JPH09215966A - 長尺物の清浄化装置 - Google Patents

長尺物の清浄化装置

Info

Publication number
JPH09215966A
JPH09215966A JP8024435A JP2443596A JPH09215966A JP H09215966 A JPH09215966 A JP H09215966A JP 8024435 A JP8024435 A JP 8024435A JP 2443596 A JP2443596 A JP 2443596A JP H09215966 A JPH09215966 A JP H09215966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
transfer tube
cleaning
long object
pads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8024435A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Koiso
信二 小磯
Atsushi Miyauchi
淳 宮内
俊▲緑▼ ▲すくも▼田
Toshitsuka Sukumoda
Haruo Kono
晴夫 幸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Shindoh Co Ltd filed Critical Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority to JP8024435A priority Critical patent/JPH09215966A/ja
Publication of JPH09215966A publication Critical patent/JPH09215966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺物の表面に付着したゴミなどを、洗浄液
等を用いることなく効率的に除去して清浄化することが
可能な清浄化装置を提供し、特に電縫管方式による伝熱
管Pの探傷装置14による検査精度の向上を図る。 【解決手段】 長手方向に送り出される伝熱管Pを、そ
の送り方向F側から見て互いに直交する方向に間に挟み
込んで対向するように、弾性材より成る二対のパッド2
1,30を伝熱管Pに対して進退可能に設けるととも
に、これらのパッド21,30と伝熱管Pとの間にそれ
ぞれ、回転可能かつ所定の回転位置にて固定可能な一対
のリール24,25および32,33に巻き掛けられた
清浄化帯体29,35を伝熱管Pの送り方向Fに架け渡
す。清浄化帯体29,35は布材より成り、パッド2
1,30を伝熱管P側に押し付けてこの清浄化帯体2
9,35によりゴミなどを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電縫管等の長
尺物の表面を清浄化するための長尺物の清浄化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】空調装置や冷凍機等の熱交換器に蒸発管
または凝縮管として用いられる金属製の伝熱管において
は、近年その熱交換効率を高めるために、金属管の内周
面に多数の溝を形成したり、あるいはこの内周面に多数
のフィンを形成して、これらのフィンの間に溝が画成さ
れるようにした、いわゆる内面溝付き伝熱管が普及しつ
つある。そして、この種の内面溝付き伝熱管の製造方法
としては、引き抜きや押し出し加工によって成形された
シームレス管の内部に、外周面に螺旋溝が形成されたフ
ローティングプラグを通すことにより、管内周面に螺旋
状のフィンを転造して溝を形成する方法が従来採られて
きたが、最近になって、溝やフィンの設計自由度が高く
て熱交換効率の良い伝熱管が得られることから、長尺の
金属板条材の一方の面に溝付きロールによる転造によっ
て溝やフィンを形成し、この一方の面が内側を向くよう
に板条材を幅方向に丸め込んでその両側縁部を突き合わ
せ、しかる後この両側縁部を誘導電流により加熱して溶
接し、管状に成形する、いわゆる電縫管方式を用いた方
法が採られるようになってきている。
【0003】図4は、このような電縫管方式による内面
溝付き伝熱管の製造工程を示すものである。この図4に
おいて符号1で示すのは、銅材等よりなる一定幅の金属
製板条材Tを連続的に繰り出すアンコイラであり、繰り
出された板条材Tは押さえロール2を経て、溝付きロー
ル3とフラットロール4の間を通される。ここで、この
溝付きロール3の外周面には螺旋溝が形成されており、
フラットロール4との間に板条材Tを通して押圧するこ
とにより、上記螺旋溝が板条材Tの一方の面に転写され
るようにして上記フィンが連続的に転造され、これらの
フィンの間に上記溝が画成されることとなる。
【0004】こうして溝加工された板条材Tは、ロール
5を経て複数対配列されたフォーミングロール6の間を
通されて、上記一方の面が内側を向くようにその幅方向
に徐々に丸め込まれて湾曲せしめられ、その両側縁部が
互いに対向するようにして上向きに開く断面C字型に成
形される。そして、ローリングセパレータ7によって上
記側縁部間の間隙が一定に保たれた上で、誘導加熱コイ
ル8による誘導電流によって該側縁部が加熱され、次い
でスクイズロール9によって両側方から押圧されること
により、上記両側縁部が突き合わされて溶接され、内面
に溝が形成された略円管状の伝熱管Pに成形される。溶
接された伝熱管Pは、その外周面にはみ出した溶融材料
によるビードがビードカッター10により切削され、次
いで冷却槽11により強制冷却された後、複数対配列さ
れたサイジングロール12を通されて所定の外径にまで
縮径され、ラフコイラ13に巻き取られてゆく。
【0005】さらに、こうしてラフコイラ13に巻き取
られた伝熱管Pは、図5に示すような探傷装置14によ
る検査工程に送られる。この検査工程において、ラフコ
イラ13から巻きほどかれた伝熱管Pは、図5に示すよ
うにストレートナ15に通されて直線状に延ばされ、そ
の長手方向に沿って探傷装置14に送り出されてゆく。
ここで、この探傷装置14は、当該探傷装置14に組み
込まれた複数のコイル内に伝熱管Pを挿通するととも
に、該コイルに高周波電流を流して伝熱管Pに渦電流を
発生させ、この渦電流の乱れを各コイル間で検出して伝
熱管Pの傷等の欠陥を検査するものである。こうして検
査を通過した伝熱管Pは、複数のガイドロール16を経
て整列巻きコイル17に整列巻きされて巻き取られ、さ
らにHeガスリーク検査、焼鈍、最終検査等の工程を経
て梱包、出荷される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
伝熱管Pの製造、検査工程のうち、特に上記探傷装置1
4による検査工程においては、伝熱管Pの表面にゴミや
油、あるいは銅粉や酸化銅などが付着していたりする
と、これらによっても伝熱管Pに発生する渦電流に乱れ
が生じ、これがノイズとして検出されてしまうため、伝
熱管Pの欠陥自体の探傷精度が損なわれてしまうという
問題が生じる。ここで、検査すべき対象物が比較的短い
管であるならば、水等の洗浄液を吹きかけてゴミ等を洗
い流した後に乾燥させたりすることによって清浄化を図
ることが可能であるが、上述のように電縫管方式により
連続して製造される長尺の伝熱管Pにおいては、一旦洗
浄液が管内に入り込むとこれを除去するのはきわめて困
難となるため、このような洗浄液による清浄化手段を採
ることはできない。
【0007】本発明は、このような背景の下になされた
ものであって、上述の伝熱管Pのような長尺物に対し
て、その表面に付着したゴミなどを、洗浄液等を用いる
ことなく効率的に除去して清浄化することが可能な清浄
化装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明は、長手方向に送り
出される長尺物の表面を清浄化するための長尺物の清浄
化装置であって、上記長尺物を間に挟み込んで対向する
ように少なくとも一対のパッドを上記長尺物に対して進
退可能に設けるとともに、これらのパッドと上記長尺物
との間にそれぞれ、回転可能かつ所定の回転位置にて固
定可能な一対のリールに巻き掛けられた清浄化帯体を上
記長尺物の送り方向に架け渡したことを特徴とするもの
である。しかるに、このような構成の清浄化装置によれ
ば、上記リールを固定した状態で上記パッドを長尺物に
対して前進させて、それぞれ清浄化帯体を間に長尺物を
挟み込むようにすることにより、長手方向に送られる長
尺物の表面をこの清浄化帯体によって拭き取るようにし
て、その清浄化を図ることができる。また、こうして長
尺物を清浄化することにより帯体が汚れてきた場合に
は、上記リールを回転させて帯体の汚れていない部分を
繰り出すことにより、常に清浄な帯体によって長尺物を
清浄化することができる。
【0009】ここで、清浄化すべき長尺物が上記伝熱管
のように立体的な表面を有している場合などには、少な
くとも二対の上記パッドを、上記長尺物の送り方向側か
ら見て互いに交差する方向にそれぞれ該長尺物を挟み込
むように配置することにより、当該長尺物の表面をその
全周に渡って確実に清浄化することができる。さらに、
このような場合に帯体と長尺物との密着性を十分に確保
するためには、上記清浄化帯体を、ネル布やフェルト等
の布材とすることが望ましく、また対をなす上記パッド
の互いに対向する押付面を、上記長尺物の表面形状に合
わせた形状に成形するとともに、該パッドの少なくとも
上記押付面の部分を弾性材によって形成するのが望まし
い。
【0010】さらにまた、上記長尺物が、長尺の平板条
材をその幅方向に湾曲させて突き合わされた両側縁部を
接合してなる上記電縫管のような金属管である場合に
は、当該清浄化装置を、上記金属管の製造工程におい
て、複数のコイルにより生じる渦電流によって該金属管
の欠陥を検出する探傷装置の上記送り方向手前側に配設
することにより、かかる探傷装置におけるノイズの発生
を抑えて探傷精度の向上を図ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の一実
施形態を示すものである。本実施形態において清浄化す
べき長尺物は、上述の図4に示したような電縫管方式に
よる製造工程によって製造される内面溝付き伝熱管Pで
あり、当該清浄化装置は、図5に示したかかる伝熱管P
の検査工程において、探傷装置14の直前に設けられ
る。すなわち、上述のように伝熱管Pは上記ラフコイラ
13から巻き解かれてストレートナ15により直線状に
延ばされ、その長手方向に沿った送り方向Fに送り出さ
れて上記探傷装置14に挿通されてゆくが、本実施形態
の清浄化装置は、この探傷装置14とストレートナ15
との間の、図5に符号Cで示す位置に設けられている。
【0012】ここで、本実施形態の清浄化装置では、そ
の伝熱管Pの送り方向Fの手前側(ストレートナ15
側)に、一対のパッド21,21が伝熱管Pを間にして
上下に対向するように設けられている。これらのパッド
21,21は、ゴムやポリウレタン等の樹脂材のように
弾性を有する材質より形成されてなるものであって、略
L字状の支持部材22の先端部に取り付けられており、
該支持部材22が図示しないエアシリンダ等の駆動手段
によって図1および図2に符号Aで示すように上下動す
ることにより、上記伝熱管Pに対して進退可能とされて
いる。また、該パッド21,21の伝熱管P側を向いて
互いに対向する押付面23,23は、清浄化すべき伝熱
管Pの表面形状に合わせて、図2に示すようにその中央
部が上記送り方向Fに亘って断面1/2円状に凹むよう
に形成されている。
【0013】さらに、各パッド21,21に対しては、
それぞれのパッド21の上記送り方向F側とその手前側
とに一対のリール24,25が設けられている。これら
のリール24,25はそれぞれ、水平かつ上記送り方向
Fに対して垂直となるようにベアリング26により支持
された回転軸27の先端に固定されてなるものであっ
て、この回転軸27の基端部には減速装置等を介してモ
ータ等の駆動装置が連結されており、この回転軸27と
ともにその軸線回りに回転可能、かつ所定の回転位置に
て固定可能とされている。また、上記送り方向Fについ
て各パッド21とリール24,25との間には、それぞ
れ伝熱管Pに近接した位置に、上記回転軸27に平行と
なるようにガイドピン28…が設けられている。
【0014】そして、このように上記伝熱管Pの上下に
設けられたリール24,25には、それぞれ上記送り方
向Fの手前側のリール24から送り方向F側のリール2
5にかけてテープ状に清浄化帯体29が巻き掛けられて
おり、この清浄化帯体29は上記ガイドピン28,28
に架けられて、上記パッド21と伝熱管Pとの間に、上
記走行方向Fに延びるように架け渡されている。ここ
で、この清浄化帯体29は、本実施形態ではネル布やフ
ェルト等のある程度弾力性、柔軟性を有する布材より成
るものであって、リール24,25が取り付けられた回
転軸27の上記回転・固定操作により、上記送り方向F
手前側のリール24から巻き解かれて送り方向F側に所
定量ずつ繰り出され、送り方向F側のリール25に巻き
取られるようになされている。
【0015】さらに本実施形態の清浄化装置では、図1
に示すように当該清浄化装置の上記送り方向F側(探傷
装置14側)にも、他の一対のパッド30,30が、駆
動手段により移動可能とされた支持部材31,31の先
端に取り付けられていて、伝熱管Pを間に挟んで互いに
対向するように、かつ該伝熱管P側に向けて進退可能に
設けられている。また、これらのパッド30,30のそ
れぞれについて、上記と同様にして、回転可能かつ所定
の回転位置にて固定可能な一対のリール32,33と、
ガイドピン34…と、上記リール32,33に巻き掛け
られてパッド30と伝熱管Pとの間に送り方向Fに架け
渡された清浄化帯体35とが備えられている。
【0016】ただし、これら他の一対のパッド30,3
0は、上記一対のパッド21,21が伝熱管Pを上下方
向に挟み込むように互いに対向して設けられていたのに
対し、図3に示すように水平方向に伝熱管Pを挟み込む
ように互いに対向して設けられており、すなわちこれら
二対のパッド21,21とパッド30,30とは、伝熱
管Pの送り方向F側から見て、図3に示す通り互いに直
交する方向に該伝熱管Pを挟み込むように配置されてい
る。そして、これに伴い、上記支持部材31,31に備
えられた駆動手段は、該支持部材31,31を図3に符
号Bで示すように水平方向に移動させることにより、パ
ッド30,30が伝熱管Pに対して進退するようになさ
れており、またこれら他の一対のパッド30,30に備
えられる上記リール32,33の回転軸36…および上
記ガイドピン34…も、図3に示すように送り方向Fに
垂直で、かつ上記回転軸27…およびガイドピン28…
にも垂直な方向、すなわち鉛直方向に延びるように配設
されることとなる。
【0017】しかるに、このように構成された清浄化装
置においては、上記清浄化帯体29,35が伝熱管Pと
パッド21,21および30,30との間を通ってリー
ル24,25および32,33間に巻き架けられ、かつ
各リール24,25,32,33および回転軸27…,
36…が固定された状態で、上記送り方向Fに送り出さ
れる伝熱管Pに向けて、上記駆動手段によってパッド2
1,21および30,30を前進させることにより、図
1に二点鎖線で示すように清浄化帯体29,29および
35,35がパッド21,21および30,30によっ
て伝熱管Pに押し付けられる。このため、伝熱管Pの表
面に付着したゴミや油、銅粉や酸化銅などは、該伝熱管
Pがパッド21,30に押し付けられた清浄化帯体2
9,35の部分を通過する際に、この清浄化帯体29,
35によって拭き取られてしまい、これにより伝熱管P
が清浄化される。
【0018】また、ある程度の長さの伝熱管Pが送り出
されて清浄化され、その表面に付着したゴミ等により清
浄化帯体29,35のパッド21,30に押し付けられ
ていた部分が汚れてしまった場合には、一旦伝熱管Pの
送り出しを中断し、支持部材22,31を上記駆動手段
によって後退させてパッド21,30を伝熱管P側から
離間させ、次いでリール24,25,32,33の回転
軸27…,36…に連結された上記駆動装置を駆動し
て、清浄化帯体29,31を図1に符号Cで示す方向に
所定量繰り出し、清浄化帯体29,31の清浄な部分が
伝熱管Pに面するようにして回転軸27…,36…を固
定する。そして、再びパッド21,30を伝熱管P側に
前進させて清浄化帯体29,31を伝熱管Pに押し付
け、該伝熱管Pを送り出すことにより、清浄化帯体2
9,31の新たに繰り出された部分によって伝熱管Pの
清浄化が行われる。また、このようにして清浄化帯体2
9,31が繰り出されていって、リール24,32に巻
回された清浄化帯体29,35がすべてリール25,3
3に巻き取られてしまったときには、これらのリール2
4,25,32,33を回転軸27…,36…から取り
外して、新しい清浄化帯体29,31が巻回されたもの
に取り替えればよい。
【0019】このように、上記構成の清浄化装置によれ
ば、電縫管方式によって製造されるような内面溝付き伝
熱管P(長尺物)に対し、その表面に付着したゴミなど
を水等の洗浄液を用いることなく除去して清浄化するこ
とができる。そして、本実施形態では、このような清浄
化装置を上記伝熱管Pの探傷装置14の手前に配置する
ことにより、伝熱管Pの表面に付着したゴミなどによっ
て探傷装置14による渦電流に乱れが生じるのを防止す
ることができ、これによって該探傷装置14におけるノ
イズの発生を大幅に抑えて探傷精度の向上を図ることが
可能となる。また、当該清浄化装置においてパッド2
1,30は清浄化濾布29,35を伝熱管Pに押さえ付
けているだけであり、送り方向Fに伝熱管Pが送り出さ
れるのを利用してその表面の清浄化を行うことができる
から、効率的であり、かつ伝熱管Pをその長手方向、す
なわち送り方向Fに亙って満遍なく清浄化することが可
能となる。さらに、清浄化帯体29,35が汚れた場合
には、上述のようにして清浄化帯体29,35を順次繰
り出すことにより、容易かつ速やかに清浄力を回復する
ことができる。
【0020】しかも、本実施形態では、二対のパッド2
1,21および30,30が伝熱管Pの送り方向F側か
ら見て互いに直交する方向に該伝熱管Pを間に挟んで対
向するように配設されており、これらのパッド21,3
0が清浄化帯体29,35を伝熱管Pに押し付けること
によって、該伝熱管Pの表面をその周方向に亙っても満
遍なく清浄化することができる。従って、本実施形態に
よれば、上述のように伝熱管Pがその送り方向Fに亙っ
て満遍なく清浄化されるのと相俟って、結果的に伝熱管
Pの表面全体を確実に清浄化することが可能となる。ま
た、これに加えて本実施形態では、上記パッド21,3
0の押付面23が、清浄化すべき長尺物である伝熱管P
の形状に合わせて、その中央部が1/2円状に凹むよう
に形成されており、従って上記清浄化帯体29,35は
この凹んだ部分と伝熱管Pとの間に挟み込まれるように
して伝熱管Pの表面に密着し、その清浄化に供されるこ
とになる。このため、パッド21,30によって押し付
けられた清浄化帯体29,35と伝熱管Pの表面との間
に隙間が生じたりするのを防ぐことができるので、これ
によっても伝熱管Pを満遍なく確実に清浄化することが
可能となる。
【0021】さらに、本実施形態では、上記清浄化帯体
29,35がネル布やフェルト等の比較的弾力、柔軟性
を有する布材により構成されているとともに、この清浄
化帯体29,35を伝熱管Pに押し付けるパッド21,
30もゴムやポリウレタン等の弾性材により形成されて
いる。このため、清浄化帯体29,35と伝熱管Pとの
密着性をより一層高めて、さらに確実な清浄化を促すこ
とができるとともに、かかる清浄化帯体29,35によ
って却って伝熱管Pの表面が傷つけられたり、パッド2
1,30による押付力により伝熱管Pに曲がりが生じた
りするような事態を未然に防止することができる。しか
も上記構成の清浄化装置では、それぞれ一対のパッド2
1,21および30,30が互いに対向して伝熱管Pを
間に挟み、清浄化帯体29,35を伝熱管Pに押し付け
るようになされているので、パッド21,30が伝熱管
Pを押し付ける力はパッド21,21同士およびパッド
30,30同士で互いに相殺されることとなる。従っ
て、上記清浄化装置では、これによっても伝熱管Pの曲
がりを防ぐことが可能となる。
【0022】なお、本実施形態では、上述のようにパッ
ド21,30を弾性材により形成して清浄化帯体29,
35の密着性を高めたりしているが、これに代えて、あ
るいはこれに併せて、パッド21,30をスプリング等
の弾性部材を介して支持部材22,31に取り付けるよ
うにしたり、パッド21,30を樹脂等の線材より成る
ブラシ状に構成したりしてもよい。また、本実施形態で
は、外周面の断面が円形の伝熱管Pを清浄化すべき長尺
物として、この伝熱管Pを、その送り方向F側から見て
互いに直交する方向に対向する二対のパッド21,21
および30,30により挟み込むようにしているが、清
浄化すべき長尺物の形状によっては、三対以上のパッド
によって長尺物を挟み込むようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
その長手方向に送られる長尺物を、水等の洗浄液を用い
ることなく効率的に清浄化することができる。従って、
特に電縫管方式によって製造される伝熱管の探傷装置に
よる検査工程などに用いて、伝熱管表面に付着したゴミ
や油、金属粉や酸化物などを除去することができ、これ
により探傷装置におけるノイズの発生を大幅に低減し
て、探傷精度の著しい向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1におけるXX断面図である。
【図3】図1におけるYY断面図である。
【図4】電縫管方式による内面溝付き伝熱管Pの製造工
程を示す図である。
【図5】図4に示す製造工程による伝熱管Pの検査工程
を示す図である。
【符号の説明】
21,30 パッド 22,31 支持部材 24,25,32,33 リール 27,36 回転軸 28,34 ガイドピン 29,35 清浄化帯体 P 伝熱管(長尺物) F 伝熱管Pの送り方向
フロントページの続き (72)発明者 幸野 晴夫 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に送り出される長尺物の表面を
    清浄化するための長尺物の清浄化装置であって、上記長
    尺物を間に挟み込んで対向するように少なくとも一対の
    パッドが上記長尺物に対して進退可能に設けられるとと
    もに、これらのパッドと上記長尺物との間にはそれぞ
    れ、回転可能かつ所定の回転位置にて固定可能な一対の
    リールに巻き掛けられた清浄化帯体が上記長尺物の送り
    方向に架け渡されていることを特徴とする長尺物の清浄
    化装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも二対の上記パッドが、上記長
    尺物の送り方向側から見て互いに交差する方向にそれぞ
    れ該長尺物を挟み込むように配置されているとともに、
    これらのパッドと上記長尺物との間にそれぞれ上記清浄
    化帯体が架け渡されていることを特徴とする請求項1に
    記載の長尺物の清浄化装置。
  3. 【請求項3】 上記清浄化帯体は、布材であることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の長尺物の清浄
    化装置。
  4. 【請求項4】 対をなす上記パッドの互いに対向する押
    付面は、上記長尺物の表面形状に合わせた形状に成形さ
    れているとともに、該パッドの少なくとも上記押付面の
    部分は弾性材によって形成されていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の長尺物の清
    浄化装置。
  5. 【請求項5】 上記長尺物は、長尺の平板条材をその幅
    方向に湾曲させて突き合わされた両側縁部を接合してな
    る金属管であり、当該清浄化装置は、上記金属管の製造
    工程において、複数のコイルにより生じる渦電流によっ
    て該金属管の欠陥を検出する探傷装置の上記送り方向手
    前側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載の長尺物の清浄化装置。
JP8024435A 1996-02-09 1996-02-09 長尺物の清浄化装置 Pending JPH09215966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8024435A JPH09215966A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 長尺物の清浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8024435A JPH09215966A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 長尺物の清浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09215966A true JPH09215966A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12138083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8024435A Pending JPH09215966A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 長尺物の清浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09215966A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11108399A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2005308728A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 非磁性金属管の表面欠陥検出方法および装置
CN108126958A (zh) * 2017-12-21 2018-06-08 王国锋 消化内科用胃镜清洗干燥一体机
CN108918659A (zh) * 2018-07-06 2018-11-30 中广核检测技术有限公司 一种核电厂无刷被动式硬质涡流探头信号线收放装置
CN115739872A (zh) * 2022-10-27 2023-03-07 中核武汉核电运行技术股份有限公司 蒸汽发生器传热管管间硬质丝状异物剪切的磨削加工装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11108399A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2005308728A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 非磁性金属管の表面欠陥検出方法および装置
CN108126958A (zh) * 2017-12-21 2018-06-08 王国锋 消化内科用胃镜清洗干燥一体机
CN108918659A (zh) * 2018-07-06 2018-11-30 中广核检测技术有限公司 一种核电厂无刷被动式硬质涡流探头信号线收放装置
CN115739872A (zh) * 2022-10-27 2023-03-07 中核武汉核电运行技术股份有限公司 蒸汽发生器传热管管间硬质丝状异物剪切的磨削加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0646078B2 (ja) 曲管の製造方法
CN119216782B (zh) 一种用于合金电阻的激光焊接机
JPH09215966A (ja) 長尺物の清浄化装置
JP2003001325A (ja) 電縫管のスクイズロール清掃機構
US4417701A (en) Method and means for controlling the manufacture of windings for inductive apparatus
CN218109941U (zh) 一种不锈钢制管机构
JPH09141515A (ja) 電縫管の製造装置
US6197461B1 (en) Multiple-seam electrostatographic imaging member and method of making electrostatographic imaging member
KR100356560B1 (ko) 복합관의 롤포밍장치
JP7013044B2 (ja) 鋼板用クリーナ装置
US2087723A (en) Machine for making heat transfer devices
JP2006296496A (ja) ブラシ体及びその製造方法
CN109996636A (zh) 焊接轮的清洁系统
CN1248796C (zh) 加肋管
US2276007A (en) Burr removing device
JP4611865B2 (ja) アルミニウム管の製造方法
KR200401416Y1 (ko) 조관기의 비드 제거장치
JPH09239435A (ja) 金属管の電縫装置
JPH08332519A (ja) スパイラルフィンチューブの製造装置および製造方法
CN209793324U (zh) 采用磨具用于辊面的毛刺清理装置
JP4860238B2 (ja) アルミニウム管の製造方法
KR200205249Y1 (ko) 용접부 표면 가공장치
JPH08309435A (ja) コイル状金属帯の切断装置
CN212800539U (zh) 一种钢带烤蓝设备
JP4857762B2 (ja) 金属帯の表面欠陥防止方法および表面欠陥防止設備