JPH09218159A - 照明装置及び色測定装置 - Google Patents
照明装置及び色測定装置Info
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- JPH09218159A JPH09218159A JP12716196A JP12716196A JPH09218159A JP H09218159 A JPH09218159 A JP H09218159A JP 12716196 A JP12716196 A JP 12716196A JP 12716196 A JP12716196 A JP 12716196A JP H09218159 A JPH09218159 A JP H09218159A
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Abstract
漏れ出しが少なく、様々な大きさの宝石を良好に測定し
得る照明装置を提供すること。 【構成】宝石Jの色測定を行うための照明装置であり、
内壁が白色を有する積分球31と、積分球31に設けら
れ測定対象となる宝石Jを挿入する挿入窓41と、この
挿入窓41に宝石を挿入した状態で挿入窓41を閉塞す
る遮光手段41aと、積分球に設けられた照明窓42
と、この照明窓42から積分球内に測定光を供給する照
明光学系33と、積分球内において完全拡散照明された
宝石の像を取り出すための測定窓43とを具備する。
Description
定する際に宝石を照明する為の照明装置に係り、特に積
分球を用いた測定用照明に使用できる照明装置に関す
る。また本発明は、積分球で照明した宝石等の被検物の
色測定を行う色測定装置に関する。
リティ、カットの4つの評価項目を基準にして行うのが
一般的である。かかる宝石鑑定の客観性を高めるために
は、4つの評価項目に関する評価値を定量的に測定する
必要がある。特に、宝石のカラーを定量測定するのが難
しいことから、宝石の色を正確に測定するための以下に
示す種々の測定装置が提案されている。
色味の違いが生じることにより大きく変動する青色波長
域と、黄色味の違いが生じても変動が小さい赤色波長域
との透過率の違いを利用した色測定装置が記載されてい
る。
置の概略を示している。ハウジング1の内部に、照明光
を発する光源2、照明光を宝石上へ集光させる照明光学
系3を配置し、開口部4aを照明光学系3の出射端に向
けて積分球4をハウジング1に配置する。一方、積分球
4の内部に透明プレート5を設置し、その透明プレート
5上であって、開口部4aを介して入射する照明光の集
光位置に宝石を載置する。積分球1から測定光を取り出
し測光ユニット6に取り込んで赤色波長域及び青色波長
域を取り出し、両者の透過率の差から宝石の黄色味を数
値化する。
に回転運動を与えた状態で照明及び測光することにより
宝石の方位による影響を受けない色測定を可能にした色
測定装置が記載されている。図9は、同公開公報に記載
された色測定装置の概略を示している。積分球11の入
口11a,出口11b間を石英管12で連結すると共
に、積分球11の入口11aから光源13からの光ビー
ムを入射する。回転運動を与えた宝石を積分球11の入
口11aから積分球内に投入し、回転中の宝石の透過光
量及び反射光量を検出器14で検出する。検出器14の
出力信号に基づいて計算機15で色測定演算を実行す
る。
に取り付けられた宝石を指輪から外すことなく分光測定
する測定装置が記載されている。図10は、同公開公報
に記載された測定装置の概略を示している。試料となる
宝石が取り付けられた指輪21のリング内に、凹面状の
反射面22aを宝石側に向けて円錐状の反射部材22を
挿入する。一方、積分球24の内部に入射窓24aから
照明光を入射すると共に出射窓24bを宝石に対面せさ
せて宝石を照明する。指輪に取り付けられた状態の宝石
を透過し、かつ反射面22aで反射して積分球24に入
った光の一部を検出窓24cから取り出して検出器25
に入射する。指輪に取り付けられた宝石の背後に反射部
材22を配置することにより、検出器25に入射する測
定光の光量を増加させて、測定感度を上げている。
た従来の測定装置は次のような欠点がある。特開昭57
−204440号公報に記載の測定装置は、積分球4の
中心に宝石を配置するため、指輪に取り付けられた宝石
の色を測定する場合は、指輪全体を積分球内部に配置せ
ざるを得ない。従って、宝石の色測定値が指輪の色の影
響を受けることになり正確さに欠ける。また、宝石を透
明プレート5に載置するための準備作業として宝石のテ
ーブル面(平面部)を透明プレート5上に貼り付けてい
たが、その準備作業に手間がかかるという問題があっ
た。更に、宝石のテーブル面に光源2の投影像である2
次光源が形成されるため、宝石での表面反射で測定光が
積分球外に漏れ出すという欠点があった。
定装置は、指輪に取り付けられた宝石の色を測定する場
合、宝石が落下の際に通過する透明な石英管12の径
を、指輪の部分が通過できる寸法に広げておく必要があ
る。しかし、石英管12の径を大きくすると積分球11
の密閉性が失われ、測定光が積分球外へ漏れ大可能性が
高くなることから測定精度が落ちるという欠点がある。
また、宝石の色測定値が指輪の色の影響を受ける欠点も
ある。更に、宝石に回転運動を与えて積分球内に投入す
る装置が必要であることから、装置全体が大型化する問
題がある。
定装置は、積分球24に形成した出射窓24bの大きさ
が固定であることから、測定対象として予想される最大
寸法の宝石に合わせて出射窓24bの寸法を設定してい
る。そのため、窓径よりも極めて小さな宝石が測定対象
となった場合、出射窓24bより積分球24から出射し
た測定光は反射部材22の反射面22aによって一部は
積分球内に戻るが、大部分は戻らずに光量ロスとなる。
れたもので、積分球の密閉度を高くでき、宝石に対して
理想に近い完全拡散照明を行い得る照明装置を提供する
ことを目的とする。
分球内に導光することができ、測定光の積分球外への漏
れ出しを最小限に抑えることのできる照明装置を提供す
ることを目的とする。
の積分球外への漏れ出しを最小限に抑えることのでき、
様々な大きさの宝石を良好に測定し得る照明装置を提供
することを目的とする。本発明は、被検物をムラなく照
明できる積分球を備え、照明ムラによる測定誤差を排除
した色測定装置を提供することを目的とする。
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、宝石の色測定を行うための照明装置で
あり、内壁が白色を有する積分球と、この積分球に設け
られ測定対象となる宝石を挿入する挿入窓と、この挿入
窓に前記宝石を挿入した状態で挿入窓を閉塞する遮光手
段と、前記積分球に設けられた照明窓と、この照明窓か
ら前記積分球内に測定光を供給する照明光学系と、前記
積分球内において完全拡散照明された宝石の像を取り出
すための測定窓とを備える。
定対象となる宝石が挿入窓から積分球内に挿入された状
態で、遮光手段にて挿入窓が再び密閉度を確保し得る大
きさに閉じられる。一方、照明光学系が積分球の照明窓
から積分球内に測定光を供給すると、積分球内において
完全拡散照明された宝石の像が測定窓より取り出される
ものとなる。
照明装置において、前記照明光学系を、光源像を前記照
明窓の近傍に結像するクリティカル照明系で構成した。
請求項2に対応する本発明によれば、照明光学系をクリ
ティカル照明系で構成したので、光源からの測定光を効
率良く積分球内に導入でき、宝石像の輝度値を上げられ
ることからダイナミックレンジを拡大することができ
る。
の積分球に設けられた被検物挿入窓と、この被検物挿入
窓に対して前記積分球の中心部を挟んで当該積分球の対
向面に設けられた検出手段取付窓と、前記被検物挿入窓
と前記検出手段取付窓との配置関係に対して直行する位
置の積分球面に設けられた照明手段取付窓と、前記照明
手段取付窓に取り付けられ透光性の散乱板を介して積分
球内に測定光を供給する照明手段と、前記検出手段取付
窓に取り付けられ前記被検物の像を2次元センサで撮像
する検出手段と、この検出手段で得られた情報から前記
被検物像の任意位置の色度値を算出する画像解析手段と
を具備する。
段取付窓に内蔵される散乱板によって測定光があらゆる
方向に散乱され、積分球内部に供給されるので、上記し
たように被検物をあらゆる方向からムラなく照明するこ
とができる。したがって、検出手段で得られた情報から
被検物像の任意位置の色度値を画像解析手段で算出すれ
ば高精度に宝石の色測定を行うことができる。
て説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明を宝石色測定装置に
適用した実施の形態を示している。本実施の形態の宝石
色測定装置は、測定対象となるダイヤモンドJを完全拡
散光で照明する積分球31、ダイヤモンドJを保持する
試料保持装置32、積分球31の内部へ照明光を供給す
る照明光学系33、積分球内で完全拡散光照明したダイ
ヤモンドJの測定光を積分球外へ取り出して受光する撮
像装置34、及び撮像装置34の出力信号を色解析して
ダイヤモンドJの色判定を行う色解析装置35を備えて
いる。
れている。また、ダイヤモンドJを積分球31内に挿入
する試料挿入窓41、照明窓42、及び測定窓43を備
えている。試料挿入窓41と測定窓43とが一直線上に
なるように配置され、照明窓42が試料挿入窓41及び
測定窓43から90度ずれた位置に来るように配置され
ている。試料挿入窓41には、ダイヤモンドJを積分球
31内に挿入した状態で開口を閉塞する遮光手段として
積分球内面側が基準白色にて塗装された開閉機構を有す
る羽絞りの金属シャッター41aが取り付けられてい
る。
り付けられている指輪部44を保持するリングホルダー
45を備えている。リングホルダー45の取付け固定さ
れる位置調整機構46によりリングホルダー45をダイ
ヤモンドJの中心軸cと直交する方向へ移動できる。ま
た、位置調整機構46が保持される焦準機構47により
位置調整機構46をダイヤモンドJの中心軸cと同一方
向へ焦準移動できるように構成されている。ここで、焦
準移動とは、撮像装置34の撮影光学系の焦点位置へダ
イヤモンドJを一致させるための動作をいう。更に、焦
準機構47が保持される回転機構48が焦準機構47を
ダイヤモンドJの中心軸cを回転軸として回転させるよ
うに構成されている。尚、リングホルダー45は、マグ
ネット方式により位置調整機構46から着脱自在となっ
ている。
る光源51と、投影倍率が2倍に設定されたクリティカ
ル照明光学系52が形成された投光管53とを備えてい
る。投光管53は、その一端が光源51を収納する光源
ボックスに接続され、その他端が積分球31の照明窓4
2に連結されている。
位置を持つ結像光学系54と、結像光学系54で結像さ
せた像を撮像するカラー単板形のCCDカメラ55とを
備えている。結像光学系54は、CCDカメラ55の撮
像素子55a上に結像するように調整される。また、結
像光学系54が内部に形成された導光管の一端部は積分
球31の測定窓43に連結されている。
力信号を解析してダイヤモンドJの色を判定する機能を
実現する為の解析ソフトウエアが搭載された解析装置本
体56と、CCDカメラ55で撮像したダイヤモンドJ
の映像を写し出すモニタ57とを有する。
態の動作について説明する。先ず、試料挿入窓41の直
径が最大となるようにシャッター41aを開放する。ダ
イヤモンドJの指輪部44をリングホルダー45に取り
付け、そのリングホルダー45を位置調整機構46にマ
グネットの磁力を利用して接続する。ダイヤモンドJ
が、積分球31の内部であって結像光学系54の光軸上
に配置されれば、ダイヤモンドJの像が撮像装置34で
撮像されてモニタ57に映し出される。ダイヤモンドJ
がモニタ57に映し出されるように位置調整機構46を
操作する。またダイヤモンドJが結像光学系54の合焦
位置に配置されるように焦準機構47を操作する。
ャッター41aを閉じる。回転機構48によりダイヤモ
ンドJ及び指輪部44を機構46,47と共に回転し、
シャッター41aの直径が最小となったところで回転機
構48を固定する。以上の操作でセッティングを完了す
る。
う。電源投入された光源51から発する照明光が投光管
53内に導光され、そこに形成されたクリティカル照明
光学系52にてクリティカル照明となり光源51のフィ
ラメント像51aを照明窓42付近に形成する。このフ
ィラメント像51aより発散する測定光M1が積分球3
1の内壁にて多重反射して完全拡散光M2となる。積分
球31内において試料保持装置32で保持されているダ
イヤモンドJが完全拡散光M2によりあらゆる方向から
照明される。
れたダイヤモンドJの像が結像光学系54によってCC
Dカメラ55の撮像素子55a上に結像される。撮像素
子55a上に結像されたダイヤモンドJの像をCCDカ
メラ55で撮像して得られた映像信号が解析装置本体5
6に入力される。解析装置本体56では撮像装置34か
ら供給される映像信号を解析することによりダイヤモン
ドJの色測定値を算出する。
1からの測定光をクリティカル照明により効率良く積分
球31内に導入できるので、撮像装置34で取り込まれ
るダイヤモンドJの像の輝度値を大きくすることがで
き、測定におけるダイナミックレンジを拡大することが
でき、測定精度を上げることができる。
単に調整できるシャッターにて試料挿入窓41を構成し
たので、積分球31の密閉度を高めることができ、理想
に近い完全拡散照明を実現できることから指輪部44に
取り付けられたダイヤモンドJの色測定精度を改善でき
る。
としてダイヤモンドを例に説明したがその他の宝石であ
っても同様に適用可能である。また、上記実施の形態で
は光源51にハロゲンランプを使用したが、キセノンラ
ンプ等の他のタイプの光源を使用しても同様の効果を期
待できる。光源51としてキセノンランプを使用した場
合、照明光の色温度を補正する必要がなく、かつ宝石の
自家蛍光も考慮した色測定が可能となり、人間の目の感
覚に非常に近い評価を行える利点がある。
ティカル照明に限定されるものではなく、例えばケーラ
ー照明方式を採用することもできる。投影倍率は2倍で
ある必要はなく、積分球31の大きさに応じて適宜選択
する。
形ではなく3板形のものを使用することにより、解像力
を上げて測定精度を改善することができる。さらに、モ
ノクロCCDとRGB3原色フィルターとの組み合わせ
でも、同様の効果を期待できる。
光手段に基準白色にて塗装された金属シャッター41a
を使用していたが、白色のプラスチック製のもので代用
しても良い。さらに、柔軟性に富み、かつ白色に染めら
れたゴム又は合成樹脂系の板材で遮光部材を作成するこ
とができ、この中心に宝石が入る程度の開口部を有した
ものでも代用できる。この場合、遮光手段の材料の柔軟
性の許す範囲で宝石Jの挿入により押し広げる程度に開
口部を小さくすると遮光性が高くなるので好ましく、か
つ宝石の口径にあったものを複数用意することが望まし
い。
ルダー45と位置調整機構46との接続をマグネット式
ではなく、その他の方式に変えることもできる。例え
ば、チャック方式やクリック等を用いた接続方法を採用
することができる。又は、操作性よりも製造コストの低
減を重視するのであれば、リングホルダー45と位置調
整機構46とを一体化して着脱機能を設けないことも可
能である。
の形態に係わる宝石色測定装置の構成図である。積分球
61には、試料を挿入するための被検物挿入窓62が設
けられている。この挿入窓62には、試料を積分球61
内に挿入した状態で開口部を閉塞する遮光手段として試
料の大きさにより窓径が変化するシャッター62と、照
明手段取付窓63と検出手段取付窓64とが設けられて
いる。それらの位置関係は被検物挿入窓62と検出手段
取付窓64が対向する位置に設けられ、これらと直交す
る位置に照明手段取付窓63が設けられている。照明取
付手段窓63には、透明なガラスを砂ズリすることによ
って製作された散乱ガラス65が内蔵されている。ま
た、積分球61の内壁には、反射率が約90%程度の白
色塗料である硫酸バリウムが塗布されている。
少ないハロゲンランプを使用した測定光源66aと測定
光源66aより発っせられた測定光をすべて積分球61
の内部に導入するための照明光学系66bとから構成さ
れ、照明手段取付窓63を介して積分球61に接続され
ている。ここで、照明光学系66aはクリティカル照明
を作り出すような光学系である。
Dカメラのように2次元受光素子67a′を持つディテ
クタ67aと前記ディテクタ67aの受光素子上にダイ
ヤモンド等の被検物Sの像を結像するための検出光学系
67bとから構成され、検出手段取付窓を介して積分球
61に接続されている。検出光学系67bは焦点位置が
変化しない固定焦点光学系で、その焦点位置は積分球6
1の内部に存在するものである。
るための保持装置68aと前記検出光学系67bの焦点
位置に被検物Sを移動させるための移動装置68bとか
ら構成され、積分球61の内部で、かつ被検物挿入窓6
2の付近に被検物Sを配置することができるような位置
に設置されている。
取り込まれた画像を表示するためのモニター69aとモ
ニター69a上の任意の範囲を指定するためのポインテ
ィングデバイス69bによって指定された範囲を解析し
色度値を算出するための演算装置69cとから構成さ
れ、ケーブル70を介してディテクタ67aに接続され
ている。
外観図である。照明手段66が収納されたボックス71
の上面から積分球61の上半分及び被検物挿入窓62が
突出するようにして積分球61を設置し、被検物挿入窓
62に対向して被検物保持手段68を設置している。検
出手段67は積分球61を挟んで被検物保持手段68に
対向するようにしてボックス71の上部内に収納されて
いる。またボックス71内には図2中の演算装置69c
に相当するものが内蔵されている。
測定光源66aから発生した測定光は、照明光学系66
bによってクリティカル照明となり、積分球61に設け
られた照明手段取付窓63の付近に集光される。この集
光した測定光は、照明手段取付窓63に内蔵された散乱
ガラス65によって、あらゆる方向に散乱され、積分球
61の内部に導入される。
物Sを直接照明することになるが、残りの大部分は積分
球61の内壁のいたるところで1次反射し、完全拡散光
となる。また、この完全拡散光の極一部は、被検物Sに
向かい1次反射光による間接照明となる。残りの大部分
の完全拡散光は、再び積分球61の内壁で2次反射し、
完全拡散光となる。この現象が順次繰り返され無限回反
射光が作られる。このような完全拡散光によって照明さ
れた被検物Sは照明ムラがなく理想的な均一照明がなさ
れる。
は、検出光学系67bによりディテクタ67aの受光素
子67a′上に結像され、被検物Sの像としてモニター
69a上に映し出される。測定者はポインティングデバ
イス69bを使用し、モニター69a上で色測定を行い
たい場所を入力する。演算装置69cが、入力された範
囲の3刺激値を求め、色度値を算出する。
硫酸バリウムの反射率が約90%程度であることから、
被検物Sに照射される各測定光は、 [1次反射光強度]>[2次反射光強度]>・・・>
[(N−1)次反射光強度]>[N次反射光強度] の関係となるが、散乱ガラス65の作用によって、積分
球61の内部のいたるところから1次反射光が発生する
ため、照明ムラが起きることはない。そのため、左右非
対象で、かつ透明多面体であるような被検物Sの色度値
を求めた場合は、被検物Sの取付位置、取付角度の違い
による色度値のばらつきが減少し、繰り返し再現性、信
頼性が向上するので、測定精度が向上したことになる。
ロゲンランプを利用していたが、例えばキセノンランプ
でも同様の効果を期待でき、被検物の自家蛍光も考慮し
た色測定が可能となり、人間の目の感覚に非常に近い評
価を行える照明となる。
7aはカラー単板のCCDである必要はなく、3板型の
ものを使用することもできる。その場合、解像力が上が
るため、測定精度は向上する。さらに、モノクロCCD
とRGB3原色フィルターとの組み合わせでも、同様の
効果が期待できる。
は硫酸バリウムである必要はなく、反射率が硫酸バリウ
ムより劣る一般的な白ツヤ消し塗料を使用することもで
きる。一般的な白ツヤ消し塗料は硫酸バリウムに比べ安
価であるため、製作コストを抑えることができる。ま
た、剥げにくく丈夫な塗料であるため、耐久性に優れた
積分球を製作することが可能となる。
分球内面側の面65aの曲率を積分球61の内面61a
の曲率と同一値に設定し、散乱板65の面65aと積分
球61の内面61aとを一致させるように散乱板65を
照明手段取付窓63に取り付ける。散乱板65が積分球
内面側に突出し又は凹んでいると、均一照明を実現する
上で好ましくないので理想的には図4に示すように積分
球61の内面61aと同一曲率の散乱板65の面65a
が積分球61の内面61aの一部を形成するようにする
ことが望ましい。
ない積分球と、照明手段取付窓に散乱ガラスが内蔵され
た積分球との照明効果を比較する。第2の実施の形態に
示す色測定装置を用いて以下の条件で実験を行った。そ
の結果、取得した実験結果を図5〜図7に示す。被検物
は指輪に装着された4種類のマスターストーン(ダイヤ
モンド)を使用し、各8回の色測定を行った。色度座標
はLab表色系を使用した。
蔵しておらず、かつ、積分球の内壁に一般的な白ツヤ消
し塗料を塗布したものによる測定結果である。この測定
結果から、散乱ガラスが挿入されていない場合は、測定
値にばらつきがあるのがわかる。
蔵していないが、積分球の内壁に硫酸バリウムを塗布し
たものによる測定結果である。この測定結果から、硫酸
バリウムを塗布したものは白ツヤ消し塗料を塗布したも
のに比べて測定精度が向上していることが分かる。
蔵したものであって、積分球の内壁に一般的な白ツヤ消
し塗料を塗布したものによる測定結果である。図6と図
7を比較すると、塗料の反射率の違いによって測定時の
明るさがかなり異なるため、色度値がシフトしている
が、測定値のばらつき具合はほとんど同じであることが
わかる。
分球の内壁に一般的な白ツヤ消し塗料を塗布したもので
も高精度に色測定を行うことができることが実証され
る。以上、実施の形態に基づいて本発明を説明してきた
が、本発明は以下の発明を含む。 (1)内壁が白色を有する積分球と、この積分球に設け
られ測定対象となる宝石を挿入する挿入窓と、この挿入
窓に前記宝石を挿入した状態で挿入窓を閉塞する遮光手
段と、前記積分球に設けられた照明窓と、この照明窓か
ら前記積分球内に測定光を供給する照明光学系と、前記
積分球内において完全拡散照明された宝石の像を取り出
すための測定窓とを具備し、前記遮光手段は積分球の内
面を白色とし、挿入窓を窓開口を調節可能な羽絞りで構
成されている。
したので、挿入窓の大きさを無段階に変化させることが
でき、宝石の大きさにかかわらず確実に積分球の密閉を
確保できる。 (2)積分球の照明窓に透光性の散乱板を設置する。
た測定光は照明窓に設けられた透光性の散乱板であらゆ
る方向に散乱され、積分球内部に供給される。散乱され
た測定光の極一部は宝石を直接照明するが、残りの大部
分は積分球内壁のいたるところで散乱し、1次反射光と
なる。この1次反射光も宝石に向かうものと積分球内壁
のいたるところで散乱するものとに分かれる。この現象
が順次繰り返され間接照明となる。したがって、直接照
明と間接照明の組み合わせにより宝石をあらゆる方向か
らムラなく照明することができる。本発明は上記実施の
形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内で種々変形実施可能である。
分球の密閉度を高くでき、宝石に対して理想に近い完全
拡散照明を行い得る照明装置を提供できる。本発明によ
れば、光源からの測定光を効率良く積分球内に導光する
ことができ、測定光の積分球外への漏れ出しを最小限に
抑えることのできる照明装置を提供できる。
測定光の積分球外への漏れ出しを最小限に抑えることの
でき、様々な大きさの宝石を良好に測定し得る照明装置
を提供てきる。
照明が可能で、かつ安価で耐久性に優れた積分球を実現
できる。また、このような積分球を使用して照明ムラな
く理想的な照明の下で被検物を高精度に色測定できる色
測定装置を提供できる。
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
化した外観図である。
態を示す図である。
白ツヤ消し塗料を塗布した場合の測定結果を示す図であ
る。
硫酸バリウムを塗布した場合の測定結果を示す図であ
る。
ツヤ消し塗料を塗布した場合の測定結果を示す図であ
る。
である。
系、34…撮像装置、35…色解析装置、41…試料挿
入窓、41a…シャッター、42…照明窓、43…測定
窓、44…指輪部、45…リングホルダー、46…位置
調整機構、47…焦準機構、48…回転機構、51…光
源、52…クリティカル照明光学系、54…結像光学
系、55…CCDカメラ、56…解析装置本体、57…
モニタ、65…散乱ガラス。
Claims (3)
- 【請求項1】 宝石の色測定を行うための照明装置であ
り、内壁が白色を有する積分球と、この積分球に設けら
れ測定対象となる宝石を挿入する挿入窓と、この挿入窓
に前記宝石を挿入した状態で挿入窓を閉塞する遮光手段
と、前記積分球に設けられた照明窓と、この照明窓から
前記積分球内に測定光を供給する照明光学系と、前記積
分球内において完全拡散照明された宝石の像を取り出す
ための測定窓とを具備したことを特徴とする照明装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の照明装置において、 前記照明光学系が、光源と、この光源像を前記照明窓の
近傍に結像するクリティカル照明系とを備えたことを特
徴とする照明装置。 - 【請求項3】 被検物の色測定を行うための色測定装置
であり、積分球と、この積分球に設けられた被検物挿入
窓と、この被検物挿入窓に対して前記積分球の中心部を
挟んで当該積分球の対向面に設けられた検出手段取付窓
と、前記被検物挿入窓と前記検出手段取付窓との配置関
係に対して直交する積分球面に設けられた照明手段取付
窓と、前記照明手段取付窓に取り付けられ透光性の散乱
板を介して積分球内に測定光を供給する照明手段と、前
記検出手段取付窓に取り付けられ前記被検物の像を2次
元センサで撮像する検出手段と、この検出手段で得られ
た情報から前記被検物像の任意位置の色度値を算出する
画像解析手段とを具備したことを特徴とする色測定装
置。
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