JPH09214304A - 信号制御回路 - Google Patents
信号制御回路Info
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- JPH09214304A JPH09214304A JP8022546A JP2254696A JPH09214304A JP H09214304 A JPH09214304 A JP H09214304A JP 8022546 A JP8022546 A JP 8022546A JP 2254696 A JP2254696 A JP 2254696A JP H09214304 A JPH09214304 A JP H09214304A
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- signal
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】可変パルス遅延回路の遅延時間が入力パルスの
ハイレベル期間或はローレベル期間の少なくともいずれ
かを越えた場合、これを検出し、その遅延時間を適切に
制御することを可能とし、安定した動作を可能とする。 【解決手段】可変パルス遅延回路1により入力パルス信
号を遅延して遅延パルス信号を得て、EXOR5aによ
って、遅延パルス信号と入力パルス信号の排他論理和を
とって入力パルス信号の2倍の周波数のクロックSCK
を得る。DFF5bは、可変パルス遅延回路1の遅延時
間が、入力パルス信号のローレベル期間もしくはハイレ
ベル期間の少なくとも一方より大きい過遅延の状態にあ
ることを検出し、その検出出力をオア回路5cを介して
チャージポンプ回路3に入力する。チャージポンプ回路
3及び誤差信号発生回路4は、オア回路5cの出力に従
って可変パルス遅延回路1の遅延時間を制御するための
信号Ixを発生する。
ハイレベル期間或はローレベル期間の少なくともいずれ
かを越えた場合、これを検出し、その遅延時間を適切に
制御することを可能とし、安定した動作を可能とする。 【解決手段】可変パルス遅延回路1により入力パルス信
号を遅延して遅延パルス信号を得て、EXOR5aによ
って、遅延パルス信号と入力パルス信号の排他論理和を
とって入力パルス信号の2倍の周波数のクロックSCK
を得る。DFF5bは、可変パルス遅延回路1の遅延時
間が、入力パルス信号のローレベル期間もしくはハイレ
ベル期間の少なくとも一方より大きい過遅延の状態にあ
ることを検出し、その検出出力をオア回路5cを介して
チャージポンプ回路3に入力する。チャージポンプ回路
3及び誤差信号発生回路4は、オア回路5cの出力に従
って可変パルス遅延回路1の遅延時間を制御するための
信号Ixを発生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変パルス遅延回路
出力を所望の遅延量に制御する信号制御回路に関するも
のである。
出力を所望の遅延量に制御する信号制御回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1に可変パルス遅延回路を用いて構成
した従来のデューティー再生の回路ブロックを示す。こ
の回路ブロックは可変パルス遅延回路1、2分周回路
2、チャージポンプ回路3、誤差信号発生回路4、排他
論理回路5a(以下、EXOR5aとする)からなる。
そして、この回路ブロックによれば、例えば図9の
(a)に示したような入力クロックCKが、そのデュー
ティー比を50%に変換して出力される(図9の
(e))。
した従来のデューティー再生の回路ブロックを示す。こ
の回路ブロックは可変パルス遅延回路1、2分周回路
2、チャージポンプ回路3、誤差信号発生回路4、排他
論理回路5a(以下、EXOR5aとする)からなる。
そして、この回路ブロックによれば、例えば図9の
(a)に示したような入力クロックCKが、そのデュー
ティー比を50%に変換して出力される(図9の
(e))。
【0003】先ず、ここで可変パルス遅延回路1につい
て説明する。図2は可変パルス遅延回路1の回路構成を
示した回路図である。図中、R1=R2=Rであり、遅
延量ΔTはR,C1,I2及びI3により決定され、そ
の値はほぼ ΔT≒I3*R*C1/I2 で与えられる。
て説明する。図2は可変パルス遅延回路1の回路構成を
示した回路図である。図中、R1=R2=Rであり、遅
延量ΔTはR,C1,I2及びI3により決定され、そ
の値はほぼ ΔT≒I3*R*C1/I2 で与えられる。
【0004】またこの回路にはVbgで表されるバンド
ギャップ電圧から作成された定電圧Vcが電源として与
えられており、トランジスタのベース、エミッタ間電圧
をVbeとするとVbgは、 Vbg=Vbe+K(kT/q) という関数で表される。ここでkはボルツマン定数、q
は素電荷、Tは絶対温度、Kは定数である。Vbeの値
は、IC製造時のプロセスによって変わってくるが、お
およそ−2mV/℃という温度係数を持っているので、
定数Kの選びかたにより温度変化に左右されない安定な
電圧を得ることができる。従って、定数Kを適切に選択
することにより、このバンドギャップ電圧Vbgを用い
て作成されたVcは温度及び電源電圧に対して安定な定
電圧源となる。
ギャップ電圧から作成された定電圧Vcが電源として与
えられており、トランジスタのベース、エミッタ間電圧
をVbeとするとVbgは、 Vbg=Vbe+K(kT/q) という関数で表される。ここでkはボルツマン定数、q
は素電荷、Tは絶対温度、Kは定数である。Vbeの値
は、IC製造時のプロセスによって変わってくるが、お
およそ−2mV/℃という温度係数を持っているので、
定数Kの選びかたにより温度変化に左右されない安定な
電圧を得ることができる。従って、定数Kを適切に選択
することにより、このバンドギャップ電圧Vbgを用い
て作成されたVcは温度及び電源電圧に対して安定な定
電圧源となる。
【0005】上記の定電圧Vcを用いて入力信号を時間
ΔTだけ遅らせた出力信号を得るわけであるが、その過
程は以下のようである。
ΔTだけ遅らせた出力信号を得るわけであるが、その過
程は以下のようである。
【0006】先ず図2において、入力端子PINには2
分周回路2の2分周出力信号(図9(b))が入力され
る。また端子NINには図示してはいないが図9(b)
の反転信号が入力される。これらの入力信号に対し、時
刻t1以前における初期状態で、コンデンサC1の端子
電圧がA点においては図9(c)の実線、B点において
は図9(c)の点線の様なレベルであったとする。この
ときトランジスタQ3は遮断状態であり、A点は開放状
態である。またPINが“L”、NINが“H”である
ため、電流I2は図2の(I)で示されるように流れ、
出力POUTは“L”、NOUTは“H”となる。
分周回路2の2分周出力信号(図9(b))が入力され
る。また端子NINには図示してはいないが図9(b)
の反転信号が入力される。これらの入力信号に対し、時
刻t1以前における初期状態で、コンデンサC1の端子
電圧がA点においては図9(c)の実線、B点において
は図9(c)の点線の様なレベルであったとする。この
ときトランジスタQ3は遮断状態であり、A点は開放状
態である。またPINが“L”、NINが“H”である
ため、電流I2は図2の(I)で示されるように流れ、
出力POUTは“L”、NOUTは“H”となる。
【0007】次に図9の時刻t1においてPIN,PO
UTの極性が反転するとB点が開放状態となり、コンデ
ンサC1は放電を開始し、電流I2は図2の(II)で示
すように流れるためにA点の電位は下降していく。また
B点は開放状態であるためその電位に変化は起こらな
い。この時点ではI3=I5である。引き続きA点の電
位が下降していき、トランジスタQ3が導通すると、ほ
ぼ同時にA点の電位はVx=R*I3だけ上昇する(図
9の時刻t1’)。
UTの極性が反転するとB点が開放状態となり、コンデ
ンサC1は放電を開始し、電流I2は図2の(II)で示
すように流れるためにA点の電位は下降していく。また
B点は開放状態であるためその電位に変化は起こらな
い。この時点ではI3=I5である。引き続きA点の電
位が下降していき、トランジスタQ3が導通すると、ほ
ぼ同時にA点の電位はVx=R*I3だけ上昇する(図
9の時刻t1’)。
【0008】この電位上昇は以下の理由による。即ち、
A点の電位が下降していき、トランジスタQ3のベー
ス、エミッタ間に電位差が生じ始めるとQ3には電流が
流れはじめ、トランジスタQ5のベース電位が下降す
る。それにより電流I5が小さくなりQ1のベース電位
が上昇するためトランジスタQ3のベース、エミッタ間
の電位差は更に大きくなり、Q3に流れる電流も更に大
きくなる。この正帰還によりI5に流れていた電流がほ
ぼ瞬時にI6に流れるようになり、Q1,Q3のベース
電位がVx上昇することで、A点も同時にVxだけの電
位上昇が起きる。またこの時B点は開放状態なので、B
点も同時にVxだけ電位が上昇する。この電流I5,I
6の反転によりトランジスタQ10,Q8のベース電位
は下降し、以上のことから出力POUT及びNOUTの
極性が反転する。その後電流I2は図2の(III)のよ
うに流れるので、A,B点の電位に変化は起きない。さ
らに図9の時刻t2においてPIN,NINの極性が再
び反転すると、先程と全く逆の議論により、時刻t2’
においてA,B点の電位がVx上昇し、出力POUT,
NOUTの極性が反転する。
A点の電位が下降していき、トランジスタQ3のベー
ス、エミッタ間に電位差が生じ始めるとQ3には電流が
流れはじめ、トランジスタQ5のベース電位が下降す
る。それにより電流I5が小さくなりQ1のベース電位
が上昇するためトランジスタQ3のベース、エミッタ間
の電位差は更に大きくなり、Q3に流れる電流も更に大
きくなる。この正帰還によりI5に流れていた電流がほ
ぼ瞬時にI6に流れるようになり、Q1,Q3のベース
電位がVx上昇することで、A点も同時にVxだけの電
位上昇が起きる。またこの時B点は開放状態なので、B
点も同時にVxだけ電位が上昇する。この電流I5,I
6の反転によりトランジスタQ10,Q8のベース電位
は下降し、以上のことから出力POUT及びNOUTの
極性が反転する。その後電流I2は図2の(III)のよ
うに流れるので、A,B点の電位に変化は起きない。さ
らに図9の時刻t2においてPIN,NINの極性が再
び反転すると、先程と全く逆の議論により、時刻t2’
においてA,B点の電位がVx上昇し、出力POUT,
NOUTの極性が反転する。
【0009】このような動作を繰り返し、図9に示した
時刻t1,t2,…,t11はそれぞれ同図(b)のt
1’,t2’,…,t11’まで遅延され、入力信号に
対しΔT遅れた信号が可変パルス遅延回路から出力され
る。またこの回路には外部からの誤差電流Ixが入力さ
れ、トランジスタQ11,Q12、抵抗R3,R4によ
りカレントミラー回路を構成している。電流Ixにより
電流I2は制御され可変パルス遅延回路に正確な遅延出
力を発生させるのである。ここではIx=I2とする。
また誤差電流Ixは、 Ix=I0(1±K1) で表され、K1は誤差電流Ixの変動幅を決定する係数
である。
時刻t1,t2,…,t11はそれぞれ同図(b)のt
1’,t2’,…,t11’まで遅延され、入力信号に
対しΔT遅れた信号が可変パルス遅延回路から出力され
る。またこの回路には外部からの誤差電流Ixが入力さ
れ、トランジスタQ11,Q12、抵抗R3,R4によ
りカレントミラー回路を構成している。電流Ixにより
電流I2は制御され可変パルス遅延回路に正確な遅延出
力を発生させるのである。ここではIx=I2とする。
また誤差電流Ixは、 Ix=I0(1±K1) で表され、K1は誤差電流Ixの変動幅を決定する係数
である。
【0010】このK1については、この値を小さくして
しまうとコンデンサなどの内部素子のバラツキに対して
遅延量を補正しきるだけの電流Ixが得られなくなって
しまう。このK1の値としては0.5程度にするのがよ
く、その場合電流Ixは0.5×I0から1.5×I0
の範囲で変化することが出来、このIxにより遅延量を
制御することになる。図9の(b)〜(d)に入力信号
PIN、コンデンサC1の端子電圧(実線がA点、点線
がB点)、可変パルス遅延回路出力をそれぞれ示す。ま
た図3中、Q1=Q10,Q2=Q7,Q5=Q6,Q
3=Q8,Q4=Q9,I1=I4である。ここで、例
えばQ1=Q10とは、トランジスタQ1とQ10の特
性が同じであることを意味する。
しまうとコンデンサなどの内部素子のバラツキに対して
遅延量を補正しきるだけの電流Ixが得られなくなって
しまう。このK1の値としては0.5程度にするのがよ
く、その場合電流Ixは0.5×I0から1.5×I0
の範囲で変化することが出来、このIxにより遅延量を
制御することになる。図9の(b)〜(d)に入力信号
PIN、コンデンサC1の端子電圧(実線がA点、点線
がB点)、可変パルス遅延回路出力をそれぞれ示す。ま
た図3中、Q1=Q10,Q2=Q7,Q5=Q6,Q
3=Q8,Q4=Q9,I1=I4である。ここで、例
えばQ1=Q10とは、トランジスタQ1とQ10の特
性が同じであることを意味する。
【0011】次にチャージポンプ回路3について説明す
る。図3はチャージポンプ回路3の構成を示す図であ
る。これは電流0.5I,Iを発生する電流源を用い、
この回路に入力される信号SCKにより、それがハイレ
ベルの時にオフ、ローレベルの時にオンするスイッチS
1を制御することでコンデンサCを充放電する。これに
よりSCKのデューティー比が1:1のときのみコンデ
ンサCの充放電は平衡してこの回路は安定するが、それ
以外の場合にはコンデンサCの端子電圧は他のレベルへ
遷移する。図3のような構成では、SCKのハイレベル
区間がローレベル区間に対して大きい場合にはコンデン
サCは過充電となり出力電位は大きくなっていく。逆に
ローレベル区間がハイレベル区間に対して大きい時には
コンデンサCは過放電となり出力電位は小さくなってい
く。このコンデンサCの端子電圧はバッファ6を通って
出力される。
る。図3はチャージポンプ回路3の構成を示す図であ
る。これは電流0.5I,Iを発生する電流源を用い、
この回路に入力される信号SCKにより、それがハイレ
ベルの時にオフ、ローレベルの時にオンするスイッチS
1を制御することでコンデンサCを充放電する。これに
よりSCKのデューティー比が1:1のときのみコンデ
ンサCの充放電は平衡してこの回路は安定するが、それ
以外の場合にはコンデンサCの端子電圧は他のレベルへ
遷移する。図3のような構成では、SCKのハイレベル
区間がローレベル区間に対して大きい場合にはコンデン
サCは過充電となり出力電位は大きくなっていく。逆に
ローレベル区間がハイレベル区間に対して大きい時には
コンデンサCは過放電となり出力電位は小さくなってい
く。このコンデンサCの端子電圧はバッファ6を通って
出力される。
【0012】またチャージポンプ回路3の出力を受ける
誤差信号発生回路4は、SCKのハイレベル区間が大き
くコンデンサCが過充電となった時にはその出力電流I
xを大きくして可変パルス遅延回路1に入力することで
遅延量を小さくするように作用し、またSCKのローレ
ベル区間が大きくコンデンサCが過放電となった時には
出力電流Ixを小さくして、遅延量を大きくするように
作用する。
誤差信号発生回路4は、SCKのハイレベル区間が大き
くコンデンサCが過充電となった時にはその出力電流I
xを大きくして可変パルス遅延回路1に入力することで
遅延量を小さくするように作用し、またSCKのローレ
ベル区間が大きくコンデンサCが過放電となった時には
出力電流Ixを小さくして、遅延量を大きくするように
作用する。
【0013】上記の各回路を用いて、図9の(a)に示
すデューティーが50%ではない入力クロック信号CK
が入力された場合の、各回路ブロックの動作は以下の様
である。
すデューティーが50%ではない入力クロック信号CK
が入力された場合の、各回路ブロックの動作は以下の様
である。
【0014】先ず入力クロックであるCKのデューティ
ーずれの影響をなくすために、2分周回路2によりCK
を2分周し(図9の(b))、それをCKの周期Tに対
しその1/2の遅延量を持つ可変パルス遅延回路1に入
力する。EXOR5aによって、可変パルス遅延回路1
の遅延出力(図9の(d))と2分周出力との排他論理
和をとることによりデューティーが50%のCKと同周
期の信号SCK(図9(e))を得ることができる。
ーずれの影響をなくすために、2分周回路2によりCK
を2分周し(図9の(b))、それをCKの周期Tに対
しその1/2の遅延量を持つ可変パルス遅延回路1に入
力する。EXOR5aによって、可変パルス遅延回路1
の遅延出力(図9の(d))と2分周出力との排他論理
和をとることによりデューティーが50%のCKと同周
期の信号SCK(図9(e))を得ることができる。
【0015】しかしながら、可変パルス遅延回路1の遅
延量は回路バラツキなどによりすべてのICについて正
確な遅延量T/2を得ることができるわけではなく、従
ってEXOR5aの出力信号は微妙にデューティー比の
ずれたものとなる可能性がある。そのためEXOR5a
の出力をチャージポンプ回路3に入力することで、SC
Kのデューティーの微妙なずれを検知する。そして、さ
らにこのチャージポンプ回路3の出力を、CKの周波数
に応じて異なる値を持つ、外部からの電流I0と共に誤
差信号発生回路4に入力することで、チャージポンプ回
路3の出力電位に応じた誤差電流Ixを発生させる。こ
の誤差電流Ixにより、可変パルス遅延回路1の遅延量
を制御することにより、正確なデューティー50%の信
号SCKを得る(図9の(e))。
延量は回路バラツキなどによりすべてのICについて正
確な遅延量T/2を得ることができるわけではなく、従
ってEXOR5aの出力信号は微妙にデューティー比の
ずれたものとなる可能性がある。そのためEXOR5a
の出力をチャージポンプ回路3に入力することで、SC
Kのデューティーの微妙なずれを検知する。そして、さ
らにこのチャージポンプ回路3の出力を、CKの周波数
に応じて異なる値を持つ、外部からの電流I0と共に誤
差信号発生回路4に入力することで、チャージポンプ回
路3の出力電位に応じた誤差電流Ixを発生させる。こ
の誤差電流Ixにより、可変パルス遅延回路1の遅延量
を制御することにより、正確なデューティー50%の信
号SCKを得る(図9の(e))。
【0016】いま、可変パルス遅延回路1の遅延出力が
内部素子バラツキの影響などによりT/2よりも若干大
きい方向に変動したとすると、EXOR5aの出力信号
はハイレベルの若干大きいものになる。これをチャージ
ポンプ回路3に入力すると、チャージポンプ回路3内の
コンデンサCは過充電となり、その出力電位は充放電平
衡時よりも大きくなる。従って、その結果より誤差信号
発生回路4から出力される可変パルス遅延回路3の制御
用の誤差電流Ixは、遅延量がT/2の時に比べやや大
きくなり、可変パルス遅延回路1の遅延量は小さくな
る。
内部素子バラツキの影響などによりT/2よりも若干大
きい方向に変動したとすると、EXOR5aの出力信号
はハイレベルの若干大きいものになる。これをチャージ
ポンプ回路3に入力すると、チャージポンプ回路3内の
コンデンサCは過充電となり、その出力電位は充放電平
衡時よりも大きくなる。従って、その結果より誤差信号
発生回路4から出力される可変パルス遅延回路3の制御
用の誤差電流Ixは、遅延量がT/2の時に比べやや大
きくなり、可変パルス遅延回路1の遅延量は小さくな
る。
【0017】IC内部の回路素子の絶対値のバラツキは
コンデンサについて約±30%、抵抗について約±20
%持っているが、抵抗については回路内部で比精度を用
いているため(一例として図2では抵抗R1,R2及び
I3を発生する電流源内の抵抗について同種の抵抗を使
用)その相対精度は約±2%となる。誤差信号発生回路
4に入力される電流I0を発生させる際に、使用する外
部抵抗のバラツキ約±5%が誤差電流Ixに発生し、こ
れについては前述のK1によって決定される誤差電流カ
バー範囲に影響を与える。
コンデンサについて約±30%、抵抗について約±20
%持っているが、抵抗については回路内部で比精度を用
いているため(一例として図2では抵抗R1,R2及び
I3を発生する電流源内の抵抗について同種の抵抗を使
用)その相対精度は約±2%となる。誤差信号発生回路
4に入力される電流I0を発生させる際に、使用する外
部抵抗のバラツキ約±5%が誤差電流Ixに発生し、こ
れについては前述のK1によって決定される誤差電流カ
バー範囲に影響を与える。
【0018】いま可変パルス遅延回路1内のコンデンサ
及び抵抗がそのバラツキの最大となり、起動時において
誤差電流Ixが非常に小さくなって、可変パルス遅延回
路の遅延出力が入力クロックの1周期Tを超えてしまっ
た場合を考える。図10は、可変パルス遅延回路の遅延
時間が入力クロック信号の周期よりも大きくなった場合
の動作タイミングを表すタイミングチャートである。
及び抵抗がそのバラツキの最大となり、起動時において
誤差電流Ixが非常に小さくなって、可変パルス遅延回
路の遅延出力が入力クロックの1周期Tを超えてしまっ
た場合を考える。図10は、可変パルス遅延回路の遅延
時間が入力クロック信号の周期よりも大きくなった場合
の動作タイミングを表すタイミングチャートである。
【0019】図2のPINに図10の(b)に示す信号
が入力され、その遅延量がT以上になってしまった場
合、コンデンサC1は前述のように、時刻t1から放電
を始めるが、時刻t2になってもまだトランジスタQ3
が導通しはじめるほど電位は落ちていないことになる。
しかしこのときPIN及びNINの極性は反転し、A点
は開放状態となってしまうためコンデンサC1の端子電
圧に変化はなくなってしまう。そして時刻t3において
再びPIN,NINの極性が反転した時に、コンデンサ
C1から先の放電が再開され、Q3が導通した時点(図
10(f)の時刻t3'')で、A,B点の電位がVxだ
け上昇し、出力POUT,NOUTの極性が反転する。
以下この動作を繰り返しコンデンサC1は充放電を行
う。この時の可変パルス遅延回路1のコンデンサC1の
端子電圧を、A点については図10の(f)の実線に、
B点については点線に示す。
が入力され、その遅延量がT以上になってしまった場
合、コンデンサC1は前述のように、時刻t1から放電
を始めるが、時刻t2になってもまだトランジスタQ3
が導通しはじめるほど電位は落ちていないことになる。
しかしこのときPIN及びNINの極性は反転し、A点
は開放状態となってしまうためコンデンサC1の端子電
圧に変化はなくなってしまう。そして時刻t3において
再びPIN,NINの極性が反転した時に、コンデンサ
C1から先の放電が再開され、Q3が導通した時点(図
10(f)の時刻t3'')で、A,B点の電位がVxだ
け上昇し、出力POUT,NOUTの極性が反転する。
以下この動作を繰り返しコンデンサC1は充放電を行
う。この時の可変パルス遅延回路1のコンデンサC1の
端子電圧を、A点については図10の(f)の実線に、
B点については点線に示す。
【0020】ここで得られた遅延出力(図10の
(g))と2分周出力のEXORをとると、図10の
(h)のようになり、その出力信号はハイレベル区間に
対してローレベル区間の大きなものとなる。従って、こ
の信号をチャージポンプ回路3に入力すると、その出力
電位は過放電により充放電平衡時よりも小さくなり、そ
の結果誤差電流Ixも小さくなる。最終的にIxはそれ
が取りうる最小の値になり、その電流値における状態で
この回路ブロックは安定する。即ち、遅延時間を小さく
することができず、デューティ50%の出力を得ること
はできない。また、遅延出力は、図10(g)に示すよ
うに、遅延量がT以上になった場合には2分周出力の3
倍周期で安定する様になる。そして、遅延出力POUT
と2分周出力とのEXORをとったときの出力波形は、
図4の(h)に示すようになり、まったく期待しない波
形が得られることになる。
(g))と2分周出力のEXORをとると、図10の
(h)のようになり、その出力信号はハイレベル区間に
対してローレベル区間の大きなものとなる。従って、こ
の信号をチャージポンプ回路3に入力すると、その出力
電位は過放電により充放電平衡時よりも小さくなり、そ
の結果誤差電流Ixも小さくなる。最終的にIxはそれ
が取りうる最小の値になり、その電流値における状態で
この回路ブロックは安定する。即ち、遅延時間を小さく
することができず、デューティ50%の出力を得ること
はできない。また、遅延出力は、図10(g)に示すよ
うに、遅延量がT以上になった場合には2分周出力の3
倍周期で安定する様になる。そして、遅延出力POUT
と2分周出力とのEXORをとったときの出力波形は、
図4の(h)に示すようになり、まったく期待しない波
形が得られることになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の可変パルス遅延
回路では、回路素子バラツキの大きいIC回路で構成す
る場合、回路素子バラツキによるパルス遅延時間のバラ
ツキを吸収するように、パルス遅延時間の可変範囲を広
くしなければならない。
回路では、回路素子バラツキの大きいIC回路で構成す
る場合、回路素子バラツキによるパルス遅延時間のバラ
ツキを吸収するように、パルス遅延時間の可変範囲を広
くしなければならない。
【0022】しかしながら、このように可変範囲を広く
した場合、上述したように、パルス遅延時間が回路動作
起動時において、可変パルス遅延回路における遅延時間
が、当該可変パルス遅延時間に入力される入力パルス信
号の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでのハイ
レベル期間、或は立ち下がりエッジから立ち上がりエッ
ジまでのローレベル期間の少なくともいずれかよりも大
きくなる場合がある。そして、このような場合が発生す
ると、当該可変パルス遅延回路の動作が異常になるとい
う問題がある。
した場合、上述したように、パルス遅延時間が回路動作
起動時において、可変パルス遅延回路における遅延時間
が、当該可変パルス遅延時間に入力される入力パルス信
号の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでのハイ
レベル期間、或は立ち下がりエッジから立ち上がりエッ
ジまでのローレベル期間の少なくともいずれかよりも大
きくなる場合がある。そして、このような場合が発生す
ると、当該可変パルス遅延回路の動作が異常になるとい
う問題がある。
【0023】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、可変パルス遅延回路の遅延時間が入力パルスの
ハイレベル期間或はローレベル期間の少なくともいずれ
かを越えた場合、これを検出し、その遅延時間を適切に
制御することを可能とし、安定した動作を可能とする信
号制御回路を提供することを目的とする。
であり、可変パルス遅延回路の遅延時間が入力パルスの
ハイレベル期間或はローレベル期間の少なくともいずれ
かを越えた場合、これを検出し、その遅延時間を適切に
制御することを可能とし、安定した動作を可能とする信
号制御回路を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の信号制御回路は以下の構成を備える。即
ち、入力パルス信号を遅延して遅延パルス信号を出力す
る遅延手段と、前記遅延手段における信号の遅延時間
が、前記入力パルス信号の立ち上がりエッジからたち下
がりエッジまでのローレベル期間もしくは、立ち下がり
エッジから立ち上がりエッジまでのハイレベル期間の少
なくとも一方より大きい過遅延の状態にあることを検出
する検出手段と、前記検出手段によって過遅延が検出さ
れた場合、該遅延時間を減少すべく前記遅延手段を制御
する制御手段とを備える。
めの本発明の信号制御回路は以下の構成を備える。即
ち、入力パルス信号を遅延して遅延パルス信号を出力す
る遅延手段と、前記遅延手段における信号の遅延時間
が、前記入力パルス信号の立ち上がりエッジからたち下
がりエッジまでのローレベル期間もしくは、立ち下がり
エッジから立ち上がりエッジまでのハイレベル期間の少
なくとも一方より大きい過遅延の状態にあることを検出
する検出手段と、前記検出手段によって過遅延が検出さ
れた場合、該遅延時間を減少すべく前記遅延手段を制御
する制御手段とを備える。
【0025】また、好ましくは、前記検出手段による検
出は、前記入力パルス信号の立ち上がりエッジもしくは
立ち下がりエッジの一方のタイミングにおいて前記遅延
パルス信号の状態を検出することで行う。周知のフリッ
プフロップ回路等を用いて検出手段を構成でき、回路構
成が簡素化されるからである。
出は、前記入力パルス信号の立ち上がりエッジもしくは
立ち下がりエッジの一方のタイミングにおいて前記遅延
パルス信号の状態を検出することで行う。周知のフリッ
プフロップ回路等を用いて検出手段を構成でき、回路構
成が簡素化されるからである。
【0026】また、好ましくは、前記入力パルス信号と
前記遅延パルス信号の排他論理和を該入力パルスの2倍
の周波数のパルス信号として出力する出力手段を更に備
える。入力パルス信号を2倍の周波数に変換することが
可能な逓倍回路を構成できるからである。
前記遅延パルス信号の排他論理和を該入力パルスの2倍
の周波数のパルス信号として出力する出力手段を更に備
える。入力パルス信号を2倍の周波数に変換することが
可能な逓倍回路を構成できるからである。
【0027】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検出手段によって過遅延が検出された場合に該遅延時間
を減少すべく前記遅延手段を制御するとともに、前記検
出手段によって前記過遅延が検出されない場合は前記出
力手段より出力されるパルス信号のデューティ比に基づ
いて前記遅延時間を制御する。過遅延が検出された場合
は、その遅延時間を減少すると共に、過遅延が検出され
ない場合は所望のデューティ比のパルス信号を安定的に
出力できる。
検出手段によって過遅延が検出された場合に該遅延時間
を減少すべく前記遅延手段を制御するとともに、前記検
出手段によって前記過遅延が検出されない場合は前記出
力手段より出力されるパルス信号のデューティ比に基づ
いて前記遅延時間を制御する。過遅延が検出された場合
は、その遅延時間を減少すると共に、過遅延が検出され
ない場合は所望のデューティ比のパルス信号を安定的に
出力できる。
【0028】また、好ましくは、前記制御手段は、入力
されたパルス信号のデューティ比に基づいて前記遅延時
間を制御する制御信号生成回路を有し、前記検出手段で
過遅延が検出された場合は前記遅延手段の遅延時間を減
少させる方向に該制御信号生成回路を動作させるべくパ
ルス信号を生成して該制御信号生成回路に入力し、前記
検出手段で過遅延が検出されない場合は、前記出力手段
より出力されたパルス信号を前記制御信号生成回路に入
力する。信号生成回路として、例えばチャージポンプ回
路を適用することが可能となり、一般的なデューティー
比の制御機構を適用できる。このため、本発明の信号制
御回路がより容易に構成できる。
されたパルス信号のデューティ比に基づいて前記遅延時
間を制御する制御信号生成回路を有し、前記検出手段で
過遅延が検出された場合は前記遅延手段の遅延時間を減
少させる方向に該制御信号生成回路を動作させるべくパ
ルス信号を生成して該制御信号生成回路に入力し、前記
検出手段で過遅延が検出されない場合は、前記出力手段
より出力されたパルス信号を前記制御信号生成回路に入
力する。信号生成回路として、例えばチャージポンプ回
路を適用することが可能となり、一般的なデューティー
比の制御機構を適用できる。このため、本発明の信号制
御回路がより容易に構成できる。
【0029】また、好ましくは、原パルス信号を1/2
に分周して得られる分周パルスを前記入力パルスとして
出力する出力手段を更に備える。原パルスに対するデュ
ーティ再生回路を構成できるからである。
に分周して得られる分周パルスを前記入力パルスとして
出力する出力手段を更に備える。原パルスに対するデュ
ーティ再生回路を構成できるからである。
【0030】また、好ましくは、前記出力手段より出力
されるパルス信号に基づいて三角波信号を発生する発生
手段を更に備える。安定的な三角波発生回路を構成する
ことが可能となるからである。
されるパルス信号に基づいて三角波信号を発生する発生
手段を更に備える。安定的な三角波発生回路を構成する
ことが可能となるからである。
【0031】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
検出手段によって過遅延が検出された場合に該遅延時間
を減少すべく前記遅延手段を制御するとともに、前記検
出手段によって過遅延が検出されない場合に前記発生手
段により発生される三角波信号に基づいて遅延時間を制
御する。
検出手段によって過遅延が検出された場合に該遅延時間
を減少すべく前記遅延手段を制御するとともに、前記検
出手段によって過遅延が検出されない場合に前記発生手
段により発生される三角波信号に基づいて遅延時間を制
御する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好適な実施形態を説明する。
発明の好適な実施形態を説明する。
【0033】<第1の実施形態>図4は第1の実施形態
によるデューティ再生回路の構成を表すブロック図であ
る。このシステムは、図1に示した回路ブロックにDフ
リップフロップ5b(以下、DFF5bとする)、オア
回路5c(以下、OR5cとする)、インバータ5dを
加えた構成となっている。そして、このような構成を採
用することにより、可変パルス遅延回路1の遅延量が入
力クロックCKの周期Tを越えた場合でも、入力クロッ
ク信号CKと同周期のデューティーの適切に再生された
信号SCKを得ることを可能とするものである。なお、
図4のブロック図において図1と同様の機能を有する構
成については同じ参照番号を付した。また、他の構成の
機能については、以下の動作説明により明らかとなろ
う。
によるデューティ再生回路の構成を表すブロック図であ
る。このシステムは、図1に示した回路ブロックにDフ
リップフロップ5b(以下、DFF5bとする)、オア
回路5c(以下、OR5cとする)、インバータ5dを
加えた構成となっている。そして、このような構成を採
用することにより、可変パルス遅延回路1の遅延量が入
力クロックCKの周期Tを越えた場合でも、入力クロッ
ク信号CKと同周期のデューティーの適切に再生された
信号SCKを得ることを可能とするものである。なお、
図4のブロック図において図1と同様の機能を有する構
成については同じ参照番号を付した。また、他の構成の
機能については、以下の動作説明により明らかとなろ
う。
【0034】ここでは、従来の技術で説明したように、
可変パルス遅延回路の遅延出力が入力クロックCKの周
期Tを越えた場合を考える。
可変パルス遅延回路の遅延出力が入力クロックCKの周
期Tを越えた場合を考える。
【0035】図10の(a)に示したようなデューティ
ーが50%ではない入力クロック信号CKを2分周回路
2に入力し、デューティーずれによる影響をなくす。そ
して、2分周回路2で2分周されたクロック信号(図1
0の(b))は、可変パルス遅延回路1、EXOR5a
及びインバータ5dに入力される。また、可変パルス遅
延回路1において遅延された出力信号(図10(g))
は、DFF5b及びEXOR5aに入力される。
ーが50%ではない入力クロック信号CKを2分周回路
2に入力し、デューティーずれによる影響をなくす。そ
して、2分周回路2で2分周されたクロック信号(図1
0の(b))は、可変パルス遅延回路1、EXOR5a
及びインバータ5dに入力される。また、可変パルス遅
延回路1において遅延された出力信号(図10(g))
は、DFF5b及びEXOR5aに入力される。
【0036】DFF5bは、可変パルス遅延回路1の遅
延出力を入力データとし、インバータ5dの出力をクロ
ックとして入力し、動作する。このDFF5bにより、
可変パルス遅延回路1の遅延出力(図10(g))を、
2分周回路2による2分周出力(図10(b))の立ち
下がりエッジでラッチすることになる。このため、遅延
出力の遅延量が入力クロック信号の周期Tを越えていれ
ば、その旨を示す出力がDFF5bの負出力より得られ
ることになる。
延出力を入力データとし、インバータ5dの出力をクロ
ックとして入力し、動作する。このDFF5bにより、
可変パルス遅延回路1の遅延出力(図10(g))を、
2分周回路2による2分周出力(図10(b))の立ち
下がりエッジでラッチすることになる。このため、遅延
出力の遅延量が入力クロック信号の周期Tを越えていれ
ば、その旨を示す出力がDFF5bの負出力より得られ
ることになる。
【0037】例えば、遅延出力が図10の(g)のよう
であった場合、DFF5bの負出力は図10の(i)の
ようになる。そして、これは先のEXOR5aの出力
(図10の(h))と共にOR5cに入力される。従っ
て、このときのOR5cの出力は、図10(j)の波形
の様になる。これはハイレベル区間がローレベル区間に
比べて十分大きく、これをチャージポンプ回路3に入力
することで、その出力電圧は可変パルス遅延回路1の遅
延量を小さくする方向、即ち誤差信号発生回路4の出力
電流Ixを大きくする方向に作用する。このように、可
変パルス遅延回路の遅延量を小さくしていくことで、そ
の遅延量がCKの1/2周期になるように可変パルス遅
延回路1を制御することが可能となる。この結果、図9
の(e)で示したような出力信号が得られる。
であった場合、DFF5bの負出力は図10の(i)の
ようになる。そして、これは先のEXOR5aの出力
(図10の(h))と共にOR5cに入力される。従っ
て、このときのOR5cの出力は、図10(j)の波形
の様になる。これはハイレベル区間がローレベル区間に
比べて十分大きく、これをチャージポンプ回路3に入力
することで、その出力電圧は可変パルス遅延回路1の遅
延量を小さくする方向、即ち誤差信号発生回路4の出力
電流Ixを大きくする方向に作用する。このように、可
変パルス遅延回路の遅延量を小さくしていくことで、そ
の遅延量がCKの1/2周期になるように可変パルス遅
延回路1を制御することが可能となる。この結果、図9
の(e)で示したような出力信号が得られる。
【0038】また遅延量がCKの1周期以内である場合
には、DFF5bの負出力は、“L”の状態を保ち続け
るので、チャージポンプ回路にはEXOR5aの出力信
号がそのまま入力されることになり、図1で上述したご
とく、誤差電流を発生させることにより遅延量を適切に
制御することができる。
には、DFF5bの負出力は、“L”の状態を保ち続け
るので、チャージポンプ回路にはEXOR5aの出力信
号がそのまま入力されることになり、図1で上述したご
とく、誤差電流を発生させることにより遅延量を適切に
制御することができる。
【0039】このようにDFF5bによって2分周信号
の立ち下がりエッジでパルス遅延出力をラッチし、遅延
量が入力信号CKの1周期Tを越えた場合には、DFF
5bの出力にパルスを発生させ、その信号とデューティ
ー再生出力とのORをとることでチャージポンプ回路3
の入力信号のハイレベル区間長をローレベル区間に比べ
て十分に大きくし、可変パルス遅延回路1の制御電流を
大きくして遅延量を小さくするよう制御する。このた
め、遅延量制御電流が非常に小さくなった場合でも回路
を収束させて、所望のデューティー再生出力を得ること
ができるようになる。
の立ち下がりエッジでパルス遅延出力をラッチし、遅延
量が入力信号CKの1周期Tを越えた場合には、DFF
5bの出力にパルスを発生させ、その信号とデューティ
ー再生出力とのORをとることでチャージポンプ回路3
の入力信号のハイレベル区間長をローレベル区間に比べ
て十分に大きくし、可変パルス遅延回路1の制御電流を
大きくして遅延量を小さくするよう制御する。このた
め、遅延量制御電流が非常に小さくなった場合でも回路
を収束させて、所望のデューティー再生出力を得ること
ができるようになる。
【0040】なお、上記第1の実施形態では、2分周回
路2によって入力クロックCKの手記を2倍に分周し、
これを可変パルス遅延回路1の入力パルス信号として、
入力クロックCKのデューティ再生回路としている。し
かしながら、例えば、2分周回路2を省略し、入力クロ
ックを直接可変パルス制御回路1、EXOR5a、イン
バータ5dに入力するように構成すれば、入力クロック
CKの2倍の周波数のクロックを出力する2逓倍回路と
なる。この場合、入力クロックのデューティ比が50%
でなければ、当該クロックのハイレベル期間とローレベ
ル期間の少なくともいずれかよりも遅延時間が大きくな
った場合に、DFF5bによる過遅延の検出がなされる
ことになる。
路2によって入力クロックCKの手記を2倍に分周し、
これを可変パルス遅延回路1の入力パルス信号として、
入力クロックCKのデューティ再生回路としている。し
かしながら、例えば、2分周回路2を省略し、入力クロ
ックを直接可変パルス制御回路1、EXOR5a、イン
バータ5dに入力するように構成すれば、入力クロック
CKの2倍の周波数のクロックを出力する2逓倍回路と
なる。この場合、入力クロックのデューティ比が50%
でなければ、当該クロックのハイレベル期間とローレベ
ル期間の少なくともいずれかよりも遅延時間が大きくな
った場合に、DFF5bによる過遅延の検出がなされる
ことになる。
【0041】[第2の実施形態]上記第1の実施例で
は、可変パルス遅延回路を用いて入力クロックのデュー
ティを50%に調整して出力する制御回路を説明した。
第2の実施形態では、可変パルス遅延回路を用いて、三
角波信号を発生する三角波発生回路について説明する。
は、可変パルス遅延回路を用いて入力クロックのデュー
ティを50%に調整して出力する制御回路を説明した。
第2の実施形態では、可変パルス遅延回路を用いて、三
角波信号を発生する三角波発生回路について説明する。
【0042】図5は第2の実施形態による三角波発生回
路の回路構成を表す図である。また、図11は三角波発
生回路の各構成の出力信号のタイミングを説明するタイ
ミングチャートである。
路の回路構成を表す図である。また、図11は三角波発
生回路の各構成の出力信号のタイミングを説明するタイ
ミングチャートである。
【0043】この回路は、可変パルス遅延回路1、2分
周回路2、排他論理回路5a(EXOR5a),D−フ
リップフロップ5b(DFF5b),インバータ5d,
アンド回路5e(AND5e)、チャージポンプ回路
3’,7、誤差信号発生回路4,8、コンパレータ9
a,9b,9c、バッファ10、電流源I9,I10,
I11からなる。そして、本回路構成によれば、図11
(a)に示すような入力クロック信号CKより、これと
同周期の三角波信号(図10(k))を得ることができ
る。
周回路2、排他論理回路5a(EXOR5a),D−フ
リップフロップ5b(DFF5b),インバータ5d,
アンド回路5e(AND5e)、チャージポンプ回路
3’,7、誤差信号発生回路4,8、コンパレータ9
a,9b,9c、バッファ10、電流源I9,I10,
I11からなる。そして、本回路構成によれば、図11
(a)に示すような入力クロック信号CKより、これと
同周期の三角波信号(図10(k))を得ることができ
る。
【0044】図5に示した第2の実施形態による三角波
発生回路の動作について、以下に説明する。
発生回路の動作について、以下に説明する。
【0045】先ず図11(a)に示したような入力クロ
ック信号CKを入力すると、EXOR5aからは2分周
出力(図11(b))と可変パルス遅延回路(図11
(d))の排他論理和の信号が出力される。そして、こ
の信号を用いてスイッチS2を制御し、電流I10,I
11を利用してコンデンサC2を充放電させることによ
り三角波信号TRIを得る。ここで電流I10,I11
はI11=2*I10という関係にある。基本的にこの
電流比でコンデンサC2を充放電すれば三角波が得られ
る。しかしこの三角波はこのままでは内部素子のバラツ
キ等により正確に安定したままではいられない。そこ
で、バッファ10を介して得られる三角波信号TRIを
コンパレータ9a及び9bに入力し、それぞれにおいて
三角波信号の10%及び90%のレベルを持つ信号V1
0,V90でコンパレートする。
ック信号CKを入力すると、EXOR5aからは2分周
出力(図11(b))と可変パルス遅延回路(図11
(d))の排他論理和の信号が出力される。そして、こ
の信号を用いてスイッチS2を制御し、電流I10,I
11を利用してコンデンサC2を充放電させることによ
り三角波信号TRIを得る。ここで電流I10,I11
はI11=2*I10という関係にある。基本的にこの
電流比でコンデンサC2を充放電すれば三角波が得られ
る。しかしこの三角波はこのままでは内部素子のバラツ
キ等により正確に安定したままではいられない。そこ
で、バッファ10を介して得られる三角波信号TRIを
コンパレータ9a及び9bに入力し、それぞれにおいて
三角波信号の10%及び90%のレベルを持つ信号V1
0,V90でコンパレートする。
【0046】図6は三角波とV10,V90との関係を
示す図である。また、このV10と三角波信号TRIの
コンパレート出力パルスP10を図11の(m)に、V
90と三角波信号TRIのコンパレート出力パルスP9
0を図11の(n)にそれぞれ示す。
示す図である。また、このV10と三角波信号TRIの
コンパレート出力パルスP10を図11の(m)に、V
90と三角波信号TRIのコンパレート出力パルスP9
0を図11の(n)にそれぞれ示す。
【0047】パルスP10は、図6のDFF5bの出力
と共にAND5eに入力され、その出力はチャージポン
プ回路3’に入力される。ここでDFF5bは、第1の
実施形態で説明したように、可変パルス遅延回路1によ
る遅延出力を2分周回路2の2分周信号出力の立ち下が
りエッジでラッチした出力であり、可変パルス遅延回路
1における遅延量が入力クロック信号CKの周期Tより
小さければDFF5bの出力は“H”レベルのままであ
る。
と共にAND5eに入力され、その出力はチャージポン
プ回路3’に入力される。ここでDFF5bは、第1の
実施形態で説明したように、可変パルス遅延回路1によ
る遅延出力を2分周回路2の2分周信号出力の立ち下が
りエッジでラッチした出力であり、可変パルス遅延回路
1における遅延量が入力クロック信号CKの周期Tより
小さければDFF5bの出力は“H”レベルのままであ
る。
【0048】まず、可変パルス遅延回路1の遅延量が入
力クロック信号CKの周期T以下だった場合を説明す
る。この場合、AND5eに入力されたパルスP10が
そのままチャージポンプ回路3’に入力されることにな
り、従って、チャージポンプ回路3’への入力信号は、
図11の(m)のようになる。またパルスP90はパル
スP10と共にチャージポンプ回路7に入力される。
力クロック信号CKの周期T以下だった場合を説明す
る。この場合、AND5eに入力されたパルスP10が
そのままチャージポンプ回路3’に入力されることにな
り、従って、チャージポンプ回路3’への入力信号は、
図11の(m)のようになる。またパルスP90はパル
スP10と共にチャージポンプ回路7に入力される。
【0049】図7はチャージポンプ回路3’の構成を示
す図である。また、図8はチャージポンプ回路7の構成
を示す図である。図7に示すように、チャージポンプ回
路3’は、電流Ia、0.9Iaを発生する電流源を用
い、パルスP10によりハイレベルでオン、ローレベル
でオフするスイッチS3を制御し、コンデンサCaを充
放電する。これにより、パルスP10のハイレベル時間
とローレベル時間の比がちょうど9:1の比になった場
合に出力が安定するようになる。そして、その出力はバ
ッファ6を通り誤差信号発生回路4に外部からの電流I
0とともに入力され、ここで誤差電流Ixを発生させ、
可変パルス遅延回路1に入力することで三角波のデュー
ティー、すなわちそのオフセット値を制御する。
す図である。また、図8はチャージポンプ回路7の構成
を示す図である。図7に示すように、チャージポンプ回
路3’は、電流Ia、0.9Iaを発生する電流源を用
い、パルスP10によりハイレベルでオン、ローレベル
でオフするスイッチS3を制御し、コンデンサCaを充
放電する。これにより、パルスP10のハイレベル時間
とローレベル時間の比がちょうど9:1の比になった場
合に出力が安定するようになる。そして、その出力はバ
ッファ6を通り誤差信号発生回路4に外部からの電流I
0とともに入力され、ここで誤差電流Ixを発生させ、
可変パルス遅延回路1に入力することで三角波のデュー
ティー、すなわちそのオフセット値を制御する。
【0050】また図8に示すチャージポンプ回路7で
は、電流1.8Ibを発生する電流源と、電流Ibを発
生する2つの電流源とを用い、パルスP10、パルスP
90により、ハイレベルでオン、ローレベルでオフする
スイッチS4,S5をそれぞれ制御し、コンデンサCb
を充放電することによりP10,P90のオン時間とオ
フ時間の比が共に9:1になった場合に安定する。その
出力はバッファ6を通り、誤差信号発生回路8に外部か
らの電流I0と共に入力され、誤差電圧ΔVを発生さ
せ、これにより図5中の電流源I10,I11を制御す
ることで三角波のピーク値をコントロールする。
は、電流1.8Ibを発生する電流源と、電流Ibを発
生する2つの電流源とを用い、パルスP10、パルスP
90により、ハイレベルでオン、ローレベルでオフする
スイッチS4,S5をそれぞれ制御し、コンデンサCb
を充放電することによりP10,P90のオン時間とオ
フ時間の比が共に9:1になった場合に安定する。その
出力はバッファ6を通り、誤差信号発生回路8に外部か
らの電流I0と共に入力され、誤差電圧ΔVを発生さ
せ、これにより図5中の電流源I10,I11を制御す
ることで三角波のピーク値をコントロールする。
【0051】また図5中、信号Vs(図6にそのレベル
を示す)で三角波をコンパレートするコンパレータ9c
は、三角波発生時にすばやく三角波をそのレベルに収束
させ、また1周期毎に三角波の下頂点でそれを固定する
起動回路の役割をする。
を示す)で三角波をコンパレートするコンパレータ9c
は、三角波発生時にすばやく三角波をそのレベルに収束
させ、また1周期毎に三角波の下頂点でそれを固定する
起動回路の役割をする。
【0052】このようにして安定した三角波を発生させ
るわけであるが、次に、図5中に示したDFF5b、イ
ンバータ5d、AND5eがなく、遅延量が内部素子バ
ラツキ等の影響によりT/2よりも若干大きくなってし
まった場合を考える。
るわけであるが、次に、図5中に示したDFF5b、イ
ンバータ5d、AND5eがなく、遅延量が内部素子バ
ラツキ等の影響によりT/2よりも若干大きくなってし
まった場合を考える。
【0053】このときEXOR5aの出力はハイレベル
が大きい信号となり、それにより作られた三角波はコン
デンサC2による充電時間が長いため、その上頂点は安
定時よりも高いレベルになる。これをコンパレータ9a
によりV10でコンパレートすると、その出力パルスは
安定時に対してローレベルの大きいものになる。これに
より誤差電流Ixは大きくなり、従って遅延量は小さく
なる方向に動いてその遅延量をT/2に収束させる。こ
の結果、出力される三角波信号は、図11の(k)のよ
うになる。
が大きい信号となり、それにより作られた三角波はコン
デンサC2による充電時間が長いため、その上頂点は安
定時よりも高いレベルになる。これをコンパレータ9a
によりV10でコンパレートすると、その出力パルスは
安定時に対してローレベルの大きいものになる。これに
より誤差電流Ixは大きくなり、従って遅延量は小さく
なる方向に動いてその遅延量をT/2に収束させる。こ
の結果、出力される三角波信号は、図11の(k)のよ
うになる。
【0054】次に上記と同条件で従来例と同様の理由に
より遅延量が入力クロックの周期T以上になってしまっ
た場合を考えてみる。図12は、遅延量が入力クロック
信号の周期を越えた場合の各信号のタイミングを説明す
るタイミングチャートである。
より遅延量が入力クロックの周期T以上になってしまっ
た場合を考えてみる。図12は、遅延量が入力クロック
信号の周期を越えた場合の各信号のタイミングを説明す
るタイミングチャートである。
【0055】ここでは従来の技術で説明した例と同じよ
うに、誤差電流Ixがそれが取りうる最小の値になった
場合について説明する。この場合、EXOR5aからの
出力は従来例に示した場合と同様にハイレベル区間に対
してローレベル区間の大きなものとなる(図12
(h))。このような信号を用いてスイッチS2を制御
した場合に、コンデンサC2への充放電の関係から三角
波が図12(l)のように発生したとする。ここで図1
2(h)の時刻t3〜t4、t6〜t7、t9〜t10
のローレベル区間において、三角波信号は一定のレベル
で安定しているが、これは図5のコンパレータ9c、電
流源I9、電圧Vsからなる起動回路によるもので、三
角波の下頂点はVsのレベルで安定している。
うに、誤差電流Ixがそれが取りうる最小の値になった
場合について説明する。この場合、EXOR5aからの
出力は従来例に示した場合と同様にハイレベル区間に対
してローレベル区間の大きなものとなる(図12
(h))。このような信号を用いてスイッチS2を制御
した場合に、コンデンサC2への充放電の関係から三角
波が図12(l)のように発生したとする。ここで図1
2(h)の時刻t3〜t4、t6〜t7、t9〜t10
のローレベル区間において、三角波信号は一定のレベル
で安定しているが、これは図5のコンパレータ9c、電
流源I9、電圧Vsからなる起動回路によるもので、三
角波の下頂点はVsのレベルで安定している。
【0056】このような三角波をコンパレータ9aでコ
ンパレートするとその出力は図12(o)のようにな
り、同様にコンパレータ9bでコンパレートするとその
出力は同図(p)の様になる。コンパレータ9aの出力
パルスは図4(m)に示した正常動作時の出力パルスよ
りもハイレベル区間がローレベル区間に対して大きい。
従って、このような信号をチャージポンプ回路3’に入
力すると、コンデンサCaは過放電となり、その出力電
位は正常動作時よりも小さくなる。このため、誤差信号
発生回路4からの出力電流Ixは大きくなることができ
なくなる。即ち、可変パルス遅延回路1の遅延量を小さ
くすることができなくなり、遅延時間をT/2へ収束さ
せることができず、三角波信号の周期はTへ収束しな
い。
ンパレートするとその出力は図12(o)のようにな
り、同様にコンパレータ9bでコンパレートするとその
出力は同図(p)の様になる。コンパレータ9aの出力
パルスは図4(m)に示した正常動作時の出力パルスよ
りもハイレベル区間がローレベル区間に対して大きい。
従って、このような信号をチャージポンプ回路3’に入
力すると、コンデンサCaは過放電となり、その出力電
位は正常動作時よりも小さくなる。このため、誤差信号
発生回路4からの出力電流Ixは大きくなることができ
なくなる。即ち、可変パルス遅延回路1の遅延量を小さ
くすることができなくなり、遅延時間をT/2へ収束さ
せることができず、三角波信号の周期はTへ収束しな
い。
【0057】さらに、コンパレータ9a,9bの出力を
チャージポンプ回路7に入力すると、この回路の出力電
位は正常時よりも小さくなる。このため、誤差信号発生
回路8からの誤差電圧出力も小さくなり、これにより電
流I10,I11が小さくなるため、三角波ピーク値も
小さくなった所で安定する。以上のように、DFF5
b、インバータ5d、AND5eがないような回路構成
において、可変パルス遅延回路の遅延量がTを越えた状
態では正常動作への復帰はできない。
チャージポンプ回路7に入力すると、この回路の出力電
位は正常時よりも小さくなる。このため、誤差信号発生
回路8からの誤差電圧出力も小さくなり、これにより電
流I10,I11が小さくなるため、三角波ピーク値も
小さくなった所で安定する。以上のように、DFF5
b、インバータ5d、AND5eがないような回路構成
において、可変パルス遅延回路の遅延量がTを越えた状
態では正常動作への復帰はできない。
【0058】しかしながら、第2の実施形態によれば、
図5に示すようにDFF5b、インバータ5d、AND
5eが備えられており、上記のような条件に対しても、
周期Tの安定した三角波信号を得ることが可能となる。
この場合、回路ブロックは以下のような動作をする。
図5に示すようにDFF5b、インバータ5d、AND
5eが備えられており、上記のような条件に対しても、
周期Tの安定した三角波信号を得ることが可能となる。
この場合、回路ブロックは以下のような動作をする。
【0059】DFF5bが2分周回路2の出力信号の立
ち下がりタイミングで可変パルス遅延回路1の出力信号
をラッチすることにより、その出力は図11(i)が反
転したパルスとなる。この信号と、コンパレータ9aの
出力(図12(o))とのANDをとることにより図1
2(q)のパルスが得られる。このパルスエネルギー
は、ハイ区間が2に対してロー区間は1であり、チャー
ジポンプ回路3の安定量であるパルスのハイ、ロー区間
の比率9:1に対して非常にロー区間の大きいものであ
る。そのためハイチャージポンプ回路3’のコンデンサ
Caは過充電となり、その出力電位は高くなる。
ち下がりタイミングで可変パルス遅延回路1の出力信号
をラッチすることにより、その出力は図11(i)が反
転したパルスとなる。この信号と、コンパレータ9aの
出力(図12(o))とのANDをとることにより図1
2(q)のパルスが得られる。このパルスエネルギー
は、ハイ区間が2に対してロー区間は1であり、チャー
ジポンプ回路3の安定量であるパルスのハイ、ロー区間
の比率9:1に対して非常にロー区間の大きいものであ
る。そのためハイチャージポンプ回路3’のコンデンサ
Caは過充電となり、その出力電位は高くなる。
【0060】この結果、誤差電流Ixも大きくなり、遅
延量を減少する方向に作用し、遅延時間をT/2に収束
するように動作する。そして、出力される三角波信号
は、図11の(k)に示すように周期Tで安定した波形
となる。
延量を減少する方向に作用し、遅延時間をT/2に収束
するように動作する。そして、出力される三角波信号
は、図11の(k)に示すように周期Tで安定した波形
となる。
【0061】以上説明したように、上記各実施形態によ
れば、内部素子及び外部素子のバラツキによらず、誤動
作することの無い可変パルス遅延回路をIC回路で容易
に構成することが可能となる。また、第1の実施形態に
よれば、安定的な動作を達成するパルス幅デューティー
再生回路がえら得る。更に、第2の実施形態によれば、
安定した動作を達成する三角波発生回路をIC回路で容
易に構成することができるという効果がある。以上のよ
うに内部素子バラツキの大きいIC回路で無調整により
それぞれの回路を構成できるということはIC設計上非
常に大きな利点がある。
れば、内部素子及び外部素子のバラツキによらず、誤動
作することの無い可変パルス遅延回路をIC回路で容易
に構成することが可能となる。また、第1の実施形態に
よれば、安定的な動作を達成するパルス幅デューティー
再生回路がえら得る。更に、第2の実施形態によれば、
安定した動作を達成する三角波発生回路をIC回路で容
易に構成することができるという効果がある。以上のよ
うに内部素子バラツキの大きいIC回路で無調整により
それぞれの回路を構成できるということはIC設計上非
常に大きな利点がある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変パルス遅延回路の遅延時間が入力パルスのローレベ
ル期間もしくはハイレベル期間の少なくともいずれかを
越えた場合に、これを検出し、その遅延時間を制御する
ことが可能となるので、安定した動作を可能とする信号
制御回路が提供される。
可変パルス遅延回路の遅延時間が入力パルスのローレベ
ル期間もしくはハイレベル期間の少なくともいずれかを
越えた場合に、これを検出し、その遅延時間を制御する
ことが可能となるので、安定した動作を可能とする信号
制御回路が提供される。
【0063】
【図1】可変パルス遅延回路を用いて構成した従来のデ
ューティー再生の回路ブロックを示す図である。
ューティー再生の回路ブロックを示す図である。
【図2】可変パルス遅延回路1の回路構成を示した回路
図である。
図である。
【図3】チャージポンプ回路3の構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態によるデューティ再生回路の構
成を表すブロック図である。
成を表すブロック図である。
【図5】第2の実施形態による三角波発生回路の回路構
成を表す図である。
成を表す図である。
【図6】三角波とV10,V90との関係を示す図であ
る。
る。
【図7】第2の実施形態におけるチャージポンプ回路
3’の構成を示す図である。
3’の構成を示す図である。
【図8】第2の実施形態におけるチャージポンプ回路7
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図9】デューティ再生回路の通常動作時における各信
号のタイミングを表すタイミングチャートである。
号のタイミングを表すタイミングチャートである。
【図10】可変パルス遅延回路の遅延時間が入力クロッ
ク信号の周期よりも大きくなった場合の各信号のタイミ
ングを表すタイミングチャートである。
ク信号の周期よりも大きくなった場合の各信号のタイミ
ングを表すタイミングチャートである。
【図11】三角波発生回路の各構成の出力信号のタイミ
ングを説明するタイミングチャートである。
ングを説明するタイミングチャートである。
【図12】遅延量が入力クロック信号の周期を越えた場
合の各信号のタイミングを説明するタイミングチャート
である。
合の各信号のタイミングを説明するタイミングチャート
である。
1 可変パルス遅延回路 2 2分周回路 3,3’、7 チャージポンプ回路 4,8 誤差信号発生回路 5a 排他論理回路 5b Dフリップフロップ 5c オア回路 5d インバータ 5e アンド回路 6,10 バッファ 9a,9b,9c コンパレータ
Claims (8)
- 【請求項1】 入力パルス信号を遅延して遅延パルス信
号を出力する遅延手段と、 前記遅延手段における信号の遅延時間が、前記入力パル
ス信号の立ち上がりエッジからたち下がりエッジまでの
ローレベル期間もしくは、立ち下がりエッジから立ち上
がりエッジまでのハイレベル期間の少なくとも一方より
大きい過遅延の状態にあることを検出する検出手段と、 前記検出手段によって過遅延が検出された場合、該遅延
時間を減少すべく前記遅延手段を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする信号制御回路。 - 【請求項2】 前記検出手段による検出は、前記入力パ
ルス信号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジ
の一方のタイミングにおいて前記遅延パルス信号の状態
を検出することで行うことを特徴とする請求項1に記載
の信号制御回路。 - 【請求項3】 前記入力パルス信号と前記遅延パルス信
号の排他論理和を該入力パルスの2倍の周波数のパルス
信号として出力する出力手段を更に備えることを特徴と
する請求項1に記載の信号制御回路。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段によって
過遅延が検出された場合に該遅延時間を減少すべく前記
遅延手段を制御するとともに、前記検出手段によって前
記過遅延が検出されない場合は前記出力手段より出力さ
れるパルス信号のデューティ比に基づいて前記遅延時間
を制御することを特徴とする請求項3に記載の信号制御
回路。 - 【請求項5】 前記制御手段は、入力されたパルス信号
のデューティ比に基づいて前記遅延時間を制御する制御
信号生成回路を有し、 前記検出手段で過遅延が検出された場合は前記遅延手段
の遅延時間を減少させる方向に該制御信号生成回路を動
作させるべくパルス信号を生成して該制御信号生成回路
に入力し、 前記検出手段で過遅延が検出されない場合は、前記出力
手段より出力されたパルス信号を前記制御信号生成回路
に入力することを特徴とする請求項3に記載の信号制御
回路。 - 【請求項6】 原パルス信号を1/2に分周して得られ
る分周パルスを前記入力パルスとして出力する出力手段
を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の信号制
御回路。 - 【請求項7】 前記出力手段より出力されるパルス信号
に基づいて三角波信号を発生する発生手段を更に備える
ことを特徴とする請求項3に記載の信号制御回路。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記検出手段によって
過遅延が検出された場合に該遅延時間を減少すべく前記
遅延手段を制御するとともに、前記検出手段によって過
遅延が検出されない場合に前記発生手段により発生され
る三角波信号に基づいて遅延時間を制御することを特徴
とする請求項7に記載の信号制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8022546A JPH09214304A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 信号制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8022546A JPH09214304A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 信号制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09214304A true JPH09214304A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12085838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8022546A Withdrawn JPH09214304A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 信号制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09214304A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010245675A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 発振回路およびそれを用いたスイッチング電源装置 |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP8022546A patent/JPH09214304A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010245675A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 発振回路およびそれを用いたスイッチング電源装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |