JPH09213686A - プラズマエッチング装置 - Google Patents

プラズマエッチング装置

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JPH09213686A
JPH09213686A JP8042150A JP4215096A JPH09213686A JP H09213686 A JPH09213686 A JP H09213686A JP 8042150 A JP8042150 A JP 8042150A JP 4215096 A JP4215096 A JP 4215096A JP H09213686 A JPH09213686 A JP H09213686A
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Michihiko Yanagisawa
道彦 柳澤
Shinya Iida
進也 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動機構から発生する塵埃を低減して被エッ
チング物の汚染を防ぎ、高速走査の可能なプラズマエッ
チング装置を提供する。 【解決手段】 減圧状態に保持されたエッチング処理室
10と該エッチング処理室10に結合したプラズマ発生
室5との間に、シリコンウェハ12の表面にプラズマ化
したエッチングガスの活性種の流れ16を局部的に供給
する非エッチング材からなる複数の可撓性細管9を設け
る。各可撓性細管の入口には活性種の流れ16を制御す
るシャッタ15が設けられている。細管駆動手段21に
て可撓性細管9を撓ませてその出口の向きを変えること
により被エッチング部分を走査して局部的なエッチング
処理を行う。シリコンウェハ12を広範囲に移動させる
駆動機構を必要としないから塵埃の発生を低減して汚染
を防ぎ、さらに被エッチング部分の高速走査が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェハ等
の被エッチング物の表面を局部的にエッチングするプラ
ズマエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、シリコンウェハ等の被エッチ
ング物の表面をエッチングする場合、プラズマ励起した
反応性ガス中に被エッチング物をさらして、被エッチン
グ物表面全体を所定厚さにエッチングしたり回路パター
ンを形成することは、多々提案されている。
【0003】一方、近年、被エッチング物の表面全体を
同時にエッチングする装置に替えてシリコンウェハやS
OI(シリコン・オン・インシュレータ)等の被エッチ
ング物の表面の凸部に対して局部的なエッチングを行
い、被エッチング物を薄くしたり(シンニング)、その
表面を平坦化するプラズマエッチング装置が提案されて
いる(例えば、特開平6ー5571号公報)。
【0004】これまで知られている局部的なエッチング
を行うエッチング装置においては、被エッチング物の径
よりも極めて小さい数mm〜10数mmの径を有するプ
ラズマ発生部を一か所だけ設け、該プラズマ発生部にエ
ッチング用ガスを供給して活性種を生成することでエッ
チングを行っている。
【0005】従来、このようなエッチング装置にて被エ
ッチング物、例えばシリコンウェハ表面全体を走査して
エッチングするために、プラズマ発生部とシリコンウェ
ハを相対的に移動させる方法を採っていた。例えば、シ
リコンウェハを固定してプラズマ発生部をX−Y駆動装
置にて走査する方法や、プラズマ発生部を固定してシリ
コンウェハをX−Y駆動ステージにて動かして走査する
方法などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、シリコンウェハ
の大型化(20〜30cmφ)に伴い、プラズマ発生部
やシリコンウェハを移動させて走査する領域が広がり、
前記従来の移動方法では駆動機構から塵埃が発生し、こ
の塵埃によるエッチング装置やシリコンウェハの汚染を
無視できなくなってきている。また、走査領域が広がる
と高速のエッチング処理が困難になってくる。本発明
は、前記塵埃の発生による汚染を低減し、被エッチング
物上の所望の位置にプラズマを高速に導くプラズマエッ
チング装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明プラズマエッチン
グ装置は、プラズマ発生室、エッチング処理を行うエッ
チング処理室、被エッチング物のエッチング処理を必要
とする局部にプラズマを導く複数の細菅、細菅駆動手段
及び細菅を開閉するシャッタを備えてなる。そして、被
エッチング物のエッチングすべき表面上へ細管の出口を
向けて、シャッタを開閉しながら活性種の流れを制御し
て局部的なエッチングを行う。この操作を繰り返しなが
ら予め決められた走査ルートで複数の細管の出口の向き
を変えて、被エッチング物表面全体をエッチングする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のプラズマエッチング装置
の実施の形態の一例を図1、図2及び図3に基づいて説
明する。図1に示す本発明のプラズマエッチング装置1
は、エッチングガスをプラズマ化するためのマイクロ波
を発生するマグネトロン2、該マグネトロン2に結合し
た導波管3、プラズマ4を発生させるプラズマ発生室5
を備え、前記マグネトロン2が発生した2.45GHz
のマイクロ波を導波管3を通してプラズマ発生室5へ導
く。
【0009】前記導波管3と前記プラズマ発生室5はテ
ーパ導波管6介して接続されており、プラズマ発生室5
とテーパ導波管6との間には、非エッチング材、例えば
石英ガラスからなる気密封止板7を設けて気密封止がな
されている。
【0010】前記プラズマ発生室5へエッチングガス供
給管8からエッチングガス、例えばCF4 とO2 との混
合ガスが供給され、該エッチングガスに、前記マグネト
ロン2で発生したパワー500Wのマイクロ波が照射さ
れ、エッチングガスをプラズマ化して活性種を生成す
る。
【0011】この際、前記マイクロ波のパワーは、前記
プラズマ発生室5の径によって変える必要があるが、1
00W〜500Wの範囲内のマイクロ波パワーにて前記
混合ガスをプラズマ化する。
【0012】また、エッチングガスをプラズマ化する方
法として、前記マイクロ波を照射する代わりに高周波を
用いた誘導結合法や容量結合法、ヘリコン波、ECRに
よっても良い。また、エッチングガスとして前記混合ガ
スの他、SF6 、NF3 その他のフルオロカーボン系ガ
スを用いても良い。
【0013】前記プラズマ発生室5の下流側には四フッ
化エチレン等非エッチング材でできた複数の可撓性細管
9、例えば4個の可撓性細管9が一列に設けられてい
る。これらの各可撓性細管9には必要に応じてノズルを
形成しても良い。
【0014】そして、前記プラズマ発生室5にて生成し
た活性種は、前記複数の可撓性細管9の中を通ってエッ
チング処理室10に導かれ、ホルダ11に支持されたシ
リコンウェハ12の表面に至る。前記エッチング処理室
10は排気管13を通して排気され、約1Torrに保たれ
ている。
【0015】図2に前記細管近傍を拡大して示すよう
に、前記複数の可撓性細管9は、前記プラズマ発生室5
と前記エッチング処理室10とを仕切る非エッチング材
からなる平坦な仕切り板14に形成した孔に挿入されて
支持固定されている。
【0016】前記複数の可撓性細管9の各入口付近に
は、前記仕切り板14上をスライドできる非エッチング
材からなるシャッタ15が設けられている。該シャッタ
15は、前記プラズアマ発生室5の外部に設けたモータ
駆動直線導入機などのシャッタ駆動手段17にそれぞれ
連結されており、該シャッタ駆動手段17を作動させて
前記複数の可撓性細管9の入口を開閉しながら必要なエ
ッチング量に応じて活性種の流れ16を調節する。
【0017】前記可撓性細管9から出た活性種の流れ1
6は、シリコンウェハ12の表面に至り、シリコンウェ
ハ12と反応して設定された厚さに局部的なエッチング
がなされる。
【0018】さらに、前記各可撓性細管9は、図3に示
すような細管駆動部材18及び19にて撓まされてその
出口の向きが変えられ、被エッチング部分を局部的に走
査(以下、撓み走査という)する。
【0019】図3において、前記細管駆動部材18及び
19は、X方向に長孔18aを有する耐食性の板、Y方
向に長孔19aを有する耐食性の板にて形成されてい
る。そして、これらの細管駆動部材18と19を直交し
て重ね、両者が交叉する交叉部にて囲まれてできた孔2
0に各可撓性細管9が挿通される。
【0020】一方、前記各細管駆動部材18、19の長
辺側面中央部には、エッチング処理室10の外部に設け
たモータ駆動直線導入機などのX方向細管駆動手段21
(図2)及びY方向細管駆動手段(図示せず)がシャフ
ト22、23を介してそれぞれ連結されている。
【0021】そして、前記各細管駆動手段にてそれぞれ
細管駆動部材18、19をX方向、Y方向に移動させる
と、各可撓性細管9が所定方向に撓んで出口の向きが変
わり、被エッチング部分を局部的に走査することができ
る。
【0022】前記可撓性細管9の材質として石英だけで
なく、アルミナ、窒化珪素などのセラミックでも良く、
またテフロンなどの耐食性樹脂材料でも良い。
【0023】図示しないが、プラズマエッチング装置1
の外部には、波長1.3μm程度のレーザ光を発射し且
つ反射レーザ光を受光するレーザ受発光器を備えたレー
ザ光干渉型厚さ測定装置を備えている。
【0024】例えば、前記シリコンウェハ12の裏面側
からレーザ光を垂直に照射すると、レーザ光はシリコン
ウェハ12の表面及び裏面から反射し、該反射レーザ光
は前記レーザ光干渉型厚さ測定装置の受光部にて受光さ
れる。この場合、波長が1.1μm以上のレーザ光であ
ればシリコンウェハ12を透過してシリコンウェハ12
の裏面からも反射させることができる。前記レーザ光干
渉型厚さ測定装置にて厚さを測定する場合、レーザ光が
ホルダの影響を受けるので、シリコンウェハ12の側縁
にて支持できるホルダを採用すれば良い。
【0025】前記レーザ光干渉型厚さ測定装置にて測定
された厚さデータをシャッタ駆動手段17にフィードバ
ックすることによりシャッタ15の開閉を制御して活性
種の流れを自動的に制御することが可能となる。そし
て、シリコンウェハ12の厚さが設定された厚さにエッ
チングされている場合は前記シャッタ15を閉じれば良
い。
【0026】さらに、他に局部的にエッチングすべき部
分がある場合は、シリコンウェハ12を回転させて前記
可撓性細管9をシリコンウェハ12上の他のエッチング
すべき箇所に位置させて前記撓み走査及び活性種の流れ
16を制御してエッチングを行う。エッチングすべき部
分が前記可撓性細管9が十分に撓む領域内にある場合
は、シリコンウェハ12を回転させる必要はない。
【0027】本発明のプラズマエッチング装置を用い
て、6インチのシリコンウェハをエッチング処理した結
果、TTV(Total Thickness Variation 、ウェハの平
坦度適用領域での裏面基準面からの距離の最大値と最小
値の差)は、平均0.48μmから0.20μmへと向
上し、そのばらつきも標準偏差で0.08であった。
【0028】
【発明の効果】本発明のプラズマエッチング装置は、複
数の細管を通してエッチングするので走査領域を狭くす
ることができ高速のエッチング処理が可能となる。ま
た、被エッチング物やプラズマ発生部を移動しないで被
エッチング部分を走査ができるので、駆動機構に起因す
る塵埃の発生が無くなり低汚染のエッチング処理がで
き、加えて装置の小型化に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プラズマエッチング装置の説明図であ
る。
【図2】本発明プラズマエッチング装置の動作説明図で
ある。
【図3】本発明プラズマエッチング装置に使用する細管
駆動部材の説明図である。
【符号の説明】
5 プラズマ発生室 9 可撓性細管 10 エッチング処理室 12 シリコンウェハ 15 可撓性細管を開閉するシャッタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧状態に保持されたエッチング処理室
    と、該エッチング処理室に結合したプラズマ発生室とを
    備え、被エッチング物を局部的にエッチングするプラズ
    マエッチング装置において、 被エッチング物表面にプラズマ化したエッチングガスを
    局部的に供給する複数の細管を前記エッチング処理室と
    前記プラズマ発生室との間に設けたことを特徴とするプ
    ラズマエッチング装置。
  2. 【請求項2】 複数の細管は、可撓性細管であることを
    特徴とする請求項1のプラズマエッチング装置。
  3. 【請求項3】 複数の細管をそれぞれ開閉するシャッタ
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のプラ
    ズマエッチング装置。
  4. 【請求項4】 細管を撓ませてその出口の向きを変える
    細管駆動手段を備えることを特徴とする請求項2又は3
    のプラズマエッチング装置。
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Cited By (6)

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