JPH09213008A - 復号化装置およびそれを有するディスク装置 - Google Patents

復号化装置およびそれを有するディスク装置

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JPH09213008A
JPH09213008A JP2013096A JP2013096A JPH09213008A JP H09213008 A JPH09213008 A JP H09213008A JP 2013096 A JP2013096 A JP 2013096A JP 2013096 A JP2013096 A JP 2013096A JP H09213008 A JPH09213008 A JP H09213008A
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JP2013096A
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Hiroki Nagakita
洋樹 永喜多
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Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】出力データのエラーレートを効果的に低減す
る。 【解決手段】再生信号SMOに対して等化回路43でPR
(1,1)波形等化をし、等化回路44でPR(0.
5,1,0.5)波形等化をする。等化回路43の出力
データに対して識別・復号回路45〜47により夫々異
なる方法で識別・復号をする。等化回路44の出力デー
タに対して識別・復号回路48〜50により夫々異なる
方法で識別・復号をする。識別・復号回路45〜50の
出力データ(復号化データ)を算出回路51に供給して
夫々のエラーレートを算出し、その算出結果をシスコン
16に供給する。シスコン16によってスイッチ52の
切り換えを制御し、スイッチ52から識別・復号回路4
5〜50の出力データのうちエラーレートが最小である
出力データを取り出し、RLL(1,7)復調処理やエ
ラー訂正処理をして出力データDoutを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、復号化装置およ
びそれを有するディスク装置に関する。詳しくは、復号
すべき入力信号を複数の異なる方法で復号し、エラーレ
ートが最小となる復号化データを選択的に出力すること
によって、出力データのエラーレートを効果的に低減し
ようとした復号化装置およびそれを有するディスク装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置等においては、記録密度
を上げるために、トラックピッチを狭くしたり、前後の
符号間隔を狭める等の方法が採られている。トラックピ
ッチを狭くする場合は、再生時にトラック間のクロスト
ークが増加し、再生信号に隣接トラックの信号がノイズ
として漏れ込む。また、前後の符号間隔を狭める場合に
は、再生時に前後の符号が混じって再生信号に符号間干
渉が生じる。そのため、再生信号の0/1の識別や復号
を誤らせ、エラーレートの悪化を招く。
【0003】また、光ファイバや情報伝送メディアにお
いては、その材質や構造によって伝送帯域が決まってく
るが、より高速な通信の要求によって伝送帯域の上限、
あるいはそれ以上の帯域の信号を伝送した場合、同様に
符号間干渉を生じ、受信信号の0/1の識別や復号を誤
らせ、エラーレートの悪化を招く。
【0004】そこで従来、エラーレートを改善するた
め、しきい値による単純な2値識別と復号に代わって、
PRML(Partial Response Maximum Likelihood)と
いう、パーシャルレスポンスおよびビタビ(viterbi)
復号を組み合わせた最尤復号を使用することが提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したPRMLには
複数の方法があり、再生信号に含まれるノイズ(符号間
干渉を含む)の状態によって最適な方法が異なる。しか
し、従来装置、例えば光ディスク装置では、そのなかの
最大公約数的な1つの方法が採用されている。したがっ
て、エラーレートの改善を充分に行うことができないと
いう問題点があった。
【0006】そこで、この発明では、出力データのエラ
ーレートを効果的に低減し得る復号化装置およびそれを
有するディスク装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る復号化装
置は、復号すべき入力信号をそれぞれ異なる方法で復号
する複数の復号化手段と、この複数の復号化手段の出力
データのエラーレートをそれぞれ算出するエラーレート
算出手段と、複数の復号化手段の出力データのうち、エ
ラーレート算出手段で算出されたエラーレートが最小で
ある出力データを選択的に出力するデータ出力手段とを
備えるものである。例えば、複数の復号化手段の全部ま
たは一部はビタビ復号化手段である。また例えば、入力
信号はエラーレートを算出するための特定パターンデー
タに対応した信号を含んでいる。
【0008】また、この発明に係るディスク装置は、デ
ィスク状記録媒体に記録されている符号化データを再生
するデータ再生手段と、このデータ再生手段より出力さ
れる再生信号をそれぞれ異なる方法で復号する複数の復
号化手段と、この複数の復号化手段の出力データのエラ
ーレートをそれぞれ算出するエラーレート算出手段と、
複数の復号化手段の出力データのうち、エラーレート算
出手段で算出されたエラーレートが最小である出力デー
タを選択的に出力するデータ出力手段とを備えるもので
ある。
【0009】入力信号、例えば符号化データが記録され
た光磁気ディスク等の記録媒体からの再生信号や、符号
化データを伝送するディジタル伝送における受信信号等
は、複数の復号化手段によってそれぞれ異なる方法で復
号される。この場合、入力信号のノイズの状態によっ
て、複数の復号化手段の出力データ(復号化データ)の
うちエラーレートが最小となる出力データは変化する。
【0010】エラーレート算出手段では、複数の復号化
手段の出力データのエラーレートがそれぞれ算出され
る。この場合、入力信号にエラーレートを算出するため
の特定パターンデータに対応した信号が含まれていると
きは、例えばその特定パターンデータに対応した信号の
復号化データのエラー数をカウントしてエラーレートが
算出される。そして、データ出力手段からは、複数の復
号化手段の出力データのうち、エラーレートが最小であ
る出力データが選択的に出力される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての光磁気ディスク装置10の構成を示してい
る。このディスク装置10は、光磁気ディスク11を角
速度一定で回転駆動するためのスピンドルモータ12
と、記録時に補助磁界を発生するための磁気ヘッド13
と、レーザダイオード、対物レンズ、光検出器、プリア
ンプ等から構成される光学ヘッド14とを有している。
磁気ヘッド13と光学ヘッド14は光磁気ディスク11
を挟むように対向して配設される。
【0012】また、ディスク装置10は、光学ヘッド1
4のレーザダイオードを駆動するためのレーザ駆動回路
15と、CPU(central processing unit)を備え、
システム全体を制御するためのシステムコントローラ
(以下、「シスコン」という)16とを有している。こ
こで、レーザ駆動回路15には光学ヘッド14より出力
レーザパワー検出出力SDPが供給されると共に、シスコ
ン16よりパワー制御信号が供給され、光学ヘッド14
のレーザダイオードより出力されるレーザ光のパワーが
記録時および再生時のそれぞれで最適パワーとなるよう
に制御される。
【0013】レーザ駆動回路15には、記録時に、後述
するように記録データRDが供給される。そのため、光
学ヘッド14のレーザダイオードは、記録時には、記録
データRDに対応してレーザパワーが変化するようにレ
ーザ駆動回路15で駆動される。これにより、光磁気デ
ィスク11のデータ部に記録データRDが光磁気記録さ
れる。
【0014】また、光学ヘッド14からは、再生時に光
磁気ディスク11のデータ部(MO領域)からの再生信
号SMOが得られると共に、記録時および再生時には光磁
気ディスク11のプリフォーマット部(ROM領域)か
らの再生信号SRFが得られる。さらに、光学ヘッド14
からは、従来周知の検出方法で得られるトラッキングエ
ラー信号ETおよびフォーカスエラー信号EFが出力され
る。
【0015】なお、図2は、光磁気ディスクの各セクタ
の記録フォーマットを示している。各セクタの先頭に
は、予めピットによってアドレス等が記録されているプ
リフォーマット部が配され、このプリフォーマット部に
続いて出力レーザパワーのレベルを制御するためのテス
ト部としてのALPC(Auto Laser Power Control)部
が配される。さらに、ALPC部に続いてデータ部が配
される。そして、本実施の形態においては、データ部の
最初の一定領域に、エラーレートを算出するための特定
パターンデータERRが光磁気記録される。
【0016】また、ディスク装置10は、CPUを備え
るサーボ回路17を有している。サーボ回路17には、
光学ヘッド14より出力されるエラー信号ET,EFが供
給される。このサーボ回路17の動作はシスコン16に
よって制御される。サーボ回路17によって、トラッキ
ングコイルやフォーカスコイル、さらにはラジアル方向
移動用のリニアモータを含むアクチュエータ18が制御
されて、光学ヘッド14のトラッキングやフォーカスの
サーボが行われ、また光学ヘッド14のラジアル方向へ
の移動が制御される。
【0017】また、ディスク装置10は、光学ヘッド1
4より出力されるプリフォーマット部からの再生信号S
RFよりクロックCKRFを再生するためのPLL(Phase-
Locked Loop)回路21と、再生信号SRFをクロックC
RFを使用してディジタル信号に変換するためのA/D
(Analog-to-digital)変換器22と、このA/D変換
器22の出力信号よりアドレスデータADを得るための
アドレスデコーダ23とを有している。このアドレスデ
コーダ23で得られるアドレスデータADはシスコン1
6に供給され、記録時や再生時におけるアクセス制御に
利用される。
【0018】また、ディスク装置10は、外部、例えば
ホストコンピュータからの入力データDinを受け取るた
めのデータインタフェース31と、このデータインタフ
ェース31で受け取った入力データDinに対してエラー
訂正符号を付加するためのECCエンコーダ32と、こ
のECCエンコーダ32の出力データに対してディジタ
ル変調処理としてのRLL(1,7)変調処理をするチ
ャネルエンコーダ33とを有している。ここで、ECC
エンコーダ32からは各セクタのデータ部に記録される
セクタデータが順次出力されてチャネルエンコーダ33
に供給されるが、各セクタデータの最初には上述したよ
うにエラーレートを算出するためにデータ部の最初の一
定領域に記録される特定パターンデータERRに対応す
るデータが挿入されている。
【0019】また、ディスク装置10は、チャネルエン
コーダ33の出力データを識別時の符号誤りの伝播を避
けるために中間系列、すなわちNRZI(Non-Return-t
o-Zero-Inverted)符号に変換するためのプリコード回
路34を有している。このプリコード回路34より出力
される記録データRDがレーザ駆動回路15に供給さ
れ、上述したように光磁気ディスク11のデータ部に記
録される。
【0020】また、ディスク装置10は、光学ヘッド1
4より出力されるデータ部からの再生信号SMOよりクロ
ックCKMOを再生するためのPLL回路41と、再生信
号S MOをクロックCKMOを使用してディジタル信号に変
換するためのA/D変換器42と、このA/D変換器4
2でディジタル信号に変換された再生信号SMOに対して
PR(1,1)の波形等化を行うための波形等化回路4
3と、その再生信号S MOに対してPR(0.5,1,
0.5)の波形等化を行うための波形等化回路44とを
有している。
【0021】ところで、再生信号SMOは、光学系で決ま
るMTF(Modulation Transfer Function)により帯域
制限されており、高域ほど信号の振幅は小さくなってい
る。図3は、MTF特性の一例を示している。この M
TF特性により周波数の高い信号、つまりパルス幅(符
号反転幅)の狭い信号ほど振幅が小さくなる。このよう
に振幅の小さな信号は、0/1の識別が困難となるた
め、MTFとは逆の特性を持った高域強調フィルタを通
すことで、もとの記録波形に近づける処理(波形等化)
が行われる。波形等化にはいくつかの方式があり、後述
の識別処理との組み合わせがある。しかし、光磁気ディ
スク装置では、周波数特性が光磁気ディスク装置の伝達
特性に近いことや回路の簡素化等の理由から、一般に上
述したPR(1,1)とPR(0.5,1,0.5)の
2つが使用される。
【0022】波形等化回路43,44は、図4に示すよ
うなトランスバーサルフィルタで実現される。このトラ
ンスバーサルフィルタは、例えば複数個のディレイライ
ンDL(遅延時間はT0)を直列に接続し、各タップの
出力にタップ係数を掛け合わせて和をとる構成となって
いる。ここで、タップ数が2n+1個であって、各タッ
プの出力をpb[-n]〜pb[n]、タップ係数をC[-n]〜
C[n]とするとき、出力データY[k]は、(1)式に示す
ようになる。この場合、タップ係数C[-n]〜C[n]の値
を変えることで、フィルタ特性を変化させることができ
る。
【0023】
【数1】
【0024】また、図1に戻って、ディスク装置10
は、波形等化回路43の出力データに対して0/1の識
別や復号を行うための識別・復号回路45〜47と、波
形等化回路44の出力データに対して0/1の識別や復
号を行うための識別・復号回路48〜50とを有してい
る。これら識別・復号回路45〜47,48〜50は、
それぞれ最尤復号としてのビタビ復号を用いるものであ
る。ビタビ復号には、単純な3値化処理に状態遷移の概
念を導入した3値2状態ビタビ復号(VD32)の他
に、それに加えて前後の符号のつながりの法則性を考慮
した3値4状態ビタビ復号(VD34)や4値4状態ビ
タビ復号(VD44)など、いくつかの方式がある。例
えば、識別・復号回路45,48では3値2状態ビタビ
復号を用いており、識別・復号回路46,49では3値
4状態ビタビ復号を用いており、識別・復号回路47,
50では4値4状態ビタビ復号を用いている。
【0025】3値2状態ビタビ復号について簡単に説明
する。すなわち、NRZI符号とPR(1,1)波形等
化の組み合わせにおいて、PR(1,1)等化後の再生
信号をc[k]、そこからの復号結果を“a[k]”とすれ
ば、図5に示すように2つの状態S0,S1を有する状
態推移をする。そこで、図6に示すように、再生信号c
[k]に対して、2つのしきい値LH,LLを設定し、+
A,0,−Aの領域を決め、識別時点t1における値を
もとに、S0とS1との間で最も尤もらしい推移を繰り
返した結果を復号する。
【0026】次に、3値4状態ビタビ復号について簡単
に説明する。すなわち、RLL(1,7)変調処理をし
た後のデータでは1が2回連続してくることはない。つ
まり、、図5に示す3値2状態の状態推移図において、
S0→S1の後は必ずS1となり、S1→S0の後は必
ずS0となる。そのため、図7に示すように4つの状態
S0〜S3を有する状態推移をする。そこで、3値2状
態ビタビ復号の場合と同様に、図6に示すようにしきい
値LH,LLを設定し、識別時点t1における値をもと
に、S0〜S3の間で最も尤もらしい推移を繰り返した
結果を復号する。
【0027】次に、4値4状態ビタビ復号について簡単
に説明する。すなわち、NRZI符号とPR(0.5,
1,0.5)波形等化の組み合わせにおいて、PR
(0.5,1,0.5)等化後の再生信号(アイパター
ン)は図8に示すようになる。1または0が2つしか連
続していないときの振幅は±Aになり、1または0が3
つ以上連続するときの振幅は±(A+B)となり、4値
識別することが可能である。
【0028】NRZI符号とPR(0.5,1,0.
5)波形等化を組み合わせ、さらにRLL(1,7)変
調処理をした後のデータでは1が2回連続してくること
はないという条件を考慮した場合、PR(0.5,1,
0.5)等化後の再生信号をc[k]、そこからの復号結
果を“a[k]”とすれば、図9に示すように4つの状態
S0〜S3を有する状態推移をする。そこで、図8に示
すように、再生信号c[k]に対して、3つのしきい値L
H,0,LLを設定し、+(A+B),+A,−A,−
(A+B)の領域を決め、識別時点t2における値をも
とに、S0〜S3の間で最も尤もらしい推移を繰り返し
た結果を復号する。
【0029】また、図1に戻って、ディスク装置10
は、識別・復号回路45〜50の出力データ(復号化デ
ータ)のエラーレートをそれぞれ算出するエラーレート
算出回路51を有している。ここで、エラーレート算出
回路51では、上述したように光磁気ディスク11のデ
ータ部の最初の一定領域に記録された特定パターンデー
タERRの再生信号SMOに対応した識別・復号回路45
〜50の出力データ(正しいデータは既知)のエラー数
がそれぞれカウントされてセクタ毎にエラーレートが算
出される。そして、エラーレート算出回路51で算出さ
れたエラーレートの算出結果はシスコン16に供給され
る。
【0030】また、ディスク装置10は、識別・復号回
路45〜50の出力データのいずれかを選択的に取り出
すための切換スイッチ52を有している。この場合、切
換スイッチ52のa〜f側の固定端子には、それぞれ識
別・復号回路45〜50の出力側が接続される。そし
て、切換スイッチ52の切り換えはシスコン16によっ
て制御され、識別・復号回路45〜50の出力データの
うちエラーレートが最小である出力データが可動端子よ
り出力されるようにセクタ毎に制御される。
【0031】また、ディスク装置10は、切換スイッチ
52の出力データに対して復調処理をするチャネルデコ
ーダ53と、このチャネルデコーダ53の出力データに
対してエラー訂正処理をするECCエンコーダ54と、
このECCエンコーダ54より出力されるエラー訂正処
理されたデータを出力データDoutとして、外部、例え
ばホストコンピュータに送るためのデータインタフェー
ス55とを有している。
【0032】図1に示す光磁気ディスク装置10の動作
を説明する。まず、記録時の動作について説明する。記
録時には、外部、例えばホストコンピュータより供給さ
れる入力データDinがデータインタフェース31で受け
取られた後、ECCエンコーダ32でエラー訂正符号が
付加される。そして、ECCエンコーダ32からは各セ
クタのデータ部に記録されるセクタデータが順次出力さ
れてチャネルエンコーダ33に供給される。この場合、
各セクタデータの最初にはエラーレートを算出するため
にデータ部の最初の一定領域に記録される特定パターン
データERRに対応するデータが挿入されて供給され
る。
【0033】また、チャネルエンコーダ33ではディジ
タル変調処理としてのRLL(1,7)変調処理が行わ
れる。そして、チャネルエンコーダ33より出力される
変調データはプリコード回路34でNRZI符号に変換
され、記録データRDとしてレーザ駆動回路15に供給
される。これにより、記録データRDが光磁気ディスク
11のデータ部に光磁気記録される。この場合、データ
部の最初の一定領域には、エラーレートを算出するため
の特定パターンデータERRが記録される。
【0034】次に、再生時の動作について説明する。再
生時には、光学ヘッド14によって光磁気ディスク11
のデータ部より再生信号SMOが再生される。この再生信
号S MOは波形等化回路43に供給されてPR(1,1)
の波形等化が行われると共に、波形等化回路44に供給
されてPR(0.5,1,0.5)の波形等化が行われ
る。そして、波形等化回路43の出力データに対して、
識別・復号回路45で3値2状態ビタビ復号が行われ、
識別・復号回路46で3値4状態ビタビ復号が行われ、
さらに識別・復号回路47で4値4状態ビタビ復号が行
われる。同様に、波形等化回路44の出力データに対し
て、識別・復号回路48で3値2状態ビタビ復号が行わ
れ、識別・復号回路49で3値4状態ビタビ復号が行わ
れ、さらに識別・復号回路50で4値4状態ビタビ復号
が行われる。
【0035】また、識別・復号回路45〜50の出力デ
ータ(復号化データ)がエラーレート算出回路51に供
給されてそれぞれのエラーレートが各セクタ毎に算出さ
れ、その算出結果がシスコン16に供給される。そし
て、シスコン16の制御に基づいて切換スイッチ52の
切り換えがセクタ毎に制御され、切換スイッチ52から
は識別・復号回路45〜50の出力データのうちエラー
レートが最小である出力データが取り出される。
【0036】そして、切換スイッチ52で取り出された
データはチャネルデコーダ53で復調処理された後にE
CCエンコーダ54でエラー訂正処理され、エラー訂正
処理されたデータがデータインタフェース55より外
部、例えばホストコンピュータに出力データDoutとし
て送られる。
【0037】以上説明したように本実施の形態において
は、再生系に複数の波形等化回路43,44と識別・復
号回路45〜50の組み合わせを設け、識別・復号回路
45〜50の出力データのうちエラーレートが最小であ
る出力データを切換スイッチ52より取り出して採用す
るものであり、出力データのエラーレートを効果的に低
減できる。また、再生信号SMOのノイズが従来より多く
てなっても従来と同じエラーレートに抑えることができ
るため、従来と同じエラーレートを得るものとすれば、
光磁気ディスク11の記録密度をさらに向上させること
が可能となる。
【0038】また、エラーレート算出回路51では光磁
気ディスク11のデータ部の最初の一定領域に記録され
た特定パターンデータERRの再生信号SMOに対応した
識別・復号回路45〜50の出力データのエラー数がそ
れぞれカウントされてエラーレートが算出されるもので
あり、エラーレートの算出を簡単に行うことができる。
【0039】上述せずも、最適な波形等化回路や識別・
復号回路は、S/N、ノイズの周波数成分、ディスクの
内外周などの記録位置、個々の装置のばらつき等によっ
て異なる。上述したように切換スイッチ52の切り換え
を識別・復号回路45〜50の出力データのエラーレー
トに応じて制御するということは、上述したS/N、ノ
イズの周波数成分、ディスクの内外周などの記録位置、
個々の装置のばらつき等を全て考慮していることにな
り、例えばS/N、ノイズの周波数成分等に基づいて切
換制御するものより好適であると考えられる。
【0040】また、エラーレート算出回路51では識別
・復号回路45〜50の出力データのエラーレートがセ
クタ毎に算出され、切換スイッチ52の切り換えがシス
コン16によってセクタ毎に制御されるため、S/N、
ノイズの周波数成分、記録位置等の変化にも即座に対応
できる。
【0041】なお、上述実施の形態においては、2種類
の波形等化回路43,44と、3種類の識別・復号回路
45〜50とを組み合わせたものを示したが、これに限
定されないことは勿論である。また、上述実施の形態に
おいては、光磁気ディスク装置10に適用したものを示
したが、この発明はその他のディスク装置、さらにはデ
ィジタル信号の伝送装置などにも同様に適用できる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、復号すべき入力信号
を複数の異なる方法で復号し、エラーレートが最小とな
る復号化データを選択的に出力するものであり、出力デ
ータのエラーレートを効果的に低減できる。また、入力
信号のノイズが従来より多くてなっても従来と同じエラ
ーレートに抑えることができるため、従来と同じエラー
レートを得るものとすれば、例えば記録媒体への記録密
度を向上させることが可能となる。
【0043】また、入力信号にエラーレートを算出する
ための特定パターンデータに対応した信号が含まれてい
るとき、その特定パターンデータに対応した信号の復号
化データのエラー数をカウントしてエラーレートを算出
することで、エラーレートの算出を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての光磁気ディスク装置を示す
ブロック図である。
【図2】各セクタの記録フォーマットを示す図である。
【図3】MTF特性を示す図である。
【図4】波形等化回路を構成するトランスバーサルフィ
ルタの構成を示す図である。
【図5】3値2状態ビタビ復号(VD32)における状
態推移図を示す図である。
【図6】NRZI符号とPR(1,1)波形等化を組み
合わせた場合の再生信号のアイパターンを示す図であ
る。
【図7】3値4状態ビタビ復号(VD34)における状
態推移図を示す図である。
【図8】NRZI符号とPR(0.5,1,0.5)波
形等化を組み合わせた場合の再生信号のアイパターンを
示す図である。
【図9】4値4状態ビタビ復号(VD44)における状
態推移図を示す図である。
【符号の説明】
10・・・光磁気ディスク装置、11・・・光磁気ディ
スク、14・・・光学ヘッド、15・・・レーザ駆動回
路、16・・・システムコントローラ、32・・・EC
Cエンコーダ、33・・・チャネルエンコーダ、34・
・・プリコード回路、42・・・A/D変換器、43,
44・・・波形等化回路、45〜50・・・識別・復号
回路、51・・・エラーレート算出回路、52・・・切
換スイッチ、53・・・チャネルデコーダ、54・・・
ECCデコーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号すべき入力信号をそれぞれ異なる方
    法で復号する複数の復号化手段と、 この複数の復号化手段の出力データのエラーレートをそ
    れぞれ算出するエラーレート算出手段と、 上記複数の復号化手段の出力データのうち、上記エラー
    レート算出手段で算出されたエラーレートが最小である
    出力データを選択的に出力するデータ出力手段とを備え
    ることを特徴とする復号化装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の復号化手段の全部または一部
    はビタビ復号化手段であることを特徴とする請求項1に
    記載の復号化装置。
  3. 【請求項3】 上記入力信号は、上記エラーレートを算
    出するための特定パターンデータに対応した信号を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の復号化装置。
  4. 【請求項4】 上記入力信号は符号化データが記録され
    た記録媒体からの再生信号であることを特徴とする請求
    項1に記載の復号化装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体の所定領域には、上記エラ
    ーレートを算出するための特定パターンデータが記録さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の復号化装
    置。
  6. 【請求項6】 上記入力信号は符号化データを伝送する
    ディジタル伝送における受信信号であることを特徴とす
    る請求項1に記載の復号化装置。
  7. 【請求項7】 ディスク状記録媒体に記録されている符
    号化データを再生するデータ再生手段と、 このデータ再生手段より出力される再生信号をそれぞれ
    異なる方法で復号する複数の復号化手段と、 この複数の復号化手段の出力データのエラーレートをそ
    れぞれ算出するエラーレート算出手段と、 上記複数の復号化手段の出力データのうち、上記エラー
    レート算出手段で算出されたエラーレートが最小である
    出力データを選択的に出力するデータ出力手段とを備え
    ることを特徴とするディスク装置。
  8. 【請求項8】 上記ディスク状記録媒体は光磁気ディス
    クであることを特徴とする請求項7に記載のディスク装
    置。
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