JPH0921697A - 振動センサ - Google Patents

振動センサ

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JPH0921697A
JPH0921697A JP17263795A JP17263795A JPH0921697A JP H0921697 A JPH0921697 A JP H0921697A JP 17263795 A JP17263795 A JP 17263795A JP 17263795 A JP17263795 A JP 17263795A JP H0921697 A JPH0921697 A JP H0921697A
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JP
Japan
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housing
vibration
vibration sensor
terminal
lead
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17263795A
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Inventor
Kenji Shibata
憲治 柴田
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング内でリード導体に弛みを生じるこ
とのない組立の容易な振動センサを提供する。 【解決手段】 第1のハウジング1は内部空間11を有
し、内部空間11は底部12と対向する側に開口部13
を有する。振動検出部2は内部空間11の内部に収納さ
れ、底部12に固定されている。振動検出部2の電極端
子部材22、23は、内部空間11内において、感振素
子21と一緒に底部12に固定されている。接触部22
1、231は感振素子21の電極212、213に接触
し、リード端子部222、232は開口部13の方向に
導出されている。第2のハウジング3は、外部に導出さ
れる端子導体31、32を有し、第1のハウジング1の
開口部13側において第1のハウジング1に気密に結合
され、端子導体31、32がリード端子部222、23
2と接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動センサに関す
る。本発明に係る振動センサは、例えば自動車等の内燃
機関のノッキング検出に用いられる。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のノッキングを検出して点火時
期をフィードバック制御するための振動センサを、その
方式から大別すると、共振型と非共振型に分類される。
【0003】共振型振動センサは、検出しようとする内
燃機関のノッキング周波数に振動センサの共振周波数を
合わせ込むように設計されており、一般には円板状金属
板に薄い圧電素子を貼付してその中心を支持する検出部
を有している。検出部は、振動センサに加えられる振動
加速度に応じた屈曲モードで振動する。この方式の特徴
は、検出部の共振を利用するために検出感度が高く、S
/Nがよいことにある。また、振動センサそのものがバ
ンドパスフィルタの機能を備えているため、信号処理回
路を簡略化できるという利点もある。しかし、エンジン
型式毎に共振周波数仕様を変更する必要があるため、エ
ンジン型式に沿った振動センサを提供しなければならな
いと言う問題点がある。製造工程においても、周波数調
整工程が必要である。
【0004】非共振型振動センサは、振動面に設置され
た圧電素子上に質量体を重畳することにより、質量体に
加わる振動加速度によって発生する力によって、圧電素
子をその厚み方向にひずませて電気信号を得る方式が一
般的である、この方式になる振動センサでは、圧電素子
の厚み方向の振動モードを利用するため、ノッキング周
波数よりも充分に高い検出部の共振周波数を設定できる
ので、広帯域でフラットな感度特性が得られる、従っ
て、エンジンの型式を選ばないので、汎用性に優れ、更
に製造工程において周波数調整工程が不要である等の利
点が得られる。
【0005】以上のように共振型及び非共振型とも一長
一短があるため、システムの設計しそうに応じて使い分
けられている。
【0006】ノックセンサとして用いられる場合、振動
センサは内燃機関のエンジンブロック上に取り付けられ
る。このため、ノックセンサのハウジングはエンジンブ
ロックの振動を正確に振動検出部に伝達し、劣悪な環境
下においても、検出部を保護することのできる気密性を
持った構造でなければならない。このような振動センサ
の構造は、例えば、特開昭56ー49925号公報、実
開昭57ー39335号、実開昭62ー128332号
公報等に開示されている。これらの先行技術文献に記載
された振動センサは、下部ハウジングと、感振素子とな
る圧電素子と、電極端子部材と、上部ハウジングとを含
む。下部ハウジングは内部空間を有し、内部空間は底部
と対向する側に開口部を有している。圧電素子は内部空
間の内部に収納され、底部に固定されている。電極端子
部材は内部空間内において、圧電素子と一緒に底部に固
定されている。上部ハウジングは、外部に導出される端
子導体を有し、第1のハウジングの開口部側において下
部ハウジングに気密に結合されている。電極端子のリー
ド端子部は、リード線を用いて、端子導体と接続されて
いる。
【0007】組立に当たり、下部ハウジングの開口部を
通って、下部ハウジング内に圧電素子及び電極端子の組
立体を挿入し、ねじ等の結合具を用いて、圧電素子及び
電極端子の組立体を下部ハウジング内に取り付け固定し
た後、電極端子と、上部ハウジングに備えられた端子導
体との間を、リード線で接続する。この後に、下部ハウ
ジングの開口部に上部ハウジングを気密に嵌め込んで固
定する。
【0008】このような組立工程が必要であるため、電
極端子のリード端子部と、端子導体とを接続するリード
線は、組立状態で実際に要求される長さよりもかなり長
くする必要がある。
【0009】上述したように、従来の振動センサでは、
感振素子を構成する圧電素子とともに、下部ハウジング
に固定される電極端子部材と、下部ハウジングに結合さ
れる上部ハウジングに備えられた端子導体との間を、不
必要に長いリード線で接続する構造をとっていたため、
リード線に弛みを生じる。このリード線の弛みに起因す
るリード線とハウジングとの間の電気的接触を回避する
必要から、絶縁被覆を施したリード線を用いる必要があ
った。また、リード線の弛みに起因して、リード線が下
部ハウジングと上部ハウジングとの組み込み工程におい
て、両者間に挟み込まれてしまう等の事故を生じる危険
もあった。このため、高効率の自動組立工程を採用する
ことができなかった。また、耐振動性に対する信頼性が
低いと言う問題点もあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、検出
すべき振動を正確に振動検出部に伝達し得る振動センサ
を提供することである。
【0011】本発明のもう一つの課題は、劣悪な環境下
においても、振動検出部を保護することのできる気密性
を持った構造の振動センサを提供することである。
【0012】本発明の更にもう一つの課題は、ハウジン
グ内でリード導体に弛みを生じることのない振動センサ
を提供することである。
【0013】本発明の更にもう一つの課題は、、耐振動
性に対する信頼性の高い振動センサを提供することであ
る。
【0014】本発明の更にもう一つの課題は、組立の容
易な振動センサを提供することである。
【0015】本発明の更にもう一つの課題は、ハウジン
グ内で絶縁被覆を施したリード導体を使用する必要のな
い振動センサを提供することである。
【0016】本発明の更にもう一つの課題は、組立工程
においてリード導体がハウジング構成部材によって挟み
込まれてしまう等の事故を生じる余地のない振動センサ
を提供することである。
【0017】本発明の更にもう一つの課題は、高効率の
自動組立工程を採用することの可能な振動センサを提供
することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明に係る振動センサは、第1のハウジング
と、振動検出部と、第2のハウジングとを含む。前記第
1のハウジングは内部空間を有し、前記内部空間は底部
と対向する側に開口部を有している。前記振動検出部
は、感振素子と、電極端子部材とを含み、前記内部空間
の内部に収納され、前記底部に固定されている。前記電
極端子部材は、接触部と、リード端子部とを有し、前記
内部空間内において、前記感振素子と一緒に前記底部に
固定され、前記接触部が前記感振素子の電極に接触し、
前記リード端子部が前記接触部に連続し前記開口部の方
向に導出されている。前記第2のハウジングは、外部に
導出される端子導体を有し、前記第1のハウジングの前
記開口部側において前記第1のハウジングに気密に結合
され、前記端子導体が前記リード端子部と接触してい
る。
【0019】上述のように、第1のハウジングは内部空
間を有し、振動検出部は第1のハウジングの内部空間の
内部に収納され底部に固定されている。この構造によれ
ば、ノックセンサとして用いる場合、第1のハウジング
を内燃機関のエンジンブロック上等の適当な位置に取り
付けることにより、エンジンブロックの振動を正確に振
動検出部に伝達することができる。
【0020】第2のハウジングは第1のハウジングの開
口部側において第1のハウジングに気密に結合される。
このため、例えば、内燃機関のノックセンサとして用い
た場合のように、劣悪な環境下においても、振動検出部
を保護することのできる気密性を持った構造の振動セン
サが得られる。
【0021】第1のハウジングの内部空間は底部と対向
する側に開口部を有しているから、振動検出部は、第1
のハウジングの開口部を通して、第1のハウジング内に
挿入し、第1のハウジング内に確実に固定することがで
きる。
【0022】振動検出部を構成する電極端子部材は、内
部空間内において、感振素子と一緒に底部に固定されて
いる。これにより、電極端子部材を、第1のハウジング
内で、感振素子と一体的に結合できる。
【0023】電極端子部材は、接触部が感振素子の電極
に接触しているから、感振素子の電極を、電極端子部材
を介して引き出すことができる。電極端子部材は、リー
ド端子部を有し、リード端子部は接触部に連続している
から、感振素子の電極を、電極端子部材の接触部及びリ
ード端子部を介して、引き出すことができる。
【0024】電極端子部材のリード端子部は開口部の方
向に導出されており、第2のハウジングは、外部に導出
される端子導体を有し、端子導体がリード端子部と接触
している。この構造によれば、第1のハウジングに、第
2のハウジングを結合させるだけで、第1のハウジング
に固定されている電極端子部材のリード端子部と、第2
のハウジングに備えられた端子導体とを、両者の直接接
触により、電気的に導通させることができる。電極端子
部材のリード端子部と、端子導体との間を、リード線に
よって接続する必要がない。
【0025】このため、ハウジング内でリード導体に弛
みを生じることのない振動センサが得られる。しかも、
リード線の弛みによる耐振動性の低下を生じる余地がな
い。また、第1のハウジングに第2のハウジングを結合
させるだけで、 第1のハウジングに固定されている電
極端子部材のリード端子部と、第2のハウジングに備え
られた端子導体とを、電気的に導通させることができる
ので、組立が容易である。
【0026】更に、電極端子部材のリード端子と、第2
のハウジングに備えられた端子導体とが直接接触するの
で、ハウジング内で絶縁被覆を施したリード導体を使用
する必要がなくなり、組立作業性が一層向上する。しか
も、組立工程においてリード導体が、第1のハウジング
と、第2のハウジングとの間で挟み込まれてしまう等の
事故を生じる余地もない。これらの総合的な効果とし
て、高効率の自動組立工程を採用することが可能にな
る。
【0027】本発明の他の特徴及びそれによる作用効果
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る振動センサは、主
に、内燃機関のエンジンブロック上に取り付けられ、ノ
ックセンサとして用いられるものであるが、他の技術分
野において、振動検出手段としても使用することもでき
る。図1は本発明に係る振動センサの平面図、図2は図
1のA2ーA2線に沿った断面図、図3は図1のA3ー
A3線に沿った断面図、図4は図1〜図3に示した振動
センサの分解図である。本発明に係る振動センサは、第
1のハウジング1と、振動検出部2と、第2のハウジン
グ3とを含む。第1のハウジング1は内部空間11を有
し、内部空間11は底部12と対向する側に開口部13
を有している。
【0029】振動検出部2は、感振素子21と、電極端
子部材22、23とを含み、 内部空間11の内部に収
納され、底部12に固定されている。電極端子部材22
は、接触部221と、リード端子部222とを有する。
リード端子部222は接触部221に連続し開口部13
の方向に導出されている。
【0030】電極端子部材23も、電極端子部材22と
同様に、接触部231と、リード端子部232とを有す
る。これらの電極端子部材22、23は内部空間11内
において、感振素子21と一緒に底部12に固定されて
いる。接触部221、231は感振素子21の素体21
1の両面に設けられた電極212、213にそれぞれ接
触している。リード端子部222、232は接触部22
1、231に連続し開口部13の方向に導出されてい
る。第2のハウジング3は、外部に導出される端子導体
31、32を有し、第1のハウジング1の開口部13側
において第1のハウジング1に気密に結合されている。
端子導体31は電極端子部材22のリード端子部222
と接触し、端子導体32は電極端子部材23のリード端
子部232(図示しない)に接触している。
【0031】上述のように、第1のハウジング1は内部
空間11を有し、振動検出部2は第1のハウジング1の
内部空間11の内部に収納され底部12に固定されてい
るから、ノックセンサとして用いる場合、第1のハウジ
ング1を内燃機関のエンジンブロック4(図2参照)上
等の適当な位置に取り付けることができる。これによ
り、エンジンブロック4の振動を正確に振動検出部2に
伝達することができる。第1のハウジング1の内部空間
11は底部12と対向する側に開口部13を有してい
る。このため、振動検出部2は、第1のハウジング1の
開口部13を通して、第1のハウジング1内に挿入し、
第1のハウジング1内に確実に固定することができる。
【0032】第2のハウジング3は第1のハウジング1
の開口部13側において第1のハウジング1に気密に結
合される。このため、例えば、内燃機関のノックセンサ
として用いた場合のように、劣悪な環境下においても、
振動検出部2を保護することのできる気密性を持った構
造の振動センサが得られる。
【0033】電極端子部材22、23は、内部空間11
内において、感振素子21と一緒に底部12に固定され
ている。これにより、電極端子部材22、23を、第1
のハウジング1内で、感振素子21と一体的に結合でき
る。
【0034】電極端子部材22は、接触部221が感振
素子21の電極212に接触しているから、感振素子2
1の電極212を、電極端子部材22を介して引き出す
ことができる。電極端子部材22は、リード端子部22
2を有し、リード端子部222は接触部221に連続し
ているから、感振素子21の電極212を、電極端子部
材22の接触部221及びリード端子部222を介し
て、引き出すことができる。電極端子部材23も、電極
端子部材22と同様に、接触部231が感振素子21の
電極213に接触しているから、感振素子21の電極2
13を、電極端子部材23を介して引き出すことができ
る。電極端子部材23は、リード端子部232を有し、
リード端子部232は接触部231に連続しているか
ら、感振素子21の電極213を、電極端子部材23の
接触部231及びリード端子部232を介して、引き出
すことができる。
【0035】電極端子部材22のリード端子部222は
開口部13の方向に導出されており、 第2のハウジン
グ3は、外部に導出される端子導体31を有し、端子導
体31がリード端子部222と直接接触している。この
構造によれば、第1のハウジング1に、第2のハウジン
グ3を結合させるだけで、 第1のハウジング1に固定
されている電極端子部材22のリード端子部222と、
第2のハウジング3に備えられた端子導体31とを、両
者の直接接触により、電気的に導通させることができ
る。電極端子部材22のリード端子部222と、端子導
体31との間を、リード線によって接続する必要がな
い。
【0036】電極端子部材23のリード端子部232
も、開口部13の方向に導出されており、 第2のハウ
ジング3は、外部に導出される端子導体32を有し、端
子導体32がリード端子部232と接触している。従っ
て、第1のハウジング1に、第2のハウジング3を結合
させるだけで、 第1のハウジング1に固定されている
電極端子部材23のリード端子部232と、第2のハウ
ジング3に備えられた端子導体32とを、両者の接触に
より、電気的に導通させることができる。電極端子部材
23のリード端子部232と、端子導体32との間を、
リード線によって接続する必要がない。
【0037】このため、ハウジング1、3内でリード導
体に弛みを生じることのない振動センサが得られる。し
かも、リード線の弛みによる耐振動性の低下を生じる余
地がない。また、第1のハウジング1に第2のハウジン
グ3を結合させるだけで、第1のハウジング1に固定さ
れている電極端子部材22、23のリード端子部22
2、232と、第2のハウジング3に備えられた端子導
体31、32とを、電気的に導通させることができるの
で、組立が容易である。
【0038】更に、電極端子部材22、23のリード端
子と、第2のハウジング3に備えられた端子導体31、
32とが接触するので、ハウジング1、3内で絶縁被覆
を施したリード導体を使用する必要がなくなり、組立作
業性が一層向上する。しかも、組立工程においてリード
導体が、第1のハウジング1と、第2のハウジング3と
の間で挟み込まれてしまう等の事故を生じる余地もな
い。
【0039】実施例において、リード端子部222は、
バネ部223を有し、バネ部223が端子導体31とバ
ネ接触している。リード端子部232も、図示しないバ
ネ部233を有し、バネ部233が端子導体32とバネ
接触している。この構造によれば、感振素子21の電極
212、213に導通する電極端子部材22、23のリ
ード端子部222、232と、第2のハウジング3に備
えられた端子導体31、32とを、より一層確実に接触
させることができる。バネ部223、233は、例えば
板バネ等によって構成され、端子導体31と電極端子部
材22のリード端子部222との間、及び、端子導体3
2と電極端子部材23のリード端子部232との間に挟
み込まれている。
【0040】感振素子21は、圧電素子である。振動検
出部2は感振素子21を構成する圧電素子と一体的に結
合された質量体24を含んでいる。感振素子21を構成
する圧電素子及び質量体24は、両者を貫通する結合部
材25によって、第1のハウジング1の底部12に、ね
じ止め等の手段によって固定されている。この構造によ
れば、非共振型振動センサが得られる。非共振型振動セ
ンサは、質量体24に加わる振動加速度によって発生す
る力によって、感振素子21を構成する圧電素子をその
厚み方向にひずませて電気信号を得る方式である。この
方式になる振動センサでは、感振素子21を構成する圧
電素子の厚み方向の振動モードを利用するため、ノッキ
ング周波数よりも充分に高い検出部の共振周波数を設定
できる。このため、広帯域でフラットな感度特性が得ら
れ、エンジンの型式を選ばない、汎用性に優れ、更に製
造工程において周波数調整工程が不要である。
【0041】図5は振動検出部2の分解斜視図である。
絶縁板26の上に、電極端子部材22及び23によって
挟まれた圧電素子でなる感振素子21を配置し、その上
に絶縁板27、質量体24及び皿バネ28を重ね、全体
を止め具25(図2及び図3参照)によって締め付ける
構造になっている。絶縁板26、電極端子部材22、感
振素子21、電極端子部材23、絶縁板27、質量体2
4及びさらばね28は、止め具24を貫通させる貫通孔
261、223、214、233、274、241及び
28を有する。
【0042】振動検出部2は、内部空間11の内部に、
上部空間111を残して収納されている。電極端子部材
22は、リード端子部222が上部空間111に導出さ
れている。第2のハウジング3は、第1のハウジング1
の上部空間111内に位置決めされる。好ましくは、上
部空間111は、振動検出部2を収納する空間よりも繰
り広げられ、それによって上部空間111と振動検出部
2を収納する空間との間に段差が生じている。第2のハ
ウジング3は、段差によって生じる段面14上に位置決
めされている。位置決めされた状態で、第1のハウジン
グ1の開口端縁15が第2のハウジング34の表面にカ
シメられる。
【0043】第2のハウジング3は、第1の部材33
と、第2の部材34とを含んでいる。これらの第1の部
材33及び第2の部材34は、電気絶縁性を有する材
料、例えば絶縁性プラスチック、絶縁性セラミック等で
構成する。第1の部材33は、振動検出部2の上に配置
されている。第2の部材34は、端子導体31、32を
保持すると共に、上面にコネクタ部3411を有し、第
1の部材33の上に組み合わされる。コネクタ部341
の内部には端子導体31、32が導入されている。端子
導体31、32の他端は、第2の部材34の下面に沿っ
て折り曲げられている。第2の部材34は第1の部材3
3の上に重ねられ、周囲にOリング等の気密封止部材3
5を備える。第2の部材34の上面に、第1のハウジン
グ1の端縁が折り曲げ固定され、これによって、全体が
気密に固定されている。
【0044】第1のハウジング1は、アルミニウムによ
って構成することが望ましい。近年、アルミ鋳造エンジ
ンブロックが多く使用されるようになっているから、第
1のハウジング1をアルミニウムによって構成すること
により、第1のハウジング1をエンジンブロックにねじ
止め等の手段によって取り付ける際の過度の締め付け力
に起因するエンジンブロックの破損を防止できる。第1
のハウジング1はエンジンブロックに対する取り付け部
分となる、ねじ部16を有する。
【0045】気密保持のために、第1のハウジング1と
第2のハウジング3との間、第2のハウジング3を構成
する第1の部材33及び第2の部材34の接合界面また
は端子導体31、32の引き出し部分等を、封止剤を用
いて封止することが望ましい。封止剤としては、シリコ
ン樹脂またはエポキシ樹脂のような耐熱性樹脂を用いる
ことができる。
【0046】更に、実施例では、第2のハウジング3を
構成する第2の部材34に凹部343を設け、凹部34
3の内部に抵抗36を配置してある。図6は抵抗36と
感振素子21との電気回路接続図を示している。抵抗3
6は感振素子21と並列に接続されている。通常、振動
センサと信号処理回路とはケーブルとコネクタとを用い
て接続される。ところが、感振素子21として圧電素子
を用いた振動センサでは、圧電素子の絶縁抵抗が非常に
高いことから、その出力インピーダンスが非常に高くな
るのが通例である。このため、ケーブル断線またはコネ
クタ接続不良を生じても、それを検出することができな
いという問題点をしょうじる。この実施例に示すよう
に、圧電素子で構成される感振素子21に並列に抵抗3
6を接続すると、上述した問題を解決できる。抵抗36
の抵抗値は、数百kΩ〜数MΩである。抵抗36は振動
センサの内部ではなく、処理回路の入力段に備えてもよ
い。
【0047】実施例では、非共振型の振動センサを示し
たが、共振型の振動センサであっても、同様に適用でき
る。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)検出すべき振動を正確に振動検出部に伝達し得る
振動センサを提供することができる。 (b)劣悪な環境下においても、振動検出部を保護する
ことのできる気密性を持った構造の振動センサを提供す
ることができる。 (c)ハウジング内でリード導体に弛みを生じることの
ない振動センサを提供することができる。 (d)耐振動性に対する信頼性の高い振動センサを提供
することができる。 (e)組立の容易な振動センサを提供することができ
る。 (f)ハウジング内で絶縁被覆を施したリード導体を使
用する必要のない振動センサを提供することができる。 (g)組立工程においてリード導体がハウジング構成部
材によって挟み込まれてしまう等の事故を生じる余地の
ない振動センサを提供することができる。 (h)高効率の自動組立工程を採用することの可能な振
動センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動センサの平面図である。
【図2】図1のA2ーA2線に沿った断面図である。
【図3】図1のA3ーA3線に沿った断面図である。
【図4】図1及び図2に示した振動センサの分解図であ
る。
【図5】本発明に係る振動センサに用いられている振動
検出部の分解斜視図である。
【図6】本発明に係る振動センサに用いられている抵抗
と感振素子との電気回路接続図である。
【符号の説明】
1 第1のハウジング 2 振動検出部 3 第2のハウジング 22、23 電極端子部材 31、32 端子導体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のハウジングと、振動検出部と、第
    2のハウジングとを含む振動センサであって、 前記第1のハウジングは内部空間を有し、前記内部空間
    は底部と対向する側に開口部を有しており、 前記振動検出部は、感振素子と、電極端子部材とを含
    み、前記内部空間の内部に収納され、前記底部に固定さ
    れており、 前記電極端子部材は、接触部と、リード端子部とを有
    し、前記内部空間内において、前記感振素子と一緒に前
    記底部に固定され、前記接触部が前記感振素子の電極に
    接触し、前記リード端子部が前記接触部に連続し前記開
    口部の方向に導出されており、 前記第2のハウジングは、外部に導出される端子導体を
    有し、前記第1のハウジングの前記開口部側において前
    記第1のハウジングに気密に結合され、前記端子導体が
    前記リード端子部と接触する振動センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された振動センサであっ
    て、 前記リード端子部は、バネ部を有し、前記バネ部が前記
    端子導体とバネ接触している振動センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された振動センサであっ
    て、 前記感振素子は、圧電素子である振動センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された振動センサであっ
    て、 前記振動検出部は、前記圧電素子と一体的に結合された
    質量体を含む振動センサ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された振動センサであっ
    て、 前記圧電素子及び前記質量体は、両者を貫通する結合部
    材によって、前記第1のハウジングの前記底部に固定さ
    れている振動センサ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された振動センサであっ
    て、 前記振動検出部は、前記内部空間の内部に、上部空間を
    残して収納されており、 前記電極端子部材は、前記リード端子部が前記上部空間
    に導出されており、 前記第2のハウジングは、前記第1のハウジングの前記
    上部空間内に位置決めされている振動センサ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された振動センサであっ
    て、 前記上部空間は、前記振動検出部を収納する空間よりも
    繰り広げられ、それによって前記上部空間と前記振動検
    出部を収納する空間との間に段差が生じており、 前記第2のハウジングは、前記段差によって生じる段面
    上に位置決めされている振動センサ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載された振動センサであっ
    て、 前記第2のハウジングは、コネクタ部を有し、前記コネ
    クタ部の内部に前記第1の部材に備えられた前記リード
    端子部材が導かれている振動センサ。
JP17263795A 1995-07-07 1995-07-07 振動センサ Withdrawn JPH0921697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014208223A1 (ja) * 2013-06-25 2014-12-31 日本特殊陶業株式会社 ノッキングセンサ

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JPWO2014208223A1 (ja) * 2013-06-25 2017-02-23 日本特殊陶業株式会社 ノッキングセンサ
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