JPH09216646A - ピルファープルーフキャップ - Google Patents
ピルファープルーフキャップInfo
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Abstract
内でねじ蓋がねじ戻されても、密封状態が確実に保持さ
れるようにする。 【手段】パッキン9に、瓶口A1の内周面にきっちり嵌
まり込む中栓部10を形成する。中栓部10が瓶口A1
に嵌合する上下長さ寸法L2を、開封に要するねじ蓋1
の上昇ストロークL1よりも大きい寸法に設定する。開
封に至らない範囲でねじ蓋1をねじ戻した場合、パッキ
ン9の中栓部10は瓶口A1に嵌合したままであるた
め、ホット充填法で瓶Aの内部が減圧状態にされている
場合、その減圧状態が保持されたままとなって密封状態
が保持される。
Description
の不正開封を確認できるようにしたピルファープルーフ
キャップに関するものである。
ねじ蓋を金属板で製造したものと合成樹脂製で製造した
ものとに大別され、このうち合成樹脂製のピルファープ
ルーフキャップを図4(A)で示している。このピルフ
ァープルーフキャップ20は、瓶口A1に着脱自在に嵌
着する下向き開口のねじ蓋21と、このねじ蓋21の下
端縁にブリッジ状等の脆弱部22を介して連接したリン
グ部(TEバンド:タッパー・エビデンス・バンド))
23とを備え、前記リング部23を、瓶口A1に形成し
たフランジ部A2の下面に下方から係止することによ
り、密封した後にねじ蓋21をねじ戻すと前記脆弱部2
2が千切れて開封されるように構成している。
は、ねじ蓋21の天板部と瓶口A1の上面との間をシー
ルする平板状のパッキン24を脱落不能に装着してい
る。そして、ペットボトル等の種々の素材から成る瓶
(容器)Aに飲料等の液体Bを包装する工程は、図5に
示すように、瓶Aを起立状態で移送する途次において、
先ず瓶Aの内部にノズル25から液体Bを充填し、次い
で、整列して搬送されてきたピルファープルーフキャッ
プ20を瓶口A1に順次嵌めて行き、これを図示しない
締め具で瓶口A1にねじ込むと言う工程で行われる。
て瓶Aに充填し、液体Bが常温に冷めると瓶Aの内部の
圧力が大気圧以下になるように、すなわち、瓶Aの内部
が減圧状態に保持されるようにすることにより、パッキ
ン24を瓶口A1の頂面に密着した状態に保持し、以っ
て、瓶Aの内部を密封状態に保持すると言う真空充填法
(或いはホット充填法)が一般的に行われている(減圧
室内で包装することによって瓶Aの内部を減圧状態に保
持する場合もある)。
をねじ戻すとすぐに脆弱部22が千切れる訳ではなく、
瓶口A1のフランジ部A2とリング部(TEバンド)2
4との間の遊びや、リング部23及び脆弱部22の伸び
変形等があるため、ねじ蓋21をねじ戻し始めてからあ
る程度の寸法L1だけ上昇しないと脆弱部22は千切れ
ない。従って、例えば店頭等の流通段階において、いた
ずらや不注意により、開封に至らない状態までねじ蓋2
1をねじ戻してそのままに放置したり、或いは、開封に
至らない状態にねじ戻してから再び元の状態にねじ込ん
だりされる虞がある。
プ20は、ねじ蓋21をごく僅かでもねじ戻すとパッキ
ン24によるシールが解除されるため、減圧状態にあっ
た瓶口A1の内部に外部から空気が侵入して、瓶口A1
の内外の圧力差が解消されてしまうことになる。そし
て、脆弱部22が千切れない状態までねじ蓋21をねじ
戻した状態では、瓶口A1の内外が連通した状態になる
ため、外観上は未開封の状態であっても実質的に開封さ
れたのと同じ状態になっており、このため液体Bが変質
する等の不都合が生じる。また、ねじ蓋21を元の状態
にねじ込んだ状態であっても、瓶Aの内部の減圧状態は
解除されてしまうため、シール機能は著しく低下してし
まうことになる。
1の天板部21aに、瓶口A1の内周面に嵌合する筒部
26を一体形成することも行われているが、この構成で
は、筒部26はいわば片持ち梁の状態で下向きに突出し
ているに過ぎないため、加温した液体Bの熱によって筒
部26がへたる(塑性変形する)現象を抑止することが
できず、このため十分なシール機能を発揮させることは
困難であった。
みなされたもので、流通段階で不注意又はいたずらによ
ってねじ蓋が開封に至らない状態にねじ戻されても、密
封状態が確実に保持されるようにしたピルファープルー
フキャップを提供することを目的とするものである。
本発明は、「外周面にねじ山を造形した瓶口に着脱自在
に嵌着する下向き開口のねじ蓋と、該ねじ蓋における筒
部の下端縁に脆弱部を介して連接したリング部(TEバ
ンド)とを備え、前記リング部に、前記瓶口に形成した
フランジ部に下方から当たる係合部を形成することによ
り、密封した後にねじ蓋をねじ戻すと前記脆弱部が千切
れて開封されるように構成し、更に、前記ねじ蓋の内部
のうちその上部に、軟質合成樹脂製のパッキンを離脱不
能に取り付けて成るピルファープルーフキャップであっ
て、前記パッキンに、瓶口の内周面にきっちり嵌まり込
む中栓部を形成し、このパッキンとねじ蓋とを、少なく
ともねじ蓋をねじ戻し始めてから前記脆弱部が千切れる
までの範囲内では、中栓部が瓶口の内周面にきっちり嵌
まった状態が保持されるような関係に設定する」の構成
にした。
をねじ戻し始めてから前記脆弱部が千切れるまでの範囲
内で中栓部が瓶口の内周面にきっちり嵌まった状態が保
持されるような関係に設定する具体的形態としては、パ
ッキンの中栓部が瓶口に嵌合している上下長さ寸法を、
ねじ蓋が開封に至るまでの上下移動ストロークよりも長
い寸法に設定したり、パッキンとねじ蓋とがある程度の
寸法だけ相対的に上下動し得るように構成したりするこ
とができる。
千切れるに至る以前においてねじ蓋のねじ戻しをやめ
て、そのままに放置したり元の状態にねじ込んだりして
も、パッキンの中栓部が瓶口の内周面に密着した状態が
保持されているから、真空充填法によって瓶口の内部が
減圧状態になっている場合であっても、その減圧状態が
保持されて、確実に密封した状態が保持される。
部を形成して、この中栓部を瓶口の内周面に嵌め込んだ
ものであるから、パッキンを、その中栓部が瓶口の内周
面に強く突っ張るように形態にしたり、熱によって塑性
変形しにくい素材を選定したりすることができ、従っ
て、真空充填した瓶に適用した場合であっても、加温し
た液体による熱のためにパッキンが塑性変形したりへた
り現象を生じたりすることはない。
やいたずらによってねじ蓋が開封に至らない状態までね
じ戻された場合であっても、密封状態を確実に保持でき
る効果を有する。
面に基づいて説明する。図1〜図2は第1実施例であ
り、このうち図1(A)は分離斜視図、図1(B)は部
分的な分離断面図、図1(C)は開封後の斜視図、図2
(A)は密封状態の一部破断断面図、図2(B)は開封
途次の状態の部分破断断面図である。
の外周縁に筒部3を下向き突設して成るねじ蓋1を備え
ており、ねじ蓋1における筒部3の下端縁には、引き千
切り可能な細い多数の脆弱部4を介してリング部(TE
バンド)5を一体的に連結している。ねじ蓋1は、ポリ
プロピレン等の軟質合成樹脂で製造されている。前記リ
ング部5は、引き千切り可能な細巾部6を介してリング
状に形成されており、リング部5のうち細幅部6を挟ん
だ一端部は、引き千切り不能な広幅状ブリッジ部7を介
してねじ蓋1に連接されている。リング部5の内周面に
は、図2(A)に示すように、瓶口A1のフランジ部A
1に下方から引っ掛かる係合部8を形成している。敢え
て述べるまでもないが、係合部8は鉤状やひれ状(羽根
状)等の種々の形態にすることができる。
ポリエチレン等の軟質合成樹脂から成るパッキン9を装
着している。このパッキン9は、その略全体がねじ蓋1
の天板部2に密着するように形成されていて、瓶口A1
の内周面にきっちり嵌まり込む二重筒状の中栓部10を
下向きに突設している。中栓部10の外周面には、上下
2段の環状突起11を形成して、この環状突起11でシ
ールするようにしている。パッキン9のうち瓶口A1の
頂面に当たる部位には環状突起を下向きに突設してい
る。
筒状に形成しており、この筒状外周縁9aを、ねじ蓋1
における筒部3の上端部内面に形成した環状凹所12に
嵌め込むことにより、パッキン9をねじ蓋1から離脱不
能に保持している。言うまでもないが、パッキン9はそ
の弾性に抗してねじ蓋1内に押し込むことにより、ねじ
蓋1の内部に装着される。
て瓶口A1にねじ込まれ、ねじ込みにてリング部5が弾
性変形しつつ瓶口A1のフランジA2を乗り越えて行
き、完全にねじ込んだ状態では、リング部5の係合部8
が瓶口A1のフランジA2に対して上向き抜け不能に係
合している。また、ホット充填法によって液体Bを充填
すると瓶Aの内部は減圧状態になっているため、パッキ
ン9には、図2に白抜き矢印で示すように下向きの引っ
張り力が作用している。
(B)に示すように、リング部5が瓶口A1のフランジ
A2に係合した状態でねじ蓋1が上向き移動するため、
脆弱部4が千切れると共にリング部5の細巾部6が千切
れて、図1(C)に示すような状態となり、これによっ
て開封される。なお、この例では、リング部5は広幅状
ブリッジ部7を介してねじ蓋1に取付いたままになって
いる。これは、リサイクルの便やリング部5を幼児や動
物が口に入れる問題等を考慮したものである。
グ部5の係合部8と瓶口A1のフランジ部A2との間の
遊びや、リング部5及び脆弱部4の伸び変形等のため
に、ねじ蓋1をねじ戻し始めてから脆弱部4が千切れる
までにはある程度のストロークL1が必要である。そこ
で、中栓部10が瓶口A1の内周面に嵌合している上下
長さ寸法L2を、前記開封に要するねじ蓋1の上向き動
ストロークL1よりも大きい寸法に設定する。
至らない状態にねじ蓋1をねじ戻しても、パッキン9の
中栓部10は瓶口A1の内周面に嵌合したままであるか
ら、瓶Aの内部は減圧状態に保持されたままとなって、
密封状態が確実に保持されるのである。また、パッキン
9はねじ蓋1とは別体に構成されているから、実施例の
ように中栓部10を二重筒状に形成するなど、瓶口A1
に対して強く突っ張った状態が保持される断面形状に形
成することができ、従って、ホット充填法によって包装
する瓶Aに使用する場合であっても、熱によるへたり現
象を生じることなく、密封状態を確保できるのである。
施例では、パッキン9とねじ蓋1とが、開封に要するね
じ蓋1の上昇動ストロークL1と同じ程度の寸法だけ相
対的に上下摺動し得るように構成し、更に、中栓部10
が瓶口A1の内周面に嵌合している上下長さ寸法L3
を、前記ねじ蓋1のストロークL1と同じ程度かやや大
きい程度の寸法に設定したものである(この場合は、L
2+L3>L1であれば良い)。
ても、開封されるまではパッキン9は上昇しないため、
瓶Aの内部は減圧状態により確実に保持される。この実
施例では中栓部10は上向き開口の皿状に形成してお
り、その底部10aの弾性力によっても、中栓部10は
瓶口A1に対して突っ張った状態になる。なお、一点鎖
線で示すように、ねじ蓋1の天板部2に、中栓部10の
底板10aに当たる筒部13を形成して、底板10aの
変形を防止しても良い。
明は更に種々の形態に具体化できるものである。例えば
リング部はねじ蓋とは別体に形成して何らかの手段で離
脱不能に取り付けても良い。また、本発明は、ねじ蓋を
合成樹脂製とした場合に好適であるが、ねじ蓋を金属板
で製造したものに適用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】外周面にねじ山を造形した瓶口に着脱自在
に嵌着する下向き開口のねじ蓋と、該ねじ蓋における筒
部の下端縁に脆弱部を介して連接したリング部(TEバ
ンド)とを備え、前記リング部に、前記瓶口に形成した
フランジ部に下方から当たる係合部を形成することによ
り、密封した後にねじ蓋をねじ戻すと前記脆弱部が千切
れて開封されるように構成し、更に、前記ねじ蓋の内部
のうちその上部に、軟質合成樹脂製のパッキンを離脱不
能に取り付けて成るピルファープルーフキャップであっ
て、 前記パッキンに、瓶口の内周面にきっちり嵌まり込む中
栓部を形成し、このパッキンとねじ蓋とを、少なくとも
ねじ蓋をねじ戻し始めてから前記脆弱部が千切れるまで
の範囲内では、中栓部が瓶口の内周面にきっちり嵌まっ
た状態が保持されるような関係に設定していること、を
特徴とする合成樹脂製のピルファープルーフキャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8018663A JP3069036B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | ピルファープルーフキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8018663A JP3069036B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | ピルファープルーフキャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216646A true JPH09216646A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3069036B2 JP3069036B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=11977861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8018663A Expired - Lifetime JP3069036B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | ピルファープルーフキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3069036B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11180463A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 袋等に用いる蓋付き注出口 |
| JP2002293340A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 容器口部の密封用キャップ |
| JP2002293341A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 容器口部の密封用キャップ |
| JP2013010547A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ネジキャップ |
| JP2013241219A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-12-05 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 密閉栓 |
| JP2014205506A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 花王株式会社 | 容器 |
| CN109296619A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-02-01 | 浙江盛世瑞金紧固件有限公司 | 一种使用方便的防松防盗螺栓 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8018663A patent/JP3069036B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11180463A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 袋等に用いる蓋付き注出口 |
| JP2002293340A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 容器口部の密封用キャップ |
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| JP2013010547A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ネジキャップ |
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| JP2014205506A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 花王株式会社 | 容器 |
| CN109296619A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-02-01 | 浙江盛世瑞金紧固件有限公司 | 一种使用方便的防松防盗螺栓 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3069036B2 (ja) | 2000-07-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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