JPH09213569A - 積層誘電体およびコンデンサ - Google Patents

積層誘電体およびコンデンサ

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JPH09213569A
JPH09213569A JP1452496A JP1452496A JPH09213569A JP H09213569 A JPH09213569 A JP H09213569A JP 1452496 A JP1452496 A JP 1452496A JP 1452496 A JP1452496 A JP 1452496A JP H09213569 A JPH09213569 A JP H09213569A
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尚謙 永仮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比誘電率の温度特性を改善することができる積
層誘電体およびコンデンサを提供することを目的とす
る。 【解決手段】ゾルゲル法により形成された異種セラミッ
クからなる誘電体薄膜2,3を積層してなるもので、2
種類の誘電体薄膜2,3を交互に積層してなることが望
ましい。そして、誘電体薄膜2,3は、組成式Pb(M
1/3 Nb2/3 )O3 で表される薄膜2と、組成式0.
9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 −0.1PbTiO3
で表される薄膜3の2種類からなり、これらの2種類の
誘電体薄膜2,3を交互に積層してなることが望まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層誘電体およびコ
ンデンサに関するもので、例えば、コンデンサ等の電子
部品に使用される積層誘電体およびコンデンサに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来から、コンデンサ等に代表される誘電
体磁器を用いた電子部品では、その比誘電率の大きさと
ともに、比誘電率の温度特性が重要視されている。そし
て、近年においては、比誘電率の温度特性によって、電
子部品の使用用途が決定されているため、比誘電率の温
度特性を改善する研究が盛んになされている。
【0003】従来、比誘電率の温度特性を改善するため
には、誘電体材料中にシフタ−,デプレッサと言われる
添加物を添加し、キュリ−点を変化させたり、あるいは
キュリ−点の異なる2種以上の誘電体材料を混合し、固
溶体を形成する方法が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘電体
材料中にシフタ−,デプレッサと言われる添加物を添加
する方法や、2種以上の誘電体材料を混合して固溶体を
形成する方法では、比誘電率が減少したり、異相が生成
したりするという問題があった。又、上記方法では、比
誘電率の温度特性を改善することができるが、温度特性
は、デプレッサ等の添加量や2種以上の誘電体材料の混
合比により一義的に決定されるものではなく、その制御
が困難であった。
【0005】さらに、上記の方法はいずれもバルク体に
ついての方法であり、従来、ゾルゲル法により作製され
た誘電体薄膜の比誘電率の温度特性を制御する方法につ
いては全く知られていなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、誘電体薄
膜の温度特性を改善する方法について鋭意検討した結
果、ゾルゲル法により作製された異種セラミック誘電体
薄膜を複数積層することにより、温度特性を改善するこ
とができることを見出し、本発明に至った。
【0007】即ち、本発明の積層誘電体は、ゾルゲル法
により形成された異種セラミックからなる誘電体薄膜を
積層してなるものである。
【0008】また、本発明では、2種類の誘電体薄膜を
交互に積層してなることが望ましい。さらに、誘電体薄
膜は、組成式Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 で表される
薄膜と、組成式0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
0.1PbTiO3 で表される薄膜の2種類からなり、
これらの2種類の誘電体薄膜を交互に積層してなること
が望ましい。また、誘電体薄膜は、組成式Ba(Ti
0.87Sn0.13)O3 で表される薄膜と、組成式Ba(T
0.9 Zr0.1 )O3 で表される薄膜の2種類からな
り、これらの2種類の誘電体薄膜を交互に積層してなる
ことが望ましい。
【0009】本発明のコンデンサは、ゾルゲル法により
形成された異種セラミックからなる誘電体薄膜を積層し
てなる積層誘電体の両面に、一対の電極を形成してなる
ものである。
【0010】
【作用】本発明の積層誘電体では、ゾルゲル法により形
成された異種セラミックからなる誘電体薄膜を積層する
ことにより、それぞれの誘電体薄膜が有する温度による
比誘電率の変化が相殺され、結果として温度特性が変化
する。本発明においては、特に、ある温度において正の
温度係数を有する誘電体薄膜と、同温度において負の温
度係数を有する誘電体薄膜を積層した場合には特に有効
である。これは、ある温度域における比誘電率の変化が
相殺されることにより、比誘電率の変化が平坦化するか
らであると考えられる。
【0011】誘電体薄膜は、組成式Pb(Mg1/3 Nb
2/3 )O3 で表される薄膜と、組成式0.9Pb(Mg
1/3 Nb2/3 )O3 −0.1PbTiO3 で表される薄
膜の2種類、あるいは、組成式Ba(Ti0.87
0.13)O3 で表される薄膜と、組成式Ba(Ti0.9
Zr0.1 )O3 で表される薄膜の2種類からなり、これ
らの2種類の誘電体薄膜を交互に積層することにより、
高誘電率で、しかも比誘電率の温度特性の改善された積
層誘電体を得ることができる。このような積層誘電体を
一対の電極により挟持することにより、比誘電率の温度
特性を改善したコンデンサを得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の積層誘電体では、ゾルゲ
ル法により形成された異種セラミックからなる誘電体薄
膜を積層してなるものである。
【0013】誘電体薄膜をゾルゲル法により作製したの
は、誘電体薄膜を作製するのが容易であるからであり、
しかも、スパッタリング等の物理蒸着法と比較して、P
b(Mg1/3 Nb2/3 )O3 等特定の組成の膜の作製が
容易(組成の制御が容易)であり、膜厚の制御が容易だ
からである。
【0014】異種セラミックからなる誘電体薄膜は、一
般的に比誘電率の温度係数が異なるものであり、誘電体
薄膜の種類としては2種以上である必要がある。
【0015】異種セラミックからなる誘電体薄膜として
は、例えば、組成式Pb(Mg1/3Nb2/3 )O3 で表
される薄膜と、組成式0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3
3−0.1PbTiO3 で表される薄膜の2種類、あ
るいは、組成式Ba(Ti0. 87Sn0.13)O3 で表され
る薄膜と、組成式Ba(Ti0.9 Zr0.1 )O3 で表さ
れる2種類の薄膜が最適であるが、本発明ではこれに限
定されるものではない。特に、ある温度において正の温
度係数を有する誘電体薄膜と、同温度において負の温度
係数を有する誘電体薄膜であることが望ましい。
【0016】図1(a)〜(d)に本発明の積層誘電体
の断面図を示す。図において、符号1は積層誘電体を示
している。
【0017】積層誘電体1は、誘電体薄膜2と誘電体薄
膜3が交互に積層して形成されており、この積層誘電体
1はPtからなる電極5の上面に形成されている。図1
(a)は誘電体薄膜2の上面に誘電体薄膜3が積層され
た状態、図1(b)は、誘電体薄膜2と誘電体薄膜3が
2層ずつ交互に積層された状態、図1(c)は、誘電体
薄膜2と誘電体薄膜3が5層ずつ交互に積層された状
態、図1(d)は、誘電体薄膜2と誘電体薄膜3が10
層ずつ交互に積層された状態を示す。
【0018】特に、誘電体薄膜が、組成式Pb(Mg
1/3 Nb2/3 )O3 で表される薄膜と、組成式0.9P
b(Mg1/3 Nb2/3 )O3 −0.1PbTiO3 で表
される薄膜の2種類であり、これらを交互に積層した場
合には、前記誘電体薄膜が0.01〜0.2μm、特に
は0.025〜0.125μmの厚みで多数積層する
程、高誘電率となり、比誘電率の温度特性と相まって高
誘電率の積層誘電体、並びにコンデンサを得ることがで
きる。
【0019】即ち、図1(a)〜(d)で説明すると、
これらの図に示される積層誘電体1は同一厚みである
が、その各層の厚みが薄い程(積層数が多い程)比誘電
率を向上することができる。即ち、図1(a)の積層体
Aよりも図1(c)の積層体Cの方が比誘電率が高くな
る。特に、比誘電率を高くするという観点から、誘電体
薄膜の厚みが0.01〜0.2μmとすることが望まし
い。ここで、誘電体薄膜の厚みを0.01〜0.2μm
の厚みとしたのは、誘電体薄膜の厚みが0.01μmよ
りも薄いと、異なる誘電体薄膜を積層した場合に完全固
溶する場合があり.比誘電率が低下したり、温度特性が
劣化するからである。また、0.2μmよりも厚くなる
と、焼成時に誘電体薄膜にクラックが生じ易いからであ
る。誘電体薄膜の厚みは、0.025〜0.125μm
であることが望ましい。
【0020】本発明の図1(a)の積層誘電体は、誘電
体薄膜の表面に、異なる誘電体薄膜を形成することによ
り得られ、図1(b)〜(d)の場合には、再度上記工
程を繰り返すことにより得られる。即ち、例えば、ある
温度で正の温度係数を有する誘電体材料Aの誘電体薄膜
を基板上に形成した後、その誘電体薄膜上に同温度で負
の温度係数を有する誘電体材料Bの薄膜を形成する。そ
の後、800℃以上1200℃以下の高温で一括焼成
し、結晶化させ、積層体を作製する。
【0021】本発明の積層誘電体は、例えば、先ず、ゾ
ルゲル法によりPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 前駆体溶
液と、0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 −0.1P
bTiO3 前駆体溶液を合成し、これらの合成溶液を塗
布溶液とする。
【0022】そして、基板上にPb(Mg1/3
2/3 )O3 前駆体溶液を塗布し、乾燥した後、熱処理
しゲル膜を作製し、この溶液塗布−熱処理の操作を所定
回数繰り返し、所定厚みのPb(Mg1/3 Nb2/3 )O
3 からなるゲル膜を形成する。
【0023】この後、前記誘電体薄膜の上面に、0.9
Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 −0.1PbTiO3
駆体溶液を塗布し、乾燥した後、熱処理を行い、ゲル膜
を作製し、この溶液塗布−熱処理の操作を所定回数繰り
返し、所定厚みの0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
−0.1PbTiO3 からなるゲル膜を形成し、所定温
度で焼成し、図1(a)に示すような積層誘電体を作製
する。
【0024】コンデンサを作製する場合には、基板上
に、例えばPt電極を形成した後、このPt電極の表面
に、前述したようにPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 から
なるゲル膜と0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
0.1PbTiO3 からなるゲル膜を形成し、所定温度
で焼成し、さらに、0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O
3−0.1PbTiO3 からなる誘電体薄膜の表面に、
例えば、金電極を形成し、本発明のコンデンサを得る。
また、上記積層誘電体と電極とを交互に積層して積層コ
ンデンサを形成しても良い。あるいは、異種の誘電体薄
膜を積層して積層誘電体が形成されるが、異種の誘電体
薄膜の間に電極を形成して積層コンデンサを構成しても
良い。
【0025】
【実施例】 実施例1 ゾルゲル法を用いてPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 (以
下PMN)前駆体溶液と0.9Pb(Mg1/3
2/3 )O3 −0.1PbTiO3 (以下90PMN
T)前駆体溶液を合成した。これらの溶液の濃度を2−
メトキシエタノ−ルで約3倍に希釈し、塗布溶液とし
た。
【0026】サファイア単結晶基板上に電極となるPt
(111)を650℃でスパッタ蒸着して厚さ0.2m
mのPt電極を形成し、該Pt電極の表面に、まずPM
N塗布溶液をスピンコ−タ−で塗布し、300℃で熱処
理を1分間行い、ゲル膜を作製した。塗布溶液の塗布−
熱処理の操作を10回繰り返し、厚み0.25μmのP
MNゲル膜を形成した。
【0027】このPMNゲル膜の上に90PMNT塗布
溶液を同様に塗布、乾燥、熱処理を行い、ゲル膜を作製
した。塗布溶液の塗布−熱処理を10回繰り返し、厚み
0.25μmの90PMNTゲル膜を形成した。
【0028】0.25μmのPMNゲルと0.25μm
の90PMNTゲルからなる膜厚約0.5μmの積層ゲ
ル膜を840℃で30秒間焼成し、結晶化させ、Pt電
極の上面に、図1(a)に示すような、PMNからなる
厚み0.25μmの誘電体薄膜2と90PMNT薄膜3
からなる厚み0.25μmの積層誘電体1を形成した。
この積層誘電体1の上面に厚み0.2mmの金電極をス
パッタ蒸着により形成し、薄膜コンデンサを作製した。
【0029】そして、LCRメータ(ヒュウレットパッ
カード社製4284A)を用いて、25℃、1kHz
(Ac100mV)の条件で比誘電率を求めたところ、
3000であった。また、−40℃から+70℃の温度
範囲での比誘電率の温度変化を調べ、結果を図2に示
す。
【0030】比較例として実施例1の積層体と同様に、
Pt膜が形成された基板上に、0.5μmのPMN薄膜
(比較例a)、または0.5μmの90PMNT薄膜
(比較例b)を作製し、比誘電率の温度特性を評価し
た。図2にそれぞれの結果を示す。この図2より、比誘
電率の温度係数が正であるPMNと、比誘電率の温度係
数が負である90PMNTを積層することにより、比誘
電率の温度特性が向上していることが判る。
【0031】また、本発明者等は、積層誘電体の厚みを
図1(a)(積層体A)と同じにして、PMNゲルと9
0PMNTゲルの膜厚を種々変化させるとともに、積層
数を変化させ、図1(b)(積層体B)、図1(c)
(積層体C)、図1(d)(積層体D)に示すような積
層誘電体を形成し、上記と同様にして焼成して電極を形
成し、コンデンサを形成した。そして、上記と同様にし
て比誘電率の温度特性を測定し、この結果を図3に示し
た。また、25℃における比誘電率と、各誘電体薄膜の
厚みとの関係を図4に示す。
【0032】図3,図4より、積層誘電体の厚みを同一
とした場合には、誘電体薄膜が薄い程(積層数が多い
程)比誘電率が高いことが判る。しかしながら、誘電体
薄膜の厚みが0.05μm以下になると、両者が固溶し
はじめ、比誘電率が若干減少する傾向があることが判
る。
【0033】実施例2 ゾルゲル法を用いてBa(Ti0.87Sn0.13)O3 (以
下BTS13)前駆体溶液とBa(Ti0.9 Zr0.1
3 (以下BTZ01)前駆体溶液を合成し、これらの
溶液の濃度を2−メトキシエタノ−ルで約3倍に希釈
し、塗布溶液とした。
【0034】サファイア単結晶基板上に電極となるPt
(111)を650℃でスパッタ蒸着して厚さ0.2m
mのPt電極を形成し、該Pt電極の表面に、まずBT
S13塗布溶液をスピンコ−タ−で塗布し、乾燥させた
後、300℃と750℃で熱処理を1分間行い、ゲル膜
を作製した。塗布溶液の塗布−熱処理の操作を10回繰
り返し、厚み0.5μmのBTS13ゲル膜を形成し
た。
【0035】BTS13ゲル膜の上にBTZ01塗布溶
液を同様に塗布し、乾燥させた後、300℃と750℃
で熱処理を1分間行い、ゲル膜を作製した。塗布溶液の
塗布−熱処理を10回繰り返し、厚み0.5μmのBT
Z01ゲル膜を形成した。
【0036】0.5μmのBTS13ゲルと0.5μm
のBTZ01ゲルからなる膜厚約1.0μmの積層ゲル
膜を1100℃で30分間焼成し、結晶化させ、積層誘
電体を作製した。
【0037】この積層誘電体表面に厚み0.2mmの金
電極をスパッタ蒸着により形成し、薄膜コンデンサを作
製し、LCRメータ(ヒュウレットパッカード社製42
84A)により、25℃、1kHz(Ac100mV)
の条件で比誘電率を測定したところ、比誘電率は約15
00であった。また、−40℃から+70℃の温度範囲
での比誘電率の温度変化を調べ、結果を図5に示す。
【0038】比較例として上記と同様に、Pt電極表面
に1.0μmのBTS13単層薄膜(比較例b)、また
は1.0μmのBTZ01単層薄膜(比較例a)を作製
し、比誘電率の温度特性を評価した。図5にそれぞれの
結果を示す。この図5より、積層誘電体を形成すること
により、比誘電率の温度特性が向上していることがわか
る。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明によれば、ゾ
ルゲル法により形成された異種セラミックからなる誘電
体薄膜を積層して積層誘電体を作製することにより、そ
れぞれの誘電体薄膜が有する温度による比誘電率の変化
が相殺され、結果として温度特性を改善することができ
る。特に、ある温度において正の温度係数を有する誘電
体薄膜と、同温度において負の温度係数を有する誘電体
薄膜を積層した場合に有効である。よって、本発明のコ
ンデンサでは、温度特性が改善されたコンデンサを簡便
に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 からな
る誘電体薄膜と0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
0.1PbTiO3 からなる誘電体薄膜とを交互に積層
した積層誘電体を示す縦断面図である。
【図2】Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 からなる誘電体
薄膜と0.9Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 −0.1P
bTiO3 からなる誘電体薄膜の積層誘電体について、
温度に対する比誘電率の変化を示すグラフである。
【図3】図1(a)〜(d)の積層誘電体の温度に対す
る比誘電率の変化を示すグラフである。
【図4】図1(a)〜(d)の積層誘電体において、2
5℃における比誘電率と各誘電体薄膜の厚みとの関係を
示すグラフである。
【図5】Ba(Ti0.87Sn0.13)O3 からなる誘電体
薄膜とBa(Ti0.9 Zr0.1)O3 からなる誘電体薄
膜の積層誘電体について、温度に対する比誘電率の変化
を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・積層誘電体 2,3・・・誘電体薄膜 5・・・電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゾルゲル法により形成された異種セラミッ
    クからなる誘電体薄膜を積層してなることを特徴とする
    積層誘電体。
  2. 【請求項2】2種類の誘電体薄膜を交互に積層してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の積層誘電体。
  3. 【請求項3】誘電体薄膜は、組成式Pb(Mg1/3 Nb
    2/3 )O3 で表される薄膜と、組成式0.9Pb(Mg
    1/3 Nb2/3 )O3 −0.1PbTiO3 で表される薄
    膜の2種類からなり、これらの2種類の誘電体薄膜を交
    互に積層してなることを特徴とする請求項1記載の積層
    誘電体。
  4. 【請求項4】誘電体薄膜は、組成式Ba(Ti0.87Sn
    0.13)O3 で表される薄膜と、組成式Ba(Ti0.9
    0.1 )O3 で表される薄膜の2種類からなり、これら
    の2種類の誘電体薄膜を交互に積層してなることを特徴
    とする請求項1記載の積層誘電体。
  5. 【請求項5】ゾルゲル法により形成された異種セラミッ
    クからなる誘電体薄膜を積層してなる積層誘電体の両面
    に、一対の電極を形成してなることを特徴とするコンデ
    ンサ。
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