JPH09218196A - フレッシュコンクリートの評価方法 - Google Patents
フレッシュコンクリートの評価方法Info
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- JPH09218196A JPH09218196A JP2684496A JP2684496A JPH09218196A JP H09218196 A JPH09218196 A JP H09218196A JP 2684496 A JP2684496 A JP 2684496A JP 2684496 A JP2684496 A JP 2684496A JP H09218196 A JPH09218196 A JP H09218196A
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- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims abstract description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 11
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 3
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数種類の試験を実施すること自体に手間と
時間がかかるだけでなく、これらの結果を総合的に判断
して評価することにも手間と時間がかかり、適切な評価
をくだすのに熟練を要する。 【解決手段】 試験台10は、鋼製の矩形状平板20
に、同心円状に配設された4つのバリヤ30を備えたも
のである。平板20の中心部にスランプコーンを設置
し、該スランプコーンにフレッシュコンクリートを打設
する。スランプコーンを引き上げると、コンクリートが
バリヤに達すると、粘性により骨材がこれを乗り越える
ことで流動が継続される。コンクリートが各バリヤに達
する時間を計測し、平板20上におけるコンクリートの
スランプフロー値を計測するとともに、隣接するバリヤ
間のリング状領域に存在する粗骨材の量を係数する。
時間がかかるだけでなく、これらの結果を総合的に判断
して評価することにも手間と時間がかかり、適切な評価
をくだすのに熟練を要する。 【解決手段】 試験台10は、鋼製の矩形状平板20
に、同心円状に配設された4つのバリヤ30を備えたも
のである。平板20の中心部にスランプコーンを設置
し、該スランプコーンにフレッシュコンクリートを打設
する。スランプコーンを引き上げると、コンクリートが
バリヤに達すると、粘性により骨材がこれを乗り越える
ことで流動が継続される。コンクリートが各バリヤに達
する時間を計測し、平板20上におけるコンクリートの
スランプフロー値を計測するとともに、隣接するバリヤ
間のリング状領域に存在する粗骨材の量を係数する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレッシュコンク
リートの評価方法、特に、高流動コンクリートを受け入
れ管理する際にこれを評価する方法に関する。
リートの評価方法、特に、高流動コンクリートを受け入
れ管理する際にこれを評価する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のコンクリートを施工する場合、打
設箇所での締固め作業が不可欠であるが、この締固め作
業には、多くの手間と工期とを要する。また、コンクリ
ート構造物の多様化・高度化が進展するにつれて、有効
断面が大きく鉄筋量の多い構造物が設計される例が多く
なっており、このような構造物の施工では、コンクリー
トの充填性や均質性の確保が重要な課題となっている。
設箇所での締固め作業が不可欠であるが、この締固め作
業には、多くの手間と工期とを要する。また、コンクリ
ート構造物の多様化・高度化が進展するにつれて、有効
断面が大きく鉄筋量の多い構造物が設計される例が多く
なっており、このような構造物の施工では、コンクリー
トの充填性や均質性の確保が重要な課題となっている。
【0003】近年、締固め作業が不要で、しかも流動性
が良好で材料分離抵抗性に優れている、自己充填型の高
流動コンクリート(例えば、(株)大林組の「ニューロ
クリート」)が開発され、実用化されている。
が良好で材料分離抵抗性に優れている、自己充填型の高
流動コンクリート(例えば、(株)大林組の「ニューロ
クリート」)が開発され、実用化されている。
【0004】このように、高流動コンクリートには、流
動性、材料分離抵抗性及び自己充填性が要求されてい
る。これらを管理するため、従来、通常のコンクリート
で一般に採用されているスランプフロー試験やロート試
験などを組み合わせて行い、これらの結果を総合的に判
断してフレッシュコンクリートを評価している。
動性、材料分離抵抗性及び自己充填性が要求されてい
る。これらを管理するため、従来、通常のコンクリート
で一般に採用されているスランプフロー試験やロート試
験などを組み合わせて行い、これらの結果を総合的に判
断してフレッシュコンクリートを評価している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の高流動コンクリートの評価方法にあっては、
次のような課題がある。
うな従来の高流動コンクリートの評価方法にあっては、
次のような課題がある。
【0006】1)高流動コンクリートは優れた流動性
(充填性)を奏するものであるため、通常のコンクリー
トのワーカビリティーの指標として広く採用されている
スランプ試験などの判断をそのまま高流動コンクリート
の指標として用いることは適切とはいい難く、これに代
わる試験方法が開発されているが、統一された公的な指
針または基準が未だ確立されておらず、役所及び企業に
より評価方法が独自に設定されていて客観性に乏しい。
(充填性)を奏するものであるため、通常のコンクリー
トのワーカビリティーの指標として広く採用されている
スランプ試験などの判断をそのまま高流動コンクリート
の指標として用いることは適切とはいい難く、これに代
わる試験方法が開発されているが、統一された公的な指
針または基準が未だ確立されておらず、役所及び企業に
より評価方法が独自に設定されていて客観性に乏しい。
【0007】2)例えば、スランプフロー値(主として
降伏値(流動抵抗)に関する値)が60±7.5cm、
ロート値(主として塑性粘度(粘性)に関する値)が1
5±3秒を管理値として、フレッシュコンクリートの流
動性、材料分離抵抗性を判断することとした場合には、
セメントペーストと骨材とが分離して骨材分布の均質性
を判断することが困難であった。これは、上記管理値の
幅が大きすぎることによるものと推測される。
降伏値(流動抵抗)に関する値)が60±7.5cm、
ロート値(主として塑性粘度(粘性)に関する値)が1
5±3秒を管理値として、フレッシュコンクリートの流
動性、材料分離抵抗性を判断することとした場合には、
セメントペーストと骨材とが分離して骨材分布の均質性
を判断することが困難であった。これは、上記管理値の
幅が大きすぎることによるものと推測される。
【0008】3)複数種類の試験を実施すること自体に
手間と時間がかかるだけでなく、これらの結果を総合的
に判断して評価することにも手間と時間がかかり、適切
な評価をくだすのに熟練を要するといった欠点もある。
手間と時間がかかるだけでなく、これらの結果を総合的
に判断して評価することにも手間と時間がかかり、適切
な評価をくだすのに熟練を要するといった欠点もある。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、一つの試験を実施するだけで、フレッシュ
コンクリートの流動性、材料分離抵抗性、骨材分布の均
質性を同時に判断することができ、評価に要する手間と
時間を削減することができるフレッシュコンクリートの
評価方法を提供することを目的とする。
れたもので、一つの試験を実施するだけで、フレッシュ
コンクリートの流動性、材料分離抵抗性、骨材分布の均
質性を同時に判断することができ、評価に要する手間と
時間を削減することができるフレッシュコンクリートの
評価方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、平板上に設
置されたスランプコーン内にフレッシュコンクリートを
所定方法で打設した後、該スランプコーンを引き上げる
ことにより、前記平板上を流動するフレッシュコンクリ
ートの状況から該フレッシュコンクリートを評価する方
法であって、前記平板上には、フレッシュコンクリート
が抵抗を受けて流動するように、所定ピッチで前記スラ
ンプコーンと同心円状に配設された1または複数のバリ
ヤを備えたものであることを特徴とするものである。
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、平板上に設
置されたスランプコーン内にフレッシュコンクリートを
所定方法で打設した後、該スランプコーンを引き上げる
ことにより、前記平板上を流動するフレッシュコンクリ
ートの状況から該フレッシュコンクリートを評価する方
法であって、前記平板上には、フレッシュコンクリート
が抵抗を受けて流動するように、所定ピッチで前記スラ
ンプコーンと同心円状に配設された1または複数のバリ
ヤを備えたものであることを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記フレッシュ
コンクリートは、高流動コンクリートであることを特徴
とする。
コンクリートは、高流動コンクリートであることを特徴
とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記フレッシュ
コンクリートが各バリヤに到達する時間を計測すること
により該フレッシュコンクリートの粘性を評価すること
を特徴とする請求項1または2に記載のフレッシュコン
クリートの評価方法。
コンクリートが各バリヤに到達する時間を計測すること
により該フレッシュコンクリートの粘性を評価すること
を特徴とする請求項1または2に記載のフレッシュコン
クリートの評価方法。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記平板上にお
けるスランプフロー値によって、コンシステンシーを評
価することを特徴とする。
けるスランプフロー値によって、コンシステンシーを評
価することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記各バリヤ間
のリング状領域に存在する粗骨材の量によって、骨材分
布を評価することを特徴とする。
のリング状領域に存在する粗骨材の量によって、骨材分
布を評価することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、基本的に、平板上に設
置されたスランプコーン内にフレッシュコンクリートを
所定方法で打設した後、該スランプコーンを引き上げる
ことにより、前記平板上を流動するフレッシュコンクリ
ートの状況から該フレッシュコンクリートを評価する方
法であって、前記平板上には、フレッシュコンクリート
が抵抗を受けて流動するように、所定ピッチで前記スラ
ンプコーンと同心円状に配設された1または複数のバリ
ヤを備えたものである(請求項1)。
置されたスランプコーン内にフレッシュコンクリートを
所定方法で打設した後、該スランプコーンを引き上げる
ことにより、前記平板上を流動するフレッシュコンクリ
ートの状況から該フレッシュコンクリートを評価する方
法であって、前記平板上には、フレッシュコンクリート
が抵抗を受けて流動するように、所定ピッチで前記スラ
ンプコーンと同心円状に配設された1または複数のバリ
ヤを備えたものである(請求項1)。
【0016】本発明におけるフレッシュコンクリート
は、主として、高流動コンクリートに用いて好適である
(請求項2)。
は、主として、高流動コンクリートに用いて好適である
(請求項2)。
【0017】平板としては、鋼製あるいはプラスチック
製など種々の材料のものを用いることができる。平板
は、その上面が平滑面であることが好ましいが、粗面で
あってもよい。バリヤの配設ピッチは、5cmから数1
0mm程度であることが好ましい。バリヤとしては、平
板の上面より所定間隔をもって浮上配置されたもの、平
板の上面に接して配置されたもの、平板より凹んだ溝状
のものなどを選択することができ、平板上に配置される
ものの断面形状は、直立されたもの、山形に折り曲げら
れたもの(尖突状、曲面状いずれをも含む)を選択で
き、溝状のものの断面形状も三角状、半円状、矩形状な
どを選択することができる。
製など種々の材料のものを用いることができる。平板
は、その上面が平滑面であることが好ましいが、粗面で
あってもよい。バリヤの配設ピッチは、5cmから数1
0mm程度であることが好ましい。バリヤとしては、平
板の上面より所定間隔をもって浮上配置されたもの、平
板の上面に接して配置されたもの、平板より凹んだ溝状
のものなどを選択することができ、平板上に配置される
ものの断面形状は、直立されたもの、山形に折り曲げら
れたもの(尖突状、曲面状いずれをも含む)を選択で
き、溝状のものの断面形状も三角状、半円状、矩形状な
どを選択することができる。
【0018】スランプコーンにフレッシュコンクリート
を打設する作業は、従来のスランプフロー試験の場合と
同様になされる。
を打設する作業は、従来のスランプフロー試験の場合と
同様になされる。
【0019】スランプコーンを引き上げると、フレッシ
ュコンクリートは平板上を外側へ向けて流動する。スラ
ンプコーンの外側に位置するバリヤにコンクリートが達
すると、該バリヤの抵抗を受けるが、コンクリートの粘
性により骨材がバリヤを乗り越えることで、流動が継続
される。フレッシュコンクリートが各バリヤに到達する
までの時間を計測することにより、該コンクリートの粘
性を評価することができる(請求項3)。試験台が複数
のバリヤを備える場合には、それぞれのバリヤにて同様
の作用が繰り返され、最終的にコンクリートの流動が停
止される。
ュコンクリートは平板上を外側へ向けて流動する。スラ
ンプコーンの外側に位置するバリヤにコンクリートが達
すると、該バリヤの抵抗を受けるが、コンクリートの粘
性により骨材がバリヤを乗り越えることで、流動が継続
される。フレッシュコンクリートが各バリヤに到達する
までの時間を計測することにより、該コンクリートの粘
性を評価することができる(請求項3)。試験台が複数
のバリヤを備える場合には、それぞれのバリヤにて同様
の作用が繰り返され、最終的にコンクリートの流動が停
止される。
【0020】平板上におけるコンクリートのスランプフ
ロー値(拡がり直径)を計測することにより、コンシス
テンシー(流動性)を評価することができるし(請求項
4)、さらに、各バリヤ間のリング状領域に存在する粗
骨材の量を係数することによって、骨材分布を評価する
ことができる(請求項5)。
ロー値(拡がり直径)を計測することにより、コンシス
テンシー(流動性)を評価することができるし(請求項
4)、さらに、各バリヤ間のリング状領域に存在する粗
骨材の量を係数することによって、骨材分布を評価する
ことができる(請求項5)。
【0021】コンクリートがバリヤを超えて流動するに
は、前述したように、粘性が必要であり、材料が分離す
ることなくバリヤを超えて流動したということをもって
粘性の指標とすることができるのである。
は、前述したように、粘性が必要であり、材料が分離す
ることなくバリヤを超えて流動したということをもって
粘性の指標とすることができるのである。
【0022】上記より、本発明にかかる一つの試験方法
を実施するだけで、フレッシュコンクリートの流動性、
材料分離抵抗性、骨材分布の均質性を同時に判断するこ
とができ、これらはすべて数値として管理することがで
きるので客観性がある。
を実施するだけで、フレッシュコンクリートの流動性、
材料分離抵抗性、骨材分布の均質性を同時に判断するこ
とができ、これらはすべて数値として管理することがで
きるので客観性がある。
【0023】また、フレッシュコンクリートが流動する
際、バリヤが抵抗となるので、従来のスランプフロー試
験を実施するための試験台に比べてフロー値が小さくな
る結果、試験台形状を従来のものより小径とすることが
できる。
際、バリヤが抵抗となるので、従来のスランプフロー試
験を実施するための試験台に比べてフロー値が小さくな
る結果、試験台形状を従来のものより小径とすることが
できる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例につき、添付
図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明に用い
られる試験台10を示しており、試験台10は、鋼製の
矩形状平板20に、同心円状に配設された4つのバリヤ
30を備えたものである。バリヤ30は、平板の中心か
ら15cmの位置に設けられた第1のバリヤ31と、該
第1のバリヤ31からさらに5cmづつのピッチで第2
ないし第4のバリヤ32,33,34からなっている。
図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明に用い
られる試験台10を示しており、試験台10は、鋼製の
矩形状平板20に、同心円状に配設された4つのバリヤ
30を備えたものである。バリヤ30は、平板の中心か
ら15cmの位置に設けられた第1のバリヤ31と、該
第1のバリヤ31からさらに5cmづつのピッチで第2
ないし第4のバリヤ32,33,34からなっている。
【0025】第1ないし第4のバリヤは、図2(a),
(b),(c)に示された断面形状となっている。図2
(a)は、第1ないし第4のバリヤ31A〜34Aが、
平板20の上面より所定間隔(例えば5mm)浮上した
状態で例えば10mmの高さをもった断面矩形状のもの
が直立配置された例を示している。また、図2(b)
は、第1ないし第4のバリヤ31B〜34Bが、平板2
0の上面に接して配置され、尖突状の山形に折れ曲がっ
た断面形状の例を示している(稜線までの高さは、例え
ば20mmである)。さらに、図2(c)は、平板20
より曲面状に凹んだ溝状となった例を示している。
(b),(c)に示された断面形状となっている。図2
(a)は、第1ないし第4のバリヤ31A〜34Aが、
平板20の上面より所定間隔(例えば5mm)浮上した
状態で例えば10mmの高さをもった断面矩形状のもの
が直立配置された例を示している。また、図2(b)
は、第1ないし第4のバリヤ31B〜34Bが、平板2
0の上面に接して配置され、尖突状の山形に折れ曲がっ
た断面形状の例を示している(稜線までの高さは、例え
ば20mmである)。さらに、図2(c)は、平板20
より曲面状に凹んだ溝状となった例を示している。
【0026】次に、上記試験台10を用いてフレッシュ
コンクリート、とりわけ高流動コンクリートの評価をす
る方法を説明する。
コンクリート、とりわけ高流動コンクリートの評価をす
る方法を説明する。
【0027】1)平板20の中心部に公知のスランプコ
ーン(図示しない)を設置し、該スランプコーンにフレ
ッシュコンクリートを打設する。この作業は、従来のス
ランプフロー試験の場合と同様になされる。すなわち、
まず、ほぼ等しい量の3層に分けた1層分のフレッシュ
コンクリートを打設し、突き棒でならした後、25回一
様に突く。その後、2層目のフレッシュコンクリートを
打設し、1層目のコンクリート天端位置まで達するよう
に突き棒で同様に突き、さらに、3層目のフレッシュコ
ンクリートを打設して2層目の天端位置まで達するよう
に突き棒で同様に突く。
ーン(図示しない)を設置し、該スランプコーンにフレ
ッシュコンクリートを打設する。この作業は、従来のス
ランプフロー試験の場合と同様になされる。すなわち、
まず、ほぼ等しい量の3層に分けた1層分のフレッシュ
コンクリートを打設し、突き棒でならした後、25回一
様に突く。その後、2層目のフレッシュコンクリートを
打設し、1層目のコンクリート天端位置まで達するよう
に突き棒で同様に突き、さらに、3層目のフレッシュコ
ンクリートを打設して2層目の天端位置まで達するよう
に突き棒で同様に突く。
【0028】2)スランプコーンに打設したコンクリー
トの上面をスランプコーンの上端に合わせてならした
後、直ちにスランプコーンを静かに鉛直方向に引き上げ
る。スランプコーンの引き上げにより、フレッシュコン
クリートは平板上を外側に向けて流動する。コンクリー
トが第1のバリヤ31に達すると、該バリヤ31の抵抗
を受けるが、コンクリートの粘性により骨材がバリヤ3
1を乗り越えることで、流動が継続される。試験台10
は4つのバリヤ31,32,33,34を備えているの
で、それぞれのバリヤにて同様の作用が繰り返され、最
終的にコンクリートの流動が停止される。なお、静置標
準時間として、例えば5分を設定することが望ましい。
トの上面をスランプコーンの上端に合わせてならした
後、直ちにスランプコーンを静かに鉛直方向に引き上げ
る。スランプコーンの引き上げにより、フレッシュコン
クリートは平板上を外側に向けて流動する。コンクリー
トが第1のバリヤ31に達すると、該バリヤ31の抵抗
を受けるが、コンクリートの粘性により骨材がバリヤ3
1を乗り越えることで、流動が継続される。試験台10
は4つのバリヤ31,32,33,34を備えているの
で、それぞれのバリヤにて同様の作用が繰り返され、最
終的にコンクリートの流動が停止される。なお、静置標
準時間として、例えば5分を設定することが望ましい。
【0029】3)コンクリートが第1のバリヤ31〜第
4のバリヤ34に達する時間を計測する。この数値によ
って、コンクリートの粘性を評価することができる。す
なわち、コンクリートがバリヤ30を超えて流動するに
は、前述したように、粘性が必要であり、材料が分離す
ることなくバリヤを超えて流動したということをもって
粘性の指標とすることができるのである。
4のバリヤ34に達する時間を計測する。この数値によ
って、コンクリートの粘性を評価することができる。す
なわち、コンクリートがバリヤ30を超えて流動するに
は、前述したように、粘性が必要であり、材料が分離す
ることなくバリヤを超えて流動したということをもって
粘性の指標とすることができるのである。
【0030】4)平板20上におけるコンクリートのス
ランプフロー値を計測するとともに、隣接するバリヤ間
のリング状領域に存在する粗骨材の量を係数する。スラ
ンプフロー値によりコンシステンシーを評価することが
できることは従来と同様であるし、各領域における粗骨
材の量によって骨材分布を評価することができるのであ
る。
ランプフロー値を計測するとともに、隣接するバリヤ間
のリング状領域に存在する粗骨材の量を係数する。スラ
ンプフロー値によりコンシステンシーを評価することが
できることは従来と同様であるし、各領域における粗骨
材の量によって骨材分布を評価することができるのであ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる一
つの試験方法を実施するだけで、フレッシュコンクリー
トの流動性、材料分離抵抗性、骨材分布の均質性を同時
に判断することができるので、従来のように、複数種類
の試験を実施する必要がなく手間と時間が削減される
し、熟練を要することもない。しかも、流動性、材料分
離抵抗性などはすべて数値として管理することができる
ので客観性がある。
つの試験方法を実施するだけで、フレッシュコンクリー
トの流動性、材料分離抵抗性、骨材分布の均質性を同時
に判断することができるので、従来のように、複数種類
の試験を実施する必要がなく手間と時間が削減される
し、熟練を要することもない。しかも、流動性、材料分
離抵抗性などはすべて数値として管理することができる
ので客観性がある。
【0032】また、フレッシュコンクリートが流動する
際、バリヤが抵抗となるので、従来のスランプフロー試
験を実施するための試験台に比べてフロー値が小さくな
る結果、試験台形状を従来のものより小径とすることが
できる。
際、バリヤが抵抗となるので、従来のスランプフロー試
験を実施するための試験台に比べてフロー値が小さくな
る結果、試験台形状を従来のものより小径とすることが
できる。
【図1】本発明を実施するのに用いられる試験台を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】(a)図1のII−II断面図を示す一実施例であ
る。 (b)他の実施例である。 (c)さらに他の実施例である。
る。 (b)他の実施例である。 (c)さらに他の実施例である。
10 試験台 20 平板 30 バリヤ 31 第1のバリヤ 32 第2のバリヤ 33 第3のバリヤ 34 第4のバリヤ
Claims (5)
- 【請求項1】 平板上に設置されたスランプコーン内に
フレッシュコンクリートを所定方法で打設した後、該ス
ランプコーンを引き上げることにより、前記平板上を流
動するフレッシュコンクリートの状況から該フレッシュ
コンクリートを評価する方法であって、 前記平板上には、フレッシュコンクリートが抵抗を受け
て流動するように、所定ピッチで前記スランプコーンと
同心円状に配設された1または複数のバリヤを備えたも
のであることを特徴とするフレッシュコンクリートの評
価方法。 - 【請求項2】 前記フレッシュコンクリートは、高流動
コンクリートであることを特徴とする請求項1に記載の
フレッシュコンクリートの評価方法。 - 【請求項3】 前記フレッシュコンクリートが各バリヤ
に到達する時間を計測することにより該フレッシュコン
クリートの粘性を評価することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のフレッシュコンクリートの評価方法。 - 【請求項4】 前記平板上におけるスランプフロー値に
よって、コンシステンシーを評価することを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載のフレッシュコンク
リートの評価方法。 - 【請求項5】 前記各バリヤ間のリング状領域に存在す
る粗骨材の量によって、骨材分布を評価することを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載のフレッシュ
コンクリートの評価方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08026844A JP3139363B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | フレッシュコンクリートの評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08026844A JP3139363B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | フレッシュコンクリートの評価方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218196A true JPH09218196A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3139363B2 JP3139363B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=12204591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08026844A Expired - Fee Related JP3139363B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | フレッシュコンクリートの評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3139363B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1107001A3 (de) * | 1999-12-02 | 2004-01-14 | Gerd H. Arnold | Ausbreittisch |
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1996
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