JPH09212203A - ロボット制御装置 - Google Patents
ロボット制御装置Info
- Publication number
- JPH09212203A JPH09212203A JP8158080A JP15808096A JPH09212203A JP H09212203 A JPH09212203 A JP H09212203A JP 8158080 A JP8158080 A JP 8158080A JP 15808096 A JP15808096 A JP 15808096A JP H09212203 A JPH09212203 A JP H09212203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- servo motor
- estimated
- angular velocity
- robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロボットのアームの振動の抑制を図るととも
に、当該アームの位置決めの高速化を図る。 【解決手段】 第2アーム3を駆動するサーボモータ
4、サーボモータ4にトルクを発生させるアンプ部5及
びサーボモータ4の角度を検出する角度検出器6を備え
るロボット2を制御対象とし、指令トルクτとサーボモ
ータ4の角度θm とに基づいて、アーム3の角度θa 及
び角速度θa '、サーボモータ4の角速度θm '、外乱トル
クdを推定するねじれ角・外乱推定オブザーバ7と、サ
ーボモータ4の目標角度θr に基づいて、サーボモータ
4の目標角速度θr 'を算出するフィードフォワード部8
と、サーボモータ4の目標角度θrと角度θmと目標角速
度θr、第2アーム3の推定角度θa と推定角速度
θa ' 、サーボモータ4の推定角速度θm ' 及び推定外乱ト
ルクdに基づいて、アンプ5に与える指令トルクτを算
出する制御部9とを備え、制御部9が算出した指令トル
クτに基づいてロボット2を制御する。
に、当該アームの位置決めの高速化を図る。 【解決手段】 第2アーム3を駆動するサーボモータ
4、サーボモータ4にトルクを発生させるアンプ部5及
びサーボモータ4の角度を検出する角度検出器6を備え
るロボット2を制御対象とし、指令トルクτとサーボモ
ータ4の角度θm とに基づいて、アーム3の角度θa 及
び角速度θa '、サーボモータ4の角速度θm '、外乱トル
クdを推定するねじれ角・外乱推定オブザーバ7と、サ
ーボモータ4の目標角度θr に基づいて、サーボモータ
4の目標角速度θr 'を算出するフィードフォワード部8
と、サーボモータ4の目標角度θrと角度θmと目標角速
度θr、第2アーム3の推定角度θa と推定角速度
θa ' 、サーボモータ4の推定角速度θm ' 及び推定外乱ト
ルクdに基づいて、アンプ5に与える指令トルクτを算
出する制御部9とを備え、制御部9が算出した指令トル
クτに基づいてロボット2を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み立てロボット
等の、高速な位置決めの必要なロボットに用いて好適な
ロボット制御装置に関する。
等の、高速な位置決めの必要なロボットに用いて好適な
ロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット制御装置においては、い
わゆるPID制御と呼ばれる制御系が用いられていた。
PID制御は、サーボモータの角度と目標角度の差の比
例(Proportion)と積分(Integrat
ion)と時間微分(Differentiatio
n)とによる制御系である。
わゆるPID制御と呼ばれる制御系が用いられていた。
PID制御は、サーボモータの角度と目標角度の差の比
例(Proportion)と積分(Integrat
ion)と時間微分(Differentiatio
n)とによる制御系である。
【0003】このロボット制御装置は、図7に示すよう
に、ロボット122を制御対象としている。このロボッ
ト122には、例えば図8に示すように、駆動部として
例えばアーム124と、この駆動部を駆動するサーボモ
ータ123とが、減速機またはベルト等の結合部125
を介して連結されて構成されているものを挙げることが
できる。また、図示は省略するが、このロボット122
には、サーボモータ123に所望のトルクを発生させる
アンプと、サーボモータ123の角度を検出する角度検
出器とが設けられている。この角度検出器にて検出され
たサーボモータ123の角度θmの検出信号は、ロボッ
ト制御装置120にフィードバックされている。なお、
図8の図中θaはアーム124の角度である。
に、ロボット122を制御対象としている。このロボッ
ト122には、例えば図8に示すように、駆動部として
例えばアーム124と、この駆動部を駆動するサーボモ
ータ123とが、減速機またはベルト等の結合部125
を介して連結されて構成されているものを挙げることが
できる。また、図示は省略するが、このロボット122
には、サーボモータ123に所望のトルクを発生させる
アンプと、サーボモータ123の角度を検出する角度検
出器とが設けられている。この角度検出器にて検出され
たサーボモータ123の角度θmの検出信号は、ロボッ
ト制御装置120にフィードバックされている。なお、
図8の図中θaはアーム124の角度である。
【0004】上記ロボット制御装置120は、主要構成
要素として制御部121を有している。この制御部12
1には、サーボモータ123の目標角度θr を示す信号
が端子101を介して供給され、また、上記ロボット1
22の角度検出器にて検出されたサーボモータ123の
角度θmを示す信号も供給される。当該制御部121
は、上記サーボモータ123の角度θmとサーボモータ
123の目標角度θr とから、下記の式(25)によっ
て、上記アンプに与える指令トルクτを算出する。
要素として制御部121を有している。この制御部12
1には、サーボモータ123の目標角度θr を示す信号
が端子101を介して供給され、また、上記ロボット1
22の角度検出器にて検出されたサーボモータ123の
角度θmを示す信号も供給される。当該制御部121
は、上記サーボモータ123の角度θmとサーボモータ
123の目標角度θr とから、下記の式(25)によっ
て、上記アンプに与える指令トルクτを算出する。
【0005】
【数17】
【0006】なお、上記式(25)におけるkp は比例
パラメータを、ki は積分パラメータ、kd は時間微分
パラメータを示している。
パラメータを、ki は積分パラメータ、kd は時間微分
パラメータを示している。
【0007】制御部121は、上記算出により求めた指
令トルクτをアンプに与えることにより、ロボット12
2を制御する。
令トルクτをアンプに与えることにより、ロボット12
2を制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ロボッ
ト122においては、図8に示したように、サーボモー
タ123とアーム124とが減速機またはベルト等の結
合部125を介して連結されて構成されているものであ
る。この結合部125は、剛性が低いためにバネ要素と
して機能し、前記図8の構成はこの結合部125をバネ
に置き換えてモデル化したものである。したがって、記
ロボット制御装置120は、サーボモータ123とアー
ム124とがバネ125を介して連結された2慣性系の
ものを制御対象としている。
ト122においては、図8に示したように、サーボモー
タ123とアーム124とが減速機またはベルト等の結
合部125を介して連結されて構成されているものであ
る。この結合部125は、剛性が低いためにバネ要素と
して機能し、前記図8の構成はこの結合部125をバネ
に置き換えてモデル化したものである。したがって、記
ロボット制御装置120は、サーボモータ123とアー
ム124とがバネ125を介して連結された2慣性系の
ものを制御対象としている。
【0009】一方、従来のロボット制御装置120に用
いられる上記PID制御は、結合部のバネ125要素と
しての機能が無視できる剛性の高い制御対象に対して有
効に制御を行う。したがって、PID制御は、結合部の
剛性が低い上記2慣性系の制御対象に対して有効に制御
を行えない。
いられる上記PID制御は、結合部のバネ125要素と
しての機能が無視できる剛性の高い制御対象に対して有
効に制御を行う。したがって、PID制御は、結合部の
剛性が低い上記2慣性系の制御対象に対して有効に制御
を行えない。
【0010】すなわち、上記PID制御では、結合部の
剛性が低いロボット122を、より高速に位置決めしよ
うとすると、アーム124の先端が振動するといった問
題点があった。このアーム124の先端が振動するとい
う問題点を解決する手段としては、例えば、上記アーム
124の加減速時間を長時間化することが考えられる。
しかし、これではアーム124操作の高速化が困難とな
る。また、このようなアーム124の加減速時間が長時
間化するといった問題点を解決する手段としては、例え
ば、アーム124の角度及びアーム124の角加速度を
検出する角加速度検出器を当該アーム124の先端に取
り付け、この角加速度検出器にて上記アーム124の先
端の位置を直接検出し、この検出出力を用いて制御する
ことが考えられる。しかし、この場合は、上記角加速度
検出器分のコストの増加やメンテナンス性の悪化等を招
くことになる。
剛性が低いロボット122を、より高速に位置決めしよ
うとすると、アーム124の先端が振動するといった問
題点があった。このアーム124の先端が振動するとい
う問題点を解決する手段としては、例えば、上記アーム
124の加減速時間を長時間化することが考えられる。
しかし、これではアーム124操作の高速化が困難とな
る。また、このようなアーム124の加減速時間が長時
間化するといった問題点を解決する手段としては、例え
ば、アーム124の角度及びアーム124の角加速度を
検出する角加速度検出器を当該アーム124の先端に取
り付け、この角加速度検出器にて上記アーム124の先
端の位置を直接検出し、この検出出力を用いて制御する
ことが考えられる。しかし、この場合は、上記角加速度
検出器分のコストの増加やメンテナンス性の悪化等を招
くことになる。
【0011】さらに、上述したような問題点を解決する
手段としては、特開平1−29301号公報に記載され
た「産業用ロボットのサーボループ制御方法」がある
が、この公報記載の技術では、推定された外乱をフィー
ドバック要素としていないために外乱を抑制することが
できず、また、フィードフォワード要素がないために零
点の配置に自由度がないことにより、制御装置の性能的
に満足した結果が得られない。
手段としては、特開平1−29301号公報に記載され
た「産業用ロボットのサーボループ制御方法」がある
が、この公報記載の技術では、推定された外乱をフィー
ドバック要素としていないために外乱を抑制することが
できず、また、フィードフォワード要素がないために零
点の配置に自由度がないことにより、制御装置の性能的
に満足した結果が得られない。
【0012】したがって、本発明は、上述した課題を解
決するために、アーム等の駆動部の振動の抑制を図ると
共に、当該駆動部の位置決めの高速化を図るロボット制
御装置を提供することを一つの目的とする。
決するために、アーム等の駆動部の振動の抑制を図ると
共に、当該駆動部の位置決めの高速化を図るロボット制
御装置を提供することを一つの目的とする。
【0013】また、一般に、サーボモータとアンプは、
それぞれ発生することができる限界である最大トルクが
ある。前記従来のロボット制御装置120は、目標角加
速度を抑えることによって、制御部121からの指令ト
ルクが、上記最大トルクを越えないようにしていた。し
かし、ロボット122に与えられる指令トルクが上記最
大トルクより小さいと、アーム124の高速化が困難と
なる。
それぞれ発生することができる限界である最大トルクが
ある。前記従来のロボット制御装置120は、目標角加
速度を抑えることによって、制御部121からの指令ト
ルクが、上記最大トルクを越えないようにしていた。し
かし、ロボット122に与えられる指令トルクが上記最
大トルクより小さいと、アーム124の高速化が困難と
なる。
【0014】さらに、通常、上記アンプ内にはトルクを
制御する機能が備えられている場合があるが、この場
合、制御部121から算出される指令トルクと、実際に
発生するトルクとが一致しなくなり、良好な制御結果が
得られなくなる。また、単に、指令トルクに対して制限
を設けたとしても、上述同様に、算出される指令トルク
と実際に発生するトルクとが一致しなくなり、良好な制
御結果が得られなくなる。
制御する機能が備えられている場合があるが、この場
合、制御部121から算出される指令トルクと、実際に
発生するトルクとが一致しなくなり、良好な制御結果が
得られなくなる。また、単に、指令トルクに対して制限
を設けたとしても、上述同様に、算出される指令トルク
と実際に発生するトルクとが一致しなくなり、良好な制
御結果が得られなくなる。
【0015】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るために、指令トルクを制限しながら良好な制御結果を
得ることを実現すると共に、サーボモータとアンプの能
力を有効に用いることにより、駆動部の位置決めの高速
化を可能にするロボット制御装置を提供することをも目
的とする。
るために、指令トルクを制限しながら良好な制御結果を
得ることを実現すると共に、サーボモータとアンプの能
力を有効に用いることにより、駆動部の位置決めの高速
化を可能にするロボット制御装置を提供することをも目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロボット制
御装置は、アーム等の駆動部と、駆動部を駆動するサー
ボモータと、サーボモータにトルクを発生させるアンプ
と、サーボモータの角度を検出する角度検出手段とを備
えるロボットを制御対象とする。ロボット制御装置は、
アンプに与える指令トルクと角度検出手段より検出され
たサーボモータの角度とに基づいて、ロボットの駆動部
の角度、ロボットの駆動部の角度の時間微分値であるロ
ボットの駆動部の角速度、サーボモータの角度の時間微
分値であるサーボモータの角速度、ロボットに外乱とし
て加わる外乱トルクを推定するねじれ角・外乱推定手段
を備える。また、ロボット制御装置は、サーボモータの
目標角度に基づいて、サーボモータの目標角速度を算出
するフィードフォワード手段を備える。さらに、ロボッ
ト制御装置は、サーボモータの目標角度、角度検出手段
より検出されたサーボモータの角度、フィードフォワー
ド手段より算出されたサーボモータの目標角速度、上記
ねじれ角・外乱推定手段より推定されたロボットの駆動
部の推定角度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボ
モータの推定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、ア
ンプに与える指令トルクを算出する制御手段とを備える
ことにより、上述した課題を解決する。
御装置は、アーム等の駆動部と、駆動部を駆動するサー
ボモータと、サーボモータにトルクを発生させるアンプ
と、サーボモータの角度を検出する角度検出手段とを備
えるロボットを制御対象とする。ロボット制御装置は、
アンプに与える指令トルクと角度検出手段より検出され
たサーボモータの角度とに基づいて、ロボットの駆動部
の角度、ロボットの駆動部の角度の時間微分値であるロ
ボットの駆動部の角速度、サーボモータの角度の時間微
分値であるサーボモータの角速度、ロボットに外乱とし
て加わる外乱トルクを推定するねじれ角・外乱推定手段
を備える。また、ロボット制御装置は、サーボモータの
目標角度に基づいて、サーボモータの目標角速度を算出
するフィードフォワード手段を備える。さらに、ロボッ
ト制御装置は、サーボモータの目標角度、角度検出手段
より検出されたサーボモータの角度、フィードフォワー
ド手段より算出されたサーボモータの目標角速度、上記
ねじれ角・外乱推定手段より推定されたロボットの駆動
部の推定角度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボ
モータの推定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、ア
ンプに与える指令トルクを算出する制御手段とを備える
ことにより、上述した課題を解決する。
【0017】すなわち、以上のように構成された本発明
に係るロボット制御装置によれば、フィードフォワード
手段が、サーボモータの目標角度に基づいて、サーボモ
ータの目標角速度を算出して制御手段に出力する。ねじ
れ角・外乱推定手段は、指令トルクとサーボモータの角
度とに基づいて、ロボットの駆動部の推定角度、ロボッ
トの駆動部の推定角速度、サーボモータの推定角速度、
推定外乱トルクを算出して制御手段に出力する。制御手
段は、サーボモータの目標角度、サーボモータの角度、
サーボモータの目標角速度、ロボットの駆動部の推定角
度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボモータの推
定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、アンプに与え
る指令トルクを算出してロボットのアンプに出力する。
ロボット制御装置は、制御手段によって算出された指令
トルクに基づいて上記ロボットを制御する。
に係るロボット制御装置によれば、フィードフォワード
手段が、サーボモータの目標角度に基づいて、サーボモ
ータの目標角速度を算出して制御手段に出力する。ねじ
れ角・外乱推定手段は、指令トルクとサーボモータの角
度とに基づいて、ロボットの駆動部の推定角度、ロボッ
トの駆動部の推定角速度、サーボモータの推定角速度、
推定外乱トルクを算出して制御手段に出力する。制御手
段は、サーボモータの目標角度、サーボモータの角度、
サーボモータの目標角速度、ロボットの駆動部の推定角
度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボモータの推
定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、アンプに与え
る指令トルクを算出してロボットのアンプに出力する。
ロボット制御装置は、制御手段によって算出された指令
トルクに基づいて上記ロボットを制御する。
【0018】また、本発明に係るロボット制御装置は、
アーム等の駆動部と、駆動部を駆動するサーボモータ
と、サーボモータにトルクを発生させるアンプと、サー
ボモータの角度を検出する角度検出手段とを備えるロボ
ットを制御対象とする。ロボット制御装置は、上記アン
プに与える指令トルクと角度検出手段より検出されたサ
ーボモータの角度とに基づいて、ロボットの駆動部の角
度、ロボットの駆動部の角度の時間微分値であるロボッ
トの駆動部の角速度、サーボモータの角度の時間微分値
であるサーボモータの角速度、ロボットに外乱として加
わる外乱トルクを推定するねじれ角・外乱推定手段を備
える。また、ロボット制御装置は、サーボモータの目標
角度に基づいて、サーボモータの目標角速度を算出する
フィードフォワード手段を備える。さらに、ロボット制
御装置は、サーボモータの目標角度、角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度、フィードフォワード手
段より算出されたサーボモータの目標角速度、ねじれ角
・外乱推定手段より推定されたロボットの駆動部の推定
角度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボモータの
推定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、計算トルク
を算出する制御手段を備える。さらに、ロボット制御装
置は、制御手段により算出された計算トルクに基づい
て、予め設定されたトルクリミット値によって制限され
たアンプに与える指令トルクを算出するトルクリミット
手段とを備えることにより、上述した課題を解決する。
アーム等の駆動部と、駆動部を駆動するサーボモータ
と、サーボモータにトルクを発生させるアンプと、サー
ボモータの角度を検出する角度検出手段とを備えるロボ
ットを制御対象とする。ロボット制御装置は、上記アン
プに与える指令トルクと角度検出手段より検出されたサ
ーボモータの角度とに基づいて、ロボットの駆動部の角
度、ロボットの駆動部の角度の時間微分値であるロボッ
トの駆動部の角速度、サーボモータの角度の時間微分値
であるサーボモータの角速度、ロボットに外乱として加
わる外乱トルクを推定するねじれ角・外乱推定手段を備
える。また、ロボット制御装置は、サーボモータの目標
角度に基づいて、サーボモータの目標角速度を算出する
フィードフォワード手段を備える。さらに、ロボット制
御装置は、サーボモータの目標角度、角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度、フィードフォワード手
段より算出されたサーボモータの目標角速度、ねじれ角
・外乱推定手段より推定されたロボットの駆動部の推定
角度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボモータの
推定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、計算トルク
を算出する制御手段を備える。さらに、ロボット制御装
置は、制御手段により算出された計算トルクに基づい
て、予め設定されたトルクリミット値によって制限され
たアンプに与える指令トルクを算出するトルクリミット
手段とを備えることにより、上述した課題を解決する。
【0019】すなわち、以上のように構成された本発明
に係るロボット制御装置によれば、フィードフォワード
手段が、サーボモータの目標角度に基づいて、サーボモ
ータの目標角速度を算出して制御手段に出力する。ねじ
れ角・外乱推定手段は、指令トルクとサーボモータの角
度とに基づいて、ロボットの駆動部の推定角度、ロボッ
トの駆動部の推定角速度、サーボモータの推定角速度、
推定外乱トルクを算出して制御手段に出力する。制御手
段は、サーボモータの目標角度、サーボモータの角度、
サーボモータの目標角速度、ロボットの駆動部の推定角
度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボモータの推
定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、計算トルクを
算出してトルクリミット手段に出力する。トルクリミッ
ト手段は、計算トルクとトルクリミット値によって算出
された指令トルクをロボットのアンプに出力する。ロボ
ット制御装置は、トルクリミット手段によって算出され
た指令トルクに基づいてロボットを制御する。
に係るロボット制御装置によれば、フィードフォワード
手段が、サーボモータの目標角度に基づいて、サーボモ
ータの目標角速度を算出して制御手段に出力する。ねじ
れ角・外乱推定手段は、指令トルクとサーボモータの角
度とに基づいて、ロボットの駆動部の推定角度、ロボッ
トの駆動部の推定角速度、サーボモータの推定角速度、
推定外乱トルクを算出して制御手段に出力する。制御手
段は、サーボモータの目標角度、サーボモータの角度、
サーボモータの目標角速度、ロボットの駆動部の推定角
度、ロボットの駆動部の推定角速度、サーボモータの推
定角速度及び推定外乱トルクに基づいて、計算トルクを
算出してトルクリミット手段に出力する。トルクリミッ
ト手段は、計算トルクとトルクリミット値によって算出
された指令トルクをロボットのアンプに出力する。ロボ
ット制御装置は、トルクリミット手段によって算出され
た指令トルクに基づいてロボットを制御する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図1乃至図6の図面を参照して詳細に説明
する。
態について、図1乃至図6の図面を参照して詳細に説明
する。
【0021】先ず、本発明の第1の実施の形態として示
すロボット制御装置1は、図1に示すように、例えば基
板に部品を実装する際に用いる組立用のロボット2を制
御するものである。
すロボット制御装置1は、図1に示すように、例えば基
板に部品を実装する際に用いる組立用のロボット2を制
御するものである。
【0022】図1のロボット2の第1アーム駆動部21
3は、第1アーム203を駆動する駆動モータ及び当該
駆動モータの出力軸に接続された減速機構とからなって
いる。この第1アーム駆動部213は、後述するアンプ
部5を介して基台205に固定され、回動軸に回転力を
伝達することで、第1アーム203の全体を回動可能に
している。なお、上記第1アーム駆動部213やアンプ
部5はカバー206により覆われている。
3は、第1アーム203を駆動する駆動モータ及び当該
駆動モータの出力軸に接続された減速機構とからなって
いる。この第1アーム駆動部213は、後述するアンプ
部5を介して基台205に固定され、回動軸に回転力を
伝達することで、第1アーム203の全体を回動可能に
している。なお、上記第1アーム駆動部213やアンプ
部5はカバー206により覆われている。
【0023】ロボット2の第2アーム駆動部207は、
例えばスチールベルトからなる駆動ベルト200を介し
て第2アーム3を駆動するサーボモータ4と、そのモー
タ出力軸に接続された減速機構215とからなってい
る。第2アーム駆動部207は、第1アーム駆動部21
3と同様に基台205に対して回動方向に固定されてい
る。また支持部204は、第2アーム駆動部207のサ
ーボモータ4自体が回転しないように、上記カバー20
6を介して上記基台205に固定するためのものであ
る。上記サーボモータ4の駆動力は、上記減速機構21
5で減速され、さらに回動軸208を介してベルト駆動
プーリ202に伝達され、このプーリ202を回動させ
るようになっている。なお、これら第1アーム駆動部2
13と第2アーム駆動部207は、第1アーム203の
一方の端部に対応して配置されている。
例えばスチールベルトからなる駆動ベルト200を介し
て第2アーム3を駆動するサーボモータ4と、そのモー
タ出力軸に接続された減速機構215とからなってい
る。第2アーム駆動部207は、第1アーム駆動部21
3と同様に基台205に対して回動方向に固定されてい
る。また支持部204は、第2アーム駆動部207のサ
ーボモータ4自体が回転しないように、上記カバー20
6を介して上記基台205に固定するためのものであ
る。上記サーボモータ4の駆動力は、上記減速機構21
5で減速され、さらに回動軸208を介してベルト駆動
プーリ202に伝達され、このプーリ202を回動させ
るようになっている。なお、これら第1アーム駆動部2
13と第2アーム駆動部207は、第1アーム203の
一方の端部に対応して配置されている。
【0024】駆動ベルト200は、上記ベルト駆動プー
リ202と第2軸駆動プーリ201との間に懸架され、
上記第2アーム駆動部207にて発生した駆動力を、上
記第2軸駆動プーリ201に伝達するようになってい
る。なお、これらベルト駆動プーリ202と駆動ベルト
200と第2軸駆動プーリ201とは、第1アーム20
3内部に配置されている。
リ202と第2軸駆動プーリ201との間に懸架され、
上記第2アーム駆動部207にて発生した駆動力を、上
記第2軸駆動プーリ201に伝達するようになってい
る。なお、これらベルト駆動プーリ202と駆動ベルト
200と第2軸駆動プーリ201とは、第1アーム20
3内部に配置されている。
【0025】第2軸駆動プーリ201は、上記第1アー
ム203の他方の端部に対応して配置され、回動軸21
4を回転中心として回動可能になっている。
ム203の他方の端部に対応して配置され、回動軸21
4を回転中心として回動可能になっている。
【0026】第2アーム3の中央部は、上記第2軸駆動
プーリ201に固着されている。したがって、当該第2
軸駆動プーリ201が上記駆動ベルト200を介して上
記第2アーム駆動部207にて回転されると、上記第2
アーム3は当該第2軸駆動プーリの回転に伴って駆動さ
れることになる。また、第2アーム3の一方の端部に
は、作用軸211を介して、例えば上記基板等に部品を
装填するための動作部210が配設されている。上記作
用軸211は、いわゆるツール搭載軸であり、上下方向
(Z軸方向)の移動と軸回りの方向(R軸方向)の回転
とを行うことができるものである。したがって、当該作
用軸211の先端に配設された動作部210は、上下,
回転方向に自由に駆動されることになり、これにより基
板に対して部品を自在に装填可能となる。
プーリ201に固着されている。したがって、当該第2
軸駆動プーリ201が上記駆動ベルト200を介して上
記第2アーム駆動部207にて回転されると、上記第2
アーム3は当該第2軸駆動プーリの回転に伴って駆動さ
れることになる。また、第2アーム3の一方の端部に
は、作用軸211を介して、例えば上記基板等に部品を
装填するための動作部210が配設されている。上記作
用軸211は、いわゆるツール搭載軸であり、上下方向
(Z軸方向)の移動と軸回りの方向(R軸方向)の回転
とを行うことができるものである。したがって、当該作
用軸211の先端に配設された動作部210は、上下,
回転方向に自由に駆動されることになり、これにより基
板に対して部品を自在に装填可能となる。
【0027】上述したように、ロボット2は、第1アー
ム203及び第2アーム3を有し、第2アーム3が駆動
ベルト200を介して駆動される2慣性系の構成となっ
ている。すなわち、このロボット2は、前述した従来の
ロボット120に発生する反力、コリオリ・遠心力等の
干渉力を機構的にキャンセルしているものであり、ロボ
ット制御装置1における低剛性の2慣性系の制御対象と
なされている。
ム203及び第2アーム3を有し、第2アーム3が駆動
ベルト200を介して駆動される2慣性系の構成となっ
ている。すなわち、このロボット2は、前述した従来の
ロボット120に発生する反力、コリオリ・遠心力等の
干渉力を機構的にキャンセルしているものであり、ロボ
ット制御装置1における低剛性の2慣性系の制御対象と
なされている。
【0028】また、上記ロボット2には、上述した構成
の他に、上記第2アーム3を駆動するサーボモータ4に
対して所望のトルクを発生させる上記アンプ部5を備
え、さらに上記サーボモータ4の角度を検出する例えば
ロータリーエンコーダ等からなる角度検出器6をも備え
ている。本発明の実施の形態にかかるロボット2のアン
プ部5には、ロボット制御装置1が算出した指令トルク
τを示す信号が、コード212を介して伝達供給される
ようになっており、アンプ部5は上記指令トルクτの値
に基づいて上記サーボモータ4を駆動する際の上記所望
のトルクを発生する。
の他に、上記第2アーム3を駆動するサーボモータ4に
対して所望のトルクを発生させる上記アンプ部5を備
え、さらに上記サーボモータ4の角度を検出する例えば
ロータリーエンコーダ等からなる角度検出器6をも備え
ている。本発明の実施の形態にかかるロボット2のアン
プ部5には、ロボット制御装置1が算出した指令トルク
τを示す信号が、コード212を介して伝達供給される
ようになっており、アンプ部5は上記指令トルクτの値
に基づいて上記サーボモータ4を駆動する際の上記所望
のトルクを発生する。
【0029】ここで、上記ロボット2は、下記の式
(1)に示すように、指令トルクτ、サーボモータ4の
角度θm 、サーボモータ4の角速度θm '、第2アーム3
の角度θa、第2アーム3の角速度θa '、サーボモータ
4のモータ軸に加わる外乱トルクdを、それぞれ状態変
数とした状態方程式で表されるものである。なお、式
(1)におけるJm はサーボモータ4のイナーシャ、D
m はサーボモータ4の粘性摩擦、Ja は第2アーム3の
イナーシャ、Da は第2アーム3の粘性摩擦、Kはバネ
定数、Nはギヤ比である。
(1)に示すように、指令トルクτ、サーボモータ4の
角度θm 、サーボモータ4の角速度θm '、第2アーム3
の角度θa、第2アーム3の角速度θa '、サーボモータ
4のモータ軸に加わる外乱トルクdを、それぞれ状態変
数とした状態方程式で表されるものである。なお、式
(1)におけるJm はサーボモータ4のイナーシャ、D
m はサーボモータ4の粘性摩擦、Ja は第2アーム3の
イナーシャ、Da は第2アーム3の粘性摩擦、Kはバネ
定数、Nはギヤ比である。
【0030】
【数18】
【0031】すなわち、ロボット2では、上記式(1)
により表されたダイナミックスに基づいて、サーボモー
タ4が第2アーム3を駆動する。
により表されたダイナミックスに基づいて、サーボモー
タ4が第2アーム3を駆動する。
【0032】ここで、第1の実施の形態のロボット制御
装置1は、図2に示すように、主要構成要素として、ね
じれ角・外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード
部8と、制御部9とを備えており、端子20には例えば
全体をコントロールするシステムコントローラ等から上
記サーボモータ4の所望の目標角度θrを示す信号が入
力される。
装置1は、図2に示すように、主要構成要素として、ね
じれ角・外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード
部8と、制御部9とを備えており、端子20には例えば
全体をコントロールするシステムコントローラ等から上
記サーボモータ4の所望の目標角度θrを示す信号が入
力される。
【0033】上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ7は、
図2に示すように、制御対象であるロボット2につい
て、最小次元オブザーバを構成することにより、ロボッ
ト2の第2アーム3の角度θa 、ロボット2の第2アー
ム3の角速度θa '、サーボモータ4の角速度θm '及び外
乱トルクdを推定する。
図2に示すように、制御対象であるロボット2につい
て、最小次元オブザーバを構成することにより、ロボッ
ト2の第2アーム3の角度θa 、ロボット2の第2アー
ム3の角速度θa '、サーボモータ4の角速度θm '及び外
乱トルクdを推定する。
【0034】すなわち、ねじれ角・外乱推定オブザーバ
7は、指令トルクτと、角度検出器6から検出されたサ
ーボモータ4の実際の角度θm とが入力され、式
(2)、式(3)に示すように、ロボット2の第2アー
ム3の推定角度θa 、第2アーム3の推定角速度θa ' 、
及びサーボモータ4の推定角速度θm ' を算出し、さらに
ロボット2に外乱として加わる値として推定外乱トルク
dを算出する。これら第2アーム3の推定角度θa 、第
2アーム3の推定角速度θa ' 、及びサーボモータ4の推
定角速度θm ' 、及び推定外乱トルクdの各値は、制御部
9に送られる。
7は、指令トルクτと、角度検出器6から検出されたサ
ーボモータ4の実際の角度θm とが入力され、式
(2)、式(3)に示すように、ロボット2の第2アー
ム3の推定角度θa 、第2アーム3の推定角速度θa ' 、
及びサーボモータ4の推定角速度θm ' を算出し、さらに
ロボット2に外乱として加わる値として推定外乱トルク
dを算出する。これら第2アーム3の推定角度θa 、第
2アーム3の推定角速度θa ' 、及びサーボモータ4の推
定角速度θm ' 、及び推定外乱トルクdの各値は、制御部
9に送られる。
【0035】
【数19】
【0036】ここで、式(2)、式(3)におけるz
1 、z2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変
数、k1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメ
ータである。また、ロボット2の第2アーム3の推定角
速度θa ' は、第2アーム3の推定角度θa の時間微分に
よって求めるようにしても良い。さらに、ロボット2の
サーボモータ4の推定角速度θm ' は、ロボット2のサー
ボモータ4の推定角度θm の時間微分によって求めるよ
うにしても良い。
1 、z2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変
数、k1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメ
ータである。また、ロボット2の第2アーム3の推定角
速度θa ' は、第2アーム3の推定角度θa の時間微分に
よって求めるようにしても良い。さらに、ロボット2の
サーボモータ4の推定角速度θm ' は、ロボット2のサー
ボモータ4の推定角度θm の時間微分によって求めるよ
うにしても良い。
【0037】なお、本発明の実施の形態の例では、サー
ボモータ4のイナーシャJm を1.7×10-4[kgm
2 ]、サーボモータ4の粘性摩擦Dm を1.1×10-4
[Nm/rad/s]、第2アーム3のイナーシャJa
を0.76[ kgm2 ]、第2のアーム3の粘性摩擦
Da を5[Nm/rad/s]、バネ定数Kを8300
[Nm/rad]、ギヤ比Nを50としている。
ボモータ4のイナーシャJm を1.7×10-4[kgm
2 ]、サーボモータ4の粘性摩擦Dm を1.1×10-4
[Nm/rad/s]、第2アーム3のイナーシャJa
を0.76[ kgm2 ]、第2のアーム3の粘性摩擦
Da を5[Nm/rad/s]、バネ定数Kを8300
[Nm/rad]、ギヤ比Nを50としている。
【0038】次に、フィードフォワード部8は、図2に
示すように、上記端子20に供給された上記サーボモー
タ4の所望の目標角度θr の値が入力され、このサーボ
モータ4の目標角度θr を時間微分してサーボモータ4
の目標角速度θr 'を算出して出力する。ここで、サーボ
モータ4の目標角速度θr 'は、サーボモータ4の角速度
θm 'と上記サーボモータ4の所望の目標角度θr との差
分によって求めるようにしても良い。またこのサーボモ
ータ4の目標角速度θr 'は、サーボモータ4の目標角度
θr が求められるのと同時に求めるようにしても良い。
なお、フィードフォワード部8において、上記サーボモ
ータ4の目標角速度θr 'を上記サーボモータ4の所望の
目標角度θr との差分によって求めるようにする場合に
は、当該フィードフォワード部8に対して上記ねじれ角
・外乱推定オブザーバ7からサーボモータ4の角速度θ
m 'を供給する。上記フィードフォワード部8から出力さ
れた上記サーボモータ4の目標角速度θr 'の値は、制御
部9の後段に設けられている演算部21に送られること
になる。
示すように、上記端子20に供給された上記サーボモー
タ4の所望の目標角度θr の値が入力され、このサーボ
モータ4の目標角度θr を時間微分してサーボモータ4
の目標角速度θr 'を算出して出力する。ここで、サーボ
モータ4の目標角速度θr 'は、サーボモータ4の角速度
θm 'と上記サーボモータ4の所望の目標角度θr との差
分によって求めるようにしても良い。またこのサーボモ
ータ4の目標角速度θr 'は、サーボモータ4の目標角度
θr が求められるのと同時に求めるようにしても良い。
なお、フィードフォワード部8において、上記サーボモ
ータ4の目標角速度θr 'を上記サーボモータ4の所望の
目標角度θr との差分によって求めるようにする場合に
は、当該フィードフォワード部8に対して上記ねじれ角
・外乱推定オブザーバ7からサーボモータ4の角速度θ
m 'を供給する。上記フィードフォワード部8から出力さ
れた上記サーボモータ4の目標角速度θr 'の値は、制御
部9の後段に設けられている演算部21に送られること
になる。
【0039】制御部9には、図2に示すように、端子2
0からのサーボモータ4の目標角度θr の値と、ねじれ
角・外乱推定オブザーバ7からの第2アーム3の推定角
度θa 、第2アーム3の推定角速度θa ' 、サーボモータ
4の推定角速度θm ' 、推定外乱トルクdの各値と、上記
角度検出器6にて検出された上記サーボモータ4の角度
θmの値とが入力される。
0からのサーボモータ4の目標角度θr の値と、ねじれ
角・外乱推定オブザーバ7からの第2アーム3の推定角
度θa 、第2アーム3の推定角速度θa ' 、サーボモータ
4の推定角速度θm ' 、推定外乱トルクdの各値と、上記
角度検出器6にて検出された上記サーボモータ4の角度
θmの値とが入力される。
【0040】この制御部9及びその後段の演算部21で
は、上記供給された各値を用いて、上記サーボモータ4
の角度θm と第2アーム3の推定角度θa との差分、サ
ーボモータ4の推定角速度θm ' と第2アーム3の推定角
速度θa ' との差分、サーボモータ4の目標角速度θr 'と
サーボモータ4の推定角速度θm ' との差分、サーボモー
タ4の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との差
分をそれぞれ求める。
は、上記供給された各値を用いて、上記サーボモータ4
の角度θm と第2アーム3の推定角度θa との差分、サ
ーボモータ4の推定角速度θm ' と第2アーム3の推定角
速度θa ' との差分、サーボモータ4の目標角速度θr 'と
サーボモータ4の推定角速度θm ' との差分、サーボモー
タ4の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との差
分をそれぞれ求める。
【0041】そして、上記制御部9及びその後段の演算
部21では、下記の式(4)により、上記のように求め
たサーボモータ4の角度θm と第2アーム3の推定角度
θa との差分、サーボモータ4の推定角速度θm ’ と第
2アーム3の推定角速度θa ' との差分、サーボモータ4
の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推定角速度θm ' と
の差分、サーボモータ4の目標角度θr とサーボモータ
4の角度θm との差分、サーボモータ4の目標角速度θ
r 'と、前記推定外乱トルクdとから、指令トルクτを算
出して出力する。
部21では、下記の式(4)により、上記のように求め
たサーボモータ4の角度θm と第2アーム3の推定角度
θa との差分、サーボモータ4の推定角速度θm ’ と第
2アーム3の推定角速度θa ' との差分、サーボモータ4
の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推定角速度θm ' と
の差分、サーボモータ4の目標角度θr とサーボモータ
4の角度θm との差分、サーボモータ4の目標角速度θ
r 'と、前記推定外乱トルクdとから、指令トルクτを算
出して出力する。
【0042】
【数20】
【0043】なお、上記式(4)におけるf1 、f2 、
f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータであ
る。
f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータであ
る。
【0044】上述したようにして求められた指令トルク
τは、制御対象であるロボット2に供給される。
τは、制御対象であるロボット2に供給される。
【0045】ここで、図2のロボット2の部分は、より
詳細には図3のように表すことができる。すなわち、こ
の図3は、ロボット2の各部の動作をブロック線図とし
て表すものであり、図2と対応する構成要素には同一の
指示符号を付している。
詳細には図3のように表すことができる。すなわち、こ
の図3は、ロボット2の各部の動作をブロック線図とし
て表すものであり、図2と対応する構成要素には同一の
指示符号を付している。
【0046】この図3及び図2において、上記ロボット
制御装置1からの指令トルクτの値は、端子31に伝達
される。この端子31に伝達された指令トルクτの値
は、演算部33に加算値として入力する。また、この演
算部33には、端子30から前記外乱トルクdが減算値
として伝達される。すなわち、当該演算部33では、上
記指令トルクτに対する外乱トルクdの影響量を差し引
くことを行っている。この演算部33の出力値は、演算
部34に加算値として入力する。
制御装置1からの指令トルクτの値は、端子31に伝達
される。この端子31に伝達された指令トルクτの値
は、演算部33に加算値として入力する。また、この演
算部33には、端子30から前記外乱トルクdが減算値
として伝達される。すなわち、当該演算部33では、上
記指令トルクτに対する外乱トルクdの影響量を差し引
くことを行っている。この演算部33の出力値は、演算
部34に加算値として入力する。
【0047】この演算部34には、後述する演算部24
からの出力が減算値として伝達され、当該演算部34で
は上記演算部33の出力から演算部24の出力値を減算
した値を求める。この演算部34の出力は、演算部23
に入力する。なお、上記演算部33及び34が図2の演
算部22に対応している。
からの出力が減算値として伝達され、当該演算部34で
は上記演算部33の出力から演算部24の出力値を減算
した値を求める。この演算部34の出力は、演算部23
に入力する。なお、上記演算部33及び34が図2の演
算部22に対応している。
【0048】上記演算部23は、演算部35及び36か
らなり、前記サーボモータ4に対応している。上記演算
部23では、演算部35にて前記サーボモータ4のイナ
ーシャJmとサーボモータ4の粘性摩擦Dmより、1/
(JmS+Dm)で表される演算を行い、さらに演算部3
6にて上記演算部35の出力値を積分する演算を行い、
これら演算{1/(JmS+Dm)S}により得られた値
を出力する。すなわち、当該演算部23において、上記
演算部35の出力値は上記サーボモータ4の角速度θm '
に対応し、上記演算部36の出力値は上記サーボモータ
4の速度θmに対応する。なお、上記式中のSはラプラ
ス変換演算子である。
らなり、前記サーボモータ4に対応している。上記演算
部23では、演算部35にて前記サーボモータ4のイナ
ーシャJmとサーボモータ4の粘性摩擦Dmより、1/
(JmS+Dm)で表される演算を行い、さらに演算部3
6にて上記演算部35の出力値を積分する演算を行い、
これら演算{1/(JmS+Dm)S}により得られた値
を出力する。すなわち、当該演算部23において、上記
演算部35の出力値は上記サーボモータ4の角速度θm '
に対応し、上記演算部36の出力値は上記サーボモータ
4の速度θmに対応する。なお、上記式中のSはラプラ
ス変換演算子である。
【0049】上述したようなことから、演算部22から
演算部23までのブロックは、制御対象であるロボット
2における指令トルクτに基づいた実際のサーボモータ
4の駆動と、このサーボモータ4の駆動に応じた角度検
出器6における角度検出動作とに対応している。上記角
度検出器6にて検出されたサーボモータ4の角度θ
mは、端子39を介してロボット制御装置1にフィード
バックされることになる。
演算部23までのブロックは、制御対象であるロボット
2における指令トルクτに基づいた実際のサーボモータ
4の駆動と、このサーボモータ4の駆動に応じた角度検
出器6における角度検出動作とに対応している。上記角
度検出器6にて検出されたサーボモータ4の角度θ
mは、端子39を介してロボット制御装置1にフィード
バックされることになる。
【0050】上記演算部23の出力値は、演算部25に
伝達され、この演算部25にて1/N倍になされる。す
なわち、上記Nは前記ギヤ比であり、当該演算部25
は、上記サーボモータ4のモータ出力軸に接続された前
記減速機構215と対応している。この演算部25の出
力値は、第2アーム3の角度θaに相当し、この値が演
算部26に加算値として伝達される。
伝達され、この演算部25にて1/N倍になされる。す
なわち、上記Nは前記ギヤ比であり、当該演算部25
は、上記サーボモータ4のモータ出力軸に接続された前
記減速機構215と対応している。この演算部25の出
力値は、第2アーム3の角度θaに相当し、この値が演
算部26に加算値として伝達される。
【0051】上記演算部26から演算部28までの構成
は、ロボット2の第2アーム3に対応している。上記演
算部26には、後述する演算部28から伝達されたロボ
ット2の第2アーム3の実際の角度θaが、減算値とし
て供給されている。すなわちこの演算部26では、演算
部28から伝送される第2アーム3の実際の角度θ
aを、上記演算部25から伝達される角度θaまで変化さ
せる際の、角度変化量を求めている。
は、ロボット2の第2アーム3に対応している。上記演
算部26には、後述する演算部28から伝達されたロボ
ット2の第2アーム3の実際の角度θaが、減算値とし
て供給されている。すなわちこの演算部26では、演算
部28から伝送される第2アーム3の実際の角度θ
aを、上記演算部25から伝達される角度θaまで変化さ
せる際の、角度変化量を求めている。
【0052】上記演算部26の出力値は、演算部27に
伝達され、ここで前記バネ定数であるKが掛けられた
後、さらに演算部24にて1/N倍されて、前記演算部
34に減算値として伝達される。すなわち、上記演算部
27及び24では、上記サーボモータ4の角度の値をサ
ーボモータ4のトルクの値に変換している。これによ
り、前記演算部34では、前記演算部33で求められた
トルクの値から現在のサーボモータ4のトルクの値が差
し引かれた値が求められる。
伝達され、ここで前記バネ定数であるKが掛けられた
後、さらに演算部24にて1/N倍されて、前記演算部
34に減算値として伝達される。すなわち、上記演算部
27及び24では、上記サーボモータ4の角度の値をサ
ーボモータ4のトルクの値に変換している。これによ
り、前記演算部34では、前記演算部33で求められた
トルクの値から現在のサーボモータ4のトルクの値が差
し引かれた値が求められる。
【0053】また、上記演算部27の出力値は、演算部
28にも伝達される。当該演算部28は、演算部37及
び38からなる。当該演算部28では、演算部37にて
前記第2アーム3のイナーシャJaと第2アーム3の粘
性摩擦Daより、1/(JaS+Da)で表される演算を
行い、さらに演算部38にて上記演算部37の出力値を
積分する演算を行い、これら演算{1/(JaS+Da)
S}により得られた値を出力する。すなわち、当該演算
部28において、上記演算部37の出力値は上記第2ア
ーム3の角速度θa 'に対応し、上記演算部38の出力値
は上記第2アーム3の角度θaに対応する。
28にも伝達される。当該演算部28は、演算部37及
び38からなる。当該演算部28では、演算部37にて
前記第2アーム3のイナーシャJaと第2アーム3の粘
性摩擦Daより、1/(JaS+Da)で表される演算を
行い、さらに演算部38にて上記演算部37の出力値を
積分する演算を行い、これら演算{1/(JaS+Da)
S}により得られた値を出力する。すなわち、当該演算
部28において、上記演算部37の出力値は上記第2ア
ーム3の角速度θa 'に対応し、上記演算部38の出力値
は上記第2アーム3の角度θaに対応する。
【0054】上記演算部28にて求められた上記第2ア
ーム3の実際の角度θaは、端子29から外部へ作用す
る力として取り出されることになる。
ーム3の実際の角度θaは、端子29から外部へ作用す
る力として取り出されることになる。
【0055】上述したように、本発明の第1の実施の形
態ロボット制御装置1においては、ねじれ角と外乱とを
同時に推定するねじれ角・外乱推定手段を備えたことに
より、剛性の低い2慣性のロボット2に対して外乱に強
い制御を行うので、ロボット2側の第2アーム3の振動
の抑制が図られるとともに、当該ロボット2側の第2ア
ーム3の位置決めの高速化が図られる。したがって、こ
のロボット制御装置1によれば、ロボット2による電子
部品の組み立て等の作業効率の向上が図られる。
態ロボット制御装置1においては、ねじれ角と外乱とを
同時に推定するねじれ角・外乱推定手段を備えたことに
より、剛性の低い2慣性のロボット2に対して外乱に強
い制御を行うので、ロボット2側の第2アーム3の振動
の抑制が図られるとともに、当該ロボット2側の第2ア
ーム3の位置決めの高速化が図られる。したがって、こ
のロボット制御装置1によれば、ロボット2による電子
部品の組み立て等の作業効率の向上が図られる。
【0056】なお、図2の例では、説明を容易にするた
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード部8と、
制御部9との、各主要演算手段に便宜上分割している
が、これら各演算手段は必ずしも上述のように区切る必
要はなく、共通化した演算手段としたり、さらにこれら
に属さない他の演算手段を有するものとしても良い。ま
た、本発明の実施の形態ロボット制御装置1は、各演算
手段の代わりに、専用の演算手段を用いても良く、例え
ばパーソナルコンピュータなどの演算装置による全体の
演算手段を用いても良い。
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード部8と、
制御部9との、各主要演算手段に便宜上分割している
が、これら各演算手段は必ずしも上述のように区切る必
要はなく、共通化した演算手段としたり、さらにこれら
に属さない他の演算手段を有するものとしても良い。ま
た、本発明の実施の形態ロボット制御装置1は、各演算
手段の代わりに、専用の演算手段を用いても良く、例え
ばパーソナルコンピュータなどの演算装置による全体の
演算手段を用いても良い。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態のロボッ
ト制御装置1を図4に示す。この第2の実施の形態のロ
ボット制御装置1は、図4に示すように、基本的な構成
を前記第1の実施の形態のロボット制御装置と同様とす
るが、ねじれ角・外乱推定オブザーバ11と、フィード
フォワード部12と、制御部13の算出手段が異なる点
に特徴を有している。なお、以下の説明において、前述
した第1の実施の形態装置と同一部材、同一構成部につ
いては、同一符号を付すことにより、説明を省略する。
ト制御装置1を図4に示す。この第2の実施の形態のロ
ボット制御装置1は、図4に示すように、基本的な構成
を前記第1の実施の形態のロボット制御装置と同様とす
るが、ねじれ角・外乱推定オブザーバ11と、フィード
フォワード部12と、制御部13の算出手段が異なる点
に特徴を有している。なお、以下の説明において、前述
した第1の実施の形態装置と同一部材、同一構成部につ
いては、同一符号を付すことにより、説明を省略する。
【0058】この図4に示す第2の実施の形態のロボッ
ト制御装置1において、ねじれ角・外乱推定オブザーバ
11は、制御対象であるロボット2について最小次元オ
ブザーバ11を構成し、前述した状態方程式をもとに、
ロボット2側のアンプ部5に与える指令トルクτと、ロ
ボット2側の角度検出器6より検出されたサーボモータ
4の角度θm とに基づいて、ねじれ角度θt 、ねじれ角
速度θt '、サーボモータ4の角速度θm '及び外乱トルク
dを推定する。
ト制御装置1において、ねじれ角・外乱推定オブザーバ
11は、制御対象であるロボット2について最小次元オ
ブザーバ11を構成し、前述した状態方程式をもとに、
ロボット2側のアンプ部5に与える指令トルクτと、ロ
ボット2側の角度検出器6より検出されたサーボモータ
4の角度θm とに基づいて、ねじれ角度θt 、ねじれ角
速度θt '、サーボモータ4の角速度θm '及び外乱トルク
dを推定する。
【0059】すなわち、ねじれ角・外乱推定オブザーバ
11は、前記指令トルクτと前記角度検出器6から検出
されたサーボモータ4の角度θm とが入力される。この
ねじれ角・外乱推定オブザーバ11は、下記の式
(6)、式(7)により、ロボット2の第2アーム3の
推定角度θa 及びロボット2側のアーム3の推定角速度
θa ' と、サーボモータ4の推定角速度θm ' とを算出し、
また、ロボット2に外乱として加わる値として推定外乱
トルクdを算出する。さらに、ねじれ角・外乱推定オブ
ザーバ11は、下記の式(8)を用い、サーボモータ4
の角度θm とロボット2側のアーム3の推定角度θa ' と
の差分によって、ねじれ推定角度θt を算出し、また、
下記の式(9)を用い、サーボモータ4の推定角度θm
とロボット2側のアーム3の推定角速度θa ' との差分に
よって、ねじれ推定角速度θt ' を算出する。
11は、前記指令トルクτと前記角度検出器6から検出
されたサーボモータ4の角度θm とが入力される。この
ねじれ角・外乱推定オブザーバ11は、下記の式
(6)、式(7)により、ロボット2の第2アーム3の
推定角度θa 及びロボット2側のアーム3の推定角速度
θa ' と、サーボモータ4の推定角速度θm ' とを算出し、
また、ロボット2に外乱として加わる値として推定外乱
トルクdを算出する。さらに、ねじれ角・外乱推定オブ
ザーバ11は、下記の式(8)を用い、サーボモータ4
の角度θm とロボット2側のアーム3の推定角度θa ' と
の差分によって、ねじれ推定角度θt を算出し、また、
下記の式(9)を用い、サーボモータ4の推定角度θm
とロボット2側のアーム3の推定角速度θa ' との差分に
よって、ねじれ推定角速度θt ' を算出する。
【0060】すなわち、上記ねじれ角・外乱推定オブザ
ーバ11は、下記の式(6)、式(7)、式(8)、式
(9)に対して、指令トルクτ及びサーボモータ4の角
度θm を代入してねじれ推定角度θt と、ねじれ推定角
速度θt ' と、サーボモータ4の推定角速度θm ' 及び推定
外乱トルクdをそれぞれ算出して出力する。
ーバ11は、下記の式(6)、式(7)、式(8)、式
(9)に対して、指令トルクτ及びサーボモータ4の角
度θm を代入してねじれ推定角度θt と、ねじれ推定角
速度θt ' と、サーボモータ4の推定角速度θm ' 及び推定
外乱トルクdをそれぞれ算出して出力する。
【0061】
【数21】
【0062】なお、上記式(6)、式(7)におけるz
1 、z2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバ11の状態
変数、k1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラ
メータである。
1 、z2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバ11の状態
変数、k1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラ
メータである。
【0063】ここで、ねじれ推定角速度θt ' は、ねじれ
角度θt の時間微分によって算出するようにしても良
い。また、ロボット2の第2アーム3の推定角速度θa '
は、ロボット2の第2アーム3の推定角度θa の時間微
分によって求めるようにしても良い。さらに、ロボット
2のサーボモータ4の推定角速度θm ' は、ロボット2の
サーボモータ4の推定角度θm の時間微分によって求め
らるようにしても良い。
角度θt の時間微分によって算出するようにしても良
い。また、ロボット2の第2アーム3の推定角速度θa '
は、ロボット2の第2アーム3の推定角度θa の時間微
分によって求めるようにしても良い。さらに、ロボット
2のサーボモータ4の推定角速度θm ' は、ロボット2の
サーボモータ4の推定角度θm の時間微分によって求め
らるようにしても良い。
【0064】次に、フィードフォワード部12には、図
4に示すように、端子40を介してサーボモータ4の所
望の目標角度θr が入力される。当該フィードフォワー
ド部12は、上記サーボモータ4の目標角速度θr 'を時
間微分してサーボモータ4の目標角加速度θr "を求め
る。そして、フィードフォワード部12は、下記の式
(10)に対して、これらサーボモータ4の目標角速度
θr '及びサーボモータ4の目標角加速度θr "を代入し
て、フィードフォワード値ffを算出して出力する。
4に示すように、端子40を介してサーボモータ4の所
望の目標角度θr が入力される。当該フィードフォワー
ド部12は、上記サーボモータ4の目標角速度θr 'を時
間微分してサーボモータ4の目標角加速度θr "を求め
る。そして、フィードフォワード部12は、下記の式
(10)に対して、これらサーボモータ4の目標角速度
θr '及びサーボモータ4の目標角加速度θr "を代入し
て、フィードフォワード値ffを算出して出力する。
【0065】
【数22】
【0066】なお、上記式(10)におけるff1 、ff2
はフィードフォワードパラメータである。ただし、この
第2の実施の形態のロボット制御装置1においては、サ
ーボモータ4の目標角加速度θr "を用いていないので、
フィードフォワードパラメータff2 を零としている。
はフィードフォワードパラメータである。ただし、この
第2の実施の形態のロボット制御装置1においては、サ
ーボモータ4の目標角加速度θr "を用いていないので、
フィードフォワードパラメータff2 を零としている。
【0067】ここで、サーボモータ4の目標角速度θr '
は、サーボモータ4の角速度θm 'と上記サーボモータ4
の所望の目標角度θr との差分によって求めるようにし
ても良い。またこのサーボモータ4の目標角速度θ
r 'は、サーボモータ4の目標角度θr が求められるのと
同時に求めるようにしても良い。なお、フィードフォワ
ード部12において、上記サーボモータ4の目標角速度
θr 'を上記サーボモータ4の所望の目標角度θr との差
分によって求めるようにする場合には、当該フィードフ
ォワード部12に対して上記ねじれ角・外乱推定オブザ
ーバ11からサーボモータ4の角速度θm 'を供給する。
また、サーボモータ4の目標角加速度θr "は、このサー
ボモータ4の角速度θm 'を時間微分してサーボモータ4
の角加速度θm "を求めて、このサーボモータ4の角加速
度θm "との差分によって求めるようにしても良い。これ
らサーボモータ4の目標角速度θr '及びサーボモータ4
の目標角加速度θr "は、サーボモータ4の目標角度θr
が求められるのと同時に求められても良い。
は、サーボモータ4の角速度θm 'と上記サーボモータ4
の所望の目標角度θr との差分によって求めるようにし
ても良い。またこのサーボモータ4の目標角速度θ
r 'は、サーボモータ4の目標角度θr が求められるのと
同時に求めるようにしても良い。なお、フィードフォワ
ード部12において、上記サーボモータ4の目標角速度
θr 'を上記サーボモータ4の所望の目標角度θr との差
分によって求めるようにする場合には、当該フィードフ
ォワード部12に対して上記ねじれ角・外乱推定オブザ
ーバ11からサーボモータ4の角速度θm 'を供給する。
また、サーボモータ4の目標角加速度θr "は、このサー
ボモータ4の角速度θm 'を時間微分してサーボモータ4
の角加速度θm "を求めて、このサーボモータ4の角加速
度θm "との差分によって求めるようにしても良い。これ
らサーボモータ4の目標角速度θr '及びサーボモータ4
の目標角加速度θr "は、サーボモータ4の目標角度θr
が求められるのと同時に求められても良い。
【0068】次に、制御部13には、図4に示すよう
に、上記サーボモータ4の所望の目標角度θrと、ロボ
ット2側の角度検出器6で検出されたサーボモータ4の
角度θmと、フィードフォワード部12で算出されたフ
ィードフォワード値ffと、ねじれ角・外乱推定オブザー
バ11で算出されたねじれ推定角度θt 、ねじれ推定角
速度θt ' 、サーボモータ4の推定角速度θm ' 、推定外乱
トルクdとが入力される。当該制御部13では、これら
に基づいて、サーボモータ4の目標角度θr とサーボモ
ータ4の角度θm との差分、サーボモータ4の目標角速
度θr 'とサーボモータ4の推定角速度θm ' との差分を求
める。そして、制御部13は、下記式(11)に対し
て、これらねじれ角の推定値θt 、ねじれ推定角速度θ
t ' 、推定外乱トルクd、サーボモータ4の目標角度θr
とサーボモータ4の角度θm との差分、サーボモータ4
の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推定角速度θm ' と
の差分を代入して、指令トルクτを算出し、この推定ト
ルクτをアンプ部5に出力する。
に、上記サーボモータ4の所望の目標角度θrと、ロボ
ット2側の角度検出器6で検出されたサーボモータ4の
角度θmと、フィードフォワード部12で算出されたフ
ィードフォワード値ffと、ねじれ角・外乱推定オブザー
バ11で算出されたねじれ推定角度θt 、ねじれ推定角
速度θt ' 、サーボモータ4の推定角速度θm ' 、推定外乱
トルクdとが入力される。当該制御部13では、これら
に基づいて、サーボモータ4の目標角度θr とサーボモ
ータ4の角度θm との差分、サーボモータ4の目標角速
度θr 'とサーボモータ4の推定角速度θm ' との差分を求
める。そして、制御部13は、下記式(11)に対し
て、これらねじれ角の推定値θt 、ねじれ推定角速度θ
t ' 、推定外乱トルクd、サーボモータ4の目標角度θr
とサーボモータ4の角度θm との差分、サーボモータ4
の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推定角速度θm ' と
の差分を代入して、指令トルクτを算出し、この推定ト
ルクτをアンプ部5に出力する。
【0069】
【数23】
【0070】なお、上記式(11)におけるf1 、f
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
【0071】上述したようにして求められた指令トルク
τは、ロボット2に供給される。
τは、ロボット2に供給される。
【0072】ロボット2は、前述同様の状態方程式によ
って表現されるものであり、ロボット制御装置1の制御
部13により算出された指令トルクτを用い、サーボモ
ータ4の角度θm 、サーボモータ4の角速度θm '、アー
ム3の角度θa 、アーム3の角速度θa '、外乱トルクd
を状態変数としたダイナミックスに基づいて、サーボモ
ータ4が第2アーム3を駆動する。ロボット2の角度検
出器6は、このサーボモータ4の角度θm を検出し、ね
じれ角・外乱推定オブザーバ11及び制御部13に出力
する。
って表現されるものであり、ロボット制御装置1の制御
部13により算出された指令トルクτを用い、サーボモ
ータ4の角度θm 、サーボモータ4の角速度θm '、アー
ム3の角度θa 、アーム3の角速度θa '、外乱トルクd
を状態変数としたダイナミックスに基づいて、サーボモ
ータ4が第2アーム3を駆動する。ロボット2の角度検
出器6は、このサーボモータ4の角度θm を検出し、ね
じれ角・外乱推定オブザーバ11及び制御部13に出力
する。
【0073】上述した第2の実施の形態ロボット制御装
置1によれば、ねじれ角と外乱とを同時に推定するねじ
れ角・外乱推定手段を備えたことにより、剛性の低い2
慣性のロボット2に対して外乱に強い制御を行うので、
ロボット2側の第2アーム3の振動の抑制が図られると
ともに、当該ロボット2側の第2アーム3の位置決めの
高速化が図られる。また、このロボット制御装置1によ
れば、ロボット2による電子部品の組み立て等の作業効
率の向上が図られる。
置1によれば、ねじれ角と外乱とを同時に推定するねじ
れ角・外乱推定手段を備えたことにより、剛性の低い2
慣性のロボット2に対して外乱に強い制御を行うので、
ロボット2側の第2アーム3の振動の抑制が図られると
ともに、当該ロボット2側の第2アーム3の位置決めの
高速化が図られる。また、このロボット制御装置1によ
れば、ロボット2による電子部品の組み立て等の作業効
率の向上が図られる。
【0074】なお、図4の例では、説明を容易にするた
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ11と、フィードフォワード部12
と、制御部13との、各主要演算手段に便宜上分割して
いるが、これら各演算手段は必ずしも上述のように区切
る必要はなく、共通化した演算手段としたり、さらにこ
れらに属さない他の演算手段を有するものとしても良
い。また、本発明の第2の実施の形態ロボット制御装置
1は、各演算手段の代わりに、専用の演算手段を用いて
も良く、例えばパーソナルコンピュータなどの演算装置
による全体の演算手段を用いても良い。
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ11と、フィードフォワード部12
と、制御部13との、各主要演算手段に便宜上分割して
いるが、これら各演算手段は必ずしも上述のように区切
る必要はなく、共通化した演算手段としたり、さらにこ
れらに属さない他の演算手段を有するものとしても良
い。また、本発明の第2の実施の形態ロボット制御装置
1は、各演算手段の代わりに、専用の演算手段を用いて
も良く、例えばパーソナルコンピュータなどの演算装置
による全体の演算手段を用いても良い。
【0075】次に、本発明の第3の実施の形態として示
すロボット制御装置について説明する。この第3の実施
の形態のロボット制御装置は、図5に示すように、前記
図2の第1の実施の形態のロボット制御装置1にトルク
リミット部91を追加した構成であり、例えば基板に部
品を実装する際に用いる組立用の前記図1に示したもの
と同様のロボット2を制御するものである。
すロボット制御装置について説明する。この第3の実施
の形態のロボット制御装置は、図5に示すように、前記
図2の第1の実施の形態のロボット制御装置1にトルク
リミット部91を追加した構成であり、例えば基板に部
品を実装する際に用いる組立用の前記図1に示したもの
と同様のロボット2を制御するものである。
【0076】この図5に示すように、第3の実施の形態
のロボット制御装置1は、主要構成要素として、ねじれ
角・外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード部8
と、制御部90と、トルクリミット部91とを備えてい
る。
のロボット制御装置1は、主要構成要素として、ねじれ
角・外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード部8
と、制御部90と、トルクリミット部91とを備えてい
る。
【0077】上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ7とフ
ィードフォワード部8とは、前述の第1の実施の形態の
ロボット制御装置1と同様であり、ここでは詳細な内容
についての説明は省略する。
ィードフォワード部8とは、前述の第1の実施の形態の
ロボット制御装置1と同様であり、ここでは詳細な内容
についての説明は省略する。
【0078】制御部90には、端子20からのサーボモ
ータ4の目標角度θr の値と、ねじれ角・外乱推定オブ
ザーバ7からの第2アーム3の推定角度θa 、第2アー
ム3の推定角速度θa ' 、サーボモータ4の推定角速度θ
m ' 、推定外乱トルクdの各値と、上記角度検出器6にて
検出された上記サーボモータ4の角度θmの値とが入力
される。
ータ4の目標角度θr の値と、ねじれ角・外乱推定オブ
ザーバ7からの第2アーム3の推定角度θa 、第2アー
ム3の推定角速度θa ' 、サーボモータ4の推定角速度θ
m ' 、推定外乱トルクdの各値と、上記角度検出器6にて
検出された上記サーボモータ4の角度θmの値とが入力
される。
【0079】この制御部90及びその後段の演算部21
では、上記供給された各値を用いて、上記サーボモータ
4の角度θm と第2アーム3の推定角度θa との差分、
サーボモータ4の推定角速度θm ' と第2アーム3の推定
角速度θa ' との差分、サーボモータ4の目標角速度θr '
とサーボモータ4の推定角速度θm ' との差分、サーボモ
ータ4の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との
差分をそれぞれ求める。そして、上記制御部9及びその
後段の演算部21では、下記の式(15)により、上記
のように求めたサーボモータ4の角度θm と第2アーム
3の推定角度θa との差分、サーボモータ4の推定角速
度θm ' と第2アーム3の推定角速度θa ' との差分、サー
ボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推定角
速度θm ' との差分、サーボモータ4の目標角度θr とサ
ーボモータ4の角度θm との差分、サーボモータ4の目
標角速度θr 'と、前記推定外乱トルクdとから、計算ト
ルクτeを算出して出力する。
では、上記供給された各値を用いて、上記サーボモータ
4の角度θm と第2アーム3の推定角度θa との差分、
サーボモータ4の推定角速度θm ' と第2アーム3の推定
角速度θa ' との差分、サーボモータ4の目標角速度θr '
とサーボモータ4の推定角速度θm ' との差分、サーボモ
ータ4の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との
差分をそれぞれ求める。そして、上記制御部9及びその
後段の演算部21では、下記の式(15)により、上記
のように求めたサーボモータ4の角度θm と第2アーム
3の推定角度θa との差分、サーボモータ4の推定角速
度θm ' と第2アーム3の推定角速度θa ' との差分、サー
ボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推定角
速度θm ' との差分、サーボモータ4の目標角度θr とサ
ーボモータ4の角度θm との差分、サーボモータ4の目
標角速度θr 'と、前記推定外乱トルクdとから、計算ト
ルクτeを算出して出力する。
【0080】
【数24】
【0081】なお、上記式(15)におけるf1 、f
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
【0082】上述したようにして制御部90にて求めら
れた計算トルクτeは、トルクリミット部91に送られ
る。
れた計算トルクτeは、トルクリミット部91に送られ
る。
【0083】上記トルクリミット部91は、下記の式
(16)によって、制御部90で算出された計算トルク
τeと、予め設定されたトルクリミット値τlとに基づい
て、ロボット2のアンプ部5に与える前記同様の指令ト
ルクτを算出する。
(16)によって、制御部90で算出された計算トルク
τeと、予め設定されたトルクリミット値τlとに基づい
て、ロボット2のアンプ部5に与える前記同様の指令ト
ルクτを算出する。
【0084】
【数25】
【0085】上記トルクリミット部91にて算出された
指令トルクτがロボット2に伝達される。なお、図5の
ロボット2の部分は、より詳細には前述した図3と同様
に表すものであり、その詳細な内容の説明については省
略する。
指令トルクτがロボット2に伝達される。なお、図5の
ロボット2の部分は、より詳細には前述した図3と同様
に表すものであり、その詳細な内容の説明については省
略する。
【0086】上述した第3の実施の形態のロボット制御
装置1によれば、トルクリミット部91を備えたことに
より、サーボモータ4とアンプ部5によるトルクの制限
に従いつつ、サーボモータ4とアンプ部5の能力を十分
に引き出すことができ、これにより、ロボット2側の第
2アーム3の位置決めの高速化が図られる。したがっ
て、このロボット制御装置1によれば、ロボット2によ
る電子部品の組み立て等の作業効率の向上が図られる。
装置1によれば、トルクリミット部91を備えたことに
より、サーボモータ4とアンプ部5によるトルクの制限
に従いつつ、サーボモータ4とアンプ部5の能力を十分
に引き出すことができ、これにより、ロボット2側の第
2アーム3の位置決めの高速化が図られる。したがっ
て、このロボット制御装置1によれば、ロボット2によ
る電子部品の組み立て等の作業効率の向上が図られる。
【0087】なお、図5の例でも、説明を容易にするた
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード部8と、
制御部90と、トルクリミット部91との、各主要演算
手段に便宜上分割しているが、これら各演算手段は必ず
しも上述のように区切る必要はなく、共通化した演算手
段としたり、さらにこれらに属さない他の演算手段を有
するものとしても良い。また、本発明の実施の形態ロボ
ット制御装置1は、各演算手段の代わりに、専用の演算
手段を用いても良く、例えばパーソナルコンピュータな
どの演算装置による全体の演算手段を用いても良い。
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ7と、フィードフォワード部8と、
制御部90と、トルクリミット部91との、各主要演算
手段に便宜上分割しているが、これら各演算手段は必ず
しも上述のように区切る必要はなく、共通化した演算手
段としたり、さらにこれらに属さない他の演算手段を有
するものとしても良い。また、本発明の実施の形態ロボ
ット制御装置1は、各演算手段の代わりに、専用の演算
手段を用いても良く、例えばパーソナルコンピュータな
どの演算装置による全体の演算手段を用いても良い。
【0088】次に、本発明の第4の実施の形態のロボッ
ト制御装置1を図6に示す。この第4の実施の形態のロ
ボット制御装置は、図6に示すように、前記図4に示し
た第2の実施の形態のロボット制御装置1にトルクリミ
ット部92を追加した構成であり、例えば基板に部品を
実装する際に用いる組立用の前記図1に示したものと同
様のロボット2を制御するものである。すなわち、この
第4の実施の形態のロボット制御装置1は、図6に示す
ように、基本的な構成を前記第2の実施の形態ロボット
制御装置と同様とするが、制御部93と、トルクリミッ
ト部92が異なる点に特徴を有している。なお、以下の
説明において、前述した第2の実施の形態装置と同一部
材、同一構成部については、同一符号を付すことによ
り、説明を省略する。
ト制御装置1を図6に示す。この第4の実施の形態のロ
ボット制御装置は、図6に示すように、前記図4に示し
た第2の実施の形態のロボット制御装置1にトルクリミ
ット部92を追加した構成であり、例えば基板に部品を
実装する際に用いる組立用の前記図1に示したものと同
様のロボット2を制御するものである。すなわち、この
第4の実施の形態のロボット制御装置1は、図6に示す
ように、基本的な構成を前記第2の実施の形態ロボット
制御装置と同様とするが、制御部93と、トルクリミッ
ト部92が異なる点に特徴を有している。なお、以下の
説明において、前述した第2の実施の形態装置と同一部
材、同一構成部については、同一符号を付すことによ
り、説明を省略する。
【0089】この第3の実施の形態のロボット制御装置
1においては、上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ11
とフィードフォワード部12とは、前述の第2の実施の
形態のロボット制御装置1と同様であるため、それらの
詳細な説明は省略する。
1においては、上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ11
とフィードフォワード部12とは、前述の第2の実施の
形態のロボット制御装置1と同様であるため、それらの
詳細な説明は省略する。
【0090】制御部93では、上記サーボモータ4の所
望の目標角度θrと、ロボット2側の角度検出器6で検
出されたサーボモータ4の角度θmと、フィードフォワ
ード部12で算出されたフィードフォワード値ffと、ね
じれ角・外乱推定オブザーバ11で算出されたねじれ推
定角度θt 、ねじれ推定角速度θt ' 、サーボモータ4の
推定角速度θm ' 、推定外乱トルクdとが入力される。こ
の制御部93では、これらに基づいて、サーボモータ4
の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との差分、
サーボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推
定角速度θm ' との差分を求める。そして、制御部13
は、下記式(23)に対して、これらねじれ角の推定値
θt 、ねじれ推定角速度θt ' 、推定外乱トルクd、サー
ボモータ4の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm
との差分、サーボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモ
ータ4の推定角速度θm ' との差分を代入して、計算トル
クτeを算出し、当該算出トルクτeをトルクリミット部
92に伝送する。
望の目標角度θrと、ロボット2側の角度検出器6で検
出されたサーボモータ4の角度θmと、フィードフォワ
ード部12で算出されたフィードフォワード値ffと、ね
じれ角・外乱推定オブザーバ11で算出されたねじれ推
定角度θt 、ねじれ推定角速度θt ' 、サーボモータ4の
推定角速度θm ' 、推定外乱トルクdとが入力される。こ
の制御部93では、これらに基づいて、サーボモータ4
の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との差分、
サーボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推
定角速度θm ' との差分を求める。そして、制御部13
は、下記式(23)に対して、これらねじれ角の推定値
θt 、ねじれ推定角速度θt ' 、推定外乱トルクd、サー
ボモータ4の目標角度θr とサーボモータ4の角度θm
との差分、サーボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモ
ータ4の推定角速度θm ' との差分を代入して、計算トル
クτeを算出し、当該算出トルクτeをトルクリミット部
92に伝送する。
【0091】
【数26】
【0092】なお、上記式(23)におけるf1 、f
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
【0093】上述したようにして制御部93にて求めら
れた計算トルクτeは、トルクリミット部92に送られ
る。
れた計算トルクτeは、トルクリミット部92に送られ
る。
【0094】上記トルクリミット部92は、下記の式
(24)によって、制御部93で算出された計算トルク
τeと、予め設定されたトルクリミット値τlとに基づい
て、ロボット2のアンプ部5に与える前記同様の指令ト
ルクτを算出する。
(24)によって、制御部93で算出された計算トルク
τeと、予め設定されたトルクリミット値τlとに基づい
て、ロボット2のアンプ部5に与える前記同様の指令ト
ルクτを算出する。
【0095】
【数27】
【0096】上記トルクリミット部91にて算出された
指令トルクτがロボット2に伝達される。なお、図6の
ロボット2の部分は、より詳細には前述した図3と同様
に表すものであり、その詳細な内容の説明については省
略する。
指令トルクτがロボット2に伝達される。なお、図6の
ロボット2の部分は、より詳細には前述した図3と同様
に表すものであり、その詳細な内容の説明については省
略する。
【0097】上述した第4の実施の形態のロボット制御
装置1によれば、トルクリミット部92を備えたことに
より、サーボモータ4とアンプ部5によるトルクの制限
に従いつつ、サーボモータ4とアンプ部5の能力を十分
に引き出すことができ、これにより、ロボット2側の第
2アーム3の位置決めの高速化が図られる。したがっ
て、このロボット制御装置1によれば、ロボット2によ
る電子部品の組み立て等の作業効率の向上が図られる。
装置1によれば、トルクリミット部92を備えたことに
より、サーボモータ4とアンプ部5によるトルクの制限
に従いつつ、サーボモータ4とアンプ部5の能力を十分
に引き出すことができ、これにより、ロボット2側の第
2アーム3の位置決めの高速化が図られる。したがっ
て、このロボット制御装置1によれば、ロボット2によ
る電子部品の組み立て等の作業効率の向上が図られる。
【0098】なお、図6の例でも、説明を容易にするた
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ11と、フィードフォワード部12
と、制御部93と、トルクリミット部92との、各主要
演算手段に便宜上分割しているが、これら各演算手段は
必ずしも上述のように区切る必要はなく、共通化した演
算手段としたり、さらにこれらに属さない他の演算手段
を有するものとしても良い。また、本発明の実施の形態
ロボット制御装置1は、各演算手段の代わりに、専用の
演算手段を用いても良く、例えばパーソナルコンピュー
タなどの演算装置による全体の演算手段を用いても良
い。
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ11と、フィードフォワード部12
と、制御部93と、トルクリミット部92との、各主要
演算手段に便宜上分割しているが、これら各演算手段は
必ずしも上述のように区切る必要はなく、共通化した演
算手段としたり、さらにこれらに属さない他の演算手段
を有するものとしても良い。また、本発明の実施の形態
ロボット制御装置1は、各演算手段の代わりに、専用の
演算手段を用いても良く、例えばパーソナルコンピュー
タなどの演算装置による全体の演算手段を用いても良
い。
【0099】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るロボット
制御装置によれば、ねじれ角と外乱とを同時に推定する
ねじれ角・外乱推定手段を備えたことにより、ロボット
側の駆動部の振動の抑制が図られるとともに、当該駆動
部の位置決めの高速化が図られる。また、このロボット
制御装置によれば、ロボットによる電子部品の組み立て
等の作業効率の向上が図られる。
制御装置によれば、ねじれ角と外乱とを同時に推定する
ねじれ角・外乱推定手段を備えたことにより、ロボット
側の駆動部の振動の抑制が図られるとともに、当該駆動
部の位置決めの高速化が図られる。また、このロボット
制御装置によれば、ロボットによる電子部品の組み立て
等の作業効率の向上が図られる。
【0100】また、本発明に係るロボット制御装置によ
れば、トルクリミット手段を設けたことにより、指令ト
ルクを制限しながら良好な制御結果を得ることができる
と共に、サーボモータとアンプの能力を有効に利用する
ことにより、駆動部の位置決めの高速化が可能となって
いる。
れば、トルクリミット手段を設けたことにより、指令ト
ルクを制限しながら良好な制御結果を得ることができる
と共に、サーボモータとアンプの能力を有効に利用する
ことにより、駆動部の位置決めの高速化が可能となって
いる。
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のロボット制御
装置とその制御対象であるロボットを示す斜視図であ
る。
装置とその制御対象であるロボットを示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態のロボット制御
装置がロボットを制御する状態を説明するために示すブ
ロック図である。
装置がロボットを制御する状態を説明するために示すブ
ロック図である。
【図3】ロボットのアームを駆動する状態を説明するた
めに示すブロック図である。
めに示すブロック図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態ロボット制御装
置がロボットを制御する状態を説明するために示すブロ
ック図である。
置がロボットを制御する状態を説明するために示すブロ
ック図である。
【図5】本発明に係る第3の実施の形態のロボット制御
装置がロボットを制御する状態を説明するために示すブ
ロック図である。
装置がロボットを制御する状態を説明するために示すブ
ロック図である。
【図6】本発明に係る第4の実施の形態ロボット制御装
置がロボットを制御する状態を説明するために示すブロ
ック図である。
置がロボットを制御する状態を説明するために示すブロ
ック図である。
【図7】従来のロボット制御装置がロボットを制御する
状態を説明するために示すブロック図である。
状態を説明するために示すブロック図である。
【図8】従来のロボット制御装置の制御対象であるロボ
ットを模式的に示す図である。
ットを模式的に示す図である。
1 ロボット制御装置、 2 ロボット、 3 第2
アーム、 4 サーボモータ、 5 アンプ、 6 角
度検出器、 7,11 ねじれ角・外乱推定オブザー
バ、 8,12 フィードフォワード部、 9,90,
93 制御部、91,92 トルクリミット部、 d
外乱トルク、 d 推定外乱トルク、τ 指令トルク、
θa アームの角度、 θa ' アームの角速度、 θ
a アームの推定角度、 θa ' アームの推定角速度、
θm サーボモータの角度、θm ' サーボモータの角
速度、 θm ' サーボモータの推定角速度、 θr サー
ボモータの目標角度、 θr ' サーボモータの目標角速
度、 θt ねじれ角の推定値、 θt ' ねじれ推定角
速度
アーム、 4 サーボモータ、 5 アンプ、 6 角
度検出器、 7,11 ねじれ角・外乱推定オブザー
バ、 8,12 フィードフォワード部、 9,90,
93 制御部、91,92 トルクリミット部、 d
外乱トルク、 d 推定外乱トルク、τ 指令トルク、
θa アームの角度、 θa ' アームの角速度、 θ
a アームの推定角度、 θa ' アームの推定角速度、
θm サーボモータの角度、θm ' サーボモータの角
速度、 θm ' サーボモータの推定角速度、 θr サー
ボモータの目標角度、 θr ' サーボモータの目標角速
度、 θt ねじれ角の推定値、 θt ' ねじれ推定角
速度
Claims (20)
- 【請求項1】 駆動部と、上記駆動部を駆動するサーボ
モータと、上記サーボモータにトルクを発生させるアン
プと、上記サーボモータの角度を検出する角度検出手段
とを備えるロボットを制御対象とし、 上記アンプに与える指令トルクと上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度とに基づいて、ロボット
の駆動部の角度とロボットの駆動部の角度の時間微分値
であるロボットの駆動部の角速度と、サーボモータの角
度の時間微分値であるサーボモータの角速度と、ロボッ
トに外乱として加わる外乱トルクとを推定するねじれ角
・外乱推定手段と、 サーボモータの目標角度に基づいて、サーボモータの目
標角速度を算出するフィードフォワード手段と、 上記サーボモータの目標角度と、上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度と、上記フィードフォワ
ード手段より算出されたサーボモータの目標角速度と、
上記ねじれ角・外乱推定手段より推定されたロボットの
駆動部の推定角度とロボットの駆動部の推定角速度とサ
ーボモータの推定角速度及び推定外乱トルクとに基づい
て、アンプに与える指令トルクを算出する制御手段とを
備え、 上記制御手段が算出した指令トルクに基づいて上記ロボ
ットを制御することを特徴とするロボット制御装置。 - 【請求項2】 下記式(1)の状態方程式にて表される
上記ロボットを制御することを特徴とする請求項1に記
載のロボット制御装置。 【数1】 なお、上記式(1)におけるθm はサーボモータの角
度、θm 'はサーボモータの角速度、Jm はサーボモータ
のイナーシャ、Dm はサーボモータの粘性摩擦、θa は
駆動部の角度、θa 'は駆動部の角速度、Ja は駆動部の
イナーシャ、Daは駆動部の粘性摩擦、Kはサーボモー
タ軸と駆動部間のギヤのバネ定数、Nはギヤ比、dはサ
ーボモータのモータ軸に加わる外乱トルク、τは指令ト
ルクである。 - 【請求項3】 上記ねじれ角・外乱推定手段は、指令ト
ルクτ及びサーボモータの角度θm を用いて、下記式
(2)、式(3)により、駆動部の推定角度θa と、駆
動部の推定角速度θa ' と、サーボモータの推定角速度θ
m ' 及び推定外乱トルクdとをそれぞれ算出することを特
徴とする請求項2に記載のロボット制御装置。 【数2】 なお、上記式(2)、式(3)におけるz1 、z2 、z
3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変数、k1 、k
2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメータである。 - 【請求項4】 上記制御手段は、サーボモータの角度θ
m と、駆動部の推定角度θa と、サーボモータの推定角
速度θm ' と、駆動部の推定角速度θa ' と、推定外乱トル
クdと、サーボモータの目標角度θr と、サーボモータ
の目標角速度θr 'とを用いて、下記式(4)により、指
令トルクτを算出することを特徴とする請求項3に記載
のロボット制御装置。 【数3】 なお、上記式(4)におけるf1 、f2 、f3 、f4は
制御の特性を決める制御パラメータである。 - 【請求項5】 駆動部と、上記駆動部を駆動するサーボ
モータと、上記サーボモータにトルクを発生させるアン
プと、上記サーボモータの角度を検出する角度検出手段
とを備えるロボットを制御対象とし、 上記アンプに与える指令トルクと上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度とに基づいて、ロボット
の駆動部の角度とサーボモータの角度との差であるねじ
れ角度と、ねじれ角度の時間微分値であるねじれ角速度
と、サーボモータの角度の時間微分値であるサーボモー
タの角速度と、ロボットに外乱として加わる外乱トルク
とを推定するねじれ角・外乱推定手段と、 サーボモータの目標角度に基づいて、フィードフォワー
ド値を算出するフィードフォワード手段と、 上記サーボモータの目標角度と、上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度と、上記フィードフォワ
ード手段より算出されたフィードフォワード値と、上記
ねじれ角・外乱推定手段より推定されたねじれ推定角度
とねじれ推定角速度と推定外乱トルク及びサーボモータ
の推定角速度とに基づいて、上記アンプに与える指令ト
ルクを算出する制御手段とを備え、 上記制御手段が算出した指令トルクに基づいて上記ロボ
ットを制御することを特徴とするロボット制御装置。 - 【請求項6】 下記式(5)の状態方程式にて表される
上記ロボットを制御することを特徴とする請求項5に記
載のロボット制御装置。 【数4】 なお、上記式(5)におけるθm はサーボモータの角
度、θm 'はサーボモータの角速度、Jm はサーボモータ
のイナーシャ、Dm はサーボモータの粘性摩擦、θa は
駆動部の角度、θa 'は駆動部の角速度、Ja は駆動部の
イナーシャ、Daは駆動部の粘性摩擦、Kはサーボモー
タ軸と駆動部間のギヤのバネ定数、Nはギヤ比、dはサ
ーボモータのモータ軸に加わる外乱トルク、τは指令ト
ルクである。 - 【請求項7】 上記ねじれ角・外乱推定手段は、指令ト
ルクτ及びサーボモータの角度θm を用いて、下記式
(6)、式(7)、式(8)、式(9)により、駆動部
の推定角度θa と、駆動部の推定角速度θa ' と、サーボ
モータの推定角速度θm ' 及び推定外乱トルクdとをそれ
ぞれ算出し、ねじれ推定角度θt と、ねじれ推定角速度
θt ' とをそれぞれ算出することを特徴とする請求項6に
記載のロボット制御装置。 【数5】 なお、上記式(6)、式(7)におけるz1 、z2 、z
3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変数、k1 、k
2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメータである。 - 【請求項8】 上記フィードフォワード手段は、サーボ
モータの目標角度θrの時間微分値であるサーボモータ
の目標角速度θr 'と、サーボモータの目標角速度θr 'の
時間微分値であるサーボモータの目標角加速度θr "とを
用いて、下記式(10)により、フィードフォワード値
ffを算出することを特徴とする請求項7に記載のロボッ
ト制御装置。 【数6】 なお、上記式(10)におけるff1 、ff2 はフィードフ
ォワードパラメータである。 - 【請求項9】 上記制御手段は、下記式(11)によ
り、サーボモータの目標角度θrと、サーボモータの目
標角速度θr 'と、サーボモータの角度θmと、サーボモ
ータの推定角速度θm ' と、フィードフォワード値ffと、
ねじれ角の推定値θt と、ねじれ推定角速度θt ' と、推
定外乱トルクdとを用いて、指令トルクτを算出するこ
とを特徴とする請求項8に記載のロボット制御装置。 【数7】 なお、上記式(11)におけるf1 、f
2 、f3 、f4は制御の特 性を決める制御パラメータである。 - 【請求項10】 駆動部と、上記駆動部を駆動するサー
ボモータと、サーボモータにトルクを発生させるアンプ
と、サーボモータの角度を検出する角度検出手段とを備
えるロボットを制御対象とし、 上記アンプに与える指令トルクと上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度とに基づいて、ロボット
の駆動部の角度と、ロボットの駆動部の角度の時間微分
値であるロボットの駆動部の角速度と、サーボモータの
角度の時間微分値であるサーボモータの角速度と、ロボ
ットに外乱として加わる外乱トルクとを推定するねじれ
角・外乱推定手段と、 サーボモータの目標角度に基づいて、サーボモータの目
標角速度を算出するフィードフォワード手段と、 上記サーボモータの目標角度と、上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度と、上記フィードフォワ
ード手段より算出されたサーボモータの目標角速度と、
上記ねじれ角・外乱推定手段より推定されたロボットの
駆動部の推定角度とロボットの駆動部の推定角速度とサ
ーボモータの推定角速度及び推定外乱トルクとに基づい
て、計算トルクを算出する制御手段と、 上記制御手段が算出した計算トルクに基づいて、予め設
定されたトルクリミット値によってトルクリミット値以
内に制限された上記アンプに与える指令トルクを算出す
るトルクリミット手段とを備え、 上記トルクリミット手段が算出した指令トルクに基づい
て上記ロボットを制御することを特徴とするロボット制
御装置。 - 【請求項11】 下記式(12)の状態方程式にて表さ
れる上記ロボットを制御することを特徴とする請求項1
0に記載のロボット制御装置。 【数8】 なお、上記式(12)におけるθm はサーボモータの角
度、θm 'はサーボモータの角速度、Jm はサーボモータ
のイナーシャ、Dm はサーボモータの粘性摩擦、θa は
駆動部の角度、θa 'は駆動部の角速度、Ja は駆動部の
イナーシャ、Da は駆動部の粘性摩擦、Kはサーボモー
タ軸と駆動部間のギヤのバネ定数、Nはギヤ比、dはサ
ーボモータのモータ軸に加わる外乱トルク、τは指令ト
ルクである。 - 【請求項12】 上記ねじれ角・外乱推定手段は、指令
トルクτ及びサーボモータの角度θm を用いて、下記式
(13)、式(14)により、駆動部の推定角度θa
と、駆動部の推定角速度θa ' と、サーボモータの推定角
速度θm ' 及び推定外乱トルクdとをそれぞれ算出するこ
とを特徴とする請求項11に記載のロボット制御装置。 【数9】 なお、上記式(13)、式(14)におけるz1 、z
2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変数、k
1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメータで
ある。 - 【請求項13】 上記制御手段は、サーボモータの角度
θm と、駆動部の推定角度θa と、サーボモータの推定
角速度θm ' と、駆動部の推定角速度θa ' と、推定外乱ト
ルクdと、サーボモータの目標角度θr と、サーボモー
タの目標角速度θr 'とを用いて、下記式(15)によ
り、計算トルクτeを算出することを特徴とする請求項
12に記載のロボット制御装置。 【数10】 なお、上記式(15)におけるf1 、f2 、f3 、f4
は制御の特性を決める制御パラメータである。 - 【請求項14】 上記トルクリミット手段は、下記式
(16)により、計算トルクτeに基づいて、予め設定
されたトルクリミット値τl以内に制限された指令トル
クτを算出することを特徴とする請求項13に記載のロ
ボット制御装置。 【数11】 - 【請求項15】 駆動部と、上記駆動部を駆動するサー
ボモータと、上記サーボモータにトルクを発生させるア
ンプと、上記サーボモータの角度を検出する角度検出手
段とを備えるロボットを制御対象とし、 上記アンプに与える指令トルクと上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度とに基づいて、ロボット
の駆動部の角度とサーボモータの角度との差であるねじ
れ角度と、ねじれ角度の時間微分値であるねじれ角速度
と、サーボモータの角度の時間微分値であるサーボモー
タの角速度と、ロボットに外乱として加わる外乱トルク
とを推定するねじれ角・外乱推定手段と、 サーボモータの目標角度に基づいて、フィードフォワー
ド値を算出するフィードフォワード手段と、 上記サーボモータの目標角度と、上記角度検出手段より
検出されたサーボモータの角度と、上記フィードフォワ
ード手段より算出されたフィードフォワード値と、上記
ねじれ角・外乱推定手段より推定されたねじれ推定角度
とねじれ推定角速度と推定外乱トルク及びサーボモータ
の推定角速度とに基づいて、計算トルクを算出する制御
手段と、 上記制御手段が算出した計算トルクに基づいて、予め設
定されたトルクリミット値によってトルクリミット値以
内に制限された上記アンプに与える指令トルクを算出す
るトルクリミット手段とを備え、 上記トルクリミット手段が算出した指令トルクに基づい
て上記ロボットを制御することを特徴とするロボット制
御装置。 - 【請求項16】 下記式(17)の状態方程式にて表さ
れる上記ロボットを制御することを特徴とする請求項1
5に記載のロボット制御装置。 【数12】 なお、上記式(17)におけるθm はサーボモータの角
度、θm 'はサーボモータの角速度、Jm はサーボモータ
のイナーシャ、Dm はサーボモータの粘性摩擦、θa は
駆動部の角度、θa 'は駆動部の角速度、Ja は駆動部の
イナーシャ、Da は駆動部の粘性摩擦、Kはサーボモー
タ軸と駆動部間のギヤのバネ定数、Nはギヤ比、dはサ
ーボモータのモータ軸に加わる外乱トルク、τは指令ト
ルクである。 - 【請求項17】 上記ねじれ角・外乱推定手段は、指令
トルクτ及びサーボモータの角度θm を用いて、下記式
(18)、式(19)、式(20)、式(21)によ
り、駆動部の推定角度θa と、駆動部の推定角速度θa '
と、サーボモータの推定角速度θm ' 及び推定外乱トルク
dとをそれぞれ算出し、ねじれ推定角度θt と、ねじれ
推定角速度θt ' とをそれぞれ算出することを特徴とする
請求項16に記載のロボット制御装置。 【数13】 なお、上記式(18)、式(19)におけるz1 、z
2 、z3 、z4 は最小次元オブザーバの状態変数、k
1 、k2 、k3 、k4 は推定速度を決めるパラメータで
ある。 - 【請求項18】 上記フィードフォワード手段は、サー
ボモータの目標角度θr の時間微分値であるサーボモー
タの目標角速度θr 'と、サーボモータの目標角速度θr '
の時間微分値であるサーボモータの目標角加速度θr "と
を用いて、下記式(22)により、フィードフォワード
値ffを算出することを特徴とする請求項17に記載のロ
ボット制御装置。 【数14】 なお、上記式(22)におけるff1 、ff2 はフィードフ
ォワードパラメータである。 - 【請求項19】 上記制御手段は、下記式(23)によ
り、サーボモータの目標角度θrと、サーボモータの目
標角速度θr 'と、サーボモータの角度θmと、サーボモ
ータの推定角速度θm ' と、フィードフォワード値ffと、
ねじれ角の推定値θt と、ねじれ推定角速度θt ' と、推
定外乱トルクdとを用いて、計算トルクτeを算出する
ことを特徴とする請求項18に記載のロボット制御装
置。 【数15】 なお、上記式(23)におけるf1 、f
2 、f3 、f4は制御の 特性を決める制御パラメータである。 - 【請求項20】 上記トルクリミット手段は、下記式
(24)により、計算トルクτeに基づいて、予め設定
されたトルクリミット値τl以内に制限された指令トル
クτを算出することを特徴とする請求項19に記載のロ
ボット制御装置。 【数16】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158080A JPH09212203A (ja) | 1995-11-30 | 1996-06-19 | ロボット制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-313339 | 1995-11-30 | ||
| JP31333995 | 1995-11-30 | ||
| JP8158080A JPH09212203A (ja) | 1995-11-30 | 1996-06-19 | ロボット制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09212203A true JPH09212203A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=26485330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8158080A Abandoned JPH09212203A (ja) | 1995-11-30 | 1996-06-19 | ロボット制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09212203A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09222910A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-08-26 | Yaskawa Electric Corp | 多軸ロボットの制御装置 |
| JPH10329063A (ja) * | 1997-05-28 | 1998-12-15 | Yaskawa Electric Corp | ロボット制御装置 |
| WO2003051582A1 (fr) * | 2001-12-19 | 2003-06-26 | Japan Science And Technology Agency | Dispositif mobile de type marche de bipède, et dispositif de commande de marche et procédé de commande de marche correspondant |
| JP2003189659A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-04 | Yaskawa Electric Corp | 電動機位置制御装置 |
| WO2003068462A1 (en) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Japan Science And Technology Agency | Two-legged walking locomotion apparatus and its walking controller |
| JP2004180429A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Ricoh Co Ltd | 捩り振動系制御装置 |
| JP2005174011A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Ricoh Co Ltd | 捩り振動系制御装置 |
| JP2006195566A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Yaskawa Electric Corp | サーボ制御装置とその制御方法 |
| JP2007236185A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-09-13 | Juki Corp | 位置決め装置の同期防振制御装置 |
| JP2013094928A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Nikon Corp | 駆動装置、ロボット装置及び駆動方法 |
| JP2017056543A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社デンソーウェーブ | ロボット制御装置 |
| JP2018083274A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 株式会社東芝 | ロボット制御装置、ロボット制御方法及びピッキング装置 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP8158080A patent/JPH09212203A/ja not_active Abandoned
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09222910A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-08-26 | Yaskawa Electric Corp | 多軸ロボットの制御装置 |
| JPH10329063A (ja) * | 1997-05-28 | 1998-12-15 | Yaskawa Electric Corp | ロボット制御装置 |
| JP2003189659A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-04 | Yaskawa Electric Corp | 電動機位置制御装置 |
| WO2003051582A1 (fr) * | 2001-12-19 | 2003-06-26 | Japan Science And Technology Agency | Dispositif mobile de type marche de bipède, et dispositif de commande de marche et procédé de commande de marche correspondant |
| JP2003181781A (ja) * | 2001-12-19 | 2003-07-02 | Japan Science & Technology Corp | 二脚歩行式移動装置及びその歩行制御装置及び歩行制御方法 |
| CN100344415C (zh) * | 2001-12-19 | 2007-10-24 | 独立行政法人科学技术振兴机构 | 双足步行式移动装置、其步行控制器及步行控制方法 |
| CN100336633C (zh) * | 2002-02-18 | 2007-09-12 | 独立行政法人科学技术振兴机构 | 双腿步行式移动装置及其步行控制装置 |
| WO2003068462A1 (en) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Japan Science And Technology Agency | Two-legged walking locomotion apparatus and its walking controller |
| JP2003236782A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-08-26 | Japan Science & Technology Corp | 二脚歩行式移動装置及びその歩行制御装置 |
| US6992457B2 (en) | 2002-02-18 | 2006-01-31 | Japan Science And Technology Agency | Two-legged walding locomotion apparatus and its walking controller |
| JP2004180429A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Ricoh Co Ltd | 捩り振動系制御装置 |
| JP2005174011A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Ricoh Co Ltd | 捩り振動系制御装置 |
| JP2006195566A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Yaskawa Electric Corp | サーボ制御装置とその制御方法 |
| JP2007236185A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-09-13 | Juki Corp | 位置決め装置の同期防振制御装置 |
| JP2013094928A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Nikon Corp | 駆動装置、ロボット装置及び駆動方法 |
| JP2017056543A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社デンソーウェーブ | ロボット制御装置 |
| JP2017056542A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社デンソーウェーブ | ロボット制御装置 |
| JP2017056544A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社デンソーウェーブ | ロボット制御装置、ロボット制御方法 |
| JP2018083274A (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 株式会社東芝 | ロボット制御装置、ロボット制御方法及びピッキング装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN109664297B (zh) | 机器人的振动抑制方法、系统、装置及计算机可读存储器 | |
| JP3324298B2 (ja) | マニピュレータの制御装置 | |
| JP3506157B2 (ja) | 電動機の位置制御装置 | |
| KR100425819B1 (ko) | 기계진동검출장치 및 제진제어장치 | |
| US20220226995A1 (en) | Control of a multipurpose robot arm | |
| JP2005242794A (ja) | ロボット制御装置およびロボットの制御方法 | |
| JPS63314606A (ja) | 多関節ロボットの制御装置 | |
| JPH09212203A (ja) | ロボット制御装置 | |
| KR100537325B1 (ko) | 로봇 제어방법 및 제어장치 | |
| JP6332197B2 (ja) | モータの制御装置 | |
| JP4867105B2 (ja) | 数値制御装置 | |
| CN100504695C (zh) | 位置控制装置、测量装置以及加工装置 | |
| JPH10309684A (ja) | マニピュレータのコンプライアンス制御方式 | |
| JP2024017883A (ja) | 動力学トルク補償に基づく制御方法及び制御装置 | |
| Hähn et al. | Hybrid compliance compensation for path accuracy enhancement in robot machining | |
| CN116209548A (zh) | 电流限制装置、机器人系统以及电流限制方法 | |
| JPH10217173A (ja) | ロボットの非干渉化制御装置 | |
| JPH06282305A (ja) | コントローラ | |
| JPH106261A (ja) | ロボット制御装置 | |
| JP2021005918A (ja) | イナーシャの評価を行う制御装置及びイナーシャの評価方法 | |
| JP2623535B2 (ja) | 電動機械の防振制御装置 | |
| JP4008207B2 (ja) | ロボット制御方法および制御装置 | |
| JPH08278821A (ja) | サーボ制御系の制振方法 | |
| JP3355420B2 (ja) | 産業用ロボットの制御方法 | |
| JP4367041B2 (ja) | 機械制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050808 |