JPH09211511A - 光通信システム - Google Patents
光通信システムInfo
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- JPH09211511A JPH09211511A JP8042102A JP4210296A JPH09211511A JP H09211511 A JPH09211511 A JP H09211511A JP 8042102 A JP8042102 A JP 8042102A JP 4210296 A JP4210296 A JP 4210296A JP H09211511 A JPH09211511 A JP H09211511A
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- optical
- optical fiber
- dispersion
- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバの非線形特性による影響の少な
い、信頼性の高い光通信システムを提供する。 【解決手段】 送信器2と光の受信器6との間に複数の
光通信線路1a1〜1anを介設し、各光通信線路1a
1〜1anは、それぞれ、Er添加のファイバ型光増幅
器から成る光増幅器5a1〜5an、第1の光ファイバ
3a1〜3an,第2の光ファイバ4a1〜4anを順
に接続して形成する。第1の光ファイバ3a1〜3an
は波長1.55μm帯で正の分散を有する光ファイバとし、
第2の光ファイバ4a1〜4anは同波長帯で負の分散
を有する光ファイバとし、対応する各第1の光ファイバ
3a1〜3anと第2の光ファイバ4a1〜4anの総
分散量を略ゼロと成し、かつ、第1の光ファイバ3a1
〜3anの非線形特性を対応する第2の光ファイバ4a
1〜4anの非線形特性より小さくする。
い、信頼性の高い光通信システムを提供する。 【解決手段】 送信器2と光の受信器6との間に複数の
光通信線路1a1〜1anを介設し、各光通信線路1a
1〜1anは、それぞれ、Er添加のファイバ型光増幅
器から成る光増幅器5a1〜5an、第1の光ファイバ
3a1〜3an,第2の光ファイバ4a1〜4anを順
に接続して形成する。第1の光ファイバ3a1〜3an
は波長1.55μm帯で正の分散を有する光ファイバとし、
第2の光ファイバ4a1〜4anは同波長帯で負の分散
を有する光ファイバとし、対応する各第1の光ファイバ
3a1〜3anと第2の光ファイバ4a1〜4anの総
分散量を略ゼロと成し、かつ、第1の光ファイバ3a1
〜3anの非線形特性を対応する第2の光ファイバ4a
1〜4anの非線形特性より小さくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば波長多重伝
送(WDM)方式等の光伝送方式を用いて光通信を行う
ために用いられる光通信システムに関するものである。
送(WDM)方式等の光伝送方式を用いて光通信を行う
ために用いられる光通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを用いた光通信システムの開
発が盛んに行われており、長距離光通信システムの実現
化のために、最近では、光通信信号を光のまま増幅する
ファイバ型光増幅器の開発が行われている。このファイ
バ型光増幅器の一例としては、Er(エルビウム)を添
加したエルビウムドープ光ファイバを用いた光アンプシ
ステムがあるが、このエルビウムドープ光ファイバを用
いた光増幅器等のファイバ型光増幅器の発展により、光
の増幅率を高め、光増幅器から高出力の光を出力するこ
とが可能となってきた。なお、エルビウムドープ光ファ
イバの光増幅器としての動作波長は1550nm近辺(1550nm
帯)の波長であり、近年、この1550nm近辺の波長で、僅
かずつ波長を変化させた複数の光信号を伝送させる波長
多重伝送(WDM)方式の光通信システムの開発が行わ
れている。
発が盛んに行われており、長距離光通信システムの実現
化のために、最近では、光通信信号を光のまま増幅する
ファイバ型光増幅器の開発が行われている。このファイ
バ型光増幅器の一例としては、Er(エルビウム)を添
加したエルビウムドープ光ファイバを用いた光アンプシ
ステムがあるが、このエルビウムドープ光ファイバを用
いた光増幅器等のファイバ型光増幅器の発展により、光
の増幅率を高め、光増幅器から高出力の光を出力するこ
とが可能となってきた。なお、エルビウムドープ光ファ
イバの光増幅器としての動作波長は1550nm近辺(1550nm
帯)の波長であり、近年、この1550nm近辺の波長で、僅
かずつ波長を変化させた複数の光信号を伝送させる波長
多重伝送(WDM)方式の光通信システムの開発が行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長距離光通
信システムの高速化では、光ファイバの持つ非線形特性
が通信の大きな障害となることが知られており、この非
線形特性による悪影響は、光ファイバに入射する光強度
が強いほど大きいことが知られている。
信システムの高速化では、光ファイバの持つ非線形特性
が通信の大きな障害となることが知られており、この非
線形特性による悪影響は、光ファイバに入射する光強度
が強いほど大きいことが知られている。
【0004】そのため、WDM方式等の光通信システム
のうち、特に、前記エルビウムドープ光ファイバを用い
た光アンプシステム等のように、ファイバ型光増幅器を
用いた光通信システムにおいては、ファイバ型光増幅器
の光増幅率が高いことから、ファイバ型光増幅器から出
力される出力光の強度が強く、光量が多いために、この
ファイバ型光増幅器に接続される光ファイバの非線形特
性に起因する波形の乱れやノイズの発生が問題となり、
例えば波長多重伝送方式の光通信システムの実現化の妨
げとなっていた。
のうち、特に、前記エルビウムドープ光ファイバを用い
た光アンプシステム等のように、ファイバ型光増幅器を
用いた光通信システムにおいては、ファイバ型光増幅器
の光増幅率が高いことから、ファイバ型光増幅器から出
力される出力光の強度が強く、光量が多いために、この
ファイバ型光増幅器に接続される光ファイバの非線形特
性に起因する波形の乱れやノイズの発生が問題となり、
例えば波長多重伝送方式の光通信システムの実現化の妨
げとなっていた。
【0005】なお、非線形特性による問題には様々なも
のがあるが、そのうち最も大きな問題となるのは、周知
の4光波混合(FWM)特性であり、さらに、周知の自
己位相変調(SPM)や相互位相変調(XPM)等があ
る。
のがあるが、そのうち最も大きな問題となるのは、周知
の4光波混合(FWM)特性であり、さらに、周知の自
己位相変調(SPM)や相互位相変調(XPM)等があ
る。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、光ファイバの非線形
特性に起因する問題を抑制することが可能であり、信頼
性の高い長距離光通信を行うことができる光通信システ
ムを提供することにある。
なされたものであり、その目的は、光ファイバの非線形
特性に起因する問題を抑制することが可能であり、信頼
性の高い長距離光通信を行うことができる光通信システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本第1の発明は、光増幅
器の出射端に、正又は負の分散を有する第1の光ファイ
バの入射端側を接続し、該第1の光ファイバの出射端側
に、該第1の光ファイバと逆の符号の分散を有する第2
の光ファイバの入射端側を接続して成る光通信線路を備
えた光通信システムであって、前記第1の光ファイバと
第2の光ファイバの総分散量が略ゼロと成し、かつ、第
1の光ファイバの非線形特性を第2の光ファイバの非線
形特性より小さくしたことを特徴として構成されてい
る。
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本第1の発明は、光増幅
器の出射端に、正又は負の分散を有する第1の光ファイ
バの入射端側を接続し、該第1の光ファイバの出射端側
に、該第1の光ファイバと逆の符号の分散を有する第2
の光ファイバの入射端側を接続して成る光通信線路を備
えた光通信システムであって、前記第1の光ファイバと
第2の光ファイバの総分散量が略ゼロと成し、かつ、第
1の光ファイバの非線形特性を第2の光ファイバの非線
形特性より小さくしたことを特徴として構成されてい
る。
【0008】また、本第2の発明は、光増幅器の出射端
に、正又は負の分散を有する第1の光ファイバの入射端
側を接続し、該第1の光ファイバの出射端側に、該第1
の光ファイバと逆の符号の分散を有する第2の光ファイ
バの入射端側を接続して成る光通信線路を複数有し、該
複数の光通信線路のうち1番目の光通信線路の出射端に
は2番目の光通信線路の光増幅器の入力側が接続され、
該2番目の光通信線路の出射端には3番目の光通信線路
の光増幅器の入力側が接続されるといった如く該複数の
光通信線路は直列に接続されており、前記1番目の光通
信線路の入射端側には光信号を送り出す送信器が接続さ
れ、最終端の光通信線路の出射端側には光の受信器が接
続されて成る光通信システムであって、前記各光通信線
路はそれぞれ各光通信線路を構成する前記第1の光ファ
イバと第2の光ファイバの総分散量が略ゼロと成し、か
つ、第1の光ファイバの非線形特性が第2の光ファイバ
の非線形特性より小さく形成されていることを特徴とし
て構成されている。
に、正又は負の分散を有する第1の光ファイバの入射端
側を接続し、該第1の光ファイバの出射端側に、該第1
の光ファイバと逆の符号の分散を有する第2の光ファイ
バの入射端側を接続して成る光通信線路を複数有し、該
複数の光通信線路のうち1番目の光通信線路の出射端に
は2番目の光通信線路の光増幅器の入力側が接続され、
該2番目の光通信線路の出射端には3番目の光通信線路
の光増幅器の入力側が接続されるといった如く該複数の
光通信線路は直列に接続されており、前記1番目の光通
信線路の入射端側には光信号を送り出す送信器が接続さ
れ、最終端の光通信線路の出射端側には光の受信器が接
続されて成る光通信システムであって、前記各光通信線
路はそれぞれ各光通信線路を構成する前記第1の光ファ
イバと第2の光ファイバの総分散量が略ゼロと成し、か
つ、第1の光ファイバの非線形特性が第2の光ファイバ
の非線形特性より小さく形成されていることを特徴とし
て構成されている。
【0009】さらに、前記光通信線路を伝送させる光信
号の波長が1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコア
にGeO2 が添加された石英系光ファイバにより形成さ
れており、該第1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散
値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有
する分散光ファイバと成していること、前記光通信線路
を伝送させる光信号の波長が1.55μm帯であり、第1の
光ファイバはコアが純SiO2 又はSiO2 にドーパン
トを添加して形成され、かつ、クラッドがSiO2 にフ
ッ素を添加して形成された石英系ファイバであり、該第
1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散値がゼロとな
り、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有する分散光フ
ァイバと成していることも本第1、第2の発明の特徴的
な構成とされている。
号の波長が1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコア
にGeO2 が添加された石英系光ファイバにより形成さ
れており、該第1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散
値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有
する分散光ファイバと成していること、前記光通信線路
を伝送させる光信号の波長が1.55μm帯であり、第1の
光ファイバはコアが純SiO2 又はSiO2 にドーパン
トを添加して形成され、かつ、クラッドがSiO2 にフ
ッ素を添加して形成された石英系ファイバであり、該第
1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散値がゼロとな
り、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有する分散光フ
ァイバと成していることも本第1、第2の発明の特徴的
な構成とされている。
【0010】例えばWDM方式等を用いた光通信システ
ムにおいて、光伝送用の光ファイバの非線形特性による
通信への悪影響のうち、最も大きな問題となる4光波混
合(FWM)の発生は、光ファイバの非線形特性以外に
分散特性に依存することが知られており、個々の光ファ
イバに分散(波長分散)を保有させることにより、FW
Mの発生を抑制することができる。上記構成の本発明に
おいては、光通信システムの光通信線路を構成する第
1、第2の光ファイバは共に分散を保有しているため
に、FWMの発生が抑制される。
ムにおいて、光伝送用の光ファイバの非線形特性による
通信への悪影響のうち、最も大きな問題となる4光波混
合(FWM)の発生は、光ファイバの非線形特性以外に
分散特性に依存することが知られており、個々の光ファ
イバに分散(波長分散)を保有させることにより、FW
Mの発生を抑制することができる。上記構成の本発明に
おいては、光通信システムの光通信線路を構成する第
1、第2の光ファイバは共に分散を保有しているため
に、FWMの発生が抑制される。
【0011】なお、光ファイバが分散を保有している
と、この分散によって、光ファイバを伝送する光信号が
変形してしまうといった新たな問題が生じることになる
が、上記構成の本発明においては、第1の光ファイバの
分散の符号と第2の光ファイバの分散の符号とが逆の符
号であり、かつ、第1の光ファイバと第2の光ファイバ
の総分散量が略ゼロと成しているために、第1の光ファ
イバの分散によって生じた光信号の変形が、第2の光フ
ァイバの、第1の光ファイバの分散とは逆の符号の分散
によって相殺される。そのため、第1と第2の光ファイ
バを伝送して第2の光ファイバから出射される光信号
は、第1の光ファイバへの入射光信号と同じ波形の光と
なり、光ファイバの分散による問題も生じないことにな
る。
と、この分散によって、光ファイバを伝送する光信号が
変形してしまうといった新たな問題が生じることになる
が、上記構成の本発明においては、第1の光ファイバの
分散の符号と第2の光ファイバの分散の符号とが逆の符
号であり、かつ、第1の光ファイバと第2の光ファイバ
の総分散量が略ゼロと成しているために、第1の光ファ
イバの分散によって生じた光信号の変形が、第2の光フ
ァイバの、第1の光ファイバの分散とは逆の符号の分散
によって相殺される。そのため、第1と第2の光ファイ
バを伝送して第2の光ファイバから出射される光信号
は、第1の光ファイバへの入射光信号と同じ波形の光と
なり、光ファイバの分散による問題も生じないことにな
る。
【0012】さらに、光ファイバの非線形特性の光信号
に対する影響の程度は、光の強さに比例するものである
ため、光ファイバに入射する光の強度が大きいほど非線
形特性の影響の程度も大きくなる。上記構成の本発明に
おいては、第1の光ファイバの出射端側に第2の光ファ
イバが接続されており、第1の光ファイバの非線形特性
が第2の光ファイバの非線形特性より小さく形成されて
いるために、光信号は、最初に、より低い(小さい)非
線形特性を有する第1の光ファイバに入射し、この光信
号が伝搬してその伝送損失により光信号の強度が弱まっ
たところで、この弱まった光信号が、第1の光ファイバ
より非線形特性の大きい第2の光ファイバを伝搬するこ
とになり、光の強さに比例する非線形特性の影響を小さ
くすることが可能となる。
に対する影響の程度は、光の強さに比例するものである
ため、光ファイバに入射する光の強度が大きいほど非線
形特性の影響の程度も大きくなる。上記構成の本発明に
おいては、第1の光ファイバの出射端側に第2の光ファ
イバが接続されており、第1の光ファイバの非線形特性
が第2の光ファイバの非線形特性より小さく形成されて
いるために、光信号は、最初に、より低い(小さい)非
線形特性を有する第1の光ファイバに入射し、この光信
号が伝搬してその伝送損失により光信号の強度が弱まっ
たところで、この弱まった光信号が、第1の光ファイバ
より非線形特性の大きい第2の光ファイバを伝搬するこ
とになり、光の強さに比例する非線形特性の影響を小さ
くすることが可能となる。
【0013】このように、本発明においては、非線形特
性に起因する問題のうち、最も大きな問題となる4光波
混合(FWM)特性の問題はもちろんのこと、それ以外
の非線形特性による問題も抑制することが可能となり、
さらに分散による問題等も生じないために、波形の乱れ
やノイズの発生等が少ない、信頼性の高い長距離光通信
が可能な光通信システムとなり、上記課題が解決され
る。
性に起因する問題のうち、最も大きな問題となる4光波
混合(FWM)特性の問題はもちろんのこと、それ以外
の非線形特性による問題も抑制することが可能となり、
さらに分散による問題等も生じないために、波形の乱れ
やノイズの発生等が少ない、信頼性の高い長距離光通信
が可能な光通信システムとなり、上記課題が解決され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明に係る光通信シ
ステムの一実施形態例の要部構成が示されている。同図
において、光信号を送り出す送信器2と、この光送信器
2から送り出された光信号を受信する光の受信器6との
間には、複数の光通信線路1a(1a1〜1an)が介
設されている。
に基づいて説明する。図1には、本発明に係る光通信シ
ステムの一実施形態例の要部構成が示されている。同図
において、光信号を送り出す送信器2と、この光送信器
2から送り出された光信号を受信する光の受信器6との
間には、複数の光通信線路1a(1a1〜1an)が介
設されている。
【0015】光通信線路1a1は、光増幅器5a1の出
射端に、波長1.55μm(1550nm)帯で正の分散(波長分
散)を有する第1の光ファイバ3a1の入射端側を接続
し、この第1の光ファイバ3a1の出射端側に、波長1.
55μm帯で、第1の光ファイバ3a1と逆の符号である
負の分散(波長分散)を有する第2の光ファイバ4a1
の入射端側を接続して形成されており、光通信線路1a
2は、光増幅器5a2の出射端に、波長1.55μm帯で正
の分散を有する第1の光ファイバ3a2の入射端側を接
続し、第1の光ファイバ3a2の出射端側に、波長1.55
μm帯で負の分散を有する第2の光ファイバ4a2の入
射端側を接続して形成されるといった如く、各光通信線
路1a1〜1anは、それぞれ、光増幅器5a(5a1
〜5an)、第1の光ファイバ3a(3a1〜3a
n)、第2の光ファイバ4a(4a1〜4an)を有し
て構成されている。
射端に、波長1.55μm(1550nm)帯で正の分散(波長分
散)を有する第1の光ファイバ3a1の入射端側を接続
し、この第1の光ファイバ3a1の出射端側に、波長1.
55μm帯で、第1の光ファイバ3a1と逆の符号である
負の分散(波長分散)を有する第2の光ファイバ4a1
の入射端側を接続して形成されており、光通信線路1a
2は、光増幅器5a2の出射端に、波長1.55μm帯で正
の分散を有する第1の光ファイバ3a2の入射端側を接
続し、第1の光ファイバ3a2の出射端側に、波長1.55
μm帯で負の分散を有する第2の光ファイバ4a2の入
射端側を接続して形成されるといった如く、各光通信線
路1a1〜1anは、それぞれ、光増幅器5a(5a1
〜5an)、第1の光ファイバ3a(3a1〜3a
n)、第2の光ファイバ4a(4a1〜4an)を有し
て構成されている。
【0016】また、これらの複数の光通信線路1a1〜
1anのうち、1番目の光通信線路1a1の出射端には
2番目の光通信線路1a2の光増幅器5a2の入力側が
接続され、2番目の光通信線路1a2の出射端には3番
目の光通信線路1a3の光増幅器5a3の入力側が接続
されるといった如く、複数の光通信線路1a1〜1an
は直列に接続されている。1番目の光通信線路1a1の
入射端側には前記送信器2が接続され、最終端の光通信
線路1anの出射端側には前記受信器6が接続されてい
る。
1anのうち、1番目の光通信線路1a1の出射端には
2番目の光通信線路1a2の光増幅器5a2の入力側が
接続され、2番目の光通信線路1a2の出射端には3番
目の光通信線路1a3の光増幅器5a3の入力側が接続
されるといった如く、複数の光通信線路1a1〜1an
は直列に接続されている。1番目の光通信線路1a1の
入射端側には前記送信器2が接続され、最終端の光通信
線路1anの出射端側には前記受信器6が接続されてい
る。
【0017】各光増幅器5a1〜5anは、それぞれ、
光ファイバにエルビウムを添加したエルビウムドープ光
ファイバを有して形成されたファイバ型光増幅器であ
り、各光増幅器5a1〜5anの動作波長は1550nm帯と
成している。また、本実施形態例では、送信器2から送
り出される光信号の波長は1.55μm帯(1550nm帯)であ
り、この送信器2から送り出される光信号は、各光増幅
器5a1〜5anによって非常に高い増幅率で増幅され
て伝送されるようになっている。
光ファイバにエルビウムを添加したエルビウムドープ光
ファイバを有して形成されたファイバ型光増幅器であ
り、各光増幅器5a1〜5anの動作波長は1550nm帯と
成している。また、本実施形態例では、送信器2から送
り出される光信号の波長は1.55μm帯(1550nm帯)であ
り、この送信器2から送り出される光信号は、各光増幅
器5a1〜5anによって非常に高い増幅率で増幅され
て伝送されるようになっている。
【0018】図4に示すように、第1、第2の光ファイ
バ3a,4aは、いずれも、コア8と、コア8の外周側
を覆うクラッド9とを有しており、第1の光ファイバ4
aは、コア8にGeO2 (酸化ゲルマニウム)が添加さ
れた石英系光ファイバにより形成されている。また、第
1の光ファイバ3aのクラッド9は例えば純SiO2に
より形成され、この第1の光ファイバ3aのプロファイ
ル(屈折率分布)は、図2に示すようにステップ型のプ
ロファイルである。第1の光ファイバ3aは、波長1.3
μm帯で分散値がゼロとなる1.3 μm零分散シングルモ
ード光ファイバであり、かつ、波長1.55μm帯では正の
分散を有する分散光ファイバと成している。この第1の
光ファイバ3aは、現在一般的に製造されている光ファ
イバの1つであり、コストの安い光ファイバである。
バ3a,4aは、いずれも、コア8と、コア8の外周側
を覆うクラッド9とを有しており、第1の光ファイバ4
aは、コア8にGeO2 (酸化ゲルマニウム)が添加さ
れた石英系光ファイバにより形成されている。また、第
1の光ファイバ3aのクラッド9は例えば純SiO2に
より形成され、この第1の光ファイバ3aのプロファイ
ル(屈折率分布)は、図2に示すようにステップ型のプ
ロファイルである。第1の光ファイバ3aは、波長1.3
μm帯で分散値がゼロとなる1.3 μm零分散シングルモ
ード光ファイバであり、かつ、波長1.55μm帯では正の
分散を有する分散光ファイバと成している。この第1の
光ファイバ3aは、現在一般的に製造されている光ファ
イバの1つであり、コストの安い光ファイバである。
【0019】また、本実施形態例では、各光通信線路1
a1〜1anを形成する第1の光ファイバ3a1〜3a
nと第2の光ファイバ4a1〜4anの総分散量が略ゼ
ロと成しており、かつ、第1の光ファイバ3a1〜3a
nの非線形特性が第2の光ファイバ4a1〜4anの非
線形特性より小さく形成されている。そして、このよう
に、各第1の光ファイバ3a1〜3anの非線形特性が
対応する各第2の光ファイバ4a1〜4anの非線形特
性より小さく形成されていることが、本実施形態例の最
も特徴的なことである。
a1〜1anを形成する第1の光ファイバ3a1〜3a
nと第2の光ファイバ4a1〜4anの総分散量が略ゼ
ロと成しており、かつ、第1の光ファイバ3a1〜3a
nの非線形特性が第2の光ファイバ4a1〜4anの非
線形特性より小さく形成されている。そして、このよう
に、各第1の光ファイバ3a1〜3anの非線形特性が
対応する各第2の光ファイバ4a1〜4anの非線形特
性より小さく形成されていることが、本実施形態例の最
も特徴的なことである。
【0020】なお、光ファイバに正又は負の所定の分散
特性を与えるためには、周知の如く、光ファイバの屈折
率構造等を調整することが必要となり、石英系ガラスに
より形成されている光ファイバにおいては、この石英系
ガラスの屈折率が光の波長が長いほど小さくなることか
ら、一般に、正の分散特性を有することが知られてい
る。そして、光ファイバに負の分散特性を与えるために
は、例えばコア8の屈折率分布を特殊な分布構造とした
りすることにより、光の伝搬速度を波長が長いほど遅
く、短いほど速くし、負の分散特性を有する光ファイバ
を形成することができる。
特性を与えるためには、周知の如く、光ファイバの屈折
率構造等を調整することが必要となり、石英系ガラスに
より形成されている光ファイバにおいては、この石英系
ガラスの屈折率が光の波長が長いほど小さくなることか
ら、一般に、正の分散特性を有することが知られてい
る。そして、光ファイバに負の分散特性を与えるために
は、例えばコア8の屈折率分布を特殊な分布構造とした
りすることにより、光の伝搬速度を波長が長いほど遅
く、短いほど速くし、負の分散特性を有する光ファイバ
を形成することができる。
【0021】一方、光ファイバの非線形特性は、光が伝
搬する部分(コア8)の材料の純石英に対する比屈折率
(n2 )、有効コア断面積(Aeff)と光ファイバに入射
する光の強度に依存することが知られており、この入射
光強度が高いほど非線形特性による光信号への影響も大
きくなる。また、前記正の分散を有する光ファイバと負
の分散を有する光ファイバとは屈折率構造が異なるため
に、前記比屈折率(n2 )、有効コア断面積(Aeff)も
異なり、したがって、一般的に、正の分散を有する光フ
ァイバと負の分散を有する光ファイバは、非線形特性も
互いに異なるものである。
搬する部分(コア8)の材料の純石英に対する比屈折率
(n2 )、有効コア断面積(Aeff)と光ファイバに入射
する光の強度に依存することが知られており、この入射
光強度が高いほど非線形特性による光信号への影響も大
きくなる。また、前記正の分散を有する光ファイバと負
の分散を有する光ファイバとは屈折率構造が異なるため
に、前記比屈折率(n2 )、有効コア断面積(Aeff)も
異なり、したがって、一般的に、正の分散を有する光フ
ァイバと負の分散を有する光ファイバは、非線形特性も
互いに異なるものである。
【0022】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、次に、その動作について説明する。送信器2から波
長1.55μm帯の光信号が送り出されると、この光信号
は、1番目の光通信線路1a1の光増幅器5a1の入力
側に入射し、光増幅器5a1によって増幅されて第1の
光ファイバ3a1に入射する。そして、この光は、第1
の光ファイバ3a1を伝搬することにより、第1の光フ
ァイバ3a1の伝送損失の分だけ光信号の強度が弱くな
った状態で第2の光ファイバ4a1に入射し、第2の光
ファイバ4a1を伝搬する。
り、次に、その動作について説明する。送信器2から波
長1.55μm帯の光信号が送り出されると、この光信号
は、1番目の光通信線路1a1の光増幅器5a1の入力
側に入射し、光増幅器5a1によって増幅されて第1の
光ファイバ3a1に入射する。そして、この光は、第1
の光ファイバ3a1を伝搬することにより、第1の光フ
ァイバ3a1の伝送損失の分だけ光信号の強度が弱くな
った状態で第2の光ファイバ4a1に入射し、第2の光
ファイバ4a1を伝搬する。
【0023】第2の光ファイバ4a1を伝搬した光は、
2番目の光通信線路1a2の光増幅器5a2の入力側に
入射し、光増幅器5a2によって増幅されて第1の光フ
ァイバ3a2に入射する。そして、この光は、第1の光
ファイバ3a2を伝搬することにより、第1の光ファイ
バ3a2の伝送損失の分だけ光の強度が弱くなった状態
で第2の光ファイバ4a2に入射し、第2の光ファイバ
4a2を伝搬する。そして、さらに、第2の光ファイバ
4a2を伝搬した光は、3番目の光通信線路1a3の光
増幅器5a3に入射し、光増幅器5a3で増幅されて第
1の光ファイバ3a3に入射するといった如く、光は、
各光通信線路1a1〜1anの光増幅器5a、第1の光
ファイバ3a、第2の光ファイバ4aを順次通って伝搬
していき、受信器6によって受信される。
2番目の光通信線路1a2の光増幅器5a2の入力側に
入射し、光増幅器5a2によって増幅されて第1の光フ
ァイバ3a2に入射する。そして、この光は、第1の光
ファイバ3a2を伝搬することにより、第1の光ファイ
バ3a2の伝送損失の分だけ光の強度が弱くなった状態
で第2の光ファイバ4a2に入射し、第2の光ファイバ
4a2を伝搬する。そして、さらに、第2の光ファイバ
4a2を伝搬した光は、3番目の光通信線路1a3の光
増幅器5a3に入射し、光増幅器5a3で増幅されて第
1の光ファイバ3a3に入射するといった如く、光は、
各光通信線路1a1〜1anの光増幅器5a、第1の光
ファイバ3a、第2の光ファイバ4aを順次通って伝搬
していき、受信器6によって受信される。
【0024】以上のような光の伝搬に際し、各光通信線
路1a1〜1anの各光増幅器5a1〜5anに入射し
た光信号は、光増幅率の高い各光増幅器5a1〜5an
によって増幅されて、それぞれ、第1の光ファイバ3a
1〜3an、第2の光ファイバ4a1〜4anに入射す
るために、第1、第2の光ファイバ3a1〜3an,4
a1〜4anの非線形特性による影響が問題となるが、
この非線形特性に起因する問題のうち最も大きな問題と
なる4光波混合(FWM)の発生は、光ファイバの非線
形特性以外に、分散特性に依存することが知られてお
り、個々の光ファイバに、光ファイバの伝送信号波長で
分散を保有させればFWMの発生は抑制できるものであ
る。
路1a1〜1anの各光増幅器5a1〜5anに入射し
た光信号は、光増幅率の高い各光増幅器5a1〜5an
によって増幅されて、それぞれ、第1の光ファイバ3a
1〜3an、第2の光ファイバ4a1〜4anに入射す
るために、第1、第2の光ファイバ3a1〜3an,4
a1〜4anの非線形特性による影響が問題となるが、
この非線形特性に起因する問題のうち最も大きな問題と
なる4光波混合(FWM)の発生は、光ファイバの非線
形特性以外に、分散特性に依存することが知られてお
り、個々の光ファイバに、光ファイバの伝送信号波長で
分散を保有させればFWMの発生は抑制できるものであ
る。
【0025】したがって、本実施形態例のように、各第
1の光ファイバ3a1〜3anには伝送信号波長(1.55
μm帯)で正の分散を保有させ、第2の光ファイバ4a
1〜4anには同波長で負の分散を保有させるようにし
て、個々の光ファイバ3a1〜3an,4a1〜4an
にそれぞれ分散を保有させることにより、FWMの発生
を抑制することができる。
1の光ファイバ3a1〜3anには伝送信号波長(1.55
μm帯)で正の分散を保有させ、第2の光ファイバ4a
1〜4anには同波長で負の分散を保有させるようにし
て、個々の光ファイバ3a1〜3an,4a1〜4an
にそれぞれ分散を保有させることにより、FWMの発生
を抑制することができる。
【0026】なお、このように、個々の光ファイバに使
用波長(伝送信号波長)で分散を保有させることによ
り、FWMの発生を抑制することは、例えばAT&T
CORP(エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーショ
ン)による特開平7−168046号公報記載の提案が
成されている。
用波長(伝送信号波長)で分散を保有させることによ
り、FWMの発生を抑制することは、例えばAT&T
CORP(エイ・ティ・アンド・ティ・コーポレーショ
ン)による特開平7−168046号公報記載の提案が
成されている。
【0027】また、個々の光ファイバに分散を保有させ
た場合に、光ファイバを伝搬する光信号が変形してしま
うという問題が生じることが知られているが、本実施形
態例では、第1の光ファイバ3a1〜3anは波長1.55
μm帯で正の分散を有し、第2の光ファイバ4a1〜4
anは、同波長帯で、この第1の光ファイバ3a1〜3
anの分散とは逆の符号である負の分散を有しているた
めに、第1の光ファイバ3a1〜3anの正の分散と第
2の光ファイバ4a1〜4anの負の分散とが相殺し合
うことになる。そして、本実施形態例においては、第1
の光ファイバ3a1〜3anと、この第1の光ファイバ
3a1〜3anに直接接続されている第2の光ファイバ
4a1〜4anの総分散量が略ゼロと成しているため
に、第1の光ファイバ3a1〜3anの正の分散と第2
の光ファイバ4a1〜4anの負の分散とはほぼ完全に
相殺し合い、分散による信号変形の問題はなくなる。
た場合に、光ファイバを伝搬する光信号が変形してしま
うという問題が生じることが知られているが、本実施形
態例では、第1の光ファイバ3a1〜3anは波長1.55
μm帯で正の分散を有し、第2の光ファイバ4a1〜4
anは、同波長帯で、この第1の光ファイバ3a1〜3
anの分散とは逆の符号である負の分散を有しているた
めに、第1の光ファイバ3a1〜3anの正の分散と第
2の光ファイバ4a1〜4anの負の分散とが相殺し合
うことになる。そして、本実施形態例においては、第1
の光ファイバ3a1〜3anと、この第1の光ファイバ
3a1〜3anに直接接続されている第2の光ファイバ
4a1〜4anの総分散量が略ゼロと成しているため
に、第1の光ファイバ3a1〜3anの正の分散と第2
の光ファイバ4a1〜4anの負の分散とはほぼ完全に
相殺し合い、分散による信号変形の問題はなくなる。
【0028】なお、このように、正の分散を有する光フ
ァイバと負の分散を有する光ファイバとを直列に接続
し、その総分散量を略ゼロとすることにより、分散の問
題を解消することは、三菱電機株式会社の出願の特開平
5−3453号公報に記載され、提案されている。
ァイバと負の分散を有する光ファイバとを直列に接続
し、その総分散量を略ゼロとすることにより、分散の問
題を解消することは、三菱電機株式会社の出願の特開平
5−3453号公報に記載され、提案されている。
【0029】さらに、非線形特性に起因する問題のう
ち、前記FWMの発生以外にも、自己位相変調(SP
M)や相互位相変調(XPM)等の様々な問題がある
が、これらの問題は、以下の理由によって抑制される。
ち、前記FWMの発生以外にも、自己位相変調(SP
M)や相互位相変調(XPM)等の様々な問題がある
が、これらの問題は、以下の理由によって抑制される。
【0030】本実施形態例では、各光通信線路1a1〜
1anを構成する第1の光ファイバ3a1〜3anの非
線形特性が第2の光ファイバ4a1〜4anの非線形特
性より小さく形成されているために、各光増幅器5a1
〜5anによってそれぞれ増幅された強度の強い光は、
まず、より非線形特性が小さい第1の光ファイバ3a1
〜3anに入射し、その後、第1の光ファイバ3a1〜
3anを伝搬するときに、第1の光ファイバ3a1〜3
anの伝送損失によって強度が弱められた状態で第2の
光ファイバ4a1〜4anに入射する。
1anを構成する第1の光ファイバ3a1〜3anの非
線形特性が第2の光ファイバ4a1〜4anの非線形特
性より小さく形成されているために、各光増幅器5a1
〜5anによってそれぞれ増幅された強度の強い光は、
まず、より非線形特性が小さい第1の光ファイバ3a1
〜3anに入射し、その後、第1の光ファイバ3a1〜
3anを伝搬するときに、第1の光ファイバ3a1〜3
anの伝送損失によって強度が弱められた状態で第2の
光ファイバ4a1〜4anに入射する。
【0031】そのため、第1の光ファイバ3a1〜3a
nよりも非線形特性の大きい第2の光ファイバ4a1〜
4anの非線形特性によって影響を受ける光信号は、第
1の光ファイバ3a1〜3anを伝搬して弱められた光
であり、入射光強度に比例する非線形特性の影響の程度
は小さく、非線形特性の影響のより小さい光が各第2の
光ファイバ4a1〜4anから出射され、各光増幅器5
a2〜5anに入射するために、精度の高い強い信号を
伝送することができる。
nよりも非線形特性の大きい第2の光ファイバ4a1〜
4anの非線形特性によって影響を受ける光信号は、第
1の光ファイバ3a1〜3anを伝搬して弱められた光
であり、入射光強度に比例する非線形特性の影響の程度
は小さく、非線形特性の影響のより小さい光が各第2の
光ファイバ4a1〜4anから出射され、各光増幅器5
a2〜5anに入射するために、精度の高い強い信号を
伝送することができる。
【0032】このように、本実施形態例によれば、例え
ば前記WDM方式等を用いる光通信システムにおいて、
光を伝送する光ファイバの非線形特性に起因する問題の
うち、最も大きな問題である4光波混合特性を始めと
し、それ以外の例えば自己位相変調等の問題も抑制する
ことができるし、光ファイバの分散による問題等も生じ
ることがないために、より高精度で信頼性が高く、強い
強度の信号を伝搬させることが可能となり、送信器2と
受信器6との中継間隔を広く取ることができる。そのた
め、光通信システムの信頼性の向上を図ることが可能と
なり、コストの面でも有利なシステムを構築することが
できる。
ば前記WDM方式等を用いる光通信システムにおいて、
光を伝送する光ファイバの非線形特性に起因する問題の
うち、最も大きな問題である4光波混合特性を始めと
し、それ以外の例えば自己位相変調等の問題も抑制する
ことができるし、光ファイバの分散による問題等も生じ
ることがないために、より高精度で信頼性が高く、強い
強度の信号を伝搬させることが可能となり、送信器2と
受信器6との中継間隔を広く取ることができる。そのた
め、光通信システムの信頼性の向上を図ることが可能と
なり、コストの面でも有利なシステムを構築することが
できる。
【0033】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、第1の光ファイバ3a1〜3an
は、それぞれ、コア8にGeO2 が添加された石英系光
ファイバにより形成されていたが、第1の光ファイバ3
a1〜3anは、例えば、コア8が純SiO2 又はSi
O2 にGeO2 やF(フッ素)等のドーパントを微量添
加して形成され、かつ、クラッド9がSiO2 にフッ素
を添加して形成された石英系光ファイバとしてもよい。
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、第1の光ファイバ3a1〜3an
は、それぞれ、コア8にGeO2 が添加された石英系光
ファイバにより形成されていたが、第1の光ファイバ3
a1〜3anは、例えば、コア8が純SiO2 又はSi
O2 にGeO2 やF(フッ素)等のドーパントを微量添
加して形成され、かつ、クラッド9がSiO2 にフッ素
を添加して形成された石英系光ファイバとしてもよい。
【0034】このように、クラッド9にSiO2 を添加
する場合には、例えば純SiO2 に対するクラッド9の
比屈折率差Δが−0.3 %程度となるようにする。また、
コア8にドーパントを添加する場合には、例えば純Si
O2 に対するコア8の比屈折率差Δが+0.05%となるよ
うな微量のGeO2 を添加したり、このGeO2 の添加
に加えてFを比屈折率差Δが−0.05%となるように微量
添加してGeO2 とFの両方の添加によって結果的にコ
ア8の純SiO2 に対する比屈折率差Δが±0となるよ
うにする。
する場合には、例えば純SiO2 に対するクラッド9の
比屈折率差Δが−0.3 %程度となるようにする。また、
コア8にドーパントを添加する場合には、例えば純Si
O2 に対するコア8の比屈折率差Δが+0.05%となるよ
うな微量のGeO2 を添加したり、このGeO2 の添加
に加えてFを比屈折率差Δが−0.05%となるように微量
添加してGeO2 とFの両方の添加によって結果的にコ
ア8の純SiO2 に対する比屈折率差Δが±0となるよ
うにする。
【0035】第1の光ファイバ3a1〜3anをこのよ
うなフッ添加クラッドを有する光ファイバにより形成し
た場合にも、上記実施形態例と同様に、ステップ型のプ
ロファイルを有する光ファイバとし、波長1.3 μm帯で
分散値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散
を有する分散光ファイバとすれば、上記実施形態例とほ
ぼ同様の効果を奏することができる。なお、コア8を純
SiO2 により形成したり、コア8の純SiO2 に対す
る比屈折率差Δを±0としたりして、クラッド9にフッ
素を添加すると、この光ファイバのプロファイルは、例
えば図3に示すようなプロファイルとなる。
うなフッ添加クラッドを有する光ファイバにより形成し
た場合にも、上記実施形態例と同様に、ステップ型のプ
ロファイルを有する光ファイバとし、波長1.3 μm帯で
分散値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散
を有する分散光ファイバとすれば、上記実施形態例とほ
ぼ同様の効果を奏することができる。なお、コア8を純
SiO2 により形成したり、コア8の純SiO2 に対す
る比屈折率差Δを±0としたりして、クラッド9にフッ
素を添加すると、この光ファイバのプロファイルは、例
えば図3に示すようなプロファイルとなる。
【0036】さらに、上記実施形態例では、第1の光フ
ァイバ3a1〜3anを波長1.55μm帯で正の分散を有
する光ファイバとし、第2の光ファイバ4a1〜4an
を同波長帯で負の分散を有する光ファイバとしたが、そ
の逆に、第1の光ファイバ3a1〜3anを負の分散を
有する光ファイバとし、第2の光ファイバ4a1〜4a
nを正の分散を有する光ファイバとしてもよい。
ァイバ3a1〜3anを波長1.55μm帯で正の分散を有
する光ファイバとし、第2の光ファイバ4a1〜4an
を同波長帯で負の分散を有する光ファイバとしたが、そ
の逆に、第1の光ファイバ3a1〜3anを負の分散を
有する光ファイバとし、第2の光ファイバ4a1〜4a
nを正の分散を有する光ファイバとしてもよい。
【0037】ただし、現在製造されている光ファイバの
うち、1.55μm帯で負の分散を有する光ファイバとして
は、分散シフトファイバの零分散波長をさらに長波長側
にシフトさせるものや、コア8とクラッド9との比屈折
率差が高比屈折率差の光ファイバ、プロファイルがW型
のもの、セグメントコアを有するもの等が知られている
が、これらの光ファイバよりも、上記実施形態例に用い
た第1の光ファイバ3aや、前記純SiO2 等のコア8
とSiO2 にフッ素を添加したクラッド9とを有する1.
55μm帯で正の分散を備えた光ファイバの方が、波長1.
55μm帯における非線形特性が小さい。そのため、前記
のような正の分散を有する光ファイバを第1の光ファイ
バ3a1〜3anとすることにより、伝送光波長を1.55
μm帯としたときに信頼性の高い光伝送可能な光通信シ
ステムを、容易に構築することができる。
うち、1.55μm帯で負の分散を有する光ファイバとして
は、分散シフトファイバの零分散波長をさらに長波長側
にシフトさせるものや、コア8とクラッド9との比屈折
率差が高比屈折率差の光ファイバ、プロファイルがW型
のもの、セグメントコアを有するもの等が知られている
が、これらの光ファイバよりも、上記実施形態例に用い
た第1の光ファイバ3aや、前記純SiO2 等のコア8
とSiO2 にフッ素を添加したクラッド9とを有する1.
55μm帯で正の分散を備えた光ファイバの方が、波長1.
55μm帯における非線形特性が小さい。そのため、前記
のような正の分散を有する光ファイバを第1の光ファイ
バ3a1〜3anとすることにより、伝送光波長を1.55
μm帯としたときに信頼性の高い光伝送可能な光通信シ
ステムを、容易に構築することができる。
【0038】さらに、上記実施形態例では、送信器2か
ら波長1.55μm帯の光信号を送り出して、この光信号を
伝搬させる光通信システムとしたが、本発明の光通信シ
ステムにおいて光通信線路1a1〜1anを伝送させる
光信号の波長は必ずしも1.55μm帯とは限らない。ただ
し、現在開発が行われているエルビウムドープ光ファイ
バの光アンプシステムの動作波長は1.55μm(1550nm)
帯であり、光通信線路1a1〜1anを伝送させる光信
号の波長を1.55μm帯とすることにより、エルビウムド
ープ光ファイバの光アンプシステムを光増幅器5a1〜
5anとして用いて、容易に光通信システムを構築する
ことができるために、光信号の波長は1.55μm帯とする
ことが好ましい。
ら波長1.55μm帯の光信号を送り出して、この光信号を
伝搬させる光通信システムとしたが、本発明の光通信シ
ステムにおいて光通信線路1a1〜1anを伝送させる
光信号の波長は必ずしも1.55μm帯とは限らない。ただ
し、現在開発が行われているエルビウムドープ光ファイ
バの光アンプシステムの動作波長は1.55μm(1550nm)
帯であり、光通信線路1a1〜1anを伝送させる光信
号の波長を1.55μm帯とすることにより、エルビウムド
ープ光ファイバの光アンプシステムを光増幅器5a1〜
5anとして用いて、容易に光通信システムを構築する
ことができるために、光信号の波長は1.55μm帯とする
ことが好ましい。
【0039】さらに、上記実施形態例では、光増幅器5
a1〜5anは、エルビウムドープ光ファイバの光アン
プシステムによって形成したファイバ型光増幅器とした
が、光増幅器5a1〜5anはエルビウムドープ光ファ
イバの光アンプシステム以外のファイバ型光増幅器とし
てもよいし、ファイバ型光増幅器以外の光増幅器として
もよい。ただし、エルビウムドープファイバの光アンプ
システム等のファイバ型光増幅器は、その増幅率が高い
ために、ファイバ型光増幅器を光増幅器5a1〜5an
として用いることにより、光信号の強度をより一層大き
く増幅することが可能となり、長距離光通信を容易に行
うことができるために、光増幅器5a1〜5anはファ
イバ型光増幅器とすることが望ましい。
a1〜5anは、エルビウムドープ光ファイバの光アン
プシステムによって形成したファイバ型光増幅器とした
が、光増幅器5a1〜5anはエルビウムドープ光ファ
イバの光アンプシステム以外のファイバ型光増幅器とし
てもよいし、ファイバ型光増幅器以外の光増幅器として
もよい。ただし、エルビウムドープファイバの光アンプ
システム等のファイバ型光増幅器は、その増幅率が高い
ために、ファイバ型光増幅器を光増幅器5a1〜5an
として用いることにより、光信号の強度をより一層大き
く増幅することが可能となり、長距離光通信を容易に行
うことができるために、光増幅器5a1〜5anはファ
イバ型光増幅器とすることが望ましい。
【0040】さらに、上記実施形態例では、送信器2と
受信器6との間に、複数の光通信線路1a1〜1anを
設けて光通信システムを構築したが、本発明の光通信シ
ステムは、1つの光通信線路1aを設けて光通信システ
ムを構築することもできる。この場合にも、光通信線路
1aを構成する第1の光ファイバ3aは正又は負の分散
を有し、第2の光ファイバ4aは第1の光ファイバ3a
と逆の符号の分散を有する光ファイバとし、さらに、第
1の光ファイバ3aと第2の光ファイバ4aの総分散量
を略ゼロとし、かつ、第1の光ファイバ3aの非線形特
性を第2の光ファイバ4aの非線形特性より小さく構成
することにより、非線形特性の影響の少ない、信頼性の
高い光通信システムの構築を図ることができる。
受信器6との間に、複数の光通信線路1a1〜1anを
設けて光通信システムを構築したが、本発明の光通信シ
ステムは、1つの光通信線路1aを設けて光通信システ
ムを構築することもできる。この場合にも、光通信線路
1aを構成する第1の光ファイバ3aは正又は負の分散
を有し、第2の光ファイバ4aは第1の光ファイバ3a
と逆の符号の分散を有する光ファイバとし、さらに、第
1の光ファイバ3aと第2の光ファイバ4aの総分散量
を略ゼロとし、かつ、第1の光ファイバ3aの非線形特
性を第2の光ファイバ4aの非線形特性より小さく構成
することにより、非線形特性の影響の少ない、信頼性の
高い光通信システムの構築を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、光増幅器、第1、第2
の光ファイバを順に接続して成る光通信線路を備えた光
通信システムにおいて、光増幅器の出力端に接続される
側の第1の光ファイバの非線形特性を第2の光ファイバ
の非線形特性より小さくしたものであるから、光増幅器
から出力される強度の強い光信号を、非線形特性の小さ
い第1の光ファイバに入射させ、第1の光ファイバを伝
搬するときの伝送損失によって、その光の強度を弱め
て、第1の光ファイバよりは非線形特性の大きい第2の
光ファイバに入射させるために、例えば光増幅器の出力
端に第2の光ファイバを接続してこの第2の光ファイバ
の出力端に第1の光ファイバを接続する場合に比べ、光
通信線路を伝搬する光に及ぼす非線形特性の悪影響を非
常に小さくすることができる。
の光ファイバを順に接続して成る光通信線路を備えた光
通信システムにおいて、光増幅器の出力端に接続される
側の第1の光ファイバの非線形特性を第2の光ファイバ
の非線形特性より小さくしたものであるから、光増幅器
から出力される強度の強い光信号を、非線形特性の小さ
い第1の光ファイバに入射させ、第1の光ファイバを伝
搬するときの伝送損失によって、その光の強度を弱め
て、第1の光ファイバよりは非線形特性の大きい第2の
光ファイバに入射させるために、例えば光増幅器の出力
端に第2の光ファイバを接続してこの第2の光ファイバ
の出力端に第1の光ファイバを接続する場合に比べ、光
通信線路を伝搬する光に及ぼす非線形特性の悪影響を非
常に小さくすることができる。
【0042】また、本発明によれば、第1、第2の光フ
ァイバは正又は負の分散を有する光ファイバとし、第1
と第2の光ファイバの総分散量を略ゼロと成しているた
めに、例えば波長多重伝送方式等を用いた光通信システ
ムにおいて、光ファイバの非線形特性に起因する問題の
うち最も大きな問題となる4光波混合(FWM)の発生
を第1、第2の光ファイバの分散により抑制し、かつ、
この分散によって生じる問題は第1と第2の光ファイバ
の総分散量をゼロと成すことにより解決することができ
る。
ァイバは正又は負の分散を有する光ファイバとし、第1
と第2の光ファイバの総分散量を略ゼロと成しているた
めに、例えば波長多重伝送方式等を用いた光通信システ
ムにおいて、光ファイバの非線形特性に起因する問題の
うち最も大きな問題となる4光波混合(FWM)の発生
を第1、第2の光ファイバの分散により抑制し、かつ、
この分散によって生じる問題は第1と第2の光ファイバ
の総分散量をゼロと成すことにより解決することができ
る。
【0043】したがって、本発明によれば、FWMの発
生はもちろんのこと、それ以外の非線形特性による光信
号への悪影響を抑制し、かつ、光ファイバの分散による
影響のない光通信を行うことができるために、非線形特
性や分散による影響の少ない信頼性の高い光信号を伝搬
することが可能となり、非線形特性の影響によって実現
化が難しかった波長多重伝送(WDM)方式の光通信を
実現化することができるし、長距離、高速、広帯域光伝
送を容易に行うことができる優れた光通信システムとす
ることができる。
生はもちろんのこと、それ以外の非線形特性による光信
号への悪影響を抑制し、かつ、光ファイバの分散による
影響のない光通信を行うことができるために、非線形特
性や分散による影響の少ない信頼性の高い光信号を伝搬
することが可能となり、非線形特性の影響によって実現
化が難しかった波長多重伝送(WDM)方式の光通信を
実現化することができるし、長距離、高速、広帯域光伝
送を容易に行うことができる優れた光通信システムとす
ることができる。
【0044】また、前記光通信線路を複数有し、これら
の光通信線路を直列に接続して成る光通信システムにお
いては、各光通信線路の光増幅器によって光を増幅しな
がら伝搬させることができるために、より一層長距離の
光伝送を行うことができる。
の光通信線路を直列に接続して成る光通信システムにお
いては、各光通信線路の光増幅器によって光を増幅しな
がら伝搬させることができるために、より一層長距離の
光伝送を行うことができる。
【0045】さらに、前記光通信線路を伝送させる光信
号の波長が1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコア
にGeO2 が添加された石英系光ファイバにより形成さ
れており、該第1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散
値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有
する分散光ファイバと成している本発明によれば、光の
増幅率が高いファイバ型光増幅器のうち広く開発が行わ
れているエルビウムドープ光ファイバの光アンプシステ
ムを光増幅器として用いた場合に、この光増幅器の動作
波長が1.55μm帯であることから、この光増幅器によっ
て光信号を非常に効率良く増幅することができるし、第
1の光ファイバをこのように形成することにより、第1
の光ファイバの非線形特性を小さくすることが可能であ
り、かつ、この構成の光ファイバはコストも安いため
に、この構成の第1の光ファイバとエルビウムドープ光
ファイバのファイバ型光増幅器を用いて、非常に容易
に、かつ、安いコストで、長距離、高速、広帯域光伝送
を行える光通信システムを構築することができる。
号の波長が1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコア
にGeO2 が添加された石英系光ファイバにより形成さ
れており、該第1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散
値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有
する分散光ファイバと成している本発明によれば、光の
増幅率が高いファイバ型光増幅器のうち広く開発が行わ
れているエルビウムドープ光ファイバの光アンプシステ
ムを光増幅器として用いた場合に、この光増幅器の動作
波長が1.55μm帯であることから、この光増幅器によっ
て光信号を非常に効率良く増幅することができるし、第
1の光ファイバをこのように形成することにより、第1
の光ファイバの非線形特性を小さくすることが可能であ
り、かつ、この構成の光ファイバはコストも安いため
に、この構成の第1の光ファイバとエルビウムドープ光
ファイバのファイバ型光増幅器を用いて、非常に容易
に、かつ、安いコストで、長距離、高速、広帯域光伝送
を行える光通信システムを構築することができる。
【0046】さらに、前記光通信線路を伝送させる光信
号の波長が1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコア
が純SiO2 又はSiO2 にドーパントを添加して形成
され、かつ、クラッドがSiO2 にフッ素を添加して形
成された石英系ファイバであり、該第1の光ファイバは
波長1.3 μm帯で分散値がゼロとなり、かつ、波長1.55
μm帯で正の分散を有する分散光ファイバと成している
本発明によれば、第1の光ファイバをコアにGeO2 を
添加した石英系光ファイバにより形成した上記本発明と
同様に、第1の光ファイバの非線形特性を小さくするこ
とが可能であり、かつ、第1の光ファイバのコストも易
くことができるために、上記と同様に、長距離、高速、
広帯域光伝送を非常に容易に、かつ、安いコストで行え
る優れた光通信システムを構築することができる。
号の波長が1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコア
が純SiO2 又はSiO2 にドーパントを添加して形成
され、かつ、クラッドがSiO2 にフッ素を添加して形
成された石英系ファイバであり、該第1の光ファイバは
波長1.3 μm帯で分散値がゼロとなり、かつ、波長1.55
μm帯で正の分散を有する分散光ファイバと成している
本発明によれば、第1の光ファイバをコアにGeO2 を
添加した石英系光ファイバにより形成した上記本発明と
同様に、第1の光ファイバの非線形特性を小さくするこ
とが可能であり、かつ、第1の光ファイバのコストも易
くことができるために、上記と同様に、長距離、高速、
広帯域光伝送を非常に容易に、かつ、安いコストで行え
る優れた光通信システムを構築することができる。
【図1】本発明に係る光通信システムの一実施形態例を
示す要部構成図である。
示す要部構成図である。
【図2】上記実施形態例の光通信システムに用いられる
第1の光ファイバの屈折率分布の一例を示す説明図であ
る。
第1の光ファイバの屈折率分布の一例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明に係る光通信システムの他の実施形態例
に用いられる第1の光ファイバの屈折率分布の一例を示
す説明図である。
に用いられる第1の光ファイバの屈折率分布の一例を示
す説明図である。
【図4】光ファイバの構造を示す説明図である。
1a,1a1〜1an 光通信線路 2 送信器 3a,3a1〜3an 第1の光ファイバ 4a,4a1〜4an 第2の光ファイバ 5a,5a1〜5an 光増幅器 6 受信器 8 コア 9 クラッド
Claims (4)
- 【請求項1】 光増幅器の出射端に、正又は負の分散を
有する第1の光ファイバの入射端側を接続し、該第1の
光ファイバの出射端側に、該第1の光ファイバと逆の符
号の分散を有する第2の光ファイバの入射端側を接続し
て成る光通信線路を備えた光通信システムであって、前
記第1の光ファイバと第2の光ファイバの総分散量が略
ゼロと成し、かつ、第1の光ファイバの非線形特性を第
2の光ファイバの非線形特性より小さくしたことを特徴
とする光通信システム。 - 【請求項2】 光増幅器の出射端に、正又は負の分散を
有する第1の光ファイバの入射端側を接続し、該第1の
光ファイバの出射端側に、該第1の光ファイバと逆の符
号の分散を有する第2の光ファイバの入射端側を接続し
て成る光通信線路を複数有し、該複数の光通信線路のう
ち1番目の光通信線路の出射端には2番目の光通信線路
の光増幅器の入力側が接続され、該2番目の光通信線路
の出射端には3番目の光通信線路の光増幅器の入力側が
接続されるといった如く該複数の光通信線路は直列に接
続されており、前記1番目の光通信線路の入射端側には
光信号を送り出す送信器が接続され、最終端の光通信線
路の出射端側には光の受信器が接続されて成る光通信シ
ステムであって、前記各光通信線路はそれぞれ各光通信
線路を構成する前記第1の光ファイバと第2の光ファイ
バの総分散量が略ゼロと成し、かつ、第1の光ファイバ
の非線形特性が第2の光ファイバの非線形特性より小さ
く形成されていることを特徴とする光通信システム。 - 【請求項3】 光通信線路を伝送させる光信号の波長が
1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコアにGeO2
が添加された石英系光ファイバにより形成されており、
該第1の光ファイバは波長1.3 μm帯で分散値がゼロと
なり、かつ、波長1.55μm帯で正の分散を有する分散光
ファイバと成していることを特徴とする請求項1又は請
求項2記載の光通信システム。 - 【請求項4】 光通信線路を伝送させる光信号の波長が
1.55μm帯であり、第1の光ファイバはコアが純SiO
2 又はSiO2 にドーパントを添加して形成され、か
つ、クラッドがSiO2 にフッ素を添加して形成された
石英系ファイバであり、該第1の光ファイバは波長1.3
μm帯で分散値がゼロとなり、かつ、波長1.55μm帯で
正の分散を有する分散光ファイバと成していることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の光通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8042102A JPH09211511A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 光通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8042102A JPH09211511A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 光通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09211511A true JPH09211511A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12626628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8042102A Pending JPH09211511A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 光通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09211511A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1030474A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-23 | Alcatel | Système, ligne et procédé de transmission à fibre optique |
| WO2001014917A1 (en) * | 1999-08-20 | 2001-03-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber and optical transmission line including the same |
| WO2001099244A1 (fr) * | 2000-06-23 | 2001-12-27 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Fibre optique d'amplification de lumiere et amplificateur de lumiere mettant celle-ci en oeuvre |
| JP2002072263A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ伝送路および光伝送システム |
| JP2003270469A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-25 | Fitel Usa Corp | 高い良度指数を有する分散−補正ファイバ |
| US6701051B2 (en) | 2001-07-26 | 2004-03-02 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber transmission line |
| US6707971B2 (en) | 2001-04-13 | 2004-03-16 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Dispersion management optical transmission system and optical transmission line |
| US6879763B2 (en) | 2001-08-27 | 2005-04-12 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Reverse dispersion optical fiber and optical transmission line using reverse dispersion optical fiber |
| JP4494691B2 (ja) * | 1999-06-28 | 2010-06-30 | 古河電気工業株式会社 | 光伝送路 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8042102A patent/JPH09211511A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2790105A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-25 | Cit Alcatel | Systeme, ligne et procede de transmission a fibre optique |
| EP1030474A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-23 | Alcatel | Système, ligne et procédé de transmission à fibre optique |
| US6456770B1 (en) | 1999-02-18 | 2002-09-24 | Alcatel | Method, a system, and a line for optical fiber transmission |
| JP4494691B2 (ja) * | 1999-06-28 | 2010-06-30 | 古河電気工業株式会社 | 光伝送路 |
| US6959136B2 (en) | 1999-08-20 | 2005-10-25 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber and optical transmission line |
| WO2001014917A1 (en) * | 1999-08-20 | 2001-03-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber and optical transmission line including the same |
| US6600862B2 (en) | 1999-08-20 | 2003-07-29 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber and optical transmission line |
| CN100338488C (zh) * | 1999-08-20 | 2007-09-19 | 古河电气工业株式会社 | 光纤和包含光纤的光传输路径 |
| WO2001099244A1 (fr) * | 2000-06-23 | 2001-12-27 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Fibre optique d'amplification de lumiere et amplificateur de lumiere mettant celle-ci en oeuvre |
| US6463201B2 (en) | 2000-06-23 | 2002-10-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Light amplification optical fiber and light amplifier using the same |
| JP2002072263A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ伝送路および光伝送システム |
| US6707971B2 (en) | 2001-04-13 | 2004-03-16 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Dispersion management optical transmission system and optical transmission line |
| US6701051B2 (en) | 2001-07-26 | 2004-03-02 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber transmission line |
| CN100435503C (zh) * | 2001-07-26 | 2008-11-19 | 古河电气工业株式会社 | 光传输线路 |
| US6879763B2 (en) | 2001-08-27 | 2005-04-12 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Reverse dispersion optical fiber and optical transmission line using reverse dispersion optical fiber |
| JP2003270469A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-25 | Fitel Usa Corp | 高い良度指数を有する分散−補正ファイバ |
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