JPH09215352A - 超音波モーター速度制御装置 - Google Patents

超音波モーター速度制御装置

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JPH09215352A
JPH09215352A JP8020753A JP2075396A JPH09215352A JP H09215352 A JPH09215352 A JP H09215352A JP 8020753 A JP8020753 A JP 8020753A JP 2075396 A JP2075396 A JP 2075396A JP H09215352 A JPH09215352 A JP H09215352A
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ultrasonic
phase
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真一 佐古
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波モーター制御装置において、速度制御
を簡単な構成にて行う。 【解決手段】 2相の電極からなる圧電振動体と、前記
2相の電極に各々互いに同一の周波数および振幅からな
る電圧信号を供給する駆動回路とを具備する超音波モー
ター制御装置において、前記一方の電圧信号を基準とし
て他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対する位相差
をπ/2を中心として一括変化させる位相差発生手段を
設けて速度変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電効果を起こす
圧電振動体に超音波電圧を供給することによって発生す
る弾性振動を駆動源とし、前記圧電振動子に押圧された
移動体が摩擦力を介して得られる駆動力を利用して被動
体を移動させる超音波モーターの速度制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、強誘電体に分極処理を施した
圧電振動体が、電気エネルギー(電圧、電荷量等)と機
械エネルギー(変位、歪み等)の変換素子として利用さ
れてきた。前記圧電振動体の圧電効果によって、電圧が
供給されると前記圧電振動体が伸縮をすることを利用
し、電圧信号として超音波領域に属する高周波の電圧信
号が供給されることにより、前記圧電振動体が前記電圧
信号の超音波周波数に応じて圧縮伸長の弾性振動を発生
し、前記圧電振動体に押圧された移動体が押圧力による
摩擦力を介して得られる駆動力により回転する。
【0003】また前記圧電振動体に供給する前記電圧信
号に対して効率よく出力が得られる周波数は図10に示
すように振動振幅が大きくなる共振周波数fs近傍であ
り、このような共振周波fsは前記圧電振動体の形状及
び材料によって異なる。また前記圧電振動体において回
転を生み出す進行波を作り出すために、前記圧電振動体
に位置的に波長λの4分の1に電極を分割し隣合う駆動
用電極において交互に分極方向を変えられた前記2相の
電極に位相差π/2を持った2種類の電圧信号を供給す
る。
【0004】前記超音波モーターの駆動装置としては図
2および図9に示すように、直流電源4と、前記直流電
源4によって駆動され、超音波電圧信号を圧電振動体1
1の2相の電極11a,11bに供給する駆動手段51
と、その駆動手段51によって駆動される超音波モータ
ー1によって構成される。また前記駆動手段51は必要
とする周波数の電圧信号を発振する発振手段6と、前記
2相の電極11a,11bに供給する電圧信号の位相差
を制御する位相制御手段71と、必要な振幅の電圧信号
に調整する振幅調整手段81によって構成される。
【0005】ここで前記位相差制御手段71では、前記
2相の電極11a,11bに供給する電圧信号において
前記一方の電圧信号を基準とし他方の電圧信号を前記一
方の電圧信号に対する位相差をπ/2にする位相差手段
7aと、前記超音波モーターの反転を行うために前記位
相差の±符号を逆にする反転手段7bと、前記圧電振動
体11に供給する超音波電圧信号の電圧と電流の位相差
を検出する位相差検出手段7cおよび前記2相の電極1
1a,11bに供給する電圧信号の位相差を変化させる
位相差可変手段7dで構成される。
【0006】また、前記位相差検出手段7cにおいて検
出された信号はラインL2を介してフィードバック手段
91に入力され、前記位相差を一定値あるいは一定範囲
内に保つように制御信号をラインL3を介して前記発振
手段6に入力し、前記発振手段6から発振する超音波電
圧信号の周波数を制御する。
【0007】ところで、このような超音波モーター装置
には超音波モーター1の速度を検出するためにエンコー
ダ等の速度検出手段10が設置され、ラインL4を介し
て前記フィードバック手段91に入力し、前記速度検出
手段10からの速度信号とラインL1を介して入力され
る反転信号を含んで速度指令信号1をフィードバック手
段91において比較し、所定の速度となる超音波電圧信
号を発振するための制御信号をラインL3を介して前記
発振手段6に入力し、所要の周波数となる超音波電圧信
号を発振し前記位相差手段7cに入力される。
【0008】ここで前記位相差手段7cにおいて入力さ
れた電圧信号に対して位相をπ/2にずらした電圧信号
を生成しラインL14を介して、元の位相の電圧信号を
ラインL15を介して前記反転手段7bに入力する。さ
らに前記フィードバック手段91からラインL6を介し
て入力される反転指令に応じてラインL15より入力さ
れた電圧信号の位相を0または±πに変化させることに
よって反転を行う。前記反転手段7bにラインL14を
介して入力された元の位相の電圧信号はラインL16を
介してそのまま振幅調整手段8aに入力され、前記フィ
ードバック手段91によりラインL8を介して入力され
る速度指令信号に応じて振幅調整を行い、前記圧電振動
体11の一方の電極11aに供給される。
【0009】一方ラインL15を介して前記反転手段7
bに入力され反転指令信号により位相を変化させられた
電圧信号はラインL17を介して位相差可変手段7d入
力され、前記フィードバック手段91からラインL7を
介して前記位相差可変手段7dに入力される速度指令信
号Vpに応じて電圧信号の位相を変化させ振幅調整手段
8aに出力し、前記振幅調整手段8aにおいて前記フィ
ードバック手段91によりラインL8を介して入力され
る速度指令信号に応じて振幅調整を行い、前記圧電振動
体11の他の電極11bに供給される。
【0010】これにより前記圧電振動体11の電極11
a,11bに供給される電圧信号の振幅変化や位相差変
化により超音波モーター1は所定の速度に可変される。
【0011】従来からの超音波モーターの速度制御装置
として、例えば特開平6−237584号公報に記載さ
れた超音波モーターの速度制御装置がある。前記公報に
記載された速度制御装置において、前記フィードバック
手段91からの制御信号に基づき、前記圧電振動体11
の2相の電極11a,11bに供給する超音波電圧信号
の振幅及び周波数を共に変化させることにより、超音波
モーター1の速度を可変させる。
【0012】さらに、前記フィードバック手段91から
の制御信号に基づき、前記圧電振動体11の2相の電極
11a,11bに供給する超音波電圧信号の周波数及び
前記超音波電圧信号の位相差を共に変化させることによ
り超音波モーター1の速度を可変させる。ここで、前記
超音波電圧信号の振幅あるいは周波数を変化させる場合
は、2相の電極11a,11bに供給する前記超音波電
圧信号を共に変化させていることである。
【0013】また、前記圧電振動体11の2相の電極1
1a,11bに供給する前記超音波電圧信号の位相差を
π/2にし、前記位相差をπ/2を中心にして変化させ
ることによって超音波モーター1の速度を変化させる。
また、該超音波モーターの反転は前記電圧信号の±符号
を逆にすることによって行なう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来の速度制御装置では、簡潔で安定した速度制御を
行うという点において、後述する以下の問題がある。
【0015】まず、前記超音波電圧信号の振幅の変化に
対して、超音波モーター1の速度の変化は図11に示す
ように線形にならず、前記振幅のみの制御では安定した
速度の可変を行うためには速度検出手段10やフィード
バック手段91による複雑な速度制御を要する。次に前
記2相の電極11a,11bに供給する超音波電圧信号
の位相差をπ/2を中心にして変化させることにより、
超音波モーター1の速度は変化させることができる。
【0016】しかし、まず前記位相差をπ/2にずらし
た後に前記位相差をπ/2を中心に変化させており、ま
た前記超音波モーターの回転方向を反転させるために、
前記超音波電圧信号の位相差の±符号を逆にする回路構
成部分が必要であるため、回路構成要素が多くなる。
【0017】さらに前記超音波電圧信号の周波数を図1
0(A),(B)に示すように共振周波数fsと反共振
周波数fpの間で変化させることによって超音波モータ
ー1の速度を変化させているが、図10(A)に示すよ
うにアドミッタンス特性が急峻な場合には、前記周波数
の僅かな変化で超音波モーター1の速度は大きく変化
し、また共振周波数fsと反共振周波数fpの間の前記
アドミッタンス特性が線形ではないため速度制御が複雑
になる。
【0018】上記理由により、前記周波数制御では安定
した速度の可変を行うことは困難である。さらに最大出
力となる周波数である共振周波数fsにおいては、前記
圧電振動体のインピーダンスの位相が急激に変化し前記
超音波モーターが停止する恐れがあるため、図10
(A),(B)に示すように前記圧電振動体のインピー
ダンスの位相すなわち供給する電圧信号の電圧と電流の
位相差が安定し、なおかつ前記圧電振動体の振動振幅が
大きい周波数帯域の電圧信号を前記圧電振動体に供給す
る必要があり、下限周波数は共振周波数fsよりも上に
設定することになる。そのため最大出力となる周波数で
駆動できず、最大出力値も温度変化等による前記アドミ
ッタンス特性の変化により急激に変化する。
【0019】従って、前記超音波電圧信号の周波数を変
化させていることにより、超音波モーター1の速度を可
変させる場合には、前記周波数の変化による前記超音波
モーター1の速度変化が大きいため、広範囲の線形性の
速度変化を得ることは困難であり、その上、前記アドミ
ッタンス特性は温度変化によって前記共振周波数fsと
前記反共振周波数fpを含めて図10(A)において左
右に波形が移動するため、温度変化に対して安定した速
度の可変を行うことを考えると複雑な速度制御を要す
る。
【0020】このため温度変化に対して、前記圧電振動
体11の2相の電極11a,11bに供給する前記超音
波電圧信号の電圧と電流の位相差を検出する位相差検出
手段7cを設けることにより前記圧電振動体に供給する
電圧信号の電圧と電流の位相差が検出され、前記位相差
検出手段7cからの信号をフィードバック手段91に入
力し、前記位相差を一定値あるいは一定範囲内に保つよ
うに発振回路6から出力する前記超音波電圧信号の周波
数を制御する方法がある。
【0021】しかしながら、前記方法では温度変化に対
するアドミッタンスの変動による急激な速度変化を押さ
えることができるが、前記位相差検出手段7cが必要と
なり、またフィードバック手段91の構成が複雑にな
り、コストアップを招くという問題がある。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の超音波モ
ーター制御装置は、2相の電極からなる圧電振動体と、
前記2相の電極に各々互いに同一の周波数および振幅か
らなる電圧信号を供給する駆動回路とを具備する超音波
モーター制御装置において、前記一方の電圧信号を基準
として他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対する位
相差をπ/2を中心として一括変化させる位相差発生手
段を設けて速度変化させることを特徴とする超音波モー
ター制御装置である。
【0023】請求項2記載の超音波モーター制御装置
は、前記圧電振動体の振動による周波数を振動電圧信号
として検出する駆動手段が、前記圧電振動体から検出さ
れた前記振動電圧信号に基づいて前記圧電振動体に電圧
信号を供給することを特徴とする請求項1記載の超音波
モーター制御装置である。
【0024】請求項3記載の超音波モーター制御装置
は、2相の電極からなる圧電振動体と、前記2相の電極
に各々互いに同一の周波数および前記一方の電圧信号を
基準として他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対す
るπ/2の位相差からなる電圧信号を供給する駆動回路
とを具備する超音波モーター制御装置において、前記一
方の電圧信号を固定して他方の電圧信号の振幅を変化さ
せる振幅制御手段を設けて速度変化させることを特徴と
する超音波モーター制御装置である。
【0025】請求項4記載の超音波モーター制御装置
は、前記圧電振動体の振動による周波数を振動電圧信号
として検出する駆動手段が、前記圧電振動体から検知さ
れた前記振動電圧信号に基づいて前記2相の電極に電圧
信号を供給することを特徴とする請求項3記載の超音波
モーター制御装置である。
【0026】請求項5記載の超音波モーター制御装置
は、前記一方の電圧信号を基準として他方の電圧信号を
前記一方の電圧信号に対する位相差をπ/2を中心とし
て一括変化させる位相差発生手段を設けて速度変化させ
ることを特徴とする請求項3記載の超音波モーター制御
装置である。
【0027】
【発明の実施の形態】
(実施例1)実施例1では、前記圧電振動体の2相の電
極に供給する互いに同一の周波数及び同一の振幅からな
る超音波電圧信号において、前記一方の電圧信号を基準
とし、他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対して位
相差をπ/2を中心にして一括して変化させることによ
って速度を変化させる。
【0028】すなわち、前記2相の超音波電圧信号の振
幅及び周波数を同一にすることにより、前記2相の超音
波電圧信号の位相差の変化に対して、超音波モーターは
広範囲で線形的に速度変化させることができる。
【0029】ところで従来では、まず前記2相の超音波
電圧信号の位相差をπ/2にずらした後、前記位相差を
π/2を中心に変化させることにより速度変化させてい
た。すなわち、前記圧電振動体に供給する電圧信号はそ
れぞれ式(1),(2)のように書かれ E1(t)=A1・sin(ω1・t) ・・・・・・・(1) E2(t)=A2・sin(ω2・t) ・・・・・・・(2) ここではA1=A2であるが、前記一方の電圧信号の角
振動周波数をω1、他方の電圧信号の角振動周波数をω
2とし、前記2相の位相差をΔθ1とすると、時間tに
おける前記一方の電圧信号の位相はω1tとなり、他方
の電圧信号の位相はω2tとなるため、 ω2・t=ω1・t±(π/2+Δθ1) −π/2≦Δθ1≦0 ・・・・・・・(3) と表すことができる。ここで、式(3)中の±は反転を
示す。
【0030】しかしながら本発明では、最初に一旦前記
位相差をπ/2にずらす行程を行うのではなく式(3)
での位相差π/2+Δθ1を後述する式(4)の位相差
Δθ2として一括して変化させ、また前記位相差が0ま
たは速度が0となり、位相差0を境に駆動方向が反転す
ることを利用し、一括にて前記位相差を−π/2〜+π
/2に変化させることにより、反転機能を備えることが
できる。
【0031】すなわち、 ω2・t=ω1・t+Δθ2 −π/2≦Δθ2≦+π/2 ・・(4) と表すことができる。従って、前記位相差の変化に対し
て線形的に速度変化できることから速度指令信号の変化
に対しても線形的に速度変化し、なおかつ回路構成を簡
潔化し反転も兼ね備えた速度可変ができる。
【0032】本発明の実施例1を図1と図2および図3
に基づいて説明する。超音波モーターとしては図2に示
すように、超音波(20KHz以上)領域の周波数の電
圧信号を供給されることにより進行波を発生するステー
タ3と、前記ステータ3に適切な圧力で押圧されること
により回転駆動されるローター2によって構成される。
また、前記ステータ3は後述する駆動手段52から供給
される超音波電圧信号により進行波を発生する圧電振動
体11と、前記圧電振動体11に接着された弾性体3a
によって構成され、前記ローター2は前記ステータ3に
より発生した進行波を押圧されることにより有効に回転
運動に変換するライニング材2bと前記ライニング材2
bに固定され回転運動を外部被動体に伝達する回転体2
aによって構成される。なお、前記圧電振動体11では
チタン酸バリウム系圧電素子等が用いられる。
【0033】また、超音波モーターの制御装置では駆動
手段51は前記駆動手段51を動作させる直流電源4と
ともに前記超音波モーター1とは図1に示すように設け
られる。さらに前記超音波モーターの速度を検出する速
度検出手段10が設けられ、ならびに前記速度検出手段
10からの速度信号Vsおよび所定の速度を与える反転
指令を含んだ速度指令電圧信号1Vi1が入力されるフ
ィードバック手段92が設けられる。その上、前記フィ
ードバック手段92からの制御信号に基づいて前記圧電
振動体11に適切な周波数の超音波電圧信号を発振する
発振手段6が前記駆動手段52の構成要素として設けら
れる。ここで、前記駆動手段52の構成は超音波電圧信
号を発振する前記発振手段6および前記発振手段6で発
生し前記圧電振動体11の2相の電極11a,11bに
供給する2種類の超音波電圧信号の位相制御を行う位相
制御手段72と、さらに前記2種類の超音波電圧信号の
振幅を調整する振幅調整手段82が設けられる。
【0034】また、前記位相制御手段72では前記圧電
振動体11に供給する超音波電圧信号の電圧と電流の位
相を検出する位相差検出手段7cおよび2種類の前記超
音波電圧信号において前記一方の超音波電圧信号を基準
とし他方の超音波電圧信号を前記一方の超音波電圧信号
に体する位相差をπ/2を中心に一括して反転手段をも
兼ね備えた位相差発生手段7eが設けられる。
【0035】次に図1に基づいて本構成の説明を発振す
る電圧信号の進行に沿って行う。まず、直流電源4から
直流電流を供給されることにより発振手段6にて超音波
電圧信号を発生し位相差検出手段7cに入力される。こ
こで、前記位相差検出手段7cにおいて入力された超音
波電圧信号の電圧と電流の位相差を検出し、検出された
信号をラインL2を介してフィードバック手段92に入
力し前記位相差が一定範囲内となる周波数を発振させる
制御信号をラインL3を介して前記発振手段6に入力す
ることにより、前記発振手段6から所要の周波数の超音
波電圧信号を発振し再び位相差検出手段7cに入力す
る。
【0036】なお、前記発振手段6から発振される超音
波電圧信号の周波数調整範囲は図10に示すように前記
圧電振動体11の共振周波数fsから反共振周波数fp
の間である。ところで、前記位相差検出手段7cを通過
した超音波電圧信号はラインL11とラインL12に分
けられ、ラインL11を通過する超音波電圧信号はその
まま振幅調整手段8bに入力され式(1)に示された所
要の最大出力となる振幅A1に調整された後に前記圧電
振動体11の2相ある電極の内の一方の電極11aに入
力される。
【0037】また、ラインL12を通過する超音波電圧
信号は位相差発生手段7eに入力され、前記位相差発生
手段7eにおいて前記フィードバック手段92からライ
ンL9により入力された速度制御信号Vpに基づいて速
度変化させるために前記超音波電圧信号の位相を変化さ
せ振幅調整手段8bにて式(2)に示された所要の最大
出力となる振幅A2(=A1)に調整され前記圧電振動
体11の他の電極11bに入力されることにより、2相
の電極11a,11bに供給する同一振幅および同一周
波数である電圧信号に位相差を発生させる。ここで前記
位相差発生手段7eの動作説明を図3を用いて行う。
【0038】ここで、図3において抵抗21と抵抗22
は位相差発生を行うオペアンプ23における増幅率を決
定する要素であり両抵抗の値を同一としてオペアンプ2
3における増幅率を1にする。またコンデンサ24と接
合型FET25において位相差を発生させ、可変抵抗2
6によりオフセット調整などを行う。ここで、FET2
5のゲート側から速度指令信号を入力するが通常ゲート
電圧はマイナス値になるがこれを制御しやすくするため
にバイアス電圧を持ち上げてゲート側には0Vからプラ
ス方向に数Vにて速度可変できるよう、また基本的にソ
ース接地されておりオフセット調整量も兼ねて可変抵抗
26を調整する。
【0039】次に、位相差発生を説明するてめにコンデ
ンサ24の直前とオペアンプ23の+端子側直前におけ
る伝達関数を求めると、式(5)のようになる。コンデ
ンサ24の電気容量をCとすると G(s)=K1(C)・s/((1+K2(C)・s) ・(1+K3(C)・s))・・・(5) となり、s=jωを代入すると位相角は ∠G(jω)=∠(K1(C)・jω)−(∠(1+K2(C)・jω) +∠(1+K3(C)・jω)) ・・・(6) で表され、ここでK1〜K3がFETの等価回路に書き
換えた場合の内部抵抗等やコンデンサ24の電気容量C
による係数である。これにより式(5)および式(6)
を見ると、分母が微分要素であり、ここで位相がCおよ
びK1に関わらず+π/2進むことになる。次に分子を
みると2次遅れ要素になっており、ここでは位相が0か
ら−πまで変化できることが分かる。
【0040】すなわち、位相差発生手段7eにおける位
相差は−π/2〜+π/2まで変化できる。このように
して、前記圧電振動体11は圧電効果による弾性振動に
より進行波が発生され該超音波モーター1は回転駆動す
る。
【0041】また、該超音波モーター1の回転速度はエ
ンコーダ等の速度検出手段10により検出された速度信
号VsをラインL4を介して前記フィードバック手段9
2に入力し速度指令信号1Vilと比較した後、前記位
相差発生手段7eにおいて速度制御を行うための速度制
御信号VpをラインL9を介して出力し、前記位相差発
生手段7eにおいて速度制御を行う。
【0042】以上のように、実施例1では2層の電極に
供給する超音波電圧信号において、前記一方の超音波電
圧信号を基準とし他方の超音波電圧信号を前記一方の超
音波電圧信号に対して位相差をπ/2を中心に一括して
変化させる位相差発生手段7eを設けることにより、従
来での前記位相差をπ/2にずらした後にπ/2を中心
に位相差変化させる方法に対して、反転も兼ね備えるこ
とにより回路構成を簡素化し、また前記位相差変化によ
り広範囲において線形的に速度変化させることができ
る。
【0043】(実施例2)実施例2では、前記実施例1
の超音波モーターにおいて、前記圧電振動体の温度変化
によるアドミッタンス特性の変化に対して前記圧電振動
体の共振周波数の変化に追尾できるように、前記圧電振
動体の振動による周波数を振動電圧信号として検出する
駆動手段が、前記検出された電圧信号に基づいて前記圧
電振動体に電圧信号を供給するように設けられる自励振
方式にする。
【0044】ここで、前記駆動手段によって前記圧電振
動体が駆動されると、前記圧電振動体が持つ固有振動数
における共振特性によって前記圧電振動体は固有振動数
(共振周波数)近傍で振動しようとするため、前記圧電
振動体から共振周波数を検出することができる。
【0045】また、前記電圧信号の周波数を最大出力と
なる共振周波数fsにて維持できるように追尾している
ので、従来よりも安定した出力を得ることができる。従
って、自励振方式を用いることで温度変化等により前記
共振周波数fsが変化した場合での速度安定化になり、
前記電圧信号の位相差可変による速度変化がより安定化
し、発振手段などの削除により回路構成も簡素化され
る。
【0046】本発明の他の実施例2を図4に基づいて説
明する。なお、本実施例において前記実施例1において
説明した構成要素と同一の機能を有する構成要素につい
ては、同一の番号にて行い、その説明を省いた。
【0047】超音波モーターの制御装置では駆動手段5
3は前記駆動手段53を動作させる直流電源4とともに
前記超音波モーター1と図4に示すように設けられる。
ここで、圧電振動体11の振動による周波数を示す振動
電圧信号を検出し、前記振動電圧信号に基づいて前記圧
電振動体11に超音波電圧信号を供給できるようにライ
ンL5により前記駆動手段53にフィードバックされ
る。
【0048】なお、前記駆動手段53の構成は前記圧電
振動体11の2相の電極11a,11bに供給する2種
類の超音波電圧信号の位相制御を行う位相制御手段73
と、さらに前記2種類の超音波電圧信号の振幅を調整す
る振幅調整手段83が設けられる。また、前記位相制御
手段73では2種類の前記超音波電圧信号において前記
一方の超音波電圧信号を基準とし他方の超音波電圧信号
を前記一方の超音波電圧信号に対する位相差をπ/2を
中心に一括して反転手段をも兼ね備えた位相差発生手段
7eのみが設けられる。
【0049】次に図4に基づいて本構成の説明を電圧信
号の進行に沿って行う。まず、直流電源4から直流電流
を供給されることにより該超音波モーター1の前記圧電
振動体11に前記圧電振動体自身の固有振動数および前
記駆動手段53の回路の定数によって決まる共振周波数
fs近傍の振動を発生させる。前記圧電振動体11に発
生した振動による振動電圧信号を検出しラインL5を通
じて前記駆動手段53にフィードバックされ、前記振動
電圧信号に基づいて前記圧電振動体11に超音波電圧信
号を供給する。ところで、前記振動電圧信号は前記駆動
手段53内で位相制御手段73に入力されるラインL5
と振幅調整手段8bラインL13に分けられ、ラインL
13を通過する超音波電圧信号はそのまま振幅調整手段
8bに入力され式(1)に示された所要の最大出力とな
る振幅A1に調整された後に前記圧電振動体11の2相
ある電極の内の一方の電極11aに入力される。
【0050】また、ライン5を通過する超音波電圧信号
は位相制御手段73内の位相差発生手段7eに入力さ
れ、前記位相差発生手段7eにおいて直接に反転指令を
含んだ速度指令信号3Vi3に基づいて速度変化させる
ために前記超音波電圧信号の位相を変化させ、2相の電
極11a,11bに供給する電圧信号に位相差を発生さ
せる。ここで前記位相差発生手段7eの動作説明は前記
実施例1と同様であるため詳細な説明は省いた。
【0051】さらに、前記位相差発生手段7eで位相を
ずらされた超音波電圧信号は振幅調整手段8bに入力さ
れ式(2)に示された所要の最大出力となる振幅A2
(=A1)に調整された後に前記圧電振動体11の2相
ある電極の内の他方の電極11bに入力されることによ
って前記圧電振動体11に弾性振動により進行波が発生
され該超音波モーター1は回転駆動する。
【0052】以上のように、実施例2では2相の電極に
供給する超音波電圧信号において、前記一方の超音波電
圧信号を基準とし他方の超音波電圧信号を前記一方の超
音波電圧信号に対して位相差をπ/2を中心に一括して
変化させる位相差発生手段7eを設けることにより、従
来での前記位相差をπ/2にずらした後にπ/2を中心
に位相差変化させる方法に対して、反転も兼ね備えるこ
とにより回路構成を簡素化、また前記位相差変化させる
方法に対して、反転も兼ね備えることにより回路構成を
簡素化し、また前記位相差変化により広範囲において線
形的に速度変化させることができる。さらに、発振手段
6を不要とした自励振方式であるために出力が安定する
こともあり速度検出手段10を用いずとも温度変化等に
対しても安定して、しかも広範囲において線形的に速度
検出手段10を用いずとも温度変化等に対しても安定し
たしかも広範囲において線形的に速度変化を行うことが
でき、前記実施例1における位相差検出手段7cとフィ
ドバック手段92省くことができる。
【0053】(実施例3)実施例3では、2相の電極か
らなる圧電振動体と、前記2相にそれぞれ互いに同一の
周波数及びπ/2の位相差からなる電圧信号を供給する
駆動回路とを少なくとも具備した超音波モーターにおい
て、前記一方の電圧信号を固定側電圧信号として固定し
他方の電圧信号を調整側電圧信号として振幅を変化させ
る振幅制御手段を設けることによって速度を変化させ
る。すなわち、前記固定側電圧信号は式(7)として、
前記調整側信号を式(8)として表せる。
【0054】 E1(t)=A1・sin(ω1・t) ・・・(7) E2(t)=A2・sin(ω2・t) ・・・(8) ここで、ω1=ω2とすると、ω2・t=ω1・t±π
/2となり、±は反転を意味する。そして、式(7)側
は一切変えず、式(8)のA2を0≦A2≦A1におい
て変化させることにより速度変化させる。これにより、
前記調整側電圧信号の振幅の変化に伴い速度が線形的に
変化するため、速度指令信号の変化に対しても速度が線
形的に変化する。しかも、前記調整側信号の振幅のみを
可変することで速度変化できるため、速度制御や回路構
成が簡潔化される。
【0055】本発明の他の実施例3を図5および図6に
基づいて説明する。なお、本実施例において前記実施例
1〜2において説明した構成要素と同一の機能を有する
構成要素については、同一の番号にて行い、その説明を
省いた。
【0056】超音波モーターの制御装置では駆動手段5
4は前記駆動手段54を動作させる直流電源4とともに
前記超音波モーター1と図5に示すように設けられる。
さらに前記超音波モーター1の速度を検出する速度検出
手段10が設けられ、ならびに前記速度検出手段10か
らの速度信号Vsおよび所定の速度を与える反転指令を
含んだ速度指令電圧信号1Vi1が入力されるフィード
バック手段93が設けられる。
【0057】その上、前記フィードバック手段93から
の制御信号に基づいて前記圧電振動体11に適切な周波
数の超音波電圧信号を発振する発振手段6が前記駆動手
段53の構成要素として設けられる。ここで、前記駆動
手段54の構成は超音波電圧信号を発振する前記発振手
段6および前記発振手段6で発生し前記圧電振動体11
の2相の電極11a,11bに供給する2種類の超音波
電圧信号の位相制御を行う位相制御手段74と、さらに
前記2種類の超音波電圧信号の振幅を調整する振幅調整
手段84が設けられる。
【0058】また、前記位相制御手段74では前記圧電
振動体11に供給する超音波電圧信号の電圧と電流の位
相を検出する位相差検出手段7cおよび2種類の前記超
音波電圧信号において前記一方の超音波電圧信号を基準
とし他方の超音波電圧信号を前記一方の超音波電圧信号
に対する位相差をπ/2にする位相差手段7aおよび前
記位相差の±符号を逆にして反転を行う反転手段7bが
設けられる。
【0059】次に図5に基づいて本構成の説明を発振す
る電圧信号の進行に沿って行う。まず、直流電源4から
直流電流を供給されることにより発振手段6にて超音波
電圧信号を発生し位相差検出手段7cに入力される。こ
こで、前記位相差検出手段7cにおいて入力された超音
波電圧信号の電圧と電流の位相差を検出し、検出された
信号をラインL2を介して入力されたフィードバック手
段93において前記位相差が一定範囲内となる周波数を
発振させる制御信号をラインL3を介して前記発振手段
6に入力し、前記発振手段6から所要の周波数の超音波
電圧信号を発振し再び位相差検出手段7cに入力する。
【0060】なお、前記発振手段6から発振される超音
波電圧信号の周波数調整範囲は図10に示すように前記
圧電振動体11の共振周波数fsから反共振周波数fp
の間である。
【0061】ところで、前記位相差検出手段7cを通過
した超音波電圧信号は前記位相差手段7aに入力され位
相をπ/2ずらされた電圧信号はラインL15を介し
て、また元の位相の信号はラインL14を介して別々に
前記反転手段7bに出力される。前記反転手段7bに入
力された2種類の超音波電圧信号は入力されるフィード
バック手段93より入力される反転指令信号に応じて2
種類の超音波電圧信号の位相差の±符号を逆にすことに
よって回転方向を変化させる。
【0062】ここで元の位相の電圧信号は、固定側電圧
信号としてラインL16を介して振幅調整手段8bに入
力され式(7)に示された所要の最大出力となる振幅A
1に調整され、前記反転手段7bにて位相を±π/2に
変えられた調整側電圧信号は振幅調整手段8cに入力さ
れ振幅を0から式(8)所要の最大出力となる振幅A2
(=A1)の間で調整されることにより速度変化させる
ことができ、前記圧電振動体11の2相ある電極11
a,11bに入力されることによって前記圧電振動体1
1に弾性振動により進行波が発生され該超音波モーター
1は回転駆動する。ここで、前記電圧信号の振幅調整手
段8cは図6に示すような回路図で表されるように抵抗
33トランジスタ31および32によりスイッチング回
路を形成しNPN型パワートランジスタ31およびPN
P型のパワートランジスタ32がコンプリメンタリシン
メトリ接続されるため制御電圧+Vに応じた振幅の電圧
信号に調整できるので、前記調整側電圧信号用の振幅調
整手段8cは速度指令信号電圧Va2(=A2)とする
と0≦Va2≦A1の間で電圧可変を行うことにより速
度を変化させることができる。
【0063】また、該超音波モーター1の回転速度はエ
ンコーダ等の速度検出手段10により検出された速度信
号VsをラインL4を介して前記フィードバック手段9
3に入力しラインL3より入力された反転指令を含んだ
速度指令信号1Vi1と比較し、前記調整側電圧信号用
の前記振幅調整手段8cに対して速度制御を行うための
速度制御信号Va2を出力し、速度制御を行う。
【0064】以上のように、実施例3では2相の電極1
1a,11bに供給する超音波電圧信号において、前記
一方の超音波電圧信号を固定側電圧信号として固定とし
他方の超音波電圧信号を調整側電圧信号とすると、前記
調整側電圧信号のみの振幅を調整する方法では、回路構
成や速度制御を簡素化でき、また前記調整側電圧信号の
振幅のみの変化により広範囲において線形的に速度変化
させることができる。
【0065】(実施例4)実施例4では、前記実施例の
超音波モーターにおいて、前記圧電振動体の温度変化に
よるアドミッタンス特性の変化に対して前記圧電振動体
の共振周波数の変化に追尾できるように、前記圧電振動
体の振動による周波数を振動電圧信号として検出する駆
動手段が、前記検出された電圧信号に基づいて前記圧電
振動体に電圧信号を供給するように設けられる自励振方
式にする。
【0066】ここで、前記実施例と同様に前記駆動手段
によって前記圧電振動体が駆動されると、前記圧電振動
体が持つ固有振動数における共振特性によって前記圧電
振動体は固有振動数(共振周波数)近傍で振動しようと
するため、前記圧電振動体から共振周波数を検出するこ
とができる。また、前記圧電振動体の周波数を最大出力
となる共振周波数fsにて維持できるように追尾してい
るので、従来よりも安定した出力を得ることができる。
従って、自励振方式を用いることで温度変化等により前
記共振周波数fsが変化した場合での速度安定化にな
り、前記電圧信号の振幅可変による速度変化がより安定
化し、発振手段などの削除により回路構成も簡素化され
る。
【0067】本発明の他の実施例4を図7に基づいて説
明する。なお、本実施例において前記実施例1〜3にお
いて説明した構成要素と同一の機能を有する構成要素に
ついては、同一の番号にて行い、その説明を省いた。
【0068】超音波モーターの制御装置では駆動手段5
5は前記駆動手段55を動作させる直流電源4とともに
前記超音波モーター1と図7に示すように設けられる。
ここで、圧電振動体11の振動による周波数を示す振動
電圧信号を検出し、検出された振動電圧信号に基づいて
前記圧電振動体11に超音波電圧信号を供給できるよう
にラインL5により前記駆動手段55にフィードバック
される。なお、前記駆動手段55の構成は前記圧電振動
体11の2相の電極11a,11bに供給する2種類の
超音波電圧信号の位相制御を行う位相制御手段75と、
さらに前記2種類の超音波電圧信号の振幅を調整する振
幅調整手段84が設けられる。
【0069】また、前記位相制御手段74では2種類の
前記超音波電圧信号において前記一方の超音波電圧信号
を固定側電圧信号とし固定とし他方の超音波電圧信号を
調整側電圧信号として号に対する位相差をπ/2にする
位相差手段7aおよび前記位相差の±符号を逆にして反
転を行う反転手段7bが設けられる。
【0070】次に図7に基づいて本構成の説明を電圧信
号の進行に沿って行う。まず、直流電源4から直流電圧
を供給されることにより該超音波モーター1の前記圧電
振動体11に前記圧電振動体自身の固有振動数および前
記駆動手段55の回路の定数によって決まる共振周波数
近傍の振動を発生させる。前記圧電振動体11に発生し
た振動による振動電圧信号を検出しラインL5を通じて
前記駆動手段55内の位相差手段7aにフィードバック
され、前記振動電圧信号に基づいて前記圧電振動体11
に超音波電圧信号を供給する。
【0071】ここで、前記位相差手段7aにフィードバ
ックされた前記振動電圧信号において位相をπ/2ずら
された電圧信号はラインL15を介して、また元の位相
の信号はラインL14を介して別々に前記反転手段7b
に出力される。前記反転手段7cに入力された2種類の
超音波電圧信号は入力されるフィードバック手段93よ
り入力される反転指令信号に応じて2種類の超音波電圧
信号の位相差の±符号を逆にすることによって回転方向
を変化させる。ここで元の位相の電圧信号は、固定側電
圧信号としてラインL16を介して振幅調整手段8bに
入力され式(7)に示された所要の最大出力となる振幅
A1に調整され、前記反転手段7bにて位相を±π/2
に変えられた調整側電圧信号は振幅調整手段8cに入力
されラインL10より入力される速度指令信号2Vi2
に応じて振幅を0から式(8)所要の最大出力となる振
幅A2(=A1)の間で調整されることにより速度変化
させることができ、前記圧電振動体11の2相ある電極
11a,11bに入力されることによって前記圧電振動
体11に弾性振動により進行波が発生され該超音波モー
ター1は回転駆動する。ここで、前記調整側電圧信号用
の振幅調整手段8cでの速度変化の説明は前記実施例3
と同様であるため省く。
【0072】以上のように、実施例4では2相の電極1
1a,11bに供給する超音波電圧信号において、前記
一方の超音波電圧信号を固定側電圧信号として固定とし
他方の超音波電圧信号を調整側電圧信号とすると、前記
調整側電圧信号のみの振幅を調整する方法では、回路構
成や速度制御を簡素化でき、また従来での2相の電極に
供給する電圧信号の両方の振幅を同一に変化させる方法
に対して前記調整側電圧信号の振幅のみの変化により広
範囲において線形的に速度変化させることができる。さ
らに、発振手段6を不要とした自励振方式であるために
出力が安定することもあり速度検出手段10を用いずと
も温度変化等に対しても安定した、しかも広範囲におい
て線形的に速度変化を行うことができ、前記実施例3に
おける位相差検出手段7cとフィードバック手段93も
省くことができる。
【0073】(実施例5)実施例では、前記実施例3の
超音波モーターの前記2相の電圧信号において、前記一
方の電圧信号を基準とし他方の電圧信号を前記一方の電
圧信号に対立する位相差をπ/2を中心として一括して
変化させる位相差発生手段を合わせて設けることによっ
て速度を変化させる。
【0074】すなわち、前記圧電振動体の2相の電極に
供給する超音波電圧信号のそれぞれ周波数は同一である
が、前記一方の電圧信号を固定側電圧信号として固定し
他方の電圧信号を調整側電圧信号とすると、前記調整側
電圧信号の振幅を変化させる振幅制御手段を設けること
によって速度を変化させる手段と、前記固定側電圧信号
に対する前記調整側電圧信号の位相差をπ/2を中心に
一括して変化させる位相差発生手段を合わせて設けるこ
とにより速度変化される。
【0075】ここで、前記請求項1と同様に前記位相差
の変化による速度変化については、広範囲で線形的な速
度制御ができる。そして前記振幅可変による速度変化に
ついても前記実施例3と同様に線形的な速度制御でき
る。しかしながら、前記位相差可変のみによる速度変化
や前記振幅可変のみによる速度変化の場合、制御モータ
ーとしての超音波モーターの使用条件によっては、前記
位相差可変による位相差可変最小単位Δθ及び前記振幅
可変による振幅可変最小単位ΔVに対する速度変化が必
要とされる最小速度変化量よりも大きく場合が生じてく
る。そのため、より細かい速度変化を行う必要があり特
に微速時における高い速度分解能が必要になってくる場
合がある。
【0076】従って、前記振幅可変と前記位相差可変を
合わせて行うことにより、速度指令信号に対して線形的
に速度変化され、しかも微速時における速度分解能も細
かく取れるだけでなく、高速時を含めて広範囲において
細かく安定した速度制御ができる。また、前記実施例3
の場合には前記位相差をπ/2に固定していたために、
前記位相差をπ/2にする手段とモーターの反転を行う
ために前記位相差の±符号を逆にする手段が必要になる
が、前記実施例1での前記位相差による可変を行うと回
路構成上も簡潔化もできる。
【0077】本発明の他の実施例5を図8に基づいて説
明する。なお、本実施例において前記実施例1〜4にお
いて説明した構成要素と同一の機能を有する構成要素に
ついては、同一の番号にて行い、その説明を省いた。
【0078】超音波モーターの制御装置では駆動手段5
6は前記駆動手段56を動作させる直流電源4とともに
前記超音波モーター1と図8に示すように設けられる。
さらに前記超音波モーターの速度を検出する速度検出手
段10が設けられ、ならびに前記速度検出手段10から
の速度信号Vsおよび所定の速度を与え反転指令を含ん
だ速度指令電圧信号1Vi1が入力されるフィードバッ
ク手段94が設けられる。その上、前記フィードバック
手段94からの制御信号に基づいて前記圧電振動体11
に適切な周波数の超音波電圧信号を発振する発振手段6
が前記駆動手段56の構成要素として設けられる。ここ
で、前記駆動手段56の構成は超音波電圧信号を発振す
る前記発振手段6および前記発振手段6で発生し前記圧
電振動体11の2相の電極11a,11bに供給する2
種類の超音波電圧信号の位相制御を行う位相制御手段7
2と、さらに前記2種類の超音波電圧信号の振幅を調整
する振幅調整手段84が設けられる。また、前記位相制
御手段72では実施例1と同様な構成で前記圧電振動体
11に供給する超音波電圧信号の電圧と電流の位相を検
出する位相差検出手段7cおよび2種類の前記超音波電
圧信号において前記一方の超音波電圧信号を基準とし他
方の超音波電圧信号を前記一方の超音波電圧信号に対す
る位相差をπ/2を中心に一括して反転手段をも兼ね備
えた位相差発生手段7eが設けられる。
【0079】次に図8に基づいて本構成の説明を発振す
る電圧信号の進行に沿って行う。まず、直流電源4から
直流電流を供給されることにより発振手段6にて超音波
電圧信号を発生し位相差検出手段7cに入力される。こ
こで、前記位相差検出手段7cにおいて入力された超音
波電圧信号の電圧と電流の位相差を検出し、検出された
信号をラインL2を介してフィードバック手段94に入
力し前記位相差が一定範囲内となる周波数を発振させる
制御信号をラインL3を介して前記発振手段6に出力
し、前記発振手段6から所要の周波数の超音波電圧信号
を発振し再び位相差検出手段7cに入力する。
【0080】なお、前記発振手段6から発振される超音
波電圧信号の周波数調整範囲は図10(A),(B)に
示すように前記圧電振動体11の共振周波数fsから反
共振周波数fpの間である。ところで、前記位相差検出
手段7cを通過した超音波電圧信号はラインL11とラ
インL12に分けられ、ラインL11を通過する超音波
電圧信号はそのまま振幅調整手段8bに入力され所要の
最大出力となる振幅A1に調整された後に固定側電圧信
号として固定し前記圧電振動体11の2相ある電極の内
の一方の電極11aに入力される。また、ラインL12
を通過する超音波電圧信号は調整側電圧信号として位相
差発生手段7eに入力され、前記位相差発生手段7eに
おいて前記フィードバック手段94からラインL9を介
して入力される速度制御信号Vpに応じて前記調整側電
圧信号の位相を変化させ、2相の電極11a,11bに
供給する電圧信号に位相差を発生させる。
【0081】さらに、前記位相差発生手段7eで位相を
変化させられた調整側電圧信号は振幅調整手段8cに入
力され前記フィードバック手段94よりラインL10を
介して入力された速度指令信号Va2に応じて調整側電
圧信号の振幅A2を0からA1まで変化させることによ
り、速度可変が可能になる。前記調整側電圧信号用の振
幅調整手段8cで振幅調整した後に前記圧電振動体11
の2相ある電極の内の他方の電極11bに入力されるこ
とによって2相の電極ともに同一周波数であり互いに位
相差および振幅差がある超音波電圧信号を供給される。
すなわち、前記圧電振動体11は圧電効果による弾性振
動により進行波が発生され該超音波モーター1は回転駆
動する。
【0082】また、該超音波モーター1の回転速度はエ
ンコーダ等の速度検出手段10により検出された速度信
号Vsを前記フィードバック手段94に入力しラインL
1から入力された速度指令1Vi1と比較し、前記位相
差発生手段7eにおいて速度制御を行うための速度制御
信号Vpおよび調整該電圧信号用の振動調整手段8cに
おいて速度制御を行うための速度制御信号Va2をそれ
ぞれの手段に出力する。
【0083】以上のように、実施例5では2相の電極1
1a,11bに供給する超音波電圧信号において、前記
一方の超音波電圧信号を固定側電圧信号として固定とし
他方の超音波電圧信号を調整側電圧信号とすると、前記
調整が電圧信号を前記固定側電圧信号に対して位相差を
π/2を中心に一括して変化させる一括して変化させる
位相差発生手段7eを設けることにより、従来での前記
位相差をπ/2にずらした後にπ/2を中心に位相差変
化させる方法に対して、反転も兼ね備えることにより回
路構成を簡素化し、また前記位相差変化により広範囲に
おいて線形的に速度変化させることができる。
【0084】さらに前記調整側電圧信号のみの振幅を変
化させることにより従来での2相の電極に供給する電圧
信号の両方の振幅を同一に変化させる方法に対して線形
的に速度変化できる。すなわち、前記位相差変化および
調整側電圧信号のみの振幅変化を組み合わせることによ
って微速時における速度分解能が高く取れるだけでな
く、高速時を含めて広範囲において細かく安定した速度
制御ができる。
【0085】ここで、前記位相差変化および調整側電圧
信号のみの振幅変化において可変実行順序やどちらを徴
調整に使用するかは、速度制御方法や該超音波モーター
1の使用条件等による。さらに、上記実施例5を用いる
に当たり前記実施例2および実施例4のように自励振方
式を採用すると回路構成や速度制御も簡素化できる。な
お、前記各実施例はリング状の圧電振動体を用いた超音
波モーターにて説明を行ったが、進行派型の超音波モー
ターであれば適用可能である。
【0086】
【発明の効果】請求項1では、2相の電極からなる圧電
振動体と、前記2相にそれぞれ互いに同一の周波数及び
振幅からなる電圧信号を供給する駆動回路とを少なくと
も具備した超音波モーターにおいて、前記一方の電圧信
号を基準とし他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対
位する位相差をπ/2を中心として一括して変化させる
位相差発生手段を設けることによって速度変化させる。
ここで、前記2相の超音波電圧信号の位相差の変化に対
して、超音波モーターは線形的に広範囲において速度変
化させることができる。
【0087】しかしながら従来では、まず前記2相の超
音波電圧信号の位相差をπ/2にずらした後、前記位相
差をπ/2を中心に変化させることにより速度変化させ
ており、式(1)〜(3)で表される。ところが本発明
では、最初に前記位相差をπ/2にずらす行程を行うの
ではなく式(3)中での位相差π/2+Δθ1を式
(4)中の位相差Δθ2として一括した変化させる。
【0088】また、前記位相差が0で速度が0となり、
位相差0を境に駆動方向が反転することを利用し、一括
にて前記位相差を−π/2〜+π/2に変化させること
により、反転機能を備えることができる、式(4)のよ
うに表すことができる。上記より該超音波モーターの速
度制御装置では、前記位相差を変化させることにより広
範囲において線形的に速度変化させることができるた
め、速度指令信号の変化に対しても線形的に速度変化で
きる。また、位相可変部分を一括して行えるため回路構
成の簡素化ができ、簡単な速度制御機構により安定した
速度変化ができる効果がある。
【0089】請求項2では、請求項1の超音波モーター
であって、前記圧電振動体の振動による周波数を検出す
る駆動手段が、前記圧電振動体から検出した電圧信号に
基づいて前記2相の電極に電圧信号を供給するように設
ける。ここで前記駆動手段によって前記圧電振動体が駆
動されると、前記圧電振動体が持つ固有振動数における
共振特性によって前記圧電振動体は固有振動数(共振周
波数)近傍で振動しようとするため、前記圧電振動体か
ら共振周波数を検出することができる。
【0090】従来では、前記圧電振動体の温度変化や移
動体を押圧する負荷変動などに起因する前記圧電振動体
のアドミッタンス特性の変動による前記圧電振動体の共
振周波数の変化に対して、前記圧電振動体に供給される
電圧信号の電圧と電流の位相差を位相差検出手段によっ
て検出し、前記検出された位相差が一定値あるいは一定
範囲内の位相差値となるような共振周波数よりも高い周
波数の電圧信号を発振する発振手段を具備した他励振方
式であった。
【0091】しかし本発明では、前記圧電振動体のアド
ミッタンス特性の変化による前記圧電振動体の共振周波
数の変化に追尾できる自励振方式の前記駆動手段を設け
る。すなわち、従来必要とされてきた発振手段及び前記
位相差検出手段と、さらに前記発振手段へのフィードバ
ック手段を除外することができる。
【0092】また、前記電圧信号の周波数を最大出力と
なる共振周波数fsにて維持できるように追尾している
ため、安定した出力を得ることができる。すなわち、温
度変化等により前記共振周波数fsが変化した場合での
速度安定化になり、前記電圧信号の位相差可変による速
度変化がより安定化するため、速度検出手段や前記速度
検出手段からのフィードバック手段が不要になり回路構
成の簡素化による速度制御の簡素化ができる効果があ
る。
【0093】請求項3では、2相の電極からなる圧電振
動体と、前記2相にそれぞれ互いに同一の周波数及びπ
/2の位相差からなる電圧信号を供給する駆動回路とを
少なくとも具備した超音波モーターにおいて、前記一方
の電圧信号を固定し他方の電圧信号の振幅を変化させる
振幅制御手段を設けることによって速度を変化させる。
従来では、前記電圧信号の振幅可変による速度変化を行
う場合には前記2相の電圧信号の振幅を2相同一に変化
させていたが、この方法では振幅変化に対して速度が線
形的を持って変化せず安定した速度制御を行うには複雑
な速度制御が必要であった。
【0094】しかしながら、本発明では前記電圧信号の
一方を固定側電圧信号とし他方を調整側電圧信号とする
と前記調整側電圧信号の振幅の変化により、すなわち式
(8)における振幅A2のみを変化させることにより速
度を線形的に変化させる。従って、前記調整側電圧信号
の振幅のみを変化させることにより線形的に速度変化を
行うことができたため、速度指令信号の変化に対しても
線形的に速度変化できることから速度制御が電圧の上下
動のみで行えるため簡素化できる。
【0095】請求項4では、請求項3の超音波モーター
であって、前記圧電振動体の振動による周波数を振動電
圧信号として検出する駆動手段が、前記検出された電圧
信号に基づいて前記2相の電極に供給するように設けら
れる。従来では、前記圧電振動体の温度変化や負荷変動
などに起因する前記圧電振動体のアドミッタンス特性の
変化による前記圧電振動体の共振周波数の変化に対し
て、前記圧電振動体に供給する電圧信号の電圧と電流の
位相差検出手段によって検出し、前記検出された位相差
が一定値あるいは一定範囲内の位相差値となるように周
波数の電圧信号を発振する発振手段を具備した他励振方
式であった。
【0096】しかし本発明では、前記圧電振動体のアド
ミッタンス特性の変化による前記圧電振動体の共振周波
数の変化に追尾できるように、前記圧電振動体の振動の
周波数を振動電圧信号として検出する駆動手段を設け、
前記検出された振動電圧信号に基づいて前記2相の電極
に電圧信号を供給できるようにフィードバックをかける
自励振方式にする。これにより従来必要とされてきた発
振手段及び位相差検出手段と前記発振手段へのフィード
バック手段を除外することができる。
【0097】また、前記電圧信号の周波数を最大出力と
なる共振周波数fsにて維持できるように追尾している
ため、安定した出力を得ることができる。さらに、温度
変化等により前記共振周波数fsが変化した場合での速
度安定化になり、前記電圧信号の振幅可変による速度変
化がより安定化するため、速度検出手段および前記速度
検出手段へのフィードバック手段も不要になり回路構成
の簡素化による速度制御を簡素化できる効果がある。
【0098】請求項5では、前記請求項3の超音波モー
ターの前記2相の電圧信号において、前記一方の電圧信
号を基準とし他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対
立する位相差をπ/2を中心として一括して変化させる
位相差発生手段を合わせて設けることによって速度を変
化させる。
【0099】すなわち、前記一方の電圧信号を固定側電
圧信号として固定し他方の電圧信号を調整側電圧信号と
し、前記調整側電圧信号の振幅を変化させる振幅制御手
段を設けることによって速度を変化させる手段と、前記
固定側電圧信号に対する前記調整側電圧信号の位相差を
π/2を中心に一括して変化させる位相差発生手段を合
わせて設ける。ここで、前記請求項1と同様に前記位相
差の変化による速度変化については、広範囲で線形的な
速度制御ができ、また前記位相差可変による速度変化に
ついても前記請求項4と同様に線形的な速度制御ができ
る。
【0100】しかしながら、前記位相差可変のみによる
速度変化や前記振幅可変のみによる速度変化の場合、制
御モーターとしての超音波モーターの使用条件によって
は、前記位相差可変による位相差可変最小単位Δθに対
する速度変化及び前記振幅可変による振幅可変最小単位
ΔVに対する速度変化が必要とされる最小速度変化量よ
りも大きい場合が生じてくる。そのため、より細かい速
度変化を行う必要があり特に微速時における高い速度分
解能が必要になってくる場合がある。従って、前記振幅
可変と前記位相差可変を合わせて行うことにより、速度
指令信号に対して線形的に速度変化できることになり、
さらに微速時における速度分解能も細かく取れるだけで
なく、高速時を含めて広範囲において細かく安定した速
度制御ができる。
【0101】また、前記請求項3の場合には前記位相差
をπ/2に固定していたために、前記位相差をπ/2に
する手段とモーターの反転を行うために前記位相差の±
符号を逆にする手段がとも手段がともに必要になるが、
前記請求項1での前記位相差による可変を行うと位相制
御部分の回路構成上も簡潔化できる。従って、全体の回
路構成も簡素化され速度制御も従来の速度可変の組み合
わせによる速度制御とは異なり複雑にすることなく高い
速度分解能を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波モーター速度制御装置の要
部構成図(その1)である。
【図2】本発明に係る超音波モーターの要部斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る超音波モーター速度制御装置にお
ける位相差発生手段の回路図である。
【図4】本発明に係る超音波モーター速度制御装置の要
部構成図(その2)である。
【図5】本発明に係る超音波モーター速度制御装置の要
部構成図(その3)である。
【図6】本発明に係る超音波モーター速度制御装置にお
ける振幅調整手段の回路図である。
【図7】本発明に係る超音波モーター速度制御装置の要
部構成図(その4)である。
【図8】本発明に係る超音波モーター速度制御装置の要
部構成図(その5)である。
【図9】従来の超音波モーター速度制御装置の要部構成
図である。
【図10】(A)圧電振動体における供給される電圧信
号の周波数とアドミッタンス特性との関係を示す図であ
る。 (B)圧電振動体における供給される電圧信号の周波数
とインピーダンスの対数値との関係および電圧信号の周
波数に対する電圧と電流の位相差との関係を示す図であ
る。
【図11】超音波電圧信号の振幅と速度との関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 超音波モーター 2 ローター 2a 回転体 2b ライニング材 3 ステータ 3a 弾性体 4 直流電源 6 発振手段 7a 位相差手段 7b 反転手段 7c 位相差検出手段 7d 位相差可変手段 7e 位相差発生手段 8a 振幅調整手段 8b 振幅調整手段 10 速度検出手段 11 圧電振動体 11a 電極 11b 電極 21 抵抗 22 抵抗 23 オペアンプ 24 コンデンサ 25 FET 31 トランジスタ 32 トランジスタ 33 抵抗 53 駆動手段 54 駆動手段 74 位相制御手段 84 振幅調整手段 92 フィードバック手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2相の電極からなる圧電振動体と、前記
    2相の電極に各々互いに同一の周波数および振幅からな
    る電圧信号を供給する駆動回路とを具備する超音波モー
    ター制御装置において、前記一方の電圧信号を基準とし
    て他方の電圧信号を前記一方の電圧信号に対する位相差
    をπ/2を中心として一括変化させる位相差発生手段を
    設けて速度変化させることを特徴とする超音波モーター
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記圧電振動体の振動による周波数を振
    動電圧信号として検出する駆動手段が、前記圧電振動体
    から検出された前記振動電圧信号に基づいて前記圧電振
    動体に電圧信号を供給することを特徴とする請求項1記
    載の超音波モーター制御装置。
  3. 【請求項3】 2相の電極からなる圧電振動体と、前記
    2相の電極に各々互いに同一の周波数および前記一方の
    電圧信号を基準として他方の電圧信号を前記一方の電圧
    信号に対するπ/2の位相差からなる電圧信号を供給す
    る駆動回路とを具備する超音波モーター制御装置におい
    て、前記一方の電圧信号を固定して他方の電圧信号の振
    幅を変化させる振幅制御手段を設けて速度変化させるこ
    とを特徴とする超音波モーター制御装置。
  4. 【請求項4】 前記圧電振動体の振動による周波数を振
    動電圧信号として検出する駆動手段が、前記圧電振動体
    から検知された前記振動電圧信号に基づいて前記2相の
    電極に電圧信号を供給することを特徴とする請求項3記
    載の超音波モーター制御装置。
  5. 【請求項5】 前記一方の電圧信号を基準として他方の
    電圧信号を前記一方の電圧信号に対する位相差をπ/2
    を中心として一括変化させる位相差発生手段を設けて速
    度変化させることを特徴とする請求項3記載の超音波モ
    ーター制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258279A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Nikon Corp 振動アクチュエータの駆動装置
JP2006352989A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Olympus Corp 超音波モータの駆動装置及びその方法並びに超音波システム
JP2007143231A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Canon Inc モータ駆動装置、制御方法、及びプログラム

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