JPH09218211A - カンチレバー走査プローブ顕微鏡 - Google Patents
カンチレバー走査プローブ顕微鏡Info
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- JPH09218211A JPH09218211A JP5101996A JP5101996A JPH09218211A JP H09218211 A JPH09218211 A JP H09218211A JP 5101996 A JP5101996 A JP 5101996A JP 5101996 A JP5101996 A JP 5101996A JP H09218211 A JPH09218211 A JP H09218211A
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の分解能を維持しつつ比較的短時間で走
査することができるカンチレバー走査プローブ顕微鏡を
提供すること。 【解決手段】 複数のカンチレバー8を縦横に設け、こ
れらのカンチレバー8のそれぞれ揺動端の下面に尖端部
10を形成するとともに、カンチレバー8の揺動端側の
上面に前記尖端部10に対応するようにしてミラー11
を設け、前記尖端部側を試料1の検査対象面に当接させ
るように載置した状態で、前記ミラー11に対して、干
渉計に接続された一方の光ファイバ12から光を照射
し、そのときの反射光を前記干渉計に接続された他方の
光ファイバ13に入射させるようにした。
査することができるカンチレバー走査プローブ顕微鏡を
提供すること。 【解決手段】 複数のカンチレバー8を縦横に設け、こ
れらのカンチレバー8のそれぞれ揺動端の下面に尖端部
10を形成するとともに、カンチレバー8の揺動端側の
上面に前記尖端部10に対応するようにしてミラー11
を設け、前記尖端部側を試料1の検査対象面に当接させ
るように載置した状態で、前記ミラー11に対して、干
渉計に接続された一方の光ファイバ12から光を照射
し、そのときの反射光を前記干渉計に接続された他方の
光ファイバ13に入射させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体ウ
エハやその製作に用いるマスクなどの表面構造をきわめ
て微視的に検査するのに用いられるカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡に関する。
エハやその製作に用いるマスクなどの表面構造をきわめ
て微視的に検査するのに用いられるカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハなどの表面のように
比較的広い平坦な面のシャープさを、0.1μmといっ
た分解能で検査するのに、従来においては、カンチレバ
ーを用いたAFM(Atomic Force Mic
roscope;原子間力顕微鏡)が用いられている。
比較的広い平坦な面のシャープさを、0.1μmといっ
た分解能で検査するのに、従来においては、カンチレバ
ーを用いたAFM(Atomic Force Mic
roscope;原子間力顕微鏡)が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記A
FMによれば、カンチレバーが単一であるため、たった
1cm2 をスキャンするのに非常に多大の時間がかかる
といった問題があった。
FMによれば、カンチレバーが単一であるため、たった
1cm2 をスキャンするのに非常に多大の時間がかかる
といった問題があった。
【0004】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、所定の分解能を維持しつつ比較
的短時間で走査することができるカンチレバー走査プロ
ーブ顕微鏡を提供することである。
たもので、その目的は、所定の分解能を維持しつつ比較
的短時間で走査することができるカンチレバー走査プロ
ーブ顕微鏡を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1のカンチレバー走査プローブ顕微鏡
は、複数のカンチレバーを縦横に設け、これらのカンチ
レバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を形成するとと
もに、カンチレバーの揺動端側の上面に前記尖端部に対
応するようにしてミラーを設け、前記尖端部側を試料の
検査対象面に当接させるように載置した状態で、前記ミ
ラーに対して、干渉計に接続された一方の光ファイバか
ら光を照射し、そのときの反射光を前記干渉計に接続さ
れた他方の光ファイバに入射させるようにしている。
め、この発明の第1のカンチレバー走査プローブ顕微鏡
は、複数のカンチレバーを縦横に設け、これらのカンチ
レバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を形成するとと
もに、カンチレバーの揺動端側の上面に前記尖端部に対
応するようにしてミラーを設け、前記尖端部側を試料の
検査対象面に当接させるように載置した状態で、前記ミ
ラーに対して、干渉計に接続された一方の光ファイバか
ら光を照射し、そのときの反射光を前記干渉計に接続さ
れた他方の光ファイバに入射させるようにしている。
【0006】この発明の第2のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡は、複数のカンチレバーを一直線状に設け、こ
れらのカンチレバーの揺動端の下面に尖端部を形成する
とともに、カンチレバーの揺動端側の上面に前記尖端部
に対応するようにしてミラーを設け、前記尖端部に接す
るようにして試料の検査対象面を移動させながら、前記
ミラーに対して、干渉計に接続された一方の光ファイバ
から光を照射し、そのときの反射光を前記干渉計に接続
された他方の光ファイバに入射させるようにしている。
ブ顕微鏡は、複数のカンチレバーを一直線状に設け、こ
れらのカンチレバーの揺動端の下面に尖端部を形成する
とともに、カンチレバーの揺動端側の上面に前記尖端部
に対応するようにしてミラーを設け、前記尖端部に接す
るようにして試料の検査対象面を移動させながら、前記
ミラーに対して、干渉計に接続された一方の光ファイバ
から光を照射し、そのときの反射光を前記干渉計に接続
された他方の光ファイバに入射させるようにしている。
【0007】この発明の第3のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡は、複数のカンチレバーを縦横に設け、これら
のカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を形成
するとともに、上面に強誘電体を形成する一方、各カン
チレバーとの間にエアーギャップを介してMOSFET
と強誘電体層を設けている。
ブ顕微鏡は、複数のカンチレバーを縦横に設け、これら
のカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を形成
するとともに、上面に強誘電体を形成する一方、各カン
チレバーとの間にエアーギャップを介してMOSFET
と強誘電体層を設けている。
【0008】この発明の第4のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡は、複数のカンチレバーを一直線状に設け、こ
れらのカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を
形成するとともに、上面に強誘電体を形成する一方、各
カンチレバーとの間にエアーギャップを介してMOSF
ETと強誘電体層を設け、前記尖端部に接するようにし
て試料の検査対象面を移動させるようにしている。
ブ顕微鏡は、複数のカンチレバーを一直線状に設け、こ
れらのカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を
形成するとともに、上面に強誘電体を形成する一方、各
カンチレバーとの間にエアーギャップを介してMOSF
ETと強誘電体層を設け、前記尖端部に接するようにし
て試料の検査対象面を移動させるようにしている。
【0009】第1および第2のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡においては、干渉計に接続された一方の光ファ
イバを経たレーザ光は、カンチレバーの上面に設けられ
ているミラーに入射側の光として照射され、ミラーによ
って反射されて、他方の光ファイバに入光し、これを経
て反射側の光として干渉計に戻る。ここで、カンチレバ
ーが変位していれば、ミラーも変位しているから、入射
側のレーザ光と反射側のレーザ光との間には、ミラーの
変位(すなわち、カンチレバーの変位)による位相ずれ
が生じている。この位相のずれは、干渉計に設けられた
2個の光ダイオードによって検出することができ、この
検出結果に基づいて前記変位の大きさが得られる。
ブ顕微鏡においては、干渉計に接続された一方の光ファ
イバを経たレーザ光は、カンチレバーの上面に設けられ
ているミラーに入射側の光として照射され、ミラーによ
って反射されて、他方の光ファイバに入光し、これを経
て反射側の光として干渉計に戻る。ここで、カンチレバ
ーが変位していれば、ミラーも変位しているから、入射
側のレーザ光と反射側のレーザ光との間には、ミラーの
変位(すなわち、カンチレバーの変位)による位相ずれ
が生じている。この位相のずれは、干渉計に設けられた
2個の光ダイオードによって検出することができ、この
検出結果に基づいて前記変位の大きさが得られる。
【0010】そして、検査対象である試料の検査対象面
に異物が付着してなく、凹凸が全くない場合には、カン
チレバー(ミラー)の変位はないから、前記位相のずれ
は生じないが、前記検査対象面に異物が付着していた
り、凹凸が生じていると、カンチレバー(ミラー)に変
位が生じ、前記位相のずれが生ずる。この位相のずれ
は、干渉計に設けられた2個の光ダイオードによって検
出することができ、この検出結果に基づいて前記変位の
大きさが得られ、この変位量に基づいて検査対象面の状
態を微視的に把握することができる。
に異物が付着してなく、凹凸が全くない場合には、カン
チレバー(ミラー)の変位はないから、前記位相のずれ
は生じないが、前記検査対象面に異物が付着していた
り、凹凸が生じていると、カンチレバー(ミラー)に変
位が生じ、前記位相のずれが生ずる。この位相のずれ
は、干渉計に設けられた2個の光ダイオードによって検
出することができ、この検出結果に基づいて前記変位の
大きさが得られ、この変位量に基づいて検査対象面の状
態を微視的に把握することができる。
【0011】第3および第4のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡においては、前記ミラーとファイバとの組合せ
に代えて、MOSFETによって前記変位を検出するよ
うにしている。
ブ顕微鏡においては、前記ミラーとファイバとの組合せ
に代えて、MOSFETによって前記変位を検出するよ
うにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を図を参照しながら説明する。
を図を参照しながら説明する。
【0013】図1〜図3は、第1のカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡を示すもので、まず、図1において、1は
検査対象の試料で、例えば半導体ウエハである。2はこ
の試料1を水平に保持する試料ホルダで、ガイド3に沿
ってY−Y方向(紙面に垂直な方向)のいずれの方向に
も移動できるベース部材4上に適宜の間隔をおいて立設
され、前記Y−Y方向と直交するX−X方向に移動でき
る水平方向スキャナ5に支持されている。ベース部材4
は、モータ(図示してない)によって例えば0.1μm
以下の距離を低速度で動く。水平方向スキャナ5は、例
えば圧電スキャナよりなり、数10μm程度動く。
ローブ顕微鏡を示すもので、まず、図1において、1は
検査対象の試料で、例えば半導体ウエハである。2はこ
の試料1を水平に保持する試料ホルダで、ガイド3に沿
ってY−Y方向(紙面に垂直な方向)のいずれの方向に
も移動できるベース部材4上に適宜の間隔をおいて立設
され、前記Y−Y方向と直交するX−X方向に移動でき
る水平方向スキャナ5に支持されている。ベース部材4
は、モータ(図示してない)によって例えば0.1μm
以下の距離を低速度で動く。水平方向スキャナ5は、例
えば圧電スキャナよりなり、数10μm程度動く。
【0014】6は水平に保持された試料1の上面からシ
ャクトリムシモータ7によって保持され、これによって
試料1の表面(検査対象面)1aにソフトランディング
するように当接されるカンチレバー走査プローブ顕微鏡
で、カンチレバーアレー構造に構成されている。このカ
ンチレバーアレー6の構成を、図2および図3を参照し
ながら説明する。
ャクトリムシモータ7によって保持され、これによって
試料1の表面(検査対象面)1aにソフトランディング
するように当接されるカンチレバー走査プローブ顕微鏡
で、カンチレバーアレー構造に構成されている。このカ
ンチレバーアレー6の構成を、図2および図3を参照し
ながら説明する。
【0015】図2は、カンチレバーアレイ6の縦断面を
示すもので、例えば1列に1587のカンチレバー8を
有するものが16列配置され、総数25,392個のカ
ンチレバー8よりなる。一列の長さは7.96mmであ
る。一つのカンチレバー8は、図3に示すような形状を
呈し、その本体9の厚みが1μm、幅が20〜30μ
m、長さが200μmである。そして、カンチレバー本
体9は、その揺動端の下面には断面形状が逆正三角形状
の尖端部10が形成され、上面にはメタライズによるミ
ラー11が尖端部10に対応するようにして形成されて
いる。このようなカンチレバー8よりなるカンチレバー
アレイ6は、シリコンウエハをエッチングすることによ
り形成される。そして、このカンチレバーアレイ6によ
れば、5インチ平方の平坦な面をスキャンすることがで
きる。
示すもので、例えば1列に1587のカンチレバー8を
有するものが16列配置され、総数25,392個のカ
ンチレバー8よりなる。一列の長さは7.96mmであ
る。一つのカンチレバー8は、図3に示すような形状を
呈し、その本体9の厚みが1μm、幅が20〜30μ
m、長さが200μmである。そして、カンチレバー本
体9は、その揺動端の下面には断面形状が逆正三角形状
の尖端部10が形成され、上面にはメタライズによるミ
ラー11が尖端部10に対応するようにして形成されて
いる。このようなカンチレバー8よりなるカンチレバー
アレイ6は、シリコンウエハをエッチングすることによ
り形成される。そして、このカンチレバーアレイ6によ
れば、5インチ平方の平坦な面をスキャンすることがで
きる。
【0016】そして、各カンチレバー8には、そのミラ
ー11に対して、例えば波長830μmのレーザ光を照
射するための光ファイバとミラー11において反射した
光が入射する光ファイバとが設けられている。すなわ
ち、図3において、12,13はそれらの先端部をミラ
ー11に臨ませるように、互いに60°をなすようにし
て設けられる光ファイバで、カンチレバー8上面に例え
ば80μmの間隔をおいて設けられる保持ブロック14
に開設されたガイド孔14a,14bを挿通しており、
これらの光ファイバ12,13の他端側は、図示してな
い単一モードレーザ光干渉計に接続されている。
ー11に対して、例えば波長830μmのレーザ光を照
射するための光ファイバとミラー11において反射した
光が入射する光ファイバとが設けられている。すなわ
ち、図3において、12,13はそれらの先端部をミラ
ー11に臨ませるように、互いに60°をなすようにし
て設けられる光ファイバで、カンチレバー8上面に例え
ば80μmの間隔をおいて設けられる保持ブロック14
に開設されたガイド孔14a,14bを挿通しており、
これらの光ファイバ12,13の他端側は、図示してな
い単一モードレーザ光干渉計に接続されている。
【0017】上記構成の第1のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡においては、カンチレバーアレイ6は、シャク
トリムシモータ7によって、試料1の表面に柔らかく押
し付けられ、その状態で固定される。そして、試料1が
水平方向スキャナ5によって±40μmの大きさでX−
X方向にスキャンされるともに、ベース部材4によって
0.1μmの速度でY−Y方向に移動する。今、前記ス
キャニング周波数が330Hzであると、7.96mm
幅をスキャンするには、4分〔=(7.96/1×10
-4)/333〕必要であり、Y−Y方向の速度は2mm
/分(=33.3μm/sec)である。
ブ顕微鏡においては、カンチレバーアレイ6は、シャク
トリムシモータ7によって、試料1の表面に柔らかく押
し付けられ、その状態で固定される。そして、試料1が
水平方向スキャナ5によって±40μmの大きさでX−
X方向にスキャンされるともに、ベース部材4によって
0.1μmの速度でY−Y方向に移動する。今、前記ス
キャニング周波数が330Hzであると、7.96mm
幅をスキャンするには、4分〔=(7.96/1×10
-4)/333〕必要であり、Y−Y方向の速度は2mm
/分(=33.3μm/sec)である。
【0018】そして、スキャニングとともに、干渉計か
らレーザ光を発する。すなわち、一方の光ファイバ12
を経たレーザ光は、カンチレバー8の上面に設けられて
いるミラー11に入射側の光LA として照射され、ミラ
ー11によって反射されて、他方の光ファイバ13に入
光し、これを経て反射側の光B として干渉計に戻る。こ
こで、試料1の表面に異物の付着などにより凹凸が生じ
ていれば、前記入射側の光LA と反射側の光B に位相の
ずれが生じ、その大きさによって試料1表面の凹凸が検
出できる。
らレーザ光を発する。すなわち、一方の光ファイバ12
を経たレーザ光は、カンチレバー8の上面に設けられて
いるミラー11に入射側の光LA として照射され、ミラ
ー11によって反射されて、他方の光ファイバ13に入
光し、これを経て反射側の光B として干渉計に戻る。こ
こで、試料1の表面に異物の付着などにより凹凸が生じ
ていれば、前記入射側の光LA と反射側の光B に位相の
ずれが生じ、その大きさによって試料1表面の凹凸が検
出できる。
【0019】このように、上記第1のカンチレバー走査
プローブ顕微鏡は、μmまたはサブμmサイズにおける
光学干渉により、試料1の表面を所定の分解能を維持し
つつ比較的短時間で走査することができる。
プローブ顕微鏡は、μmまたはサブμmサイズにおける
光学干渉により、試料1の表面を所定の分解能を維持し
つつ比較的短時間で走査することができる。
【0020】上記図1〜図3に示した第1のカンチレバ
ー走査プローブ顕微鏡においては、カンチレバー8を縦
横に複数設けたものであったが、図4および図5に示す
第2のカンチレバー走査プローブ顕微鏡のように、カン
チレバー8を一直線状に複数設け、試料1をX方向とこ
れに直交するY方向に移動させることにより、試料1の
表面を検査するようにしてもよい。
ー走査プローブ顕微鏡においては、カンチレバー8を縦
横に複数設けたものであったが、図4および図5に示す
第2のカンチレバー走査プローブ顕微鏡のように、カン
チレバー8を一直線状に複数設け、試料1をX方向とこ
れに直交するY方向に移動させることにより、試料1の
表面を検査するようにしてもよい。
【0021】すなわち、図4および図5において、21
はハウジングで、その下部には、複数のカンチレバー8
を一直線状に配置したカンチレバーアレイ22が設けら
れている。このカンチレバーアレイ22を構成するに際
し、カンチレバー8は、試料1の横寸法a,縦寸法bを
それぞれ一挙に走査できるだけ数だけ並設されている。
23は試料1を載置する試料保持台で、図示してない回
転・停止機構によって、両矢印24で示すように、90
°回転することができる。そして、この試料保持台23
は、ガイド25に沿って矢印26方向に直線移動する移
動ベース27に固定されている。なお、28は複数の光
ファイバ12,13を束ねてなる光ファイバ束である。
はハウジングで、その下部には、複数のカンチレバー8
を一直線状に配置したカンチレバーアレイ22が設けら
れている。このカンチレバーアレイ22を構成するに際
し、カンチレバー8は、試料1の横寸法a,縦寸法bを
それぞれ一挙に走査できるだけ数だけ並設されている。
23は試料1を載置する試料保持台で、図示してない回
転・停止機構によって、両矢印24で示すように、90
°回転することができる。そして、この試料保持台23
は、ガイド25に沿って矢印26方向に直線移動する移
動ベース27に固定されている。なお、28は複数の光
ファイバ12,13を束ねてなる光ファイバ束である。
【0022】上記構成の第2のカンチレバー走査プロー
ブ顕微鏡においては、まず、図5に示すように、試料1
を試料保持台23上にセットし、移動ベース27を矢印
26方向に移動させることにより、例えばX方向の走査
を行うことができる。次いで、試料保持台23を90°
回転させて移動ベース27を矢印26方向に移動させる
ことにより、Y方向の走査を行うことができる。
ブ顕微鏡においては、まず、図5に示すように、試料1
を試料保持台23上にセットし、移動ベース27を矢印
26方向に移動させることにより、例えばX方向の走査
を行うことができる。次いで、試料保持台23を90°
回転させて移動ベース27を矢印26方向に移動させる
ことにより、Y方向の走査を行うことができる。
【0023】この第2のカンチレバー走査プローブ顕微
鏡においても、前記第1のカンチレバー走査プローブ顕
微鏡と同様の作用効果を奏することはいうまでもない。
さらに、これに加えて、この第2のカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡においては、カンチレバーアレイ22を構
成するカンチレバー8の数が少なくて済み、それだけ、
構成が簡素化されるといった効果がある。
鏡においても、前記第1のカンチレバー走査プローブ顕
微鏡と同様の作用効果を奏することはいうまでもない。
さらに、これに加えて、この第2のカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡においては、カンチレバーアレイ22を構
成するカンチレバー8の数が少なくて済み、それだけ、
構成が簡素化されるといった効果がある。
【0024】上記第1および第2のカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡は、いずれもカンチレバーと光ファイバと
を組み合わせ、カンチレバー8の変位を光学的な手法で
検出するようにしていたが、電気的な手法で検出するよ
うにしてもよい。
ローブ顕微鏡は、いずれもカンチレバーと光ファイバと
を組み合わせ、カンチレバー8の変位を光学的な手法で
検出するようにしていたが、電気的な手法で検出するよ
うにしてもよい。
【0025】すなわち、図6〜図8は、この発明の第3
のカンチレバー走査プローブ顕微鏡を示すもので、この
実施例におけるカンチレバーアレイ31は、図6に示す
ように、カンチレバー32を縦横に複数個、例えば横に
12個、縦に120個というように設けている。このカ
ンチレバー32の構成を、図7および図8を参照しなが
ら説明する。
のカンチレバー走査プローブ顕微鏡を示すもので、この
実施例におけるカンチレバーアレイ31は、図6に示す
ように、カンチレバー32を縦横に複数個、例えば横に
12個、縦に120個というように設けている。このカ
ンチレバー32の構成を、図7および図8を参照しなが
ら説明する。
【0026】図7および図8において、33は適宜厚さ
のシリコン板で、その下側の面に凹部34が形成されて
いる。カンチレバー32はこの凹部34を覆い、シリコ
ン板33の下面との間に空間ができるように設けられて
いる。そして、カンチレバー32の揺動端の下面には断
面形状が逆正三角形状の尖端部35が形成され、カンチ
レバー32のシリコン板33側の面は、メタライズによ
るメタルゲート36が形成されている。
のシリコン板で、その下側の面に凹部34が形成されて
いる。カンチレバー32はこの凹部34を覆い、シリコ
ン板33の下面との間に空間ができるように設けられて
いる。そして、カンチレバー32の揺動端の下面には断
面形状が逆正三角形状の尖端部35が形成され、カンチ
レバー32のシリコン板33側の面は、メタライズによ
るメタルゲート36が形成されている。
【0027】そして、シリコン板33の下面には、MO
SFET37および強誘電体層38が設けられている。
39,40はそれぞれソース、ドレインで、これらの表
面を覆うようにしてSiO2 膜よりなる絶縁層41が形
成されている。そして、この絶縁層41の表面に例えば
エレクトレットよりなる強誘電体層38が設けられてい
る。
SFET37および強誘電体層38が設けられている。
39,40はそれぞれソース、ドレインで、これらの表
面を覆うようにしてSiO2 膜よりなる絶縁層41が形
成されている。そして、この絶縁層41の表面に例えば
エレクトレットよりなる強誘電体層38が設けられてい
る。
【0028】試料1表面上の異物や凹凸によるカンチレ
バー32の変位は、メタルゲート36とエレクトレット
38との間に形成されるエアーギャップ42の変化に基
づいて測定される。すなわち、このエアーギャップ42
の厚み(メタルゲート36とエレクトレット38との間
の距離)が変化すると、ドレイン電流が変化する。した
がって、このドレイン電流の大きさに基づいてカンチレ
バー32の変位量が測定され、試料1表面上の状態を検
査することができる。
バー32の変位は、メタルゲート36とエレクトレット
38との間に形成されるエアーギャップ42の変化に基
づいて測定される。すなわち、このエアーギャップ42
の厚み(メタルゲート36とエレクトレット38との間
の距離)が変化すると、ドレイン電流が変化する。した
がって、このドレイン電流の大きさに基づいてカンチレ
バー32の変位量が測定され、試料1表面上の状態を検
査することができる。
【0029】このように構成されたカンチレバーアレイ
31は、図1〜図3に示した実施例と同様に、X方向、
Y方向にスキャンされる。
31は、図1〜図3に示した実施例と同様に、X方向、
Y方向にスキャンされる。
【0030】この第3のカンチレバー走査プローブ顕微
鏡においても、前記第1のカンチレバー走査プローブ顕
微鏡と同様の作用効果を奏することはいうまでもない。
さらに、これに加えて、この第3のカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡においては、光ファイバを用いるものでは
なく、それに伴う部材が不要になり、構成がより簡素化
される。
鏡においても、前記第1のカンチレバー走査プローブ顕
微鏡と同様の作用効果を奏することはいうまでもない。
さらに、これに加えて、この第3のカンチレバー走査プ
ローブ顕微鏡においては、光ファイバを用いるものでは
なく、それに伴う部材が不要になり、構成がより簡素化
される。
【0031】そして、図示は省略するが、前記カンチレ
バー32を一直線状に複数設け、試料1をX方向とこれ
に直交するY方向に移動させることにより、試料1の表
面を検査するようにしてもよい。このようにした場合、
さらに構成が簡略化される。
バー32を一直線状に複数設け、試料1をX方向とこれ
に直交するY方向に移動させることにより、試料1の表
面を検査するようにしてもよい。このようにした場合、
さらに構成が簡略化される。
【0032】
【発明の効果】この発明のカンチレバー走査プローブ顕
微鏡によれば、半導体ウエハの表面など平坦な面を従来
に比べて能率よくしかも高分解能で検査することができ
る。
微鏡によれば、半導体ウエハの表面など平坦な面を従来
に比べて能率よくしかも高分解能で検査することができ
る。
【図1】第1のカンチレバー走査プローブ顕微鏡を概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図2】前記カンチレバー走査プローブ顕微鏡において
用いるカンチレバーアレイの一例を示す縦断面図であ
る。
用いるカンチレバーアレイの一例を示す縦断面図であ
る。
【図3】前記カンチレバーアレイを構成するカンチレバ
ーの一例を示す図である。
ーの一例を示す図である。
【図4】第2のカンチレバー走査プローブ顕微鏡を概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図5】前記カンチレバー走査プローブ顕微鏡の動作説
明図である。
明図である。
【図6】第3のカンチレバー走査プローブ顕微鏡を概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図7】前記カンチレバー走査プローブ顕微鏡の要部を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図8】前記カンチレバーアレイを構成するカンチレバ
ーの一例を示す縦断面図である。
ーの一例を示す縦断面図である。
6…カンチレバーアレイ、8…カンチレバー、10…尖
端部、11…ミラー、12,13…光ファイバ、31…
カンチレバーアレイ、32…カンチレバー、35…尖端
部、37…MOSFET、38…強誘電体層、42…エ
アーギャップ。
端部、11…ミラー、12,13…光ファイバ、31…
カンチレバーアレイ、32…カンチレバー、35…尖端
部、37…MOSFET、38…強誘電体層、42…エ
アーギャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 勝彦 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のカンチレバーを縦横に設け、これ
らのカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を形
成するとともに、カンチレバーの揺動端側の上面に前記
尖端部に対応するようにしてミラーを設け、前記尖端部
側を試料の検査対象面に当接させるように載置した状態
で、前記ミラーに対して、干渉計に接続された一方の光
ファイバから光を照射し、そのときの反射光を前記干渉
計に接続された他方の光ファイバに入射させるようにし
たことを特徴とするカンチレバー走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項2】 複数のカンチレバーを一直線状に設け、
これらのカンチレバーの揺動端の下面に尖端部を形成す
るとともに、カンチレバーの揺動端側の上面に前記尖端
部に対応するようにしてミラーを設け、前記尖端部に接
するようにして試料の検査対象面を移動させながら、前
記ミラーに対して、干渉計に接続された一方の光ファイ
バから光を照射し、そのときの反射光を前記干渉計に接
続された他方の光ファイバに入射させるようにしたこと
を特徴とするカンチレバー走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項3】 複数のカンチレバーを縦横に設け、これ
らのカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部を形
成するとともに、上面に強誘電体を形成する一方、各カ
ンチレバーとの間にエアーギャップを介してMOSFE
Tと強誘電体層を設けたことを特徴とするカンチレバー
走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項4】 複数のカンチレバーを一直線状に設け、
これらのカンチレバーのそれぞれ揺動端の下面に尖端部
を形成するとともに、上面に強誘電体を形成する一方、
各カンチレバーとの間にエアーギャップを介してMOS
FETと強誘電体層を設け、前記尖端部に接するように
して試料の検査対象面を移動させるようにしたことを特
徴とするカンチレバー走査プローブ顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5101996A JPH09218211A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | カンチレバー走査プローブ顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5101996A JPH09218211A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | カンチレバー走査プローブ顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218211A true JPH09218211A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12875092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5101996A Pending JPH09218211A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | カンチレバー走査プローブ顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09218211A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1411341A4 (en) * | 2001-06-19 | 2005-07-27 | Japan Science & Tech Corp | CANTILEVER ARRAY, ARRAY MANUFACTURING METHOD AND RASTER TERMINAL MICROSCOPE, SLIDING DEVICE FOR A GUIDANCE AND ROTATION MECHANISM, SENSOR, HOMODYN LASER INTERFEROMETER AND LASER DOPPLER INTERFEROMETER WITH LIGHT EXPLORATION FUNCTION USING THE ARRAY AND CANTILEVER |
| JP2011107157A (ja) * | 2001-08-27 | 2011-06-02 | Nanonics Imaging Ltd | 遠方領域の光学顕微鏡の透明インタフェイスを備えた複数プレートのチップまたはサンプルをスキャンする再現可能なスキャンプローブ顕微鏡 |
| JP2020512563A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-04-23 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 走査型プローブ顕微鏡のための装置および方法 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP5101996A patent/JPH09218211A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1411341A4 (en) * | 2001-06-19 | 2005-07-27 | Japan Science & Tech Corp | CANTILEVER ARRAY, ARRAY MANUFACTURING METHOD AND RASTER TERMINAL MICROSCOPE, SLIDING DEVICE FOR A GUIDANCE AND ROTATION MECHANISM, SENSOR, HOMODYN LASER INTERFEROMETER AND LASER DOPPLER INTERFEROMETER WITH LIGHT EXPLORATION FUNCTION USING THE ARRAY AND CANTILEVER |
| EP1775568A3 (en) * | 2001-06-19 | 2007-08-29 | Japan Science and Technology Agency | Cantilever array, method of manufacturing the array, and scanning probe microscope, sliding device of guide and rotating mechanism, sensor, homodyne laser interferometer, and laser Doppler interferometer with specimen light excitation function, using the array and cantilever |
| JP2011107157A (ja) * | 2001-08-27 | 2011-06-02 | Nanonics Imaging Ltd | 遠方領域の光学顕微鏡の透明インタフェイスを備えた複数プレートのチップまたはサンプルをスキャンする再現可能なスキャンプローブ顕微鏡 |
| JP2020512563A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-04-23 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 走査型プローブ顕微鏡のための装置および方法 |
| US11237185B2 (en) | 2017-03-31 | 2022-02-01 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Apparatus and method for a scanning probe microscope |
| US11796563B2 (en) | 2017-03-31 | 2023-10-24 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Apparatus and method for a scanning probe microscope |
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