JPH09215457A - ペット用トイレ砂 - Google Patents

ペット用トイレ砂

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JPH09215457A
JPH09215457A JP12799096A JP12799096A JPH09215457A JP H09215457 A JPH09215457 A JP H09215457A JP 12799096 A JP12799096 A JP 12799096A JP 12799096 A JP12799096 A JP 12799096A JP H09215457 A JPH09215457 A JP H09215457A
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JP
Japan
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iodine
weight
pet litter
granular
inorganic porous
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Application number
JP12799096A
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English (en)
Inventor
Katsuo Takashi
勝男 高師
Akio Maeda
暁男 前田
Shigeru Hagiwara
滋 萩原
Masanori Tanaka
正範 田中
Kiyoshi Watanabe
潔 渡辺
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Nippoh Chemicals Co Ltd
Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Original Assignee
Nippoh Chemicals Co Ltd
Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿等の吸収性と固化性及び消臭性を有すると
共に、環境殺菌性を有するペット用トイレ砂を提供する
にある。 【解決手段】 80乃至800m2 /gのBET比表面
積と、0.2乃至2.3ml/gの細孔容積を有する無
機多孔質粉粒体に、ヨードホールを担持させて成る粉粒
体を含有することを特徴とするペット用トイレ砂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペット用トイレ砂に
関するもので、より詳細には、尿等の吸収性と固化性及
び消臭性を阻害することなしに微生物の増殖を抑制し
た、ペット用トイレ砂に関する。
【0002】
【従来の技術】猫等のペットを飼育するにさいして、そ
れが排出する尿等を処理するために、ペット用トイレ砂
が古くから使用されている。
【0003】ペット用トイレ砂としては、天然ベントナ
イトを粒状に成形した粒状ベントナイトが古くから使用
されている。
【0004】特公平5−8647号公報には、微粉砕し
た天然ベントナイトを主成分とし、これに、同様に、微
粉砕した10%を越えない範囲の他の成分の添加を許容
して得られる原料により、多孔性粒状物に造粒したペッ
ト用トイレ砂が記載されている。
【0005】特公平6−20400号公報には、粒状の
粘土質鉱物に、化学脱臭剤を混合した飼育動物の排便用
敷材において、前記化学脱臭剤として固体の有機酸また
はその塩を用いると共にこれを粒状の多孔質物質の少な
くとも孔内に担持させたことを特徴とする排便用敷材が
記載されている。
【0006】特公平6−73419号公報には、モンモ
リロナイトを主成分とする粘土鉱物100重量部に対
し、ナトリウム塩、水酸化ナトリウム等のナトリウム化
合物0.1乃至10重量部と、マグネシウム塩、水酸化
マグネシウム等のマグネシウム化合物0.1乃至10重
量部とを混合し、加水混練後造粒して成るペット用トイ
レ砂が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】粒状ベントナイト等の
ペット用トイレ砂は、ペットの尿等を吸収すると共に固
形化して、該当部分の取り出しを容易にし、その臭いも
ある程度吸収するという点で優れたものであるが、その
衛生性の点では未だ十分満足するものではない。
【0008】ペット用トイレ砂では、バクテリア、ウィ
ルス、カビ等の微生物が増殖し、更にペットに由来する
寄生虫類、線虫類等が排出される場合があるので、これ
がペットに感染し或いはトイレ砂を扱う人間に感染する
おそれがある。
【0009】住居におけるトイレでは、トイレ用の消毒
剤、清浄化剤等の所謂環境殺菌剤(サニタイザー)が広
く使用されるに至っているが、ペット用トイレ砂におい
てもサニタイズを行うことは望ましいことである。
【0010】本発明者らは、特定の無機多孔質粉粒体に
ヨードホールを担持させたものをペット用トイレ砂中に
含有させると、ペット用トイレ砂の本来の性能を低下さ
せることなく、またペットがトイレ砂を使用する習癖に
いささかの悪影響を与えることもなしに、ペット用トイ
レ砂の環境殺菌(サニタイズ)を有効になし得ることを
見いだした。
【0011】即ち、本発明の目的は、尿等の吸収性と固
化性及び消臭性を有すると共に、環境殺菌性を有するペ
ット用トイレ砂を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、80乃
至800m2 /gのBET比表面積と、0.2乃至2.
3ml/gの細孔容積を有する無機多孔質粉粒体に、ヨ
ードホールを担持させて成る粉粒体を含有することを特
徴とするペット用トイレ砂が提供される。
【0013】本発明によればまた、80乃至800m2
/gのBET比表面積と、0.2乃至2.3ml/gの
細孔容積を有する粒状ベントナイトに、該粒状ベントナ
イト100重量部当たり0.05乃至20重量部のヨー
ドホールを担持させて成る粉粒体を主体とすることを特
徴とするペット用トイレ砂が提供される。
【0014】本発明によれば更に、80乃至800m2
/gのBET比表面積と、0.2乃至2.3ml/gの
細孔容積を有する粒状ベントナイト100重量部と、8
0乃至800m2 /gのBET比表面積と、0.2乃至
2.3ml/gの細孔容積を有する無機多孔質粉粒体に
該粉粒体100重量部当たり0.05乃至20重量部の
ヨードホールを担持させて成る粉粒体1乃至100重量
部とを含有することを特徴とするペット用トイレ砂が提
供される。
【0015】
【発明の実施形態】環境殺菌剤には、ハロゲン系、界面
活性剤系、アルデヒド系、ビグアナイド系、フェノール
系、酸素系等の各種のものが知られているが、本発明に
おいては、ヨードホールをペット用トイレ砂の殺菌剤と
して選択することが第一の特徴である。
【0016】ヨードホール(Iodophor)とは、界面活性
剤や重合体を担体としたヨウ素の複合体であり、ヨウ素
に固有の不快臭は取り除かれているが、強い抗菌作用及
び広い抗菌スペクトルを有することが特徴である。
【0017】即ち、ヨードホールは、元素ヨウ素と同様
に、バクテリア、ウィルス、カビ、胞子菌、プロトゾ
ア、イースト菌等の微生物を殺菌するのみならず、ある
種の昆虫類、寄生虫類、線虫類等に対しても駆除能力を
有することが知られており、微生物の耐性が形成されな
いという利点をも有している。また、このヨードホール
は、古典的なハロゲン系抗菌剤に比して、安全性が高
く、取り扱いも容易であり、人や動物に対する刺激も少
ないという利点を与える。
【0018】上記ヨードホールを、80乃至800m2
/gのBET比表面積及び0.2乃至2.3ml/gの
細孔容積を有する無機多孔質粉粒体に担持させたことが
第二の特徴である。
【0019】ヨードホールを上記無機多孔質粉粒体に担
持させることにより、ペット用トイレ砂として使用時の
ヨードホールの安定性を向上させ、ヨードホールに徐放
性を付与し、更に殺菌作用の持続性を向上させることが
できる。
【0020】ヨードホール、例えばポリビニルピロリド
ン・ヨウ素錯体は粉体であるが、水に溶解し、水溶液の
状態でも単独では比較的長期間安定であるが、ペット用
トイレ砂に適用した場合には、有機物、例えば糖、アミ
ノ酸、脂質、蛋白質等との接触により、その殺菌作用は
比較的短期間の内に失われる傾向がある。
【0021】本発明で使用する無機多孔質粉粒体は、表
面活性を有し、しかも内部に細孔を有するので、これに
ヨードホールを担持させると、ヨードホールが無機多孔
質粉粒体中に安定に保持され、無機多孔質粉粒体中に保
持されたヨードホールが徐々に溶出することにより、ヨ
ードホール乃至ヨウ素の徐放性と殺菌作用の持続性とが
得られるものである。
【0022】用いる無機多孔質粉粒体は、前述したBE
T比表面積と細孔容積とを有することも重要であり、B
ET比表面積や細孔容積が上記範囲を下回ると、ヨード
ホール乃至ヨウ素の徐放性や殺菌作用の持続性が本発明
の範囲内にある場合に比して不十分となり、一方上記範
囲よりも上回ると、ヨードホール担持粒子の粒子強度や
耐磨耗性等が低下するので好ましくない。
【0023】[ペット用トイレ砂基剤]ペット用トイレ
砂の基剤としては、一般に天然或いは合成のベントナイ
トの粒状物が使用されており、本発明においても、上記
天然或いは合成のベントナイトの粒状物を基剤として使
用する。
【0024】この粒状ベントナイトは、一般に1乃至1
0mm、特に2乃至5mmの粒径を有することが好まし
い。粒子形状は、球状、立方体状、円柱状、角柱状、顆
粒状、タブレット状、不定形状等の任意の形状であって
よい。
【0025】好適なベントナイトは、特公平5−736
89号公報に記載されているような活性ベントナイトか
らなるものであり、モンモリロナイトを主成分として及
びクリストバライトを少量成分として含有し、且つモル
比で表して、 Al2 3 /SiO2 =0.095乃至0.16 Na2 O/SiO2 =0.8×10-2乃至4.5×10-2 MO/SiO2 =4.5×10-2乃至9.5×10-2 (式中、Mはアルカリ土類金属である)の化学組成を有
し、ACC法膨潤度が30ml/2g以上で、且つ流動
挙動指数(n)が0.53以下のものである。
【0026】(ACC法膨潤度の測定方法)イオン交換
水100mlを入れた100mlの共栓付メスシリンダ
ーに、試料2g(水分4〜10.0%のもの)を内壁に
殆ど付着しないように約10回に分けて加える。先に加
えた試料が殆ど沈着したのち次の試料を加える。加え終
わったら栓をして24時間静置し容器内に推積した試料
の見掛け容積を読みとる。膨潤力の単位を(ml/2
g)として表示する。
【0027】この活性ベントナイトは、濃度が3g/1
00mlの食塩水スラリーとして測定したpHが3乃至
7の範囲にあり且つクリストバライトを含有する含水酸
性白土に、無水物換算で1乃至5重量%の固体炭酸ナト
リウムを添加し、50℃以上の温度で混練し、クリスト
バライトの残留条件下に酸性白土を活性ベントナイトに
転化することにより製造される。
【0028】上記活性ベントナイトは、ペットの尿等を
吸収すると共に固形化して、該当部分の取り出しを容易
にし、その臭いもある程度吸収するという点で、ペット
用トイレ砂の基剤として特に優れたものである。
【0029】さらに、ペット用トイレ砂の基材として優
れているものとして、硫酸アルミニウムを含有する粒状
べントナイト、酸処理されたスメクタイト族粘土鉱物等
が挙げられる。この硫酸アルミニウムを含有する粒状べ
ントナイトの内でも特に、粒状ベントナイト換算で5乃
至30重量%の硫酸アルミニウムを含有するものが好適
に使用できる。この硫酸アルミニウムを含有する粒状べ
ントナイトには、より具体的には、活性ベントナイトに
対して硫酸アルミニウムが5乃至30重量%となるよう
に硫酸アルミニウムを粉状、粒状、水溶液等として粒状
ベントナイトに加えて得られる混合物、もしくは、その
成型物を使用することができる。ベントナイト中に含有
される硫酸アルミニウムは、粒状物への成形性を高める
と共に、ペットの尿等の吸収性を増強し、更にヨードホ
ールの抗菌活性を高めるように作用する。また、同様の
目的で、酸処理スメクタイト粘土の内でも特に、Al2
3 換算で1乃至25重量%のアルミニウム塩を含有し
ているものが好適に使用できる。この酸処理スメクタイ
ト粘土には、例えば、特公平7−53959号公報に記
載されているような酸性白土及び/またはその酸処理物
に水溶性アルミニウム塩を水性媒体の存在下に直接反応
させ且つ生成物を乾燥乃至焼成することにより得られる
粉体もしくはその成型物を使用することができる。当然
のことながら、硫酸アルミニウムを含有する粒状べント
ナイトや酸処理スメクタイト粘土と、硫酸アルミニウム
を含有しない上記基材との混合物も好適に使用できる。
【0030】[ヨードホール]本発明において、ヨード
ホールとしては、それ自体公知の任意のヨードホール製
剤が使用され、このヨードホールは殺菌作用を有するが
ヨウ素に固有の不快臭を有しない複合体から成ってい
る。この複合体では、重合体や界面活性剤から成る担体
にヨウ素がコンプレックスの形で組み込まれている。
【0031】一例として、ポピドンヨードの場合、下記
式(1)
【化1】 の構造式に示すとおり、ポリビニルピロリドンと分子ヨ
ウ素とがコンプレックスを形成している。
【0032】ヨードホールの担体重合体としては、ポリ
ビニルピロリドンの他に、ポリエーテルグリコール、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリアミド、ポ
リオキシアルキレン等があげれる。また、界面活性剤担
体としては、陰イオン性、陽イオン性、両性、非イオン
性のものが使用される。これらは単独でも或いは2種以
上の組み合わせでも使用でき、例えば、重合体と界面活
性剤との組み合わせも使用できる。
【0033】ヨードホール製剤の具体的なものとして、
ポビドンヨード(ポリビニルピロリドンヨウ素錯
体、)、ヨウ素・アルキルポリエーテルアルコール錯体
(G.S.I.)、ポリエトキシポリプロポキシポリエ
トキシエタノール・ヨウ素錯体(Iocline)、ノ
ニルフェノキシポリエトキシエタノール・ヨウ素錯体、
ポリオキシエチレン付加植物油・ヨウ素錯体、ポリオキ
シエチレン付加脂肪酸・ヨウ素錯体、ポリオキシエチレ
ン付加脂肪アルコール・ヨウ素錯体、脂肪酸アミド・ヨ
ウ素錯体、第4級有機アンモニウム・ヨウ素錯体等が挙
げられるが、ポピドンヨードが好適である。
【0034】ヨードホールが0.005乃至3%、特に
0.01乃至2%の有効ヨウ素量を有するものが、抗菌
性やその持続性の点で有利であり、有効ヨウ素量が上記
範囲よりも少ないものでは、抗菌性が不十分であり、一
方上記範囲よりも多いものでは安定性が低かったり、臭
いの点で不満足である。
【0035】ヨードホールとしては、液体で入手しうる
ものと、粉末で入手しうるものとがあるが、本発明では
どちらも使用可能であるが、粉末のものが水分量を調節
しうる点で有利である。
【0036】ヨードホールは毒性が少なく、人や動物に
対する刺激も少ないという点で優れたものである。ヨー
ドホールの内、代表的なポピドンヨードについて、その
毒性を示すと次の通りである。
【0037】1)急性経口毒性 一群10頭、12群のラットを用い、ポビドンヨードの
水溶液(有効ヨウ素濃度2.5%)の急性経口毒性を評
価したところ、LD50(2週間後)は有効ヨウ素量と
して1.300mg/Kgであった。(Journal of The
InternationalCollege of Surgeons 25,727(1956))
【0038】2)健康皮膚に及ぼす影響 200人の皮膚に対し、パッチテスト法により、ポビド
ンヨード液(10%)を96時間適用したところ、異常
は認められなかった。(Journal of The International
College of Surgeons 25,727(1956))
【0039】3)損傷皮膚に及ぼす影響 人もしくはウサギの皮膚を荒いサンドペーパーで擦りむ
き、パッチテスト法により、ポビドンヨード液(10
%)を適用したところ、健康皮膚と同様に異常は認めら
れなかった。また、その部位では感染は起こらずに、擦
りむきは治癒した。(Journal of The International C
ollege of Surgeons 25,727(1956))
【0040】4)眼に及ぼす影響 10%ポビドンヨード液0.5ccを25羽のウサギの
眼に点眼し、2週間観察したところ、わずかに結膜が赤
くなったが、それは2、3日以内に消失した。25羽の
ウサギならびに25頭のモルモットの眼に10%ポビド
ンヨード液0.1ccを15日間、毎日点眼したとこ
ろ、一時的な紅斑が出現するが、数時間後には消失し
て、15日の試験期間中とくに異常は認められなかっ
た。(Journalof The International College of Surge
ons 25,727(1956))
【0041】5)喉への影響 25人のボランティアに対して、喉にポビドンヨード液
(10%)を塗布したところ、6割の人がピリッとする
刺激を10〜20分間感じ、喉の粘膜がわずかに赤くな
ったが、それも2時間前後で消失した。4割の人には特
に異常は認められなかった。10人に15日間、喉にポ
ビドンヨード液を塗布したところ、5人は異常は認めら
れなかった。他の5人は最初わずかに赤くなったが、悪
化することはなかった。2週間後、同じ人に同じ試験を
行ったところ、全く同じ結果であった。(Journal of T
he International College of Surgeons 25,727(195
6))
【0042】6)特異体質の人への影響 3人のヨードアレルギーを持つ人の皮膚に、ポビドンヨ
ードと、ルゴール液を適用したところ、ルゴール液を塗
布した皮膚は特有の過敏症状が出現したが、ポビドンヨ
ードではいずれの人も特に異常は認められなかった。
(Journal of TheInternational College of Surgeons
25,727(1956)) ポビドンヨードを外用殺菌剤として、3年間に5900
人に使用したところ、本剤に対する特異体質がみられた
のは2名であった。この2名とも、全身的な毒性症状や
ヨード過敏症状はみられなかった。(The Bulletin Ame
rican Societyof Hospital Pharmecists 13,226(195
6))
【0043】[無機多孔質粉粒体]本発明では、ヨード
ホールを担持させる無機多孔質粉粒体として、80乃至
800m2 /gのBET比表面積と、0.2乃至2.3
ml/gの細孔容積を有するものを使用する。無機多孔
質体としては、上記のBET比表面積と細孔容積とを有
するものであれば、全て使用することができ、必ずしも
これに限定されるものではないが、非晶質シリカ、活性
アルミナ、シリカアルミナ、各種ケイ酸塩、フィロケイ
酸塩、アルミノケイ酸塩、フィロアルミノケイ酸塩、テ
クトアルミノケイ酸塩等を挙げることができる。
【0044】無機多孔質体は、粉体でもよいが、取り扱
い性や粉立ち防止の点では、粒状物であることが好まし
く、一般に1乃至10mm、特に2乃至5mmの粒径を
有することが好ましい。粒子形状は、球状、立方体状、
円柱状、角柱状、顆粒状、タブレット状、不定形状等の
任意の形状であってよい。
【0045】上記フィロアルミノケイ酸塩としては、各
種の天然或いは合成の粘土鉱物或いはその化学変性物が
使用される。例えば、モンモリロナイト、バイデライ
ト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソー
コナイト、スチーブンサイト等のスメクタイト族粘土鉱
物、メタカオリン、ハロイサイト、メタハロイサイト、
アンチゴライト等のカオリン族粘土鉱物、セピオライ
ト、パリゴルスカイト、バーミキュライト等が挙げられ
る。
【0046】ヨードホールの担体として使用するフィロ
アルミノケイ酸塩は、ペット用トイレ砂の基剤であって
もよく、既に指摘した粒状ベントナイト、特に粒状活性
ベントナイト、硫酸アルミニウム含有ベントナイトや硫
酸アルミニウム含有活性白土等も好適に使用される。
【0047】また、微結晶で比表面積の大きい合成のフ
ィロケイ酸亜鉛、フィロケイ酸マグネシウム、含アルミ
ニウムフィロケイ酸亜鉛、含アルミニウムフィロケイ酸
マグネシウムを、無機多孔質粉粒体として使用できる。
このフィロケイ酸塩は消臭作用に優れているので、優れ
た消臭作用も同時に達成されるという利点がある。
【0048】また、脱臭試験におけるアンモニア吸着試
験でシリガゲルを猫砂として使用した場合、シリカゲル
上で細菌が繁殖し一旦吸着したアンモニア及び細菌が放
出するアンモニアにより悪臭が発生するが、ポビドンヨ
ードをシリカゲルに担持することにより細菌の繁殖を押
さえ悪臭を防ぐことができる。(実施例4、比較例4参
照)
【0049】特に好適なフィロケイ酸塩として、(1)
特開昭61−10021号公報に記載されているフライ
ポンタイト型のX線回折像と100m2 /gのBET比
表面積を有するフィロケイ酸亜鉛や含アルミニウムフィ
ロケイ酸亜鉛或いは(2)特公平5−79602号公報
に記載されている複合フィロケイ酸塩、即ち非晶質で多
孔質のシリカ或いはシリカアルミナと、その一次粒子表
面に形成されたフィロケイ酸亜鉛乃至マグネシウムや含
アルミニウムフィロケイ酸亜鉛乃至マグネシウムが挙げ
られる。
【0050】ヨードホール担持用無機多孔質粉粒体の他
の例として、非晶質シリカ粒状物がある。粒状非晶質シ
リカは、ゲルタイプのものでも、沈降法タイプの非晶質
シリカの何れであってもよい。
【0051】前者のタイプの例として、瞬間造粒法によ
る多孔質球状シリカが挙げられ、このものは、2流体ノ
ズルを用いて、混合時のpHが8乃至9となる条件に、
ケイ酸ソ−ダ溶液或いはシリカヒドロゲルを含むケイ酸
ソ−ダ溶液と硫酸とを瞬間的に混合すると共にこの混合
物を空中に噴霧し、瞬時にシリカ球状粒子にゲル化さ
せ、生成するゲルを下部の酸性溶液中に落下させ、次い
で水洗、乾燥させることにより得られる。このタイプの
無機多孔質粉粒体は、粒径0.1乃至4mmで、BET
比表面積が300乃至800m2 /g、窒素吸着法によ
る細孔容積が0.6乃至2ml/gの範囲にある。
【0052】別のゲルタイプの非晶質球状シリカとし
て、ヒドロゲル噴霧造粒法シリカが挙げられ、このもの
は、ケイ酸アルカリ水溶液と硫酸等の酸水溶液とを混合
してゾルのpHが2乃至6になるように反応させ、反応
混合物をゲル化させ、次いで得られるゲルを解砕して、
水洗し、必要により100乃至150℃の温度範囲で水
熱処理し、得られたシリカヒドロゲルを湿式粉砕し、こ
のシリカヒドロゲルの水性スラリーを噴霧乾燥造粒する
ことにより得られる。
【0053】沈降法球状非晶質シリカとしては、出願人
による特開平5−193927号公報記載の方法による
多孔質球状シリカ乃至ケイ酸塩粒子が挙げられ、このも
のは、水溶性高分子を凝集成長剤として、ケイ酸アルカ
リ水溶液の部分中和物を球状に成長させ、これを中和す
るか、或いは更にこの粒状物と周期律表第II族金属の水
酸化物または塩とを水性溶媒中で反応させることにより
得られる。シリカ乃至ケイ酸塩の球状粒子は、シリカ一
次粒子の集合体であるため多孔質であり、そのため、ヨ
ードホールの担持性に特に優れている。
【0054】[ヨードホール担持体の製法]無機多孔質
粉粒体にヨードホールを担持させるには、格別に面倒な
操作は不要であり、無機多孔質粉粒体にヨードホールの
溶液を、噴霧法或いは含浸法等により施し、乾燥すれば
よい。ヨードホールの溶液としては、一般に濃度が1乃
至50重量%の水溶液が使用される。乾燥は、160℃
以下の温度で、好ましくは120℃以下、より好ましく
は80℃以下の温度で行うのがよい。無機多孔質粉粒体
に対するヨードホールの担持量は、ペット用トイレ砂基
剤全体にヨードホールを担持させるか、或いはヨードホ
ール担持無機多孔質粉粒体をペット用トイレ砂基剤に添
加混合するかによっても相違するが、一般的にいって、
無機多孔質粉粒体100重量部当たり0.05乃至20
重量部の範囲にある。この手段は、予め形成された粒状
物にヨードホールを担持させるのに有効である。
【0055】無機多孔質粉粒体にヨードホールを担持す
るためには、他の手段を用いることもできる。即ち、無
機多孔質粒状体の原料となる粉体にヨードホールを混合
し、これを粒状に成形することによっても、ヨードホー
ル担持無機多孔質粒状体を製造することができる。ヨー
ドホールは、粉末の状態で混合しても、或いは溶液の形
で混合してもよい。この粒状体の成形には、後述するワ
ックス類や低融点樹脂等を造粒媒体として配合すること
ができる。
【0056】上記成分の混合或いは更に混練には、例え
ばダブルスクリュニ−ダ、擂漬機、サンドグラインダ−
ミル、アトライター、アトマイザー、奈良式粉砕機、円
板振動ミル、振動ボールミル、ヘンシルミキサー、スー
パーミキサー等或いはこれらの組合せが使用される。ま
た、造粒には、押出造粒、打錠、転動造粒、スプレー造
粒、破砕造粒等のそれ自体公知の任意の手段を用いるこ
とができる。
【0057】担体からのヨードホールの徐放性を強調す
るために、ヨードホール担持無機多孔質粉粒体をシリコ
ンオイル等の有機処理剤で処理することができる。有機
成分としてはシリコンオイルの他にワックス類や低融点
樹脂類等が好適に使用される。これらの有機処理剤は、
無機多孔質粉粒体とヨードホールとの合計量100重量
部当たり30重量部以下の量で用いるのがよい。
【0058】これらの有機成分としてのワックス類や低
融点樹脂類には、 (1)脂肪酸及びその金属塩:高級脂肪酸(炭素数が8
〜22のもの)またその金属塩(アルカリ金属塩、アル
カリ土類金属塩、Zn塩、Al塩): (2)アマイド、アミン、一価、多寡アルコールの脂肪
酸エステル:高級脂肪酸アマイド、エルカ酸アミド、ス
テアリルエルカミド、2−ステアロミドエチルステアレ
ート、エチレンビス脂肪酸アマイド、脂肪酸ジエタノー
ルアミン、ステアリン酸n−ブチル、グリセリン脂肪酸
エステル、ペンタエリスリト−ル、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールジステア
レート、ポリエチレングリコールジラウレート、ジエチ
レングリコールステアリン酸ジエステル、トリグリセラ
イドワックス、ポリエチレンワックス、エポキシ変性ポ
リエチレンワックス、低融点樹脂としては、融点或いは
軟化点が40乃至160℃、例えば、エポキシ樹脂、キ
シレン−ホルムアルデヒド樹脂、スチレン系樹脂、アル
キッド樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、低融点ア
クリル樹脂、ポリビニルプチラーアル、テルペン樹脂、
石油樹脂等が挙げられ、これらのワックス類及び低融点
樹脂は、単独或いは2種以上の組合せで使用できる。
【0059】殺菌効果を増大させ、即効性を強調するた
めに、ヨードホール担持無機多孔質粉粒体に、ヨウ化カ
リウム/ヨウ素等の即効性殺菌成分をヨードホール及び
無機多孔質粉粒体の合計量100重量部当たり50重量
部以下の量で添着させてもよい。
【0060】[ペット用トイレ砂組成物]本発明の一つ
の実施形態では、80乃至800m2 /gのBET比表
面積と、0.2乃至2.3ml/gの細孔容積を有する
粒状ベントナイトに、該粒状ベントナイト100重量部
当たり平均で0.05乃至20重量部、特に0.1乃至
10重量部のヨードホールを担持させて、ペット用トイ
レ砂とする。ベントナイトに対して上記の量よりも少な
いと十分な抗菌活性が得られず、また上記範囲よりも多
いと十分な固化性能が得られない。
【0061】この実施形態では、粒状ベントナイトの一
部乃至全体に、平均で上記の少量のヨードホールを担持
させればよいので、ヨードホール溶液のスプレーによる
担持法が有利に採用される。造粒直後或いは乾燥直後の
未だホットな粒状ベントナイトにヨードホール溶液をス
プレーすることにより、乾燥工程を省略することができ
る。勿論、ヨードホール担持粒状ベントナイトが湿潤し
ている場合には、天日乾燥或いは熱風乾燥等により、所
定の乾燥を行えばよい。
【0062】本発明の別の実施形態では、80乃至80
0m2 /gのBET比表面積と、0.2乃至2.3ml
/gの細孔容積を有する粒状ベントナイト100重量部
に、80乃至800m2 /gのBET比表面積と、0.
2乃至2.3ml/gの細孔容積を有する無機多孔質粉
粒体に該粉粒体100重量部当たり0.05乃至20重
量部のヨードホールを担持させて成る粉粒体0.1乃至
10重量部を含有させて、ペット用トイレ砂とする。
【0063】この場合、ヨードホール担持粉粒体とし
て、微結晶で比表面積の大きい合成のフィロケイ酸亜
鉛、フィロケイ酸マグネシウム、含アルミニウムフィロ
ケイ酸亜鉛、含アルミニウムフィロケイ酸マグネシウム
にヨードホールを担持されたものを使用すると、環境殺
菌作用と同時に消臭作用も増強されるので、ペット用ト
イレ砂として非常に有利である。勿論、ヨードホール担
持粉粒体と共に、上記フィロケイ酸塩の粉粒体を配合す
ることもできる。
【0064】この後者の実施形態では、ヨードホール担
持体として、前に無機多孔質粉粒体及び担持体の製法で
述べた全てのヨードホール担持体が使用できる。ヨード
ホール担持体と粒状ベントナイトとの混合は、コニカル
ブレンダー、ドラムブレンダー等の混合機を使用して軽
度の混合により行うことができる。
【0065】本発明のペット用トイレ砂は、ポビドンヨ
−ドに代表されるヨードホールと同様の広範な抗菌スペ
クトルを有する。
【0066】ポビドンヨ−ドを例に公知のデ−タを参照
すると、細菌種(S.aureus 、E.faecalisE.coliK.p
neumoniaeS.marcescensP.mirabilis 、P.aeruginos
a)に対して、抗菌効果(0.01%水溶液、1分、死滅)
があり、真菌種(C.albicans-typeA、-B、 C.tropicali
sC.stellatoideaC.guilliermondiiC.parapsilo
sisC.kruseiT.glabrataCr.neoformans)に対し
て、抗菌効果(0.005%水溶液、5分、死滅)があり、
またウイルス(単純ヘルペス、インフルエンザ、エコ
−、ヒト免疫不全(HIV)、コクサッキ−)に対して抗ウ
イルス効果(0.1-0.02%水溶液、15〜60秒、ウイル
ス感染価10-2.8〜10-1)がある。
【0067】更に上記以外に下記に示す細菌種(グラム
陰性菌、グラム陽性菌、抗酸菌、真菌、ウイルス、原生
動物)に対しても、抗菌作用を示す。 (1)グラム 陰性菌:Aerobacter aerogenesAeromo
nas liquefaciens 、Achromobacter xylosoxidansChla
mydia trachomatisCitrobacter freundiiEnteroba
cter aerogenesEnterobacter cloacae。 (2)グラム陽性菌:Bacillus cereusBacillus pumi
lisBacillus subtilis 、Clostridium histolyticumC
lostridium perfringensClostridium septicum 、Clost
ridium tetaniCorynebacterium acnes、 (3)抗酸菌: Mycobacterium fortuitumMycobacter
ium tuberculosis。 (4)真菌:Aspergillus flavusAspergillus niger
Aspergillus fumigatus 、Aspergillus terreusPityro
sporum ovaleTrichophyton rubrum 、Rhodotorula glut
inisTrichophyton interdigitale、 (5)ウイルス:AdenovirusCytomegalovirusInflu
enza Virus A、Herpes simplex Type1&2、 Rabies Viru
sRubella VirusVaccinia Virus。 (6)プロトゾア:Treponema pallidumEntamoeba hi
stolyticaTrichomonasvaginalis
【0068】
【実施例】本発明を次の例で説明する。以下の各例にお
ける測定は、次の通り行った。
【0069】(1)抗菌試験方法 被検菌は、グラム陰性桿菌としてEscherichia coli
1(大腸菌)、Pseudomonas aeruginosa IFM3011(緑膿
菌)、Shigella flexneri IFM3046(赤痢菌)、Salmone
lla enteritidis IFM3029(サルモネラ菌)、Klebsiell
a oxytoca IFM3046(クレブシエラ菌)、Vibrio paraha
emolyticus IFM3014(腸炎ビブリオ菌)、Campylobacte
r sp.No.2(カンピロバクター菌)を、グラム陽性球菌
としてStaphylococcus aureus MFI2014(黄色ブドウ球
菌)、Methicillin-resistant Staphylococcus aureus
NIP2019(MRSA、メチシリン耐性黄色ブドウ球
菌)、Enterococcus faecalis IFM2001(腸球菌)を、
酵母としてCandida albicans IFM40083(カンジタ菌)
の11株を使用した。
【0070】菌液の調製は、ブレインハートインヒュー
ジョン培地(Difco 社製、以下BHIと示す、腸炎ビブ
リオ菌は3%NaClを加える)で、一晩培養し、菌体
を1回洗浄(3000rpm,15min 遠心分離器による)後、再
びPBS(精製水1リットルにKH2PO4を3.26
g、Na2HPO4を0.4g、NaClを5.1gい
れ、pH=6.0に調合)に懸濁した。なお、カンピロ
バクター菌はBHI寒天培地を用いガスパック法(BB
L社製)で2日間微好気培養後、カンジタ菌はポテトデ
キストロース寒天培地(PDA)で2日間好気培養後、
それぞれ生じたコロニー(菌体)をBPSで1回洗浄
後、再びPBSに懸濁した。これらの菌液は、最終的に
生菌数が106〜107個/mlとなるようにPBSに懸
濁した。
【0071】前記のように調製した各菌液10mlにペ
ット用トイレ砂を1g添加し、30分間、室温(約25
℃)で放置後、生存生菌数を測定した。比較対照とし
て、ペット用トイレ砂を添加しないPBSのみの中で同
様に処理したものを使用した。生菌数の測定は、被検液
に等量の1%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、存在す
るヨウ素の不活化処理を行った後、常法に従いBHI寒
天培地(腸炎ビブリオ菌は3%NaCl添加BHI寒天
培地)、カンジタ菌はPDAをそれぞれ使用し、培養後
生じたコロニー数より算出した。
【0072】(2)脱臭試験方法 ガス採取用シリコンゴム栓付の1リットル密閉ガラス容
器に試料100gを取り、それに生後3年の猫より採取
した尿20mlを滴下する。室温にて1、7、15、3
0日放置後のアンモニアガスの濃度をガス検知管にて測
定する。
【0073】(3)固化試験方法 300mlのトールビーカーに深さ6cmになるように
試料を入れる。上方よりペットの尿の代替である1%食
塩水7mlを10秒間で滴下し、試料を固化させ固化状
態を評価する。評価基準を下記の通り示す。 ◎:手指により圧力を加えても容易には崩れない。 ○:手指により圧力を加えると崩れる。 △:そのままでは固化しているが、手で持ち上げると崩
れる。 ×:固化しない。
【0074】(実施例1) 第一工程 含水スメクタイト粘土5Kgに無水物換算で炭酸ナトリ
ウム3.0重量%を加え、ミキサーを用いて混合し、更
に2軸型押し出し混練機で径3mm、長さ約7mmの粒
度に整粒しスメクタイト(活性ベントナイト)成形物を
得た。 第二工程 ポリビニルピロリドン・ヨウ素錯体(日宝化学製)1g
を水・アルコール混合溶液(イオン交換水15g、エタ
ノール5g)20gに溶かした物を第一工程で得た成型
物1000gに塗料用スプレーガン(岩田工業製ワイン
ダー71)を用いて均一に吹き付けてペット用トイレ砂
を得た。第二工程にて得たペット用トイレ砂について抗
菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表1乃至4
に示した。
【0075】(実施例2) 第一工程 含水スメクタイト粘土1Kgにポリビニルピロリドン・
ヨウ素錯体(日宝化学製)10重量%加え、ミキサーを
用いて混合し、更に2軸型押し出し混練機で径3mmの
ダイスを用いて捏和造粒した。次いで80℃の乾燥機に
て乾燥した成型物を径3mm、長さ約7mmの粒度に整
粒した。 第二工程 第一工程にて得た成型物100gと実施例1の第一工程
で得たスメクタイト成型物900gを均一に混合しペッ
ト用トイレ砂を得た。第二工程で得たペット用トイレ砂
について抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を
表1乃至4に示した。
【0076】(実施例3) 第一工程 フライポンタイト・シリカ複合体(水澤化学工業製:ミ
ズカナイト)1Kgとポリビニルピロリドン・ヨウ素錯
体50gを混合し、イオン交換水800gを加え、ミキ
サーを用いて混合する。更に二軸型押出混練機で径3m
mのダイスを用いて捏和造粒した。次いで乾燥機にて乾
燥した成型物を径3mm、長さ約7mmの粒度に整粒し
た。 第二工程 第一工程で得た成型物100gと実施例1の第一行程で
得たスメクタイト成型物900gを均一に混合しペット
用トイレ砂を得た。第二工程にて得たペット用トイレ砂
について抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を
表1乃至4に示した。
【0077】(実施例4) 第一工程 市販粒状シリカゲル(水澤化学工業製:シルビード,B
ET表面積450m2/g,N2吸着細孔容積1.5ml
/g)500gとポリビニルピロリドン・ヨード錯体
(100メッシュ篩通過品)2gを2リットルのポット
ミルに入れ、回転数60rpmで10分間混合し、ペッ
ト用トイレ砂を得た。上記にて得たペット用トイレ砂に
ついて抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表
1乃至4に示した。
【0078】(実施例5) 第一工程 含水スメクタイト粘土(含水酸性白土)5Kgに無水物
換算で炭酸ナトリウム150gを加え、ミキサーを用い
て混合し、さらに硫酸アルミニウム(Al23分で20
%)を500g加え混合した後、2軸型押し出し混練機
で径3mm、長さ7mmの粒度に調製し成型物を得た。 第二工程 ポリビニルピロリドン・ヨウ素錯体(ポビドン)1gを
水・アルコール混合溶液(イオン交換水15g、エタノ
ール5g)20gに溶かした物を第一工程で得た成型物
1000gに塗料用スプレーガン(岩田工業製:ワンダ
ー71)を用いて均一に吹き付けてペット用トイレ砂を
得た。第二工程で得たペット用トイレ砂について抗菌試
験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表1乃至4に示
した。
【0079】(実施例6)実施例1で得られたペット用
トイレ砂100重量部に対して、実施例5の第一工程で
得られた活性ベントナイトと硫酸アルミニウムの成型物
を20重量部混合した物をペット用トイレ砂とした。そ
の抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表1乃
至4に示した。
【0080】(実施例7) 第一工程 酸性白土8Kg(乾物約6Kg)と水30リットルをボ
ールミルで2時間湿式粉砕して湿式粉砕スラリーを得
た。このスラリーにさらに水を加え調製したスラリー3
0Kg(乾物約4.5Kg)に硫酸アルミニウム溶液
(Al23含有率7.58重量%)2.16Kgを注加
し、1時間撹拌反応した後、110℃で15時間乾燥粉
砕した酸処理スメクタイトを、2軸型押し出し混合機で
径3mm、長さ7mmの粒度に調製し成型物を得た。 第二工程 ポリビニルピロリドン・ヨウ素錯体(ポビドンヨード)
1gを水・アルコール混合溶液(イオン交換水15g、
エタノール5g)20gに溶かした物を第一工程で得た
成型物1000gに塗料用スプレーガン(岩田工業製:
ワンダー71)を用いて均一に吹き付けてペット用トイ
レ砂を得た。第二工程で得たペット用トイレ砂について
抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表1乃至
4に示した。
【0081】(実施例8)実施例1で得られたペット用
トイレ砂100重量部に対して、実施例7の第一工程で
得られた硫酸アルミニウム含有酸処理スメクタイト10
重量部と酸処理モンモリロナイト10重量部を混合した
物をペット用トイレ砂とした。その抗菌試験、脱臭試
験、固化試験を行った結果を表1乃至4に示した。
【0082】(比較例1)市販天然ベントナイト系猫砂
について抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を
表1乃至4に示した。
【0083】(比較例2)市販天然ゼオライト系猫砂に
ついて抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表
1乃至4に示した。
【0084】(比較例3)市販パルプ系猫砂について抗
菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表1乃至4
に示した。
【0085】(比較例4)市販シリカゲル系猫砂につい
て抗菌試験、脱臭試験、固化試験を行った結果を表1乃
至4に示した。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】
【表3】
【0089】
【表4】
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、特定の無機多孔質粉粒
体にヨードホールを担持させた物をペット用トイレ砂に
含有させると、ペット用トイレ砂の本来の性能を低下さ
せることなく、またペットがトイレ砂を使用する習慣に
いささかの悪影響を与えることもなしに、ペット用トイ
レ砂の環境殺菌(サニタイズ)を有効に行うことができ
る。
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】本発明品のペット用トイレ砂が0.005
乃至3%、特に0.01乃至2%の有効ヨウ素量を有す
るものが、抗菌性やその持続性の点で有利であり、有効
ヨウ素量が上記範囲よりも少ないものでは、抗菌性が不
十分であり、一方上記範囲よりも多いものでは安定性が
低かったり、臭いの点で不満足である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 滋 東京都中央区日本橋室町3丁目3番3号 日宝化学株式会社内 (72)発明者 田中 正範 東京都中央区日本橋室町四丁目1番21号 水澤化学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 潔 東京都中央区日本橋室町四丁目1番21号 水澤化学工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 80乃至800m2 /gのBET比表面
    積と、0.2乃至2.3ml/gの細孔容積を有する無
    機多孔質粉粒体に、ヨードホールを担持させて成る粉粒
    体を含有することを特徴とするペット用トイレ砂。
  2. 【請求項2】 無機多孔質粉粒体が、粒状べントナイト
    である請求項1記載のペット用トイレ砂。
  3. 【請求項3】 無機多孔質粉粒体が、粒状フライポンタ
    イトである請求項1記載のペット用トイレ砂。
  4. 【請求項4】 無機多孔質粉粒体が、粒状シリカゲルで
    ある請求項1記載のペット用トイレ砂。
  5. 【請求項5】 無機多孔質粉粒体が、硫酸アルミニウム
    を含有する粒状べントナイトである請求項1記載のペッ
    ト用トイレ砂。
  6. 【請求項6】 硫酸アルミニウムが粒状ベントナイト基
    準で5乃至30重量%含有されている請求項5記載のペ
    ット用トイレ砂。
  7. 【請求項7】 無機多孔質粉粒体が、酸処理されたスメ
    クタイト族粘土鉱物である請求項1記載のペット用トイ
    レ砂。
  8. 【請求項8】 酸処理スメクタイト族粘土鉱物がAl2
    3 換算で1乃至25重量%のアルミニウム塩を含有し
    ている請求項7記載のペット用トイレ砂。
  9. 【請求項9】 ヨードホールが、ポリビニルピロリドン
    ・ヨウ素錯体である請求項1乃至8の何れかに記載のペ
    ット用トイレ砂。
  10. 【請求項10】 無機多孔質粉粒体100重量部あた
    り、0.05乃至20重量部のヨードホールを担持させ
    て成る請求項1乃至9の何れかに記載のペット用トイレ
    砂。
  11. 【請求項11】 80乃至800m2 /gのBET比表
    面積と、0.2乃至2.3ml/gの細孔容積を有する
    粒状べントナイトに、該粒状べントナイト100重量部
    当たり0.05乃至20重量部のヨードホールを担持さ
    せて成る粉粒体を主体とすることを特徴とするペット用
    トイレ砂。
  12. 【請求項12】 80乃至800m2 /gのBET比表
    面積と、0.2乃至2.3ml/gの細孔容積を有する
    粒状ベントナイト100重量部と、80乃至800m2
    /gのBET比表面積と、0.2乃至2.3ml/gの
    細孔容積を有する無機多孔質粉粒体に該粉粒体100重
    量部当たり0.05乃至20重量部のヨードホールを担
    持させて成る粉粒体1乃至100重量部とを含有するこ
    とを特徴とするペット用トイレ砂。
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