JPH09214116A - 電子部品実装機の接着適正化装置、および電子部品接着用ディスペンサーの接着適正化装置 - Google Patents

電子部品実装機の接着適正化装置、および電子部品接着用ディスペンサーの接着適正化装置

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JPH09214116A
JPH09214116A JP3730396A JP3730396A JPH09214116A JP H09214116 A JPH09214116 A JP H09214116A JP 3730396 A JP3730396 A JP 3730396A JP 3730396 A JP3730396 A JP 3730396A JP H09214116 A JPH09214116 A JP H09214116A
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Kazuhisa Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の表面に接着剤を塗布してドッ
トを成形する作業において、上記ドットの大きさが適正
値であることの確認が、より精度よくできるようにす
る。 【解決手段】 ヘッド9が、接着剤13をある吐出期間
だけ吐出しこれをプリント基板3の表面14に塗布して
ドット15を成形可能とする接着剤吐出手段16を備え
る。上記接着剤吐出手段16からある吐出期間だけ吐出
された接着剤13を塗布させて試用ドット39を成形可
能とさせる被塗布体40を上記プリント基板3とは別に
設ける。上記被塗布体40に成形された上記試用ドット
39の大きさを測定する測定手段55を設ける。この測
定手段55の検出信号に基づき上記接着剤吐出手段16
における接着剤13の吐出期間を変更可能とさせる制御
装置30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板の表
面に接着剤のドットを成形して、このドットにより上記
プリント基板の表面に電子部品を接着させるようにした
電子部品実装機において、もしくは、プリント基板の表
面に、電子部品を接着させるための接着剤のドットを成
形する電子部品接着用ディスペンサーにおいて、上記ド
ットの大きさを適正値にして、プリント基板の表面に対
する電子部品の接着を適正にさせる接着適正化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上記電子部品実装機には、従来、次のよ
うに構成されたものがある。
【0003】即ち、電子部品が実装されていないプリン
ト基板を積み重ねて収容するローダーが設けられてい
る。このローダーから、上記プリント基板を一枚づつ取
り出すと共に、作業台の所定位置にまで搬送するコンベ
アが設けられ、上記作業台には産業用ロボットが支持さ
れている。
【0004】上記ロボットは、上記作業台の所定位置に
まで搬送されたプリント基板からみて、相対的に所望位
置にまで移動自在なヘッドを有している。このヘッド
は、接着剤をある吐出期間だけ吐出し、これを上記プリ
ント基板の表面に塗布してドットを成形可能とする接着
剤吐出手段を備えている。
【0005】上記プリント基板の表面に電子部品を実装
させる場合には、まず、上記コンベアにより、ローダー
からプリント基板を搬送して上記作業台の所定位置に位
置決めさせる。
【0006】次に、上記接着剤吐出手段により、プリン
ト基板の表面の所定位置に対し所定の吐出期間だけ接着
剤を吐出する共に、これを上記プリント基板の表面に塗
布して、ドットを成形する。次に、上記ロボットのヘッ
ドにより搬送されてきた電子部品を、上記ドットにより
上記プリント基板の表面に接着させる。すると、上記電
子部品実装機による電子部品の実装作業が終わることと
なる。
【0007】一方、前記電子部品接着用ディスペンサー
は、プリント基板の表面に、電子部品を接着せるための
接着剤のドットを複数成形するものであり、プリント基
板の表面に対するドットの成形が完了すれば、このプリ
ント基板は次工程である他の電子部品実装機に送り込ま
れる。ここにおける他の電子部品実装機は、前記した電
子部品実装機とは異なり、上記ドットにより上記プリン
ト基板の表面に電子部品を接着させるだけのものであ
る。
【0008】上記電子部品接着用ディスペンサーは、前
記した電子部品実装機と同じく、ローダー、コンベア、
作業台、およびロボットを有し、かつ、このロボットの
ヘッドは接着剤吐出手段を備えている。
【0009】上記プリント基板の表面に接着剤のドット
を成形する場合には、まず、コンベアにより、ローダー
からプリント基板を搬送して上記作業台の所定位置に位
置決めさせる。
【0010】次に、上記接着剤吐出手段により、プリン
ト基板の表面の所定位置に対し所定の吐出期間だけ接着
剤を吐出すると共に、これを上記プリント基板の表面に
塗布して、ドットを成形する。そして、所定数のドット
が成形されれば、上記電子部品接着用ディスペンサーに
よるドットの成形作業が終わることとなる。
【0011】ところで、従来の上記電子部品実装機と、
電子部品接着用ディスペンサーのいずれにしても、次の
第1〜第4の場合には、接着剤吐出手段により成形され
たドットの大きさが、電子部品の大きさからみて適正値
であることが一旦確認され、この確認後、上記ドットに
より、電子部品をプリント基板の表面に接着させ、これ
により適正な電子部品の接着を得るようにしている。
【0012】即ち、第1の場合として、プリント基板の
表面に接着させる電子部品を小さいものから大きいも
の、もしくはこの逆に変化させようとするときに、接着
剤吐出手段における接着剤の吐出期間を変更させること
により、上記変化に合致するよう1回の接着剤の吐出量
を変化させるときである。
【0013】第2の場合として、接着剤吐出手段による
吐出回数(ドットの数)が所定数(例えば、1000
回)に達したときである。
【0014】第3の場合として、上記接着剤吐出手段に
供給される接着剤を貯留するカセット式の接着剤シリン
ジが空になったときで、これを新しいものに変換すると
きである。
【0015】第4の場合として、電子部品の実装作業の
途中や、ドットの成形作業の途中で、接着剤吐出手段に
よる接着剤の吐出が一時休止して、上記接着剤が多少硬
化するなど粘度が変化したと考えられるときである。
【0016】そして、前記したドットの大きさが適正値
であることの確認は、従来、次のようにしてなされてい
る。
【0017】即ち、プリント基板の表面の所定位置にド
ットを成形するのに先立ち、まず、同上プリント基板の
表面において将来使用しない部分に対し、接着剤吐出手
段により、接着剤を所定の吐出期間だけ吐出して試用ド
ットを成形する。次に、この試用ドットの大きさが画像
処理装置などの測定手段によって測定され、その検出信
号がフィードバックされて、上記接着剤吐出手段による
吐出期間が変更される。この場合、吐出期間は、吐出量
に比例し、つまり、試用ドットの大きさに比例するもの
であるため、上記フィードバックと、これに基づき吐出
期間を変更するという制御が繰り返されることにより、
試用ドットの大きさが適正値にさせられる。
【0018】上記試用ドットの大きさは、この後、プリ
ント基板の表面に成形させようとするドットの大きさに
一致するものであるため、上記したように試用ドットの
大きさを適正値にさせれば、これは、上記ドットの大き
さが適正値であることを確認したことに相当する。そし
て、この状態のままで、ヘッドが移動して、上記プリン
ト基板の表面の所定位置に対しドットを成形すれば、こ
のドットの大きさは適正値なものとなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に、従来の技術では、試用ドットの成形は、プリント基
板の表面において将来使用しない部分を利用してなされ
ており、このような不使用部分は一般に面積の狭いもの
であるため、十分の数の試用ドットを成形できないおそ
れがあり、つまり、ドットの大きさが適正値であること
の確認が不十分になるおそれがある。
【0020】一方、上記測定手段による上記試用ドット
の大きさの測定は、この試用ドットに照射させる光の反
射光によってなされるが、接着剤の色や艶には種々のも
のがあるため、これらに影響されて試用ドットの大きさ
の測定に大きな誤差が生じるおそれがある。よって、こ
の誤差に因り、ドットの大きさが適正値であることの確
認が精度よくはできないという問題がある。
【0021】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、プリント基板の表面に接着剤を塗布して
ドットを成形する作業において、上記ドットの大きさが
適正値であることの確認が、より精度よくできるように
することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の電子部品実装機の接着適正化装置は、次の請
求項1〜3で示す如くである。
【0023】請求項1の発明は、プリント基板3からみ
て所望位置に移動自在とされるヘッド9を設け、このヘ
ッド9が、接着剤13をある吐出期間だけ吐出しこれを
上記プリント基板3の表面14に塗布してドット15を
成形可能とする接着剤吐出手段16を備えた場合におい
て、上記接着剤吐出手段16からある吐出期間だけ吐出
された接着剤13を表面38に塗布させて試用ドット3
9を成形可能とさせる被塗布体40を上記プリント基板
3とは別に設け、上記被塗布体40の表面38に成形さ
れた上記試用ドット39の大きさを被塗布体40の表面
38側から測定する測定手段55を設け、この測定手段
55の検出信号に基づき上記接着剤吐出手段16におけ
る接着剤13の吐出期間を変更可能とさせる制御装置3
0を設けたものである。
【0024】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、被塗布体40を透明、もしくは半透明のシート材で
成形し、この被塗布体40の裏面54に向って光52を
照射する照明手段53を設けたものである。
【0025】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、ヘッド9が、このヘッド9とプリント
基板3の相対位置を検出するテレビカメラ28を備えた
場合において、上記テレビカメラ28を測定手段55に
兼用させたものである。
【0026】同上課題を達成するための本発明の電子部
品接着用ディスペンサーの接着適正化装置は、次の請求
項4〜6で示す如くである。
【0027】請求項4の発明は、プリント基板3からみ
て所望位置に移動自在とされるヘッド9を設け、このヘ
ッド9が、接着剤13をある吐出期間だけ吐出しこれを
上記プリント基板3の表面14に塗布してドット15を
成形可能とする接着剤吐出手段16を備えた場合におい
て、上記接着剤吐出手段16からある吐出期間だけ吐出
された接着剤13を表面38に塗布させて試用ドット3
9を成形可能とさせる被塗布体40を上記プリント基板
3とは別に設け、上記被塗布体40の表面38に成形さ
れた上記試用ドット39の大きさを被塗布体40の表面
38側から測定する測定手段55を設け、この測定手段
55の検出信号に基づき上記接着剤吐出手段16におけ
る接着剤13の吐出期間を変更可能とさせる制御装置3
0を設けたものである。
【0028】請求項5の発明は、請求項4の発明に加え
て、被塗布体40を透明、もしくは半透明のシート材で
成形し、この被塗布体40の裏面54に向って光52を
照射する照明手段53を設けたものである。
【0029】請求項6の発明は、請求項4、もしくは6
の発明に加えて、ヘッド9が、このヘッド9とプリント
基板3の相対位置を検出するテレビカメラ28を備えた
場合において、上記テレビカメラ28を測定手段55に
兼用させたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0031】図2において、符号1は電子部品の実装機
であり、この実装機1は作業台2を有している。図示し
ないローダーからプリント基板3を一枚づつ取り出すと
共に、上記作業台2の所定位置にまで搬送するコンベア
4が設けられている。
【0032】上記作業台2に産業用ロボット5が支持さ
れており、このロボット5は直角座標型のものである。
このロボット5は、図2中矢印X方向に水平に延びるX
軸レール7と、上記X軸レール7に直交するよう図2中
矢印Y方向に延びて上記作業台2に支持される一対のY
軸レール8,8とを備え、上記X軸レール7は上記Y軸
レール8,8に支承されて上記Y方向に平行に移動自在
とされている。また、上記X軸レール7に支承されて上
記X方向に移動自在とされるヘッド9が設けられてい
る。つまり、このヘッド9は、各Y軸レール8に対する
X軸レール7の移動と、このX軸レール7に対するヘッ
ド9の移動で、上記作業台2の所望位置にまで搬送され
たプリント基板3からみて、水平方向の所望位置に移動
自在とされている。
【0033】上記X軸レール7に対しヘッド9をX方向
の所望位置に移動可能とさせるサーボモータであるX方
向駆動モータ10が上記X軸レール7に支持されてい
る。また、上記X軸レール7とヘッド9とをY方向の所
望位置に移動可能とさせるサーボモータであるY方向駆
動モータ11が上記作業台2に支持されている。
【0034】図2、3において、上記ヘッド9は、接着
剤13をある吐出期間だけ吐出しこれを上記プリント基
板3の上面である表面14に塗布して平面視でほぼ円形
のドット15を成形可能とする接着剤吐出手段16を備
えている。
【0035】上記接着剤吐出手段16は、上記ヘッド9
の基台18に着脱自在に取り付けられるシリンジ19を
有している。このシリンジ19は軸心が縦向きの円筒容
器であり、この内部に接着剤13が充填されている。上
記基台18には、可動ブラケット20が昇降自在に支承
され、この可動ブラケット20を昇降駆動させる空気圧
シリンダであるアクチュエータ21が設けられている。
上記可動ブラケット20に軸心が垂直のノズル22が取
り付けられ、このノズル22の上端は上記シリンジ19
の下端内部に可撓性のチューブ23により連結されてい
る。
【0036】上記シリンジ19の上端内部に圧縮空気2
5を供給可能とする加圧手段26が設けられている。こ
の加圧手段26により、上記圧縮空気25を上記シリン
ジ19内に供給すると、上記シリンジ19内の接着剤1
3が加圧されて、上記チューブ23を通してノズル22
から吐出させられる。そして、上記加圧手段26が上記
シリンジ19内に圧縮空気25を供給する期間(加圧期
間)は、上記接着剤吐出手段16がそのノズル22から
接着剤13を吐出する吐出期間と一致する。
【0037】なお、上記圧縮空気25による加圧期間以
外では、上記加圧手段26によりシリンジ19の内部は
少し負圧とされ、シリンジ19、チューブ23、および
ノズル22内の接着剤13がその重量で自然流下式に吐
出させられることが防止される。
【0038】上記シリンジ19の下端側を加熱するヒー
ター27が設けられ、これにより、上記接着剤13がほ
ぼ一定の粘性を保つこととされている。このため、プリ
ント基板3の表面14に形成された各ドット15の平面
視の大きさ(面積や直径など)が互いに同じであれば、
それぞれの体積や重さも同じとなる。
【0039】上記ヘッド9は、上記基台18に取り付け
られるテレビカメラ28を備え、このテレビカメラ28
は上記プリント基板3とヘッド9の相対位置を検出す
る。
【0040】上記実装機1を電子的に制御する制御装置
30が設けられている。この制御装置30は互いに電気
的に接続される軸制御器31、画像処理部32、入出力
手段33、および主演算部34を有している。上記軸制
御器31に前記X方向駆動モータ10とY方向駆動モー
タ11、およびヘッド9の位置検出センサーとが電気的
に接続されている。また、上記画像処理部32に上記テ
レビカメラ28が電気的に接続されている。また、上記
入出力手段33に上記アクチュエータ21と加圧手段2
6、およびヒーター27が電気的に接続されている。
【0041】同上図2、3において、上記作業台2の所
定位置に位置決めされたプリント基板3の表面14に電
子部品を実装させる場合には、まず、上記テレビカメラ
28と画像処理部32とにより、軸制御器31と入出力
手段33を介しロボット5のX方向駆動モータ10とY
方向駆動モータ11とが制御されて、ヘッド9が所定位
置に位置決めされる。
【0042】次に、図3中一点鎖線で示すように、上記
プリント基板3の表面14の所定位置に向ってアクチュ
エータ21の作動により、可動ブラケット20が下降さ
せられる。この可動ブラケット20と共に下降する接着
剤吐出手段16のノズル22の下端が上記プリント基板
3の表面14に接近したとき、加圧手段26の作動によ
りシリンジ19の内部に圧縮空気25が供給され、これ
により、上記ノズル22の下端から所定の吐出期間だ
け、接着剤13が吐出され、これが上記プリント基板3
の表面14に塗布され、これにより、上記表面14にド
ット15が成形される。
【0043】次に、同上アクチュエータ21の作動によ
り、可動ブラケット20が上昇させられ、これに伴っ
て、接着剤吐出手段16が上昇し、図3中実線で示した
元の状態に戻る。この後、上記制御装置30による上記
と同じ制御により、上記ドット15の側方のプリント基
板3の表面14に他のドット15が成形され、以下、こ
れが繰り返されて多数のドット15が成形される。
【0044】一方、上記ロボット5により搬送されてき
た電子部品が、上記各ドット15により上記プリント基
板3の表面14に次々と接着させられ、これにより、プ
リント基板3の表面14に対する電子部品の実装が一旦
終了することとなる。
【0045】図1、2、4において、上記実装機1は接
着適正化装置37を備えている。この接着適正化装置3
7は、上記接着剤吐出手段16から所定の吐出期間だけ
吐出された接着剤13を表面38に塗布させて試用ドッ
ト39を成形可能とさせる被塗布体40を有し、この被
塗布体40は上記作業台2上のプリント基板3とは別体
に設けられている。
【0046】上記被塗布体40はロール形状に巻き付け
られた長尺の透明、もしくは半透明の帯状紙材、もしく
は樹脂シートで成形されている。このロール形状の被塗
布体40をその軸心回りに回転自在に支承する支軸42
が設けられ、この支軸42は上記接着適正化装置37の
基台43に支持され、この基台43は上記作業台2に支
持されている。
【0047】上記ロール形状の被塗布体40の一端から
この被塗布体40を巻き取り可能とする巻き取り軸44
が設けられ、この巻き取り軸44も上記基台43に支承
されている。上記基台43を駆動させる駆動手段である
巻き取りモータ45が設けられ、この巻き取りモータ4
5に上記巻き取り軸44が連動手段46により連動連結
されている。
【0048】上記支軸42に支持された被塗布体40か
ら巻き取り軸44に向って、上記被塗布体40の中途部
はほぼ水平方向に延びている。この被塗布体40の中途
部をその下面側から圧接状に、かつ、摺動自在に支持す
る半透明の支持板48が設けられ、この支持板48の上
面に位置する被塗布体40の部分が上記試用ドット39
の成形可能な試用ドット成形域49とされている。
【0049】上記被塗布体40の中途部の一部を上下か
ら挟み付けるテンショナー50が設けられ、このテンシ
ョナー50は連動手段51により上記巻き取りモータ4
5に連動連結されている。
【0050】また、上記支持板48の下面側に向って光
52を照射する照明手段53が設けられ、この照明手段
53は多数のLEDを備えている。この照明手段53に
よる光52は上記支持板48を通過するときに十分に拡
散させられる。この拡散光は、上記試用ドット成形域4
9において、上記被塗布体40の裏面54側に向って照
射され、上記被塗布体40をその表面38側に向って透
過する。
【0051】上記被塗布体40の表面38に成形された
試用ドット39の大きさ(面積)を上記被塗布体40の
表面38側から測定する測定手段55が設けられてい
る。この測定手段55には前記テレビカメラ28と制御
装置30の画像処理部32とが兼用されている。
【0052】上記被塗布体40の中途部が支持板48上
に位置していることを検出する存在確認センサー56が
設けられ、また、上記ロール形状の被塗布体40を上記
支軸42に装着させたとき、この装着が適正になされて
いることを検出する位置検出センサー57が設けられて
いる。
【0053】上記巻き取りモータ45、照明手段53、
存在確認センサー56および位置検出センサー57はい
ずれも上記制御装置30の入出力手段33に電気的に接
続されている。
【0054】上記制御装置30の制御により、前記接着
剤吐出手段16がプリント基板3の表面14にドット1
5を成形するのと同じように、同上接着剤吐出手段16
は上記支持板48上の被塗布体40の上記試用ドット成
形域49で、その表面38に試用ドット39を成形可能
である。
【0055】また、上記制御装置30は、測定手段55
により上記試用ドット39の大きさを測定したとき、そ
の検出信号に基づき、上記接着剤吐出手段16による接
着剤13の吐出期間を変更可能とさせるよう前記加圧手
段26による加圧期間を制御し、つまり、接着剤吐出手
段16による接着剤13の吐出期間を制御する。
【0056】図5により、上記制御装置30による接着
適正化装置37の制御につき説明する。なお、この図
は、接着適正化装置37についての制御装置30のフロ
ーチャートを示し、図中(P‐1)〜(P‐8)はプロ
グラムの各ステップを示している。
【0057】図3で示すように、プリント基板3の表面
14の所望位置にドット15を成形するのに先立ち、ま
ず、図1で示すように、被塗布体40の表面38に試用
ドット39が成形させる(P‐2)。
【0058】次に、照明手段53が点灯される(P‐
3)。
【0059】次に、ロボット5が制御されて、ヘッド9
が移動させられ、測定手段55のテレビカメラ28が上
記試用ドット39上に移動させられる(P‐4)。
【0060】次に、上記試用ドット39の大きさ(面
積)が、測定手段55のテレビカメラ28と画像処理部
32とにより画像処理されて測定され、その検出信号が
主演算部34を通し接着剤吐出手段16の加圧手段26
にフィードバックされて加圧期間が変更され、これによ
り、接着剤吐出手段16による接着剤13の吐出期間が
変更される(P‐5)。
【0061】上記の場合、接着剤吐出手段16による吐
出期間は、吐出量に比例し、つまり、試用ドット39の
大きさに比例するものであるため、上記フィードバック
と、これに基づき吐出期間を変更するという制御が繰り
返されることにより、試用ドット39の大きさが適正値
にさせられる。
【0062】上記試用ドット39の大きさは、この後、
プリント基板3の表面14に成形させようとするドット
15の大きさに一致するものであるため、上記したよう
に、試用ドット39の大きさを適正値にさせれば、これ
は、上記ドット15の大きさが適正値であることを確認
したことに相当する。
【0063】次に、試用ドット成形域49における被塗
布体40の表面38が試用ドット39で満杯になったか
否かが判断される(P‐6)。満杯でなければ、前記
(P‐1)に戻る(P‐7)。
【0064】上記(P‐6)で、満杯であると判断され
れば、巻き取りモータ45が駆動させられて、被塗布体
40の中途部が巻き取り軸44に向って支持板48上を
摺動させられ、試用ドット39が成形されていない被塗
布体40が上記試用ドット成形域49とされる(P‐
8)。
【0065】上記構成によれば、試用ドット39を成形
させるための被塗布体40をプリント基板3とは別に設
けたため、十分の面積を備えることのできる被塗布体4
0の表面38に対し、試用ドット39を十分に多数成形
できることとなる。
【0066】よって、上記試用ドット39を成形する毎
に、その大きさを測定してその検出信号をフィードバッ
クし、これにより、接着剤吐出手段16による吐出期間
を変更し、もって、上記試用ドット39の大きさを所望
値に近づけるという制御の繰り返しが十分に多数でき
て、上記試用ドット39の大きさを精度のよい適正値に
することができる。
【0067】また、前記したように、被塗布体40を透
明、もしくは半透明のシート材で成形し、この被塗布体
40の裏面54側に向って光52を照射する照明手段5
3を設けたため、試用ドット39の大きさを測定手段5
5が測定する際、この測定手段55は、上記被塗布体4
0の裏面54側から照射された試用ドット39の影を認
識しながら測定することとなる。
【0068】よって、この測定は、接着剤13の色や艶
の影響を受けないででき、上記測定に誤差の生じること
が防止される。
【0069】なお、以上は図示の例によるが、測定手段
55による試用ドット39の大きさの測定は、この試用
ドット39の周囲の寸法や、直径を測定するものであっ
てもよい。また、被塗布体40が半透明であって、光5
2を拡散可能とするものであれば、支持板48は透明体
であってもよく、また、設けなくてもよい。
【0070】また、以上は実装機1について説明した
が、これに代えて、上記各構成を電子部品接着用ディス
ペンサーに適用してもよい。
【0071】この場合、上記ディスペンサーは、前記実
装機1と同じく、ローダー、作業台2、コンベア4、お
よびロボット5を有し、かつ、このロボット5のヘッド
9は接着剤吐出手段16を備え、更に、制御装置30と
接着適正化装置37を有している。
【0072】そして、上記ディスペンサーの構成により
生じる作用は、上記実装機1が接着剤13により電子部
品をプリント基板3の表面14に接着させる、という実
装作業に関する作用を除いて、上記実装機1のものと同
様である。この点を考慮すれば、上記ディスペンサー
は、実装機1と同じく図中符号1で示されるものに相当
する。
【0073】
【発明の効果】本発明の電子部品実装機の接着適正化装
置による効果は、次の請求項1〜3で示す如くである。
【0074】請求項1の発明は、プリント基板からみて
所望位置に移動自在とされるヘッドを設け、このヘッド
が、接着剤をある吐出期間だけ吐出しこれを上記プリン
ト基板の表面に塗布してドットを成形可能とする接着剤
吐出手段を備えた電子部品実装機において、上記接着剤
吐出手段からある吐出期間だけ吐出された接着剤を表面
に塗布させて試用ドットを成形可能とさせる被塗布体を
上記プリント基板とは別に設け、上記被塗布体の表面に
成形された上記試用ドットの大きさを被塗布体の表面側
から測定する測定手段を設け、この測定手段の検出信号
に基づき上記接着剤吐出手段における接着剤の吐出期間
を変更可能させる制御装置を設けてある。
【0075】このため、プリント基板とは別に設けられ
て、十分の面積を備えることのできる上記被塗布体の表
面に対し、試用ドットを十分に多数成形できることとな
る。
【0076】よって、上記試用ドットを成形する毎に、
その大きさを測定してその検出信号をフィードバック
し、これにより、接着剤吐出手段による吐出期間を変更
し、もって、上記試用ドットの大きさを所望値に近づけ
るという制御の繰り返しが十分に多数できて、上記試用
ドットの大きさを精度のよい適正値にすることができ
る。即ち、この試用ドットの大きさは、これに続いて、
プリント基板の表面に成形させようとするドットの大き
さに一致するものであるため、上記したように、試用ド
ットの大きさを精度のよい適正値にさせることにより、
上記ドットの大きさが適正値であることの確認が精度よ
くできることとなる。
【0077】請求項2の発明は、被塗布体を透明、もし
くは半透明のシート材で成形し、この被塗布体の裏面に
向って光を照射する照明手段を設けてある。
【0078】このため、試用ドットの大きさを測定手段
が測定する際、この測定手段は、上記被塗布体の裏面側
から照射された試用ドットの影を認識しながら測定する
こととなり、この測定は、接着剤の色や艶の影響を受け
ないでできる。
【0079】よって、上記測定に誤差の生じることが防
止され、この結果、ドットの大きさが適正値であること
の確認は精度よくできる。
【0080】請求項3の発明は、ヘッドが、このヘッド
とプリント基板の相対位置を検出するテレビカメラを備
えた電子部品実装機において、上記テレビカメラを測定
手段に兼用させてある。
【0081】このため、試用ドットの大きさを測定する
ための測定手段を別途に設けないで済む分、電子部品実
装機の接着適正化装置の構成が簡単になり、これに伴っ
て、その制御等もし易くなる。
【0082】本発明の電子部品接着用ディスペンサーの
接着適正化装置による効果は、次の請求項4〜6で示す
如くである。
【0083】請求項4の発明は、プリント基板からみて
所望位置に移動自在とされるヘッドを設け、このヘッド
が、接着剤をある吐出期間だけ吐出しこれを上記プリン
ト基板の表面に塗布してドットを成形可能とする接着剤
吐出手段を備えた電子部品接着用ディスペンサーにおい
て、上記接着剤吐出手段からある吐出期間だけ吐出され
た接着剤を表面に塗布させて試用ドットを成形可能とさ
せる被塗布体を上記プリント基板とは別に設け、上記被
塗布体の表面に成形された上記試用ドットの大きさを被
塗布体の表面側から測定する測定手段を設け、この測定
手段の検出信号に基づき上記接着剤吐出手段における接
着剤の吐出期間を変更可能させる制御装置を設けてあ
る。
【0084】このため、プリント基板とは別に設けられ
て、十分の面積を備えることのできる上記被塗布体の表
面に対し、試用ドットを十分に多数成形できることとな
る。
【0085】よって、上記試用ドットを成形する毎に、
その大きさを測定してその検出信号をフィードバック
し、これにより、接着剤吐出手段による吐出期間を変更
し、もって、上記試用ドットの大きさを所望値に近づけ
るという制御の繰り返しが十分に多数できて、上記試用
ドットの大きさを精度のよい適正値にすることができ
る。即ち、この試用ドットの大きさは、これに続いて、
プリント基板の表面に成形させようとするドットの大き
さに一致するものであるため、上記したように、試用ド
ットの大きさを精度のよい適正値にさせることにより、
上記ドットの大きさが適正値であることの確認が精度よ
くできることとなる。
【0086】請求項5の発明は、被塗布体を透明、もし
くは半透明のシート材で成形し、この被塗布体の裏面に
向って光を照射する照明手段を設けてある。
【0087】このため、試用ドットの大きさを測定手段
が測定する際、この測定手段は、上記被塗布体の裏面側
から照射された試用ドットの影を認識しながら測定する
こととなり、この測定は、接着剤の色や艶の影響を受け
ないでできる。
【0088】よって、上記測定に誤差の生じることが防
止され、この結果、ドットの大きさが適正値であること
の確認は精度よくできる。
【0089】請求項6の発明は、ヘッドが、このヘッド
とプリント基板の相対位置を検出するテレビカメラを備
えた電子部品接着用ディスペンサーにおいて、上記テレ
ビカメラを測定手段に兼用させてある。
【0090】このため、試用ドットの大きさを測定する
ための測定手段を別途に設けないで済む分、電子部品接
着用ディスペンサーの接着適正化装置の構成が簡単にな
り、これに伴って、その制御等もし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被塗布体の表面に試用ドットを成形するときの
正面図である。
【図2】プリント基板の表面にドットを成形するときの
全体平面図である。
【図3】プリント基板の表面にドットを成形するときの
正面図である。
【図4】接着適正化装置の斜視図である。
【図5】制御装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 実装機(ディスペンサー) 2 作業台 3 プリント基板 4 コンベア 5 ロボット 9 ヘッド 13 接着剤 14 表面 15 ドット 16 接着剤吐出手段 26 加圧手段 28 テレビカメラ 30 制御装置 37 接着適正化装置 38 表面 39 試用ドット 40 被塗布体 48 支持板 52 光 53 照明手段 54 裏面 55 測定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板からみて所望位置に移動自
    在とされるヘッドを設け、このヘッドが、接着剤をある
    吐出期間だけ吐出しこれを上記プリント基板の表面に塗
    布してドットを成形可能とする接着剤吐出手段を備えた
    電子部品実装機において、 上記接着剤吐出手段からある吐出期間だけ吐出された接
    着剤を表面に塗布させて試用ドットを成形可能とさせる
    被塗布体を上記プリント基板とは別に設け、上記被塗布
    体の表面に成形された上記試用ドットの大きさを被塗布
    体の表面側から測定する測定手段を設け、この測定手段
    の検出信号に基づき上記接着剤吐出手段における接着剤
    の吐出期間を変更可能とさせる制御装置を設けた電子部
    品実装機の接着適正化装置。
  2. 【請求項2】 被塗布体を透明、もしくは半透明のシー
    ト材で成形し、この被塗布体の裏面に向って光を照射す
    る照明手段を設けた請求項1に記載の電子部品実装機の
    接着適正化装置。
  3. 【請求項3】 ヘッドが、このヘッドとプリント基板の
    相対位置を検出するテレビカメラを備えた電子部品実装
    機において、 上記テレビカメラを測定手段に兼用させた請求項1、も
    しくは2に記載の電子部品実装機の接着適正化装置。
  4. 【請求項4】 プリント基板からみて所望位置に移動自
    在とされるヘッドを設け、このヘッドが、接着剤をある
    吐出期間だけ吐出しこれを上記プリント基板の表面に塗
    布してドットを成形可能とする接着剤吐出手段を備えた
    電子部品接着用ディスペンサーにおいて、 上記接着剤吐出手段からある吐出期間だけ吐出された接
    着剤を表面に塗布させて試用ドットを成形可能とさせる
    被塗布体を上記プリント基板とは別に設け、上記被塗布
    体の表面に成形された上記試用ドットの大きさを被塗布
    体の表面側から測定する測定手段を設け、この測定手段
    の検出信号に基づき上記接着剤吐出手段における接着剤
    の吐出期間を変更可能とさせる制御装置を設けた電子部
    品接着用ディスペンサーの接着適正化装置。
  5. 【請求項5】 被塗布体を透明、もしくは半透明のシー
    ト材で成形し、この被塗布体の裏面に向って光を照射す
    る照明手段を設けた請求項4に記載の電子部品接着用デ
    ィスペンサーの接着適正化装置。
  6. 【請求項6】 ヘッドが、このヘッドとプリント基板の
    相対位置を検出するテレビカメラを備えた電子部品接着
    用ディスペンサーにおいて、 上記テレビカメラを測定手段に兼用させた請求項4、も
    しくは5に記載の電子部品接着用ディスペンサーの接着
    適正化装置。
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