JPH09215241A - 導電性ペイント組成物を塗布した発電機用固定子バー - Google Patents
導電性ペイント組成物を塗布した発電機用固定子バーInfo
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- JPH09215241A JPH09215241A JP8323232A JP32323296A JPH09215241A JP H09215241 A JPH09215241 A JP H09215241A JP 8323232 A JP8323232 A JP 8323232A JP 32323296 A JP32323296 A JP 32323296A JP H09215241 A JPH09215241 A JP H09215241A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペイントを十分に硬化させるためのベーキン
グを必要とすることなしに、発電機用固定子バーにおけ
る誘電正接のチップアップ値を低下させる。 【解決手段】 熱可塑性樹脂結合剤及び炭素充填剤から
成る導電性ペイント組成物(7)を発電機用固定子バー
(1)に塗布する。導電性の熱可塑性樹脂ペイント組成
物の被膜は約2500Ω/□から5000000Ω/□
未満までの範囲内の抵抗を有する。
グを必要とすることなしに、発電機用固定子バーにおけ
る誘電正接のチップアップ値を低下させる。 【解決手段】 熱可塑性樹脂結合剤及び炭素充填剤から
成る導電性ペイント組成物(7)を発電機用固定子バー
(1)に塗布する。導電性の熱可塑性樹脂ペイント組成
物の被膜は約2500Ω/□から5000000Ω/□
未満までの範囲内の抵抗を有する。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、小さい誘電正接チップアップ
(tip−up)値が一貫して得られるように発電機用
の高電圧固定子バーに内部勾配(internal g
rading)を付与する(すなわち、導体から絶縁体
への段階的変化を生み出す)技術に関するものである。
好適な実施の態様に従えば、本発明は熱可塑性結合剤を
含有する導電性ペイントを裸の固定子バーの上部縁端及
び下部縁端並びにかど部周辺に塗布した後に対地絶縁を
施して成るような発電機の絶縁固定子バーにおいて実現
される。
(tip−up)値が一貫して得られるように発電機用
の高電圧固定子バーに内部勾配(internal g
rading)を付与する(すなわち、導体から絶縁体
への段階的変化を生み出す)技術に関するものである。
好適な実施の態様に従えば、本発明は熱可塑性結合剤を
含有する導電性ペイントを裸の固定子バーの上部縁端及
び下部縁端並びにかど部周辺に塗布した後に対地絶縁を
施して成るような発電機の絶縁固定子バーにおいて実現
される。
【0002】
【従来の技術】発電機のごとき回転電機において使用さ
れる絶縁固定子バーにとって望ましい性質である。誘電
正接チップアップ値が小さいことは、相異なる電気応力
下での誘電正接の差が比較的小さいことを表し、それに
よって絶縁効果の間接的な尺度を与えるので、誘電正接
チップアップ値が小さいことが望ましい。
れる絶縁固定子バーにとって望ましい性質である。誘電
正接チップアップ値が小さいことは、相異なる電気応力
下での誘電正接の差が比較的小さいことを表し、それに
よって絶縁効果の間接的な尺度を与えるので、誘電正接
チップアップ値が小さいことが望ましい。
【0003】発電機用固定子バーの誘電正接は、たとえ
ば10、20、40、60、80及び100ボルト/ミ
ル(VPM)のごとき様々な電気応力の下で測定され
る。本明細書中で「チップアップ値」という用語は、1
0VPMと100VPMにおいて測定された%誘電正接
の差を意味している。このように、電気応力倍率10に
対応するチップアップ値は、より小さい差のVPM値で
〔たとえば、10VPMと20VPM(電気応力倍率
2)又は20VPMと80VPM(電気応力倍率4)に
おいて〕測定されたチップアップ値よりも大きいはずで
ある。
ば10、20、40、60、80及び100ボルト/ミ
ル(VPM)のごとき様々な電気応力の下で測定され
る。本明細書中で「チップアップ値」という用語は、1
0VPMと100VPMにおいて測定された%誘電正接
の差を意味している。このように、電気応力倍率10に
対応するチップアップ値は、より小さい差のVPM値で
〔たとえば、10VPMと20VPM(電気応力倍率
2)又は20VPMと80VPM(電気応力倍率4)に
おいて〕測定されたチップアップ値よりも大きいはずで
ある。
【0004】小さいチップアップ値を有する絶縁固定子
バーが市場において要求されている結果、雲母を基材と
する対地絶縁を施す前に裸の固定子バーの上部縁端及び
下部縁端を被覆するため、通例は炭素入りの熱硬化性エ
ポキシ樹脂結合剤から成る低抵抗ペイントが使用される
ようになった。導電性ペイントがチップアップ値を低下
させるとは言え、その成績は一貫していなかった。ま
た、多くの場合、熱硬化性エポキシ樹脂ペイントの使用
はチップアップ値を十分に低くできなかった。
バーが市場において要求されている結果、雲母を基材と
する対地絶縁を施す前に裸の固定子バーの上部縁端及び
下部縁端を被覆するため、通例は炭素入りの熱硬化性エ
ポキシ樹脂結合剤から成る低抵抗ペイントが使用される
ようになった。導電性ペイントがチップアップ値を低下
させるとは言え、その成績は一貫していなかった。ま
た、多くの場合、熱硬化性エポキシ樹脂ペイントの使用
はチップアップ値を十分に低くできなかった。
【0005】熱硬化性エポキシ樹脂ペイントのもう1つ
の欠点は、硬化速度が遅いか、あるいは熱硬化を必要と
することであった。エポキシ樹脂ペイントは一液型又は
二液型のものである。一液型ペイントはエポキシ樹脂成
分及び硬化剤成分を含有しているが、最適の性能を得る
ためには熱硬化を必要とするのが通例である。二液型ペ
イントは、エポキシ樹脂成分(第1液)及び硬化剤(第
2液)を使用の直前に混合するものである。二液型ペイ
ント中の硬化剤は高い反応性を有するのが通例であっ
て、ペイントを硬化させるために加熱は不要であるが、
最適の性能を得るためには室温下で8〜16時間にわた
り放置する必要がある。それ故、内部勾配を付与するた
めに熱硬化性エポキシ樹脂ペイントを使用する場合に
は、対地絶縁を施す前に高温下でベーキングを施すか、
あるいは室温下で長時間にわたり乾燥することが必要で
ある。
の欠点は、硬化速度が遅いか、あるいは熱硬化を必要と
することであった。エポキシ樹脂ペイントは一液型又は
二液型のものである。一液型ペイントはエポキシ樹脂成
分及び硬化剤成分を含有しているが、最適の性能を得る
ためには熱硬化を必要とするのが通例である。二液型ペ
イントは、エポキシ樹脂成分(第1液)及び硬化剤(第
2液)を使用の直前に混合するものである。二液型ペイ
ント中の硬化剤は高い反応性を有するのが通例であっ
て、ペイントを硬化させるために加熱は不要であるが、
最適の性能を得るためには室温下で8〜16時間にわた
り放置する必要がある。それ故、内部勾配を付与するた
めに熱硬化性エポキシ樹脂ペイントを使用する場合に
は、対地絶縁を施す前に高温下でベーキングを施すか、
あるいは室温下で長時間にわたり乾燥することが必要で
ある。
【0006】
【発明の課題】本発明の目的は、ペイントを十分に硬化
させるためのベーキングを必要とすることなしに絶縁固
定子バーにおいて一貫して小さいチップアップ値を得る
こと、及び室温下において(たとえば30分以下とい
う)短い時間で十分に硬化するペイント組成物を提供す
ることにある。
させるためのベーキングを必要とすることなしに絶縁固
定子バーにおいて一貫して小さいチップアップ値を得る
こと、及び室温下において(たとえば30分以下とい
う)短い時間で十分に硬化するペイント組成物を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】小さい誘電正接チップア
ップ値を一貫して得るため、熱可塑性樹脂結合剤を溶媒
中に溶解し且つ該溶液中に炭素粒子を分散させて成る低
抵抗ペイントで、裸の固定子バーを被覆することによっ
て、高電圧固定子バーに内部勾配を付与する。図1は、
本発明に係わる固定子バーの端面図である。図1を見る
と、本発明の一般原理の一部を示すと共に本発明に基づ
く導電性の熱可塑性樹脂ペイントの適当な使用例を示す
発電機用の固定子バー1が図示されている。
ップ値を一貫して得るため、熱可塑性樹脂結合剤を溶媒
中に溶解し且つ該溶液中に炭素粒子を分散させて成る低
抵抗ペイントで、裸の固定子バーを被覆することによっ
て、高電圧固定子バーに内部勾配を付与する。図1は、
本発明に係わる固定子バーの端面図である。図1を見る
と、本発明の一般原理の一部を示すと共に本発明に基づ
く導電性の熱可塑性樹脂ペイントの適当な使用例を示す
発電機用の固定子バー1が図示されている。
【0008】図示のごとく、固定子バー1は従来通りに
素線絶縁材3によって互いに絶縁された複数の導電性銅
素線2から成っている。更にまた、素線2は2つの列を
成して配列されていて、それらの列は素線列隔離板4に
よって隔離されている。両方の列を包囲するようにし
て、雲母紙テープ6を多数回にわたり巻付けることによ
って形成された対地絶縁材5が設置されている。裸の固
定子バーの上部縁端及び下部縁端並びにかど部周辺にお
いては、固定子バーの素線2と対地絶縁材5との間に本
発明に基づく導電性の熱可塑性樹脂ペイント7の被膜が
配置されている。それ故、導電性の熱可塑性樹脂ペイン
ト7は固定子バーの素線2と対地絶縁材5との間に内部
勾配を生み出す。導電性の熱可塑性樹脂ペイント7は裸
の固定子バーの上部縁端及び下部縁端並びにかど部周辺
のみに示されているが、別の方法に従えば、側面を含む
全ての表面が被覆されるように裸の固定子バー全体を被
覆することも可能である。
素線絶縁材3によって互いに絶縁された複数の導電性銅
素線2から成っている。更にまた、素線2は2つの列を
成して配列されていて、それらの列は素線列隔離板4に
よって隔離されている。両方の列を包囲するようにし
て、雲母紙テープ6を多数回にわたり巻付けることによ
って形成された対地絶縁材5が設置されている。裸の固
定子バーの上部縁端及び下部縁端並びにかど部周辺にお
いては、固定子バーの素線2と対地絶縁材5との間に本
発明に基づく導電性の熱可塑性樹脂ペイント7の被膜が
配置されている。それ故、導電性の熱可塑性樹脂ペイン
ト7は固定子バーの素線2と対地絶縁材5との間に内部
勾配を生み出す。導電性の熱可塑性樹脂ペイント7は裸
の固定子バーの上部縁端及び下部縁端並びにかど部周辺
のみに示されているが、別の方法に従えば、側面を含む
全ての表面が被覆されるように裸の固定子バー全体を被
覆することも可能である。
【0009】本発明において使用されるペイント組成物
は、熱可塑性樹脂から成る結合剤又は結合剤系を基材と
するものである。多くの使用可能な材料のうち、ビスフ
ェノールAとエピクロロヒドリンとの線状共重合体が好
適であるが、本発明はそれらのみに制限されるわけでは
ない。これらの好適な共重合体は、メチルエチルケト
ン、グリコールエーテル又はグリコールエーテルエステ
ルのごとき溶媒と共に使用することが最も好ましい。一
般に、エピクロロヒドリンとビスフェノールAとの好適
な共重合体は15000より大きい重量平均分子量(よ
り好ましくは40000〜200000の重量平均分子
量)、100g当り約0.40当量未満のヒドロキシル
基含量、及び100g当り約0.025当量未満のエポ
キシド含量を有するものである。このようなエピクロロ
ヒドリンとビスフェノールAとの好適な線状共重合体
は、幾つかの供給源から商業的に入手可能である。その
実例としては、ライクホルド・ケミカル社(Reich
hold Chemical,Inc.)製の商品名エ
ポタフ(EPOTUF)38−525樹脂、シェル・ケ
ミカル社(Shell Chemical Co.)製
の商品名エポノール(EPONOL)樹脂53及び5
5、並びにチバ・ガイギー社(Ciba Geigy
Co.)製の商品名GZ−488が挙げられる。
は、熱可塑性樹脂から成る結合剤又は結合剤系を基材と
するものである。多くの使用可能な材料のうち、ビスフ
ェノールAとエピクロロヒドリンとの線状共重合体が好
適であるが、本発明はそれらのみに制限されるわけでは
ない。これらの好適な共重合体は、メチルエチルケト
ン、グリコールエーテル又はグリコールエーテルエステ
ルのごとき溶媒と共に使用することが最も好ましい。一
般に、エピクロロヒドリンとビスフェノールAとの好適
な共重合体は15000より大きい重量平均分子量(よ
り好ましくは40000〜200000の重量平均分子
量)、100g当り約0.40当量未満のヒドロキシル
基含量、及び100g当り約0.025当量未満のエポ
キシド含量を有するものである。このようなエピクロロ
ヒドリンとビスフェノールAとの好適な線状共重合体
は、幾つかの供給源から商業的に入手可能である。その
実例としては、ライクホルド・ケミカル社(Reich
hold Chemical,Inc.)製の商品名エ
ポタフ(EPOTUF)38−525樹脂、シェル・ケ
ミカル社(Shell Chemical Co.)製
の商品名エポノール(EPONOL)樹脂53及び5
5、並びにチバ・ガイギー社(Ciba Geigy
Co.)製の商品名GZ−488が挙げられる。
【0010】エピクロロヒドリンとビスフェノールAと
の線状共重合体の代りに、ポリイミド、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン、ネオプレン、ポリアミド−
イミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリジメチルシロキサン、ポリエーテルケトン、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリ
レート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエーテ
ル、ポリスルホン及びポリウレタンのごとき他の熱可塑
性高分子材料を使用することもできる。
の線状共重合体の代りに、ポリイミド、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン、ネオプレン、ポリアミド−
イミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリジメチルシロキサン、ポリエーテルケトン、ポ
リエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリ
レート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエーテ
ル、ポリスルホン及びポリウレタンのごとき他の熱可塑
性高分子材料を使用することもできる。
【0011】内部勾配を付与するために熱硬化性樹脂結
合剤よりも熱可塑性樹脂結合剤の方が有効である理由
は、熱可塑性樹脂結合剤が固有の大きい伸びを示すた
め、絶縁固定子バーを構成する各種の部材間に熱膨張率
の差があっても電気的接触が維持されることにあると考
えられる。かかる熱可塑性樹脂結合剤は、有機溶剤溶液
として使用するのが便利である。とは言え、水性の熱可
塑性樹脂結合剤系においては水性ビヒクルを使用するこ
とも可能である。
合剤よりも熱可塑性樹脂結合剤の方が有効である理由
は、熱可塑性樹脂結合剤が固有の大きい伸びを示すた
め、絶縁固定子バーを構成する各種の部材間に熱膨張率
の差があっても電気的接触が維持されることにあると考
えられる。かかる熱可塑性樹脂結合剤は、有機溶剤溶液
として使用するのが便利である。とは言え、水性の熱可
塑性樹脂結合剤系においては水性ビヒクルを使用するこ
とも可能である。
【0012】ペイント組成物中における第2の必須成分
は、低抵抗の導電性充填剤である。本発明の実施例にお
いて使用した導電性の熱可塑性樹脂ペイント中では、カ
ーボンブラックであるカボット社(Cabot Cor
p.)製の商品名バルカン(Vulcan)XC−72
Rが使用された。その他のカーボンブラックも使用可能
であって、その実例としてはカボット社製の商品名バル
カンXC−72、バルカンSC、バルカンP、バルカン
C及びブラックパールズ(BLACK PEARLS)
2000、コロンビアン・カーボン社(Columbi
an Carbon Co.)製の商品名コンダクテッ
クス(CONDUCTEX)SC、バッテリーブラック
(BATTERY BLACK)、ピアレスアーク(P
EERLESS ARK)II及びエクセルショール
(EXCELSIOR)、アルマーク社(Armak
Co.)製の商品名ケッチェンブラック(KETJEN
BLACK)EC、並びにデグッサ社(Degussa
Co.)製の商品名プリンテックス(PRINTE
X)XE2、プリンテックスL6、プリンテックスL及
びプリンテックス3が挙げられる。また、カーボンブラ
ックの代りに、ディクソン・チコンデローガ(Dixo
n Ticonderoga Co.)社製の商品名H
PN−2、#200−39、#057及びマイクロファ
イントリプルバルブ(MICROFYNE−TRIPL
E VALVE)を使用することもできるし、更にはU
CARカーボン社(UCAR Carbon C
o.)、ロンザ社(Lonza Inc.)、スペリオ
ル・グラファイト社(SuperiorGraphit
e Co.)、アズベリー・グラファイト・ミルズ(A
sbury Graphite Mills)及びその
他の供給業者から入手可能なその他の天然又は合成黒鉛
粉末を使用することもできる。
は、低抵抗の導電性充填剤である。本発明の実施例にお
いて使用した導電性の熱可塑性樹脂ペイント中では、カ
ーボンブラックであるカボット社(Cabot Cor
p.)製の商品名バルカン(Vulcan)XC−72
Rが使用された。その他のカーボンブラックも使用可能
であって、その実例としてはカボット社製の商品名バル
カンXC−72、バルカンSC、バルカンP、バルカン
C及びブラックパールズ(BLACK PEARLS)
2000、コロンビアン・カーボン社(Columbi
an Carbon Co.)製の商品名コンダクテッ
クス(CONDUCTEX)SC、バッテリーブラック
(BATTERY BLACK)、ピアレスアーク(P
EERLESS ARK)II及びエクセルショール
(EXCELSIOR)、アルマーク社(Armak
Co.)製の商品名ケッチェンブラック(KETJEN
BLACK)EC、並びにデグッサ社(Degussa
Co.)製の商品名プリンテックス(PRINTE
X)XE2、プリンテックスL6、プリンテックスL及
びプリンテックス3が挙げられる。また、カーボンブラ
ックの代りに、ディクソン・チコンデローガ(Dixo
n Ticonderoga Co.)社製の商品名H
PN−2、#200−39、#057及びマイクロファ
イントリプルバルブ(MICROFYNE−TRIPL
E VALVE)を使用することもできるし、更にはU
CARカーボン社(UCAR Carbon C
o.)、ロンザ社(Lonza Inc.)、スペリオ
ル・グラファイト社(SuperiorGraphit
e Co.)、アズベリー・グラファイト・ミルズ(A
sbury Graphite Mills)及びその
他の供給業者から入手可能なその他の天然又は合成黒鉛
粉末を使用することもできる。
【0013】内部勾配を付与するために使用することに
よって小さいチップアップ値をもたらした導電性の熱可
塑性樹脂ペイントは、5000000Ω/□未満、好ま
しくは250000Ω/□未満の抵抗を有するものであ
る。あるいはまた、かかる抵抗は2500Ω/□から5
000000Ω/□未満までの範囲内にあり、好ましく
は50000Ω/□から500000Ω/□未満までの
範囲内にあると述べることもできる。なお、抵抗範囲は
ペイントの炭素含量を変化させることによって制御する
ことができる。
よって小さいチップアップ値をもたらした導電性の熱可
塑性樹脂ペイントは、5000000Ω/□未満、好ま
しくは250000Ω/□未満の抵抗を有するものであ
る。あるいはまた、かかる抵抗は2500Ω/□から5
000000Ω/□未満までの範囲内にあり、好ましく
は50000Ω/□から500000Ω/□未満までの
範囲内にあると述べることもできる。なお、抵抗範囲は
ペイントの炭素含量を変化させることによって制御する
ことができる。
【0014】
【発明の詳しい説明】下記の実施例及び比較例は、本発
明を例示するために役立つものである。特に記載の無い
限り、全ての部及び百分率は重量基準の値であり、また
全ての温度は摂氏温度である。本発明の主題を成す内部
勾配付与系を用いて得られる優れたチップアップ値と比
較するため、従来の製品を代表する25個のバーを作製
した。これらの具体例において使用されたバーは、雲母
紙、テーピング強度を得るためのガラス繊維織物テープ
裏材、不織布ポリエステルマット裏材、及びエポキシ樹
脂結合剤を基材とする絶縁系Aを使用するものであっ
た。また、別の絶縁系Bを用いて作製した更に2個のバ
ーは本発明の広範な有用性を実証している。
明を例示するために役立つものである。特に記載の無い
限り、全ての部及び百分率は重量基準の値であり、また
全ての温度は摂氏温度である。本発明の主題を成す内部
勾配付与系を用いて得られる優れたチップアップ値と比
較するため、従来の製品を代表する25個のバーを作製
した。これらの具体例において使用されたバーは、雲母
紙、テーピング強度を得るためのガラス繊維織物テープ
裏材、不織布ポリエステルマット裏材、及びエポキシ樹
脂結合剤を基材とする絶縁系Aを使用するものであっ
た。また、別の絶縁系Bを用いて作製した更に2個のバ
ーは本発明の広範な有用性を実証している。
【0015】これらのバーに関し、10VPM及び10
0VPMにおける%誘電正接を測定した。一部のバーに
ついては、2つの位置で試験を行うことによって2組の
読みが得られた。なお、表中では、2つの独立した電極
を用いて得られた2組の読みはバー番号の後にA及びB
を付けて示した。具体例1〜5は、同じ絶縁系及び同じ
構造を有する25個のバーに関する10及び100VP
M間のチップアップ値を示している。内部勾配を有しな
い7個のバーは具体例1に記載されており、従来の内部
付与用ペイントを代表する導電性の熱硬化性エポキシ樹
脂ペイントを用いて内部勾配を付与したものは具体例2
に記載されており、また本発明に基づく導電性の熱可塑
性樹脂ペイントを用いて内部勾配を付与したものは具体
例3〜5に記載されている。具体例6には、本発明の熱
可塑性樹脂ペイントを用いて別の絶縁系Bに内部勾配を
付与した場合にも10及び100VPM間のチップアッ
プ値の同様な改善が得られたことが示されている。な
お、絶縁系Bは絶縁系Aと同様な構成を有するものであ
るが、結合剤の組成の点で異なっている。
0VPMにおける%誘電正接を測定した。一部のバーに
ついては、2つの位置で試験を行うことによって2組の
読みが得られた。なお、表中では、2つの独立した電極
を用いて得られた2組の読みはバー番号の後にA及びB
を付けて示した。具体例1〜5は、同じ絶縁系及び同じ
構造を有する25個のバーに関する10及び100VP
M間のチップアップ値を示している。内部勾配を有しな
い7個のバーは具体例1に記載されており、従来の内部
付与用ペイントを代表する導電性の熱硬化性エポキシ樹
脂ペイントを用いて内部勾配を付与したものは具体例2
に記載されており、また本発明に基づく導電性の熱可塑
性樹脂ペイントを用いて内部勾配を付与したものは具体
例3〜5に記載されている。具体例6には、本発明の熱
可塑性樹脂ペイントを用いて別の絶縁系Bに内部勾配を
付与した場合にも10及び100VPM間のチップアッ
プ値の同様な改善が得られたことが示されている。な
お、絶縁系Bは絶縁系Aと同様な構成を有するものであ
るが、結合剤の組成の点で異なっている。
【0016】
【具体例1(比較例)】エポキシ樹脂結合剤を使用した
雲母テープ絶縁系Aによって7個のバーを絶縁した。こ
れらのバーに対しては内部勾配を付与しなかった。%誘
電正接及びチップアップ値の測定結果を表1中にまとめ
て示すが、平均チップアップ値は1.055(範囲0.
706〜1.466)であった。
雲母テープ絶縁系Aによって7個のバーを絶縁した。こ
れらのバーに対しては内部勾配を付与しなかった。%誘
電正接及びチップアップ値の測定結果を表1中にまとめ
て示すが、平均チップアップ値は1.055(範囲0.
706〜1.466)であった。
【0017】
【表1】 表 1 バー番号 25℃(60ヘルツ)での%誘電正接 チップアップ値(%) (10VPM) (100VPM) 1A 0.419 1.364 0.945 1B 0.490 1.470 0.980 2A 0.464 1.280 0.816 2B 0.454 1.920 1.466 3 0.477 1.625 1.148 4A 0.433 1.422 0.989 4B 0.444 1.510 1.066 5 0.441 1.690 1.249 6A 0.474 1.446 0.972 6B 0.468 1.740 1.272 7 0.344 1.050 0.706
【0018】
【具体例2(比較例)】13.8KV型の構造を有する
13個のバーを雲母テープ絶縁系Aで絶縁すると共に、
7種の導電性ペイントを用いて内部勾配を付与した。こ
れらのペイントは、熱硬化性エポキシ樹脂結合剤及び導
電性充填剤としての炭素の含量の点で異なっていた。具
体例2におけるバーは、具体例2において使用された内
部勾配付与用ペイントを別にすれば、具体例1における
ものと同じであった。詳しく述べれば、具体例2におい
て使用された導電性ペイントは表2の通りであった。
13個のバーを雲母テープ絶縁系Aで絶縁すると共に、
7種の導電性ペイントを用いて内部勾配を付与した。こ
れらのペイントは、熱硬化性エポキシ樹脂結合剤及び導
電性充填剤としての炭素の含量の点で異なっていた。具
体例2におけるバーは、具体例2において使用された内
部勾配付与用ペイントを別にすれば、具体例1における
ものと同じであった。詳しく述べれば、具体例2におい
て使用された導電性ペイントは表2の通りであった。
【0019】
【表2】 表 2 バー番号 導電性ペイントの組成 (百分率は固形分の重量を基準として値である) 8〜10 9.07%の促進剤及び47.5%の黒鉛〔ディクソン・ 及び12 チコンデローガ社製の#057〕を含有し且つメチルエチ ルケトン中において60.0%の固形分含量を有するエポ キシ樹脂ペイント。 11と13 6.96%の促進剤及び47.5%の黒鉛〔ディクソン・ チコンデローガ社製の#057〕を含有し且つメチルエチ ルケトン中において60.0%の固形分含量を有するエポ キシ樹脂ペイント(エポキシノボラックと液状ビスフェノ ールA−ジグリシジルエーテルエポキシ樹脂との比が70 :30)。 14 6.96%の促進剤及び47.5%の黒鉛〔ディクソン・ チコンデローガ社製の#057〕を含有し且つメチルエチ ルケトン中において60.0%の固形分含量を有するエポ キシ樹脂ペイント(エポキシノボラック:液状ビスフェノ ールA−ジグリシジルエーテルエポキシ樹脂=50:50) 。 15 18.0%の炭素〔カボット社製のXC−72R〕を含有 し且つトルエン、キシレン及び2−プロパノールの混合溶 媒中において50.0%の固形分含量を有するエポキシ樹 脂ペイント(エポキシノボラック:液状ビスフェノールA −ジグリシジルエーテルエポキシ樹脂=50:50)。 16 18.0%の炭素〔カボット社製のXC072R〕を含有 し且つキシレンとメチルエチルケトンとの混合溶媒中にお いて55.0%の固形分含量を有するエポキシ樹脂ペイン ト(エポキシノボラック:液状ビスフェノールA−ジグリ シジルエーテルエポキシ樹脂=70:30)。 17と18 18.0%の炭素〔カボット社製のXC−72R〕を含有 し且つキシレンとメチルエチルケトンとの混合溶媒中にお いて55.0%の固形分含量を有するエポキシ樹脂ペイン ト〔エポキシノボラック:2−エチル−4−メチルイミダ ゾール硬化剤=100.0:3.0(重量比)〕。 19と20 18.0%の炭素〔カボット社製のXC−72R〕を含有 し且つキシレンとメチルエチルケトンとの混合溶媒中にお いて55.0%の固形分含量を有するエポキシ樹脂ペイン ト〔エポキシノボラック:2−エチル−4−メチルイミダ ゾール硬化剤=100.0:6.0(重量比)〕。
【0020】具体例2において使用したエポキシ樹脂ペ
イントをゲル化させるためには、熱硬化を施すか、又は
室温下で8〜16時間にわたり放置することが必要であ
った。これらのペイントは、表3に示すように、平均チ
ップアップ値を1.055から0.741(範囲0.2
80〜1.243)にまで減少させたが、それでもチッ
プアップ値はなお高かった。
イントをゲル化させるためには、熱硬化を施すか、又は
室温下で8〜16時間にわたり放置することが必要であ
った。これらのペイントは、表3に示すように、平均チ
ップアップ値を1.055から0.741(範囲0.2
80〜1.243)にまで減少させたが、それでもチッ
プアップ値はなお高かった。
【0021】
【表3】 表 3 バー番号 25℃(60ヘルツ)での%誘電正接 チップアップ値(%) (10VPM) (100VPM) 8A 0.727 1.593 0.866 8B 0.865 1.420 0.555 9A 0.862 1.420 0.558 9B 0.977 2.220 1.243 10 0.860 1.700 0.840 11 0.964 1.677 0.713 12A 1.110 1.380 0.280 12B 0.535 1.563 1.028 13A 0.624 1.303 0.679 13B 0.673 1.208 0.535 14A 0.617 1.230 0.613 14B 0.838 1.542 0.704 15A 0.395 1.036 0.641 15B 0.397 1.005 0.608 16A 0.398 1.195 0.797 16B 0.406 1.099 0.693 17A 0.687 1.400 0.713 17B 0.448 1.277 0.829 18A 0.670 1.560 0.890 18B 0.484 1.353 0.869 19A 0.497 1.331 0.834 19B 0.716 1.357 0.641 20A 0.397 1.261 0.864 20B 0.475 1.267 0.792
【0022】
【具体例3(本発明実施例)】43.13重量部のメチ
ルエチルケトン(MEK)中に53.13重量部のチバ
・ガイギー社製GZ488−N40を溶解し、次いで高
剪断混合を用いて3.74重量部のカーボンブラック
(バルカンXC−72R)を分散させることにより、1
5.0%(固形分基準)のカーボンブラックXC−72
R及び25.0%の固形分を含有する熱可塑性樹脂ペイ
ントを調製した。チバ・ガイギー社製のGZ488−N
40は、3570の最小エポキシ基当量及びU−Yのガ
ードナー−ホルト(Gardner−Holdt)粘度
を有するエピクロロヒドリンとビスフェノールAとの高
分子量線状共重合体をMEK中に溶解して成る固形分4
0%の溶液である。室温下で15〜30分間にわたりペ
イントを乾燥させた後、対地絶縁を施した。ペイントの
表面抵抗は60000〜190000Ω/□であった。
ルエチルケトン(MEK)中に53.13重量部のチバ
・ガイギー社製GZ488−N40を溶解し、次いで高
剪断混合を用いて3.74重量部のカーボンブラック
(バルカンXC−72R)を分散させることにより、1
5.0%(固形分基準)のカーボンブラックXC−72
R及び25.0%の固形分を含有する熱可塑性樹脂ペイ
ントを調製した。チバ・ガイギー社製のGZ488−N
40は、3570の最小エポキシ基当量及びU−Yのガ
ードナー−ホルト(Gardner−Holdt)粘度
を有するエピクロロヒドリンとビスフェノールAとの高
分子量線状共重合体をMEK中に溶解して成る固形分4
0%の溶液である。室温下で15〜30分間にわたりペ
イントを乾燥させた後、対地絶縁を施した。ペイントの
表面抵抗は60000〜190000Ω/□であった。
【0023】このペイントを用いて内部勾配を付与した
バー番号21は、0.237及び0.174のチップア
ップ値を示した。
バー番号21は、0.237及び0.174のチップア
ップ値を示した。
【0024】
【表4】 表 4 バー番号 25℃(60ヘルツ)での%誘電正接 チップアップ値(%) (10VPM) (100VPM) 21A 0.353 0.590 0.237 21B 0.366 0.540 0.174
【0025】
【具体例4(本発明実施例)】20.37重量部のME
K中に74.38重量部のチバ・ガイギー社製GZ48
8−N40を溶解し、次いで高剪断混合を用いて5.2
5重量部のカーボンブラック(バルカンXC−72R)
を分散させることにより、15.0%(固形分基準)の
カーボンブラックXC−72R及び35.0%の固形分
を含有する熱可塑性樹脂ペイントを調製した。室温下で
15〜30分間にわたりペイントを乾燥させた後、対地
絶縁を施した。ペイント皮膜の表面抵抗は140000
〜240000Ω/□であった。
K中に74.38重量部のチバ・ガイギー社製GZ48
8−N40を溶解し、次いで高剪断混合を用いて5.2
5重量部のカーボンブラック(バルカンXC−72R)
を分散させることにより、15.0%(固形分基準)の
カーボンブラックXC−72R及び35.0%の固形分
を含有する熱可塑性樹脂ペイントを調製した。室温下で
15〜30分間にわたりペイントを乾燥させた後、対地
絶縁を施した。ペイント皮膜の表面抵抗は140000
〜240000Ω/□であった。
【0026】このペイントを用いて内部勾配を付与した
バー番号22及び23は、小さいチップアップ値を示し
た。
バー番号22及び23は、小さいチップアップ値を示し
た。
【0027】
【表5】 表 5 バー番号 25℃(60ヘルツ)での%誘電正接 チップアップ値(%) (10VPM) (100VPM) 22A 0.359 0.565 0.206 22B 0.348 0.540 0.192 23 0.309 0.410 0.101
【0028】
【具体例5(本発明実施例)】20.37重量部のME
K中に74.31重量部のライクホルド社製エポタフ3
8−525を溶解し、次いで高剪断混合を用いて5.2
5重量部のカーボンブラック(バルカンXC−72R)
を分散させることにより、15.0%(固形分基準)の
カーボンブラックXC−72R及び35.0%の固形分
を含有する熱可塑性樹脂ペイントを調製した。ライクホ
ルド社製のエポタフ38−525は、4000の最小エ
ポキシ基当量及びV−Yのガードナー−ホルト(Gar
dner−Holdt)粘度を有するエピクロロヒドリ
ンとビスフェノールAとの高分子量線状共重合体をME
K中に溶解して成る固形分40%の溶液である。室温下
で15〜30分間にわたりペイントを乾燥させた後、対
地絶縁を施した。ペイント皮膜の表面抵抗は50000
〜500000Ω/□であった。
K中に74.31重量部のライクホルド社製エポタフ3
8−525を溶解し、次いで高剪断混合を用いて5.2
5重量部のカーボンブラック(バルカンXC−72R)
を分散させることにより、15.0%(固形分基準)の
カーボンブラックXC−72R及び35.0%の固形分
を含有する熱可塑性樹脂ペイントを調製した。ライクホ
ルド社製のエポタフ38−525は、4000の最小エ
ポキシ基当量及びV−Yのガードナー−ホルト(Gar
dner−Holdt)粘度を有するエピクロロヒドリ
ンとビスフェノールAとの高分子量線状共重合体をME
K中に溶解して成る固形分40%の溶液である。室温下
で15〜30分間にわたりペイントを乾燥させた後、対
地絶縁を施した。ペイント皮膜の表面抵抗は50000
〜500000Ω/□であった。
【0029】このペイントを用いて内部勾配を付与した
バー番号24及び25は、小さいチップアップ値を示し
た。
バー番号24及び25は、小さいチップアップ値を示し
た。
【0030】
【表6】 表 6 バー番号 25℃(60ヘルツ)での%誘電正接 チップアップ値(%) (10VPM) (100VPM) 24A 0.364 0.485 0.121 24B 0.383 0.483 0.100 25A 0.375 0.545 0.170 25B 0.378 0.535 0.157
【0031】
【具体例6(比較例及び本発明実施例)】バー番号26
には、テープ絶縁系Bを用いて絶縁を施した。内部勾配
の付与は行わなかった。バー番号27はバー番号26と
同一のものあったが、具体例5の場合と同じペイントを
用いて内部勾配を付与した点で異なっていた。室温下で
15〜30分間にわたりペイントを乾燥させた後、テー
プ絶縁系Bによる絶縁を施した。
には、テープ絶縁系Bを用いて絶縁を施した。内部勾配
の付与は行わなかった。バー番号27はバー番号26と
同一のものあったが、具体例5の場合と同じペイントを
用いて内部勾配を付与した点で異なっていた。室温下で
15〜30分間にわたりペイントを乾燥させた後、テー
プ絶縁系Bによる絶縁を施した。
【0032】導電性の熱可塑性樹脂ペイントを使用した
場合、チップアップ値は0.598から0.172にま
で減少した。
場合、チップアップ値は0.598から0.172にま
で減少した。
【0033】
【表7】 表 7 バー番号 25℃(60ヘルツ)での%誘電正接 チップアップ値(%) (10VPM) (100VPM) 26 0.402 1.000 0.598 27 0.371 0.543 0.172
【0034】以上、現時点において最も実際的かつ好適
であると考えられる実施の態様に関連して本発明を記載
したが、本発明が開示された実施の態様のみに制限され
ないことは言うまでもない。それどころか、本発明は特
許請求の範囲によって示された精神及び範囲内に含まれ
る種々の変更及び等価な態様をも包括することを理解す
べきである。
であると考えられる実施の態様に関連して本発明を記載
したが、本発明が開示された実施の態様のみに制限され
ないことは言うまでもない。それどころか、本発明は特
許請求の範囲によって示された精神及び範囲内に含まれ
る種々の変更及び等価な態様をも包括することを理解す
べきである。
【図1】本発明に係わる固定子バーの端面を示す斜視図
である。
である。
1 固定子バー 2 導電性銅素線 3 素線絶縁材 4 素線列隔離板 5 対地絶縁材 6 雲母紙テープ 7 導電性の熱可塑性ペイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・ジェイ・グラント アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニスカ ユナ、スタイベサント・ドライブ、2276番 (72)発明者 ウィリアム・イー・トマック アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スコテ ィア、スワン・ストリート、112番
Claims (8)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂結合剤及び炭素充填剤から
成る導電性ペイント組成物を発電機用固定子バーに塗布
することを特徴とする、発電機用固定子バーにおける誘
電正接のチップアップ値を低下させるための方法。 - 【請求項2】 前記ペイント組成物が約2500Ω/□
から5000000Ω/□未満までの範囲内の抵抗を有
する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記ペイント組成物が約25000〜約
500000Ω/□の範囲内の抵抗を有する請求項2記
載の方法。 - 【請求項4】 前記導電性ペイント組成物が裸の固定子
バーの上部縁端及び下部縁端に塗布される請求項1記載
の方法。 - 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂結合剤がビスフェノー
ルAとエピクロロヒドリンとの線状共重合体である請求
項1記載の方法。 - 【請求項6】 導電性の熱可塑性樹脂ペイント組成物で
被覆されていて、その被膜が約2500Ω/□から50
00000Ω/□未満までの範囲内の抵抗を有すること
を特徴とする発電機用固定子バー。 - 【請求項7】 前記被膜が約25000〜約50000
0Ω/□の範囲内の抵抗を有する請求項6記載の発電機
用固定子バー。 - 【請求項8】 熱可塑性樹脂結合剤がビスフェノールA
とエピクロロヒドリンとの線状共重合体である請求項6
記載の発電機用固定子バー。
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|---|---|---|---|
| US08/569,629 US5623174A (en) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | Internal grading of generator stator bars with electrically conducting thermoplastic paints |
| US08/569629 | 1995-12-08 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| US6624547B1 (en) | 2000-09-27 | 2003-09-23 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Power system having stator coils for grading voltage between inner vent tubes and coil strands and associated methods |
| US6870292B2 (en) * | 2001-11-28 | 2005-03-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Stator for motor |
| DE10304025A1 (de) * | 2003-02-01 | 2004-08-05 | Alstom Technology Ltd | Roebelstab für eine elektrischen Maschine sowie Verfahren zum Herstellen eines solchen Roebelstabes |
| FI20096333A0 (fi) * | 2009-12-15 | 2009-12-15 | Abb Oy | Menetelmä sähkökoneen käämivyyhden valmistamiseksi |
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| DE102021201666A1 (de) * | 2021-02-22 | 2022-08-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Nutisolationssystem für eine elektrische rotierende Maschine, Verfahren zur Herstellung eines Nutisolationssystems |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3824683A (en) * | 1973-08-13 | 1974-07-23 | Gen Electric | Method for reducing corona in a dynamoelectric machine |
| CA1016586A (en) * | 1974-02-18 | 1977-08-30 | Canadian General Electric Company Limited | Grounding of outer winding insulation to cores in dynamoelectric machines |
| EP0001307A1 (en) * | 1977-09-19 | 1979-04-04 | Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. | A semi-conductive composition and an electric wire or cable coated with such a composition |
| JPS56150939A (en) * | 1980-04-24 | 1981-11-21 | Toshiba Corp | Method of insulating iron core of rotary electrical machine and apparatus |
| JPS5875435A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の導体絶縁層 |
| JPH0744798B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1995-05-15 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 大形回転電機のための導体巻線装置 |
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- 1995-12-08 US US08/569,629 patent/US5623174A/en not_active Expired - Fee Related
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