JPH0921413A - コントロールケーブルおよびその索端連結装置 - Google Patents

コントロールケーブルおよびその索端連結装置

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JPH0921413A
JPH0921413A JP19591495A JP19591495A JPH0921413A JP H0921413 A JPH0921413 A JP H0921413A JP 19591495 A JP19591495 A JP 19591495A JP 19591495 A JP19591495 A JP 19591495A JP H0921413 A JPH0921413 A JP H0921413A
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JP
Japan
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cable
control cable
liner
intermediate member
conduit
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Application number
JP19591495A
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English (en)
Inventor
Akira Obika
章 小比賀
Kazuhiro Takeshita
和博 竹下
Kenji Uenaka
健司 上中
Takashi Yanagida
隆 柳田
Masutami Ueda
益民 上田
Hiroyoshi Yoshino
博善 吉野
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Hi Lex Corp
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 連続する筒状の鎧層3と、その鎧層の外周に
被覆される被覆層8と、鎧層3の内部に設けられる、互
いに隣接する複数本のライナー収容孔4を備えた可撓性
を有する中間部材5と、その中間部材5の各ライナー収
容孔4内に密接するように収容されるライナー6とから
なる導管1と、その導管の各ライナー6内に摺動自在に
収容される内索2とからなるコントロールケーブルA。 【効果】 1本のコントロールケーブルAで2本の内索
を操作することができ、配索作業が容易になり、配索ス
ペースおよび索端連結装置の揺動スペースが少なくて済
む。またストロークロスが比較的少なく、内索に座屈が
生じにくい。さらに軽量化およびコストダウンを図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコントロールケーブ
ルおよびそのコントロールケーブルに用いる索端連結装
置に関する。さらに詳しくは、自動車のトランスミッシ
ョンと操作レバー(シフトレバー)との連結などに用い
るコントロールケーブルおよびそのコントロールケーブ
ルに用いる索端連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のマニュアル式トランスミッショ
ンと操作レバーとを連結する押し引きコントロールケー
ブルは、たとえば図7に示すように、シフト操作用の押
し引きコントロールケーブル51と、セレクト操作用の
押し引きコントロールケーブル52とを2本1セットで
配索している。なお図7で符号53がトランスミッショ
ン側の索端連結装置で、符号54が操作レバー側の索端
連結装置である。各ケーブル51、52は図8に示すよ
うに、1本のチューブ状のライナ56、ライナの周囲に
設けられるシールド層57、およびその外周に設けた被
覆層58からなる導管59と、前記ライナ56の内部に
摺動自在に挿通される内索60とからなり、その両端は
図7の索端連結装置53、54を介して操作レバーやト
ランスミッションに連結される。
【0003】また一般的な索端連結装置は、図7に示す
ように、導管59の両端に固着されるケーシングキャッ
プ62、そのケーシングキャップ62に二軸廻りに回動
自在に設けられるガイドパイプ64、ガイドパイプ内に
摺動自在に設けられると共に内索60が連結されるガイ
ドロッド65などから構成される。
【0004】上記の独立した2本のケーブルを1セット
で用いる場合、エンジンルームとキャビン内を隔離する
パネル66に2本のケーブルを貫通させるので、開口部
を2個設け、それぞれシールをしなければならない。そ
のためたとえば1個のグロメット67で2本のケーブル
51、52をあらかじめ連結し、パネル66に形成する
開口部およびシール部を1か所だけにすることが行われ
ている。しかしこの場合でも2本分の部品コスト、組み
立てコスト、配索取りつけコストが必要であり、2本分
の重量があるので軽量化が困難であり、しかも索端連結
装置を取りつける前にグロメットを取りつける必要があ
るなど、取り扱いも難しい。
【0005】このような問題を解消するため、導管(あ
るいは内索)を回転力の伝達要素として利用し、1本の
コントロールケーブルでシフト操作とセレクト操作を行
うようにした変速機操作装置(特開昭58−19211
8号公報参照)が提案されている。さらに通常の第1導
管の周囲にさらに第2導管を設け、内索と第1導管をそ
れぞれ独立して押し引き操作することにより、全体とし
て1本のケーブルでシフト操作とセレクト操作とを伝達
するようにした変速機操作装置(特開昭62−2381
20号公報)も提案されている。他方、変速機操作装置
に限るものではないが、1本の導管に2本の内索を挿入
した引きコントロールケーブル(実開昭54−8103
5号公報、実開昭58−182013号公報参照)や、
押し引きコントロールケーブル(特公昭55−1785
0号公報参照)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記2本1セットのケ
ーブルを用いる装置では、コストが高く、軽量化が困難
で、取り扱いも難しい。さらに端部近辺では相互の干渉
を避けるために、配索スペースが2本分以上必要にな
る。他方、前述の導管の回転を操作力の伝達に使用する
装置では、導管の捩り剛性が低いので、正確な操作スト
ロークの伝達が困難である。また充分な捩り剛性を確保
しようとすると、導管の外径が太くなり、配索が困難に
なる。さらに前述の導管を二重に設けたコントロールケ
ーブルは、第2導管の外径がきわめて太い上、入出力部
でケーブルの軸方向に、ストロークの2倍以上の動作ス
ペースが必要になる。他方、1本の導管内に2本の内索
を収容した従来のコントロールケーブルは、内索と導管
の内壁の間に大きい空洞があるため、ストロークロスが
大きく、しかも押し操作のときに内索に座屈が生じ易い
ので、実用的でない。また特公昭55−17850号公
報のコントロールケーブルは断面が扁平であるので、配
索が困難である。
【0007】本発明は実質的に2本以上のコントロール
ケーブルを1本のように簡単に取り扱うことができ、導
管の外径がそれほど太くならず、配索スペースや入出力
部のスペースをそれほど必要とせず、ストロークロスが
少なく内索の座屈が生じにくい実用的なコントロールケ
ーブルを提供することを技術課題としている。さらに本
発明は、そのコントロールケーブルに用いるコンパクト
な索端連結装置を提供することを技術課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコントロールケ
ーブルは、連続する筒状の鎧層と、その鎧層の内部に設
けられる、互いに隣接する複数本のライナー収容孔を備
えた可撓性を有する中間部材と、その中間部材の各ライ
ナー収容孔内に密接するように収容されるライナーとか
らなる導管と、その導管の各ライナー内に摺動自在に収
容される内索とから構成される。
【0009】前記ライナー収容孔同士はその長さ方向に
渡って実質的に連通していてもよく、連通せず互いに分
離していてもよい。前記鎧層は、中間部材の表面に複数
本の金属線材を緩い螺旋状に巻きつけたシールド層とし
てもよく、そのシールド層の外周面に被覆層を設けても
よい。本発明のコントロールケーブルは、引きコントロ
ールケーブルに使用することもでき、内索の押し引き操
作が可能になるように構成して押し引きコントロールケ
ーブルに採用することもできる。中間部材およびライナ
ーは合成樹脂を押し出し成型することにより製造するこ
とができる。通常は中間部材の融点がライナーの融点よ
り高いが、低い材料を採用することもできる。
【0010】本発明の索端連結装置は、一端に導管の端
部外周に固着される有底筒状の固着部を有し、その固着
部の内底部から他端まで内索挿通孔が長手方向に貫通し
ており、その他端の内索挿通孔の開口部に、少なくとも
1個の受け部を有するケーシングキャップと、前記受け
部に基端が二軸廻りに回動自在に支持されるガイドパイ
プと、そのガイドパイプをケーシングキャップの他端側
に保持するパイプ押えと、ガイドパイプとテレスコピッ
クに組み合わされ、ケーシングキャップおよびガイドパ
イプ内に通される内索の端部と結合される棒状要素とか
ら構成されている。受け部、ガイドパイプおよび棒状要
素は、通常は内索の本数分だけ設けるが、それより少な
くてもよい。
【0011】内索が2本の場合は、前記内索挿通孔は内
底部から他端側に対してしだいに広がるように貫通して
いる1本の扁平な孔とし、その孔の他端側の扁平な開口
部の両端に2本のガイドパイプの基部を支持する受け部
を形成してもよい。ただし内索挿通孔を内索の本数分だ
け設けてもよい。前記棒状要素は、ガイドパイプの表面
上に摺動自在に設けられているパイプ部と、そのパイプ
部の先端に設けられる内索固着部と、相手部材への連結
部とから構成することができる。棒状要素はガイドパイ
プの内部に摺動自在に設けた索端ロッドとすることもで
きる。
【0012】
【作用】本発明のコントロールケーブルは複数本の内索
を1本の導管内に収容しているので、配索時の取り扱い
は1本のケーブルと同様であり、グロメットも1個でよ
く、しかも機能は複数本のコントロールケーブルと同じ
である。すなわち1本の内索を引き操作または押し引き
操作すれば、その内索の他端側だけが引き込まれ、ある
いは出入りする。それにより他端側に個別に操作を伝達
することができる。2本以上の内索をそれぞれ別個に、
かつ同時に操作することもできる。内索はそれぞれライ
ナーの内部に収容されており、ライナーは中間部材のラ
イナー収容孔内に挿通されているので、内索の摺動抵抗
などの操作フィーリングは独立のコントロールケーブル
の場合とほとんど変わらない。
【0013】さらに鎧層の内部に中間部材を収容してい
るので、鎧層の内部に空洞がなく、そのためコントロー
ルケーブルを湾曲して配索する場合でも導管が折れるお
それが少なく、また内索の座屈も充分に防止できる。な
お本発明のコントロールケーブルの導管の外径は、使用
している内索用の導管よりも太くなるが、回転力を伝え
る導管のように捩り剛性を高くする必要がなく、二重に
導管を設けたものに比してはるかに曲げ剛性が低い。そ
のため配索は比較的容易である。また内索は細いものを
複数本収容しているだけであるので、組み立てた状態の
曲げ剛性は意外に低く、もちろん同じ外径の導管および
それに挿通される1本の内索を使用しているコントロー
ルケーブルよりも低い。
【0014】ライナー収容孔同士をその長さ方向に渡っ
て実質的に連通させておけば、後からライナーを挿入す
る場合でも作業が容易であり、中間部材自体の製造も容
易であり、コントロールケーブル全体の曲げ剛性が一層
低くなる。鎧層を中間部材の表面に複数本の金属線材を
緩い螺旋状に巻きつけたシールド層により構成し、その
シールド層の外周面に被覆層を設ける場合は、コントロ
ールケーブルの可撓性を充分に維持しながら内索の押し
引き両方向の力を充分に支えることができる。なお引き
コントロールケーブルに比して押し引きコントロールケ
ーブルのほうが剛性が高く、一層配索しにくいので、本
発明は押し引きコントロールケーブルに採用するほうが
利点が大きい。中間部材の融点がライナーの融点より低
い場合は、複数本のライナーの上に中間部材を押し出し
成型することができる。
【0015】本発明の索端連結装置は、ケーシングキャ
ップの固着部を、複数本の内索を備えたコントロールケ
ーブルの導管の端部に固着し、ライナーから出ている内
索の端部を棒状部材に固着して用いる。この状態で棒状
部材を押し引き操作すれば、棒状部材はガイドパイプに
案内されて直線状に摺動し、内索を押し引き操作するこ
とができる。逆に内索の他端側を押し引き操作すれば、
棒状部材がガイド部材に案内されて往復摺動する。した
がって索端連結部材は入力部としても出力部としても使
用することができる。受け部、ガイドパイプおよび棒状
要素を内索の本数分だけ設ける場合は、導管の端部です
べての内索に入力し、あるいは出力することができる。
内索の本数より少ない場合は、棒状要素に連結されてい
ない内索は、内索挿通孔の開口部からさらに他の導管な
いしパイプで案内すればよい。その場合は内索を途中か
ら分岐するコントロールケーブルが得られる。
【0016】内索が2本の場合において、前記内索挿通
孔は内底部から他端側に対してしだいに広がるように貫
通している1本の扁平な孔とし、その孔の他端側の開口
部の両端に受け部を形成する場合は、2本の内索の自由
端を大きく離して配置でき、ガイドパイプは受け部を中
心として2軸廻りに回動し易い。そのため入力レバーや
出力レバーと連結し易い。棒状要素を、ガイドパイプの
表面上に摺動自在に設けられているパイプ部と、そのパ
イプ部の先端に設けられる内索固着部と、相手部材への
連結部とから構成する場合は、ガイドパイプの基端同士
を接近して配置することができるので、細い導管を採用
することができ、また索端連結装置をコンパクトに構成
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
のコントロールケーブルおよび索端連結装置の好ましい
実施の形態を説明する。図1は本発明のコントロールケ
ーブルの一実施形態を示す要部斜視図、図2はそのコン
トロールケーブルの導管の断面図、図3および図4はそ
れぞれは本発明の索端連結装置の一実施形態を示す平面
断面図およびその組立前の状態を示す一部切り欠き斜視
図、図5は本発明のコントロールケーブルおよび索端連
結装置を採用したトランスミッションケーブルの一実施
形態を示す一部切り欠き平面図、図6は本発明の索端連
結装置の他の実施形態を示す平面断面図である。
【0018】図1に示すコントロールケーブルAは、1
本の導管1と、その内部に摺動自在に設けられる2本の
内索2、2とからなる押し引きコントロールケーブルで
ある。前記導管1は図1および図2に示すように、連続
する筒状の鎧層3と、その鎧層の内部に設けられる、互
いに隣接する2本のライナー収容孔4、4を備えた中間
部材5と、その中間部材の各ライナー収容孔4内に密接
するように収容されるライナー6とからなる。2本の内
索2、2は各ライナー6、6内に収容されている。
【0019】本実施例では鎧層3は、中間部材5の表面
に複数本の金属線材7を緩い螺旋状に巻きつけたシール
ド層として構成しており、そのシールド層の外周面には
被覆層8が設けられている。シールド層からなる鎧層3
および被覆層8自体は、従来公知の押し引きコントロー
ルケーブルに使用しているものを採用することができ
る。たとえば、シールド層の金属線材としては、外径
0.8mm程度の硬鋼線などの金属線を使用することがで
きる。また繊維強化樹脂(FRP)線などの合成樹脂製
の線材からシールド層を構成してもよい。さらに引きコ
ントロールケーブルの場合は、1本の太い金属線を螺旋
状に巻いたスプリングタイプの鎧層を採用することもで
きる。さらに1本のコントロールケーブルに押し引きコ
ントロールケーブル用の内索と引きコントロールケーブ
ル用の内索とを混在させてもよく、その場合は押し引き
コントロールケーブル用の鎧層を採用する。被覆層8は
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエス
テルエラストマなどの熱可塑性樹脂をシールド層の上に
押し出し成型することにより形成しうる。
【0020】中間部材5は本発明のコントロールケーブ
ルに特有のものであり、ポリプロピレン(PP)、ポリ
エチレン(PE)、ポリアミド(PA)、ポリ塩化ビニ
ル(PCV)などの熱可塑性樹脂を図2に示すような、
中心部にライナー収容孔4を有する円形の断面形状に押
し出し成型したものである。本実施例ではライナー収容
孔4は、2本の円形断面の孔4a、4bを隣接部で互い
に連通させた、いわばメガネ状の形態を呈している。こ
のようにライナー収容孔同士を連通させることにより、
中間部材5の外形を小さくすることができる利点があ
る。しかし場合により、各ライナー収容孔は隔壁などに
より、互いに分離させることもできる。また3本ないし
4本以上の内索を収容する場合は、ライナー収容孔の本
数をそれに合わせて増やせばよい。その場合も互いに連
通させてもよく、また分離させてもよい。
【0021】ライナー6、6は従来公知の押し引きコン
トロールケーブルに使用しているものをそのまま採用す
ることができ、たとえばポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリアセタール(POM)、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン(PE)な
どをチューブ状に押し出し成型したものを使用しうる。
ライナー6の直径は通常3〜4mm程度、厚さは0.3〜
0.8mm程度である。
【0022】中間部材5とライナー6とは通常は互いに
別個にそれぞれ連続的に成型し、使用目的に応じた適切
な長さに切断した後、ライナー収容孔4内にライナー6
を挿入する。しかしライナー6の材質をポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)とし、中間部材5の材質をポ
リプロピレン(PP)などとする場合のように、中間部
材5の材質の融点がライナー6の材質の融点より低くす
る場合は、あらかじめ成型したライナー6、6の上に中
間部材5を押し出し成型することもできる。
【0023】内索2、2は従来公知の押し引きコントロ
ールケーブル用の内索であり、1本の鋼線、複数本の鋼
線を撚り合わせたもの、1本の芯線のまわりに15本程
度の細い鋼線を巻いたものなどで構成されている。なお
鋼撚り線などの外周に合成樹脂製の被覆層を設けてもよ
い。
【0024】上記のごとく構成される複数内索のコント
ロールケーブルAは、2本の内索2、2の一端側をそれ
ぞれ単独で操作して、その他端側に操作力を伝達するこ
とができる。すなわち一方の内索2を押し引き操作する
とき、他方の内索は静止しており、他方の内索を押し引
き操作するときは一方の内索は静止している。また一方
の内索を押し操作した状態で、他方の内索を押し操作し
たり、その状態からいずれか一方を引き操作し、その
後、残りの内索を引き操作することもできる。さらに両
方の内索を同時に押し、または引き操作することもでき
る。しかも一方の内索を操作しても、他方の内索にはま
ったく影響を与えない。
【0025】このようにコントロールケーブルAは、通
常の2本のコントロールケーブルを並列的に配索した場
合と実質的に同じ機能を奏する。さらに2本のコントロ
ールケーブルを束ねた場合よりもいくらか太くなるもの
の実質的に1本のコントロールケーブルの形態を呈して
いるので、部品管理、配索作業、さらに隔離壁を貫通さ
せる場合のグロメットやそのシールについては、1本の
コントロールケーブルの場合と実質的に同じ扱いでよ
い。そのため2本のコントロールケーブルを使用する場
合に比して、部品コスト、取り付け配索コストなどを低
減することができ、部品の軽量化およびさらに配索スペ
ースや入出力部の省スペース化を図ることができる。な
お内索は細いものを複数本収容しているので、場合によ
り曲げ抵抗に方向性が生ずる。そのため縦方向に湾曲さ
せた後に横方向に湾曲させる場合のように、立体的に配
索を行う場合は、いくらか捩じりながら配索すればよ
い。
【0026】つぎに図3〜4を参照しながら本発明の索
端連結装置の実施例を説明する。図3および図4に示す
索端連結装置Bは、コントロールケーブルAの導管1の
端部に固着するケーシングキャップ10と、2本の内索
2、2の端部にそれぞれ連結される棒状要素11、11
と、各棒状要素をスライド自在に案内するとともに、ケ
ーシングキャップ10に回動自在に連結されるガイドパ
イプ12、12と、それらのガイドパイプをケーシング
キャップ10に対して保持するパイプ押え13とから構
成されている。
【0027】ケーシングキャップ10の外形は従来の1
本内索用のコントロールケーブルのケーシングキャップ
とほぼ同じであり、導管1の外周にカシメにより固着さ
れる有底筒状の固着部14と、ケーシングキャップ10
自体を相手部材に取り付けるための、中央部の外周に形
成されるフランジ部15および環状の係止溝16とを備
えている。さらに固着部14の反対側(先端側)の端部
には、ガイドパイプ12の基端をボールソケットジョイ
ントのように2軸廻りに回動自在に支持するための受け
部17が形成されており、その受け部17の内底と固着
部14の内底部との間には、内索挿通孔18が長手方向
に貫通している。ケーシングキャップ10は従来と同様
に亜鉛のダイキャスト製品などとすることができる。
【0028】本実施例では内索挿通孔18は、固着部1
4側から先端側に向かって次第に拡がる断面小判状の扁
平な孔としている。そして受け部17は、図4に示すよ
うに、内索挿通孔18の開口部を囲む断面メガネ状ない
し小判状の段部としている。このように内索挿通孔18
を次第に拡がる形状にすることにより、内索2、2同士
を接近させて導管1およびコントロールケーブルAの径
を小さく維持しながら、2本のガイドパイプ12や棒状
要素11の先端側の間隔を大きく取ることができ、それ
によってガイドパイプ12の揺動スペースを充分に確保
することができる。また内索挿通孔18は、1個の孔で
2本の内索2、2を通すようにしているので、加工が容
易である。しかし各内索2、2について1本ずつの内索
挿通孔を設けるようにしてもよく、受け部17も各内索
2、2ごとに独立して設けるようにしてもよい。
【0029】前記ガイドパイプ12は、薄肉の金属パイ
プの端部にバルジ加工で球面状の膨大部19を設け、先
端側の周囲に合成樹脂被覆20を設けたものである。合
成樹脂被覆20は、たとえばポリオレフィン、フロロポ
リマーなどの延伸成形したチューブ状のフィルムを、金
属パイプの表面に被せ、熱収縮させることにより製造す
ることができる。ガイドパイプ12の内径は内索2を座
屈しないように摺動自在に案内できる程度にしており、
一般的な索端連結装置のように、その内部にガイドロッ
ドを収容していない。
【0030】すなわち本実施例では、通常のガイドロッ
ドに代えて、ガイドパイプ12の外周と摺動する内周を
有するパイプ部21を有する棒状部材11を採用してい
る。棒状部材11は薄肉の金属パイプからなるパイプ部
21と、パイプ部21の先端に設けた金属製の筒状の内
索固着部22と、ボールジョイント23などと連結する
連結部24とから構成されている。内索2の端部は内索
固着部22の内孔25に挿入されて、外周からカシメる
ことにより固着され、一体化される。連結部24には雄
ネジ26が形成されている。このようにガイドパイプ1
2の外周にテレスコピックに組み合わされる棒状部材1
1を採用することにより、ガイドパイプ12の太さを小
さくすることができる。またそれにより、2本のガイド
パイプ12を受ける受け部17を小さい範囲に設けるこ
とができ、索端連結装置Bをコンパクトに構成すること
ができる。
【0031】なおコントロールケーブルAの寸法が同じ
であっても、ケーシングキャップ10を先端側にいくら
か延長すれば、受け部17のスペースを広げることがで
きる。そのため必要に応じて、たとえばガイドパイプ内
にガイドロッドを摺動自在に挿通した従来公知のテレス
コピック構造(図7参照)などを採用することもでき
る。
【0032】ケーシングキャップ10の先端に複数個の
受け部17を設ける本実施例の場合は、従来の1個の受
け部を備えたケーシングキャップのように、ケーシング
キャップの先端を縮径加工してガイドパイプの膨大部を
保持することは難しい。そのため本実施例では、ケーシ
ングキャップ10とは別個に製造したパイプ押え13を
採用している。このパイプ押え13はたとえば合成樹脂
製の有底筒状の部材であり、開口部の内周にケーシング
キャップ10に形成した係合溝27と係合する係合突起
28を設け、底部29に内索2、2を挿通する2個の孔
30、30を形成している。2個の孔30はそれぞれガ
イドパイプ12の二軸廻りの回動(スィーベル運動)を
許すように、先端側に向かって広げたテーパー状として
いる。なお図3の実施例では、ケーシングキャップ10
の内索挿通孔18内までコントロールケーブルAのライ
ナー6を伸ばしているが、ライナー6は導管1の端部で
切断しておいてもよい。
【0033】上記のごとく構成される索端連結装置Bに
おいて、1本の棒状要素11の連結部24を操作レバー
などに連結して押し引き操作すると、対応する内索2が
それに追従して往復操作される。その場合、ガイドパイ
プ12が受け部17において2軸廻りに回動自在に支持
されているので、操作レバーなどとの連結部24が横方
向に移動しても追従することができ、内索2はガイドパ
イプ12内でスムーズに案内される。上記とは逆に、内
索2の他端側を押し引き操作すると、棒状要素11が往
復操作される。その場合もガイドパイプ12の揺動によ
り、相手部材の横方向の移動を吸収することができる。
このように索端連結部材Bは入力側にも出力側にも採用
することができる。なお通常は1個の索端連結装置Bの
2本の棒状要素11、11を1組として入力側または出
力側のいずれかに利用するが、1本の棒状要素11を入
力側に利用し、他の棒状要素を出力側に利用することも
できる。
【0034】図5は図1〜2のコントロールケーブルA
の両端部に図3〜4の索端連結装置B、Bを取り付けた
トランスミッションケーブルCを示している。このトラ
ンスミッションケーブルCは、自動車の運転席に設けた
マニュアル式のシフトレバーのシフト操作およびセレク
ト操作をエンジンルームのトランスミッションのシフト
軸およびセレクト軸に伝達するものである。すなわち従
来は図6のように並列して配索した2本の独立したコン
トロールケーブルで構成していたのであるが、本実施例
では2本のケーブルと同等の機能を備えた1本のコント
ロールケーブルAと、そのコントロールケーブルAの2
本の内索2の入出力を行う索端連結装置Bにより構成し
ている。
【0035】このものはコントロールケーブルAが実質
的に1本であるので、運転席とエンジンルームとの間の
隔壁に1本分の貫通孔を設けるだけでよく、グロメット
やシールも1本分でよい。また配索作業も実質的にコン
トロールケーブル1本分で済む。そして索端連結装置B
の棒状要素11は先端側がそれぞれ離れているので、入
力側のシフトレバーや出力側のトランスミッションのシ
フト軸への連結作業も容易である。
【0036】前記実施例では2本の内索を採用したコン
トロールケーブルAを説明したが、内索の本数は2本に
限定されるものではなく、3本または4本以上にするこ
ともでき、その場合はさらにコスト低減効果が大きくな
る。さらに前記実施例では基本的に押し引きコントロー
ルケーブルについて説明したが、本発明は引きコントロ
ールケーブルに採用したり、押し引きケーブルと引きケ
ーブルとを組み合わせることもできる。さらに場合によ
り、1〜2本のライナ収容孔に電気のコードを挿通し、
コントロールケーブルと電気ケーブルとを組み合わせて
配索・配線することもできる。
【0037】また前述の索端連結装置Bの実施例では、
導管1の端部から2本の内索2を取り出し、それぞれ棒
状部材11に連結しているが、図6に示すように、1本
の内索2aだけ棒状要素11に連結し、他の内索2bは
再度1本内索用の導管31に挿入するようにしてもよ
い。符号32はパイプ押え13に設けた導管固着部であ
る。その導管31の自由端には、通常の1本内索用の索
端連結装置(図7参照)を連結すればよい。このように
本発明の索端連結装置は複数本内索用のコントロールケ
ーブルにおける分岐装置として利用することもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明のコントロールケーブルは1本の
導管内に複数本の内索を収容しているので、複数本のコ
ントロールケーブルを採用する場合と同等の機能を備
え、しかも複数本のケーブルを用いる場合に比して部品
点数が少なく、そのため部品コスト、管理コスト、配索
コストを削減することができる。また隔離壁を通す場合
にグロメットやシールは1本分で済む。さらに中間層お
よびライナーで内索を比較的密接して案内しているの
で、ストロークロスが少なく、内索に座屈が生じにく
い。
【0039】本発明の索端連結装置を採用すれば、上記
の複数本内索コントロールケーブルの入力装置ないし出
力装置、あるいは分岐装をコンパクトに構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコントロールケーブルの一実施形態を
示す要部斜視図である。
【図2】図1のコントロールケーブルの導管の断面図で
ある。
【図3】本発明の索端連結装置の一実施形態を示す平面
断面図である。
【図4】図3の索端連結装置の組立前の状態を示す一部
切り欠き斜視図である。
【図5】本発明のコントロールケーブルおよび索端連結
装置を採用したトランスミッションケーブルの一実施形
態を示す一部切り欠き平面図である。
【図6】本発明の索端連結装置の他の実施形態を示す平
面断面図である。
【図7】従来のトランスミッションケーブルの一例を示
すす平面図である。
【図8】図7のトランスミッションケーブルのVII-VII
線拡大断面図である。
【符号の説明】
A コントロールケーブル 1 導管 2 内索 3 鎧層 4 ライナー収容孔 5 中間部材 6 ライナー B 索端連結装置 10 ケーシングキャップ 11 棒状要素 12 ガイドパイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 前記ライナー収容孔同士はその長さ方向
に渡って実質的に連通していてもよく、連通せず互いに
分離していてもよい。前記鎧層は、中間部材の表面に複
数本の金属線材を緩い螺旋状に巻きつけたシールド層と
してもよく、そのシールド層の外周面に被覆層を設けて
もよい。本発明のコントロールケーブルは、引きコント
ロールケーブルに使用することもでき、内索の押し引き
操作が可能になるように構成して押し引きコントロール
ケーブルに採用することもできる。中間部材およびライ
ナーは合成樹脂を押し出し成形することにより製造する
ことができる。通常は中間部材の融点がライナーの融点
より高いが、低い材料を採用することもできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 ライナー収容孔同士をその長さ方向に渡
って実質的に連通させておけば、後からライナーを挿入
する場合でも作業が容易であり、中間部材自体の製造も
容易であり、コントロールケーブル全体の曲げ剛性が一
層低くなる。鎧層を中間部材の表面に複数本の金属線材
を緩い螺旋状に巻きつけたシールド層により構成し、そ
のシールド層の外周面に被覆層を設ける場合は、コント
ロールケーブルの可撓性を充分に維持しながら内索の押
し引き両方向の力を充分に支えることができる。なお引
きコントロールケーブルに比して押し引きコントロール
ケーブルのほうが剛性が高く、一層配索しにくいので、
本発明は押し引きコントロールケーブルに採用するほう
が利点が大きい。中間部材の融点がライナーの融点より
低い場合は、複数本のライナーの上に中間部材を押し出
成形することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 内索が2本の場合において、前記内索挿
通孔内底部から他端側に対してしだいに広がるように
貫通している1本の扁平な孔とし、その孔の他端側の開
口部の両端に受け部を形成する場合は、2本の内索の自
由端を大きく離して配置でき、ガイドパイプは受け部を
中心として2軸廻りに回動し易い。そのため入力レバー
や出力レバーと連結し易い。棒状要素を、ガイドパイプ
の表面上に摺動自在に設けられているパイプ部と、その
パイプ部の先端に設けられる内索固着部と、相手部材へ
の連結部とから構成する場合は、ガイドパイプの基端同
士を接近して配置することができるので、細い導管を採
用することができ、また索端連結装置をコンパクトに構
成することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
のコントロールケーブルおよび索端連結装置の好ましい
実施の形態を説明する。図1は本発明のコントロールケ
ーブルの一実施形態を示す要部斜視図、図2はそのコン
トロールケーブルの導管の断面図、図3および図4はそ
れぞれ本発明の索端連結装置の一実施形態を示す平面断
面図およびその組立前の状態を示す一部切り欠き斜視
図、図5は本発明のコントロールケーブルおよび索端連
結装置を採用したトランスミッションケーブルの一実施
形態を示す一部切り欠き平面図、図6は本発明の索端連
結装置の他の実施形態を示す平面断面図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 本実施例では鎧層3は、中間部材5の表
面に複数本の金属線材7を緩い螺旋状に巻きつけたシー
ルド層として構成しており、そのシールド層の外周面に
は被覆層8が設けられている。シールド層からなる鎧層
3および被覆層8自体は、従来公知の押し引きコントロ
ールケーブルに使用しているものを採用することができ
る。たとえば、シールド層の金属線材としては、外径
0.8mm程度の硬鋼線などの金属線を使用することが
できる。また繊維強化樹脂(FRP)線などの合成樹脂
製の線材からシールド層を構成してもよい。さらに引き
コントロールケーブルの場合は、1本の太い金属線を螺
旋状に巻いたスプリングタイプの鎧層を採用することも
できる。さらに1本のコントロールケーブルに押し引き
コントロールケーブル用の内索と引きコントロールケー
ブル用の内索とを混在させてもよく、その場合は押し引
きコントロールケーブル用の鎧層を採用する。被覆層8
はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエ
ステルエラストマなどの熱可塑性樹脂をシールド層の上
に押し出し成形することにより形成しうる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 中間部材5は本発明のコントロールケー
ブルに特有のものであり、ポリプロピレン(PP)、ポ
リエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、ポリ塩化ビ
ニル(PVC)などの熱可塑性樹脂を図2に示すよう
な、中心部にライナー収容孔4を有する円形の断面形状
に押し出し成形したものである。本実施例ではライナー
収容孔4は、2本の円形断面の孔4a、4bを隣接部で
互いに連通させた、いわばメガネ状の形態を呈してい
る。このようにライナー収容孔同士を連通させることに
より、中間部材5の外形を小さくすることができる利点
がある。しかし場合により、各ライナー収容孔は隔壁な
どにより、互いに分離させることもできる。また3本な
いし4本以上の内索を収容する場合は、ライナー収容孔
の本数をそれに合わせて増やせばよい。その場合も互い
に連通させてもよく、また分離させてもよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 ライナー6、6は従来公知の押し引きコ
ントロールケーブルに使用しているものをそのまま採用
することができ、たとえばポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリアセタール(POM)、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン(PE)な
どをチューブ状に押し出し成形したものを使用しうる。
ライナー6の直径は通常3〜4mm程度、厚さは0.3
〜0.8mm程度である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 中間部材5とライナー6とは通常は互い
に別個にそれぞれ連続的に成形し、使用目的に応じた適
切な長さに切断した後、ライナー収容孔4内にライナー
6を挿入する。しかしライナー6の材質をポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)とし、中間部材5の材質を
ポリプロピレン(PP)などとする場合のように、中間
部材5の材質の融点がライナー6の材質の融点より低く
する場合は、あらかじめ成形したライナー6、6の上に
中間部材5を押し出し成形することもできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】上記のごとく構成される索端連結装置Bに
おいて、1本の棒状要素11の連結部24を操作レバー
などに連結して押し引き操作すると、対応する内索2が
それに追従して往復操作される。その場合、ガイドパイ
プ12が受け部17において2軸廻りに回動自在に支持
されているので、操作レバーなどとの連結部24が横方
向に移動しても追従することができ、内索2はガイドパ
イプ12内でスムーズに案内される。上記とは逆に、内
索2の他端側を押し引き操作すると、棒状要素11が往
復操作される。その場合もガイドパイプ12の揺動によ
り、相手部材の横方向の移動を吸収することができる。
このように索端連結装置Bは入力側にも出力側にも採用
することができる。なお通常は1個の索端連結装置Bの
2本の棒状要素11、11を1組として入力側または出
力側のいずれかに利用するが、1本の棒状要素11を入
力側に利用し、他の棒状要素を出力側に利用することも
できる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】本発明の索端連結装置を採用すれば、上記
の複数本内索コントロールケーブルの入力装置ないし出
力装置、あるいは分岐装をコンパクトに構成すること
ができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】 従来のトランスミッションケーブルの一例を
す平面図である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳田 隆 兵庫県宝塚市栄町1丁目12番28号 日本ケ ーブル・システム株式会社内 (72)発明者 上田 益民 兵庫県宝塚市栄町1丁目12番28号 日本ケ ーブル・システム株式会社内 (72)発明者 吉野 博善 兵庫県宝塚市栄町1丁目12番28号 日本ケ ーブル・システム株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する筒状の鎧層と、その鎧層の内部
    に設けられる、互いに隣接する複数本のライナー収容孔
    を備えた可撓性を有する中間部材と、その中間部材の各
    ライナー収容孔内に密接するように収容されるライナー
    とからなる導管と、その導管の各ライナー内に摺動自在
    に収容される内索とからなるコントロールケーブル。
  2. 【請求項2】 前記ライナー収容孔同士がその長さ方向
    に渡って実質的に連通している請求項1記載のコントロ
    ールケーブル。
  3. 【請求項3】 前記鎧層が、中間部材の表面に複数本の
    金属線材を緩い螺旋状に巻きつけたシールド層であり、
    そのシールド層の外周面に被覆層が設けられている請求
    項1または2記載のコントロールケーブル。
  4. 【請求項4】 前記導管および内索が、内索の押し引き
    操作が可能になように構成されている請求項1、2また
    は3記載のコントロールケーブル。
  5. 【請求項5】 前記中間部材が合成樹脂の押し出し成型
    品であり、前記ライナーが中間部材より融点が高い合成
    樹脂の押し出し成型品である請求項1、2、3または4
    記載のコントロールケーブル。
  6. 【請求項6】 複数本の内索を有する押し引きコントロ
    ールケーブルの索端連結装置であって、一端に導管の端
    部外周に固着される有底筒状の固着部を有し、その固着
    部の内底部から他端まで内索挿通孔が長手方向に貫通し
    ており、その他端の内索挿通孔の開口部に、少なくとも
    1個の受け部を有するケーシングキャップと、前記受け
    部に基端が二軸廻りに回動自在に支持されるガイドパイ
    プと、そのガイドパイプをケーシングキャップの他端側
    に保持するパイプ押えと、ガイドパイプとテレスコピッ
    クに組み合わされ、ケーシングキャップおよびガイドパ
    イプ内に通される内索の端部と結合される棒状要素とか
    らなる索端連結装置。
  7. 【請求項7】 前記受け部、ガイドパイプおよび棒状要
    素が内索の本数分だけ設けられている請求項6記載の索
    端連結装置。
  8. 【請求項8】前記内索挿通孔が内底部から他端側に対し
    てしだいに広がるように設けられている1本の扁平な孔
    であり、その孔の他端側の扁平な開口部の両端に2本の
    ガイドパイプの基端を支持する受け部が形成されている
    請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記棒状要素がガイド要素の表面上に摺
    動自在に設けられているパイプ部と、そのパイプ部の先
    端に設けられる内索固着部と、相手部材への連結部とを
    備えている請求項6、7または8記載の装置。
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Cited By (3)

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