JPH09215380A - ブラシレスモータの制御方法 - Google Patents
ブラシレスモータの制御方法Info
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- JPH09215380A JPH09215380A JP8037130A JP3713096A JPH09215380A JP H09215380 A JPH09215380 A JP H09215380A JP 8037130 A JP8037130 A JP 8037130A JP 3713096 A JP3713096 A JP 3713096A JP H09215380 A JPH09215380 A JP H09215380A
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- Japan
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- brushless motor
- position detection
- energization
- switched
- switching
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラシレスモータの通電切り替えを予測する
制御方法において、脱調なしに円滑な起動を可能とす
る。 【解決手段】 ブラシレスモータ2の1つの電機子巻線
の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを一検出回路10
で比較し、この比較結果(位置検出信号)を制御回路1
1に入力する。制御回路11は入力位置検出信号により
回転子2aの位置を検出し、この位置検出によりブラシ
レスモータ2の通電を切り替える。また、その位置検出
をもとにして残りの相の通電切り替えタイミングを予測
し、この予測タイミングで通電を切り替える。ブラシレ
スモータ2の起動時には、位置検出によりブラシレスモ
ータ2の通電を切り替える位置検出運転と、その位置検
出による通電切り替えから予め設定した所定時間(Tお
よび2T)経過時にブラシレスモータ2の通電を切り替
える同期運転とを組み合わせて回転制御する。
制御方法において、脱調なしに円滑な起動を可能とす
る。 【解決手段】 ブラシレスモータ2の1つの電機子巻線
の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを一検出回路10
で比較し、この比較結果(位置検出信号)を制御回路1
1に入力する。制御回路11は入力位置検出信号により
回転子2aの位置を検出し、この位置検出によりブラシ
レスモータ2の通電を切り替える。また、その位置検出
をもとにして残りの相の通電切り替えタイミングを予測
し、この予測タイミングで通電を切り替える。ブラシレ
スモータ2の起動時には、位置検出によりブラシレスモ
ータ2の通電を切り替える位置検出運転と、その位置検
出による通電切り替えから予め設定した所定時間(Tお
よび2T)経過時にブラシレスモータ2の通電を切り替
える同期運転とを組み合わせて回転制御する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】この発明はコンプレッサ等のモー
タに用いるセンサレス直流ブラシレスモータ(以下ブラ
シレスモータと記す)の起動制御技術に係り、特に詳し
くは円滑な起動を可能とするブラシレスモータの制御方
法に関するものである。
タに用いるセンサレス直流ブラシレスモータ(以下ブラ
シレスモータと記す)の起動制御技術に係り、特に詳し
くは円滑な起動を可能とするブラシレスモータの制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のブラシレスモータの制御方法に
おいては、ブラシレスモータの非通電相に発生する誘起
電圧を検出してブラシレモータの電機子巻線電流の通電
を切り替える。また、ブラシレスモータの起動時には同
期運転で加速し、誘起電圧が十分に発生した時点で位置
検出運転にモード移行を行う。
おいては、ブラシレスモータの非通電相に発生する誘起
電圧を検出してブラシレモータの電機子巻線電流の通電
を切り替える。また、ブラシレスモータの起動時には同
期運転で加速し、誘起電圧が十分に発生した時点で位置
検出運転にモード移行を行う。
【0003】そのため、例えば図5に示す制御装置が必
要である。この制御装置は、交流電源1を所定の直流電
源に変換し、かつ同直流電源をスイッチングしてブラシ
レスモータ(DCM)2の電機子巻線に供給するインバ
ータ回路(交流/直流変換回路、トランジスタ回路やド
ライバ回路等)3と、ブラシレスモータ2の端子電圧
(誘起電圧)により回転子2aの位置を検出するための
位置検出回路4と、この位置検出をもとにしてインバー
タ回路3の複数のトランジスタをオン、オフするための
制御回路(マイクロコンピュータ)5とを備えている。
要である。この制御装置は、交流電源1を所定の直流電
源に変換し、かつ同直流電源をスイッチングしてブラシ
レスモータ(DCM)2の電機子巻線に供給するインバ
ータ回路(交流/直流変換回路、トランジスタ回路やド
ライバ回路等)3と、ブラシレスモータ2の端子電圧
(誘起電圧)により回転子2aの位置を検出するための
位置検出回路4と、この位置検出をもとにしてインバー
タ回路3の複数のトランジスタをオン、オフするための
制御回路(マイクロコンピュータ)5とを備えている。
【0004】上記制御装置によるブラシレスモータ2の
起動時においては、ブラシレスモータ2の印加電圧の大
きさ負荷の大小により、起動特性が変化し、例えば通電
切り替えタイミングが合わなくなり、脱調、停止するこ
とになる。また、起動の同期運転が長く、負荷電流が大
きい、振動が大きいといった問題点がある。
起動時においては、ブラシレスモータ2の印加電圧の大
きさ負荷の大小により、起動特性が変化し、例えば通電
切り替えタイミングが合わなくなり、脱調、停止するこ
とになる。また、起動の同期運転が長く、負荷電流が大
きい、振動が大きいといった問題点がある。
【0005】一方、最近は精度、効率の向上が望めるデ
ィジタル方式が主流になっている。この方式の場合、電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準値(例えば印加
電圧の1/2)とを比較し、この比較結果(誘起電圧の
1/2)をマイクロコンピュータに入力する。マイクロ
コンピュータはその回転子の位置検出処理を実行し、こ
の位置検出をもとにしてブラシレスモータの通電切り替
えタイミング(30度あるいは90度の時間)を算出す
る。
ィジタル方式が主流になっている。この方式の場合、電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準値(例えば印加
電圧の1/2)とを比較し、この比較結果(誘起電圧の
1/2)をマイクロコンピュータに入力する。マイクロ
コンピュータはその回転子の位置検出処理を実行し、こ
の位置検出をもとにしてブラシレスモータの通電切り替
えタイミング(30度あるいは90度の時間)を算出す
る。
【0006】この方式によると、アナログ積分器を用い
ていないために同アナログ積分器が十分安定するまで同
期運転を行う必要がなく、また起動開始直後から誘起電
圧が発生するために位置検出運転が可能である。このよ
うなことから、ブラシレスモータ2の起動を短時間で済
ませることができ、つまり速やかに位置検出運転に移行
することができ、振動の低減等の有用な点がある。
ていないために同アナログ積分器が十分安定するまで同
期運転を行う必要がなく、また起動開始直後から誘起電
圧が発生するために位置検出運転が可能である。このよ
うなことから、ブラシレスモータ2の起動を短時間で済
ませることができ、つまり速やかに位置検出運転に移行
することができ、振動の低減等の有用な点がある。
【0007】ところで、ブラシレスモータ2が三相四極
モータである場合、1回転中に12回の位置検出点を得
るが、この位置検出点を間引く方法、一相の位置検出点
をもとにして他の二相の位置検出点を予測することも可
能である。
モータである場合、1回転中に12回の位置検出点を得
るが、この位置検出点を間引く方法、一相の位置検出点
をもとにして他の二相の位置検出点を予測することも可
能である。
【0008】この予測方式によれば、位置検出が一相分
で済むため、位置検出回路4の簡略化、コスト低下が図
れるという利点がある。
で済むため、位置検出回路4の簡略化、コスト低下が図
れるという利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ィジタル予測方式の制御方法において、特にブラシレス
モータ2をPWM方式で制御する場合、非導通の電機子
巻線に発生する誘起電圧もチョッピング波形(PWM)
となるため、誤った位置検出が発生し、この誤検出によ
り脱調、停止が起こる危険性がある。
ィジタル予測方式の制御方法において、特にブラシレス
モータ2をPWM方式で制御する場合、非導通の電機子
巻線に発生する誘起電圧もチョッピング波形(PWM)
となるため、誤った位置検出が発生し、この誤検出によ
り脱調、停止が起こる危険性がある。
【0010】また、ブラシレスモータ2のステータの回
転磁界と回転子2aとの位相ずれが誤った位置検出を発
生し易く、特に起動時の誤位置検出に著しいものがあ
り、しかも予測方式では必要な位置検出点を間引いてい
ることから、ブラシレスモータ2の起動が困難である。
転磁界と回転子2aとの位相ずれが誤った位置検出を発
生し易く、特に起動時の誤位置検出に著しいものがあ
り、しかも予測方式では必要な位置検出点を間引いてい
ることから、ブラシレスモータ2の起動が困難である。
【0011】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は予測方式によってもブラシレスモータ
を脱調なしに円滑に起動することができ、かつ起動から
位置検出運転へのモード移行をスムーズに行うことがで
きるようにしたブラシレスモータの制御方法を提供する
ことにある。
あり、その目的は予測方式によってもブラシレスモータ
を脱調なしに円滑に起動することができ、かつ起動から
位置検出運転へのモード移行をスムーズに行うことがで
きるようにしたブラシレスモータの制御方法を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は少なくともブラシレスモータの1つの電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較
し、該比較結果によりブラシレスモータの回転子の位置
を検出し、該位置検出により前記ブラシレスモータの通
電を切り替えるとともに、残りの相については前記位置
検出をもとにして予測したタイミングで通電を切り替え
るブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレ
スモータの起動時に、前記位置検出による位置検出運転
を適用する一方、残りの相については同期運転を適用
し、前記位置検出運転と同期運転とを組み合わせて前記
ブラシレスモータを回転制御するようにしたことを特徴
としている。
に、この発明は少なくともブラシレスモータの1つの電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較
し、該比較結果によりブラシレスモータの回転子の位置
を検出し、該位置検出により前記ブラシレスモータの通
電を切り替えるとともに、残りの相については前記位置
検出をもとにして予測したタイミングで通電を切り替え
るブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレ
スモータの起動時に、前記位置検出による位置検出運転
を適用する一方、残りの相については同期運転を適用
し、前記位置検出運転と同期運転とを組み合わせて前記
ブラシレスモータを回転制御するようにしたことを特徴
としている。
【0013】この発明のブラシレスモータの制御方法
は、前記ブラシレスモータの起動時に、前記位置検出に
より前記ブラシレスモータの通電を切り替え、該位置検
出による通電切り替えから予め設定した所定時間(Tお
よび2T)経過時に前記ブラシレスモータの通電を切り
替える一方、前記ブラシレスモータの通電切り替えから
予め設定した所定時間(マスク)の間前記位置検出を無
視し、前記ブラシレスモータを位置検出運転と同期運転
とを組み合わせて回転制御するようにしたことを特徴と
している。
は、前記ブラシレスモータの起動時に、前記位置検出に
より前記ブラシレスモータの通電を切り替え、該位置検
出による通電切り替えから予め設定した所定時間(Tお
よび2T)経過時に前記ブラシレスモータの通電を切り
替える一方、前記ブラシレスモータの通電切り替えから
予め設定した所定時間(マスク)の間前記位置検出を無
視し、前記ブラシレスモータを位置検出運転と同期運転
とを組み合わせて回転制御するようにしたことを特徴と
している。
【0014】この発明のブラシレスモータの制御方法
は、前記ブラシレスモータの起動時に、前記位置検出に
より前記ブラシレスモータの通電を切り替え、該位置検
出による通電切り替えから所定時間(Tおよび2T)経
過時に前記ブラシレスモータの通電を切り替える一方、
前記ブラシレスモータの通電切り替えから予め設定した
所定時間Taの間に前記位置検出ができないときには強
制的に通電を切り替え、前記ブラシレスモータを位置検
出運転と同期運転とを組み合わせて回転制御するように
したことを特徴としている。
は、前記ブラシレスモータの起動時に、前記位置検出に
より前記ブラシレスモータの通電を切り替え、該位置検
出による通電切り替えから所定時間(Tおよび2T)経
過時に前記ブラシレスモータの通電を切り替える一方、
前記ブラシレスモータの通電切り替えから予め設定した
所定時間Taの間に前記位置検出ができないときには強
制的に通電を切り替え、前記ブラシレスモータを位置検
出運転と同期運転とを組み合わせて回転制御するように
したことを特徴としている。
【0015】この発明のブラシレスモータの制御方法
は、前記ブラシレスモータの起動時に、前記位置検出に
より前記ブラシレスモータの通電を切り替え、該位置検
出による通電切り替えから予め設定した所定時間(Tお
よび2T)経過時に前記ブラシレスモータの通電を切り
替える一方、前記ブラシレスモータの通電切り替えから
予め設定した所定時間(マスク)の間前記位置検出を無
視し、かつ前記ブラシレスモータの通電切り替えから予
め設定した所定時間(Ta)の間に前記位置検出ができ
ないときには強制的に通電を切り替え、前記ブラシレス
モータを位置検出運転と同期運転とを組み合わせて回転
制御するようにしたことを特徴としている。
は、前記ブラシレスモータの起動時に、前記位置検出に
より前記ブラシレスモータの通電を切り替え、該位置検
出による通電切り替えから予め設定した所定時間(Tお
よび2T)経過時に前記ブラシレスモータの通電を切り
替える一方、前記ブラシレスモータの通電切り替えから
予め設定した所定時間(マスク)の間前記位置検出を無
視し、かつ前記ブラシレスモータの通電切り替えから予
め設定した所定時間(Ta)の間に前記位置検出ができ
ないときには強制的に通電を切り替え、前記ブラシレス
モータを位置検出運転と同期運転とを組み合わせて回転
制御するようにしたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、図1
中、図5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。
1ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、図1
中、図5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0017】図1において、この発明のブラシレスモー
タの制御方法を適用した制御装置は、ブラシレスモータ
2の1つの電機子巻線(例えば電機子巻線U)の端子電
圧(誘起電圧)と基準電圧(端子電圧の1/2電圧;以
下1/2電圧と記す)aとを比較し、この比較結果の位
置検出信号を出力する位置検出回路10と、ブラシレス
モータ2の起動時にはその位置検出信号により回転子2
aの位置を検出して電機子巻線の通電を切り替える位置
検出運転と同期運転とを組み合わせた制御を行う制御回
路(マイクロコンピュータ)11とを備えている。
タの制御方法を適用した制御装置は、ブラシレスモータ
2の1つの電機子巻線(例えば電機子巻線U)の端子電
圧(誘起電圧)と基準電圧(端子電圧の1/2電圧;以
下1/2電圧と記す)aとを比較し、この比較結果の位
置検出信号を出力する位置検出回路10と、ブラシレス
モータ2の起動時にはその位置検出信号により回転子2
aの位置を検出して電機子巻線の通電を切り替える位置
検出運転と同期運転とを組み合わせた制御を行う制御回
路(マイクロコンピュータ)11とを備えている。
【0018】なお、位置検出回路10は1/2電圧aを
発生する電圧発生回路と、電機子巻線Uの端子電圧と1
/2電圧aとを比較する比較回路とを備えている。制御
回路11は、ブラシレスモータ2のPWM制御に必要な
機能、位置検出運転モードに移行したときには一相の位
置検出信号による位置検出点をもとにして他相の位置検
出点を予測する機能を備えている。
発生する電圧発生回路と、電機子巻線Uの端子電圧と1
/2電圧aとを比較する比較回路とを備えている。制御
回路11は、ブラシレスモータ2のPWM制御に必要な
機能、位置検出運転モードに移行したときには一相の位
置検出信号による位置検出点をもとにして他相の位置検
出点を予測する機能を備えている。
【0019】次に、上記ディジタル予測方式を採用した
制御装置の動作を図2ないし図4のタイムチャート図を
参照して説明する。なお、この実施の形態では一相から
他の二相の位置検出点を予測しているが、例えば二相か
ら他の一相の位置検出点を予測する方式にも適用するこ
とができる。
制御装置の動作を図2ないし図4のタイムチャート図を
参照して説明する。なお、この実施の形態では一相から
他の二相の位置検出点を予測しているが、例えば二相か
ら他の一相の位置検出点を予測する方式にも適用するこ
とができる。
【0020】まず、ブラシレスモータ2を起動するた
め、制御回路11は同期運転のための駆動信号(U相の
出力パターン)を発生してインバータ回路3の複数のト
ランジスタを駆動し、ブラシレスモータ2の電機子巻線
の通電を切り替える。この通電切り替えにより、ステー
タに回転磁界が発生し、この回転磁界を追従するように
回転子2aが回転する。
め、制御回路11は同期運転のための駆動信号(U相の
出力パターン)を発生してインバータ回路3の複数のト
ランジスタを駆動し、ブラシレスモータ2の電機子巻線
の通電を切り替える。この通電切り替えにより、ステー
タに回転磁界が発生し、この回転磁界を追従するように
回転子2aが回転する。
【0021】この場合、適用負荷に応じた十分な電圧値
(PWM)で一定の同期運転を行うために、制御回路1
1のメモリには予め必要な電圧値、回転磁界の回転数が
記憶されている。
(PWM)で一定の同期運転を行うために、制御回路1
1のメモリには予め必要な電圧値、回転磁界の回転数が
記憶されている。
【0022】すると、非導通の電機子巻線Uには誘起電
圧が発生し(図2(a)ないし(c)参照)、しかも電
機子巻線Uに発生する誘起電圧は起動開始時から発生す
る。同図(a)ないし(c)から明かなように、誘起電
圧が1/2電圧aに達し、つまり誘起電圧と1/2電圧
とが交差する。
圧が発生し(図2(a)ないし(c)参照)、しかも電
機子巻線Uに発生する誘起電圧は起動開始時から発生す
る。同図(a)ないし(c)から明かなように、誘起電
圧が1/2電圧aに達し、つまり誘起電圧と1/2電圧
とが交差する。
【0023】この交差点を含む位置検出信号が入力する
と、この交差点を通電切り替えタイミングとしてインバ
ータ回路3のトランジスタを所定にオン、オフする(P
WM制御のためのチョッピングも含む)。
と、この交差点を通電切り替えタイミングとしてインバ
ータ回路3のトランジスタを所定にオン、オフする(P
WM制御のためのチョッピングも含む)。
【0024】このように、U相(位置検出相)の交差点
(位置検出点)を待ち、位置検出点があると、この位置
検出点で通電を切り替え、このU相の位置検出点から所
定時間Tの経過点で通電を切り替え、この通電切り替え
から所定時間Tの経過点で通電を切り替える。
(位置検出点)を待ち、位置検出点があると、この位置
検出点で通電を切り替え、このU相の位置検出点から所
定時間Tの経過点で通電を切り替え、この通電切り替え
から所定時間Tの経過点で通電を切り替える。
【0025】つまり、位置検出相において回転子2aの
位置を検出すると、この位置検出点時刻に所定時間Tを
加えた時刻を次の通電切り替えタイミングとし、その位
置検出点時刻に2T時間を加えた時刻をさらに次の通電
切り替えタイミングとする。
位置を検出すると、この位置検出点時刻に所定時間Tを
加えた時刻を次の通電切り替えタイミングとし、その位
置検出点時刻に2T時間を加えた時刻をさらに次の通電
切り替えタイミングとする。
【0026】これにより、ブラシレスモータ2の起動時
においては、位置検出運転と同期運転とを組み合わせ、
つまり位置検出運転、同期運転、同期運転を繰り返せば
ブラシレスモータ2を回転制御することができ(図2
(a)ないし(c)参照)、ひいては円滑な起動ができ
る。なお、上記所定時間Tは予め設定しているが、順次
短くしておけば、ブラシレスモータ2を速やかに加速す
ることができる。
においては、位置検出運転と同期運転とを組み合わせ、
つまり位置検出運転、同期運転、同期運転を繰り返せば
ブラシレスモータ2を回転制御することができ(図2
(a)ないし(c)参照)、ひいては円滑な起動ができ
る。なお、上記所定時間Tは予め設定しているが、順次
短くしておけば、ブラシレスモータ2を速やかに加速す
ることができる。
【0027】ところで、ステータの回転磁界と回転子2
aとの位相ずれにより、電機子巻線Uに発生する誘起電
圧は例えば図3(b)および(c)の形となる。
aとの位相ずれにより、電機子巻線Uに発生する誘起電
圧は例えば図3(b)および(c)の形となる。
【0028】図3(a)に示す通常時と比較すると、同
図(b)の場合回転子2aが回転磁界より進んでいる
(進相している)。つまり、通電切り替えが同図(a)
のタイミングより早くなる。この通電切り替えが早すぎ
ると、回転トルクが必要程度発生せず、回転に支障を来
し、脱調の危険性がある。
図(b)の場合回転子2aが回転磁界より進んでいる
(進相している)。つまり、通電切り替えが同図(a)
のタイミングより早くなる。この通電切り替えが早すぎ
ると、回転トルクが必要程度発生せず、回転に支障を来
し、脱調の危険性がある。
【0029】そこで、図4に示すように、位置検出相に
おいては、通電切り替えから所定時間の間位置検出信号
を無視し(マスクし)、つまり位置検出を行わず、その
マスク後の誘起電圧と1/2電圧aとの交差点を位置検
出点として通電を切り替える。なお、マスクは最小限回
転トルクが発生可能な時間とする。
おいては、通電切り替えから所定時間の間位置検出信号
を無視し(マスクし)、つまり位置検出を行わず、その
マスク後の誘起電圧と1/2電圧aとの交差点を位置検
出点として通電を切り替える。なお、マスクは最小限回
転トルクが発生可能な時間とする。
【0030】図3(c)の場合回転子2aが回転磁界よ
り遅れている(遅相している)。つまり、通電切り替え
が同図(a)のタイミングより遅くなる。この通電切り
替えが遅すぎると、回転が減速し過ぎる。
り遅れている(遅相している)。つまり、通電切り替え
が同図(a)のタイミングより遅くなる。この通電切り
替えが遅すぎると、回転が減速し過ぎる。
【0031】また、図3(d)の場合誘起電圧が十分に
発生せず、位置検出ができない。結果、ブラシレスモー
タ2を回転させることができない。
発生せず、位置検出ができない。結果、ブラシレスモー
タ2を回転させることができない。
【0032】そこで、図3(d)に示すように、位置検
出相においては、通電切り替えから所定時間Taの間、
位置検出信号により位置検出ができないときには強制的
に通電切り替えを行う。なお、所定時間Taとしては所
定時間Tより大きくするとよい。
出相においては、通電切り替えから所定時間Taの間、
位置検出信号により位置検出ができないときには強制的
に通電切り替えを行う。なお、所定時間Taとしては所
定時間Tより大きくするとよい。
【0033】これにより、位置検出相において位置検出
がなくとも、また回転子2aが回転磁界より遅れていて
も、通電切り替えが行われるため、回転トルクが得ら
れ、次の通電切り替えにより継続して回転制御ができ
る。
がなくとも、また回転子2aが回転磁界より遅れていて
も、通電切り替えが行われるため、回転トルクが得ら
れ、次の通電切り替えにより継続して回転制御ができ
る。
【0034】このように、位置検出相において、回転子
2aが回転磁界より早い場合、回転子2aが回転時間よ
り遅れている場合、あるいは位置検出がない場合であっ
ても、確実に通電切り替えを行うことができる。
2aが回転磁界より早い場合、回転子2aが回転時間よ
り遅れている場合、あるいは位置検出がない場合であっ
ても、確実に通電切り替えを行うことができる。
【0035】したがって、ディジタル予測方式によるブ
ラシレスモータ2の起動時において、位置検出運転と同
期運転とを組み合わせ、確実に通電を切り替えることが
でき、つまりブラシレスモータ2を脱調なしに円滑に起
動することができる。
ラシレスモータ2の起動時において、位置検出運転と同
期運転とを組み合わせ、確実に通電を切り替えることが
でき、つまりブラシレスモータ2を脱調なしに円滑に起
動することができる。
【0036】また、ブラシレスモータ3を円滑に起動す
ることができることから、ブラシレスモータ2を位置検
出運転へ移行可能に回転制御することができ、ひいては
起動から位置検出運転へのモード移行をスムーズに行う
ことができる。
ることができることから、ブラシレスモータ2を位置検
出運転へ移行可能に回転制御することができ、ひいては
起動から位置検出運転へのモード移行をスムーズに行う
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のブラシ
レスモータの制御方法の請求項1によれば、少なくとも
1つの電機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧と
の比較によりブラシレスモータの通電を切り替える予測
方式において、ブラシレスモータの起動時に位置検出運
転と同期運転とを組み合わせて回転制御するようにした
ので、予測方式によってもブラシレスモータを脱調なし
に円滑に起動することができ、また円滑な起動により回
転の安定化が図れ、結果起動から位置検出運転へのモー
ド移行をスムーズに行うことができるという効果があ
る。
レスモータの制御方法の請求項1によれば、少なくとも
1つの電機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧と
の比較によりブラシレスモータの通電を切り替える予測
方式において、ブラシレスモータの起動時に位置検出運
転と同期運転とを組み合わせて回転制御するようにした
ので、予測方式によってもブラシレスモータを脱調なし
に円滑に起動することができ、また円滑な起動により回
転の安定化が図れ、結果起動から位置検出運転へのモー
ド移行をスムーズに行うことができるという効果があ
る。
【0038】この発明の請求項2よれば、請求項1に加
え、通電切り替えから予め設定した所定時間(マスク)
の間位置検出を無視するようにしたので、請求項1の効
果に加え、ブラシレスモータのステータの回転磁界と回
転子とが位相ずれになっていても、脱調なしに回転制御
が可能であり、特にその位相が進相している場合に有用
である。
え、通電切り替えから予め設定した所定時間(マスク)
の間位置検出を無視するようにしたので、請求項1の効
果に加え、ブラシレスモータのステータの回転磁界と回
転子とが位相ずれになっていても、脱調なしに回転制御
が可能であり、特にその位相が進相している場合に有用
である。
【0039】この発明の請求項3によれば、請求項1に
加え、通電切り替えから予め設定した所定時間(Ta)
の間に位置検出ができないときには強制的に通電を切り
替えるようにしたので、請求項1の効果に加え、非導通
の電機子巻線に発生する誘起電圧が十分でなくとも、ま
た回転子が回転磁界より遅れていても、通電切り替えが
でき、結果脱調なしに回転制御が可能であるという効果
がある。
加え、通電切り替えから予め設定した所定時間(Ta)
の間に位置検出ができないときには強制的に通電を切り
替えるようにしたので、請求項1の効果に加え、非導通
の電機子巻線に発生する誘起電圧が十分でなくとも、ま
た回転子が回転磁界より遅れていても、通電切り替えが
でき、結果脱調なしに回転制御が可能であるという効果
がある。
【0040】この発明の請求項4によれば、請求項2お
よび3を含めたので、請求項1ないし3の全ての効果を
有する。
よび3を含めたので、請求項1ないし3の全ての効果を
有する。
【図1】この発明の一実施の形態を示し、ブラシレスモ
ータの制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック
線図。
ータの制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック
線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
略的タイムチャート図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
略的タイムチャート図。
【図4】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的タイムチャート図。
略的タイムチャート図。
【図5】従来のブラシレスモータの制御装置の概略的ブ
ロック線図。
ロック線図。
2 ブラシレスモータ(センサレス直流ブラシレスモー
タ) 2a 回転子 3 インバータ回路 5,11 制御回路(マイクロコンピュータ) 10 位置検出回路 a 1/2電圧(基準電圧) T,Ta 所定時間 U,V,W 電機子巻線(ブラシレスモータ2の)
タ) 2a 回転子 3 インバータ回路 5,11 制御回路(マイクロコンピュータ) 10 位置検出回路 a 1/2電圧(基準電圧) T,Ta 所定時間 U,V,W 電機子巻線(ブラシレスモータ2の)
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくともブラシレスモータの1つの電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較
し、該比較結果によりブラシレスモータの回転子の位置
を検出し、該位置検出により前記ブラシレスモータの通
電を切り替えるとともに、残りの相については前記位置
検出をもとにして予測したタイミングで通電を切り替え
るブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレ
スモータの起動時に、前記位置検出による位置検出運転
を適用する一方、残りの相については同期運転を適用
し、前記位置検出運転と同期運転とを組み合わせて前記
ブラシレスモータを回転制御するようにしたことを特徴
とするブラシレスモータの制御方法。 - 【請求項2】 少なくともブラシレスモータの1つの電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較
し、該比較結果によりブラシレスモータの回転子の位置
を検出し、該位置検出により前記ブラシレスモータの通
電を切り替えるとともに、残りの相については前記位置
検出をもとにして予測したタイミングで通電を切り替え
るブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレ
スモータの起動時に、前記位置検出により前記ブラシレ
スモータの通電を切り替え、該位置検出による通電切り
替えから予め設定した所定時間(Tおよび2T)経過時
に前記ブラシレスモータの通電を切り替える一方、前記
ブラシレスモータの通電切り替えから予め設定した所定
時間(マスク)の間前記位置検出を無視し、前記ブラシ
レスモータを位置検出運転と同期運転とを組み合わせて
回転制御するようにしたことを特徴とするブラシレスモ
ータの制御方法。 - 【請求項3】 少なくともブラシレスモータの1つの電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較
し、該比較結果によりブラシレスモータの回転子の位置
を検出し、該位置検出により前記ブラシレスモータの通
電を切り替えるとともに、残りの相については前記位置
検出をもとにして予測したタイミングで通電を切り替え
るブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレ
スモータの起動時に、前記位置検出により前記ブラシレ
スモータの通電を切り替え、該位置検出による通電切り
替えから所定時間(Tおよび2T)経過時に前記ブラシ
レスモータの通電を切り替える一方、前記ブラシレスモ
ータの通電切り替えから予め設定した所定時間Taの間
に前記位置検出ができないときには強制的に通電を切り
替え、前記ブラシレスモータを位置検出運転と同期運転
とを組み合わせて回転制御するようにしたことを特徴と
するブラシレスモータの制御方法。 - 【請求項4】 少なくともブラシレスモータの1つの電
機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較
し、該比較結果によりブラシレスモータの回転子の位置
を検出し、該位置検出により前記ブラシレスモータの通
電を切り替えるとともに、残りの相については前記位置
検出をもとにして予測したタイミングで通電を切り替え
るブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレ
スモータの起動時に、前記位置検出により前記ブラシレ
スモータの通電を切り替え、該位置検出による通電切り
替えから予め設定した所定時間(Tおよび2T)経過時
に前記ブラシレスモータの通電を切り替える一方、前記
ブラシレスモータの通電切り替えから予め設定した所定
時間(マスク)の間前記位置検出を無視し、かつ前記ブ
ラシレスモータの通電切り替えから予め設定した所定時
間(Ta)の間に前記位置検出ができないときには強制
的に通電を切り替え、前記ブラシレスモータを位置検出
運転と同期運転とを組み合わせて回転制御するようにし
たことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8037130A JPH09215380A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ブラシレスモータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8037130A JPH09215380A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ブラシレスモータの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215380A true JPH09215380A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12489040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8037130A Withdrawn JPH09215380A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | ブラシレスモータの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215380A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013013265A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Mitsuba Corp | 駆動装置、及び駆動方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8037130A patent/JPH09215380A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013013265A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Mitsuba Corp | 駆動装置、及び駆動方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |