JPH09215501A - 外反拇趾のランナーに好適な靴 - Google Patents
外反拇趾のランナーに好適な靴Info
- Publication number
- JPH09215501A JPH09215501A JP8050886A JP5088696A JPH09215501A JP H09215501 A JPH09215501 A JP H09215501A JP 8050886 A JP8050886 A JP 8050886A JP 5088696 A JP5088696 A JP 5088696A JP H09215501 A JPH09215501 A JP H09215501A
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- Japan
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- shaped
- shoe
- calcaneus
- stabilizer
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外反拇趾になりやすい人の足の動きを正常な
人の足の動きに近づけ、オーバープロネーションを起こ
さない外反拇趾になりにくい靴を提供する。 【構成】 踵部周縁をカップ状61とし、かつ土踏まず
部分をアーチ状62に高くした中敷き5と、外側の甲被
2と靴底3との間で足の第5中足骨骨底Q(b5d)と
踵骨c最後部Pとの中間位置M及び内側の甲被2と靴底
3との間で踵骨載距突起e位置Nとに、断面T字状ある
いはL字状のスタビライザー4を設置する。
人の足の動きに近づけ、オーバープロネーションを起こ
さない外反拇趾になりにくい靴を提供する。 【構成】 踵部周縁をカップ状61とし、かつ土踏まず
部分をアーチ状62に高くした中敷き5と、外側の甲被
2と靴底3との間で足の第5中足骨骨底Q(b5d)と
踵骨c最後部Pとの中間位置M及び内側の甲被2と靴底
3との間で踵骨載距突起e位置Nとに、断面T字状ある
いはL字状のスタビライザー4を設置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近年問題となって
いる外反拇趾に着目し、外反拇趾になりにくい靴、ある
いは外反拇趾の人が使用しても外反拇趾を進行させにく
い靴を提供しようとするものである。
いる外反拇趾に着目し、外反拇趾になりにくい靴、ある
いは外反拇趾の人が使用しても外反拇趾を進行させにく
い靴を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】外反拇趾とは、図4で説明すると、足の
第1中足骨b1が内反し、拇趾基節骨a1が外反する現
象のことで、ハイヒールのような踵が高くて中足骨に力
がかかり、しかも爪先の細い靴を履くことにより起こる
ことが知られている。従来、外反拇趾になったランナー
に対しては、単に靴のウイズ周りを広げたり、拇趾球部
に柔らかい素材を用いることにより、靴を履いた時に外
反拇趾になった足が痛くないようにしていた。また、実
開平6−24504号に示すように、婦人用のハイヒー
ルにおいては、中足骨骨頭部に断面U字形のプラスチッ
ク製芯体を介在させて、中足骨骨頭の離反拡開を防止し
ようとしたものが知られている。
第1中足骨b1が内反し、拇趾基節骨a1が外反する現
象のことで、ハイヒールのような踵が高くて中足骨に力
がかかり、しかも爪先の細い靴を履くことにより起こる
ことが知られている。従来、外反拇趾になったランナー
に対しては、単に靴のウイズ周りを広げたり、拇趾球部
に柔らかい素材を用いることにより、靴を履いた時に外
反拇趾になった足が痛くないようにしていた。また、実
開平6−24504号に示すように、婦人用のハイヒー
ルにおいては、中足骨骨頭部に断面U字形のプラスチッ
ク製芯体を介在させて、中足骨骨頭の離反拡開を防止し
ようとしたものが知られている。
【0003】しかし、外反拇趾になった人の歩き方や走
り方を研究してみると、正常な人に比べて足に負担のか
かる動きをしていることがわかった。すなわち、正常な
人が歩いたり走ったりする時の体重負荷経路を調べてみ
ると、まず踵外側が着地し、そこから足裏の外側へ体重
が移動し、踏まず部前方の第1から第5中足骨骨頭を結
ぶ曲線付近(図4でいうと、b1fからb5fを結ぶ曲
線)を経由して、足裏の内側へと体重が移動していき、
内側へ移動した体重は親指の付け根近傍(拇趾)a1に
進み、靴先に至って蹴り出しとなって終る。
り方を研究してみると、正常な人に比べて足に負担のか
かる動きをしていることがわかった。すなわち、正常な
人が歩いたり走ったりする時の体重負荷経路を調べてみ
ると、まず踵外側が着地し、そこから足裏の外側へ体重
が移動し、踏まず部前方の第1から第5中足骨骨頭を結
ぶ曲線付近(図4でいうと、b1fからb5fを結ぶ曲
線)を経由して、足裏の内側へと体重が移動していき、
内側へ移動した体重は親指の付け根近傍(拇趾)a1に
進み、靴先に至って蹴り出しとなって終る。
【0004】ところが外反拇趾になる人は、踏まず部前
方の第1から第5中足骨骨頭を結ぶ曲線付近を経由し
て、足裏の内側へと体重が移動していく段階において、
通常の人よりもさらに内側に体重がかかることがわかっ
た。この現象をオーバープロネーション(過回内)と言
い、女性特有の骨盤の大きさによる体重移動距離の大き
さや内股と言われる足の形状等が原因で起こるものであ
る。そのために、足の中足骨b1に大きな力が加わり、
その結果として外反拇趾になるものである。
方の第1から第5中足骨骨頭を結ぶ曲線付近を経由し
て、足裏の内側へと体重が移動していく段階において、
通常の人よりもさらに内側に体重がかかることがわかっ
た。この現象をオーバープロネーション(過回内)と言
い、女性特有の骨盤の大きさによる体重移動距離の大き
さや内股と言われる足の形状等が原因で起こるものであ
る。そのために、足の中足骨b1に大きな力が加わり、
その結果として外反拇趾になるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような理由から、
従来行われてきた靴のウイズ周りを広げたり、拇趾球部
に柔らかい素材を用いるようなことは、単なる対症療法
に過ぎず、外反拇趾を根本的に防ぐことにはならないこ
とがわかった。そこで、本発明は、前記のような外反拇
趾になりやすい人の足の動きに着目して、正常な人の足
の動きに近づけることにより、外反拇趾になりにくい靴
にしようとするものである。
従来行われてきた靴のウイズ周りを広げたり、拇趾球部
に柔らかい素材を用いるようなことは、単なる対症療法
に過ぎず、外反拇趾を根本的に防ぐことにはならないこ
とがわかった。そこで、本発明は、前記のような外反拇
趾になりやすい人の足の動きに着目して、正常な人の足
の動きに近づけることにより、外反拇趾になりにくい靴
にしようとするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】踵部周縁をカップ状とし、かつ土
踏まず部分をアーチ状に高くした中敷きと、外甲被と靴
底との間で足の第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位
置及び内甲被と靴底との間で踵骨載距突起位置とに、断
面T字状あるいはL字状のスタビライザーを設置した靴
とした。
踏まず部分をアーチ状に高くした中敷きと、外甲被と靴
底との間で足の第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位
置及び内甲被と靴底との間で踵骨載距突起位置とに、断
面T字状あるいはL字状のスタビライザーを設置した靴
とした。
【0007】
【実施例】図1は、本発明を実施した靴の一例で、左足
用の靴を外甲側面から見たところである。この靴1の甲
被2と靴底3との間で、足の第5中足骨骨底と踵骨最後
部との中間位置に、断面T字状あるいはL字状のスタビ
ライザー4を設置している。図1とは反対の内甲側に
も、図示はしないが、甲被2と靴底3との間で踵骨載距
突起位置に、スタビライザー4を設置している。
用の靴を外甲側面から見たところである。この靴1の甲
被2と靴底3との間で、足の第5中足骨骨底と踵骨最後
部との中間位置に、断面T字状あるいはL字状のスタビ
ライザー4を設置している。図1とは反対の内甲側に
も、図示はしないが、甲被2と靴底3との間で踵骨載距
突起位置に、スタビライザー4を設置している。
【0008】図3は、図1の靴1から甲被2を取り除い
た状態の平面図で、靴底3の上にはスタビライザー4を
設置していることがわかる。スタビライザー4の形状
は、図6(イ)及び図7(イ)に示すようなT字状、あ
るいは図6(ロ)及び図7(ロ)に示すようなL字状で
ある。T字状であっても、L字状であっても、スタビラ
イザー4は、靴底3と甲被2との間に挿入される翼片4
1部分と、足を挟み込む押え部43とで構成されてい
る。翼片41には、スタビライザー4の靴底3上の位置
を決めるための位置決め線42を入れておく。位置決め
線42は、図6では翼片41上に凹条線あるいは凸条線
として表示されており、図7では翼片41を切り欠くこ
とによって示される。もちろん、位置決めを確実にでき
る方法であれば、前記に限定されるものではない。
た状態の平面図で、靴底3の上にはスタビライザー4を
設置していることがわかる。スタビライザー4の形状
は、図6(イ)及び図7(イ)に示すようなT字状、あ
るいは図6(ロ)及び図7(ロ)に示すようなL字状で
ある。T字状であっても、L字状であっても、スタビラ
イザー4は、靴底3と甲被2との間に挿入される翼片4
1部分と、足を挟み込む押え部43とで構成されてい
る。翼片41には、スタビライザー4の靴底3上の位置
を決めるための位置決め線42を入れておく。位置決め
線42は、図6では翼片41上に凹条線あるいは凸条線
として表示されており、図7では翼片41を切り欠くこ
とによって示される。もちろん、位置決めを確実にでき
る方法であれば、前記に限定されるものではない。
【0009】図8は、本発明の靴1を、スタビライザー
4の位置決め線43を含むように切った横断面図であ
る。スタビライザー4の役目をこの図8で説明すると、
スタビライザー4の押え部43は、履用者の足8を両側
方からしっかりと挟み、足8が靴内を前後に移動するこ
とを防いでいる。さらに、外甲側のスタビライザー4
は、足8が外側にぶれることを防いでおり、内甲側のス
タビライザー4は、オーバープロネーション(過回内)
を防止している。これによって、足が左右にぶれたり、
足指が靴の爪先に押しつけられることが少なくなり、外
反拇趾になりにくくなるものである。なお、図8では、
図6(イ)に示すスタビライザー4を使用している。
4の位置決め線43を含むように切った横断面図であ
る。スタビライザー4の役目をこの図8で説明すると、
スタビライザー4の押え部43は、履用者の足8を両側
方からしっかりと挟み、足8が靴内を前後に移動するこ
とを防いでいる。さらに、外甲側のスタビライザー4
は、足8が外側にぶれることを防いでおり、内甲側のス
タビライザー4は、オーバープロネーション(過回内)
を防止している。これによって、足が左右にぶれたり、
足指が靴の爪先に押しつけられることが少なくなり、外
反拇趾になりにくくなるものである。なお、図8では、
図6(イ)に示すスタビライザー4を使用している。
【0010】スタビライザー4は、靴底3の面からは1
5±2mmの範囲にあることが望ましい。これ以上の高さ
になると、この靴を履いた時に違和感があり、履き心地
の悪い靴となる。これより低くなると、足を押え部43
で挟み込む効果が期待できなくなるものである。スタビ
ライザー4の素材は、硬質のナイロンやウレタンであ
り、ショアD硬度でいうと45〜55Dの硬さのものが
適当で、ショアD硬度50のものが最適である。
5±2mmの範囲にあることが望ましい。これ以上の高さ
になると、この靴を履いた時に違和感があり、履き心地
の悪い靴となる。これより低くなると、足を押え部43
で挟み込む効果が期待できなくなるものである。スタビ
ライザー4の素材は、硬質のナイロンやウレタンであ
り、ショアD硬度でいうと45〜55Dの硬さのものが
適当で、ショアD硬度50のものが最適である。
【0011】スタビライザー4の設置位置は、実験結果
から、外甲被と靴底との間で足の第5中足骨骨底と踵骨
最後部との中間位置及び内甲被と靴底との間で踵骨載距
突起位置を通るようにすると、足を最もしっかりと靴内
に挟むことができ、靴内での足の動きも少なく効果が上
がることがわかった。
から、外甲被と靴底との間で足の第5中足骨骨底と踵骨
最後部との中間位置及び内甲被と靴底との間で踵骨載距
突起位置を通るようにすると、足を最もしっかりと靴内
に挟むことができ、靴内での足の動きも少なく効果が上
がることがわかった。
【0012】図4の足の骨格図から、第5中足骨骨底と
踵骨最後部との中間位置を説明する。図4は、左足の骨
格を上から見た図であり、趾骨a、中足骨b、踵骨c、
その他の骨からできている。中足骨bは、足の親指に繋
がる骨から小指に繋がる骨にかけて、第1、第2、と順
に付けられており、「第5中足骨」b5とは、小指に繋
がる骨のことである。そして、第5中足骨の内、足の指
の側を骨頭fと言い、踵側を骨底dと称している。従っ
て、「第5中足骨骨底」b5dとは、記号Qで示す位置
となる。他方、踵骨cの最後部とは、記号Pで示す位置
であるから、「第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位
置」とは、記号Mで示す位置となる。
踵骨最後部との中間位置を説明する。図4は、左足の骨
格を上から見た図であり、趾骨a、中足骨b、踵骨c、
その他の骨からできている。中足骨bは、足の親指に繋
がる骨から小指に繋がる骨にかけて、第1、第2、と順
に付けられており、「第5中足骨」b5とは、小指に繋
がる骨のことである。そして、第5中足骨の内、足の指
の側を骨頭fと言い、踵側を骨底dと称している。従っ
て、「第5中足骨骨底」b5dとは、記号Qで示す位置
となる。他方、踵骨cの最後部とは、記号Pで示す位置
であるから、「第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位
置」とは、記号Mで示す位置となる。
【0013】図5に、「踵骨載距突起」を示す。図5
は、左足の骨格を内側やや斜め上から見た図で、踵骨載
距突起eとは、足の踵骨cから突き出た岬のようになっ
た部分である。この部分は、わずか1cm2から1.5cm2
の大きさで、平面状にぴったりと固定されているので
はなく、緩やかなカーブにうまく適合して乗っている状
態にある。人間の体全体の圧力の大部分を支えており、
歩いたり、駆けたり、跳んだり、蹴ったりする運動の原
動力ともなっている。従って、この部分は人間が歩行す
る際に最も疲労する部分であり、この部分が落ちこむ
と、足のアーチを適切に支えることができなくなり、十
分に足の機能を発揮できなくなるものである。図4でそ
の位置を示すと、記号Nで示すところとなる。
は、左足の骨格を内側やや斜め上から見た図で、踵骨載
距突起eとは、足の踵骨cから突き出た岬のようになっ
た部分である。この部分は、わずか1cm2から1.5cm2
の大きさで、平面状にぴったりと固定されているので
はなく、緩やかなカーブにうまく適合して乗っている状
態にある。人間の体全体の圧力の大部分を支えており、
歩いたり、駆けたり、跳んだり、蹴ったりする運動の原
動力ともなっている。従って、この部分は人間が歩行す
る際に最も疲労する部分であり、この部分が落ちこむ
と、足のアーチを適切に支えることができなくなり、十
分に足の機能を発揮できなくなるものである。図4でそ
の位置を示すと、記号Nで示すところとなる。
【0014】前記した、「第5中足骨骨底と踵骨最後部
との中間位置M」及び「踵骨載距突起位置N」を数字で
表すと、前者は踵後部から靴全長の25±1%の範囲に
なり、後者は踵後部から靴全長の27±1%の範囲とな
る。従って、スタビライザー4の押え部43の中心が前
記範囲に位置するように、位置決め線42を設定してお
くとよい。
との中間位置M」及び「踵骨載距突起位置N」を数字で
表すと、前者は踵後部から靴全長の25±1%の範囲に
なり、後者は踵後部から靴全長の27±1%の範囲とな
る。従って、スタビライザー4の押え部43の中心が前
記範囲に位置するように、位置決め線42を設定してお
くとよい。
【0015】さらに、本発明では、靴中敷きとして、図
2に示すような形状の中敷き5を使用している。この中
敷き5は、踵部周縁をカップ状61とし、土踏まず部分
はアーチ状62と高くしている。アーチ状62と高くな
った土踏まず部分から前方部分7にかけては低くなって
いるので、体重移動の最後における拇趾の蹴り出しはス
ムーズになる。また、アーチ状62に高くなった土踏ま
ず部分は、踵骨載距突起eを高く支持して落ちこみを防
ぎ、十分に足の機能を発揮させると共に、オーバープロ
ネーション(過回内)を防止する役割を果たしている。
踵部周縁をカップ状61としたのは、踵の着地時の安定
を図ると共に、着地から蹴り出しまでの体重移動をスム
ーズにさせるためである。
2に示すような形状の中敷き5を使用している。この中
敷き5は、踵部周縁をカップ状61とし、土踏まず部分
はアーチ状62と高くしている。アーチ状62と高くな
った土踏まず部分から前方部分7にかけては低くなって
いるので、体重移動の最後における拇趾の蹴り出しはス
ムーズになる。また、アーチ状62に高くなった土踏ま
ず部分は、踵骨載距突起eを高く支持して落ちこみを防
ぎ、十分に足の機能を発揮させると共に、オーバープロ
ネーション(過回内)を防止する役割を果たしている。
踵部周縁をカップ状61としたのは、踵の着地時の安定
を図ると共に、着地から蹴り出しまでの体重移動をスム
ーズにさせるためである。
【0016】図2の実施例では、中敷き本体52の後方
部分6下部に、踵部周縁をカップ状61とし、土踏まず
部分をアーチ状62に高くしたもう1枚の中敷き51を
貼り付けて、中敷き5を構成している。中敷き本体52
は、ラバースポンジ、EVA(酢酸ビニル共重合体)あ
るいはポリウレタンスポンジ単体又はこれらの上に面パ
イル、不織布、メッシュあるいは薄い皮革を貼り付けた
ものである。これに貼り付けるもう1枚の中敷き51
は、ある程度の弾力と保形性があり、へたりの少ないウ
レタン樹脂、ラテックスゴム、合成ゴム等で、ショアC
硬度でいうと45±5Cが適当である。特に、三進興産
株式会社製のソルボセイン(登録商標)は最も好適な材
料と言える。
部分6下部に、踵部周縁をカップ状61とし、土踏まず
部分をアーチ状62に高くしたもう1枚の中敷き51を
貼り付けて、中敷き5を構成している。中敷き本体52
は、ラバースポンジ、EVA(酢酸ビニル共重合体)あ
るいはポリウレタンスポンジ単体又はこれらの上に面パ
イル、不織布、メッシュあるいは薄い皮革を貼り付けた
ものである。これに貼り付けるもう1枚の中敷き51
は、ある程度の弾力と保形性があり、へたりの少ないウ
レタン樹脂、ラテックスゴム、合成ゴム等で、ショアC
硬度でいうと45±5Cが適当である。特に、三進興産
株式会社製のソルボセイン(登録商標)は最も好適な材
料と言える。
【0017】中敷き5は、前記実施例の外、中敷き本体
52の後方部分6の上部に、踵部周縁をカップ状61と
し、土踏まず部分をアーチ状62に高くしたもう1枚の
中敷き51を貼り付けたり、1枚の中敷きで後方部分6
を前方部分7よりも高くし、かつ踵部周縁をカップ状6
1とし、土踏まず部分をアーチ状62に高くなるように
構成することもできる。その他、踵部周縁をカップ状6
1とし、土踏まず部分はアーチ状62に高くする構成で
あれば、前記実施例に限定されるものではない。従っ
て、踵部周縁のカップ状61と、土踏まず部分のアーチ
状62とのみからなる中敷きであってもよい。
52の後方部分6の上部に、踵部周縁をカップ状61と
し、土踏まず部分をアーチ状62に高くしたもう1枚の
中敷き51を貼り付けたり、1枚の中敷きで後方部分6
を前方部分7よりも高くし、かつ踵部周縁をカップ状6
1とし、土踏まず部分をアーチ状62に高くなるように
構成することもできる。その他、踵部周縁をカップ状6
1とし、土踏まず部分はアーチ状62に高くする構成で
あれば、前記実施例に限定されるものではない。従っ
て、踵部周縁のカップ状61と、土踏まず部分のアーチ
状62とのみからなる中敷きであってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、外側の甲被2と靴底3との間
で足の第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位置M及び
内側の甲被2と靴底3との間で踵骨載距突起e位置Nと
に、断面T字状あるいはL字状のスタビライザー4を設
置したので、このスタビライザー4の押え部43が履用
者の足をしっかりと挟み、足が左右にぶれることなく、
オーバープロネーション(過回内)を防止し、かつ、足
が靴内を前後に移動することを少なくさせる。
で足の第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位置M及び
内側の甲被2と靴底3との間で踵骨載距突起e位置Nと
に、断面T字状あるいはL字状のスタビライザー4を設
置したので、このスタビライザー4の押え部43が履用
者の足をしっかりと挟み、足が左右にぶれることなく、
オーバープロネーション(過回内)を防止し、かつ、足
が靴内を前後に移動することを少なくさせる。
【0019】中敷き5のアーチ状62に高くなった土踏
まず部分から前方部分7にかけて低くなっているので、
体重移動の最後における拇趾の蹴り出しがスムーズにな
る。また、アーチ状62に高くなった土踏まず部分は、
踵骨載距突起eを高く支持して、足の機能を十分発揮さ
せるようにすると共に、オーバープロネーション(過回
内)を防止する役割も果たす。さらに、カップ状61と
した踵部周縁は、踵の着地及び体重移動をスムーズにさ
せ、足の着地から蹴り出しまでの一連の動作をスムーズ
にしている。
まず部分から前方部分7にかけて低くなっているので、
体重移動の最後における拇趾の蹴り出しがスムーズにな
る。また、アーチ状62に高くなった土踏まず部分は、
踵骨載距突起eを高く支持して、足の機能を十分発揮さ
せるようにすると共に、オーバープロネーション(過回
内)を防止する役割も果たす。さらに、カップ状61と
した踵部周縁は、踵の着地及び体重移動をスムーズにさ
せ、足の着地から蹴り出しまでの一連の動作をスムーズ
にしている。
【0020】以上のように構成したので、この靴を履用
すると、スタビライザー4と中敷き5との働きにより、
外反拇趾になりやすい人でも、踵の着地から蹴り出しま
で、外反拇趾とならない普通の人と変わらないスムーズ
な歩き方、走り方ができるようになり、オーバープロネ
ーション(過回内)を起こすようなこともない。従っ
て、足先が爪先に押しつけられることがなく、外反拇趾
の人が使用しても外反拇趾を進行させにくくすると共
に、外反拇趾でない人が使用すれば外反拇趾となりにく
い靴とすることができるものである。
すると、スタビライザー4と中敷き5との働きにより、
外反拇趾になりやすい人でも、踵の着地から蹴り出しま
で、外反拇趾とならない普通の人と変わらないスムーズ
な歩き方、走り方ができるようになり、オーバープロネ
ーション(過回内)を起こすようなこともない。従っ
て、足先が爪先に押しつけられることがなく、外反拇趾
の人が使用しても外反拇趾を進行させにくくすると共
に、外反拇趾でない人が使用すれば外反拇趾となりにく
い靴とすることができるものである。
【図1】本発明の靴の一実施例の側面図である。
【図2】本発明に使用する中敷きの一実施例である。
【図3】本発明の靴底とスタビライザーの位置を示す平
面図である。
面図である。
【図4】足の骨の平面図である。
【図5】足の骨の斜視図である。
【図6】スタビライザーの斜視図である。
【図7】スタビライザーの他の実施例の斜視図である。
【図8】本発明の靴を、スタビライザーを含む線で切っ
た横断面図である。
た横断面図である。
1 靴 2 甲被 3 靴底 4 スタビライザー 41 翼片 42 位置決め線 43 押え部 5 中敷き 51 もう1枚の中敷き 52 中敷き本体 6 後方部分 61 カップ状 62 アーチ状 7 前方部分 8 足 a 趾骨 a1 拇趾基節骨 b 中足骨 b1 第1中足骨 b5 第5中足骨 c 踵骨 d 骨底 e 踵骨載距突起 f 骨頭
Claims (1)
- 【請求項1】 踵部周縁をカップ状とし、かつ土踏まず
部分をアーチ状に高くした中敷きと、外甲被と靴底との
間で足の第5中足骨骨底と踵骨最後部との中間位置及び
内甲被と靴底との間で踵骨載距突起位置とに、断面T字
状あるいはL字状のスタビライザーを設置した外反拇趾
のランナーに好適な靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8050886A JPH09215501A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 外反拇趾のランナーに好適な靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8050886A JPH09215501A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 外反拇趾のランナーに好適な靴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215501A true JPH09215501A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12871225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8050886A Pending JPH09215501A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 外反拇趾のランナーに好適な靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215501A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8277459B2 (en) | 2009-09-25 | 2012-10-02 | Tarsus Medical Inc. | Methods and devices for treating a structural bone and joint deformity |
| JP5875168B1 (ja) * | 2015-03-23 | 2016-03-02 | 株式会社アシックス | スタビライザを有する靴 |
| JP2016086993A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | アキレス株式会社 | 通気性靴 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP8050886A patent/JPH09215501A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8277459B2 (en) | 2009-09-25 | 2012-10-02 | Tarsus Medical Inc. | Methods and devices for treating a structural bone and joint deformity |
| JP2016086993A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | アキレス株式会社 | 通気性靴 |
| JP5875168B1 (ja) * | 2015-03-23 | 2016-03-02 | 株式会社アシックス | スタビライザを有する靴 |
| WO2016151728A1 (ja) * | 2015-03-23 | 2016-09-29 | 株式会社アシックス | スタビライザを有する靴 |
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