JPH09214678A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH09214678A
JPH09214678A JP8046645A JP4664596A JPH09214678A JP H09214678 A JPH09214678 A JP H09214678A JP 8046645 A JP8046645 A JP 8046645A JP 4664596 A JP4664596 A JP 4664596A JP H09214678 A JPH09214678 A JP H09214678A
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JP8046645A
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English (en)
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Kenichi Sasaki
憲一 佐々木
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源手段からの光束で原稿を効率良く照明
し、該原稿の画像情報を高速に読み取ることができる画
像読取装置を得ること。 【解決手段】 光源手段1からの光束で照明された原稿
2の画像情報を結像手段3により、複数の画素を1次元
的に主走査方向へ配列した読取手段4面上に結像させ、
該主走査方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取
手段とを相対的に移動して読み取る際、該光源手段は光
束を射出する該原稿面側の面の断面形状が、主走査方向
に対して平面より成り、且つ副走査方向に対して凹面よ
り成ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、特にCCD等の複数の画素(受光素子)を一次元方
向に配列した撮像手段(読取手段)を用いてフィルムや
OHPなどの原稿の画像情報を照明光の利用効率向上を
図りつつ、高精度に読み取るようにした画像読取装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルムやOHPなどの原稿
をCCD等の読取手段を用いて読み取る画像読取装置と
しては、図9に示したような構成が広く知られている。
【0003】図9は従来の透過型の画像読取装置の要部
概略図である。
【0004】同図において91は光源手段としての管状
の蛍光灯(円筒蛍光管)であり、該蛍光灯は長手方向
(主走査方向)と短手方向(副走査方向)を有する線状
の光源より成っている。92は透過型の原稿(透過原
稿)であり、フィルム等より成っており、光源91から
の光束に照明される位置に配置されている。93は結像
手段としての結像レンズであり、原稿92の画像情報を
読取手段としてのラインセンサ(CCD)94面上に所
定の倍率で結像させている。
【0005】同図において光源91にて照明された原稿
92面上の読取領域の画像は、結像レンズ93によりC
CD94面上に結像される。CCD94の受光領域の形
状は、通常画素(受光素子)が一列に直線上に配列され
ている。従ってCCD94の受光領域の像を結像レンズ
93にて原稿92面上に逆投影したときの該原稿92面
上の投影部分92aが、そのときCCD94に取り込ま
れる画像領域である。
【0006】そして、このようにして原稿92面上のあ
る1次元領域(線像、厳密にはCCD受光領域を原稿面
上に逆投影した、ある幅を持った細長い帯状の領域であ
る)92aの画像の取り込みが完了し次第、該線像と直
交する方向(副走査方向)に取り込み領域を逐次移動し
て1次元画像を取り込み、該原稿92面上の所定の領域
にわたり同じ動作を繰り返すことにより原稿92全面を
2次元の画像として取り込むことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような画像読取装
置において考慮されるべき重要な事柄の一つとして、原
稿読み取り速度が速いこと、換言すれば原稿読み取りに
要する時間が短いことがあげられる。
【0008】しかしながらこれはラインセンサとして使
用しているCCDの特性に左右される部分が大きい。即
ちCCDが入射した光束を電気信号に変換する際に、該
光束が所定の蓄積時間の間だけ、該CCDに照射され続
けていなければならないということである。
【0009】従って、CCDに入射する原稿の画像が、
該CCDによって電気信号に変換される為に必要な所定
の時間だけ、該原稿の同じ部分が該CCDに照射し続け
られる状態を保持しなければならない。よって、ある1
次元画像を取り込み、更に引き続いてその隣の1次元画
像を取り込むという連続動作の時間を短縮する際に、そ
の蓄積時間が完了しなければ原稿面上で隣のラインに読
み取りエリアを移動することができないというCCDの
特性がネックになる。
【0010】このように、原稿面上のある1次元画像を
取り終えて隣の1次元画像へ取り込みを移動する時間間
隔を短くすることが読み取り速度の高速化の妨げとな
る。そこでCCDの蓄積時間の短縮を図るほかないが、
同じCCDの場合、入射する光量に依存して蓄積時間が
変化する。従って、CCDへの到達光量(入射光量)を
増やしてやれば蓄積時間は短縮できるのである。
【0011】このCCDへの到達光量を増加させる為の
手段としては、 (1)結像レンズの明るさを増す (2)光源の光量を増やす 等の2点が基本的な解決策である。
【0012】ところが結像レンズのFナンバーを明るく
することはレンズ枚数の増大、又それに伴う精度アップ
などコスト上昇を避けられない方法である。又光源の光
量を増やすことは消費電力の増大や、光源である蛍光灯
自体の高効率化などが要求され、大幅なコストアップが
余儀なくされる。特に従来からよく使われている管状の
蛍光灯の場合、光源の発光面の形状に起因する光量利用
効率が低くならざるを得ないという問題点がある。
【0013】この点に関しての説明を図9〜図15を用
いて詳述する。
【0014】図9において光源91は上述の如く管状の
蛍光灯(円筒蛍光管)である。この光源91の長手方向
(主走査方向)は同図に示すように原稿92面上の読み
取られる1次元画像92aの方向、即ちCCD94の受
光領域の延在する方向(主走査方向)に一致するように
配置されている。従って、光源91の発光面(管面)は
原稿92面側で凸のシリンドリカル面の形状である。
【0015】蛍光灯は周知のようにガラスの容器の内側
の面(内壁)に蛍光体を塗布してあり、該容器の内部で
発生する紫外線を受けて、外側に向けて可視光を放射す
る。又蛍光体の塗布された面は微小な発散光源の集合体
であると考えられる。従って、外部からは蛍光灯の発光
面は拡散面光源である。
【0016】図10は光源の表面のある微小な面積を有
する部分からの放射のパターンを摸式的に示した摸式図
である。同図に示すように面の中心付近から発光面の法
線方向に放射される光束が最も強度が強く、その光線を
軸として周辺の各方向に拡散光の光線成分が分布する。
上述したように発光面から放射される光束は、これら微
小な面を集合させたものである。従って、面としての光
源から放射される光線束は図10に示すようなパターン
を発光面の形状に配列したものと等価である。図11は
これを摸式的に示した模式図である。
【0017】そして、従来例のように発光面(管面)の
形状が凸のシリンダ形状である場合、光源の面としての
発光パターンもその形状を反映したものとなる。例えば
図13に示すように光源を短手方向断面(原稿副走査断
面)で見た場合、管状の蛍光灯の断面は円になり、この
断面での光束放射は図12に示すように全方向になる。
尚、図12内で示した矢印は各微小な発光面ごとの面法
線方向の最も強い光線束の放射する方向を示したもので
ある。従って、それぞれの矢印の周囲には図11で示し
たような拡散光成分が、とりまいているものが重ね合わ
せられている。
【0018】又、この種の画像読取系において、読取手
段としてのCCD(ラインセンサ)へ到達することがで
きる光束の光量は、当然ではあるがもともと結像レンズ
の物体側の開口角においてレンズの有効径内へ入射して
きた光束だけである。即ち、図15に示す副走査断面で
は結像レンズの物体側のマージナル光線a,bとの間を
通過してゆける光線成分のみである。又透過原稿はそれ
自体は照明する光線に対して強度の空間的変調をもたら
すだけであり、光線の方向は光源から放射されたままで
直進する。従って、いくら原稿を高い光量で照明できる
光源があったとしても、原稿を経た光線が結像レンズの
有効径内に入射しないのであれば、その光線束はCCD
には至らず、照明光源という意味では無意味である。
【0019】図13、図14は各々従来の画像読取装置
の光源の短軸方向の断面図(副走査断面図)と長軸方向
の断面図(主走査断面図)を示したものであり、両図に
おいて図9に示した要素と同一要素には同符番を付して
いる。
【0020】図13に示すように、この短軸方向では原
稿92面上の読取領域は非常に狭く光軸上付近のみであ
る。これは原稿92面上の略1次元状の読取領域の短手
方向(副走査方向)に該当する方向である。CCDを構
成する複数の画素はこの短手方向には並んでいない。一
方、図14に示す長軸方向では原稿92面上の読取領域
は長手方向(主走査方向)である。
【0021】ここで図15に示すように光源91の短軸
方向の断面(副走査断面)では該光源91の光束放射面
(管面)が凸になっている為、原稿92を経た後、結像
レンズ93の物体側の開口角の内側に至る光束は非常に
少なくなってしまうことが明らかである。又図15中で
示したように光源91自体が放射する光束のうち斜線で
示した僅かな部分だけの光束がCCD94に到達し、大
部分の光束は結像レンズ93の有効径内に入ることがで
きない。
【0022】従って、従来の光源では光量の利用効率が
低くCCDに到達する光量が少ない為、該CCDの蓄積
時間を長く保つ必要があり、その為読み取り速度の高速
化が難しいという問題点があった。
【0023】又、上述した従来例ではFナンバー(FN
o)の小さい明るいレンズが必要になり、コストアップ
が余儀なくされ、又光源を無駄に光らせている為、電力
消費も多くなるという問題点もあった。
【0024】本発明は原稿を照明する光源手段の光束放
射面(管面)の形状及び該光源手段を構成する各要素を
適切に設定することにより、該原稿を経て結像手段の物
体側から有効径内へ入射することができる光束を増大さ
せることができ、これにより読取速度の高速化を図るこ
とができる画像読取装置の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、 (1)光源手段からの光束で照明された原稿の画像情報
を結像手段により、複数の画素を1次元的に主走査方向
へ配列した読取手段面上に結像させ、該主走査方向と略
直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段とを相対的に
移動して読み取る際、該光源手段は光束を射出する該原
稿面側の面の断面形状が、主走査方向に対して平面より
成り、且つ副走査方向に対して凹面より成ることを特徴
としている。
【0026】(2)光源手段からの光束で照明された原
稿の画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的
に主走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主
走査方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段
とを相対的に移動して読み取る際、該光源手段は蛍光灯
を有しており、該蛍光灯は光束を射出する該原稿面側の
管面の断面形状が、主走査方向に対して平面より成り、
且つ副走査方向に対して凹面より成り、該管面の内側の
面に蛍光体を塗布したことを特徴としている。
【0027】(3)光源手段からの光束で照明された原
稿の画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的
に主走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主
走査方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段
とを相対的に移動して読み取る際、該光源手段は蛍光灯
を有しており、該蛍光灯は光束を射出する該原稿面側の
管面の断面形状が、主走査方向に対して平面より成り、
且つ副走査方向に対して凹面より成り、該管面の内側の
面と、該蛍光灯の内部で該原稿面側の管面と相対する管
面の内側の面とに蛍光体を塗布したことを特徴としてい
る。
【0028】特に上記(2),(3)において前記副走
査方向の断面において、前記原稿面上の一点から前記蛍
光灯の該原稿面側の管面の有効径において張る角度が、
その一点から前記結像手段の入射瞳の直径が張る角度と
略等しくなるように設定したことや、前記副走査方向の
断面において、前記蛍光灯は、その内部で該原稿面側の
管面と相対する管面の形状が平面より成ることや、前記
副走査方向の断面において、前記蛍光灯は、その内部で
該原稿面側の管面と相対する管面の形状が、該原稿面側
の管面と同じ極性を持つ凹面より成ることや、前記蛍光
灯の内部で前記原稿面側の管面と相対する管面の外側の
面に光束を反射させる反射手段を設けたことや、前記蛍
光灯の前記原稿面側の管面は凹のシリンドリカル面より
成ること等を特徴としている。
【0029】(4)光源手段からの光束で照明された原
稿の画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的
に主走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主
走査方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段
とを相対的に移動して読み取る際、該光源手段は該原稿
面上の主走査方向の1次元状の読取領域の範囲をカバー
するように形成された拡散板と、複数の白熱灯を主走査
方向と副走査方向とにそれぞれ配列した光源部とを有
し、該拡散板は該原稿面と相対する拡散面の断面形状
が、主走査方向に対して平面より成り、且つ副走査方向
に対して凹面より成り該複数の白熱灯は該拡散板の外側
の面に沿って主走査方向と副走査方向とにそれぞれ配列
されていることを特徴としている。
【0030】(5)光源手段からの光束で照明された原
稿の画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的
に主走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主
走査方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段
とを相対的に移動して読み取る際、該光源手段は該原稿
面上の主走査方向の1次元状の読取領域の範囲をカバー
するように発光ダイオードを主走査方向と副走査方向と
にそれぞれ複数配列した光源部を有し、該光源部を構成
する複数の発光ダイオードの配列状態が、主走査方向に
対して平面的より成り、且つ副走査方向に対して凹面的
より成ることを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
概略図である。図2は図1の主要部分の副走査方向の要
部断面図(副走査断面図)である。
【0032】尚、本実施形態では光源手段1からの光路
中、光軸と直交する面内において、読取手段4の複数の
画素の並び方向に相当する方向を主走査方向、これと直
交する方向を副走査方向としている。
【0033】図中、1は光源手段であり、熱陰極管又は
冷陰極管等の蛍光灯より成っており、該蛍光灯は光束を
射出する原稿2面側の管面1aの断面形状が、原稿2面
上の1次元状の読取領域の主走査方向(長手方向)に対
して平面より成り、且つ該読取領域の副走査方向(短手
方向)に対して凹面より成っている。この蛍光灯1の原
稿2面側の管面1aは凹のシリンドリカル面より成って
おり、該管面1aの内側の面(内壁)1cに蛍光体5を
塗布している。又副走査断面において蛍光灯は、その内
部で原稿2面側の管面1aと相対する管面1bの形状を
平面より形成している。
【0034】本実施形態では副走査断面(図2)におい
て、原稿2面上の一点Pから蛍光灯1の原稿2面側の管
面1aの有効径Dにおいて張る角度θ1が、その一点P
から後述する結像手段としての結像レンズ3の入射瞳の
直径が張る角度θ2と略等しくなるように設定してい
る。
【0035】2はフィルム等の透過型の原稿(透過原
稿)であり、読み取りの為の画像情報が形成されてい
る。3は結像手段であり、結像レンズより成っており、
原稿2の画像情報を後述する読取手段4面上に結像させ
ている。4は読取手段としてのラインセンサ(CCD)
であり、複数の画素(受光素子)を主走査方向に一次元
的に配列している。
【0036】本実施形態では上述した構成より成る蛍光
灯1からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域2a
を集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レンズ
3によりラインセンサ4面上に所定の倍率で結像させて
いる。そして原稿2とラインセンサ4との相対位置を変
化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方向(副走査
方向)に移動(走査)させることにより、原稿2面上の
2次元的な画像情報をラインセンサ4で順次読み取るよ
うにしている。
【0037】ここで本実施形態の特徴とする原稿照明方
法について説明する。
【0038】本実施形態においては前述の如く図2に示
す副走査断面内において、原稿2面上の一点Pから蛍光
灯1の管面(拡散面表面)1aの有効径Dにおいて張る
角度θ1が、その一点Pから結像レンズ3の入射瞳の直
径が張る角度θ2と略等しくなるように設定している。
これにより蛍光灯1の原稿2面側の管面(拡散面表面)
1aから垂直に発する最も強度の高い光束成分の光束c
を結像レンズ3の物体側の開口角の範囲内に向けて放射
するようにし、原稿2面上の1次元状の読取領域2aを
集中的に照明している。そして結像レンズ3を経た光束
の大部分をラインセンサ4面上に入射させ、原稿2上の
画像情報を高速で読み取っている。
【0039】このように本実施形態においては上述の如
く副走査断面において蛍光灯1の原稿2面側の管面1a
の形状を凹面とし、該凹面より成る管面1aの内側の面
(内壁)1cに蛍光体5を塗布することにより、照明の
各光線の進行方向が結像レンズ3の物体側のNAの内側
になるようにし、原稿2面上の1次元状(線状)の読取
領域2aを集中的に照明できるようにしている。これに
より本実施形態ではラインセンサ4への到達光量(入射
光量)を増大させることによって読取速度の高速化を図
ることができ、又結像レンズ3のFナンバーを暗くする
ことができ、レンズ枚数の削減等の低コスト化も図るこ
とができる。
【0040】図3は本発明の実施形態2の副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図2
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0041】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は、蛍光灯31の内部で原稿2面側の管面31a
と相対する管面31bの内側の面(内壁)31dにも蛍
光体5を塗布したことである。その他の構成及び光学的
作用は前述の実施形態1と略同様であり、これにより同
様な効果を得ている。
【0042】即ち、31は光源手段としての蛍光灯(熱
陰極管又は冷陰極管)であり、光束を射出する原稿2面
側の管面31aの断面形状を、該原稿2面上の1次元状
の読取領域の主走査方向に対して平面より形成し、且つ
該読取領域の副走査方向に対して凹面より形成してい
る。又この凹面より成る管面31aの内側の面31c
と、該蛍光灯31の内部で該管面31aと相対する管面
31bの内側の面31dとに蛍光体5を塗布している。
【0043】本実施形態では上述した構成より成る蛍光
灯31からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域2
aを集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レン
ズ3によりラインセンサ(不図示)面上に所定の倍率で
結像させている。そして原稿2とラインセンサとの相対
位置を変化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方向
(副走査方向)に移動(走査)させることにより、原稿
2面上の2次元的な画像情報をラインセンサで順次読み
取るようにしている。
【0044】このように本実施形態においては前述の実
施形態1と同様に図3に示す如く蛍光灯31の原稿2面
側の管面(拡散面表面)31aから垂直に発する最も強
度の高い光束成分の光束cを結像レンズ3の物体側の開
口角の範囲内に向けて放射している為、該結像レンズ3
を経た光束の大部分をラインセンサ面上に入射させるこ
とができる。
【0045】更に本実施形態では蛍光灯31の内部で管
面31aと相対する管面31bの内側の面31dにも蛍
光体5を塗布したことにより、該内側の面(発光面)3
1dからの光量成分も得ることができ、これにより更に
全体としての光量を増大させることができる。
【0046】図4は本発明の実施形態3の副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図1
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0047】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は、蛍光灯41の内部で原稿2面側の管面41a
と相対する管面41bの形状を副走査断面において、該
管面41aと同じ極性を持つ凹面(凹のシリンドリカル
面)より形成し、更にこの管面41bの内側の面(内
壁)41dにも蛍光体5を塗布したことである。その他
の構成及び光学的作用は前述の実施形態1と略同様であ
り、これにより同様な効果を得ている。
【0048】即ち、41は光源手段としての蛍光灯(熱
陰極管又は冷陰極管)であり、光束を射出する原稿2面
側の管面41aの断面形状を、該原稿2面上の1次元状
の読取領域の主走査方向に対して平面より形成し、且つ
該読取領域の副走査方向に対して凹面より形成してい
る。又蛍光灯41の内部でこの凹面より成る管面41a
と相対する管面41bの断面形状を副走査断面におい
て、該管面41aと同じ面の極性を持つ凹面(凹のシリ
ンドリカル面)より形成し、この管面41bの内側の面
41dにも蛍光体5を塗布している。
【0049】本実施形態では上述した構成より成る蛍光
灯41からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域2
aを集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レン
ズ3によりラインセンサ(不図示)面上に所定の倍率で
結像させている。そして原稿2とラインセンサとの相対
位置を変化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方向
(副走査方向)に移動(走査)させることにより、原稿
2面上の2次元的な画像情報をラインセンサで順次読み
取るようにしている。
【0050】このように本実施形態においては前述の実
施形態1と同様に図4に示す如く蛍光灯41の原稿2面
側の管面(拡散面表面)41aから垂直に発する最も強
度の高い光束成分の光束cを結像レンズ3の物体側の開
口角の範囲内に向けて放射している為、該結像レンズ3
を経た光束の大部分をラインセンサ4面上に入射させる
ことができる。
【0051】更に本実施形態では蛍光灯41の内部で管
面41aと相対する管面41bの断面形状を副走査断面
において、該管面41aと同じ極性を持つ凹面より形成
し、かつ管面41bの内側の面41dにも蛍光体5を塗
布することにより、この内側部分の面(発光面)41d
からの光量成分も得られ、これは原稿2面側の発光面4
1cと同様に光束を結像レンズ3の物体側の開口角の範
囲内に向ける効果があるので、更に全体としての光量を
増大させることができる。
【0052】図5は本発明の実施形態4の副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図4
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0053】本実施形態において前述の実施形態3と異
なる点は、蛍光灯41の内部で原稿2面側の光束を射出
する管面41aと相対する管面41bの外側(原稿2面
とは逆側)の面に光束を反射させる為の反射手段として
の金属反射膜52を設けたことである。その他の構成及
び光学的作用は前述の実施形態3と略同様であり、これ
により同様な効果を得ている。
【0054】即ち、52は反射手段としての金属反射膜
であり、例えばアルミ等より成り、蛍光灯41の管面4
1bの外側の面に設けている。尚、本実施形態では反射
手段として金属反射膜を設けたが、該金属反射膜の代わ
りに誘電体を設けても良い。
【0055】本実施形態では上述した構成より成る蛍光
灯41からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域2
aを集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レン
ズ3によりラインセンサ(不図示)面上に所定の倍率で
結像させている。そして原稿2とラインセンサとの相対
位置を変化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方向
(副走査方向)に移動(走査)させることにより、原稿
2面上の2次元的な画像情報をラインセンサで順次読み
取るようにしている。
【0056】このように本実施形態においては前述の実
施形態3と同様に図5に示す如く蛍光灯41の原稿2面
側の管面(拡散面表面)41aから垂直に発する最も強
度の高い光束成分の光束cを結像レンズ3の物体側の開
口角の範囲内に向けて放射している為、該結像レンズ3
を経た光束の大部分をラインセンサ面上に入射させるこ
とができると共に原稿2面側の発光面41cと相対する
発光面41dからの光量成分も得ることができる。
【0057】更に本実施形態では発光面41dから発す
る光束のうち原稿2面側とは逆方向に照射される無駄に
なってしまう光束を金属反射膜52で、該原稿2面側へ
反射させることにより全体としての光量を更に増大させ
ることができる。
【0058】図6は本発明の実施形態5の副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図1
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0059】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は、蛍光灯11の内部で原稿2面側の管面1aと
相対する管面1bの外側(原稿2面とは逆側)の面に光
束を反射させる為の反射手段としての金属反射膜62を
設けたことである。その他の構成及び光学的作用は前述
の実施形態1と略同様であり、これにより同様な効果を
得ている。
【0060】即ち、62は反射手段としての金属反射膜
であり、アルミ等より成り、蛍光灯1の管面1bの外側
の面に設けている。尚、本実施形態では反射手段として
金属反射膜を設けたが、該金属反射膜の代わりに誘電体
を設けても良い。
【0061】本実施形態では上述した構成より成る蛍光
灯41からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域2
aを集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レン
ズ3によりラインセンサ(不図示)面上に所定の倍率で
結像させている。そして原稿2とラインセンサとの相対
位置を変化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方向
(副走査方向)に移動(走査)させることにより、原稿
2面上の2次元的な画像情報をラインセンサで順次読み
取るようにしている。
【0062】このように本実施形態においては前述の実
施形態1と同様に図6に示す如く蛍光灯1の原稿2面側
の管面(拡散面表面)1aから垂直に発する最も強度の
高い光束成分の光束cを結像レンズ3の物体側の開口角
の範囲内に向けて放射している為、該結像レンズ3を経
た光束の大部分をラインセンサ4面上に入射させること
ができる。
【0063】更に本実施形態では管面1bから射出する
無駄になってしまう光束を金属反射膜62で、該原稿2
面側へ反射させることにより全体としての光量を更に増
大させることができる。
【0064】尚、上記の金属反射膜を図3に示した実施
形態2における蛍光灯31の管面31bの外側の面に設
けても良いことは言うまでもない。
【0065】図7は本発明の実施形態6の副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図1
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0066】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は、光源手段71を光束を拡散する拡散板73と
複数の白熱灯(白熱光源)74aを有する光源部74と
を組み合わせて構成したことである。その他の構成及び
光学的作用は前述の実施形態1と略同様であり、これに
より同様な効果を得ている。
【0067】即ち、同図において71は光源手段であ
り、原稿2面上の主走査方向の1次元状の読取領域の範
囲をカバーするように形成された拡散板73と、複数の
白熱灯74aを主走査方向と副走査方向とにそれぞれ配
列した光源部74とより成っている。拡散板73は原稿
2面と相対する拡散面73aの断面形状が、該原稿2面
上の1次元状の読取領域の主走査方向に対して平面より
成り、且つ該読取領域の副走査方向に対して凹面(凹の
シリンドリカル面)より成っている。白熱灯74aは拡
散板73の外側(原稿2面とは逆側)の面73bに沿っ
て主走査方向に複数列、かつ副走査方向に、例えば3列
並置している。尚、副走査方向の白熱灯の配列数は3列
に限定されることはない。
【0068】本実施形態では上述した構成より成る光源
手段71からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域
2aを集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レ
ンズ3によりラインセンサ(不図示)面上に所定の倍率
で結像させている。そして原稿2とラインセンサとの相
対位置を変化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方
向(副走査方向)に移動(走査)させることにより、原
稿2面上の2次元的な画像情報をラインセンサで順次読
み取るようにしている。
【0069】このように本実施形態においては図7に示
す如く拡散板73で拡散された拡散光束のうち、拡散面
表面73aから垂直に発する最も強度の高い光束成分の
光束cを結像レンズの物体側の開口角の範囲内に向けて
放射している為、前述の各実施形態と同様に該結像レン
ズ3を経た光束の大部分をラインセンサ面上に入射させ
ることができる。
【0070】図8は本発明の実施形態7の副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図1
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0071】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は、光源手段81を複数の発光ダイオード(LE
D)82aを有する光源部82より構成したことであ
る。その他の構成及び光学的作用は前述の実施形態1と
略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0072】即ち、81は光源手段であり、原稿2面上
の主走査方向の1次元状の読取領域の範囲をカバーする
ように発光ダイオード(LED)82aを主走査方向に
複数列、かつ副走査方向に、例えば3列並置した光源部
(LED光源)82より成っている。本実施形態では光
源部82を構成する複数の発光ダイオード82aの配列
状態が、原稿2面上の1次元状の読取領域の主走査方向
に対して平面的となるように構成し、且つ該読取領域の
副走査方向に対して凹面的となるように構成している。
尚、副走査方向の発光ダイオードの配列数は3列に限定
されることはない。
【0073】本実施形態では上述した構成より成る光源
手段81からの光束で原稿2面上の1次元状の読取領域
2aを集中的に照明し、該原稿2上の画像情報を結像レ
ンズ3によりラインセンサ(不図示)面上に所定の倍率
で結像させている。そして原稿2とラインセンサとの相
対位置を変化させて、本実施形態では原稿2を矢印A方
向(副走査方向)に移動(走査)させることにより、原
稿2面上の2次元的な画像情報をラインセンサで順次読
み取るようにしている。
【0074】このように本実施形態においては図8に示
す如く発光ダイオード(LED)82aから発した拡散
光束のうち、最も強度の高い光源の中心部の光束成分の
光束cを結像レンズ3の物体側開口角の範囲内に向けて
いる為、前述の各実施形態と同様に該結像レンズ3を経
た光束の大部分をラインセンサ4面上に入射させること
ができる。
【0075】尚、各実施形態においては光源手段として
蛍光灯、あるいは拡散板と白色灯を組合わせたもの、あ
るいは発光ダイオード等を用いたが、前述した条件を満
足するように光源手段を構成すれば、上記以外の光源を
用いても本発明は前述の実施形態と同様に適用すること
ができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く原稿を照明す
る光源手段の光束放射面(管面)の形状及び該光源手段
を構成する各要素を適切に設定することにより、該原稿
を経て結像手段の物体側から有効径内へ入射することが
できる光束を増やすことができ、これにより読取手段
(ラインセンサ)への到達光量を増大させることによっ
て読取速度の高速化を図ることができ、又結像レンズの
Fナンバーを暗くすることができ、レンズ枚数を削減す
ることができる画像読取装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】 本発明の実施形態1の副走査断面図
【図3】 本発明の実施形態2の副走査断面図
【図4】 本発明の実施形態3の副走査断面図
【図5】 本発明の実施形態4の副走査断面図
【図6】 本発明の実施形態5の副走査断面図
【図7】 本発明の実施形態6の副走査断面図
【図8】 本発明の実施形態7の副走査断面図
【図9】 従来の画像読取装置の要部概略図
【図10】 拡散点光源からの光束を示した摸式図
【図11】 拡散点光源の配列からの光束を示した摸式
【図12】 円筒蛍光管からの光束の状態を示した説明
【図13】 円筒蛍光管を用いた従来の画像読取装置の
副走査断面図
【図14】 円筒蛍光管を用いた従来の画像読取装置の
主走査断面図
【図15】 円筒蛍光管を用いた従来の画像読取装置の
光束利用効率を示した説明図
【符号の説明】
1,71,81 光源手段 2 原稿 3 結像手段 4 読取手段 73 拡散板 74,82 光源部 74a 白熱灯 82a 発光ダイオード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段からの光束で照明された原稿の
    画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的に主
    走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主走査
    方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段とを
    相対的に移動して読み取る際、 該光源手段は光束を射出する該原稿面側の面の断面形状
    が、主走査方向に対して平面より成り、且つ副走査方向
    に対して凹面より成ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 光源手段からの光束で照明された原稿の
    画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的に主
    走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主走査
    方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段とを
    相対的に移動して読み取る際、 該光源手段は蛍光灯を有しており、該蛍光灯は光束を射
    出する該原稿面側の管面の断面形状が、主走査方向に対
    して平面より成り、且つ副走査方向に対して凹面より成
    り、該管面の内側の面に蛍光体を塗布したことを特徴と
    する画像読取装置。
  3. 【請求項3】 光源手段からの光束で照明された原稿の
    画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的に主
    走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主走査
    方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段とを
    相対的に移動して読み取る際、 該光源手段は蛍光灯を有しており、該蛍光灯は光束を射
    出する該原稿面側の管面の断面形状が、主走査方向に対
    して平面より成り、且つ副走査方向に対して凹面より成
    り、 該管面の内側の面と、該蛍光灯の内部で該原稿面側の管
    面と相対する管面の内側の面とに蛍光体を塗布したこと
    を特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記副走査方向の断面において、前記原
    稿面上の一点から前記蛍光灯の該原稿面側の管面の有効
    径において張る角度が、その一点から前記結像手段の入
    射瞳の直径が張る角度と略等しくなるように設定したこ
    とを特徴とする請求項2又は3の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記副走査方向の断面において、前記蛍
    光灯は、その内部で該原稿面側の管面と相対する管面の
    形状が平面より成ることを特徴とする請求項2乃至4の
    画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記副走査方向の断面において、前記蛍
    光灯は、その内部で該原稿面側の管面と相対する管面の
    形状が、該原稿面側の管面と同じ極性を持つ凹面より成
    ることを特徴とする請求項2乃至4の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記蛍光灯の内部で前記原稿面側の管面
    と相対する管面の外側の面に光束を反射させる反射手段
    を設けたことを特徴とする請求項2乃至6の画像読取装
    置。
  8. 【請求項8】 前記蛍光灯の前記原稿面側の管面は凹の
    シリンドリカル面より成ることを特徴とする請求項2乃
    至7の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 光源手段からの光束で照明された原稿の
    画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的に主
    走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主走査
    方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段とを
    相対的に移動して読み取る際、 該光源手段は該原稿面上の主走査方向の1次元状の読取
    領域の範囲をカバーするように形成された拡散板と、複
    数の白熱灯を主走査方向と副走査方向とにそれぞれ配列
    した光源部とを有し、 該拡散板は該原稿面と相対する拡散面の断面形状が、主
    走査方向に対して平面より成り、且つ副走査方向に対し
    て凹面より成り該複数の白熱灯は該拡散板の外側の面に
    沿って主走査方向と副走査方向とにそれぞれ配列されて
    いることを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 光源手段からの光束で照明された原稿
    の画像情報を結像手段により、複数の画素を1次元的に
    主走査方向へ配列した読取手段面上に結像させ、該主走
    査方向と略直交する副走査方向へ該原稿と該読取手段と
    を相対的に移動して読み取る際、 該光源手段は該原稿面上の主走査方向の1次元状の読取
    領域の範囲をカバーするように発光ダイオードを主走査
    方向と副走査方向とにそれぞれ複数配列した光源部を有
    し、 該光源部を構成する複数の発光ダイオードの配列状態
    が、主走査方向に対して平面的より成り、且つ副走査方
    向に対して凹面的より成ることを特徴とする画像読取装
    置。
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