JPH09211530A - 光量調節装置及び画像入力装置 - Google Patents

光量調節装置及び画像入力装置

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JPH09211530A
JPH09211530A JP1799596A JP1799596A JPH09211530A JP H09211530 A JPH09211530 A JP H09211530A JP 1799596 A JP1799596 A JP 1799596A JP 1799596 A JP1799596 A JP 1799596A JP H09211530 A JPH09211530 A JP H09211530A
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JP
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light amount
amount adjusting
light
signal
rotor
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JP1799596A
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Osamu Sato
佐藤  修
Jun Chiba
順 千葉
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成の簡単な制御駆動で所望の絞り開
口を得る多段の光量調節装置を提供する事である。 【解決手段】 光量調節装置により調節された撮像光を
撮像素子によって画像入力する画像入力装置に用いる光
量調節装置において画像入力装置本体からデジタル信号
を受ける受信手段と、前記受信手段で受信した前記デジ
タル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手段
と、前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆動
コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロー
タと、前記ロータの回転に連動して移動することで撮像
光の光量を調節する光量調節部材とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光量調節装置、特
にカメラ等の光学機器に搭載されて光量を3段階に調節
できる光量調節装置及び光学機器等の画像入力装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の段階的に光量を調節可能
とする光量調節装置は、特開昭63−118728号公
報(従来例1)に記載されているように、複数の絞り開
口が設けられている絞り板を手動やモータ等で巻き上げ
たバネでチャージし、絞り板に設けられた係止部と係合
する係止爪を電磁石とバネで駆動して、所望段数の絞り
開口に切換えるように構成されている。
【0003】あるいは、位置をフィードバックするサー
ボモータで絞り板を駆動し、絞り開口を切換えるように
構成されている(従来例2)。
【0004】または、特開平1−101525号公報
(従来例3)に記載されているように、ステッピングモ
ータで絞り開閉環を駆動して、絞り羽根で絞り開口を切
換えるように構成されている。
【0005】その他、電磁石とバネ等による往復動作で
絞り開口を切換えるように構成されているものが知られ
ている(従来例4)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、絞り開口の切換え及び位置決めに、巻き上げ
と係止爪機構、サーボモータ、ステッピングモータ、電
磁石等を利用しているため、以下のような難点があっ
た。
【0007】1)従来例1〜3の巻き上げと係止爪機
構、サーボモータ、ステッピングモータ等では、機構が
複雑で、装置が大型化・重量化し、また組立性の悪化、
故障率の増大招く。
【0008】(2)従来例2および3のサーボモータ、
ステッピングモータ等では、負帰還制御、駆動パルス列
成形等の制御方法が複雑かつ困難で、制御駆動回路が大
規模となり、発振・ミスステップ等の誤動作や異音が懸
念される。
【0009】(3)従来例4の電磁石等の往復駆動装置
だけでは、二つの絞り開口しか得られない。
【0010】本出願に係る発明は、このような従来の問
題を解決した光量調節装置およびこの光量調節装置を搭
載した画像入力装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる発明の目
的を実現する構成は、光量調節装置により調節された撮
像光を撮像素子によって画像入力する画像入力装置に用
いる光量調節装置において、画像入力装置本体からデジ
タル信号を受ける受信手段と、前記受信手段で受信した
前記デジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変
換手段と、前記アナログ信号が供給されることで励磁す
る駆動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作す
るロータと、前記ロータの回転に連動して移動すること
で撮像光の光量を調節する光量調節部材とを有する光量
調節装置にある。
【0012】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、撮像素子と、前記撮像素子の出力に応じて前記撮像
素子に入射する撮像光の光量を調節するためのデジタル
信号を形成する信号形成手段と、前記デジタル信号を対
応するアナログ信号に変換する変換手段と、前記アナロ
グ信号が供給されることで励磁する駆動コイルと、前記
駆動コイルの励磁によっ動作するロータと、前記ロータ
の回転に連動して移動することで前記撮像光が通過する
開口の大きさが変化する光量調節部材と、前記光量調節
部材によって調節された前記撮像光を前記撮像素子の出
力として記憶する記憶手段とを有することを特徴とする
画像入力装置にある。
【0013】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、蓄積型画像センサと、前記蓄積型画像センサの出力
に応じて前記撮像素子に入射する撮像光の光量を調節す
るためのデジタル信号を形成する信号形成手段と、前記
デジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手
段と、前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆
動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロ
ータと、前記ロータの回転に連動して移動することで前
記撮像光が通過する開口の大きさが変化する光量調節部
材と、前記光量調節部材によって調節された前記撮像光
が適正のレベルになるように前記蓄積型画像センサの蓄
積時間を可変制御する蓄積時間制御手段と、前記蓄積時
間制御手段によって蓄積時間を可変制御した後の前記蓄
積型画像センサの出力を記憶する記憶手段とを有するこ
とを特徴とする画像入力装置にある。
【0014】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、光量調節装置により調節された撮像光を撮像素子に
よって画像入力する画像入力装置に用いる光量調節装置
において、画像入力装置本体からデジタル信号を受ける
受信手段と、前記受信手段で受信した前記デジタル信号
を対応するアナログ信号に変換する変換手段と、前記ア
ナログ信号が供給されることで励磁する駆動コイルと、
前記駆動コイルの励磁によって動作するロータと、前記
ロータの回転に連動して移動することで撮像光の光量を
調節する光量調節部材とを有するものであって、前記光
量調節部材は前記撮像光を遮断する位置と所望の絞り開
口を形成する位置に移動することを特徴とする光量調節
装置にある。
【0015】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、撮像素子と、前記撮像素子の出力に応じて前記撮像
素子に入射する撮像光の光量を調節するためのデジタル
信号を形成する信号形成手段と、前記デジタル信号を対
応するアナログ信号に変換する変換手段と、前記アナロ
グ信号が供給されることで励磁する駆動コイルと、前記
駆動コイルの励磁によって動作するロータと、前記ロー
タの回転に連動して移動することで前記撮像光が通過す
る開口の大きさが変化する光量調節部材と、前記光量調
節部材によって調節された前記撮像光を前記撮像素子の
出力として記憶する記憶手段とを有するものであって、
前記光量調節部材は前記撮像光を遮断する位置と所望の
絞り開口を形成する位置に移動することを特徴とする画
像入力装置にある。
【0016】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、蓄積型画像センサと、前記蓄積型画像センサの出力
に応じて前記撮像素子に入射する撮像光の光量を調節す
るためのデジタル信号を形成する信号形成手段と、前記
デジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手
段と、前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆
動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロ
ータと、前記ロータの回転に連動して前記撮像光を遮断
する位置と所望の絞り開口を形成する位置に移動する光
量調節部材と、前記光量調節部材によって前記所望の絞
り開口が形成されたときのみ前記撮像光が適正のレベル
になるように前記蓄積型画像センサの蓄積時間を可変制
御する蓄積時間制御手段と、前記蓄積時間制御手段によ
って蓄積時間を可変制御した後の前記蓄積型画像センサ
の出力を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする
画像入力装置にある。
【0017】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベ
ルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態と駆動信号を
前記駆動源に通電しない状態に制御することで、前記光
量調節部材を少なくとも3カ所の位置に移動させて少な
くとも所望の3つの絞り開口を形成する絞り制御手段と
を有することを特徴とする光量調節装置にある。
【0018】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベ
ルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態と、駆動信号
を前記駆動源に通電しない状態に制御することで、前記
光量調節部材を少なくとも3カ所の位置に移動させる絞
り制御手段とを有し、前記絞り制御手段は前記光量調節
部材が前記通過光束を遮断する位置と、前記光量調節部
材が少なくとも所望の2つの絞り開口を形成する位置に
前記光量調節部材を移動させることを特徴とする光量調
節装置にある。
【0019】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、前記光量調節部材の移動範囲を規制
する規制部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベル
の駆動信号を前記駆動源に通電する絞り制御手段とを有
し、前記光量調節部材は前記駆動信号が前記駆動源に通
電されることで移動し、前記規制部材に移動を規制され
て少なくとも所望の2つの絞り開口を形成する位置に停
止することを特徴とする光量調節装置にある。
【0020】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、前記光量調節部材の移動範囲を規制
する規制部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベル
の駆動信号を前記駆動源に通電する状態と駆動信号を前
記駆動源に通電しない状態に制御する絞り制御手段とを
有し、前記光量調節部材の移動範囲の端は前記光量調節
部材が所定の絞り開口を形成する位置に設定され、前記
光量調節部材は前記駆動信号が前記駆動源に通電される
ことで移動し、前記規制部材に移動を規制されて停止す
ることを特徴とする光量調節装置にある。
【0021】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記駆動源は永久磁石からな
るロータと、前記ロータと対向する位置に磁極部が配置
されるステータと、前記ステータに巻回される駆動コイ
ルにより構成され、前記正の信号レベルの駆動信号と前
記負の信号レベルの駆動信号とは前記コイルに対する通
電方向が異なり、前記磁極部の極性変化により前記ロー
タが異なる方向に回転することを特徴とする光量調節装
置にある。
【0022】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記駆動源は永久磁石からな
るロータと、前記ロータと対向する位置に磁極部が配置
されるステータと、前記ステータに巻回される駆動コイ
ルにより構成され、前記駆動コイルに前記駆動信号を通
電しない状態では、前記ロータと前記ステータの磁極部
との間に働くディテントトルクによって前記ロータは所
定の位置に保持されることを特徴とする光量調節装置に
ある。
【0023】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記駆動源は永久磁石からな
るロータと、前記ロータと対向する位置に磁極部が配置
されるステータと、前記ステータに巻回される駆動コイ
ルにより構成され、前記ロータと前記ステータの磁気的
安定点を前記光量調節部材の移動範囲内の所望の絞り開
口を形成する位置に設定することを特徴とする光量調節
装置。
【0024】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータと前記ステータの
磁気的安定点は前記光量調節部材が前記通過光束を遮断
する位置であることを特徴とする光量調節装置にある。
【0025】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータと前記ステータと
の磁気的安定点は前記光量調節部材が中間の絞り開口を
形成する位置であることを特徴とする光量調節装置にあ
る。
【0026】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータマグネットに対抗
配置される前記ステータヨークに形成される磁極の開角
は、90度より大であることを特徴とする光量調節装置
にある。
【0027】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータマグネットに対抗
配置される前記ステータヨークに形成される磁極間のギ
ャップGyは、前記ロータマグネットとステータヨーク
間のギャップGmに対してGm≦Gy≦2Gmであるこ
とを特徴とする光量調節装置にある。
【0028】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の何れかに記載した光量調節装置を用いて結像
面への光量を調節することを特徴とする画像入力装置に
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図4は本発明の一実施形態を示す光
量調節装置の分解斜視図、図5はその平面図を示す。
【0030】1はコイルボビン1aに巻き回されて第1
ステータヨーク3−1に装着されている駆動コイル、2
は伝達部材9の回転軸9cに装着され、ステータヨーク
3−1・3−2の先端部に形成された円周部内に空壁
(エアギャップ)を有して回転自在に配置されているラ
ジアル方向に二極で着磁されているロータマグネット、
3−1は駆動コイルが巻き回されて、ロータマグネット
2と空壁(エアギャップ)を介して対向配置されている
円周部に開角が90度より大である磁極3aが形成され
た強磁性体から成る第1ステータヨーク、3−2はステ
ータヨーク3−1と連結され、ロータマグネット2と空
壁(エアギャップ)を介して対抗配置されている円周部
に開角が90度より大である磁極3bが形成された強磁
性体から成る第2ステータヨークである。
【0031】両ステータヨーク3−1・3−2は、ロー
タマグネット2と磁気回路を構成すると共に、磁気的安
定点(例えば無通電状態)を駆動範囲内の所望の絞り値
位置(本実施形態では中間絞り位置であるF8に相当の
位置)に設定することでディテントトルクによる負荷を
設定するためのステータヨークとしての機能をも有す
る。
【0032】4は光量を通過させる開口部4aと、伝達
部材9の回転軸9cの一方を軸支するための軸受部4b
と、伝達部材9の駆動ピン9b周辺部と当接するストッ
パ4cと、伝達部材9の駆動ピン9a周辺部と当接する
ストッパ4dとが形成され、各部材を支持・係止するた
めの地板である。5は伝達部材9の回転軸9cの他方の
軸受のためのキャップである。
【0033】6は伝達部材9の駆動ピン9aと嵌合して
伝達部材からの駆動力を伝達するためのスリット6aを
有し、通過する光量を調節するための第1の光量調節部
材、7は伝達部材9の駆動ピン9bと嵌合して伝達部材
9からの駆動力を伝達するためのスリット7aを有し、
通過する光量を調節するための第2の光量調節部材であ
る。
【0034】8は光量を通過させるための開口部8aを
有し、光量調節部材6・7を支持する絞りケース、9は
二股の駆動アーム形状に形成された伝達部材で、第1の
光量調節部材6のスリット6aと嵌合する駆動ピン9a
と、第2の光量調節部材7のスリット7aと嵌合する駆
動ピン9bとを該駆動アームの先端部に夫々有し、また
この駆動アームの回動支点をなす位置にロータマグネッ
ト2が圧入装着される回転軸9cとを有し、ロータマグ
ネット2の駆動トルクを第1、第2の光量調節部材6・
7に伝達するための伝達手段であると共に、地板4のス
トッパ4c・4dに駆動ピン9b・9a周辺部が当接し
てロータマグネット2の駆動範囲及び第1、第2の光量
調節部材6・7の移動範囲を規制するための規制手段と
しての機能を有する。
【0035】10は駆動コイル1の端子がハンダ付けさ
れて絞り制御手段22の駆動電圧Vcをうけるためのプ
リント基板、11は通過光量の光軸、である。
【0036】ここで、本実施形態において、第1の光量
調節部材6と第2の光量調節部材7は、F2(第1
段)、F8(第2段)、F22(第3段)に相当する絞
り開口を駆動範囲内に順次設定されている。
【0037】図1は本実施形態の制御ブロック図を示
す。
【0038】同図において、20は駆動源21によって
駆動され、撮影レンズLから入射する撮像光Psを調整
するための絞り開口を決定する光量調節部材6、7から
なる絞り部、21は絞り制御手段22の駆動電圧Vcに
応じて光量調節部材6、7を駆動する駆動源である。駆
動源21は図4における駆動コイル1とロータマグネッ
ト2とステータヨーク3−1・3−2により構成されて
いる。
【0039】25は絞り部20を通過した撮像光Psを
変換して映像信号を出力するCCD等の蓄積型画像セン
サである撮像素子である。26は絞り部20の現在の絞
り値をメモリする絞り値メモリ、32は撮像素子25の
蓄積、読み出し動作等の制御を行う撮像素子制御回路、
33は撮像素子25の出力する映像信号のパルスが適正
になるように蓄積時間を制御する蓄積時間制御回路であ
る。
【0040】29は撮像素子25の出力するアナログ量
の映像信号をデジタル量に変換するA/D変換回路、4
3はA/D変換回路29の出力するデジタル映像信号の
信号レベルが所定のレンジ内にあるか、または所定のレ
ンジ内に内場合には所定のレンジを上回るか下回るかを
比較する比較回路である。
【0041】42は撮像素子25の最適な映像信号レベ
ルがメモリされているとともに、比較回路43が比較対
象として用いる所定のレンジを定義する下方の閾値VL
と上方の閾値VHがメモリされている信号データメモリ
である。41は比較回路43からの出力と絞り部20の
現在の絞り値に基づいて絞り不20を制御するデジタル
信号D2を出力する絞り制御信号形成回路、40は絞り
制御信号形成回路41からのデジタル信号D2を駆動源
21を駆動制御する駆動電圧Vcに変換し、出力する絞
り駆動信号出力回路である。
【0042】比較回路43において、A/D変換回路の
出力するデジタル映像信号の信号レベルが閾値VLとV
Hとの間にあると個には、撮像素子25の出力する映像
信号のレベルが信号データメモリにメモリされている最
適値になるように蓄積時間制御回路33にて蓄積時間を
制御し、絞り制御信号形成回路41にはデジタル映像信
号の信号レベルが所定のレンジ内にあるという信号を出
力する。
【0043】一方、デジタル映像信号の信号レベルが閾
値VLとVHの間にない場合には、デジタル映像信号の
信号レベルが閾値VLを上回るか、閾値VHを上回るか
を絞り制御信号形成回路41に出力し、地区正規時間の
制御を行わない。
【0044】34はA/D変換回路のデジタル映像信号
を一時的に記憶するフレームメモリ、35は録画ボタン
24が押されることを出力する信号D3に従って、フレ
ームメモリ34のデジタル映像信号をカードメモリ36
に録画させる画像メモリ制御部、36は録画ボタン24
が押されたときのデジタル映像信号を記憶する着立つ自
在なカードメモリ、37はモニタ38を駆動してフレー
ムメモリ34に一時的に記憶されている映像を表示させ
るモニタ駆動部である。
【0045】図2は図1に示すブロック図における絞り
駆動信号出力回路40の回路図を示す。同図において、
1は絞り制御手段22の絞り駆動信号出力回路40の駆
動電圧Vcをうけて通電される電流Icにより、ロータ
マグネット2を回転駆動する駆動コイル(抵抗値R
c)、2は駆動コイルの通電する電流Icにしたがって
光量調節部材20を駆動するためのロータマグネット、
21は駆動コイル1とロータマグネット2を含む駆動源
である。
【0046】40はPNP型トランジスタ50・51と
NPN型トランジスタ52・53と反転バッファ回路5
4・55のスイッチング回路で構成される絞り駆動信号
出力回路である。
【0047】この絞り駆動信号出力回路40は、2つの
入力端子には駆動データD2のD2−1・D2−2の2
値(H:High・L:Low)信号が入力され、印加
電圧Va−GNDをスイッチングして駆動源21の駆動
コイル1に正・負・零の駆動電圧Vcを印加する。
【0048】50はD2−1の出力のH・LでOFF・
ONするPNP型トランジスタ、51は反転バッファ回
路55の出力のH・LでOFF・ONするPNP型トラ
ンジスタ、52はD2−2の出力のH・LでON・OF
FするNPN型トランジスタ、53は反転バッファ回路
54の出力のH・LでON・OFFするNPN型トラン
ジスタである。
【0049】54はD2−1の出力を反転してNPNト
ランジスタ53に出力する反転バッファ回路、55はD
2−2の出力を反転してPNPトランジスタ51に出力
する反転バッファ回路である。
【0050】ここで、信号D2−1と信号D2−2の双
方の信号がL,Lであると、絞り駆動信号出力回路40
の出力Vcは無通電状態であるため、駆動源は磁気的安
定点に維持され、絞りは第2段のF8に相当する絞り開
口となる。また、信号D2−1と信号D2−2に異なる
レベル(HまたはL)の信号を入力すると、絞り駆動信
号出力回路40の出力Vcは正方向または負方向に流
れ、駆動源21は第1段の開放絞り、または第3段の最
小絞りの位置に保持される。
【0051】したがって、絞り制御信号形成回路41
は、絞り駆動信号出力回路40にH,L、0の3種類の
信号を出力して、3段階の絞りの調節を行うことができ
る。
【0052】図3は本実施形態の光量調節装置の動作を
説明するフローチャート図である。ステップ91は、撮
影スタート時に駆動コイル1の通電を停止してF8に相
当する絞り開口を形成する位置に光量調節部材6、7を
移動する初期設定処理を行うプロセス。
【0053】ステップ92は、初期設定されている蓄積
時間によって撮像素子25を制御し、サンプルとして撮
像素子25の出力する映像信号を得るプロセス。
【0054】ステップ93は、サンプルとして得られた
映像信号の信号レベルD’が所定のレンジの上限の閾値
VHを上回るか否かを判断するプロセス。
【0055】ステップ94は、同じく映像信号の信号レ
ベルD’が所定レンジの下限の閾値VLを下回るか否か
を判断するプロセス。
【0056】ステップ95は、映像信号の信号レベル
D’ga所定のレンジ内にある時に、蓄積時間制御回路
33によって撮像素子25の蓄積時間を制御し、映像信
号の信号レベルD’を最適値にするプロセス。
【0057】ステップ96は、最適値に制御された撮像
素子25の出力である映像信号をモニタ38に表示する
プロセス。
【0058】ステップ97は録画ボタン24が押されて
いるか否かを判断するプロセス。
【0059】ステップ98は録画ボタン24が押された
ときの映像をカードメモリ36に記憶するプロセス。
【0060】ステップ99は映像信号の信号レベルD’
ga上限の閾値VHを上回るときに絞り部20を上回る
方向に駆動するプロセス。
【0061】ステップ100は、映像信号の信号レベル
D’)が下限の閾値VLを下回るときに思慕リブ20を
開ける方向に駆動するプロセス。
【0062】図6は本実施形態の一相励磁モータのモデ
ル図であり、Θaは第1ステータヨーク3−1の磁極3
aの90度より大なる開角、Θbは第2ステータヨーク
3−2の磁極3bの90度より大なる開角、Θcはロー
タマグネット2のN極位置での駆動規制範囲である。
【0063】60はロータマグネット2のN極位置での
開放絞りの規制位置、61はロータマグネット2のN極
位置での最小絞りの規制位置を示し、ロータマグネット
2のN・Sは着磁磁極の磁極極性位置を示す。
【0064】×はロータマグネット2と第1ステータヨ
ーク3−1と第2ステータヨーク3−2間におけるロー
タマグネット2のN極位置での磁気的安定点、○はロー
タマグネット2のN極位置での磁気的不安定点を示す。
【0065】×○間の矢印はロータマグネット2のN
(あるいはS)磁極のその角度位置でのロータマグネッ
ト2とステータヨーク3−1・3−2の磁極間に働くデ
ィテントトルク(ロータマグネット2が磁気的安定位置
に向かう回転力)の方向を示し、+は反時計回り方向、
Gmはロータマグネット2とステータヨーク3−1・3
−2間の空壁(エアギャップ)、Gyはステータヨーク
3−1と3−2の磁極間の空壁(エアギャップ)であ
る。
【0066】図7は本実施形態のロータマグネット2と
素rte−taヨーク3−1・3−2の磁気的安定点と
規制手段の2ヶ所の規制位置で設定した絞り開口におけ
る設定負荷トルクのグラフであり、トルクの+方向は図
6の反時計回り方向への回転力を示し、矢印は磁気的安
定点に向かうディテントトルクの様子を示したものであ
る。
【0067】また図7は、図6に示す磁極3a・3bの
開角が90度より大なる第1、第2のステータヨーク3
−1・3−2のステータヨーク3−1・3−2と、ラジ
アル方向に2極に着磁されたロータマグネット2との間
に発生する磁気的安定点(×)をF8の絞り値である絞
り開口位置に設定している様子を示している。
【0068】また、図7では、駆動範囲の規制手段によ
る一方の規制位置60(ストッパ4dと駆動ピン9a周
辺部による規制)F2の絞り値に相当する絞り開口を形
成する位置に設定し、他方の規制位置61(ストッパ4
cと駆動ピン9b周辺部による規制)F22の絞り値に
相当する絞り開口を形成する位置に設定している。
【0069】図8は本実施形態の制御信号波形のタイミ
ングチャートを示す。
【0070】絞り制御信号形成回路41の駆動データD
2の信号D2−1・D2−2が共にLになると、駆動コ
イル1の通電電流Icは負のレベルに通電され、光量調
節部材6、7がF22に相当する絞り開口を形成する位
置に移動し、信号D2−1・D2−2が共にHになる
と、駆動コイル1の通電電流Icは正のレベルに通電さ
れ、光量調節部材6、7がF2の絞り値に相当する絞り
開口を形成する位置に移動し、信号D2−1がHで信号
D2−2がLであると、駆動コイル1の通電電流Icは
無通電常置となり、光量調節部材6、7は、F8の絞り
値に相当する開口を形成する位置に移動するように動作
する。(その他の組み合わせは、禁止されている。) 上記構成において、撮影がスタートすると、駆動源21
の駆動コイル1には初期状態として無通電状態となり、
光量調節部材6、7は駆動源21のロータマグネット2
とステータヨーク3−1・3−2間のディテントトルク
によりF8に相当する絞り開口を形成する位置に保持さ
れている。
【0071】被写体(不図示)から撮影レンズに入射す
る撮像光PSは、上記光量調節部材6、7の形成する絞
り開口を通過して撮像素子25に結像する撮像素子駆動
部32は、蓄積時間制御部33に初期設定されている蓄
積時間で撮像素子25を制御し、撮像光PSを映像信号
に変換する。
【0072】次に比較回路43にて変換した映像信号の
信号レベルが信号データメモリ42にメモリされている
2つの閾値VLとVHによって定義される所定のレンジ
内にあるか否か、また所定のレンジ内に内場合には閾値
VLを下回っているか否か、閾値VHを上回っていいる
かを判断するために、前記映像信号の信号レベルと2つ
の閾値VH,VLと比較する。
【0073】前記映像信号の信号レベルが所定のレンジ
内にある場合は、絞り制御信号形成回路41に映像信号
の信号レベルが、所定のレンジ内にあるという信号を出
力し、現在の絞り値を維持させるとともに、撮像素子2
5の出力する映像信号の信号レベルが信号データメモリ
に記憶されている最適値となるように蓄積時間を制御す
る信号を蓄積時間制御回路33に出力する。
【0074】また、前記映像信号が閾値VHを上回る場
合には、絞り制御信号形成回路41に絞り不20を絞り
方向に駆動するための信号を出力し、蓄積時間の制御は
行わない。
【0075】絞り制御信号形成回路41は絞り値メモリ
26にメモリした現在の絞り値に基づいて絞り部20を
絞る方向に駆動可能なときには、絞り駆動信号出力回路
40にデジタル信号D2を出力する。
【0076】4絞り駆動信号出力回路40はデジタル信
号D2から駆動源21の区尾づコイル1に通電する津伝
レベルと通電方向を表す信号Vcを出力し、絞り部20
は通過高速絞り、F22の絞り値に相当する絞り開口を
形成する。
【0077】前記映像信号が閾値VLを下回る場合に
は、絞り部20を開く方向に駆動するため、信号Vcの
通電方向が異なり、絞り部20はF2の絞り値に相当す
る絞り開口を形成するだけであるので、説明は省略す
る。
【0078】つまり、本実施形態は、撮像素子25の出
力する映像信号の信号レベルが所定のレンジには一定p
ru場合には、撮像素子25の蓄積時間を制御して、最
適な信号レベルを得るように動作するとともに、映像信
号の信号レベルが所定のレンジに入らない場合には、絞
り部20を駆動して所定のレンジに入るように動作して
いる。
【0079】次に、映像信号をA/D変換回路29がデ
ジタル映像信号に変換し、これをフレームメモリ34に
一時的に記憶させてモニタ駆動部37でモニタ38に表
示させることで、ファインダの役割を果たす。
【0080】そして、このとき、録画ボタン24が押さ
れると、フレームメモリ34に一時的に記憶された映像
信号がカードメモリ36に録画される。
【0081】前記駆動データD2をうけて、駆動データ
D2のD2−1・D2−2が共にLになると、トランジ
スタ50・53がON、トランジスタ51・52がOF
Fになり、駆動源21の駆動コイル1に負の駆動電圧V
cが印加されて負の駆動電流Icが通電され、信号D2
−1・D2−2が共にHになるとトランジスタ51・5
2がON、トランジスタ50・53がOFFになり、駆
動コイル1に正の駆動電圧Vcが印加されて正の駆動電
流Icが通電される。
【0082】信号D2−1がHで信号D2−2がLのと
きはト、ランジスタ50・51・52・53がOFFに
なり、駆動コイル1には電圧は印加されず、駆動電流I
cが通電されない。
【0083】前記駆動コイル1(抵抗:Rc)がディテ
ントトルクに打ち勝つ十分な駆動トルクを発生させる負
の電流Icが通電されると、駆動源21のロータマグネ
ット2は図6で時計回りに回転駆動され、伝達部材9を
介して光量調節部材6・7を移動させる。そして、スト
ッパー4cと駆動ピン9bとが当接して光量調節部材
6、7はF22に相当する絞り開口を形成する。
【0084】同様に、駆動コイル1にディテントトルク
に打ち勝つ十分な駆動トルクを発生させる正の電流Ic
が通電されると、ロータマグネット2は図6で半時計回
りに回転駆動され、伝達部材9を介して光量調節部材6
・7を移動させる。そして、ストッパー4dと駆動ピン
9aが当接して光量調節部材6、7はF2に相当する絞
り開口を形成する。
【0085】また、駆動コイル1に通電されない場合に
は、ロータマグネット2はディテントトルクによって磁
気的安定点に回転して、磁気的安定点×で停止する。従
って、光量調節部材6・7は、F8に相当する絞り開口
を形成する。
【0086】つまり、駆動するのに十分な正・負の通電
と通電しない状態とによって、ロータマグネット2を3
カ所の位置に停止させることができ、光量調節部材6・
7を3つの絞り開口を形成する位置に移動させることが
できる。
【0087】また、ステータヨーク3−1・3−2の磁
極間のギャップGyが、狭いほど設定される磁気的安定
点の位置は高精度に設定されるが、逆に駆動コイル1の
無効励磁束を増加させる。そのためギャップGyの大き
さはロータマグネット2とステータヨーク3−1・3−
2間のギャップGmの大きさの2倍以下とすることで、
ギャップGmのバラツキによる磁気的安定点の変動をギ
ャップGyとロータマグネットの漏れ磁束で効果的に低
減できる。
【0088】またギャップGyがギャップGmより大き
いので、駆動トルクの低減を防止できる。本出願人の実
験によると、ギャップGyの大きさががギャップGmの
大きさの1.5倍程度がが好適である。
【0089】ここでは、デジタル駆動信号D2は信号D
2−1・D2−2が共にHで正の駆動電流Icが駆動コ
イル1に通電され、ロータマグネット2が光量調節部材
20をF2に相当する絞り開口に移動させる。これによ
り、光量調節部材を通過する撮像光Psの光量は増大
し、次の画像取り込みでは前記最適光量値に近い光量へ
と粗調して光量不足を改善する。
【0090】前記光量平均値から利得制御部31が適正
な利得へ可変利得アンプ30を調整し、さらに光電変換
時間を取り込み時間制御部33が最適化して適正光量を
微調整して、最適な光量に調整するように動作し、画像
取り込みを繰り返す。
【0091】ここで、上記利得制御駆動部31と取り込
み時間制御部33は前記誤差輝度Ycから夫々の適正値
を判断してもよい。
【0092】また、録画したカード型メモリの画像はフ
レームメモリを通してモニタで確認できる。
【0093】また、伝達部材9の規制手段によって規制
される規制位置はロータマグネットの180度以下の回
転範囲であり、好ましくは60度である。
【0094】本実施形態のそれぞれにおいて、ロータマ
グネット2と伝達部材9が一体成形されたもの、ステー
タヨーク3−1と3−2が駆動コイル1が装着可能に一
体となるもの、であってもよい。
【0095】(第2の実施形態)図9は第2の実施形態
を示す。
【0096】71は駆動コイル、72はロータマグネッ
ト、77はロータマグネット72に取り付けられた駆動
アームで、駆動ピン77aを有する。73−1・73−
2はステータヨーク、74は地板、74aは絞り開口、
74c・74dは駆動ピン77aが当接することでロー
タマグネット72の回転範囲を規制する規制位置、76
は光量調節部材で、76aはF2に相当する絞り開口、
76bは撮像光を完全に遮断するために絞り開口が形成
されない全閉位置、76cはF5.6に相当する絞り開
口であり、第1の実施形態との違いは、駆動コイル71
への無通電状態で形成される絞り開口が全閉状態を形成
している点であり、撮像素子25における撮影後に行う
読み出し動作中にノイズとなる電荷(スミア)をシャッ
ター機能で防止する効果および、撮影時以外の有害な入
射光から、撮像素子や不図示の光学フィルタの劣化を防
止する効果を得ることができる。また、1枚の光量調節
部材に所望の大きさの穴をあけて絞り開口としているの
で、絞り開口が夫々に独立に設定でき、搭載される機器
に応じて設計変更が用意になるという効果がある。 (第3の実施形態)図10は第3の実施形態を示す。
【0097】84は地板、84aは絞り開口、88はロ
ータマグネット72に取り付けられた駆動アームで、駆
動ピン88aを有する。84c・84dは駆動ピン88
aが当接することでロータマグネット72の回転範囲を
規制する規制位置、86・87は光量調節部材であり、
第2の実施形態の光量調節部材を2枚で構成した形態で
ある。
【0098】本実施形態では、駆動コイル71に通電を
行わない無通電状態のとき、図10に示されるように光
量調節部材86、87の位置は撮像光を完全に遮断する
全閉位置にディテントトルクにより保持されている。こ
の状態からロータマグネット72が半時計方向に回転
し、駆動ピン88aが規制位置84dに当接して停止す
ると、光量調節部材86は、図中の下方に移動し、光量
調節部材87は図中の上方に移動して、大きい絞り開口
を形成する。また、ロータマグネット72が時計方向に
回転し、駆動ピン88aが規制位置84cに当接して停
止すると、光量調節部材86は図中の上方に移動し、光
量調節部材87は図中の下方に移動して、小さい絞り開
口を形成する。
【0099】このように、2枚の光量調節部材で構成し
た場合には、第2の実施形態よりも小型化することがで
きる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果がある。
【0101】請求項1に係る発明によれば、光量調節の
ためのデジタル信号だけを直接受けるだけで、光量調節
部材を移動させることができ、光量調節装置は画像入力
装置の出力するデジタル信号から自らの駆動特性にあっ
たアナログ信号を作り出すことができる。従って、画像
入力装置と光量調節装置とのマッチングをとりやすい。
【0102】請求項2に係る発明によれば、撮像素子か
ら出力されるデジタル信号を直接光量調節のための信号
として使用することができるので、光量調節用に特別な
アナログ回路を設ける必要がなく、装置の構成を簡単に
できる。
【0103】請求項3に係る発明によれば、光量調節部
材を移動させて蓄積型画像センサに入る光量を調節で
き、さらに画像センサの蓄積時間を可変制御するので、
画像センサのダイナミックレンジに対して広いレンジの
映像を撮像することができる。請求項4、5に係る発明
によれば、光量調節部材は、撮像光を遮断する位置に移
動できるので、撮像時以外に不要な光束が画像入力装置
に入ることを防止すると共に、撮像時のノイズを低減す
ることができる。
【0104】請求項6に係る発明によれば、光量調節部
材を移動させ、画像センサに入る撮像光の光量を調節
し、光量調節部材によって調節された撮像光に対しての
み蓄積時間を可変制御するので、レンジの広い光束に対
しても適正な光量になるように画像センサに入る撮像光
を調節できる。
【0105】請求項7に係る発明によれば、正または負
の駆動信号を与える状態と、駆動信号を与えないという
状態とによって、3つの絞り開口を形成することがで
き、簡単に三つの所望の絞り開口を切換えることが可能
であるため、誤動作が無く、簡単かつ簡素な制御と制御
回路で装置全体の小型化と信頼性の高い3段の絞りを得
ることができる。
【0106】請求項8に係る発明によれば、撮像光を遮
断する位置に光量調節部材を移動させるので、光量調節
装置をシャッタトスて使用することができる。
【0107】請求項9、10に係る発明によれば、光量
調節部材は、規制部材によって所望の2つの絞り開口を
形成するので、駆動信号の精度によって絞り開口が変化
することがなく、簡単で高精度となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態の制御駆動回路図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施形態の光量調節装置を搭載
したビデオカメラのブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の平面図である
【図6】本発明の第1の実施形態の一相励磁モータのモ
デル図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の各手段で設定した絞
り開口における設定負荷トルクのグラフである。
【図8】本発明の第1の実施形態の制御信号波形のタイ
ミングチャート図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の光量調節装置の平面
図。
【図10】本発明の第3の実施形態の光量調節装置の平
面図。
【符号の説明】
1・・・駆動コイル 2・・・ロータマグネット 3−1、3−2・・・ステータヨーク 9・・・伝達部材 6、7・・・光量調節部材 22・・・絞り制御手段 21・・・駆動源
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 光量調節装置及び画像入力装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光量調節装置、特
にカメラ等の光学機器に搭載されて光量を3段階に調節
できる光量調節装置及び光学機器等の画像入力装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の段階的に光量を調節可能
とする光量調節装置は、特開昭63−118728号公
報(従来例1)に記載されているように、複数の絞り開
口が設けられている絞り板を手動やモータ等で巻き上げ
たバネでチャージし、絞り板に設けられた係止部と係合
する係止爪を電磁石とバネで駆動して、所望段数の絞り
開口に切換えるように構成されている。
【0003】あるいは、位置をフィードバックするサー
ボモータで絞り板を駆動し、絞り開口を切換えるように
構成されている(従来例2)。
【0004】または、特開平1−101525号公報
(従来例3)に記載されているように、ステッピングモ
ータで絞り開閉環を駆動して、絞り羽根で絞り開口を切
換えるように構成されている。
【0005】その他、電磁石とバネ等による往復動作で
絞り開口を切換えるように構成されているものが知られ
ている(従来例4)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、絞り開口の切換え及び位置決めに、巻き上げ
と係止爪機構、サーボモータ、ステッピングモータ、電
磁石等を利用しているため、以下のような難点があっ
た。
【0007】(1)従来例1〜3の巻き上げと係止爪機
構、サーボモータ、ステッピングモータ等では、機構が
複雑で、装置が大型化・重量化し、また組立性の悪化、
故障率の増大招く。
【0008】(2)従来例2および3のサーボモータ、
ステッピングモータ等では、負帰還制御、駆動パルス列
成形等の制御方法が複雑かつ困難で、制御駆動回路が大
規模となり、発振・ミスステップ等の誤動作や異音が懸
念される。
【0009】(3)従来例4の電磁石等の往復駆動装置
だけでは、二つの絞り開口しか得られない。
【0010】本出願に係る発明は、このような従来の問
題を解決した光量調節装置およびこの光量調節装置を搭
載した画像入力装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる発明の目
的を実現する構成は、光量調節装置により調節された撮
像光を撮像素子によって画像入力する画像入力装置に用
いる光量調節装置において、画像入力装置本体からデジ
タル信号を受ける受信手段と、前記受信手段で受信した
前記デジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変
換手段と、前記アナログ信号が供給されることで励磁す
る駆動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作す
るロータと、前記ロータの回転に連動して移動すること
で撮像光の光量を調節する光量調節部材とを有する光量
調節装置にある。
【0012】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、撮像素子と、前記撮像素子の出力に応じて前記撮像
素子に入射する撮像光の光量を調節するためのデジタル
信号を形成する信号形成手段と、前記デジタル信号を対
応するアナログ信号に変換する変換手段と、前記アナロ
グ信号が供給されることで励磁する駆動コイルと、前記
駆動コイルの励磁によっ動作するロータと、前記ロータ
の回転に連動して移動することで前記撮像光が通過する
開口の大きさが変化する光量調節部材と、前記光量調節
部材によって調節された前記撮像光を前記撮像素子の出
力として記憶する記憶手段とを有することを特徴とする
画像入力装置にある。
【0013】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、蓄積型画像センサと、前記蓄積型画像センサの出力
に応じて前記撮像素子に入射する撮像光の光量を調節す
るためのデジタル信号を形成する信号形成手段と、前記
デジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手
段と、前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆
動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロ
ータと、前記ロータの回転に連動して移動することで前
記撮像光が通過する開口の大きさが変化する光量調節部
材と、前記光量調節部材によって調節された前記撮像光
が適正のレベルになるように前記蓄積型画像センサの蓄
積時間を可変制御する蓄積時間制御手段と、前記蓄積時
間制御手段によって蓄積時間を可変制御した後の前記蓄
積型画像センサの出力を記憶する記憶手段とを有するこ
とを特徴とする画像入力装置にある。
【0014】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、光量調節装置により調節された撮像光を撮像素子に
よって画像入力する画像入力装置に用いる光量調節装置
において、画像入力装置本体からデジタル信号を受ける
受信手段と、前記受信手段で受信した前記デジタル信号
を対応するアナログ信号に変換する変換手段と、前記ア
ナログ信号が供給されることで励磁する駆動コイルと、
前記駆動コイルの励磁によって動作するロータと、前記
ロータの回転に連動して移動することで撮像光の光量を
調節する光量調節部材とを有するものであって、前記光
量調節部材は前記撮像光を遮断する位置と所望の絞り開
口を形成する位置に移動することを特徴とする光量調節
装置にある。
【0015】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、撮像素子と、前記撮像素子の出力に応じて前記撮像
素子に入射する撮像光の光量を調節するためのデジタル
信号を形成する信号形成手段と、前記デジタル信号を対
応するアナログ信号に変換する変換手段と、前記アナロ
グ信号が供給されることで励磁する駆動コイルと、前記
駆動コイルの励磁によって動作するロータと、前記ロー
タの回転に連動して移動することで前記撮像光が通過す
る開口の大きさが変化する光量調節部材と、前記光量調
節部材によって調節された前記撮像光を前記撮像素子の
出力として記憶する記憶手段とを有するものであって、
前記光量調節部材は前記撮像光を遮断する位置と所望の
絞り開口を形成する位置に移動することを特徴とする画
像入力装置にある。
【0016】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、蓄積型画像センサと、前記蓄積型画像センサの出力
に応じて前記撮像素子に入射する撮像光の光量を調節す
るためのデジタル信号を形成する信号形成手段と、前記
デジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手
段と、前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆
動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロ
ータと、前記ロータの回転に連動して前記撮像光を遮断
する位置と所望の絞り開口を形成する位置に移動する光
量調節部材と、前記光量調節部材によって前記所望の絞
り開口が形成されたときのみ前記撮像光が適正のレベル
になるように前記蓄積型画像センサの蓄積時間を可変制
御する蓄積時間制御手段と、前記蓄積時間制御手段によ
って蓄積時間を可変制御した後の前記蓄積型画像センサ
の出力を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする
画像入力装置にある。
【0017】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベ
ルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態と駆動信号を
前記駆動源に通電しない状態に制御することで、前記光
量調節部材を少なくとも3カ所の位置に移動させて少な
くとも所望の3つの絞り開口を形成する絞り制御手段と
を有することを特徴とする光量調節装置にある。
【0018】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベ
ルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態と、駆動信号
を前記駆動源に通電しない状態に制御することで、前記
光量調節部材を少なくとも3カ所の位置に移動させる絞
り制御手段とを有し、前記絞り制御手段は前記光量調節
部材が前記通過光束を遮断する位置と、前記光量調節部
材が少なくとも所望の2つの絞り開口を形成する位置に
前記光量調節部材を移動させることを特徴とする光量調
節装置にある。
【0019】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、前記光量調節部材の移動範囲を規制
する規制部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベル
の駆動信号を前記駆動源に通電する絞り制御手段とを有
し、前記光量調節部材は前記駆動信号が前記駆動源に通
電されることで移動し、前記規制部材に移動を規制され
て少なくとも所望の2つの絞り開口を形成する位置に停
止することを特徴とする光量調節装置にある。
【0020】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、通過光束を調節するために絞り開口の大きさを変化
させる光量調節部材と、前記光量調節部材を駆動するた
めの駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調節部材に伝
達する伝達部材と、前記光量調節部材の移動範囲を規制
する規制部材と、少なくとも正・負の2値の信号レベル
の駆動信号を前記駆動源に通電する状態と駆動信号を前
記駆動源に通電しない状態に制御する絞り制御手段とを
有し、前記光量調節部材の移動範囲の端は前記光量調節
部材が所定の絞り開口を形成する位置に設定され、前記
光量調節部材は前記駆動信号が前記駆動源に通電される
ことで移動し、前記規制部材に移動を規制されて停止す
ることを特徴とする光量調節装置にある。
【0021】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記駆動源は永久磁石からな
るロータと、前記ロータと対向する位置に磁極部が配置
されるステータと、前記ステータに巻回される駆動コイ
ルにより構成され、前記正の信号レベルの駆動信号と前
記負の信号レベルの駆動信号とは前記コイルに対する通
電方向が異なり、前記磁極部の極性変化により前記ロー
タが異なる方向に回転することを特徴とする光量調節装
置にある。
【0022】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記駆動源は永久磁石からな
るロータと、前記ロータと対向する位置に磁極部が配置
されるステータと、前記ステータに巻回される駆動コイ
ルにより構成され、前記駆動コイルに前記駆動信号を通
電しない状態では、前記ロータと前記ステータの磁極部
との間に働くディテントトルクによって前記ロータは所
定の位置に保持されることを特徴とする光量調節装置に
ある。
【0023】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記駆動源は永久磁石からな
るロータと、前記ロータと対向する位置に磁極部が配置
されるステータと、前記ステータに巻回される駆動コイ
ルにより構成され、前記ロータと前記ステータの磁気的
安定点を前記光量調節部材の移動範囲内の所望の絞り開
口を形成する位置に設定することを特徴とする光量調節
装置。
【0024】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータと前記ステータの
磁気的安定点は前記光量調節部材が前記通過光束を遮断
する位置であることを特徴とする光量調節装置にある。
【0025】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータと前記ステータと
の磁気的安定点は前記光量調節部材が中間の絞り開口を
形成する位置であることを特徴とする光量調節装置にあ
る。
【0026】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータマグネットに対抗
配置される前記ステータヨークに形成される磁極の開角
は、90度より大であることを特徴とする光量調節装置
にある。
【0027】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の構成において、前記ロータマグネットに対抗
配置される前記ステータヨークに形成される磁極間のギ
ャップGyは、前記ロータマグネットとステータヨーク
間のギャップGmに対してGm≦Gy≦2Gmであるこ
とを特徴とする光量調節装置にある。
【0028】本出願に係わる発明の目的を実現する構成
は、上記の何れかに記載した光量調節装置を用いて結像
面への光量を調節することを特徴とする画像入力装置に
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】 (第1の実施形態)図4は本発明の一実施形態を示す光
量調節装置の分解斜視図、図5はその平面図を示す。
【0030】1はコイルボビン1aに巻き回されて第1
ステータヨーク3−1に装着されている駆動コイル、2
は伝達部材9の回転軸9cに装着され、ステータヨーク
3−1・3−2の先端部に形成された円周部内に空壁
(エアギャップ)を有して回転自在に配置されているラ
ジアル方向に二極で着磁されているロータマグネット、
3−1は駆動コイルが巻き回されて、ロータマグネット
2と空壁(エアギャップ)を介して対向配置されている
円周部に開角が90度より大である磁極3aが形成され
た強磁性体から成る第1ステータヨーク、3−2はステ
ータヨーク3−1と連結され、ロータマグネット2と空
壁(エアギャップ)を介して対抗配置されている円周部
に開角が90度より大である磁極3bが形成された強磁
性体から成る第2ステータヨークである。
【0031】両ステータヨーク3−1・3−2は、ロー
タマグネット2と磁気回路を構成すると共に、磁気的安
定点(例えば無通電状態)を駆動範囲内の所望の絞り値
位置(本実施形態では中間絞り位置であるF8に相当の
位置)に設定することでディテントトルクによる負荷を
設定するためのステータヨークとしての機能をも有す
る。
【0032】4は光量を通過させる開口部4aと、伝達
部材9の回転軸9cの一方を軸支するための軸受部4b
と、伝達部材9の駆動ピン9b周辺部と当接するストッ
パ4cと、伝達部材9の駆動ピン9a周辺部と当接する
ストッパ4dとが形成され、各部材を支持・係止するた
めの地板である。5は伝達部材9の回転軸9cの他方の
軸受のためのキャップである。
【0033】6は伝達部材9の駆動ピン9aと嵌合して
伝達部材からの駆動力を伝達するためのスリット6aを
有し、通過する光量を調節するための第1の光量調節部
材、7は伝達部材9の駆動ピン9bと嵌合して伝達部材
9からの駆動力を伝達するためのスリット7aを有し、
通過する光量を調節するための第2の光量調節部材であ
る。
【0034】8は光量を通過させるための開口部8aを
有し、光量調節部材6・7を支持する絞りケース、9は
二股の駆動アーム形状に形成された伝達部材で、第1の
光量調節部材6のスリット6aと嵌合する駆動ピン9a
と、第2の光量調節部材7のスリット7aと嵌合する駆
動ピン9bとを該駆動アームの先端部に夫々有し、また
この駆動アームの回動支点をなす位置にロータマグネッ
ト2が圧入装着される回転軸9cとを有し、ロータマグ
ネット2の駆動トルクを第1、第2の光量調節部材6・
7に伝達するための伝達手段であると共に、地板4のス
トッパ4c・4dに駆動ピン9b・9a周辺部が当接し
てロータマグネット2の駆動範囲及び第1、第2の光量
調節部材6・7の移動範囲を規制するための規制手段と
しての機能を有する。
【0035】10は駆動コイル1の端子がハンダ付けさ
れて絞り制御手段22の駆動電圧Vcをうけるためのプ
リント基板、11は通過光量の光軸、である。
【0036】ここで、本実施形態において、第1の光量
調節部材6と第2の光量調節部材7は、F2(第1
段)、F8(第2段)、F22(第3段)に相当する絞
り開口を駆動範囲内に順次設定されている。
【0037】図1は本実施形態の制御ブロック図を示
す。
【0038】同図において、20は駆動源21によって
駆動され、撮影レンズLから入射する撮像光Psを調整
するための絞り開口を決定する光量調節部材6、7から
なる絞り部、21は絞り制御手段22の駆動電圧Vcに
応じて光量調節部材6、7を駆動する駆動源である。駆
動源21は図4における駆動コイル1とロータマグネッ
ト2とステータヨーク3−1・3−2により構成されて
いる。
【0039】25は絞り部20を通過した撮像光Psを
変換して映像信号を出力するCCD等の蓄積型画像セン
サである撮像素子である。26は絞り部20の現在の絞
り値をメモリする絞り値メモリ、32は撮像素子25の
蓄積、読み出し動作等の制御を行う撮像素子制御回路、
33は撮像素子25の出力する映像信号のパルスが適正
になるように蓄積時間を制御する蓄積時間制御回路であ
る。
【0040】29は撮像素子25の出力するアナログ量
の映像信号をデジタル量に変換するA/D変換回路、4
3はA/D変換回路29の出力するデジタル映像信号の
信号レベルが所定のレンジ内にあるか、または所定のレ
ンジ内に内場合には所定のレンジを上回るか下回るかを
比較する比較回路である。
【0041】42は撮像素子25の最適な映像信号レベ
ルがメモリされているとともに、比較回路43が比較対
象として用いる所定のレンジを定義する下方の閾値VL
と上方の閾値VHがメモリされている信号データメモリ
である。41は比較回路43からの出力と絞り部20の
現在の絞り値に基づいて絞り20を制御するデジタル
信号D2を出力する絞り制御信号形成回路、40は絞り
制御信号形成回路41からのデジタル信号D2を駆動源
21を駆動制御する駆動電圧Vcに変換し、出力する絞
り駆動信号出力回路である。
【0042】比較回路43において、A/D変換回路の
出力するデジタル映像信号の信号レベルが閾値VLとV
Hとの間にあるとには、撮像素子25の出力する映像
信号のレベルが信号データメモリにメモリされている最
適値になるように蓄積時間制御回路33にて蓄積時間を
制御し、絞り制御信号形成回路41にはデジタル映像信
号の信号レベルが所定のレンジ内にあるという信号を出
力する。
【0043】一方、デジタル映像信号の信号レベルが閾
値VLとVHの間にない場合には、デジタル映像信号の
信号レベルが閾値VLを上回るか、閾値VHを上回るか
を絞り制御信号形成回路41に出力し、蓄積時間の制御
を行わない。
【0044】34はA/D変換回路のデジタル映像信号
を一時的に記憶するフレームメモリ、35は録画ボタン
24が押されることを出力する信号D3に従って、フレ
ームメモリ34のデジタル映像信号をカードメモリ36
に録画させる画像メモリ制御部、36は録画ボタン24
が押されたときのデジタル映像信号を記憶する着自在
なカードメモリ、37はモニタ38を駆動してフレーム
メモリ34に一時的に記憶されている映像を表示させる
モニタ駆動部である。
【0045】図2は図1に示すブロック図における絞り
駆動信号出力回路40の回路図を示す。同図において、
1は絞り制御手段22の絞り駆動信号出力回路40の駆
動電圧Vcをうけて通電される電流Icにより、ロータ
マグネット2を回転駆動する駆動コイル(抵抗値R
c)、2は駆動コイルの通電する電流Icにしたがって
光量調節部材20を駆動するためのロータマグネット、
21は駆動コイル1とロータマグネット2を含む駆動源
である。
【0046】40はPNP型トランジスタ50・51と
NPN型トランジスタ52・53と反転バッファ回路5
4・55のスイッチング回路で構成される絞り駆動信号
出力回路である。
【0047】この絞り駆動信号出力回路40は、2つの
入力端子には駆動データD2のD2−1・D2−2の2
値(H:High・L:Low)信号が入力され、印加
電圧Va−GNDをスイッチングして駆動源21の駆動
コイル1に正・負・零の駆動電圧Vcを印加する。
【0048】50はD2−1の出力のH・LでOFF・
ONするPNP型トランジスタ、51は反転バッファ回
路55の出力のH・LでOFF・ONするPNP型トラ
ンジスタ、52はD2−2の出力のH・LでON・OF
FするNPN型トランジスタ、53は反転バッファ回路
54の出力のH・LでON・OFFするNPN型トラン
ジスタである。
【0049】54はD2−1の出力を反転してNPNト
ランジスタ53に出力する反転バッファ回路、55はD
2−2の出力を反転してPNPトランジスタ51に出力
する反転バッファ回路である。
【0050】ここで、信号D2−1と信号D2−2の信
号が,Lであると、絞り駆動信号出力回路40の出力
Vcは無通電状態であるため、駆動源は磁気的安定点に
維持され、絞りは第2段のF8に相当する絞り開口とな
る。また、信号D2−1と信号D2−2に同じレベル
(HまたはL)の信号を入力すると、絞り駆動信号出力
回路40の出力Vcは正方向または負方向に流れ、駆動
源21は第1段の開放絞り、または第3段の最小絞りの
位置に保持される。
【0051】したがって、絞り制御信号形成回路41
は、絞り駆動信号出力回路40にH,L、0の3種類の
信号を出力させて、3段階の絞りの調節を行うことがで
きる。図3は本実施形態の光量調節装置の動作を説明す
るフローチャート図である。ステップ91は、撮影スタ
ート時に駆動コイル1の通電を停止してF8に相当する
絞り開口を形成する位置に光量調節部材6、7を移動す
る初期設定処理を行うプロセス。
【0052】ステップ92は、初期設定されている蓄積
時間によって撮像素子25を制御し、サンプルとして撮
像素子25の出力する映像信号を得るプロセス。
【0053】ステップ93は、サンプルとして得られた
映像信号の信号レベルD’が所定のレンジの上限の閾値
VHを上回るか否かを判断するプロセス。
【0054】ステップ94は、同じく映像信号の信号レ
ベルD’が所定レンジの下限の閾値VLを下回るか否か
を判断するプロセス。
【0055】ステップ95は、映像信号の信号レベル
D’ga所定のレンジ内にある時に、蓄積時間制御回路
33によって撮像素子25の蓄積時間を制御し、映像信
号の信号レベルD’を最適値にするプロセス。
【0056】ステップ96は、最適値に制御された撮像
素子25の出力である映像信号をモニタ38に表示する
プロセス。
【0057】ステップ97は録画ボタン24が押されて
いるか否かを判断するプロセス。
【0058】ステップ98は録画ボタン24が押された
ときの映像をカードメモリ36に記憶するプロセス。
【0059】ステップ99は映像信号の信号レベルD’
上限の閾値VHを上回るときに絞り部20を上回る方
向に駆動するプロセス。
【0060】ステップ100は、映像信号の信号レベル
D’が下限の閾値VLを下回るときに絞り部20を開け
る方向に駆動するプロセス。
【0061】図6は本実施形態の一相励磁モータのモデ
ル図であり、Θaは第1ステータヨーク3−1の磁極3
aの90度より大なる開角、Θbは第2ステータヨーク
3−2の磁極3bの90度より大なる開角、Θcはロー
タマグネット2のN極位置での駆動規制範囲である。
【0062】60はロータマグネット2のN極位置での
開放絞りの規制位置、61はロータマグネット2のN極
位置での最小絞りの規制位置を示し、ロータマグネット
2のN・Sは着磁磁極の磁極極性位置を示す。
【0063】×はロータマグネット2と第1ステータヨ
ーク3−1と第2ステータヨーク3−2間におけるロー
タマグネット2のN極位置での磁気的安定点、○はロー
タマグネット2のN極位置での磁気的不安定点を示す。
【0064】×○間の矢印はロータマグネット2のN
(あるいはS)磁極のその角度位置でのロータマグネッ
ト2とステータヨーク3−1・3−2の磁極間に働くデ
ィテントトルク(ロータマグネット2が磁気的安定位置
に向かう回転力)の方向を示し、+は反時計回り方向、
Gmはロータマグネット2とステータヨーク3−1・3
−2間の空壁(エアギャップ)、Gyはステータヨーク
3−1と3−2の磁極間の空壁(エアギャップ)であ
る。
【0065】図7は本実施形態のロータマグネット2と
ステータヨーク3−1・3−2の磁気的安定点と規制手
段の2ヶ所の規制位置で設定した絞り開口における設定
負荷トルクのグラフであり、トルクの+方向は図6の反
時計回り方向への回転力を示し、矢印は磁気的安定点に
向かうディテントトルクの様子を示したものである。ま
た図7は、図6に示す磁極3a・3bの開角が90度よ
り大なる第1、第2のステータヨーク3−1・3−2の
ステータヨーク3−1・3−2と、ラジアル方向に2極
に着磁されたロータマグネット2との間に発生する磁気
的安定点(×)をF8の絞り値である絞り開口位置に設
定している様子を示している。
【0066】また、図7では、駆動範囲の規制手段によ
る一方の規制位置60(ストッパ4dと駆動ピン9a周
辺部による規制)F2の絞り値に相当する絞り開口を形
成する位置に設定し、他方の規制位置61(ストッパ4
cと駆動ピン9b周辺部による規制)F22の絞り値に
相当する絞り開口を形成する位置に設定している。
【0067】図8は本実施形態の制御信号波形のタイミ
ングチャートを示す。
【0068】絞り制御信号形成回路41の駆動データD
2の信号D2−1・D2−2が共にLになると、駆動コ
イル1の通電電流Icは負のレベルに通電され、光量調
節部材6、7がF22に相当する絞り開口を形成する位
置に移動し、信号D2−1・D2−2が共にHになる
と、駆動コイル1の通電電流Icは正のレベルに通電さ
れ、光量調節部材6、7がF2の絞り値に相当する絞り
開口を形成する位置に移動し、信号D2−1がHで信号
D2−2がLであると、駆動コイル1の通電電流Icは
無通電常置となり、光量調節部材6、7は、F8の絞り
値に相当する開口を形成する位置に移動するように動作
する。(その他の組み合わせは、禁止されている。) 上記構成において、撮影がスタートすると、駆動源21
の駆動コイル1には初期状態として無通電状態となり、
光量調節部材6、7は駆動源21のロータマグネット2
とステータヨーク3−1・3−2間のディテントトルク
によりF8に相当する絞り開口を形成する位置に保持さ
れている。
【0069】被写体(不図示)から撮影レンズに入射す
る撮像光PSは、上記光量調節部材6、7の形成する絞
り開口を通過して撮像素子25に結像する撮像素子駆
動部32は、蓄積時間制御部33に初期設定されている
蓄積時間で撮像素子25を制御し、撮像光PSを映像信
号に変換する。
【0070】次に比較回路43にて変換した映像信号の
信号レベルが信号データメモリ42にメモリされている
2つの閾値VLとVHによって定義される所定のレンジ
内にあるか否か、また所定のレンジ内にない場合には閾
値VLを下回っているか否か、閾値VHを上回っていい
るかを判断するために、前記映像信号の信号レベルと2
つの閾値VH,VLと比較する。
【0071】前記映像信号の信号レベルが所定のレンジ
内にある場合は、絞り制御信号形成回路41に映像信号
の信号レベルが、所定のレンジ内にあるという信号を出
力し、現在の絞り値を維持させるとともに、撮像素子2
5の出力する映像信号の信号レベルが信号データメモリ
に記憶されている最適値となるように蓄積時間を制御す
る信号を蓄積時間制御回路33に出力する。
【0072】また、前記映像信号が閾値VHを上回る場
合には、絞り制御信号形成回路41に絞り20を絞り
方向に駆動するための信号を出力し、蓄積時間の制御は
行わない。
【0073】絞り制御信号形成回路41は絞り値メモリ
26にメモリした現在の絞り値に基づいて絞り部20を
絞る方向に駆動可能なときには、絞り駆動信号出力回路
40にデジタル信号D2を出力する。
【0074】4絞り駆動信号出力回路40はデジタル信
号D2から駆動源21の駆動コイル1に通電する通電
ベルと通電方向を表す信号Vcを出力し、絞り部20は
通過光量を絞り、F22の絞り値に相当する絞り開口を
形成する。
【0075】前記映像信号が閾値VLを下回る場合に
は、絞り部20を開く方向に駆動するため、信号Vcの
通電方向が異なり、絞り部20はF2の絞り値に相当す
る絞り開口を形成するだけであるので、説明は省略す
る。
【0076】つまり、本実施形態は、撮像素子25の出
力する映像信号の信号レベルが所定のレンジに入る場合
には、撮像素子25の蓄積時間を制御して、最適な信号
レベルを得るように動作するとともに、映像信号の信号
レベルが所定のレンジに入らない場合には、絞り部20
を駆動して所定のレンジに入るように動作している。次
に、映像信号をA/D変換回路29がデジタル映像信号
に変換し、これをフレームメモリ34に一時的に記憶さ
せてモニタ駆動部37でモニタ38に表示させること
で、ファインダの役割を果たす。
【0077】そして、このとき、録画ボタン24が押さ
れると、フレームメモリ34に一時的に記憶された映像
信号がカードメモリ36に録画される。
【0078】前記駆動データD2をうけて、駆動データ
D2のD2−1・D2−2が共にLになると、トランジ
スタ50・53がON、トランジスタ51・52がOF
Fになり、駆動源21の駆動コイル1に負の駆動電圧V
cが印加されて負の駆動電流Icが通電され、信号D2
−1・D2−2が共にHになるとトランジスタ51・5
2がON、トランジスタ50・53がOFFになり、駆
動コイル1に正の駆動電圧Vcが印加されて正の駆動電
流Icが通電される。
【0079】信号D2−1がHで信号D2−2がLのと
きはト、ランジスタ50・51・52・53がOFFに
なり、駆動コイル1には電圧は印加されず、駆動電流I
cが通電されない。
【0080】前記駆動コイル1(抵抗:Rc)がディテ
ントトルクに打ち勝つ十分な駆動トルクを発生させる負
の電流Icが通電されると、駆動源21のロータマグネ
ット2は図6で時計回りに回転駆動され、伝達部材9を
介して光量調節部材6・7を移動させる。そして、スト
ッパー4cと駆動ピン9bとが当接して光量調節部材
6、7はF22に相当する絞り開口を形成する。
【0081】同様に、駆動コイル1にディテントトルク
に打ち勝つ十分な駆動トルクを発生させる正の電流Ic
が通電されると、ロータマグネット2は図6で半時計回
りに回転駆動され、伝達部材9を介して光量調節部材6
・7を移動させる。そして、ストッパー4dと駆動ピン
9aが当接して光量調節部材6、7はF2に相当する絞
り開口を形成する。
【0082】また、駆動コイル1に通電されない場合に
は、ロータマグネット2はディテントトルクによって磁
気的安定点に回転して、磁気的安定点×で停止する。従
って、光量調節部材6・7は、F8に相当する絞り開口
を形成する。
【0083】つまり、駆動するのに十分な正・負の通電
と通電しない状態とによって、ロータマグネット2を3
カ所の位置に停止させることができ、光量調節部材6・
7を3つの絞り開口を形成する位置に移動させることが
できる。
【0084】また、ステータヨーク3−1・3−2の磁
極間のギャップGyが、狭いほど設定される磁気的安定
点の位置は高精度に設定されるが、逆に駆動コイル1の
無効励磁束を増加させる。そのためギャップGyの大き
さはロータマグネット2とステータヨーク3−1・3−
2間のギャップGmの大きさの2倍以下とすることで、
ギャップGmのバラツキによる磁気的安定点の変動をギ
ャップGyとロータマグネットの漏れ磁束で効果的に低
減できる。
【0085】またギャップGyがギャップGmより大き
いので、駆動トルクの低減を防止できる。本出願人の実
験によると、ギャップGyの大きさががギャップGmの
大きさの1.5倍程度がが好適である。
【0086】また、録画したカード型メモリの画像はフ
レームメモリを通してモニタで確認できる。
【0087】また、伝達部材9の規制手段によって規制
される規制位置はロータマグネットの180度以下の回
転範囲であり、好ましくは60度である。
【0088】本実施形態のそれぞれにおいて、ロータマ
グネット2と伝達部材9が一体成形されたもの、ステー
タヨーク3−1と3−2が駆動コイル1が装着可能に一
体となるもの、であってもよい。
【0089】(第2の実施形態)図9は第2の実施形態
を示す。
【0090】71は駆動コイル、72はロータマグネッ
ト、77はロータマグネット72に取り付けられた駆動
アームで、駆動ピン77aを有する。73−1・73−
2はステータヨーク、74は地板、74aは絞り開口、
74c・74dは駆動ピン77a周囲が当接することで
ロータマグネット72の回転範囲を規制する規制位置、
76は光量調節部材で、76aはF2に相当する絞り開
口、76bは撮像光を完全に遮断するために絞り開口が
形成されない全閉位置、76cはF5.6に相当する絞
り開口であり、第1の実施形態との違いは、駆動コイル
71への無通電状態で形成される絞り開口が全閉状態を
形成している点であり、撮像素子25における撮影後に
行う読み出し動作中にノイズとなる電荷(スミア)をシ
ャッター機能で防止する効果および、撮影時以外の有害
な入射光から、撮像素子や不図示の光学フィルタの劣化
を防止する効果を得ることができる。また、1枚の光量
調節部材に所望の大きさの穴をあけて絞り開口としてい
るので、絞り開口が夫々に独立に設定でき、搭載される
機器に応じて設計変更が用意になるという効果がある。
(第3の実施形態)図10は第3の実施形態を示す。
【0091】84は地板、84aは絞り開口、88はロ
ータマグネット72に取り付けられた駆動アームで、駆
動ピン88aを有する。84c・84dは駆動ピン88
周囲が当接することでロータマグネット72の回転範
囲を規制する規制位置、86・87は光量調節部材であ
り、第2の実施形態の光量調節部材を2枚で構成した形
態である。
【0092】本実施形態では、駆動コイル71に通電を
行わない無通電状態のとき、図10に示されるように光
量調節部材86、87の位置は撮像光を完全に遮断する
全閉位置にディテントトルクにより保持されている。こ
の状態からロータマグネット72が半時計方向に回転
し、駆動ピン88a周囲が規制位置84dに当接して停
止すると、光量調節部材86は、図中の下方に移動し、
光量調節部材87は図中の上方に移動して、大きい絞り
開口を形成する。また、ロータマグネット72が時計方
向に回転し、駆動ピン88a周囲が規制位置84cに当
接して停止すると、光量調節部材86は図中の上方に移
動し、光量調節部材87は図中の下方に移動して、小さ
い絞り開口を形成する。
【0093】このように、2枚の光量調節部材で構成し
た場合には、第2の実施形態よりも小型化することがで
きる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果がある。
【0095】請求項1に係る発明によれば、光量調節の
ためのデジタル信号だけを直接受けるだけで、光量調節
部材を移動させることができ、光量調節装置は画像入力
装置の出力するデジタル信号から自らの駆動特性にあっ
たアナログ信号を作り出すことができる。従って、画像
入力装置と光量調節装置とのマッチングをとりやすい。
【0096】請求項2に係る発明によれば、撮像素子か
ら出力されるデジタル信号を直接光量調節のための信号
として使用することができるので、光量調節用に特別な
アナログ回路を設ける必要がなく、装置の構成を簡単に
できる。
【0097】請求項3に係る発明によれば、光量調節部
材を移動させて蓄積型画像センサに入る光量を調節で
き、さらに画像センサの蓄積時間を可変制御するので、
画像センサのダイナミックレンジに対して広いレンジの
映像を撮像することができる。請求項4、5に係る発明
によれば、光量調節部材は、撮像光を遮断する位置に移
動できるので、撮像時以外に不要な光束が画像入力装置
に入ることを防止すると共に、撮像時のノイズを低減す
ることができる。
【0098】請求項6に係る発明によれば、光量調節部
材を移動させ、画像センサに入る撮像光の光量を調節
し、光量調節部材によって調節された撮像光に対しての
み蓄積時間を可変制御するので、レンジの広い光束に対
しても適正な光量になるように画像センサに入る撮像光
を調節できる。
【0099】請求項7に係る発明によれば、正または負
の駆動信号を与える状態と、駆動信号を与えないという
状態とによって、3つの絞り開口を形成することがで
き、簡単に三つの所望の絞り開口を切換えることが可能
であるため、誤動作が無く、簡単かつ簡素な制御と制御
回路で装置全体の小型化と信頼性の高い3段の絞りを得
ることができる。
【0100】請求項8に係る発明によれば、撮像光を遮
断する位置に光量調節部材を移動させるので、光量調節
装置をシャッタとして使用することができる。
【0101】請求項9、10に係る発明によれば、光量
調節部材は、規制部材によって所望の2つの絞り開口を
形成するので、駆動信号の精度によって絞り開口が変化
することがなく、簡単で高精度となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の制御ブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態の制御駆動回路図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施形態の光量調節装置の動作
を説明するフローチャート図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の平面図である
【図6】本発明の第1の実施形態の一相励磁モータのモ
デル図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の各手段で設定した絞
り開口における設定負荷トルクのグラフである。
【図8】本発明の第1の実施形態の制御信号波形のタイ
ミングチャート図である。
【図9】本発明の第2の実施形態の光量調節装置の平面
図。
【図10】本発明の第3の実施形態の光量調節装置の平
面図。
【符号の説明】 1・・・駆動コイル 2・・・ロータマグネット 3−1、3−2・・・ステータヨーク 9・・・伝達部材 6、7・・・光量調節部材 22・・・絞り制御手段 21・・・駆動源
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光量調節装置により調節された撮像光を
    撮像素子によって画像入力する画像入力装置に用いる光
    量調節装置において、 画像入力装置本体からデジタル信号を受ける受信手段
    と、前記受信手段で受信した前記デジタル信号を対応す
    るアナログ信号に変換する変換手段と、前記アナログ信
    号が供給されることで励磁する駆動コイルと、前記駆動
    コイルの励磁によって動作するロータと、前記ロータの
    回転に連動して移動することで撮像光の光量を調節する
    光量調節部材とを有する光量調節装置。
  2. 【請求項2】 撮像素子と、前記撮像素子の出力に応じ
    て前記撮像素子に入射する撮像光の光量を調節するため
    のデジタル信号を形成する信号形成手段と、前記デジタ
    ル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手段と、
    前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆動コイ
    ルと、前記駆動コイルの励磁によっ動作するロータと、
    前記ロータの回転に連動して移動することで前記撮像光
    が通過する開口の大きさが変化する光量調節部材と、前
    記光量調節部材によって調節された前記撮像光を前記撮
    像素子の出力として記憶する記憶手段とを有することを
    特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 蓄積型画像センサと、前記蓄積型画像セ
    ンサの出力に応じて前記撮像素子に入射する撮像光の光
    量を調節するためのデジタル信号を形成する信号形成手
    段と、前記デジタル信号を対応するアナログ信号に変換
    する変換手段と、前記アナログ信号が供給されることで
    励磁する駆動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって
    動作するロータと、前記ロータの回転に連動して移動す
    ることで前記撮像光が通過する開口の大きさが変化する
    光量調節部材と、前記光量調節部材によって調節された
    前記撮像光が適正のレベルになるように前記蓄積型画像
    センサの蓄積時間を可変制御する蓄積時間制御手段と、
    前記蓄積時間制御手段によって蓄積時間を可変制御した
    後の前記蓄積型画像センサの出力を記憶する記憶手段と
    を有することを特徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 光量調節装置により調節された撮像光を
    撮像素子によって画像入力する画像入力装置に用いる光
    量調節装置において、画像入力装置本体からデジタル信
    号を受ける受信手段と、前記受信手段で受信した前記デ
    ジタル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手段
    と、前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆動
    コイルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロー
    タと、前記ロータの回転に連動して移動することで撮像
    光の光量を調節する光量調節部材とを有するものであっ
    て、前記光量調節部材は前記撮像光を遮断する位置と所
    望の絞り開口を形成する位置に移動することを特徴とす
    る光量調節装置。
  5. 【請求項5】 撮像素子と、前記撮像素子の出力に応じ
    て前記撮像素子に入射する撮像光の光量を調節するため
    のデジタル信号を形成する信号形成手段と、前記デジタ
    ル信号を対応するアナログ信号に変換する変換手段と、
    前記アナログ信号が供給されることで励磁する駆動コイ
    ルと、前記駆動コイルの励磁によって動作するロータ
    と、前記ロータの回転に連動して移動することで前記撮
    像光が通過する開口の大きさが変化する光量調節部材
    と、前記光量調節部材によって調節された前記撮像光を
    前記撮像素子の出力として記憶する記憶手段とを有する
    ものであって、前記光量調節部材は前記撮像光を遮断す
    る位置と所望の絞り開口を形成する位置に移動すること
    を特徴とする画像入力装置。
  6. 【請求項6】 蓄積型画像センサと、前記蓄積型画像セ
    ンサの出力に応じて前記撮像素子に入射する撮像光の光
    量を調節するためのデジタル信号を形成する信号形成手
    段と、前記デジタル信号を対応するアナログ信号に変換
    する変換手段と、前記アナログ信号が供給されることで
    励磁する駆動コイルと、前記駆動コイルの励磁によって
    動作するロータと、前記ロータの回転に連動して前記撮
    像光を遮断する位置と所望の絞り開口を形成する位置に
    移動する光量調節部材と、前記光量調節部材によって前
    記所望の絞り開口が形成されたときのみ前記撮像光が適
    正のレベルになるように前記蓄積型画像センサの蓄積時
    間を可変制御する蓄積時間制御手段と、前記蓄積時間制
    御手段によって蓄積時間を可変制御した後の前記蓄積型
    画像センサの出力を記憶する記憶手段とを有することを
    特徴とする画像入力装置。
  7. 【請求項7】 通過光束を調節するために絞り開口の大
    きさを変化させる光量調節部材と、前記光量調節部材を
    駆動するための駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調
    節部材に伝達する伝達部材と、少なくとも正・負の2値
    の信号レベルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態と
    駆動信号を前記駆動源に通電しない状態に制御すること
    で、前記光量調節部材を少なくとも3カ所の位置に移動
    させて少なくとも所望の3つの絞り開口を形成する絞り
    制御手段とを有することを特徴とする光量調節装置。
  8. 【請求項8】 通過光束を調節するために絞り開口の大
    きさを変化させる光量調節部材と、前記光量調節部材を
    駆動するための駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調
    節部材に伝達する伝達部材と、少なくとも正・負の2値
    の信号レベルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態
    と、駆動信号を前記駆動源に通電しない状態に制御する
    ことで、前記光量調節部材を少なくとも3カ所の位置に
    移動させる絞り制御手段とを有し、前記絞り制御手段は
    前記光量調節部材が前記通過光束を遮断する位置と、前
    記光量調節部材が少なくとも所望の2つの絞り開口を形
    成する位置に前記光量調節部材を移動させることを特徴
    とする光量調節装置。
  9. 【請求項9】 通過光束を調節するために絞り開口の大
    きさを変化させる光量調節部材と、前記光量調節部材を
    駆動するための駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量調
    節部材に伝達する伝達部材と、前記光量調節部材の移動
    範囲を規制する規制部材と、少なくとも正・負の2値の
    信号レベルの駆動信号を前記駆動源に通電する絞り制御
    手段とを有し、前記光量調節部材は前記駆動信号が前記
    駆動源に通電されることで移動し、前記規制部材に移動
    を規制されて少なくとも所望の2つの絞り開口を形成す
    る位置に停止することを特徴とする光量調節装置。
  10. 【請求項10】 通過光束を調節するために絞り開口の
    大きさを変化させる光量調節部材と、前記光量調節部材
    を駆動するための駆動源と、前記駆動源の駆動力を光量
    調節部材に伝達する伝達部材と、前記光量調節部材の移
    動範囲を規制する規制部材と、少なくとも正・負の2値
    の信号レベルの駆動信号を前記駆動源に通電する状態と
    駆動信号を前記駆動源に通電しない状態に制御する絞り
    制御手段とを有し、前記光量調節部材の移動範囲の端は
    前記光量調節部材が所定の絞り開口を形成する位置に設
    定され、前記光量調節部材は前記駆動信号が前記駆動源
    に通電されることで移動し、前記規制部材に移動を規制
    されて停止することを特徴とする光量調節装置。
  11. 【請求項11】 請求項7、8、9または10におい
    て、前記駆動源は永久磁石からなるロータと、前記ロー
    タと対向する位置に磁極部が配置されるステータと、前
    記ステータに巻回される駆動コイルにより構成され、前
    記正の信号レベルの駆動信号と前記負の信号レベルの駆
    動信号とは前記コイルに対する通電方向が異なり、前記
    磁極部の極性変化により前記ロータが異なる方向に回転
    することを特徴とする光量調節装置。
  12. 【請求項12】 請求項7、8、9または10におい
    て、前記駆動源は永久磁石からなるロータと、前記ロー
    タと対向する位置に磁極部が配置されるステータと、前
    記ステータに巻回される駆動コイルにより構成され、前
    記駆動コイルに前記駆動信号を通電しない状態では、前
    記ロータと前記ステータの磁極部との間に働くディテン
    トトルクによって前記ロータは所定の位置に保持される
    ことを特徴とする光量調節装置。
  13. 【請求項13】 請求項7、8、10または11におい
    て、前記駆動源は永久磁石からなるロータと、前記ロー
    タと対向する位置に磁極部が配置されるステータと、前
    記ステータに巻回される駆動コイルにより構成され、前
    記ロータと前記ステータの磁気的安定点を前記光量調節
    部材の移動範囲内の所望の絞り開口を形成する位置に設
    定することを特徴とする光量調節装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記ロータと前
    記ステータの磁気的安定点は前記光量調節部材が前記通
    過光束を遮断する位置であることを特徴とする光量調節
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記ロータと前
    記ステータとの磁気的安定点は前記光量調節部材が中間
    の絞り開口を形成する位置であることを特徴とする光量
    調節装置。
  16. 【請求項16】 請求項11、12、または13におい
    て、前記ロータマグネットに対抗配置される前記ステー
    タヨークに形成される磁極の開角は、90度より大であ
    ることを特徴とする光量調節装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記ロータマグ
    ネットに対抗配置される前記ステータヨークに形成され
    る磁極間のギャップGyは、前記ロータマグネットとス
    テータヨーク間のギャップGmに対してGm≦Gy≦2
    Gmであることを特徴とする光量調節装置。
  18. 【請求項18】 請求項7ないし17の何れかに記載の
    光量調節装置を用いて結像面への光量を調節することを
    特徴とする画像入力装置。
JP1799596A 1996-02-02 1996-02-02 光量調節装置及び画像入力装置 Pending JPH09211530A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272026A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd シャッター装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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