明では、前群の固定群G1に発散系のレンズ群を用いる
ことにより前玉径を小さくおさえ、前群の固定群G2に
弱い収れん系のレンズを用いることにより、フォーカシ
ングに伴う無限遠から至近距離までの諸収差を補正する
ことができる。
【0015】(1)式は、前記前群の固定群G2におけ
るシェーピングファクターを規定するもので、条件
(1)の下限より小さくなると、内向性のコマが発生
し、また、球面収差がオーバーになる。また条件(1)
の上限より大きくなると、外向性のコマが発生し、ま
た、球面収差がアンダーになる。また条件(2)の上限
をこえるとレンズが大きくなり好ましくない。また、好
ましくは(3)および(4)式の条件を満足することが
望ましい。
るシェーピングファクターを規定するもので、条件
(1)の下限より小さくなると、内向性のコマが発生
し、また、球面収差がオーバーになる。また条件(1)
の上限より大きくなると、外向性のコマが発生し、ま
た、球面収差がアンダーになる。また条件(2)の上限
をこえるとレンズが大きくなり好ましくない。また、好
ましくは(3)および(4)式の条件を満足することが
望ましい。
【0016】また、(5)式は、固定群である前群とレ
ンズ系全系とのパワー配分を定めるもので、この条件
(5)の下限より小さくなると、繰り出し量が大きくな
ってしまい、上限より大きくなってしまうと、フォーカ
シングの際の収差変化が大きくなってしまう。さらに、
(6)式は、前記前群における固定群G1とG2の構成に
関する条件式で、条件(6)の下限より小さくなると、
固定群G1とG2のパワーが共に強くなり、像面がアンダ
ーになって、諸収差の補正が困難になる。また、条件
(6)の上限より大きくなると、樽型の歪曲収差が大き
くなり、諸収差の補正のためには前玉径が大きくなって
しまう。また条件(7)の上限をこえるとレンズが大き
くなり好ましくない。
ンズ系全系とのパワー配分を定めるもので、この条件
(5)の下限より小さくなると、繰り出し量が大きくな
ってしまい、上限より大きくなってしまうと、フォーカ
シングの際の収差変化が大きくなってしまう。さらに、
(6)式は、前記前群における固定群G1とG2の構成に
関する条件式で、条件(6)の下限より小さくなると、
固定群G1とG2のパワーが共に強くなり、像面がアンダ
ーになって、諸収差の補正が困難になる。また、条件
(6)の上限より大きくなると、樽型の歪曲収差が大き
くなり、諸収差の補正のためには前玉径が大きくなって
しまう。また条件(7)の上限をこえるとレンズが大き
くなり好ましくない。
【0017】また、好ましくは(8)式、(9)式、
(10)式の条件を満足することが望ましく、さらに前
記前群の発散系の最も物体側が、物体側面が凸の負メニ
スカスレンズにすると良い。また、(11)式の条件を
満足することが望ましい。(11)式の上下限を越える
と(1)と同様に諸収差が発生する。
(10)式の条件を満足することが望ましく、さらに前
記前群の発散系の最も物体側が、物体側面が凸の負メニ
スカスレンズにすると良い。また、(11)式の条件を
満足することが望ましい。(11)式の上下限を越える
と(1)と同様に諸収差が発生する。
【0018】また、本発明の構成のレトロフォーカス型
レンズでは第3レンズの像側面の曲率半径が小さくまた
レンズ面の有効径が大きくなるため第3レンズの像側が
深い凹面となりがちであり研磨加工が難しく、また第3
レンズと第4レンズでは物体側、像側両面の曲率半径の
差が少なくなり光軸も合わせるためのレンズの外周部の
加工も難しくなりがちであるが、第3レンズと第4レン
ズを射出成形などのプラスチックレンズとすると上記加
工上の問題がなくなり量産性が良くなる。
レンズでは第3レンズの像側面の曲率半径が小さくまた
レンズ面の有効径が大きくなるため第3レンズの像側が
深い凹面となりがちであり研磨加工が難しく、また第3
レンズと第4レンズでは物体側、像側両面の曲率半径の
差が少なくなり光軸も合わせるためのレンズの外周部の
加工も難しくなりがちであるが、第3レンズと第4レン
ズを射出成形などのプラスチックレンズとすると上記加
工上の問題がなくなり量産性が良くなる。
【0019】また第3レンズと第4レンズはそれぞれ負
と正の屈折力を有するため温度変化によるピントのズレ
も少なくすることができる。
と正の屈折力を有するため温度変化によるピントのズレ
も少なくすることができる。
【0020】また、第3レンズまたは第4レンズの屈折
面の内、少なくとも1面を光軸からレンズ周辺部に向か
うに従い屈折力が小さくなるような非球面とすると、像
面湾曲の補正が容易になる。
面の内、少なくとも1面を光軸からレンズ周辺部に向か
うに従い屈折力が小さくなるような非球面とすると、像
面湾曲の補正が容易になる。
【0021】
【実施例】以下に本発明のレトロフォーカス型レンズの
実施例を示す。各実施例における記号は下記の通りであ
る。
実施例を示す。各実施例における記号は下記の通りであ
る。
【0022】 R :屈折面の曲率半径 D :屈折面の間隔 Nd:レンズ材料のd線での屈折率 νd:レンズ材料のアッベ数 f :全系の焦点距離 f1 :前記前群の焦点距離 FNO:Fナンバー d :前記前群の固定群G1とG2との空気間隔 ra :前記前群の最も像側のレンズの物体側面の曲率半
径 rb :前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 A :前記前群の最も像側のレンズの像側の空気間隔で
可変 B :前記後群の最も像側のレンズの像側の空気間隔で
可変 M :倍率 ω :半画角 L :レンズ系の全長 また「*」を付けた面は非球面であり、本発明の非球面
の形状は、光軸方向をX軸、光軸と垂直方向をY軸とす
るとき、次式で表される。
径 rb :前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 A :前記前群の最も像側のレンズの像側の空気間隔で
可変 B :前記後群の最も像側のレンズの像側の空気間隔で
可変 M :倍率 ω :半画角 L :レンズ系の全長 また「*」を付けた面は非球面であり、本発明の非球面
の形状は、光軸方向をX軸、光軸と垂直方向をY軸とす
るとき、次式で表される。
【0023】
【数1】
【0024】ここではrは近軸曲率半径、K、A2iは非
球面係数である。
球面係数である。
【0025】(実施例1)実施例1の光学断面図を図2
に示す。
に示す。
【0026】次に、実施例の数値を示す。
【0027】 f=6.035,FNO=2.8,ω=29.2° 面番号 R D Nd νd 1 12.502 0.80 1.65844 50.9 2 7.757 1.50 3 23.343 1.70 1.80518 25.4 4 −55.611 0.20 5 6.965 0.70 1.72000 50.2 6 3.436 6.06 7 −5.912 1.50 1.58913 61.2 8 −5.127 A 9 100.031 0.60 1.84666 23.8 10 6.788 2.60 1.77250 49.6 11 −12.521 0.20 12 19.019 1.40 1.78590 44.2 13 −89.125 B 14 ∞ 1.00 1.52000 65.0 15 ∞ 0.00 16 ∞ 2.69 1.54880 67.0 17 ∞ 0.20 18 ∞ 0.75 1.51633 64.1 19 ∞ 1.35 (ra+rb)/(ra−rb)=14.06 L/f=5.47 f/|f1|=0.19 d/f=1.00 M=0のときA=4.02,B=5.72 M=−0.065のときA=3.61,B=6.14 実施例1の収差図を図3に示す。図に示すように収差は
良好に補正されている。
良好に補正されている。
【0028】(実施例2)次に実施例2の数値を示す。
【0029】 f=6.06,fNO=2.8,ω=29.2° 面番号 R D Nd νd 1 11.600 0.70 1.69680 55.5 2 6.279 2.50 3 −95.000 1.50 1.84666 23.8 4 −19.028 0.20 5* 5.229 1.20 1.49200 57.0 6 2.934 5.52 7 −4.694 1.20 1.49200 57.0 8 −4.108 A 9 35.794 0.60 1.84666 23.8 10 7.421 2.40 1.69680 55.5 11 −12.325 0.20 12 19.356 1.30 1.69680 55.5 13 −54.469 B 14 ∞ 1.00 1.52000 65.0 15 ∞ 0.00 16 ∞ 2.69 1.54880 67.0 17 ∞ 0.20 18 ∞ 0.75 1.51633 64.1 19 ∞ 1.35 第5面非球面係数 K=0.530530 A4=−1.12124×10-4 A6=−1.41572×10-5 A8=5.22331×10-7 (ra+rb)/(ra−rb)=15.0 L/f=5.45 f/|f1|=0.20 d/f=0.91 M=0のときA=3.80,B=5.95 M=−0.065のときA=3.38,B=6.37 また本実施例では第3,第4レンズがプラスチックであ
り、30℃の温度上昇におけるピント位置の変化は0.
01以下である。
り、30℃の温度上昇におけるピント位置の変化は0.
01以下である。
【0030】実施例2の収差図を図4に示す、図に示す
ように収差は良好に補正されている。
ように収差は良好に補正されている。
【0031】(実施例3)次に実施例3の数値を示す。
【0032】 f=6.06,fNO=2.8,ω=29.0° 面番号 R D Nd νd 1 10.000 0.70 1.69680 55.5 2 5.725 2.50 3 −30.496 1.30 1.84666 23.8 4 −14.955 0.20 5* 4.099 1.10 1.49200 57.0 6 2.874 5.59 7 −4.362 1.20 1.49200 57.0 8 −4.373 A 9 −75.395 0.60 1.80518 25.4 10 8.063 2.40 1.69680 55.5 11 −9.299 0.20 12 14.917 1.30 1.77250 49.6 13 −93.140 B 14 ∞ 1.00 1.52000 65.0 15 ∞ 0.00 16 ∞ 2.28 1.54880 67.0 17 ∞ 0.20 18 ∞ 0.75 1.51633 64.1 19 ∞ 1.35 第5面非球面係数 K=0.265951 A4=6.06591×10-5 A6=−2.27535×10-5 A8=1.88678×10-6 (ra+rb)/(ra−rb)=−794.1 L/f=5.36 f/|f1|=0.23 d/f=0.92 M=0のときA=3.71,B=6.12 M=−0.065のときA=3.28,6.55 また本実施例では第3,第4レンズがプラスチックレン
ズである。実施例3の収差図を図5に示す。図に示すよ
うに収差は良好に補正されている。
ズである。実施例3の収差図を図5に示す。図に示すよ
うに収差は良好に補正されている。
【0033】(実施例4)次に実施例4の数値を示す。
【0034】 f=6.09,fNO=2.8,ω=29.2° 面番号 R D Nd νd 1 10.423 0.70 1.69680 55.5 2 6.611 2.20 3 67.005 1.85 1.84666 23.8 4 −28.658 0.20 5 5.877 0.70 1.69680 55.5 6 3.271 5.37 7 −6.364 1.50 1.72000 50.2 8 −5.213 A 9 −44.582 0.60 1.80518 25.4 10 7.129 2.60 1.72000 50.2 11 −11.644 0.20 12 20.257 1.30 1.72000 50.2 13 −23.619 B 14 ∞ 1.00 1.52000 65.0 15 ∞ 0.00 16 ∞ 2.28 1.54880 67.0 17 ∞ 0.20 18 ∞ 0.75 1.51633 64.1 19 ∞ 1.35 (ra+rb)/(ra−rb)=10.1 L/f=5.42 f/|f1|=0.09 d/f=0.88 M=0のときA=3.82,B=6.37 M=−0.065のときA=3.42,B=6.77 実施例4の収差図を図6に示す。図に示すように収差は
良好に補正されている。
良好に補正されている。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、下
記のような効果を奏する。本発明によると、少ないレン
ズ枚数で、前玉径が小さく、後群のみを移動させてフォ
ーカシングを行うため、レンズ駆動部の簡素化、負担軽
減ができ、また、無限から至近距離まで収差がよく補正
された高性能な広角レンズであり、コンパクト性やマク
ロ撮影が要求される、ビデオカメラやスチルビデオカメ
ラなどの撮像光学系のレンズとして、優れた性能を有し
たレンズを提供することが出来る。
記のような効果を奏する。本発明によると、少ないレン
ズ枚数で、前玉径が小さく、後群のみを移動させてフォ
ーカシングを行うため、レンズ駆動部の簡素化、負担軽
減ができ、また、無限から至近距離まで収差がよく補正
された高性能な広角レンズであり、コンパクト性やマク
ロ撮影が要求される、ビデオカメラやスチルビデオカメ
ラなどの撮像光学系のレンズとして、優れた性能を有し
たレンズを提供することが出来る。
【図1】本発明のレンズ構成例とフォーカス移動態様を
示す図である。
示す図である。
【図2】実施例1の光学断面図である。
【図3】実施例1の無限遠(A)と至近距離(B)での
収差図である。
収差図である。
【図4】実施例2の無限遠(A)と至近距離(B)での
収差図である。
収差図である。
【図5】実施例3の無限遠(A)と至近距離(B)での
収差図である。
収差図である。
【図6】実施例4の無限遠(A)と至近距離(B)での
収差図である。
収差図である。
1 1面 2 2面 3 3面 4 4面 5 5面 6 6面 7 7面 8 8面 9 9面 10 10面 11 11面 12 12面 13 13面 14 14面 15 15面 16 16面 17 17面 18 18面 19 19面 L1 第1レンズ L2 第2レンズ L3 第3レンズ L4 第4レンズ L5 第5レンズ L6 第6レンズ L7 第7レンズ G1 固定群 G2 固定群 G3 移動群
Claims (7)
- 【請求項1】 物体側より順に、物体側に凸面を向けた
メニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、物体
側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、物体
側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズから成
る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レンズ、
正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、第6
レンズは貼り合わされている6群7枚構成のレンズ系で
あって、 2.2<(ra+rb)/(ra−rb)<30.0 (1) L/f<5.8 (2) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の(1),(2)条件式を満足することを特徴とするレ
トロフォーカス型レンズ。 - 【請求項2】 物体側より順に、物体側に凸面を向けた
メニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、物体
側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、物体
側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズから成
る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レンズ、
正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、第6
レンズは貼り合わされている6群7枚構成のレンズ系で
あって、 9.0<(ra+rb)/(ra−rb)<20.0 (3) L/f<5.6 (4) 但し、ra:前記前群の最も像側のレンズの物体側面の
曲率半径 rb:前記前群の最も像側のレンズの像側面の曲率半径 f:全系の焦点距離 L:レンズ系の全長 の(3),(4)条件式を満足することを特徴とするレ
トロフォーカス型レンズ。 - 【請求項3】 物体側から順に発散系と弱い収れん系と
から成る前群と、後群とから成るレトロフォーカス型レ
ンズ系において、前記後群を移動してフォーカシングを
行い、且つ f/|f1|<0.4 (5) 0.31<d/f<1.8 (6) L/f<5.8 (7) 但し、f:全系の焦点距離 f1:前群の焦点距離 d:前群の発散系と弱い収れん系との間隔 L:レンズの系の全長 の(5),(6),(7)条件式を満足することを特徴
とするレトロフォーカス型レンズ。 - 【請求項4】 物体側から順に発散系と弱い収れん系と
から成る前群と、後群とから成るレトロフォーカス型レ
ンズ系において、前記後群を移動してフォーカシングを
行い、且つ −0.26<f/f1<0 (8) 0.8<d/f<1.2 (9) L/f<5.6 (10) 但し、f:全系の焦点距離 f1:前群の焦点距離 d:前群の発散系と弱い収れん系との間隔 L:レンズ系の全長 の(8),(9),(10)条件式を満足することを特
徴とするレトロフォーカス型レンズ。 - 【請求項5】 請求項3記載のレトロフォーカス型レン
ズにおいて、前記前群の発散系の最も物体側が、物体側
面が凸の負のメニスカスレンズであることを特徴とする
レトロフォーカス型レンズ。 - 【請求項6】 物体側より順に、物体側に凸面を向けた
メニスカス状の負の第1レンズ、正の第2レンズ、物体
側に凸面を向けたメニスカス状の負の第3レンズ、物体
側面よりも像側の面の曲率が強い正の第4レンズから成
る前群と、負の第5レンズ、両凸レンズの第6レンズ、
正の第7レンズから成る後群とで構成され、第5、第6
レンズは張り合わされている6群7枚構成のレンズ系で
あって少なくとも第3レンズと第4レンズをプラスチッ
クレンズとすることを特徴とするレトロフォーカス型レ
ンズ。 - 【請求項7】 請求項6記載のレトロフォーカス型レン
ズにおいて、前記第3レンズと第4レンズの屈折面の
内、少なくとも1面を光軸からレンズ周辺部に向かうに
従い、レンズの屈折力が小さくなるような非球面とした
ことを特徴とするレトロフォーカス型レンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8020120A JPH09211321A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | レトロフォーカス型レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8020120A JPH09211321A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | レトロフォーカス型レンズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09211321A true JPH09211321A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12018270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8020120A Pending JPH09211321A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | レトロフォーカス型レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09211321A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001159732A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Nikon Corp | 超広角レンズ及び該レンズを備える撮影装置 |
| JP2009193052A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-08-27 | Nikon Corp | 広角レンズ、光学装置、広角レンズのフォーカシング方法 |
| WO2012026069A1 (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | パナソニック株式会社 | 単焦点レンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム |
| JP2013088805A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | レンズシステム |
| KR101504062B1 (ko) * | 2013-11-08 | 2015-03-19 | 삼성전기주식회사 | 렌즈 모듈 |
| JP2017518542A (ja) * | 2014-07-28 | 2017-07-06 | ハンズ レーザー テクノロジー インダストリー グループ カンパニー リミテッド | 写真用対物レンズ及び撮影装置 |
| CN108089300A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-29 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
| WO2021135606A1 (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-08 | 广景视睿科技(深圳)有限公司 | 一种投影镜头 |
| CN119511515A (zh) * | 2024-12-17 | 2025-02-25 | 长春精仪光电技术有限公司 | 一种小f数高分辨率中波制冷变焦成像系统 |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP8020120A patent/JPH09211321A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001159732A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Nikon Corp | 超広角レンズ及び該レンズを備える撮影装置 |
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| CN108089300A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-29 | 瑞声科技(新加坡)有限公司 | 摄像光学镜头 |
| CN108089300B (zh) * | 2017-12-18 | 2020-05-15 | 瑞声光学解决方案私人有限公司 | 摄像光学镜头 |
| WO2021135606A1 (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-08 | 广景视睿科技(深圳)有限公司 | 一种投影镜头 |
| CN119511515A (zh) * | 2024-12-17 | 2025-02-25 | 长春精仪光电技术有限公司 | 一种小f数高分辨率中波制冷变焦成像系统 |
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