JPH09212565A - 無線携帯端末システム - Google Patents

無線携帯端末システム

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JPH09212565A
JPH09212565A JP2033796A JP2033796A JPH09212565A JP H09212565 A JPH09212565 A JP H09212565A JP 2033796 A JP2033796 A JP 2033796A JP 2033796 A JP2033796 A JP 2033796A JP H09212565 A JPH09212565 A JP H09212565A
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JP
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card
mobile terminal
wireless mobile
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money
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JP2033796A
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Inventor
Mitsuhiro Watanabe
光洋 渡辺
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードに金銭をチャージする場所がAT
Mのある場所に限定されること。 【解決手段】 中継局3を介して金融機関4の端末5と
無線で接続される無線携帯端末1と、この無線携帯端末
1に挿入されるICカード2とで構成され、無線携帯端
末1よりICカード2に直接金銭情報を書き換える。ま
た、ICカード2内にチャージされる金銭残高は無線携
帯端末1を介して電波により金融機関4の端末5に送信
され、金融機関4はこの金銭残高を顧客の口座の残高と
照合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線携帯端末システ
ムに関し、とくにICカードにより金融機関と金銭の授
受を行う無線携帯端末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードにより金融機関と金銭の授受
を行う、いわゆる電子財布システムは知られている。
【0003】この電子財布システムは、銀行、各種金融
機関が顧客に予めICカードを発行しておき、顧客が買
物をする際、ATM(現金自動支払機)より、現金の代
わりに金銭データをICカードに書き込み、顧客は店で
買物した金額をこのICカードにより支払うシステムで
ある。
【0004】この電子財布システムは、顧客が現金を持
ち歩く必要がない点、および店から銀行に売上金を運搬
する現金輸送車が不要である点等から安全性が高く、効
率的である。
【0005】また、たとえばプリペイドカード(料金先
払いカード)の場合であれば、予め表示された金額を使
い果たすとそのカードでさらに買物をすることはできな
かったが、電子財布システムではICカードに記憶され
た金額がゼロとなっても、そのICカードに設けられた
テンキーにより新たに必要な金額を追加することで、さ
らに買物をすることができる。もっとも、その追加する
金額が自己の口座に存在することが前提となるのはいう
までもない。
【0006】このような電子財布システムの一例が特開
平3−92966号公報および特開平5−94458号
公報に開示されている。
【0007】特開平3−92966号公報に開示された
技術は、ICカードに表示部と入力キーとを持たせ、小
型のコンピュータの機能を持たせながら、ICカードを
使用する際はこのICカードに電源を入れ、パスワード
を入力してから現金の引き落とし、またはプリペイドカ
ード機能を使用するものであり、特開平5−94458
号公報に開示された技術は、ICカードおよび店舗取引
端末で構成される電子財布システムにおいて、その認証
手段に必要な銀行鍵を個人ごとにユニークにし、さらに
これを時間可変な鍵とするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子財
布システムは、まず第1にICカードに金銭をチャージ
する(金額を書き込む)場所および時間が限定されると
いう欠点がある。
【0009】これは、金銭をチャージする場所は各金融
機関に設置されているATM(Automatic T
eller Machine;現金自動預金払出機)に
限定されるということである。
【0010】第2にICカードを紛失したり盗難された
りすると、第三者にICカードの情報を盗まれる可能性
が大きくなるという欠点がある。
【0011】これは、従来のICカードは暗証番号およ
び金額を入力するための入力キーおよび金額の表示部を
備えているため、このキー入力により暗証番号が一致す
れば金銭の使用が可能となるためである。
【0012】第3にICカードの使用方法が複雑である
という欠点がある。
【0013】これは、銀行などのATMから金銭をチャ
ージする場合は、このICカードの入力キーで暗証番号
を打ち込み、ICカードを起動させてからATMのカー
ド差し込み口に挿入し、さらにATMの暗証番号を打ち
込むという二重の操作を行わなければならないというこ
とである。また、このICカードをプリペイトカード代
わりに店舗で使用する場合も、まずカードの電源を入
れ、次にICカードに暗証番号を打ち込んでICカード
を稼働状態にしてから使用するという手順を踏まなけれ
ばならないことである。
【0014】第4にICカードが電池切れになるとIC
カードの使用ができなくなるという欠点がある。
【0015】これは、ICカードを起動ためには電池が
必要だからである。当然ながら電池がなくなりICカー
ドを起動することができなければ、金銭をICカードに
チャージできないばかりか、ICカードにチャージされ
た金銭を使用することさえできなくなる。
【0016】そこで本発明の目的は、金銭をチャージす
る場所が限定されず、ICカードを紛失等しても第三者
にICカードの情報を盗まれる可能性が少なく、ICカ
ードの使用方法が容易で、かつICカードの電池切れと
いう事態を回避することができる無線携帯端末システム
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、金融機関のセンター端末と無線で接続さ
れ、金銭情報のやりとりと暗証番号の確認を行うことで
金銭情報の引き落としおよび預け入れを行う無線通信手
段を含むことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によれば、金融機関のセン
ター端末と顧客の携帯端末とを無線で接続し、金融機関
の自己の口座より金銭を携帯端末にチャージする。
【0019】以下、本発明の実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1は本発明に係る無線携帯端
末システムの構成図である。
【0020】無線携帯端末システムは、無線携帯端末1
と、この無線携帯端末1に挿入されるICカード2とか
らなり、この無線携帯端末1の通信は中継局3を経由し
て金融機関4のセンター端末5および店舗6のレジ端末
7と無線で行われる。
【0021】金融機関4には各顧客の金銭情報が管理さ
れている。顧客はまず無線携帯端末1にICカード2を
挿入し、無線携帯端末1上の入力キーより必要な金銭を
打ち込む。するとこの情報は中継局3およびセンター端
末5を経由して金融機関4に入力される。そして、その
必要な金銭が金融機関4のその顧客の口座から差し引き
され、次いで顧客のICカード2にその金銭がチャージ
される。
【0022】顧客が店舗6で買物する場合は、そのIC
カード2をその店舗2に持参し、そのICカード2を店
舗6内のレジ端末7に挿入すると、買物した金銭がその
ICカードから差し引かれる。店舗6はそのICカード
2から読み出した顧客情報をもとにレジ端末7、中継局
3およびセンター端末5を経由して金融機関4に対し金
銭の支払いを請求する。これに対し、金融機関4は先に
ICカード用として差し引かれた顧客の金銭から必要な
金銭を店舗6の口座に振り込む。
【0023】次に、無線携帯端末1の構成について説明
する。図2は無線携帯端末の一実施例の構成図である。
【0024】無線携帯端末1は、CPU(中央処理演算
ユニット)11と、クロックジェネレータ12と、バス
コントローラ13と、DMA(Dinamic Mem
ory Access)コントローラ14と、マスクR
OM15と、フラッシュメモリ16と、DRAM(ダイ
ナミックRAM)17と、LCD(液晶表示器)18
と、タッチパネル19と、PWM(音声)出力20と、
無線部21と、メモリインタフェース22と、LCDイ
ンタフェース23と、I/Oインタフェース24と、無
線部インタフェース25と、ICカード用電源26とか
らなる。
【0025】CPU11は、本発明である無線携帯端末
1のソフトウエアを実行するための心臓部であり、本無
線携帯端末1のOSおよびアプリケーションプログラム
を実行する部分である。OS部はマルチタスク方式にな
っており、各電子決済プログラム等のアプリケーション
ソフトの実行と無線のプロトコル、タッチパネル19の
補正等の処理を時分割で実行する。
【0026】クロックジェネレータ12はクロック発生
部である。
【0027】バスコントローラ13は、CPU11とメ
モリインタフェース22、CPU11とLCDインタフ
ェース23、CPU11とI/Oインタフェース24、
CPU11と無線部インタフェース25、DMA14に
よる転送を主体としたメモリインタフェース22とLC
Dインタフェース23、メモリインタフェース22とI
/Oインタフェース24、メモリインタフェース22と
無線部インタフェース25夫々の間のデータ転送につい
てアービトレーション(調停)を行う。
【0028】DMA14は各メモリ15〜17とLCD
18、各インタフェース22〜25、無線間のデータを
CPU11がメインバスにアクセスしていない空き時間
にデータを自動で転送する。
【0029】マスクROM15は、無線携帯端末のOS
や基本アプリケーションを格納するためのROMであ
る。
【0030】フラッシュメモリ16には、本システムの
OS、無線のプロトコルを実行するためのドライバ、財
布の機能を実現するための金銭管理プログラム、金銭情
報・店名番号・口座番号・暗証番号等の暗号化・復号化
プログラム、ICカード2のリード・ライト用のプロト
コルを実行するためのドライバ、タッチパネル19のド
ライバ、音声コーデックのドライバが基本プログラムと
して内蔵される。
【0031】DRAM17は、主にアプリケーションの
ワーク、LCD18のVRAM(ビデオRAM)、I/
Oに接続される周辺ブロックのワーク、無線部インタフ
ェース25の受信データの保存用として使用される。
【0032】LCD18は、本無線携帯端末システムの
表示媒体であり、金融機関4へアクセスを行う際のガイ
ド情報、金銭情報を引き出す際に使用する暗礁番号の書
き換え画面等を表示する。
【0033】タッチパネル19は、本無線携帯端末シス
テムの入力手段であり、LCD表示画面の上に載せて使
用し、LCD18の表示位置とタッチパネル19の入力
位置をリンクさせてLCD18上に表示された疑似的な
タイプライタやテンキー、ボタン等を押すとその応答を
LCD18に表示させ、押されたことを確認できるよう
な形にする。
【0034】PWM出力20は、音声を出力する部分で
あり、前述した金融機関4へアクセスを行う際に画面情
報と併せて音声ガイドを行う。
【0035】無線部21は、本システムの通信手段であ
る。無線、たとえばPager(ポケットベル)等の電
波は構造上ビルの中でも突き抜けて使用できるため、無
線を使用することでどこの場所にいても金銭を引き出す
ことができる。
【0036】メモリインタフェース22は、マスクRO
Mや、追加アプリケーションやICカード2のバックア
ップ情報を格納するためのフラッシュメモリ16とワー
クエリアや無線携帯端末の受信データを格納するための
DRAM17にアクセスするためのインタフェース機能
を持つ。
【0037】LCDインタフェース23は、LCD18
とCPU11,DMA14間の信号のやりとりを中継す
る。DRAM17上のバッファに蓄えられたLCD18
の表示データはDMA14を使用してLCD18に転送
されるが、LCDインタフェース23はDRAM17に
書き込まれた階層情報を含んだLCDデータをLCD1
8の表示データに変換する機能を併せ持つ。
【0038】I/Oインタフェース24には、金銭情報
を書き込むためのICカード2、手書きデータを入力し
たりデータの選択を行ったりするための入力手段である
タッチパネル19、ユーザインタフェースとして応答に
使用する音声出力20が接続される。
【0039】無線部インタフェース25は、中継局3と
無線携帯端末1間のデータをやりとりするための通信回
路である無線部21とのインタフェースおよび無線部レ
ジスタとのインタフェースを受け持つ。
【0040】ICカード用電源26はICカード2に電
源を供給するためのものである。
【0041】なお、このI/Oインタフェース24と接
続されるICカード2は、後述するが内部にメモリを備
えたクレジットカードサイズのメモリであるが、本シス
テムではこのICカード2にCPUも搭載することでI
Cカード2をインテリジェント化させ、任意の入力デー
タに対し演算処理を施して外部に結果を返せるようにす
る。
【0042】次に各インタフェースの構成について説明
する。図3はバスコントローラ13の構成図である。バ
スコントローラ13は、DRAMリフレッシュジェネレ
ータ31と、アービター(調停部)32と、アドレスデ
コーダ33とからなる。
【0043】DRAMリフレッシュジェネレータ31
は、DRAM17に対してメモリのリフレッシュを行う
ための信号を作り出すためのタイミングをカウントし、
アービター32に対しリフレッシュの要求を行う部分で
ある。
【0044】アービター32は、CPU11とメモリ間
等、各インタフェース22〜25のデータバスがぶつか
らないようにアービトレーション(調停)を行う部分で
ある。夫々のインタフェース22〜25には優先順位を
付けて夫々のインタフェースからバスのアクセス要求が
来たときに優先順位の高いものから順番にバスを開放す
る役目を担う。
【0045】アドレスデコーダ33は、前もって決めて
おいた各インタフェース22〜25のアドレス領域をC
PU11がアクセスしたときの選択信号を生成する部分
である。
【0046】なお、同図に示す入出力信号は信号名およ
び行き先のみを示し、動作説明は省略する。以下、図7
まで同様である。
【0047】図4はメモリインタフェース22の構成図
である。メモリインタフェース22は、DRAMアドレ
スジェネレータ41と、フラッシュアドレスジェネレー
タ42と、Dバスサイジング43と、RDYシグナルジ
ェネレータ44と、リフレッシュシグナルジェネレータ
45と、RAS・CASジェネレータ46とからなる。
【0048】DRAMアドレスジェネレータ41は、C
PU11がDRAM17にアクセスを行うときのCPU
11のアドレスをDRAM17用のRAS・CASアド
レスに変換する部分である。
【0049】フラッシュアドレスジェネレータ42は、
CPU11がフラッシュメモリ16にアクセスを行うと
きのCPU11のアドレスをフラッシュメモリ16のア
ドレスに変換する部分である。フラッシュメモリ16の
アクセス方式は、DRAM17のようにRAS・CAS
でアクセスする方式や、フルアドレスでアクセスする方
式があるので使用するメモリの種類によって対応させる
必要がある。
【0050】Dバスサイジング43は、CPU11のデ
ータバスのビット幅を各メモリ用のビット幅に変換する
部分である。
【0051】たとえば、CPU11のビット幅が16ビ
ットで、メモリのビット幅が8ビットのとき、CPU1
1の16ビット幅のデータを上位8ビットと下位8ビッ
トの2回に分けてメモリに書き込むようにする。
【0052】RDYシグナルジェネレータ44は、バス
コントローラ13からのIF・ADS信号に対してのR
DY(READY)信号を生成する部分である。
【0053】リフレッシュシグナルジェネレータ45
は、バスコントローラ13のリフレッシュ信号をトリガ
として、夫々のDRAM17ごとのリフレッシュタイミ
ングに合わせてRAS・CASを合成する部分である。
【0054】RAS・CASジェネレータ46は、DR
AM17に対してのアクセス信号、およびリフレッシュ
信号を生成する部分である。
【0055】図5はLCDインタフェース23の構成図
である。LCDインタフェース23は、コントロールシ
グナルジェネレータ51と、バスサイジング52と、フ
ィールド53と、セレクタ54とからなる。
【0056】コントロールシグナルジェネレータ51
は、表示媒体であるLCD18のコントロール信号を生
成する部分であり、LCD18のフレーム番号、ライン
データロード信号、LCD駆動電圧交流化信号、シフト
レジスタのクロックパルス信号等が含まれる。
【0057】図6はI/Oインタフェース24の構成図
である。I/Oインタフェース24は、アドレスデコー
ダ61と、コントロールシグナルジェネレータ62と、
セレクタ63,64とからなる。
【0058】アドレスデコーダ61は、I/Oへのアク
セスがICカード2であるか、音声出力20であるか、
タッチパネル19であるかをセレクトする信号とI/O
部のレジスタをセレクトする信号を生成する部分であ
る。
【0059】コントロールシグナルジェネレータ62
は、ICカード2、音声出力20、タッチパネル19に
対する制御信号を生成する部分で、たとえばICカード
2に対してはクロックやリセット信号等を生成する。
【0060】セレクタ63,64は、各データの入出力
の方向を選択するものである。
【0061】図7は無線部インタフェース25の構成図
である。無線部インタフェース25は、アドレスデコー
ダ71と、バスサイジング72と、コントロールシグナ
ルジェネレータ73とからなる。
【0062】アドレスデコーダ71は、無線部21のレ
ジスタをセレクトするための信号を生成する。
【0063】バスサイジング72は、CPU11のデー
タバスのビット幅を無線データのビット幅に変換する部
分である。
【0064】コントロールシグナルジェネレータ73
は、無線部21のコントロール信号を生成する部分であ
る。
【0065】次に、ICカード2の構成について説明す
る。図8はICカード2の構成図である。
【0066】ICカード2は、CPU81と、メモリイ
ンタフェース82と、メモリMem1,Mem2と、シ
リアルインタフェース83と、シリアルI/O84とか
らなる。
【0067】CPU81は、ICカード2の演算処理部
で暗証番号の確認、その他金銭の加算・減算等の処理を
行う。
【0068】メモリMem1,Mem2はCPU11の
実行するプログラムの格納や実行時のワークエリアとし
て使用する。
【0069】メモリインタフェース82はこれらのメモ
リとCPU11間のインタフェースフェースを取り持
つ。
【0070】このようにメモリ領域をMem1とMem
2とに分けたのは、セキュリティを強化するためであ
る。すなわち、外部にシリアルI/O85を介して出力
するデータはMem2の領域のみを見せて、Mem1の
領域はICカード2の暗証番号を入れない限り、無意味
なデータしか読めず、書き込みは不可能とする機能をこ
のICカード2に持たせる。
【0071】シリアルI/O84は、ICカード2のデ
ータの入出力部である。ICカード2はこの部分を通し
てID情報や金銭情報等の各種データを出し入れする。
【0072】シリアルインタフェース83は、このI/
O84とCPU81間のインタフェースを取り持つ。
【0073】次に、ICカード2の動作について説明す
る。まず第1に、ICカード2に保存する情報である
が、ICカード2にはカードが本人のものであることを
確認するためのID情報と金融機関にアクセスするため
の暗証番号を書き込む。この情報はICカード2のMe
m1に格納しておく。
【0074】ID情報の中身はICカードが提携してい
る金融機関の銀行番号、店番号、科目、口座番号、顧客
の名前等であり、暗証番号の中身は無線携帯端末1を使
用して金融機関との現金授受プログラムを起動させるた
めの暗証番号Aと、各金融機関ごとの暗証番号Bの2種
類を持たせる。
【0075】ここで、暗証番号Aは顧客が無線携帯端末
1を扱いICカード2のID情報を確認したり、金融機
関にアクセスするための前処理のための暗証番号である
ため、この暗証番号は顧客が後から書き換えられるもの
とする。
【0076】一方、暗証番号Bは各金融機関ごとに固有
のものであるため、顧客が提携している銀行が複数あれ
ば、複数の暗証番号が必要となる。また、この暗証番号
Bは金融機関と契約された暗証番号であるため、顧客側
では勝手に書き換えることはできない。
【0077】また、本システムに使用するICカード2
は、いわゆるプリペイドカードと同様な機能も持たせる
必要があるため、ICカード2内に蓄えられている金銭
情報は第三者にも確認できる必要がある。その反面、個
人情報、ID情報、暗証番号等、他人には知られたくな
いデータも同時にこのICカード2に書き込む必要があ
る。
【0078】そこで、前述したMem2に金銭情報を格
納し、Mem1に個人情報、ID情報、暗証番号等を格
納する。これにより、第三者は金銭情報は読み出せる
が、個人情報、ID情報、暗証番号等は読み出せないこ
とになる。
【0079】図9はICカードの読み書き制御を示すフ
ローチャートである。外部からシリアルI/O84を介
して入力されたコマンドをCPU81が解析し、そのコ
マンドに対する応答結果を再びシリアルI/O84を介
して外部に返すという形式をとる。
【0080】まず、外部よりメモリリードのコマンドが
ICカード2に入力されると(S1)、CPU81はM
em1のマスクが解除されているかを調べる(S2)。
【0081】後述するが、暗証番号Aが確認されていな
いとこのマスクは解除されない。したがって、第三者が
入力したコマンドであればMem1のマスクは解除され
ていないので、CPU81は外部にダミーデータ(でた
らめなデータ)を出力する(S3)。一方、顧客が入力
したコマンドであればMem1のマスクは解除されてい
るので、正規データが出力される(S4)。
【0082】同様に、外部よりメモリライトのコマンド
がICカード2に入力されると(S5)、CPU81は
Mem1のマスクが解除されているかを調べる(S
6)。第三者が入力したコマンドであればMem1のマ
スクは解除されていないので、CPU81はライトコマ
ンドを無視する(S7)。一方、顧客が入力したメモリ
ライトのコマンドであればMem1のマスクは解除され
ているので、正規データが出力される(S8)。
【0083】外部より暗証番号A相当のデータがICカ
ード2に入力されると、CPU81は暗証番号Aかどう
かを確認する(S10)、そして暗証番号Aと確認する
とマスクを解除する(S11)。一方、暗証番号Aと確
認しなければエラーコードを出力する(S12)。
【0084】外部より暗証番号B相当のデータがICカ
ード2に入力されると、CPU81は暗証番号Bかどう
かを確認する(S15)、そして暗証番号Bと確認する
とマスクが解除されているかを確認する(S16)。も
し、顧客であれば、後述するがまず暗証番号Aを入力し
ているはずであり、この場合はマスクは解除されてい
る。したがって、マスクは解除されているので金融機関
へのアクセスが可能となる(S17)。一方、暗証番号
Bと仮に(偶然に)確認された場合であっても、これが
第三者によるものであれば、暗証番号Aは確認されてい
ないはずであるから、マスクは解除されていない。した
がって、この場合はエラーコードを出力する(S1
8)。また、S15に戻り、S15で暗証番号Bが確認
されない場合はエラーコードを出力する(S18)。
【0085】図10は金銭授受プログラムを起動させる
手順を示すフローチャートである。図10において暗証
番号Aを入力する手順は本無線携帯端末1に接続される
ICカード2のID情報を読み書きできるモードに移行
させるための手段である。このモードはICカード2の
所有者がID情報を確認する場合にも適用される。これ
を行うことで第三者にカードの中身を知られないように
する。
【0086】暗証番号Bを入力する手順は金融機関4に
預けている預金を引き出したり預けたりする場合に使用
する。
【0087】この場合も暗証番号の処理はICカード2
内部で行うようにし、電波に乗せて外部に情報が漏れる
ことのないようにする。
【0088】暗証番号Aは顧客が所定のプログラムで自
由に書き換えられるようにし、暗証番号BはICカード
2を発行する際に金融機関4側で書き込み、顧客は自由
に書き換えはできないようにする。
【0089】この場合の所定のプログラムとは無線携帯
端末1側に入っている。但し、ICカード2内に記載さ
れている暗証番号Aの書き換えは、前回設定された番号
をICカード2が確認したときのみ行えるようにし、こ
の書き換えを実際に行うのはICカード2であることは
いうまでもない。
【0090】次に、フローの詳細について説明する。同
図の左側が無線携帯端末1のフロー、右側がICカード
2のフローである。
【0091】まず、無線携帯端末1へICカード2を挿
入し、無線携帯端末1のタッチパネルより暗証番号Aを
入力すると、無線携帯端末1よりICカード2へリクエ
スト信号が送出される(S21)。これに対し、ICカ
ード2より確認(Ack)信号が返送される(S2
2)。この確認信号を受けると、無線携帯端末1よりI
Cカード2へ暗証番号Aが送信され、暗証番号A確認の
プログラムが起動する(S23)。
【0092】すると、ICカード2は暗証番号Aの確認
を行い、本人のものと確認されない場合は異常終了を示
すエラーコードを無線携帯端末1へ返送し(S24)、
動作を終了させる(S25)。
【0093】一方、暗証番号Aが本人のものと確認され
た場合は正常確認コードを無線携帯端末1へ返送し(S
26)、正常終了させる(S27)。これにより、IC
カード2のシークレットエリアは解除される(S2
8)。すなわち、Mem1の内容の読み出し、書き込み
が可能となる。これで、金融機関4との通信が確立する
(S29)。
【0094】金融機関4との通信が確立すると、無線携
帯端末1のタッチパネルより暗証番号Bを入力する。す
ると、無線携帯端末1よりICカード2へリクエスト信
号が送出される(S30)。このリクエスト信号を受け
ると、ICカード2は暗証番号B確認のプログラムを起
動し(S23)、無線携帯端末1へ確認信号を返送する
(S32)。
【0095】この確認信号が無線携帯端末1で受信され
ると、無線携帯端末1より暗証番号BがICカード2に
送信される(S33)。次に、ICカード2では暗証番
号Bの確認が行われ(S34)、金融機関4が本人のも
のと確認されると正常確認コードが無線携帯端末1に返
送される(S35)。
【0096】一方、本人のものと確認されない場合は、
異常終了を示すエラーコードが無線携帯端末1に返送さ
れる(S36)。なお、異常終了の場合は3回まで暗証
番号Bの再入力が認められるが(S37)、3回入力し
ても異常終了となる場合はICカード2は動作を異常終
了させる(S38)。そして、この場合、無線携帯端末
1より金融機関4に対し、このICカード2の不正使用
の情報が送信される(S39)。
【0097】正常確認コードが無線携帯端末1に返送さ
れると、無線携帯端末1よりICカード2に対する金銭
の入出力が可能となる(S40)。すると、無線携帯端
末1よりICカード2に対しカード残高書き換え要求信
号が送信され、これに対する確認信号が無線携帯端末1
に返送されると(S42)、ICカード2では残高の書
き換えが行われる(S43)。
【0098】残高の書き換えが終了すると、無線携帯端
末1よりICカード2に対しシークレットエリア起動要
求信号が送信され(S44)、これを受信したICカー
ド2は確認信号を返送する(S45)。そして、ICカ
ード2のMem1は再び読み出し書き込みができなくな
る。
【0099】次に、ICカード2の金銭情報の変更が無
線携帯端末1より金融機関4へ送信され、動作は終了す
る。
【0100】尚、ID情報等のICカード2のデータを
無線携帯端末1側に読み込むためには秘密鍵を使用する
必要がある。秘密鍵は後で述べる暗証番号Bを利用す
る。
【0101】まず、ICカード2のシークレットエリア
を開放するための暗証番号AをICカード2に転送して
ICカード2のシークレットエリアであるID領域を開
放する。これによりICカード2による預金引き出し可
能状態となる。
【0102】次に金融機関4にアクセスするための暗証
番号Bを入力する。無線携帯端末1は暗証番号BをIC
カード2に転送し、ICカード2は暗証番号Bを受け取
ったら、これを秘密鍵として公開鍵と併せて内部データ
の暗証番号Bの復号化を行う。
【0103】次に復号化された暗証番号Bと入力された
暗証番号Bが一致するかどうか確認し、一致したら図1
0の引き出しまたは預金金額の入力プロセスに移行す
る。
【0104】預金取引終了後、ICカード2内の暗証番
号Bによる復号化の際のバッファは全て消去する。ま
た、無線携帯端末1側はICカード2の切断が確認され
次第、内部バッファにためられている暗証番号Bに関す
るバッファを全て消去する。これはICカード2アクセ
ス中に無理矢理、無線携帯端末1とICカード2との接
続を切られた場合にも適用する。
【0105】このICカード2をプリペイドカードとし
て使用するときは、先に述べたとおり第三者がICカー
ド2の金銭情報を読み書きできなければならない。
【0106】このとき、第三者またはこのカード2の持
ち主が金銭情報を勝手に書き換えて金額を増やすといっ
たことはできないようにする必要がある。
【0107】その方法を図11に示す。図11は金銭情
報書き換えのプロテクトの手順を示すフローチャートで
ある。
【0108】金銭の加算(S51)については無線携帯
端末1が金融機関4との接続を行っていることを確認し
(S52)、接続できているときは、加算金額分だけI
Cカード2に加算するようにし(S53)、接続ができ
ていないときは、ICカード2はエラーコードを返して
コマンド待ちに戻るようにしておく(S54)。この接
続の確認は、暗証番号A,暗証番号Bの入力が確認さ
れ、更に金融機関4からの接続OKのコードを無線携帯
端末1から受け取ったときにICカード2は接続OKフ
ラグを立てる。このフラグが立っているときは前回の金
銭に加算金額分だけ値を増やす。
【0109】金銭の減算(S56)についてはこの確認
は行わず、減算金額分だけ前回の金額から値を減らす
(S57)。
【0110】また、ICカード2内のデータは全て暗号
化しておく。暗号化にはDES(Data Encry
ption Standard)やFEAL(高速デー
タ暗号化処理手順)などの共通鍵の方式を取ることもで
きるし、更に安全性を確保するにはRSA(暗号化方式
の一種)などの公開鍵の方式を取ることも考えられる。
【0111】暗号化を行うにはまず暗号化の鍵となる物
が必要になる。また暗号化されたデータを復号化するた
めの鍵がなければデータを復号できない。
【0112】共通鍵の方式とはこの暗号化と復号化の鍵
を同一にする方式である。一方、公開鍵の方式とは暗号
化を行うには鍵Aのみで行えるが復号化を行うには鍵A
と鍵Bを必要とする方式である。鍵Aは鍵Bから生成さ
れる鍵で鍵Aからは鍵Bは合成できない。この鍵Aを公
開鍵と予備鍵Bを秘密鍵と呼んでいる。
【0113】例として図12に公開鍵の方式でICカー
ド2のデータに暗号化をかけた例を示す。図12は暗号
化及び復号化の手順のフローチャートである。まず、同
図(A)の暗号化について説明する。
【0114】携帯無線端末1上に蓄えられているデータ
またはICカード2から読み取ったデータを平文とし暗
号をかけるための鍵を公開鍵、公開鍵によって暗号化さ
れたデータを暗号文とする。ICカード2のデータは他
人に容易には読めないように暗号化をして保存をしてお
く必要がある。
【0115】この暗号化をICカード2より処理能力の
大きい無線携帯端末1側で行う。まず暗号化されていな
い平文を先に述べた公開鍵により、暗号化する(S8
1)。暗号化の終了した暗号文は随時ICカード2側に
送信する(S82)。この様にすることで、たとえカー
ド2を何らかの手段で手に入れた自分以外の者が中身の
データを読み込めたとしても暗号化されたデータが入っ
ているだけで、他の者には復号化しない限り意味のある
データにならないため悪用されることはない。
【0116】一方、復号時のパターンとしてはA,Bの
2種類が考えられる。まず復号時同図(B)について説
明を行う。同図(B)はICカード2内に公開鍵を予め
書き込んでおいて復号化をICカード2内で行う方式で
ある。復号時は顧客が無線携帯端末1の入力手段から秘
密鍵を打ち込み(S61)、その鍵をICカード2に転
送し(S62)、ICカード2は無線携帯端末1から受
け取った秘密鍵と予め書き込まれている公開鍵を利用し
てICカード2内に書き込まれている暗号文を復号化し
(S63)、無線携帯端末1に復号化された後の平文を
転送する(S64)。
【0117】この様にすると復号化の処理がICカード
2内で完結するため、他の端末から暗号化されたデータ
を読み出す事もBの方式に比べ容易にできる。
【0118】次に復号時同図(C)について説明を行
う。同図(C)はICカード2内の暗号化されたデータ
をICカード2に比べ処理能力の高い無線携帯端末1側
で復号化することができる。
【0119】暗号化されたデータを復号化するには、ま
ず無線携帯端末1はICカード2に内部の暗号文を転送
してもらう(S71)。データの読み込みが終了した
ら、入力手段により無線携帯端末1に秘密鍵を打ち込む
(S72)。無線携帯端末1は、この秘密鍵と予め書き
込まれている公開鍵を使用して、先にICカード2から
読み取った暗号文を復号化する。
【0120】この方法の時に他の端末でICカード2の
内容を読む場合には、赤外線等の無線またはRS−23
2Cなどの有線によって他の端末に公開鍵を転送した後
復号化を行うということが考えられる。
【0121】次に図12で使用する公開鍵の作成の手段
及びその使用方法例,また秘密鍵の作成手段及びその使
用方法例を示す。
【0122】公開鍵は金融機関4毎の暗証番号B(これ
を秘密鍵にする)とICカード2のシリアルナンバーか
ら生成する。金融機関4は、まず最初にICカード2へ
ID情報,暗証番号Bの登録を行う必要があるのとIC
カード2を発行する側なのでシリアルナンバーは当然知
っている。ゆえに公開鍵の生成は金融機関4側で行う。
金融機関4は公開鍵生成後、公開鍵により暗号化された
ID情報と平文の公開鍵をICカード2に書き込みを行
い、その後ICカード2を顧客に送る。
【0123】このときID情報は図8のMem1に書き
込む必要があり、ここにアクセスするために暗証番号A
を必要とする。暗証番号Aは顧客が自由に書き換え可能
な番号であるが、ICカード2を発行する際のデフォル
ト(省略)では暗証番号を入力しないでおく。そうすれ
ば、顧客は最初にICカード2のID情報を見る時には
暗証番号を入力することなしにID情報にアクセスする
ことができる。
【0124】顧客はICカード2を受け取ったら、まず
最初に無線携帯端末1とICカード2を接続し無線携帯
端末1に公開鍵の設定を行う。無線携帯端末1側はIC
カード2が接続されたのを確認した後、公開鍵のデータ
引き渡し要求をICカード2に送る。ICカード2は要
求を受け取ったら、無線携帯端末1側に公開鍵を転送す
る。無線携帯端末1側は公開鍵を受け取ったら内部のメ
モリに公開鍵の情報をバックアップする。これで無線携
帯端末1側の初期設定は終了である。無線携帯端末1側
は次回よりICカード2にデータを書き込む際はこの公
開鍵を基に暗号化を行った上で行う。
【0125】ICカード2を使用して店舗6などで品物
を購入する際は、店舗6側が予め金融機関4とICカー
ド2の使用契約をしておく。この際にICカード2のI
D情報を読み出すための種別コードを金融機関4からも
らう。この種別コードを店舗6側が持っているICカー
ド2専用のレジ端末7に登録しておく。
【0126】レジ端末7はICカード2が接続されたら
自分の種別コードをICカード2に転送する。ICカー
ド2はレジ端末7の種別コードを受け取ったら、ID領
域を開放し金銭情報を引き出せる状態に移行する。
【0127】チャージされている金銭を取り出すときは
ICカード2に金銭の取り出し要求を発行し、ICカー
ド2は要求された金額分だけチャージされた金銭を減ら
し内部メモリMem2の金銭情報を書き換える。書き換
えが正常に終了したらACKを返す。要求金額が残金よ
り大きいなどで書き替えが正常に行えない場合は、異常
終了コード及びエラーコードを返し内部メモリの金銭情
報の書き換えは行わない。
【0128】レジ端末7側は前もってICカード2にチ
ャージされている残金が分かっているので、取り出す金
額がICカード2の残金よりも大きい場合は残金分だけ
の要求をICカード2に行う。
【0129】また、銀行などで現金を引き出す場合はA
TM側が出力する自分の種別コードをICカード2側に
送ることで、ICカード2は内部のシークレット領域を
ID情報の領域のみ開放しATMからID情報を読み出
せるようにする。また、ATMにより現金を引き出すと
きは図10で示した暗証番号Bを利用して金銭をICカ
ード2にチャージするのと同様な方法で現金を引き出せ
るようにする。
【0130】但し、ICカード2への金銭チャージは暗
証番号Aを入力して、ICカード2の全領域を開放しな
いとできないようにしておく。
【0131】また本発明に使用する無線通信は双方向に
通信できる手段であればPager(ポケットベル)以
外のPHS(Personal Handyphone
System)やセルラーなどの方式でも構わない
し、ICカード2についても内部にCPUを内蔵できる
機構であればPCMCSA(Personal Com
puter Memory Card Standar
d Association)などのカードでも問題な
い。
【0132】また、無線携帯端末1内にICカード2に
電源を供給するための電源26を備えたので、ICカー
ド2用の電池は不要となる。
【0133】
【発明の効果】本発明によれば、第1に金融機関のセン
ター端末と無線で接続され、金銭情報のやりとりと暗証
番号の確認を行うことで金銭情報の引き落としおよび預
け入れを行う無線通信手段を含み携帯端末システムを構
成したので、金銭情報の引き落としおよび預け入れをA
TMのない場所でも行うことができる。また、時間が限
定されるということもない。
【0134】第2にICカードに入力キー、表示部を備
えないため、第三者に暗証番号を不正に入力されるおそ
れがない。また、仮になんらかの方法で暗証番号が入力
され、内部の金銭情報が読み出されたとしても金銭情報
は予め暗号化されているため、容易に読み出すことは困
難である。
【0135】第3に、暗証番号の入力は無線携帯端末に
対して行うだけで済むので使用方法が簡易となる。ま
た、ICカードを店舗で使用する場合でも店舗のレジ端
末に対する操作のみで済むため使用方法が簡易となる。
【0136】第4に、ICカードの電源供給は無線携帯
端末より行うため、ICカードの電池が不要となる。し
たがって、電池切れで使用不可能という事態を回避する
ことができる。また、ICカード2のみでは作動しない
ため不正使用の防止にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線携帯端末システムの構成図で
ある。
【図2】同システムの無線携帯端末の一実施例の構成図
である。
【図3】同システムのバスコントローラの構成図であ
る。
【図4】同システムのメモリインタフェースの構成図で
ある。
【図5】同システムのLCDインタフェースの構成図で
ある。
【図6】同システムのI/Oインタフェースの構成図で
ある。
【図7】同システムの無線部インタフェースの構成図で
ある。
【図8】同システムのICカードの構成図である。
【図9】同システムのICカードの読み書き制御を示す
フローチャートである。
【図10】同システムの金銭授受プログラムを起動させ
る手順を示すフローチャートである。
【図11】同システムの金銭情報書き換えプロテクトの
手順を示すフローチャートである。
【図12】同システムの暗号化および復号化の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 無線携帯端末 2 ICカード 4 金融機関 5 センター端末 26 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 9/00 461 G07D 9/00 461B G06F 15/30 350 360

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関のセンター端末と無線で接続さ
    れ、金銭情報のやりとりと暗証番号の確認を行うことで
    金銭情報の引き落としおよび預け入れを行う無線通信手
    段を含むことを特徴とする無線携帯端末システム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信手段は前記金融機関のセン
    ター端末と無線で接続される無線携帯端末と、この無線
    携帯端末に挿入されるカードとからなり、このカードは
    前記金融機関のセンター端末より引き落とされる金銭情
    報の加算および前記金融機関のセンター端末に預け入れ
    される金銭情報の減算が行われる演算手段と、この演算
    手段で演算後の残高が格納される格納手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線携帯端末システム。
  3. 【請求項3】 前記カードは前記暗証番号の確認を行う
    確認手段をさらに有することを特徴とする請求項2記載
    の無線携帯端末システム。
  4. 【請求項4】 前記暗証番号は前記無線携帯端末より入
    力され前記カードに送られることを特徴とする請求項2
    または3記載の無線携帯端末システム。
  5. 【請求項5】 前記暗証番号は金銭情報の保護用と金融
    機関アクセス情報の保護用の2種からなることを特徴と
    する請求項1〜4いずれかに記載の無線携帯端末システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記無線携帯端末は第1の鍵を有し、こ
    の第1の鍵により金銭情報を暗号化して前記カード内の
    格納手段に格納する暗号化手段をさらに有することを特
    徴とする請求項2〜5いずれかに記載の無線携帯端末シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記無線携帯端末は第2の鍵を有し、こ
    の第2の鍵により前記暗号化された金銭情報を復号化し
    て読み出す復号化手段をさらに有することを特徴とする
    請求項6記載の無線携帯端末システム。
  8. 【請求項8】 前記カードは前記無線携帯端末より第2
    の鍵を受取り、前記暗号化された金銭情報を復号化して
    読み出す第2の復号化手段をさらに有することを特徴と
    する請求項6記載の無線携帯端末システム。
  9. 【請求項9】 前記無線携帯端末は、前記カードに電源
    を供給する電源供給手段を有することを特徴とする請求
    項2〜8いずれかに記載の無線携帯端末システム。
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