JPH09216152A - 端面研削装置及び端面研削方法 - Google Patents
端面研削装置及び端面研削方法Info
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- JPH09216152A JPH09216152A JP2384396A JP2384396A JPH09216152A JP H09216152 A JPH09216152 A JP H09216152A JP 2384396 A JP2384396 A JP 2384396A JP 2384396 A JP2384396 A JP 2384396A JP H09216152 A JPH09216152 A JP H09216152A
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体ウエハの周端部を高精度で且つ均一に
研削することができる端面研削装置及び端面研削方法を
提供する。 【解決手段】 スピンドル18はY軸方向に沿って配置
される。ウエハ2の外周部分の端面研削を行う場合に
は、テーブル14を回転しながら、スピンドル16をY
軸方向及びZ軸方向に移動することにより、ダイヤモン
ドホイール18をウエハ2に当接させる。また、ウエハ
2のオリフラ部分の端面研削を行う場合には、テーブル
14の回転を停止した状態で、スピンドル16をY軸方
向及びZ軸方向に移動すると共にテーブル14をX軸方
向に移動することにより、ダイヤモンドホイール18を
ウエハ2に当接させる。このとき、ダイヤモンドホイー
ル18の外周面はウエハ2に線状に接触するので、ダイ
ヤモンドホイール18及びウエハ2にかかる負荷を低減
することができる。
研削することができる端面研削装置及び端面研削方法を
提供する。 【解決手段】 スピンドル18はY軸方向に沿って配置
される。ウエハ2の外周部分の端面研削を行う場合に
は、テーブル14を回転しながら、スピンドル16をY
軸方向及びZ軸方向に移動することにより、ダイヤモン
ドホイール18をウエハ2に当接させる。また、ウエハ
2のオリフラ部分の端面研削を行う場合には、テーブル
14の回転を停止した状態で、スピンドル16をY軸方
向及びZ軸方向に移動すると共にテーブル14をX軸方
向に移動することにより、ダイヤモンドホイール18を
ウエハ2に当接させる。このとき、ダイヤモンドホイー
ル18の外周面はウエハ2に線状に接触するので、ダイ
ヤモンドホイール18及びウエハ2にかかる負荷を低減
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、特
にSOI(Silicon On Insulator)結晶についてその周
端部を研削する端面研削装置及び端面研削方法に関する
ものである。
にSOI(Silicon On Insulator)結晶についてその周
端部を研削する端面研削装置及び端面研削方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、特に、二枚のシリコンウ
エハを貼り合わせて作製されたSOI結晶については、
チッピング(chipping)、クラッキング及び支持基板へ
のディンプルを防止するためにその周端部を略L字状に
研削することが行われている。従来、かかる半導体ウエ
ハの端面研削においては、縦軸型の平面研削装置が用い
られている。この平面研削装置では、研削工具としてカ
ップホイールを用い、カップホイールが取り付けられる
スピンドルを鉛直方向(Z軸方向)に沿って配置してい
る。この縦軸型の平面研削装置を用いて半導体ウエハの
周端部を略L字状に研削する場合には、図17(a)に
示すように、まず、半導体ウエハ102をテーブル11
2に固定し、テーブル112をZ軸に平行な軸の回りに
回転する。そして、スピンドルを回転して、カップホイ
ール114に回転を与えた後、スピンドルをZ軸方向に
移動することにより、カップホイール114の作業面を
半導体ウエハ102に当接させて、半導体ウエハ102
の周端部を研削する。
エハを貼り合わせて作製されたSOI結晶については、
チッピング(chipping)、クラッキング及び支持基板へ
のディンプルを防止するためにその周端部を略L字状に
研削することが行われている。従来、かかる半導体ウエ
ハの端面研削においては、縦軸型の平面研削装置が用い
られている。この平面研削装置では、研削工具としてカ
ップホイールを用い、カップホイールが取り付けられる
スピンドルを鉛直方向(Z軸方向)に沿って配置してい
る。この縦軸型の平面研削装置を用いて半導体ウエハの
周端部を略L字状に研削する場合には、図17(a)に
示すように、まず、半導体ウエハ102をテーブル11
2に固定し、テーブル112をZ軸に平行な軸の回りに
回転する。そして、スピンドルを回転して、カップホイ
ール114に回転を与えた後、スピンドルをZ軸方向に
移動することにより、カップホイール114の作業面を
半導体ウエハ102に当接させて、半導体ウエハ102
の周端部を研削する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる縦軸
型の平面研削装置では、図17(b)に示すように、カ
ップホイール114の作業面は半導体ウエハ102に面
で接触することになる。このため、研削作業の際に、カ
ップホイール114と半導体ウエハ102には過大な負
荷がかかることになる。また、カップホイール114は
半導体ウエハ102に片側だけが当接するので、研削作
業の際に、カップホイール114がわずかではあるが傾
き、カップホイール114の作業面と半導体ウエハ10
2の上面との平行度を高精度で維持することができなく
なる。このため、従来の縦軸型の平面研削装置では、半
導体ウエハ102の周端部を研削した部分のバラツキが
大きく、周端部を高い精度で研削することができないと
いう問題があった。
型の平面研削装置では、図17(b)に示すように、カ
ップホイール114の作業面は半導体ウエハ102に面
で接触することになる。このため、研削作業の際に、カ
ップホイール114と半導体ウエハ102には過大な負
荷がかかることになる。また、カップホイール114は
半導体ウエハ102に片側だけが当接するので、研削作
業の際に、カップホイール114がわずかではあるが傾
き、カップホイール114の作業面と半導体ウエハ10
2の上面との平行度を高精度で維持することができなく
なる。このため、従来の縦軸型の平面研削装置では、半
導体ウエハ102の周端部を研削した部分のバラツキが
大きく、周端部を高い精度で研削することができないと
いう問題があった。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、半導体ウエハの周端部を高精度で且つ均一に研
削することができる端面研削装置及び端面研削方法を提
供することを目的とするものである。
であり、半導体ウエハの周端部を高精度で且つ均一に研
削することができる端面研削装置及び端面研削方法を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明に係る端面研削装置は、往復移
動及び回転が可能であって、半導体ウエハを固定する載
置台と、前記載置台の移動方向と前記載置台の回転軸方
向とに直角な方向に沿って配置され、前記直角な方向に
移動可能であると共に前記載置台の回転軸方向に移動可
能である主軸と、前記主軸の先端部に取り付けられ、前
記主軸を回転することにより回転が与えられる、外周部
に砥粒が設けられた円板状の研削工具と、前記載置台及
び前記主軸の移動を制御することにより、前記研削工具
の少なくとも外周面を前記半導体ウエハに線状に当接さ
せて前記半導体ウエハの周端部を略L字状に研削する制
御手段と、を備えることを特徴とするものである。
めの請求項1記載の発明に係る端面研削装置は、往復移
動及び回転が可能であって、半導体ウエハを固定する載
置台と、前記載置台の移動方向と前記載置台の回転軸方
向とに直角な方向に沿って配置され、前記直角な方向に
移動可能であると共に前記載置台の回転軸方向に移動可
能である主軸と、前記主軸の先端部に取り付けられ、前
記主軸を回転することにより回転が与えられる、外周部
に砥粒が設けられた円板状の研削工具と、前記載置台及
び前記主軸の移動を制御することにより、前記研削工具
の少なくとも外周面を前記半導体ウエハに線状に当接さ
せて前記半導体ウエハの周端部を略L字状に研削する制
御手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明に係る端面研削装置
は、請求項1記載の発明において、前記半導体ウエハ
は、二枚のシリコンウエハを貼り合わせて作製されたS
OI結晶であることを特徴とするものである。上記の目
的を達成するための請求項3記載の発明に係る端面研削
方法は、外周部に砥粒が設けられた円板状の研削工具を
回転し、前記研削工具の少なくとも外周面を半導体ウエ
ハに線状に当接させて前記半導体ウエハの周端部を略L
字状に研削することを特徴とするものである。
は、請求項1記載の発明において、前記半導体ウエハ
は、二枚のシリコンウエハを貼り合わせて作製されたS
OI結晶であることを特徴とするものである。上記の目
的を達成するための請求項3記載の発明に係る端面研削
方法は、外周部に砥粒が設けられた円板状の研削工具を
回転し、前記研削工具の少なくとも外周面を半導体ウエ
ハに線状に当接させて前記半導体ウエハの周端部を略L
字状に研削することを特徴とするものである。
【0007】請求項4記載の発明に係る端面研削方法
は、請求項3記載の発明において、前記半導体ウエハ
は、二枚のシリコンウエハを貼り合わせて作製されたS
OI結晶であることを特徴とするものである。
は、請求項3記載の発明において、前記半導体ウエハ
は、二枚のシリコンウエハを貼り合わせて作製されたS
OI結晶であることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明は前記の構成によって、主
軸を載置台の移動方向と載置台の回転軸方向とに直角な
方向に沿って配置した、いわゆる横軸型の構造にして、
半導体ウエハの周端部を研削することにより、研削作業
中に研削工具の外周面が傾くことがなくなり、また、研
削工具の外周面を半導体ウエハに対して線状に接触させ
ることができる。このため、従来の装置に比べて、研削
作業の際に研削工具や半導体ウエハにかかる負荷を低減
することができる。
軸を載置台の移動方向と載置台の回転軸方向とに直角な
方向に沿って配置した、いわゆる横軸型の構造にして、
半導体ウエハの周端部を研削することにより、研削作業
中に研削工具の外周面が傾くことがなくなり、また、研
削工具の外周面を半導体ウエハに対して線状に接触させ
ることができる。このため、従来の装置に比べて、研削
作業の際に研削工具や半導体ウエハにかかる負荷を低減
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
である端面研削装置の概略ブロック図、図2はその端面
研削装置の概略平面図、図3はその端面研削装置の概略
正面図、図4はその端面研削装置の概略側面図、図5は
その端面研削装置の研削部の概略図、図6はその端面研
削装置のスピンドルの上下送り機構を説明するための
図、図7はSOI(Silicon On Insulator)結晶を説明
するための図、図8はそのSOI結晶の周端部を研削す
る際に要求される研削精度の一例を示す図、図9は研削
工具を説明するための図、図10はSOI結晶の周端部
を研削するときの様子を示す図である。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
である端面研削装置の概略ブロック図、図2はその端面
研削装置の概略平面図、図3はその端面研削装置の概略
正面図、図4はその端面研削装置の概略側面図、図5は
その端面研削装置の研削部の概略図、図6はその端面研
削装置のスピンドルの上下送り機構を説明するための
図、図7はSOI(Silicon On Insulator)結晶を説明
するための図、図8はそのSOI結晶の周端部を研削す
る際に要求される研削精度の一例を示す図、図9は研削
工具を説明するための図、図10はSOI結晶の周端部
を研削するときの様子を示す図である。
【0010】本実施形態では、端面研削装置を用いて半
導体ウエハ(以下、単にウエハとも称する。)の周端部
を略L字状に研削する場合について考える。ここでは、
特に、半導体ウエハとしてSOI結晶を用いることにす
る。かかるSOI結晶は、図7に示すように、表面に酸
化膜が形成されたシリコンウエハ(支持基板)上に、表
面に酸化膜が形成されていないシリコンウエハ(活性基
板)を重ねた後、全体表面に酸化膜を形成すると同時に
二つのシリコンウエハを接着する貼り合わせ法によって
作製されたものである。このSOI結晶の端面研削は、
通常の面取り加工と同様にチッピング(chipping)、ク
ラッキング及び支持基板へのディンプル防止を目的とし
て行われる。周端部を研削されたSOI結晶は、各ユー
ザーの工場において、パターン処理部分(端面研削され
た部分以外の部分)の酸化膜部、シリコン部の研削を順
次行い、所定の厚さに仕上げられた後、パターン処理等
を行い、ダイシング工程に入ることになる。
導体ウエハ(以下、単にウエハとも称する。)の周端部
を略L字状に研削する場合について考える。ここでは、
特に、半導体ウエハとしてSOI結晶を用いることにす
る。かかるSOI結晶は、図7に示すように、表面に酸
化膜が形成されたシリコンウエハ(支持基板)上に、表
面に酸化膜が形成されていないシリコンウエハ(活性基
板)を重ねた後、全体表面に酸化膜を形成すると同時に
二つのシリコンウエハを接着する貼り合わせ法によって
作製されたものである。このSOI結晶の端面研削は、
通常の面取り加工と同様にチッピング(chipping)、ク
ラッキング及び支持基板へのディンプル防止を目的とし
て行われる。周端部を研削されたSOI結晶は、各ユー
ザーの工場において、パターン処理部分(端面研削され
た部分以外の部分)の酸化膜部、シリコン部の研削を順
次行い、所定の厚さに仕上げられた後、パターン処理等
を行い、ダイシング工程に入ることになる。
【0011】このSOI結晶の端面研削をする場合、た
とえば、図8に示すような研削精度が要求される。すな
わち、図8(a)に示すように、オリエンテーションフ
ラット(オリフラ)部分を除く外周部分(以下、単に外
周部分とも称する。)の研削幅はαmm、オリフラ部分
の研削幅はβmmである。図8(b)に示すオリフラ部
分の平行度はθ°以下である。また、図8(c)に示す
ように、活性基板を研削した部分(以下、テラス部と称
する。)の残厚はtμm、テラス部の残厚のバラツキは
rμm以下である。尚、一般に、SOI結晶を端面研削
する場合に要求される研削の寸法値は、各ユーザーによ
って多少異なる。
とえば、図8に示すような研削精度が要求される。すな
わち、図8(a)に示すように、オリエンテーションフ
ラット(オリフラ)部分を除く外周部分(以下、単に外
周部分とも称する。)の研削幅はαmm、オリフラ部分
の研削幅はβmmである。図8(b)に示すオリフラ部
分の平行度はθ°以下である。また、図8(c)に示す
ように、活性基板を研削した部分(以下、テラス部と称
する。)の残厚はtμm、テラス部の残厚のバラツキは
rμm以下である。尚、一般に、SOI結晶を端面研削
する場合に要求される研削の寸法値は、各ユーザーによ
って多少異なる。
【0012】本実施形態の端面研削装置は、図1及び図
2に示すように、研削部10と、NC制御部20と、搬
送機構部30と、搬送制御部40と、アライメント装置
50と、洗浄部60と、入力パネル70と、表示装置8
0とを備えるものである。ここでは、特に、端面研削装
置として、図2乃至図4に示すように、当社製のダイシ
ングマシンADM−6Fを改良したものを用いている。
その改良点は、ダイシングマシンADM−6Fに本来搭
載されているアライメント装置とは別に、上記のアライ
メント装置50を設けた点、また、切断工具の代わり
に、研削工具として、後述するダイヤモンドホイールを
用いた点である。
2に示すように、研削部10と、NC制御部20と、搬
送機構部30と、搬送制御部40と、アライメント装置
50と、洗浄部60と、入力パネル70と、表示装置8
0とを備えるものである。ここでは、特に、端面研削装
置として、図2乃至図4に示すように、当社製のダイシ
ングマシンADM−6Fを改良したものを用いている。
その改良点は、ダイシングマシンADM−6Fに本来搭
載されているアライメント装置とは別に、上記のアライ
メント装置50を設けた点、また、切断工具の代わり
に、研削工具として、後述するダイヤモンドホイールを
用いた点である。
【0013】研削部10は、図2及び図5に示すよう
に、送りテーブル12と、チャックテーブル14と、ス
ピンドル16と、ダイヤモンドホイール18とを有する
ものである。送りテーブル12は、ローラ12aにより
X軸方向(図5においては紙面に垂直な方向)に移動す
ることができる。図10においてチャックテーブル14
は、ウエハ2を載置すると共に真空吸着により固定する
台である。。チャックテーブル14は送りテーブル12
上に取り付けられ、回転駆動される。ここで、チャック
テーブル14の回転軸方向をZ軸方向とする。チャック
テーブル14の回転駆動には、ACサーボモータによる
ダイレクトドライブ方式を採用している。
に、送りテーブル12と、チャックテーブル14と、ス
ピンドル16と、ダイヤモンドホイール18とを有する
ものである。送りテーブル12は、ローラ12aにより
X軸方向(図5においては紙面に垂直な方向)に移動す
ることができる。図10においてチャックテーブル14
は、ウエハ2を載置すると共に真空吸着により固定する
台である。。チャックテーブル14は送りテーブル12
上に取り付けられ、回転駆動される。ここで、チャック
テーブル14の回転軸方向をZ軸方向とする。チャック
テーブル14の回転駆動には、ACサーボモータによる
ダイレクトドライブ方式を採用している。
【0014】スピンドル16は、その先端部に研削工具
を取り付けて回転する主軸である。本実施形態では、ス
ピンドル16をX軸方向とZ軸方向とに直角な方向(Y
軸方向)に沿って配置した、いわゆる横軸型の構造とし
ている。このスピンドル16の回転駆動には、高周波モ
ータを用いている。また、スピンドル16は、Y軸方向
に移動することができると共に、Z軸方向にも移動する
ことができる。スピンドル16のZ軸方向への上下送り
機構としては、図6に示すように、スピンドル16を旋
回中心部と上下送り駆動部との中央に設置した剛性の高
い支持方式を採用している。
を取り付けて回転する主軸である。本実施形態では、ス
ピンドル16をX軸方向とZ軸方向とに直角な方向(Y
軸方向)に沿って配置した、いわゆる横軸型の構造とし
ている。このスピンドル16の回転駆動には、高周波モ
ータを用いている。また、スピンドル16は、Y軸方向
に移動することができると共に、Z軸方向にも移動する
ことができる。スピンドル16のZ軸方向への上下送り
機構としては、図6に示すように、スピンドル16を旋
回中心部と上下送り駆動部との中央に設置した剛性の高
い支持方式を採用している。
【0015】尚、送りテーブル12のX軸方向への送
り、スピンドル16のY軸方向への送り、及びスピンド
ル16のZ軸方向への送りには、摺動面にコロガリスラ
イドを使用したボールネジ駆動を採用し、ACデジタル
サーボモータとエンコーダによるセミクローズドループ
制御を行っている。かかる送り機構により、高精度の位
置決めを行うことができる。
り、スピンドル16のY軸方向への送り、及びスピンド
ル16のZ軸方向への送りには、摺動面にコロガリスラ
イドを使用したボールネジ駆動を採用し、ACデジタル
サーボモータとエンコーダによるセミクローズドループ
制御を行っている。かかる送り機構により、高精度の位
置決めを行うことができる。
【0016】ダイヤモンドホイール18は、外周部にダ
イヤモンド砥粒を接着した円板状の研削工具である。こ
のダイヤモンドホイール18は、スピンドル16を回転
することによって回転が与えられ、これによりウエハ2
の周端部を研削する。ここでは、ダイヤモンドホイール
18として、図9に示すように、型式が1A1であっ
て、ホイール外径はDmm、ホイール長さはTmm、砥
石層の厚さはXmm、穴径はHmmであるものを用いて
いる。
イヤモンド砥粒を接着した円板状の研削工具である。こ
のダイヤモンドホイール18は、スピンドル16を回転
することによって回転が与えられ、これによりウエハ2
の周端部を研削する。ここでは、ダイヤモンドホイール
18として、図9に示すように、型式が1A1であっ
て、ホイール外径はDmm、ホイール長さはTmm、砥
石層の厚さはXmm、穴径はHmmであるものを用いて
いる。
【0017】NC制御部20は、送りテーブル12、チ
ャックテーブル14、スピンドル16の動作を制御する
ものである。本実施形態では、ウエハの周端部を研削す
る作業を、オリフラ部分を除く外周部分の研削と、オリ
フラ部分の研削とに分けて行う。外周部分を研削する場
合には、NC制御部20は、図10(a)に示すよう
に、チャックテーブル14を回転させながら、スピンド
ル16をY軸方向及びZ軸方向に移動することにより、
ウエハとダイヤモンドホイール18との当接位置を調節
し、ウエハの外周部分をダイヤモンドホイール18の外
周面で略L字状に研削する。一方、オリフラ部分を研削
する場合には、チャックテーブル14の回転を停止した
状態で、スピンドル16をY軸方向及びZ軸方向に移動
すると共に、送りテーブル12をX軸方向に移動するこ
とにより、ウエハとダイヤモンドホイール18との当接
位置を調節し、オリフラ部分をダイヤモンドホイール1
8の外周面で略L字状に研削する。尚、ダイヤモンドホ
イール18の側面でウエハの周端部を研削してもよい。
ャックテーブル14、スピンドル16の動作を制御する
ものである。本実施形態では、ウエハの周端部を研削す
る作業を、オリフラ部分を除く外周部分の研削と、オリ
フラ部分の研削とに分けて行う。外周部分を研削する場
合には、NC制御部20は、図10(a)に示すよう
に、チャックテーブル14を回転させながら、スピンド
ル16をY軸方向及びZ軸方向に移動することにより、
ウエハとダイヤモンドホイール18との当接位置を調節
し、ウエハの外周部分をダイヤモンドホイール18の外
周面で略L字状に研削する。一方、オリフラ部分を研削
する場合には、チャックテーブル14の回転を停止した
状態で、スピンドル16をY軸方向及びZ軸方向に移動
すると共に、送りテーブル12をX軸方向に移動するこ
とにより、ウエハとダイヤモンドホイール18との当接
位置を調節し、オリフラ部分をダイヤモンドホイール1
8の外周面で略L字状に研削する。尚、ダイヤモンドホ
イール18の側面でウエハの周端部を研削してもよい。
【0018】本実施形態の端面研削装置では、スピンド
ル16をY軸方向(水平方向)に沿って配置した、いわ
ゆる横軸型の構造としているので、図10(b)に示す
ように、ダイヤモンドホイール18の外周面がウエハに
線状に接触することになる。このため、従来の縦軸型の
平面研削装置に比べて、ウエハの周端部を研削する際に
ダイヤモンドホイール18及びウエハに過大な負荷がか
かるのを防止することができるという利点がある。
ル16をY軸方向(水平方向)に沿って配置した、いわ
ゆる横軸型の構造としているので、図10(b)に示す
ように、ダイヤモンドホイール18の外周面がウエハに
線状に接触することになる。このため、従来の縦軸型の
平面研削装置に比べて、ウエハの周端部を研削する際に
ダイヤモンドホイール18及びウエハに過大な負荷がか
かるのを防止することができるという利点がある。
【0019】搬送機構部30は、図2及び図4に示すよ
うに、ウエハカセット32と、リフター34と、シフタ
ー36とを有する。ウエハカセット32は、ウエハを収
納するものである。このウエハカセット32は、図3に
示す端面研削装置の前面の扉90を開けて、内部に格納
された後、エレベータ機構により所定の位置まで上昇す
る。リフター34は、ウエハをウエハカセット32とシ
フター36との間を搬送するものである。リフター34
は、図2において上下方向に移動することができる。リ
フター34の先端部にはバキュームパッドが取り付けら
れており、真空吸着によりウエハを下側から保持する。
また、シフター36は、ウエハを研削部10、アライメ
ント装置50、洗浄部60等に搬送するものである。シ
フター36は、図2において左右方向に移動することが
できると共に紙面に垂直な方向に移動することができ
る。このシフター36の先端部にも、リフター34と同
様にバキュームパッドが取り付けられており、真空吸着
によりウエハを上側から保持する。ここで、リフター3
4とシフター36との間でウエハを受け渡す際には、パ
ッドからパッドへの手渡し方式を採用しており、これに
より、ウエハを確実に受け渡すことができると共に、ウ
エハのクリーン度を保持することができる。また、搬送
制御部40は、NC制御部20からの指示に基づいてウ
エハカセット32、リフター34、シフター36の動作
を制御する。
うに、ウエハカセット32と、リフター34と、シフタ
ー36とを有する。ウエハカセット32は、ウエハを収
納するものである。このウエハカセット32は、図3に
示す端面研削装置の前面の扉90を開けて、内部に格納
された後、エレベータ機構により所定の位置まで上昇す
る。リフター34は、ウエハをウエハカセット32とシ
フター36との間を搬送するものである。リフター34
は、図2において上下方向に移動することができる。リ
フター34の先端部にはバキュームパッドが取り付けら
れており、真空吸着によりウエハを下側から保持する。
また、シフター36は、ウエハを研削部10、アライメ
ント装置50、洗浄部60等に搬送するものである。シ
フター36は、図2において左右方向に移動することが
できると共に紙面に垂直な方向に移動することができ
る。このシフター36の先端部にも、リフター34と同
様にバキュームパッドが取り付けられており、真空吸着
によりウエハを上側から保持する。ここで、リフター3
4とシフター36との間でウエハを受け渡す際には、パ
ッドからパッドへの手渡し方式を採用しており、これに
より、ウエハを確実に受け渡すことができると共に、ウ
エハのクリーン度を保持することができる。また、搬送
制御部40は、NC制御部20からの指示に基づいてウ
エハカセット32、リフター34、シフター36の動作
を制御する。
【0020】アライメント装置50は、ウエハの位置合
わせを行うものであり、具体的には、ウエハの中心位置
をチャックテーブル14の中心位置に合わせると共に、
オリフラの位置を所定方向に合わせる。かかるアライメ
ント装置50としては、透過型センサによる非接触検出
方法を採用したものを用いている。洗浄部60は、図2
に示すように、チャック洗浄装置62と、ウエハ洗浄装
置64と、クリーナ装置66と、図示しないブロー装置
とを有する。チャック洗浄装置62は、ウエハをチャッ
クテーブル14に載置する前に、チャックテーブル14
を洗浄するものである。ウエハ洗浄装置64は、ウエハ
の周端部を研削した後に、ウエハをチャックテーブル1
4上に載せた状態で、ウエハの上面を洗浄し、エアーブ
ローを施すものである。また、クリーナ装置66は、研
削後のウエハを回転しながら、純水をかけて洗浄し、ウ
エハの上面にエアーブローを施すものであり、ブロー装
置は、クリーナ装置66での洗浄が終了した後、ウエハ
をシフター36で保持した状態で、ウエハの裏面にエア
ーブローを施すものである。
わせを行うものであり、具体的には、ウエハの中心位置
をチャックテーブル14の中心位置に合わせると共に、
オリフラの位置を所定方向に合わせる。かかるアライメ
ント装置50としては、透過型センサによる非接触検出
方法を採用したものを用いている。洗浄部60は、図2
に示すように、チャック洗浄装置62と、ウエハ洗浄装
置64と、クリーナ装置66と、図示しないブロー装置
とを有する。チャック洗浄装置62は、ウエハをチャッ
クテーブル14に載置する前に、チャックテーブル14
を洗浄するものである。ウエハ洗浄装置64は、ウエハ
の周端部を研削した後に、ウエハをチャックテーブル1
4上に載せた状態で、ウエハの上面を洗浄し、エアーブ
ローを施すものである。また、クリーナ装置66は、研
削後のウエハを回転しながら、純水をかけて洗浄し、ウ
エハの上面にエアーブローを施すものであり、ブロー装
置は、クリーナ装置66での洗浄が終了した後、ウエハ
をシフター36で保持した状態で、ウエハの裏面にエア
ーブローを施すものである。
【0021】入力パネル70は、ウエハの端面研削に関
して所定のパラメータを入力するものである。オリフラ
部分の端面研削に関するパラメータとしては、図13に
示すように、ウエハ直径、ウエハ中心とオリフラとの距
離であるオリフラ位置、オリフラの研削幅、オリフラの
一端からオリフラ方向に延長した長さであるオーバーラ
ン長さ、ウエハ厚さ、ウエハの研削残厚、ダイヤモンド
ホイール18が一回の下降で研削する深さである一回当
たりの研削深さ、送りテーブル12のX軸方向への移動
速度、リトラクト量、スパークアウト回数等がある。ま
た、外周部分の端面研削に関するパラメータとしては、
図15に示すように、ウエハ直径、外周部分の研削幅、
ウエハ厚さ、チャックテーブル14の回転数及び回転方
向、ウエハの研削残厚、ダイヤモンドホイール18が一
回の下降で研削する深さである一回当たりの研削深さ、
スパークアウトタイマ等がある。図3に示す表示装置8
0は、入力パネル70からパラメータを入力する際にそ
のパラメータの設定画面を表示したりするものである。
して所定のパラメータを入力するものである。オリフラ
部分の端面研削に関するパラメータとしては、図13に
示すように、ウエハ直径、ウエハ中心とオリフラとの距
離であるオリフラ位置、オリフラの研削幅、オリフラの
一端からオリフラ方向に延長した長さであるオーバーラ
ン長さ、ウエハ厚さ、ウエハの研削残厚、ダイヤモンド
ホイール18が一回の下降で研削する深さである一回当
たりの研削深さ、送りテーブル12のX軸方向への移動
速度、リトラクト量、スパークアウト回数等がある。ま
た、外周部分の端面研削に関するパラメータとしては、
図15に示すように、ウエハ直径、外周部分の研削幅、
ウエハ厚さ、チャックテーブル14の回転数及び回転方
向、ウエハの研削残厚、ダイヤモンドホイール18が一
回の下降で研削する深さである一回当たりの研削深さ、
スパークアウトタイマ等がある。図3に示す表示装置8
0は、入力パネル70からパラメータを入力する際にそ
のパラメータの設定画面を表示したりするものである。
【0022】次に、本実施形態の端面研削装置の動作に
ついて図11を用いて説明する。図11はその端面研削
装置の全体動作についてのフローチャートである。ま
ず、予めチャック洗浄装置62でチャックテーブル14
を洗浄しておく(step12)。次に、ウエハカセット32
に収納されているウエハのうち、今回端面研削を行うウ
エハの位置を割り出し(step14)、リフター34はウエ
ハを下側から真空吸着してウエハカセット32から引き
出す(step16)。シフター36はリフター34の位置に
移動し、そのウエハを上側から真空吸着した後に、リフ
ター34のエアー吸引を止め、ウエハがリフター34か
らシフター36に受け渡される(step18)。次に、シフ
ター36はアライメント装置50に移動し、アライメン
ト装置50のテーブル上にウエハを載置する(step2
2)。アライメント装置50では、ウエハの中心位置を
チャックテーブル14の中心位置に合わせると共に、オ
リフラの位置を所定方向に合わせる(step24)。その
後、シフター36はアライメント装置50上に載置され
たウエハを吸着及び離脱させ(step26)、チャックテー
ブル14に移動した後、ウエハをチャックテーブル14
上に載置させると、チャックテーブル14はウエハを真
空吸着して固定する(step28)。
ついて図11を用いて説明する。図11はその端面研削
装置の全体動作についてのフローチャートである。ま
ず、予めチャック洗浄装置62でチャックテーブル14
を洗浄しておく(step12)。次に、ウエハカセット32
に収納されているウエハのうち、今回端面研削を行うウ
エハの位置を割り出し(step14)、リフター34はウエ
ハを下側から真空吸着してウエハカセット32から引き
出す(step16)。シフター36はリフター34の位置に
移動し、そのウエハを上側から真空吸着した後に、リフ
ター34のエアー吸引を止め、ウエハがリフター34か
らシフター36に受け渡される(step18)。次に、シフ
ター36はアライメント装置50に移動し、アライメン
ト装置50のテーブル上にウエハを載置する(step2
2)。アライメント装置50では、ウエハの中心位置を
チャックテーブル14の中心位置に合わせると共に、オ
リフラの位置を所定方向に合わせる(step24)。その
後、シフター36はアライメント装置50上に載置され
たウエハを吸着及び離脱させ(step26)、チャックテー
ブル14に移動した後、ウエハをチャックテーブル14
上に載置させると、チャックテーブル14はウエハを真
空吸着して固定する(step28)。
【0023】次に、研削部10では、オリフラ部分の端
面研削と、外周部分の端面研削とを行う(step32)。最
初に、オリフラ部分の端面研削方法を説明する。図12
はオリフラ部分の周端部を研削する動作のフローチャー
ト、図13はオリフラ部分の周端部を研削する動作を説
明するための図である。まず、操作者は、表示装置80
の画面を見ながら、入力パネル70から図13に示すよ
うな各パラメータを入力する。各軸は原点に復帰させた
後(step62)、所定の加工位置に移動させる(step6
4)。すなわち、送りテーブル12をX軸方向に関して
所定のスタート点に移動し、スピンドル16をY軸方向
に関して所定のスタート点に移動する。ここで、送りテ
ーブル12のスタート点は、オーバラン長さに基づいて
決定され、スピンドル16のスタート点は、オリフラ位
置、オリフラの研削幅に基づいて決定される。また、ス
ピンドル16をZ軸方向に早送りで下降点に移動する。
下降点はチャックテーブル14の表面から、ウエハ厚さ
に数mmを加えた距離だけ高い位置として定められる。
次に、スピンドル16をZ軸方向の原点から一回当たり
の研削深さ分だけ下降し、一方向研削を行う(step6
6)。その後、スピンドル16をZ軸方向にリトラクト
させると共に、送りテーブル12をスタート点まで早戻
しする(step68)。次に、NC制御部20は、Z軸方向
の総研削深さがウエハ厚さからウエハの研削残厚を引い
た基準値に到達したかどうかを判定する(step72)。総
研削深さが基準値に到達していないと判定されると、再
び一方向研削が行われる。一方、総研削深さが基準値に
到達したと判定されると、スパークアウトさせた後(st
ep74)、スピンドル16を下降点に上昇移動させる。そ
の後、スピンドル16をZ軸方向に関して原点復帰さ
せ、送りテーブル12をX軸方向に関して原点復帰させ
ると共に、スピンドル16をY軸方向に関して原点復帰
させる(step76)。こうして、オリフラ部分の端面研削
作業が終了する。
面研削と、外周部分の端面研削とを行う(step32)。最
初に、オリフラ部分の端面研削方法を説明する。図12
はオリフラ部分の周端部を研削する動作のフローチャー
ト、図13はオリフラ部分の周端部を研削する動作を説
明するための図である。まず、操作者は、表示装置80
の画面を見ながら、入力パネル70から図13に示すよ
うな各パラメータを入力する。各軸は原点に復帰させた
後(step62)、所定の加工位置に移動させる(step6
4)。すなわち、送りテーブル12をX軸方向に関して
所定のスタート点に移動し、スピンドル16をY軸方向
に関して所定のスタート点に移動する。ここで、送りテ
ーブル12のスタート点は、オーバラン長さに基づいて
決定され、スピンドル16のスタート点は、オリフラ位
置、オリフラの研削幅に基づいて決定される。また、ス
ピンドル16をZ軸方向に早送りで下降点に移動する。
下降点はチャックテーブル14の表面から、ウエハ厚さ
に数mmを加えた距離だけ高い位置として定められる。
次に、スピンドル16をZ軸方向の原点から一回当たり
の研削深さ分だけ下降し、一方向研削を行う(step6
6)。その後、スピンドル16をZ軸方向にリトラクト
させると共に、送りテーブル12をスタート点まで早戻
しする(step68)。次に、NC制御部20は、Z軸方向
の総研削深さがウエハ厚さからウエハの研削残厚を引い
た基準値に到達したかどうかを判定する(step72)。総
研削深さが基準値に到達していないと判定されると、再
び一方向研削が行われる。一方、総研削深さが基準値に
到達したと判定されると、スパークアウトさせた後(st
ep74)、スピンドル16を下降点に上昇移動させる。そ
の後、スピンドル16をZ軸方向に関して原点復帰さ
せ、送りテーブル12をX軸方向に関して原点復帰させ
ると共に、スピンドル16をY軸方向に関して原点復帰
させる(step76)。こうして、オリフラ部分の端面研削
作業が終了する。
【0024】次に、外周部分の端面研削方法を説明す
る。図14は外周部分の周端部を研削する動作のフロー
チャート、図15は外周部分の周端部を研削する動作を
説明するための図である。まず、操作者は、表示装置8
0の画面を見ながら、入力パネル70から図15に示す
ような各パラメータを入力する。最初に、各軸は原点に
復帰させた後(step82)、所定の加工位置に移動させる
(step84)。すなわち、送りテーブル12をX軸方向に
関して所定のスタート点に移動し、スピンドル16をY
軸方向に関して所定のスタート点に移動する。ここで、
スピンドル16のスタート点は、ウエハ直径、外周部分
の研削幅に基づいて決定される。また、チャックテーブ
ル14の回転軸(B軸)を所定の角度位置のところでス
トップ(オリエンテーションストップ)させ、スピンド
ル16をZ軸方向に早送りで下降点に移動する。下降点
はチャックテーブル14の表面から、ウエハ厚さに数m
mを加えた距離だけ高い位置として定められる。その
後、チャックテーブル14をその回転軸回りに所定の回
転数で所定方向に回転する(step86)。次に、スピンド
ル16をZ軸方向の原点から一回当たりの研削深さ分だ
け下降することにより、外周部分の周端部を研削する
(step88)。次に、NC制御部20は、Z軸方向の総研
削深さがウエハ厚さからウエハの研削残厚を引いた基準
値に到達したかどうかを判定する(step92)。総研削深
さが基準値に到達していないと判定されると、外周部分
の周端部研削を続行する。一方、総研削深さが基準値に
到達したと判定されると、スパークアウトした後に(st
ep94)、スピンドル16を下降点に上昇移動させ、チャ
ックテーブル12の回転軸をオリエンテーションストッ
プする(step96)。そして、スピンドル16をZ軸方向
に関して原点復帰させ、送りテーブル12をX軸方向に
関して原点復帰させると共に、スピンドル16をY軸方
向に関して原点復帰させる(step98)。こうして、外周
部分の端面研削作業が終了する。
る。図14は外周部分の周端部を研削する動作のフロー
チャート、図15は外周部分の周端部を研削する動作を
説明するための図である。まず、操作者は、表示装置8
0の画面を見ながら、入力パネル70から図15に示す
ような各パラメータを入力する。最初に、各軸は原点に
復帰させた後(step82)、所定の加工位置に移動させる
(step84)。すなわち、送りテーブル12をX軸方向に
関して所定のスタート点に移動し、スピンドル16をY
軸方向に関して所定のスタート点に移動する。ここで、
スピンドル16のスタート点は、ウエハ直径、外周部分
の研削幅に基づいて決定される。また、チャックテーブ
ル14の回転軸(B軸)を所定の角度位置のところでス
トップ(オリエンテーションストップ)させ、スピンド
ル16をZ軸方向に早送りで下降点に移動する。下降点
はチャックテーブル14の表面から、ウエハ厚さに数m
mを加えた距離だけ高い位置として定められる。その
後、チャックテーブル14をその回転軸回りに所定の回
転数で所定方向に回転する(step86)。次に、スピンド
ル16をZ軸方向の原点から一回当たりの研削深さ分だ
け下降することにより、外周部分の周端部を研削する
(step88)。次に、NC制御部20は、Z軸方向の総研
削深さがウエハ厚さからウエハの研削残厚を引いた基準
値に到達したかどうかを判定する(step92)。総研削深
さが基準値に到達していないと判定されると、外周部分
の周端部研削を続行する。一方、総研削深さが基準値に
到達したと判定されると、スパークアウトした後に(st
ep94)、スピンドル16を下降点に上昇移動させ、チャ
ックテーブル12の回転軸をオリエンテーションストッ
プする(step96)。そして、スピンドル16をZ軸方向
に関して原点復帰させ、送りテーブル12をX軸方向に
関して原点復帰させると共に、スピンドル16をY軸方
向に関して原点復帰させる(step98)。こうして、外周
部分の端面研削作業が終了する。
【0025】次に、ワーク洗浄装置64は、ウエハをチ
ャックテーブル14上に載せた状態で、そのウエハの上
面を洗浄し、エアーブローを施す(step34)。このと
き、ウエハをウエハカセット32に収納する位置方向に
割り出す(step36)。そして、シフター36はチャック
テーブル14上に載置されたウエハを取り出した後、ク
リーナ装置66に移動し、クリーナ装置66のクリーナ
テーブル上にウエハを載置する(step38)。クリーナ装
置66では、ウエハを回転しながら、純水をかけて洗浄
し、ウエハの上面にエアーブローを施す(step42)。次
に、シフター36はクリーナ装置66上に載置されたウ
エハを吸着し(step44)、シフター36がウエハを保持
した状態で、ブロー装置にてウエハの裏面にエアーブロ
ーを施す(step46)。その後、リフター34は、シフタ
ー36からウエハを受け取り(step48)、ウエハカセッ
ト32の所定位置にそのウエハを収納する(step52)。
ャックテーブル14上に載せた状態で、そのウエハの上
面を洗浄し、エアーブローを施す(step34)。このと
き、ウエハをウエハカセット32に収納する位置方向に
割り出す(step36)。そして、シフター36はチャック
テーブル14上に載置されたウエハを取り出した後、ク
リーナ装置66に移動し、クリーナ装置66のクリーナ
テーブル上にウエハを載置する(step38)。クリーナ装
置66では、ウエハを回転しながら、純水をかけて洗浄
し、ウエハの上面にエアーブローを施す(step42)。次
に、シフター36はクリーナ装置66上に載置されたウ
エハを吸着し(step44)、シフター36がウエハを保持
した状態で、ブロー装置にてウエハの裏面にエアーブロ
ーを施す(step46)。その後、リフター34は、シフタ
ー36からウエハを受け取り(step48)、ウエハカセッ
ト32の所定位置にそのウエハを収納する(step52)。
【0026】本実施形態の端面研削装置では、スピンド
ルをY軸方向(水平方向)に沿って配置した、いわゆる
横軸型の構造にして、半導体ウエハの周端部を研削する
ことにより、研削作業中にダイヤモンドホイールの外周
面が傾くことがなくなり、また、ダイヤモンドホイール
の外周面を半導体ウエハに対して線状に接触させること
ができる。このため、従来の縦軸型の平面研削装置に比
べて、研削作業の際にダイヤモンドホイールや半導体ウ
エハにかかる負荷を低減することができるので、半導体
ウエハの周端部を高精度でしかも均一に研削することが
できる。
ルをY軸方向(水平方向)に沿って配置した、いわゆる
横軸型の構造にして、半導体ウエハの周端部を研削する
ことにより、研削作業中にダイヤモンドホイールの外周
面が傾くことがなくなり、また、ダイヤモンドホイール
の外周面を半導体ウエハに対して線状に接触させること
ができる。このため、従来の縦軸型の平面研削装置に比
べて、研削作業の際にダイヤモンドホイールや半導体ウ
エハにかかる負荷を低減することができるので、半導体
ウエハの周端部を高精度でしかも均一に研削することが
できる。
【0027】また、本発明者等は、本実施形態の端面研
削装置を用いて、実際にSOI結晶の端面研削を行い、
その効果を検証した。図16はSOI結晶の周端部を研
削した場合のテラス部残厚とその残厚バラツキについて
の計測結果を示す図である。従来の縦軸型の平面研削装
置を用いた場合には、テラス部残厚を最大でも約170
μmとしかできず、その残厚バラツキも±20μmとか
なり大きい。一方、本実施形態の端面研削装置を用いた
場合には、テラス部残厚を約30μmとすることがで
き、しかもその残厚バラツキを±3μm程度と小さく押
さえることができた。したがって、本実施形態の端面研
削装置は、二枚のシリコンウエハを貼り合わせて作製さ
れたSOI結晶の周端部を研削する場合のように、高精
度で周端部を研削することが要求される場合に使用する
のに好適である。ところで、従来の縦軸型の平面研削装
置を用いて、半導体ウエハの周端部を研削した場合に
は、その研削した面にディンプルと称される微小が窪み
が多数生じてしまう。本発明者等は、本実施形態の端面
研削装置を用いて半導体ウエハの周端部を研削した場合
には、従来の縦軸型の平面研削装置を用いた場合に比べ
てディンプル数が1桁から2桁も少なく、ディンプル数
が大幅に低減することを確認した。
削装置を用いて、実際にSOI結晶の端面研削を行い、
その効果を検証した。図16はSOI結晶の周端部を研
削した場合のテラス部残厚とその残厚バラツキについて
の計測結果を示す図である。従来の縦軸型の平面研削装
置を用いた場合には、テラス部残厚を最大でも約170
μmとしかできず、その残厚バラツキも±20μmとか
なり大きい。一方、本実施形態の端面研削装置を用いた
場合には、テラス部残厚を約30μmとすることがで
き、しかもその残厚バラツキを±3μm程度と小さく押
さえることができた。したがって、本実施形態の端面研
削装置は、二枚のシリコンウエハを貼り合わせて作製さ
れたSOI結晶の周端部を研削する場合のように、高精
度で周端部を研削することが要求される場合に使用する
のに好適である。ところで、従来の縦軸型の平面研削装
置を用いて、半導体ウエハの周端部を研削した場合に
は、その研削した面にディンプルと称される微小が窪み
が多数生じてしまう。本発明者等は、本実施形態の端面
研削装置を用いて半導体ウエハの周端部を研削した場合
には、従来の縦軸型の平面研削装置を用いた場合に比べ
てディンプル数が1桁から2桁も少なく、ディンプル数
が大幅に低減することを確認した。
【0028】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。たとえば、上記の実施形態では、ウエハの
周端部を研削する際に、まず、オリフラ部分の端面研削
を行った後、外周部分の端面研削を行う場合について説
明したが、逆に、外周部分の端面研削を行った後に、オ
リフラ部分の端面研削を行うようにしてもよい。また、
上記実施形態の端面研削装置では、必要に応じて、オリ
フラ部分の端面研削のみを行ったり、外周部分の端面研
削のみを行うことも可能である。
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。たとえば、上記の実施形態では、ウエハの
周端部を研削する際に、まず、オリフラ部分の端面研削
を行った後、外周部分の端面研削を行う場合について説
明したが、逆に、外周部分の端面研削を行った後に、オ
リフラ部分の端面研削を行うようにしてもよい。また、
上記実施形態の端面研削装置では、必要に応じて、オリ
フラ部分の端面研削のみを行ったり、外周部分の端面研
削のみを行うことも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、主軸を載置台の移動方向と載置台の回転軸方
向とに直角な方向に沿って配置した、いわゆる横軸型の
構造にして、半導体ウエハの周端部を研削することによ
り、研削作業中に研削工具の外周面が傾くことがなくな
り、また、研削工具の外周面を半導体ウエハに対して線
状に接触させることができるため、従来の装置に比べ
て、研削作業の際に研削工具や半導体ウエハにかかる負
荷を低減することができるので、半導体ウエハの周端部
を高精度でしかもチッピング、クラッキング及び支持基
板へのディンプルを防止して研削することができる端面
研削装置を提供することができる。
によれば、主軸を載置台の移動方向と載置台の回転軸方
向とに直角な方向に沿って配置した、いわゆる横軸型の
構造にして、半導体ウエハの周端部を研削することによ
り、研削作業中に研削工具の外周面が傾くことがなくな
り、また、研削工具の外周面を半導体ウエハに対して線
状に接触させることができるため、従来の装置に比べ
て、研削作業の際に研削工具や半導体ウエハにかかる負
荷を低減することができるので、半導体ウエハの周端部
を高精度でしかもチッピング、クラッキング及び支持基
板へのディンプルを防止して研削することができる端面
研削装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である端面研削装置の概略
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】その端面研削装置の概略平面図である。
【図3】その端面研削装置の概略正面図である。
【図4】その端面研削装置の概略側面図である。
【図5】その端面研削装置の研削部の概略図である。
【図6】その端面研削装置のスピンドルの上下送り機構
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図7】SOI結晶を説明するための図である。
【図8】そのSOI結晶の周端部を研削する際に要求さ
れる研削精度の一例を示す図である。
れる研削精度の一例を示す図である。
【図9】研削工具を説明するための図である。
【図10】本実施形態の端面研削装置において半導体ウ
エハの周端部を研削するときの様子を示す図である。
エハの周端部を研削するときの様子を示す図である。
【図11】その端面研削装置の全体動作についてのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】オリフラ部分の周端部を研削する動作のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】オリフラ部分の周端部を研削する動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図14】外周部分の周端部を研削する動作のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】外周部分の周端部を研削する動作を説明する
ための図である。
ための図である。
【図16】SOI結晶の周端部を研削した場合のテラス
部残厚とその残厚バラツキについての計測結果を示す図
である。
部残厚とその残厚バラツキについての計測結果を示す図
である。
【図17】従来の縦軸型の平面研削装置について半導体
ウエハの周端部を研削する動作を説明するための図であ
る。
ウエハの周端部を研削する動作を説明するための図であ
る。
2 半導体ウエハ 10 研削部 12 送りテーブル 14 チャックテーブル 16 スピンドル 18 ダイヤモンドホイール 20 NC制御部 30 搬送機構部 32 ウエハカセット 34 リフター 36 シフター 40 搬送制御部 50 アライメント装置 60 洗浄部 62 チャック洗浄装置 64 ウエハ洗浄装置 66 クリーナ装置 70 入力パネル 80 表示装置 90 扉
Claims (4)
- 【請求項1】 往復移動及び回転が可能であって、半導
体ウエハを固定する載置台と、 前記載置台の移動方向と前記載置台の回転軸方向とに直
角な方向に沿って配置され、前記直角な方向に移動可能
であると共に前記載置台の回転軸方向に移動可能である
主軸と、 前記主軸の先端部に取り付けられ、前記主軸を回転する
ことにより回転が与えられる、外周部に砥粒が設けられ
た円板状の研削工具と、 前記載置台及び前記主軸の移動を制御することにより、
前記研削工具の少なくとも外周面を前記半導体ウエハに
線状に当接させて前記半導体ウエハの周端部を略L字状
に研削する制御手段と、 を備えることを特徴とする端面研削装置。 - 【請求項2】 前記半導体ウエハは、二枚のシリコンウ
エハを貼り合わせて作製されたSOI結晶であることを
特徴とする請求項1記載の端面研削装置。 - 【請求項3】 外周部に砥粒が設けられた円板状の研削
工具を回転し、前記研削工具の少なくとも外周面を半導
体ウエハに線状に当接させて前記半導体ウエハの周端部
を略L字状に研削することを特徴とする端面研削方法。 - 【請求項4】 前記半導体ウエハは、二枚のシリコンウ
エハを貼り合わせて作製されたSOI結晶であることを
特徴とする請求項3記載の端面研削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2384396A JPH09216152A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 端面研削装置及び端面研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2384396A JPH09216152A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 端面研削装置及び端面研削方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216152A true JPH09216152A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12121690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2384396A Pending JPH09216152A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 端面研削装置及び端面研削方法 |
Country Status (1)
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-
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